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JP5780659B2 - 3次元形状測定装置 - Google Patents

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Description

この発明は、3次元形状測定装置に関し、特に、検査対象部位の高さ情報を取得可能な3次元形状測定装置に関する。
従来、検査対象部位の高さ情報を取得可能な3次元形状測定装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、光源と、光源から照射された光を反射させ、検査対象部位の高さ情報を取得可能な縞パターン光を検査対象部位に照射するように構成されたDMD(デジタルミラーデバイス)とを含む縞パターン投影部を備えた3次元形状計測装置が開示されている。また、この3次元形状計測装置は、縞パターン投影部から照射された縞パターン光により検査対象部位を撮像する撮像部を備えている。このDMDは、複数のミラーが配列され、光源から照射された光を反射させることにより、縞パターン光を検査対象部位に照射するように構成されている。また、DMDは、縞パターン投影部から照射される縞パターン光の進行方向に略垂直になるように配置されていると考えられる。なお、このDMDの複数のミラーの配置状態の詳細は不明である。
また、従来より、格子状(碁盤目状)に複数のミラーを配置した矩形状の外形を有するDMD(以下、格子状のDMD)が知られている。格子状のDMDの複数のミラーは、それぞれ、略矩形形状に形成され、略矩形の対角線に対応する位置にミラーを揺動させるための揺動軸を有している。これらの揺動軸は、互いに略平行で、かつ、DMDの辺(縁辺)に対して略45度傾斜されている。また、光源とDMDとは、光源から照射される光の進行方向と複数のミラーのそれぞれの揺動軸とが略直交するように配置されている。このため、格子状のDMDを用いた3次元形状計測装置では、光源は、平面視において、矩形状の外形を有するDMDの角部に対して斜め方向に所定の間隔を隔てた位置に配置される必要がある。
特開2009−204343号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の3次元形状計測装置に従来の格子状(碁盤目状)のDMDを適用した場合には、上述したように、平面視で、矩形状の外形を有するDMDに対して斜め方向に所定の間隔を隔てた位置に光源を配置する必要があるので、平面視で光源が矩形状の外形を有するDMDの設置幅からはみ出して配置されることになり、その結果、光源とDMDとを含む縞パターン投影部(光源ユニット)の外形が大型化してしまうという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、光源とデジタルミラーデバイスとを含む光源ユニットの外形が大型化してしまうのを抑制することが可能な3次元形状測定装置を提供することである。
この発明の一の局面による3次元形状測定装置は、光源と、光源から照射された光を反射させることにより、検査対象部位の高さ情報を取得可能な明部と暗部とを交互に含む縞パターン光を検査対象部位に照射するデジタルミラーデバイスと、デジタルミラーデバイスにより縞パターン光が照射された検査対象部位を撮像する撮像部とを備え、デジタルミラーデバイスは、平面視で、矩形状の外形を有するとともに、複数のミラーを含み、複数のミラーは、それぞれ、略矩形形状に形成されるとともに、略矩形の対角線に対応する位置に揺動軸を有し、複数の揺動軸は、互いに略平行で、かつ、デジタルミラーデバイスの光源に対向する辺に略平行になるように構成され、デジタルミラーデバイスは、複数のミラーが調整されることによりデジタルミラーデバイスの光源に対向する辺に対して略45度傾斜した明部と暗部とを交互に含む縞パターン光を照射するように構成されている
この発明の一の局面による3次元形状測定装置では、上記のように、ダイヤモンド配列に配置された複数のミラーを含むデジタルミラーデバイスを3次元計測装置に設けることによって、デジタルミラーデバイスの辺(縁辺)に平行な複数のミラーの揺動軸を有するダイヤモンド配列のデジタルミラーデバイスに対して光源を配置する際に、平面視で、矩形状の外形を有するデジタルミラーデバイスの設置幅の範囲内に光源を設けた場合でも、光源から照射される光の進行方向と複数のミラーのそれぞれの揺動軸とを略直交させることができる。これにより、光源から照射された光をデジタルミラーデバイスにより反射させて明部と暗部とを交互に含む縞パターン光を検査対象部位に投影することができる。その結果、格子状のデジタルミラーデバイスを用いた場合に、平面視で、矩形状の外形を有するデジタルミラーデバイスの角部に対して斜め方向に所定の間隔を隔てた位置に光源を配置する場合とは異なり、光源とデジタルミラーデバイスとを含む光源ユニットの設置幅が大きくなるのを抑制することができる。したがって、光源とデジタルミラーデバイスを含む光源ユニットの外形が大型化してしまうのを抑制することができる。また、デジタルミラーデバイスに対して略45度以外の角度(たとえば、90度傾斜)傾斜した縞パターン光を照射する場合とは異なり、明部と暗部とを交互に含む縞パターン光のエッジを略直線状にすることができるので、精度がよい縞パターン光を発生させることができる。その結果、3次元形状測定装置の計測精度を向上させることができる。
上記一の局面による3次元形状測定装置において、好ましくは、デジタルミラーデバイスは、複数のミラーの反射面に略垂直な法線周りに回転可能に構成され、デジタルミラーデバイスおよび光源は、法線周りに、略45度回転可能に構成されている。このように構成すれば、検査対象部位を側面から見た場合の高さ方向における縞パターン光の隣接する明部(暗部)のピッチ(間隔)を小さくすることができるので、3次元形状測定の分解能(計測精度)を向上させることができる。
この場合、好ましくは、投影レンズをさらに備え、デジタルミラーデバイスおよび光源は、法線周りに回転可能で、かつ、投影レンズとは独立して回転するように構成されている。このように構成すれば、デジタルミラーデバイスおよび光源の位置関係を維持しながら投影レンズに対してデジタルミラーデバイスのミラーの法線周り(投影レンズの中心線周り)に回転することができるので、検査対象部位を側面から見た場合の高さ方向における縞パターン光の隣接する明部(暗部)のピッチ(間隔)を小さくする場合に、デジタルミラーデバイスと、投影レンズと、投影領域との位置関係を維持した状態でデジタルミラーデバイスおよび光源をデジタルミラーデバイスのミラーの法線周りに回転させることができる。これにより、近距離と遠距離とでピントを合わせることができるシャインプルーフ条件を維持することができる。その結果、デジタルミラーデバイスおよび光源を回転させても、光学系を調整する必要をなくすことができる。
上記第一の局面による3次元形状測定装置において、好ましくは、光源およびデジタルミラーデバイスを含み、所定の投影領域に縞パターン光を照射するプロジェクタが設けられており、光源およびデジタルミラーデバイスは、光源から照射される光の進行方向とミラーの揺動軸とが略直交するように配置されている。このように構成すれば、デジタルミラーデバイスを揺動させる揺動軸が矩形状の外形を有するデジタルミラーデバイスの辺(縁辺)に平行なダイヤモンド配列のデジタルミラーデバイスを設けた構成により、光源から照射される光の進行方向と複数のミラーのそれぞれの揺動軸とを略直交させることができるので、容易に、光源から照射された光をデジタルミラーデバイスにより反射させて縞パターン光を検査対象部位に投影することができる。
この場合、好ましくは、プロジェクタは、投影レンズを有し、プロジェクタは、上方から見て、撮像部を取り囲むように複数配置され、複数のプロジェクタの各々は、投影領域が撮像部の撮像領域を含むように、少なくとも、投影レンズの投影倍率、または、投影レンズの光軸が設定されるように構成されている。このように構成すれば、複数のプロジェクタを配置した場合でも、複数のプロジェクタのそれぞれから照射された縞パターン光に対応する画像をもれなく(とりこぼしなく)取得することができる。
上記所定の投影領域に縞パターン光を照射するプロジェクタが設けられる構成において、好ましくは、プロジェクタは、投影レンズを有し、プロジェクタは、デジタルミラーデバイスの平面視における中心と投影レンズの光軸とがずらされるように、デジタルミラーデバイスと投影レンズとが、互いに相対的に平行移動可能なように構成されている。このように構成すれば、プロジェクタの投影領域と撮像部の撮像領域とがずれている場合でも、デジタルミラーデバイスと投影レンズとの相対的な位置を変更することにより、プロジェクタの投影領域に撮像部の撮像領域を含ませることができるので、プロジェクタから照射された縞パターン光に対応する画像を容易にもれなく(とりこぼしなく)取得することができる。
上記所定の投影領域に縞パターン光を照射するプロジェクタが設けられる構成において、好ましくは、撮像部は、略矩形形状の撮像領域において検査対象部位を撮像可能なように構成され、プロジェクタは、上方から見て、撮像部を取り囲むように複数配置され、複数のプロジェクタのうち撮像領域の辺に対して所定の角度傾斜する位置に配置されるプロジェクタのデジタルミラーデバイスおよび光源は、複数のミラーの反射面に略垂直な法線周りに、プロジェクタが配置される所定の角度傾斜した位置に対応する角度回転されて配置されている。このように構成すれば、投影レンズの投影倍率を上げることなくプロジェクタの投影領域に撮像部の撮像領域を含ませることができるので、投影領域に投影される縞パターン光の解像度が低下するのを抑制することができる。また、投影レンズの投影倍率を上げることなくプロジェクタの投影領域に撮像部の撮像領域を含ませることができるので、投影領域に投影される縞パターン光の輝度が低下するのを抑制することができる。
上記撮像部が略矩形形状の撮像領域において検査対象部位を撮像可能な構成において、好ましくは、撮像部は、略長方形形状の撮像領域において検査対象部位を撮像可能なように構成され、プロジェクタの配置位置が撮像領域の短辺に対向する位置である場合には、デジタルミラーデバイスおよび光源は、撮像領域の長辺に対向する位置に配置されたプロジェクタのデジタルミラーデバイスおよび光源に対して、複数のミラーの反射面に略垂直な法線周りに略90度回転されて配置され、プロジェクタの配置位置が撮像領域の長辺に対して略45度傾斜した位置である場合には、デジタルミラーデバイスおよび光源は、撮像領域の長辺に対向する位置に配置されたプロジェクタのデジタルミラーデバイスおよび光源に対して、複数のミラーの反射面に略垂直な法線周りに略45度回転されて配置されている。このように構成すれば、所定位置のデジタルミラーデバイスおよび光源を、撮像領域の長辺に対向する位置に配置されたプロジェクタのデジタルミラーデバイスおよび光源に対して、複数のミラーの反射面に略垂直な法線周りに所定角度(たとえば、略45度または略90度)回転させることにより、容易に、投影レンズの投影倍率を上げることなくプロジェクタの投影領域に撮像部の撮像領域を含ませることができる。
上記所定の投影領域に縞パターン光を照射するプロジェクタが設けられる構成において、好ましくは、デジタルミラーデバイスは、プロジェクタに近い側よりも遠い側で強度が強くなるように縞パターン光を検査対象部位に照射するように構成されている。このように構成すれば、投影領域に照射された縞パターン光の明るさがプロジェクタに近い側よりも遠い側で低下するのを抑制することができるので、投影領域における縞パターン光の明るさを均一化することができる。
上記第一の局面による3次元形状測定装置において、好ましくは、デジタルミラーデバイスは、撮像部の撮像領域よりも外側の領域では、縞パターン光を照射しないことにより黒色表示を行うように構成されている。このように構成すれば、投影領域から投影された縞パターン光が撮像領域の周辺で乱反射するのを抑制することができるので、3次元形状測定装置の計測精度を向上させることができる。
上記デジタルミラーデバイスが複数のミラーの反射面に略垂直な法線周りに回転可能な構成において、好ましくは、撮像部は、撮像領域の位置を変更可能に構成され、デジタルミラーデバイスは、位置を変更可能な撮像領域が投影領域に含まれるように法線周りに回転可能に構成されている。このように構成すれば、撮像部の撮像領域の位置を変更した場合でもデジタルミラーデバイスを回転させる簡易な操作により、位置を変更可能な撮像領域を投影領域に含ませることができるので、縞パターン光に対応する画像を容易にもれなく(とりこぼしなく)取得することができる。
本発明によれば、上記のように、光源とデジタルミラーデバイスとを含む光源ユニットの外形が大型化してしまうのを抑制することができる。
本発明の一実施形態による外観検査装置を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による外観検査装置のプロジェクタの配置状態を示す図である。 本発明の一実施形態による外観検査装置のプロジェクタを説明するための図である。 本発明の一実施形態による外観検査装置のプロジェクタをDMDの法線方向から見た模式図である。 本発明の一実施形態による外観検査装置のDMDを示す図である。 本発明の一実施形態による外観検査装置のDMDを拡大した図である。 本発明の一実施形態による外観検査装置のDMDを回転させた状態を説明するための図である。 本発明の一実施形態による外観検査装置のDMDを回転させない状態を示した図である。 本発明の一実施形態による外観検査装置のDMDを略90度回転させた状態を示した図である。 本発明の一実施形態による外観検査装置のDMDを略45度回転させた状態を示した図である。 本発明の一実施形態による外観検査装置のA1の位置に配置したプロジェクタを示した図である。 本発明の一実施形態による外観検査装置のB1の位置に配置したプロジェクタを示した図である。 本発明の一実施形態による外観検査装置のC1の位置に配置したプロジェクタを示した図である。 本発明の一実施形態による外観検査装置の非回転状態によるDMDの縞パターン光を照射した検査対象部位を示した図である。 本発明の一実施形態による外観検査装置の回転状態によるDMDの縞パターン光を照射した検査対象部位を示した図である。 本発明の一実施形態による外観検査装置のDMDにより反射された縞パターン光の強度を示した図である。 本発明の一実施形態による外観検査装置の投影領域に投影される縞パターン光の強度を示した図である。 本発明の一実施形態による外観検査装置の撮像領域の周囲に縞パターン光を投影しない状態を示した図である。 本発明の一実施形態による外観検査装置の外観検査処理を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1〜図18を参照して、本発明の一実施形態による外観検査装置100の構造について説明する。なお、外観検査装置100は、本発明の「3次元形状測定装置」の一例である。
図1に示すように、本実施形態による外観検査装置100は、基板製造プロセスにおける製造中または製造後のプリント基板(以下、「基板」という)110を検査対象部位として撮像し、基板110および基板110上の電子部品(図示せず)に対する各種検査を行う装置である。外観検査装置100は、電子部品を基板110に実装して回路基板を製造するための基板製造ラインの一部を構成している。なお、基板110は、本発明の「検査対象部位」の一例である。
基板製造プロセスの概要としては、まず、配線パターンが形成された基板110上に、ハンダ印刷装置(図示せず)によって所定のパターンでハンダ(ハンダペースト)の印刷(塗布)が行われる(ハンダ印刷工程)。続いて、ハンダ印刷後の基板110に、表面実装機(図示せず)によって電子部品が搭載(実装)される(実装工程)ことにより、電子部品の端子部がハンダ上に配置される。その後、実装済み基板110がリフロー炉(図示せず)に搬送されてハンダの溶融および硬化(冷却)が行われる(リフロー工程)ことにより、電子部品の端子部が基板110の配線に対して半田接合される。これにより、電子部品が配線に対して電気的に接続された状態で基板110上に固定され、基板製造が完了する。
外観検査装置100は、たとえば、ハンダ印刷工程後の基板上のハンダの印刷状態の検査や、実装工程後における電子部品の実装状態の検査、または、リフロー工程後における電子部品の実装状態の検査などに用いられる。したがって、外観検査装置100は、基板製造ラインにおいて1または複数設けられる。ハンダの印刷状態としては、設計上の印刷位置に対する印刷位置ずれ、ハンダの形状、体積および高さ(塗布量)、ブリッジ(短絡)の有無などの検査が行われる。電子部品の実装状態としては、電子部品の種類および向き(極性)が適正か否か、電子部品の設計上の実装位置に対する位置ずれの量が許容範囲内か、端子部の半田接合状態が正常か否かなどの検査が行われる。また、各工程間での共通の検査内容として、ゴミやその他の付着物などの異物の検出も行われる。
図1に示すように、外観検査装置100は、基板110を搬送するための基板搬送コンベア10と、基板搬送コンベア10の上方をXY方向(水平方向)およびZ方向(上下方向)に移動可能なヘッド移動機構20と、ヘッド移動機構20によって保持された撮像ヘッド部30と、外観検査装置100の制御を行う制御装置40とを備えている。以下、外観検査装置100の具体的な構造を説明する。
基板搬送コンベア10は、基板110をX方向に搬送するとともに、所定の検査位置で基板110を停止させて保持することが可能なように構成されている。また、基板搬送コンベア10は、検査が終了した基板110を所定の検査位置からX方向に搬送して、外観検査装置100から基板110を搬出することが可能なように構成されている。
また、ヘッド移動機構20は、基板搬送コンベア10の上方(矢印Z1方向)に設けられ、たとえばボールネジ軸とサーボモータとを用いた直交3軸(XYZ軸)ロボットにより構成されている。直交3軸ロボットの構成自体は公知であるので、詳細な説明は省略する。ヘッド移動機構20は、これらのX軸、Y軸およびZ軸の駆動を行うためのX軸モータ、Y軸モータおよびZ軸モータを備えている。これらのX軸モータ、Y軸モータおよびZ軸モータにより、ヘッド移動機構20は、撮像ヘッド部30を、基板搬送コンベア10(基板110)の上方(矢印Z1方向)でXY方向(水平方向)およびZ方向(上下方向)に移動させることが可能なように構成されている。
また、撮像ヘッド部30は、撮像部31と、プロジェクタ32とを備えている。この撮像ヘッド部30がヘッド移動機構20によって基板110の上方の所定位置に移動されるとともに、撮像部31やプロジェクタ32などを用いることによって、撮像ヘッド部30が基板110および基板110上の電子部品などの外観検査のための撮像を行うように構成されている。
撮像部31は、プロジェクタ32により縞パターン光が照射された基板110(検査対象部位)を撮像するように構成されている。撮像部31は、レンズを保持する鏡筒部31aが設けられたCCDカメラなどから構成されている。撮像部31は、搬送方向(X方向)に対して横長の略矩形(長方形)形状の撮像領域R1(図2参照)において基板110(検査対象部位)を撮像可能なように構成されている。また、撮像部31は、撮像領域R1に配置された基板110の上面の2次元画像を略垂直上方の位置から撮像するように構成されている。すなわち、撮像部31の直下の位置を含むように撮像領域R1が設定されている。この撮像部31により、プロジェクタ32による照明光の下では、2次元画像が得られる。また、撮像部31は、図8〜図10に示すように、撮像中心周りに配置方向を変更することにより、撮像領域R1が搬送方向(X方向)に対して横長の略矩形形状になる状態(横長状態)と、撮像領域R1が搬送方向に対して縦長の略矩形形状になる状態(縦長状態)とを変更可能に構成されている。
プロジェクタ32は、図2に示すように、上方からみて、撮像部31の周囲を取り囲むように複数個(8個)配置されている。また、8つのプロジェクタ32は、撮像中心(撮像部31)から等距離の位置に、略等角度(略45度)間隔で配列されている。また、プロジェクタ32は、図1に示すように、撮像部31の撮像領域R1を通る撮像軸200から所定角度で斜めに傾斜した位置に形成されている。
ここで、本実施形態では、プロジェクタ32は、図3に示すように、光源ユニット321と、プロジェクタ筐体部322と、投影レンズ327と、制御基板328とを含んでいる。また、光源ユニット321には、LED323と、集光レンズ324と、ミラー325と、DMD(登録商標)(デジタルミラーデバイス)326とが設けられている。また、この光源ユニット321は、プロジェクタ筐体部322に取り付けるための嵌合部329を有している。この嵌合部329は、光源ユニット321をプロジェクタ筐体部322に対して回動および移動可能なように構成されている。また、光源ユニット321は、嵌合部329により、プロジェクタ筐体部322に対して独立して、DMD326の法線300周りに略90度回転可能に構成されている。なお、DMD326の法線300は、平面視におけるDMD326の中心近傍の揺動していない状態の後述する複数のミラー326aの反射面326cにおける法線を示す概念である。また、光源ユニット321は、DMD326の中心線500(図4参照)に対して左右に略45度ずつ、DMD326の法線300の周りに回転可能(図4参照)に構成されている。また、光源ユニット321は、嵌合部329により、投影レンズ327のレンズ面が延びる方向(U方向)(図3参照)に平行移動可能なように構成されている。また、光源ユニット321の回転および平行移動は、手動により行われる。また、プロジェクタ32の各部は、制御基板328によって制御されるように構成されている。なお、LED323は、本発明の「光源」の一例である。
LED323は、たとえば、白色LEDにより構成されている。LED323から照射された光は、集光レンズ324およびミラー325を介して、DMD326に照射される。
また、DMD326は、図5および図6に示すように、個別駆動可能な複数のミラー326a(可動マイクロミラー)により、所定の反射方向への光の反射を任意の階調で、個々のミラー326a単位でオンオフすることが可能となっている。また、DMD326は、LED323から照射された光を反射させることにより、縞パターン光を照射するように構成されている。これにより、プロジェクタ32は、任意の明暗パターンの光を基板110(投影領域R2)に投影することが可能である。プロジェクタ32は、正弦波状の光強度分布を有する等間隔の格子状の明暗パターン(縞パターン光)を基板110に投影し、この明暗パターンの位置(位相)をシフトさせた複数の画像を撮像部31に撮像させる。これにより、位相シフト法による三次元形状計測用画像を得ることが可能となる。詳細は省略するが、得られた複数枚(たとえば、4枚)の三次元形状計測用画像における同一部分の画素値の差異に基づいて、基板110の立体形状(高さ)を算出することが可能である。
また、本実施形態では、DMD326は、ダイヤモンド配列になるように配置された複数のミラー326aにより構成されている。また、DMD326は、平面視において、略矩形形状を有している。複数のミラー326aは、それぞれ、略矩形(正方形)形状に形成されるとともに、略矩形の対角線に対応する位置に揺動軸326b(図6参照)を有している。複数の揺動軸326bは、互いに略平行になるように構成されている。複数の揺動軸326bは、図5に示すように、それぞれ、DMD326のLED323に対向する辺(縁辺)326dに略平行になるように構成されている。また、辺326dは、投影領域R2(撮像領域R1)に対して、略平行である。なお、DMD326のLED323に対向する辺(縁辺)326dとは、LED323を辺326dの幅の範囲内の領域に含む(収める)ような辺を示す概念である。すなわち、DMD326の法線300方向から見た際に、LED323はDMD326の設置幅からはみ出さない位置に配置されている。LED323およびDMD326は、LED323から照射される光の進行方向(S方向)とミラー326aの揺動軸326bとが略直交するように配置されている。また、DMD326は、複数のミラー326aが調整されることによりDMD326に対して略45度傾斜した明部と暗部とを交互に含む縞パターン(図5参照)光を照射するように構成されている。また、DMD326は、光源ユニット321を移動させることにより、嵌合部329により、投影レンズ327に対して投影レンズ327のレンズ面が延びる方向(U方向)(図2参照)に平行移動するように構成されている。
また、DMD326は、図7に示すように、複数のミラー326aの反射面326cに略垂直な法線300(図3参照)周りに回転可能に構成されている。詳細には、DMD326およびLED323は、光源ユニット321を回転させることにより、投影レンズ327とは独立して法線300周りに回転可能に構成されている。DMD326およびLED323は、法線300周りに、0度より大きく、90度以下の角度範囲で回転可能に構成されている。また、DMD326およびLED323の回転角度は、プロジェクタ32に対してDMD326が横長状態に配置された状態(図8および図12参照)を基準(0度)としている。図8〜図10に示すように、DMD326およびLED323が、光源ユニット321を回転させることにより、法線300周りに所定角度回転され、投影領域R2の形状が変更される。また、プロジェクタ32(DMD326およびLED323)は、撮像部31の横長状態および縦長状態の両方の状態の撮像領域R1を含むように投影領域R2が設定されるように構成されている。詳細には、図8に示すように、DMD326およびLED323が法線300周りに回転されない場合には、プロジェクタ32は、略台形形状の投影領域R2を有する。また、図9に示すように、DMD326およびLED323が、光源ユニット321を回転させることにより法線300周りに反時計周りに略90度回転された場合には、プロジェクタ32は、投影領域R2の奥行き方向に(プロジェクタ32から照射される光の進行方向に沿って)延びる略台形形状の投影領域R2を有する。また、図10に示すように、DMD326およびLED323が、光源ユニット321を回転させることにより、法線300周りに反時計周りに略45度回転された場合には、プロジェクタ32は、DMD326およびLED323の傾斜に対応し、かつ、投影領域R2の奥行き方向に延びる略矩形形状の投影領域R2を有する。なお、図8〜図10のそれぞれに示された投影領域R2は、位置B1(図2参照)に配置されたプロジェクタ32が有するものである。なお、図8〜図13および図18の撮像領域R1(投影領域R2)のX軸およびY軸の目盛は、撮像部31の撮像領域R1の中心(原点)からの距離を示している。
また、本実施形態では、図11に示すように、8つのプロジェクタ32のうち横長状態の撮像領域R1の短辺に対応する位置(図2における位置A1およびA2)に配置される2つのプロジェクタ32のDMD326およびLED323は、複数のミラー326aの反射面326cに略垂直な法線300周りに、略90度回転させた状態で配置されている。言い換えると、プロジェクタ32の配置位置が撮像領域R1の短辺に対向する位置A1およびA2である場合には、DMD326およびLED323は、撮像領域R1の長辺に対向する位置B1およびB2に配置されたプロジェクタ32のDMD326およびLED323に対して、複数のミラー326aの反射面326cに略垂直な法線300周りに略90度回転されて配置されている。この場合、位置A1に配置されたプロジェクタ32は、位置B1に配置されるプロジェクタ32の奥行き方向に延びる略台形形状の投影領域R2(図9参照)を時計回りに略90度回転させた投影領域R2を有する。また、位置A1に配置されたプロジェクタ32は、この略台形形状の投影領域R2に、撮像部31の横長状態および縦長状態の撮像領域R1を含んでいる。また、位置A2に配置されるプロジェクタ32の投影領域R2は、位置A1に配置されるプロジェクタ32の投影領域R2と、撮像領域R1(投影領域R2)のY軸に関して線対称の関係にある。
また、図12に示すように、8つのプロジェクタ32のうち撮像領域R1の長辺に対応する位置位置(図2における位置B1およびB2)に配置される2つのプロジェクタ32のDMD326およびLED323は、複数のミラー326aの反射面326cに略垂直な法線300周りに、回転させない状態で配置されている。この場合、位置B1に配置されたプロジェクタ32は、プロジェクタ32の奥行き方向に延びる略台形形状の投影領域R2を有する。また、位置B1に配置されたプロジェクタ32は、この略台形形状の投影領域R2に、撮像部31の横長状態および縦長状態の撮像領域R1を含んでいる。また、位置B2に配置されるプロジェクタ32の投影領域R2は、位置B1に配置されるプロジェクタ32の投影領域R2と、撮像領域R1(投影領域R2)のX軸に関して線対称の関係にある。
また、図13に示すように、8つのプロジェクタ32のうち撮像領域R1の辺に対して45度の角度傾斜する位置(図2における位置C1〜C4)に配置される4つのプロジェクタ32のDMD326およびLED323は、複数のミラー326aに略垂直な法線300周りに、略45度回転されて配置されている。言い換えると、プロジェクタ32の配置位置が撮像領域R1の長辺に対して略45度傾斜した位置C1〜C4である場合には、DMD326およびLED323は、撮像領域R1の長辺に対向する位置B1およびB2に配置されたプロジェクタ32のDMD326およびLED323に対して、複数のミラー326aの反射面326cに略垂直な法線300周りに略45度回転されて配置されている。この場合、位置C1に配置されたプロジェクタ32は、位置B1に配置されるプロジェクタ32のDMD326およびLED323の傾斜に対応し、かつ、投影領域R2の奥行き方向に延びる略台形形状の投影領域R2(図13参照)を時計回りに略45度回転させた歪んだ矩形形状の投影領域R2を有する。また、位置C2に配置されたプロジェクタ32は、この投影領域R2に、撮像部31の横長状態および縦長状態の撮像領域R1を含んでいる。また、位置C2〜C4に配置される各々のプロジェクタ32の投影領域R2は、位置C1に配置されるプロジェクタ32の投影領域R2を、撮像領域R1の原点に関して、略90度、略180度、略270度、時計回りの方向に回転させた関係にある。
また、図14および図15では、基板110(検査対象部位)を側面から見た高さ方向における縞パターン光の隣り合う明部(暗部)のピッチを示している。この高さ方向の明部(暗部)ピッチにより、3次元計測を行う際の分解能が規定される。具体的には、DMD326およびLED323を法線300周りに略45度回転させた状態(回転状態)では、縞パターン光の明部(暗部)のピッチ(間隔)はP1(図15参照)になる。DMD326およびLED323を法線300周りに回転させない状態(非回転状態)では、縞パターン光の明部(暗部)のピッチはP2(図14参照)になる。詳細には、縞パターン光の投影面(基板110の上面)における明部(暗部)のピッチP0は、回転状態および非回転状態ともに同一である。一方、基板110の搬送方向(X方向)における明部(暗部)のピッチ(すなわち、基板110を側面から見て高さ方向(Z方向)の明部(暗部)のピッチ)は、回転状態の場合の方が非回転状態の場合よりも小さくなる。すなわち、回転状態での縞パターン光のピッチP1は、非回転状態での縞パターン光ピッチがP2よりも小さくなる。これにより、DMD326およびLED323が回転状態にある位置C1〜C4(図2参照)に配置されたプロジェクタ32では、非回転状態のプロジェクタ32と比較して、3次元計測を行う際の分解能が向上している。
また、DMD326は、図16に示すように、複数のミラー326aの揺動(たとえば、複数のミラー326aが揺動する際のデューティ比)が調整されることによって、プロジェクタ32に近い側よりも遠い側で強度が強くなるように縞パターン光を基板110に照射するように構成されている。これにより、図17に示すように、投影領域R2に照射された縞パターン光の明るさがプロジェクタ32に近い側よりも遠い側で低下するのが抑制され、投影領域R2全体で縞パターン光の明るさが均一になっている。
また、DMD326は、図18に示すように、撮像部31の撮像領域R1よりも外側の領域R3では、縞パターン光を照射しないことにより黒色表示を行うように構成されている。言い換えると、プロジェクタ32は、撮像部31の撮像領域R1と略一致する領域に縞パターン光を投影するように構成されている。
図11〜図13に示すように、投影レンズ327は、縞パターン光が投影される投影領域R2の大きさ(面積)を変更可能なように構成されている。複数のプロジェクタ32の各々は、投影領域R2が撮像部31の撮像領域R1を含む(収める)ように、投影レンズ327の光軸400が設定されるように構成されている。
また、図1に示すように、外観検査装置100は、制御装置40によって制御されるように構成されている。制御装置40は、制御部41と、記憶部42と、画像処理部43と、撮像制御部44と、投影制御部45と、モータ制御部46とを含んでいる。
制御部41は、論理演算を実行するCPU、CPUを制御するプログラムなどを記憶するROM(Read Only Memory)および装置の動作中に種々のデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)などから構成されている。制御部41は、ROMに記憶されているプログラムや、記憶部42に格納されたソフトウェア(プログラム)に従って、画像処理部43、撮像制御部44、投影制御部45およびモータ制御部46を介して、外観検査装置100の各部を制御するように構成されている。そして、制御部41は、撮像部31やプロジェクタ32を用いて、基板110に対する上述した各種の外観検査を行う。
記憶部42は、各種データの記憶および制御部41による読み出しが可能な不揮発性の記憶装置からなる。記憶部42には、撮像部31によって撮像された撮像画像データ、基板110に実装される電子部品(図示せず)の設計上の位置情報を定めた基板データ、基板110に実装される電子部品(図示せず)の形状を定めた部品形状データベース、プロジェクタ32が生成する投影パターン(三次元計測用の縞(明暗)パターン)の情報などが記憶されている。制御部41は、撮像部31と、プロジェクタ32とを用いた3次元形状計測による3次元(立体形状)検査に基づいて、基板110上のハンダの検査や、基板110に実装された電子部品(図示せず)の実装状態検査、および、完成状態の基板110の検査などを行う。
画像処理部43は、撮像部31によって撮像された撮像画像(撮像信号)を画像処理して、基板110の電子部品(図示せず)や半田接合部(ハンダ)を認識(画像認識)するのに適した画像データを生成するように構成されている。
図1に示すように、撮像制御部44は、制御部41から出力される制御信号に基づいて、撮像部31から所定のタイミングで撮像信号の読み出しを行うとともに、読み出した撮像信号を画像処理部43に出力するように構成されている。投影制御部45は、制御部41から出力される制御信号に基づいて、プロジェクタ32による照明の制御を行う。プロジェクタ32を用いた3次元形状計測を行う場合には、投影制御部45は、記憶部42に記憶された投影パターンデータ(DMD326に対して略45度傾斜した縞パターン光を投影するためのパターンデータ)を用いて、位相をシフトさせた複数の投影パターンの照明光で複数回(たとえば、4回)の投影を行うようにプロジェクタ32を制御する。
モータ制御部46は、制御部41から出力される制御信号に基づいて、外観検査装置100の各サーボモータ(ヘッド移動機構20のX軸モータ、Y軸モータおよびZ軸モータ、基板搬送コンベア10を駆動するためのモータ(図示せず)など)の駆動を制御するように構成されている。また、モータ制御部46は、各サーボモータのエンコーダ(図示せず)からの信号に基づいて、撮像ヘッド部30および基板110などの位置を取得するように構成されている。
次に、図5および図19を参照して、本実施形態による外観検査装置100の制御部41により実行される外観検査処理フローについて説明する。ここでは、位相を2π/4ずつシフトさせた4枚の画像が取得される例について説明する。
まず、ステップS1において、縞パターン光(正弦波縞パターン)の位相の番号nが0(位相のずれなし)に設定(リセット)される。
次に、ステップS2において、DMD326の投影パターンが設定される。具体的には、DMD326は、記憶部42から読みだした投影パターン(DMD326に対して略45度傾斜した縞パターン光を投影するための投影パターンデータ)の情報に基づいて、略45度傾斜した縞パターンのうちn番目の位相パターンの撮像パターンが設定される。そして、DMD326に対して略45度傾斜したn番目の位相に対応した縞パターン(図5参照)を形成するように複数のミラー326aの揺動が制御される。
次に、ステップS3において、縞パターン光が投影領域R2に投影される。具体的には、8つのプロジェクタ32からステップS2でDMD326に設定した縞パターンに対応する縞パターン光が、投影領域R2に投影される。
次に、ステップS4において、画像が撮像される。具体的には、ステップS3で投影された縞パターン光を用いて基板110の画像が取得される。
次に、ステップS5において、縞パターン光の位相の番号nが3より小さいか否かが判断される。位相の番号nが3より小さい場合には、ステップS6に進む。一方、位相の番号nが3より小さくない場合には、ステップS7に進む。
ステップS6において、縞パターン光の位相の番号nがn+1に設定され、その後、ステップS2に戻る。ステップS2〜ステップS5が繰り返されることによって、位相を2π/4ずつシフトさせた4枚の撮像画像が取得される。
ステップS7において、位相が算出される。具体的には、各位相の番号n(たとえば、n=0〜3)で撮像された画像から各画像に対応する位相値が部位毎に算出される。
次に、ステップS8において、基板110の高さが検出される。具体的には、ステップS7において算出された各画像に対応する位相値の情報と、予め記憶部に記憶されている空間座標と位相値とを対応付けるテーブルとに基づいて、基板110の各部位の高さが検出される。また、この基板110の高さ情報に基づいて、基板110の各種検査が行われる。その後、外観検査処理フローが終了される。
本実施形態では、上記のように、ダイヤモンド配列に配置された複数のミラー326aを含むDMD326を外観検査装置100に設ける。これにより、DMD326の辺326d(縁辺)に平行な複数のミラー326cの揺動軸326bを有するダイヤモンド配列のDMD326に対してLED323を配置する際に、平面視で矩形状の外形を有するDMD326の設置幅の範囲内にLED323を設けた場合でも、LED323から照射される光の進行方向と複数のミラー326cのそれぞれの揺動軸326bとを略直交させることができる。その結果、LED323から照射された光をDMD326により反射させて縞パターン光を基板110に投影することができる。これにより、格子状のDMDを用いた場合に、平面視で矩形状の外形を有するDMDの角部に対して斜め方向に所定の間隔を隔てた位置に光源を配置する場合とは異なり、LED323とDMD326を含む光源ユニット321の設置幅が大きくなるのを抑制することができる。したがって、LED323とDMD326を含む光源ユニット321の外形が大型化してしまうのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、複数のミラー326aが調整されることによりDMD326に対して略45度傾斜した縞パターン光を照射するようにDMD326を構成する。これにより、DMD326に対して略45度以外の角度(たとえば、90度傾斜)傾斜した縞パターン光を照射する場合とは異なり、縞パターン光のエッジを略直線状にすることができるので、精度がよい縞パターン光を発生させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、複数のミラー326aの反射面326cに略垂直な法線300周りに回転可能にDMD326を構成し、法線300周りに、略45度回転可能にDMD326およびLED323を構成する。これにより、基板110を側面から見た場合の高さ方向における縞パターン光の隣接する明部(暗部)のピッチ(間隔)を小さくすることができるので、3次元形状測定の分解能(計測精度)を向上させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、法線300周りに回転可能で、かつ、投影レンズ327とは独立して回転するようにDMD326およびLED323を構成する。これにより、DMD326と、投影レンズ327と、投影領域R2との位置関係を維持した状態でDMD326およびLED323をミラー326aの法線300周りに回転させることができるので、近距離と遠距離とでピントを合わせることができるシャインプルーフ条件を維持することができる。その結果、DMD326およびLED323を回転させても、光学系を調整する必要をなくすことができる。
また、本実施形態では、上記のように、略矩形形状に形成され、対角線に対応する位置に揺動軸326bを有する複数のミラー326aを設ける。また、互いに略平行で、かつ、DMD326のLED323に対向する辺に略平行になるように複数の揺動軸326bを構成する。また、LED323から照射される光の進行方向とミラー326aの揺動軸326bとが略直交するようにLED323およびDMD326を配置する。これにより、DMD326を揺動させる揺動軸326bが矩形状の外形を有するDMD326の辺326d(縁辺)に平行なダイヤモンド配列のDMD326を設けた構成により、LED323から照射される光の進行方向と複数のミラー326aのそれぞれの揺動軸326bとを略直交させることができるので、容易に、LED323から照射された光をDMD326により反射させて縞パターン光を基板110に投影することができる。
また、本実施形態では、上記のように、投影領域R2が撮像部31の撮像領域R1を含むように投影レンズ327の光軸が設定されるように、複数のプロジェクタ32の各々を構成する。これにより、複数のプロジェクタ32を配置した場合でも、複数のプロジェクタ32のそれぞれから照射された縞パターン光に対応する画像をもれなく(とりこぼしなく)取得することができる。
また、本実施形態では、上記のように、DMD326の平面視における中心(中心線500)と投影レンズ327の光軸とがずらされるように、DMD326と投影レンズ327とが、互いに相対的に平行移動可能なようにプロジェクタ32を構成する。これにより、プロジェクタ32の投影領域R2と撮像部31の撮像領域R1とがずれている場合でも、DMD326と投影レンズ327との相対的な位置を変更することにより、プロジェクタ32の投影領域R2に撮像部31の撮像領域R1を含ませることができるので、プロジェクタ32から照射された縞パターン光に対応する画像を容易にもれなく(とりこぼしなく)取得することができる。
また、本実施形態では、上記のように、8つのプロジェクタ32のうち撮像領域R1の辺に対して略45度傾斜する位置(位置C1〜C4)に配置される4つのプロジェクタ32のDMD326およびLED323を、複数のミラー326aの反射面326cに略垂直な法線300周りに、略45度回転させて配置する。これにより、投影レンズ327の投影倍率を上げることなく位置C1〜C4に配置される4つのプロジェクタ32の投影領域R2に撮像部31の撮像領域R1を含ませることができるので、投影領域R2に投影される縞パターン光の解像度が低下するのを抑制することができる。また、投影レンズ327の投影倍率を上げることなく位置C1〜C4に配置される4つのプロジェクタ32の投影領域R2に撮像部31の撮像領域R1を含ませることができるので、投影領域R2に投影される縞パターン光の輝度が低下するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、プロジェクタ32の配置位置が撮像領域R1の短辺に対向する位置A1およびA2である場合には、撮像領域R1の長辺に対向する位置B1およびB2に配置されたプロジェクタ32のDMD326およびLED323に対して、DMD326およびLED323を複数のミラー326aの法線300周りに略90度回転して配置し、プロジェクタ32の配置位置が撮像領域R1の長辺に対して略45度傾斜した位置C1〜C4である場合には、位置B1およびB2に配置されたプロジェクタ32のDMD326およびLED323に対して、DMD326およびLED323を複数のミラー326aの法線300周りに略45度回転して配置する。これにより、所定位置のDMD326およびLED323を、位置B1およびB2に配置されたプロジェクタ32のDMD326およびLED323に対して、複数のミラー326aの法線300周りに所定角度(たとえば、略45度または略90度)回転させることにより、容易に、投影レンズ327の投影倍率を上げることなくプロジェクタ32の投影領域R2に撮像領域R1を含ませることができる。
また、本実施形態では、上記のように、プロジェクタ32に近い側よりも遠い側で強度が強くなるように縞パターン光を基板110に照射するようにDMD326を構成する。これにより、投影領域R2に照射された縞パターン光の明るさがプロジェクタ32に近い側よりも遠い側で低下するのを抑制することができるので、投影領域R2における縞パターン光の明るさを均一化することができる。
また、本実施形態では、上記のように、撮像部31の撮像領域R1よりも外側の領域R3では、縞パターン光を照射しないことにより黒色表示を行うようにDMD326を構成する。これにより、投影領域R2から投影された縞パターン光が撮像領域R1の周辺で乱反射するのを抑制することができるので、外観検査装置100の計測精度を向上させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、撮像領域R1の位置を変更可能に撮像部31を構成し、位置を変更可能な撮像領域R1が投影領域R2に含まれるように法線300周りに回転可能にDMD323を構成する。これにより、撮像部31の撮像領域R1の位置を変更した場合でもDMD323を回転させる簡易な操作により、位置を変更可能な撮像領域R1を投影領域R2に含ませることができるので、縞パターン光に対応する画像を容易にもれなく(とりこぼしなく)取得することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、本発明を3次元形状測定装置の一例としての基板(検査対象部位)を検査する外観検査装置に適用する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、異物検査装置、半田印刷検査装置および部品検査装置などのほかの3次元形状測定にも適用可能である。
また、上記実施形態では、位置C1〜C4のDMD(デジタルミラーデバイス)およびLED(光源)を、ミラーの法線周りに略45度回転させた状態で配置する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、位置C1〜C4のデジタルミラーデバイスおよび光源を、ミラーの法線周りに45度以外の角度回転させた状態で配置してもよいし、ミラーの法線周り回転させない状態で配置してもよい。
また、上記実施形態では、本発明の光源としてLEDを用いた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、LED以外の、たとえば、レーザ光源を光源として設けてもよい。
また、上記実施形態では、DMDの平面視における中心線500と投影レンズの光軸とがずらされるように、DMDが投影レンズに対して平行移動する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、DMDの平面視における中心線500と投影レンズの光軸とがずらされるように、投影レンズがDMDに対して平行移動してもよいし、投影レンズおよびDMDの両方が、互いに相対的に平行移動してもよい。
また、上記実施形態では、上方から見て、複数のプロジェクタが、互いに、撮像部を中心として略45度傾斜した位置に設けられる例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、複数のプロジェクタが、互いに、撮像部を中心として略45度以外の角度傾斜した位置に設けられてもよい。
また、上記実施形態では、プロジェクタに近い側よりも遠い側で強度が強くなるように縞パターン光を検査対象部位に照射する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、プロジェクタに近い側と遠い側とで強度が略均一になるように縞パターン光を検査対象部位に照射してもよい。
また、上記実施形態では、撮像領域よりも外側の領域では縞パターン光を照射しない例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、撮像領域よりも外側の領域でも、縞パターン光を照射してもよい。
また、上記実施形態では、投影領域が撮像部の撮像領域を含むように、投影レンズの光軸が設定される例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、投影領域が撮像部の撮像領域を含むように、投影レンズの投影倍率を設定してもよいし、投影レンズの投影倍率および光軸の両方を設定してもよい。
また、上記実施形態では、DMDおよびLED(光源)を、手動によりDMDを構成する複数のミラーの法線周りに回転させるとともに、投影レンズのレンズ面に対して平行移動させる例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、プロジェクタ32にモータを設け、DMDおよび光源を、モータの動力によりDMDを構成する複数のミラーの法線周りに回転させるとともに、投影レンズのレンズ面に対して平行移動させてもよい。
また、上記実施形態では、DMDおよびLED(光源)を時計回りに回転させる例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、DMDおよび光源を半時計回りに回転させてもよい。
また、上記実施形態では、説明の便宜上、制御部の処理を処理フローに沿って順番に処理を行うフロー駆動型のフローを用いて説明したが、たとえば、制御部の処理動作を、イベント単位で処理を実行するイベント駆動型(イベントドリブン型)の処理により行ってもよい。この場合、完全なイベント駆動型で行ってもよいし、イベント駆動およびフロー駆動を組み合わせて行ってもよい。
31 撮像部
32 プロジェクタ
100 外観検査装置(3次元形状測定装置)
110 基板(検査対象部位)
300 法線
323 LED(光源)
326 DMD(デジタルミラーデバイス)
326a ミラー
326b 揺動軸
326c 反射面
327 投影レンズ
326d 辺
400 光軸
R1 撮像領域
R2 投影領域
R3 領域
S方向 光の進行方向
500 中心線

Claims (11)

  1. 光源と、
    前記光源から照射された光を反射させることにより、検査対象部位の高さ情報を取得可能な明部と暗部とを交互に含む縞パターン光を前記検査対象部位に照射するデジタルミラーデバイスと、
    前記デジタルミラーデバイスにより縞パターン光が照射された前記検査対象部位を撮像する撮像部とを備え、
    前記デジタルミラーデバイスは、平面視で、矩形状の外形を有するとともに、複数のミラーを含み、
    前記複数のミラーは、それぞれ、略矩形形状に形成されるとともに、略矩形の対角線に対応する位置に揺動軸を有し、
    複数の前記揺動軸は、互いに略平行で、かつ、前記デジタルミラーデバイスの前記光源に対向する辺に略平行になるように構成され、
    前記デジタルミラーデバイスは、前記複数のミラーが調整されることにより前記デジタルミラーデバイスの前記光源に対向する辺に対して略45度傾斜した明部と暗部とを交互に含む縞パターン光を照射するように構成されている、3次元形状測定装置。
  2. 前記デジタルミラーデバイスは、前記複数のミラーの反射面に略垂直な法線周りに回転可能に構成され、
    前記デジタルミラーデバイスおよび前記光源は、前記法線周りに、略45度回転可能に構成されている、請求項に記載の3次元形状測定装置。
  3. 投影レンズをさらに備え、
    前記デジタルミラーデバイスおよび前記光源は、前記法線周りに回転可能で、かつ、前記投影レンズとは独立して回転するように構成されている、請求項に記載の3次元形状測定装置。
  4. 前記光源および前記デジタルミラーデバイスを含み、所定の投影領域に縞パターン光を照射するプロジェクタが設けられており
    記光源および前記デジタルミラーデバイスは、前記光源から照射される光の進行方向と前記ミラーの前記揺動軸とが略直交するように配置されている、請求項1〜のいずれか1項に記載の3次元形状測定装置。
  5. 前記プロジェクタは、投影レンズを有し、
    前記プロジェクタは、上方から見て、前記撮像部を取り囲むように複数配置され、
    複数の前記プロジェクタの各々は、前記投影領域が前記撮像部の撮像領域を含むように、少なくとも、前記投影レンズの投影倍率、または、前記投影レンズの光軸が設定されるように構成されている、請求項に記載の3次元形状測定装置。
  6. 前記プロジェクタは、投影レンズを有し、
    前記プロジェクタは、前記デジタルミラーデバイスの平面視における中心と前記投影レンズの光軸とがずらされるように、前記デジタルミラーデバイスと前記投影レンズとが、互いに相対的に平行移動可能なように構成されている、請求項またはに記載の3次元形状測定装置。
  7. 前記撮像部は、略矩形形状の撮像領域において前記検査対象部位を撮像可能なように構成され、
    前記プロジェクタは、上方から見て、前記撮像部を取り囲むように複数配置され、
    複数の前記プロジェクタのうち前記撮像領域の辺に対して所定の角度傾斜する位置に配置されるプロジェクタのデジタルミラーデバイスおよび光源は、前記複数のミラーの反射面に略垂直な法線周りに、前記プロジェクタが配置される前記所定の角度傾斜した位置に対応する角度回転されて配置されている、請求項のいずれか1項に記載の3次元形状測定装置。
  8. 前記撮像部は、略長方形形状の撮像領域において前記検査対象部位を撮像可能なように構成され、
    前記プロジェクタの配置位置が前記撮像領域の短辺に対向する位置である場合には、デジタルミラーデバイスおよび光源は、前記撮像領域の長辺に対向する位置に配置されたプロジェクタのデジタルミラーデバイスおよび光源に対して、前記複数のミラーの反射面に略垂直な法線周りに略90度回転されて配置され、
    前記プロジェクタの配置位置が前記撮像領域の長辺に対して略45度傾斜した位置である場合には、デジタルミラーデバイスおよび光源は、前記撮像領域の長辺に対向する位置に配置されたプロジェクタのデジタルミラーデバイスおよび光源に対して、前記複数のミラーの反射面に略垂直な法線周りに略45度回転されて配置されている、請求項に記載の3次元形状測定装置。
  9. 前記デジタルミラーデバイスは、前記プロジェクタに近い側よりも遠い側で強度が強くなるように縞パターン光を前記検査対象部位に照射するように構成されている、請求項のいずれか1項に記載の3次元形状測定装置。
  10. 前記デジタルミラーデバイスは、前記撮像部の撮像領域よりも外側の領域では、縞パターン光を照射しないことにより黒色表示を行うように構成されている、請求項1〜のいずれか1項に記載の3次元形状測定装置。
  11. 前記撮像部は、撮像領域の位置を変更可能に構成され、
    前記デジタルミラーデバイスは、位置を変更可能な前記撮像領域が前記投影領域に含まれるように前記法線周りに回転可能に構成されている、請求項に記載の3次元形状測定装置。
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