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JPH10290441A - デジタル多チャンネル放送システムにおける音楽番組配信方法および受信再生装置 - Google Patents

デジタル多チャンネル放送システムにおける音楽番組配信方法および受信再生装置

Info

Publication number
JPH10290441A
JPH10290441A JP9097555A JP9755597A JPH10290441A JP H10290441 A JPH10290441 A JP H10290441A JP 9097555 A JP9097555 A JP 9097555A JP 9755597 A JP9755597 A JP 9755597A JP H10290441 A JPH10290441 A JP H10290441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
music
program
broadcast
data
list
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9097555A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasumasa Aoe
保昌 青江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiichikosho Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Kosho Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daiichi Kosho Co Ltd filed Critical Daiichi Kosho Co Ltd
Priority to JP9097555A priority Critical patent/JPH10290441A/ja
Publication of JPH10290441A publication Critical patent/JPH10290441A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Television Systems (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル多チャンネル放送システムにおい
て、音楽番組で放送される楽曲を放送予定が変更して
も、楽曲を1曲単位で確実に予約記録できる番組配信方
法とその受信再生装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 放送予定楽曲のIDやタイトル、放送予
定時間などが記述されている番組リストと放送報知信号
を音楽番組の圧縮符号化データに多重して配信し、ID
とスタート信号をある楽曲を放送開始する前に放送報知
信号として送出する音楽番組配信方法としている。その
受信再生装置は、番組リストを一覧表表示する手段と、
この一覧表から適宜な楽曲を選択して予約する手段と、
スタート信号に従って予約楽曲のデータを記憶部に記録
する手段と、記録された楽曲データを記憶部から読み出
す手段とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はデジタル多チャン
ネル放送システムに関するものであり、より具体的に
は、デジタル多チャンネル放送システムにおける音楽番
組の配信方法とその音楽番組を受信再生するための受信
再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタル多チャンネル放送はTV番組な
どの映像信号と音声信号を圧縮符号化した番組データを
多重化して伝送することにより、一つの搬送周波数帯域
に4〜8チャンネル分の放送が可能である。現在、通信
衛星(以下、CS)を中継局としたCSデジタル多チャ
ンネル放送システムが運用されている。このシステムで
は番組データをMPEG2規格によるデータ圧縮技術に
より、一つのCSで50チャンネル以上の映像放送と1
00チャンネル以上の音声放送が配信可能となってい
る。
【0003】この多数の番組の放送スケジュールを確認
するために、CSデジタル多チャンネル放送システムで
は、電子番組表(以下、EPG)表示機能がある。これ
は、各チャンネルで放送される番組の放送時間や内容な
どを記述した番組案内情報を番組データとともに多重し
て送出し、デジタル多チャンネル放送専用の受信再生装
置が受信した多重データからこの番組案内情報を抽出す
る。そして、利用者が受信再生装置を操作することで所
定の形式の番組表がディスプレイに出力されるものであ
る。さらに、番組案内専門のチャンネルも用意されてお
り、このチャンネルを選局すると所定期間中に全てのチ
ャンネルで放送される番組一覧が表示される。また、こ
のチャンネルのEPGには各チャンネルへのリンク情報
が記述されており、利用者がEPGの表示中に番組のチ
ャンネル番号を入力したり画面に表示されたカーソルを
番組欄に合わせたりして希望の番組を選択すると、選択
されたチャンネルに切り替わるようにもなっている。
【0004】また、予約視聴や予約記録に対応した受信
再生装置では、放送予定の番組をEPGで選択すると、
その番組の放送時間にあわせて受信再生装置が作動す
る。すなわち、選択した番組のチャンネルを自動的に選
局するとともに所定の伸長・復号処理を行って、アナロ
グの映像信号や音声信号を再生・出力する。番組を記録
する場合は、この映像信号や音声信号を外部接続したビ
デオテープレコーダなどに記録する。また、音声データ
の場合、ミニディスク(以下、MD)レコーダなどのよ
うなデジタル記録装置を接続して、伸長されたデジタル
信号をダイレクトに入力することができる。そして、記
録装置のフォーマットに合わせたD/D変換処理を経
て、デジタル信号のまま所定の記憶媒体に記録される。
【0005】さらに、視聴する番組が番組単位あるいは
時間単位で課金されるペイ・パー・ビュー(以下、PP
V)放送である場合は、CSデジタル多チャンネル放送
システムの課金システムに連動して視聴が可能となる。
これは、受信再生装置のICカードインタフェース部に
セットされたICカードに視聴ログを書き込み、このロ
グを適宜な通信機会に電話回線を介して放送局などの放
送事業者へ送信する。放送事業者側はこの視聴ログに基
づいて、クレジットカード決裁など所定の方法で視聴料
を徴収する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】EPG機能は、多数の
チャンネルで放送される膨大な数の番組から希望する番
組を選択するためには不可欠の機能である。しかし、映
画など一つの番組で連続した内容の放送とは異なり、音
楽番組などでは一つの番組中に複数の楽曲が放送され
る。さらに、各楽曲の合間にはディスクジョッキー(以
下、DJ)などのナレーションが挿入される場合が多
い。視聴者が希望する楽曲を記録したい場合、このDJ
の音声はカットしたいという要望がある。リアルタイム
でエアチェックしているならともかく、タイマー予約で
記録すればこの不要な部分も一緒に記録されてしまう。
【0007】EPGで予約できるのは番組単位なので、
希望する楽曲のみを記録しようとすると番組全部を記録
したあとで、さらにダビングなどの面倒な編集作業をし
なくてはならない。さらに、複数の希望する楽曲が別々
の番組内で放送される場合は極度に複雑な作業が要求さ
れる。また、放送される音楽番組がPPV番組である場
合、希望する楽曲のみを記録するだけでも番組単位で視
聴料が課せられる。そのため、視聴者の経済的負担を増
大させる。もちろん、EPGに音楽番組中で放送される
楽曲とその放送予定時間を記述して、PPVも楽曲単位
にすればよい。しかし、生放送などでは予定通りの時間
に希望する楽曲が必ず放送されるとは言い難い。また、
放送予定が変更になることも当然考えられる。
【0008】そこで、本発明は、デジタル多チャンネル
放送システムにおいて、複数の音楽番組で放送される多
数の楽曲を生放送や放送予定の変更などにも柔軟に対応
して、希望する楽曲を1曲単位で予約記録できる番組配
信方法とその受信再生装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】デジタル多チャンネル放
送システムにおける音楽番組の配信方法として、つぎの
要件(イ)〜(ハ)を備えることとした。 (イ)番組リストと放送報知信号を含むデータストリー
ムを同じチャンネルで放送される音声信号を圧縮符号化
した番組データに多重して配信する。
【0010】(ロ)前記番組リストは、所定期間中に前
記チャンネルで放送が予定されている音楽番組における
放送予定楽曲の楽曲IDやタイトル、放送予定時間など
が記述されている。
【0011】(ハ)前記チャンネルでの前記音楽番組の
放送中において、ある楽曲を放送開始する前にその楽曲
のIDを前記放送報知信号として送出するとともに、そ
の楽曲の放送開始直前にスタート信号を前記報知信号と
して送出する。より好ましくは、前記番組リストは前記
チャンネルとは別のチャンネルで放送が予定されている
音楽番組についても放送予定楽曲の楽曲IDやタイト
ル、放送予定時間、放送チャンネルなどを記述すること
である。
【0012】前述した方法で配信された番組データを受
信再生するための受信再生装置は、受信信号中から前記
番組リストを抽出して所定の形式の一覧表としてディス
プレイに表示する手段と、利用者が希望する楽曲を前記
一覧表から選択して予約する手段と、前記受信信号中か
ら前記予約された楽曲のIDを検出すると、前記スター
ト信号に従って前記予約された楽曲のデータを前記番組
データから抽出して記憶部に記録する手段と、記録され
た前記楽曲データを前記記憶部から読み出す手段とを備
えることとした。
【0013】この受信再生装置は、前記予約された楽曲
が前記所定期間に複数回放送されるとき、当該楽曲が最
も早く放送される時間に合わせて前記予約楽曲の前記楽
曲データを前記記憶部に記録する手段を備えることが望
ましい。さらに、前記楽曲リストに含まれる分類情報を
前記一覧表中に表示する手段と、利用者が前記分類情報
をキーとして配信される楽曲を検索して自在に選択する
ための手段を備えてもよい。
【0014】また、前記記憶部に前記予約された楽曲の
前記楽曲データの記録が終了すると、当該楽曲データを
前記記憶部より読み出すことが可能であることを利用者
に報知する手段を備えてもよい。前記受信再生装置は、
デジタル多チャンネル放送システムの課金システムに連
動させて、前記楽曲データの記録あるいは読み出しを行
えるようにしてもよい。
【0015】さらに、前記番組リストから前記予約され
た楽曲のタイトルや歌手名などの付帯情報を抽出する手
段と、当該楽曲の前記楽曲データとともにこの付帯情報
を前記記憶部に記録する手段と、記録された前記付帯情
報を前記記憶部より読み出してその内容を文字表示する
手段とを備えさせることにより、記録された楽曲の内容
が一目瞭然となる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明における音楽番組配信方法
とその受信再生装置を含むデジタル多チャンネル放送シ
ステムの一実施例として、CSデジタル多チャンネル放
送システムについて説明する。図1はその基本構成図で
あり、放送局1とCS10と受信再生装置20で構成さ
れている。放送局1と受信再生装置20は適時に電話回
線40で接続される。これらの基本構成は従来のCSデ
ジタル多チャンネル放送と全く同じである。
【0017】図2は本発明の実施例における音楽番組配
信方法で配信されるデータストリーム100と番組デー
タ200の構成図である。番組データ200は音楽番組
の音声信号をMPEG2方式で圧縮符号化したデータで
あり、DJ部分などのデータ201と楽曲のデータ20
1からなる。もちろん、これらのデータは時系列的にシ
リアルに送出されるものであって、DJ部と楽曲部がパ
ケットなどのように個別のデータとして存在するわけで
はない。この番組データに多重されるデータストリーム
100は、番組リスト101とこのデータストリーム1
00中の適宜な時点に挿入される報知信号102とで構
成されている。番組リスト101は、所定期間中に他の
チャンネルも含めた音楽番組で放送が予定される楽曲の
リストである。このリストには、リスト自身の番号であ
るリストIDと放送予定の各楽曲のIDに対応する楽曲
名、放送チャンネル、放送予定時間などのデータととも
に、ジャンルや歌手、演奏者、指揮者など楽曲に関連し
た付帯情報が記述されている。そして、この番組リスト
101は逐次最新の情報に書き替えられ、その都度リス
トIDを更新する。放送報知信号102は番組データ2
00の楽曲部分202の放送タイミングに同期してその
放送前に送出される。この放送報知信号102には、こ
の後に放送される楽曲のID103とこの楽曲の放送時
間104、そして、楽曲の放送直前に送出されるスター
ト信号105が含まれている。
【0018】このようにデータ多重されたチャンネルは
一つの搬送周波数帯域に複数存在する。この複数チャン
ネル分の音楽番組は従来のCSデジタル多チャンネル放
送と同様な多重処理系を経て送出される。その多重処理
系統の概念を図3に示している。本実施例で配信される
番組リストや放送報知信号からなるデータストリーム音
楽番組などのの音声データなどと一緒にデータ多重さ
れ、一つのチャンネルで送出される。そして、同じ搬送
周波数帯域で送出される複数のチャンネルが番組多重さ
れる。ここで必要に応じてスクランブルデータが付加さ
れる。これらデジタルデータはQPSK変調されてCS
に送出される。もちろん、この搬送周波数や他の搬送周
波数で送出される他のチャンネルの番組データは音声デ
ータに限らず、TV放送などの映像データと音声データ
を含むものもある。
【0019】図4は本実施例における受信再生装置20
の構成図である。パラボラアンテナなどで受信/変換さ
れた中間周波数(IF)信号を入力し、内部にRAM、
ROMを含む中央制御装置21がバス22を介して周辺
装置などを統括してデータの入出力などを行い、受信再
生装置20を制御する。以下に、中央制御装置21によ
る受信再生装置20の制御を説明する。
【0020】利用者の番組選択操作をリモコン32や操
作入力部31から受け取ると、同調部23を制御して、
選択した番組が含まれる搬送波のIFに同調させる。そ
して、そのIF信号から複数の番組が多重された番組多
重データを復調するために復調部24を制御する。この
番組多重データを多重分離部25が各チャンネル毎の多
重データとして分離するように制御する。また、多重分
離部25が誤り訂正や必要に応じてスクランブルの解除
も行うようにも制御する。そして、分離された多重デー
タをMPEG2デコード部26に入力する。ここで、圧
縮符号化データの伸長・復号処理が行われる。この復号
信号は、音声制御部27や映像制御部28でD/A変換
され音声信号や映像信号としてオーディオアンプやTV
受像器などに入力される。
【0021】本実施例における受信再生装置20は、こ
のような通常の番組の再生機能の他に、前述した音楽番
組に多重されているデータストリームの処理と、この処
理に基づいて番組データを再生したり記録したりする機
能も有する。中央制御装置21は多重分離部25で音楽
番組の音声データとともに分離されたデータストリーム
中の番組リストを抽出する。番組リストのIDを監視す
ることで、常に最新の番組リストを取り込んで処理す
る。そして、リモコン32や、操作入力部31からの一
覧表表示指令を受け取ると、取り込んだ番組リストをT
V受像器などのディスプレイや受信再生装置20に設置
されたディスプレイ・パネルに聴取可能な放送予定楽曲
のIDとその楽曲名を一覧表にして表示する。
【0022】さらに、この一覧表中に、番組リスト中の
ジャンルや歌手名など(演奏にあっては奏者、指揮者な
ど)を分類情報として表示し、この分類情報を検索キー
として放送予定楽曲を検索することができる。この検索
機能は、論理積検索や論理和検索、あるいは漠然とした
関連事項などを入力して検索するなどのあいまい検索な
ど強力な検索機能を有している。もちろん検索キーはジ
ャンルや歌手名のみに限らず、番組リストに含まれる各
種付帯情報を検索キーとして適宜設定できる。
【0023】利用者が予約する楽曲を選択する場合、こ
の一覧表を参照しながらリモコン32などを操作して楽
曲のID番号を入力したり、ディスプレイに表示される
カーソルを移動させて楽曲の欄に合わせたりして指定す
る。そして、予約する楽曲を全て指定し終え、予約決定
入力を行うと中央制御装置21は同じ楽曲が所定期間中
複数回放送されるときは、最も早く聴取できるようなス
ケジュールを作成する。また、予約の待機中に受信した
番組リストに変更があるときは逐次スケジュールを組み
直す。
【0024】このように予約された楽曲は、スケジュー
ルに従って再生されたり適宜な記録媒体に記録されたり
する。本実施例では、予約された楽曲を記録するために
MD34を記録媒体としている。そのため、MDレコー
ダ部33を受信再生装置に内蔵あるいは外部接続するこ
ととした。もちろん、記録媒体はMDに限らず、アナロ
グのカセットテープやデジタルオーディオテープあるい
はハードディスクなど、どのような方式・形態でも構わ
ない。また、放送される音楽番組がライブ中継など映像
を伴うものであれば、ビデオテープやDVD−RAMな
ど適宜な記録媒体に音声と映像を記録するようにしても
よい。中央制御装置21は、番組リストより抽出した放
送予定時間の少し前の時刻になると、予約チャンネルが
選局されるように同調部23、復調部24、多重分離部
25を制御する。そして、MPEG2デコード部26で
復号される音声データをMDレコーダ部33に入力して
MDレコーダ部33を記録スタンバイ(録音ポーズ)状
態にする。MPEG2デコード部26とMDレコーダ部
33との接続は外部ノイズの影響などを考慮して光デジ
タル伝送路としている。そして、放送報知信号の送出を
監視する。データストリーム中の楽曲IDが予約した楽
曲IDと一致すると放送報知信号中の放送時間情報を取
得し、スタート信号に同期させてMDレコーダ部33の
録音ポーズ状態を解除する。MDレコーダ部33は所定
のD/D変換を行ってMDの記録フォーマットに合わせ
たデジタルデータをMD34に記録する。また、このと
きトラックマークなどの制御信号や記録日時、あるいは
番組リストから抽出した楽曲名などの付帯情報をMD3
4の所定の記録エリアに所定のフォーマットで記録す
る。付帯情報や記録日時の記録の許可あるいは記録する
付帯情報の選択などは利用者の操作により適宜設定可能
である。もちろん、記録した付帯情報はあとでディスプ
レイ・パネルなどに文字表示したり、編集したりするこ
とができる。そして、取得した放送時間が経過すると楽
曲の放送終了に合わせて記録を終了させる。ここで他の
予約楽曲があるときは、再び予約記録待機状態にする。
【0025】予約楽曲の記録が終了すると、中央制御装
置21はその旨を利用者に報知するために受信再生装置
本体20のディスプレイパネルに記録された楽曲番号を
表示する。もちろんこの報知情報は外部接続されたTV
受像器などにも表示可能である。
【0026】さらに、聴取したりMDに記録したりした
楽曲の聴取ログはICカード30に随時書き込まれる。
このログは適宜な通信機会にモデム35を介して電話回
線に送出される。放送事業者は、送出されたログを受け
取ることで課金対象となる楽曲毎に聴取料を計算し、所
定の手続きにより聴取料を徴収する。
【0027】なお、本実施例において楽曲の放送時間情
報を楽曲の放送に先立って放送報知信号中に挿入してい
るが、この情報を楽曲リスト中に含め、楽曲の予約選択
時に楽曲IDとともにこの時間情報を取得してもよい。
また、楽曲の放送終了タイミングに同期させたエンド信
号を放送報知信号として送出し、このエンド信号の検出
をもって記録を終了させてもよい。
【0028】また、スタート信号は楽曲の放送直前でな
くてもよく、楽曲放送前の一定時間前に送出するように
してもよい。
【0029】
【発明の効果】第1の発明によれば、デジタル多チャン
ネル放送システムにおける音楽番組において、DJなど
楽曲以外の音声が入り交じって放送されていても楽曲部
分のみを確実に抽出して予約記録することができる音楽
番組配信方法を提供することができる。さらに、生放送
やその他の理由による楽曲の放送時間のずれや変更など
に柔軟に対応することができる。さらに、第2の発明に
よれば、他のチャンネルで放送される番組に対しても第
1の発明と同様の効果を得ることができる。
【0030】第3の発明によれば、前記第1または第2
の発明によって配信された音楽番組を、何ら複雑な操作
をすることなく希望の楽曲を確実に予約記録できる受信
再生装置を達成することができる。従って、利用者が好
みに応じたオリジナル楽曲集を作成する場合にも、多数
のCDなどから楽曲毎に逐一ダビングするなど複雑な編
集作業を必要とせず自動的に編集することが可能とな
る。しかも、デジタル信号で記録することができるた
め、高音質であり経時劣化もない。このため、消費者の
受信再生装置に対する購買意欲を刺激し、ひいてはデジ
タル多チャンネル放送業界の発展にも寄与する。
【0031】第4の発明によれば、同一の楽曲が複数回
放送される場合、自動的に最も早い放送予定時間に合わ
せて予約記録することができる。そのため、希望する楽
曲をより早く記録して聴取することができる。第5の発
明によれば、番組リスト中の分類情報をキーとして配信
された番組を検索し、そのまま予約することができる。
このため、番組リストをすべてチェックする必要がな
い。
【0032】第6の発明によれば、利用者が予約した番
組が聴取可能であるかどうかをすぐに確認できる。第7
の発明によれば聴取した楽曲毎に聴取料を利用者に課す
ことができる。このため、利用者が不要な聴取料を払う
必要が無くなり、経済的な負担が軽減される。第8の発
明によれば、記録された予約楽曲が一目瞭然となる。こ
のため、重複記録を防止したり、後の編集作業が容易と
なる。さらに、希望する楽曲を検索して再生するなど楽
曲再生時の操作性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるデジタル多チャンネル
放送システムの構成図である。
【図2】上記実施例において配信される音楽番組データ
とその多重データ構造図である。
【図3】上記実施例において配信される番組の多重方法
を示す系統図である。
【図4】本発明の実施例における受信再生装置の構成図
である。
【符号の説明】
1 放送局 10 通信衛星 20 受信再生装置 21 中央制御装置 26 MPEG2デコード部 29 ICカードインタフェース部 30 ICカード 33 MDレコーダ部 34 MD 40 電話回線 100 データストリーム 101 番組リスト 102 放送報知信号 200 番組データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04H 1/08 H04M 11/08 H04M 11/08 H04N 5/44 Z H04N 5/44 5/445 Z 5/445

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 つぎの要件(1)〜(3)を備えること
    を特徴とするデジタル多チャンネル放送システムにおけ
    る音楽番組の配信方法。 (1)番組リストと放送報知信号を含むデータストリー
    ムを同じチャンネルで放送される音声信号を圧縮符号化
    した番組データに多重して配信する。 (2)前記番組リストは、所定期間中に前記チャンネル
    で放送が予定されている音楽番組における放送予定楽曲
    の楽曲IDやタイトル、放送予定時間などが記述されて
    いる。 (3)前記チャンネルでの前記音楽番組の放送中におい
    て、ある楽曲を放送開始する前にその楽曲のIDを前記
    放送報知信号として送出するとともに、その楽曲の放送
    開始前に前記楽曲IDに引き続いてスタート信号を前記
    報知信号として送出する。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記番組リストは前
    記チャンネルとは別のチャンネルで放送が予定されてい
    る音楽番組についても放送予定楽曲の楽曲IDやタイト
    ル、放送予定時間、放送チャンネルなどが記述されてい
    ることを特徴とする音楽番組配信方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の方法で配信さ
    れた番組データを受信再生するための受信再生装置であ
    って、受信信号中から前記番組リストを抽出して所定の
    形式の一覧表としてディスプレイに表示する手段と、利
    用者が希望する楽曲を前記一覧表から選択して予約する
    手段と、前記受信信号中から前記予約された楽曲のID
    を検出すると、前記スタート信号に従って前記予約され
    た楽曲のデータを前記番組データから抽出して記憶部に
    記録する手段と、記録された前記楽曲データを前記記憶
    部から読み出す手段とを有することを特徴とする受信再
    生装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記予約された楽曲
    が前記所定期間に複数回放送されるとき、当該楽曲が最
    も早く放送される時間に合わせて前記予約楽曲の前記楽
    曲データを前記記憶部に記録する手段を有することを特
    徴とする受信再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4において、前記楽曲リ
    ストに含まれる分類情報を前記一覧表中に表示する手段
    と、利用者が前記分類情報をキーとして配信される楽曲
    を検索して自在に選択するための手段を有することを特
    徴とする受信再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項3〜5のいずれかにおいて、前記
    記憶部に前記予約された楽曲の前記楽曲データの記録が
    終了すると、その旨を利用者に報知する手段を有するこ
    とを特徴とする受信再生装置。
  7. 【請求項7】 請求項3〜6のいずれかにおいて、前記
    楽曲データをデジタル多チャンネル放送システムの課金
    システムに連動させて、前記記憶部に記録あるいは前記
    記憶部から読み出すことができる手段を有することを特
    徴とする受信再生装置。
  8. 【請求項8】 請求項3〜7のいずれかにおいて、前記
    番組リストから前記予約された楽曲のタイトルや歌手名
    などの付帯情報を抽出する手段と、当該楽曲の前記楽曲
    データとともにこの付帯情報を前記記憶部に記録する手
    段と、記録された前記付帯情報を前記記憶部より読み出
    してその内容を文字表示する手段とを有することを特徴
    とする受信再生装置。
JP9097555A 1997-04-15 1997-04-15 デジタル多チャンネル放送システムにおける音楽番組配信方法および受信再生装置 Pending JPH10290441A (ja)

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