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JP2003046921A - 番組の予約記録方法、番組予約記録装置、及び番組予約記録用プログラム。 - Google Patents

番組の予約記録方法、番組予約記録装置、及び番組予約記録用プログラム。

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JP2003046921A
JP2003046921A JP2001236256A JP2001236256A JP2003046921A JP 2003046921 A JP2003046921 A JP 2003046921A JP 2001236256 A JP2001236256 A JP 2001236256A JP 2001236256 A JP2001236256 A JP 2001236256A JP 2003046921 A JP2003046921 A JP 2003046921A
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Daisaku Kato
大作 加藤
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子番組表提供者、及び放送者から供給
される電子番組表及び番組放送開始終了時刻情報を基に
放送時間帯の変更に自動追従する録画予約機能を有する
番組予約記録装置の構成を実現することにある。 【解決手段】 番組タイトル名及び放送時刻に係る電子
番組情報より第1の番組タイトル名を指定手段79によ
り指定し、その番組タイトル名の文字列と一部が同一で
あり、次回に放送される第2の番組タイトル名を検出手
段76により検出すると共に、その放送時刻情報を情報
取得手段76により得、第2のタイトルの番組を予約記
録手段76により予約してハードディスク63に記録す
るようにし、放送時間帯の変更に自動追従して記録する
番組予約記録装置40を実現した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送される番組を
予約して記録する番組の予約記録方法、その方法を搭載
するハードディスクレーコーダなどの番組予約記録装
置、及び番組の予約記録方法をコンピュータを用いて実
行するための番組予約記録用プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、VTRやハードディスクレコ
ーダーなどには記録時間を設定して放送されるいわゆる
連続番組を記録する番組予約記録の機能が搭載されてお
り、その番組予約は毎週予約、毎日予約あるいは月〜金
曜予約等のように、一回の操作で複数回放送される番組
を記録する機能も一般的な予約記録機能として用いられ
ており、例えば毎日放送される連続番組を全て連続した
番組として予約記録し、その1週間分の連続記録した番
組を週末に連続視聴することができるなど便利な機能で
ある。
【0003】そして、ハードディスクレコーダにより番
組を纏めて記録するような場合は、その番組が複数種類
の番組であり、複数種類の番組が順繰りに記録されたよ
うな場合であってもランダムアクセス性の優れているハ
ードディスクレコーダは一種類の番組をアクセスしなが
ら連続して再生することができるため、ビデオテープに
よる再生と異なり一種類の番組のみを連続して視聴する
ことができるなど、そのような複数回にわたり放送され
る番組を好適に再生することができるものである。
【0004】しかし、その連続番組は、他の番組の都合
により放送時間が変更されて放送されることもあり、仮
に放送時間が変更されるときは、その変更ごとに手動に
より予約内容を修正する必要がある。
【0005】そこで、その番組予約内容の自動修正に係
り、特開平11−86377号公報「録画予約記録装置
とこれを使用した録画予約システム」に、録画する番組
を番組IDにより管理し、その番組IDに係る番組放送
時間変更情報を番組データ管理センターより得、その得
られた変更情報に基づいて番組予約記録時間を変更する
手法が開示されている。
【0006】また、特開2000−341156号公報
「放送受信装置」には、参照する番組情報が到着する前
に番組予約の時間帯を設定しておき、番組情報が到着し
たときに設定した予約時間帯での番組を特定してその番
組の予約記録を実行する放送受信装置の構成が開示され
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記の特開
平11−86377号公報では、得られる電子番組表情
報に基づいて予約記録すべき番組の放送時間の変更に対
応させて記録時間を自動的に変更することは可能にして
いるものの、そのような番組予約記録時間の自動変更が
なされるためには、放送時間を変更しようとする放送事
業者が放送するそれぞれの番組に固有な番組IDを付す
と共に、その番組IDの付された番組に係る放送時間の
変更情報を電子番組表提供会社が提供するような番組情
報供給システムを実現しなければならないなど、その手
法は有効に活用されるには至っていない。
【0008】また、前記の特開2000−341156
号公報では、予め設定した時間帯に放送される番組を供
給される電子番組表情報に基づいて予約記録するもの
で、その設定された番組の放送時間の変更に対応させて
記録時間を自動的に変更することは可能にしているもの
の、そのような番組予約記録時間の自動変更がなされる
ためには、放送時間を変更しようとする放送事業者が放
送するそれぞれの番組に対して電子番組表供給事業者が
供給したと同一の番組IDを付して放送受信者に提供す
るような番組情報供給システムを実現しなければならな
く、異なる事業者から供給される番組情報を同一情報と
して判断することが難しく、放送直前に変更された放送
時間の変更に対応して予約時間を変更することは困難な
状況にある程度のものでしかなかった。
【0009】そこで、本発明では、録画予約時に、電子
番組表上の番組名を選択することでその番組の放送日、
放送チャンネル、開始時刻、終了時刻、及び番組のタイ
トル名を取得すると共に、その録画予約を翌日以降の日
に対象日を変えて実行する際には、その開始時刻を中心
とする所定の範囲内の時間帯で、その番組タイトルを元
にその日に放送される録画目的の番組を検出し、検出さ
れた番組の開始時刻及び終了時刻情報を得て録画予約を
実行するようにした。
【0010】さらに、電子番組表で録画予約のために選
択した番組に対して、毎週、毎日、月から金曜など特定
であり単独の、もしくは複数の曜日を対象として録画予
約を繰り返し実行させる場合に、電子番組表を用いて録
画予約を実行する日に、その番組の開始時刻又は終了時
刻が最初に予約をした番組のそれから変更される場合で
あっても、自動的に動作時間を変更して時間的に過不足
なく目的とする番組を録画する機能を有し、また該当す
る番組が検出されないような場合にはその日には該当す
る番組は放送されないと判断してその日の録画は行わな
いこともできるようにした。
【0011】さらにまた、電子番組表上で録画対象の番
組を特定する情報として、番組タイトル名の代わりに電
子番組表から得られる番組のジャンル情報を使用するこ
とで、同一のジャンル情報に係る番組でほぼ同一の時間
帯に放送される番組があるような場合には、番組タイト
ルに関わらずその同一ジャンルの番組を毎回録画するこ
とができる機能を提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために以下の1)〜10)の手段より成るもので
ある。すなわち、
【0013】1) 放送番組のタイトル名及び放送開始
終了時刻情報を含む電子番組情報を基に、曜日ないしは
週が異なりほぼ同一の時刻から連続して放送されるいわ
ゆる連続番組又はシリーズ番組の次回以降の予約記録設
定を自動的に行なう番組の予約記録方法であって、前記
電子番組情報より、自動予約記録設定を行なう放送番組
に係る情報を読み出し、その読み出された情報より番組
タイトル名を取得する第1のステップ(76、79)
と、前記番組タイトル名を構成する文字列と、少なくと
も一部の文字列が同一であり、且つ前記連続又はシリー
ズ放送される番組に係る次回番組タイトル名を、前記電
子番組情報、又は更新された開始終了時刻情報を含んで
伝送される更新電子番組情報より取得する第2のステッ
プ(56、76)と、その第2のステップで取得された
放送開始終了時刻情報を基に前記番組の記録を予約する
第3のステップ(76、65)と、を少なくとも有する
ことを特徴とする番組の予約記録方法。
【0014】2) 前記第2のステップにおける連続又
はシリーズ放送される番組の時間間隔は、異なる週の同
一の曜日、異なる月曜から金曜などの特定の曜日、又は
異なる毎日など選択された対象曜日に係る時間間隔であ
ることを特徴とする1)項記載の番組の予約記録方法。
【0015】3) 前記第2のステップにおける連続又
はシリーズ放送される番組の時間間隔は、所定の時間範
囲にある時間間隔であり、且つその時間間隔に前記次回
番組タイトル名が取得されないときは、少なくともその
取得されない日に係る前記番組の予約記録動作を停止す
ることを特徴とする1)項記載の番組の予約記録方法。
【0016】4) 前記番組タイトル名は、前記電子番
組情報に含まれる前記番組のタイトル名を直接選択する
以外の、操作により入力した受信チャンネル情報及び前
記放送開始終了時刻情報を基に、前記電子番組情報より
録画予約すべき番組情報を取得し、その取得された番組
情報に係る番組のタイトル名を前記番組タイトル名とす
ることを特徴とする1)項記載の番組の予約記録方法。
【0017】5) 前記番組タイトル名は、操作により
入力した放送日を含む前記放送開始終了時刻情報を基に
前記電子番組情報より録画予約すべき番組情報を取得す
るに際し、前記電子番組情報に、前記放送日に係る番組
情報が記述されていないときは、それ以降に配信される
前記番組情報が記述された更新電子番組情報より取得さ
れる番組のタイトル名を前記番組タイトル名とすること
を特徴とする1)項記載の番組の予約記録方法。
【0018】6) 放送される複数の放送番組に係り、
それぞれの番組タイトル名、番組ジャンルを示す情報、
及び放送開始終了時刻情報を含む電子番組情報を得、そ
の得られた電子番組情報を基に、操作により選択された
放送番組を自動予約記録する番組の予約記録方法であっ
て、前記電子番組情報より、前記選択された放送番組に
係る情報を読み出すと共に、その読み出された情報より
前記番組ジャンルを示す情報を取得する第1のステップ
(76、79)と、その第1のステップで取得された番
組ジャンルと同一の番組ジャンルを示す情報を有し、且
つ前記選択された番組と異なる週の同一の曜日、異なる
月曜から金曜などの特定の曜日、または毎日など選択さ
れた異なる対象曜日に放送され、更にその放送時間帯は
前記選択された放送番組の放送時間帯に比して所定の時
間範囲内で早く又は遅く放送のなされる番組であり、そ
の番組に係る情報を、前記電子番組情報または更新され
た時刻情報を含んで伝送される更新電子番組情報より取
得する第2のステップ(56、76)と、その第2のス
テップで取得された放送開始終了時刻情報を基に前記番
組ジャンルの番組の記録を予約する第3のステップ(7
6、65)と、を少なくとも有することを特徴とする番
組の予約記録方法。
【0019】7) 放送番組のタイトル名及び放送開始
終了時刻情報を含む電子番組情報を基に、曜日ないしは
週が異なりほぼ同一の時刻から連続して放送されるいわ
ゆる連続番組又はシリーズ番組の次回以降の予約記録設
定を自動的に行なう番組予約記録装置であって、前記電
子番組情報より、自動予約記録設定を行なう放送番組に
係る情報を読み出し、その読み出された情報より番組タ
イトル名を取得する番組タイトル名取得手段(76、7
9)と、前記番組タイトル名を構成する文字列と、少な
くとも一部の文字列が同一であり、且つ前記連続又はシ
リーズ放送される番組に係る次回番組タイトル名を、前
記電子番組情報、又は更新された開始終了時刻情報を含
んで伝送される更新電子番組情報より取得する時刻情報
取得手段(56、76)と、その時刻情報取得手段によ
り得られた放送開始終了時刻情報を基に前記番組の記録
を予約する予約記録手段(76、65)と、を少なくと
も具備して構成することを特徴とする番組予約記録装
置。
【0020】8) 放送される複数の放送番組に係り、
それぞれの番組タイトル名、番組ジャンルを示す情報、
及び放送開始終了時刻情報を含む電子番組情報を得、そ
の得られた電子番組情報を基に、操作により選択された
放送番組を自動予約記録する番組予約記録装置であっ
て、前記電子番組情報より、前記選択された放送番組に
係る情報を読み出すと共に、その読み出された情報より
前記番組ジャンルを示す情報を取得する番組ジャンル取
得手段(76、79)と、その番組ジャンル取得手段に
より取得された番組ジャンルと同一の番組ジャンルを示
す情報を有し、且つ前記選択された番組と異なる週の同
一の曜日、異なる月曜から金曜などの特定の曜日、また
は毎日など選択された異なる対象曜日に放送され、更に
その放送時間帯は前記選択された放送番組の放送時間帯
に比して所定の時間範囲内で早く又は遅く放送のなされ
る番組であり、その番組に係る情報を、前記電子番組情
報または更新された時刻情報を含んで伝送される更新電
子番組情報より取得する時刻情報取得手段(56、7
6)と、その時刻情報取得手段により得られた放送開始
終了時刻情報を基に前記番組ジャンルを示す情報を有す
る番組の記録を予約する予約記録手段(76、65)
と、を少なくとも具備して構成することを特徴とする番
組予約記録装置。
【0021】9) 前記予約記録手段において記録の予
約される放送番組は、設けられる外部入力端子より供給
される放送番組であることを特徴とする7)又は8)項
記載の番組予約記録装置。
【0022】10) 1)又は6)項のうちのいずれか
一項記載の第1乃至第3のステップを、コンピュータに
より実行させることを特徴とする番組予約記録用プログ
ラム。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の番組の予約記録方
法、番組予約記録装置、及び番組予約記録用プログラム
の実施の形態につき、好ましい実施例により説明する。
図1は、その実施例に関わる番組の予約記録方法を搭載
した番組予約記録装置の概略構成図であり、その構成と
動作について述べる。
【0024】同図において、この番組予約記録装置40
は予約された番組を記録する記録部50、ランダムアク
セス記録及び再生を行う媒体部60、及び記録された番
組を再生する再生部70よりなり、再生部70にはモニ
タTV90が接続され、またリモコン95が赤外線によ
り接続されている。そして、記録部50はTVチューナ
51、A/D変換器52、MPEG−2エンコーダ5
3、ストリームアナライザ54、REC−FIFO5
5、及びEPG復号器56より構成され、また媒体部6
0はハードディスク記録再生器61、ハードディスク6
3、及び書き込み読み出し制御器65より構成され、そ
して再生部70はバッファメモリ71、MPEG−2デ
コーダ72、OSD(On Screen Display)73、D/
A変換器74、マイコン76、一時記憶メモリ78、及
びリモコンインタフェース79より構成される。
【0025】次に、この様に構成される番組予約記録装
置40の動作について概説する。まず、ネットワークに
接続される番組情報センターより電子番組表を得て、な
いしは放送信号に多重される補助信号より番組情報信号
を得、得られたそれらの番組情報信号をOSD73によ
り表示信号として生成してモニタTV90に表示し、そ
の表示された番組情報を基にしてリモコン95を操作す
るなどにより予約録画すべき番組を設定する。
【0026】そのようにして設定された番組予約記録の
設定情報はマイコン76に接続される一時記憶メモリ7
8に記憶され、その番組録画開始時刻に近づいたとき、
マイコン76より受信すべきチャンネル情報はTVチュ
ーナ51に供給され、そのTVチューナ51では、アン
テナより入来する放送電波の内、供給された受信チャン
ネル情報に基づく受信チャンネルの信号が選定されて受
信され、受信されて得られるビデオ信号はA/D変換器
52に供給され、デジタル信号に変換されてMPEG−
2エンコーダ53に供給される。
【0027】そのMPEG−2エンコーダ53では、供
給された信号はISO/IEC(International Organi
zation for Standardization / International Electro
technical Commission)で定められたMPEG−2(mo
ving picture experts group- 2)標準規格に従って圧
縮符号化され、その圧縮符号化のされた信号はストリー
ムアナライザ54に供給され、そこでは圧縮符号化され
た信号の形式が解析され、解析して得られる符号化情報
信号、及び供給された圧縮符号化信号はREC−FIF
O55に供給される。
【0028】そのREC−FIFO55では記録(reco
rding)用信号のFIFO(first in first out)動
作、即ち供給される信号を一時記憶し、入力された順に
その信号を出力する回路であり、その回路より供給され
た信号はハードディスク記録再生器61に供給され、そ
のハードディスク記録再生器61では、供給された信号
はハードディスク63に記録される信号としてセクタサ
イズごとに分割され、その分割された信号は書き込み読
出し制御器65に動作制御されるハードディスク63に
供給され、図示しない円盤状記録媒体に記録される。
【0029】このようにして、チャンネル選択がなされ
て受信されたビデオ信号及び図示しない付随される音響
信号は圧縮符号化された映像信号、及び音響信号とさ
れ、それらの映像信号、及び音響信号はセクタサイズ毎
に分割されてハードディスク63に記録されるようにな
されるため、複数種類の番組が予約されて記録されるよ
うな場合であっても、その記録された番組の再生は希望
する一種類の番組のみをアクセスしつつ連続して再生す
ることができる。次にその様にして記録部60のハード
ディスク63に記録された信号の再生について述べる。
【0030】まず、視聴者によりリモコン95の再生ボ
タンが操作されたときは、その操作内容は変調された赤
外光線としてリモコンインタフェース79に伝送され、
リモコンインタフェース79に伝送された操作内容に係
る信号はマイコン76に供給され、そのマイコン76か
らは、操作内容に応じて生成された制御信号が書き込み
読み出し制御器65に供給され、その書き込み読み出し
制御器65に供給された制御信号に基づいてハードディ
スク63の再生個所が制御され、そのハードディスク6
3からは指定された一種類の番組に係る録画個所の信号
が読み出され、読み出された信号はハードディスク記録
再生器61に供給される。
【0031】そのハードディスク記録再生器61では、
ハードディスク63より読み出された信号の増幅、及び
周波数応答特性などの補正が行われ、その特性などの補
正された信号はバッファメモリ71に供給され、そのバ
ッファメモリ71では、供給される圧縮符号化された映
像信号は一時記憶され、一時記憶された信号はMPEG
−2デコーダ72からの要求に応じて読み出されてその
MPEG−2デコーダ72に供給される。
【0032】そのMPEG−2デコーダ72では、供給
された圧縮符号化のなされた映像信号はMPEG−2標
準に基づいてエンコーダ53で復号化され、その復号化
されて得られたデジタルビデオ信号はOSD(On Scree
n Display)73を介してD/A変換器74に供給さ
れ、そこでデジタルビデオ信号はアナログビデオ信号に
変換されてモニタTV90に供給されて、表示される。
【0033】そのOSD73では、必要に応じてモニタ
TV90に表示される映像信号に多重して表示すべき表
示信号が生成され、その生成された表示信号は直接モニ
タTV90に表示される、ないしは復号化された映像信
号に多重された合成信号とされて表示されるためのデジ
タル映像信号が生成され、その生成されたデジタル映像
信号はD/A変換器74に供給され、モニタTV90に
供給されるアナログ映像信号が得られるようになされて
いる。
【0034】以上のようにして、セクタサイズ毎に分割
されて、高速にハードディスクに記録、及び再生を行う
ことのできる番組予約記録装置では、ハードディスク上
の離れた位置に記録された番組も連続して再生すること
ができるため、例えば月〜金曜の定時に放送される連続
番組と、所定の曜日にのみ放送される番組など希望する
複数種類の番組が続けて予約記録されたような場合であ
っても、その番組の再生は複数ある番組のうちの希望す
る1種類の番組のみを連続再生して視聴することができ
る。
【0035】さらに、定時番組の放送時間が放送者側の
都合により変更されるような場合であっても、この実施
例で述べる番組予約記録装置ではその放送時間の変更情
報を放送信号に付随して送信される信号などより得て記
録開始、ないしは記録終了時刻の自動更新がされるよう
になされているため、その前後に予約記録された番組同
士は連続した番組として再生される。
【0036】次に、そのような記録時刻の自動更新機能
を有する番組予約の方法、及びその動作について述べ
る。図2は、自動更新機能を有する番組予約装置より信
号が供給されてモニタTV90に表示される入力画面を
例示したものである。
【0037】同図に示される入力画面で、上部に示す受
信波101では受信中の放送波に多重される電子番組情
報を、Gコード102ではGコードによる入力を、EP
G103ではEPG(Electronic Program Guide)を提
供するEPG提供者を、またサービスプロバイダ104
では情報提供サービスを行なうサービスプロバイダを選
択して電子番組情報を得るための表示画面である。
【0038】これらの表示画面による電子番組情報取得
経路の選択はEPGプロバイダ選択画面121の三角形
で示される矢印を、又はリモコン95に設けられる矢印
キーが操作されてEPG情報の提供経路が選択、設定さ
れる。
【0039】そのようにしてEPG情報の提供経路が選
択され、その経路より入手された番組情報は番組表11
1の領域に表示され、表示された番組表を矢印キーによ
り上下左右にスクロール表示することにより所定の放送
チャンネル及び放送日時の番組を指定し、選択すること
ができる。
【0040】そして、選択された番組より放送チャンネ
ル、放送日、放送開始及び終了時刻、タイトル名、及び
番組のジャンを示す情報を得ることができ、それらの得
られた情報のうち番組タイトル名は番組タイトル領域1
13に、番組のジャン情報はジャンル領域114に表示
され、不要なサブタイトルの削除など必要に応じて表示
される文字列の編集が行われる。
【0041】その時点で、その番組に係る番組プリビュ
ーデータがEPG提供者などより提供されている場合に
はプリビュー操作領域124を操作し、伝送されるプリ
ビュー映像を番組プリビュー領域116に表示すること
ができる。
【0042】その番組プリビューにより、録画設定を行
う番組が操作者の好む番組であるとされるときには放送
時間領域に表示される放送開始終了時間情報に基づいて
録画を希望する曜日を、また連続番組の録画をする場合
には記録すべき放送回数を、操作設定領域123の必要
個所をリモコンなどにより操作して複数回放送される連
続番組ないしはシリーズ番組の記録を行なうように設定
する。
【0043】そして、その複数回放送される番組のハー
ドディスク63への記録は、毎回の放送を記録するか、
あるいは前の週に記録した記録領域に上書きするように
して記録するかの記録方法を、操作設定領域123を操
作しつつ記録方法領域画面115の表示色を反転させる
などにより指定し、これらの操作設定が完了した状態で
自動予約領域105が操作されると、その後自動的に番
組の予約記録がされるようになされる。
【0044】図3に、番組操作予約の方法をフローチャ
ートにより示す。同図において、S11において録画時
間の設定を行ない、S15において取得されて表示され
たEPG情報を確認し、S16で番組のタイトル名を選
定することにより指定し、複数シリーズのタイトル名を
指定したときはS18によりそれらのタイトル名を一覧
表示し、S19で毎週記録、ないしは連続記録などの記
録方法を指定し、それで良ければS21により自動予約
記録を設定する。
【0045】このようにしてなされる予約記録設定の動
作に関し更に述べる。最も簡単な番組の予約方法はモニ
タTV90に電子番組表を表示し、リモコンなどに設け
られる矢印キーを操作することによリ画面をスクロール
し、所望の番組プログラムを探し当て、その番組を選択
している状態でリモコンのOK(決定)ボタンを操作す
る(押す)ことによリ目的とする番組を指定するもので
ある。
【0046】このようにして、モニタTV画面とリモコ
ンキーなどの操作により番組の指定が出来るが、Gコー
ドを用いて番組の指定を行う方法もある。そのGコード
を用いる場合の番組指定は、例えば指定すべき番組の情
報が放送波に多重される電子番組表に記載されていない
数日以上後に放送される番組を予約するときなどに使用
する。
【0047】例えば、現在取得している電子番組表には
まだ記載されていない5日後から始まる新ドラマを毎週
予約するような場合には、そのドラマに係るGコードを
週刊テレビガイドなどの週刊誌により得る、ないしは直
接放送日、開始時刻などを入力する方法により可能とな
る。
【0048】そのGコード入力、ないしは放送日、開始
終了時刻等の入力などの方法により録画する番組を指定
するときに、Gコード入力による場合ではそれを放送
日、チャンネル、開始終了時刻等の情報に変換し、その
変換された情報又は入力された開始終了時刻等の情報を
元に該当する日の電子番組表を得、得られた電子番組表
上で該当する番組を操作者の操作により、「確認」され
た番組として番組タイトルを確定して後に、改めてその
電子番組表から放送日、放送チャンネル、開始時刻、終
了時刻、及び番組タイトル情報などを再度取得するよう
にする。
【0049】そのような、番組放送情報の再取得は、そ
の時点での最も新しい番組放送情報を取得することと、
その後に生じる放送時間等の変更に対して自動的に更新
処理を行なうためのものである。そして、従来のVTR
などにおける録画予約では、少なくとも放送日、放送チ
ャンネル、開始時刻、及び終了時刻などの設定がなされ
れば録画予約を実行できたが、ここで述べる番組予約記
録装置では録画する番組を特定し、さらに記録時刻の自
動更新を行なうために番組のタイトル名を利用するもの
であり、録画予約時に電子番組表上で番組を指定し番組
タイトル名を確定することが必要となる。
【0050】そして、このような番組タイトル名の確定
を行なうに際し、確定を行なう番組の放送日が数日以上
後であるような場合で当日の番組表が得られていないと
きには、後日その該当する日の電子番組表が取得できる
時点以降にその番組名の確定操作を行なうようにする。
【0051】以上、番組名の確定操作について述べた
が、Gコードを用いて得た番組情報により確定操作を行
なうに際し、開始時刻、ないしは終了時刻は電子番組表
上の番組のそれと完全に一致することなく、例えば数分
間の誤差を伴っていたり、また電子番組表では、特に深
夜放送などで複数の番組がまとめられて1つの番組とし
て表示されることがあるが、それらいずれの場合であっ
ても、最も近いと判断される番組情報を選定し、ハイラ
イト表示などで区分けするようにし、その区分けされた
番組情報を基に操作者により番組タイトル名の確認操作
がなされるようにする。
【0052】次に、その番組名の確認操作について更に
述べる。図4に、EPG情報の表示例を示す。同図にお
ける電子番組表の表示例は、7月4日20時からの第
8、10、及び12チャンネルの放送番組であり、それ
らの番組のうち、第8チャンネルの21時より開始され
るファイティングガールが選択されているが、その番組
の選択は電子番組表111上でなされたものである。
【0053】その番組タイトル名が「ファイティングガ
ール」である番組タイトルの前の(S)はステレオ放送
を、(新)のアイコンは新番組であることを示してお
り、その番組は全12回放送番組のうち、今回の放送は
初回放送の番組であることが示されており、また図示さ
れていないがこの番組のジャンルはドラマであることが
表示色によって識別されるようになっている。このジャ
ンルを示す情報は、電子番組表の付加情報として提供さ
れている。
【0054】このようにして放送されるドラマの場合、
初回放送の終了時刻は次の番組が開始される22:09
として示されいるが、2回目以降の放送は21:54頃
に終了することが多く、また最終回の場合は放送時間が
長く設定されて行われるのが通例である。
【0055】このように、番組の終了時間が異なって設
定される番組を毎週録画予約するような場合では、少な
くとも所定の情報を録画予約情報として有している必要
がある。図5に、その項目と録画予約情報の例を表によ
り示す。
【0056】同表に示される録画予約情報は、定期的に
なされる番組の録画予約に係る必須情報であるが、実際
にはこれらの項目の他に録画スピード(またはビットレ
ートや画質を示す録画モード)、及びCM(commercial
message)カットの有無などが選択項目として用いられ
る。
【0057】これらの録画予約情報を基に録画予約がな
されるが、予約完了時点以降に電子番組表が更新され
て、7月4日のこの番組の放送時間帯が変更された場合
は自動的に録画予約情報の更新を行う。さらに、毎週録
画が指定されているので、1週間後の7月11日の録画
予約の実行に際しても、同様に最新の電子番組表を用い
て、上記のような放送時刻の変更があるときは、その変
更、更新された放送時刻を基に8チャンネルで放送され
る番組の自動録画が行われる。
【0058】以上のようにして、電子番組表より放送番
組情報を得つつ毎週同一のチャンネルで放送され、予約
される番組の自動予約録画がなされるが、次にその同一
の番組を毎週予約録画するための番組の特定方法につい
て述べる。
【0059】一般に番組特定は、その番組毎に番組固有
の番組IDを定義し、その番組IDを基に番組特定が行
われるが、この例における番組特定は番組IDを用いる
ことなく番組のタイトル名を用いる。それは、実際に入
手できる電子番組表に番組固有のIDを期待するのは現
実的ではなく、汎用性に欠けるからである。
【0060】すなわち、番組タイトル名は文字列であ
り、電子番組表の提供者が異なる場合であっても常に入
手できる可能性が高く、且つ文字列であるがゆえに曖昧
検索などの検索手段を用い、例え録画予約時に電子番組
表から取得したタイトル名と、翌週以降の該当番組のタ
イトル名が多少異なる場合であっても、タイトル名の文
字列に共通の文字列が部分的に含まれるような場合に
は、番組の同一性の判断が比較的容易にできることによ
る。
【0061】そして、取得される電子番組表の入手経
路、及び入手手段については、例えばGガイド(Gはジ
ェムスターの頭文字)やADAMS(tv-Asahi Data An
d Multimedia Service)などの地上波放送に重畳されて
配信されるもの、CS(Communication Satellite)デ
ジタル放送及びBS(broadcasting satellite)デジタ
ル放送のように衛星から配信されるもの、2003年か
ら開始されるデジタル地上放送の付随情報によるもの、
ないしはインターネットなどを介してサービスプロバイ
ダよりダウンロードされるものなどのいずれによっても
よく、且つ伝送される電子番組表のデータフォーマット
にも依存していない。
【0062】このようにして、番組タイトル名を文字列
として扱い、その文字列が含まれて伝送される電子番組
表のデータは、仮にEPG提供者が異なり、異なるフォ
ーマットによる電子番組表データである場合において
も、国内で定められるJIS、あるいは国際的にISO
/IEC(International Organization for Standardi
zation / International Electrotechnical Commissio
n)で定められているユニコードなどの標準的な文字デ
ータが用いられて伝送される電子番組表のデータの場合
では判別が可能であり、仮に番組固有のIDが含まれて
伝送されるような電子番組表であっても、それを使用す
ることなく番組の特定がなされるものである。
【0063】次に、そのようにして特定される番組情報
と共に伝送される放送開始終了時刻情報を得て番組予約
記録時間の更新を行なう方法について述べる。その番組
情報は、前記の7月4日に初回の予約記録を行なった番
組の第2回目に放送される番組の予約、即ち7月11日
の8チャンネルで21:00〜22:09の時間帯にあ
り、番組タイトルが「ファイティングガール」として付
されるものを電子番組表上より検索して得ることであ
る。
【0064】そして、その番組を検索するタイミングは
その電子番組表が更新されて供給される時、ないしは当
日である7月11日の同放送時間帯よりも十分に前の時
刻であっても構わないが、あまりにも直前過ぎる場合
(たとえば数分)ではそれよりも早く放送が開始された
時に対応できないため、前回放送が開始された時間より
も所定時間前に行なう。
【0065】そこで、番組を探す時間帯を、予約情報の
開始時刻を基準にしてそれより前(過去)と後(未来)
方向でその番組を探す時間の範囲を定めるようにし、例
えばその時間範囲を一般的になされる番組の放送時間帯
の変更範囲である前2時間、及び後3時間程度の時間に
定め、仮にその定められた範囲内に該当する番組が検出
されないときには、その番組はその日には放送されない
として判断するようにする。
【0066】その時間範囲の設定は設計事項であるが、
その様な時間範囲に同一とされるタイトルの番組名を探
し出すのは、まずその予約時間帯にあるものから探し、
該当する番組がない場合にその前、及びその後と、本来
の開始時刻を中心に検索範囲を拡大しながら検索するこ
とにより、誤って異なる番組をその番組であると誤判定
してしまう可能性を減らすことができ、好ましい。
【0067】このような時間の範囲内で、電子番組表か
ら一致する番組タイトル名を有する番組を探し出し、そ
の番組タイトル名と共に伝送され、特定された番組の開
始時刻及び終了時刻の情報が得られた場合はそれらの時
刻情報を基に予約録画設定の更新を行なう。
【0068】ここで、そのようにして更新される番組予
約情報が深夜の時間帯に放送される番組である場合の例
について述べる。その深夜に放送される番組が、例えば
水曜日の23:50〜0:20まで放送される番組を毎
週予約するような場合では、仮にその番組の放送時間帯
が変更されて0:15〜0:45に放送されるような場
合では、厳密な意味での放送開始の曜日は木曜日であり
異なっているが、番組を探す所定の時間範囲内にあるの
で録画予約目的の番組であると認識して録画予約を行
う。
【0069】反対の場合で、0:30から開始される番
組が前日の23:30より放送されるような場合である
場合には曜日が1日早く放送されることになるが、その
ような場合にも対応した録画予約を行なうようにするた
め、前記の当日という表現は正確には0:00をまたい
でも曜日を変えないこととして扱う。
【0070】さらに、予約情報は当日の番組の録画がで
きるものに更新するが、前記の例のように水曜日の2
3:50〜0:20まで放送される番組の放送時間帯が
変更になって0:15〜0:45に放送された場合に
は、開始時刻と終了時刻だけではなく、放送日も変更す
るようにして行なう。
【0071】ただし、次回(毎週予約の場合では次週)
番組を探す基準の開始時刻と終了時刻はこの変更後のも
のでなく、最初にユーザにより直接操作されて予約され
たデータを用いる方が好ましいとする考え方もあり、そ
のような場合では、最初に操作されて記憶された予約番
組の放送日、開始時刻及び終了時刻のデータを保存して
おき、それらの保存されているデータを元に第3週以降
に放送される目的の番組を同じ時間帯から探し出すよう
にすればよい。
【0072】この様にして、目的とする番組を探し出し
て毎週録画予約を行なうことによリ、同一のシリーズの
番組を連続して視聴する、あるいはハードディスクに記
録された複数種類の番組より同一シリーズの番組のみを
再生しつつビデオテープに記録するといった応用が可能
となる。
【0073】次に、その同一シリーズの番組を探し出す
ための番組タイトル名のマッチングについてさらに述べ
る。すなわち、前記時間帯内で、電子番組表から一致す
る番組タイトルを有する番組名を探し出す際に、単純な
文字列比較により完全に一致するもののみを目的の番組
とすると、本来見つけるべき番組が存在しないと判断さ
れる場合がある。
【0074】それは、例えば「出動!ミニスカポリス」
なる番組名は「ミニスカポリス」あるいは「ミニスカ」
として省略したタイトル名で電子番組表に記述されるこ
とがあるからであり、そのようなタイトル名の省略は特
に深夜放送における番組表でよくなされる。
【0075】そのように、番組名が省略されて記述され
るような場合であっても予約記録すべき目的の番組であ
るとして判断されるよう、番組タイトル名のマッチング
は曖昧検索などの手法を用いて用い、例えば共通の文字
が存在しているなどタイトル名にある程度以上の類似性
が検出されるときは同一シリーズの番組名として認識す
るようにする。
【0076】そのような番組名の同一シリーズであると
する認識は、実際の番組の放送時間帯の変更幅はそれほ
ど大きくなく、所定の時間幅の中で簡易的に番組タイト
ル名の曖昧検索手法を用いることにより殆どの対象とさ
れる番組を探し出すことができるため、その時間の範囲
に対象とされる番組が検出されなかったときには、その
日の放送はないと判断しても実用上の問題はないことに
なる。
【0077】そして、電子番組表によっては番組のタイ
トル中に放送回数などが含まれることがあり、そのよう
な場合はその放送回数の数字を基に同じシリーズの番組
であると認識するようにして、あいまい検索の手法によ
り認識できなかった番組を該当する番組として検出する
こともできる。
【0078】このようにして、番組タイトル名を用いて
同一シリーズの番組を自動検索することにより自動予約
録画を行うこともできるが、そのような電子番組表デー
タを得て、放送時間帯の変更に自動的に追従して毎回新
しい記録領域に予約録画を行なう機能は、例えばハード
ディスクの記録領域が不足している場合、ないしは操作
者によってオフの操作がなされたときなどはその動作を
停止するようにしてもよい。
【0079】以上、操作により番組タイトル名を指定
し、その指定されたタイトル名を基にして得られた電子
番組表よりその放送開始、及び終了時刻情報を得、それ
らの得られた時刻情報を基に例えば毎週自動予約録画を
行ない、その録画された番組タイトルが複数種類ある場
合であっても、所定の番組タイトルのもののみをランダ
ムアクセスして再生するなどの手法について述べた。
【0080】そして、その番組タイトル名を指定して自
動番組予約記録を行なう方法は、同一ジャンルの番組を
自動記録する手法としても応用できる。その同一ジャン
ルの番組を自動予約記録する方法は、例えば、月曜の8
チャンネルの21:00は通称「月9(げっく)」と呼
ばれる、ドラマが放映される定番の時間帯であり、通常
その前後の時間帯にはドラマ以外の番組が放送されるた
め、多少放送時間帯が変動する場合であっても、そのジ
ャンル情報を用いて目的のドラマを録画することができ
る。
【0081】その「月9」で毎週放送されるドラマのタ
イトル名のそれぞれは異なっているが、放送されたある
ドラマの番組が終り、次週に新しいドラマが始まる場合
であっても、月9のドラマの記録忘れが生じないように
する。場合によって、番組改編時などに特別番組でバラ
エティーなどが放送されることもあるが、それはジャン
ルが異なる番組であるので録画はされないことにする。
【0082】そのジャンル情報を用いて予約録画を行う
方法の場合では、例えば時間のみを指定して毎週予約記
録を行う方法の場合では上記特別番組の記録もされてし
まうが、ジャンル情報を参照して自動録画予約を設定す
るような場合ではジャンルの異なる番組の記録はされる
ことなく、ハードディスクの記録領域を有効に確保する
ことが出来るものである。
【0083】次に、その録画予約に用いるジャンルコー
ドの例について述べる。図6に、ジャンルコード例と、
そのコードにより定義される番組の内容を示す。同図に
おいて、番組を大分類するためのジャンルコード1と、
そのコードに対応する番組内容(コンテンツとも言う)
の関係を例示している。
【0084】そのジャンルコード1は16進法で「0」
から「F」までの定義がなされており「0」は未定義コ
ンテンツ、「1」は映画、ないしはドラマ、「2」はニ
ュース等、「3」はショー関係、・・・、「B]はスペ
シャルなコンテンツ、「C」〜「E」は将来のための予
約、そして「F」は利用者が個別に定義するコンテンツ
とされている。
【0085】このようなジャンルコード1により大分類
されたコンテンツはその中で中分類されるが、それを行
うのがジャンルコード2である。図7に、コンテンツを
中分類するジャンルコード2の例について示す。
【0086】同図において、ジャンルコード1の「1」
として分類される映画、ドラマのコンテンツを中分類す
るためのジャンルコード2と共に、その内容を16進法
で「0」から「F」までとして示してある。
【0087】即ち、「0」は一般的な映画、ドラマ、
「1」は探偵もの、スリラー、「2」は冒険、西部劇、
戦争もの、・・・、「8」は成人向け映画、ドラマ、
「9」〜「E」は将来のための予約、「F」は利用者が
個別に定義するコンテンツとされている。図8に、ジャ
ンルコード1が「7」である芸術、教育用コンテンツの
ジャンルコード2による内容の例を示す。
【0088】このようにして、ジャンルコード1で
「0」〜「F]として大分類されるコンテンツのそれぞ
れはジャンルコード2により各々が「0」〜「F]とし
て中分類されるようになされており、さらに小分類、及
びそれ以上の細分化は必要に応じてジャンルコード3、
ジャンルコード4を設けて行なうことができる。
【0089】このようなコンテンツの分類は、EPG提
供者、ないしは放送者の間で標準化され同一のものが使
用される場合は、それらの番組情報提供者から番組と共
に提供されるこのようなジャンルコードを用いることに
よリ、上述のジャンルをジャンルコード1により、又は
ジャンルコードの1及び2の両者を用いて指定した番組
予約記録を行なうことができるものである。
【0090】以上、番組タイトル名を用いて、及びジャ
ンルコードを用いて番組の予約記録を行なう方法につい
て、毎週録画を中心として述べたが、その毎週予約は毎
日予約、月から金のウイークデイ予約、あるいは土日の
みの土日予約などの同様の対象曜日に繰り返して録画を
行う動作に適用できる。
【0091】そして、その予約記録はハードディスクレ
コーダなどでは録画先の領域を毎回新しい領域に記録す
る、ないしは新しい番組で上書き記録する方法によって
もよく、さらには月から金のウイークデイ予約の場合は
それぞれの曜日ごとに、同一曜日の領域に上書きするよ
うな方法によってもよく、それを操作により設定可能と
するか、ないしは記録領域の空き領域を検出しつつ自動
的に設定するようにするかは録画装置の設計事項でもあ
る。
【0092】さらに、毎週録画などの録画予約をしてい
た際に、今週その番組の放送がないと認識されたときに
は録画は行なわないが、番組が検索して得られないよう
な場合であっても、取りあえずその時間帯の番組を録画
するようにしてもよい。そして、番組の予約録画を行な
わなかった場合には「番組が見つからなかったので録画
しなかった」ことをOSD機能により視聴者に知らせる
ようにした方が、それを知らない視聴者が予約録画のな
された番組を視聴しようとした際に、その記録領域の番
組は更新されていない情報を先に提示する方が、自動予
約記録の不動作に対する不要な心配を与えずに済ませる
ことができる。
【0093】以上詳述したようにして、本実施例に示し
た番組予約記録装置によれば、電子番組表を用いて放送
時間帯の変更に自動追従する録画予約機能を提供できる
と共に、その電子番組表には番組固有の番組IDを用い
ることなく、現在利用可能である電子番組表のいずれの
電子番組表を用いてでも自動番組予約記録を行なうこと
が出来るものであり、特に緊急放送番組の挿入などによ
り放送時刻が近づいたときに行われる放送時刻の変更に
対しても、放送者などから送信される最新の電子番組情
報を得ることにより目的とする番組の自動予約更新記録
ができるものである。
【0094】そして、そのような自動録画の更新は前述
の図1に示したマイコン76に接続されるTVチューナ
51、EPG復号器56、OSD73、リモコンインタ
フェース79、及び書き込み読み出し制御器65などが
制御されて行われるものであり、マイコン76にはその
ような録画、及び再生制御を行なうためのプログラムソ
フトがインストールされており、そのプログラムソフト
により前述の動作が実行されている。
【0095】以上、ランダムアクセス記録の出来る記録
媒体を用いる番組予約記録装置の構成について述べた。
そしてその番組予約記録装置40は、記録部50と媒体
部60により構成される番組予約記録装置として、また
再生部70を映像信号再生装置として構成する方法であ
る。
【0096】そして、それらの番組予約記録装置と映像
信号再生装置は異なる場所に設置され、それらの離れた
場所に設置される装置はホームネットワークなどにより
結合して動作させることができる。
【0097】そのときの番組予約記録装置はホームサー
バーとされて家庭内に設置され、そのホームサーバーに
映像信号再生装置がホームネットワークで接続され、そ
の映像信号再生装置がモニタテレビの設置される部屋ご
とに、複数のセットトップボックスとして設置されるも
のである。
【0098】この場合、そのホームサーバーはビットス
トリーム送出装置として、セットトップボックスはビッ
トストリーム受信端末として構成され、両者は高速無線
LAN、あるいはホームLANなどにより結合され、双
方向通信を行いながらハードディスクに予約録画に係る
制御信号を伝送する、ないしは予約録画された映像信号
情報が各部屋からの操作命令により、目的とするビット
ストリームとして生成され、使用者の操作するセットト
ップボックスを介して、視聴されるモニタTVに供給さ
れ、復号されたビデオ信号が表示されるようになされ
る。
【0099】このように、離れた場所に送信端末と受信
端末としての記録装置と再生部を設置し、通信手段で結
合して動作させる場合は、複数の送信端末と、複数の受
信端末がネットワークを介して結合されて動作させるネ
ットワーク形映像システムを構成することになる。
【0100】さらに、媒体部に用いられる記録媒体はハ
ードディスクを中心として述べたが、記録媒体は高速ア
クセスが可能な媒体、例えば光磁気ディスク、RAM
形、又はRW形のDVD、そして半導体メモリ形記録媒
体等の他の記録媒体を用いた装置、及び従来のVTRに
も適用できる。
【0101】また、映像信号の符号化方式をMPEG−
2方式を例として述べたが、圧縮符号化の方法はこれに
限らず、俗にモーションJPEGと呼ばれるフレーム内
符号化による方法、あるいはMPEG−4方式、MPE
G−7方式、これから規格化の開始されるMPEG−2
1方式、その他フラクタルの圧縮手法を用いるものなど
であってもよい。
【0102】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、電子番組
情報より設定された放送番組に係る情報を読み出すと共
に、番組タイトル名を指定し、その番組タイトル名を構
成する文字列と、少なくとも一部の文字列が同一であ
り、且つ所定の時間間隔である曜日ないしは週が異なり
連続して放送される放送番組に係る番組タイトル名を電
子番組情報より検出してその番組タイトル名の放送番組
を予約記録するようにしているので、電子番組表には番
組固有の番組IDを用いることなく、放送時間帯の変更
に対しても自動追従した録画予約ができ、特に緊急番組
の挿入などにより放送時刻が近づいたときに行われる放
送時刻の変更に対しても、放送者などから送信される最
新の電子番組情報を得て目的とする番組の自動予約更新
記録ができる番組の予約記録方法を提供できる効果があ
る。
【0103】また、請求項2記載の発明によれば、特に
連続又はシリーズ放送される番組は異なる週の同一の曜
日、月曜から金曜などの特定の曜日の日の内の異なる曜
日、又は毎日など選択された異なる対象の曜日に放送さ
れる連続番組の予約記録を行なうようにしているため、
請求項1の効果に加え、記録媒体載利用効率を高めた、
且つ放送者などから送信される最新の電子番組情報を得
て目的とする連続番組の自動予約更新記録ができる番組
の予約記録方法を提供できる効果がある。
【0104】また、請求項3記載の発明によれば、特に
所定の時間範囲にある時間間隔で所望の番組タイトル
名、ないしは所望のジャンル名の付される番組タイトル
名が検出されないときは前記番組の予約記録動作を中止
するようにしているため、請求項1の効果に加え、記録
媒体載利用効率を高めた、且つ放送者などから送信され
る最新の電子番組情報を得て目的とする番組の自動予約
更新記録ができる番組の予約記録方法を提供できる効果
がある。
【0105】また、請求項4記載の発明によれば、特に
操作により入力された放送開始終了時刻情報に基づい
て、読み出された電子番組情報の番組タイトル名を操作
により選定しているので、請求項1の効果に加え、操作
が容易であり、且つ放送者などから送信される最新の電
子番組情報を得て目的とする番組の自動予約更新記録が
できる番組の予約記録方法を提供できる効果がある。
【0106】また、請求項5記載の発明によれば、特に
電子番組情報より録画予約すべき番組情報を取得するに
際し、その電子番組情報に希望する放送日の番組情報が
記述されていないときは、それ以降の日にその番組情報
が記述された更新電子番組情報が配信されたときに、そ
の記述された番組に係る番組のタイトル名を取得して録
画予約を行なうようにしているため、請求項1の効果に
加え、記録媒体載利用効率を高めた、且つ放送者などか
ら送信される最新の電子番組情報を得て目的とする番組
の自動予約更新記録ができる番組の予約記録方法を提供
できる効果がある。
【0107】また、請求項6記載の発明によれば、電子
番組情報より設定された放送番組に係る番組ジャンル情
報を読み出すと共に、その番組ジャンルに係る番組タイ
トル名を指定し、その番組タイトル名を構成する文字列
と、少なくとも一部の文字列が同一であり、且つ所定の
時間間隔である曜日ないしは週が異なり連続して放送さ
れる放送番組に係る番組タイトル名を電子番組情報より
検出してその番組タイトル名の放送番組を予約記録する
ようにしているので、電子番組表には番組固有の番組I
Dを用いることなく、放送時間帯の変更に対しても自動
追従した録画予約ができ、特に緊急番組の挿入などによ
り放送時刻が近づいたときに行われる放送時刻の変更に
対しても、放送者などから送信される最新の電子番組情
報を得て所望であり目的とするジャンルの番組の自動予
約更新記録ができる番組の予約記録方法を提供できる効
果がある。
【0108】また、請求項7記載の発明によれば、電子
番組情報より設定された放送番組に係る情報を読み出す
と共に、番組タイトル名を指定し、その番組タイトル名
を構成する文字列と、少なくとも一部の文字列が同一で
あり、且つ所定の時間間隔である曜日ないしは週が異な
り連続して放送される放送番組に係る番組タイトル名を
電子番組情報より検出してその番組タイトル名の放送番
組を予約記録するようにしているので、電子番組表には
番組固有の番組IDを用いることなく、放送時間帯の変
更に対しても自動追従した録画予約ができ、特に緊急番
組の挿入などにより放送時刻が近づいたときに行われる
放送時刻の変更に対しても、放送者などから送信される
最新の電子番組情報を得て目的とする番組の自動予約更
新記録ができる番組予約記録装置の構成を提供できる効
果がある。
【0109】また、請求項8記載の発明によれば、電子
番組情報より設定された放送番組に係る番組ジャンル情
報を読み出すと共に、その番組ジャンルに係る番組タイ
トル名を指定し、その番組タイトル名を構成する文字列
と、少なくとも一部の文字列が同一であり、且つ所定の
時間間隔である曜日ないしは週が異なり連続して放送さ
れる放送番組に係る番組タイトル名を電子番組情報より
検出してその番組タイトル名の放送番組を予約記録する
ようにしているので、電子番組表には番組固有の番組I
Dを用いることなく、放送時間帯の変更に対しても自動
追従した録画予約ができ、特に緊急番組の挿入などによ
り放送時刻が近づいたときに行われる放送時刻の変更に
対しても、放送者などから送信される最新の電子番組情
報を得て所望であり目的とするジャンルの番組の自動予
約更新記録ができる番組予約記録装置の構成を提供でき
る効果がある。
【0110】また、請求項9記載の発明によれば、特に
供給される放送番組が他のチューナユニット等により受
信されて供給されるような番組受信目的とする番組の自
動予約更新記録ができる番組予約記録装置を構成できる
ので、請求項7又は8の効果に加え、多チャンネルの番
組受信に対して番組の自動予約更新記録ができる番組予
約記録装置の構成を提供できる効果がある。
【0111】また、請求項10記載の発明によれば、コ
ンピュータを搭載して映像信号の記録を行なうに際し、
請求項1又は6による動作である、電子番組情報より設
定された放送番組に係る情報を読み出すと共に、所定の
番組タイトル名又は所定の番組ジャンルに属する番組タ
イトル名を指定し、その番組タイトル名を構成する文字
列と、少なくとも一部の文字列が同一であり、且つ所定
の時間間隔である曜日ないしは週が異なり連続して放送
される放送番組に係る番組タイトル名を電子番組情報よ
り検出してその番組タイトル名の放送番組を予約記録す
るようにし、電子番組表には番組固有の番組IDを用い
ることなく、放送時間帯の変更に対しても自動追従した
録画予約ができ、特に緊急番組の挿入などにより放送時
刻が近づいたときに行われる放送時刻の変更に対して
も、放送者などから送信される最新の電子番組情報を得
て目的とする番組の自動予約更新記録ができる番組の予
約記録動作を、コンピュータにより実行して行なうため
のプログラムソフトとして提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る番組予約記録装置の概略
ブロック図である。
【図2】本発明の実施例に係る番組予約装置より供給さ
れて表示される入力画面を示した図である。
【図3】本発明の実施例に係る番組操作予約の方法をフ
ローチャートにより示した図である。
【図4】本発明の実施例に係る電子番組表の番組内容を
示した図である。
【図5】本発明の実施例に係る番組予約項目とそのため
の録画予約情報を示した図である。
【図6】本発明の実施例に係る番組ジャンルコードと、
そのコードにより定義される番組の内容を例示したもの
である。
【図7】本発明の実施例に係り、映画、ドラマに係る中
分類コードとその内容を例示したものである。
【図8】本発明の実施例に係り、芸術、教育用に係る中
分類コードとその内容を例示したものである。
【符号の説明】
40 番組予約記録再生装置 50 エンコーダ部 51 TVチューナ 52 A/D変換器 53 MPEG−2エンコーダ 54 ストリームアナライザ 55 REC−FIFO 56 EPG復号器 60 記録再生部 61 ハードディスク記録再生器 63 ハードディスク 65 書き込み読み出し制御器 70 デコーダ部 71 バッファメモリ 72 MPEG−2デコーダ 73 OSD 74 D/A変換器 76 マイコン 78 一時記憶メモリ 79 リモコンインタフェース 90 モニタTV 95 リモコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/781 H04N 5/781 510C 7/025 7/03 7/035

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放送番組のタイトル名及び放送開始終了時
    刻情報を含む電子番組情報を基に、曜日ないしは週が異
    なりほぼ同一の時刻から連続して放送されるいわゆる連
    続番組又はシリーズ番組の次回以降の予約記録設定を自
    動的に行なう番組の予約記録方法であって、 前記電子番組情報より、自動予約記録設定を行なう放送
    番組に係る情報を読み出し、その読み出された情報より
    番組タイトル名を取得する第1のステップと、 前記番組タイトル名を構成する文字列と、少なくとも一
    部の文字列が同一であり、且つ前記連続又はシリーズ放
    送される番組に係る次回番組タイトル名を、前記電子番
    組情報、又は更新された開始終了時刻情報を含んで伝送
    される更新電子番組情報より取得する第2のステップ
    と、 その第2のステップで取得された放送開始終了時刻情報
    を基に前記番組の記録を予約する第3のステップと、 を少なくとも有することを特徴とする番組の予約記録方
    法。
  2. 【請求項2】前記第2のステップにおける連続又はシリ
    ーズ放送される番組の時間間隔は、異なる週の同一の曜
    日、異なる月曜から金曜などの特定の曜日、又は異なる
    毎日など選択された対象曜日に係る時間間隔であること
    を特徴とする請求項1記載の番組の予約記録方法。
  3. 【請求項3】前記第2のステップにおける連続又はシリ
    ーズ放送される番組の時間間隔は、所定の時間範囲にあ
    る時間間隔であり、且つその時間間隔に前記次回番組タ
    イトル名が取得されないときは、少なくともその取得さ
    れない日に係る前記番組の予約記録動作を停止すること
    を特徴とする請求項1記載の番組の予約記録方法。
  4. 【請求項4】前記番組タイトル名は、前記電子番組情報
    に含まれる前記番組のタイトル名を直接選択する以外
    の、操作により入力した受信チャンネル情報及び前記放
    送開始終了時刻情報を基に、前記電子番組情報より録画
    予約すべき番組情報を取得し、その取得された番組情報
    に係る番組のタイトル名を前記番組タイトル名とするこ
    とを特徴とする請求項1記載の番組の予約記録方法。
  5. 【請求項5】前記番組タイトル名は、操作により入力し
    た放送日を含む前記放送開始終了時刻情報を基に前記電
    子番組情報より録画予約すべき番組情報を取得するに際
    し、前記電子番組情報に、前記放送日に係る番組情報が
    記述されていないときは、それ以降に配信される前記番
    組情報が記述された更新電子番組情報より取得される番
    組のタイトル名を前記番組タイトル名とすることを特徴
    とする請求項1記載の番組の予約記録方法。
  6. 【請求項6】放送される複数の放送番組に係り、それぞ
    れの番組タイトル名、番組ジャンルを示す情報、及び放
    送開始終了時刻情報を含む電子番組情報を得、その得ら
    れた電子番組情報を基に、操作により選択された放送番
    組を自動予約記録する番組の予約記録方法であって、 前記電子番組情報より、前記選択された放送番組に係る
    情報を読み出すと共に、その読み出された情報より前記
    番組ジャンルを示す情報を取得する第1のステップと、 その第1のステップで取得された番組ジャンルと同一の
    番組ジャンルを示す情報を有し、且つ前記選択された番
    組と異なる週の同一の曜日、異なる月曜から金曜などの
    特定の曜日、または毎日など選択された異なる対象曜日
    に放送され、更にその放送時間帯は前記選択された放送
    番組の放送時間帯に比して所定の時間範囲内で早く又は
    遅く放送のなされる番組であり、その番組に係る情報
    を、前記電子番組情報または更新された時刻情報を含ん
    で伝送される更新電子番組情報より取得する第2のステ
    ップと、 その第2のステップで取得された放送開始終了時刻情報
    を基に前記番組ジャンルの番組の記録を予約する第3の
    ステップと、 を少なくとも有することを特徴とする番組の予約記録方
    法。
  7. 【請求項7】放送番組のタイトル名及び放送開始終了時
    刻情報を含む電子番組情報を基に、曜日ないしは週が異
    なりほぼ同一の時刻から連続して放送されるいわゆる連
    続番組又はシリーズ番組の次回以降の予約記録設定を自
    動的に行なう番組予約記録装置であって、 前記電子番組情報より、自動予約記録設定を行なう放送
    番組に係る情報を読み出し、その読み出された情報より
    番組タイトル名を取得する番組タイトル名取得手段と、 前記番組タイトル名を構成する文字列と、少なくとも一
    部の文字列が同一であり、且つ前記連続又はシリーズ放
    送される番組に係る次回番組タイトル名を、前記電子番
    組情報、又は更新された開始終了時刻情報を含んで伝送
    される更新電子番組情報より取得する時刻情報取得手段
    と、 その時刻情報取得手段により得られた放送開始終了時刻
    情報を基に前記番組の記録を予約する予約記録手段と、 を少なくとも具備して構成することを特徴とする番組予
    約記録装置。
  8. 【請求項8】放送される複数の放送番組に係り、それぞ
    れの番組タイトル名、番組ジャンルを示す情報、及び放
    送開始終了時刻情報を含む電子番組情報を得、その得ら
    れた電子番組情報を基に、操作により選択された放送番
    組を自動予約記録する番組予約記録装置であって、 前記電子番組情報より、前記選択された放送番組に係る
    情報を読み出すと共に、その読み出された情報より前記
    番組ジャンルを示す情報を取得する番組ジャンル取得手
    段と、 その番組ジャンル取得手段により取得された番組ジャン
    ルと同一の番組ジャンルを示す情報を有し、且つ前記選
    択された番組と異なる週の同一の曜日、異なる月曜から
    金曜などの特定の曜日、または毎日など選択された異な
    る対象曜日に放送され、更にその放送時間帯は前記選択
    された放送番組の放送時間帯に比して所定の時間範囲内
    で早く又は遅く放送のなされる番組であり、その番組に
    係る情報を、前記電子番組情報または更新された時刻情
    報を含んで伝送される更新電子番組情報より取得する時
    刻情報取得手段と、 その時刻情報取得手段により得られた放送開始終了時刻
    情報を基に前記番組ジャンルを示す情報を有する番組の
    記録を予約する予約記録手段と、 を少なくとも具備して構成することを特徴とする番組予
    約記録装置。
  9. 【請求項9】前記予約記録手段において記録の予約され
    る放送番組は、設けられる外部入力端子より供給される
    放送番組であることを特徴とする請求項7又は8記載の
    番組予約記録装置。
  10. 【請求項10】請求項1又は6のうちのいずれか一項記
    載の第1乃至第3のステップを、コンピュータにより実
    行させることを特徴とする番組予約記録用プログラム。
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