JP5510715B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
この課題を解決するために比較的柔軟性のある層を基層上に積層した様々な中間転写ベルトが提案されている。
そこで、上記のような問題を発生させずに柔軟性のある表面層を保護する方法として、表面に微粒子を付着させることにより転写性を向上させる提案がなされている。
特許文献2の特開2002−230717号公報及び特許文献3の特開2004−354716号公報では、疎水化処理微粒子と親和性のある材料で層を形成することが提案されている。これらでは、大きさの非常に小さな粒径の粒子を好ましく用いている。しかしながら、粒子層が厚かったり、粒子の凝集による不均一性部分が存在し、転写性能にもばらつきが発生し、昨今の電子写真装置の要求される高いレベルの画質を満足しうるものが得られない。
特許文献4の特開2007−328165号公報及び特許文献5の特開2009−75154号公報では、比較的大きめの粒子を用い、樹脂にある程度埋設させることで耐久性も実現する構成が提案されている。しかしながら、本提案でも粒子の存在に不均一性が生じ、やはり昨今の電子写真装置の要求される高いレベルの画質を満足しうるものが得られない。また、特許文献1〜5すべてにおいて、シリカが好ましく用いられているが、シリカ粒子は凝集力が強いため前述したとおり、均一な粒子層を形成できない。さらに、シリカのような無機粒子は、像形成を担う潜像担持体として好適に用いられる有機感光体との転写部での接触によって有機感光体の表面を傷つけ、摩耗させやすく、耐久性を低下させるという不具合を生じさせる。
なお、以降「電子写真装置」を「画像形成装置」と呼称することがある。
すなわち、以下の〔1〕〜〔7〕に記載する発明によって上記課題が解決される。
〔2〕前記物理的処理が、プラズマ処理であることを特徴とする前記〔1〕に記載の中間転写ベルト。
〔3〕前記物理的処理が、紫外線照射処理であることを特徴とする前記〔1〕に記載の中間転写ベルト。
〔4〕前記球形樹脂粒子がシリコーン樹脂微粒子であることを特徴とする前記〔1〕乃至〔3〕のいずれかに記載の中間転写ベルト。
〔5〕前記球形樹脂粒子は、平均粒子径が、0.5μm〜5.0μmである単分散粒子であることを特徴とする前記〔1〕乃至〔4〕のいずれかに記載の中間転写ベルト。
〔6〕前記〔1〕乃至〔5〕のいずれかに記載の中間転写ベルトを搭載することを特徴とする電子写真装置。
〔7〕中間転写ベルトの製造方法において、少なくとも、該球形樹脂粒子を中間転写ベルトの樹脂層上に乾式塗布する工程、ならし工程により該球形樹脂粒子を配列及び埋設させることにより粒子層を形成する工程、粒子間の隙間に露出する樹脂層に物理的処理を行う工程を有することにより、中間転写ベルトの表面に球形樹脂粒子を面方向に配列して凹凸形状が形成され、かつ、該粒子間の隙間に露出する領域が物理的処理を施されている中間転写ベルトを製造することを特徴とする中間転写ベルトの製造方法であって、前記物理的処理は該樹脂層表面の分子内結合を破壊し、その後に活性化された原子を含む官能基を導入する処理を行う工程であることを特徴とする中間転写ベルトの製造方法。
以下、本発明の中間転写ベルトについて説明する。
図1には、本発明に好適に用いられる中間転写ベルトの層構成を示す。ただし、この構成に限定されるものではない。
構成としては、比較的屈曲性が得られる剛性な基層(11)の上に柔軟な樹脂層(12)が積層されており、この樹脂層(12)の最表面には、潤滑剤を含む球形樹脂粒子による層(13)が形成されている。
樹脂としては、難燃性の観点から、例えば、PVDF、ETFEなどのフッ素系樹脂や、ポリイミド樹脂またはポリアミドイミド樹脂等が好ましく、機械強度(高弾性)や耐熱性の点から、特にポリイミド樹脂又はポリアミドイミド樹脂が好適である。
樹脂中に電気抵抗を調整する充填剤(又は、添加剤)、いわゆる電気抵抗調整剤を含有してなるものが挙げられる。
金属酸化物としては、例えば、酸化亜鉛、酸化スズ、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム、酸化珪素等が挙げられる。また、分散性を良くするため、前記金属酸化物に予め表面処理を施したものも挙げられる。
カーボンブラックとしては、例えば、ケッチェンブラック、ファーネスブラック、アセチレンブラック、サーマルブラック、ガスブラック等が挙げられる。
イオン導電剤としては、例えば、テトラアルキルアンモニウム塩、トリアルキルベンジルアンモニウム塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルサルフェート、グルセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレン脂肪アルコールエステル、アルキルベタイン、過塩素酸リチウム等が挙げられ、これらを併用して用いてもよい。
なお、本発明における電気抵抗調整剤は、上記例示化合物に限定されるものではない。
また、本発明のシームレスベルトの製造方法における少なくとも樹脂成分を含む塗工液には必要に応じて、さらに分散助剤、補強剤、潤滑剤、熱伝導剤、酸化防止剤などの添加材を含有してもよい。
つまり、中間転写ベルトとする場合には、前記樹脂成分(例えば、ポリイミド樹脂前駆体又はポリアミドイミド樹脂前駆体)と電気抵抗調整材の配合を適正に調整した塗工液を用いて、電気特性(表面抵抗及び体積抵抗)と機械強度のバランスが取れたシームレスベルトを製造して用いるのが好ましい。
構成する材料としては、汎用の樹脂・エラストマー・ゴムなどの材料を使用することが可能だが、本発明の効果を充分に発現するに充分な柔軟性(弾性)を有する材料を用いることが好ましく、エラストマー材料やゴム材料を用いるのが良い。
エラストマー材料としては、熱可塑性エラストマーとして、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリエーテル系、ポリウレタン系、ポリオレフィン系、ポリスチレン系、ポリアクリル系、ポリジエン系、シリコーン変性ポリカーボネート系、フッ素系共重合体系等が挙げられる。また、熱硬化性として、ポリウレタン系、シリコーン変性エポキシ系、シリコーン変性アクリル系等が挙げられる。
また、ゴム材料としては、イソプレンゴム、スチレンゴム、ブタジエンゴム、ニトリルゴム、エチレンプロピレンゴム、ブチルゴム、シリコーンゴム、クロロプレンゴム、アクリルゴム、クロロスルホン化ポリエチレン、フッ素ゴム、ウレタンゴム、ヒドリンゴム等が挙げられる。
上記各種エラストマー、ゴムの中から、性能が得られる材料を適宜選択する。特に、転写材である紙の表面性状に凹凸のあるレザック紙のような紙の表面状態に追従させるためにはできるだけ柔らかいものを選択する方が好ましい。
本発明においては、この材料の表面に球形樹脂粒子層を形成する上で、熱可塑性のものよりも熱硬化性のものの方が好ましい。熱硬化性のものの方が、その硬化反応に寄与する官能基の効果により樹脂粒子との密着性に優れ確実に固定化することが可能である。
加硫ゴムも同様に好ましい。
さらに、後述するように、本発明においては、この材料の表面にプラズマ処理や紫外線照射処理などの物理的処理を行うため、これらの処理方法によって充分な表面改質効果が得られる材料を選択することが好ましい。
当樹脂層の抵抗値としては、前記のように、表面抵抗で1×108〜1×1013Ω/□、体積抵抗で1×106〜1×1012Ω・cmとなる様に調整されることが好ましい。
樹脂層の膜厚としては、200μm〜2mm程度が好ましい。膜厚が薄いと、転写媒体の表面性状への追従性や転写圧力低減効果が低く好ましくない。厚すぎると、膜の重さが重くなりたわみやすくなり走行性が不安定になったり、ベルトを張架させるためのローラ曲率部での屈曲により亀裂が発生しやすくなるため好ましくない。
材料としては特に問わないが、アクリル樹脂、メラミン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、などの樹脂を主成分としてなる球形粒子が挙げられる。また、これらの樹脂材料からなる粒子の表面を異種材料で表面処理を施したものでも良い。
また、ここで言う樹脂粒子の中には、ゴム材料も含む。ゴム材料で作製された球状粒子の表面を硬い樹脂をコートしたような構成のものも適用可能である。
また、中空であったり、多孔質であっても良い。
これらの樹脂中で、滑性を有し、トナーに対しての離型性、耐磨耗性を付与できる機能の高いものとして、シリコーン樹脂粒子が最も好ましい。
これら樹脂を用い、重合法などにより球状の形状に作製された粒子であることが好ましく、本発明においては、真球に近いものほど好ましい。
このような単分散の球形樹脂粒子は、樹脂層の上に粉体そのまま直接塗布して、ならすことにより容易に均一に整列させることができる。
当該物理的処理は、球形樹脂粒子を樹脂層に固定化した後に行う。これは、球形樹脂粒子を樹脂層に固定化するためには、樹脂層を完全に乾燥させる必要があり、樹脂層が完全に乾燥していない段階で物理的処理を行うと、本発明の意図する物理的処理による樹脂層改質の効果が得られないためである。さらに、乾燥前の段階で物理的処理を行うと、残留溶媒の発火等の製造上の不具合が生じる危険性があるため、好ましくない。
なお、上記の処理方法は一例(例えば、他に火炎処理やオゾン酸化処理等がある)にすぎず、本発明の範囲を限定するものではない。同様の効果が得られる物理的処理方法であれば、いかなる方法でも適用することが可能であり、また、複数種類の処理を併用することができる。
また、本発明の構成とした場合、中間転写ベルト最表面は耐久性の高い球形樹脂粒子となる。そのため、球形樹脂粒子を用いずにプラズマ処理などで単純に表面改質を行った中間転写ベルトと比べ、摩耗などのハザードに強く、非常に高い耐久性が得られる。
本発明においては、上記球形樹脂粒子は樹脂へ埋設された形態を取ることが好ましく、その埋没率は、上記のように、50%を超え100%に満たないことが好ましい。50%以下では、電子写真装置での長期使用において粒子の脱離が起きやすく、耐久性に劣る。一方、100%では、粒子による転写性への効果が低減し好ましくない。
さらにこの粒子層は、樹脂層に対して、厚み方向に単一層で形成される方が好ましい。
図7のように、厚み方向に複数の粒子を含むような構成では、粒子の含有される分布がむらになり、粒子の有する電気抵抗値の影響により、ベルト表面の電気特性が不均一となり画像乱れを生じる。具体的には、粒子が多く存在する部分での電気抵抗値が高くなり、ここに残留電荷による表面電位が発生し、ベルト表面において表面電位のばらつきが発生し、隣接した部分での画像濃度に差が生じる等による画像乱れが顕在化する。
本発明の少なくとも樹脂成分を含む塗工液、すなわち前記ポリイミド樹脂前駆体又はポリアミドイミド樹脂前駆体を含む塗工液を用いて基層を製造する方法について説明する。
円筒状の型、例えば、円筒状の金属金型をゆっくりと回転させながら、少なくとも樹脂成分を含む塗工液(例えば、ポリイミド樹脂前駆体又はポリアミドイミド樹脂前駆体を含む塗工液)をノズルやディスペンサーのような液供給装置にて円筒の外面全体に均一になるように塗布・流延(塗膜を形成)する。その後、回転速度を所定速度まで上げ、所定速度に達したら一定速度に維持し、所望の時間回転を継続する。そして、回転させつつ徐々に昇温させながら、約80〜150℃の温度で塗膜中の溶媒を蒸発させていく。この過程では、雰囲気の蒸気(揮発した溶媒等)を効率よく循環して取り除くことが好ましい。自己支持性のある膜が形成されたところで金型ごと高温処理の可能な加熱炉(焼成炉)に移し、段階的に昇温し、最終的に250℃〜450℃程度の高温加熱処理(焼成)し、充分にポリイミド樹脂前駆体又はポリアミドイミド樹脂前駆体のイミド化又はポリアミドイミド化を行う。
この樹脂層は、射出成形、押し出し成形などにより基層上に形成することも可能であるが、ここでは、熱硬化型の液状のエラストマー材料を用い、基層上に塗布形成する方法について説明する。少なくとも液状の熱硬化型エラストマー材料を含む塗布液を、基層同様、円筒状の金属金型をゆっくりと回転させながら、ノズルやディスペンサーのような液供給装置にて円筒の外面全体に均一になるように塗布・流延(塗膜を形成)する。
その後、回転速度を所定速度まで上げ、所望の時所定速度に達したら一定速度に維持し、間回転を継続する。そして、充分にレベリングしたところで、図3に示すように、粉体供給装置(31)と押し当て部材(32)を設置し、回転させながら粉体供給装置(31)から球状粒子を表面に均一にまぶし、表面にまぶされた球状粒子を押し当て部材(32)により一定圧力にて押し当てる。この押し当て部材(32)により、樹脂層へ粒子を一部埋設(一部は露出)させつつ、余剰な粒子を取り除く。本発明では、特に単分散の球形粒子を用いるために、このような押当て部材でのならし工程のみの簡単な工程で、均一な単一粒子層を形成することが可能である。
粒子の樹脂層中への埋没率の調整は、他の方法によっても可能であるかもしれないが、例えば、押し当て部材(32)の押圧力を加減することにより、容易に果たすことができる。例えば、流延塗工液の粘度、樹脂分含量率、溶剤の使用量、樹脂材質等にもよるが、目安として、流延塗工液の粘度100〜100000mPa・sにおいて、押圧力を、1mN/cm〜1000mN/cmの範囲とすることにより、前記50%<埋没率<100%を比較的容易に達成することができる。
均一な粒子層を形成後、回転させながら所定温度、所定時間で加熱することにより、
硬化させ樹脂層を形成する。
図4に示すように、上記工程で得られたシームレスベルトを離間して対向配置された一対の回転ロールに張架し、これをプラズマ処理装置のチャンバー内に導入する。この回転ロールを回転させながらプラズマ処理を行うことで、中間転写ベルトの表面全体を均一に処理する。
プラズマ処理を施すための装置としては、上記工程で作成した中間転写ベルトにプラズマを照射可能なものであればいかなるものでも用いることができる。
キャリアガスとしては、アルゴンなどの不活性ガス、酸素、窒素、又は空気などを用いることができるが、本発明においては窒素を用いることが好ましい。これは、窒素原子が樹脂層表面に官能基として導入された際、酸素などの他の原子と比べて優れたトナー転写性能を示すためである。プラズマ処理以外の物理的表面改質処理、例えば紫外線照射処理などを用いて本発明を実施する場合でも、キャリアガスとして窒素を用いるのが好ましい。
本発明における電子写真装置(以降、「画像形成装置」と呼称する。)に装備されるベルト構成部に用いられるシームレスベルトについて、要部模式図を参照しながら以下に詳しく説明する。なお、模式図は一例であって本発明はこれに限定されるものではない。
図5は、本発明に係る製造方法により得られるシームレスベルトをベルト部材として装備する画像形成装置を説明するための要部模式図である。
図5に示すベルト部材を含む中間転写ユニット(500)は、複数のローラに張架された中間転写体である中間転写ベルト(501)などにより構成されている。この中間転写ベルト(501)の周りには、2次転写ユニット(600)の2次転写電荷付与手段である2次転写バイアスローラ(605)、中間転写体クリーニング手段であるベルトクリーニングブレード(504)、潤滑剤塗布手段の潤滑剤塗布部材である潤滑剤塗布ブラシ(505)などが対向するように配設されている。
このベルト部材である中間転写ベルト(501)は、通常、半導体、又は絶縁体で、単層または多層構造となっているが、本発明においてはシームレスベルトが好ましく用いられ、これによって耐久性が向上すると共に、優れた画像形成が実現できる。また、中間転写ベルトは、感光体ドラム(200)上に形成されたトナー像を重ね合わせるために、通紙可能最大サイズより大きく設定されている。
この中間転写ベルト(501)の回転に伴って、1次転写バイアスローラ(507)に印加される電圧による転写バイアスにより、Bkトナー像、Cトナー像、Mトナー像、Yトナー像の1次転写が行われ、最終的にBk、C、M、Yの順に中間転写ベルト(501)上に各トナー像が重ね合わせて形成される。
図5において、帯電チャージャ(203)は、コロナ放電によって感光体ドラム(200)の表面を負電荷で所定電位に一様に帯電する。上記ベルトマーク検知信号に基づき、タイミングを定め、図示しない書き込み光学ユニットにより、Bkカラー画像信号に基づいてレーザ光(L)によるラスタ露光を行う。このラスタ像が露光されたとき、当初一様帯電された感光体ドラム(200)の表面の露光された部分は、露光光量に比例する電荷が消失し、Bk静電潜像が形成される。このBk静電潜像に、Bk現像器(231K)の現像ローラ上の負帯電されたBkトナーが接触することにより、感光体ドラム(200)の電荷が残っている部分にはトナーが付着せず、電荷のない部分つまり露光された部分にはトナーが吸着し、静電潜像と相似なBkトナー像が形成される。
そして、2次転写対向ローラ(510)に張架された中間転写ベルト(501)と2次転写バイアスローラ(605)によりニップが形成された2次転写部に、上記中間転写ベルト(501)上のトナー像の先端がさしかかるときに、転写紙(P)の先端がこのトナー像の先端に一致するように、レジストローラ(610)が駆動されて、転写紙ガイド板(601)に沿って転写紙Pが搬送され、転写紙(P)とトナー像とのレジスト合わせが行われる。
ここで、上記潤滑剤塗布ブラシ(505)及び上記ベルト除電ブラシは、それぞれの図示しない接離機構により、所定のタイミングで、上記中間転写ベルト(501)のベルト外周面に対して接離されるようになっている。
図6は、4つの異なる色(ブラック、イエロー、マゼンタ、シアン)のトナー像を形成するための4つの感光体ドラム(21BK、21Y、21M、21C)を備えた4ドラム型のデジタルカラープリンタの一構成例を示す。
なお、上記現像装置(20BK、20M、20Y、20C)には、2成分磁気ブラシ現像方式を用いている。ベルト構成部である中間転写ベルト(22)は、各感光体(21BK、21M、21Y、21C)と、各1次転写バイアスローラ(23BK、23M、23Y、23C)との間に介在し、各感光体上に形成された各色のトナー像が順次重ね合わせて転写される。
このベルトクリーニング部材(25)の下流側には、潤滑剤塗布装置(27)が配設されている。この潤滑剤塗布装置(27)は、固形潤滑剤と、中間転写ベルト(22)に摺擦して固形潤滑剤を塗布する導電性ブラシとで構成されている。前記導電性ブラシは、中間転写ベルト(22)に常時接触して、中間転写ベルト(22)に固形潤滑剤を塗布している。固形潤滑剤は、中間転写ベルト(22)のクリーニング性を高め、フィルミィングの発生を防止し耐久性を向上させる作用がある。
<基層用塗工液の調製>
先ず、ポリイミド樹脂前駆体を主成分とするポリイミドワニス(U−ワニスA;宇部興産社製)に、予めビーズミルにてN−メチル−2−ピロリドン中に分散させたカーボンブラック(SpecialBlack4;エボニックデグサ社製)の分散液を、カーボンブラック含有率がポリアミック酸固形分の17重量%になるように調合し、よく攪拌混合して塗工液を調製した。
次に、外径100mm、長さ300mmの外面をブラスト処理にて粗面化した金属製円筒を型として用い、この円筒型を50rpm(回/分)で回転させながら、上記基層用塗工液を円筒外面に均一に流延するようにディスペンサーにて塗布した。所定の全量を流し終えて塗膜がまんべんなく広がった時点で、回転数を100rpmに上げ、熱風循環乾燥機に導入して、110℃まで徐々に昇温して60分加熱した。さらに昇温して200℃で20分加熱し、回転を停止、徐冷して成形膜が形成された円筒型を取り出し、これを高温処理の可能な加熱炉(焼成炉)に導入し、段階的に320℃まで昇温して60分加熱処理(焼成)した。
<樹脂層用塗布液の調整>
まず、下記に示す各構成材料を混合し、2軸混練機を用いて、充分に混練し、マスターバッチを作製した。
<中間層用カーボンマスターバッチA構成材料>
・エポキシ−シリコーン共重合体
ALBIFLEX348(シリコーン60wt%Nanoresins社)20重量部
・カーボンブラック VULCAN XC72(キャボット社) 100重量部
上記カーボンマスターバッチAを用いて、下記の構成材料を混合し塗布液を得た。
<樹脂層用塗布液構成材料>
・上記カーボンマスターバッチA 8重量部
・エポキシ−シリコーン共重合体
ALBIFLEX348(シリコーン60wt%Nanoresins社)40重量部
・メチルテトラヒドロ無水フタル酸
HN−2000(日立化成工業社) 8重量部
先に作製したポリイミド基層上に、上記樹脂層用塗布液を同様に外面に均一にディスペンサーを用いて流延して塗布した。塗布量としては最終的な膜厚が300μmになるような液量の条件とした。所定の全量を流し終えて塗膜がまんべんなく広がった時点で、図5の方法を用いて、球状樹脂粒子として、アクリル樹脂球形粒子(テクポリマーMBX−SSシリーズ(体積平均粒径1μm品);積水化成品工業)をまんべんなく表面にまぶし、ポリウレタンゴムブレードの押し付け部材を押し当てて樹脂層に固定化した。
ベルト表面全面の処理を終えた後、そのまま回転しながら熱風循環乾燥機に投入して、昇温速度4℃/分で120℃まで昇温して30分加熱した。引き続き、昇温速度4℃/分で250℃まで昇温して120分加熱処理した。加熱を停止した後、常温まで徐冷した。
上記工程で得られたシームレスベルトを金型から取り外した後、離間して対向配置された一対の回転ロールに張架し、これをプラズマ処理装置(マイクロ波プラズマ処理装置;芝浦メカトロニクス株式会社)のチャンバー内に導入した。この回転ロールを回転させながら、下記の条件でプラズマ処理を行い、中間転写ベルトAを得た。
このベルトの表面を走査電子顕微鏡にて観察したところ、独立した球形樹脂粒子が面方向に配列して凹凸形状を形成していることを確認した。また、このベルトをダイヤモンドミクロトームカッターで切断し、200号サンドペーパーで研磨された断面について、球形粒子の表面層への表面被覆率(埋没状態)を同様にSEM顕微鏡で観察したところ、視野(写真)内の粒子の粒子径から見た表面被覆率埋没程度は51〜98%の範囲であった。
<プラズマ処理条件>
・発振周波数:2450±30MHz
・圧力:2.0Torr
・キャリアガス:窒素
・処理時間:60min
このベルトの表面を走査電子顕微鏡にて観察したところ、独立した球形樹脂粒子が面方向に配列して凹凸形状を形成していることを確認した。また、このベルトをダイヤモンドミクロトームカッターで切断し、200号サンドペーパーで研磨された断面について、球形粒子の表面層への表面被覆率(埋没状態)を同様にSEM顕微鏡で観察したところ、視野(写真)内の粒子の粒子径から見た表面被覆率埋没程度は51〜98%の範囲であった。
このベルトの表面を走査電子顕微鏡にて観察したところ、独立した球形樹脂粒子が面方向に配列して凹凸形状を形成していることを確認した。また、このベルトをダイヤモンドミクロトームカッターで切断し、200号サンドペーパーで研磨された断面について、球形粒子の表面層への表面被覆率(埋没状態)を同様にSEM顕微鏡で観察したところ、視野(写真)内の粒子の粒子径から見た表面被覆率埋没程度は51〜98%の範囲であった。
このベルトの表面を走査電子顕微鏡にて観察したところ、独立した球形樹脂粒子が面方向に配列して凹凸形状を形成していることを確認した。また、このベルトをダイヤモンドミクロトームカッターで切断し、200号サンドペーパーで研磨された断面について、球形粒子の表面層への表面被覆率(埋没状態)を同様にSEM顕微鏡で観察したところ、視野(写真)内の粒子の粒子径から見た表面被覆率埋没程度は51〜98%の範囲であった。
このベルトの表面を走査電子顕微鏡にて観察したところ、独立した球形樹脂粒子が面方向に配列して凹凸形状を形成していることを確認した。また、このベルトをダイヤモンドミクロトームカッターで切断し、200号サンドペーパーで研磨された断面について、球形粒子の表面層への表面被覆率(埋没状態)を同様にSEM顕微鏡で観察したところ、視野(写真)内の粒子の粒子径から見た表面被覆率埋没程度は51〜98%の範囲であった。
このベルトの表面を走査電子顕微鏡にて観察したところ、独立した球形樹脂粒子が面方向に配列して凹凸形状を形成していることを確認した。また、このベルトをダイヤモンドミクロトームカッターで切断し、200号サンドペーパーで研磨された断面について、球形粒子の表面層への表面被覆率(埋没状態)を同様にSEM顕微鏡で観察したところ、視野(写真)内の粒子の粒子径から見た表面被覆率埋没程度は51〜98%の範囲であった。
<粒子間の隙間から露出する樹脂層への物理的処理>
上記工程で得られたシームレスベルトを離間して対向配置された一対の回転ロールに張架し、回転ロールを回転させながら下記の条件で紫外線照射処理を行い、中間転写ベルトGを得た。
<紫外線照射処理条件>
・装置:12インチエキシマ照射装置 QEV360(株式会社クォーク・テクノロジー)
・雰囲気ガス:窒素
・処理時間:5min
実施例1において、球形樹脂粒子を含まない他は同じとし、中間転写ベルトJを作製した。
実施例1において、粒子間の隙間から露出する樹脂層への物理的処理を行わなかった他は同じとし、中間転写ベルトKを作製した。
実施例1において、球形樹脂粒子を含まず、かつ粒子間の隙間から露出する樹脂層への物理的処理を行わなかった他は同じとし、中間転写ベルトLを作製した。
<転写率の測定>
転写紙として、表面に凹凸模様を施してある紙(連量175kg紙レザック紙)を用い、これに、青色のベタ画像を出力する操作を実施し、紙に転写する前の中間転写ベルト上の画像トナー量と紙に転写した後に中間転写ベルト上に残ったトナー量を計測し、転写率を算出した。
テストチャートを連続1万枚連続画像出力した後、停止し、上記の方法に従い、転写率を測定した。
<1万枚連続画像出力時点における画像評価>
テストチャートを連続1万枚連続画像出力した後、連量175kg紙レザック紙に全面シアン単色のハーフトーン画像を出力し、異常画像を観察した。
11 基層
12 樹脂層
13 球状樹脂粒子
14 物理的処理によって樹脂層が改質された層
(図2の符号)
21 樹脂層
22 粒子
23 物理的処理によって樹脂層が改質された層
(図3の符号)
31 金型ドラム
32 基層と樹脂層を塗布したベルト
33 押し当て部材
34 粒子
35 粉体塗布装置
(図4の符号)
41 回転ロール
42 基層、樹脂層と球形樹脂粒子を塗布したベルト
43 プラズマ照射ノズル
(図5の符号)
P 転写紙
L レーザ光
70 除電ローラ
80 アースローラ
200 感光体ドラム
201 感光体クリーニング装置
202 除電ランプ
203 帯電チャージャ
204 電位センサ
205 画像濃度センサ
210 ベルト搬送装置
230 リボルバ現像ユニット
231Y Y現像機
231K Bk現像機
231C C現像機
231M M現像機
270 定着装置
271、272 定着ローラ
500 中間転写ユニット
501 中間転写ベルト
502 トナーシール部材
503 帯電チャージャ
504 ベルトクリーニングブレード
505 潤滑剤塗布ブラシ
506 潤滑剤
507 1次転写バイアスローラ
508 ベルト駆動ローラ
509 ベルトテンションローラ
510 2次転写対向ローラ
511 クリーニング対向ローラ
512 フィードバッグ電流検知ローラ
513 トナー画像
514 光学センサ
600 2次転写ユニット
601 転写紙ガイド板
605 2次転写バイアスローラ
606 転写紙除電チャージャ
608 クリーニングブレード
610 レジストローラ
801 1次転写電源
802 2次転写電源
(図6の符号)
P 転写紙
10 プリンタ本体
12 画像書込部
13 画像形成部
14 給紙部
15 定着装置
16 レジストローラ
20BK、20M、20Y、20C 現像装置
21BK、21M、21Y、21C 感光体
22 中間転写ベルト
23BK、23M、23Y、23C 1次転写バイアスローラ
25 ベルトクリーニング部材
26 駆動ローラ
27 潤滑剤塗布装置
50 転写搬送ベルト
60 2次転写バイアスローラ
(図7の符号)
61 樹脂層
62 粒子
Claims (7)
- 電子写真装置に用いる中間転写ベルトにおいて、該中間転写ベルトの表面に球形樹脂粒子を面方向に配列して凹凸形状を形成し、かつ、該粒子間の隙間に露出する領域が物理的処理を施されている中間転写ベルトであって、前記物理的処理は、該樹脂層表面の分子内結合を破壊し、その後に活性化された原子を含む官能基を導入する処理であることを特徴とする中間転写ベルト。
- 前記物理的処理が、プラズマ処理であることを特徴とする請求項1に記載の中間転写ベルト。
- 前記物理的処理が、紫外線照射処理であることを特徴とする請求項1に記載の中間転写ベルト。
- 前記球形樹脂粒子がシリコーン樹脂微粒子であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の中間転写ベルト。
- 前記球形樹脂粒子は、平均粒子径が、0.5μm〜5.0μmである単分散粒子であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の中間転写ベルト。
- 請求項1乃至5のいずれかに記載の中間転写ベルトを搭載することを特徴とする電子写真装置。
- 中間転写ベルトの製造方法において、少なくとも、該球形樹脂粒子を中間転写ベルトの樹脂層上に乾式塗布する工程、ならし工程により該球形樹脂粒子を配列及び埋設させることにより粒子層を形成する工程、粒子間の隙間に露出する樹脂層に物理的処理を行う工程を有することにより、中間転写ベルトの表面に球形樹脂粒子を面方向に配列して凹凸形状が形成され、かつ、該粒子間の隙間に露出する領域が物理的処理を施されている中間転写ベルトを製造することを特徴とする中間転写ベルトの製造方法であって、前記物理的処理は該樹脂層表面の分子内結合を破壊し、その後に活性化された原子を含む官能基を導入する処理を行う工程であることを特徴とする中間転写ベルトの製造方法。
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