JP6429127B2 - 自動車用ガラスラン - Google Patents
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Description
従来、ガラスラン110は、図8に示すように、ドアフレーム2のチャンネル内に取付けられて、ドアガラス5の昇降を案内するとともにドアガラス5とドアフレーム2との間をシールしている。
このとき、ドアアウターパネル2aのフランジ部分は、車外側側壁120と車外側意匠リップ122の間に挿入され、ドアインナーパネル2bのフランジ部分は、車内側側壁130と車内側意匠リップ133の間に挿入される。底壁140はドアチャンネル(図示せず)又は、ドア補強パネル2cの平面部分で保持される。
ガラスランは、底壁と底壁の車外側側縁部から延びる車外側側壁と、底壁の車内側側縁部から延びる車内側側壁とからなる断面略コ字形をなすガラスランの本体を備え、
ガラスランの本体は、車外側側壁と車内側側壁の先端には、それぞれ本体の断面略コ字状の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設けるとともに、それぞれガラスランの本体の外側に向かって延出する車外側意匠リップと車内側意匠リップを設け、
車外側意匠リップは、車外側意匠部材の先端部で覆われて、車外側意匠部材の先端部は、車外側意匠リップが車外側側壁と連結される部分の近傍に当接するとともに、車外側意匠リップは、車外側意匠部材の先端部が当接する車外側意匠リップと車外側側壁と連結される部分の近傍よりも先端側に、車外側意匠リップが車外方向へ突形状に湾曲して形成された湾曲部を有し、湾曲部の先端が自動車ドアパネルの車外側面に当接し、
車外側側壁の車外側面に形成され、自動車ドアパネルに当接する車外側当接リブを形成し、車外側当接リブは、湾曲部に対応する位置に形成されたことを特徴とする自動車用ガラスランである。
車外側意匠リップは、車外側意匠部材の先端部で覆われて、車外側意匠部材の先端部は、車外側意匠リップが車外側側壁と連結される部分の近傍に当接する。このため、車外側意匠リップと自動車ドアパネルの先端を車外側意匠部材で覆うことができ、見栄えを向上させることができる。さらに、車外側意匠部材の先端部で車外側意匠リップの先端を自動車ドアパネルに押圧することができ、シール性を向上させることができる。このため、車外側意匠部材の先端部で車外側意匠リップの先端を自動車ドアパネルに押圧することができ、シール性を向上させることができる。また、車外側意匠リップが車外方向へ車外方向へ突形状に湾曲して形成された湾曲部を有し、湾曲部の先端が自動車ドアパネルの車外側面に当接しているため、自動車ドアパネルと車外側当接リブとの当接による反力により、車外側意匠リップの先端は、自動車ドアパネルの車外側面に弾性的に線接触的に当接することができる。したがって、自動車ドアパネルと車外側意匠リップの間のシール性を向上することができる。
車外側側壁の車外側面に形成され、自動車ドアパネルに当接する車外側当接リブを形成している。このため、車外側当接リブが自動車ドアパネルに当接して、車外側意匠リップの先端が自動車ドアパネルに当接するように車外側意匠リップを自動車ドアパネルの方向に引っ張ることができ、車外側意匠リップと自動車ドアパネルとの間のシール性を向上させることができる。
図8は、自動車のフロントのドア1の正面図であり、図7は、ドア1のドアフレーム2に取付けるフロントドアのガラスラン10の正面図である。図8に示すように、ドア1の上部にはドアフレーム2が設けられ、ドアガラス5が昇降自在に取付けられる。すなわち、ドアフレーム2の内周には、ガラスラン10が取付けられ、ドアガラス5の昇降を案内するとともに、ドアガラス5とドアフレーム2との間をシールしている。
直線部11は、ドアフレーム2のドアフレーム上辺部2fに取付けられるガラスラン上辺部13と、ドアフレームフロント側縦辺部2gに取付けられるガラスランフロント側縦辺部14と、ドアフレーム2のドアフレームリヤ側縦辺部2hに取付けられるガラスランリヤ側縦辺部15とからなる。
ガラスラン10の本体は、ドアフレーム上辺部2fに取付けられるガラスラン上辺部13もドアフレームリヤ側縦辺部2hに取付けられる、ガラスランリヤ側縦辺部15も基本的には、ほぼ同様な断面略コ字形の断面形状を有している。
車外側側壁20の先端付近から車外側シールリップ21が、上記本体の断面略コ字状の内側に向けて延設されている。また、車外側意匠リップ22が車外側側壁20の先端から車外方向に、車外側側壁20と平行に延設されて、ドアアウターパネル2aの先端を覆うように長く形成されている。
このため、車外側側壁20を確実にドアアウターパネル2aとドアチャンネル2dに係止することができるとともに、車外側側壁20とドアアウターパネル2aとの間をシールすることができる。
ドアガラス5が上昇して、ドアガラス5の上端がガラスラン10の本体の縦辺部の内部を摺動したときに、ドアガラス5の側端の車内外側の両面に、この車外側シールリップ21と後述する車内側シールリップ31が弾力的に当接して、ドアガラス5の側端とドアフレーム2の間をシールする。
車内側側壁30の先端から、車内側意匠リップ32が車内側側壁30の外面側、即ち、車内方向に車内側側壁30と平行に延設されている。この車内側意匠リップ32と車内側側壁30で、ドアインナーパネル2bの先端とドアチャンネル2dの先端が接合されたフランジ部分を挟持している。
ガラスランコーナー部12は、ガラスラン上辺部13とガラスランフロント側縦辺部14及び、ガラスラン上辺部13とガラスランリヤ側縦辺部15を型成形により接続している。
ドアアウターパネル2aの先端は、車外側側壁20と車外側意匠リップ22の間に挿入されて、ドアインナーパネル2bの先端は、車内側側壁30と車内側意匠リップ32の間に挿入されている。
車外側当接リブ23がドアアウターパネル2aに当接して、ドアアウターパネル2aと車外側当接リブ23との間に作用する反力により、車外側意匠リップ22をドアアウターパネル2aの方向に引き寄せることができるとともに、ドアアウターパネル2aと車外側側壁20との間をシールすることができる。
本発明の第2の実施の形態では、ガラスランコーナー部12の形状は、第1の実施の形態と同じであるが、ガラスランフロント側縦辺部14の形状が異なる。第2の実施の形態では、図2と図5に示すように、ガラスランフロント側縦辺部14の車外側側壁20と車外側意匠リップ22は、ガラスランコーナー部12と同様にガラスランコーナー部12から連続して、車外側側壁20に車外側当接リブ23が形成され、車外側意匠リップ22に湾曲部22aが形成される。なお、同様にガラスランリヤ側縦辺部15にも車外側当接リブ23と車外側意匠リップ22の湾曲部22aを形成してもよい。
車外側当接リブ23がドアアウターパネル2aに当接して、車外側意匠リップ22をドアアウターパネル2aの方向に引き寄せることができるとともに、ドアアウターパネル2aと車外側側壁20との間をシールすることができる。
直線部11の成形においては、成形材料は、合成ゴム、熱可塑性エラストマーが使用され、例えば合成ゴムでは、EPDMゴム、熱可塑性エラストマーでは、ポリオレフィン系エラストマー等が使用される。
合成ゴムの場合は、押出成形後に加硫槽に搬送されて、熱風や高周波等により加熱されて加硫が行われる。熱可塑性エラストマーの場合は、冷却され固化される。その後、所定の長さに切断されて、押出成形部分は製造される。
2a ドアアウターパネル
10 ガラスラン
11 直線部
12 ガラスランコーナー部
13 ガラスラン上辺部
14 ガラスランフロント側縦辺部
20 車外側側壁
22 車外側意匠リップ
23 車外側当接リブ
30 車内側側壁
40 底壁
Claims (4)
- 自動車ドアのドアフレームの内周に取付け、ドアガラスの昇降を案内する自動車用ガラスランであって、上記ガラスランは、押出成形により成形され上記ドアフレームの上辺に装着される上辺部と、押出成形により成形され上記ドアフレームの縦辺に装着される縦辺部と、型成形により成形され該上辺部及び縦辺部を接続し、上記ドアフレームのコーナー部に装着されるコーナー部を有する自動車用ガラスランであり、
該ガラスランは、底壁と該底壁の車外側側縁部から延びる車外側側壁と、上記底壁の車内側側縁部から延びる車内側側壁とからなる断面略コ字形をなすガラスランの本体を備え、
上記ガラスランの本体は、上記車外側側壁と車内側側壁の先端には、それぞれ本体の断面略コ字状の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設けるとともに、それぞれ上記ガラスランの本体の外側に向かって延出する車外側意匠リップと車内側意匠リップを設け、
上記車外側意匠リップは、車外側意匠部材の先端部で覆われて、該車外側意匠部材の先端部は、上記車外側意匠リップが上記車外側側壁と連結される部分の近傍に当接するとともに、上記車外側意匠リップは、上記車外側意匠部材の先端部が当接する上記車外側意匠リップと上記車外側側壁と連結される部分の近傍よりも先端側に、上記車外側意匠リップが車外方向へ突形状に湾曲して形成された湾曲部を有し、該湾曲部の先端が自動車ドアパネルの車外側面に当接し、
上記車外側側壁の車外側面に形成され、上記自動車ドアパネルに当接する車外側当接リブを形成し、上記車外側当接リブは、上記湾曲部に対応する位置に形成されたことを特徴とする自動車用ガラスラン。 - 上記車外側意匠リップは、円弧状に車外方向に突形状に湾曲して形成された請求項1に記載の自動車用ガラスラン。
- 上記車外側当接リブは、上記コーナー部に形成され、上記コーナー部の上記車外側当接リブと上記湾曲部は、上記ガラスランの上記コーナー部と上記ガラスランの縦辺部の接合部分の近傍から上記ガラスランの上記コーナー部と上記ガラスランの上記上辺部の接合部分の近傍まで延設されて形成された請求項1又は請求項2に記載の自動車用ガラスラン。
- 上記車外側当接リブと上記湾曲部は、上記ガラスランの上記コーナー部と上記ガラスランの上記上辺部の接合部分の近傍から、上記ガラスランの縦辺部まで連続して延設されて形成された請求項1又は請求項2に記載の自動車用ガラスラン。
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