JP5181526B2 - 燃料電池、燃料電池の製造方法および電子機器 - Google Patents
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Description
このように、燃料電池は燃料の持つ化学エネルギーを直接電気エネルギーに変換する高効率な発電装置であり、天然ガス、石油、石炭などの化石エネルギーが持つ化学エネルギーを使用場所や使用時によらずに、しかも高い変換効率で電気エネルギーとして取り出すことができる。このため、従来から大規模発電用途などとしての燃料電池の開発研究が活発に行われている。例えば、スペースシャトルに燃料電池が搭載され、電力と同時に乗組員用の水を補給できることや、クリーンな発電装置であることを証明した実績がある。
このように、燃料電池は大規模発電から小規模発電まで幅広い用途が考えられ、高効率な発電装置として多くの注目を集めている。しかしながら、燃料電池では、燃料として通常、天然ガス、石油、石炭などを改質器により水素ガスに変換して用いており、限りある資源を消費するとともに、高温に加熱する必要があったり、白金(Pt)などの高価な貴金属の触媒を必要としたりするなど、種々の問題点がある。また、水素ガスやメタノールを直接燃料として用いる場合でも、その取り扱いには注意を要する。
例えば、呼吸は、糖類、脂肪、タンパク質などの栄養素を微生物または細胞内に取り込み、これらの化学エネルギーを、数々の酵素反応ステップを有する解糖系およびトリカルボン酸(TCA)回路を介して二酸化炭素(CO2 )を生成する過程でニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD+ )を還元して還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NADH)とすることで酸化還元エネルギー、すなわち電気エネルギーに変換し、さらに電子伝達系においてこれらのNADHの電気エネルギーをプロトン勾配の電気エネルギーに直接変換するとともに酸素を還元し、水を生成する機構である。ここで得られた電気エネルギーは、アデノシン三リン酸(ATP)合成酵素を介して、アデノシン二リン酸(ADP)からATPを生成し、このATPは微生物や細胞が生育するために必要な反応に利用される。このようなエネルギー変換は、細胞質ゾルおよびミトコンドリアで行われている。
上述したような生体代謝を燃料電池に利用する技術としては、微生物中で発生した電気エネルギーを電子メディエーターを介して微生物外に取り出し、この電子を電極に渡すことで電流を得る微生物電池が報告されている(例えば、特許文献1参照。)。
そこで、酵素を用いて所望の反応のみを行う燃料電池(バイオ燃料電池)が提案されている(例えば、特許文献2〜11参照。)。このバイオ燃料電池は、燃料を酵素により分解してプロトンと電子とに分離するもので、燃料としてメタノールやエタノールのようなアルコール類あるいはグルコースのような単糖類あるいはデンプンのような多糖類を用いたものが開発されている。
図18Bに示すように、このバイオ燃料電池においては、Ti集電体104、105の間に負荷110を接続し、固定板107の凹部107aに燃料としてグルコース/緩衝溶液を入れて発電を行う。
そこで、この発明が解決しようとする課題は、正極および負極の少なくとも一方に触媒として酵素が固定化される場合に、出力のばらつきを抑えることができ、燃料などの電池溶液が漏液しにくく、しかも簡単な工程で製造することができる燃料電池およびその製造方法ならびにこの燃料電池を用いる電子機器を提供することである。
正極と負極とがプロトン伝導体を介して対向した構造を有し、上記正極および上記負極の少なくとも一方に触媒として酵素が固定化されている燃料電池において、
酸化剤が透過可能な構造を有する正極集電体と燃料が透過可能な構造を有する負極集電体との間に形成された空間の内部に、上記正極、上記プロトン伝導体および上記負極が収納されている
ことを特徴とするものである。
ペレット電極の製造方法としては、上記の方法以外に、例えば、カーボン系材料と、必要に応じてバインダーと、酵素固定化成分(酵素、補酵素、電子メディエーター、ポリマーなど)の混合溶液(水系あるいは有機溶媒混合溶液)とを集電体などに適宜塗布し、乾燥させ、全体をプレス加工した後、所望の電極サイズに切り分けるようにしてもよい。
正極と負極とがプロトン伝導体を介して対向した構造を有し、上記正極および上記負極の少なくとも一方に触媒として酵素が固定化されている燃料電池の製造方法であって、
酸化剤が透過可能な構造を有する正極集電体と燃料が透過可能な構造を有する負極集電体との間に上記正極、上記プロトン伝導体および上記負極を挟む工程と、
上記正極集電体および上記負極集電体の一方の縁を絶縁性の密閉部材を介して上記正極集電体および上記負極集電体の他方に対してかしめる工程とを有する
ことを特徴とするものである。
この第2の発明においては、上記以外のことについては、その性質に反しない限り、第1の発明に関連して説明したことが成立する。
正極と負極とがプロトン伝導体を介して対向した構造を有し、上記正極および上記負極の少なくとも一方に触媒として酵素が固定化されている燃料電池において、
所定の中心軸の周りに、上記負極、上記プロトン伝導体、上記正極および酸化剤が透過可能な構造を有する正極集電体が順次設けられており、
燃料が透過可能な構造を有する負極集電体が上記負極と電気的に接続されて設けられている
ことを特徴とするものである。
この第3の発明においては、上記以外のことについては、その性質に反しない限り、第1の発明に関連して説明したことが成立する。
一つまたは複数の燃料電池を用いる電子機器において、
少なくとも一つの上記燃料電池が、
正極と負極とがプロトン伝導体を介して対向した構造を有し、上記正極および上記負極の少なくとも一方に触媒として酵素が固定化されている燃料電池において、
酸化剤が透過可能な構造を有する正極集電体と燃料が透過可能な構造を有する負極集電体との間に形成された空間の内部に、上記負極、上記プロトン伝導体および上記正極が収納されているものである
ことを特徴とするものである。
一つまたは複数の燃料電池を用いる電子機器において、
少なくとも一つの上記燃料電池が、
正極と負極とがプロトン伝導体を介して対向した構造を有し、上記正極および上記負極の少なくとも一方に触媒として酵素が固定化されている燃料電池において、
所定の中心軸の周りに、上記負極、上記プロトン伝導体、上記正極および酸化剤が透過可能な構造を有する正極集電体が順次設けられており、
燃料が透過可能な構造を有する負極集電体が上記負極と電気的に接続されて設けられているものである
ことを特徴とするものである。
第4および第5の発明においては、上記以外のことについては、その性質に反しない限り、第1〜第3の発明に関連して説明したことが成立する。
図1A、BおよびCならびに図2はこの発明の第1の実施形態によるバイオ燃料電池を示し、図1A、BおよびCはこのバイオ燃料電池の上面図、断面図および裏面図、図2はこのバイオ燃料電池の各構成要素を分解して示す分解斜視図である。
さらに、このD−グルコノ−δ−ラクトンは、グルコノキナーゼとフォスフォグルコネートデヒドロゲナーゼ(PhGDH)との二つの酵素を存在させることにより、2−ケト−6−フォスフォ−D−グルコネートに分解することができる。すなわち、D−グルコノ−δ−ラクトンは、加水分解によりD−グルコネートになり、D−グルコネートは、グルコノキナーゼの存在下、アデノシン三リン酸(ATP)をアデノシン二リン酸(ADP)とリン酸とに加水分解することでリン酸化されて、6−フォスフォ−D−グルコネートになる。この6−フォスフォ−D−グルコネートは、酸化酵素PhGDHの作用により、2−ケト−6−フォスフォ−D−グルコネートに酸化される。
単糖類の分解プロセスにおける酸化反応は、補酵素の還元反応を伴って行われる。この補酵素は作用する酵素によってほぼ定まっており、GDHの場合、補酵素にはNAD+ が用いられる。すなわち、GDHの作用によりβ−D−グルコースがD−グルコノ−δ−ラクトンに酸化されるとNAD+ がNADHに還元され、プロトン(H+ )を発生する。
上記プロセスで生成された電子はジアホラーゼから電子メディエーターを介して負極15の電極に渡され、H+ はプロトン伝導体14を通って正極13へ輸送される。
図3Aに示すように、まず、一端が開放した円筒形状の正極集電体11を用意する。この正極集電体11の底面の全面には複数の酸化剤供給口11bが形成されている。この正極集電体11の内部の底面の外周部の上にリング状の疎水性樹脂16bを載せ、この底面の中央部の上に、正極13、プロトン伝導体14および負極15を順次重ねる。
こうして、図3Dに示すように、正極集電体11と負極集電体12との間に形成された空間の内部に正極13、プロトン伝導体14および負極15が収納されたバイオ燃料電池が製造される。
次に、燃料タンク17に蓋18を取り付け、この蓋18の燃料供給口18aより燃料および電解質を注入した後、この燃料供給口18aを密封シールを貼り付けたりすることにより閉じる。ただし、燃料および電解質は、図3Bに示す工程で燃料タンク17に注入してもよい。
バイオ燃料電池を組み立てて出力特性の評価を行った。このバイオ燃料電池の直径は16mm、厚さは1.9mm、正極13および負極15の直径は15mm(電極面積は177mm2 )とした。正極集電体11および負極集電体12はステンレス鋼により形成した。正極集電体11の酸化剤供給口11bは六角形の各頂点と六角形の中心とに合計7個形成した。同様に、負極集電体12の燃料供給口12bは六角形の各頂点と六角形の中心とに合計7個形成した。
ただし、酸化剤供給口11bおよび燃料供給口12bの形状、個数、大きさ、配置などは、上記のものに限定されず、物質輸送、すなわち燃料および空気(酸素)の供給を効率的に行うことができるように最適化することが望ましい。特に燃料供給口12bについては、負極15への燃料の透過をより良好にするために、負極集電体12の中心に例えば直径が3mm程度の円形の燃料供給口12bを形成することが望ましい。
まず、以下のようにして各種の溶液を調製した。緩衝溶液としては、100mMリン酸二水素ナトリウム(NaH2 PO4 )緩衝溶液(I.S.=0.3、pH=7.0)を用いた。
ジアホラーゼ(DI)(EC1.6.99.−、ユニチカ製、B1D111)を5〜10mg秤量し、緩衝溶液1.0mlに溶解させ、DI酵素緩衝溶液((1))とした。
グルコースデヒドロゲナーゼ(GDH)(NAD依存型、EC1.1.1.47、東洋紡製、GLD−311)を10〜15mg秤量し、緩衝溶液1.0mlに溶解させ、GDH酵素緩衝溶液((2))とした。
上記の酵素を溶解させる緩衝溶液は直前まで冷蔵されていたものが好ましく、酵素緩衝溶液もできるだけ冷蔵保存しておくことが好ましい。
NADH(シグマアルドリッチ製、N−8129)を30.0〜60.0mg秤量し、緩衝溶液0.1mlに溶解させ、NADH緩衝溶液((3))とした。
2−アミノ−1,4−ナフトキノン(ANQ)(合成品)を10〜50mg秤量し、アセトン溶液1mlに溶解させ、ANQアセトン溶液((5))とした。
ポリアクリル酸ナトリウム(PAAcNa)(アルドリッチ製、041−00595)を適量秤量し、0.01〜0.1wt%となるようにイオン交換水に溶解させ、PAAcNa水溶液((6))とした。
DI酵素緩衝溶液(1):10μl
GDH酵素緩衝溶液(2):10μl
NADH緩衝溶液(3):10μl
PLL水溶液(4):10μl
ANQアセトン溶液(5):7μl
PAAcNa水溶液(6):4μl
バイオ燃料電池を組み立てて出力特性の評価を行った。実施例1のバイオ燃料電池においては、正極13および負極15に多孔質カーボン電極を用いたが、この実施例2のバイオ燃料電池においては、正極13および負極15にペレット電極を用いた。これらのペレット電極は、KB(ケッチェンブラック)と、ポリフッ化ビニリデンと、酵素、補酵素、電子メディエーターおよびポリマーの溶液とを、めのう乳鉢で混合し、乾燥させたものを直径15mmの円形の形状にプレス加工することにより形成した。正極13および負極15に固定化する成分(酵素、補酵素、電子メディエーターおよびポリマー)は実施例1と同一かつ同量とした。正極13に用いるペレット電極の厚さは0.66mm、負極15に用いるペレット電極の厚さは0.33mmとした。この実施例2のバイオ燃料電池の上記以外のことは実施例1のバイオ燃料電池と同様である。
図9は2個のバイオ燃料電池を直列接続した場合を示す。この場合、一方のバイオ燃料電池(図中、上のバイオ燃料電池)の正極集電体11と他方のバイオ燃料電池(図中、下のバイオ燃料電池)の蓋18との間にメッシュ電極33を挟む。この場合、メッシュ電極33の穴を通って外部の空気が正極集電体11の酸化剤供給口11bに入るようになっている。燃料の供給は燃料供給システムを用いて行うことも可能である。
図10は2個のバイオ燃料電池を並列接続した場合を示す。この場合、一方のバイオ燃料電池(図中、上のバイオ燃料電池)の燃料タンク17と他方のバイオ燃料電池(図中、下のバイオ燃料電池)の燃料タンク17とをそれらの蓋18の燃料供給口18a同士が一致するように互いに接触させ、これらの燃料タンク17の側面から電極34を引き出す。また、上記一方のバイオ燃料電池の正極集電体11と上記他方のバイオ燃料電池の正極集電体11とにそれぞれメッシュ電極35、36を形成する。これらのメッシュ電極35、36は互いに接続する。メッシュ電極35、36の穴を通って外部の空気が正極集電体11の酸化剤供給口11bに入る。
また、現在実用化されている空気電池では燃料および電解質を製造時に添加する必要があり、製造後に添加することは困難であるのに対し、このバイオ燃料電池では、製造後に燃料および電解質を添加することが可能であるので、バイオ燃料電池は現在実用化されている空気電池に比べて製造が容易である。
図11に示すように、この第2の実施形態においては、第1の実施形態によるバイオ燃料電池から、負極集電体12に一体に設けられた燃料タンク17を取り除き、さらに正極集電体11および負極集電体12にそれぞれメッシュ電極31、32を形成したものを用い、開放系の燃料タンク17に入れられた燃料17aの上にこのバイオ燃料電池を負極15側が下に、正極13側が上になるようにして浮かべた状態で使用する。
この第2の実施形態の上記以外のことは、その性質に反しない限り、第1の実施形態と同様である。
この第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得ることができる。
図12AおよびBならびに図13はこのバイオ燃料電池を示し、図12Aはこのバイオ燃料電池の正面図、図12Bはこのバイオ燃料電池の縦断面図、図13はこのバイオ燃料電池の各構成要素を分解して示す分解斜視図である。
この第3の実施形態の上記以外のことは、その性質に反しない限り、第1の実施形態と同様である。
この第3の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得ることができる。
バイオ燃料電池を組み立てて出力特性の評価を行った。正極13および負極15には実施例1と同様な多孔質カーボン電極を用い、この多孔質カーボン電極を円筒形状に形成した。正極13に用いる円筒形状の多孔質カーボン電極の直径は15mm、高さ(長さ)は5cmとした。正極13および負極15に固定化する成分(酵素、補酵素、電子メディエーターおよびポリマー)は実施例1と同一かつ同量とした。この実施例3のバイオ燃料電池の上記以外のことは実施例1のバイオ燃料電池と同様である。
この第4の実施形態によるバイオ燃料電池は、負極15の電極材に図16AおよびBに示すような多孔体導電材料を用いることを除いて、第1、第2または第3の実施形態によるバイオ燃料電池と同様な構成を有する。
図16Aはこの多孔体導電材料の構造を模式的に示し、図16Bはこの多孔体導電材料の骨格部の断面図である。図16AおよびBに示すように、この多孔体導電材料は、三次元網目状構造の多孔体材料からなる骨格41と、この骨格41の表面を被覆するカーボン系材料42とからなる。この多孔体導電材料は、カーボン系材料42に囲まれた多数の孔43が網目に相当する三次元網目状構造を有する。この場合、これらの孔43同士は互いに連通している。カーボン系材料42の形態は問わず、繊維状(針状)、粒状などのいずれであってもよい。
この多孔体導電材料の多孔率は一般的には80%以上、より一般的には90%以上であり、孔43の径は、一般的には例えば9nm〜1mm、より一般的には9nm〜600μm、さらに一般的には1〜600μm、典型的には30〜400μm、より典型的には80〜230μmである。
図17Aに示すように、まず、発泡金属あるいは発泡合金(例えば、発泡ニッケル)からなる骨格41を用意する。
次に、図17Bに示すように、この発泡金属あるいは発泡合金からなる骨格41の表面にカーボン系材料42をコーティングする。このコーティング方法としては従来公知の方法を用いることができる。一例を挙げると、カーボン粉末や適当な結着剤などを含むエマルションをスプレーにより骨格41の表面に噴射することによりカーボン系材料42をコーティングする。このカーボン系材料42のコーティング厚さは、発泡金属あるいは発泡合金からなる骨格41の多孔率および孔径との兼ね合いで、多孔体導電材料に要求される多孔率および孔径に応じて決められる。このコーティングの際には、カーボン系材料42に囲まれた多数の孔23同士が互いに連通するようにする。
こうして、目的とする多孔体導電材料が製造される。
上記以外のことは第1、第2または第3の実施形態と同様である。
このバイオ燃料電池においては、燃料として、多糖類であるデンプンを用いる。また、デンプンを燃料に用いることに伴い、負極15にデンプンをグルコースに分解する分解酵素であるグルコアミラーゼも固定化する。
このバイオ燃料電池においては、負極15に燃料としてデンプンが供給されるとこのデンプンがグルコアミラーゼによりグルコースに加水分解され、さらにこのグルコースがグルコースデヒドロゲナーゼにより分解され、この分解プロセスにおける酸化反応に伴ってNAD+ が還元されてNADHが生成され、このNADHがジアホラーゼにより酸化されて2個の電子とNAD+ とH+ とに分離する。したがって、グルコース1分子につき1段階の酸化反応で2個の電子と2個のH+ とが生成される。2段階の酸化反応では合計4個の電子と4個のH+ とが生成される。こうして発生する電子は負極15の電極に渡され、H+ はプロトン伝導体14を通って正極13まで移動する。正極13では、このH+ が、外部から供給された酸素および負極15から外部回路を通って送られた電子と反応してH2 Oを生成する。
上記以外のことは第1、第2または第3の実施形態によるバイオ燃料電池と同様である。
この第5の実施形態によれば、第1、第2または第3の実施形態と同様な利点を得ることができるほか、デンプンを燃料に用いていることにより、グルコースを燃料に用いる場合に比べて発電量を増加させることができるという利点を得ることができる。
このバイオ燃料電池においては、負極15は、例えば多孔質カーボンなどからなる電極上に、グルコースの分解に関与する酵素と、グルコースの分解プロセスにおける酸化反応に伴って還元体が生成される補酵素(例えば、NAD+ )と、補酵素の還元体(例えば、NADH)を酸化する補酵素酸化酵素(例えば、ジアホラーゼ)と、補酵素酸化酵素から補酵素の酸化に伴って生じる電子を受け取って電極に渡す電子メディエーター(例えば、ANQやAMNQやVK3)と、高出力化剤または電子メディエーター拡散促進剤としてのリン脂質またはその誘導体(例えば、DMPC)またはそれらの重合体とが固定化材(図示せず)(例えば、ポリ−L−リシン(PLL)のようなポリカチオンとポリアクリル酸ナトリウム(PAAcNa))のようなポリアニオンとを用いて形成されたポリイオンコンプレックス)により固定化されて構成されている。
例えば、上述の実施形態において挙げた数値、構造、構成、形状、材料などはあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれらと異なる数値、構造、構成、形状、材料などを用いてもよい。
Claims (13)
- 正極と負極とがプロトン伝導体を介して対向した構造を有し、上記正極および上記負極の少なくとも一方に触媒として酵素が固定化され、
酸化剤が透過可能な構造を有する正極集電体と燃料が透過可能な構造を有する負極集電体との間に形成された空間の内部に、上記正極、上記プロトン伝導体および上記負極が収納され、
上記正極集電体および上記負極集電体の一方の縁が絶縁性の密封部材を介して上記正極集電体および上記負極集電体の他方に対してかしめられることにより上記空間が形成されている燃料電池。 - 上記正極集電体は酸化剤供給口を有し、上記負極集電体は燃料供給口を有する請求項1記載の燃料電池。
- 上記負極集電体は燃料保持部を有する請求項1記載の燃料電池。
- 上記正極および上記負極の少なくとも一方に上記酵素に加えて電子メディエーターが固定化されている請求項1記載の燃料電池。
- 上記負極に酵素が固定化され、上記酵素が、単糖類の酸化を促進し分解する酸化酵素を含む請求項1記載の燃料電池。
- 上記酵素が、上記単糖類の酸化に伴って還元された補酵素を酸化体に戻すとともに電子メディエーターを介して電子を上記負極に渡す補酵素酸化酵素を含む請求項5記載の燃料電池。
- 上記補酵素の酸化体がNAD + であり、上記補酵素酸化酵素がジアホラーゼである請求項6記載の燃料電池。
- 上記酸化酵素がNAD + 依存型グルコースデヒドロゲナーゼである請求項5記載の燃料電池。
- 上記負極に酵素が固定化され、上記酵素が、多糖類の分解を促進し単糖類を生成する分解酵素および生成した単糖類の酸化を促進し分解する酸化酵素を含む請求項1記載の燃料電池。
- 上記分解酵素がグルコアミラーゼ、上記酸化酵素がNAD + 依存型グルコースデヒドロゲナーゼである請求項9記載の燃料電池。
- 正極と負極とがプロトン伝導体を介して対向した構造を有し、上記正極および上記負極の少なくとも一方に触媒として酵素が固定化されている燃料電池を製造する場合に、
酸化剤が透過可能な構造を有する正極集電体と燃料が透過可能な構造を有する負極集電体との間に上記正極、上記プロトン伝導体および上記負極を挟む工程と、
上記正極集電体および上記負極集電体の一方の縁を絶縁性の密封部材を介して上記正極集電体および上記負極集電体の他方に対してかしめることにより、上記正極集電体と上記負極集電体との間に形成された空間の内部に、上記正極、上記プロトン伝導体および上記負極を収納する工程とを有する燃料電池の製造方法。 - 上記正極集電体および上記負極集電体の一方は一端が開放した筒状の形状を有する請求項11記載の燃料電池の製造方法。
- 一つまたは複数の燃料電池を用い、
少なくとも一つの上記燃料電池が、
正極と負極とがプロトン伝導体を介して対向した構造を有し、上記正極および上記負極の少なくとも一方に触媒として酵素が固定化され、
酸化剤が透過可能な構造を有する正極集電体と燃料が透過可能な構造を有する負極集電体との間に形成された空間の内部に、上記負極、上記プロトン伝導体および上記正極が収納され、
上記正極集電体および上記負極集電体の一方の縁が絶縁性の密封部材を介して上記正極集電体および上記負極集電体の他方に対してかしめられることにより上記空間が形成されている電子機器。
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