JP2007012281A - 燃料電池、電子機器、移動体、発電システムおよび酵素反応利用装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 負極1と正極2とをプロトン伝導体3を介して対向させた構造を有する燃料電池において、カーボンなどの電極11上にジアホラーゼ12と電子メディエーター13とを固定化した酵素/電子メディエーター固定化電極を負極1として用い、燃料としてNADH溶液を用いる。NADH溶液の濃度は2〜130mMとし、好ましくは3〜40mMとする。NADH溶液の代わりに、NADPH溶液あるいはNADHとNADPHとを含む溶液を用いてもよい。
【選択図】 図2
Description
そこで、この発明が解決しようとする課題は、NADHあるいはその関連物質であるNADPHを用いて高効率の発電が可能で、しかも限りある化石燃料を使用しないで済み、資源循環型社会の実現に貢献することができる燃料電池ならびにこの燃料電池を用いる電子機器、移動体および発電システムを提供することである。
この発明が解決しようとする他の課題は、より一般的には、NADHあるいはNADPHを用いて高効率の動作が可能な各種の酵素反応利用装置を提供することである。
このように、反応速度、したがって発電効率の向上の観点から、NADH濃度には最適範囲が存在することが分かり、この最適範囲を実際に見出した。
一方、ジアホラーゼは、NADHのほかNADPHも基質として酸化する酵素である。NADHは図9Aに示すような構造を有するのに対し、NADPHの構造は図9Bに示すようにNADHのアデノシン部位に一つのリン酸基が付いたものであり、NADHの構造と極めて類似している。このため、NADPHや、NADHとNADPHとの混合物も、NADHと同様に、ジアホラーゼとの反応において基質阻害を起こすと考えられる。
すなわち、上記課題を解決するために、
第1の発明は、
正極と負極とがプロトン伝導体を介して対向した構造を有し、上記負極に少なくともジアホラーゼおよび電子メディエーターが含まれ、燃料として還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液を用いる燃料電池であって、
上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液の濃度に対する上記ジアホラーゼによる酵素反応の反応速度の変化を示す曲線がピーク形状を有し、
上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液の濃度が、2mM以上、上記ピークが立ち下がったところの上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液の濃度以下である
ことを特徴とするものである。
また、燃料として、還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドに加えて一種または二種以上の他の燃料を含むものを用いてもよく、その場合はこの他の燃料を分解する一種または二種以上の他の酵素を負極に含ませるようにする。他の燃料としては例えばグルコースを用いることができ、この場合は他の酵素としてNAD+ 依存型グルコースデヒドロゲナーゼを負極に含ませる。他の燃料としては多糖類を用いることもでき、この場合には他の酵素としてこの多糖類をグルコースに分解する酵素であるグルコアミラーゼおよびNAD+ 依存型グルコースデヒドロゲナーゼを負極に含ませる。多糖類(広義の多糖類であり、加水分解によって2分子以上の単糖を生じる全ての炭水化物を指し、二糖、三糖、四糖などのオリゴ糖を含む)としては、例えば、デンプン、アミロース、アミロペクチン、グリコーゲン、セルロース、マルトース、スクロース、ラクトースなどが挙げられる。これらは単糖類が2つ以上結合したものであり、いずれの多糖類においても、結合単位の単糖類としてグルコースが含まれている。なお、アミロースとアミロペクチンとはデンプンに含まれる成分であり、デンプンはアミロースとアミロペクチンとの混合物である。
正極と負極とがプロトン伝導体を介して対向した構造を有し、上記負極に少なくともジアホラーゼおよび電子メディエーターが含まれ、燃料として還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/または還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸を含む溶液を用いる燃料電池であって、
上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/または還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸を含む溶液の濃度が2mM以上130mM以下である
ことを特徴とするものである。
ここで、還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/または還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸を含む溶液の濃度は、燃料消費量を抑え、発電効率のより一層の向上を図る観点から、好適には2mM以上80mM以下、より好適には3mM以上40mM以下、さらに好適には5mM以上20mM以下とする。
燃料電池を用いる電子機器において、
上記燃料電池は、
正極と負極とがプロトン伝導体を介して対向した構造を有し、上記負極に少なくともジアホラーゼおよび電子メディエーターが含まれ、燃料として還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液を用いる燃料電池であって、
上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液の濃度に対する上記ジアホラーゼによる酵素反応の反応速度の変化を示す曲線がピーク形状を有し、
上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液の濃度が、2mM以上、上記ピークが立ち下がったところの上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液の濃度以下である
ことを特徴とするものである。
燃料電池を用いる電子機器において、
上記燃料電池は、
正極と負極とがプロトン伝導体を介して対向した構造を有し、上記負極に少なくともジアホラーゼおよび電子メディエーターが含まれ、燃料として還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/または還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸を含む溶液を用いる燃料電池であって、
上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/または還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸を含む溶液の濃度が2mM以上130mM以下である
ことを特徴とするものである。
第3および第4の発明においては、上記以外のことについては、その性質に反しない限り、第1および第2の発明に関連して説明したことが成立する。
燃料電池を用いる移動体において、
上記燃料電池は、
正極と負極とがプロトン伝導体を介して対向した構造を有し、上記負極に少なくともジアホラーゼおよび電子メディエーターが含まれ、燃料として還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液を用いる燃料電池であって、
上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液の濃度に対する上記ジアホラーゼによる酵素反応の反応速度の変化を示す曲線がピーク形状を有し、
上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液の濃度が、2mM以上、上記ピークが立ち下がったところの上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液の濃度以下である
ことを特徴とするものである。
燃料電池を用いる移動体において、
上記燃料電池は、
正極と負極とがプロトン伝導体を介して対向した構造を有し、上記負極に少なくともジアホラーゼおよび電子メディエーターが含まれ、燃料として還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/または還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸を含む溶液を用いる燃料電池であって、
上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/または還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸を含む溶液の濃度が2mM以上130mM以下である
ことを特徴とするものである。
第5および第6の発明においては、上記以外のことについては、その性質に反しない限り、第1および第2の発明に関連して説明したことが成立する。
燃料電池を用いる発電システムにおいて、
上記燃料電池は、
正極と負極とがプロトン伝導体を介して対向した構造を有し、上記負極に少なくともジアホラーゼおよび電子メディエーターが含まれ、燃料として還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液を用いる燃料電池であって、
上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液の濃度に対する上記ジアホラーゼによる酵素反応の反応速度の変化を示す曲線がピーク形状を有し、
上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液の濃度が、2mM以上、上記ピークが立ち下がったところの上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液の濃度以下である
ことを特徴とするものである。
燃料電池を用いる発電システムにおいて、
上記燃料電池は、
正極と負極とがプロトン伝導体を介して対向した構造を有し、上記負極に少なくともジアホラーゼおよび電子メディエーターが含まれ、燃料として還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/または還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸を含む溶液を用いる燃料電池であって、
上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/または還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸を含む溶液の濃度が2mM以上130mM以下である
ことを特徴とするものである。
第7および第8の発明においては、上記以外のことについては、その性質に反しない限り、第1および第2の発明に関連して説明したことが成立する。
還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液とジアホラーゼと電子メディエーターとを少なくとも含み、
上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液の濃度に対する上記ジアホラーゼによる酵素反応の反応速度の変化を示す曲線がピーク形状を有し、
上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液の濃度が、2mM以上、上記ピークが立ち下がったところの上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液の濃度以下である
ことを特徴とする酵素反応利用装置である。
還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/または還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸を含む溶液とジアホラーゼと電子メディエーターとを少なくとも含み、
上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/または還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸を含む溶液の濃度が、2mM以上130mM以下である
ことを特徴とする酵素反応利用装置である。
第9および第10の発明においては、上記以外のことについては、その性質に反しない限り、第1および第2の発明に関連して説明したことが成立する。
図1はこの発明の第1の実施形態による燃料電池を示す。
図1に示すように、この燃料電池は、負極1と正極2とが、プロトン伝導体3を介して対向した構造を有する。負極1では、燃料として供給されるNADHがNAD+ に酸化され、2個の電子とプロトン(H+ )とが発生する。プロトン伝導体3はプロトンのみ伝導し、負極1で発生したプロトンを正極2に輸送する。正極2では、負極1から正極2に輸送されたプロトンと、負極2から外部回路を通って送られた電子と、例えば空気中の酸素(O2 )とにより水が生成される。
図3および図4に示すように、この燃料電池は、例えば多孔質カーボンなどに酵素(ジアホラーゼ)と電子メディエーターとを固定化材により固定化した酵素/電子メディエータ固定化電極からなる負極1と、例えば多孔質カーボンなどに酵素(例えば、ビリルビンオキシダーゼ)と電子メディエーターとを固定化材により固定化した酵素/電子メディエータ固定化電極からなる正極2とが、プロトン伝導体3を介して対向した構成を有している。
使用した電気化学測定系を図5に示す。図5に示すように、容器51内に溶液52を入れ、この溶液52内に作用極53、対極54および参照極55を浸漬し、作用極53に電気化学測定装置56を接続した。作用極53としては、グラッシーカーボンディスク電極(3mmφ、0.071cm2 )上にジアホラーゼとANQとをグルタルアルデヒド(GA)とポリ−L−リシン(PLL)とを組み合わせた固定化材を用いて固定化したものを用いた。対極54としてはPt線、参照極55としてはAg|AgClを用いた。測定は大気圧下で行い、測定温度は25℃とした。溶液52の量は1.0mlとし、測定前にバブラ57により溶液52中にArガスを送り込んでバブリングを十分に行い、脱酸素を行った。
まず、以下のようにして各種の溶液を調製した。緩衝溶液としては、100mMリン酸二水素ナトリウム(NaH2 PO4 )緩衝溶液(I.S.=0.3、pH=8.0)を用いた。
ジアホラーゼ(DIと略)(EC1.6.99.−、アマノエンザイム、DH−3)を4.76mg秤量し、緩衝溶液1.0mlに溶解させ、DI酵素緩衝溶液((1))とした。酵素を溶解させる緩衝溶液は直前まで冷蔵されていたものが好ましく、酵素緩衝溶液もできるだけ冷蔵保存しておくことが好ましい。ポリ−L−リシン臭化水素酸塩(PLLと略)(アルドリッチ、P−1399)を適量秤量し、2.0wt%となるようにイオン交換水に溶解させ、PLL水溶液((2))とした。ANQを10.4mg秤量し、アセトン溶液1.0mlに溶解させ、ANQアセトン溶液((3))とした。グルタルアルデヒド(GAと略)(関東化学、17026−02)を適量秤量し、0.125wt%となるようにイオン交換水に溶解させ、GA水溶液((4))とした。
そして、溶液52として上記の緩衝溶液を用い、上記の酵素/電子メディエーター固定化電極を作用極53とし、電極回転数500rpmの条件下、NADH緩衝溶液((5))を溶液52に徐々に添加することでNADH濃度を0〜167mMと変化させてサイクリックボルタンメトリーを行った。スキャン速度は10mVs-1で行った。そのサイクリックボルタンメトリーから、電子メディエーターの酸化還元電位より十分高い電位である0.4Vにおける電流値を定常電流値Iとしてプロットしたものを図6に示す。酵素量は5U(サンプル1)と10U(サンプル2)との2水準とした。なお、U(ユニット)とは、酵素活性を示す一つの指標であり、ある温度およびpHにおいて1分間当たり1μmolの基質が反応する度合いを示す。
100mMリン酸二水素ナトリウム緩衝溶液(I.S.=0.3、pH=8.0)を溶媒とし、ジアホラーゼを87ng/ml、ANQを2.2mM含む溶液を調製した。この溶液中には、ANQが十分な濃度(KM,ANQ の約10倍)存在している。測定前にバブラによりこの溶液中にArガスを送り込んでバブリングを15分間行い、十分に脱酸素を行った。そして、この溶液に、上記と同様なNADH緩衝溶液((5))を上記の溶液に徐々に添加することでNADH濃度を0〜500mMの範囲内で変化させてジアホラーゼによるNADHの酸化反応の反応速度をANQの吸光度変化から求めた。測定は大気圧下で行い、測定温度は25℃とした。また、吸光度の測定波長は520nmとした。図8Aはこうして測定されたジアホラーゼによるNADHの酸化反応の反応速度(v0 )−NADH濃度([NADH]0 )曲線を示し、図8Bは図8Aの低濃度部(0〜35mM)を拡大したものである。図8AおよびBより、この溶液の系においては、NADH濃度が25mM付近でピークを取り、より高濃度側では反応速度は徐々に減少することが分かる。このことから、溶液の系においても、ジアホラーゼに対し、NADHの基質阻害が起こることが確認された。この場合、ある程度以上の反応速度を得ながら同時に燃料の消費量を抑えるためには、NADH濃度を好適には2〜300mM、より好適には5〜200mM、さらに好適には10〜100mMとする。
この燃料電池は、携帯電話などの各種の電子機器やその他の各種の装置あるいは機器などの電源に用いて好適なものである。
この燃料電池においては、燃料として、NADHに加えてグルコースも用いる。また、このグルコースを用いることに伴い、負極1にこのグルコースの分解酵素であるNAD+ 依存型グルコースデヒドロゲナーゼも含ませる。このNAD+ 依存型グルコースデヒドロゲナーゼも負極1に固定化するのが好ましい。
この燃料電池においては、負極1側にグルコースを含むNADH溶液が供給されると、このグルコースがNAD+ 依存型グルコースデヒドロゲナーゼにより分解され、この分解プロセスにおける酸化反応に伴ってNAD+ が還元されてNADHが生成され、このNADHがジアホラーゼにより酸化されて2個の電子とNAD+ とH+ とに分離する。したがって、グルコース1分子につき1段階の酸化反応で2個の電子と2個のH+ とが生成される。2段階の酸化反応では合計4個の電子と4個のH+ とが生成される。こうして発生する電子は負極1に渡され、H+ はプロトン伝導体3を通って正極2まで移動する。正極2では、このH+ が、外部から供給された酸素および負極1から外部回路を通って送られた電子と反応してH2 Oを生成する。
この燃料電池の上記以外のことは第1の実施形態による燃料電池と同様である。
この第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得ることができるほか、NADHに加えてグルコースも燃料に用いていることにより、NADHだけを燃料に用いる場合に比べて発電量を増加させることができるという利点を得ることができる。
この燃料電池においては、燃料として、NADHに加えて多糖類であるデンプンも用いる。また、デンプンを用いることに伴い、負極1にデンプンの分解酵素であるグルコアミラーゼとこのグルコアミラーゼによりデンプンが分解されることにより得られるグルコースの分解酵素であるNAD+ 依存型グルコースデヒドロゲナーゼとを含ませる。これらのグルコアミラーゼおよびNAD+ 依存型グルコースデヒドロゲナーゼも負極1に固定化するのが好ましい。
この燃料電池の上記以外のことは第1の実施形態による燃料電池と同様である。
この第3の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得ることができるほか、NADHに加えてデンプンも燃料に用いていることにより、NADHだけを燃料に用いる場合に比べて発電量を増加させることができるという利点を得ることができる。
例えば、上述の実施形態において挙げた数値、構造、構成、形状、材料などはあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれらと異なる数値、構造、構成、形状、材料などを用いてもよい。
Claims (15)
- 正極と負極とがプロトン伝導体を介して対向した構造を有し、上記負極に少なくともジアホラーゼおよび電子メディエーターが含まれ、燃料として還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液を用いる燃料電池であって、
上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液の濃度に対する上記ジアホラーゼによる酵素反応の反応速度の変化を示す曲線がピーク形状を有し、
上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液の濃度が、2mM以上、上記ピークが立ち下がったところの上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液の濃度以下である
ことを特徴とする燃料電池。 - 上記負極に上記ジアホラーゼおよび上記電子メディエーターが固定化されていることを特徴とする請求項1記載の燃料電池。
- 上記燃料に上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドに加えて一種または二種以上の他の燃料とその燃料を分解する一種または二種以上の他の酵素とが含まれていることを特徴とする請求項1記載の燃料電池。
- 上記他の燃料にグルコースが含まれ、上記他の酵素にNAD+ 依存型グルコースデヒドロゲナーゼが含まれていることを特徴とする請求項3記載の燃料電池。
- 上記他の燃料に多糖類が含まれ、上記他の酵素に多糖類をグルコースに分解する酵素およびNAD+ 依存型グルコースデヒドロゲナーゼが含まれていることを特徴とする請求項3記載の燃料電池。
- 正極と負極とがプロトン伝導体を介して対向した構造を有し、上記負極に少なくともジアホラーゼおよび電子メディエーターが含まれ、燃料として還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/または還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸を含む溶液を用いる燃料電池であって、
上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/または還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸を含む溶液の濃度が2mM以上130mM以下である
ことを特徴とする燃料電池。 - 燃料電池を用いる電子機器において、
上記燃料電池は、
正極と負極とがプロトン伝導体を介して対向した構造を有し、上記負極に少なくともジアホラーゼおよび電子メディエーターが含まれ、燃料として還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液を用いる燃料電池であって、
上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液の濃度に対する上記ジアホラーゼによる酵素反応の反応速度の変化を示す曲線がピーク形状を有し、
上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液の濃度が、2mM以上、上記ピークが立ち下がったところの上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液の濃度以下である
ことを特徴とする電子機器。 - 燃料電池を用いる電子機器において、
上記燃料電池は、
正極と負極とがプロトン伝導体を介して対向した構造を有し、上記負極に少なくともジアホラーゼおよび電子メディエーターが含まれ、燃料として還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/または還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸を含む溶液を用いる燃料電池であって、
上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/または還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸を含む溶液の濃度が2mM以上130mM以下である
ことを特徴とする電子機器。 - 燃料電池を用いる移動体において、
上記燃料電池は、
正極と負極とがプロトン伝導体を介して対向した構造を有し、上記負極に少なくともジアホラーゼおよび電子メディエーターが含まれ、燃料として還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液を用いる燃料電池であって、
上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド容器の濃度に対する上記ジアホラーゼによる酵素反応の反応速度の変化を示す曲線がピーク形状を有し、
上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液の濃度が、2mM以上、上記ピークが立ち下がったところの上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液の濃度以下である
ことを特徴とする移動体。 - 燃料電池を用いる移動体において、
上記燃料電池は、
正極と負極とがプロトン伝導体を介して対向した構造を有し、上記負極に少なくともジアホラーゼおよび電子メディエーターが含まれ、燃料として還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/または還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸を含む溶液を用いる燃料電池であって、
上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/または還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸を含む溶液の濃度が2mM以上130mM以下である
ことを特徴とする移動体。 - 燃料電池を用いる発電システムにおいて、
上記燃料電池は、
正極と負極とがプロトン伝導体を介して対向した構造を有し、上記負極に少なくともジアホラーゼおよび電子メディエーターが含まれ、燃料として還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液を用いる燃料電池であって、
上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液の濃度に対する上記ジアホラーゼによる酵素反応の反応速度の変化を示す曲線がピーク形状を有し、
上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液の濃度が、2mM以上、上記ピークが立ち下がったところの上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液の濃度以下である
ことを特徴とする発電システム。 - 燃料電池を用いる発電システムにおいて、
上記燃料電池は、
正極と負極とがプロトン伝導体を介して対向した構造を有し、上記負極に少なくともジアホラーゼおよび電子メディエーターが含まれ、燃料として還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/または還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸を含む溶液を用いる燃料電池であって、
上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/または還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸を含む溶液の濃度が2mM以上130mM以下である
ことを特徴とする発電システム。 - 還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液とジアホラーゼと電子メディエーターとを少なくとも含み、
上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液の濃度に対する上記ジアホラーゼによる酵素反応の反応速度の変化を示す曲線がピーク形状を有し、
上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液の濃度が、2mM以上、上記ピークが立ち下がったところの上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド溶液の濃度以下である
ことを特徴とする酵素反応利用装置。 - 上記酵素反応利用装置はバイオセンサーであることを特徴とする請求項13記載の酵素反応利用装置。
- 還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/または還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸を含む溶液とジアホラーゼと電子メディエーターとを少なくとも含み、
上記還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/または還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸を含む溶液の濃度が、2mM以上130mM以下である
ことを特徴とする酵素反応利用装置。
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