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JPH11321404A - シートスライド装置 - Google Patents

シートスライド装置

Info

Publication number
JPH11321404A
JPH11321404A JP12867398A JP12867398A JPH11321404A JP H11321404 A JPH11321404 A JP H11321404A JP 12867398 A JP12867398 A JP 12867398A JP 12867398 A JP12867398 A JP 12867398A JP H11321404 A JPH11321404 A JP H11321404A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
lever
rails
seat
lower rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12867398A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiki Sugiura
歳機 杉浦
Masahito Horie
雅人 堀江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiroki Corp
Original Assignee
Shiroki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shiroki Corp filed Critical Shiroki Corp
Priority to JP12867398A priority Critical patent/JPH11321404A/ja
Publication of JPH11321404A publication Critical patent/JPH11321404A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み付けの際の管理が容易なシートスライド
装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 一方のシートトラックのオープンレバー
505の動きをカム521,第2のロッド500を介し
て他方のオープンレバーへ伝達する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フロア上に並設さ
れる第1および第2のロアレール,該第1および第2の
ロアレールに移動可能に係合し、シートが設けられる第
1および第2のアッパレールからなるシートトラック
と、前記第1および第2のロアレールの長手方向に沿っ
て複数形成された被係合部,前記第1および第2のアッ
パレールに回転可能に設けられ、端部に前記ロアレール
の被係合部に係合可能な係合部が設けられた第1および
第2のロックレバー,該第1および第2のロックレバー
を前記第1および第2のロアレールと係合する方向に付
勢する第1および第2の付勢手段からなるロック機構
と、ウォークイン操作が行われると、前記第1および第
2のロックレバーの前記第1および第2のロアレールと
の係合を解除すると共に、その解除状態を保持して前記
第1および第2のアッパレールを前方へ移動させ、その
後前記第1および第2のアッパレールが後方に移動する
と、前記第1および第2のロアレールの所定の位置で、
前記第1および第2のロックレバーを前記第1および第
2のロアレールへ再び係合させるウォークイン機構とを
有したシートスライド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等のシートにおいて、前後方向に
移動可能なシートスライド装置を有したシートは、フロ
ア側に設けられたロアレールと、このロアレールに移動
可能に係合し、シートが設けられるアッパレールとから
なる二組のシートトラックと、各シートトラックに設け
られ、アッパレールの移動をロック/ロック解除するロ
ック機構とを有している。
【0003】又、二ドア車の前席のシートスライド装置
には、前席のシートバックを前傾させると共に、ロック
機構をロック解除し、付勢手段の付勢力により前席を最
前位置まで自動的に移動させ、後席への乗降性を良くす
るウォークイン機構を備えたものがある。
【0004】そして、ウォークイン機構には、最前位置
にあるシートを後方に復帰させる場合、シートトラック
の移動範囲の略中間位置で、ロック機構を再びロック状
態とするメモリー機能と呼ばれる機能を備えたものも多
い。
【0005】ウォークイン機構は、二組のシートトラッ
クにそれぞれ設けられるが、メモリー機能はそれぞれの
シートトラックにおいて同時に動作する必要がある。従
来のシートスライド装置では、このメモリ機能の連動を
ケーブルを用いて行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ケーブルを用
いてメモリ機能の連動を行うには、ロスやばらつきが多
くなり、組み付けの際に管理が難しいという問題点があ
る。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、組み付けの際の管理が容易なシート
スライド装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、フロア上に並設される第1および第2のロアレー
ル,該第1および第2のロアレールに移動可能に係合
し、シートが設けられる第1および第2のアッパレール
からなるシートトラックと、前記第1および第2のロア
レールの長手方向に沿って複数形成された被係合部,前
記第1および第2のアッパレールに回転可能に設けら
れ、端部に前記ロアレールの被係合部に係合可能な係合
部が設けられた第1および第2のロックレバー,該第1
および第2のロックレバーを前記第1および第2のロア
レールと係合する方向に付勢する第1および第2の付勢
手段からなるロック機構と、ウォークイン操作が行われ
ると、前記第1および第2のロックレバーの前記第1お
よび第2のロアレールとの係合を解除すると共に、第1
および第2のロックレバーの第1および第2のロアレー
ルとの係合解除状態を保持して前記第1および第2のア
ッパレールを前方へ移動させ、その後前記第1および第
2のアッパレールが後方に移動すると、前記第1および
第2のロアレールの所定の位置で、前記第1のロックレ
バーおよび第2のロックレバーの係合解除状態が解除さ
れ、前記第1および第2のロックレバーを前記第1およ
び第2のロアレールへ再び係合させるウォークイン機構
とを有したシートスライド装置であって、前記ウォーク
イン機構は、前記第1のロックレバーの係合解除状態の
解除動作をロッドを介して前記第2のロックレバー側へ
伝達することを特徴とするシートスライド装置である。
【0009】まず、所望のシートトラックポジションを
得るためロック機構を操作すると、第1および第2の付
勢手段に抗して、第1および第2のロックレバーが移動
し、第1および第2のロックレバーと第1および第2の
ロアレールとの係合が解除される。すると、第1および
第2のアッパレールは第1および第2のロアレールに対
して移動可能となり、所望のシートトラックポジション
迄移動可能となる。
【0010】所望のシートトラックポジションが得られ
たならば、第1および第2のロックレバーへの操作を解
除する。すると、第1および第2の付勢手段の付勢力に
より、第1および第2のロックレバーは再び第1および
第2のロアレールに係合し、第1および第2のアッパレ
ールの第1および第2のロアレールに対する移動が禁止
される。
【0011】次に、ウォークイン操作を行うと、第1お
よび第2のロックレバーの第1および第2のロアレール
との係合が解除されると共に、第1および第2のロック
レバーの第1および第2のロアレールとの係合解除状態
が保持され、第1および第2のアッパレールは前方へ移
動する。
【0012】その後、シートを後方へ復帰させるため
に、第1および第2のアッパレールを後方に移動させる
と、第1および第2のロアレールの所定の位置で、先
ず、第1のロックレバーの第1のロアレールとの係合解
除状態が解除され、第1のロックレバーは第1のロアレ
ールへ係合する。
【0013】同時に、第1のロックレバーの第1のロア
レールへの係合解除状態の解除動作は、ロッドを介して
第2のロックレバー側へ伝達され、第2のロックレバー
の第2のロアレールとの係合解除状態も解除され、第2
のロックレバーは第2のロアレールの係合する。
【0014】第1および第2のロックレバーが第1およ
び第2のロアレールへ係合することにより、第1および
第2のアッパレールの移動が禁止される。第1のロック
レバーの第1のロアレールへの係合解除状態の解除動作
を、ロッドを介して第2のロックレバー側へ伝達するよ
うにしたことにより、組み付けの際の管理が容易とな
る。
【0015】ここで、前記ウォークイン機構の一例とし
ては、前記第1および第2のアッパレールを前方に付勢
する第3の付勢手段と、前記シートのシートバックの前
傾によって駆動され、前記第1のロアレールへの係合を
解除する方向に前記第1のロックレバーを押圧可能な第
1のオープンレバーと、前記シートのシートバックの前
傾によって駆動され、前記第2のロアレールへの係合を
解除する方向に前記第2のロックレバーを押圧可能な第
2のオープンレバーと、前記第1のロックレバー押圧時
の前記第1のオープンレバーに、係脱可能な第1のメモ
リプレートと、前記第1のロアレールに設けられ、前記
第1のメモリプレートを前記第1のオープンレバーに係
合する位置と前記第1のオープンレバーから離反する位
置とに案内するガイドと、前記第1のオープンレバーの
動きを前記第2のオープンレバーへ伝達するロッドとか
らなるものがある。
【0016】ウォークイン操作を行うと、シートのシー
トバックが前傾し、シートバックの前傾によって第1の
オープンレバーおよび第2のオープンレバーも駆動され
る。そして、第1のオープンレバーは第1の付勢手段の
付勢力に抗して、第2のオープンレバーは第1の付勢手
段に抗して、それぞれ第1および第2のロックレバーを
押圧し、第1および第2のロアレールとの係合が解除さ
れる。
【0017】すると、第3の付勢手段の付勢力により、
シートは前方へ移動し、後席との間隔が開く。この時、
メモリープレートはガイドに案内され、第1のオープン
レバーに係合する位置へ移動し、第1のオープンレバー
は第1のロックプレートの第1のロアレールへの係合解
除状態を保持する。
【0018】この第1のオープンレバーによる保持状態
は、ロッドを介して第2のオープンレバーへ伝達され、
第2のロックレバーの第2のロアレールへの係合解除状
態も保持される。
【0019】次に、前方へ移動したシートを後方へ移動
させると、ガイドによってメモリプレートがガイドに案
内され、第1のオープンレバーから離れる位置へ移動
し、第1のオープンレバーによる第1のロックレバーの
第1のロアレールへの係合解除状態が解除される。
【0020】すると、第1の付勢手段の付勢力により、
第1のロックレバーは第1のロアレールに係合し、第1
のアッパレールの第1のロアレールに対する移動が禁止
される。
【0021】この時、第1のロックプレートにより、第
1のオープンレバーは元位置に復帰し、この第1のオー
プンレバーの移動はロッドを介して第2のオープンレバ
ーへ伝達され、第2のオープンレバーも元位置へ復帰
し、第2の付勢手段の付勢力により、第2のロックレバ
ーは第2のロアレールに係合し、第2のアッパレールの
第2のロアレールに対する移動が禁止される。
【0022】
【発明の実施の形態】次に図面を用いて本発明の実施の
形態を説明する。 (全体構成)先ず、本実施の形態例のシートスライド装置
の上面図である図3を用いて全体構成を説明する。
【0023】1,3はフロア上に並設される第1および
第2のロアレールである。これら第1および第2のロア
レール1,3には、二枚の板材を重合して形成され、シ
ートが設けられる第1および第2のアッパレール5,7
が移動可能に係合している。
【0024】第1のアッパレール5には、第1のアッパ
レール5の移動を禁止する第1のロック機構100と、
シートのシートバックの傾動を禁止する第1のリクライ
ニング機構200とが設けられている。
【0025】第2のアッパレール7には、第2のアッパ
レール7の移動を禁止する第2のロック機構300と、
シートバックの傾動を禁止する第2のリクライニング機
構400とが設けられている。
【0026】第1および第2のロック機構100,30
0の操作は、シートトラック装置の前部に設けられたル
ープハンドル199で同時に操作可能となっている。
又、第2のリクライニング機構400の操作は、第2の
リクライニング機構400側に設けられた操作レバー4
91およびこの操作レバー491と一体的に形成された
ペダル部495によって操作可能である。
【0027】更に、第1および第2のリクライニング機
構200,400間に設けられた第1のロッド493に
より、これら操作レバー491およびペダル部495の
操作力は第1のリクライニング機構200へも伝達され
るようになっている。
【0028】本実施の形態例のシートトラック装置は、
助手席に設けられるシートトラック装置であり、非着座
状態で、操作レバー491又はペダル部485を操作す
ると、シートバックを前傾れ方向に付勢するスプリング
201,401によって、シートバックは前傾れするよ
うになっている。 (ロック機構)第1および第2のロック機構100および
300の構成は、同一なので、第1のロック機構100
を用いて説明を行い、第2のロック機構300の同一部
分には、同一符号を付し、それらの説明は省略する。
【0029】図1は図3におけるA方向矢視図、図2は
図3におけるB方向矢視図、図4は図1の切断線C-Cでの
断面図、図5は図1の切断線D-Dでの断面図である。第
1のロアレール1の側部には、長手方向に沿って複数の
ロック穴11が形成されている。
【0030】又、第1のアッパレール5には、ロックレ
バーブラケット13が設けられている。このロックレバ
ーブラケット13上には、ロックレバーブラケット13
に形成された穴14を介して第1のロアレール1のロッ
ク穴11および第1のアッパレール5のロック穴6に係
脱可能なロックレバー15が取り付けられたシャフト1
7を回転可能に支持するロックレバーサポートブラケッ
ト19が設けられている。
【0031】そしてロックレバー15はシャフト17に
中間部が巻回され、一方の端部がロックレバーサポート
ブラケット19に、他方の端部がシャフト17に係止さ
れた第1の付勢手段としてのスプリング21により、第
1のロアレール1のロック穴11に係合する方向に付勢
されている。
【0032】第1のアッパレール5には、ピン31を用
いてロックプレート33が回転可能に設けられている。
このロックプレート33の一方の回転端部側には、ロッ
クレバー15方向に延出し、ロックレバー15を第1の
ロアレール1のロック穴11より離脱する方向に押圧可
能なロック解除部35が形成されている。
【0033】ロックプレート33の他方の回転端部側に
は、ループハンドル199の一方の端部を支持するルー
プハンドル支持部37が形成されている。そして、一端
部が第1のアッパレール5に設けられたシートクッショ
ンブラケット39に係止され、他端部がロックプレート
33のループハンドル支持部37に係止されたスプリン
グ41の付勢力により、ロックプレート33のロック解
除部35がロックレバー15より離反する方向に付勢さ
れている。
【0034】従って、スプリング41の付勢力に抗して
ループハンドル199の中間部を上方に引き上げると、
ロックプレート33のロック解除部35がロックレバー
15を押し、ロックレバー15はスプリング21の付勢
力に抗して、第1のロアレール1および第2のロアレー
ル3のロック穴11より離脱(係合解除状態)し、第1お
よび第2のアッパレール5,7の移動が可能となる。
【0035】そして、ループハンドル199への操作力
を解除すると、スプリング41の付勢力により、ロック
プレート33のロック解除部35がロックレバー15よ
り離反し、ロックレバー15はスプリング21の付勢力
により、第1のロアレール1および第2のロアレール3
のロック穴11へ係合し、第1および第2のアッパレー
ル5,7の移動が禁止される。 (ウォークイン機構)次に、図1から図6を用いて、ウォ
ークイン機構を説明する。図6は図1の切断線E-Eでの
断面図である。
【0036】図1および図2に示すように、第1および
第2のリクライニング機構200,400には、第1の
ロッド493に回転可能に設けられ、シートバックと一
体となって回転するコントロールプレート511が設け
られている。
【0037】又、図3および図6に示すように、第1お
よび第2のアッパレール5,7間にはEリング501によ
って抜け止めされた第2のロッド500が回転可能に設
けられている。
【0038】更に、図3に示すように、第1および第2
のアッパレール5,7は、一方の端部が第1のアッパレ
ール5にブラケット251を介して取り付けられ、他方
の端部が第1のロアレール1にブラケット252を介し
て取り付けられたスプリング250により、前方へ付勢
されている。
【0039】以下、第1のロアレール1,第1のアッパ
レール5側のウォークイン機構と、第2のロアレール
3,第2のアッパレール7側のウォークイン機構との構
成は、ほとんど同じであるので、第1のロアレール1,
第1のアッパレール5側のウォークイン機構を説明し、
第2のロアレール3,第2のアッパレール7側のウォー
クイン機構は異なる部分のみ説明する。
【0040】第1のアッパレール5には、ピン503を
用いてオープンレバー505が回転可能に設けられてい
る。そして、オープンレバー505と、コントロールプ
レート511とはロッド509を介して連結されてい
る。
【0041】第2のロッド500には、オープンレバー
505によって駆動されるカム521が固着されてい
る。更に、このカム521の回転端部には、ロックプレ
ート33に設けられたピン523(図5参照)に当接可能
となっている。
【0042】又、第2のロッド500には、スプリング
260が係止され、カム521がオープンレバー505
へ当接する方向へ付勢している。又、オープンレバー5
05には、円弧状のガイド部531と、ガイド部531
に連設された溝部533とが形成されている。
【0043】第1のアッパレール5には、ピン541に
よって回転可能に設けられ、上部の回転端部側にピン5
43が設けられたメモリプレート545が設けられてい
る。又、第1のロアレール1上には、メモリプレート5
45の下部の回転端部が当接可能なガイド551が設け
られている。
【0044】尚、このガイド551は、第1および第2
のアッパレール5,7が最後部位置からシートスライド
量の約半分の長さだけ前進した位置まで、メモリプレー
ト545の下部の端部が当接可能となるように設けられ
ている。
【0045】又、ガイド551の両端部は、斜面55
3,555となっている。更に、一端部が第1のアッパ
レール5に、他端部がメモリプレート545に係止され
たスプリング561により、メモリプレート545はピ
ン543がオープンレバー505へ当接する方向に付勢
されている。
【0046】尚、第2のロアレール3,第2のアッパレ
ール7側のウォークイン機構は、第2のアッパレール7
にメモリプレートがなく、第2のロアレール3にガイド
がない点である。
【0047】次に、上記構成のウォークイン機構の作動
を図7から図10を用いて説明する。図7に示す状態
は、第1および第2のアッパレール5,7が最後部位置
近傍にあり、第1および第2のロック機構100,30
0がロック状態にある場合を示している。
【0048】ここで、ウォークインを行うために、非着
座状態で、操作レバー491又はペダル部495を操作
すると、シートバックがスプリング201,401の付
勢力により前傾れする。
【0049】シートバックの回転により、コントロール
プレート511も共に回転し、ロッド509を介して、
オープンレバー505が回転し、図8に示すように、カ
ム521を押し上げ、ロックプレート33はループハン
ドル199を引き上げた方向に回転し、第1および第2
のロック機構100,300のロックレバー15はスプ
リング21の付勢力に抗して、第1のロアレール1およ
び第2のロアレール3のロック穴11より離脱し(係合
解除状態)、第1および第2のアッパレール5,7の移動
が可能となる。
【0050】ここで、スプリング250の付勢力によ
り、シート全体は前方へ移動し、図9の状態となる。即
ち、メモリプレート545の下部回転端部が、ガイド5
51より離れ、スプリング561の付勢力によりメモリ
プレート545のピン543が、オープンレバー505
の溝部533に係合した状態である。
【0051】この状態で、操作レバー491又はペダル
部495への操作力を解除しても、メモリプレート54
5のピン543がオープンレバー505の溝533へ係
合しているので、オープンレバー505の元位置への復
帰が禁止され、第1のロック機構100のロックレバー
15の第1のロアレール1のロック穴11より離脱(係
合解除状態)が保持される。
【0052】尚、この状態は、カム521,第2のロッ
ド500を介して第2のロアレール3,第2のアッパレ
ール7側のウォークイン機構へも伝達され、第2のロッ
ク機構300のロックレバー15の第2のロアレール3
のロック穴11より離脱(係合解除状態)も保持される次
に、シートを元位置へ戻す場合は、シートを後方へ移動
させる。すると、図10に示すように、メモリプレート
545の下部の端部がガイド551の斜面553に乗り
上げることにより、メモリプレート545が回転し、メ
モリプレート545のピン543のオープンレバー50
5の溝533との係合が解除され、オープンレバー50
5は回転可能となる。
【0053】従って、スプリング41の付勢力により、
ロックプレート33のロック解除部35がロックレバー
15より離反し、ロックレバー15はスプリング21の
付勢力により、第1のロアレール1のロック穴11へ係
合し、第1のアッパレール5の移動が禁止される。
【0054】同時に、ロックプレート33がスプリング
41の付勢力によって回転することにより、カム52
1,第2のロッド500を介して、第2のロアレール3,
第2のアッパレール7側のウォークイン機構へも伝達さ
れ、スプリング41の付勢力により、ロックプレート3
3のロック解除部35がロックレバー15より離反し、
ロックレバー15はスプリング21の付勢力により、第
2のロアレール3のロック穴11へ係合し、第2のアッ
パレール3の移動が禁止される。
【0055】上記構成によれば、第1のロアレール1,
第1のアッパレール5側のロックレバー15の第1のロ
アレール1への係合解除状態の解除動作と、第2のロア
レール3,第2のアッパレール7側のロックレバー15
の第2のロアレール3への係合解除状態の解除動作とを
第2のロッド500を介して行うことにより、組み付け
の際の管理が容易となる。
【0056】尚、本発明は、上記実施の形態例に限定す
るものではない。上記実施の形態例では、カム521を
第2のロッド500で連結したが、オープンレバー50
5を第2のロッド500で連結してもよい。
【0057】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ウォ
ークイン機構は、第1のロックレバーの係合解除状態の
解除動作をロッドを介して前記第2のロックレバー側へ
伝達するようにしたことにより、組み付けの際の管理が
容易なシートスライド装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3におけるA方向矢視図である。
【図2】図3におけるB方向矢視図である。
【図3】本実施の形態例のシートスライド装置の上面図
である。
【図4】図1の切断線C-Cでの断面図である。
【図5】図1の切断線D-Dでの断面図である。
【図6】図1の切断線E-Eでの断面図である。
【図7】動作を説明する図である。
【図8】動作を説明する図である。
【図9】動作を説明する図である。
【図10】動作を説明する図である。
【符号の説明】
500 第2のロッド 505 オープンレバー 521 カム 545 メモリプレート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロア上に並設される第1および第2の
    ロアレール,該第1および第2のロアレールに移動可能
    に係合し、シートが設けられる第1および第2のアッパ
    レールからなるシートトラックと、 前記第1および第2のロアレールの長手方向に沿って複
    数形成された被係合部,前記第1および第2のアッパレ
    ールに回転可能に設けられ、端部に前記ロアレールの被
    係合部に係合可能な係合部が設けられた第1および第2
    のロックレバー,該第1および第2のロックレバーを前
    記第1および第2のロアレールと係合する方向に付勢す
    る第1および第2の付勢手段からなるロック機構と、 ウォークイン操作が行われると、前記第1および第2の
    ロックレバーの前記第1および第2のロアレールとの係
    合を解除すると共に、第1および第2のロックレバーの
    第1および第2のロアレールとの係合解除状態を保持し
    て前記第1および第2のアッパレールを前方へ移動さ
    せ、その後前記第1および第2のアッパレールが後方に
    移動すると、前記第1および第2のロアレールの所定の
    位置で、前記第1のロックレバーおよび第2のロックレ
    バーの係合解除状態が解除され、前記第1および第2の
    ロックレバーを前記第1および第2のロアレールへ再び
    係合させるウォークイン機構と、 を有したシートスライド装置であって、 前記ウォークイン機構は、前記第1のロックレバーの係
    合解除状態の解除動作をロッドを介して前記第2のロッ
    クレバー側へ伝達することを特徴とするシートスライド
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009034921A1 (ja) 2007-09-10 2009-03-19 Shiroki Corporation ウォークインシート

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