JP4608361B2 - シート - Google Patents
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Description
このウォークイン機構は、ウォークイン操作が行われると、シートバックが前傾すると共に、シートトラックロック機構が解除され、シート全体が最前方位置まで移動可能となり、シート全体が最前位置まで移動することにより、後方のシートとの間隔を広げるものである。
(1)サブロックレバー50はロックレバー30と連動しているので、通常のシートトラックのスライド時でも、サブロックレバー50が作動する。
(2)サブロックレバー50とロックレバー30とは連動しているので、通常のシートトラックのスライドロックを行う場合の操作フィーリングが悪い。
又、第2の課題は、シートトラックのスライドロックを行う際の操作フィーリングが良いシートを提供することにある。
(通常のシートトラックのスライドロック)
スライドロック機構のロックレバーを第1の付勢手段の付勢力に抗して移動させると、ロックレバーの係合部がロアレールの被係合部から離れる方向に移動し、ロックレバーの係合部とロアレールの被係合部との係合が解除され、アッパレールはロアレールに沿って移動可能となる。所望の位置までアッパレールを移動した後、ロックレバーを移動させていた操作力を解除すると、第1の付勢手段の付勢力でロックレバーは移動し、ロックレバーの係合部がロアレールの他の被係合部に係合し、アッパレールは、ロアレールに対しては再び移動が禁止されるようになる。
(ウォークイン)
ウォークインを行う場合には、第2の付勢手段の付勢力に抗してロックオープンレバーを一方の方向に回転させる。すると、ロックオープンレバーがスライドロック機構のロックレバーを押す。ロックレバーは第1の付勢手段の付勢力に抗して係合部が前記ロアレールの被係合部から離れる方向に移動し、ロックレバーの係合部とロアレールの被係合部との係合が解除され、アッパレールはロアレールに沿って移動可能となる。ここで、アッパレールを前方へ移動する。又、ロックオープンレバーが一方の方向へ回転すると、第3の付勢手段に付勢されるサブロックレバーも一方の方向に回転し、サブロックレバーに形成されたサブ係合部がロアレールのサブ被係合部に係合可能となる。
ウォークインを解除するには、ロックオープンレバーを一方の方向へ回転させている操作力を解除する。ロックオープンレバーは、第2の付勢手段の付勢力によりストッパ方向(他方の方向)へ回転し、スライドロック機構のロックレバーは第1の付勢手段の付勢力により移動し、係合部がロアレールの被係合部に係合する。
請求項2に係る発明によれば、前記被係合部と、前記サブ被係合部とは、前記ロアレールの同じ面に設けられたことにより、サブ被係合部が設けられた部材を別途設けなくともよく、コストダウンが図れる。
最初に、図7をもちいて、本発明のシートの全体構成を説明する。図7は形態例のシートを説明する構成図である。図において、シートSを前後方向に移動可能とするシートトラック101は、フロアF側に設けられるロアレール103と、シートS側に設けられ、ロアレール103に移動可能に係合するアッパレール105からなっている。シートSは、アッパレール105上に設けられ、着座者の臀部を支持するシートクッションSCと、着座者の背部を支持するシートバックSBとからなり、更にリクライニング機構RでシートバックSBはシートクッションSCに対して前後方向の傾動可能となっている。
アッパレール105は、一端部がフロアF側に係止され、他端部がアッパレール105に係止された図示しないスプリングにより、前方(図1において矢印Fr方向)へ付勢されている。
ブラケット115の本体部115cには、ピン151を用いてサブロックレバー153が回転可能に設けられている。このサブロックレバー153は、一方の方向(図1において時計方向)に回転すると、一方の回転端部側に形成されたサブ係合部155がサブロック穴141に係合可能となり、他方の回転端部側がロックオープンレバー133に当接可能となっている。そして、サブロックレバー153は、中間部がピン151に巻回され、一端部がブラケット115に、他端部がサブロックレバー153に係止された図示しないスプリング(第3の付勢手段)により、一方の方向に回転するように付勢されている。
(通常のシートトラックのスライドロック)
スライドロック機構SLの図示しない操作レバーを図示しないスプリング(第1の付勢手段)の付勢力に抗して操作すると、図4に示すように、ワイヤ129が引かれ、ロックレバー121がガイドとしての127に案内され、ロックレバー121のロック突起123がロアレール103のロック穴113から離れる方向に移動し、ロックレバー121のロック突起123とロアレール103のロック穴113との係合が解除され、アッパレール105はロアレール103に沿って移動可能となる。所望の位置までアッパレール105を移動した後、ロックレバー121を移動させていた操作力を解除すると、第1の付勢手段の付勢力でロックレバー121は移動し、ロックレバー121のロック突起123がロアレール103の他のロック穴113に係合し、アッパレール105は、ロアレール103に対しては再び移動が禁止されるようになる。
(ウォークイン)
ウォークインを行うために、リクライニング機構Rを用いてシートSのシートバックSBを最前傾位置まで傾動させると、図5に示すように、ワイヤ139が引かれ、図示しないスプリング(第2の付勢手段)の付勢力に抗してロックオープンレバー133が一方の方向(時計方向)に回転する。すると、ロックオープンレバー133がスライドロック機SL構のロックレバー121のピン125を押す。ロックレバー121は第1の付勢手段の付勢力に抗してロック突起123がロアレール103のロック穴113から離れる方向に移動し、ロックレバー121のロック突起123とロアレール103のロック穴113との係合が解除され、アッパレール105はロアレール103に沿って移動可能となり、図示しないスプリングの付勢力により、アッパレール105は前方へ移動する。又、ロックオープンレバー133が一方の方向へ回転すると、図示しないスプリング(第3の付勢手段)に付勢されるサブロックレバー153は一方の方向(時計方向)に回転し、サブロックレバー153に形成されたサブ係合部155がロアレール103の第1側壁部103bに当接し、サブロック穴141に係合可能となる。
(1)通常のシートスライドの場合は、ロックレバー121のみが作動する。また、ウォークインの場合は、ロックレバー121のロック突起123はロアレール103のロック穴113に係合できない位置にあり、サブロックレバー153のサブ係合部155がロアレール103のサブロック穴141に係合する。
(2)通常のシートトラック101のスライドロックを行う場合は、ロックレバー121のみが作動するので、操作フィーリングがよい。
(3)ロック穴113と、サブロック穴141とは、ロアレール103の同じ面(第1側壁部103b)に設けられたことにより、サブロック穴が設けられた部材を別途設けなくともよく、コストダウンが図れる。
103 ロアレール
105 アッパレール
113 ロック穴(被係合部)
121 ロックレバー
123 ロック突起(係合部)
133 ロックオープンレバー
141 サブロック穴(サブ被係合部)
153 サブロックレバー
155 サブ係合部
Claims (2)
- フロア側に設けられるロアレール,該ロアレールに移動可能に係合するアッパレールからなるシートトラックと、前記アッパレールの移動を禁止するスライドロック機構と、ウォークイン操作が行われると、前記スライドロック機構を解除して、前記アッパレールを最前位置まで移動可能とするウォークイン機構とを有するシートにおいて、
前記スライドロック機構は、
前記ロアレールの長手方向に沿って複数形成された被係合部と、
前記アッパレールに、移動可能に設けられ、端部に前記ロアレールの被係合部に係合可能な係合部が形成されたロックレバーと、
該ロックレバーの係合部を前記ロアレールの被係合部と係合する方向に付勢する第1の付勢手段とからなり、
前記ウォークイン機構は、
前記ロアレールに設けられたサブ被係合部と、
前記アッパレールに、回転可能に設けられ、一方の方向に回転すると、前記スライドロック機構のロックレバーを押して、前記ロックレバーの係合部を前記ロアレールの被係合部から離れる方向に移動させるロックオープンレバーと、
前記被係合部に係合した状態の前記ロックレバーを押さない位置で、前記ロックオープンレバーの他方への回転を禁止するストッパと、
前記ロックオープンレバーをストッパ方向へ付勢する第2の付勢手段と、
前記アッパレールに、回転可能に設けられ、一方の方向に回転すると、一方の回転端部側に形成されたサブ係合部が前記サブ被係合部に係合可能となり、他方の回転端部側が前記ロックオープンレバーに近づくサブロックレバーと、
該サブロックレバーを一方の方向に回転するように付勢する第3の付勢手段と、
からなり、
前記アッパレールが最前方位置まで移動した時に、前記サブロックレバーのサブ係合部が前記ロアレールのサブ被係合部に係合するように、前記サブロックレバー、前記サブ被係合部を設けたことを特徴とするシート。 - 前記被係合部と、前記サブ被係合部とは、前記ロアレールの同じ面に設けられたことを特徴とする請求項1記載のシート。
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