JPH0746927A - コンバインにおける刈取ピッチング装置 - Google Patents
コンバインにおける刈取ピッチング装置Info
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- JPH0746927A JPH0746927A JP19608993A JP19608993A JPH0746927A JP H0746927 A JPH0746927 A JP H0746927A JP 19608993 A JP19608993 A JP 19608993A JP 19608993 A JP19608993 A JP 19608993A JP H0746927 A JPH0746927 A JP H0746927A
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- Japan
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- suspension
- reaping
- mowing
- pitching
- thresher
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本件発明は、コンバインの刈取ピッチング装
置に関し、これの活用によってメンテナンスを容易に行
わんとするものである。 【構成】 走行装置1を設けた車台2上にフィ−ドチエ
ン3を有する脱穀機4を搭載し、該脱穀機4の前方には
エンジン5から伝動されて前記走行装置1を駆動するミ
ッションケ−ス6の上部に懸架装置7を枢着して設け、
該懸架装置7と前記ミッションケ−ス6とを伸縮自由の
作動装置8で連結し、前記懸架装置7の支持部9には刈
取前処理装置10を着脱自由に保持できる構成とし、該
刈取前処理装置10を前記懸架装置7と共に作動装置8
を介して自動刈取ピッチング作動を可能に構成し、前記
作動装置8を手動操作によって伸縮作動させることので
きる構成としたコンバインにおける刈取ピッチング装置
である。
置に関し、これの活用によってメンテナンスを容易に行
わんとするものである。 【構成】 走行装置1を設けた車台2上にフィ−ドチエ
ン3を有する脱穀機4を搭載し、該脱穀機4の前方には
エンジン5から伝動されて前記走行装置1を駆動するミ
ッションケ−ス6の上部に懸架装置7を枢着して設け、
該懸架装置7と前記ミッションケ−ス6とを伸縮自由の
作動装置8で連結し、前記懸架装置7の支持部9には刈
取前処理装置10を着脱自由に保持できる構成とし、該
刈取前処理装置10を前記懸架装置7と共に作動装置8
を介して自動刈取ピッチング作動を可能に構成し、前記
作動装置8を手動操作によって伸縮作動させることので
きる構成としたコンバインにおける刈取ピッチング装置
である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバインにおける刈
取ピッチング装置に関し、自脱型のコンバインに利用で
きるものである。
取ピッチング装置に関し、自脱型のコンバインに利用で
きるものである。
【0002】
【従来の技術】コンバインは、刈取穀稈を搬送して脱穀
する機械であるから、搬送の過程で穀稈や藁屑が落下し
て機枠のあちこちに絡み付くことが多く、これの清掃等
メンテナンスを容易にすることができる構成が古くから
望まれている。従来のこの種装置、例えば、特開昭56
−127007号公報に示されている構成は、脱穀装置
の前側に刈取装置や搬送装置からなる刈取部を装備し、
この刈取部を油圧シリンダ−又はリンク機構を介して前
方側に大幅に移動させることができる構成になってい
る。これによって、刈取部は、脱穀装置との間が大きく
開いてメンテナンスを楽に行うことができるものであ
る。また、実開昭63−38734号公報に示されてい
る構成は、刈取フレ−ムが、固定ボルトを抜き取ること
によって前方側に倒れる支持台によって、前方への移動
量が大きくとれてメンテナンスを容易に行うことができ
る構成になっている。
する機械であるから、搬送の過程で穀稈や藁屑が落下し
て機枠のあちこちに絡み付くことが多く、これの清掃等
メンテナンスを容易にすることができる構成が古くから
望まれている。従来のこの種装置、例えば、特開昭56
−127007号公報に示されている構成は、脱穀装置
の前側に刈取装置や搬送装置からなる刈取部を装備し、
この刈取部を油圧シリンダ−又はリンク機構を介して前
方側に大幅に移動させることができる構成になってい
る。これによって、刈取部は、脱穀装置との間が大きく
開いてメンテナンスを楽に行うことができるものであ
る。また、実開昭63−38734号公報に示されてい
る構成は、刈取フレ−ムが、固定ボルトを抜き取ること
によって前方側に倒れる支持台によって、前方への移動
量が大きくとれてメンテナンスを容易に行うことができ
る構成になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この種の脱穀
機の前側に刈取前処理装置を設けてなるコンバインにあ
っては、従来例でもわかるように、刈取前処理装置と脱
穀機との間のメンテナンスを容易に行う目的で両者の間
隔を広げたり、両者を切り離したりすることが採用され
ている。
機の前側に刈取前処理装置を設けてなるコンバインにあ
っては、従来例でもわかるように、刈取前処理装置と脱
穀機との間のメンテナンスを容易に行う目的で両者の間
隔を広げたり、両者を切り離したりすることが採用され
ている。
【0004】この場合、車台側に刈取前処理装置を取り
付ける装置をできるかぎり簡潔な構成にすると共に、着
脱操作も簡単にできる構成であることが要求されてい
る。そこで、本発明にあっては、コンバインに装備され
ていて自動による刈取ピッチング装置を構成している作
動装置を手動操作によっても操作できる構成として目的
を達せんとするものである。
付ける装置をできるかぎり簡潔な構成にすると共に、着
脱操作も簡単にできる構成であることが要求されてい
る。そこで、本発明にあっては、コンバインに装備され
ていて自動による刈取ピッチング装置を構成している作
動装置を手動操作によっても操作できる構成として目的
を達せんとするものである。
【0005】すなわち、刈取前処理装置は、これを着脱
自由に保持する懸架装置とともに自動による刈取ピッチ
ング作動ができる構成であって、この懸架装置を手動操
作によっても前方側に大きく移動できる構成にして刈取
前処理装置の取り付け作業を容易にせんとするものであ
る。
自由に保持する懸架装置とともに自動による刈取ピッチ
ング作動ができる構成であって、この懸架装置を手動操
作によっても前方側に大きく移動できる構成にして刈取
前処理装置の取り付け作業を容易にせんとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の如き課
題を解決するために次の如き具体的な技術手段を講ずる
ものである。すなわち、走行装置1を設けた車台2上に
フィ−ドチエン3を有する脱穀機4を搭載し、該脱穀機
4の前方にはエンジン5から伝動されて前記走行装置1
を駆動するミッションケ−ス6の上部に懸架装置7を枢
着して設け、該懸架装置7と前記ミッションケ−ス6と
を伸縮自由の作動装置8で連結し、前記懸架装置7の支
持部9には刈取前処理装置10を着脱自由に保持できる
構成とし、該刈取前処理装置10を前記懸架装置7と共
に作動装置8を介して自動刈取ピッチング作動を可能に
構成し、前記作動装置8を手動操作によって伸縮作動さ
せることのできる構成としたコンバインにおける刈取ピ
ッチング装置である。
題を解決するために次の如き具体的な技術手段を講ずる
ものである。すなわち、走行装置1を設けた車台2上に
フィ−ドチエン3を有する脱穀機4を搭載し、該脱穀機
4の前方にはエンジン5から伝動されて前記走行装置1
を駆動するミッションケ−ス6の上部に懸架装置7を枢
着して設け、該懸架装置7と前記ミッションケ−ス6と
を伸縮自由の作動装置8で連結し、前記懸架装置7の支
持部9には刈取前処理装置10を着脱自由に保持できる
構成とし、該刈取前処理装置10を前記懸架装置7と共
に作動装置8を介して自動刈取ピッチング作動を可能に
構成し、前記作動装置8を手動操作によって伸縮作動さ
せることのできる構成としたコンバインにおける刈取ピ
ッチング装置である。
【0007】
【実施例】まず、その構成について述べる。車台2は、
クロ−ラからなる走行装置1を設け、上面にはフィ−ド
チエン3を有する脱穀機4を搭載し、供給された穀稈を
脱穀できる構成としている。そして、エンジン5は、車
台2上で前記脱穀機4の前側に設け、脱穀機4とそのさ
らに前側に装備したミッションケ−ス6とに回転動力を
分配伝動できる構成としている。ミッションケ−ス6
は、図示しないが変速装置、サイドクラッチ装置等から
なる走行伝動装置11を内装し、下部には走行装置1を
構成するクロ−ラに回転動力を伝達する駆動スプロケッ
ト12を軸装して構成している。
クロ−ラからなる走行装置1を設け、上面にはフィ−ド
チエン3を有する脱穀機4を搭載し、供給された穀稈を
脱穀できる構成としている。そして、エンジン5は、車
台2上で前記脱穀機4の前側に設け、脱穀機4とそのさ
らに前側に装備したミッションケ−ス6とに回転動力を
分配伝動できる構成としている。ミッションケ−ス6
は、図示しないが変速装置、サイドクラッチ装置等から
なる走行伝動装置11を内装し、下部には走行装置1を
構成するクロ−ラに回転動力を伝達する駆動スプロケッ
ト12を軸装して構成している。
【0008】懸架装置7は、上部に後述する刈取前処理
装置10を着脱自由に取り付ける支持部9を設け、下部
を前記ミッションケ−ス6の上部位置に前後方向に回動
できるように枢着して構成している。そして、作動装置
8は、伸縮自由の油圧シリンダから構成し、下端部を前
記ミッションケ−ス6の上部に設けたア−ム13に枢着
し、上端部を懸架装置7に枢着してミッションケ−ス6
に対して前方側への傾斜角度を変化調節できる構成とし
ている。
装置10を着脱自由に取り付ける支持部9を設け、下部
を前記ミッションケ−ス6の上部位置に前後方向に回動
できるように枢着して構成している。そして、作動装置
8は、伸縮自由の油圧シリンダから構成し、下端部を前
記ミッションケ−ス6の上部に設けたア−ム13に枢着
し、上端部を懸架装置7に枢着してミッションケ−ス6
に対して前方側への傾斜角度を変化調節できる構成とし
ている。
【0009】支持部9は、凹状に形成した受部14に保
持具16を設け、ハンドル15に連結して出し入れ自由
に構成している。すなわち、保持具16は、後述する刈
取前処理装置10の後部に設けた連結部17を支持部9
の凹部にはめ込んでハンドル15の操作によって保持部
16を回動させて保持できる構成としている。刈取前処
理装置10は、刈取機枠18に前方側から分草杆19、
穀稈引起し装置20、刈取装置21、株元搬送装置2
2、穂先搬送装置23、扱ぎ深さ調節搬送装置24を一
体的に枠組みして構成している。そして、分草杆19
は、車台2の最前部の低位置にあって、圃場の穀稈を株
元から分草する構成としている。
持具16を設け、ハンドル15に連結して出し入れ自由
に構成している。すなわち、保持具16は、後述する刈
取前処理装置10の後部に設けた連結部17を支持部9
の凹部にはめ込んでハンドル15の操作によって保持部
16を回動させて保持できる構成としている。刈取前処
理装置10は、刈取機枠18に前方側から分草杆19、
穀稈引起し装置20、刈取装置21、株元搬送装置2
2、穂先搬送装置23、扱ぎ深さ調節搬送装置24を一
体的に枠組みして構成している。そして、分草杆19
は、車台2の最前部の低位置にあって、圃場の穀稈を株
元から分草する構成としている。
【0010】穀稈引起し装置20は、多数の引起しラグ
25を回動自由に装備した引起しケ−ス26を分草杆1
9の後方位置に傾斜させて設け、倒伏穀稈を引き起こす
ように構成している。刈取装置21は、刈取機枠18の
前部低位置に設け、引き起こされた穀稈の株元部分を刈
り取るように構成している。株元搬送装置22は、搬送
チエンと挟持杆とによって刈取穀稈の株元を挾持して後
方に搬送できるように構成し、始端部を刈取装置21の
上方に位置させて終端部を後方上方に延長して設けてい
る。
25を回動自由に装備した引起しケ−ス26を分草杆1
9の後方位置に傾斜させて設け、倒伏穀稈を引き起こす
ように構成している。刈取装置21は、刈取機枠18の
前部低位置に設け、引き起こされた穀稈の株元部分を刈
り取るように構成している。株元搬送装置22は、搬送
チエンと挟持杆とによって刈取穀稈の株元を挾持して後
方に搬送できるように構成し、始端部を刈取装置21の
上方に位置させて終端部を後方上方に延長して設けてい
る。
【0011】穂先搬送装置23は、搬送ラグを有するベ
ルトからなり、前記株元搬送装置22の上方に所定間隔
を隔てて設けている。扱ぎ深さ調節搬送装置24は、株
元を挾持し穂先部分を係合して搬送する上下2段の搬送
装置からなり、終端部を支点にして始端部側が搬送穀稈
の稈身方向に移動調節できてフィ−ドチエン3に受け継
がせる穀稈挾持位置を短稈と長稈に応じて調節できる構
成としている。
ルトからなり、前記株元搬送装置22の上方に所定間隔
を隔てて設けている。扱ぎ深さ調節搬送装置24は、株
元を挾持し穂先部分を係合して搬送する上下2段の搬送
装置からなり、終端部を支点にして始端部側が搬送穀稈
の稈身方向に移動調節できてフィ−ドチエン3に受け継
がせる穀稈挾持位置を短稈と長稈に応じて調節できる構
成としている。
【0012】そして、扱ぎ深さ調節搬送装置24は、図
5に示すように、作動モ−タ27に連結した回転ア−ム
28とさらにこの回転ア−ム28に連結したロット29
によって上下可能に支持された調節具30にロ−ラ31
を介して受けられ上下調節できる構成としている。つぎ
に、刈取ピッチング制御装置は、水平センサ−32を穀
稈引起し装置20の背後に設け、検出した信号をコント
ロ−ラ33に送信し、出力信号を作動装置8に送る構成
としている。
5に示すように、作動モ−タ27に連結した回転ア−ム
28とさらにこの回転ア−ム28に連結したロット29
によって上下可能に支持された調節具30にロ−ラ31
を介して受けられ上下調節できる構成としている。つぎ
に、刈取ピッチング制御装置は、水平センサ−32を穀
稈引起し装置20の背後に設け、検出した信号をコント
ロ−ラ33に送信し、出力信号を作動装置8に送る構成
としている。
【0013】そして、作動装置8は、制御スイッチをo
n状態にしているときには上述のようにコントロ−ラ3
3からの出力信号によって制御されるが、制御スイッチ
をoffにすると操作レバ−34によって操作できる構
成としている。 別実施例 つぎに図5、図6に示す別実施例について説明する。
n状態にしているときには上述のようにコントロ−ラ3
3からの出力信号によって制御されるが、制御スイッチ
をoffにすると操作レバ−34によって操作できる構
成としている。 別実施例 つぎに図5、図6に示す別実施例について説明する。
【0014】フィ−ドチエン3は、その始端部を、前方
に向けて伸縮できるように設けたスライド軸35の先端
に軸着したスプロケット36に巻回して伸縮できる構成
としており、2つのテンションプ−リ37、37’によ
って緩みを吸収できるものとしている。そして、フィ−
ドチエン3は、前記スライド軸35に設けた係合ピン3
8を懸架装置7側に係合できる構成にしている。
に向けて伸縮できるように設けたスライド軸35の先端
に軸着したスプロケット36に巻回して伸縮できる構成
としており、2つのテンションプ−リ37、37’によ
って緩みを吸収できるものとしている。そして、フィ−
ドチエン3は、前記スライド軸35に設けた係合ピン3
8を懸架装置7側に係合できる構成にしている。
【0015】この別実施例の構成によれば、フィ−ドチ
エン3は、その始端部が上述した通り、係合ピン38に
よって懸架装置7に係合されているから刈取ピッチング
制御作動中において一体的に移動する。すなわち、フィ
−ドチエン3は、刈取ピッチング制御作動中において、
作動装置8の伸縮作動によって懸架装置7と刈取前処理
装置10とが前後に移動しても係合ピン38、スライド
軸35、スプロケット36を介してこれと同方向に移動
することができる。
エン3は、その始端部が上述した通り、係合ピン38に
よって懸架装置7に係合されているから刈取ピッチング
制御作動中において一体的に移動する。すなわち、フィ
−ドチエン3は、刈取ピッチング制御作動中において、
作動装置8の伸縮作動によって懸架装置7と刈取前処理
装置10とが前後に移動しても係合ピン38、スライド
軸35、スプロケット36を介してこれと同方向に移動
することができる。
【0016】したがって、フィ−ドチエン3は、その始
端部と扱ぎ深さ調節搬送放置24の終端部との穀稈受け
継ぎ間隔を常に一定に保持できて搬送穀稈を確実に搬送
することができる特徴を有するものである。次にその作
用について説明する。まず、エンジン5を始動して機体
の回転各部を駆動しながら各自動制御のスイッチをon
にして刈取脱穀作業を開始する。車台2は、エンジン5
から伝動されるミッションケ−ス6内の走行伝動装置1
1から伝動される駆動スプロケット12によって走行装
置1であるクロ−ラが伝動されて前進する。
端部と扱ぎ深さ調節搬送放置24の終端部との穀稈受け
継ぎ間隔を常に一定に保持できて搬送穀稈を確実に搬送
することができる特徴を有するものである。次にその作
用について説明する。まず、エンジン5を始動して機体
の回転各部を駆動しながら各自動制御のスイッチをon
にして刈取脱穀作業を開始する。車台2は、エンジン5
から伝動されるミッションケ−ス6内の走行伝動装置1
1から伝動される駆動スプロケット12によって走行装
置1であるクロ−ラが伝動されて前進する。
【0017】すると、圃場の穀稈は、分草杆19によっ
て分草された後、地面近くから上方に向かって回動して
いる引起しラグ25によって株元から引起し作用を受け
て倒伏状態から直立状に引き起こさせれる。そして、穀
稈は、引起し作用が完了すると、刈取装置21によって
株元から刈り取られて株元搬送装置22と穂先搬送装置
23とによって後方上方に搬送される。
て分草された後、地面近くから上方に向かって回動して
いる引起しラグ25によって株元から引起し作用を受け
て倒伏状態から直立状に引き起こさせれる。そして、穀
稈は、引起し作用が完了すると、刈取装置21によって
株元から刈り取られて株元搬送装置22と穂先搬送装置
23とによって後方上方に搬送される。
【0018】次に穀稈は、扱ぎ深さ調節搬送装置24に
受け継がれて順次後方に搬送されてフィ−ドチエン3に
受け継がれて脱穀機4に供給されるものである。このよ
うにして、脱穀機4に供給された穀稈は、フィ−ドチエ
ン3に搬送されながら脱穀処理されるものである。さ
て、このような作業中において、水平センサ−32は、
常に刈取前処理装置10の水平状態を検出してその結果
を信号としてコントロ−ラ33に送信している。コント
ロ−ラ33は、水平センサ−32から送信されてきた結
果を基準デ−タ−に比較して演算し、図外の油圧回路の
切換バルブに出力信号を発して作動装置8の油圧シリン
ダを伸縮作動する制御を行うものである。。
受け継がれて順次後方に搬送されてフィ−ドチエン3に
受け継がれて脱穀機4に供給されるものである。このよ
うにして、脱穀機4に供給された穀稈は、フィ−ドチエ
ン3に搬送されながら脱穀処理されるものである。さ
て、このような作業中において、水平センサ−32は、
常に刈取前処理装置10の水平状態を検出してその結果
を信号としてコントロ−ラ33に送信している。コント
ロ−ラ33は、水平センサ−32から送信されてきた結
果を基準デ−タ−に比較して演算し、図外の油圧回路の
切換バルブに出力信号を発して作動装置8の油圧シリン
ダを伸縮作動する制御を行うものである。。
【0019】したがって、懸架装置7は、作動装置8の
伸縮作動によって前後に傾斜角度を変更して上部に保持
している刈取前処理装置10をピッチング作動して水平
に保持することができるものである。次に、清掃等のメ
ンテナンス作業について説明する。まず、刈取前処理装
置10は、ハンドル15を操作して保持具16を支持部
9から退避させて車台2をバック走行すると、図1に示
すように、懸架装置7から離脱することができる。この
ように、刈取前処理装置10は、車台2から取る外すと
藁屑の取り除き等のメンテナンス作業を極めて容易に行
うことができるものである。
伸縮作動によって前後に傾斜角度を変更して上部に保持
している刈取前処理装置10をピッチング作動して水平
に保持することができるものである。次に、清掃等のメ
ンテナンス作業について説明する。まず、刈取前処理装
置10は、ハンドル15を操作して保持具16を支持部
9から退避させて車台2をバック走行すると、図1に示
すように、懸架装置7から離脱することができる。この
ように、刈取前処理装置10は、車台2から取る外すと
藁屑の取り除き等のメンテナンス作業を極めて容易に行
うことができるものである。
【0020】次に、上述のようにして刈取前処理装置1
0の清掃等のメンテナンスを完了して懸架装置7に装着
する場合は、まず、操作レバ−34によってバルブ操作
をして作動装置を伸長させる。すると、懸架装置7は、
図1に示すように、受部14の高さを刈取前処理装置1
0の連結部の高さに合わせる位置まで移動させる。そし
て、車台2を前進すると、受部14は、連結部17に接
近して凹部に嵌合した位置に達したとき、ハンドル15
の操作によって保持具16を回動して連結するものであ
る。
0の清掃等のメンテナンスを完了して懸架装置7に装着
する場合は、まず、操作レバ−34によってバルブ操作
をして作動装置を伸長させる。すると、懸架装置7は、
図1に示すように、受部14の高さを刈取前処理装置1
0の連結部の高さに合わせる位置まで移動させる。そし
て、車台2を前進すると、受部14は、連結部17に接
近して凹部に嵌合した位置に達したとき、ハンドル15
の操作によって保持具16を回動して連結するものであ
る。
【0021】以上のようにして、刈取前処理装置10
は、比較的簡単に懸架装置7に連結できる。さて、次に
は、刈取前処理装置10を懸架装置から外さずに清掃等
を行う場合について述べると、予め、車台2を図4に示
すように、装備している車高調節装置を利用して最も高
い位置まで上昇移動させ、刈取前処理装置10と地面と
の間隔を広くしておく。次に、操作レバ−34を操作す
ると、作動装置8は、伸長して懸架装置7を前方に大き
く傾斜して刈取前処理装置10の後部と脱穀機4との間
隔を広くすることができる。
は、比較的簡単に懸架装置7に連結できる。さて、次に
は、刈取前処理装置10を懸架装置から外さずに清掃等
を行う場合について述べると、予め、車台2を図4に示
すように、装備している車高調節装置を利用して最も高
い位置まで上昇移動させ、刈取前処理装置10と地面と
の間隔を広くしておく。次に、操作レバ−34を操作す
ると、作動装置8は、伸長して懸架装置7を前方に大き
く傾斜して刈取前処理装置10の後部と脱穀機4との間
隔を広くすることができる。
【0022】このように、刈取前処理装置10は、後方
の脱穀機4との間が広くなると、絡みついている藁屑等
の取外し等のメンテナンス作業がきわめてやり易いくな
り、容易に取り除くことができる。
の脱穀機4との間が広くなると、絡みついている藁屑等
の取外し等のメンテナンス作業がきわめてやり易いくな
り、容易に取り除くことができる。
【0023】
【発明の作用効果】以上説明したように、本発明は、走
行装置1を設けた車台2上にフィ−ドチエン3を有する
脱穀機4を搭載し、該脱穀機4の前方にはエンジン5か
ら伝動されて前記走行装置1を駆動するミッションケ−
ス6の上部に懸架装置7を枢着して設け、該懸架装置7
と前記ミッションケ−ス6とを伸縮自由の作動装置8で
連結し、前記懸架装置7の支持部9には刈取前処理装置
10を着脱自由に保持できる構成とし、該刈取前処理装
置10を前記懸架装置7と共に作動装置8を介して自動
刈取ピッチング作動を可能に構成し、前記作動装置8を
手動操作によって伸縮作動させることのできる構成にし
たものであるから、コンバインにおける刈取前処理装置
のメンテナンスを極めて容易に行うことができるもので
ある。
行装置1を設けた車台2上にフィ−ドチエン3を有する
脱穀機4を搭載し、該脱穀機4の前方にはエンジン5か
ら伝動されて前記走行装置1を駆動するミッションケ−
ス6の上部に懸架装置7を枢着して設け、該懸架装置7
と前記ミッションケ−ス6とを伸縮自由の作動装置8で
連結し、前記懸架装置7の支持部9には刈取前処理装置
10を着脱自由に保持できる構成とし、該刈取前処理装
置10を前記懸架装置7と共に作動装置8を介して自動
刈取ピッチング作動を可能に構成し、前記作動装置8を
手動操作によって伸縮作動させることのできる構成にし
たものであるから、コンバインにおける刈取前処理装置
のメンテナンスを極めて容易に行うことができるもので
ある。
【図1】本発明の一実施例であって、分離状態の側面図
である。
である。
【図2】本発明の一実施例であって、一部を断面して示
す平面図である。
す平面図である。
【図3】本発明の一実施例であって、その一部の背面図
である。
である。
【図4】本発明の一実施例であって、そのの作用側面図
である。
である。
【図5】本発明の別実施例の側面図である。
【図6】本発明の別実施例の要部側面図である。
【図7】本発明のブロック回路図である。
1 走行装置 2 車台 3
フィ−ドチエン 4 脱穀機 5 エンジン 6
ミッションケ−ス 7 懸架装置 8 作動装置 9
支持部 10 刈取前処理装置
フィ−ドチエン 4 脱穀機 5 エンジン 6
ミッションケ−ス 7 懸架装置 8 作動装置 9
支持部 10 刈取前処理装置
Claims (1)
- 【請求項1】 走行装置1を設けた車台2上にフィ−ド
チエン3を有する脱穀機4を搭載し、該脱穀機4の前方
にはエンジン5から伝動されて前記走行装置1を駆動す
るミッションケ−ス6の上部に懸架装置7を枢着して設
け、該懸架装置7と前記ミッションケ−ス6とを伸縮自
由の作動装置8で連結し、前記懸架装置7の支持部9に
は刈取前処理装置10を着脱自由に保持できる構成と
し、該刈取前処理装置10を前記懸架装置7と共に作動
装置8を介して自動刈取ピッチング作動を可能に構成
し、前記作動装置8を手動操作によって伸縮作動させる
ことのできる構成としたコンバインにおける刈取ピッチ
ング装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19608993A JPH0746927A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | コンバインにおける刈取ピッチング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19608993A JPH0746927A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | コンバインにおける刈取ピッチング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0746927A true JPH0746927A (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=16352033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19608993A Pending JPH0746927A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | コンバインにおける刈取ピッチング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0746927A (ja) |
-
1993
- 1993-08-06 JP JP19608993A patent/JPH0746927A/ja active Pending
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