JP4636177B2 - コンバイン - Google Patents
コンバイン Download PDFInfo
- Publication number
- JP4636177B2 JP4636177B2 JP2008335652A JP2008335652A JP4636177B2 JP 4636177 B2 JP4636177 B2 JP 4636177B2 JP 2008335652 A JP2008335652 A JP 2008335652A JP 2008335652 A JP2008335652 A JP 2008335652A JP 4636177 B2 JP4636177 B2 JP 4636177B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parallel link
- support
- plate
- rod
- weed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
Description
立毛穀稈の刈取り作業時には、下記特許文献1に示す如く、刈取部(刈取機)の未刈側前端部から機体の未刈側後部に亘る未刈側分草杆を、機体横方向へ張出し量調節可能に設け、未刈取り側の穀稈の分離を行う。この未刈側分草杆を、駆動装置により遠隔操作自在に設け、遠隔位置により、未刈側分草杆を所定の張出し位置へ張出し操作し、刈取りする穀稈を分離しながら、穀稈を刈取りする。
また、請求項2に記載の発明においては、前記走行車台(2)前端のフレーム(2b)側の第1取付板(2d)に第2取付板(8c)を装着し、該第2取付板(8c)を、第2スプリング(8d)を挿入した外側の第1ボルト(b1)と内側の第2ボルト(b2)とで前記支持フレーム(8a)の内側端部に装着し、前記分草杆(9)を形成する前分草杆(9a)と後分草杆(9b)とが、支持フレーム(8a)に形成した第1ボルト(b1)挿入用の長孔(8f)の範囲内で、第2ボルト(b2)を回動中心として上下回動する構成としたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインとしたものである。
即ち、張出調節レバー(13)の操作により、ワイヤ(14)を介して平行リンク装置(11)を作動させ、支持杆(10)を介して前分草杆(9a)と後分草杆(9b)を張出位置および収納位置へ移動させることができる。
また、この平行リンク装置(11)の外側端部の平行リンク機構を、支持杆(10)の先端部に設けた第2支持板(10a)に支持させ、平行リンク装置(11)の内側から二番目の平行リンク機構を支持フレーム(8a)に設けた後支持板(11c)に支持させることで、平行リンク装置(11)による増幅作用を利用して分草杆(9)を張出すことができ、張出調節レバー(13)の操作量を小さくできるので、この張出調節レバー(13)を小型化することができる。
請求項2に記載の発明によると、上記請求項1に記載の発明の効果に加え、前分草杆(9a)と後分草杆(9b)とからなる分草杆(9)を上下回動させることができ、穀稈に対する適応性を向上させることができる。
コンバイン1の走行車台2の前部には、立毛穀稈を刈取りする刈取機3を設けると共に、上側には、刈取り穀稈を受けて脱穀する脱穀機5と、脱穀済みで選別済み穀粒を受けて貯留する穀粒貯留タンク7を設けた構成である。刈取機3には、未刈取り側の前端部から、コンバイン1の機体1aの未刈取り側の後部に亘り、この機体1aの横側(左側)には、横外側へ張出し自在で、未刈取り穀稈を分離するナローガイド装置8を設けた構成である。このナローガイド装置8の穀稈を分離する分草杆9には、支持杆10に設けて支持させると共に、該支持杆10には、複数の平行リンク装置11a等よりなる平行リンク装置11を、支持杆10と略平行状態に設けて、分草杆9を横外側へ張出し状態、及び機体1aの内側部へ収納位置へ手動により、移動自在に設けた構成である。これら刈取機3、及びナローガイド装置8等を主に図示して説明する。
前記平行リンク装置11の平行リンク機構11aの外側部は、図1、及び図2で示す如く支持杆10の支持板10aへ設けた前支持板11bで支持すると共に、平行リンク機構11aの内側より、二番目の箇所は、支持フレーム8aへ設けた後支持板11cで支持させた構成である。これにより、平行リンク装置11の増幅作用を、分草杆9の張出し作用に利用できる。又、平行リンク機構11aの内側端部位置と、支持ボス8eとの間には、接続板11dを設けて接続し、この接続板11dは、回動自在に装着した構成である。
前記分草杆9の前・後分草杆9a,9bを張出し状態のときに、これらに大きな衝撃力が掛かると、図5で示す如く平行リンク装置11は、収納状態の内側へ向けて移動されて、クッション体になると共に、接続板11dは外側へ向けて、回動制御され、これに伴って、張出調節レバー13は、張出し位置から外れて、分草杆9は収納位置方向へ作動制御される構成である。
前記平行リンク装置11が収縮状態のときには、図3で示す如く脱穀機5の前側へ設けた入口漏斗5aの下側へ位置させて設けた構成である。
図1、及び図2で示す如く前記ナローガイド装置8の支持フレーム8aへ設けたガイド板8bの前受板15cと、接続板11dの支持ピン15dとの間には、外スプリング15aを設けた構成である。張出調節レバー13を収納側位置へ操作することにより、外スプリング15により、平行リンク装置11は、収縮状態へ作動制御されることにより、分草杆9の前・後分草杆9a,9bは、収納状態位置へ自動収納される構成である。
図1、及び図2で示す平行リンク装置11の複数個で形成した平行リンク機構11aの個数を増加させると共に、支持杆10の全長を長くすることにより、長稈用として、張出し量の大きい構成とすることができる。
前記張出調節レバー13を設けた取付ステー12aは、図6で示す如く各引起装置16bの上部を接続する接続板の外側面部、又は裏側面部へ装着して設けた構成である。
前記穀粒貯留タンク7側の前部には、図7で示す如くコンバイン1を始動、停止、及び各部を調節等の操作を行う制御装置21aと、これら操作を行う作業者が搭乗する操縦席21bとを設け、この操縦席21bの下側で、走行車台2の上側面には、エンジン22を載置すると共に、後方部には、穀粒貯留タンク7を配設する。これら走行装置4と、刈取機3と、脱穀機5と、エンジン22等により、コンバイン1の機体1aを形成した構成である。
2 走行車台
2b 前フレーム(前端のフレーム)
2c 支持具
2d 取付板(第1取付板)
3 刈取機
5 脱穀機
8 ナローガイド装置
8a 支持フレーム
8b ガイド板
8c 取付板(第2取付板)
8d スプリング(第2スプリング)
8f 長孔
9 分草杆
9a 前分草杆
9b 後分草杆
9c 受板
9d 取付ピン
10 支持杆
10a 支持板(第2支持板)
11 平行リンク装置
11a 平行リンク機構
11c 後支持板
13 張出調節レバー
14 ワイヤ
16a 分草体
16b 引起装置
16d 支草体パイプ(支持パイプ)
16e 支持板(第1支持板)
26 連結板
27 支持板(第3支持板)
27a 受パイプ(パイプ)
27b スプリング(第1スプリング)
b1 ボルト(第1ボルト)
b2 ボルト(第2ボルト)
Claims (2)
- 脱穀機(5)を搭載した走行車台(2)の前方に、未刈り穀稈を刈り取って後方へ移送する刈取機(3)を設け、該刈取機(3)に備えた各引起装置(16b)の上部を連結板(26)で連結し、該刈取機(3)の未刈り側前部から機体(1a)の未刈り側後部に亘る間に横外側へ張出して未刈り穀稈を分離するナローガイド装置(8)を設け、該ナローガイド装置(8)を構成する穀稈分離用の分草杆(9)を前分草杆(9a)と後分草杆(9b)とに分割して形成し、該前分草杆(9a)の後端部に後分草杆(9b)の前端部を回動自在に挿入し、前分草杆(9a)の前端部を分草体(16a)の支持パイプ(16d)に設けた第1支持板(16e)に回動自在に装着し、後分草杆(9b)の後端部は走行車台(2)の左側部に設けた支持具(2c)に前後方向移動自在に挿入し、該後分草杆(9b)の前部に設けた受板(9c)に支持杆(10)の先端部に設けた第2支持板(10a)を重合させて取付ピン(9d)で装着し、該支持杆(10)を支持フレーム(8a)の端部に設けたガイド板(8b)へ摺動自在に挿入することで該支持杆(10)を支持フレーム(8a)に支持させ、該支持杆(10)の前側に、複数の平行リンク機構(11a)で形成した平行リンク装置(11)を設け、該平行リンク装置(11)の外側端部の平行リンク機構を前記第2支持板(10a)に支持させると共に該平行リンク装置(11)の内側から二番目の平行リンク機構を支持フレーム(8a)に設けた後支持板(11c)に支持させ、前記平行リンク装置(11)の内側端部の平行リンク機構にワイヤ(14)の一端部を装着し、該ワイヤ(14)の外周部は前記支持フレーム(8a)に設けた第3支持板(27)に支持させ、該ワイヤ(14)の他端部を前記連結板(26)に回動自在に軸支した張出調節レバー(13)に装着し、前記第3支持板(27)の外側部に設けたパイプ(27a)の内部に、前記平行リンク装置(11)の内側端部の平行リンク機構と第3支持板(27)との間を弾発する第1スプリング(27b)を設けたことを特徴とするコンバイン。
- 前記走行車台(2)前端のフレーム(2b)側の第1取付板(2d)に第2取付板(8c)を装着し、該第2取付板(8c)を、第2スプリング(8d)を挿入した外側の第1ボルト(b1)と内側の第2ボルト(b2)とで前記支持フレーム(8a)の内側端部に装着し、前記分草杆(9)を形成する前分草杆(9a)と後分草杆(9b)とが、支持フレーム(8a)に形成した第1ボルト(b1)挿入用の長孔(8f)の範囲内で、第2ボルト(b2)を回動中心として上下回動する構成としたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008335652A JP4636177B2 (ja) | 2008-12-29 | 2008-12-29 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008335652A JP4636177B2 (ja) | 2008-12-29 | 2008-12-29 | コンバイン |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004284714A Division JP4635546B2 (ja) | 2004-09-29 | 2004-09-29 | コンバイン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009065986A JP2009065986A (ja) | 2009-04-02 |
JP4636177B2 true JP4636177B2 (ja) | 2011-02-23 |
Family
ID=40602897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008335652A Expired - Fee Related JP4636177B2 (ja) | 2008-12-29 | 2008-12-29 | コンバイン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4636177B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5641553U (ja) * | 1979-09-11 | 1981-04-16 | ||
JPH078089A (ja) * | 1993-06-24 | 1995-01-13 | Kubota Corp | コンバインの分草装置 |
JPH1084746A (ja) * | 1996-09-18 | 1998-04-07 | Iseki & Co Ltd | コンバインのナローガイド |
JPH1156073A (ja) * | 1997-08-20 | 1999-03-02 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | コンバイン |
JP2003153629A (ja) * | 2001-11-19 | 2003-05-27 | Kubota Corp | コンバイン |
JP2006094771A (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-13 | Iseki & Co Ltd | コンバインの未刈取側分草装置 |
-
2008
- 2008-12-29 JP JP2008335652A patent/JP4636177B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5641553U (ja) * | 1979-09-11 | 1981-04-16 | ||
JPH078089A (ja) * | 1993-06-24 | 1995-01-13 | Kubota Corp | コンバインの分草装置 |
JPH1084746A (ja) * | 1996-09-18 | 1998-04-07 | Iseki & Co Ltd | コンバインのナローガイド |
JPH1156073A (ja) * | 1997-08-20 | 1999-03-02 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | コンバイン |
JP2003153629A (ja) * | 2001-11-19 | 2003-05-27 | Kubota Corp | コンバイン |
JP2006094771A (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-13 | Iseki & Co Ltd | コンバインの未刈取側分草装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009065986A (ja) | 2009-04-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4635546B2 (ja) | コンバイン | |
JP4636177B2 (ja) | コンバイン | |
JP2006094771A5 (ja) | ||
JP2001231329A (ja) | コンバインの接地式刈高さセンサー構造 | |
JP2004344053A (ja) | コンバイン | |
JP2002112616A (ja) | コンバインの穀稈分離装置 | |
JP4824988B2 (ja) | コンバインの分草装置 | |
JP4259085B2 (ja) | コンバイン | |
JP2008000068A (ja) | コンバイン | |
JP4507800B2 (ja) | コンバイン | |
JP5061866B6 (ja) | コンバインの穀稈引起装置 | |
JP5061866B2 (ja) | コンバインの穀稈引起装置 | |
JP4820080B2 (ja) | コンバインの刈取装置 | |
JP4765305B2 (ja) | コンバイン | |
JP2008237159A (ja) | コンバイン | |
JP2000004645A (ja) | コンバイン | |
JP4138450B2 (ja) | コンバイン | |
JP3804559B2 (ja) | コンバイン | |
JP2004065168A (ja) | コンバインのナローガイド装置 | |
JP2004024137A (ja) | コンバインのナローガイド装置 | |
JP2005087064A (ja) | 汎用コンバインのロ−クロップ装置 | |
JP4608952B2 (ja) | コンバイン | |
JP4257453B2 (ja) | ロールベーラを備えたコンバイン | |
JP4822878B2 (ja) | コンバイン | |
JP2005087066A (ja) | コンバインの引起装置用カバー |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100413 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100611 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101026 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101108 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131203 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |