Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP5663304B2 - 多次元位置センサ - Google Patents

多次元位置センサ Download PDF

Info

Publication number
JP5663304B2
JP5663304B2 JP2010515199A JP2010515199A JP5663304B2 JP 5663304 B2 JP5663304 B2 JP 5663304B2 JP 2010515199 A JP2010515199 A JP 2010515199A JP 2010515199 A JP2010515199 A JP 2010515199A JP 5663304 B2 JP5663304 B2 JP 5663304B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
sensors
platen
field generating
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010515199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011517766A (ja
Inventor
マーティン ホーセック
マーティン ホーセック
クリストファー ホフマイスター
クリストファー ホフマイスター
アレクサンダー クルフィシェフ
アレクサンダー クルフィシェフ
ジョン エフ. ゼットラー
ジョン エフ. ゼットラー
セルゲイ シッソエフ
セルゲイ シッソエフ
クルジストフ エー. マジャック
クルジストフ エー. マジャック
Original Assignee
ブルックス オートメーション インコーポレイテッド
ブルックス オートメーション インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ブルックス オートメーション インコーポレイテッド, ブルックス オートメーション インコーポレイテッド filed Critical ブルックス オートメーション インコーポレイテッド
Publication of JP2011517766A publication Critical patent/JP2011517766A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5663304B2 publication Critical patent/JP5663304B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B7/00Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
    • G01B7/14Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring distance or clearance between spaced objects or spaced apertures
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B7/00Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
    • G01B7/003Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring position, not involving coordinate determination
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B7/00Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
    • G01B7/30Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring angles or tapers; for testing the alignment of axes
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/0094Sensor arrays
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/02Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/02Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux
    • G01R33/06Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux using galvano-magnetic devices
    • G01R33/066Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux using galvano-magnetic devices field-effect magnetic sensors, e.g. magnetic transistor
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/02Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux
    • G01R33/06Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux using galvano-magnetic devices
    • G01R33/07Hall effect devices

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Description

本出願は、2007年6月27日出願の米国特許仮出願第60/946,542号の利益を主張し、その開示内容全てを本明細書の一部を構成するものとしてここに援用する。
本実施形態は、位置センサに関し、さらに詳細には、対象物の多次元の位置を検出する位置センサに関する。
移動する対象物の位置を求めるためにいくつかの方法が存在する。例えば、レーダ信号を道路上の縞模様と作用させて、自動車の位置を判定する車両誘導システムがある。他の測位システムでは、無線通信を利用している。しかしながら、このどちらのシステムも、移動対象物上で利用可能な動力源を必要とする。また無線は、介在する構造体や電気信号による劣化を受けやすい。
位置は、例えば、円筒形のボビンの周りに巻いた単一の1次巻線と2つの2次巻線を使用する変位変換器の1つである、リニア可変差動トランス(LVDT)によっても求めることができる。可動のニッケル−鉄芯または電機子が巻線の内部に位置付けられ、この芯の移動を計測して、可動対象物の位置を得る。ホール効果センサを類似の態様で使用して変位を計測してもよい。一般に、LVDTおよびホール効果センサは、リニアアクチューエータやピストンの変位など、有限変位を計測するために使用される。
ステッパ、サスペンション、および/または走査ステージなど高精度測位システムに関連する従来の測位方法では、容量センサ、誘導センサ、光センサ、およびレーザセンサを使用する。これらのセンサは一般に、高分解能と位置ノイズ低減とを併せて提供する。しかしながら、全体的な費用、移動範囲の限定、および所望の自由度が限定されることによって、これらのセンサの適用分野が狭められている。
例として、従来のフィードバック装置では、これらのセンサが発生させる正弦および余弦信号など、使用する周期信号が、例えば、モータ制御装置のアナログデジタル変換器(ADC)に送られ、信号をADCのデジタル領域で処理して、対象物の位置を求める。しかしながら、正弦/余弦の周期およびADC分解能では、高度な位置解像度が要求される特定の用途用に求められる位置解像度を生成するのに十分でないこともありうる。
前記の同じセンサおよび磁石を使用して、2次元の位置とギャップ幅の両方の計測値を求めることができるという利点をもつことになる。またコスト効率の良い、高分解能の、アブソリュートエンコーダを備えるという利点も持つことになる。さらに、位置フィードバック装置の分解能をモータ制御装置および/またはエンコーダの基本解像度より向上させるという利点も持つ。
本明細書で開示する実施形態の前記の態様およびその他特徴を添付図面に関連して以下に説明する。
1つの例示的実施形態による測位システムの一部分の概略図を示している。 1つの例示的実施形態による測位システムの一部分の別の概略図を示している。 1つの例示的実施形態による図2Aの測位システムのセンサ要素からの出力信号を示している。 1つの例示的実施形態による図2Aの測位システムのセンサ要素からの出力信号を示している。 1つの例示的実施形態による測位システムのさらに別の概略図を示している。 1つの例示的実施形態による図3Aの測位システムの、センサ要素からの出力信号を示している。 1つの例示的実施形態による磁性プラテンとセンサ構成の例を示している。 1つの例示的実施形態による磁性プラテンとセンサ構成の別の例を示している。 図5のセンサが検知した、磁性プラテンによって生成された磁界強度を示すグラフである。 図5のセンサが検知した、磁性プラテンによって生成された磁界強度を示すグラフである。 1つの例示的実施形態による磁性プラテンとセンサ構成のさらに別の例を示している。 図7のセンサが検知した、磁性プラテンによって生成された磁界強度を示すグラフである。 図7のセンサが検知した、磁性プラテンによって生成された磁界強度を示すグラフである。 1つの例示的実施形態によるセンサ出力を示すグラフである。 1つの例示的実施形態によるセンサ出力を示すグラフである。 別の例示的実施形態によるセンサ出力を示すグラフである。 別の例示的実施形態によるセンサ出力を示すグラフである。 別の例示的実施形態によるセンサ出力を示すグラフである。 別の例示的実施形態によるセンサ出力を示すグラフである。 例示的実施形態による、1つの磁気ピッチ上の異なる数のセンサによって生じるセンサ周期を示している。 例示的実施形態による、1つの磁気ピッチ上の異なる数のセンサによって生じるセンサ周期を示している。 1つの例示的実施形態による工程系統図を示している。 例示的実証形態による異なる位置での計測結果を示すグラフである。 例示的実証形態による異なる位置での計測結果を示すグラフである。 例示的実施形態による磁性プラテンの構成を示している。 例示的実施形態による磁性プラテンの構成を示している。 例示的実施形態による磁性プラテンの構成を示している。 他の例示的実施形態による磁性プラテンの構成を示している。 他の例示的実施形態による磁性プラテンの構成を示している。 磁性プラテンによって生成される磁界のグラフである。 別の磁性プラテンによって生成される磁界のグラフである。 1つの例示的実施形態による別の磁性プラテンの磁界形状を示している。 1つの例示的実施形態による別の磁性プラテンの磁界形状を示している。 1つの例示的実施形態による別の磁性プラテンの磁界形状を示している。 1つの例示的実施形態による別の磁性プラテンの磁界形状を示している。 1つの例示的実施形態による別の磁性プラテンの磁界形状を示している。 1つの例示的実施形態による別の磁性プラテンの磁界形状を示している。 例示的実施形態による異なる磁性プラテンに関する図表およびグラフである。 例示的実施形態による異なる磁性プラテンに関する図表およびグラフである。 例示的実施形態による異なる磁性プラテンに関する図表およびグラフである。 例示的実施形態による異なる磁性プラテンに関する図表およびグラフである。 例示的実施形態による異なる磁性プラテンに関する図表およびグラフである。 1つの例示的実施形態による測位システムの一部分の概略図を示している。 1つの例示的実施形態によるセンサ出力のグラフである。 1つの例示的実施形態によるセンサ出力のグラフである。 1つの例示的実施形態によるセンサ出力のグラフである。 1つの例示的実施形態によるセンサ出力のグラフである。 1つの例示的実施形態によるセンサ出力のグラフである。 1つの例示的実施形態による追加センサの出力のグラフである。 1つの例示的実施形態による追加センサの出力のグラフである。 別の例示的実施形態によるセンサ出力のグラフである。 1つの例示的実施形態による信号処理の例を示している。 1つの例示的実施形態による信号処理を図示したブロック図である。 これらの例示的実施形態により処理された信号を示している。 これらの例示的実施形態により処理された信号を示している。 これらの例示的実施形態により処理された信号を示している。 1つの例示的実施形態による周波数信号を示している。 1つの例示的実施形態による誤差信号を考慮した入出力信号を示している。 1つの例示的実施形態による誤差信号を考慮した入出力信号を示している。 1つの例示的実施形態による誤差信号を考慮した入出力信号を示している。 1つの例示的実施形態による誤差信号を考慮した入出力信号を示している。 これらの例示的実施形態によるセンサとギャップの分解能関数を示している。 これらの例示的実施形態によるセンサとギャップの分解能関数を示している。 例示的実施形態によるプロセッサの例を図示している。 1つの例示的実施形態による図47のブロック図の電気回路図を例示したものである。 1つの例示的実施形態による図47のブロック図の電気回路図を例示したものである。 1つの例示的実施形態による図47のブロック図の電気回路図を例示したものである。 1つの例示的実施形態による図47のブロック図の電気回路図を例示したものである。 1つの例示的実施形態による図47のブロック図の電気回路図を例示したものである。 1つの例示的実施形態による図47のブロック図の電気回路図を例示したものである。 1つの例示的実施形態による図47のブロック図の電気回路図を例示したものである。 1つの例示的実施形態による図47のブロック図の電気回路図を例示したものである。 1つの例示的実施形態による図47のブロック図の電気回路図を例示したものである。 1つの例示的実施形態による図47のブロック図の電気回路図を例示したものである。 これらの例示的実施形態の特徴を取り込んだ処理装置の概略図を示している。 これらの例示的実施形態の特徴を取り込んだ処理装置の概略図を示している。 これらの例示的実施形態の特徴を取り込んだ処理装置の概略図を示している。 これらの例示的実施形態の特徴を取り込んだ処理装置の概略図を示している。 これらの例示的実施形態の特徴を取り込んだ処理装置の概略図を示している。 これらの例示的実施形態の特徴を取り込んだ処理装置の概略図を示している。 これらの例示的実施形態の特徴を取り込んだ処理装置の概略図を示している。 1つの例示的実施形態による1つの方法を工程系統図で示したものである。
図1は、1つの例示的実施形態により、複数軸に沿って同時に計測するセンサ100の構成を例示した概略図である。図面を参照してこれらの例示的実施形態を説明していくが、これらの例示的実施形態は、多数の代替形態で実施されうることを理解されたい。さらに、任意の適切なサイズ、形状、またはタイプの構成要素や材料を使用することも可能である。
これらの例示的実施形態は、閉ループ制御システム内で使用されうるようなセンサまたはセンサシステム100を提供するもので、例えば、以下に記載するように、少なくとも第1の軸(水平面に配置されるなど)に沿った無制限の長さの位置計測と、ギャップ幅など、少なくとももう1つの軸(例えば第1の軸に対して実質的に直交するか角度を持つ軸)に沿った計測とを提供するように構成される。前記センサシステムのセンサは、簡単かつ安価な単軸センサで、そのセンサの単軸の計測に対応して1つだけ出力を有するものであってよい。各単軸センサの出力は、例えば、1つだけの軸に沿った磁界(またはセンサで検知可能な任意の他の界または現象)の検知ばらつきに対応する。単軸計測から単一の出力を提供するこれらのセンサを、本明細書では例示目的で、リニアまたは単軸センサと称する。センサシステム100は、対象物の移動経路に沿って配置した1つまたは複数の単軸センサユニットを含むことができ、各センサユニットは、以下にさらに詳細を記載するように、その対象物の動きに応じて単一の信号を出力する。各単軸センサユニットの唯一の出力は、(以下にさらに詳細を記載する)方法で、例えば、各センサユニットに隣接または近接する対象物に対して(唯一の軸に沿った計測から)1つまたは複数の軸に沿った位置計測を生じさせるように処理される。後述するように、個々の単軸センサは、位置計測が任意の適切な軸に沿って同時に行われるように任意の適切な態様で配置することができる。非限定の例として、前記のセンサ100は、米国特許出願公開第2004/0151562号に開示されている、磁気浮上搬送機またはプラテンを有する搬送システムに使用しうるものである。前記特許の内容全てを本明細書の一部を構成するものとしてここに援用する。代替の実施形態では、センサ100を任意の適切な搬送システム内で利用することができる。本明細書で説明する測位システムは、任意の適切な距離を有する移動方向(例えば、X軸)に沿った搬送機の位置、または任意の適切な距離を有する第2の移動方向(例えば、Z軸)に沿った搬送機の位置、または例えば、磁性プラテン170と固定面180との間(例えば、Y軸)のギャップ幅G、あるいはその組み合わせを測定することができる。X、Y、およびZ軸に関する参照は、例示のみを目的としたものであること、かつ本明細書に記載した位置計測は、回転軸を含むがこれに限定されない他の適切な軸に同様に適用しうることに注意されたい。本明細書で開示する単軸位置センサを使用する例示的センサは、任意の適切な可動対象物の位置を検知するために利用しうるもので、この可動対象物には搬送機、アクチュエータ、および任意の適切な駆動システム構成要素を含むがこれらに限定されない、一次元または多次元の可動対象物を含むがこれらに限定されないことを認識されたい。測位センサが生成する信号は、例えば搬送機や任意の他の適切な可動対象物を、第1のロケーションから第2のロケーションまで駆動するモータの連通用に使用してもよい。本明細書に記載した例示的実施形態は、モータと併用するように限定されてなく、単一または多次元位置情報を必要とする任意の適切な装置内でも利用されうることを認識されたい。
図1に示すように、1つの例示的実施形態において、センサ100は、磁性プラテン170の特徴を検知するように構成することができ、かつ1つまたは複数のセンサ群130a〜130nを含むことができる。これらのセンサ群には、後述する1つまたは複数の単軸センサを含むことができる。磁性プラテン170は、1つまたは複数の磁石140、150を含むことができ、これらの磁石は例えば一列、または格子状に配置され、磁極が、図1に示すように、交互になる構成(例えば、N−S−N−S、等)に配置する。磁石140、150の交互にした磁極によって、これらの磁石がセンサ130の近傍を通過すると、例えば正弦もしくは余弦のパターン(例えば正弦波信号)または任意の他の適切なパターンの、波形160を有する信号が生成される。この詳細について以下に説明する。磁石140、150は、任意の適切な磁界強度を有する任意の適切な磁石であってよい。1つの例示的実施形態では、これらの磁石を永久磁石にして、磁性プラテン170の位置計測用に動力をプラテン170に移動させる必要がないようにしてもよい。代替の実施形態では、これらの磁石が電磁石であってもよい。さらに他の代替の実施形態では、プラテン170が、任意の適切な磁界生成装置を含んで、センサ130a〜130nに検知させることを可能にすることもできる。プラテン170は、任意の適切な構成を有する任意の適切な数の磁石を含むことができる。例えば、プラテン170は、任意のタイプのリニアモータのプラテンであってよく、上述のとおり、プラテン上に配設する磁石は、モータの永久磁石であってもよいし、直線状に配置されてもよいし、また磁石を複数の段および/または列にしてもよいし、磁石を互い違いに構成してもよい。プラテン170は、被測位対象物120に固定してもよい。別の実施形態では、プラテン170と対象物120を同一体にしてもよい。対象物120は、搬送カート、ピストン/ピストン棒、アクチュエータ、ロボットのエンドエフェクタ、駆動シャフト、モータ回転子、または任意の他の被測位対象物を含むが、これらに限定されないものを含む、任意の適切な対象物であってもよい。
センサ130a〜130nは、ホール効果センサ、または誘導センサ、または容量センサ、あるいはその組み合わせを含むがこれらに限定されない、任意の単軸センサであってもよい。1つの例示的実施形態では、センサ130a〜130nが互いにほぼ類似のものであってもよい。各センサは、例えば、プラテンの磁石アレイによって生成される界(例えば磁界)の単軸に沿って、ばらつきを検知しうる。センサの出力は、センサが検知する単軸に沿ったばらつきを示しうるもので、よって、記載した例示的実施形態では、これらの(1つまたは複数)センサを、リニアセンサまたは単軸センサと言及してもよい。センサ130a〜130nは、例えば、対象物の移動方向Tの一部構成要素に沿って配置されうる。移動方向には、例えば、デカルト座標系におけるX、Y、Z方向(もしくはその任意の組み合わせ)または極座標系におけるR、Θ(もしくはその任意の組み合わせ)など、任意の適切な数の次元が含まれうることに注意されたい。別の実施形態では、(1つまたは複数の)移動方向を任意の適切な座標系に対応させることができる。任意の適切な数のセンサを(1つまたは複数)移動方向に沿って配置し、任意の適切な移動範囲に対応させてもよい。センサ130a〜130nは、以下に詳細を記載するように、(1つまたは複数の)移動方向に沿って所定の間隔を隔てて配置することによって、対象物120の位置を求めることができる。センサ130a〜130nは、コントローラ190に接続することができ、コントローラ190で少なくとも前記のセンサ出力を受信して、例えば、センサ130a〜130nの単軸出力と所定のロケーションに基づいて移動方向に沿った対象物120の2次元の位置を算出するように構成することができる。代替の実施形態では、上記コントローラが算出する対象物の位置が2次元より多くても少なくてもよい。このコントローラは、例えば、磁性プラテン170が生成する、例えば磁界の強さ(磁束密度など)、および/または前記のセンサが出力する信号振幅に基づいて、ギャップ幅Gを算出することもできる。コントローラ190には、本明細書に記載した処理工程と命令を組み込んだソフトウェアおよびコンピュータプログラムを含むことができ、かつコンピュータで読み取り可能なプログラムコードを備えた記憶装置(例えば任意の適切なコンピュータ読取可能メディア)を利用することによって、例えば本明細書に記載する演算を行うこともできる。
本明細書に記載した例示的実施形態によって、詳細を後述するような、例えば、製造工場内のファブ(ウェハ製造施設など)間、または処理ステーションに向かう搬送カートとロードポートとの間など、近距離または遠距離にわたり対象物の精密な位置決めが可能になる。他の例示的実施形態では、本明細書に記載した測位システムを、例えば、任意の適切な自動搬送システム(AMHS)などで対象物を搬送する施設の、任意の適切な箇所で使用することができる。
さらに図2Aを参照すると、センサ100’の例示的構成が、1つの例示的実施形態により示されている。この例示的実施形態では、複数の単軸センサ対が、対象物120の移動方向Tに沿って配置されている。この例示的実施形態では、センサ200A〜200nを実質的にこの移動方向に沿って、または同一線上に配置してもよい。例えば、磁気センサ200A、200Bは、第1の対、または二重(ダブレット)センサとなり、センサ200C、200Dは第2の対、以下同様、となる。代替の実施形態では、センサ200A〜200nを移動方向に沿って互い違いになるように、センサの一部を他のセンサの上方および/または下方に配置することができる。他の代替の実施形態では、これらのセンサ200A〜200nを任意の適切な構成にしてもよい。センサ200A〜200nは、例えば、上述したように単軸ホール効果センサ、誘導センサ、容量センサを含むがこれらに限定されない、任意の適切なセンサであってもよい。
この例示的実施形態では、各センサ対またはセンサダブレットのセンサを所定距離またはピッチPの間隔で配置する。各ダブレットは、ピッチPの約4倍の距離、または4Pの間隔を空ける。代替の実施形態では、これらのセンサ200A〜200nが、任意の適切な間隔を有することができる。センサ対200A〜200nは、可動対象物120に固着する、またはその他の方法でその一部となる磁極ピースまたは磁石210A〜210D、220A〜220Dに対向する。任意の適切な磁界生成器を使用してもよいこと、かつ磁石はN極とS極の両極を含まなくてもよいことを認識されたい。この例では、磁石210A〜210n、220A〜220Dの極が、センサ200A〜200nに対向して交互になるように配置する例えば、磁石210A〜210DのN極をセンサ200A〜200nに露出させ、磁石220A〜220DのS極をセンサ200A〜200nに露出させる。この例示的実施形態では、単軸センサを、磁石が生成する磁界の法線成分Bz(例えば、プラテンと参照フレームとの間の空隙の方向、図1参照)のばらつきを登録するために配向すること、またはその磁界の平行成分Bxのばらつきを登録するために配向することができる。磁極ピース210A〜210D、220A〜220Dの極を交互にすることによって、磁石210A〜210D、220A〜220Dがセンサ200A〜200nの近傍を移動すると、正弦波タイプのセンサ出力パターンが生じうる。代替の実施形態では、これらの磁石を任意の適切な構成にしてもよい。この例示的実施形態では、磁石210A〜210D、220A〜220Dは、ピッチPの約2倍の距離、または2Pの間隔でそれぞれ離間している。代替の実施形態では、磁極ピース210A〜210D、220A〜220Dが任意の適切な間隔を有することができる。
上述のようにセンサ200A〜200nおよび磁石210A〜210D、220A〜220Dを離間することによって、図2Bおよび2Cに示すような、各センサダブレットを構成する2つのセンサ出力信号間の正弦/余弦関係を生じさせることができる。非限定の例として、センサ200Aは、図2Bに示す正弦波を生じさせることができる一方で、センサ200Bは図2Cに示す余弦波、またはその逆を生じさせる。センサ出力信号は、例えば、コントローラ190のプログラミングによって、センサ200A〜200nに対する対象物120の位置を補間するために使用することができる。例えば、センサ200Aと200Bなどの、2つの信号(例えばダブレットの各センサからの出力信号)の比率の逆正接によって求める1つの角度を採取すると、対象物120の補間位置を、前記センサ対間の距離4Pの割合に比例して求めることができる。各センサダブレットが所定の間隔を隔てて配置されているので、補間位置をこの所定間隔から減算することによって、またはこの所定間隔に加算することによって、対象物120の位置を得ることができる。例えば、センサダブレット200A、200Bが距離Cを隔てて位置し、センサダブレット200A,200Bと200C、200Dとの間の補間位置がピッチの2倍、または2Pであると判定される場合、対象物120の位置は、例えば、距離Cプラス位置2P(すなわち、C+2P)となる。
この例示的実施形態では、コントローラ190をプログラムして、プラテンと参照フレームとの間の法線距離Z(例えば、ギャップ幅、図1参照)を判定するのに単軸センサ200A〜200nからの信号を使用することができる。センサ200A〜200nと磁極ピース210A〜210D、220A、220D(すなわち、磁石が取り付けられている対象物120)との間のギャップ幅Gは、例えば、各センサダブレットによる2つのセンサ信号出力の2乗の和の平方根を計算し、ギャップの磁束密度を得ることのよって求められる。代替の実施形態では、任意の適切な演算を使用して、このギャップを算出してもよい。この磁束密度によって、センサ200A〜200nと磁極ピース210A〜210D、220A〜220Dとの距離Gを求めることが可能になる。よって、実現しうるものとして、この例示的実施形態では、単軸センサ200A〜200n(例えば、共通の単軸に沿った磁界の変動を検知するように配向する)の少なくとも1つのダブレットによる信号は、単軸に沿って磁界変動を示す信号であり(例、図2B〜2Cを参照)、プロセッサ190によって処理され、プラテンの多軸位置(例えば、(X、Z)など、2つ以上の軸に沿った位置の変化)を判定する。代替の実施形態では、ギャップ幅Gを任意の適切な態様で求めてもよい。例えば、磁気ギャップGの範囲または幅は、測定した磁束対距離を含むルックアップテーブル(LUT)の使用を含むがこれに限定されない幾つかの方法、および減磁曲線上の磁気動作点と共に磁束に対するセンサ感度についての知識によって得ることが可能になる。この実施形態の例では、ダブレットまたは近接センサからの信号を、例示の目的のために使用してきたが、代替の実施形態では、任意のセンサダブレットからの信号を使用してもよい。プロセッサ190は、ギャップGを算出するように構成することができ、以下にその詳細を記載する。
センサ200A〜200nの数によって、センサ100’の分解能はN−ビットセンサに対して次のように算出されうる。
Figure 0005663304
上式で、Nはビット数である。本明細書に記載した測位システムの分解能は、例えば、環境アナログノイズおよびシステムの出力ビット(アナログ/デジタルビット)数に起因する測定の不確かさによって影響されうるものである。実現しうるものとして、センサ200A〜200nの間隔またはピッチ(すなわち、これらダブレット内の各センサ間の距離Pおよびこれらダブレット間の約4Pの距離)および磁石210A〜210D、220A〜220Dの間隔(すなわち、約2Pの距離)を拡大または縮小することによって、センサ100’の分解能を高めるまたは下げることが可能である。
作動時に、センサ200A〜200nのラインを順次走査することによって、例えばセンサ200Aなど、最初のセンサが走査されるとコントローラ190が出力し、センサの走査ラインに沿った基準距離を判定することができる。このようにセンサ200A〜200nを走査することによって、高度または最大限の分解能で対象物120の絶対位置計測が可能になる。
ここで図1および3を参照すると、1つの例示的実施形態による、センサ100’’の別の概略図が示されている。この例示的実施形態では、単軸センサ300A〜300nが、対象物120の移動方向Tに沿って配置されている。この例示的実施形態では、センサ300A〜300nを直線上または移動方向と共線に配置することができる。代替の実施形態では、センサ300A〜300nを移動方向に沿って互い違いに配置し、一部のセンサを他のセンサの上方に配置してもよい。他の代替の実施形態では、これらのセンサ300A〜300nを任意の適切な構成にしてもよい。センサ300A〜300nは、上述したように、ホール効果センサ、誘導センサ、および容量センサを含むが、これらに限定されない任意の適切なセンサであってもよい。
図3に示すように、センサ300A〜300nは、移動方向に沿って所定の間隔、またはピッチPを隔てて配置する。代替の実施形態では、これらのセンサに任意の適切な間隔を持たせてもよい。センサ300A、300B、300Eは、例えば低感度を有する第1のタイプの単軸センサであってもよい。低感度単軸センサは、on/off信号を生じさせられる程度の感度を有するものでよく、従って、一般に安価なものになりうる。対象物の位置をより長い区間にわたり追跡する場合は、センサ100’’がその一部をなすシステムの形状的特長によって、センサ300C、300Dの1つまたは複数のダブレット(すなわち、1つのセンサダブレット)が、例えば、単軸センサであるが、第1のタイプのセンサ300A、300B、300Eと比べると、より高感度を有する第2のタイプのセンサであってもよく、図3に示したセンサラインのより低感度のセンサの1つと置き替えて配置することができる。代替の実施形態では、センサ300C、300Dと類似の、より高感度のセンサダブレットを1つ以上使用することも、1つも使用しないこともできる。他の例示的実施形態では、センサダブレットのセンサも含めてセンサ全てが、低感度のセンサであっても、高感度のセンサであってもよい。さらに他の代替実施形態では、これらセンサを任意の適切な態様で、低感度と高感度のセンサを混合させてもよい。低感度センサを1つ以上のセンサダブレットと組み合わせて使用すると、概略位置(例えば、センサダブレットを使用して取得する測位よりも精度の低い位置)を検出する測位システムになりうる。この概略位置は、単数センサまたはセンサシングレットを使用して探知しうるもので、位置がより懸念される領域では、対象物の位置をより精密に判定するためにダブレットを使用することができる。対象物を単数センサだけで探知すると測位時に一部ドリフトやばらつきをもたらすことがあるため、センサダブレットを利用して対象物の位置を”較正する”こともできる。センサ300C、300Dの出力信号が、図2Bと2Cに関連して上述したものと実質的に類似の態様で、正弦/余弦の関係を持つ信号を生成するように、より高感度のセンサ300C、300Dを、所定の距離を隔てて配置することができ、例えば、この距離をピッチPの約4分の1、またはP/4とする。
センサ300A〜300nは、上述のように、移動対象物120に固着した、または一部を成す磁極ピースまたは磁石320A〜320nに対向させる。これらの磁石がNS両極を含む必要がないように任意の適切な磁界生成器を使用することができることを認識されたい。センサ300A〜300nに対向するこれら磁石の極は、交互に配置され、この構成において、磁石320A、320C、320E、320GのN極をセンサ300A−300nに露出し、磁石320B、320D、320FのS極をセンサ300A−300nに露出させる。磁極ピース320A〜320nの極を交互にすることによって、センサ300A〜300nの近傍を磁石320A〜320nが移動すると、図3Bに示すような正弦波タイプのパターンが生じる。代替の実施形態では、これらの磁石を任意の適切な構成にしてもよい。この例では、磁石が単数センサ300A、300B、300Eを通過すると、正弦波センサ出力SWが生成される。磁石がセンサダブレット300C、300Dを通過すると、センサ300Cが正弦波出力SWを発生させうる一方で、センサ300Dは、センサ300Cの出力または距離Pと相対的な余弦波タイプの出力CW(すなわち、正弦/余弦の関係)を生成する。この例示的実施形態では、磁石320A〜320nが、ピッチPの約2倍の距離、または2Pの間隔でそれぞれ離間している。代替の実施形態では、磁石320A〜320nの間隔が2Pより大きくても小さくてもよい。
プロセッサ190は、センサ300A〜300nからの出力信号を数学的な処理によって、1つの基準ピッチ(この例ではP)内で対象物120がどこに位置しているかを求めるように構成することができる。センサ300A〜300nの各センサのロケーションは、上述の通り、既知のものなので、基準ピッチP内で求めた位置を、各センサ300A〜300nの既知のロケーションの1つに加算するか、または既知のロケーションの1つから減算することによって、対象物120のセンサ300A〜300nに対する位置を得ることができる。ギャップGは、上述したものと実質的に類似の態様で、かつ以下に図7および平行磁界による測位アプローチに関してさらに詳細に述べるように、プロセッサ190により求めることができる。代替の実施形態では、ギャップGは、本明細書に記載するものを含むが、これらに限定されない任意の適切な態様で求めることができる。センサ300A〜300nの出力信号を使用して、センサ間の対象物の距離の補間目安を求めてもよい。
作動時に、センサ300A〜300nのラインをコントローラ190によって順次走査出力し、例えばセンサ300Aなど、走査された最初のセンサにより、センサの走査ラインに沿った基準距離を決めることができる。このようにセンサ300A〜300nを走査することによって、高度または最大限の分解能での対象物120の絶対位置計測が可能になる。
1つの例示的実施形態では、図3Aに例示したセンサ構成によって、詳細を後述するような、製造セル間、またはファブ間など、長い距離にわたって対象物の精密な位置決めが可能になる。別の例示的実施形態では、図3Aに示したセンサ構成を、例えば、対象物が搬送される任意の適切な施設の任意の適切な部分で使用することができる。施設の例には、半導体処理プラント、自動車生産プラント、または例えば、マテリアlハンドリングが機械化されている任意の他の適切な施設を含むが、これらに限定されないものとする。
次に図4を参照すると、磁性プラテン400および単軸センサS1〜S4の概略図が示されている。この例示的実施形態では、例示のみを目的とし、磁性プラテン400がZ方向およびX方向で2次元配列された磁極ピースを含んでいる。実現されうるものとして、図4に示した磁極ピース列は、プラテン400上に含まれる磁石の単なる一部位であってもよい。代替の実施形態では、プラテン400が任意の適切な数の段および/または列の磁極ピースを有することができる。この例では、図4から理解できるように、磁極ピース段の磁極が交互になっており、互い違いにかつ約P/2の距離を隔てて配置されている。同様に、列も、磁極を交互にして、約P/2の距離を隔てて、互い違いに配置する。各磁極間のピッチは、どの特定の段または列においてもPとして図4に示している。代替の実施形態では、これらの磁極ピースが任意の適切な配列および任意の適切な間隔を有しうる。
この例示的実施形態では、4つの単軸センサS1〜S4を、例えば、磁性プラテン400によって発生する実質的に軸対称の磁界内に位置付け、それによってセンサS1〜S4がその磁界の同軸を検知するように配向する。代替の実施形態では、4つより多いまたは少ないセンサを使用しうる。センサS1〜S4は、図2Aおよび3Aに関して上述したものと実質的に類似のものであってもよい。図4に示すように、センサS1およびS2は、実質的にX方向の共線であり、かつ互いに約P/2またはピッチの2分の1の距離を隔てている第1のセンサ対を形成する。センサS3およびS4は、実質的にX方向の共線であり、かつ同様に約P/2の距離を互いに隔てている第2のセンサ対を形成する。センサ対S3、S4は、センサ対S1、S2からX方向にピッチの約4分の1またはP/4の距離分ずらしてある。センサ対S3、S4は、センサ対S1、S2からZ方向にピッチの約4分の1またはP/4の距離分ずらしてある。代替の実施形態では、センサ対内のセンサが任意の適切な間隔関係を有してもよい。さらに他の代替の実施形態では、センサ対が任意の適切な間隔を隔てた関係を有してもよい。
この例示的実施形態では、センサS1〜S4は、磁極ピース面の法線方向にある磁極成分を検知することができる(すなわち、”法線磁界アプローチ”による測位)。センサ対S1とS2およびS3とS4は、図2Bおよび2Cに関連して上述したものと実質的に類似の正弦/余弦関係を有する出力信号をそれぞれ提供する。例えば、この実施形態例では、センサS2からの信号が、例えばプロセッサ190によって、センサ1からの信号から減算されると、X軸に沿った距離の正弦に比例する信号となる。X軸に沿った距離の正弦に比例するこの信号が、磁石ピッチPに相当する空間周期で繰り返す。センサS4からの信号が、例えばプロセッサ190によって、センサS3からの信号から減算されると、X軸に沿った距離の余弦に比例する信号となる。X軸に沿った距離の余弦に比例するこの信号も、磁石ピッチPに相当する空間周期で繰り返す。
X軸に沿った位置計測に加えて、この例示的実施形態のセンサS1〜S4およびプラテン400の構成により、Z軸に沿った位置計測を提供することもできる。例えば、センサS2からの出力信号が、例えばプロセッサ190によって、S1からの出力信号に加算されると、Z軸に沿った距離の正弦に比例する信号となる。Z軸に沿った距離の正弦に比例するこの信号が、磁石ピッチPに相当する空間周期で繰り返す。センサS4からの出力信号が、例えばプロセッサ190によって、センサS3からの出力信号に加算されると、Z軸に沿った距離の余弦に比例する信号となる。Z軸に沿った距離の余弦に比例するこの信号も、磁石ピッチPに相当する空間周期で繰り返す。
この正弦信号および余弦信号は、プロセッサ190を使用して、磁界ピッチに相当する距離にわたって0〜360度の異なる角度の値を生成し、磁石アレイに対するセンサアレイの位置、またはその逆の位置の正確な測定を可能にしうる。
次に図5を参照して、図4の測位システムをさらに詳細に説明する。実現しうるものとして、センサ対S1とS2およびS3とS4の相互の位置を変えることもできる。例えば図5では、センサ対S3とS4は、センサ対S1とS2の下側に位置しているが、図4では、センサ対S3とS4が、センサ対S1とS2の上側に位置するとして図示されている。代替の実施形態では、これらのセンサ対が、センサ対間に正弦/余弦関係が存在するように任意の適切な構成および/または間隔を有することができる。図5に示すように、センサ群530は、図4に関連して上述したものと実質的に類似の単軸センサS1〜S4を含んでおり、磁極要素510、520を含む磁性プラテン540に隣接または近接して配置する。磁極要素は、1つの代替の実施形態において図5に示すように、磁極要素510のN極をセンサ群530に露出し、磁極要素520のS極をセンサ群530に露出する配置をすることができる。磁極要素の間隔は、図4に関連して上述したものと実質的に類似であってもよい。代替の実施形態では、磁極要素510、520が任意の適切な間隔を有することができる。
この例示的実施形態では、4つの単軸センサS1〜S4が、例えば正弦/余弦関係を有する、たとえば2組の信号を生成する(すなわち、センサS1、S2からの出力信号が正弦/余弦関係を有し、センサS3、S4からの出力信号が正弦/余弦関係を有する)。上述したように、図5に示したセンサS1〜S4の構成によって、これらの各センサが、例示的座標系500に図示した磁性プラテン540に直交する磁界を検知することが可能になる。磁性プラテン540によって生成された磁界の3次元プロットを図6Aおよび9Aに示す。これらの図では、Y方向の磁界強度を、X軸およびZ軸に沿った位置に対してプロットする。図6Bおよび9Bは、図6Aおよび9Aにそれぞれ示した磁界によるセンサ出力の2次元プロットを示している。
図4および5に示した法線磁界測位アプローチでは、各センサ対S1とS2およびS3とS4との間の正弦および余弦の関係を使用して、プロセッサ190で磁性プラテン540が固着されている対象物120の位置を算出する。例えば、プロセッサ190で、次の例式を使用してX軸に沿ったセンサ信号の正弦を算出することができる。
Figure 0005663304
上式で、S1とS2が各センサS1とS2の出力を表す。X軸に沿ったセンサ信号の余弦は、プロセッサ190で次の例式を使用して算出することができる。
Figure 0005663304
上式で、S3とS4が各センサS1とS2の出力を表す。ピッチP内の対象物120の位置は、プロセッサ190で次のようにsinXおよびcosXを使用して算出することができる。
Figure 0005663304
上式で、Xは磁石ピッチPに沿った距離に比例する。各センサ群530が所定の間隔を隔てて配置されているので、Xに対応する補間位置DXをこの所定間隔から減算することによって、またはこの所定間隔に加算することによって、対象物120の位置を得ることができる。例えば、センサ群530がX軸に沿って距離Cに位置し、補間位置DXがP/3に相当する場合、対象物120のX方向の位置は、例えば距離Cプラス位置DX(すなわち、C+P/3)となる。
同様にZ軸に沿った位置も、プロセッサ190で、次のようにZ方向のセンサ信号の正弦および余弦を算出して求めることができる。
Figure 0005663304
Figure 0005663304
上記のS1〜S4は、各センサS1〜S4の出力を表している。ピッチP内の対象物120のZ方向の位置は、プロセッサ190でsinXおよびcosXを使用して次のように算出することができる。
Figure 0005663304
上式で、Zは磁石ピッチに沿った距離に比例する。実現しうるものとして、(1つまたは複数の)センサ群530をZ軸に沿った所定の距離に配置することによって、対象物120のZ軸の位置を、その所定の位置までまたはその所定の位置からの比率Zに対応する距離DZを加算または減算して得ることが可能である。例えば、センサ群530がZ軸に沿って距離Bに位置し、補間位置DZがP/3に相当する場合、対象物120のZ方向の位置は、例えば距離Bプラス位置DZ(すなわち、B+P/3)となる。
プロセッサ190は、正弦の2乗と余弦の2乗の和の平方根を算出して、磁束密度の目安を得るように構成することもできる。磁束密度は、磁石アレイまたはプラテン540とセンサ530との間の距離Gに比例させてもよい。従って、センサ群530と磁性プラテン540との間のギャップG(すなわち、Y軸に沿った位置)は、例えば、次のように求めることが可能である。
Figure 0005663304
上式で、tとAは、磁石の形状に応じた定数である。上述したように、対象物の3次元位置は、各センサが1軸のみに沿って主力信号を生成する単軸センサを使用する、前記の例示的実施形態により求めることができる。
ここで図7を参照すると、別の実施形態で、測位システムが磁界の平行成分を計測するように構成することができる(すなわち、”平行磁界アプローチ”)。図7に示すように、測位システムはセンサ群730と磁性プラテン740を含む。磁性プラテン740は、図5に関連して上述したものと実質的に類似のものであってよく、図7に示すように、プラテン740は、磁極要素740(N極要素)、720(S極要素)を含み、交互に配置する。この例示的実施形態では、センサ群730が、図4および5に関連して上述したものと実質的に類似の4つの単軸センサS1〜S4を含んでいる。代替の実施形態では、任意の適切な数のセンサを、このセンサ群730に含むことができる。センサS1〜S4は、任意の適切なセンサであってよく、上述の通り、単軸ホールセンサ、誘導センサ、または容量センサを含むがこれらに限定されないものとする。センサS1、S2は、第1センサ対を成し、センサS3、S4は第2センサ対を成す。センサS1、S2は、(例示的座標系表現700からわかるように)実質的にZ方向の同一線上に、磁石ピッチの約4分の1またはP/4の間隔を隔てて配置する。センサS3、S4は実質的にX方向の同一線上に、磁石ピッチの約4分の1またはP/4の間隔を隔てて配置する。図7に示すように、センサS1、S2は、X方向でS3とS4の間に位置しているが、センサS3、S4はZ方向でS1とS2の間に位置している。代替の実施形態では、センサS1とS2を、センサS3とS4に対して任意の適切な位置に置くことができる。センサと磁石ピッチPとの間の約P/4の距離によって、正弦/余弦関係を有するセンサ出力を提供することができる。例えば、センサS1、S2はZ軸に沿った正弦/余弦関係を有し、センサS3、S4はX軸に沿った正弦/余弦関係を有しうる。
図8A、10A、および11Aを参照すると、平行磁界の検知から得たX軸およびZ軸に沿った磁界強度の3次元プロットが示されている。図8B、10B、および11Bは、図8A、10Aおよび11Aに示した平行磁界検知から得た磁界強度に応じた、センサ出力対XまたはZ位置の2次元プロットを示す。図8Bに示すように、センサS3、S4の間およびセンサS1、S2間には正弦/余弦関係が見られる。
これらの正弦/余弦関係をプロセッサ190で使用して、X軸およびZ軸に沿ったセンサ群730に対する磁性プラテン740の相対的位置を求めてもよい。これらのセンサ出力間の正弦/余弦関係は、プラテン740とセンサ群730の間のY軸に沿ったギャップGをプロセッサで算出するのにも使用しうる。例えば、プラテン740のX軸に沿った位置は、プロセッサで次のように算出することができる。
Figure 0005663304
上式で、Xは磁石ピッチに沿った距離に比例し、S3、S4は、各センサS3、S4の出力を表している。各センサ群730は所定の距離を置いて配置されているので、Xに対応する補間位置DXを所定距離から減算または所定距離に加算して、センサ群730に対す磁性プラテン740(およびプラテン740に固着する対象物120)の相対位置を得ることができる。例えば、センサ群730がX軸に沿って距離Cに位置し、補間位置DXがP/3に相当する場合、対象物120のX方向の位置は、例えば距離Cプラス位置DX(すなわち、C+P/3)となる。
プラテン740のZ軸に沿った位置は、プロセッサで次のように算出されうる。
Figure 0005663304
上式で、Zは磁石ピッチに沿った距離に比例し、S1、S2は各センサS1、S2からの出力信号を表している。各センサ群730が所定の距離を置いて配置されているので、Xに対応する補間位置DZを所定距離から減算または所定距離に加算して、センサ群730に対す磁性プラテン740(およびプラテン740に固着する対象物120)の相対位置を得ることができる。例えば、センサ群730がZ軸に沿って距離Bに位置し、補間位置DZがP/3に相当する場合、対象物120のZ方向の位置は、例えば距離Bプラス位置DZ(すなわち、B+P/3)となる。
センサ群730と磁性プラテン740の間のギャップ(すなわちY軸に沿った位置)は、例えば、プロセッサ190で次のように算出されうる。
Figure 0005663304
上式で、tとAは磁石の形状に応じた定数である。この場合、上述したように、対象物の3次元位置を、各センサが1軸のみに沿って主力信号を生成する単軸センサを使用する、前記の例示的実施形態により求めることができる。
次に図26〜34を参照すると、1つの例示的実施形態では、測位システムが、磁極要素2601、2602を含む磁性アレイMと、単軸センサの第1バンクA1〜A5と、単軸センサの第2バンクB1〜B5と、アナログエレクトロニクス2630と、ADC2640、2645とを含むことができる。単軸センサは、上述のものと実質的に類似であってもよい。アナログエレクトロニクス2630とADC2640、2645はコントローラ190の一部であってもよいことに注意されたい。代替の実施形態では、アナログエレクトロニクス2630とADC2640、2645を、コントローラ190から分離しても、接続してもよい。他の代替の実施形態では、センサA1〜A5、B1〜B5がデジタル出力を提供するように構成してもよい。この例示的実施形態では、各センサバンク内のセンサ間の距離Dが磁性アレイの磁石のピッチ(P)を各バンク内のセンサ数(n)で除算したP/nに相当する。前記式のPは磁石ピッチであり、nは各バンク内のセンサ数である。代替の実施形態では、各バンク内のセンサ間の距離が、任意の適切な距離であってよく、P/nより大きくても小さくてもよい。2つのバンクのセンサA1〜A5、B1〜B5は、それぞれ約D/2の距離分ずらすことができる。代替の実施形態では、各バンク内のセンサ間の距離および2つのセンサバンク間のオフセットが任意の適切な距離であってよい。上述したように、磁性アレイMがセンサの近傍を、例えばX方向などの方向に移動すると、センサバンクA1〜A5、B1〜B5によって周期的な信号が発生されうる。この例示的実施形態では、センサ1A〜A5、B1〜B5は、各センサA1〜A5、B1〜B5がそれぞれ飽和限界に達するように、磁性アレイMに十分に近接させて配置する。センサA1〜A5からの信号の例を図27〜31に示す。図27〜31に示すように、正弦波信号2700、2800、2900、3000、3100の平坦部または水平部は各センサの飽和限界を表している。実現しうるものとして、センサB1〜B5は図27〜31に示したものと類似の飽和限界を有してもよい(ただし、その出力は、例えばX軸、または任意の他の適切な軸に沿って移動させてもよい)。アナログエレクトロニクス2630は、センサA1〜A5からの信号を合計し、図32に示す信号Aを生成することができる。前記アナログエレクトロニクスは、センサB1〜B5の信号の合計をして、図33に示す信号Bを生成することもできる。代替の実施形態では、このアナログエレクトロニクスをデジタルエレクトロニクスに取り換えて、センサにデジタル出力を提供させてもよい。センサからの信号を合計するときに、例えばセンサA2およびA4からの信号(例えば、1つおきのセンサ信号)など、信号の一部が反転させてもよいことに注意されたい。代替の実施形態では、任意の適切なセンサ(1つまたは複数)からの信号を反転させてもよい。他の代替の実施形態では、前記信号を反転させても、反転させてなくてもよい。飽和信号の総量は、図32および33に示すような、各センサバンクA1〜A5、B1〜B5の位相後鋸波信号3200、3300を発生させる。これらの信号A3200、B3300を使用して、磁性アレイまたはプラテンMのセンサA1〜A5、B1〜B5に対する相対位置を以下に述べるように判定することができる。さらに、飽和信号の総量は、図34に示した不飽和正弦/余弦波対と比べて、より短い周期をもたらし、磁性アレイMに対するセンサ応答の変化率の上昇と、センサの高分解能とを可能にしうることにも注意されたい。
起こりうるものとして、本開示実施形態で実施される位置計測は、不均一磁場を含む様々な理由による影響を受けるかもしれない。法線磁界アプローチの場合は、位置計測が例えば、磁界を生成するモータコイルを介して影響を与されうる。平行磁界アプローチの位置計測では、例えば磁気プロテンそれ自体によって影響されうる。位置計測が、例えば、不均一磁場またはモータコイルに影響される場合は、追加センサ、またはルックアップテーブル、または磁石の成形、あるいはその組み合わせを含むがこれらに限定されない幾つかの方法で補正することができる。
追加センサを測位システムに加えることによって、センサ間のピッチを例えば狭めて、センサの分解能やノイズ耐性を向上させることができる。例にすぎないが、法線磁界による計測アプローチの場合は、2つの追加センサにより、角度または正接の4つの組み合わせが、例えばプロセッサ190で算出されうる。これらの4つの角度が、図12Aに示すように、1つの磁石ピッチ内の正接の4つの周期を発生させる。同様に、例でしかないが、4つの追加センサを上述のセンサ群530、730に加えると、図12Bに示すように、正接の8周期が1つの磁石ピッチ対して発生する。
補正係数を利用して、センサのノイズ耐性および精度を向上させることもできる。例えば、平行磁界アプローチでは、図12Cを参照すると、単軸センサの読み出しS1〜S4が行われ(図12C、ブロック1200)、初期測位値がプロセッサで次のように算出される(図12C、ブロック1210)。
Figure 0005663304
Figure 0005663304
上式で、αは、補正前のX軸に沿った位置を表し、βは補正前のZ軸に沿った位置を表し、S1〜S4は、各センサS1〜S4からの出力を表している。補正係数δ1、δ2、δ3、δ4...δnを、例えばルックアップテーブルから取得する(図12C、ブロック1220)。補正係数δ1〜δnは、任意の適切な補正係数であってよく、これらの補正係数は、例えば、実験、センサ感度の知識、減磁曲線の磁石動作点、または/および任意の他の適切な情報により取得することができる。補正係数δ1〜δnを使用して、補正後のセンサ出力値S1’〜S4’を次のように算出する(図12C、ブロック1230)。
Figure 0005663304
Figure 0005663304
Figure 0005663304
Figure 0005663304
X軸、Z軸に沿った補正後の位置およびセンサ群730と磁性プラテン740の間の補正後のギャップは、次の例式を使用してプロセッサ190で算出することができる(図12C、ブロック1240)。
Figure 0005663304
Figure 0005663304
Figure 0005663304
上式で、tとAは磁石の形状に応じた定数である。図13および14は、補正係数を使用した後のギャップ計測およびZ軸計測グラフの例を示している。平行磁界アプローチに関連して補正係数の応用を説明したが、これらの補正係数は、上述したものと実質的に類似の方法で、法線磁界アプローチに応用されうることを認識されたい。
上述の通り、磁石を成形することによって、本明細書に記載した測位システムの精度を上げることもできる。図示した例示的実施形態では、磁性プラテン上の磁石が円形状、またはひし形を有している。しかしながら、これらの磁石は、四角、ひし形、楕円形、長方形、台形、円形、三角形などを含むがこれらに限定されない、任意の適切な形状を有してよいものであることを認識されたい。
磁性プラテン上の磁石の形状は、例えば正弦波タイプの波形を生成する一方で、不均一磁界が誘因となる計測誤差を最小限にするように構成することが可能である。磁石の形状は、以下にひし形および円形状の磁石について説明するが、本明細書に記載した態様の最適化は、どんな適切な形状の磁石にも応用されうるものである。
ここで図15A〜15Cおよび16A〜16Bを参照して、磁性プラテンの例を示す。図15Aに示すように、磁性プラテンは、円形または円筒形の磁石のアレイを含んでいる。図15Bおよび15Cは、磁石アレイの各磁石が実質的に(平坦な上面を持つ)円錐形を有するような形状の円筒状磁石を示している。図15Bは、約50度の端面またはトリム角を有する磁石を図示しているが、図15Cは約60度の端面またはトリム角を有する磁石を図示している。図16Aは、ひし形状の磁石であるが、図16Bは約50度の端面またはトリム角を有するひし形状の磁石を示している。代替の実施形態では、これらの磁石が任意の適切な端面角度を有することができる。さらに他の代替の実施形態では、磁石が、実質的に円錐形以外の任意の適切な形状を有してもよい。
図17は、プラテンがセンサの近傍を通過するときの、例えば図15Aの円筒状磁石によって発生する正弦波を示している。図17に示すように、平滑な正弦波ではなく、全ての軸(X、Z、および磁界強度軸)に沿った波形にゆらぎが見られる。ひし形状磁石に関しては、図19A〜19Cに、磁性プラテン1900(図16Aも参照)によって発生する信号が平行磁界アプローチに関連して詳細に示されている。図19Aのグラフ1910、1920から理解できるように、Z方向およびX方向の磁界の強さは、X軸およびZ軸に沿った位置に対してプロットされるもので、不均一な凹凸形状を有している。不均一な凹凸形状は、磁界強度をX軸およびZ軸に沿った位置に対してプロットした2次元グラフ1930上でも示されている。XまたはZ軸に沿った位置が判定され、その結果が図19Bに示したグラフにプロットされると、正弦波の角度に対応する位置データ点として最良適合線1950が示される。同様に、磁性プラテンとセンサの間のギャップ距離がプロットされると、ギャップは均一の距離計測を有するもとして示されていないことが図19Cから理解できる。
図18は、プラテンがセンサの近傍を通過するとき、例えば図15B、15C、および16Bの形状の磁石によって発生する正弦波を示している。図18に示すように、この正弦波は平滑であり、従って、その最適波形からは、非平滑正弦波から取得するよりも精度の高い位置計測を検出することが可能である。図20Aは、最適化された磁性プラテン2000の例を示している。磁性プラテン2000は図4に関連して上述したものと実質的に類似の構成を有することができる。図20Aに示すように、磁界強度をX軸、Z軸、またはXおよびZの両軸に対してプロットすると、その結果生じる正弦波2010、2020、2030は平滑であり、それによって、非平滑な正弦波による計測と比べて誤差が最小限の計測を行うことが可能になる。図20Bに示すように、正弦波の角度に対応する位置データ点は、実質的に線2050に沿ったものとなる。同様に、磁性プラテンとセンサの間のギャップ距離がプロットされると、図20Cから理解できるように、ギャップは、実質的に均一の距離計測値を有するもとして示されていない。
磁界の平滑化は、例えば磁性プラテンの個々の磁石の端面または側面をトリムすることによって実現することができる。トリム角度は、標準偏差σをセンサ位置での磁界歪みの目安として使用することによって求めることができる。例えば、図22を参照すると、標準偏差σは、ひし形磁石の端面角度が約50度(点”J”参照)で、円錐形状磁石が約60度(点”K”参照)のとき、ゼロに最も近接する。また図21に示すように、磁界の規格化効率は、ひし形状磁石のトリム角度が約50度で、円錐形磁石のトリム角度が約60度のときに最大になる。ここでの規格化効率(NE)は、次のように定義される。
Figure 0005663304
上式でσは標準偏差、Weightは磁性プラテン(1つまたは複数)の重量、およびRMSは磁界強度の2乗平均平方根である。(図25のNE値の例も参照)。さらに図23は、磁性プラテンの磁石からの距離に対する磁界強度間の関係を示し、図24は、非平坦な磁界を発生させるひし形磁石ならびに平坦な磁界を発生させる成形したひし形および円錐形状磁石の磁界効果を示している。代替の実施形態では、任意の適切な態様で磁界を平坦化することができる。
別の例示的実施形態によると、位置検出分解能エンハンサ(PSRE)を備えることにより、アナログ領域で、本明細書に記載したような位置フィードバック装置の分解能を(これらフィードバック装置の基本分解能に比べて)向上させることが可能になる。1つの例示的実施形態では、PSREがプロセッサ190の一部であってもよく、また別の実施形態ではPSREがコントローラ190から分離したものであってもよい。1つの例示的実施形態では、PSREを、例えば、1つまたは複数のフィードバックセンサの出力とモータコントローラの入力との間に位置づけることもできる。代替の実施形態では、PSREを任意の適切な位置に配置してセンサの生成する信号を改変することができる。前記の例の中ではモータコントローラが使用されているが、任意の適切なコントローラで位置センサから信号を受信してもよいことに注意されたい。この例示的実施形態では、PSREは、位置センサの信号を操作して、1回または複数回の乗算、除算、および増幅を介して、例えば位置信号の正弦波分布頻度を2倍、4倍などにし、2、4などの係数により位置検出分解能を向上させる。他の例示的実施形態では、PSREによって信号振幅の最適化モニタリングを可能にすることもでき、例えば、回転子−固定子のギャップ測定装置として使用することができる。代替の実施形態では、例えば本明細書に記載したもののように(これに限定されない)、回転またはリニアアプリケーションにおいて任意の適切な診断用に信号振幅の最適化モニタリングを使用することができる。
以下に詳細を説明するように、1つの例示的実施形態では、センサからの正弦および余弦信号両方を2乗することによって(上述したセンサからのように)、正弦波信号であるが、その各原信号のほんの半分の周期を持つ信号を得る結果となり、この例では、センサの分解能を2倍にする。しかしながら、磁気センサを用いる場合など、例えばギャップおよび/または温度の変化に起因して信号振幅が変わりやすい場合、ADCは一般に、より振幅の小さい、より少数の有意ビットを生成し、効果的に位置解像度を低下させる。可変振幅に起因する信号は、その振幅に比例する値でオフセットしなければならない。可変振幅に起因する問題を避けるために、これらの例示的実施形態は、1つの例において、位相を信号の振幅から分離している。これは、正弦および余弦信号の両方を2乗して、これらの2乗値を加算して振幅の2乗を得ることによって実行されうる。振幅のばらつきは、2乗した信号を2乗した振幅で除算することによって実質的に除去され、それによって、信号関連の位相がADCのレンジ内に留まり、信号のばらつきに左右されない同じ角度の分解能を提供する。前述のように、信号を連続して2乗にすることにより、それに応じた位置分解能を2倍にする。
センサの振幅を、磁気ギャップのばらつきの検知または任意の他の適切な目的などの処理に使用する場合は、純粋な振幅2乗信号をアナログ領域で前処理して、対象レンジ内の線形性および分解能の最適化を実現する。
次に図35を参照すると、上述のPSREで実施する高分解能化が示されている。1つの例では、信号の分解能を2倍(4倍、など)にするために、単軸センサで正弦波分布している磁界を検知して得た信号を二乗して、オフセットし、例えば、所望の直流レベルを得る。図35に示すように、線50100は、原信号を表し、線50101は、本明細書に記載する2倍後の信号を表している。図から理解できるように、2倍の信号50101は、原信号50100の実質的に半分の周期を有する。図35は、例示的実施形態により、センサの分解能を、例えば、2倍および4倍にする例示的処理のブロック図である。代替の実施形態では、センサの分解能は、任意の適切な態様で2倍(4倍など)にすることができる。図36のS1、S2は、単軸センサの原信号または基本信号を表しており、図37に示すように、次の、
Figure 0005663304
および
Figure 0005663304
では、Φは、2つの信号間の固定位相シフトであり、Aは振幅である。1つの例示的実施形態では、Φが、例えば、ハードウェアで求めた位相シフトであってもよい。代替の実施形態では、Φの値を、任意の適切な態様で求めることができる。説明を容易にするために、正弦波の信号分布に関連した位置を、本明細書内では”周波数”と呼ぶ。1つの例示的実施形態では、4倍の周波数の正弦および余弦信号を得るために、Φの値を約22.5゜にすることができる。代替の実施形態では、Φの値を任意の他の適切な値にして、所望の周波数を得ることができる。図36に示したS12、S22は、オフセットおよび補正2乗に対応した後の信号S1、S2を表している。S12、S22の周波数は、実質的に2倍になっていることに注意されたい。
1つの例示的実施形態では、オフセット値がPSREによって、次の例示的数学的関係を使用する、初期のsin(x)およびsin(x+Φ)信号に基づく余弦信号を構成することによって補正されうることに注意されたい。
Figure 0005663304
上式で、sinΦとcosΦは、例えばセンサの間隔によって決まる既知の一定係数である。代替の実施形態では、sinΦとcosΦが任意の適切な値を有することができる。
上記の例式[24]は、次の式によって物理的に表してもよい。
Figure 0005663304
上式で、Aは信号電圧振幅の振幅である。従って、
Figure 0005663304
sin(x)、cos(x)のどちらの関数も、振幅を算出するために、次のように2乗にすることができる。
Figure 0005663304
この振幅は、補正をオフセットし、信号を調節するために使用されうるもので、それによって、例えば、振幅をさらに処理する上で最適なレベルに変えるために、両方の信号をA2で除算することによって、
Figure 0005663304
Figure 0005663304
振幅のばらつきに左右されない信号を生成する。第2のオフセット補正および2つの正弦/余弦信号の乗算後、図39に示すように、入力原信号S1、S2に対する4倍の周波数が得られる。これらの信号は、2倍の信号S12、S22が再度2倍にされ、4倍の信号(S12)2、(S22)2となる図36に示すような所望の精度を得るために、繰り返し調節してもよいことに注意されたい。
本明細書に記載した周波数乗算(逓倍)によって、位置精度を引き上げることができ、例えば理想的な信号であれば、図40のように示される。図40に示すように、線50200、50201はどちらも、位置算出に使用される逆正接(正弦/余弦)関数を表している。線50200は、周波数f(または磁性ピッチP)を伴う信号に対して予期されうるもので、線50201は周波数4*f(またはピッチP/4)に対して予期されうるものである。図40に示すように、例示的実施形態は磁性ピッチを仮想的に低くし、本明細書に記載したセンサのような位置センサの分解能を向上させる。
本明細書に開示する高分解能化の安定性について、図41〜44に関連して説明する。以下の例では、入力信号に応じてランダムに発生させた外乱を導入する。1つの例において、図41では、例えば約5%の誤差を有する入力信号、また図42ではこれに対応する出力信号を示す。起こりうるものとして、上述の通り、センサ信号のチャンネル用に2回2乗することによって、任意の加法性ノイズが4倍になるかもしれない。このノイズの増幅は、単一振幅をADCのレンジに適合させるダイナミック自動利得制御(AGC)によって削減しうるもので、信号の処理前に、2値化固有の誤差を最適化することで、これらのチャンネル(例えば、振幅算出)を少なくとも部分的に弱められた残留ノイズに対して交差相関し、非同期残留ノイズを4倍にした位置分解能に関連させてノイズの高周波数帯域を除去することができる。代替の実施形態では、雑音の増幅を任意の適切な態様で削減することができる。さらに、場合によっては、センサエレクトロニクスによって導入されるノイズを無視できることに注意されたい。
例示的実施形態によると、位置分解能は、位置に依存する正弦波関数を使用する位置フィードバックシステムに対して推定することができる。この例では、例示のためだけに、フィードバックシステムが、1/4磁性ピッチの間隔(すなわち90°の位相シフト)で配置された2つの固定されたホール効果センサ(または任意の他の適切な単軸センサ)を使用して、永久磁石を持つ回転子/プラテンによって発生する正弦波磁界を検知する。代替の実施形態では、このシステムが任意の適切な数またはタイプのセンサを使用することができる。実現しうるものとして、2つの単軸センサが、回転子/プラテン依存正弦波信号(例えば、正弦および余弦信号)を生成する。これら2つの信号値比の逆正接を取ることにより、
Figure 0005663304
モータの周期的な位置(角度で)を求めることができる。式[30]のsinおよびcosは、関数ではなく、周期的な信号を表している。代替の実施形態では、このフィードバックシステムに任意の適切な数の単軸センサを使用して、モータの位置を任意の適切な計測単位で求めてもよい。位置分解能の誤差εαを算出するために、PSREが式[30]から変動関数∂/∂sinおよび∂/∂cosを求めることができる。
Figure 0005663304
上式で、εsinおよびεcosは、それに対応する正弦および余弦信号の個別誤差である。次の単純化を使用し、
Figure 0005663304
Figure 0005663304
Figure 0005663304
以下に相当するεαを求めることができる。
Figure 0005663304
正弦および余弦信号を正弦および余弦関数に置き換える場合には、式[35]を、以下のように書き直すことができる。
Figure 0005663304
上式で、Aはこれら信号の振幅である。ADCのレンジが2*A(ボルト)に等しく(すなわち、ADCの全レンジが使用され)、かつ信号の不確定性誤差の主な出所がADCの分解能N(bits)=(2*A)/2N(ボルト)と仮定すると、リニア位置分解能εX次のように説明されうる。
Figure 0005663304
上式で、Pは正弦/余弦信号の周期(例えば磁性ピッチ)である。式[37]に示すように、センサの全体的な分解能は、最大値が、例えば、図45に示した、45、135、225、および315度の周期関数である。
センサが、図47のブロック図の形で示したような分解能乗算器を介してADCに連結される場合(図47は乗算器の例を示すもので、代替の実施形態では、乗算器が任意の適切な構成および構成要素を有して本明細書に記載した信号の逓倍を実行してもよいことに注意されたい)、乗算器から出力されるノイズレベルは、ADCの分解能を超えるべきではないことを認識されたい。図47Aは、図47のブロック図の電気回路図の例を示している。実現しうるものとして、代替の実施形態では、任意の適切な電気回路を使用して図47のブロック図を実行することができる。ノイズは信号の連続逓倍数に基づき、次のように表すことができる。
Figure 0005663304
上式で、nは逓倍数である。上述の通り、正弦波関数の2乗により、2倍の周波数(例えば半分の周期)を持つ正弦波関数が生成され、それによってリニア位置分解能εXを次のように書き直すことができる。
Figure 0005663304
上式で、Pは原信号の周期である。実現しうるものとして、信号の乗算(逓倍)を追加するごとにフィードバック装置のリニア分解能が2倍になる。PSREがリニア位置分解能を示すのに使用する上式は単に例示的なものであり、位置分解能は任意の適切な式を使用して求められうることを認識されたい。
例示的実施形態の位置分解能の向上は、信号振幅のばらつきにも耐性を持ち、ギャップ情報の計測を可能にする。例えば、入力信号が、ギャップ変動、ノイズおよび磁界の不完全性(または他の要因)などのために変化する場合に、上述した高分解能化によりその振幅上の信号を正規化し、実質的に歪みのない正弦/余弦出力信号を提供することができる。例えば、図43は、入力振幅に約20%のノイズを印加した入力信号を示している。図44は、図43の信号を上述の高分解能化により処理した後の出力信号である。図44に示したような信号振幅の算出から、高分解能化によってギャップ計測の分解能を向上させる、ギャップ計測値やその他の情報を求めることができる。例えば、ひとたびギャップレンジが画定すると、確定されたギャップレンジのみを分析するためにADCのフルスケールが使用されうる。非限定の例として、このギャップが、例えば約5mmを上回りかつ約8mm未満の場合に、ADCのレンジにより約5mm〜約8mmの領域を分析することができる。
すでに説明したように、正弦波信号の振幅がギャップに依存する場合は、そのギャップは例えば次のように画定されうる。
Figure 0005663304
上式で、Bおよびtは、例えば、ハードウェア依存定数、sinおよびcosは正弦波信号(関数ではない)、かつAは信号の振幅である。代替の実施形態では、Bおよびtが任意の適切な定数値であってよい。式[40]の偏導関数をとることによって、ギャップ計測の分解能εGは、
Figure 0005663304
となり、上式で、εsinおよびεcosは、それぞれ正弦信号と余弦信号の個別誤差である。次のように単純化して、
Figure 0005663304
Figure 0005663304
Figure 0005663304
ギャップ分解能の計測は、以下のように説明することができる。
Figure 0005663304
ADCのレンジが2*A(ボルト)に等しく(すなわち、ADCの全レンジが使用され)、かつ信号の不確定性/誤差の主な出所がADCの分解能N(bits)=(2*A)/2N(ボルト)と仮定すると、式[45]を次のように書き直すことができる。
Figure 0005663304
正弦信号および余弦信号を正弦関数および余弦関数に置き換えると、
Figure 0005663304
または
Figure 0005663304
となる。上述した位置分解能と同様に、式[48]からわかるように、全体的なギャップ分解能は、図46に示されるように、最大値が約45、135、225、および315度の周期関数である。センサを、例えば、上述の分解能エンハンサを介しADCに連結する場合、ギャップ情報は、コントローラ190(PSREを含んでもよい)によって、例えばアナログ領域で抽出/前処理済みの、正弦および余弦信号の振幅など、向上した位置分解能などから取得することができる。アプリケーションに応じて、信号増幅をギャップ情報に変換し、上述のように対象領域内に拡大し、ADCに送ることが可能である。この場合、ギャップ分解能は、例えば次のように近似させることができる。
Figure 0005663304
上式で、AGは対象領域である。
実現しうるものとして、上記例は信号の2逓倍(例えば、原信号を2倍にする、またはすでに逓倍した信号を倍にする)について記載したが、例示的実施形態は、任意の適切な逓倍係数(例えば1、2、3、4、など)を使用して、原信号や、任意の後続逓倍信号を逓倍するのにも応用されうる。
運用時には、上述のような、本明細書に記載した単軸位置センサを含む例示的測位システムを、搬送部が機械化されている任意の適切な施設内で使用し、例えば1つのロケーションから別のロケーションに製品を移動することができる。例示のみを目的とし、半導体処理施設に関連して測位システムの運用例を説明するが、この例示的測位システムは、上述のように任意の適切な施設で利用できることを認識されたい。
ここで図48を参照すると、例示的半導体基盤処理装置3510に本明細書で開示する態様を使用することができる。複数のロードポート3512を有する環境フロントエンドモジュール(EFEM)3514に接続された処理装置3510が示されている。これらのロードポート3512は、複数の基板収納キャニスタを支持することが可能で、これらの基板収納キャニスタは、任意の他の適切なタイプを充当しうるが、例えば、従来型のFOUPキャニスタなどである。EFEM3514は、前記の処理装置に連結するロードロック3516を介して処理装置と連通する。EFEM3514(大気に開放されるものであってもよい)は、ロードポート3512からロードロック3516に基板を搬送する基板搬送装置(図示せず)を有する。EFEM3514はさらに、基板配置機能、バッチハンドリング機能、基板およびキャリア識別機能、またはその他の機能を含むことができる。代替の実施形態では、ロードロックがバッチハンドリング機能を有する場合、またはロードロックがウェハをFOUPからロックに直接移送する機能を有する場合のように、ロードロック3516をロードポート3512に直接インターフェース接続してもよい。前記装置のいくつかの例は、米国特許第6,071,059号、第6,375,403号、第6,461,094号、第5,588,789号、第5,613,821号、第5,607,276号、第5,644,925号、第5,954,472号、第6,120,229号、および2002年7月22日に出願された米国特許出願第10/200,818号に開示されており、これら全特許の内容全てを本明細書の一部を構成するものとしてここに援用する。代替の実施形態では、他のロードロックオプションを提供してもよい。
さらに図48を参照すると、処理装置3510は、上述したように半導体基板(例えば、200/300mmのウェハ、またはそれより大きいか小さいサイズの他の適切なウェハ)、フラットパネルディスプレイ用のパネル、または任意の他の種類の基板を処理するために使用されうるもので、一般に、搬送チャンバ3518と、処理モジュール3520と、少なくとも1つの基板搬送装置3522を備える。実施形態に示された基板搬送装置3522は、チャンバ3518と一体化されている。この実施形態では、処理モジュールがチャンバ3518の両側面に取り付けられている。他の実施形態では、処理モジュール3520を、例えば図50に示すように、チャンバ3518の1つの側面に取り付けてもよい。図48に示した実施形態では、処理モジュール3520を対向させて、列Y1、Y2、または垂直面に取り付けている。他の代替の実施形態では、この処理モジュールを、搬送チャンバの両側に互い違いに位置をずらしてもよいし、または垂直方向に相対させて重ねてもよい。搬送装置3522は、チャンバ3518内を移動してロードロック3516と処理チャンバ3520との間の基板搬送を行うカート3522Cを有する。例示した実施形態では、1つのカート3522Cのみが備えられているが、代替の実施形態では、これより多くのカートを備えてもよい。図48に示したように、搬送チャンバ3518(その内部が真空、または不活性雰囲気、または単にクリーンな環境、あるいはその組み合わせを条件にするもの)の有する構成および使用する基板搬送装置3522は、処理モジュールをデカルト配置でチャンバ3518に取り付け、モジュールを実質的に平行な垂直面または列に並べることが可能なものである。この結果、処理装置3510は、同等の従来の処理装置(すなわち、同じ数の処理モジュールを持つ従来の処理装置)よりコンパクトなフットプリントを有することになる(例えば図54を参照)。さらに搬送チャンバ3522は、以下に詳細を述べるように、スループットを向上させるために、任意の長さを有して任意の数の処理モジュールを追加することが可能である。またこの搬送チャンバは、任意の数の搬送装置を支持し、搬送装置が互いに干渉せずに搬送チャンバ上の任意の処理チャンバに到達することも可能にしている。これは実際に、処理装置のスループットを搬送装置の可搬能力から切り離すもので、従って、処理装置のスループットが可搬限界でなく処理限界となる。それに応じて、処理モジュールを追加し、同じプラットフォーム上の可搬能力に対応することによって、スループットを向上させることができる。
さらに図48を参照すると、この実施形態の搬送チャンバ3518は一般的な長方形を有しているが、代替の実施形態ではこのチャンバが任意の他の適切な形状を有してよい。チャンバ3518は細長い形状(すなわち、長さが幅よりもはるかに長い)を有し、一般にそのチャンバ内の搬送装置のリニア搬送経路を画定する。チャンバ3518は、長手方向の側壁3518Sを有する。側壁3518Sは、搬送開口部またはそれを介して形成されるポート3518Oを有する。搬送ポート3518Oは、(弁を介すことが可能な)これらのポートを介して搬送チャンバに基板を出し入れするのに十分な大きさのものである。図48に示すように、この実施形態の処理モジュール3520は、側壁3518Sの外側に取り付けられ、各処理モジュールを対応する搬送チャンバ3518内の搬送ポート3518Oに合わせて配置する。実現しうるものとして、各処理モジュール3520は、チャンバ3518の側部3518Sに対して、その対応する搬送ポート3518Oの周辺部の周りを封止して、搬送チャンバ3518内の真空を維持することも可能である。各処理モジュール3520に弁をつけて、任意の適切な手段によって制御し、所望により搬送ポート3518Oを閉じることもできる。搬送ポート35180Oは、同じ水平面に配置してもよい。それに応じて、チャンバ3518の処理モジュール3520も、同じ水平面に位置合わせする。代替の実施形態では、搬送ポート3518Oを異なる水平面に配設することもできる。図48に示すように、この実施形態では、ロードロック3516が、最前面の2つの搬送ポート3518Oでチャンバの側部3518Sに取り付けられている。こうすることによって、ロードロック3516が処理装置の前でEFEM3514に近接させることが可能になる。代替の実施形態では、図50に例示したように、ロードロック3516を搬送チャンバ3518上の任意の他の搬送ポート3518Oに配置してもよい。6面体形状の搬送チャンバ3518によって、チャンバ3518の長さを所望通りに選択して、所望の列数分の処理モジュールを装着することが可能になる(例えば、図49、および図51〜53を参照。これらの図のその他実施形態では、搬送チャンバの長さが任意の適切な数の処理モジュールを収容できるようになっている)。
すでに述べたように、図48に示した実施形態の搬送チャンバ3518は、単一のカート3522Cを備えた1つの基板搬送装置3522を有する。搬送装置3522はチャンバと一体化して、カート3522Cをチャンバ内の前部3518Fと後部3518Bとの間で平行移動させる。搬送装置3522が有するカート3522Cは、1つまたは複数の基板を把持するエンドエフェクタを有する。また搬送装置3522のカート3522Cは、多関節アームまたは可動搬送機構3522Aも有しており、エンドエフェクタを伸長および退避して処理モジュール3520またはロードロック3516で基板の取り上げまたは取り外しを行う。処理モジュール/ロードポートから基板の取り上げまたは取り外しを行うために、搬送装置3522を所望のモジュール/ポートと位置合わせすることができ、アームを対応するポート3518Oを介して伸長/退避し、モジュール/ポート内部にエンドエフェクタを位置付け、基板を取り上げる/取り外す。
図48に示した搬送装置3522は、典型的な搬送装置であり、リニア支持/駆動レールに支えられるカート3522Cを含む。搬送装置は、すでに援用した米国特許公報第2004/0151562に記載される磁気浮上搬送装置と実質的に類似のものであってよいが、任意の適切な搬送装置を使用することができる。リニア支持/駆動レールは、搬送チャンバの側壁3518Sまたは頂部に取り付けてもよいし、またチャンバを長くしてもよい。こうすることによって、カート3522C、すなわち装置がチャンバを横断することが可能になる。カート3522Cは、アームを支持するフレームを有する。このフレームは、フレームと一緒またはフレームに相対して移動するキャスターマウントまたはプラテン3522Bも支持する。例えば順次同期リニアモータなど、任意の適切なモータによってプラテン3522B、すなわちカート3522Cをレールに沿って駆動することができる。この例示的実施形態では、アームを適切な連係/伝送を介してプラテン3522Bに作動連結し、その結果、プラテン3522Bが駆動モータによって互いに対して相対的に動くとき、アームが伸長または退避するようにする。例えば、伝送を、プラテン3522Bがレールに沿って離れると、アームを左に伸長し、逆に戻って距離が縮まると、アームを左から退避させるように構成することができる。プラテン3522Bをリニアモータで適切に作動させて、アーム3522Aを右へ伸長/右から退避させることもできる。 スライドレール上のプラテン3522Bのリニアモータによる移動の制御、ならびにプラテン3522Bすなわちカート3522Cおよびアームの伸長/退避位置の位置検知を、上述の測位システムを介して実現することが可能である。例えば、例示的プラテン400のような磁性プラテンMPを、各搬送プラテン3522に固定または一体化させ、それによってプラテンMPが発生する磁界を、例えばチャンバ3518の側部に向けさせることができる(図55、ブロック4200)。(複数の)単軸センサ群Q(その各単軸センサ群は、図4、5、および7に示した1つのセンサ群、または図2Aおよび3Aに示したセンサダブレット、または図3Aに関連して上述した個別センサ、またはこれらの任意の組み合わせを含むことができる)を、上述の態様で、チャンバ3518の側部3518Sに沿ってカート3522Cおよび搬送プラテン3522A、3522Bの移動経路沿いに配置することができる。図を見やすくするために図には少数のセンサ群Qしか示していないことに注意されたい。さらに、上述の異なる位置検知システムの任意のものを個別に使用、またはその任意の組み合わせを使用して、カート3522Cの位置を精密に求めることも可能であることにも注意されたい。
コントローラ3590は、単軸センサ群Qを順に走査して、例えばポイント3580に位置するセンサを最初に走査されるセンサとして構成し、カート3522Cの位置をポイント3580を基準に参照して、絶対位置計測が提供されるように構成することができる(図55、ブロック4210)。上述のように、各センサ群Qは、チャンバ3518内において任意の適切な基準点から所定の距離を置いて配置され、それによって磁性プラテンMPが任意のセンサを通過すると、磁性プラテンの位置の概略を得る。磁性プラテンMPすなわちカート3522Cの位置をより精密な判定は、センサの出力を上述のように数学的に処理することによって得られる。この例では、各プラテン3522Bに磁性プラテンMPが含まれているので、各プラテン3522Bの位置を個別に求めることができ、それによって、プラテン3522Bを一斉に1つの方向に駆動し、カート/装置全体を搬送チャンバ3518内部の長手方向に移動させるか、個別に駆動し、カート3522Cが担持するアーム3522Aを伸長または退避させることができる。さらに、カート3522Cのチャンバ壁3518Sに対する位置(例えば、壁とカートとの間隙)を計測し、それに応じて調整することにより、カート3522Cが壁3518S間の所定置で、処理モジュール3520内に基板を正確に載置するのを補助することができることにも注意されたい。
図49は、装置3510とほぼ類似の、別の実施形態の基板処理装置3510’を示している。この実施形態では、搬送チャンバ3518’が2つの搬送装置3622A、3622Bを有している。搬送装置3622A、3622Bは、上述した図48の装置3522と実質的に同じものである。搬送装置3622A、3622Bの両方を、共通の、上記のような一連の長手方向サイドレールで支持してもよい。各装置に対応するカートのプラテンは、同じリニアモータ駆動装置によって駆動してもよい。リニアモータの駆動ゾーンが異なることによって、各カート3622A、3622B上プラテンの個別独立駆動が可能になり、従って、各カート3622A、3622Bの個別独立駆動も可能になる。すなわち、実現しうるものとして、前記のものと類似した態様でリニアモータを使用し、各装置のアームをそれぞれ独立して伸長/退避させることが可能である。しかしながら、この場合、基板搬送装置3622A、3622Bは、別々のスライドシステムを使用しない限り、搬送チャンバで擦れ違うことができない。上述のように、カートの各プラテンには磁性プラテンMPを含むことができ、磁性プラテンMPは、1つまたは複数の単軸センサを含み、チャンバ壁3518S’に固定されるセンサ群Qと相互作用する。この例示的実施形態では、処理モジュールを搬送チャンバ3518’の長さに沿って配置し、その結果、処理モジュール3518’内で搬送装置3622A、3622Bが互いの妨げとなるのを回避する順に処理するように基板を搬送することができる。例えば、コーティング処理モジュールを加熱モジュールの前に配置すること、または冷却モジュールとエッチングモジュールを最後に配置することができる。
しかしながら、搬送チャンバ3518’は、2つの搬送装置の擦れ違いを可能にする別の搬送ゾーン3518A’、3518B’を有してもよい(サイドレール、バイパスレール、またはレールを必要としない磁気浮上型ゾーンと同種のもの)。この場合、他方の搬送ゾーンは、処理モジュールが位置する水平面(1つまたは複数)の上下いずれかに配置することができる。この場合、搬送ゾーン3518A’、3518B’はそれぞれ自ゾーンのセンサ群セットQを有して、搬送ゾーン3518A’、3518B’カートの各ゾーン内の3622A、3622Bの位置をそれぞれ別個に探知することもできる。この実施形態では、搬送装置が、2つのスライドレールを有し、各搬送装置がそれぞれ1つのスライドレールを有する。一方のスライドレールを搬送チャンバの床または側壁に配置して、他方のスライドレールをチャンバの頂部に配置してもよい。代替の実施形態では、リニア駆動システムを使用してカートを同時に駆動し、カートを水平方向および垂直方向に独立可動することができるように懸架し、そうしてカートが互いに独立して基板の引き渡しや移送ができるようにする。センサ群Qを磁性プラテンMPと併用することによって、カート3622A、3622Bが互いの上方/下方を通過するとき、各カートの垂直位置を探知し、搬送機または搬送機が担持する基板に損傷を与えうる衝突を避けることができることに注意されたい。電気巻線を使用する全実施形態では、例えば水蒸気を除去する場合のように、ガス放出のためにチャンバを加熱することが望まれる場合など、これらの巻線を抵抗発熱体として使用することもできる。この場合、各搬送装置は、上記のもの類似した専用のリニア駆動モータまたはカートを備えた専用の駆動ゾーンによって駆動することができる。
次に図52および53を参照すると、他の例示的実施形態により本明細書内に記載した測位システムを組み込んだ、他の基板処理装置が示されている。図52および53からわかるように、これらの実施形態の搬送チャンバは細長く伸ばして、追加処理モジュールを収容する。図52に示した装置は、12の処理モジュールが搬送チャンバに連結され、図53の各装置(2つの装置が図示されている)は、24の処理モジュールが搬送チャンバに連結されている。これらの実施形態に示した処理モジュールの数は、単に例示のためのものであり、前記の装置は、前述したように、任意の数の処理モジュールを有することができる。これらの実施形態の処理モジュールは、上述のものと同様に、搬送チャンバの側部に沿って、デカルト配置で配設されている。ただし、この場合、処理モジュールの列数が大幅に増えている(例えば図52の装置では6列で、図53の各装置は12列である)。図52の実施形態では、EFEMを取り外して、ロードポートを直接ロードロックに係合してもよい。図52および53の装置の搬送チャンバは、ロードロックと処理チャンバとの間で基板を取り扱うために、複数の搬送装置を有する(すなわち、図52では3つの装置、また図53では6つの装置)。図示されている搬送装置の数は単なる例示にすぎず、それよりも多いまたは少ない装置を使用することができる。これらの実施形態の搬送装置は、前述のものとほぼ類似のもので、アームとカートを備え、カートおよびアームの伸長/退避の位置を先に述べた多次元測位システムで探知する。ただし、この場合、カートは、搬送チャンバの側壁のゾーン指定リニアモータ駆動装置から支持される。この場合のリニアモータ駆動装置は、2つの直交軸(すなわち、搬送チャンバの長手方向および搬送チャンバの垂直方向)においてカートの平行移動を提供する。それに応じて、搬送装置は、搬送チャンバ内で擦れ違うことができる。搬送チャンバは、処理モジュール面の上方および/または下方に”通過”エリアまたは搬送エリアを有することができ、搬送装置がそこを経由することによって静止状態の搬送装置(すなわち、処理モジュールでの基板の取り上げ/取り外しをしている)または逆方向への移動を回避することができる。実現しうるものとして、基板搬送装置が、複数の基板搬送装置の移動を制御するコントローラを有している。
さらに図53を参照すると、この場合、基板処理装置3918Aおよび3918Bをツール3900に直接結合することができる。
図49、50、および52−53から実現しうるように、搬送チャンバ3518を任意に延長し、処理施設PF全域を走行させることもできる。図53からわかるように、かつ以下に詳細を説明するように、搬送チャンバを処理施設PF内の、例えば保管ベイ、リソグラフィツールベイ、金属蒸着ツールベイ、または任意の他のツールベイなど、様々なセクションまたはベイ3918A、3918Bに連結および連通させることができる。搬送チャンバ3518に接続するベイを処理ベイまたはプロセス3918A、3918Bとして構成してもよい。各ベイは所望のツール(例えばリソグラフィ、金属蒸着、均熱、洗浄)を有し、半導体ワークピースに所与の製造処理をする。いずれの場合も、搬送チャンバ3518は、前述の通り、施設ベイの様々なツールに対応し、これらに連通接続する処理モジュールを有し、半導体ワークピースのチャンバと処理モジュール間の移送を可能にする。従って、搬送チャンバは、その全長にわたって、搬送チャンバに連結された各種処理モジュールの環境に対応する、大気、真空、超高真空、不活性ガス、または任意の他の環境など、異なる環境条件を含むことができる。従って、所与のプロセスまたはベイ3518A、3518B内、またはそのベイの一部内にあるチャンバのセクション3518P1は、例えば1つの環境条件(大気など)を有し、チャンバの別のセクション3518P2、3518P3は異なる環境条件を有することができる。上述の通り、内部に異なる環境を備えたチャンバのセクション3518P1、3518P2、3518P3は、施設の異なるベイ内にあってもよいし、全てが施設の1つのベイ内にあってもよい。図53は、例示のみを目的として、異なる環境を持つ3つのセクション3518P1、3518P2、3518P3を有するチャンバ3518を示している。この実施形態のチャンバ3518は、任意の数の異なる環境を持つセクションを任意の数だけ有することができる。セクション3918A、3918B、3518P1、3518P2、3518P3のそれぞれに、上述の通り各搬送セクションの壁に沿って配置された、1つまたは複数の単軸センサを含むセンサ群Qを備えてもよい。これらの搬送セクションは、3518P2のようにカート3266Aの高精度な配設を必要としないところでは、図3Aに関連して上述したセンサの構成を使用し、カート3266Aを低コストで精密に探知することができる。代替の実施形態では、本明細書内に記載した例示的測位システムの任意の組み合わせを、搬送セクション3918A、3518P1、3518P2、3518P3のどのセクションに使用してもよい。
図53からわかるように、搬送装置は、装置3622Aと類似のもので(図49も参照)、チャンバ3518内で、内部に異なる環境を持つセクション3518P1、3518P2、3518P3との間を通過することが可能である。よって、図53から実現しうるものとして、搬送装置3622Aは、1回の取り上げで、半導体ワークピースを処理施設の1つのプロセスまたはベイ3518A内のツールからその処理施設の異なるプロセスまたはベイ3518B内の異なる環境を持つ別のツールに移動することができる。例えば、搬送装置3622Aは、基板を処理モジュール3901内で取り上げることができ、この処理モジュールは、搬送チャンバ3518の大気モジュール、リソグラフィ、エッチング、またはセクション3518P1内の任意の他の処理モジュールであってもよい。搬送装置3622Aは次に、図53の矢印X3が指示する方向に、チャンバのセクション3518P1からセクション3518P3へと移動する。セクション3518P3内で、搬送装置3622Aは基板を処理モジュール3902(任意の処理モジュールであってよい)内に載置することができる。
図53から実現しうるものとして、搬送チャンバはモジュール式であってもよく、チャンバのモジュールを任意に接続し、チャンバ3518を形成してもよい。モジュールには、図48の壁3518F、3518Rに類似した内壁3518Iが含まれ、チャンバのセクション3518P1、3518P2、3518P3、3518P4を分離する。内壁3518Iにはスロット弁、または任意の他の適切な弁を含んで、チャンバ3518P1、3518P4の1つのセクションを1つまたは複数の隣接セクションと連通できるようにすることもできる。スロット弁3518Vは、1つまたは複数のカートがこれら弁を介して1つのセクション3518P1、3518P4から別のセクションへ通過できる大きさにすることができる。この方法で、カート3622Aはチャンバ3518全域のどこにでも移動することができる。弁は閉鎖して、チャンバのセクション3518P1、3518P2、3518P3、3518P4を隔離し、異なるセクションが上述のような異種環境を含むことができる。さらに、チャンバモジュールの内壁は、図48に示すようにロードロック3518P4を形成する配置にしてもよい。ロードロック3518P4(図53では例示のために1つだけしか図示していない)は、チャンバ3518内に任意に配置することができ、かつチャンバ内で任意の数のカート3622Aを保持することができる。
次に図54を参照すると、自動搬送システム(AMHS)4120を使用する製造施設のレイアウトの例が示されている。この例示的実施形態では、ワークピースはストッカ4130からAMHSで1つまたは複数の処理ツール4110に搬送される。AMHSは、1つまたは複数の搬送カート4125および搬送軌道4135を組み入れている。搬送軌道4130は任意の適切な軌道であってよい。搬送軌道には、上述のように1つまたは複数の単軸センサを含み、軌道に沿って離間配置するセンサ群Qを含んでもよい。搬送カート4125に、センサ群Qと相互作用する1つまたは複数の磁性プラテンMPを含めて、上述のようにカート4125の位置計測を提供することができる。
実現しうるものとして、位置を計測または探知する被対象物120の位置は、その対象物の各端部近くにあるセンサを使用して探知され、コントローラが同じ搬送経路に沿ってそれぞれ追跡可能な複数対象物を調整し、対象物間の接触を回避させることができる。代替の実施形態では、対象物120は、対象物120の1つの端部のセンサを使用し、対象物の長さを認知して探知することができる。この場合、コントローラは、本明細書に記載した測位システムで取得する対象物の第1の端部の位置を使用して、その対象物の長さを加算または減算し、対象物が占めている搬送経路に沿ったスペースの大きさを求めることができる。
本明細書に記載した例示的実施形態はリニア駆動システムに関して説明しているが、例示的実施形態は回転駆動でも利用可能であることを認識されたい。例えば、本明細書で開示する実施形態を使用して、シリンダ内の対象物の回転速度および軸方向位置を探知しながら、同時に回転対象物とシリンダの1つの壁との間の距離を計測することができる。
本明細書に記載した例示的実施形態は、単軸位置センサを使用して上述のように対象物の多軸位置を求める測位システムを提供する。この測位システムは、第1の軸に沿ってあらゆる長さを計測する一方で、同時に第2および第3の軸に沿った位置を計測することができる。本明細書に記載したこの測位システムは、任意の適切な搬送装置に組み入れることができる。本明細書に記載した実施形態は3軸同時計測として開示しているが、複数の計測システムを組み合わせてそれより多軸を計測することも可能であることを認識されたい。逆に、例示的実施形態を使用し、3つより少ない軸の計測をするように構成することもできる。これらの例示的実施形態によって実現する測位システムは、そのシステム内で、対象物の位置情報を得るために、可動対象物に動力を伝達する必要がない。しかしながら、上述の例示的実施形態は、磁性プラテンが可動対象物に固定されたものとして説明されているが、磁性プラテンは、例えば、実質的に対象物の搬送経路に沿った静止表面に固定して、単軸センサおよび/またはセンサ群を可動対象物に固定してもよいことを認識されたい。
本明細書に記載した例示的実施形態は、個別に使用することも、その任意の組み合わせでも使用できることを理解されたい。また、上記の説明は、これら実施形態の単なる実施例であると理解されたい。様々な代用手段及び変形が、当業者によって本発明から逸脱することなく考案され得る。従って、本実施形態は、添付の特許請求の範囲内に入る、全てのそのような代用手段、変形、および派生物の包含を意図するものである。

Claims (22)

  1. コントローラと、
    可動部と搬送経路とを有し前記コントローラと連通するワークピース搬送機と、
    多次元測位装置であり、モータの少なくとも1つの界生成プラテン、および搬送経路に沿って配置され前記コントローラと連通する少なくとも1つのセンサ群を含み、前記少なくとも1つの界生成プラテンが前記可動部に固着され、位置計測とともに前記可動部を推進させるように構成される多次元測位装置と、を含み、
    前記の少なくとも1つのセンサ群の各センサは、前記少なくとも1つの界生成プラテンによって生成された界を検知することによって生じた1つのみの出力信号を提供するように構成され、前記出力信号は少なくとも1つの界生成プラテンで発生させる検知界内の単軸に沿った前記可動部の移動中に前記搬送経路に沿った前記可動部の変位に対応するばらつきに対応、前記コントローラは、前記の少なくとも1つのセンサ群の各センサに隣接した前記搬送経路に沿って移動する前記可動部の多次元位置を、前記の少なくとも1つのセンサ群内の少なくとも1つのセンサの前記1つのみの出力信号に基づいて算出するように構成され、前記多次元位置は、少なくとも平面位置と、前記ワークピース搬送機と前記の少なくとも1つのセンサ群との間のギャップとを含むことを特徴とする装置。
  2. 前記の少なくとも1つの界生成プラテンが、実質的に歪みのない正弦波磁界を提供するように構成される成形磁石を備える、請求項1に記載の装置。
  3. 前記の少なくとも1つのセンサ群の少なくとも1つが、前記界生成プラテンで発生させる界の、法線方向成分が前記界生成プラテンの表面と直交する、前記法線方向成分を検知するように構成される、請求項1に記載の装置。
  4. 前記の少なくとも1つのセンサ群の少なくとも1つが、前記界生成プラテンで発生させる界の、平行成分が前記界生成プラテンの表面と平行する、前記平行成分を検知するように構成される、請求項1に記載の装置。
  5. 前記の少なくとも1つのセンサ群の少なくとも1つが、センサシングレットを備え、前記の少なくとも1つのセンサ群の別の少なくとも1つがセンサダブレットを備え、前記センサダブレットのセンサによって提供される出力信号が正弦/余弦関係を有する、請求項1に記載の装置。
  6. 前記の少なくとも1つのセンサ群の少なくとも1つがセンサダブレットを備え、前記センサダブレットのセンサによって提供される出力信号が正弦/余弦関係を有する、請求項1に記載の装置。
  7. 前記の少なくとも1つのセンサ群の少なくとも1つが、第1のセンサ対と第2のセンサ対を備え、第1のセンサ対が第2のセンサ対の上方に互い違いの関係に配置される、請求項1に記載の装置。
  8. 前記の少なくとも1つのセンサ群の少なくとも1つが、第1のセンサ対と第2のセンサ対を備え、第1のセンサ対が第2のセンサ対の間で直交関係に配置される、請求項1に記載の装置。
  9. 前記の少なくとも1つのセンサ群が、前記の少なくとも1つの界生成プラテンの近接に位置し、前記の少なくとも1つのセンサ群内のセンサが飽和限界に到達する、請求項1に記載の装置。
  10. 前記コントローラが、前記の少なくとも1つのセンサ群から受信する出力の正弦波周期を調節するように構成され、それによって前記調節後の信号から取得する位置計測が、調整されていない正弦波周期を有する出力から取得する位置計測よりも精密となる、請求項1に記載の前記測位システム。
  11. 搬送システムによって所定領域にわたって搬送される可動対象物の位置を測定する測位システムであって、
    モータの界生成プラテンを含む可動対象物を含み、
    前記界生成プラテンは位置計測と前記可動対象物の推進との両方のために構成され、
    前記測位システムは更に、
    前記界生成プラテンと相互作用するセンサシングレットを含む第1の測位部と、
    前記界生成プラテンと相互作用するセンサ群を含む第2の測位部と、
    前記センサシングレット及びセンサ群に接続され、前記センサシングレット及びセンサ群から位置決定信号を受信して搬送経路に沿って移動する前記可動対象物の多次元位置を算出するように構成されたコントローラと、を含み、
    各センサシングレット及び前記センサ群の各センサは、前記界生成プラテンによって生成された界を検知することによって生じた1つのみの出力信号を提供するように構成され、前記出力信号は前記界生成プラテンよって生成された前記界における単軸に沿った前記可動対象物の搬送中に前記搬送経路に沿った前記可動対象物の変位に対応するばらつきに対応し、
    前記第2の測位部内の位置測定精度は、前記第1の測位部内の位置測定精度よりも高いことを特徴とする測位システム。
  12. 前記測位システムは前記搬送システムと統合され、前記第2の測位部は、複数の第2の測位システムを含み、前記第2の測位システムの各々は前記搬送システムに沿った製造ツールのロケーションに対応し、前記第1の測定部は前記第2の測位システムの各々の間にロケーションが定められていることを特徴とする請求項11に記載の測位システム。
  13. 可動対象物上に配置され、位置計測と前記可動対象物の推進との両方のために構成されたモータの界生成プラテンと、
    所定距離だけ離れた間隔に置かれた複数のセンサと、
    前記複数センサに接続されたコントローラと、を含み、
    前記複数のセンサの各々は、前記界生成プラテンによって生成された界を検知することによって生じた1つのみの正弦出力の信号を作成するように構成され、前記正弦出力の信号は前記界生成プラテンよって生成された当該検知された界における単軸に沿った前記可動対象物の搬送中に搬送経路に沿った前記可動対象物の変位に対応するばらつきに対応し、
    前記コントローラは、前記正弦出力の信号を調整して前記正弦出力の信号の周波数を所定係数で乗算するように構成され、前記測位システムの解像度は前記所定係数と実質的に等しい量で増加されることを特徴とする測位システム。
  14. 前記正弦出力は調整され、前記測位システムの解像度はアナログ領域において増加されることを特徴とする請求項13に記載の測位システム。
  15. 前記コントローラは、前記可動対象物の多次元位置を前記正弦出力に基づいて決定するように構成され、前記多次元位置はギャップ測定値を含むことを特徴とする請求項13に記載の測位システム。
  16. 位置測位と、モータの界生成プラテンに取り付けられた対象物の推進との両方のために構成された前記界生成プラテンによって界を生成するステップと、
    1次元配列センサの各センサによって前記界における単一軸に沿った前記対象物の搬送中に搬送経路に沿った前記対象物の変位に対応するばらつきを検知するステップと、
    前記界生成プラテンによって生成された界を検知することによって生じた、前記1次元配列センサの各センサの1つのみの出力から、前記対象物の少なくとも3次元位置を決定するステップと、を含み、
    前記少なくとも3次元位置は、前記搬送経路に沿って移動する前記界生成プラテンと前記1次元配列センサのセンサとの間のギャップを含むことを特徴とする方法。
  17. 前記界は磁石の配列よって生成され、各磁石は実質的に歪められていない正弦磁場を提供するように構成された形状を有することを特徴とする請求項16記載の方法。
  18. 前記1次元配列センサは、複数のセンサ群を含み、前記3次元位置を決定するステップは、第1の運動軸及び第2の運動軸に沿った前記対象物のロケーションを、前記複数のセンサ群からの各軸に沿った出力信号間の比率の逆正接を得ることによって決定するステップであり、前記第1の運動軸は前記第2の運動軸とは異なり、前記各軸に沿った出力信号は正弦/余弦関係を有し、前記逆正接の値は、前記界生成プラテンの磁気ピッチに沿った距離に比例しているステップと、
    第3の運動軸に沿った前記対象物のロケーションを、前記複数のセンサ群からの出力信号の自乗和の平方根を得ることによって決定するステップであり、前記第3の運動軸は、前記第1の及び第2の運動軸に対して実質的に直交し、前記自乗和の平方根は、前記界生成プラテンと前記複数のセンサ群におけるセンサとの間の距離に比例していることを特徴とするステップと、を含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  19. 前記界における単一軸に沿ったばらつきを検出するステップは、前記界の法線方向成分を検出するステップであり、前記法線方向成分が前記界生成プラテンの表面に対して実質的に法線方向にあるステップか、又は、前記界の平行方向成分を検知するステップであり、前記平行方向成分が前記界生成プラテンの前記表面に対して実質的に平行方向にあるステップを含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  20. 前記1次元配列センサ列の各センサを順番に出力のために走査することによって、前記界生成プラテンの位置が前記1次元配列センサ列の走査されたセンサのうちの最初の1つに戻って参照されて絶対的な位置測定を提供するステップを更に含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  21. 前記1次元配列センサ列の各センサの1つのみの出力は正弦出力であり、前記正弦出力の期間を各センサ毎に調整するステップを更に含み、前記調整された出力から得られる位置測定値が、無調整の正弦期間を有する出力から得られる位置測定値よりも精確であることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  22. 前記センサの各々は前記センサの飽和限界に達し、前記センサによって生成され飽和された信号を合計して、位相シフトされた実質的に鋸歯状にされた信号を生成するステップを更に含み、前記鋸歯状にされた信号は、非飽和信号の場合の波周期、変化率及びセンサ解像度に比して、前記界に対するセンサ応答に関するより高い変化率及び高められたセンサ解像度を可能とするより短い波周期を有することを特徴とする請求項16に記載の方法。
JP2010515199A 2007-06-27 2008-06-27 多次元位置センサ Active JP5663304B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US94654207P 2007-06-27 2007-06-27
US60/946,542 2007-06-27
US12/163,716 2008-06-27
PCT/US2008/068661 WO2009003186A1 (en) 2007-06-27 2008-06-27 Multiple dimension position sensor
US12/163,716 US8129984B2 (en) 2007-06-27 2008-06-27 Multiple dimension position sensor

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011517766A JP2011517766A (ja) 2011-06-16
JP5663304B2 true JP5663304B2 (ja) 2015-02-04

Family

ID=40186060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010515199A Active JP5663304B2 (ja) 2007-06-27 2008-06-27 多次元位置センサ

Country Status (5)

Country Link
US (2) US8129984B2 (ja)
JP (1) JP5663304B2 (ja)
KR (2) KR101659931B1 (ja)
CN (1) CN102007366B (ja)
WO (1) WO2009003186A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220115067A (ko) * 2021-02-09 2022-08-17 아사히 가세이 일렉트로닉스 가부시끼가이샤 위치 검출 장치, 위치 검출 시스템, 위치 검출 방법 및 위치 검출 프로그램

Families Citing this family (114)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5663304B2 (ja) 2007-06-27 2015-02-04 ブルックス オートメーション インコーポレイテッド 多次元位置センサ
US9752615B2 (en) 2007-06-27 2017-09-05 Brooks Automation, Inc. Reduced-complexity self-bearing brushless DC motor
US8659205B2 (en) 2007-06-27 2014-02-25 Brooks Automation, Inc. Motor stator with lift capability and reduced cogging characteristics
US7834618B2 (en) 2007-06-27 2010-11-16 Brooks Automation, Inc. Position sensor system
US8823294B2 (en) 2007-06-27 2014-09-02 Brooks Automation, Inc. Commutation of an electromagnetic propulsion and guidance system
US8283813B2 (en) 2007-06-27 2012-10-09 Brooks Automation, Inc. Robot drive with magnetic spindle bearings
KR20100056468A (ko) 2007-07-17 2010-05-27 브룩스 오토메이션 인코퍼레이티드 챔버 벽들에 일체화된 모터들을 갖는 기판 처리 장치
TWI615337B (zh) 2009-04-10 2018-02-21 辛波提克有限責任公司 自動化貨箱儲存系統及處理被建構成托板化負荷以在儲存設施往返運送的貨箱之方法
FR2952430B1 (fr) 2009-11-06 2012-04-27 Moving Magnet Technologies M M T Capteur de position magnetique bidirectionnel a rotation de champ
JP5077717B2 (ja) * 2010-04-12 2012-11-21 村田機械株式会社 磁極検出システム
GB201011349D0 (en) * 2010-07-06 2010-08-18 Rolls Royce Plc Axial displacement and rotational speed monitoring
JP5146855B2 (ja) * 2010-08-09 2013-02-20 村田機械株式会社 天井走行車システム
US10822168B2 (en) 2010-12-15 2020-11-03 Symbotic Llc Warehousing scalable storage structure
US8694152B2 (en) 2010-12-15 2014-04-08 Symbotic, LLC Maintenance access zones for storage and retrieval systems
US9008884B2 (en) 2010-12-15 2015-04-14 Symbotic Llc Bot position sensing
US9475649B2 (en) 2010-12-15 2016-10-25 Symbolic, LLC Pickface builder for storage and retrieval systems
DE102011006424A1 (de) * 2011-03-30 2012-10-04 Dr. Johannes Heidenhain Gmbh Positionsmesseinrichtung
TWI622540B (zh) 2011-09-09 2018-05-01 辛波提克有限責任公司 自動化儲存及取放系統
KR101829030B1 (ko) 2011-10-27 2018-03-29 더 유니버시티 오브 브리티쉬 콜롬비아 변위 장치 및 변위 장치의 제조, 사용 그리고 제어를 위한 방법
CN102607388B (zh) * 2012-02-17 2014-09-24 清华大学 平面电机动子位移测量装置及方法
CA2866937A1 (en) * 2012-03-23 2013-09-26 Pacific Rim Engineered Products (1987) Ltd. Gear engagement mechanism for transmissions and related methods
CN103885008B (zh) * 2012-12-19 2016-08-10 京元电子股份有限公司 磁力量测方法
US9018942B2 (en) * 2013-01-11 2015-04-28 Bourns, Inc. Position measurement using a variable flux collector
US20140260868A1 (en) * 2013-03-15 2014-09-18 Dienes Corporation Usa Slitting Machine
TWI642028B (zh) 2013-03-15 2018-11-21 辛波提克有限責任公司 具有整合式受保護的人員接觸區及遠端漫遊機關機之運送系統及自動化儲存和取放系統
WO2014145437A1 (en) 2013-03-15 2014-09-18 Symbotic Llc Automated storage and retrieval system with integral secured personnel access zones and remote rover shutdown
TWI594933B (zh) 2013-03-15 2017-08-11 辛波提克有限責任公司 自動化貯藏及取放系統
KR101428971B1 (ko) * 2013-03-21 2014-08-13 숭실대학교산학협력단 변위 측정 장치
US9322635B2 (en) 2013-07-08 2016-04-26 Emerson Process Management, Valve Automation, Inc. Absolute positions detectors
DE102013019168B4 (de) * 2013-08-02 2015-11-12 Hahn-Schickard-Gesellschaft für angewandte Forschung e.V. Sensor zum anzeigen einer position oder einer positionsänderung eines kopplungselementes und verfahren zum betrieb des sensors
JP6373992B2 (ja) 2013-08-06 2018-08-15 ザ・ユニバーシティ・オブ・ブリティッシュ・コロンビア 変位デバイスおよび方法とそれに関連付けられた運動を検出し推定するための装置
DE102013215947A1 (de) * 2013-08-13 2015-02-19 Zf Friedrichshafen Ag Sensor und Verfahren zum Erfassen einer Position in zwei Raumrichtungen
CN105705441B (zh) 2013-09-13 2018-04-10 西姆伯蒂克有限责任公司 自主运输车、存储和取回系统及在该系统内传递拣选面的方法
KR102136850B1 (ko) 2013-11-12 2020-07-22 삼성전자 주식회사 깊이 센서, 및 이의 동작 방법
JP2016537948A (ja) 2013-11-13 2016-12-01 ブルックス オートメーション インコーポレイテッド 密封スイッチトリラクタンスモータ
TWI695447B (zh) 2013-11-13 2020-06-01 布魯克斯自動機械公司 運送設備
WO2015073647A1 (en) 2013-11-13 2015-05-21 Brooks Automation, Inc. Sealed robot drive
JP6679482B2 (ja) 2013-11-13 2020-04-15 ブルックス オートメーション インコーポレイテッド ブラシレス電気機械の制御方法および装置
KR101449873B1 (ko) 2013-11-29 2014-10-13 숭실대학교산학협력단 변위 측정 장치
FR3018014B1 (fr) * 2014-02-24 2016-03-25 Lohr Electromecanique Machine synchrone equipee d'un capteur de position angulaire
US9853837B2 (en) 2014-04-07 2017-12-26 Lockheed Martin Corporation High bit-rate magnetic communication
US9824597B2 (en) 2015-01-28 2017-11-21 Lockheed Martin Corporation Magnetic navigation methods and systems utilizing power grid and communication network
US9910105B2 (en) 2014-03-20 2018-03-06 Lockheed Martin Corporation DNV magnetic field detector
US10088336B2 (en) 2016-01-21 2018-10-02 Lockheed Martin Corporation Diamond nitrogen vacancy sensed ferro-fluid hydrophone
US9541610B2 (en) 2015-02-04 2017-01-10 Lockheed Martin Corporation Apparatus and method for recovery of three dimensional magnetic field from a magnetic detection system
US9845153B2 (en) 2015-01-28 2017-12-19 Lockheed Martin Corporation In-situ power charging
US10012704B2 (en) 2015-11-04 2018-07-03 Lockheed Martin Corporation Magnetic low-pass filter
US9614589B1 (en) 2015-12-01 2017-04-04 Lockheed Martin Corporation Communication via a magnio
US9829545B2 (en) 2015-11-20 2017-11-28 Lockheed Martin Corporation Apparatus and method for hypersensitivity detection of magnetic field
US9910104B2 (en) 2015-01-23 2018-03-06 Lockheed Martin Corporation DNV magnetic field detector
US9638821B2 (en) 2014-03-20 2017-05-02 Lockheed Martin Corporation Mapping and monitoring of hydraulic fractures using vector magnetometers
US10338162B2 (en) 2016-01-21 2019-07-02 Lockheed Martin Corporation AC vector magnetic anomaly detection with diamond nitrogen vacancies
US10168393B2 (en) 2014-09-25 2019-01-01 Lockheed Martin Corporation Micro-vacancy center device
AU2015240513B2 (en) * 2014-04-03 2019-04-18 Evolv Technologies, Inc. Feature extraction for radar
WO2015157290A1 (en) 2014-04-07 2015-10-15 Lockheed Martin Corporation Energy efficient controlled magnetic field generator circuit
WO2015179962A1 (en) 2014-05-30 2015-12-03 The University Of British Columbia Displacement devices and methods for fabrication, use and control of same
EP3584913B1 (en) 2014-06-07 2023-08-02 The University of British Columbia Systems for controllably moving multiple moveable stages in a displacement device
WO2015188281A1 (en) 2014-06-14 2015-12-17 The University Of British Columbia Displacement devices, moveable stages for displacement devices and methods for fabrication, use and control of same
JP2016109539A (ja) * 2014-12-05 2016-06-20 Kyb株式会社 ストロークセンサ
KR20170108055A (ko) 2015-01-23 2017-09-26 록히드 마틴 코포레이션 자기 검출 시스템에서의 고감도 자력 측정 및 신호 처리를 위한 장치 및 방법
GB2550809A (en) 2015-02-04 2017-11-29 Lockheed Corp Apparatus and method for estimating absolute axes' orientations for a magnetic detection system
EP3253601B1 (en) 2015-02-06 2021-05-26 Bourns, Inc. Vehicle chassis level sensor
CN104764394B (zh) * 2015-04-02 2017-08-25 三峡大学 轴孔参数测量装置
CN104949607A (zh) * 2015-05-25 2015-09-30 苏州森特克测控技术有限公司 一种传感器及应用该传感器的洗衣机
CN107852082B (zh) 2015-07-06 2020-05-26 不列颠哥伦比亚大学 用于在位移装置上可控制地移动一个或多个可移动台的方法和系统
BR112017013784A2 (pt) * 2015-07-08 2018-03-13 MEDVEDEVA, Marina Vladimirovna método de medição de deslocamento de um objeto
WO2017087013A1 (en) 2015-11-20 2017-05-26 Lockheed Martin Corporation Apparatus and method for closed loop processing for a magnetic detection system
WO2017123261A1 (en) 2016-01-12 2017-07-20 Lockheed Martin Corporation Defect detector for conductive materials
WO2017127097A1 (en) 2016-01-21 2017-07-27 Lockheed Martin Corporation Magnetometer with a light emitting diode
WO2017127081A1 (en) 2016-01-21 2017-07-27 Lockheed Martin Corporation Diamond nitrogen vacancy sensor with circuitry on diamond
AU2016387312A1 (en) 2016-01-21 2018-09-06 Lockheed Martin Corporation Magnetometer with light pipe
AU2016388316A1 (en) 2016-01-21 2018-09-06 Lockheed Martin Corporation Diamond nitrogen vacancy sensor with common RF and magnetic fields generator
WO2017127090A1 (en) 2016-01-21 2017-07-27 Lockheed Martin Corporation Higher magnetic sensitivity through fluorescence manipulation by phonon spectrum control
WO2017127096A1 (en) 2016-01-21 2017-07-27 Lockheed Martin Corporation Diamond nitrogen vacancy sensor with dual rf sources
DE102016002488B3 (de) * 2016-03-03 2017-08-03 Tdk-Micronas Gmbh Positionsbestimmungseinheit
DE102016002487B3 (de) * 2016-03-03 2017-08-03 Tdk-Micronas Gmbh Positionsbestimmungssensoreinheit
US10371765B2 (en) 2016-07-11 2019-08-06 Lockheed Martin Corporation Geolocation of magnetic sources using vector magnetometer sensors
US10281550B2 (en) 2016-11-14 2019-05-07 Lockheed Martin Corporation Spin relaxometry based molecular sequencing
US10571530B2 (en) 2016-05-31 2020-02-25 Lockheed Martin Corporation Buoy array of magnetometers
US10145910B2 (en) 2017-03-24 2018-12-04 Lockheed Martin Corporation Photodetector circuit saturation mitigation for magneto-optical high intensity pulses
US10408890B2 (en) 2017-03-24 2019-09-10 Lockheed Martin Corporation Pulsed RF methods for optimization of CW measurements
US10330744B2 (en) 2017-03-24 2019-06-25 Lockheed Martin Corporation Magnetometer with a waveguide
US10345396B2 (en) 2016-05-31 2019-07-09 Lockheed Martin Corporation Selected volume continuous illumination magnetometer
US10677953B2 (en) 2016-05-31 2020-06-09 Lockheed Martin Corporation Magneto-optical detecting apparatus and methods
US10345395B2 (en) 2016-12-12 2019-07-09 Lockheed Martin Corporation Vector magnetometry localization of subsurface liquids
US10317279B2 (en) 2016-05-31 2019-06-11 Lockheed Martin Corporation Optical filtration system for diamond material with nitrogen vacancy centers
US10274550B2 (en) 2017-03-24 2019-04-30 Lockheed Martin Corporation High speed sequential cancellation for pulsed mode
US10228429B2 (en) 2017-03-24 2019-03-12 Lockheed Martin Corporation Apparatus and method for resonance magneto-optical defect center material pulsed mode referencing
US10527746B2 (en) 2016-05-31 2020-01-07 Lockheed Martin Corporation Array of UAVS with magnetometers
US10338163B2 (en) 2016-07-11 2019-07-02 Lockheed Martin Corporation Multi-frequency excitation schemes for high sensitivity magnetometry measurement with drift error compensation
US10359479B2 (en) 2017-02-20 2019-07-23 Lockheed Martin Corporation Efficient thermal drift compensation in DNV vector magnetometry
US20170343621A1 (en) 2016-05-31 2017-11-30 Lockheed Martin Corporation Magneto-optical defect center magnetometer
WO2018023736A1 (en) * 2016-08-05 2018-02-08 SZ DJI Technology Co., Ltd. System and method for positioning a movable object
US10734912B2 (en) * 2016-08-24 2020-08-04 Beckhoff Automation Gmbh Stator device for a linear motor, linear drive system, and method for operating a stator device
EP3311963A1 (de) * 2016-10-21 2018-04-25 Bystronic Laser AG Positionierbare roboterzelle, fertigungseinrichtung mit einer fertigungsvorrichtung und mit positionierbare roboterzelle sowie verfahren zum betrieb einer solchen positionierbaren roboterzelle
US10459041B2 (en) 2017-03-24 2019-10-29 Lockheed Martin Corporation Magnetic detection system with highly integrated diamond nitrogen vacancy sensor
US10379174B2 (en) 2017-03-24 2019-08-13 Lockheed Martin Corporation Bias magnet array for magnetometer
US10371760B2 (en) 2017-03-24 2019-08-06 Lockheed Martin Corporation Standing-wave radio frequency exciter
US10338164B2 (en) 2017-03-24 2019-07-02 Lockheed Martin Corporation Vacancy center material with highly efficient RF excitation
EP3410075B1 (en) * 2017-05-30 2020-10-07 MEAS France Temperature compensation for magnetic field sensing devices and a magnetic field sensing device using the same
CN107160397B (zh) * 2017-06-09 2023-07-18 浙江立镖机器人有限公司 机器人行走的模块地标、地标及其机器人
CN111095474B (zh) * 2017-09-15 2022-03-22 株式会社日立高新技术 离子铣削装置
CN109459022A (zh) * 2017-11-07 2019-03-12 云南昆船智能装备有限公司 一种可自由阵列组合的新型磁导航定位传感器
DE102018105118A1 (de) * 2018-03-06 2019-09-12 Dunkermotoren Gmbh Linearmotor und Betriebsverfahren hierfür
JP2019158848A (ja) * 2018-03-16 2019-09-19 富士電機株式会社 絶対位置情報検出装置、及び、絶対位置情報検出装置の制御方法
US11163024B2 (en) * 2018-04-05 2021-11-02 Mando Corporation Non-contact linear position sensor utilizing magnetic fields
FR3082615B1 (fr) 2018-06-15 2020-10-16 Electricfil Automotive Methode de determination d'une position angulaire relative entre deux pieces
FR3087256B1 (fr) 2018-10-15 2020-10-30 Electricfil Automotive Methode et systeme capteur de determination d'une position angulaire relative entre deux pieces, et procede de fabrication d'un corps magnetique
US11573072B2 (en) 2018-12-13 2023-02-07 Analog Devices International Unlimited Company Magnetic position determination systems and methods
CN109951048A (zh) * 2019-04-01 2019-06-28 哈尔滨工业大学 一种长初级永磁直线同步电机位置信号检测装置
CN110045316B (zh) * 2019-04-10 2022-07-01 中国电力科学研究院有限公司 一种减小固有误差影响的互感器误差校验方法及系统
NO20211531A1 (en) * 2019-07-31 2021-12-16 Halliburton Energy Services Inc Magnetic position indicator
KR102533280B1 (ko) * 2021-01-07 2023-05-16 하이윈 마이크로시스템 코포레이션 선형 운동 시스템의 위치 측정 기구 및 이의 측정 방법
US11774521B2 (en) 2021-01-20 2023-10-03 Hiwin Mikrosystem Corp. Position measuring mechanism and measuring method of linear motion system

Family Cites Families (301)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2564221A (en) * 1948-01-22 1951-08-14 Bailey Meter Co Electromagnetic motion responsive device
US3205485A (en) * 1960-10-21 1965-09-07 Ti Group Services Ltd Screening vane electro-mechanical transducer
US3560774A (en) 1968-12-16 1971-02-02 Raymond R Reeves Rotary stepping motor with eccentric rotor
DE2102020A1 (de) 1971-01-16 1972-09-21 Luc J Klebeverfahren, Einrichtungen zur Durchfuhrung des Verfahrens und Anwen düngen des Verfahrens
US3860843A (en) 1970-06-26 1975-01-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd Rotating electric machine with reduced cogging
US3697992A (en) 1970-07-09 1972-10-10 Us Navy Servo compensation for inertia change
US3750151A (en) 1971-08-25 1973-07-31 H Dill Three-phase rotating ring display
DE2603882A1 (de) 1976-02-02 1977-08-04 Gutehoffnungshuette Sterkrade Schnellaufendes rotationssystem
US4210865A (en) * 1977-12-12 1980-07-01 Chaika Leopold I Position sensor of linearly moving bodies
DE2847930A1 (de) 1978-11-04 1980-05-14 Teldix Gmbh Magnetische lagereinrichtung
US4547678A (en) 1980-01-11 1985-10-15 Califone International, Inc. Hybrid electric vehicle control methods and devices
US4360753A (en) 1980-05-08 1982-11-23 Shannon E Paul Motor having concentric ring rotor
JPS57135917U (ja) * 1981-02-20 1982-08-25
JPS5856912B2 (ja) * 1981-04-06 1983-12-17 株式会社 マコメ研究所 2次元磁気スケ−ル装置
JPH0646036B2 (ja) 1982-11-19 1994-06-15 セイコー電子工業株式会社 軸流分子ポンプ
JPS59108193A (ja) 1982-12-13 1984-06-22 株式会社日立製作所 磁気的に位置を検出する装置
US4659991A (en) 1983-03-31 1987-04-21 Ndt Technologies, Inc. Method and apparatus for magnetically inspecting elongated objects for structural defects
GB2140042B (en) 1983-05-20 1988-06-08 Rieter Ag Maschf Open-end yarn piecer
EP0129731A1 (en) 1983-06-15 1985-01-02 The Perkin-Elmer Corporation Wafer handling system
JPS60170702A (ja) * 1984-02-16 1985-09-04 S G:Kk 直線位置検出装置及び該装置におけるロツド部の製造方法
US4717874A (en) * 1984-02-10 1988-01-05 Kabushiki Kaisha Sg Reluctance type linear position detection device
US4628499A (en) 1984-06-01 1986-12-09 Scientific-Atlanta, Inc. Linear servoactuator with integrated transformer position sensor
JPH0684881B2 (ja) * 1984-11-16 1994-10-26 株式会社マコメ研究所 多重磁気検出スイッチ
DE3610479A1 (de) 1986-03-27 1987-10-01 Vacuumschmelze Gmbh Magnetischer wegsensor
JPS62232501A (ja) * 1986-04-01 1987-10-13 Bridgestone Corp 磁気式車高測定装置
JPS62289725A (ja) * 1986-06-10 1987-12-16 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 磁電変換装置
US5080549A (en) 1987-05-11 1992-01-14 Epsilon Technology, Inc. Wafer handling system with Bernoulli pick-up
US5003260A (en) 1987-05-28 1991-03-26 Auchterlonie Richard C Inductive position sensor having plural phase windings on a support and a displaceable phase sensing element returning a phase indicating signal by electromagnetic induction to eliminate wire connections
US4874998A (en) 1987-06-11 1989-10-17 International Business Machines Corporation Magnetically levitated fine motion robot wrist with programmable compliance
DE3808331A1 (de) 1988-03-12 1989-09-28 Kernforschungsanlage Juelich Magnetische lagerung mit permanentmagneten zur aufnahme der radialen lagerkraefte
JP2852747B2 (ja) 1988-03-18 1999-02-03 セイコー精機株式会社 内面研削盤
JPH0236313A (ja) * 1988-07-26 1990-02-06 Fanuc Ltd 磁気式エンコーダの隙間調整方法
US4922197A (en) 1988-08-01 1990-05-01 Eaton Corporation High resolution proximity detector employing magnetoresistive sensor disposed within a pressure resistant enclosure
SE468589B (sv) 1988-11-10 1993-02-15 Spirac Engineering Ab Spiraltransportoer
US5210490A (en) 1989-01-11 1993-05-11 Nartron Corporation Linear position sensor having coaxial or parallel primary and secondary windings
US5124863A (en) 1989-06-27 1992-06-23 Canon Denshi Kabushiki Kaisha Disk drive device having reduced thickness
US5015998A (en) 1989-08-09 1991-05-14 Kollmorgen Corporation Null seeking position sensor
JPH0374164A (ja) 1989-08-14 1991-03-28 Hitachi Ltd 電動機
DE3931661A1 (de) 1989-08-25 1991-04-04 Leybold Ag Magnetgelagerte vakuumpumpe
NL8902471A (nl) 1989-10-05 1991-05-01 Philips Nv Tweetraps positioneerinrichting.
DE69027273T2 (de) 1989-10-20 1997-01-23 Applied Materials Inc Biaxialer Roboter mit magnetischer Kupplung
US4992733A (en) 1989-11-17 1991-02-12 Visi-Trak Corporation Position sensing transducer having a circular magnet with an integral flux distorting member and two magnetic field sensors
US5204621A (en) 1990-02-08 1993-04-20 Papst-Motoren Gmbh & Co. Kg Position sensor employing a soft magnetic core
JPH03125212U (ja) * 1990-03-30 1991-12-18
US5202695A (en) 1990-09-27 1993-04-13 Sperry Marine Inc. Orientation stabilization by software simulated stabilized platform
WO1992012438A1 (fr) 1990-12-28 1992-07-23 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Detecteur magnetique et structure de son montage
US5252870A (en) 1991-03-01 1993-10-12 Jacobsen Stephen C Magnetic eccentric motion motor
JPH04333421A (ja) * 1991-05-02 1992-11-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 磁気浮上体の位置検出装置
DE69206872T2 (de) 1991-05-08 1996-07-25 Koyo Seiko Co Magnetische Antriebsvorrichtung
JPH04364752A (ja) * 1991-06-12 1992-12-17 Toshiba Corp 半導体基板処理システム
US5314868A (en) 1991-08-06 1994-05-24 Koyo Seiko Co., Ltd. Bearing device
US5285154A (en) 1991-10-15 1994-02-08 Eldec Corporation Saturable core proximity sensor aligned perpendicular to a magnet target having a plate and a non-magnetic metal housing
US5351004A (en) 1991-10-15 1994-09-27 Eldec Corporation Saturable core proximity sensor including a flux director and a magnetic target element
JP3347766B2 (ja) * 1992-06-08 2002-11-20 日本トムソン株式会社 リニアエンコーダ及びこれを具備した案内ユニット
JPH05346322A (ja) * 1992-06-15 1993-12-27 Okuma Mach Works Ltd 位置検出方法
FR2696057B1 (fr) 1992-09-22 1997-06-13 Aerospatiale Moteur-couple allonge et dispositif de commande en debattement angulaire le comportant.
FR2695968B1 (fr) 1992-09-22 1994-12-23 Aerospatiale Dispositif à palier magnétique et à butée mécanique pour le positionnement d'un corps tournant par rapport à un corps statorique.
EP0591706B1 (de) 1992-10-06 2002-04-24 Unaxis Balzers Aktiengesellschaft Kammer für den Transport von Werkstücken
US5469053A (en) * 1992-11-02 1995-11-21 A - Tech Corporation E/U core linear variable differential transformer for precise displacement measurement
US5334892A (en) 1992-12-22 1994-08-02 Anorad Corporation Positioning device for planar positioning
US5386738A (en) 1992-12-22 1995-02-07 Honeywell Inc. Direct torque control moment gyroscope
JP3189464B2 (ja) 1993-02-19 2001-07-16 株式会社デンソー 回転位置検出装置
JP3147568B2 (ja) 1993-03-05 2001-03-19 アイシン精機株式会社 アクチュエータのショックアブソーバへの固定構造
JP3135410B2 (ja) 1993-04-14 2001-02-13 光洋精工株式会社 磁気軸受装置
DE69415517T3 (de) 1993-04-16 2005-03-17 Brooks Automation, Inc., Lowell Handhabungseinrichtung mit gelenkarm
JP2576763B2 (ja) * 1993-07-09 1997-01-29 日本電気株式会社 強磁性磁気抵抗素子
JP2740893B2 (ja) 1993-11-01 1998-04-15 日本サーボ株式会社 永久磁石式ステッピングモータ
AT407196B (de) 1993-11-17 2001-01-25 Amo Automatisierung Messtechni Positionsmelder für automatisierung
JP3396525B2 (ja) * 1993-12-08 2003-04-14 サンクス株式会社 導電体の位置検出方法及び電子部品のリード検査装置
DE4342539A1 (de) 1993-12-14 1995-06-22 Skf Textilmasch Komponenten Schaftloser Spinnrotor einer Offenend-Spinnmaschine
US5444368A (en) 1994-01-10 1995-08-22 H. Magnetic Corp. Differential reactance permanent magnet position transducer
US5642298A (en) 1994-02-16 1997-06-24 Ade Corporation Wafer testing and self-calibration system
US6989647B1 (en) 1994-04-01 2006-01-24 Nikon Corporation Positioning device having dynamically isolated frame, and lithographic device provided with such a positioning device
AU2686995A (en) 1994-06-01 1995-12-21 Stridsberg Innovation Ab Position transducer
US5801721A (en) 1994-09-09 1998-09-01 Signtech U.S.A. Ltd. Apparatus for producing an image on a first side of a substrate and a mirror image on a second side of the substrate
US5589769A (en) 1994-09-30 1996-12-31 Honeywell Inc. Position detection apparatus including a circuit for receiving a plurality of output signal values and fitting the output signal values to a curve
US5753991A (en) 1994-12-02 1998-05-19 Hydro-Quebec Multiphase brushless AC electric machine
EP0792420B1 (de) 1994-12-02 1998-07-22 Sulzer Electronics AG Verfahren zur kompensation von periodischen rüttelkräften in einer elektrischen drehfeldmaschine
JPH08168232A (ja) * 1994-12-08 1996-06-25 Fanuc Ltd リニアエンコーダ装置
US5568048A (en) 1994-12-14 1996-10-22 General Motors Corporation Three sensor rotational position and displacement detection apparatus with common mode noise rejection
US6246233B1 (en) 1994-12-30 2001-06-12 Northstar Technologies Inc. Magnetoresistive sensor with reduced output signal jitter and temperature compensation
US6100618A (en) 1995-04-03 2000-08-08 Sulzer Electronics Ag Rotary machine with an electromagnetic rotary drive
US5741113A (en) 1995-07-10 1998-04-21 Kensington Laboratories, Inc. Continuously rotatable multiple link robot arm mechanism
DE19529038A1 (de) 1995-08-08 1997-02-13 Pfeiffer Vacuum Gmbh Magnetlager für einen Rotor
US5924975A (en) 1995-08-30 1999-07-20 International Business Machines Corporation Linear pump
GB2305022B (en) 1995-09-05 2000-04-26 Switched Reluctance Drives Ltd Starting a single-phase reluctance motor
JP3235708B2 (ja) * 1995-09-28 2001-12-04 株式会社ダイフク リニアモータ利用の搬送設備
EP0795463A4 (en) 1995-10-17 2000-01-12 Seiko Epson Corp DETECTION DEVICE, DEVICE PROVIDING A DRIVE FORCE USING SAID DEVICE AND ZERO-ADJUSTMENT DEVICE FOR A TORQUE DETECTOR IN THE DEVICE PROVIDING A DRIVE FORCE
US5818137A (en) 1995-10-26 1998-10-06 Satcon Technology, Inc. Integrated magnetic levitation and rotation system
US6299404B1 (en) 1995-10-27 2001-10-09 Brooks Automation Inc. Substrate transport apparatus with double substrate holders
US5830272A (en) 1995-11-07 1998-11-03 Sputtered Films, Inc. System for and method of providing a controlled deposition on wafers
US5670876A (en) 1995-11-14 1997-09-23 Fisher Controls International, Inc. Magnetic displacement sensor including first and second flux paths wherein the first path has a fixed reluctance and a sensor disposed therein
US5633545A (en) 1995-12-06 1997-05-27 International Business Machines Corporation Disk drive in-hub radial-gap spindle motor with coils generating axial fields
JP3740770B2 (ja) 1995-12-28 2006-02-01 日本精工株式会社 密閉型アクチュエ−タ
JPH09261943A (ja) * 1996-03-22 1997-10-03 Nippon Thompson Co Ltd リニアモータ駆動装置
JP2993634B2 (ja) * 1996-05-01 1999-12-20 鹿島建設株式会社 地下掘削機位置の精密検出方法
US6074180A (en) 1996-05-03 2000-06-13 Medquest Products, Inc. Hybrid magnetically suspended and rotated centrifugal pumping apparatus and method
JPH09319727A (ja) 1996-05-31 1997-12-12 Hitachi Ltd データプロセッサ及びデータ処理システム
US6015272A (en) 1996-06-26 2000-01-18 University Of Pittsburgh Magnetically suspended miniature fluid pump and method of designing the same
US6244835B1 (en) 1996-06-26 2001-06-12 James F. Antaki Blood pump having a magnetically suspended rotor
FR2750748B1 (fr) 1996-07-05 1998-11-20 Aerospatiale Palier magnetique actif longitudinalement et transversalement
US7087143B1 (en) 1996-07-15 2006-08-08 Semitool, Inc. Plating system for semiconductor materials
CA2213810C (en) 1996-08-29 2006-06-06 Lewis Dale Pennington Benzo¬b|thiophene compounds, intermediates, processes, compositions and methods
JP3550465B2 (ja) 1996-08-30 2004-08-04 株式会社日立製作所 ターボ真空ポンプ及びその運転方法
WO1998021552A1 (de) 1996-11-14 1998-05-22 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kg Anordnungen zum erfassen einer rotatorischen oder translatorischen bewegung
US5838121A (en) 1996-11-18 1998-11-17 Applied Materials, Inc. Dual blade robot
DE19652562C2 (de) 1996-12-17 1999-07-22 Heidenhain Gmbh Dr Johannes Positionsmeßeinrichtung
JPH10184685A (ja) 1996-12-25 1998-07-14 Fuji Xerox Co Ltd 磁気軸受
US5841274A (en) * 1997-01-29 1998-11-24 Mitutoyo Corporation Induced current absolute position transducer using a code-track-type scale and read head
JP3757016B2 (ja) 1997-02-20 2006-03-22 ローツェ株式会社 ハンドリング用ロボット
JPH10270535A (ja) 1997-03-25 1998-10-09 Nikon Corp 移動ステージ装置、及び該ステージ装置を用いた回路デバイス製造方法
US5886432A (en) 1997-04-28 1999-03-23 Ultratech Stepper, Inc. Magnetically-positioned X-Y stage having six-degrees of freedom
JPH1130502A (ja) * 1997-07-14 1999-02-02 Oki Electric Ind Co Ltd 位置検出機構
NL1006599C2 (nl) 1997-07-16 1999-01-19 Hollandse Signaalapparaten Bv Stelsel voor het stabiliseren van een op een beweegbaar platform geplaatst object.
JPH1151693A (ja) 1997-08-06 1999-02-26 Nippon Thompson Co Ltd リニアエンコーダ装置
KR19990026296A (ko) 1997-09-23 1999-04-15 윤종용 비동축 유도 모터용 동심 제어 장치
JP3627132B2 (ja) 1997-11-18 2005-03-09 東京エレクトロン株式会社 基板乾燥処理装置及び基板乾燥処理方法
US6078119A (en) 1997-11-26 2000-06-20 Ebara Corporation Bearingless rotary machine
JPH11166803A (ja) * 1997-12-05 1999-06-22 Hitachi Cable Ltd 磁気式ケーブル伸び出し量センサ
EP1052473B1 (fr) * 1997-12-22 2003-05-02 Brown & Sharpe Tesa S.A. Dispositifs de mesure magnétique avec reduction de la dissipation d'énergie ou mode de veille
JP3630964B2 (ja) 1997-12-26 2005-03-23 キヤノン株式会社 ステージ装置、およびこれを用いた露光装置ならびにデバイス製造方法
US6085760A (en) 1997-12-31 2000-07-11 Placontrol, Inc. Animate form dental flossing device
US6097183A (en) * 1998-04-14 2000-08-01 Honeywell International Inc. Position detection apparatus with correction for non-linear sensor regions
DE19816936A1 (de) * 1998-04-16 1999-10-21 Siemens Ag Antennen-Transponder-Anordnung zur Energieübertragung und Winkelmessung
US6176668B1 (en) 1998-05-20 2001-01-23 Applied Komatsu Technology, Inc. In-situ substrate transfer shuttle
US6086362A (en) 1998-05-20 2000-07-11 Applied Komatsu Technology, Inc. Multi-function chamber for a substrate processing system
US6206176B1 (en) 1998-05-20 2001-03-27 Applied Komatsu Technology, Inc. Substrate transfer shuttle having a magnetic drive
US6522130B1 (en) 1998-07-20 2003-02-18 Uqm Technologies, Inc. Accurate rotor position sensor and method using magnet and sensors mounted adjacent to the magnet and motor
JP3601757B2 (ja) 1998-08-03 2004-12-15 オークマ株式会社 永久磁石モータ
US6324134B1 (en) 1998-08-05 2001-11-27 Seiko Instruments Inc. Disk recording and reproducing apparatus
US6058760A (en) 1998-08-18 2000-05-09 Kvh Industries, Inc. Apparatus and method for sensing angular displacement
DE59915016D1 (de) 1998-08-24 2009-06-18 Levitronix Llc Verfahren zum Bestimmen der radialen Position eines permanentmagnetischen Rotors und elektromagnetischer Drehantrieb
US6485531B1 (en) 1998-09-15 2002-11-26 Levitronix Llc Process chamber
DE19849613A1 (de) * 1998-10-28 2000-05-04 Philips Corp Intellectual Pty Anordnung zur Messung einer relativen linearen Position
US6208045B1 (en) 1998-11-16 2001-03-27 Nikon Corporation Electric motors and positioning devices having moving magnet arrays and six degrees of freedom
US6147421A (en) 1998-11-16 2000-11-14 Nikon Corporation Platform positionable in at least three degrees of freedom by interaction with coils
US6485250B2 (en) 1998-12-30 2002-11-26 Brooks Automation Inc. Substrate transport apparatus with multiple arms on a common axis of rotation
AU3206900A (en) 1998-12-31 2000-07-31 Ball Semiconductor Inc. Position sensing system
US6416215B1 (en) 1999-12-14 2002-07-09 University Of Kentucky Research Foundation Pumping or mixing system using a levitating magnetic element
US6127749A (en) 1999-02-10 2000-10-03 Nikon Corporation Of Japan Two-dimensional electric motor
US6358128B1 (en) 1999-03-05 2002-03-19 Ebara Corporation Polishing apparatus
JP2001074006A (ja) 1999-09-03 2001-03-23 Amitec:Kk ストロークセンサ
JP4209996B2 (ja) 1999-04-16 2009-01-14 スタンレー電気株式会社 プロジェクタ型車両用灯具
CN1372479A (zh) 1999-04-23 2002-10-02 文特拉西斯特股份有限公司 旋转血泵及其控制系统
US6876896B1 (en) * 1999-04-26 2005-04-05 Ab Tetrapak Variable motion system and method
TNSN00091A1 (fr) 1999-04-26 2002-05-30 Int Paper Co Machine de conditionnement
EP1052761A3 (en) 1999-05-06 2001-05-09 Yukio Kinoshita A rotary electric machine
US6285097B1 (en) 1999-05-11 2001-09-04 Nikon Corporation Planar electric motor and positioning device having transverse magnets
JP3105210B1 (ja) 1999-05-17 2000-10-30 ファナック株式会社 ステータ構造
US6279412B1 (en) 1999-05-19 2001-08-28 Brooks Automation, Inc. Corrosion resistant exoskeleton arm linkage assembly
US6326750B1 (en) 1999-06-17 2001-12-04 Emerson Electric Co. Active reduction of torque irregularities in rotating machines
JP2001025229A (ja) * 1999-07-06 2001-01-26 Nippon Thompson Co Ltd 可動コイル型リニアモータを内蔵したスライド装置
FR2797478B1 (fr) 1999-08-09 2001-10-12 Cit Alcatel Palier magnetique de centrage a commande en basculement de grande amplitude
TWI248718B (en) 1999-09-02 2006-02-01 Koninkl Philips Electronics Nv Displacement device
US6227817B1 (en) 1999-09-03 2001-05-08 Magnetic Moments, Llc Magnetically-suspended centrifugal blood pump
JP4359369B2 (ja) 1999-11-30 2009-11-04 キヤノンアネルバ株式会社 基板搬送ロボット
JP2001224154A (ja) 2000-02-10 2001-08-17 Japan Science & Technology Corp マルチポール磁気浮上回転方法およびその装置
US6537011B1 (en) 2000-03-10 2003-03-25 Applied Materials, Inc. Method and apparatus for transferring and supporting a substrate
US6781524B1 (en) 2000-03-17 2004-08-24 Magnemotion, Inc. Passive position-sensing and communications for vehicles on a pathway
US6498410B1 (en) 2000-03-28 2002-12-24 Ibiden Co., Ltd. Motor and pressure generating apparatus incorporating the motor
JP4341140B2 (ja) 2000-03-31 2009-10-07 ミツミ電機株式会社 電子機器
US6509732B1 (en) 2000-05-01 2003-01-21 Honeywell International Inc. Enhanced methods for sensing positions of an actuator moving longitudinally
FR2808872B1 (fr) 2000-05-15 2002-08-16 Cit Alcatel Capteurs inductifs en etoile pour la detection de la position radiale d'un rotor dans un stator
US6559567B2 (en) 2000-05-12 2003-05-06 Levitronix Llc Electromagnetic rotary drive
JP2001326201A (ja) 2000-05-16 2001-11-22 Ebara Corp ポリッシング装置
JP2001351874A (ja) 2000-06-09 2001-12-21 Ebara Corp 基板回転装置
US6445093B1 (en) 2000-06-26 2002-09-03 Nikon Corporation Planar motor with linear coil arrays
JP2002022403A (ja) 2000-07-13 2002-01-23 Tokyo Keiso Co Ltd 変位検出器および変位検出方法
GB0020501D0 (en) 2000-08-18 2000-10-11 Switched Reluctance Drives Ltd Apparatus and method for controlling an electric machine
JP3979561B2 (ja) 2000-08-30 2007-09-19 株式会社日立製作所 交流電動機の駆動システム
DE10043235A1 (de) 2000-09-02 2002-03-14 Leybold Vakuum Gmbh Vakuumpumpe
US6498451B1 (en) 2000-09-06 2002-12-24 Delphi Technologies, Inc. Torque ripple free electric power steering
US6690159B2 (en) 2000-09-28 2004-02-10 Eldec Corporation Position indicating system
EP1195880B1 (de) 2000-10-04 2003-09-17 Nti Ag Verfahren zur Erhöhung der Positioniergenauigkeit eines relativ zu einem Stator bewegbar angeordneten Elements
JP2002122137A (ja) 2000-10-10 2002-04-26 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 軸受装置
US6431011B1 (en) 2000-11-02 2002-08-13 Murray F. Feller Magnetic flow sensor and method
AU2002225701A1 (en) 2000-11-14 2002-05-27 Airex Corporation Integrated magnetic bearing
JP3757118B2 (ja) 2001-01-10 2006-03-22 株式会社日立製作所 非接触式回転位置センサ及び非接触式回転位置センサを有する絞弁組立体
US6642711B2 (en) * 2001-01-24 2003-11-04 Texas Instruments Incorporated Digital inductive position sensor
US6691074B1 (en) 2001-02-08 2004-02-10 Netmore Ltd. System for three dimensional positioning and tracking
US6518747B2 (en) 2001-02-16 2003-02-11 Quantum Design, Inc. Method and apparatus for quantitative determination of accumulations of magnetic particles
JP2002243405A (ja) * 2001-02-22 2002-08-28 Bridgestone Corp 3次元変位センサ
US7036207B2 (en) 2001-03-02 2006-05-02 Encap Motor Corporation Stator assembly made from a plurality of toroidal core segments and motor using same
EP1243969A1 (en) 2001-03-20 2002-09-25 Asm Lithography B.V. Lithographic projection apparatus and positioning system
US20020149270A1 (en) 2001-04-12 2002-10-17 Hazelton Andrew J. Planar electric motor with two sided magnet array
GB0126014D0 (en) 2001-10-30 2001-12-19 Sensopad Technologies Ltd Modulated field position sensor
US7196604B2 (en) 2001-05-30 2007-03-27 Tt Electronics Technology Limited Sensing apparatus and method
US6650079B2 (en) 2001-06-01 2003-11-18 Nikon Corporation System and method to control planar motors
US20030085676A1 (en) 2001-06-28 2003-05-08 Michael Binnard Six degree of freedom control of planar motors
US6879126B2 (en) 2001-06-29 2005-04-12 Medquest Products, Inc Method and system for positioning a movable body in a magnetic bearing system
AU2002327249A1 (en) 2001-07-13 2003-01-29 Brooks Automation, Inc. Substrate transport apparatus with multiple independent end effectors
JP2003052146A (ja) 2001-08-06 2003-02-21 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 周面対向型モータ
US6573088B2 (en) 2001-08-08 2003-06-03 Dade Microscan Inc. Automated random access microbiological analyzer
ES2236564T3 (es) 2001-08-10 2005-07-16 EBM-PAPST ST. GEORGEN GMBH & CO. KG Procedimiento para el control de la conmutacion de un motor conmutado electronicamente, y un motor conmutado electronicamente para llevar a cabo un procedimiento de este tipo.
JP3849921B2 (ja) 2001-09-26 2006-11-22 大日本スクリーン製造株式会社 基板処理装置
CN101083419B (zh) 2001-10-01 2013-03-27 麦克纳莫绅有限公司 同步机器设计及制造
US20030102721A1 (en) 2001-12-04 2003-06-05 Toshio Ueta Moving coil type planar motor control
US6927505B2 (en) 2001-12-19 2005-08-09 Nikon Corporation Following stage planar motor
US7115066B1 (en) 2002-02-11 2006-10-03 Lee Paul Z Continuously variable ratio transmission
GB2402491B (en) 2002-02-22 2005-08-24 Fast Technology Ag Magnetically neutral displacement (torque) transducer for a ferromagnetic member with coil(s) and magnetic field sensor(s)
US6991710B2 (en) 2002-02-22 2006-01-31 Semitool, Inc. Apparatus for manually and automatically processing microelectronic workpieces
US7023118B1 (en) 2002-03-14 2006-04-04 The United States Of America As Represented By The Administrator Of National Aeronautics And Space Administration System for controlling a magnetically levitated rotor
US6800833B2 (en) 2002-03-29 2004-10-05 Mariusch Gregor Electromagnetically levitated substrate support
JP4197103B2 (ja) 2002-04-15 2008-12-17 株式会社荏原製作所 ポリッシング装置
US7292656B2 (en) 2002-04-22 2007-11-06 Cognio, Inc. Signal pulse detection scheme for use in real-time spectrum analysis
JP3912779B2 (ja) * 2002-05-08 2007-05-09 松下電器産業株式会社 磁気式位置検出装置
ATE348961T1 (de) 2002-05-16 2007-01-15 Silphenix Gmbh Passives, dynamisch stabilisierendes magnetlager und antrieb
US7578649B2 (en) 2002-05-29 2009-08-25 Brooks Automation, Inc. Dual arm substrate transport apparatus
US20040021437A1 (en) 2002-07-31 2004-02-05 Maslov Boris A. Adaptive electric motors and generators providing improved performance and efficiency
US6745145B2 (en) 2002-06-24 2004-06-01 Lsi Logic Corporation Methods and systems for enhanced automated system testing
US6909281B2 (en) 2002-07-03 2005-06-21 Fisher Controls International Llc Position sensor using a compound magnetic flux source
JP2004056892A (ja) * 2002-07-18 2004-02-19 Yaskawa Electric Corp リニアモータ装置
TWI304391B (en) * 2002-07-22 2008-12-21 Brooks Automation Inc Substrate processing apparatus
US7988398B2 (en) * 2002-07-22 2011-08-02 Brooks Automation, Inc. Linear substrate transport apparatus
JP2004106084A (ja) 2002-09-17 2004-04-08 Ebara Corp ポリッシング装置及び基板処理装置
US20050174087A1 (en) 2004-02-10 2005-08-11 Koyo Seiko Co., Ltd. Control magnetic bearing device
DE10244234A1 (de) 2002-09-23 2004-03-25 Dr. Johannes Heidenhain Gmbh Positionsmesseinrichtung
FR2845469B1 (fr) 2002-10-07 2005-03-11 Moving Magnet Tech Capteur de position analogique a reluctance variable
US6813543B2 (en) 2002-10-08 2004-11-02 Brooks-Pri Automation, Inc. Substrate handling system for aligning and orienting substrates during a transfer operation
US20040070300A1 (en) 2002-10-10 2004-04-15 Fu Zhenxing (Zack) Low torque ripple surface mounted magnet synchronous motors for electric power assisted steering
US6879076B2 (en) 2002-12-09 2005-04-12 Johnny D. Long Ellipsoid generator
US6698737B1 (en) 2002-12-14 2004-03-02 Ronald Lee Blessing Clamping jig
US7030528B2 (en) 2003-02-06 2006-04-18 General Motors Corporation Dual concentric AC motor
JP2004245703A (ja) 2003-02-14 2004-09-02 Mitsuba Corp 回転角検出装置
EP1450462B1 (en) 2003-02-18 2008-07-09 Minebea Co., Ltd. Rotor and stator for an electrical machine with reduced cogging torque
JP2004253741A (ja) 2003-02-21 2004-09-09 Sumitomo Eaton Noba Kk 移動装置及び半導体製造装置
DE10309351A1 (de) 2003-03-03 2004-09-16 Robert Bosch Gmbh Druckregler
TWI327985B (en) 2003-04-14 2010-08-01 Daifuku Kk Apparatus for transporting plate-shaped work piece
US6803758B1 (en) 2003-04-25 2004-10-12 Delphi Technologies, Inc. Non-contact magnetically variable differential transformer
US7245047B2 (en) 2003-05-01 2007-07-17 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
JP2004336853A (ja) * 2003-05-02 2004-11-25 Yushin Precision Equipment Co Ltd リニアモータ可動体の位置検出装置
AU2003902255A0 (en) 2003-05-09 2003-05-29 Queensland University Of Technology Motor
US7313462B2 (en) 2003-06-06 2007-12-25 Semitool, Inc. Integrated tool with automated calibration system and interchangeable wet processing components for processing microfeature workpieces
US7596425B2 (en) 2003-06-13 2009-09-29 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Substrate detecting apparatus and method, substrate transporting apparatus and method, and substrate processing apparatus and method
DE10330434A1 (de) 2003-07-04 2005-02-03 Jostra Ag Zentrifugal-Pumpe
JP2007507078A (ja) 2003-07-09 2007-03-22 レナ ゾンダーマシーネン ゲーエムベーハー Cmpプロセスを用いたウエハ清浄装置
US6902646B2 (en) * 2003-08-14 2005-06-07 Advanced Energy Industries, Inc. Sensor array for measuring plasma characteristics in plasma processing environments
EP1510867A1 (en) 2003-08-29 2005-03-02 ASML Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US8016541B2 (en) 2003-09-10 2011-09-13 Brooks Automation, Inc. Substrate handling system for aligning and orienting substrates during a transfer operation
EP1517042A1 (en) 2003-09-17 2005-03-23 Mecos Traxler AG Magnetic bearing device and vacuum pump
DE112004001809T5 (de) 2003-09-25 2006-11-23 Medforte Research Foundation, Salt Lake City Axialströmungsblutpumpe mit magnetisch aufgehängtem, radial und axial stabilisiertem Laufrad
US7070398B2 (en) 2003-09-25 2006-07-04 Medforte Research Foundation Axial-flow blood pump with magnetically suspended, radially and axially stabilized impeller
US7229258B2 (en) 2003-09-25 2007-06-12 Medforte Research Foundation Streamlined unobstructed one-pass axial-flow pump
US6952086B1 (en) 2003-10-10 2005-10-04 Curtiss-Wright Electro-Mechanical Corporation Linear position sensing system and coil switching methods for closed-loop control of large linear induction motor systems
JP4767488B2 (ja) 2003-10-23 2011-09-07 Ntn株式会社 磁気浮上型ポンプ
JP4202889B2 (ja) 2003-10-29 2008-12-24 株式会社神戸製鋼所 薄膜形成方法及び装置
JP4045230B2 (ja) * 2003-11-04 2008-02-13 三菱電機株式会社 非接触式回転角度検出装置
JP4606033B2 (ja) 2004-01-30 2011-01-05 三菱電機株式会社 同期モータの回転子位置検出調整方法
JP4522106B2 (ja) 2004-02-04 2010-08-11 山洋電気株式会社 リニアモータ
JP4556439B2 (ja) * 2004-02-09 2010-10-06 住友金属鉱山株式会社 モータ用極異方性円筒状磁石成形用金型
US7264430B2 (en) 2004-02-26 2007-09-04 Federal Mogul World Wide, Inc Magnetically levitated high-speed spindle for shaping irregular surfaces
US20060238053A1 (en) 2004-03-01 2006-10-26 The University Of Toledo Conical bearingless motor/generator
JP2005253179A (ja) 2004-03-03 2005-09-15 Canon Inc 位置決め装置、露光装置およびデバイス製造方法
JP4333421B2 (ja) 2004-03-16 2009-09-16 セイコーエプソン株式会社 映像表示装置
FR2869090B1 (fr) 2004-04-15 2007-09-07 Gaz De France Procede pour raccorder une conduite de derivation a une canalisation principale et reseau souterrain de distribution de fluide
US7246985B2 (en) 2004-04-16 2007-07-24 Axcelis Technologies, Inc. Work-piece processing system
US7235906B2 (en) 2004-05-10 2007-06-26 Airex Corporation Magnetic bearing using displacement winding techniques
JP4324736B2 (ja) 2004-05-17 2009-09-02 株式会社島津製作所 磁気軸受制御装置
US7135855B2 (en) 2004-05-17 2006-11-14 David Scott Nyce Simplified inductive position sensor and circuit configuration
US20050269892A1 (en) 2004-05-18 2005-12-08 Duff William B Jr Induction machine rotors with improved frequency response
GB0411053D0 (en) 2004-05-18 2004-06-23 Ricardo Uk Ltd Data processing
JP4587708B2 (ja) 2004-05-20 2010-11-24 コニカミノルタオプト株式会社 位置検出装置、手振れ補正機構、および撮像装置
US8376685B2 (en) 2004-06-09 2013-02-19 Brooks Automation, Inc. Dual scara arm
US7205741B2 (en) 2004-06-24 2007-04-17 Asml Netherlands B.V. Planar motor initialization method, planar motor, lithographic apparatus and device manufacturing method
JP4085074B2 (ja) 2004-06-24 2008-04-30 ファナック株式会社 磁気式角度検出器における回転体の製造方法
JP5112061B2 (ja) 2004-07-02 2013-01-09 ストラスボー ウエハ処理方法およびシステム
EP1774263A2 (en) 2004-08-02 2007-04-18 NCTEngineering GmbH Sensor electronic
JP4649951B2 (ja) 2004-10-28 2011-03-16 日本電産株式会社 モータおよび電機子の製造方法
WO2006053384A1 (en) 2004-11-17 2006-05-26 Queensland University Of Technology Fluid pump
JP2006174526A (ja) 2004-12-13 2006-06-29 Nippon Densan Corp モータ
US7230355B2 (en) 2004-12-21 2007-06-12 Baldor Electric Company Linear hybrid brushless servo motor
US20060164697A1 (en) 2005-01-26 2006-07-27 Larson David R Irregularly spacing linear portions of media sheet for optical scanning thereof
US20060275155A1 (en) 2005-01-28 2006-12-07 Robert Thibodeau Rotational apparatus
JP4600060B2 (ja) * 2005-02-01 2010-12-15 コニカミノルタオプト株式会社 駆動装置
JP5073183B2 (ja) * 2005-07-08 2012-11-14 日本電産サンキョー株式会社 磁気エンコーダ
TWI447061B (zh) 2005-07-11 2014-08-01 Brooks Automation Inc 備有自動化對準功能的基板移送裝置
US8573919B2 (en) 2005-07-11 2013-11-05 Brooks Automation, Inc. Substrate transport apparatus
JP4770308B2 (ja) 2005-07-15 2011-09-14 日立電線株式会社 トルクセンサ
US8123503B2 (en) 2005-09-05 2012-02-28 Tokyo Institute Of Technology Disposable centrifugal blood pump with magnetic coupling
JP5072060B2 (ja) * 2005-11-15 2012-11-14 学校法人東京電機大学 シャフト型リニアモータの位置検出装置
EP1732011A1 (en) 2005-11-23 2006-12-13 Mecos Traxler AG Compact magnetic bearing device and method of operating the device with calculation of distribution of currents in the windings
FR2894023B1 (fr) 2005-11-29 2008-02-22 Electricfil Automotive Soc Par Capteur magnetique de position pour un mobile ayant une course lineaire limitee
JP4815204B2 (ja) 2005-12-01 2011-11-16 アイチエレック株式会社 永久磁石回転機及び圧縮機
US7339370B2 (en) 2005-12-09 2008-03-04 Bourns, Inc. Position and torque sensor
JP2009519592A (ja) 2005-12-15 2009-05-14 エヌシーティーエンジニアリング ゲーエムベーハー センサ
US7468589B2 (en) 2006-01-13 2008-12-23 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus having a controlled motor, and motor control system and method
US8104488B2 (en) 2006-02-22 2012-01-31 Applied Materials, Inc. Single side workpiece processing
JP4977378B2 (ja) 2006-02-23 2012-07-18 山梨日本電気株式会社 磁気センサ、回転検出装置及び位置検出装置
US7795861B2 (en) 2006-05-02 2010-09-14 Cairos Technologies Ag Method and apparatus for controlling a movable object for localization within a positioning area
JP2007312516A (ja) 2006-05-18 2007-11-29 Canon Inc 駆動装置、露光装置及びデバイス製造方法
US7868610B2 (en) 2006-06-09 2011-01-11 The Regents Of The University Of California Angular motion tracking sensor
US8701519B2 (en) 2006-06-28 2014-04-22 Genmark Automation, Inc. Robot with belt-drive system
US20080067968A1 (en) 2006-09-12 2008-03-20 Nikon Corporation Identifying and compensating force-ripple and side-forces produced by linear actuators
US20080120164A1 (en) 2006-11-17 2008-05-22 Avaya Technology Llc Contact center agent work awareness algorithm
JP5379954B2 (ja) 2007-02-09 2013-12-25 株式会社東芝 制御盤試験用端子台、制御盤自動試験装置、及び仮設制御装置
JP5130762B2 (ja) 2007-03-26 2013-01-30 住友電気工業株式会社 広帯域光源装置
JP5663304B2 (ja) 2007-06-27 2015-02-04 ブルックス オートメーション インコーポレイテッド 多次元位置センサ
US7834618B2 (en) 2007-06-27 2010-11-16 Brooks Automation, Inc. Position sensor system
US8283813B2 (en) 2007-06-27 2012-10-09 Brooks Automation, Inc. Robot drive with magnetic spindle bearings
JP5501375B2 (ja) 2009-01-11 2014-05-21 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド ロボットおよびロボットの電気エンドエフェクタに電気的に接続するシステム、装置、および方法
JP3178747U (ja) 2012-07-18 2012-09-27 有限会社エコー商事 ポールの固定構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220115067A (ko) * 2021-02-09 2022-08-17 아사히 가세이 일렉트로닉스 가부시끼가이샤 위치 검출 장치, 위치 검출 시스템, 위치 검출 방법 및 위치 검출 프로그램
KR102476151B1 (ko) 2021-02-09 2022-12-12 아사히 가세이 일렉트로닉스 가부시끼가이샤 위치 검출 장치, 위치 검출 시스템, 위치 검출 방법 및 위치 검출 프로그램

Also Published As

Publication number Publication date
US8803513B2 (en) 2014-08-12
KR101660894B1 (ko) 2016-10-10
CN102007366B (zh) 2014-06-18
US20090224750A1 (en) 2009-09-10
KR20100053519A (ko) 2010-05-20
CN102007366A (zh) 2011-04-06
WO2009003186A1 (en) 2008-12-31
US20120223597A1 (en) 2012-09-06
KR20150111375A (ko) 2015-10-05
KR101659931B1 (ko) 2016-09-26
JP2011517766A (ja) 2011-06-16
US8129984B2 (en) 2012-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5663304B2 (ja) 多次元位置センサ
US8222892B2 (en) Sensor for simultaneous position and gap measurement
KR101532060B1 (ko) 셀프 베어링 모터를 위한 위치 피드백
US11110598B2 (en) Compact direct drive spindle
CN102782597B (zh) 操作手自动示教和位置校正系统
US11650082B2 (en) Position detection system and travel system
TWI460401B (zh) 多維位置感測器
CN108027718A (zh) 在传输中自动晶圆定中方法及设备
TWI451084B (zh) 位置及間隙測定用感應器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110627

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121120

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130214

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131217

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140314

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140324

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140415

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140422

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140515

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141208

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5663304

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250