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JP2022136540A - 半導体記憶装置および半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置および半導体記憶装置の製造方法 Download PDF

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孝之 鹿嶋
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Abstract

【課題】高い信頼性を有する半導体記憶装置を提供する【解決手段】半導体記憶装置は、第1の平均結晶粒径を有する第1の多結晶半導体層と、第1の平均結晶粒径よりも小さい第2の平均結晶粒径を有する第2の多結晶半導体層と、第1の多結晶半導体層と第2の多結晶半導体層との間の中間層と、第2の多結晶半導体層に接して設けられ、且つ第1の平均結晶粒径よりも小さい第3の平均結晶粒径を有する第3の多結晶半導体層と、を有する第1の積層体と、第1の積層体の上方に設けられ、複数の導電層と、複数の絶縁層と、を有し、それぞれの導電層およびそれぞれの絶縁層が交互に積層されるとともに第1方向に延在する、第2の積層体と、第1方向と交差する第2方向に第2の積層体を貫通し、第3の多結晶半導体層に接して設けられた半導体層と、第2方向に第2の積層体を貫通し、第1方向において半導体層と導電層との間に設けられたメモリ層と、を具備する。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、半導体記憶装置および半導体記憶装置の製造方法に関する。
近年、メモリセルアレイの下方に周辺回路を具備する半導体記憶装置が知られている。
米国特許出願公開2020/0127081号明細書
発明が解決しようとする課題の一つは、高い信頼性を有する半導体記憶装置を提供することである。
実施形態の半導体記憶装置は、第1の平均結晶粒径を有する第1の多結晶半導体層と、第1の平均結晶粒径よりも小さい第2の平均結晶粒径を有する第2の多結晶半導体層と、第1の多結晶半導体層と第2の多結晶半導体層との間に設けられた中間層と、第2の多結晶半導体層に接して設けられ、且つ第1の平均結晶粒径よりも小さい第3の平均結晶粒径を有する第3の多結晶半導体層と、を有する第1の積層体と、第1の積層体の上方に設けられ、複数の導電層と、複数の絶縁層と、を有し、それぞれの導電層およびそれぞれの絶縁層が交互に積層されるとともに第1方向に延在する、第2の積層体と、第1方向と交差する第2方向に第2の積層体を貫通し、第3の多結晶半導体層に接して設けられた半導体層と、第2方向に第2の積層体を貫通し、第1方向において半導体層と導電層との間に設けられたメモリ層と、を具備する。
メモリシステムの構成例を示すブロック図である。 メモリセルアレイ110の回路構成を示す回路図である。 半導体記憶装置の断面構造例を説明するための断面模式図である。 図3の一部を示す拡大図である。 半導体記憶装置の製造方法例を説明するためのフローチャートである。 半導体記憶装置の製造途中の断面構造の一例を示す図である。 半導体記憶装置の製造途中の断面構造の一例を示す図である。 半導体記憶装置の製造途中の断面構造の一例を示す図である。 半導体記憶装置の製造途中の断面構造の一例を示す図である。 半導体記憶装置の製造途中の断面構造の一例を示す図である。 半導体記憶装置の製造途中の断面構造の一例を示す図である。 半導体記憶装置の製造途中の断面構造の一例を示す図である。 半導体記憶装置の製造途中の断面構造の一例を示す図である。 半導体記憶装置の製造途中の断面構造の一例を示す図である。 ブロック消去動作における消去パルス印加時の各配線の電圧を示すタイミングチャートである。 半導体層234にリンを拡散させる方法例を説明するための模式図である。 X-Y平面における半導体層214とメモリピラーMPとの重畳部を示す模式図である。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。図面に記載された各構成要素の厚さと平面寸法との関係、各構成要素の厚さの比率等は現物と異なる場合がある。また、実施形態において、実質的に同一の構成要素には同一の符号を付し適宜説明を省略する。
図1は、メモリシステムの構成例を示すブロック図である。メモリシステムは、半導体記憶装置101と、メモリコントローラ102と、を具備する。
半導体記憶装置101は、メモリセルアレイ110と、コマンドレジスタ111と、アドレスレジスタ112と、シーケンサ113と、ドライバ114と、ローデコーダ115と、センスアンプ116と、を含む。
メモリセルアレイ110は、複数のブロックBLK(BLK0~BLK(L-1)(Lは2以上の自然数である))を含む。ブロックBLKは、データを不揮発に記憶する複数のメモリトランジスタMTの集合である。
メモリセルアレイ110は、複数のビット線BLを介してセンスアンプ116に接続される。メモリセルアレイ110は、後述するように、複数のワード線WLを含み、それらを介してローデコーダ115に接続される。各メモリトランジスタMT(メモリセル)は、複数のワード線WLの一つおよび複数のビット線BLの一つに接続される。
コマンドレジスタ111は、メモリコントローラ102から受信したコマンド信号CMDを保持する。コマンド信号CMDは、例えば、シーケンサ113に読み出し動作、書き込み動作、および消去動作を実行させる命令データを含む。
アドレスレジスタ112は、メモリコントローラ102から受信したアドレス信号ADDを保持する。アドレス信号ADDは、例えば、ブロックアドレスBA、ページアドレスPA、およびカラムアドレスCAを含む。例えば、ブロックアドレスBA、ページアドレスPA、およびカラムアドレスCAは、それぞれブロックBLK、ワード線WL、およびビット線BLの選択に用いられる。
シーケンサ113は、半導体記憶装置101の動作を制御する。シーケンサ113は、例えばコマンドレジスタ111に保持されたコマンド信号CMDに基づいてドライバ114、ローデコーダ115、およびセンスアンプ116等を制御して、読み出し動作、書き込み動作、および消去動作等の動作を実行する。
ドライバ114は、読み出し動作、書き込み動作、および消去動作等で使用される電圧を生成する。そして、ドライバ114は、例えば、アドレスレジスタ112に保持されたページアドレスPAに基づいて、選択されたワード線WLに対応する信号線に、生成した電圧を印加する。
ローデコーダ115は、アドレスレジスタ112に保持されたブロックアドレスBAに基づいて、対応するメモリセルアレイ110内の1つのブロックBLKを選択する。そして、ローデコーダ115は、例えば、選択されたワード線WLに対応する信号線に印加された電圧を、選択されたブロックBLK内の選択されたワード線WLに転送する。
センスアンプ116は、書き込み動作において、メモリコントローラ102から受信した書き込みデータDATに応じて、各ビット線BLに所望の電圧を印加する。また、センスアンプ116は、読み出し動作において、ビット線BLの電圧に基づいてメモリセルに記憶されたデータを判定し、判定結果を読み出しデータDATとしてメモリコントローラ102に転送する。
半導体記憶装置101とメモリコントローラ102との間の通信は、例えば、NANDインターフェイス規格をサポートしている。例えば、半導体記憶装置101とメモリコントローラ102との間の通信は、コマンドラッチイネーブル信号CLE、アドレスラッチイネーブル信号ALE、ライトイネーブル信号WEn、リードイネーブル信号REn、レディビジー信号RBn、および入出力信号I/Oを使用する。
コマンドラッチイネーブル信号CLEは、半導体記憶装置101が受信した入出力信号I/Oがコマンド信号CMDであることを示す。アドレスラッチイネーブル信号ALEは、受信した信号I/Oがアドレス信号ADDであることを示す。ライトイネーブル信号WEnは、入出力信号I/Oの入力を半導体記憶装置101に命令する信号である。リードイネーブル信号REnは、入出力信号I/Oの出力を半導体記憶装置101に命令する信号である。
レディビジー信号RBnは、半導体記憶装置101がメモリコントローラ102からの命令を受け付けるレディ状態であるか命令を受け付けないビジー状態であるかを、メモリコントローラ102に通知する信号である。
入出力信号I/Oは、例えば、8ビット幅の信号であり、コマンド信号CMD、アドレス信号ADD、書き込みデータ信号DAT等の信号を含むことができる。
以上で説明した半導体記憶装置101およびメモリコントローラ102は、それらの組み合わせにより1つのメモリシステムを構成してもよい。このようなメモリシステムの例は、例えばメモリカードや、ソリッドステートドライブ(SSD)を含む。
次に、メモリセルアレイ110の回路構成例について説明する。図2は、メモリセルアレイ110の回路構成を示す回路図である。図2は、ブロックBLK0を例示するが、他のブロックBLKの構成も同じである。
ブロックBLKは、複数のストリングユニットSUを含む。各ストリングユニットSUは、複数のNANDストリングNSを含む。なお、図2は、3つのストリングユニットSU(SU0~SU2)を図示しているが、ストリングユニットSUの数は、特に限定されない。
各NANDストリングNSは、複数のビット線BL(BL0~BL(N-1)(Nは2以上の自然数である))の一つに接続される。各NANDストリングNSは、メモリトランジスタMTと、ダミーメモリトランジスタMTDDと、ダミーメモリトランジスタMTDSと、選択トランジスタST1と、選択トランジスタST2と、を含む。
メモリトランジスタMTは、制御ゲートと、電荷蓄積層と、を含み、データを不揮発に保持する。図2は、複数のメモリトランジスタMT(MT00~MT159)を図示するが、メモリトランジスタMTの数は、特に限定されない。
ダミーメモリトランジスタMTDD、ダミーメモリトランジスタMTDSは、制御ゲートと、電荷蓄積層と、をそれぞれ含む。ダミーメモリトランジスタMTDDおよびダミーメモリトランジスタMTDSは、メモリトランジスタMTの構造と同じ構造を有するが、データの保持には使用されない。
メモリトランジスタMT、ダミーメモリトランジスタMTDD、ダミーメモリトランジスタMTDSは、それぞれ電荷蓄積層に絶縁膜を用いたMONOS型であってもよいし、電荷蓄積層に導電体層を用いたFG型であってもよい。以下、本実施形態では、MONOS型を例として説明する。
選択トランジスタST1は、各種動作時におけるストリングユニットSUの選択に使用
される。図2は、複数の選択トランジスタST1(ST1a、ST1b)を図示するが、選択トランジスタST1の数は、特に限定されない。
選択トランジスタST2は、各種動作時におけるストリングユニットSUへ所望の電圧を供給するために使用される。図2は、複数の選択トランジスタST2(ST2a、ST2b)を図示するが、選択トランジスタST2の数は、特に限定されない。
各NANDストリングNSにおいて、選択トランジスタST1のドレインは、対応するビット線BLに接続される。選択トランジスタST1のソースは、直列に接続されたメモリトランジスタMTの一端に接続される。直列に接続されたメモリトランジスタMTの他端は、選択トランジスタST2のドレインに接続される。
同一のブロックBLKにおいて、選択トランジスタST2のソースは、ソース線SLに接続される。各ストリングユニットSUの選択トランジスタST1aのゲートは、それぞれ対応する選択ゲート線SGDに接続される。選択トランジスタST1bのゲートは、それぞれ対応する選択ゲート線SGDTに接続される。メモリトランジスタMTの制御ゲートは、それぞれ対応するワード線WLに接続される。ダミーメモリトランジスタMTDDの制御ゲートは、それぞれ対応するダミーワード線DDに接続される。ダミーメモリトランジスタMTDSの制御ゲートは、それぞれ対応するダミーワード線DSに接続される。選択トランジスタST2aのゲートは、選択ゲート線SGSに接続される。選択トランジスタST2bのゲートは、選択ゲート線SGSBに接続される。
同じカラムアドレスCAが割り当てられた複数のNANDストリングNSは、複数のブロックBLK間で同じビット線BLに接続される。ソース線SLは、複数のブロックBLK間で接続される。
次に、半導体記憶装置101の断面構造例について説明する。図3は、半導体記憶装置101の断面構造例を説明するための断面模式図であり、半導体基板100の表面に略平行なX軸方向と、当該表面に沿ってX軸に略垂直なY軸方向と、当該表面に略垂直に交差するZ軸方向と、を図示する。図4は、図3の一部を示す拡大図である。略平行は、例えば平行方向から±10度ずれた方向を含んでいてもよい。略垂直は、例えば垂直方向から±10度ずれた方向を含んでいてもよい。
本実施形態の半導体記憶装置101は、メモリセルアレイ110の下方に、コマンドレジスタ111、アドレスレジスタ112、シーケンサ113、ドライバ114、ローデコーダ115、センスアンプ116等の周辺回路を具備する。
図3に示す半導体記憶装置は、半導体基板100に設けられた電界効果トランジスタTRおよび電界効果トランジスタTRと、導電層201と、導電層202と、絶縁層203と、ソース線SLと、絶縁層220と、導電層221と、絶縁層222と、絶縁層223と、ブロック絶縁膜231と、電荷蓄積膜232と、トンネル絶縁膜233と、半導体層234と、コア絶縁層235と、キャップ層236と、導電層241と、絶縁層251と、コンタクト層252と、導電層261(ビット線BL)と、を具備する。なお、ソース線SL、導電層221、絶縁層222、ブロック絶縁膜231、電荷蓄積膜232、トンネル絶縁膜233、半導体層234、コア絶縁層235、キャップ層236、および導電層241は、メモリセルアレイ110を構成する。
電界効果トランジスタTRおよび電界効果トランジスタTRは、メモリセルアレイ110の下方に設けられる。電界効果トランジスタTRは、Nチャネル型トランジスタである。電界効果トランジスタTRは、Pチャネル型トランジスタである。電界効果トランジスタTRおよび電界効果トランジスタTRのそれぞれは、上記周辺回路のいずれかを構成する。
複数の導電層201のそれぞれは、コンタクトプラグとしての機能を有する。複数の導電層202は、1つの配線層としての機能を有し、各導電層202は、上記配線層の各配線としての機能を有する。各導電層202は、例えば、導電層201を介して、電界効果トランジスタTR又は電界効果トランジスタTRのゲート、ソース、ドレインのいずれかに接続される。導電層201および導電層202は、金属材料を含む。
絶縁層203は、電界効果トランジスタTRと電界効果トランジスタTRとの間や、複数の導電層201の間、複数の導電層202の間等の領域を絶縁する。絶縁層203は、例えば酸素とシリコンを含む。なお、電界効果トランジスタTRおよび電界効果トランジスタTRは、導電層201および導電層202だけでなく、他の配線層やコンタクトプラグを介してメモリセルアレイ110に接続されるが、ここでは便宜のため、これらの図示を省略する。
ソース線SLは、第1の積層体を有する。例えば、図4に示すように、第1の積層体は、半導体層211と、半導体層212と、中間層213と、半導体層214と、半導体層215と、半導体層216と、中間層217と、を有する。
半導体層211、半導体層212、半導体層214、半導体層215、および半導体層216のそれぞれは、例えばN型不純物元素を含有するポリシリコン等の多結晶半導体層である。N型不純物元素の例は、リン等を含む。
半導体層211は、図3に示す半導体基板100の上方に設けられる。半導体層211は、第1の平均結晶粒径を有する。第1の平均結晶粒径は、例えば300nm以上である。300nm未満であると、ソース線SLの電気抵抗が大きくなる場合がある。第1の平均結晶粒径の上限は、特に限定されないが、例えば400nm以上である。半導体層211の平均結晶粒径を大きくすることにより、ソース線SLの電気抵抗を小さくできる。
半導体層212は、中間層213の上に設けられる。半導体層212は、第1の平均結晶粒径よりも小さい第2の平均結晶粒径を有する。第2の平均結晶粒径は、例えば100nm以上150nm以下である。100nm未満であると、ソース線SLの電気抵抗が大きくなる場合がある。150nmを超えると、後述するように半導体層214の平均結晶粒径が増大する原因となる場合がある。半導体層212は、半導体層211よりも薄い。半導体層212が薄いほど、半導体層212の平均結晶粒径が小さくなりやすい。
中間層213は、例えば酸素、窒素、または炭素を含む化合物層である。中間層213は、半導体層211の上に設けられる。中間層213は、半導体層211と半導体層212との間に設けられ、半導体層211と半導体層212とを分断する。これにより、半導体層211に起因する半導体層212の平均結晶粒径(第2の平均結晶粒径)の増大を抑制できる。中間層213は、半導体層212よりも薄い。中間層213の厚さは、例えば50nm以下である。50nmを超えると、ソース線SLの形成工程において中間層213が除去される場合がある。また、中間層213の厚さは、後述するメモリピラーの間隔よりも小さいことが好ましい。
半導体層214は、半導体層212と半導体層216との間に設けられる。半導体層214は、半導体層212および半導体層216に接する。半導体層214は、第1の平均結晶粒径よりも小さい第3の平均結晶粒径を有する。第3の平均結晶粒径は、例えば100nm以上150nm以下である。
半導体層214は、X軸に略平行な方向に沿ってブロック絶縁膜231、電荷蓄積膜232、およびトンネル絶縁膜233を貫通して半導体層234に接する。
半導体層215は、中間層217の上に設けられる。半導体層215は、第4の平均結晶粒径を有する。第4の平均結晶粒径は、例えば300nm以上である。300nm未満であると、ソース線SLの電気抵抗が大きくなる場合がある。第4の平均結晶粒径の上限は、特に限定されないが、例えば400nm以上である。半導体層215の平均結晶粒径を大きくすることにより、ソース線SLの電気抵抗を小さくできる。
半導体層216は、半導体層214の上に設けられる。半導体層216は、第4の平均結晶粒径よりも小さい第5の平均結晶粒径を有する。第5の平均結晶粒径は、第1の平均結晶粒径よりも小さくてもよい。第5の平均結晶粒径は、例えば100nm以上150nm以下である。100nm未満であると、ソース線SLの電気抵抗が大きくなる場合がある。150nmを超えると、後述するように半導体層214の平均結晶粒径が増大する原因となる場合がある。半導体層216は、半導体層215よりも薄い。半導体層216が薄いほど、半導体層216の平均結晶粒径が小さくなりやすい。
中間層217は、例えば酸素、窒素、または炭素を含む化合物層である。中間層217は、半導体層216の上に設けられる。中間層217は、半導体層215と半導体層216との間に設けられ、半導体層215と半導体層216とを分断する。これにより、半導体層215に起因する半導体層216の平均結晶粒径(第5の平均結晶粒径)の増大を抑制できる。中間層217は、半導体層216よりも薄い。中間層217の厚さは、例えば50nm以下である。50nmを超えると、ソース線SLの形成工程において中間層213が除去される場合がある。また、中間層217の厚さは、後述するメモリピラーの間隔よりも小さいことが好ましい。
図4に示す構造に限定されず、第1の積層体は、中間層213および中間層217の少なくとも一方の中間層を有していればよい。中間層213を有しない場合、半導体層212が形成されず、半導体層211が半導体層214に接する。中間層217を有しない場合、半導体層216が形成されず、半導体層215が半導体層214に接する。すなわち、ソース線SLの第1の積層体は、半導体層212および半導体層216の少なくとも一方の多結晶半導体層を有していればよい。
半導体層211、半導体層212、半導体層214、半導体層215、および半導体層216のそれぞれの平均結晶粒径は、各多結晶半導体層のX-Y平面に平行な断面を、例えば透過型電子顕微鏡(Transmission Electron Microscope:TEM)を用いて観察し、取得した観察像から算出できる。例えば、縦横約3μmの視野におけるTEM画像から、Intercept法(Heyn法とも呼ばれる)、またはPlanimetric法(Jeffries法とも呼ばれる)を用いて、平均結晶粒径を算出することができる。
絶縁層220は、第1の積層体の上方に設けられる。絶縁層220は、例えば酸素とシリコンを含む。
メモリセルアレイ110は、第2の積層体を有する。第2の積層体は、交互に積層された複数の導電層221および複数の絶縁層222を有する。複数の導電層221は、選択ゲート線SGSB、選択ゲート線SGS、ダミーワード線DS0~DS3、ワード線WL00~WL159、ダミーワード線DD0~DD3、選択ゲート線SGD0~SGD2、選択ゲート線SGDT0~SGDT2をそれぞれ構成し得る。なお、選択ゲート線SGD0~SGD2は、X-Y平面上では異なる位置に配置され、Z軸方向では同一層に配置される。また、選択ゲート線SGDT0~SGDT2は、X-Y平面上では異なる位置に配置され、Z軸方向では同一層に配置される。そこで、図3では一例として選択ゲート線SGD0と選択ゲート線SGDT0とを図示する。導電層221は、タングステン等の金属材料を含む。絶縁層222は、例えば酸素とシリコンを含む。
絶縁層223は、第2の積層体の上に設けられる。絶縁層223は、例えばテトラエチルオルトシリケート(TEOS)を用いて形成された酸素とシリコンを含む。
柱状体(メモリピラー)は、ブロック絶縁膜231、電荷蓄積膜232、トンネル絶縁膜233、半導体層234、およびコア絶縁層235を有する。ブロック絶縁膜231、電荷蓄積膜232、トンネル絶縁膜233、半導体層234、およびコア絶縁層235は、Z軸に略平行な方向に沿って延在する。1つのメモリピラーが1つのNANDストリングNSに対応する。メモリピラーはメモリ層を有する。メモリ層は、ブロック絶縁膜231、電荷蓄積膜232、およびトンネル絶縁膜233を有する。メモリ層は、Z軸に略垂直な方向に第2の積層体を貫通する。メモリ層は、X軸に略平行な方向において半導体層234と導電層221との間に設けられる。
ブロック絶縁膜231、およびコア絶縁層235は、例えば酸素とシリコンを含む。電荷蓄積膜232は、例えば窒素とシリコンを含む。トンネル絶縁膜233は、例えば酸素とシリコンを含む。なお、ブロック絶縁膜231およびトンネル絶縁膜233は、例えばさらに窒素を含んでもよい。
より具体的には、複数の導電層221を貫通してメモリピラーに対応するホールが形成される。ホールの側面にはブロック絶縁膜231、電荷蓄積膜232、およびトンネル絶縁膜233が順次積層される。そして、側面がトンネル絶縁膜233および半導体層214に接するように半導体層234が形成される。
半導体層234は、Z軸に略平行な方向に第2の積層体を貫通してソース線SLおよびビット線BLに接続される。半導体層234は、選択トランジスタST1、選択トランジスタST2、メモリトランジスタMT、ダミーメモリトランジスタMTDS、ダミーメモリトランジスタMTDDのチャネル形成領域を有する。よって、半導体層234は、選択トランジスタST1、選択トランジスタST2、メモリトランジスタMT、ダミーメモリトランジスタMTDS、ダミーメモリトランジスタMTDDの電流経路を接続する信号線として機能する。
半導体層234は、トンネル絶縁膜233の表面に接する。半導体層234は、例えばポリシリコン等の多結晶半導体層を含む。半導体層234は、例えばアモルファスシリコン膜を結晶化することにより形成してもよい。
コア絶縁層235は、半導体層234の内側に設けられる。コア絶縁層235は、Z軸に略平行な方向に第2の積層体を貫通する。
キャップ層236は、図3に示すように、コア絶縁層235の上に設けられるとともに、半導体層234に接する。キャップ層236は、例えば酸素とシリコン、またはN型不純物元素を含有するポリシリコンを含む。例えば、キャップ層236が酸素とシリコンを含む場合、不純物元素の拡散を抑制できる。キャップ層236が絶縁層の場合、キャップ層236の表面にリンやヒ素等のN型不純物元素を注入してもよい。また、キャップ層236にN型不純物元素を含有するポリシリコン等の多結晶半導体層を含む場合、キャップ層236とコンタクト層252との接続抵抗を低減できる。
導電層241は、Local Interconnect(Li)と呼ばれるコンタクト層である。導電層241は、Z軸に略平行な方向に第2の積層体を貫通し、ソース線SLに接続される。導電層241は、半導体層214に接する。導電層241は、例えばタングステンを含む。
絶縁層251は、第2の積層体の上方であって絶縁層223の上に設けられる。絶縁層251は、例えばTEOSを用いて形成された酸素とシリコンを含む。コンタクト層252は、コンタクトプラグとして機能する。導電層261は、コンタクト層252を介してキャップ層236に接する。導電層261は、ビット線BLとして機能する。コンタクト層252および導電層261は、金属材料を含む。
メモリピラーと、各ワード線WLを構成する導電層221との交点は、メモリトランジスタMTとして機能する。メモリピラーと、各ダミーワード線DDを構成する導電層221との交点は、ダミーメモリトランジスタMTDDとして機能する。メモリピラーと、各ダミーワード線DSを構成する導電層221との交点は、ダミーメモリトランジスタMTDSとして機能する。メモリピラーと、各選択ゲート線SGDを構成する導電層221との交点は、選択トランジスタST1aとして機能する。メモリピラーと、各選択ゲート線SGDTを構成する導電層221との交点は、選択トランジスタST1bとして機能する。メモリピラーと、選択ゲート線SGSを構成する導電層221との交点は、選択トランジスタST2aとして機能する。メモリピラーと、選択ゲート線SGSBを構成する導電層221との交点は、選択トランジスタST2bとして機能する。
次に、図3に示す半導体記憶装置の製造方法例について説明する。図5は、半導体記憶装置の製造方法の例を説明するためのフローチャートである。ここでは、特に、ソース線SLの形成に関する一連の製造工程について説明し、図4に示す部分における製造途中の断面構造を図6ないし図14に示し、その他の部分の図示を省略する。
半導体記憶装置の製造方法の例は、図5に示すように、積層工程S1と、メモリピラー形成工程S2と、開口形成工程S3と、犠牲層除去工程S4と、メモリ層加工工程S5と、半導体層形成工程S6と、リプレイス工程S7と、を具備する。これらの工程は、図5に示す工程順に限定されない。
[積層工程S1]
図6に示すように、半導体層211と、中間層213と、半導体層212と、保護層214bと、犠牲層214aと、保護層214cと、半導体層216と、中間層217と、半導体層215と、を積層して後に第1の積層体となる第3の積層体を形成する。第3の積層体は、図3に示す半導体基板100の表面に設けられた周辺回路の上方に形成される。
中間層213または中間層217が酸素を含む場合、例えば350℃以下の温度で半導体層211、半導体層216の表面を酸化させて、中間層213または中間層217を形成できる。上記酸化により形成された酸素を含む中間層213または中間層217を低温酸化膜(LTO膜)ともいう。これに限定されず、酸素を含む中間層213または中間層217は、半導体層211または半導体層216を形成する際に酸素雰囲気に曝す方法や、過酸化水素(H)やオゾン(O)を含む薬液に浸漬して形成してもよい。また、中間層213または中間層217が窒素を含む場合、例えば半導体層211、半導体層216の表面を窒化させて、中間層213または中間層217を形成できる。また、中間層213または中間層217が炭素を含む場合、例えば半導体層211、半導体層216の表面に炭素を注入して、中間層213または中間層217を形成できる。
犠牲層214aは、保護層214bの上に形成される。犠牲層214aは、保護層214bと保護層214cとの間に設けられる。犠牲層214aは、半導体層214を形成するための層である。犠牲層214aは、例えば窒素とシリコンを含む。犠牲層214aは、例えば化学気相成長法(CVD)を用いて形成できる。
保護層214bは、半導体層212の上に形成される。保護層214bは、犠牲層214aと半導体層212との間に設けられる。犠牲層214aを除去する際に半導体層212を保護するために形成される。保護層214bは、例えば酸素とシリコンを含む。保護層214bは、例えばCVDを用いて形成できる。
保護層214cは、犠牲層214aの上に形成される。保護層214cは、犠牲層214aと半導体層216との間に設けられる。保護層214cは、犠牲層214aを除去する際に半導体層216を保護するために形成される。保護層214cは、例えば酸素とシリコンを含む。保護層214cは、例えばCVDを用いて形成できる。
さらに、半導体層215の上に絶縁層220を形成する。また、絶縁層220の上に、犠牲層221aと、絶縁層222と、を交互に積層することにより、複数の犠牲層221aと複数の絶縁層222とを有し、後に第2の積層体となる第4の積層体を形成する。さらに、第4の積層体の上に絶縁層223を形成する。絶縁層220、犠牲層221a、絶縁層222、および絶縁層223は、例えばCVDを用いて形成できる。
犠牲層221aは、導電層221を形成するために設けられる。犠牲層221aは、絶縁層222とともに例えばX軸に略平行な方向に延在する。犠牲層221aは、例えば窒素とシリコンを含む。
[メモリピラー形成工程S2]
半導体層211、半導体層212、中間層213、犠牲層214a、保護層214b、保護層214c、半導体層215、半導体層216、中間層217、絶縁層220、犠牲層221a、絶縁層222、および絶縁層223をZ軸に略平行な方向に部分的に除去し、開口(メモリホール)を形成する。積層体は、例えば反応性イオンエッチング(RIE)を用いて部分的に除去できる。
次に、図7に示すように、ブロック絶縁膜231、電荷蓄積膜232、トンネル絶縁膜233、半導体層234、およびコア絶縁層235をメモリホールに形成する。これらの膜は、例えばCVD、スパッタリング、または原子層堆積法(ALD)を用いて形成できる。
さらに、キャップ層236を形成する。キャップ層236は、例えばCVDまたはALDを用いて形成できる。キャップ層236の形成の前または後に、半導体層234にヒ素、リン等のN型不純物元素やボロン等のP型不純物元素を注入してもよい。これにより、例えば半導体層234の選択ゲート線SGD、SGDTに重畳する領域に不純物半導体領域を形成できる。また、リン等のN型不純物元素を含有する半導体層を用いてキャップ層236を形成し、後述する熱処理によりキャップ層236に含まれる不純物元素を拡散させて不純物半導体領域を形成してもよい。
ブロック絶縁膜231、電荷蓄積膜232、トンネル絶縁膜233、半導体層234、およびキャップ層236は、例えばRIEやドライエッチングを用いたエッチバックにより部分的に除去されて絶縁層223の表面(上面)が露出される。
[開口形成工程S3]
図8に示すように、Z軸に略平行な方向において、絶縁層220、犠牲層221a、絶縁層222、および絶縁層223を貫通し、半導体層215に到達する開口Hを形成する。開口Hは、例えばRIEを用いて絶縁層220、犠牲層221a、絶縁層222、および絶縁層223をZ軸に略平行な方向に部分的に除去することにより形成される。
次に、図8に示すように、開口Hの内壁面および内底面に、保護層242と、保護層243と、を順に形成する。保護層242は、例えば酸素とシリコンを含む。保護層243は、例えばアモルファスシリコン等の半導体層を含む。保護層242および保護層243は、開口Hの内壁面を保護するために形成される。保護層242および保護層243は、例えばCVDまたはALDを用いて形成できる。
さらに、図9に示すように、開口Hの底部において、保護層242、保護層243、半導体層215、中間層217、半導体層216、保護層214c、犠牲層214a、保護層214b、半導体層212、中間層213、および半導体層211をZ軸に略平行な方向に部分的に除去する。これらの層は、例えばRIEを用いて部分的に除去できる。その後、保護層243、半導体層211、半導体層215、半導体層214、および半導体層216の開口Hに面する部分に酸化物層244を形成する。酸化物層244は、例えば酸素とシリコンを含む。酸化物層244は、各層の開口Hに面する部分を酸化させることにより形成できる。
[犠牲層除去工程S4]
図10に示すように、犠牲層214aを除去して空間Sを形成する。犠牲層214aは、例えばリン酸を用いたウェットエッチングにより除去できる。なお、前述のとおり、犠牲層除去工程S4の前に酸化物層244を形成することにより、半導体層211、半導体層212、半導体層215、および半導体層216を上記ウェットエッチングから保護できる。
[メモリ層加工工程S5]
図11に示すように、ブロック絶縁膜231、電荷蓄積膜232、トンネル絶縁膜233のそれぞれを部分的に除去することにより、X軸に略平行な方向において半導体層234の一部を露出させる。このとき、ブロック絶縁膜231、電荷蓄積膜232、トンネル絶縁膜233は、Z軸に略平行な方向においても部分的に除去される。ブロック絶縁膜231は、例えばフッ化水素酸(希フッ酸)を用いたウェットエッチングにより部分的に除去できる。なお、上記ウェットエッチングにより、保護層214b、保護層214c、および酸化物層244も除去される。電荷蓄積膜232は、例えばリン酸を用いたウェットエッチングにより部分的に除去できる。トンネル絶縁膜233は、例えばフッ化水素酸(希フッ酸)を用いたウェットエッチングやケミカルドライエッチング(CDE)により部分的に除去できる。
[半導体層形成工程S6]
図12に示すように、開口Hおよび空間Sを埋める半導体層214を形成する。半導体層214は、例えばCVDまたはALDを用いてリン等を含有するアモルファスシリコン等の非晶質半導体層を形成し、後述する熱処理により結晶化させることにより形成できる。
次に、図13に示すように、開口Hにおいて、半導体層214および保護層243をZ軸に略平行な方向に部分的に除去し、半導体層211、半導体層212、中間層213、半導体層214、半導体層215、半導体層216、中間層217、および保護層243の開口Hに面する部分を露出させる。半導体層214は、例えば三フッ化窒素系ガスを用いたケミカルドライエッチングによりエッチバックを行うことにより部分的に除去できる。その後、ウェットエッチングまたはドライエッチングにより、図14に示すように、保護層242を除去する。
さらに、半導体層214、半導体層234、キャップ層236等にアモルファスシリコン層等の非晶質半導体層を用いる場合、熱処理を行うことにより、非晶質半導体層を結晶化させて多結晶半導体層を形成する。また、熱処理を行うことにより、ドープされた不純物元素を活性化させる。
半導体層214は、半導体層211、半導体層215よりも平均結晶粒径が小さい半導体層212、半導体層216に接して形成される。このため、半導体層214は、半導体層212、半導体層216の結晶面に沿って結晶化する。これにより、半導体層214の平均結晶粒径を半導体層211、半導体層216の平均結晶粒径よりも小さくできる。半導体層214が結晶化された結果、第3の積層体は第1の積層体となる。
[リプレイス工程S7]
複数の犠牲層221aを除去し、除去された部分に導電層221を形成する。複数の犠牲層221aは、例えばドライエッチングまたはウェットエッチングを用いて除去できる。導電層221は、例えばCVD法またはALD法を用いて形成できる。犠牲層221aが除去され、導電層221が形成された結果、第4の積層体は第2の積層体となる。その後、導電層241、絶縁層251、コンタクト層252、導電層261を順次形成することにより、図3に示す半導体記憶装置を製造できる。
本実施形態の半導体記憶装置では、メモリトランジスタMTのチャネル形成領域(半導体層234)が半導体基板100に直接接続されていない。そのため、選択トランジスタST1a、選択トランジスタST2b等の少なくとも一つの選択トランジスタのゲートと、ドレインとの間に逆バイアス電圧を印加してGate Induced Drain Leakage(GIDL)を発生させることにより、消去(イレーズ)動作を行う。GIDLにより、メモリトランジスタMTのチャネルを介して正孔を注入して電荷蓄積膜232の電荷を消滅できる。
ここで、消去動作について説明する。ここでは、一例として、ブロック消去について説明する。ブロック消去は、1つのブロックBLKを選択して消去動作を実行する。
消去動作は、大まかに、消去パルス印加動作と消去ベリファイ動作とを含む。消去パルス印加動作は、メモリトランジスタMTの閾値電圧を低下させるために消去パルスを印加する動作である。消去ベリファイ動作は、消去パルス印加動作を印加した結果、メモリトランジスタMTの閾値電圧が目標とする値より低くなったか否かを判定する動作である。消去動作では、消去パルス印加動作と消去ベリファイ動作との組み合わせを繰り返すことで、メモリトランジスタMTの閾値電圧を消去レベルまで低下させる。
図15は、ブロック消去動作における消去パルス印加時の各配線の電圧を示すタイミングチャートである。時刻t0において、図1に示すローデコーダ115は、消去対象のブロックBLK(以下、「選択ブロックBLK」とも表記する)の選択ゲート線SGDT、選択ゲート線SGD、選択ゲート線SGSB、選択ゲート線SGS、ワード線WL、ダミーワード線DD、およびダミーワード線DSに、例えば電源電圧である電圧VDDを印加する。また、ローデコーダ115は、消去対象ではないブロックBLK(以下、「非選択ブロックBLK」とも表記する)のワード線WL、ダミーワード線DD、およびダミーワード線DSに電圧VDDを印加する。なお、ワード線WL、ダミーワード線DD、およびダミーワード線DSの電圧は、電圧VDDでなくてもよい。
ワード線WL、ダミーワード線DD、およびダミーワード線DSの電圧は、GIDLで発生した正孔が対応するメモリトランジスタMT、ダミーメモリトランジスタMTDD、およびダミーメモリトランジスタMTDSの電荷蓄積膜232に注入されるように電圧VDDよりも低い電圧であってもよい。また、ローデコーダ115は、非選択ブロックBLKのワード線WL、ダミーワード線DD、およびダミーワード線DSには、電圧VDDを印加せずに、非選択ブロックBLKのワード線WL、ダミーワード線DD、およびダミーワード線DSをフローティング状態としてもよい。
時刻t1において、ソース線SLには、電圧Veraが印加される。また、時刻t1において、ビット線BLにはソース線SLを介して、電圧Veraが印加される。電圧Veraは、GIDLを発生させるための高電圧である。そして、ローデコーダ115は、選択トランジスタST1aおよび選択トランジスタST2aの電荷蓄積膜232への正孔の注入を抑制するため、選択ゲート線SGDおよび選択ゲート線SGSに電圧Veraを印加する。なお、選択ゲート線SGDおよび選択ゲート線SGSには、電圧Veraと異なる電圧がそれぞれ印加されてもよい。この場合、選択ゲート線SGDおよび選択ゲート線SGSに印加される電圧は、互いに異なっていてもよい。例えば、選択ゲート線SGDおよび選択ゲート線SGSには、電圧VDDよりも高い電圧がそれぞれ印加されてもよい。
時刻t2~t3の期間、ローデコーダ115は、選択ブロックBLKの選択ゲート線SGDTに電圧Verasgdtを印加する。また、ローデコーダ115は、選択ブロックBLKの選択ゲート線SGSBに電圧Verasgsbを印加する。電圧Verasgdtは、選択トランジスタST1bにおいて、GIDLを発生させるための高電圧であり、電圧Veraよりも低く、電圧VDDよりも高い電圧である。電圧Verasgsbは、選択トランジスタST2bにおいて、GIDLを発生させるための高電圧であり、電圧Veraよりも低く、電圧VDDよりも高い電圧である。電圧Verasgdtと電圧Verasgsbとは異なる電圧であってもよく、同じ電圧であってもよい。これにより、選択ブロックBLKの選択トランジスタST1bおよび選択トランジスタST2bのゲートとドレインとの間を流れるGIDLが発生する。GIDLにより発生した正孔は、選択ブロックBLK内のメモリトランジスタMT、ダミーメモリトランジスタMTDD、およびダミーメモリトランジスタMTDSの電荷蓄積膜232に注入される。換言すれば、ソース線SL側からメモリトランジスタMT、ダミーメモリトランジスタMTDD、およびダミーメモリトランジスタMTDSに正孔が供給される(データが消去される)。
ローデコーダ115は、時刻t2~t3の期間、非選択ブロックBLKのワード線WL、ダミーワード線DD、およびダミーワード線DSをフローティング状態とする。非選択ブロックBLKのワード線WLおよびダミーワード線DD、DSは、フローティング状態のため、電圧Veraが印加された半導体層234(チャネル)とのカップリングより、例えば電圧Veraまで上昇する。このため、非選択ブロックBLKのメモリトランジスタMT、ダミーメモリトランジスタMTDD、およびダミーメモリトランジスタMTDSには、正孔が供給されない(データが消去されない)。
その後、時刻t3において、リフレッシュ動作が実行され、各配線に電圧VSSが印加される。以上が消去動作の説明である。
上記消去動作のために、リン等のN型不純物元素を半導体層234の選択ゲート線SGDT、SGSBと重畳する領域に拡散させてGIDLにより発生する正孔の量を増加させることが好ましい。
図16は、半導体層234にリンを拡散させる方法例を説明するための模式図である。図16に示すように、上記熱処理により、半導体層214に含まれるリンを半導体層234との接触部を介して半導体層234の選択ゲート線SGSBと重畳する領域に拡散させる。
リン等のN型不純物元素は、半導体層214の結晶粒界に沿って拡散しやすい。このため、半導体層214の平均結晶粒径(第3の平均結晶粒径)が大きいと、複数のメモリピラーMPにおいて、上記不純物元素の拡散にばらつきが生じる場合がある。
図17は、X-Y平面における半導体層214とメモリピラーMPとの重畳部を示す模式図である。図17は、複数のメモリピラーMPと、半導体層214の結晶粒界GBと、を図示する。
半導体層214は、図17に示すように、X-Y平面において複数のメモリピラーMPに重畳する。複数のメモリピラーMPは、所定のピッチPで配置される。ピッチPは、X-Y平面における隣接するメモリピラーMPの中心間の距離である。半導体層214の平均結晶粒径が大きい場合、X-Y平面において結晶粒界GBと重畳するメモリピラーMPおよび結晶粒界GBと重畳しないメモリピラーMPが存在するため、これらのメモリピラーMPの間で不純物元素の拡散ばらつきが発生する。これは、GIDLにより発生する正孔の量のばらつきの原因となり、半導体記憶装置の信頼性を低下させる。
これに対し、本実施形態の半導体記憶装置では、半導体層214の平均結晶粒径の増大を抑制することにより、結晶粒界GBと重畳するメモリピラーMPの数を増やすことができる。これにより、メモリピラーMPの間で不純物元素の拡散ばらつきを抑制できるため、高い信頼性を有する半導体記憶装置を提供できる。なお、結晶粒界GBと重畳するメモリピラーMPの数を増やすために、半導体層214の平均結晶粒径は、メモリピラーMPのピッチPよりも小さいことが好ましい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100…半導体基板、101…半導体記憶装置、102…メモリコントローラ、110…メモリセルアレイ、111…コマンドレジスタ、112…アドレスレジスタ、113…シーケンサ、114…ドライバ、115…ローデコーダ、116…センスアンプ、201…導電層、202…導電層、203…絶縁層、211…半導体層、212…半導体層、213…中間層、214…半導体層、214a…犠牲層、214b…保護層、214c…保護層、215…半導体層、216…半導体層、217…中間層、220…絶縁層、221…導電層、221a…犠牲層、222…絶縁層、223…絶縁層、231…ブロック絶縁膜、232…電荷蓄積膜、233…トンネル絶縁膜、234…半導体層、235…コア絶縁層、236…キャップ層、241…導電層、242…保護層、243…保護層、244…酸化物層、251…絶縁層、252…コンタクト層、261…導電層。

Claims (20)

  1. 第1の平均結晶粒径を有する第1の多結晶半導体層と、前記第1の平均結晶粒径よりも小さい第2の平均結晶粒径を有する第2の多結晶半導体層と、前記第1の多結晶半導体層と前記第2の多結晶半導体層との間に設けられた中間層と、前記第2の多結晶半導体層に接して設けられ、且つ前記第1の平均結晶粒径よりも小さい第3の平均結晶粒径を有する第3の多結晶半導体層と、を有する第1の積層体と、
    前記第1の積層体の上方に設けられ、複数の導電層と、複数の絶縁層と、を有し、それぞれの前記導電層およびそれぞれの前記絶縁層が交互に積層されるとともに第1方向に延在する、第2の積層体と、
    前記第1方向と交差する第2方向に前記第2の積層体を貫通し、前記第3の多結晶半導体層に接して設けられた半導体層と、
    前記第2方向に前記第2の積層体を貫通し、前記第1方向において前記半導体層と前記導電層との間に設けられたメモリ層と、
    を具備する、半導体記憶装置。
  2. 前記第2の多結晶半導体層は、前記第1の多結晶半導体層よりも薄い、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記中間層は、前記第2の多結晶半導体層よりも薄い、請求項1または請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記中間層は、酸素、炭素、または窒素を含む、請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記第3の平均結晶粒径は、前記半導体層と前記メモリ層とをそれぞれ含む複数の柱状体のピッチよりも小さい、請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記第3の多結晶半導体層は、リンを含む、請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
  7. 第1の積層体と、
    前記第1の積層体の上方に設けられ、複数の導電層と、複数の絶縁層と、を有し、それぞれの前記導電層およびそれぞれの前記絶縁層が交互に積層されるとともに第1方向に延在する、第2の積層体と、
    前記第1方向と交差する第2方向に前記第2の積層体を貫通する柱状体と、
    を具備し、
    前記第1の積層体は、
    第1の平均結晶粒径を有する第1の多結晶半導体層と、
    前記第1の平均結晶粒径よりも小さい第2の平均結晶粒径を有する第2の多結晶半導体層と、
    前記第1の多結晶半導体層と前記第2の多結晶半導体層との間に設けられた第1の中間層と、
    第3の平均結晶粒径を有する第3の多結晶半導体層と、
    第4の平均結晶粒径を有する第4の多結晶半導体層と、
    前記第4の平均結晶粒径よりも小さい第5の平均結晶粒径を有する第5の多結晶半導体層と、
    前記第4の多結晶半導体層と前記第5の多結晶半導体層との間に設けられた第2の中間層と、を有し、
    前記柱状体は、
    前記第2方向に前記第2の積層体を貫通し、前記第3の多結晶半導体層に接して設けられた半導体層と、
    前記第1方向において前記半導体層と前記複数の導電層の少なくとも1つとの間に設けられた電荷蓄積層と、を有し、
    前記第3の多結晶半導体層は、前記第2の多結晶半導体層と前記第5の多結晶半導体層との間に設けられるとともに、前記第2の多結晶半導体層と前記第5の多結晶半導体層に接し、
    前記第3の平均結晶粒径は、前記第1の平均結晶粒径よりも小さく、且つ前記第4の平均結晶粒径よりも小さい、半導体記憶装置。
  8. 前記第2の多結晶半導体層は、前記第1の多結晶半導体層よりも薄く、
    前記第5の多結晶半導体層は、前記第4の多結晶半導体層よりも薄い、請求項7に記載の半導体記憶装置。
  9. 前記第1の中間層は、前記第2の多結晶半導体層よりも薄く、
    前記第2の中間層は、前記第5の多結晶半導体層よりも薄い、請求項7または請求項8に記載の半導体記憶装置。
  10. 前記第1の中間層と前記第2の中間層のそれぞれは、酸素、炭素、または窒素を含む、請求項7ないし請求項9のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
  11. 第1の平均結晶粒径を有する第1の多結晶半導体層と、前記第1の平均結晶粒径よりも小さい第2の平均結晶粒径を有する第2の多結晶半導体層と、前記第1の多結晶半導体層と前記第2の多結晶半導体層との間の第1の中間層と、前記第2の多結晶半導体層に接する第1の犠牲層と、を有する第1の積層体を形成し、
    前記第1の積層体の上方に、それぞれ第1方向に延在する絶縁層と第2の犠牲層とを交互に積層することにより、複数の前記絶縁層と複数の前記第2の犠牲層とを有する第2の積層体を形成し、
    前記第1方向と交差する第2方向に前記第2の積層体を貫通する半導体層と、前記第1方向において前記半導体層と前記複数の第2の犠牲層の少なくとも1つとの間に設けられたメモリ層と、を有する柱状体を形成し、
    前記半導体層が露出するように前記第1の犠牲層を除去して第1の空間を形成し、前記第1の平均結晶粒径よりも小さい第3の平均結晶粒径を有する第3の多結晶半導体層を前記第1の空間に形成し、
    前記第2の犠牲層を除去して第2の空間を形成し、導電層を前記第2の空間に形成する、
    半導体記憶装置の製造方法。
  12. 前記第2の多結晶半導体層は、前記第1の多結晶半導体層よりも薄い、請求項11に記載の製造方法。
  13. 前記第1の中間層は、前記第2の多結晶半導体層よりも薄い、請求項11または請求項12に記載の製造方法。
  14. 前記第1の中間層は、酸素、炭素、または窒素を含む、請求項11ないし請求項13のいずれか一項に記載の製造方法。
  15. 前記第3の平均結晶粒径は、前記半導体層と前記メモリ層とをそれぞれ含む複数の柱状体の間隔よりも小さい、請求項11ないし請求項14のいずれか一項に記載の製造方法。
  16. 前記第3の多結晶半導体層は、リンを含む、請求項11ないし請求項15のいずれか一項に記載の製造方法。
  17. 前記第1の積層体は、
    第4の平均結晶粒径を有する第4の多結晶半導体層と、
    前記第4の平均結晶粒径よりも小さい第5の平均結晶粒径を有する第5の多結晶半導体層と、
    前記第4の多結晶半導体層と前記第5の多結晶半導体層との間に設けられた第2の中間層と、をさらに有し、
    前記第1の犠牲層は、前記第2の多結晶半導体層と前記第5の多結晶半導体層との間に設けられるとともに、前記第5の多結晶半導体層に接し、
    前記第3の平均結晶粒径は、前記第4の平均結晶粒径よりも小さい、請求項11ないし請求項16のいずれか一項に記載の製造方法。
  18. 前記第5の多結晶半導体層は、前記第4の多結晶半導体層よりも薄い、請求項17に記載の製造方法。
  19. 前記第2の中間層は、前記第5の多結晶半導体層よりも薄い、請求項17または請求項18に記載の製造方法。
  20. 前記第2の中間層は、酸素、炭素、または窒素を含む、請求項17ないし請求項19のいずれか一項に記載の製造方法。
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