JPS5895349A - 感光性プレ−トの現像補充液補充方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明−自動現像機を柑いて感光性プレートを多数枚現
像する場合の現像補充液の補充方法に関するものである
。更に詳しくσ自動現像機において感光性プレートを多
数枚処理することによって起こる現像液の劣化を、自動
現像機の現像ゾーンの途中において感光性プレートの感
光層の溶出度としてセンサーにて測定し、ある一定の劣
化度に達しに時自動的に現像補充液を添加し現像液の能
力を所期のレベルに回復させるようにし几現像補充ｇ補
充方法に関するものである。

自動現像機を用いて感光性プレートを処理ｔゐ場合、一
般ＶＣは処理するして従って現像液の現像能力は劣化し
、そのまま処理し続けると感光層の非画像部を溶出させ
る能力が著しく低下して現像不良となる。この現像不良
ケ起す要因としては感光層より溶出した成分が現像液中
の有効成分を消費することによって起る処理疲労劣化と
、現像液がアルカリの場合のごとく経時によって空気中
の炭酸ガス全吸収し、中和反応によってアルカリ度が低
下することによって起る経時疲労劣化、あるいけ現像液
の有効成分がアルコールである様な場合にげ経時によっ
てアルコールが蒸発して起る経時疲労劣化とがあるーこ
の処理疲労劣化と経時疲労劣化を回復させる方法として
、たとえば特開昭ｊＯ−／≠グｚｏλ号、同ｊ≠−６，
ｚｏｏ４を号、同！ｊ−／／６０３？号及び、同オ６−
／Ｊｂｑｊ号の各公報に示されるように元の現縁液より
も強い現像補充液にて現像処理量に応じて連続的あるい
け間欠的に補充する方法が示されている。ま建水とアル
コールからなる現像液を用いて感光性プレートを自動現
像機にて処理する場合、経時によってアルコールが蒸発
し現像能力が低下する。この場合Ｋ１１ｌ蒸発したアル
コール分だけアルコールを補充し現像能力を回復させる
ことがすでに当業者間でに行われている。

特開昭１６−／／ｊｔＯＪ９号公報に示さｎるようＶｃ
Ｗ＆光性プレートの処理量１／（よる補充と時間経時に
よる補充を同時に行うことが提案さ扛ているが、具体的
な処理′ＩｋＶＣよる補充ａ自動現像機中を感光性プレ
ートが通過する時間に応じて現像補充液が補充される様
になっている。この場合感光性プレートの巾や画像面積
が変ってもプレートの長さが一定であれば同一量の現像
補充液が補充されることになる。また時間経時による補
充も時間当り一定量の現像補充液が補充される。自動現
像機中に仕込む現像液量や空気中の炭酸ガス＃度に工っ
て最適の補充量に変化してしまう。この様に感光性プレ
ートの巾、画像面積、自動現像機に仕込む現像液量、空
気中の炭酸ガス濃度によって補充量をその都度変化させ
なければ正確な補償に達成しえない欠点を有していた。

また水−アルコール系からなる現像液においては液の比
重を測定し一定の比重になる様アルコールを補充するこ
とが行われているが現像処理液中に含む感光層からのバ
インダーの溶は込み量によって一定の比重になる基準が
変ってきたり、比重を計る場合液温を正確に管理しなけ
ればならず、結局正確な補充量を決定することは困難で
あった。。

本発明は上記のごとき欠点ケ改良し几新規の現像補充液
補充方法Ｖｃ関するものである。すなわち前記のごとく
プレートの処理条件による経験的データーより計算Ｖｃ
Ｊって補充量を決めていたものを、現像途中における感
光性プレートの感光層の溶出度合をセンサーＶＣで直接
測定し、現像液が劣化し感光層の溶出度合が所定のレベ
ルに低下した時、センサーと連動した補充装置が自動的
に作動し、一定１の現像補充液が補充される様にした現
像補充液補充方法に関するものである。感光性プレート
の現像時間σ非画像部のｇｆｔ、層が浴出し、画像部の
網点面積が一定になる様決められている。

ｆＣ，＜！：　Ｌ　ｌｄ’　、０−ナフトキノ／ジアジ
ド化合物よりなるポジ型感光性プレートを珪酸アルカリ
金Ｎよりなるアルカリ水でｙ−ｏ秒間現像する場合、非
画像部の感光層がほぼ溶出するのけ２〜／Ｑ秒以内であ
る。２〜１０秒後≠θ秒までは画像部の網点のフリンジ
部分の現像性の遅い部分を現像し、一定の網点面積とな
る様に整えられる。弘θ秒間現ｆｌＪＶｃおいて現像液
が新しい場合には、２〜ｉｏ秒以内で非画像部がほぼ溶
出するのに対して、感光性プレーＨ処理しつづけると溶
出するまでの時聞けだんだん遅くなり遂ｌ（けａＯ秒以
上となり完全に現像不良となる。網点的にみ几場合感光
性プレート？処理することによって現像液が劣化し、非
画像部の溶出時間が約−１秒まで要する様になっても弘
θ秒現像の場合ＶＣは許容される現像液の−よ− 劣化範囲にある。そこで４ｔＯ秒現像の場合約２ｊ秒以
内に感光性プレートの感光層がほぼ溶出しているかどう
かをセンサーケ用いて測定し、感光層が溶出していなく
一定量の感光層が残存している場合のみ自動的に現＠補
充液を補充し現像液の活性度を回復させれば、現像液の
能力に常に一定レベルに保つことが可能となる。

本発明の現像補充液補充方法を用いることによって感光
性プレートの巾や画像面積が変化しても、また作業環境
の炭酸ガス濃度が変化しても直接感光層の溶出度合を測
定して補充するので常に安定した網点再現性を有する印
刷板を得ることが出来る。その上補充装置の現像補充液
補充量を一度設定するとその後まったく補充量を調節す
る必要がない。

本発明での感光性プレートのｇ光層の溶出度合を測定す
るセンサーとしてσ（１）着色した感光層の残存量を、
プレートの上方より感光層が感光しない光を当て反射光
の強弱を測定して電気信号に変換する光反射センサーあ
るいは透明支持体の場合　６− ＶＣ９透過元の強弱を測定する光透過センサーや、（２
）金属支持体の場合感光層の残存量の変化に伴う膜の電
気抵抗値を測定する交流イノピーダンス計、感光層の残
存量の変化に伴う膜の静電容量を測定する静電容量計や
直列等価抵抗値を測定する交流ブリッジ計等がある。（
１１の着色したｇ光層の溶出度合を感−！＃の残存度合
として光センサーにて測定する方法として汀、たとえば
アルミニウム支持体上に着色した感光層が塗布されてい
る場合現像によって着色した感光層が除去される度合ｔ
′ｆＪ１．僑途中において現像蔽をしほりローラー等で
除去し、アルミニウム支持体表面の反射光會九反射セン
ザーにて出力電圧として測定する。感光層が除去されな
いで残在している場合反射光の出力電圧が変化する。そ
こで一定の出力電圧に達した時、補充量ｆｉｌを作動さ
せ一定量の現像補充液を自動的に補充させ現像液の活性
度を回復させる。（２）の残存感光層の測定法としては
支持体が導電性の金属支持体に限られる。導電性金属支
持体Ｉ／ｃ塗布された感光層の現ｆｉ’ｌｃよる溶出度
合を残存感光層の１１７０電気低抗値、静電容量あるい
げ直列等価抵抗値として測定し、一定の測定値以上に達
し九時補充装置を作動させ一定量の現像補充液を補充す
る。この場合光センザーを用いる場合のような現像途中
において現像液を除去して測定する必要はない。現像液
中において感光性プレートと無接触にて測定が可能であ
る。感光層が塗布されている側のプレート上に一方の電
極板を／−ｊＯＷＢ離して現像液中に設置する。もう一
方の電極は支持体に直接接触する様に、たとえば自動現
像機の挿入ローラーを金属してもよい。また無接触でも
構わない。たとえばプレート上に前記の電極板と同じ位
［工り現像がより進行する位置すなわち現像ゾーンの出
口１’ｊ、Ｉｌ’り近い位＃ＬＶｃ前記と同様な電極板
をプレートと離して設置してもよい。また感光性プレー
トの裏面側に電極板を設置しでもよい。いずれの場合に
もプレートと電極板の間Ｖ（は電解質の現像液が存在し
ている必要がある。

本発明の現像途中におけるセンサーの設置位置は感光性
プレートの非画像部の感光層が疲労していないｙｌ（象
ｇＶ（てほぼ溶出する位＠ＶＣ設けることが望ましい。

搬送式の自動現謙様における現像ゾーンの挿入部から出
口部までの距離をプレートの先端が通過する全現像時間
のｌ／、２０−λ／３の時間にプレートの先端が通過す
る位置にセンサーを設置することが望ましい。より望ま
しくけプレートの先端が通過する全現像時間のＩ／／コ
〜／／３の時間にプレートの先端が通過する位ＷＩｔ、
ＶＣ該センサーを設置することである。

本発明に用いる自動現像機としてはプレートを搬送する
方式のもので現像ゾーンと必要なら洗浄ゾーン、水洗ゾ
ーン、ガム塗布ゾーン及び乾燥ゾーンを有しているもの
である。現像補充液補充装置としては現像補充液タンク
と一定量の現像補充液を供給出来る様にタイマーと接続
し次数送液ポンプからなっている。

本発明に用いる感光性プレートｂ光照射によって溶解性
が変イビする感光層がアルミ板、亜鉛板、鉄板、紙板、
プラスチック板等の基板上［１〜０゜１１７ｍ２ｍ布さ
れているものである。感光層と　９− してはオルトキノ／ジアジド化合物、ジアゾニウム塩化
合物、アジド化合物、フォトポリマー化合物および光重
合性化合物等からなる感光層をあげることが出来る。

特に本発明の補充方法に最適グ〕感乎性プレートはアル
ミニウム板上にオルトキノンジアジド化合物からなる感
光層を有するポジ型感光性平版印刷板である。

本発明に用いる現像液としては感光性ブし・−トの感光
層を容易に溶出又は除去せしめるもので、たとえばオル
トキノンジアジド化合物からなる感光層の場合には、珪
酸ソーダーあるいけカリの水溶液が用いられる。この場
合の補充する現像補充液は特開昭１Ｏ−７４Ｚ≠！０．
２号、特開昭１≠−６，２００１１号各明細芳容示され
る様に元の現像液よりアルカリ度の高い強い現像液を使
用する。補充量は補充′ｊる現像補充液の強さによって
一定でげないが管理の容易さから７回の補充量は現像液
の仕込量２０１−当Ｆ）ｊ−から１２の範囲が適当であ
る。もつとも管理のよい補充量σ現像液の仕込ｉｏ− 量λθｌ当り２０−からコｔの範囲である。

感光層の光のあ九ったところが硬化するネガ型ジアゾニ
ウム化合物の場合には感光層に用いるバインダーによっ
て現像液の組成灯大巾に変ってくる、たとえばバインダ
ーがアルカリ可溶性樹脂の場合ＶＣＨ現像液の主成分は
アルカリ剤になる。このアルカリ剤は、感光性プレート
を処理するｒ（つれ消費され、現像液の活性度は低下す
る。この様な場合現像補充液としてアルカリ剤を添加す
ることによって現像液の活性度を回復させることが出プ
レートをそれぞれの現像液で処理する場合、処理するこ
とによって消費させる現像液中の成分を補充によって補
い現像液の活性度を回復させる。

いずれの場合でも本発明でに感光性プレート上の感光層
の溶出度合を直接センサーにて測定し、溶出度合が不足
している場合に前記のごとき現像補充液で補充する。

り下冥施例をもって本発明の詳細な説明する。

実施例１゜ 米国特許第３．６３！、７０９号明細書の実施例１．Ｖ
Ｃ記載されているアセト／とピロガロールの縮重合によ
り得られるポリヒドロキシフェニルのナフトキノン−／
、、２−ジアジド−！−スルホン酸エステル／重量部、
ノボラック型フェノールホルムアルデヒド樹脂−重量部
とクリスタルバイオレッｈｏ、ｏ、２重量部２．２ｏ重
量部のエチレングリコールモノメチルエーテルアセテー
ト、１Ｏｆｉ量部のエチル／グリコールモノメチルエー
テル、／　０３４ｔｅのメチルエチルケトンに溶解して
感光液を調製した。厚さ０．３ｍの砂目立されたアルミ
ニウム板を硫酸中で陽極酸化し、約コ、≠、９／ｍｉ２
の酸化皮膜ケつくり、よく洗浄した後乾燥し、その上に
上記感光液全塗布乾燥し約２．１９７ｍ２の感光層？有
″ｔ′る感光板を得た。

このポジ型感光性プレート全透明陽画フィルムを通して
７ｍの距離から３ｋＷのメタルハライドラ／ブ會用いて
６０秒間露光した。尚感光性プレートの端からｓｃｍ以
内り丁べで非画像部となる様鮨光した。第１図に示す現
ｆ象シー７を有する自動現像機を用いて露光したプレー
トを現像し７ｊ、、現像夕／ｌｉ／ｖｇｘ珪酸カリ（８
１（Ｊ２／に２（Ｊ＝／　、　２１１　）３．０重量係
水溶液からなる現像数音２／ｌ−仕込んだ。補充液タン
ク？の現像補充液は上記現像液よりも１１１度が高い珪
酸カリウム（５ｉＵ２／に２０＝／、λ≠）６゜１１１
％水溶液とした。／／の現像液ヲ・ポンプｊＶｃよって
スプレー管６よリプレードア、２上に送液させ循環させ
た。／、／／Ｓ、２、λＩｎプレート搬送ロールでグσ
ブラシロールである。３およ（ド３ｔ（ａ厚さ１ｍ１１
の／Ｃｒｎ×２ｃＩｎのステンレス製電極板で通過する
プレート表面から３關上方の位置で、そして通過するプ
レート巾方向の端からコ、ｊｃｒｎの位置で常にプレー
トの非画像部が通過する位＠ｖｒ：、設置した。％に３
の電極板にｌの挿入ロールの中心から−の出口ロールの
中心までのプレートの先端が通過する全時間の／／Ｉの
時間にクレートの先端が通過する位置に電極板の中心が
位置する様設置しに０この場合の全現像時間ｇｔｉｔｏ
秒間であったので電極板の中心位置で　ｌ　３− の現像時間は！ｆＭであった。もう一方の電極板センサ
ースイッチはインビダ／ス値が２３０ＶＣなったとき自
動的にスイッチが入シーの補充装置が作動しタイマース
イッチ窪よって／ｌの現像補充液が添加される様にした
。λｌｔの現像液を仕込んだ自動現像機を作動させ、前
記の１０ｏ３Ｋｍ×ｒｏｏｔｍで厚さ”−３０！Ｒｍｌ
からなるプレート’ｉ／枚通し几。３の電極板にプレー
トが達した時点での非画像部の感光層はほぼ溶出し交流
インビダンス耐のインビダンス値は／　ＩＱｆ示した。

引き続きプレートを処理して行くとインビダンス値は増
加し、１００３ｇ１０Ｏ３，のプＬ／−）（ｉ７Ｐ枚処
理した時、インビダンス値は２３０を示し、非画像部の
感光層が残存している状態であハ自動的に補充装置か作
動し２ｔの現像補充液が補充された。そして１０枚目の
プレート巾方向するとイ／−／　ダー ビダンス値ＢｉｔΩに低下していた。そのままプレート
を処理しつづけると１７枚目でインビダンス値が２３Ω
を示し自動的に補充装置が作動し補充された。この様に
して約２００枚のプレートラ処理しつづけそして安定な
網点再現性ケ有する印刷版を得た。

実施例２ 実施例１．ｉ’（て用い友感光性プレート、現像液およ
び現像補充液音用いて第２図に示すような現像ゾーンを
有する自動現像機を用いて露光したプレート全現像した
。ｌ′およびλ′は現像液除去ロールで、ｌμはプレー
トの残存感光層の量を測定する光反射センサーである。

ＩＯは光反射センサーｉ’（よって受光した反射光の強
弱を出力電圧として測定する装置とそれに接続し友セン
サースイッチである。１４ｔの測定位置け／の挿入ロー
ルから−の出口ロールの全現像ゾーンの挿入ロールから
一２７ｊのところで　／ＩおよびコＩの現像液除去ロー
ル間の中心で、しかもプレート上方／　２８１１の位置
に受光面がくるところに決めた。そして実施例１と同様
に常に感光性プレートの非画像部が通過する位置に光反
射センサーを設置した。光反射センサーはサンクス社製
のカラマークセンサーＬＸ−／コで光学用タングステン
ランプよりなる光源を有するものであった。反射光の出
力電圧が感度目盛で７３を示すと自動的ｖｒ−ｔの補充
装置が作動し／、ｊｌ−の現像補充液が補充される様に
した。

コｉｔの現像液を仕込んだ自動現像機を作動させ、実施
例１．の１００Ｊｍ１００Ｊ、の感光性プレートを一枚
処理した。／弘の位置にプレートが達した時点での非画
像部の感光層はほぼ溶出し、センサーの出力電圧ｂｇ度
目盛で？であった。引き続きプレー）ｔ−処理しつづけ
ると７１枚でセンた。そして１６枚のプレートを処理す
るとセンサーの出力電圧は感度目盛で９を示した。その
ままプレートを処理しつづけると３０枚目でセンサーの
出力電圧ＶＣ／３を示し自動的に現像補充液が補充され
た。この様にして実施例１．と同様にして約、２００枚
処理しつづけ、安定した網点再現性を有する印刷版を得
た。

【図面の簡単な説明】

第１図おＩひ第２図に、本発明を実施する為の自動現１
象機の概略断面図である。 特許出願人　富士写真フィルム株式会社−／　７− 第１図 第２図 ４ 手続補正書 昭和！６年ｌり月／ｇ日 特許庁長官　　島　１）春　樹　殿　　−３、補正をす
る者 事件との関係　　　　　　　特許出願人ｌλ・・・プレ
ート、１４Ｌ・・・光反射センサー」４、補正の対象　
　明細書の「発明の詳細な説明」の欄および「図面の簡
単な説 明」の欄 ５、補正の内容 （１）第７頁≠〜ｊ行の「静電容量を測定する静電容量
計や直列等価抵抗値」を「静電容量や等価抵抗値」に補
正する。 （２）　　第ｒ頁７行の「直列」を削除する。 （４）同頁参行、６行、７３〜／ぴ行、／グ行、ｌｌ行
および７７行、第１≠頁末行〜第ｉｓ頁第１行並びに第
１ｊ頁λ〜３行の各「インビダンス」を「インピーダン
ス」に補正する。 （５）第１７頁第！行の下に次の文を挿入する。 「　１．コ・・・プレート搬送ロール、ｊ　、　ｊ’−
・・電極板、≠・・・ブラシロール、！・・・ポンプ、
６・・・スプレー管、７・・・インビーダンス計、ｔ・
・・補充装置、９・・・補充液タンク、ｌｌ・・・現像
タンク、−／− 以上 一コー

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 現像補充液補充装置が接続されているプレート搬送型の
   自動現像機を用いて、画像露光された感光性プレートを
   多数枚現像する現像工程において、該自動現像機の現像
   ゾーンの途中の位置に感光性プレートの非画像部の感光
   層の溶出度合を測定するセンサーを設け、該センサーに
   より検出された溶出度合が所定のレベルに低下した時、
   該補充装置が自動的に作動し、一定量の現像補充液が現
   像液に添加されるようにしたことを特徴とする自動現像
   機の現像補充液補充方法。