JPH08222389A - 高力率高輝度放電灯点灯装置 - Google Patents
高力率高輝度放電灯点灯装置Info
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- JPH08222389A JPH08222389A JP7025030A JP2503095A JPH08222389A JP H08222389 A JPH08222389 A JP H08222389A JP 7025030 A JP7025030 A JP 7025030A JP 2503095 A JP2503095 A JP 2503095A JP H08222389 A JPH08222389 A JP H08222389A
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Abstract
路構成の簡単で安価な高輝度放電点灯装置を提供するこ
と。 【構成】商用交流電源の整流平滑回路と、昇圧チョッパ
ー方式正弦波コンバータとのパワースイッチ素子を持つ
電圧共振型インバータと、メタルハライドランプからな
る高輝度放電灯を含む高輝度放電灯点灯装置であって、
前記電圧共振型インバータは前記をスイッチングして出
力する回路である。前記高輝度放電灯は、ガスを封入し
た管内に距離を隔てて対抗する対の電極を有し、前記対
の電極間の放電により光りを発する放電灯であって、前
記対の電極に放電を発生させるトリガー電圧とトリガー
後に放電を維持する放電維持電圧との2つの異なる電圧
値を有し、前記電極が前記電圧共振型インバータの出力
に接続されている。そして、該メタルハライドランプの
ランプ電流を検出する手段を備え、この検出手段が検出
した電流が小さければ小さい程前記パワースイチ素子の
間欠間隔を長く設定するインバータの発信周波数制御手
段を具備している。
Description
る高輝度放電点灯装置に関する。
輝度放電点灯装置の回路図を示す。従来例1において商
用交流電源ACをダイオードD101〜D104とイン
ダクタLFとコンデンサCFとを含む整流回路RECに
て直流化し、その出力はチョークコイルL101とスイ
ッチング素子SW1とダイオードD105とコンデンサ
Cとを含む昇圧チョッパー方式正弦波コンバータ回路に
印加される。正弦波コンバータ回路には、その負荷とし
てフルブリッジ方式のインバータINVが接続されてい
る。
について簡単に説明する。入力電流Iiを商用交流電源
電圧eiの波形と同一にするために、まず、抵抗R10
1、R102により電圧ei’を検出し、掛算器MPI
に入力する。この電圧はei’と同一波形の電流指令値
Ii*となる。一方、抵抗R104により電流Ii’を
検出し、コンパレータCMP1にてIi*とIi’を比
較し、差に比例したPWM信号を作り出し、これにより
正弦波コンバータのスイッチング素子SW1を駆動すれ
ば高調波の抑制と高力率をフィードフォワード制御にて
達成できる。さらに、インバータINVの出力電流を安
定化するために、ランプ電流検出抵抗R105によりラ
ンプ電流を検出し、定電流回路によりランプ電流ILの
変動分△ILを得て、これとei’との積をとり、電流
指令値Ii*を作り出す。これによりフィードバック回
路が構成され、Ii*の振幅がILの変動分により変化
し、ILが安定化され、同時にei’と同一の電流波形
が得られる。
力電圧に比例するので、スイッチング波形の高周波成分
をLF、CFによるローパスフィルタで取り除くことに
より、ACラインの一周期では従来例2に示すように入
力電圧と相似形になり、力率はほぼ1が得られる。昇圧
チョッパー方式正弦波コンバータにはその負荷としてフ
ルブリッジ方式のインバータINVが接続されている。
なお、TR1〜TR4はインバータINVを構成するス
イッチングトランジスタである。インバータINVの出
力にはトランスT101の2次コイルとメタルハライド
ランプ(以下、HIDランプという)Lが直列接続され
ている。
来例1に示す回路全体に電源を印加すると、タイマー回
路TMが動作し、起動パルス発生回路PGに100Hz
の起動パルストリガー信号を出力する。起動パルス発生
回路PGは約5秒間起動パルスを出力し、該起動パルス
はトランスT101で3−5KVに昇圧される。さらに
タイマー回路TMは発振回路OSCにインバータ動作開
始信号を出力し、これにより発振回路OSCが動作し、
この出力はドライブ回路DCCを動作させ、結局はイン
バータINVを動作させる。
ンプLがグロー放電からアーク放電に移行して、点灯状
態となる。HIDランプLを流れる電流を定電流制御す
るには、インバータINVの電流、すなわちランプ電流
をランプ電流検出抵抗R105により検出し、これを制
御ICに入力し、該制御ICからは昇圧チョッパー方式
正弦波コンバータ回路の制御入力端であるDRIVE
CIRCUITに、ランプ電流が増加しようとすればこ
れを抑えるように、またランプ電流が減少しようとする
ときこれを増加させるような信号を加え、インバータI
NVを定電流制御する事により行なわれる。すなわち何
等かの原因でランプ電流が増えるとランプ電流検出抵抗
の両端の電圧が増加する。従って昇圧チョッパー方式正
弦波コンバータ回路のPWM動作により正弦波コンバー
タ回路の出力電圧は低下し、定電流動作が保たれる。
ンバータ装置は、小型化に限界があることが知られてい
る。メタルハライドランプを高周波点灯する場合音響的
共鳴効果により、インバータINVの発振周波数が30
0KHz以下の場合、ランプ電流が立ち消えを起こし、
不安定な動作となる。フルブリッジ方式のインバータで
は、スイッチング素子のスイッチングスピード等の制約
により、スイッチング周波数は通常400Hz以下にな
り、トランスT1の小型化は望めない。
回路、ドライブ回路は複雑になり高価になるという問題
点があった。そこで本発明は、フルブリッジ方式インバ
ータを使用しない、回路構成の簡単で安価な高輝度放電
点灯装置を提供することを目的とする。
め、本発明は次に述べる高輝度放電灯装置を提供する。
すなわち、商用交流電源の整流平滑回路と、昇圧チョッ
パー方式正弦波コンバータとのパワースイッチ素子を持
つ電圧共振型インバータと、メタルハライドランプから
なる高輝度放電灯を含む高輝度放電灯点灯装置であっ
て、前記電圧共振型インバータは前記をスイッチングし
て出力する回路である。前記高輝度放電灯は、ガスを封
入した管内に距離を隔てて対抗する対の電極を有し、前
記対の電極間の放電により光りを発する放電灯であっ
て、前記対の電極に放電を発生させるトリガー電圧とト
リガー後に放電を維持する放電維持電圧との2つの異な
る電圧値を有し、前記電極が前記電圧共振型インバータ
の出力に接続されている。そして、該メタルハライドラ
ンプのランプ電流を検出する手段を備え、この検出手段
が検出した電流が小さければ小さい程前記パワースイチ
素子の間欠間隔を長く設定するインバータの発信周波数
制御手段を具備している。そして本発明の構成は、メタ
ルハライドランプを負荷とした電圧共振型インバータ装
置を具備する高力率高輝度放電点灯装置において、該イ
ンバータに直流電源を供給する電源部として昇圧チョッ
パー動作を用いた正弦波コンバータを設けると共に、電
圧共振型インバータのスイッチング周波数を一定に保持
する手段を具備することを特徴とする高力率高輝度放電
点灯装置である。
的共鳴効果を避けるために、インバータのスイッチング
周波数を300KHz以上に設定している。電圧共振型
のため効率は高い。また電源オン直後に、インバータ出
力が1KV以上になる様にトランスの巻数を設定する事
により特別な起動回路がなくても、グロー放電が発生す
る事を特徴とする。高周波パルスを用いることにより、
低周波の起動パルスに比べてパルス振巾を約1/3〜1
/5に減らすことができる。
細に説明する。図1は、本発明の高力率高輝度放電点灯
装置を示す回路図である。図1において、商用交流電源
ACをダイオードD1−D4による整流回路にて直流化
し、その出力は、チョークコイルL2とパワーMOSF
ETQ2とダイオードD5とコンデンサーC2とを含む
昇圧チョッパー方式正弦波コンバータ回路に印加され
る。正弦波コンバータ回路には、その負荷として電圧共
振型インバータ回路が接続されている。
について簡単に説明する。入力電流Iiを商用交流電源
電圧eiの波形と同一にするため、まず抵抗R8、R9
によりei’を検出し掛け算器MULTに入力する。こ
の電圧にエラーアンプの出力を乗じた電圧VMOが、掛
け算器MULTの出力となる。一方チョークコイルL2
の電流を抵抗R3で検出し、この抵抗にかかる電圧をカ
レントセンスロジック回路に入力する。この電圧が、掛
け算器MULTの出力VMOにより設定された公称電圧
値を越えるとPWM回路をOFFし、MOSFETのゲ
ートをOFFする。またチョークコイルL2の電流検出
用巻線Ns2の出力を、抵抗R6を介して、カレントセ
ンスロジックに入力する。パワーMOSFETがOFF
するとチョークコイルL2の電流は減少し、ゼロに低下
すると、電源検出巻線Ns2の出力は反転し、MOSF
ETをONする。
IC2が動作して、パワーMOSFETがスイッチング
動作を開始し、制御巻線Nf2に発生した電圧を、ダイ
オードD7、コンデンサーC3で整流平滑した直流電圧
により、制御IC IC2への電力供給が行われる。抵
抗R1はパワースイッチ素子Q2のゲートドライブ抵
抗、ダイオードD6は、パワースイッチ素子Q2のゲー
トーソースの間の、蓄積電荷引き用である。昇圧チョッ
パー方式正弦波コンバーターの出力電圧は定電圧化され
るので、負荷として接続される、一石式電圧共振型イン
バーターの入力電圧は、一定となり通常、メタルハライ
ドランプは、調光せず、(ランプ電流一定で)使用され
るのでランプ電力は定電力制御され、インバータのスイ
ッチング周波数は、一定となる。
説明する。図1において、T1は電圧共振型インバ−タ
の一次コイルNp1、二次コイルNs1、帰還コイルN
fを備えた昇圧トランスである。IC1は、電圧共振型
スイッチング電源用制御回路であり、集積回路からな
る。Q1はパワ−スイッチ素子(パワーMOSFET)
である。抵抗R12は起動用抵抗で電源がオンすると該
起動用抵抗R12により共振型スイッチング電源用制御
回路IC1に電源が供給され、これが動作する。この共
振型スイッチング電源用制御回路IC1は、電圧制御発
振器VCO、ワンショットマルチバイブレータMB、パ
ルス周波数変調器PFM、ドライバDB、エラーアンプ
OPA、5ボルトの基準電圧Vrefを発生する基準電
圧発生回路SVGを含む。
して直列にパワースイッチ素子Q1が接続されている。
また昇圧トランスT1の二次コイルNs1には、HID
ランプLとチョークコイルL1と電流検出用抵抗RDが
直列に接続されている。
電流制御するには、フルブリッジ方式インバータの入力
電圧、すなわち昇圧チョッパー方式正弦波コンバータの
出力電圧を放電電流の値に応じて可変することにより行
っていたが、図1に示す回路図からもわかるように、本
発明では、電圧共振型インバータにより、HIDランプ
Lを直接ドライブしている。
ッジ整流器RECに交流電源ACが投入された当初はH
IDランプLが点灯せず、これには電流が流れていない
ので電流検出用抵抗RDの両端の電圧はOVである。通
常動作時においてHIDランプLが点灯しているとき電
流検出用抵抗RDの両端には電圧が発生し、この電圧
は、ダイオードD12、コンデンサーC11により、整
流、平滑され、制御用ICの制御入力端に入力されるよ
うになているが、現状では電流検出用抵抗RDの両端の
電圧が零であるので、制御入力端の電圧はOVである。
共振型スイッチング電源用制御回路IC1は、制御入力
端の電圧が低くなると、発振周波数は、低下する。逆に
制御入力端の電圧が高くなると発振周波数は高くなる、
いわゆるパルス周波数変調(PFM)を行う。従って、
HIDランプLに放電電流が流れている定常動作時に比
べて電圧制御発振器VCOの発振周波数は低下する。従
って、定常動作時よりも、昇圧トランスT1の一次電流
は増えるので、その出力電圧も大きくなる。昇圧トラン
スT1の巻数比を、その出力電圧が、1KV以上になる
様に選べば、HIDランプLはグロ−放電を開始する。
グロー放電から、アーク放電に着実に移行させ点灯状態
にするには、HIDランプLの放電維持電圧(約100
V)の2倍以上の電圧をこれに印加する必要があるが、
グロー放電時には、HIDランプLを流れる電流は定常
動作時よりも少ないので、電圧制御発振器VCOの発振
周波数も定常動作時より低い。また上述の巻数比の設定
から、昇圧トランスT1の出力電圧を200V以上に設
定するのは可能である。
点灯時に該ランプ両端の電圧は放電維持電圧(約100
V)になるので昇圧トランスT1の二次側の出力電圧と
放電維持電圧の差を分担するバラストインダクターであ
る。チョークコイルL1はコンデンサーに置き換えて
も、動作は可能である。
するには、ランプ電流を検出抵抗RDで検出し、D1
2,C11で整流、平滑した直流電圧を共振型スイッチ
ング電源用制御回路IC1の制御入力端に接続する事に
より行われる。すなわち何等かの原因でランプ電流が増
加すると、検出抵抗RDの両端の電圧は上昇する。従っ
て、共振型スイッチング電源用制御回路IC1のエラー
アンプOPAの出力電圧は上昇する。従って電圧制御発
振器VCOの発振周波数は上昇し、ランプ電流は減少す
る。可変抵抗VR1はランプ電流設定用の可変抵抗器で
ある。コンデンサ−Csは昇圧トランスT1の1次イン
ダクタンスLp1と直列共振回路を構成し、パワースイ
ッチ素子Q1がオフの時のドレイン電圧波形を正弦波状
にする。R13は、パワースイッチ素子Q1のゲートド
ライブ抵抗、D13はパワースイッチ素子Q1のゲート
・ソース間の蓄積電荷引き抜き用である。ダイオードD
14、コンデンサーC12は共振型スイッチング電源用
制御回路IC1の電源供給用整流器を構成する。
の動作を図1及び図2を用いて、詳しく説明する。HI
DランプLの放電電流(ランプ電流)が、何等かの原因
で増加すると、エラーアンプOPAの出力は上昇し、電
圧制御発振器VCOの発振周波数は高くなる。電圧制御
発振器VCOの出力の立ち下がりで、ワンショットマル
チバイブレータMBのワンショットはセットされ、その
出力はハイレベルとなる。抵抗R18とコンデンサーC
16はワンショットの出力パルス幅決定用で、その時定
数で定まる時間Toffの間、ワンショットの出力を、
ハイレベルに保つ。Toffは、昇圧トランスT1の1
次インダクタンスLp1、電圧共振用コンデンサーCs
等のバラツキや温度変化による共振周波数の変動を考慮
して、電圧共振動作が満足されるように設定する。すな
わち、Toffは一定のまま、電圧制御発振器VCOの
発振周波数(=スイッチング周波数)を変化させるパル
ス周波数制御を行う。
御発振器VCOの発振周波数決定用のものである。R1
6,R17はエラーアンプOPAの一入力端のDCバイ
アス用のものであり、R15,C15はエラーアンプO
PAの位相補正用のものである。
時には、ランプ電流が流れていないので、共振型スイッ
チング電源用制御回路IC1の制御入力端の電圧は0V
であり、発振周波数は最も低い状態である。従って、昇
圧トランスT1、パワースイッチ素子Q1には、定常動
作時よりも大きな電流が流れ、パワースイッチ素子Q1
の電流ストレスの増加を招き、信頼性低下の原因にもな
る。図3はこのような不都合を解消した本発明の第2の
実施例の回路図である。図3において、SSCはソフト
スタート制御回路を示す。また、VDCは直流電源であ
る。なお、図3において、図1と同一部分には同一の符
号を付し、その説明は省略する。
る。図3において、電源が投入されると、コンデンサC
softは、抵抗Rsoftにより充電され、端子電圧は上昇す
る。コンデンサCsoftは、ソフトスタート制御回路SS
Cに接続されている。ソフトスタート制御回路SSCの
出力は電源オン直後はハイレベルになっている。その出
力は、電圧制御発振器VCOの制御入力端に接続されて
いるので、電圧制御発振器VCOの発振出力は定常動作
時よりも高くなる。コンデンサCsoftの端子電圧が上昇
するに従ってソフトスタート制御回路SSCの出力は低
下するように構成されているので、電圧制御発振器VC
Oの発振周波数は徐々に低下し、コンデンサCsoftの端
子電圧がスレシュホールド電圧Vth以下になると、出
力は開放状態になり、電圧制御発振器VCOの制御はエ
ラーアンプOPAの出力のみにより行なわれる。すなわ
ち、電源がオンされると電圧制御発振器VCOの発振周
波数は定常動作時より高い周波数から動作するので、昇
圧トランスT1、パワースイッチ素子Q1の電流ストレ
スは低く抑えられる。
である。この実施例は、昇圧用のトランスを省略した一
般照明用のメタルハライドランプの駆動回路である。同
図において、Q2はパワースイッチ素子であり、FET
である。Csはパワースイッチ素子Q2の出力端に接続
されたコンデンサ、CH11,CH12はチョークコイ
ル、C50はコンデンサ、RDはメタルハライドランプL
を流れる電流を検出する電流検出用抵抗、VDCは直流電
源である。なお、IC1は共振型スイッチング電源用制
御回路であり、図1に示すものと同様な構成を有するの
で、詳細な構成と作用の説明を省略するとともに、図1
の回路図に示す部品と同一部分には同一符号を付し、ま
た実施例回路全体の詳細な説明は省略する。
合、パワースイッチ素子Q2のオンデューティ比Dが大
きくなると、パワースイッチ素子Q2のオフ時のドレイ
ン電圧Vdsmax は大きくなることが知られている。例え
ば、D(デューティ)=0.5の時・・・・・Vdsmax
=3.6*VDCとなり、D(デューティ)=0.75の
時・・・・Vdsmax =7.1*VDCとなるので、グロー
放電を起こすには、 Vdsmax ≧1000V となるようにDを設定すればよい。
Vdc)は、以下のようになることが知られている。 D=0.5の時、 MA=0.72 D=0.75の時、MA=1.29 VOが、放電維持電圧の2倍(約200V)になるよう
にDを設定すればグロー放電に移行する。すなわち、V
O=VDC*MA=200VとなるようにDを設定すれば
よい。
ある。図5に示す実施例回路は、図1に示す第1の実施
例とほぼ同様な回路であるが、メタルハライドランプL
を流れる電流を検出する手段として、カレントトランス
T2を設けている。この電流検出手段として、抵抗を使
用する方法に比べて、電力損失を減少させることができ
る。
Nとし、昇圧された二次電圧をダイオードD12、コン
デンサC11で整流平滑した直流電圧を、ランプ電流設
定用の可変抵抗器VR1を介して共振型スイッチング電
源用制御回路IC1の制御入力端に接続する。R50は
カレントトランスT2のリセット用の抵抗である。
ある。図6に示す実施例回路は、前記第4実施例と同
様、図1に示す第1の実施例とほぼ同様な回路であり、
かつ起動時にのみ、共振型スイッチング電源用制御回路
IC1に電源を印加する起動回路を付したものである。
図6において、Q3は制御用トランジスタ、ZDはツェ
ナーダイオード、R61,R62は抵抗である。なお、
IC1は共振型スイッチング電源用制御回路であり、図
1に示すものと同様な構成を有するので、詳細な構成と
作用の説明を省略するとともに、図1の回路図に示す部
品と同一部分には同一符号を付し、また実施例回路全体
の詳細な説明は省略する。
する。ツェナーダイオードZDのツェナー電圧を、(共
振型スイッチング電源用制御回路IC1の起動開始電
圧)+(制御用トランジスタQ3のVbe)となるよう
に設定しておく(Vbeは約0.7ボルト)。電源がオ
ンすると、制御用トランジスタQ3はオンし、そのエミ
ッタ電圧は、共振型スイッチング電源用制御回路IC1
の起動電圧になるので、該共振型スイッチング電源用制
御回路IC1は動作を開始し、パワースイッチ素子Q1
はスイッチング動作を開始し、制御巻線Nf1に発生し
た電圧をダイオードD14,コンデンサC12で整流平
滑した直流電圧が、ツェナーダイオードZDのツェナー
電圧以上になるように、制御巻線の巻数を設定すれば、
制御用トランジスタQ3はオフし、共振型スイッチング
電源用制御回路IC1への電力供給は制御巻線Nf1か
ら行なわれる。したがって、図1における起動抵抗R1
2による方法よりも起動回路全体の電力損失を低減でき
る。
波コンバータと、電圧共振型インバータを、組み合わせ
ることにより、インバータの入力電圧は、定電圧となる
ので、ランプ電流が、一定ならばインバータのスイッチ
ング周波数は変化しない。従って他機器への妨害、干渉
等、を減少させることができる。またインバータの、入
力電圧が、一定なので、パワーMOSFETQ1のOF
F時のVDS(ドレインソース間電圧)を低く抑えるこ
とができ、耐圧の低い、(オン抵抗の低い)パワーMO
SFETを使用できる。
する。図7において、ランプの点灯初期にはグロー放電
の状態なのでランプ電流が安定せず、電圧共振型インバ
ータの出力波形も正負非対称なので、コンデンサC20
が無いとランプ電流はDC成分を持つ。またDCオフセ
ット電流、すなわちランプの平均電流が変動するのでラ
ンプ電流が不連続的に変化し、輝度が大きく変動する。
C20を入れることによりランプ電流の直流成分はカッ
トされるので、C20の両端の電圧は安定した正負対称
の波形となり、ランプ電流も安定する。C20の両端の
電圧をコンデンサC20、抵抗R21により交流化した
後、ダイオードD12,コンデンサC11により整流、
平滑され、可変抵抗VR1により分圧されて、OPA2
の反転入力端子に入力される。コンデンサC21、抵抗
R21はランプの点灯初期にランプ電流が正負非対称に
なることによりコンデンサC11にDC電圧が発生し、
オペアンプOPA2の出力電圧が低下し、IC1が間欠
発振することを防ぐためのものである。
図を示す。商用交流電圧eiに、昇圧チョッパーの出力
電圧をIC2のエラーアンプで極性反転した電圧を乗じ
た掛け算器MULTの出力VMOが、コンパレータ2の
+入力端に接続されている。 VMO= ei*(−VO)となる。ただし、VO:
出力電圧 何らかの原因で、VOが低下するとVMOは上昇する。
一方コンパレータ2の一入力端には、チョークコイルL
2の電流IL2が入力され、IL2の値が、VMOを上
回るとコンパレータ2の出力はローレベルとなり、その
出力はフリップフロップ1のリセット入力に接続されて
いるので、フリップフロップ1はリセットされ、PWM
ドライバーはOFFになる。すなわちフリップフロップ
1のハイレベルの時間が長くなった事になり(オン時間
が長くなる)電力供給量が増加し、出力電圧波、上昇す
る。商用交流電圧eiが低下したときも、同様な動作と
なる。
2波形はeiが低下したときも、同様な動作となる。す
なわちチョークコイルL2の電流検出用巻線NS2の電
圧VNS2がコンパレータ1の+入力端に接続されてい
る。パワーMOSFETがOFFすると、チョークコイ
ルL2の電流は、減少し、ゼロに低下すると、NS2の
出力は反転しローレベルになるとコンパレーター1の出
力はローレベルとなり、その出力は、フリップフロップ
1のセット入力端に接続されているので、フリップフロ
ップ1の出力Q0は、ハイレベルとなりPWMドライバ
ーは、ONし、パワーMOSFETはONする。
弦波コンバータと、電圧共振型インバータを、組み合わ
せることにより、インバータのスイッチング周波数を一
定にする事ができ、他機器への妨害、干渉を減少させる
事ができる。またインバータの入力電圧を定電圧化する
ことにより、耐圧の低い、(オン抵抗の低い)パワーM
OSFETを使用できる。
る。
波形図である。
の回路図である。
る。
る。
る。
る。
ンスロジックのブロック図である。
る。
せる高輝度放電灯点灯装置に関する。
高輝度放電灯点灯装置の回路図を示す。図9に示す従来
例において商用交流電源ACをダイオードD101〜D
104とインダクタLFとコンデンサCFとを含む整流
回路RECにて直流化し、その出力はチョークコイルL
101とスイッチング素子SW1とダイオードD105
とコンデンサCとを含む昇圧チョッパー方式正弦波コン
バータ回路に印加される。正弦波コンバータ回路には、
その負荷としてフルブリッジ方式のインバータINVが
接続されている。
Claims (5)
- 【請求項1】メタルハライドランプを負荷とした電圧共
振型インバータ装置を具備する高力率高輝度放電点灯装
置において、該インバータに直流電源を供給する電源部
として昇圧チョッパー動作を用いた正弦波コンバータを
設けると共に、電圧共振型インバータのスイッチング周
波数を一定に保持する手段を具備することを特徴とする
高力率高輝度放電点灯装置。 - 【請求項2】電圧共振型インバータの入力電圧を定電圧
化せしめてインバータのパワースイッチ素子として用い
るパワーMOSFETの耐圧を低減せしめることを特徴
とする請求項1に記載の高力率高輝度放電灯点灯装置。 - 【請求項3】メタルハイドランプの放電電流の直流成分
をカットする手段により放電状態を安定化せしめること
を特徴とする請求項1に記載の高輝度放電灯点灯装置。 - 【請求項4】インバーターの出力でメタルハライドラン
プを起動させることを特徴とする請求項1に記載の高力
率高輝度電灯点灯装置。 - 【請求項5】メタルハライドランプの電流の交流成分の
みを検出して、制御ICにフィードバックし、ランプ電
流の定電流制御を行うことを特徴とする請求項1に記載
の高力率高輝度放電点灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7025030A JPH08222389A (ja) | 1995-02-14 | 1995-02-14 | 高力率高輝度放電灯点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7025030A JPH08222389A (ja) | 1995-02-14 | 1995-02-14 | 高力率高輝度放電灯点灯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08222389A true JPH08222389A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=12154522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7025030A Pending JPH08222389A (ja) | 1995-02-14 | 1995-02-14 | 高力率高輝度放電灯点灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08222389A (ja) |
-
1995
- 1995-02-14 JP JP7025030A patent/JPH08222389A/ja active Pending
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