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JP3730268B2 - 高輝度放電灯点灯装置 - Google Patents

高輝度放電灯点灯装置 Download PDF

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  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、高輝度の放電灯を点灯させる高輝度放電灯点灯装置に関し、特に液晶ビデオプロジェクタ−、オ−バ−ヘッドプロジェクタ−、一般照明等に用いられているショ−トア−クタイプのメタルハライドランプを点灯させる高輝度放電灯点灯装置に関する。
【0002】
【従来技術】
液晶プロジェクタ−では、光源からの光を効率よく集め、且つ、質の高い平行光として、液晶パネルへ照射する必要があるため、発光管の寸法をできるだけ小さくする必要上、いわゆるショ−トア−クタイプのメタルハライドランプが使用される。ショ−トア−クタイプのメタルハライドランプは、電極間距離が短いので内部補極等の始動補助手段が取れないためにランプを始動、再始動させる際には通常のメタルハライドランプ(以下、HIDランプと称する。)に比べて、高圧の始動パルスを必要とする。
【0003】
図5は、HIDランプ用として使用されているスイッチング電源型の回路図を示す。図5において商用交流電源ACを、ダイオードD1〜D4とコンデンサC1,C2を含む倍電圧整流回路DRCにて直流、昇圧化し、その出力は、トランス1とダイオードD5とコンデンサC3とを含む降圧チョッパ−回路CHCに印加される。降圧チョッパ−回路CHCには、その負荷としてフルブリッジ方式のインバ−タ−INVが接続されている。なお、TR1〜TR4はインバータINVを構成するスイッチングトランジスタである。インバ−タINVの負荷として、トランス2の2次コイルとHIDランプMLが直列接続されている。
【0004】
該HIDランプMLを点灯させるために、図5に示す回路全体に電源を印加すると、タイマ−回路TMが動作し、起動パルス発生回路PGに100Hzの起動パルストリガ−信号を出力する。起動パルス発生回路PGは約5秒間起動パルスを出力し、該起動パルスはトランス2で15−25KVに昇圧される。さらにタイマ−回路TMは発振回路OSCにインバ−タ−動作開始信号を出力し、これにより発振回路OSCが動作し、この出力はドライブ回路DCCを動作させ、結局はインバ−タINVを動作させる。
【0005】
インバ−タINVが動作すると、HIDランプMLがグロ−放電からア−ク放電に移行して、点灯状態となる。HIDランプMLを流れる電流を定電流制御するには、インバ−タINVの電流、すなわちランプ電流をランプ電流検出抵抗R1により検出し、これを制御回路CONTに入力し、該制御回路CONTからは降圧チョッパ−回路CHCの制御入力端であるトランス1の1次側に、ランプ電流が増加しようとすればこれを抑えるように、またランプ電流が減少しようとするときこれを増加させるような信号を加え、インバ−タINVを定電流制御する事により行なわれる。すなわち何等かの原因でランプ電流が増えるとランプ電流検出抵抗の両端の電圧が増加する。従ってチョッパ−回路のPWM動作によりチョッパ−の出力電圧は低下し、定電流動作が保たれる。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】
上記のような従来のインバ−タ装置を含む高輝度放電灯点灯装置の電力変換効率には限界が有ることが知られている。なぜならば、高輝度放電灯点灯装置の総合効率ηは、
η=(コンバ−タ部分の効率)*(インバ−タ−部分の効率)
となり、総合効率ηを上げるためには、それぞれの効率を高める必要があった。例えば、降圧型チョッパ−の効率悪化の最大原因は、スイッチング用トランジスタTR5、フライホイ−ルダイオ−ドD5のスイッチング損失、チョ−クコイルCHの鉄損、銅損である。これらの損失をゼロにすることはできない。また、上述した従来の高輝度放電灯点灯装置は部品数も多く、小型化、低価格化を図ることがかなりむづかしい。
【0007】
メタルハライドランプは音響的共鳴効果により、インバ−タINVの発振周波数が、400Hz位以上、もしくは300KHz以下の場合、ランプ電流が立ち消えを起こし、不安定な動作となる。フルブリッジ方式のインバ−タでは、スイッチング素子のスイッチングスピ−ド等の制約により、スイッチング周波数は通常400Hz以下になり、トランスT2の小型化は望めない。
【0008】
しかしながら、上述した従来の高輝度放電灯点灯装置は直流高電圧を得るためのDC−DCコンバ−タ−を備える事が必須であったため、回路構成の複雑化、大型化を招き、高価になるという問題点があった。
【0009】
そこで本発明は、DC−DCコンバ−タ−を使用しない回路構成の簡単で安価な高輝度放電灯点灯装置を提供し、さらにローノイズ化された高輝度放電灯点灯装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため、本願の請求項1に記載の発明は、負荷にメタルハライドランプを有する電圧共振型インバータ装置を具備する高輝度放電灯点灯装置において、
前記インバータ装置の昇圧トランスの一次側には、一次コイルに対して並列に一個のスイッチ素子が接続されコンデンサとチョークコイルが前記一次コイルに直列に接続されて準E級電圧共振型インバータを形成し、該インバータに商用電源を整流する整流回路を接続し、かつ帰還コイルを設け、
前記昇圧トランスの二次側にはチョークコイルとメタルハライドランプと該メタルハライドランプのランプ電流を検出するランプ電流検出手段を設け、
前記スイッチ素子を制御する制御回路を具備し、該制御回路は前記ランプ電流検出手段が検出した信号を誤差増幅器に接続して該誤差増幅器の出力に応じて発振周波数を変える電圧制御発振器を備えてパルス周波数変調を行って前記スイッチ素子の間欠間隔を変化させてランプ電流を制御して前記メタルハライドランプ起動時には前記パルス周波数変調によって前記インバータの出力を大きくし、
前記帰還コイルが前記制御回路内に設けられた基準電圧発生回路に接続してなることを特徴とする高輝度放電灯点灯装置を提供する。
本願の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて、前記インバータのスイッチング周波数が500KHz以上であることを特徴とする高輝度放電灯点灯装置を提供する。
【0011】
【作用】
本発明に係る高輝度放電灯点灯装置は、音響的共鳴効果を避けるために、インバ−タ−のスイッチング周波数を500KHz以上に設定している。電圧共振型のために、効率は高い。トランスの出力電圧波形が、正弦波になるので、ロ−ノイズ特性を有する。負荷、ACライン電圧の変動に対する発振周波数の変化は普通の電圧共振型より少ないので、隣接回路への妨害は少ない。また電源オン直後に、インバ−タ−出力が3・5〜5KV(ショ−トア−クタイプのメタルハライドランプの場合)になるようにトランスの巻数を設定することにより、特別な起動回路がなくても、グロ−放電を発生させることができる。
【0012】
【実施例】
本発明の一実施例を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明の高輝度放電灯点灯装置を示す回路図である。図1において、T1は電圧共振型インバ−タ−の一次コイルNp,二次コイルNs、帰還コイルNfを備えた昇圧トランスである。IC1は、電圧共振型スイッチング電源用制御回路であり、集積回路からなる。Q1はパワ−スイッチ素子(POWERMOSFET)である。抵抗R2は起動用抵抗で、電源がオンすると該起動用抵抗R2により共振型スイッチング電源用制御回路IC1に電源が供給されこれが動作する。この共振型スイッチング電源用制御回路IC1は、電圧制御発振器VCO、ワンショットマルチバイブレータMB、パルス周波数変調器PFM、ドライバDB、エラーアンプOPA、5ボルトの基準電圧Vrefを発生する基準電圧発生回路SVGを含む。
【0013】
昇圧トランスT1の一次コイルNpに対して並列にパワースイッチ素子Q1が接続され、コンデンサC8とチョークコイルL2と4個のダイオードからなるブリッジ整流器RECがこれと直列に接続され、ブリッジ整流器RECにはAC電源が接続される。また昇圧トランスT1の二次コイルNsには、HIDランプMLとチョークコイルL1と電流検出用抵抗RDが直列に接続されている。
【0014】
従来メタルハライドランプの放電電流を定電流制御するには、フルブリッジ方式インバ−タ−の電源電圧、すなわち降圧チョッパ−の出力電圧を放電電流の値に応じて可変することにより行っていたが、図1に示す回路図からもわかるように、本発明では、チョークコイルL1とL2、昇圧トランスT1、コンデンサC8とCs、パワースイッチ素子Q1を基本的に含む電圧共振型インバ−タ−により、HIDランプMLを直接ドライブしている。
【0015】
次に本発明の実施例動作を説明するが、この説明に先立ち、電圧共振インバータについて説明する。図3は準E級電圧共振型インバータの基本回路図であり、図3においてスイッチSに流れる電流と該スイッチSにかかる電圧が共に正弦波の一部になり、正弦波出力が可能なインバ−タ−として知られている。以下に動作原理を簡単に説明する。
【0016】
図3において、リアクトルLはチョ−クコイルでありその電流が近似的に直流Icとなる。インダクタ−LT とキャパシタ−CT は共振回路を構成する。また抵抗Rもその回路の一部を構成する。スイッチSのオン/オフ動作によって、RLC同調回路にパルス状の電圧が加えられる。スイッチング周波数が、次に示すLT −CT の共振周波数F
【0017】
【数1】
Figure 0003730268
【0018】
より少々高いとすれば、同調回路によってR−LT ーCT を流れる電流が近似的に正弦波となる。この場合RLC同調回路は、誘導性リアクタンスを持ち、同調回路に流れる電流iT は、同調回路にかかる電圧、すなわちスイッチの電圧vsの基本波より位相が遅れる。
【0019】
ここで、Ic=isdc +iT なので直流電流Icから正弦波電流itを引いた分はスイッチS,ダイオ−ドDs,キャパシタ−Csの並列回路に流れる電流isdc となり、これも正弦波状となる。図4の(a)にスイッチSのデュ−ティが50%のときのE級共振インバ−タ−の動作波形を示す。スイッチSが、タ−ンオフされると正弦波の電流はキャパシタ−Csを流れ、キャパシタ−Csが、電流icsで充電され、電圧vsが零から正弦波状に上昇する。そのためスイッチSのタ−ンオフは零電圧、非零電流スイッチングとなる。最適負荷Roptでは図4(a)に示すようにスイッチSの電圧vsは零に近い勾配dvs/dtで零に降下しvs=0,かつdvs/dt=0となった時点で、スイッチSがタ−ンオンされる。
【0020】
負荷抵抗Rが最適抵抗値よりも小さい場合図4(b)に示すように、スイッチSの電圧vsは大きな勾配dvs/dtで零に降下し、並列の逆方ダイオ−ドDsがオンとなる。スイッチSの電圧vsは零電圧にクランプされこの間スイッチSがタ−ンオンされる。これは準E級動作であり、電圧共振スイッチと同様で零電圧スイッチングとなる。スイッチングレギュレ−タ−として動作させる場合、負荷、入力電圧の可変範囲全体に渡ってE級動作させることはできず準E級動作となる。RLC同調回路のインピ−ダンスはスイッチング周波数に敏感であるため、スイッチング周波数変調により、出力電圧vo(=iT)を制御した場合、スイッチング周波数の変化が少ないという利点を持つ。
【0021】
図1において、準E級電圧共振型インバ−タ−を構成する昇圧トランスT1の一次コイルNp、二次コイルNsとの巻数比をnとすれば、LT はバランスドインダクタンスとしてのチョークコイルL1のトランス一次換算値であり、LT =n2 L1で表わされる。図1に示す回路ではLT と昇圧トランスT1のリ−ケ−ジインダクタンスLgの直列合成インダクタンスとコンデンサ−Csは共振回路を構成し、メタルハライドランプMLはその共振回路と直列に接続される。共振回路の共振周波数Frは、
【0022】
【数2】
Figure 0003730268
【0023】
となる。Q1 はパワ−スイッチ素子(MOSFET)である。抵抗R2 は、起動用抵抗で、電源がオンすると起動用抵抗R2 により共振型スイッチング電源用制御回路IC1に電流が供給され、該共振型スイッチング電源用制御回路IC1が動作を開始する。HIDランプMLには電流が流れていないので電流検出用抵抗RDの両端の電圧はOVである。電流検出用抵抗RDの電圧は、ダイオ−ドD12、コンデンサ−C11により、整流、平滑され、共振型スイッチング電源用制御回路IC1の制御入力端に接続されているので、制御入力端の電圧は、OVである。共振型スイッチング電源用制御回路IC1を構成する電圧制御発振器VCOは、制御入力端の電圧が低くなると発振周波数は低下し、逆に制御入力端の電圧が高くなると発振周波数が高くなる、いわゆるパルス周波数変調(PFM)を行う。従って、ランプに放電電流が流れている定常動作時に比べて発振周波数は低下する。従って、定常動作時よりも、昇圧トランスT1の一次電流は増えるので、該昇圧トランスT1の出力電圧も大きくなる。HIDランプMLを起動させるためには、印加パルス電圧とパルス印加時間の積、すなわちパルス電力密度が重要となる。従って、パルス周波数が高くなればパルス振幅は小さくて良いことになる。昇圧トランスT1の巻数比nを、昇圧トランスT1の出力電圧が3.5KV以上になる様に選べば、HIDランプはグロ−放電を開始する。グロ−放電からア−ク放電に着実に移行させ点灯状態にするには、ランプの放電維持電圧(約100V)の2倍以上の電圧をランプに印加する必要が有るが、グロ−放電時にはランプ電流は定常動作時よりも少ないので、発振周波数も定常動作時よりも低くなる。また上述の巻数比nの設定から、昇圧トランスT1の出力電圧を200V以上に設定するのは可能である。高周波パルスを用いることにより低周波起動パルスに比べてパルス振巾を1/5 〜1/7 に減らすことができる。
【0024】
チョ−クコイルL1は、ランプが点灯時にランプ両端の電圧は放電維持電圧(約100V)になるので、トランスの出力電圧と放電維持電圧の差を分担するバラストインダクタ−である。チョ−クコイルL1は、コンデンサ−に、置き換えても動作は可能である。ランプ電流を定電流制御するには、ランプ電流を検出抵抗RDで検出し、ダイオードD2、コンデンサC1で整流、平滑した直流電圧を共振型スイッチング電源用制御回路IC1の制御入力端に接続する事により行われる。
【0025】
すなわち何等かの原因でランプ電流が増加すると、電流検出抵抗RDの両端の電圧は上昇する。従って、共振型スイッチング電源用制御回路IC1のエラーアンプOPAの出力電圧は上昇する。従って電圧制御用発振器VCOの発振周波数は上昇し、ランプ電流は減少する。可変抵抗VR1はランプ電流設定用の可変抵抗器である。コンデンサ−Csはチョ−クコイルL2と直列共振回路を構成し、パワースイッチ素子Q1がオフの時のドレイン電圧波形を正弦波状にする。抵抗R13はパワースイッチ素子Q1のゲ−トドライブ抵抗、D13はパワースイッチ素子Q1のゲ−ト・ソ−ス間の蓄積電荷引き抜き用のダイオードである。ダイオ−ドD14、コンデンサ−C12は共振型スイッチング電源用制御回路IC1の電源供給用の素子である。
【0026】
次に、共振型スイッチング電源用制御回路IClの動作を図2を基に詳しく説明する。放電電流が何等かの原因で増加すると、エラーアンプOPAの出力は上昇し、電圧制御発振器VCOの発振周波数は高くなる。該電圧制御発振器VCOの出力の立ち下がりでワンショットマルチバイブレ−タMBはセットされ、出力はハイレベルとなる。抵抗R8とコンデンサ−C16はワンショットマルチバイブレータMBの出力パルス幅決定用の素子で、その時定数で定まる時間Toffの問、ワンショットマルチバイブレータMBの出力をハイレベルに保つ。Toffは、チョ−クコイルL2、電圧共振用コンデンサ−Cs等のバラツキや温度変化による共振周波数の変動を考慮して、電圧共振動作が満足されるように設定する。すなわち、Toffは一定のまま、電圧制御発振器VCOの発振周波数(=スイッチング周波数)を変化させて、パルス周波数制御を行う。コンデンサ−C14、抵抗R14は、電圧制御発振器VCOの発振周波数決定用の素子である。
また抵抗R16、R17はエラーアンプOPAの一入力端のDCバイアス用素子であり、抵抗R15、コンデンサC15はエラーアンプOPAの位相補正用の素子である。ダイオードDll、コンデンサC17はACライン電圧の整流平滑用のダイオードとコンデンサである。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、準E級電圧共振型インバ−タ−を用いる事によりパワ−スイッチの数を一個に減らす事ができ、効率も向上する。トランスの出力電圧、電流波形が、正弦波になるので、ロ−ノイズ特性が得られる。起動パルスとして、インバ−タ−出力を利用する事により、特別な起動回路が不要になり、部品点数を大幅に減らす事ができる。発振周波数や負荷の変動に対する発振周波数の変化が普通の電圧共振型より少ないので、隣接回路への妨害等も少ない。起動方式として、高周波パルスを用いる事により、従来の低周波起動パルスに比べて、パルス振幅を1/5 -1/7に減らす事ができる。市販の電圧共振型制御ICを、使用できるので、部品点数を少なくでき小型化できる。等の従来には見られない多くの発明の効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の回路図である。
【図2】本発明の第1実施例の動作を説明するための波形図である。
【図3】本発明の原理を説明するための回路図である。
【図4】本発明の原理を説明するための波形図である。
【図5】従来例を示す回路図である。
【符号の説明】
1・・・・・トランス
2・・・・・トランス
AC・・・・・商用交流電源
DRC・・・・倍電圧整流回路
CHC・・・・降圧チョッパ−回路
INV・・・・インバータ
TR1〜TR4
・・スイッチングトランジスタ
ML・・・・・HIDランプ
TM・・・・・タイマー回路
OSC・・・・発振回路
PG・・・・・起動パルス発生回路
DCC・・・・ドライブ回路
CONT・・・制御回路
APS・・・・補助スイッチング電源
R1・・・・・ランプ電流検出抵抗
R2・・・・・起動用抵抗
T1・・・・・昇圧トランス
T2・・・・・カレントトランス
Np・・・・・一次コイル
Ns・・・・・二次コイル
Nf・・・・・帰還コイル
IC1・・・・共振型スイッチング電源用制御回路
Q1・・・・・パワ−スイッチ素子
Q2・・・・・パワースイッチ素子
Q3・・・・・制御用トランジスタ
MB・・・・・ワンショットマルチバイブレータ
VCO・・・・電圧制御発振器
PFM・・・・パルス周波数変調器
DB・・・・・ドライバ
OPA・・・・エラーアンプ
SVG・・・・基準電圧発生回路
REC・・・・ブリッジ整流器
RD・・・・・電流検出用抵抗
L1・・・・・チョークコイル
VR1・・・・可変抵抗
Cs・・・・・コンデンサ
VR1・・・・ランプ電流設定用の可変抵抗器

Claims (2)

  1. 負荷にメタルハライドランプを有する電圧共振型インバータ装置を具備する高輝度放電灯点灯装置において、
    前記インバータ装置の昇圧トランスの一次側には、一次コイルに対して並列に一個のスイッチ素子が接続されコンデンサとチョークコイルが前記一次コイルに直列に接続されて準E級電圧共振型インバータを形成し、該インバータに商用電源を整流する整流回路を接続し、かつ帰還コイルを設け、
    前記昇圧トランスの二次側にはチョークコイルとメタルハライドランプと該メタルハライドランプのランプ電流を検出するランプ電流検出手段を設け、
    前記スイッチ素子を制御する制御回路を具備し、該制御回路は前記ランプ電流検出手段が検出した信号を誤差増幅器に接続して該誤差増幅器の出力に応じて発振周波数を変える電圧制御発振器を備えてパルス周波数変調を行って前記スイッチ素子の間欠間隔を変化させてランプ電流を制御して前記メタルハライドランプ起動時には前記パルス周波数変調によって前記インバータの出力を大きくし、
    前記帰還コイルが前記制御回路内に設けられた基準電圧発生回路に接続してなることを特徴とする高輝度放電灯点灯装置。
  2. 前記インバータのスイッチング周波数が500KHz以上であることを特徴とする請求項1記載の高輝度放電灯点灯装置。
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