Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2018132604A - 光素子用パッケージ及び光素子モジュール - Google Patents

光素子用パッケージ及び光素子モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP2018132604A
JP2018132604A JP2017025249A JP2017025249A JP2018132604A JP 2018132604 A JP2018132604 A JP 2018132604A JP 2017025249 A JP2017025249 A JP 2017025249A JP 2017025249 A JP2017025249 A JP 2017025249A JP 2018132604 A JP2018132604 A JP 2018132604A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
optical element
package
optical fiber
optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017025249A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6935206B2 (ja
Inventor
三代川 純
Jun Miyokawa
純 三代川
雅和 三浦
Masakazu Miura
雅和 三浦
一樹 山岡
Kazuki Yamaoka
一樹 山岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP2017025249A priority Critical patent/JP6935206B2/ja
Priority to PCT/JP2018/005050 priority patent/WO2018151142A1/ja
Priority to CN201880011370.1A priority patent/CN110291688B/zh
Publication of JP2018132604A publication Critical patent/JP2018132604A/ja
Priority to US16/529,966 priority patent/US10978851B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6935206B2 publication Critical patent/JP6935206B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4248Feed-through connections for the hermetical passage of fibres through a package wall
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/02Structural details or components not essential to laser action
    • H01S5/022Mountings; Housings
    • H01S5/02208Mountings; Housings characterised by the shape of the housings
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4251Sealed packages
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/02Structural details or components not essential to laser action
    • H01S5/022Mountings; Housings
    • H01S5/02218Material of the housings; Filling of the housings
    • H01S5/0222Gas-filled housings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/02Structural details or components not essential to laser action
    • H01S5/022Mountings; Housings
    • H01S5/0225Out-coupling of light
    • H01S5/02251Out-coupling of light using optical fibres
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/02Structural details or components not essential to laser action
    • H01S5/022Mountings; Housings
    • H01S5/0225Out-coupling of light
    • H01S5/02253Out-coupling of light using lenses
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/02Structural details or components not essential to laser action
    • H01S5/024Arrangements for thermal management
    • H01S5/02407Active cooling, e.g. the laser temperature is controlled by a thermo-electric cooler or water cooling
    • H01S5/02415Active cooling, e.g. the laser temperature is controlled by a thermo-electric cooler or water cooling by using a thermo-electric cooler [TEC], e.g. Peltier element

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)

Abstract

【課題】良好な気密性を確保しつつ、光素子に光学的に結合される光ファイバの破損の発生を抑制又は防止することができる光素子用パッケージ及び光素子モジュールを提供する。【解決手段】光素子用パッケージ12は、光素子20を収納するパッケージ本体部と、パッケージ本体部に設けられ、光素子と光学的に結合される光ファイバ24が挿通されるパイプ36部と、パッケージ本体部内に設けられ、光ファイバの一端が固定される固定部とを有し、パイプ部が、パッケージ本体部に基端が固定された第1のパイプ部38と、第1のパイプ部の先端に接合され、第1のパイプ部よりも熱膨張係数が高く、封止材により封止される第2のパイプ部40とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、光素子を収納する光素子用パッケージ及びこれを用いた光素子モジュールに関する。
半導体レーザは、消費電力が小さい、小型である等の特徴を有しており、光通信、光記録、物質加工等の様々な分野において広く利用されるに至っている。半導体レーザ等の光素子は、通常、パッケージに収納されてモジュール化されて用いられる(特許文献1)。
特許文献1に記載された光素子モジュールでは、光素子を収納するパッケージ内において、光素子と光結合する光ファイバの先端が接合されたフェルールがステム上に固定されている。パッケージには挿通管が固定されており、挿通管に挿入されたリング状部材の光ファイバ挿通孔に光ファイバが挿通されている。挿通管、リング状部材及び光ファイバは、低融点ガラスにより気密封止されて固定されている。
特開2002−258111号公報
上記のように低融点ガラス等の封止材により光ファイバが挿通された部分を気密封止する封止作業では、光ファイバが挿通された部分の周辺を高周波加熱装置等のヒータ装置で加熱する必要がある。封止材として低融点ガラスを用いた場合、450〜550℃程度に加熱する必要がある。
パッケージに設けられた挿通管等の光ファイバが挿通されたパイプ部は、封止作業における加熱により膨張して長手方向に伸長する。さらに、封止作業終了後の温度下降により、パイプ部は、伸長した状態から元の状態に収縮する。温度降下によりパイプ部が収縮する現象により、高温状態でパイプ部の先端付近で低融点ガラスで封止された光ファイバは、パッケージ内において大きく撓んで湾曲する。パッケージ内における光ファイバの湾曲は、以下に述べるように光ファイバの破損の一因となる。
温度降下によりパイプ部が収縮すると、光ファイバは、パッケージ内において、光素子に光結合させるために調芯されて固定された箇所と低融点ガラスで封止された箇所との間の区間で大きく撓んで湾曲する。その結果、調芯されて固定された箇所及び低融点ガラスにより封止された箇所の光ファイバの両端部分の根元に大きな横方向へのせん断応力が発生する。光ファイバの横方向へのせん断応力が発生した箇所には、光素子モジュールの組立後の各種の信頼性試験による温度変化等により大きな負荷が加わり、その結果、光ファイバが破損してしまうことがある。特に、光ファイバは、パイプ部や低融点ガラスによる締め付け圧力も加わっている低融点ガラスで封止された箇所の根元部分で断線してしまうことがある。
特許文献1には、光ファイバの先端部と気密封止部との段差による光ファイバの自然な湾曲を利用して、周囲温度の変化によるパッケージの膨張収縮時に発生する光ファイバへの引っ張り応力、圧縮応力を緩和することが記載されている。しかしながら、特許文献1に記載された技術では、光ファイバの破損の一因となる光ファイバへの横方向のせん断力を抑制することは困難であると考えられる。
一方、光ファイバが挿通されて封止されるパイプ部として、熱膨張係数の小さい材質からなる部材を用いた場合、パイプ部の膨張収縮による光ファイバの撓みを抑制することができたとしても、低融点ガラスで封止された箇所で十分なカシメ効果が得られない。十分なカシメ効果が得られないと、パッケージについて良好な気密性を確保することが困難である。
本発明は、良好な気密性を確保しつつ、光素子に光学的に結合される光ファイバの破損の発生を抑制又は防止することができる光素子用パッケージ及び光素子モジュールを提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、光素子を収納するパッケージ本体部と、前記パッケージ本体部に設けられ、前記光素子と光学的に結合される光ファイバが挿通されるパイプ部と、前記パッケージ本体部内に設けられ、前記光ファイバの一端が固定される固定部とを有し、前記パイプ部が、前記パッケージ本体部に基端が固定された第1のパイプ部と、前記第1のパイプ部の先端に接合され、前記第1のパイプ部よりも熱膨張係数が高く、封止材により封止される第2のパイプ部とを有することを特徴とする光素子用パッケージが提供される。
本発明の他の観点によれば、上記の光素子用パッケージと、前記パッケージ本体部に収納された前記光素子と、前記パイプ部に挿通され、一端が前記固定部に固定された前記光ファイバと、前記光ファイバが挿通された前記第2のパイプ部を封止する前記封止材とを有することを特徴とする光素子モジュールが提供される。
本発明によれば、良好な気密性を確保しつつ、光ファイバの破損の発生を抑制又は防止することができる。
図1は、本発明の一実施形態による光素子モジュールを示す断面図である。 図2は、本発明の一実施形態による光素子モジュールの光素子用パッケージにおけるパイプ部を示す断面図である。 図3は、本発明の一実施形態による光素子モジュールの封止作業を示す工程断面図である。 図4は、背景技術による光素子モジュールを示す断面図である。 図5は、他の背景技術による光素子モジュールを示す断面図である。 図6は、他の背景技術による光素子モジュールにおけるパイプ部を示す断面図である。 図7は、他の背景技術による光素子モジュールの封止作業を示す工程断面図である。 図8は、本発明の変形実施形態による光素子モジュールを示す断面図(その1)である。 図9は、本発明の変形実施形態による光素子モジュールを示す断面図(その2)である。
[一実施形態]
本発明の一実施形態による光素子用パッケージ及び光素子モジュールについて図1乃至図7を用いて説明する。
まず、本実施形態による光素子用パッケージ及びこれを用いた光素子モジュールの構成について図1及び図2を用いて説明する。図1は、本実施形態による光素子モジュールを示す断面図である。図2は、本実施形態による光素子モジュールの光素子用パッケージにおけるパイプ部を示す断面図である。
本実施形態による光素子モジュールは、光素子として、光半導体素子の一種である半導体レーザ(レーザダイオード)素子を有するものである。図1に示すように、本実施形態による光素子モジュール10は、光素子用パッケージ(以下、単に「パッケージ」という)12と、冷却素子14と、ベース16と、半導体レーザ素子20と、集光レンズ22と、光ファイバ24、封止材44とを有している。
パッケージ12は、冷却素子14、ベース16、半導体レーザ素子20、集光レンズ22等を収納する容器を構成する。パッケージ12は、底板部30と、外枠部32と、蓋部34と、パイプ部36とを有している。冷却素子14、ベース16、半導体レーザ素子20、集光レンズ22等は、底板部30と外枠部32と蓋部34とにより囲まれた空間内に収納されている。底板部30、外枠部32及び蓋部34は、半導体レーザ素子20等を収納するパッケージ本体部を構成している。
パッケージ12の底板部30上には、冷却素子14が固定されている。底板部30は、ヒートシンクとして機能することが可能である。底板部30の材料としては、例えば、鉄にニッケル、コバルトを配合した合金であるコバール、銅タングステン(CuW)合金等を用いることができる。
冷却素子14は、例えば、熱電冷却素子(Thermoelectric Cooler、TEC)であり、半導体レーザ素子20の温度を制御することが可能になっている。冷却素子14上には、ベース16が固定されている。ベース16は、半導体レーザ素子20等が搭載されるものである。ベース16の材料としては、例えば、窒化アルミニウム、銅タングステン合金、銅(Cu)等の熱伝導率が高く放熱性に優れた材料を用いることができる。
光素子である半導体レーザ素子20は、チップ状に形成されている。半導体レーザ素子20は、例えば、サブマント18上にはんだ付け等により固定されて搭載されたチップオンサブマウント(Chip On Submount、COS)の形態で、ベース16上に設置されている。半導体レーザ素子20は、底板部30の板面に沿った方向にレーザ光を出力するように、その光軸が底板部30の板面に沿った方向に平行になるように設置されている。なお、パッケージ12の例えば外枠部32には、外部電源により半導体レーザ素子20に駆動電流を印加するため等に用いられるリードピン(不図示)が設けられている。半導体レーザ素子20の電極は、例えばワイヤボンディングによりリードピンに電気的に接続されている。
半導体レーザ素子20の出力側におけるベース16上には、半導体レーザ素子20から出力されたレーザ光を集光する集光レンズ22等を含む光学系が設けられている。集光レンズ22等を含む光学系の光軸は、半導体レーザ素子20の光軸と揃っている。なお、光学系における半導体レーザ素子20と集光レンズ22との間には、レーザ光を平行光とするコリメートレンズ、戻り光を遮断する光アイソレータ等が設けられていてもよい。集光レンズ22等を含む光学系の出力側におけるベース16上には、光ファイバ24の入力端が固定される固定部である台座28が設けられている。台座28の材料としては、例えば、セラミック、窒化アルミニウム、耐熱ガラス等を用いることができる。なお、集光レンズ22等の光学部品を用いずに、光ファイバ24と半導体レーザ素子20とを直接光結合させてもよい。この場合、例えば、光ファイバ24として先端がレンズ加工されたレンズドファイバを用い、光ファイバ24のレンズ加工された先端と半導体レーザ素子20とを直接光結合させ、光ファイバ24を台座28に固定させることができる。
パッケージ12の外枠部32は、矩形状の枠体であり、半導体レーザ素子20が設置された領域を含む領域を囲うように底板部30上に固定されている。外枠部32は、半導体レーザ素子20の光軸に沿った方向において互いに対向する前側壁部32a及び後側壁部32bと、半導体レーザ素子20の光軸に沿った方向と直交する方向において互いに対向する左側壁部及び右側壁部(ともに不図示)とを有している。外枠部32の材料としては、例えば、コバール、セラミック等を用いることができる。外枠部32は、例えば、ろう付け、はんだ付け、溶接、接着剤等により、底板部30上に固定されている。
パッケージ12の蓋部34は、外枠部32の上側の開口部を覆うように外枠部32上に固定されている。蓋部34の材料としては、例えば、コバール等を用いることができる。蓋部34は、例えば、溶接、はんだ付け、接着剤等により、外枠部32上に固定されている。
パッケージ12のパイプ部36は、外枠部32の前側壁部32aを貫通するように前側壁部32aに設けられている。パイプ部36は、その中心軸が半導体レーザ素子20の光軸と一致するように、底板部30の板面に沿った方向に平行に設けられている。パイプ部36は、例えば、ろう付け、はんだ付け、溶接、接着剤等により、前側壁部32aに固定されている。
パイプ部36は、図1及び図2に示すように、第1のパイプ部であるパイプ本体部38と、第2のパイプ部であるパイプ先端部40とを有している。パイプ部36内には、半導体レーザ素子20と光学的に結合される光ファイバ24が挿通される。パイプ本体部38は、例えば金属又はセラミックから構成されている。また、パイプ先端部40は、例えば金属から構成されている。
第1のパイプ部であるパイプ本体部38は、その基端が外枠部32の前側壁部32aに固定されている。パイプ本体部38の基端は、例えば、ろう付け、はんだ付け、溶接、接着剤等により、前側壁部32aに固定されている。パイプ本体部38の中空部は、底板部30、外枠部32及び蓋部34により囲まれた空間に接続されている。
第2のパイプであるパイプ先端部40は、パイプ本体部38の先端に接合されてパイプ本体部38と一体化されている。なお、パイプ本体部38とパイプ先端部40とを接合する方法は、特に限定されるものではなく、ろう付けやレーザ溶接等を用いることもできる。ただし、接合方法は、接合部分の気密性を確保することができる方法であることが好ましい。パイプ先端部40の中空部は、パイプ本体部38の中空部と同一径で連続的に接続されている。
パイプ本体部38は、前側壁部32a側とパイプ先端部40側との間にわたって一定の内径を有している。パイプ本体部38の中空部は、中心軸と直交する断面形状として例えば円形状の断面形状を有している。なお、パイプ本体部38の中空部の断面形状は、円形状の形状に限定されるものではなく、種々の形状を採ることができ、多角形状の形状であってもよい。
一方、パイプ先端部40は、その先端寄りに、パイプ部36において内径が最も小さくなっているネック部40aを有している。すなわち、ネック部40aは、パイプ部36のうちの他の部分よりも内径が小さくなっている。パイプ先端部40のうち、ネック部40aよりもパイプ本体部38側の部分は、パイプ本体部38と同じ内径を有し、パイプ本体部38と内部空間が連続的に連なっている。パイプ先端部40のうち、ネック部40aよりも先端側の部分は、パイプ部36において内径が最も広くなっている。パイプ先端部40の中空部は、中心軸と直交する断面形状として例えば円形状の断面形状を有し、中心軸方向の位置に応じて前記のように内径が異なっている。なお、パイプ先端部40の中空部の断面形状は、円形状の形状に限定されるものではなく、種々の形状を採ることができ、多角形状の形状であってもよい。
上記パイプ本体部38とパイプ先端部40とは、以下に述べるように互いに熱膨張係数が異なる異種材料から構成されている。なお、本明細書において、熱膨張係数は、常温〜600℃における線膨張率を意味する。
まず、パイプ本体部38は、熱膨張係数が比較的低い材料から構成され、パイプ先端部40よりも熱膨張係数が低くなっている。パイプ本体部38の熱膨張係数は、4.5×10−6〜6.5×10−6/℃であることが好ましい。パイプ本体部38の熱膨張係数がこのような数値範囲内であることにより、後述するようにパイプ部36全体の収縮を小さく抑制することができる。
パイプ本体部38の材料は、例えば、コバール、42アロイ、アルミナ等からなるセラミック等である。コバールの熱膨張係数は、4.6×10−6〜5.5×10−6/℃である。42アロイの熱膨張係数は、4.5×10−6〜6.5×10−6/℃である。アルミナからなるセラミックの熱膨張係数は、6.4×10−6〜7.5×10−6/℃である。また、パイプ本体部38の材料としては、その基端が固定された外枠部32と同一材料を用いることができる。
一方、パイプ先端部40は、熱膨張係数が比較的高い材料から構成され、パイプ本体部38よりも熱膨張係数が高くなっている。また、パイプ先端部40は、後述する低融点ガラスからなる封止材44よりも熱膨張係数が高くなっている。パイプ先端部40の熱膨張係数は、7.0×10−6〜9.0×10−6/℃であることが好ましい。パイプ先端部40の熱膨張係数がこのような数値範囲内であることにより、熱による大きな変形を防止しつつ、後述するようにカシメ効果を十分に得ることができる。
パイプ先端部40の材料としては、パイプ本体部38の材料及び低融点ガラスよりも熱膨張係数が高い材料を適宜選択して用いることができる。パイプ先端部40の材料は、例えば、42アロイ、45アロイ、47アロイ、50アロイ、52アロイ、78アロイ等である。45アロイの熱膨張係数は、7.0×10−6〜8.0×10−6/℃である。47アロイの熱膨張係数は、8.0×10−6〜9.0×10−6/℃である。50アロイの熱膨張係数は、9.4×10−6〜10.4×10−6/℃である。52アロイの熱膨張係数は、9.5×10−6〜10.5×10−6/℃である。78アロイの熱膨張係数は、13.5×10−6〜14.5×10−6/℃である。
パッケージ12内には、光ファイバ24の一端が、パイプ部36内に挿通されて導入されている。パイプ部36内を含むパッケージ12内に導入された光ファイバ24の一端側部分は、被覆26が除去された素線の状態になっている。
パッケージ12内に導入された光ファイバ24の一端は、レーザ光が入力される入力端であり、半導体レーザ素子20の光軸と調芯されて、固定材42により台座28上に固定されている。固定材42としては、例えば、樹脂、はんだ、低融点ガラス等を用いることができる。固定部である台座28上に固定された光ファイバ24の一端には、半導体レーザ素子20から出力されて集光レンズ22により集光されたレーザ光が入力されるようになっている。こうして、半導体レーザ素子20は、集光レンズ22等を含む光学系を介して、光ファイバ24の一端に光学的に結合されている。光ファイバ24の一端に入力されたレーザ光は、光ファイバ24を伝搬した後、出力端である光ファイバ24の他端から出力される。
光ファイバ24が挿通されたパイプ部36では、そのパイプ先端部40が、低融点ガラスからなる封止材44により気密封止されている。より具体的には、パイプ部36のパイプ先端部40において、光ファイバ24が挿通されたネック部40aが、低融点ガラスからなる封止材44により気密封止されている。封止材44は、パイプ先端部40におけるネック部40aの中空部及びその隣接部分の中空部を光ファイバ24とともに塞いで気密封止している。光ファイバ24は、ネック部40aの中心に位置するように封止材44により固定されている。
なお、封止材44を構成する低融点ガラスは、軟化点が600℃以下のガラスであり、封止作業における加熱温度で軟化するものであればよい。低融点ガラスは、軟化点が500℃以下のガラスであることが好ましく、軟化点が400℃以下のガラスであることがさらに好ましい。封止材44を構成する低融点ガラスの熱膨張係数は、例えば5.9×10−6〜12×10−6/℃である。封止材44を構成する低融点ガラスは、特にその種類が限定されるものではなく、例えば、鉛系、バナジウム系、ビスマス系等の低融点ガラスを用いることができる。ただし、環境適合性の観点からは、バナジウム系等の鉛フリーの低融点ガラスであることが好ましい。
このように封止材44により気密封止されるネック部40aは、図2に示すように、中心軸方向の長さLよりも内径Dが大きくなっている。すなわち、ネック部40aの中空部は、径方向に幅広の形状を有している。ネック部40aの中心軸方向の長さLは、例えば0.3〜0.8mmである。一方、ネック部40aの内径Dは、例えば0.5〜1.0mmである。
台座28上及びネック部40aで固定された光ファイバ24は、僅かに撓んで半導体レーザ素子20の光軸方向に沿って固定されている。パッケージ12内における台座28とネック部40aとの間に固定された光ファイバ24は、パッケージ12の内面、すなわち、パイプ部36の内壁面、外枠部32の内壁面、底板部30の底面及び蓋部34の天井面に接触していない。
こうして、本実施形態による光素子モジュール10が構成されている。
本実施形態による光素子モジュール10の動作時には、外部の駆動電源により半導体レーザ素子20に駆動電流が印加される。駆動電流が印加されると、半導体レーザ素子20は、レーザ発振してレーザ光を出力する。半導体レーザ素子20から出力されたレーザ光は、集光レンズ22により集光されて光ファイバ24の台座28上に固定された固定端に入射する。光ファイバ24の固定端に入射したレーザ光は、光素子モジュール10の出力として、光ファイバ24の出力端から出力される。
本実施形態による光素子モジュール10は、上述のように、光ファイバ24が挿通されて気密封止されるパイプ部36が、パイプ本体部38とパイプ先端部40とを有している。パイプ先端部40は、パイプ本体部38及び低融点ガラスからなる封止材44よりも熱膨張係数が高くなっている。このように、本実施形態では、パイプ部36が、熱膨張係数の互いに異なるパイプ先端部40及びパイプ本体部38に分割されている。これにより、半導体レーザ素子20を収納したパッケージ12について良好な気密性を確保しつつ、半導体レーザ素子20に光学的に結合される光ファイバ24の破損の発生を抑制又は防止することができる。以下、この点について詳述する。
パッケージ12内に光ファイバ24を導入するためのパイプ部としては、本実施形態と異なり、外枠部32や蓋部34と同様に、熱膨張係数が比較的低い材料である例えばコバールのみからなる非分割のパイプ部を用いることが考えられる。図4は、コバールのみからなる非分割のパイプ部が用いられた背景技術による光素子モジュールを示す断面図である。
図4に示すように、背景技術による光素子モジュール100では、二分割された本実施形態によるパイプ部36に代えて、コバールのみからなる非分割のパイプ部136が、外枠部32の前側壁部32aに設けられている。パイプ部136は、その先端寄りに、パイプ部136において内径が最も狭くなっているネック部136aを有している。光ファイバ24が挿通されたネック部136aの中空部は、低融点ガラスからなる封止材144により気密封止されている。光素子モジュール100のこれら以外の点は、図1に示す光素子モジュール10と同様である。
背景技術による光素子モジュール100では、パイプ部136全体が、熱膨張係数が比較的低く、低融点ガラスからなる封止材144よりも熱膨張係数が低くなっている。この場合、封止作業における加熱後の温度降下によりパイプ部136が収縮する際、ネック部136aにおいて、低融点ガラスからなる封止材144及び光ファイバ24をパイプ部136が締め付けるカシメ効果を十分に得ることができない。その結果、封止材144により封止されたネック部136aにおいて良好な気密性を確保することが困難である。具体的には、図4に示す背景技術による光素子モジュール100では、例えば、ヘリウムリークテストで測定されるリーク量が10−7〜10−9Pa・m/sレベルの気密性が良好でない不良品が発生する。
また、パッケージ12内に光ファイバ24を導入するためのパイプ部として、本実施形態と異なり、上記のカシメ効果を得ることを目的として、熱膨張係数が比較的高い材料である例えば50アロイのみからなる非分割のパイプ部を用いることが考えられる。図5は、50アロイのみからなる非分割のパイプ部が用いられた他の背景技術による光素子モジュールを示す断面図である。
図5に示すように、他の背景技術による光素子モジュール200では、二分割された本実施形態によるパイプ部36に代えて、50アロイのみからなる非分割のパイプ部236が、外枠部32の前側壁部32aに設けられている。パイプ部236は、その先端寄りに、パイプ部236において内径が最も狭くなっているネック部236aを有している。光ファイバ24が挿通されたネック部236aの中空部は、低融点ガラスからなる封止材244により気密封止されている。光素子モジュール200のこれら以外の点は、図1に示す光素子モジュール10と同様である。
他の背景技術による光素子モジュール200では、パイプ部236全体が、熱膨張係数が比較的高く、低融点ガラスからなる封止材244よりも熱膨張係数が高くなっている。この場合、封止作業における加熱後の温度降下によりパイプ部236が収縮する際に、ネック部236aにおいて、低融点ガラスからなる封止材244及び光ファイバ24をパイプ部236が締め付けるカシメ効果を十分に得ることができる。その結果、封止材244により封止されたネック部236aにおいて良好な気密性を確保することできる。具体的には、図5に示す他の背景技術による光素子モジュール200では、例えば、ヘリウムリークテストで測定されるリーク量が10−11Pa・m/sレベルの良好な気密性を確保することができる。
その一方で、他の背景技術による光素子モジュール200では、封止作業における加熱によりパイプ部236が大きく膨張する。さらに、その加熱後の温度降下によりパイプ部236が収縮する際、パイプ部236は、熱膨張係数が比較的高いために大きく収縮する。その結果、台座28及びネック部236aで固定された光ファイバ24が、パイプ部236の内壁に接触する程度に大きく撓んで湾曲する。光ファイバ24が大きく撓んで湾曲すると、上述のように、調芯されて固定された箇所及び低融点ガラスにより封止された箇所の光ファイバ24の両端部分の根元に、光ファイバ24の破損の一因となる大きな横方向へのせん断応力が生じる。このため、図5に示す他の背景技術による光素子モジュール200では、光ファイバ24の断線不良等の光ファイバ24の破損が多く発生し、光ファイバ24の破損を抑制することは困難である。
これらに対して、本実施形態による光素子モジュール10では、パイプ部36において、気密封止されるネック部40aを含むパイプ先端部40が、パイプ本体部38及び低融点ガラスからなる封止材44よりも熱膨張係数が高くなっている。パイプ先端部40の熱膨張係数が比較的高いことにより、ネック部40aにおいて、低融点ガラスからなる封止材44及び光ファイバ24をパイプ先端部40が締め付けるカシメ効果を十分に得ることができる。これにより、本実施形態による光素子モジュール10では、良好な気密性を確保することができる。本実施形態による光素子モジュール10では、例えば、ヘリウムリークテストで測定されるリーク量が10−11Pa・m/sレベルの良好な気密性を確保することができる。
また、本実施形態による光素子モジュール10では、パイプ本体部38の熱膨張係数が比較的低く、パイプ先端部40の熱膨張係数よりも低くなっている。これにより、封止作業における加熱によるパイプ本体部38の膨張が小さく抑制される。さらに、その加熱後の温度降下によりパイプ本体部38が収縮する際、パイプ本体部38の収縮が小さく抑制される。これにより、パイプ部36全体の膨張及び収縮も小さく抑制される。その結果、台座28及びネック部40aで固定された光ファイバ24の撓みを小さく抑制することができる。本実施形態によれば、パイプ部36内の光ファイバ24が、パイプ部36の内壁に接触するように撓むことを防止することができる。したがって、本実施形態による光素子モジュール10では、パッケージ12内における光ファイバ24における横方向へのせん断応力の発生を抑制し、もって光ファイバ24の断線不良等の破損の発生を抑制又は防止することができる。
このように、本実施形態による光素子モジュール10では、ネック部40aを良好な気密性で封止することにより、半導体レーザ素子20を収納したパッケージ12について良好な気密性を確保することができる。さらに、本実施形態による光素子モジュール10では、パッケージ12内の光ファイバ24における横方向へのせん断応力の発生を抑制することにより、光ファイバ24の断線不良等の破損の発生を抑制又は防止することができる。
さらに、本実施形態による光素子モジュール10において、封止材44により気密封止されるネック部40aは、中心軸方向の長さLよりも内径Dが大きくなっている。これにより、ネック部40aにおける光ファイバ24への負荷を低減することができる。以下、この点について詳述する。
他の背景技術による光素子モジュール200において、気密封止されるネック部236aは、図6に示すように、内径D′よりも中心軸方向の長さL′が大きくなっている。このようにネック部236aの中空部がその中心軸方向に細長い場合、封止材244を構成する低融点ガラスの粘度が高いと、ネック部236aの中空部内に封止材224が十分に入り込むことができない。このため、ネック部236aにおける封止材244の充填が不十分となる。この場合、封止材244の内側端部には、バランスの悪い傾斜が生じ、その結果、光ファイバ24に偏った応力が加わることになる。
また、長さL′よりも内径D′が小さくなっているため、ネック部236aにおいてこれを構成する金属材料の厚さt′が比較的厚くなっている。このため、ネック部236aにおいて収縮により光ファイバ24を締め付ける圧力になり、光ファイバに大きな負荷が加わることになる。
このため、図6に示すように中心軸方向の細長いネック部236aの形状では、光ファイバ24の破損が生じやすくなっている。
一方、本実施形態による光素子モジュール10において、気密封止されるネック部40aは、図2に示すように、中心軸方向の長さLよりも内径Dが大きくなっている。このようにネック部40aの中空部がその径方向に幅広い場合、封止材44を構成する低融点ガラスの粘度が高くても、ネック部40aの中空部内に封止材44が十分に入り込むことができる。このため、ネック部40aにおける封止材44の充填は十分なものとなり、ネック部40a及びその近傍に充填された封止材44の内側端部をバランスのよい形状とすることができる。これにより、ネック部40aにおいて光ファイバ24に加わる応力の均一化を図ることができる。
また、長さLよりも内径Dが大きいことで、ネック部40aにおいてこれを構成する金属材料の厚さtが比較的薄くなっている。これにより、ネック部40aにおいて収縮により光ファイバ24を締め付ける圧力が適度なものとなり、光ファイバ24に加わる負荷を低減することができる。
こうして、本実施形態による光素子モジュール10では、中心軸方向の長さLよりも内径Dが大きくなっていることで、応力の均一化を図るとともに負荷を軽減することができる。これにより、光ファイバ24の破損の発生をより確実に抑制又は防止することができる。
次に、本実施形態による光素子モジュール10の封止作業について図3を用いて説明する。図3は、本実施形態による光素子モジュール10の封止作業を示す工程断面図である。
まず、封止作業の対象となる光素子モジュール10のパッケージ12を固定治具50に固定する。固定治具50には、パイプ部36が上方を向いてその中心軸が垂直となるように、パッケージ12の底板部30を垂直にして固定する。固定治具50に固定されたパッケージ12では、蓋部34が外枠部32に固定されておらず、底板部30上に設置された半導体レーザ素子20等を含む底板部30の上方が開放されている。また、パイプ部36内には、被覆26が除去された素線の状態の光ファイバ24の一端側部分が挿通されている。パッケージ12内に導入された光ファイバ24の一端は、半導体レーザ素子20の光軸と光学的に結合するように調芯されて、樹脂等からなる固定材42により台座28に固定されている。
次いで、図3(a)に示すように、光ファイバ24が挿通されたパイプ部36におけるパイプ先端部40の先端開口部に、封止材44となる低融点ガラスペレット44pを配置する。低融点ガラスペレット44pは、例えば、光ファイバ24の外径よりも大きい内径と、ネック部40aの内径よりも大きくパイプ先端部40の外径より小さい外径とを有する円筒形状の固形物である。この場合、低融点ガラスペレット44pは、その中空部に光ファイバ24を挿通してパイプ先端部40の先端開口部に配置することができる。
なお、封止材44となる低融点ガラスは、低融点ガラスペレット44pのようなペレットの形態でパイプ先端部40の先端開口部に配置することに代えて、ペーストの形態でパイプ先端部40の先端開口部に供給することもできる。この場合、例えば、図3(a)に示すように、封止材44となる低融点ガラスペースト44qを、ディスペンサ52により吐出してパイプ先端部40の先端開口部に供給してもよい。
次いで、図3(b)に示すように、パイプ部36の先端部であるパイプ先端部40にヒータ54を接触させて、ヒータ54によりパイプ部36を加熱する。このとき、パッケージ12内における光ファイバ24に撓みやパイプ先端部40の穴に対する中心位置ずれが生じないように光ファイバ24を保持する。また、ヒータ54による加熱温度は、低融点ガラスの溶融、液状化に応じて、例えば、450〜550℃の温度に設定することができ、好ましくは460〜480℃の温度に設定することができる。
パイプ部36が加熱されると、これにより加熱された低融点ガラスペレット44pが、図3(c)に示すように溶融、液状化して、封止材44としてパイプ先端部40のネック部40a及びその近傍の中空部内に入り込んでいく。本実施形態では、上述のように、ネック部40aにおいて中心軸方向の長さLよりも内径Dが大きくなっている。このため、ネック部40aの中空部内に封止材44が十分に入り込むことができ、ネック部40aにおける封止材44の充填が十分なものとなる。
ヒータ54による加熱により、パイプ部36には熱膨張が生じる。本実施形態では、上述のように、パイプ先端部40がパイプ本体部38よりも熱膨張係数が高く、パイプ先端部40の熱膨張係数が比較的高く、パイプ本体部38の熱膨張係数が比較的低くなっている。このため、パイプ部36の熱膨張による中心軸方向の伸びが、図3(c)において矢印で示すように、主としてパイプ先端部40で生じる。したがって、本実施形態では、パイプ部36の熱膨張による中心軸方向の伸びを、後述の図7(c)に示す他の背景技術による場合と比較して、全体として小さく抑制することができる。
次いで、図3(d)に示すように、パイプ部36の先端部からヒータ54を離して、パイプ部36を冷却する。冷却方法は、特に限定されるものではなく、自然冷却であってもよいし、送風等による強制冷却であってもよい。パイプ部36が冷却されると、パイプ先端部40において、ネック部40a及びその近傍に充填された封止材44が固化する。こうして、封止材44により光ファイバ24がネック部40aで固定されるとともに、光ファイバ24が挿通されたネック部40aが封止材44により気密封止される。
上述のようにしてネック部40aの中空部を封止した後、外枠部32上に蓋部34を固定する。
本実施形態では、上述のように、パイプ先端部40が低融点ガラスからなる封止材44よりも熱膨張係数が高くなっている。これにより、ネック部40aにおいて、低融点ガラスからなる封止材44及び光ファイバ24をパイプ先端部40が締め付けるカシメ効果を十分に得ることができる。したがって、本実施形態では、良好な気密性を確保することができる。
また、本実施形態では、上述のように、パイプ先端部40がパイプ本体部38よりも熱膨張係数が高く、パイプ先端部40の熱膨張係数が比較的高く、パイプ本体部38の熱膨張係数が比較的低くなっている。このため、パイプ部36の冷却による中心軸方向の収縮が、図3(d)において矢印で示すように、主としてパイプ先端部40で生じる。したがって、本実施形態では、パイプ部36の冷却による中心軸方向の収縮を、後述の図7(d)に示す場合と比較して、全体として小さく抑制することができる。
本実施形態では、上述のようにしてパイプ部36の熱膨張による伸び及び冷却による収縮を小さく抑制することで、台座28及びネック部40aで固定された光ファイバ24の撓みdfを小さく抑制することができる。本実施形態によれば、パイプ部36内における光ファイバ24が、パイプ部36の内壁に接触するように撓むことを防止することができる。したがって、本実施形態による光素子モジュール10では、パッケージ12内の光ファイバ24における横方向へのせん断応力の発生を抑制し、もって光ファイバ24の断線不良等の破損の発生を抑制又は防止することができる。
また、本実施形態では、ネック部40aの封止前後でのファイバ結合光出力(Pf)の変動及び偏光消光比(Polarization Extinction Ratio、PER)の変動を小さく抑制することができ、安定した特性を得ることができる。
一方、上述したように、図5に示す他の背景技術による光素子モジュール200では、良好な気密性の確保と、光ファイバ24の破損の発生の抑制とを両立することは困難である。以下、他の背景技術による光素子モジュール200の封止作業について図7を用いて説明する。図7は、他の背景技術による光素子モジュール200の封止作業を示す工程断面図である。
まず、図7(a)に示すように、図3(a)に示す場合と同様、低融点ガラスペレット44pと同様の低融点ガラスペレット244pを、光ファイバ24が挿通されたパイプ部236の先端開口部に配置する。なお、図3に示す場合と同様、低融点ガラスペースト44qと同様の低融点ガラスペレット244qを、ディスペンサ52により吐出してパイプ部236の先端開口部に供給してもよい。
次いで、図7(b)に示すように、図3(b)に示す場合と同様、パイプ部236の先端部にヒータ54を接触させて、ヒータ54によりパイプ部236を加熱する。パイプ部236が加熱されると、これにより加熱された低融点ガラスペレット244pが、図7(c)に示すように溶融、液状化して、封止材244としてパイプ部236のネック部236aの中空部内に入り込んでいく。
ヒータ54による加熱により、パイプ部236には熱膨張が生じる。本実施形態とは異なり、他の背景技術では、上述のように、パイプ部236全体の熱膨張係数が比較的高くなっている。このため、パイプ部236の熱膨張による中心軸方向の伸びが、図7(c)において矢印で示すように、パイプ部236の全体にわたって生じる。したがって、他の背景技術では、パイプ部236の熱膨張による中心軸方向の伸びが、前述の図3(c)に示す本実施形態による場合と比較して大きくなる。
次いで、図7(d)に示すように、図3(d)に示す場合と同様、パイプ部236の先端部からヒータ54を離して、パイプ部236を冷却する。パイプ部236が冷却されると、パイプ部236において、ネック部236aに充填された封止材244が固化する。こうして、封止材244により光ファイバ24がネック部236aで固定されるとともに、光ファイバ24が挿通されたネック部236aが封止材244により気密封止される。
本実施形態とは異なり、他の背景技術では、上述のように、パイプ部236全体の熱膨張係数が比較的高くなっている。このため、パイプ部236の冷却による中心軸方向の収縮が、図7(d)において矢印で示すように、パイプ部236の全体にわたって生じる。したがって、他の背景技術では、パイプ部236の冷却による中心軸方向の収縮が、前述の図3(d)に示す本実施形態による場合と比較して大きくなる。
他の背景技術では、上述のようにパイプ部236の熱膨張による伸び及び冷却による収縮が大きくなるため、台座28及びネック部40aで固定された光ファイバ24の撓みdfが大きくなってしまう。その結果、他の背景技術では、パッケージ12内の光ファイバ24における横方向へのせん断応力の発生を抑制することが困難であり、光ファイバ24の破損の発生を抑制することは困難である。
以上のとおり、本実施形態によれば、半導体レーザ素子20を収納したパッケージ12について良好な気密性を確保しつつ、半導体レーザ素子20に光学的に結合される光ファイバ24の破損の発生を抑制又は防止することができる。
[変形実施形態]
本発明は、上記実施形態に限らず、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、光素子として半導体レーザ素子20がパッケージ12内に収納された場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。光素子としては、半導体レーザ素子20に代えて、発光ダイオード等の発光素子を用いることもできるし、フォトダイオード等の受光素子を用いることもできる。
また、上記実施形態では、封止材44として低融点ガラスからなるものを用いた場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。封止材44としては、低融点ガラスからなるものに代えて、はんだ、樹脂等からなるものを用いることもできる。なお、はんだからなる封止材44を用いる場合、光ファイバ24として、少なくとも封止材44で封止される一端部分が金属層で被覆されたメタライズファイバを用いることができる。封止材44がはんだ、樹脂等からなる場合においても、上述のように、パイプ先端部40を、封止材44よりも熱膨張係数が高いものとすることができる。これにより、ネック部40aにおいて、封止材44及び光ファイバ24をパイプ先端部40が締め付けるカシメ効果を十分に得ることができ、良好な気密性を確保することができる。
また、上記実施形態では、パイプ先端部40のネック部40aにおいて中心軸方向の長さLよりも内径Dが大きくなっている場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。ネック部40aにおいて、必ずしも長さLよりも内径Dが大きくなっている必要はなく、長さLと内径Dが等しくてもよいし、長さLが内径Dよりも大きくなっていてもよい。
また、上記実施形態では、底板部30、外枠部32及び蓋部34により半導体レーザ素子20を収納するパッケージ本体部を構成する場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。パッケージ本体部は、光素子を収納することができるものであれば、あらゆる部材であらゆる形状に構成することができる。
また、上記実施形態では、パッケージ本体部のうちの外枠部32にパイプ部36が設けられている場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。パイプ部36は、これに挿通される光ファイバ24が、パッケージ本体部内に収納された光素子に光学的に結合されうるようにパッケージ本体部に設けられていればよい。
また、上記実施形態では、パイプ本体部38と外枠部32とが別個に形成され、外枠部32と底板部30とが別個に形成されている場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。パッケージ12のうちの外枠部32及びパイプ本体部38は、図8に示すように一体的に形成されていてもよい。または、パッケージ12のうちの底板部30、外枠部32及びパイプ本体部38は、図9に示すように一体的に形成されていてもよい。一体的に形成された外枠部32及びパイプ本体部38、又は一体的に形成された底板部30、外枠部32及びパイプ本体部38としては、例えば金属射出成形法(Metal Injection Molding、MIM)による一体成形にて加工したものを用いることができる。これらの場合、パイプ本体部38は、外枠部32の前側壁部32aに一体的に形成される。外枠部32に一体的に形成されたパイプ本体部38の先端部には、パイプ先端部40を銀ろう付けやレーザ溶接等で接合させることができる。
10…光素子モジュール
12…パッケージ
20…半導体レーザ素子
24…光ファイバ
36…パイプ部
38…パイプ本体部
40…パイプ先端部
40a…ネック部
44…封止材

Claims (10)

  1. 光素子を収納するパッケージ本体部と、
    前記パッケージ本体部に設けられ、前記光素子と光学的に結合される光ファイバが挿通されるパイプ部と、
    前記パッケージ本体部内に設けられ、前記光ファイバの一端が固定される固定部とを有し、
    前記パイプ部が、
    前記パッケージ本体部に基端が固定された第1のパイプ部と、
    前記第1のパイプ部の先端に接合され、前記第1のパイプ部よりも熱膨張係数が高く、封止材により封止される第2のパイプ部とを有することを特徴とする光素子用パッケージ。
  2. 前記第2のパイプ部が、前記封止材よりも熱膨張係数が高いことを特徴とする請求項1記載の光素子用パッケージ。
  3. 前記第2のパイプ部が、前記パイプ部のうちの他の部分よりも内径が小さく、前記封止材により封止されるネック部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の光素子用パッケージ。
  4. 前記ネック部が、中心軸方向の長さよりも内径が大きくなっていることを特徴とする請求項3記載の光素子用パッケージ。
  5. 前記ネック部の前記中心軸方向の長さが、0.3〜0.8mmであり、
    前記ネック部の前記内径が、0.5〜1.0mmであることを特徴とする請求項4記載の光素子用パッケージ。
  6. 前記封止材が、低融点ガラスからなるものであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光素子用パッケージ。
  7. 前記第1のパイプ部の熱膨張係数が、4.5×10−6〜6.5×10−6/℃であり、
    前記第2のパイプ部の熱膨張係数が、7.0×10−6〜9.0×10−6/℃であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光素子用パッケージ。
  8. 前記第1のパイプ部の材料が、コバール、42アロイ又はセラミックであり、
    前記第2のパイプ部の材料が、42アロイ、45アロイ、47アロイ、50アロイ、52アロイ、78アロイであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光素子用パッケージ。
  9. 前記光素子が、半導体レーザ素子であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の光素子用パッケージ。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の光素子用パッケージと、
    前記パッケージ本体部に収納された前記光素子と、
    前記パイプ部に挿通され、一端が前記固定部に固定された前記光ファイバと、
    前記光ファイバが挿通された前記第2のパイプ部を封止する前記封止材と
    を有することを特徴とする光素子モジュール。
JP2017025249A 2017-02-14 2017-02-14 光素子用パッケージ及び光素子モジュール Active JP6935206B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017025249A JP6935206B2 (ja) 2017-02-14 2017-02-14 光素子用パッケージ及び光素子モジュール
PCT/JP2018/005050 WO2018151142A1 (ja) 2017-02-14 2018-02-14 光素子用パッケージ及び光素子モジュール
CN201880011370.1A CN110291688B (zh) 2017-02-14 2018-02-14 光元件用封装件以及光元件模块
US16/529,966 US10978851B2 (en) 2017-02-14 2019-08-02 Package for optical device and optical device module

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017025249A JP6935206B2 (ja) 2017-02-14 2017-02-14 光素子用パッケージ及び光素子モジュール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018132604A true JP2018132604A (ja) 2018-08-23
JP6935206B2 JP6935206B2 (ja) 2021-09-15

Family

ID=63169903

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017025249A Active JP6935206B2 (ja) 2017-02-14 2017-02-14 光素子用パッケージ及び光素子モジュール

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10978851B2 (ja)
JP (1) JP6935206B2 (ja)
CN (1) CN110291688B (ja)
WO (1) WO2018151142A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102019118804A1 (de) 2018-07-12 2020-01-16 Denso Corporation Anomalitätsbestimmungssystem
CN116560027A (zh) * 2023-07-04 2023-08-08 浙江浙能能源服务有限公司 一种虚拟电厂通信终端施工装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022266786A1 (en) * 2021-06-21 2022-12-29 Lumentum Operations Llc Control of solder bond line thickness with squeezed gold bump space
JPWO2023033141A1 (ja) * 2021-09-02 2023-03-09

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0792335A (ja) * 1993-04-19 1995-04-07 Hitachi Cable Ltd 光ファイバの気密封止部構造
US20030076861A1 (en) * 2001-10-19 2003-04-24 Dharia Kirit S. Method and apparatus for packaging laser diodes
JP2003344713A (ja) * 2002-05-29 2003-12-03 Kyocera Corp 光素子モジュール及びその製造方法
JP2007058133A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Sumitomo Metal Electronics Devices Inc 光通信用パッケージ
JP2014215446A (ja) * 2013-04-25 2014-11-17 株式会社フジクラ 光ファイバ封止構造体、光ファイバアセンブリ、デバイス、および光ファイバ封止方法
WO2016129505A1 (ja) * 2015-02-13 2016-08-18 古河電気工業株式会社 光ファイバの固定構造

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5442161A (en) * 1977-09-10 1979-04-03 Fujitsu Ltd Light repeater
US4296998A (en) * 1979-12-17 1981-10-27 Bell Telephone Laboratories, Incorporated Encapsulated light source with coupled fiberguide
JPS6123379A (ja) * 1984-07-11 1986-01-31 Hitachi Ltd 光電子装置
US6435736B1 (en) * 1999-07-23 2002-08-20 The Furukawa Electric Co., Ltd. Optical device and method for manufacturing the same
JP2002258111A (ja) * 2001-02-27 2002-09-11 Kyocera Corp 光素子モジュール
JP3824879B2 (ja) * 2001-04-20 2006-09-20 古河電気工業株式会社 光モジュール
JP4067521B2 (ja) * 2004-10-21 2008-03-26 富士通株式会社 光集積デバイス
JP5034353B2 (ja) * 2006-07-26 2012-09-26 富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社 光デバイスの製造方法
US8342756B2 (en) * 2009-12-22 2013-01-01 Jds Uniphase Corporation Hermetic seal between a package and an optical fiber
US9500808B2 (en) * 2012-05-09 2016-11-22 The Boeing Company Ruggedized photonic crystal sensor packaging
JP2015050447A (ja) * 2013-09-05 2015-03-16 信越化学工業株式会社 封止材積層複合体、封止後半導体素子搭載基板、封止後半導体素子形成ウエハ、半導体装置、及び半導体装置の製造方法
CN103777298B (zh) * 2014-02-17 2016-02-17 四川飞阳科技有限公司 一种用于光纤的气密性封装方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0792335A (ja) * 1993-04-19 1995-04-07 Hitachi Cable Ltd 光ファイバの気密封止部構造
US20030076861A1 (en) * 2001-10-19 2003-04-24 Dharia Kirit S. Method and apparatus for packaging laser diodes
JP2003344713A (ja) * 2002-05-29 2003-12-03 Kyocera Corp 光素子モジュール及びその製造方法
JP2007058133A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Sumitomo Metal Electronics Devices Inc 光通信用パッケージ
JP2014215446A (ja) * 2013-04-25 2014-11-17 株式会社フジクラ 光ファイバ封止構造体、光ファイバアセンブリ、デバイス、および光ファイバ封止方法
WO2016129505A1 (ja) * 2015-02-13 2016-08-18 古河電気工業株式会社 光ファイバの固定構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102019118804A1 (de) 2018-07-12 2020-01-16 Denso Corporation Anomalitätsbestimmungssystem
CN116560027A (zh) * 2023-07-04 2023-08-08 浙江浙能能源服务有限公司 一种虚拟电厂通信终端施工装置
CN116560027B (zh) * 2023-07-04 2023-09-01 浙江浙能能源服务有限公司 一种虚拟电厂通信终端施工装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN110291688A (zh) 2019-09-27
US10978851B2 (en) 2021-04-13
WO2018151142A1 (ja) 2018-08-23
JP6935206B2 (ja) 2021-09-15
CN110291688B (zh) 2021-11-23
US20190372303A1 (en) 2019-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10978851B2 (en) Package for optical device and optical device module
CN101986179B (zh) 半导体器件组件
US6712528B2 (en) Optical bench for an opto-electronic device
US8644357B2 (en) High reliability laser emitter modules
US5872881A (en) High-thermal-conductivity sealed package for fiber optic coupling to an optoelectronic device
GB2124402A (en) Injection laser packages
JP2001281498A (ja) 光素子モジュール
JP2001358398A (ja) 半導体レーザー素子ユニットおよび半導体レーザーモジュール
JPS60180183A (ja) 光半導体素子気密パツケ−ジ
JPH03120884A (ja) 半導体レーザモジュール
JP2001215372A (ja) レーザダイオードモジュール
JPH0792335A (ja) 光ファイバの気密封止部構造
JP2015106577A (ja) 光通信用半導体パッケージ
US20020179683A1 (en) Hermetic optical fiber seal
JP2970635B2 (ja) 半導体レーザーモジュール及び金属フェルール
JP2003107281A (ja) 光ファイバ固定具
JP2005018084A (ja) ファイバ結合型光学素子の低コストパッケージ設計
JP2005333029A (ja) 光半導体装置および光モジュール
JP4308049B2 (ja) 半導体素子モジュール
JP2010021250A (ja) 光通信用パッケージ
KR101024665B1 (ko) 반도체 레이저 다이오드 패키지
JP2004253409A (ja) 光半導体素子収納用パッケージおよび光半導体装置
JP2004294746A (ja) 光半導体モジュール
JP2017163041A (ja) 光源装置
JPS62130582A (ja) 半導体レ−ザモジユ−ル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210329

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210810

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210825

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6935206

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151