JP2018190208A - 在宅訪問支援システム - Google Patents
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Abstract
【課題】在宅訪問サービスの効率化を図る。【解決手段】在宅訪問サービスの対象者である患者に対応付けて、当該患者の住所を示す住所情報、当該患者に対する訪問日時を示す訪問日時情報、及び、在宅訪問サービスに伴って発生する作業に関する付加作業情報を記憶するサーバー装置と、当該サーバー装置と通信ネットワークを介してデータ通信可能なクライアント端末20と、を備える在宅訪問支援システムにおいて、クライアント端末20は、新たな患者、住所情報、訪問日時情報及び付加作業情報を登録可能であるとともに、登録されている患者、住所情報、訪問日時情報及び付加作業情報のうち、少なくとも付加作業情報を表示する。【選択図】図17
Description
本発明は、在宅訪問支援システムに関する。
近年、医療分野においては、在宅療養・介護の重要性が増してきており、医療関係者が患者の居宅等を訪問して、各種医療サービスを提供する在宅訪問ケアが広まりつつある。例えば、在宅訪問を効率良く行えるよう、予め患者に複数の訪問先住所を関連付けて登録しておき、医療関係者が複数の患者を訪問する際に、効率的な訪問ルートを参照できる技術が提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、実際の在宅訪問サービスの現場では、患者宅を訪問する際に、保険証の写しを持ち帰ったり、請求書を手渡したりする等、在宅訪問サービスに伴って、さまざまな付加作業が発生する。病院やクリニックであれば、受付や会計等、機能が分かれているため、作業漏れが生じることは少ないが、在宅訪問サービスにおいては、訪問する医療関係者(担当者)があらゆる作業を行うため、付加作業を忘れてしまうことが多かった。そのため、患者宅を再度訪問する必要が生じることもあり、上記従来技術のように、単に効率的な訪問ルートを参照可能なシステムを採用したとしても、在宅訪問サービスの効率化に大きな改善効果が得られない状況であった。
本発明は、上記の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、在宅訪問サービスの効率化を図ることを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、在宅訪問サービスの対象者である患者に対応付けて、当該患者の住所を示す住所情報、当該患者に対する訪問日時を示す訪問日時情報、及び、前記在宅訪問サービスに伴って発生する作業に関する付加作業情報を記憶する記憶手段を備えるサーバー装置と、当該サーバー装置と通信ネットワークを介してデータ通信可能なクライアント端末と、を備える在宅訪問支援システムであって、前記クライアント端末は、前記記憶手段に新たな患者、住所情報、訪問日時情報及び付加作業情報を登録する登録手段と、前記記憶手段に記憶されている患者、住所情報、訪問日時情報及び付加作業情報のうち、少なくとも付加作業情報を表示手段に表示させる表示制御手段と、を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の在宅訪問支援システムにおいて、前記クライアント端末は、当該クライアント端末の現在位置を示す現在位置情報を取得する現在位置情報取得手段を備え、前記表示制御手段は、前記現在位置情報取得手段により取得された現在位置情報に基づいて、当該クライアント端末が前記住所情報が示す住所を基準として所定の範囲に入ったと判断した場合、又は、当該クライアント端末が前記住所情報が示す住所を基準として所定の範囲から出たと判断した場合に、前記付加作業情報を前記表示手段に表示させる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の在宅訪問支援システムにおいて、前記クライアント端末は、前記記憶手段に記憶されている患者、住所情報、訪問日時情報及び付加作業情報のうち、訪問日時が当日である訪問日時情報と、当該訪問日時情報に対応する患者、住所情報及び付加作業情報と、を取得する当日情報取得手段を備える。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の在宅訪問支援システムにおいて、前記記憶手段には、前記訪問日時情報と対応付けられて、前記在宅訪問サービスを行う医療関係者が記憶されており、前記当日情報取得手段は、当該クライアント端末を使用している医療関係者に対応する訪問日時情報のみを対象として、訪問日時が当日である訪問日時情報を取得する。
請求項5に記載の発明は、請求項1又は2に記載の在宅訪問支援システムにおいて、前記サーバー装置は、前記記憶手段に記憶されている訪問日時情報に基づいて、訪問日時が当日である訪問日時情報を抽出し、当該抽出された訪問日時情報と、当該訪問日時情報に対応する患者、住所情報及び付加作業情報と、を前記クライアント端末に送信する当日情報提供手段を備える。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の在宅訪問支援システムにおいて、前記記憶手段には、前記訪問日時情報と対応付けられて、前記在宅訪問サービスを行う医療関係者が記憶されており、前記当日情報提供手段は、医療関係者ごとに、当該医療関係者に対応する訪問日時情報のみを対象として、訪問日時が当日である訪問日時情報を抽出し、当該抽出された訪問日時情報と、当該訪問日時情報に対応する患者、住所情報及び付加作業情報と、を当該医療関係者が使用しているクライアント端末に送信する。
本発明によれば、在宅訪問サービスの効率化を図ることができる。
以下、図面を参照して、本発明に係る在宅訪問支援システムの一実施形態について説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
〔在宅訪問支援システムの構成〕
図1に、本実施の形態における在宅訪問支援システム100のシステム構成を示す。
図1に示すように、在宅訪問支援システム100は、サーバー装置10と、在宅療養に携わる医療、看護、介護の各施設に属する医師、看護師、訪問介護員等の医療関係者(スタッフ)が使用可能なクライアント端末20と、を備えて構成されている。サーバー装置10とクライアント端末20とは、通信ネットワークNを介して接続可能となっている。
図1に、本実施の形態における在宅訪問支援システム100のシステム構成を示す。
図1に示すように、在宅訪問支援システム100は、サーバー装置10と、在宅療養に携わる医療、看護、介護の各施設に属する医師、看護師、訪問介護員等の医療関係者(スタッフ)が使用可能なクライアント端末20と、を備えて構成されている。サーバー装置10とクライアント端末20とは、通信ネットワークNを介して接続可能となっている。
サーバー装置10は、クライアント端末20から登録された情報を蓄積し管理する。サーバー装置10は、クラウド環境に設けられたクラウドサーバーであってもよい。
クライアント端末20は、各施設内又は在宅患者の訪問先等で使用されるPC(Personal Computer)、タブレット端末、スマートフォン等である。施設としては、主治医が所属する病院や診療所、在宅患者の訪問看護を行う看護師が所属する訪問看護ステーション、在宅患者のケアプランを作成するケアマネージャーや、在宅患者の訪問介護を行う訪問介護員が所属する訪問介護事業所等が挙げられる。
在宅患者の在宅療養に携わるスタッフは、クライアント端末20から在宅患者に関する在宅患者情報や、在宅訪問サービスに関するスケジュール情報等を登録する。登録された在宅患者情報やスケジュール情報は、サーバー装置10に保存される。
〔サーバー装置の構成〕
図2に、サーバー装置10の機能的構成を示す。
図2に示すように、サーバー装置10は、制御部11、操作部12、表示部13、通信部14、RAM15、記憶部16等を備えて構成されており、各部はバス17により接続されている。
図2に、サーバー装置10の機能的構成を示す。
図2に示すように、サーバー装置10は、制御部11、操作部12、表示部13、通信部14、RAM15、記憶部16等を備えて構成されており、各部はバス17により接続されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等から構成され、サーバー装置10の各部の処理動作を統括的に制御する。具体的には、CPUは、操作部12から入力される操作信号又は通信部14により受信される指示信号に応じて、記憶部16に記憶されている各種処理プログラムを読み出してRAM15に展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。
操作部12は、カーソルキー、文字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された操作信号を制御部11に出力する。
表示部13は、LCD(Liquid Crystal Display)等のモニターを備えて構成されており、制御部11から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
なお、操作部12及び表示部13については、サーバー装置10の必須の構成要素ではない。
なお、操作部12及び表示部13については、サーバー装置10の必須の構成要素ではない。
通信部14は、ネットワークインターフェース等により構成され、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等の通信ネットワークNを介して接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。
RAM15は、制御部11により実行制御される各種処理において、記憶部16から読み出された各種プログラム、入力若しくは出力データ及びパラメーター等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
記憶部16は、HDD(Hard Disk Drive)や不揮発性の半導体メモリー等により構成され、各種処理プログラム、当該プログラムの実行に必要なパラメーターやファイル等を記憶している。例えば、記憶部16には、クライアント端末20に搭載されたWebブラウザーとHTTPプロトコルによる通信を行ってWebブラウザーに各種Web画面を提供するWebサーバーとしての機能を実現させるためのWebサーバープログラムや、Webサーバー上で動作し、Webブラウザーを介してクライアント端末20のユーザーに在宅訪問支援サービスを提供するためのアプリケーションプログラム等が記憶されている。
記憶部16には、施設情報テーブルT1、ユーザー情報テーブルT2、在宅患者情報テーブルT3、スケジュール情報テーブルT4、リマインド制御情報161が記憶されている。
図3に、施設情報テーブルT1の例を示す。施設情報テーブルT1は、在宅患者の在宅訪問に携わる施設ごとに、施設に関する施設情報を管理するためのテーブルである。施設情報テーブルT1には、施設ごとに、施設ID、事業種別、名称、住所、電話番号、FAX番号等が対応付けられて格納される。
施設IDは、施設の識別情報である。
事業種別は、施設の事業種別(診療所、訪問看護ステーション、薬局、介護支援センター、介護事業所等)である。
名称は、施設の名称である。
住所は、施設の住所である。
電話番号は、施設の電話番号である。
FAX番号は、施設のFAX番号である。
施設IDは、施設の識別情報である。
事業種別は、施設の事業種別(診療所、訪問看護ステーション、薬局、介護支援センター、介護事業所等)である。
名称は、施設の名称である。
住所は、施設の住所である。
電話番号は、施設の電話番号である。
FAX番号は、施設のFAX番号である。
施設情報テーブルT1に含まれる施設情報については、システムを運用管理する事務局により登録される。
図4に、ユーザー情報テーブルT2の例を示す。ユーザー情報テーブルT2は、在宅訪問支援システム100を使用するユーザー(スタッフ)ごとに、ユーザーに関するユーザー情報を管理するためのテーブルである。ユーザー情報テーブルT2には、ユーザーごとに、ユーザーID、パスワード、権限、氏名、電話番号、メールアドレス、施設ID、職種等が対応付けられて格納される。
ユーザーIDは、ユーザーの識別情報である。
パスワードは、ユーザーがシステムにログインする際のユーザー認証に用いられる。
権限は、ユーザーの権限(システム管理者、施設内管理者、一般)を示す情報である。
氏名は、ユーザーの氏名である。
電話番号は、ユーザーの電話番号である。
メールアドレスは、ユーザーのメールアドレスである。
施設IDは、ユーザーが所属する施設の施設IDである。
職種は、ユーザーの職種(医師、看護師、薬剤師、ケアマネージャー、リハビリテーション専門職、ヘルパー等)である。
ユーザーIDは、ユーザーの識別情報である。
パスワードは、ユーザーがシステムにログインする際のユーザー認証に用いられる。
権限は、ユーザーの権限(システム管理者、施設内管理者、一般)を示す情報である。
氏名は、ユーザーの氏名である。
電話番号は、ユーザーの電話番号である。
メールアドレスは、ユーザーのメールアドレスである。
施設IDは、ユーザーが所属する施設の施設IDである。
職種は、ユーザーの職種(医師、看護師、薬剤師、ケアマネージャー、リハビリテーション専門職、ヘルパー等)である。
ユーザー情報テーブルT2に含まれるユーザー情報については、各施設内の管理者により登録される。
図5に、在宅患者情報テーブルT3の例を示す。在宅患者情報テーブルT3は、在宅訪問サービスの対象者である在宅患者ごとに、患者に関する在宅患者情報を管理するためのテーブルである。在宅患者情報テーブルT3には、在宅患者ごとに、在宅患者ID、氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、緊急連絡先情報、禁忌、アレルギー等が対応付けられて格納される。
在宅患者IDは、在宅患者の識別情報である。
氏名は、在宅患者の氏名である。
性別は、在宅患者の性別である。
生年月日は、在宅患者の生年月日である。
住所は、在宅患者の住所である。住所には、文字表記の他、緯度、経度等の位置情報も含まれる。
電話番号は、在宅患者の電話番号である。
メールアドレスは、在宅患者のメールアドレスである。
緊急連絡先情報は、在宅患者の緊急連絡先を示す情報であり、緊急連絡先の氏名、緊急連絡先の在宅患者との続柄、緊急連絡先の電話番号、緊急連絡先のメールアドレスを含む。緊急連絡先情報については、複数登録可能である。
禁忌は、禁忌薬等、在宅患者に対する禁忌事項である。
アレルギーは、在宅患者のアレルギーに関する情報である。
在宅患者IDは、在宅患者の識別情報である。
氏名は、在宅患者の氏名である。
性別は、在宅患者の性別である。
生年月日は、在宅患者の生年月日である。
住所は、在宅患者の住所である。住所には、文字表記の他、緯度、経度等の位置情報も含まれる。
電話番号は、在宅患者の電話番号である。
メールアドレスは、在宅患者のメールアドレスである。
緊急連絡先情報は、在宅患者の緊急連絡先を示す情報であり、緊急連絡先の氏名、緊急連絡先の在宅患者との続柄、緊急連絡先の電話番号、緊急連絡先のメールアドレスを含む。緊急連絡先情報については、複数登録可能である。
禁忌は、禁忌薬等、在宅患者に対する禁忌事項である。
アレルギーは、在宅患者のアレルギーに関する情報である。
図6に、スケジュール情報テーブルT4の例を示す。スケジュール情報テーブルT4は、在宅訪問ごとに、在宅訪問に関するスケジュール情報を管理するためのテーブルである。スケジュール情報テーブルT4には、在宅患者ID、ユーザーID、開始日時、訪問時間、用件、リマインド情報等が対応付けられて格納される。
在宅患者IDは、訪問対象の在宅患者の在宅患者IDである。
ユーザーIDは、在宅患者を訪問する医療関係者(スタッフ)のユーザーIDである。
開始日時は、在宅訪問の予定開始日時である。
訪問時間は、在宅訪問の予定訪問時間(予定滞在時間)である。
用件は、訪問の用件(診察、介護、リハビリテーション等)である。
リマインド情報は、在宅訪問サービスに伴って発生する作業に関する付加作業情報である。リマインド情報は、フラグ、リマインド内容を含む。フラグは、リマインドの要/不要を示すフラグである。リマインド内容は、保険証の写し取得、請求書の授受等、付加作業情報の内容である。リマインド情報は、複数登録することができる。
在宅患者IDは、訪問対象の在宅患者の在宅患者IDである。
ユーザーIDは、在宅患者を訪問する医療関係者(スタッフ)のユーザーIDである。
開始日時は、在宅訪問の予定開始日時である。
訪問時間は、在宅訪問の予定訪問時間(予定滞在時間)である。
用件は、訪問の用件(診察、介護、リハビリテーション等)である。
リマインド情報は、在宅訪問サービスに伴って発生する作業に関する付加作業情報である。リマインド情報は、フラグ、リマインド内容を含む。フラグは、リマインドの要/不要を示すフラグである。リマインド内容は、保険証の写し取得、請求書の授受等、付加作業情報の内容である。リマインド情報は、複数登録することができる。
スケジュール情報テーブルT4では、在宅訪問サービスの対象者である患者(在宅患者ID)に対して、患者に対する訪問日時を示す訪問日時情報(開始日時、訪問時間)、付加作業情報(リマインド情報)等が対応付けられている。また、スケジュール情報テーブルT4では、訪問日時情報と対応付けられて、在宅訪問サービスを行う医療関係者(ユーザーID)が格納されている。
リマインド制御情報161は、リマインド情報を通知する際の条件を示す情報であり、接近時閾値と、離反時閾値と、を含む。
接近時閾値は、在宅患者の住所に近付いていく際に、どの距離でリマインド情報を通知するかを示す値である。
離反時閾値は、在宅患者の住所から離れていく際に、どの距離でリマインド情報を通知するかを示す値である。
接近時閾値は、在宅患者の住所に近付いていく際に、どの距離でリマインド情報を通知するかを示す値である。
離反時閾値は、在宅患者の住所から離れていく際に、どの距離でリマインド情報を通知するかを示す値である。
制御部11は、クライアント端末20において、各ユーザーに対応するログインアカウント(ユーザーID・パスワード)からサーバー装置10にアクセスがあった場合に、記憶部16のユーザー情報テーブルT2を参照して、予め登録されているユーザーであるか否かを判断する。制御部11は、クライアント端末20において入力されたユーザーID及びパスワードの組み合わせが、ユーザー情報テーブルT2に登録されている場合には、このユーザーIDに対応するユーザーが正当なユーザーであると判断する。
制御部11は、クライアント端末20からの情報取得要求に応じて、要求された情報をクライアント端末20に提供する。
〔クライアント端末の構成〕
図7に、クライアント端末20の機能的構成を示す。
図7に示すように、クライアント端末20は、制御部21、操作部22、表示部23、通信部24、RAM25、記憶部26、現在位置情報取得部27等を備えて構成されており、各部はバス28により接続されている。なお、クライアント端末20が施設内で使用されるPC等の場合(携帯されない場合)には、現在位置情報取得部27は不要である。
図7に、クライアント端末20の機能的構成を示す。
図7に示すように、クライアント端末20は、制御部21、操作部22、表示部23、通信部24、RAM25、記憶部26、現在位置情報取得部27等を備えて構成されており、各部はバス28により接続されている。なお、クライアント端末20が施設内で使用されるPC等の場合(携帯されない場合)には、現在位置情報取得部27は不要である。
制御部21は、CPU等から構成され、クライアント端末20の各部の処理動作を統括的に制御する。具体的には、CPUは、操作部22から入力される操作信号又は通信部24により受信される指示信号に応じて、記憶部26に記憶されている各種処理プログラムを読み出してRAM25に展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。
操作部22は、カーソルキー、文字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された操作信号を制御部21に出力する。
クライアント端末20がタブレット端末、スマートフォン等である場合には、操作部22は、電源をオン/オフさせる電源キー等の操作キー、表示部23に積層されたタッチパネルにより構成され、各操作キーに対応する操作信号、ユーザーの指等によるタッチ操作の位置に応じた操作信号を制御部21に出力する。
クライアント端末20がタブレット端末、スマートフォン等である場合には、操作部22は、電源をオン/オフさせる電源キー等の操作キー、表示部23に積層されたタッチパネルにより構成され、各操作キーに対応する操作信号、ユーザーの指等によるタッチ操作の位置に応じた操作信号を制御部21に出力する。
表示部23は、LCD等のモニターを備えて構成されており、制御部21から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。例えば、表示部23は、サーバー装置10から受信した各種Web画面の表示用データに基づいて各種Web画面を表示する。
通信部24は、ネットワークインターフェース等により構成され、LAN、WAN、インターネット等の通信ネットワークNを介して接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。また、通信部24は、携帯電話回線等を用いて無線通信を行い、通信ネットワークNを介して接続されたサーバー装置10等の外部機器との間でデータの送受信を行う。
RAM25は、制御部21により実行制御される各種処理において、記憶部26から読み出された各種プログラム、入力若しくは出力データ及びパラメーター等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
記憶部26は、HDDや不揮発性の半導体メモリー等により構成され、各種処理プログラム、当該プログラムの実行に必要なパラメーターやファイル等を記憶している。例えば、記憶部26には、Webブラウザーを実現するためのWebブラウザープログラム等が記憶されている。
現在位置情報取得部27は、クライアント端末20の現在位置を示す現在位置情報を取得し、現在位置情報を制御部21に出力する。例えば、現在位置情報取得部27は、GPS(Global Positioning System)衛星から発信される電波、Wi−Fi(Wireless Fidelity)機器や携帯電話基地局からの電波を受信し、現在位置を推定する。現在位置情報には、緯度、経度等が含まれる。
制御部21は、操作部22からの操作により、サーバー装置10の記憶部16に新たな患者、住所情報、訪問日時情報(開始日時、訪問時間)及び付加作業情報(リマインド情報)を登録する。すなわち、制御部21は、登録手段として機能する。
制御部21は、サーバー装置10の記憶部16に記憶されている患者、住所情報、訪問日時情報及び付加作業情報のうち、訪問日時が当日である訪問日時情報と、当該訪問日時情報に対応する患者、住所情報及び付加作業情報と、を取得する。すなわち、制御部21は、当日情報取得手段として機能する。具体的には、制御部21は、クライアント端末20を使用している医療関係者(ユーザーID)に対応する訪問日時情報のみを対象として、訪問日時が当日である訪問日時情報等を取得する。
なお、医療関係者(スタッフ)が急に休む場合等があるので、同じ施設に所属する医療関係者の情報は、表示可能となっている。
なお、医療関係者(スタッフ)が急に休む場合等があるので、同じ施設に所属する医療関係者の情報は、表示可能となっている。
制御部21は、サーバー装置10の記憶部16に記憶されている患者、住所情報、訪問日時情報及び付加作業情報のうち、少なくとも付加作業情報を表示部23に表示させる。すなわち、制御部21は、表示制御手段として機能する。
制御部21は、現在位置情報取得部27により取得された現在位置情報に基づいて、クライアント端末20が患者に対応する住所情報が示す住所を基準として所定の範囲に入ったと判断した場合、又は、クライアント端末20が患者に対応する住所情報が示す住所を基準として所定の範囲から出たと判断した場合に、患者に対応する付加作業情報を表示部23に表示させる。
〔在宅訪問支援システムにおける動作〕
次に、在宅訪問支援システム100における動作について説明する。
次に、在宅訪問支援システム100における動作について説明する。
図8は、サーバー装置10とクライアント端末20とにより実行される在宅患者登録処理を示すラダーチャートである。この処理は、在宅訪問の対象となる在宅患者を登録する際に実行される処理である。サーバー装置10における処理は、制御部11と記憶部16に記憶されているプログラムとの協働によるソフトウェア処理によって実現され、クライアント端末20における処理は、制御部21と記憶部26に記憶されているプログラムとの協働によるソフトウェア処理によって実現される。
施設では、在宅患者やその家族から在宅患者情報を入手しておく。
施設では、在宅患者やその家族から在宅患者情報を入手しておく。
まず、クライアント端末20において、操作部22によりWebブラウザー上からサーバー装置10にアクセスするためのURLが入力されると、制御部21により、入力されたURLに基づいて、通信部24を介してサーバー装置10にアクセスが行われる。
サーバー装置10では、制御部11により、クライアント端末20に対し、通信部14を介してログイン画面を表示するための表示用データが送信される。なお、サーバー装置10のWebサーバー機能によりクライアント端末20に送信されるログイン画面をはじめとする各種Web画面の表示用データには、HTML、スタイルシート、画像データ、クライアント端末20で所定の処理を実行させるためのスクリプト等が含まれる。
クライアント端末20では、通信部24によりログイン画面の表示用データが受信されると、制御部21により、表示部23にログイン画面が表示される。ログイン画面には、ユーザーID及びパスワードの入力欄が含まれる。ログイン画面において、操作部22からの操作により、ユーザーID及びパスワードが入力されると(ステップS1)、制御部21により、入力されたユーザーID及びパスワードが通信部24を介してサーバー装置10に送信される。
サーバー装置10では、通信部14によりユーザーID及びパスワードが受信されると、制御部11により、ユーザー認証が行われる(ステップS2)。具体的には、制御部11により、記憶部16のユーザー情報テーブルT2から、受信されたユーザーIDと一致するレコードが検索され、検索されたレコードに含まれるパスワードと受信されたパスワードが一致する場合には、ユーザー認証が成功したと判断される。
次に、クライアント端末20において、操作部22からの操作により、在宅患者の登録が指示されると、制御部21により、在宅患者登録要求が通信部24を介してサーバー装置10に送信される(ステップS3)。
サーバー装置10では、通信部14により在宅患者登録要求が受信されると、制御部11により、クライアント端末20に対し、通信部14を介して在宅患者登録画面を表示するための表示用データが送信される。
サーバー装置10では、通信部14により在宅患者登録要求が受信されると、制御部11により、クライアント端末20に対し、通信部14を介して在宅患者登録画面を表示するための表示用データが送信される。
クライアント端末20では、通信部24により在宅患者登録画面の表示用データが受信されると、制御部21により、表示部23に在宅患者登録画面が表示される(ステップS4)。
図9に、クライアント端末20の表示部23に表示される在宅患者登録画面231の例を示す。在宅患者登録画面231には、在宅患者の氏名入力欄30、性別選択欄31、生年月日入力欄32、住所入力欄33、電話番号入力欄34、メールアドレス入力欄35、緊急連絡先情報入力欄36、禁忌薬・アレルギー入力欄37等が含まれる。
在宅患者登録画面において、操作部22からの操作により、登録対象患者の氏名、住所等の在宅患者情報が入力されると(ステップS5)、制御部21により、入力された在宅患者情報が通信部24を介してサーバー装置10に送信される。
サーバー装置10では、通信部14によりクライアント端末20から在宅患者情報が受信されると、制御部11により、登録対象患者に対して在宅患者IDが付番される(ステップS6)。
そして、制御部11により、クライアント端末20から受信された在宅患者情報が在宅患者IDと対応付けられて、記憶部16の在宅患者情報テーブルT3に登録される(ステップS7)。
以上で、在宅患者登録処理が終了する。
そして、制御部11により、クライアント端末20から受信された在宅患者情報が在宅患者IDと対応付けられて、記憶部16の在宅患者情報テーブルT3に登録される(ステップS7)。
以上で、在宅患者登録処理が終了する。
図10は、サーバー装置10とクライアント端末20とにより実行されるスケジュール登録処理を示すラダーチャートである。この処理は、在宅患者に対する訪問予定を登録する際に実行される処理である。サーバー装置10における処理は、制御部11と記憶部16に記憶されているプログラムとの協働によるソフトウェア処理によって実現され、クライアント端末20における処理は、制御部21と記憶部26に記憶されているプログラムとの協働によるソフトウェア処理によって実現される。
施設では、在宅患者に対する訪問予定を決定し、訪問時における付加作業情報(リマインド情報)があるか否かを確認しておく。付加作業情報としては、前回の訪問時に患者と約束してきた内容や、施設の事務担当者から依頼された事項等が挙げられる。
施設では、在宅患者に対する訪問予定を決定し、訪問時における付加作業情報(リマインド情報)があるか否かを確認しておく。付加作業情報としては、前回の訪問時に患者と約束してきた内容や、施設の事務担当者から依頼された事項等が挙げられる。
ステップS11及びステップS12の処理については、在宅患者登録処理(図8参照)のステップS1及びステップS2の処理と同様であるため、説明を省略する。
次に、クライアント端末20において、操作部22からの操作により、スケジュールの登録が指示されると、制御部21により、スケジュール登録要求が通信部24を介してサーバー装置10に送信される(ステップS13)。
サーバー装置10では、通信部14によりスケジュール登録要求が受信されると、制御部11により、クライアント端末20に対し、通信部14を介してスケジュール画面を表示するための表示用データが送信される。
サーバー装置10では、通信部14によりスケジュール登録要求が受信されると、制御部11により、クライアント端末20に対し、通信部14を介してスケジュール画面を表示するための表示用データが送信される。
クライアント端末20では、通信部24によりスケジュール画面の表示用データが受信されると、制御部21により、表示部23にスケジュール画面が表示される(ステップS14)。
スケジュール画面又はスケジュール画面から遷移した画面において、操作部22からの操作により、在宅患者(在宅患者ID)、訪問スタッフ(ユーザーID)、訪問日時、用件、リマインド情報等のスケジュール情報が入力されると(ステップS15)、制御部21により、入力されたスケジュール情報が通信部24を介してサーバー装置10に送信される。
サーバー装置10では、通信部14によりクライアント端末20からスケジュール情報が受信されると、制御部11により、クライアント端末20から受信されたスケジュール情報が、記憶部16のスケジュール情報テーブルT4に登録される(ステップS16)。ここで、各リマインド情報のフラグについては、「要」に設定される。
以上で、スケジュール登録処理が終了する。
以上で、スケジュール登録処理が終了する。
図11に、クライアント端末20の表示部23に表示されるスケジュール画面232の例を示す。スケジュール画面232は、患者を指定して、在宅訪問のスケジュールを登録・参照するための画面である。スケジュール画面232には、患者入力欄40、担当者入力欄41、スケジュール表示欄42等が含まれる。
患者入力欄40には、検索対象の患者氏名が入力される。
担当者入力欄41には、検索対象の担当者氏名が入力される。担当者入力欄41には、ログイン中のユーザーが初期表示される。
スケジュール表示欄42には、患者入力欄40に入力された患者について、担当者入力欄41に入力された担当者の訪問予定が月単位で表示される。既に訪問予定が登録されている内容については、該当する日付に対応する領域に、訪問時刻と担当者が表示される。なお、担当者入力欄41において担当者が入力されていない場合には、スケジュール表示欄42に、複数の担当者の訪問予定が表示される。
患者入力欄40には、検索対象の患者氏名が入力される。
担当者入力欄41には、検索対象の担当者氏名が入力される。担当者入力欄41には、ログイン中のユーザーが初期表示される。
スケジュール表示欄42には、患者入力欄40に入力された患者について、担当者入力欄41に入力された担当者の訪問予定が月単位で表示される。既に訪問予定が登録されている内容については、該当する日付に対応する領域に、訪問時刻と担当者が表示される。なお、担当者入力欄41において担当者が入力されていない場合には、スケジュール表示欄42に、複数の担当者の訪問予定が表示される。
スケジュール表示欄42において、訪問予定を登録したい日付が選択されると、図12に示す訪問予定入力画面233が表示される。訪問予定入力画面233には、日付入力欄50、開始時刻入力欄51、滞在時間選択欄52、担当者入力欄53、職種選択欄54、患者入力欄55、リマインドチェックボックス56、リマインド内容入力欄57、保存ボタンB1が含まれる。
日付入力欄50には、訪問予定を登録したい日付が入力される。日付入力欄50には、スケジュール表示欄42において選択された日付が初期表示される。例えば、図11に示すように、スケジュール画面232のスケジュール表示欄42に「2017年2月」のスケジュールが表示されている状況で、「2/27」に対応するボタン43が押下された場合には、図12に示すように、日付入力欄50に「2017/02/27」という日付が初期表示される。
開始時刻入力欄51には、在宅訪問の開始時刻が入力される。
滞在時間選択欄52では、在宅訪問の滞在時間(訪問時間)が選択される。
担当者入力欄53には、担当者(患者を訪問する医療関係者)が入力される。担当者入力欄53には、スケジュール画面232の担当者入力欄41において入力された担当者(通常はログインユーザー)が初期表示される。
職種選択欄54では、担当者の職種が選択される。
患者入力欄55には、患者が入力される。患者入力欄55には、スケジュール画面232の患者入力欄40において入力された患者が初期表示される。
リマインドチェックボックス56は、在宅訪問サービスに伴って発生する作業があるか否かを指定するためのものである。
リマインド内容入力欄57には、在宅訪問サービスに伴って発生する作業の具体的な内容が入力される。
保存ボタンB1は、訪問予定入力画面233において入力された内容の保存を指示するためのボタンである。
日付入力欄50には、訪問予定を登録したい日付が入力される。日付入力欄50には、スケジュール表示欄42において選択された日付が初期表示される。例えば、図11に示すように、スケジュール画面232のスケジュール表示欄42に「2017年2月」のスケジュールが表示されている状況で、「2/27」に対応するボタン43が押下された場合には、図12に示すように、日付入力欄50に「2017/02/27」という日付が初期表示される。
開始時刻入力欄51には、在宅訪問の開始時刻が入力される。
滞在時間選択欄52では、在宅訪問の滞在時間(訪問時間)が選択される。
担当者入力欄53には、担当者(患者を訪問する医療関係者)が入力される。担当者入力欄53には、スケジュール画面232の担当者入力欄41において入力された担当者(通常はログインユーザー)が初期表示される。
職種選択欄54では、担当者の職種が選択される。
患者入力欄55には、患者が入力される。患者入力欄55には、スケジュール画面232の患者入力欄40において入力された患者が初期表示される。
リマインドチェックボックス56は、在宅訪問サービスに伴って発生する作業があるか否かを指定するためのものである。
リマインド内容入力欄57には、在宅訪問サービスに伴って発生する作業の具体的な内容が入力される。
保存ボタンB1は、訪問予定入力画面233において入力された内容の保存を指示するためのボタンである。
また、スケジュール画面232(図11参照)のスケジュール表示欄42において、訪問予定を参照したい日付が選択されると、選択された日付に対して登録されている訪問予定の詳細内容(訪問予定入力画面233に含まれる内容等)が表示される。また、既に登録されている内容を、適宜変更することも可能である。
図13は、クライアント端末20の表示部23に表示されるスケジュール画面234の他の例である。スケジュール画面234は、担当者(医療関係者)を指定して、在宅訪問のスケジュールを登録・参照するための画面である。スケジュール画面234には、担当者入力欄60、スケジュール表示欄61等が含まれる。
担当者入力欄60には、検索対象の担当者氏名が入力される。担当者入力欄60には、ログイン中のユーザーが初期表示される。
スケジュール表示欄61には、担当者入力欄60に入力された担当者の訪問予定が月単位で表示される。既に訪問予定が登録されている内容については、該当する日付に対応する領域に、訪問時刻と訪問対象患者が表示される。
担当者入力欄60には、検索対象の担当者氏名が入力される。担当者入力欄60には、ログイン中のユーザーが初期表示される。
スケジュール表示欄61には、担当者入力欄60に入力された担当者の訪問予定が月単位で表示される。既に訪問予定が登録されている内容については、該当する日付に対応する領域に、訪問時刻と訪問対象患者が表示される。
スケジュール表示欄61において、訪問予定を登録したい日付が選択されると、訪問予定入力画面が表示される。訪問予定入力画面については、図12に示した訪問予定入力画面233と同様である。ただし、担当者入力欄には、スケジュール画面234の担当者入力欄60において入力された担当者(通常はログインユーザー)が初期表示される。また、日付入力欄には、スケジュール表示欄61において選択された日付が初期表示される。
また、スケジュール画面234のスケジュール表示欄61において、訪問予定を参照したい日付が選択されると、選択された日付に対して登録されている訪問予定の詳細内容が表示される。
図14は、クライアント端末20の表示部23に表示されるスケジュール画面235の他の例である。スケジュール画面235は、担当者(医療関係者)を指定して、在宅訪問のスケジュールを登録・参照するための画面である。スケジュール画面235には、担当者入力欄70、スケジュール表示欄71等が含まれる。
担当者入力欄70には、検索対象の担当者氏名が入力される。担当者入力欄70には、ログイン中のユーザーが初期表示される。
スケジュール表示欄71には、担当者入力欄70に入力された担当者の訪問予定が日単位で表示される。スケジュール表示欄71には、横方向に時刻を示す目盛りが振られており、既に訪問予定が登録されている内容については、該当する時間帯に対応する領域に、訪問対象患者が表示される。
担当者入力欄70には、検索対象の担当者氏名が入力される。担当者入力欄70には、ログイン中のユーザーが初期表示される。
スケジュール表示欄71には、担当者入力欄70に入力された担当者の訪問予定が日単位で表示される。スケジュール表示欄71には、横方向に時刻を示す目盛りが振られており、既に訪問予定が登録されている内容については、該当する時間帯に対応する領域に、訪問対象患者が表示される。
スケジュール表示欄71において、訪問予定を登録したい時間帯が選択されると、訪問予定入力画面が表示される。訪問予定入力画面については、図12に示した訪問予定入力画面233と同様である。ただし、担当者入力欄には、スケジュール画面235の担当者入力欄70において入力された担当者(通常はログインユーザー)が初期表示される。また、日付入力欄には、スケジュール表示欄71に表示されていた日付が反映される。また、開始時刻入力欄、滞在時間選択欄には、スケジュール表示欄71において選択された時間帯が反映される。
また、スケジュール画面235のスケジュール表示欄71において、訪問予定を参照したい時間帯が選択されると、選択された時間帯に対して登録されている訪問予定の詳細内容が表示される。
図15及び図16は、クライアント端末20により実行されるリマインド処理を示すフローチャートである。この処理は、在宅訪問時に医療関係者が携帯するクライアント端末20により実行される処理である。本処理において、クライアント端末20は、タブレット端末、スマートフォン等のモバイル機器である。モバイル機器には、事前にアプリケーションプログラムがインストールされており、本処理は、制御部21と記憶部26に記憶されているこのプログラムとの協働によるソフトウェア処理によって実現される。
まず、在宅訪問が開始される前に、クライアント端末20でアプリケーションが起動されると、在宅患者登録処理(図8参照)のステップS1と同様、Webブラウザー上からサーバー装置10にアクセスが行われ、表示部23に表示されたログイン画面において、操作部22からの操作により、ユーザーID及びパスワードが入力される(ステップS21)。入力されたユーザーID及びパスワードは、制御部21により、通信部24を介してサーバー装置10に送信される。
サーバー装置10では、通信部14によりユーザーID及びパスワードが受信されると、制御部11により、ユーザー認証が行われる。
サーバー装置10では、通信部14によりユーザーID及びパスワードが受信されると、制御部11により、ユーザー認証が行われる。
次に、クライアント端末20では、制御部21により、通信部24を介して、ログインユーザーの当日のスケジュール情報の全てがサーバー装置10からダウンロードされる(ステップS22)。具体的には、制御部21により、スケジュール情報取得要求が通信部24を介してサーバー装置10に送信される。
サーバー装置10では、通信部14によりスケジュール情報取得要求が受信されると、制御部11により、記憶部16のスケジュール情報テーブルT4(図6参照)から、「ユーザーID」がログインユーザーのユーザーIDであり、かつ、「開始日時」が当日に該当するレコードが抽出され、通信部14を介してクライアント端末20に送信される。
クライアント端末20では、制御部21により、ダウンロードされたログインユーザーの当日のスケジュール情報が記憶部26に記憶される。
なお、医療関係者(スタッフ)が急に休む場合等があるので、同じ施設に所属する医療関係者のスケジュール情報についても、ダウンロード可能となっている。
サーバー装置10では、通信部14によりスケジュール情報取得要求が受信されると、制御部11により、記憶部16のスケジュール情報テーブルT4(図6参照)から、「ユーザーID」がログインユーザーのユーザーIDであり、かつ、「開始日時」が当日に該当するレコードが抽出され、通信部14を介してクライアント端末20に送信される。
クライアント端末20では、制御部21により、ダウンロードされたログインユーザーの当日のスケジュール情報が記憶部26に記憶される。
なお、医療関係者(スタッフ)が急に休む場合等があるので、同じ施設に所属する医療関係者のスケジュール情報についても、ダウンロード可能となっている。
次に、クライアント端末20では、制御部21により、通信部24を介して、当日訪問する全ての在宅患者の住所情報がサーバー装置10からダウンロードされる(ステップS23)。
具体的には、サーバー装置10の制御部11により、ログインユーザーの当日のスケジュール情報のそれぞれから在宅患者IDが取得され、記憶部16の在宅患者情報テーブルT3(図5参照)から、各在宅患者IDに対応する住所が取得される。そして、制御部11により、当日訪問する予定の患者の住所が、通信部14を介してクライアント端末20に送信される。
クライアント端末20では、制御部21により、ダウンロードされた各在宅患者の住所情報が、在宅患者IDと対応付けられて記憶部26に記憶される。
具体的には、サーバー装置10の制御部11により、ログインユーザーの当日のスケジュール情報のそれぞれから在宅患者IDが取得され、記憶部16の在宅患者情報テーブルT3(図5参照)から、各在宅患者IDに対応する住所が取得される。そして、制御部11により、当日訪問する予定の患者の住所が、通信部14を介してクライアント端末20に送信される。
クライアント端末20では、制御部21により、ダウンロードされた各在宅患者の住所情報が、在宅患者IDと対応付けられて記憶部26に記憶される。
次に、クライアント端末20では、制御部21により、通信部24を介して、リマインド制御情報161(接近時閾値、離反時閾値)がサーバー装置10からダウンロードされる(ステップS24)。ダウンロードされたリマインド制御情報161は、制御部21により、記憶部26に記憶される。
次に、制御部21により、ログインユーザーの当日のスケジュール情報に含まれる「開始日時」に基づいて、次の訪問患者が設定される(ステップS25)。具体的には、制御部21により、当日のスケジュール情報に含まれる「開始日時」に従って、在宅患者の訪問順が決定される。
次に、制御部21により、現在位置情報取得部27からクライアント端末20の現在位置を示す現在位置情報が取得される(ステップS26)。
次に、制御部21により、現在「次の訪問患者」として設定されている在宅患者(対象患者)の住所情報と、ステップS26で取得された現在位置情報と、に基づいて、対象患者の住所と現在位置との距離が接近時閾値以下であるか否かが判断される(ステップS27)。すなわち、制御部21により、クライアント端末20が対象患者の住所付近の所定の範囲に入ったか否か判断される。対象患者の住所と現在位置との距離が接近時閾値より大きい場合には(ステップS27;NO)、ステップS26に戻り、処理が繰り返される。
ステップS27において、対象患者の住所と現在位置との距離が接近時閾値以下である場合には(ステップS27;YES)、制御部21により、対象患者のスケジュール情報において、リマインド情報のフラグが「要」であるか否かが判断される(ステップS28)。つまり、制御部21により、対象患者に対応するリマインド情報について、通知が必要であるか否かが判断される。
リマインド情報のフラグが「要」である場合には(ステップS28;YES)、制御部21により、対象患者に対応するリマインド内容が表示部23に表示される(ステップS29)。リマインド内容の表示とともに、クライアント端末20を振動させたり、音を発したりして、注意を喚起することとしてもよい。
リマインド情報のフラグが「要」である場合には(ステップS28;YES)、制御部21により、対象患者に対応するリマインド内容が表示部23に表示される(ステップS29)。リマインド内容の表示とともに、クライアント端末20を振動させたり、音を発したりして、注意を喚起することとしてもよい。
図17に、クライアント端末20の表示部23に表示されるリマインド表示画面236の例を示す。リマインド表示画面236には、在宅患者の氏名表示欄80、リマインド内容表示欄81,82、各リマインド内容に対応するチェックボックス83,84等が含まれる。
在宅患者の氏名表示欄80には、訪問対象の在宅患者の氏名が表示される。
リマインド内容表示欄81,82には、訪問先で行うべき付加作業情報(リマインド内容)が表示される。ここでは、「介護保険証写し」、「2月分立替請求(3650円)」という付加作業情報が表示されている。
チェックボックス83,84は、それぞれ、リマインド内容表示欄81,82に表示されるリマインド内容を確認したか否かを指定するためのものである。ユーザーは、リマインド内容を確認し、同内容について、これ以降通知の必要がなければ、対応するチェックボックスにチェックを入れる。
在宅患者の氏名表示欄80には、訪問対象の在宅患者の氏名が表示される。
リマインド内容表示欄81,82には、訪問先で行うべき付加作業情報(リマインド内容)が表示される。ここでは、「介護保険証写し」、「2月分立替請求(3650円)」という付加作業情報が表示されている。
チェックボックス83,84は、それぞれ、リマインド内容表示欄81,82に表示されるリマインド内容を確認したか否かを指定するためのものである。ユーザーは、リマインド内容を確認し、同内容について、これ以降通知の必要がなければ、対応するチェックボックスにチェックを入れる。
なお、リマインド表示画面236において、患者の住所、訪問日時、用件等が合わせて表示されることとしてもよい。
次に、制御部21により、リマインド表示画面において、ユーザーの操作部22からの操作により、リマインド内容に対してチェックが行われたか否かが判断される(ステップS30)。リマインド内容に対してチェックが行われた場合には(ステップS30;YES)、制御部21により、該当するリマインド情報のフラグが「不要」に変更される(ステップS31)。
また、制御部21により、フラグが「不要」に変更されたリマインド情報に対するフラグ変更要求が、通信部24を介してサーバー装置10に送信される。サーバー装置10では、クライアント端末20から受信されたフラグ変更要求に基づいて、スケジュール情報テーブルT4が更新される。
また、制御部21により、フラグが「不要」に変更されたリマインド情報に対するフラグ変更要求が、通信部24を介してサーバー装置10に送信される。サーバー装置10では、クライアント端末20から受信されたフラグ変更要求に基づいて、スケジュール情報テーブルT4が更新される。
ステップS30において、リマインド内容に対してチェックが行われない場合(ステップS30;NO)、又は、ステップS31の後、制御部21により、現在位置情報取得部27からクライアント端末20の現在位置を示す現在位置情報が取得される(ステップS32)。
次に、制御部21により、対象患者の住所情報と、ステップS32で取得された現在位置情報と、に基づいて、対象患者の住所と現在位置との距離が離反時閾値以上であるか否かが判断される(ステップS33)。すなわち、制御部21により、クライアント端末20が対象患者の住所付近の所定の範囲から出たか否か判断される。対象患者の住所と現在位置との距離が離反時閾値より小さい場合には(ステップS33;NO)、ステップS32に戻り、処理が繰り返される。
ステップS33において、対象患者の住所と現在位置との距離が離反時閾値以上である場合には(ステップS33;YES)、制御部21により、対象患者のスケジュール情報において、リマインド情報のフラグが「要」であるか否かが判断される(ステップS34)。
リマインド情報のフラグが「要」である場合には(ステップS34;YES)、制御部21により、対象患者に対応するリマインド内容が表示部23に表示される(ステップS35)。
リマインド情報のフラグが「要」である場合には(ステップS34;YES)、制御部21により、対象患者に対応するリマインド内容が表示部23に表示される(ステップS35)。
次に、制御部21により、リマインド内容に対してチェックが行われたか否かが判断される(ステップS36)。リマインド内容に対してチェックが行われた場合には(ステップS36;YES)、制御部21により、該当するリマインド情報のフラグが「不要」に変更される(ステップS37)。
また、制御部21により、フラグが「不要」に変更されたリマインド情報に対するフラグ変更要求が、通信部24を介してサーバー装置10に送信される。サーバー装置10では、クライアント端末20から受信されたフラグ変更要求に基づいて、スケジュール情報テーブルT4が更新される。
また、制御部21により、フラグが「不要」に変更されたリマインド情報に対するフラグ変更要求が、通信部24を介してサーバー装置10に送信される。サーバー装置10では、クライアント端末20から受信されたフラグ変更要求に基づいて、スケジュール情報テーブルT4が更新される。
ステップS36において、リマインド内容に対してチェックが行われない場合(ステップS36;NO)、ステップS37の後、ステップS28において、リマインド情報のフラグが「不要」である場合(ステップS28;NO)、又は、ステップS34において、リマインド情報のフラグが「不要」である場合には(ステップS34;NO)、制御部21により、当日訪問予定の全ての患者について処理が終了したか否かが判断される(ステップS38)。当日訪問予定の患者のうち、まだ訪問していない患者が残っている場合には(ステップS38;NO)、ステップS25に戻り、次の訪問患者を対象として、処理が繰り返される。
ステップS38において、当日訪問予定の全ての患者について処理が終了した場合には(ステップS38;YES)、リマインド処理が終了する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、付加作業情報(リマインド情報)を参照可能とすることで、付加作業のし忘れを防止することができ、在宅訪問サービスの効率化を図ることができる。
また、クライアント端末20が在宅患者の住所を基準として所定の範囲に入ったタイミングや、クライアント端末20が在宅患者の住所を基準として所定の範囲から出たタイミングで、付加作業情報を表示部23に表示させるので、クライアント端末20を携帯しているユーザーに対して、すべきことを通知することができる。
また、クライアント端末20は、訪問日時が当日であるスケジュール情報を取得することで、1日分のスケジュール情報を取得することができる。
また、クライアント端末20は、クライアント端末20を使用している医療関係者に対応するスケジュール情報を取得することができる。
また、クライアント端末20は、クライアント端末20を使用している医療関係者に対応するスケジュール情報を取得することができる。
〔変形例〕
次に、変形例について、上記実施の形態と異なる部分を中心に説明する。
上記実施の形態では、クライアント端末20がサーバー装置10から、ログインユーザーが訪問スタッフである訪問予定のうち、訪問日時が当日である訪問日時情報と、当該訪問日時情報に対応する患者、住所情報及び付加作業情報と、をダウンロードする場合について説明したが、変形例では、サーバー装置10が各スタッフに対応するクライアント端末20に当日の訪問予定を送信する場合について説明する。
次に、変形例について、上記実施の形態と異なる部分を中心に説明する。
上記実施の形態では、クライアント端末20がサーバー装置10から、ログインユーザーが訪問スタッフである訪問予定のうち、訪問日時が当日である訪問日時情報と、当該訪問日時情報に対応する患者、住所情報及び付加作業情報と、をダウンロードする場合について説明したが、変形例では、サーバー装置10が各スタッフに対応するクライアント端末20に当日の訪問予定を送信する場合について説明する。
サーバー装置10の制御部11は、記憶部16に記憶されている訪問日時情報に基づいて、訪問日時が当日である訪問日時情報を抽出し、当該抽出された訪問日時情報と、当該訪問日時情報に対応する患者、住所情報及び付加作業情報と、をクライアント端末20に送信する。すなわち、制御部11は、当日情報提供手段として機能する。
具体的には、制御部11は、医療関係者(スタッフ)ごとに、当該医療関係者に対応する訪問日時情報のみを対象として、訪問日時が当日である訪問日時情報を抽出し、当該抽出された訪問日時情報と、当該訪問日時情報に対応する患者、住所情報及び付加作業情報と、を当該医療関係者が使用しているクライアント端末20に送信する。例えば、制御部11は、医療関係者に対応するメールアドレス宛てに、医療関係者の当日の訪問予定を含む電子メールを送信する。
具体的には、制御部11は、医療関係者(スタッフ)ごとに、当該医療関係者に対応する訪問日時情報のみを対象として、訪問日時が当日である訪問日時情報を抽出し、当該抽出された訪問日時情報と、当該訪問日時情報に対応する患者、住所情報及び付加作業情報と、を当該医療関係者が使用しているクライアント端末20に送信する。例えば、制御部11は、医療関係者に対応するメールアドレス宛てに、医療関係者の当日の訪問予定を含む電子メールを送信する。
図18は、サーバー装置10により実行される当日情報提供処理を示すフローチャートである。この処理は、在宅訪問が開始される前の予め定められた時刻に実行される処理である。制御部11と記憶部16に記憶されているプログラムとの協働によるソフトウェア処理によって実現される。
まず、制御部11により、記憶部16のユーザー情報テーブルT2(図4参照)が参照され、いずれかのスタッフ(医療関係者)が処理対象として設定される(ステップS41)。
次に、制御部11により、記憶部16のスケジュール情報テーブルT4(図6参照)に、「ユーザーID」が対象スタッフのユーザーIDであり、かつ、「開始日時」が当日に該当するスケジュール情報があるか否かが判断される(ステップS42)。
スケジュール情報テーブルT4に対象スタッフの当日のスケジュール情報がある場合には(ステップS42;YES)、制御部11により、スケジュール情報テーブルT4から、「ユーザーID」が対象スタッフのユーザーIDであり、かつ、「開始日時」が当日に該当するスケジュール情報が抽出される(ステップS43)。
次に、制御部11により、記憶部16の在宅患者情報テーブルT3(図5参照)から、各在宅患者の住所が取得される(ステップS44)。具体的には、制御部11により、ステップS43で抽出された各スケジュール情報に含まれる「在宅患者ID」が取得され、在宅患者情報テーブルT3から、この「在宅患者ID」に対応する「住所」が取得される。
次に、制御部11により、記憶部16に記憶されているリマインド制御情報161(接近時閾値、離反時閾値)が取得される(ステップS45)。
次に、制御部11により、記憶部16のユーザー情報テーブルT2(図4参照)から、対象スタッフの「ユーザーID」に対応する「メールアドレス」が取得される(ステップS46)。
次に、制御部11により、対象スタッフの当日のスケジュール情報、各患者の住所情報、リマインド制御情報161を含む電子メールが、通信部14を介して、対象スタッフのメールアドレス宛てに送信される(ステップS47)。
クライアント端末20では、制御部21により、サーバー装置10から受信した電子メールに含まれる当日のスケジュール情報等が記憶部26に記憶される。
クライアント端末20では、制御部21により、サーバー装置10から受信した電子メールに含まれる当日のスケジュール情報等が記憶部26に記憶される。
ステップS47の後、又は、ステップS42において、スケジュール情報テーブルT4に対象スタッフの当日のスケジュール情報がない場合には(ステップS42;NO)、サーバー装置10の制御部11により、記憶部16のユーザー情報テーブルT2(図4参照)が参照され、全てのスタッフ(医療関係者)について、処理が終了したか否かが判断される(ステップS48)。ユーザー情報テーブルT2内に、まだ処理が終了していないスタッフが残っている場合には(ステップS48;NO)、ステップS41に戻り、別のスタッフを対象として、処理が繰り返される。
ステップS48において、全てのスタッフについて、処理が終了した場合には(ステップS48;YES)、当日情報提供処理が終了する。
各クライアント端末20では、サーバー装置10から受信した情報に基づいて、リマインド処理(図15及び図16参照)のステップS25以降の処理が行われる。
変形例によれば、上記実施の形態と同様、付加作業情報(リマインド情報)を参照可能とすることで、付加作業のし忘れを防止することができ、在宅訪問サービスの効率化を図ることができる。
また、サーバー装置10は、訪問日時が当日である訪問日時情報を抽出することで、1日分のスケジュール情報をクライアント端末20に送信することができる。
また、サーバー装置10は、医療関係者ごとに、当該医療関係者に対応するスケジュール情報を送信することができる。
また、サーバー装置10は、医療関係者ごとに、当該医療関係者に対応するスケジュール情報を送信することができる。
なお、上記実施の形態及び変形例における記述は、本発明に係る在宅訪問支援システムの例であり、これに限定されるものではない。システムを構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
例えば、リマインド処理(図15及び図16参照)では、或る患者の訪問が終了したら、次の訪問患者を設定するというように、予定された訪問日時の順番に従って1件ずつ処理する場合について説明したが、実際には訪問順が変更されたり、訪問がキャンセルされたりする場合もあるため、患者住所とクライアント端末20の現在位置との距離を閾値と比較する際に、全データ(未訪問の全患者の住所)と現在位置との距離についてチェックすることとしてもよい。
また、上記実施の形態及び変形例では、訪問日時情報として、スケジュール情報テーブルT4に開始日時と訪問時間が登録されている場合を例にして説明したが、訪問予定日、開始時刻、終了時刻等が登録されていてもよい。
また、在宅訪問を行う医療関係者が施設を出発する時刻に合わせて、クライアント端末20の表示部23にリマインド情報を表示することとしてもよい。
また、在宅訪問を行う医療関係者が施設を出発する時刻に合わせて、クライアント端末20の表示部23にリマインド情報を表示することとしてもよい。
各処理を実行するためのプログラムを格納するコンピューター読み取り可能な媒体としては、HDDや不揮発性の半導体メモリーの他、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)を適用することとしてもよい。
10 サーバー装置
11 制御部
14 通信部
16 記憶部
20 クライアント端末
21 制御部
22 操作部
23 表示部
24 通信部
26 記憶部
27 現在位置情報取得部
100 在宅訪問支援システム
161 リマインド制御情報
231 在宅患者登録画面
232 スケジュール画面
233 訪問予定入力画面
234 スケジュール画面
235 スケジュール画面
236 リマインド表示画面
N 通信ネットワーク
T1 施設情報テーブル
T2 ユーザー情報テーブル
T3 在宅患者情報テーブル
T4 スケジュール情報テーブル
11 制御部
14 通信部
16 記憶部
20 クライアント端末
21 制御部
22 操作部
23 表示部
24 通信部
26 記憶部
27 現在位置情報取得部
100 在宅訪問支援システム
161 リマインド制御情報
231 在宅患者登録画面
232 スケジュール画面
233 訪問予定入力画面
234 スケジュール画面
235 スケジュール画面
236 リマインド表示画面
N 通信ネットワーク
T1 施設情報テーブル
T2 ユーザー情報テーブル
T3 在宅患者情報テーブル
T4 スケジュール情報テーブル
Claims (6)
- 在宅訪問サービスの対象者である患者に対応付けて、当該患者の住所を示す住所情報、当該患者に対する訪問日時を示す訪問日時情報、及び、前記在宅訪問サービスに伴って発生する作業に関する付加作業情報を記憶する記憶手段を備えるサーバー装置と、当該サーバー装置と通信ネットワークを介してデータ通信可能なクライアント端末と、を備える在宅訪問支援システムであって、
前記クライアント端末は、
前記記憶手段に新たな患者、住所情報、訪問日時情報及び付加作業情報を登録する登録手段と、
前記記憶手段に記憶されている患者、住所情報、訪問日時情報及び付加作業情報のうち、少なくとも付加作業情報を表示手段に表示させる表示制御手段と、
を備える在宅訪問支援システム。 - 前記クライアント端末は、当該クライアント端末の現在位置を示す現在位置情報を取得する現在位置情報取得手段を備え、
前記表示制御手段は、前記現在位置情報取得手段により取得された現在位置情報に基づいて、当該クライアント端末が前記住所情報が示す住所を基準として所定の範囲に入ったと判断した場合、又は、当該クライアント端末が前記住所情報が示す住所を基準として所定の範囲から出たと判断した場合に、前記付加作業情報を前記表示手段に表示させる請求項1に記載の在宅訪問支援システム。 - 前記クライアント端末は、前記記憶手段に記憶されている患者、住所情報、訪問日時情報及び付加作業情報のうち、訪問日時が当日である訪問日時情報と、当該訪問日時情報に対応する患者、住所情報及び付加作業情報と、を取得する当日情報取得手段を備える請求項1又は2に記載の在宅訪問支援システム。
- 前記記憶手段には、前記訪問日時情報と対応付けられて、前記在宅訪問サービスを行う医療関係者が記憶されており、
前記当日情報取得手段は、当該クライアント端末を使用している医療関係者に対応する訪問日時情報のみを対象として、訪問日時が当日である訪問日時情報を取得する請求項3に記載の在宅訪問支援システム。 - 前記サーバー装置は、前記記憶手段に記憶されている訪問日時情報に基づいて、訪問日時が当日である訪問日時情報を抽出し、当該抽出された訪問日時情報と、当該訪問日時情報に対応する患者、住所情報及び付加作業情報と、を前記クライアント端末に送信する当日情報提供手段を備える請求項1又は2に記載の在宅訪問支援システム。
- 前記記憶手段には、前記訪問日時情報と対応付けられて、前記在宅訪問サービスを行う医療関係者が記憶されており、
前記当日情報提供手段は、医療関係者ごとに、当該医療関係者に対応する訪問日時情報のみを対象として、訪問日時が当日である訪問日時情報を抽出し、当該抽出された訪問日時情報と、当該訪問日時情報に対応する患者、住所情報及び付加作業情報と、を当該医療関係者が使用しているクライアント端末に送信する請求項5に記載の在宅訪問支援システム。
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---|---|---|---|
JP2017092725A JP2018190208A (ja) | 2017-05-09 | 2017-05-09 | 在宅訪問支援システム |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021015503A (ja) * | 2019-07-12 | 2021-02-12 | 帝人ファーマ株式会社 | 患者情報配信装置、患者情報配信方法、及び患者情報配信プログラム |
CN115211096A (zh) * | 2020-03-10 | 2022-10-18 | 三菱电机大楼技术服务株式会社 | 管理系统和便携终端 |
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- 2017-05-09 JP JP2017092725A patent/JP2018190208A/ja active Pending
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JP7373934B2 (ja) | 2019-07-12 | 2023-11-06 | 帝人ファーマ株式会社 | 患者情報配信装置、患者情報配信方法、及び患者情報配信プログラム |
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