JP2015028773A - 医療システムと連携した介護支援システム - Google Patents
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Abstract
【課題】情報の安全性を確保しつつ、医療・介護システム間の連携を図ることである。
【解決手段】端末と、前記端末装置に対してネットワークを介して医療情報と介護支援情報を提供する介護支援情報管理サーバとから成る介護支援システムにおいて、前記介護支援情報管理サーバは、医療情報提供サーバとの間で、情報の授受を行うインタフェース部と、前記介護支援システムの利用者の識別IDである介護IDと、前記介護IDに対応付けられた介護支援情報と、前記医療システムで管理される医療情報への前記介護支援システムの利用者のアクセス権限を規定した医療情報アクセス権限テーブルと、同一の利用者に関して、前記医療システムの利用者の識別IDである医療IDと前記介護IDとを紐付けたID対応関係テーブルと、を記憶する記憶部とを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】端末と、前記端末装置に対してネットワークを介して医療情報と介護支援情報を提供する介護支援情報管理サーバとから成る介護支援システムにおいて、前記介護支援情報管理サーバは、医療情報提供サーバとの間で、情報の授受を行うインタフェース部と、前記介護支援システムの利用者の識別IDである介護IDと、前記介護IDに対応付けられた介護支援情報と、前記医療システムで管理される医療情報への前記介護支援システムの利用者のアクセス権限を規定した医療情報アクセス権限テーブルと、同一の利用者に関して、前記医療システムの利用者の識別IDである医療IDと前記介護IDとを紐付けたID対応関係テーブルと、を記憶する記憶部とを備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、医療システムと連携した介護支援システムに関するものである。
近年、地域における一貫した医療体制を目的とした、地域医療連携システムが注目されている。この地域医療連携システムでは所定の地域内の病院システム同士を連携させることで、各病院の電子カルテ情報等の医療情報の共有化が図られている。この連携によれば、例えば、地域のかかりつけ医が同地域内の総合病院の電子カルテ情報から、患者の過去の診療情報を参照することや、又は地域のかかりつけ医が総合病院に患者を紹介した場合、その後の経過等を電子カルテ情報から継続して追跡観察すること等が可能となる。
ここで、医療情報は人の生命にも関わる秘匿必要性の高い情報であることから、その共有化を情報技術により行う場合、その情報の安全性が問題となる。この点、同地域医療連携システムにおいては、電子カルテ情報の伝送を制御する仲介サーバは、各病院システムで管理される利用者ID情報を基にして情報の伝送管理のみを行い、各病院システムから伝送される電子カルテ情報を、当該仲介サーバ自身には保存しない。従って、同システムにおいては、電子カルテ情報等の医療情報はあくまで各病院等に保存されているので、情報の安全が確保されている。
また、近年介護事業者等を情報技術により連携させ、介護支援情報等の共有を図る介護支援システムが存在している。この種のシステムにおいては一般に、介護支援情報等が共有サーバ上に保存され、各事業者は当該共有サーバに各自の端末を通じてアクセスをすることで、介護支援情報の共有を図っている。
一方、医療と介護の情報共有を図る医療・介護連携システムが近年注目されつつある(例として、非特許文献1)。これは、従前情報共有が為されていなかった、医療機関等の保有する医療情報と介護事業所等が保有する介護関連情報等とを情報技術を利用して互いに利用し合うことで、病気の罹患期から退院後に至るまで一貫して患者又は被介護者の状態を把握し、それにより高品質な医療行為や介護等を可能とすることを目指すものである。
在宅医療介護連携を進めるための情報共有とICT活用、"在宅医療介護連携を進めるための情報共有とICT活用"、[online]、厚生労働省、[平成25年6月12日]、インターネット<URL:http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/zaitaku/dl/h25_0509-01.pdf>
しかしながら、医療システムと介護システムとの連携を図ろうとすると次のような課題がある。すなわち、既に述べたように、地域医療システムにおいては、基本的に電子カルテ情報等の医療情報は各病院内のシステム等に保存されており、分散的なシステムとなっているのに対し、介護支援システムにおいては中央の共有サーバに情報を集中させるような構成となっている。従って、両システム間で単に情報共有を図ろうとすれば、例えば共有サーバに秘匿必要性の高い医療情報が保存されることとなる等、情報の安全管理の観点から好ましくない事態が生じ得る。
以上より、情報の安全性が確保された従前の医療システムを活かしつつ、如何に医療・介護の両システムの連携を図るかが課題となる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、情報の安全性が確保された従前の医療システムと、介護支援システムとを適切に連携させ、介護支援システムの利用者に、医療システムで管理される医療情報を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る介護支援システムの第1の特徴は、端末装置と、前記端末装置に対してネットワークを介して医療情報と介護支援情報を提供する介護支援情報管理サーバとから成る介護支援システムであって、前記介護支援情報管理サーバは、所定の電子カルテ情報システムを連携させた医療システムを構成する医療情報提供サーバとの間で、情報の授受を行うインタフェース部と、前記介護支援システムの利用者の識別IDである介護IDと、前記介護IDに対応付けられた介護支援情報と、前記医療システムで管理される医療情報への前記介護支援システムの利用者のアクセス権限を規定した医療情報アクセス権限テーブルと、同一の利用者に関して、前記医療システムの利用者の識別IDである医療IDと前記介護IDとを紐付けたID対応関係テーブルと、を記憶する記憶部と、前記端末装置からの所定の閲覧対象者に関する医療情報提供リクエストを受信した場合に、前記端末装置の利用者の介護IDと、前記医療情報アクセス権限テーブルとに基づいて、医療情報へのアクセス可否判定を行う判定部と、前記判定部にて、医療情報へのアクセスが可能であると判定された場合に、前記閲覧対象者の介護IDと、前記ID対応関係テーブルとに基づいて、医療IDを含む医療情報リクエストを生成し、前記インタフェース部を介して、前記医療情報提供サーバに対して医療情報リクエストを送信するリクエスト送信部と、前記医療情報リクエストに基づいて、前記インタフェース部を介して、前記医療情報提供サーバから提供された医療システム側医療情報を受信した後、前記医療システム側医療情報を前記端末装置に対して提供する医療情報提供部と、を備えることにある。
ここで、前記医療情報提供サーバは、電子カルテ情報を連携・仲介する医療サーバであってもよいし、電子カルテ情報サーバそのものであってもよい。
このような構成によれば、情報の安全を確保しつつ、介護支援システムの利用者に対して、医療情報を提供することができる介護支援システムを提供することができる。
上記目的を達成するため、本発明に係る介護支援システムの第2の特徴は、前記記憶部はさらに、前記介護IDに対応付けられた介護支援システム側医療情報を有し、前記医療情報アクセス権限テーブルのアクセス権限は、前記介護支援システムの利用者の前記介護支援システム側医療情報へのアクセス権限と一致する、ことにある。
このような構成によれば、介護支援システム側の医療情報へのアクセス権限を設定することで、前記医療システム側医療情報へのアクセス権限を同時に設定することができ、これにより、医療情報へのアクセス権限の設定が簡便となる。
上記目的を達成するため、本発明に係る介護支援システムの第3の特徴は、前記医療情報提供部はさらに、前記医療システム側医療情報と共に、前記介護支援システム側医療情報を提供する、ことにある。
このような構成によれば、情報の安全を確保しつつ、介護支援システムの利用者に対して、介護支援システム由来の医療情報と、医療システム由来の医療情報とをシームレスかつ同時に介護支援システムの利用者に提供することができる介護支援システムを提供することができる。
上記目的を達成するため、本発明に係る介護支援システムの第4の特徴は、前記記憶部はさらに、介護事業所毎に医療システムとの連携可否を指定する連携可否指定情報を有し、当該介護事業所が医療システムと連携可能と指定されている場合には、連携先である医療システムに対して前記介護支援システム側医療情報を送信する介護側医療情報提供部が設けられている、ことにある。
このような構成によれば、介護側で介護支援システム側医療情報を医療側でも参照することが可能となり、医療システム側でも利用者のより詳細な情報を参照することができる。
上記目的を達成するため、本発明に係る介護支援システムの第5の特徴は、前記端末装置に対して提供された医療情報は、前記端末装置には保存できない態様にて提供される、ことにある。
このような構成によれば、情報の安全を確保しつつ、介護支援システムの利用者に対して、医療情報を提供することができる介護支援システムを提供することができる。
上記目的を達成するため、本発明に係る介護支援情報管理サーバの第1の特徴は、端末装置と、前記端末装置に対してネットワークを介して医療情報と介護支援情報を提供する介護支援情報管理サーバとから成る介護支援システムにおける前記介護支援情報管理サーバであって、前記介護支援情報管理サーバは、所定の電子カルテ情報システムを連携させた医療システムを構成する医療情報提供サーバとの間で、情報の授受を行うインタフェース部と、前記介護支援システムの利用者の識別IDである介護IDと、前記介護IDに対応付けられた介護支援情報と、前記医療システムで管理される医療情報への前記介護支援システムの利用者のアクセス権限を規定した医療情報アクセス権限テーブルと、同一の利用者に関して、前記医療システムの利用者の識別IDである医療IDと前記介護IDとを紐付けたID対応関係テーブルと、を記憶する記憶部と、前記端末装置からの所定の閲覧対象者に関する医療情報提供リクエストを受信した場合に、前記端末装置の利用者の介護IDと、前記医療情報アクセス権限テーブルとに基づいて、医療情報へのアクセス可否判定を行う判定部と、前記判定部にて、医療情報へのアクセスが可能であると判定された場合に、前記閲覧対象者の介護IDと、前記ID対応関係テーブルとに基づいて、医療IDを含む医療情報リクエストを生成し、前記インタフェース部を介して、前記医療情報提供サーバに対して医療情報リクエストを送信するリクエスト送信部と、前記医療情報リクエストに基づいて、前記インタフェース部を介して、前記医療情報提供サーバから提供された医療システム側医療情報を受信した後、前記医療システム側医療情報を前記端末装置に対して提供する医療情報提供部と、を備えることにある。
このような構成によれば、情報の安全を確保しつつ、介護支援システムの利用者に対して、医療情報を提供することができる介護支援情報管理サーバを提供することができる。
上記目的を達成するため、本発明に係る医療情報提供方法の第1の特徴は、端末装置と、前記端末装置に対してネットワークを介して医療情報と介護支援情報を提供する介護支援情報管理サーバとから成る介護支援システムにおいて、前記端末装置に医療情報を提供する医療情報提供方法であって、前記介護支援情報管理サーバは、所定の電子カルテ情報システムを連携させた医療システムを構成する医療情報提供サーバとの間で、情報の授受を行うインタフェース部と、前記介護支援システムの利用者の識別IDである介護IDと、前記介護IDに対応付けられた介護支援情報と、前記医療システムで管理される医療情報への前記介護支援システムの利用者のアクセス権限を規定した医療情報アクセス権限テーブルと、同一の利用者に関して、前記医療システムの利用者の識別IDである医療IDと前記介護IDとを紐付けたID対応関係テーブルと、を記憶する記憶部と、を有しており、前記端末装置からの所定の閲覧対象者に関する医療情報提供リクエストを受信した場合に、前記端末装置の利用者の介護IDと、前記医療情報アクセス権限テーブルとに基づいて、医療情報へのアクセス可否判定を行う判定ステップと、前記判定部にて、医療情報へのアクセスが可能であると判定された場合に、前記閲覧対象者の介護IDと、前記ID対応関係テーブルとに基づいて、医療IDを含む医療情報リクエストを生成し、前記インタフェース部を介して、前記医療情報提供サーバに対して医療情報リクエストを送信するリクエスト送信ステップと、前記医療情報リクエストに基づいて、前記インタフェース部を介して、前記医療情報提供サーバから提供された医療システム側医療情報を受信した後、前記医療システム側医療情報を前記端末装置に対して提供する医療情報提供ステップと、を備えることにある。
このような構成によれば、情報の安全を確保しつつ、介護支援システムの利用者に対して、医療情報を提供することができる医療情報提供方法を提供することができる。
上記目的を達成するため、本発明に係るサーバプログラムの第1の特徴は、端末装置と、前記端末装置に対してネットワークを介して医療情報と介護支援情報を提供する介護支援情報管理サーバとから成る介護支援システムにおいて、前記端末装置に医療情報を提供するサーバプログラムであって、前記介護支援情報管理サーバは、所定の電子カルテ情報システムを連携させた医療システムを構成する医療情報提供サーバとの間で、情報の授受を行うインタフェース部と、前記介護支援システムの利用者の識別IDである介護IDと、前記介護IDに対応付けられた介護支援情報と、前記医療システムで管理される医療情報への前記介護支援システムの利用者のアクセス権限を規定した医療情報アクセス権限テーブルと、同一の利用者に関して、前記医療システムの利用者の識別IDである医療IDと前記介護IDとを紐付けたID対応関係テーブルと、を記憶する記憶部と、を有しており、前記介護支援情報管理サーバに、前記端末装置からの所定の閲覧対象者に関する医療情報提供リクエストを受信した場合に、前記端末装置の利用者の介護IDと、前記医療情報アクセス権限テーブルとに基づいて、医療情報へのアクセス可否判定を行う判定ステップと、前記判定部にて、医療情報へのアクセスが可能であると判定された場合に、前記閲覧対象者の介護IDと、前記ID対応関係テーブルとに基づいて、医療IDを含む医療情報リクエストを生成し、前記インタフェース部を介して、前記医療情報提供サーバに対して医療情報リクエストを送信するリクエスト送信ステップと、前記医療情報リクエストに基づいて、前記インタフェース部を介して、前記医療情報提供サーバから提供された医療システム側医療情報を受信した後、前記医療システム側医療情報を前記端末装置に対して提供する医療情報提供ステップと、を実行させることにある。
このような構成によれば、情報の安全を確保しつつ、介護支援システムの利用者に対して、医療情報を提供することができるサーバプログラムを提供することができる。
本発明に係る介護支援システム、介護支援情報管理サーバ、医療情報提供方法、サーバプログラムによれば、情報の安全を確保しつつ、介護支援システムの利用者に対して、医療情報を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
本発明の一実施形態では、後述の介護支援情報等管理サーバは、各電子カルテ情報サーバと接続された後述の地域医療サーバを通じて、医療情報を取得する。以下に、本実施形態に係るシステムついて詳細に説明する。
<1.システムの構成>
まず、本実施形態に係るシステムの構成について説明する。
まず、本実施形態に係るシステムの構成について説明する。
<1.1 システムの全体構成>
まず、本実施形態に係るシステムの全体構成について、図1、図49〜51を参照しつつ説明する。
まず、本実施形態に係るシステムの全体構成について、図1、図49〜51を参照しつつ説明する。
本実施形態に係るシステムは、介護支援情報等管理サーバ3とネットワーク6と介護事業所等のスタッフ又は利用者等の端末7とから構成される介護支援システム1と、地域医療サーバ8とネットワーク9と電子カルテ情報サーバ10とから構成される地域医療システム2とを結合して構成される。
介護支援情報等管理サーバの構成の一例が図49に示されている。介護支援情報等管理サーバ3にはサーバ装置4と大容量記憶部5とが含まれる。介護支援情報等管理サーバはネットワーク6と接続され、当該ネットワーク6は、介護事業者(例えば、居宅介護事業者、在宅系介護事業者、入所系介護事業者等)、地域包括支援センター、民生員の拠点、NPO法人、介護支援システムの利用者の自宅、家族宅、ケア付き高齢者住宅、医療系事業所(例えば、病院、訪問看護・訪問栄養等の事業所等)等に備えられた各種端末7(例えば、タブレット端末、スマートフォン、パソコン等)と接続されている。
なお、ネットワーク6を介して介護支援情報等管理サーバ3と各種端末7との間を接続する際は、SSLやSSL−VPN等の各種暗号化技術が用いられることが好適である。
地域医療サーバの構成の一例が図50に、電子カルテサーバの構成の一例が図51にそれぞれ示されている。この例において地域医療サーバ8は、VPN装置801と、ゲートウェイサーバ802と、ストレージ803とから構成されている。地域医療サーバ8はネットワーク9と接続され、ネットワーク9は所定の地域内(例えば患者の日常生活圏)の各種医療機関(急性期病院、亜急性期・回復リハビリ病院、診療所等)に備えられた各種端末(例えば、タブレット端末、スマートフォン、パソコン等)若しくは電子カルテ情報サーバ10と接続されている。電子カルテ情報サーバ10はサーバ105とストレージ106とから構成されており、電子カルテ端末107にて電子カルテ情報サーバ10に納められた情報を閲覧することができる。
なお、ネットワーク9を介して地域医療サーバ8と各電子カルテ情報サーバ10との間を接続する際は、SSLやSSL−VPN、IPsec−VPN等の各種暗号化技術が用いられることが好適である。
介護支援情報等管理サーバ3は、VPN装置301とゲートウェイサーバ302とを介して地域医療サーバ8と接続されている。これにより、介護支援ネットワークと地域医療ネットワークの間で、情報の連携が可能となっている。
<1.2 ハードウエア構成>
次に、図1に表される各サーバ(電子カルテ情報サーバ、地域医療サーバ、介護支援情報等管理サーバ)のハードウエア構成について、図2を参照しつつ、説明する。
次に、図1に表される各サーバ(電子カルテ情報サーバ、地域医療サーバ、介護支援情報等管理サーバ)のハードウエア構成について、図2を参照しつつ、説明する。
サーバのハードウエア構成は、次の通りである。すなわち、サーバコンピュータ1000は、その内部に、制御部1001、表示部1002、記憶部1003、入出力インタフェース部1004および入力操作部1005とを有する。制御部1001は各種プログラムの実行等を行う。表示部1002はグラフィック処理部又は表示ディスプレイ等であってもよいが、コンピュータ1000に必ずしも設けられなくてもよい。記憶部1003は、メモリ、ハードディスク若しくはストレージ等であってもよく、又当該コンピュータ1000の外部に設けられた大容量ストレージ等と併用若しくは代替されてもよい。入出力インタフェース1004には、通信インタフェース等が設けられていてもよく、当該インタフェースを介して外部機器との情報の通信を行っても良い。入力操作部1005は、操作者による操作等を受付けるよう構成されている。
<1.3 各記憶部に記憶される内容>
各サーバの記憶部に記憶されている内容について、図3乃至図7を参照しつつ説明する。
各サーバの記憶部に記憶されている内容について、図3乃至図7を参照しつつ説明する。
電子カルテ情報サーバ10の記憶部に記憶されている内容について、図3を参照しつつ、説明する。当該記憶部は、プログラム格納部2001とデータ格納部2002とを有する。プログラム格納部2001には情報の送受信処理等を行うプログラム等が格納されている。一方、データ格納部2002には、当該電子カルテ情報サーバが設けられた医療機関等に来院した患者(利用者)の、当該病院でのローカル医療IDデータと、当該患者の電子カルテ情報データとが紐付けられた状態で格納されている。
地域医療サーバ8の記憶部に記憶されている内容について、図4を参照しつつ、説明する。当該記憶部は、プログラム格納部2003とデータ格納部2004とを有する。プログラム格納部2003には情報の送受信処理等を行うプログラム等が格納されている。一方、データ格納部2004には、当該地域医療サーバと接続されている医療機関が個別に管理しているローカル医療IDデータと、当該複数のローカル医療IDをまとめて各利用者に対して1つ対応付けられた統合医療IDデータとが、格納されている。
なお、地域医療サーバ8の記憶部には、電子カルテ情報データは、情報の橋渡しを行う際の一時保存の場合を除き、秘匿必要性のあるデータは保存されない。すなわち、地域医療サーバは、各医療機関等からの電子カルテ情報リクエストと統合医療IDとに基づき、各電子カルテ情報サーバの情報の仲介を行うに過ぎない。
介護支援情報等管理サーバ3の記憶部の内容について、図5を参照しつつ説明する。記憶部は、プログラム格納部2005とデータ格納部2006とを有する。プログラム格納部2005には情報の送受信処理等を行うプログラムや各端末から送信された情報を登録するプログラム等が格納されている。一方、データ格納部2006には、介護支援システムへのログイン管理に用いられるログインID管理テーブル、同一の利用者に関して、介護支援システムにおける識別IDである介護IDと地域医療システムにおける識別IDである医療IDとを紐付けた介護・医療IDの対応関係テーブル、介護事業所のスタッフ等が主に登録を行うスタッフ情報データベース、利用者等が主に登録を行う利用者情報データベース、スタッフ情報データベースの各データ種別とそのアクセス権限(参照権限、登録権限)とを紐付けたスタッフ情報アクセス権限テーブル、及び利用者情報データベースの各データ種別とそのアクセス権限(参照権限、登録権限)とを紐付けた利用者情報アクセス権限テーブル、等が含まれる。なお、介護IDとは介護支援システムを利用する事業者、本人若しくは家族等に付与された、固有の識別IDである。また、医療IDとは医療システムの利用者に付与された、固有の識別IDである。
スタッフ情報アクセス権限テーブルの内容について、図6及び図52を参照しつつ、説明する。それらの図から明らかなように、スタッフ情報アクセス権限テーブルには、参照権限のある者を登録するための参照権限欄と、登録権限のある者を登録するための登録権限欄とが、各データ種別毎に設けられている。これらの参照権限欄および登録権限欄に任意の者を登録する権限は、当該システムのデフォルト状態においては、当該システムの管理者(管理者としてのIDを有する者)にのみ付与されている。そのため、当該システムのデフォルト状態においては、管理者以外の者(例えば、いずれかの介護スタッフ、被介護者本人、その家族等)による参照権限者や登録権限者の登録要求は、システム側により一切受け付けられない。なお、この参照権限者や登録権限者の登録操作は、通常、管理者の有する端末(パソコン等)7により行われる。
デフォルト状態において、管理者が自らを参照権限を有する者(参照権限者)及び登録権限を有する者(登録権限者)として登録した状態が図52に示されている。この状態においては、スタッフ情報データベースの該当データ種別を参照及び登録ができるのは、管理者自身に限られ、その他の者(例えば、いずれかの介護スタッフ、被介護者本人、その家族等)による参照や登録の要求は拒否される。
管理者は、その他の者(例えば、いずれかの介護スタッフ、被介護者本人、その家族等)を参照権限を有する者および/または登録権限を有する者として登録することもできる。このようにして、管理者以外の者を参照権限を有する者および/または登録権限を有する者として登録した状態が図6に示されている。同図に示されるように、スタッフ情報アクセス権限テーブルにおいては、各データ種別毎に、参照権限・登録権限が利用者等の介護IDと対応付けられた状態で、記憶される。
この例にあっては、「介護指導」のデータ種別については、特定のスタッフA、被介護者本人、その家族が参照・登録の両方を行うことができる。マスタ情報については、基本情報の登録であることや、所定の情報へのアクセス権限(アクセス禁止、参照又は登録)を定めるものであることから、権限は(介護事業所又は法人等の)管理者に集中されている。また、特定のデータ種別、「連絡票」、「処方」、「病名」、「治療上の注意」については、スタッフ間の連絡の便、医療情報の秘匿必要性等から、参照・登録共に、特定のスタッフAのみ行うことができるよう設定されている。なお、同図において、データ内容の欄はデータ種別の内容の説明の便のための情報であり、実際の記憶内容ではない。
また、各データ種別はさらに個別の詳細データ項目を含む。すなわち、事業所マスタであれば、事業所名、事業所番号又は住所等、職員マスタであれば職員番号、職員ID、パスワード又は名前等、利用者マスタであれば利用者名、カナ、性別又は生年月日等、家族マスタであれば、名前、カナ又は続柄等、担当者マスタであれば、利用者との関係性等、連絡票であれば、宛先、内容等、生い立ち・将来望むことであれば、出生地、学生、職歴又は性格等、緊急連絡先であれば、氏名、続柄、電話番号等、バイタルであれば日時、体温、最高血圧又は脈拍等、処方であれば、記入者、病院名又は処方医等、アレルギー・禁忌であれば、項目名、コメント又は記入者等、病名であれば、記入者、病名又は治療状況等、かかりつけ医であれば、記入者、医療機関、診療科又は医師名等、治療上の注意であれば、記入者、治療上の注意又は開始日等、介護指導であれば、記入者、介護指導内容、開始日又は終了日等、利用記録であれば、利用者名、入力日時又は内容等、ADLであれば、評価日、記入者又は種別等である。
管理者は、参照権限者および/または登録権限者の任命権を特定のスタッフに委任することもできる。これは、例えば、特定のスタッフの職員IDを管理者として一時的に変更したり、あるいは、職員IDに特別な任命権委任符号を別途付加して、システム側でこれを検出したときには、参照権限者および/または登録権限者の登録要求を許可することで実現することができる。
このように、スタッフ情報アクセス権限テーブルには、システムの管理者および/または任命権を委任された介護スタッフによる、アクセス権限者(参照権限者および/または登録権限者)の登録が可能とされている。
次に、利用者情報アクセス権テーブルの内容について、図7及び図54を参照しつつ、説明する。それらの図から明らかなように、利用者情報アクセス権限テーブルには、参照権限のある者(参照権限者)を登録するための参照権限欄と、登録権限のある者(登録権限者)を登録するための登録権限欄とが、各データ種別毎に設けられている。これらの参照権限欄および登録権限欄に任意の者を登録する権限は、当該システムのデフォルト状態においては、被介護者本人(被介護者本人としてのIDを有する者)にのみ付与されている。そのため、当該システムのデフォルト状態においては、被介護者本人以外の者(例えば、システムの管理者、いずれかの介護スタッフ、被介護者の家族等)による参照権限者や登録権限者の登録要求は、システム側により一切受け付けられない。なお、この参照権限者や登録権限者の登録操作は、通常、被介護者本人の有する端末(携帯端末等)7により行われる。
デフォルト状態において、被介護者本人が自らを参照権限を有する者(参照権限者)及び登録権限を有する者(登録権限者)として登録した状態が図53に示されている。この状態においては、利用者情報データベースの該当データ種別を参照及び登録ができるのは、被介護者本人に限られ、その他の者(例えば、管理者、いずれかの介護スタッフ、被介護者の家族等)による参照や登録の要求は拒否される。
被介護者本人は、その他の者(例えば、管理者、いずれかの介護スタッフ、被介護者の家族等)を参照権限を有する者および/または登録権限を有する者として登録することもできる。このようにして、被介護者本人以外の者を参照権限を有する者および/または登録権限を有する者として登録した状態が図7に示されている。同図に示されるように、利用者情報アクセス権限テーブルにおいては、各データ種別毎に、参照権限・登録権限が利用者等の介護IDと対応付けられた状態で、記憶される。
この例にあっては、「かかりつけ医」のデータ種別については、特定のスタッフA、利用者本人、利用者の家族が参照・登録の両方を行うことができるよう設定されている。一方、特定のデータ種別、「生い立ち」、「将来望むこと」については、利用者本人が誰にも知られることなく保存しておきたい場合もあるので、参照・登録共に、利用者本人のみが行うことができるよう設定されている。なお、同図において、データ内容の欄はデータ種別の内容の説明の便のための情報であり、実際の記憶内容ではない。
また、各データ種別はさらに個別の詳細データ項目を含む。すなわち、今日の体調であれば、よい、悪い又はふつう等、連絡票であれば、宛先、内容等、生い立ちであれば、出生地、学歴、職歴又は性格等、将来望むことであれば、介護をしてもらいたい人、介護をしてもらいたい場所、重病の告知の要否等、緊急連絡先であれば、氏名、続柄、優先等、おくすりであれば、記入者、病院名又は処方医等、血圧・脈拍等であれば、日時、体温又はSPO2等、アレルギー・禁忌であれば、項目、コメント等、かかりつけ医であれば、医療機関名、診療科名又は医師名等、活動能力(A3)であれば、評価日、記入者又は種別等、病名であれば、記入者、病名又は治療状況等である。
被介護者本人は、参照権限者および/または登録権限者の任命権をその家族に委任することもできる。これは、例えば、その家族の個人IDを本人として一時的に変更したり、あるいは、家族の個人IDに特別な任命権委任符号を別途付加して、システム側でこれを検出したときには、参照権限者および/または登録権限者の登録要求を許可することで実現することができる。
このように、利用者情報アクセス権限テーブルには、被介護者本人および/またはその任命権を委任された家族による、アクセス権限者(参照権限者および/または登録権限者)の登録が可能とされている。
<2.介護支援情報等管理サーバの動作>
次に介護支援情報等管理サーバの動作について、図8乃至図35を参照しつつ、説明する。
次に介護支援情報等管理サーバの動作について、図8乃至図35を参照しつつ、説明する。
<2.1 各種情報の登録処理>
図8を参照しつつ、介護事業者等の事業者端末7からネットワーク6を介して、各種の情報を介護支援情報等管理サーバ3に登録する際の動作フローについて説明する。なお、同フローにおいては介護支援システムへのログイン処理等については省略されている。
図8を参照しつつ、介護事業者等の事業者端末7からネットワーク6を介して、各種の情報を介護支援情報等管理サーバ3に登録する際の動作フローについて説明する。なお、同フローにおいては介護支援システムへのログイン処理等については省略されている。
介護支援システムへログインした介護事業所のスタッフ等は、事業者端末7を通じて、登録モードを選択する(S101)。当該モード選択の入力により、介護支援情報等管理サーバへはモード表示リクエストと、現在ログインしているスタッフの介護IDとが送信される(S102)。続いて、介護支援情報等管理サーバは、S102にて受信した介護IDと、スタッフ情報アクセス権限テーブルに含まれる登録権限とに基づき、情報の登録権限の有無を判定する(S103)。同判定により、当該スタッフに当該情報の登録権限が無いと判定された場合(S103NO)、登録モードが非表示となる場合の処理(例えば、登録画面への移行を禁止する等)がなされ、処理は終了する(S104)。一方、同判定により、当該スタッフに当該情報の登録権限が有ると判定された場合(S103YES)、介護支援情報等管理サーバ1は、登録モードを端末に表示すべく、登録モード表示画面情報等の提供を行う(S105)。前記登録モード表示画面情報を受けた事業者端末は、登録モード表示を行う(S106)。次いで、事業者端末の利用者は、事業者端末に表示された当該モード表示をガイドに情報の記入と登録決定処理を行う(S107)。登録決定処理がなされた場合、情報登録リクエストと登録内容とが、介護支援情報等管理サーバへと送信される(S108)。介護支援情報等管理サーバは、前記登録内容を記憶部のスタッフ情報データベースへと記憶し(S109)、情報の記憶をした旨を事業者端末に送信し、事業者端末には記入した情報が登録された旨が表示される(S110)。
スタッフ情報データベースへの登録処理フローの具体例について、画面図9乃至図22を参照しつつ説明する。
図9は、介護事業所等の事業所情報を登録する際の表示について説明する画面図である。なお、同図は、登録モードの選択や登録権限の有無等の確認(S101乃至S105)が終了した後に事業者端末に表示される登録モード画面を示している(S106)。同画面中央の事業所マスタの詳細表示欄20には、事業所名、事業所番号、事業所名略称、郵便番号、住所、電話番号、パスワード有効期間等が、各記入欄と共に表示されている。また、画面右上には、登録ボタン21が表示されている。事業所等の登録者は、前記各記入欄にそれぞれ適切な情報を記入した後、登録ボタン21を選択する(S107)。この登録ボタンの選択により、既に述べた登録処理が行われ(S108およびS109)、介護支援情報等管理サーバの記憶部のスタッフ情報テーブルに事業所マスタ情報が登録される。また、外部連携設定欄23は、当該介護支援システム1の外部のシステムとの連携の有無を設定する欄である。ここでは地域医療システム2と連携している場合の例を示しており、地域医療システム2から「病名」及び/又は「処方」の情報を受け取ることを希望する場合には、対応するチェックボックスにチェックマークを入れる。なお、地域医療システム2からの情報取得の詳細については後述する。
図47は、介護事業者等において作成された情報について、被介護者等の利用者やその家族、スタッフに対する参照権限を設定する際の設定画面の一例を示す図である。同画面の操作によって管理者等の参照権限を有する者が参照権限を付与することにより、介護事業者等において作成された情報について、利用者やその家族に対しても閲覧を許可することができる。具体的には、利用者欄131に表示された利用者について、介護事業者等において作成された各情報項目別にチェックボックス135が設けられ、チェックボックス135にチェックマーク136が入った状態で登録ボタン137を押すことで、任意の項目について参照可能とすることができる。利用者本人に参照権限を付与する場合には利用者本人開示情報欄132のチェックボックス135に、利用者家族に参照権限を付与する場合には利用者家族開示情報欄133のチェックボックス135に、介護スタッフに参照権限を付与する場合には介護スタッフ開示情報欄134のチェックボックス135をそれぞれ選択してチェックマークを入れる。なお、スタッフについては別途スタッフ情報として管理するようにしてもよい。
図48は、介護事業者等において作成された利用者に関する情報について、各利用者毎に参照権限を付与するスタッフを設定する際の設定画面の一例を示す図である。同画面の操作によって管理者等の参照権限を有する者が参照権限を付与することにより、各スタッフに対して情報の閲覧を許可することができる。具体的には、利用者欄131に表示された利用者について、参照権限付与対象となりうる開示対象スタッフ欄138にスタッフリストが表示され、スタッフ名の横に設けられたチェックボックス135にチェックマーク136が入った状態で登録ボタン137を押すことで、利用者欄131に表示された利用者について該当スタッフに情報の参照権限が付与される。
図10は、介護事業所等の職員(スタッフ)情報を登録する際の表示について説明する画面図である。なお、同図は、登録モードの選択や登録権限の有無等の確認(S101乃至S105)が終了した後に事業者端末に表示される登録モード画面を示している(S106)。同画面中央の職員マスタの詳細表示欄22には、職員情報記入欄22aと職員権限設定欄22bとが設けられている。なお、職員権限設定欄22bの拡大図が図11に示されている。職員情報記入欄22aでは、職員番号、職員ID、パスワード、利用終了、名前、カナ、連絡先、職種(医師、看護師など)、職員種別(一般職員、法人管理者、事業所管理者等から選択)など、職員の個人情報を登録することができる。一方、職員権限設定欄22bでは、登録しようとする職員の権限を、介護支援システムの利用不可、参照のみ可能(閲覧(保存不可))、登録可能(編集(保存可能))から選択することができる。なお、職員権限の設定は、登録しようとする職員の職員種別が一般職員の場合に設定可能なよう構成されている。
すなわち、職員の登録を行う介護事業所や法人の管理者は、その職員の各種データの参照・登録権限を同設定画面にて個別に設定することができる。これにより、各情報、各職員毎に個別に権限を管理でき、これにより情報の安全性が確保される。
また、画面右上には、登録ボタン21が表示されている。登録者は、前記各記入欄にそれぞれ適切な情報を記入した後、登録ボタン21を選択する(S107)。この登録ボタンの選択により、既に述べた登録処理が行われ(S108およびS109)、介護支援情報等管理サーバの記憶部のスタッフ情報テーブルに職員マスタ情報が権限情報と共に登録される。
なお、本実施形態においては、介護側管理の情報(おくすり等の医療情報含む)へのアクセス権限設定と併せて、医療システムで管理される医療情報へのアクセス権限を設定する構成としている。従って、介護支援システム側の医療情報へのアクセス権限を設定することで、前記医療システム側医療情報へのアクセス権限を同時に設定することができ、これにより、医療情報へのアクセス権限の設定が簡便となるという利点がある。なお、このアクセス権限の設定は、介護支援システム側管理情報へのアクセス権限設定と医療システム側管理情報へのアクセス権限とで、各々別々に設定するような構成としてもよい。
図12は、介護支援ネットワークの利用者の登録を行う際の表示について説明する画面図である。なお、同図は、登録モードの選択や登録権限の有無等の確認(S101乃至S105)が終了した後に事業者端末に表示される登録モード画面を示している(S106)。同画面中央の利用者マスタの詳細表示欄30には、ログインID、パスワード、利用者名、カナ、性別、生年月日、郵便番号、住所、電話番号、医療保険番号、医療被保険者番号、介護保険番号、介護被保険者番号、体調不良時の通知先日数等が、各記入欄と共に表示されている。また、画面右上には、登録ボタン31が表示されている。事業所等の登録者は、前記各記入欄にそれぞれ適切な情報を記入した後、登録ボタン31を選択する(S107)。この登録ボタンの選択により、既に述べた登録処理が行われ(S108およびS109)、介護支援情報等管理サーバの記憶部のスタッフ情報テーブルに利用者マスタ情報が登録される。
図13は、介護支援ネットワークの利用者の家族の登録を行う際の表示について説明する画面図である。なお、同図は、登録モードの選択や登録権限の有無等の確認(S101乃至S105)が終了した後に事業者端末に表示される登録モード画面を示している(S106)。同画面中央の利用者家族マスタの詳細表示欄32には、ログインID、パスワード、名前、カナ、性別、利用者との続柄、電話番号、郵便番号、住所、体調不良時の通知先日数等が、各記入欄と共に表示されている。また、画面右上には、登録ボタン33が表示されている。事業所等の登録者は、前記各記入欄にそれぞれ適切な情報を記入した後、登録ボタン33を選択する(S107)。この登録ボタンの選択により、既に述べた登録処理が行われ(S108およびS109)、介護支援情報等管理サーバの記憶部のスタッフ情報テーブルに利用者家族マスタ情報が登録される。
図14は、介護支援ネットワークの利用者の担当者の登録を行う際の表示について説明する画面図である。同画面中央の担当者選択マスタの詳細表示欄34には、画面左から事業所名略称列、名前列、開示/担当設定列、新規職員追加ボタン列が設けられている。また、新規職員追加ボタン列にはそれぞれ新規追加ボタン35が複数配置されている。事業所の管理者等の登録者は、前記新規追加ボタン35を選択することにより、利用者と職員との担当関係を設定する登録モードを起動する(S101乃至S106)。当該図示しない登録モードにて必要な情報を入力し、図示しない登録(設定)ボタンを選択することにより(S107)、既に述べた登録処理が行われ(S108およびS109)、介護支援情報等管理サーバの記憶部のスタッフ情報テーブルに担当者情報が登録される。
図15は、連絡票の登録を行う際の表示について説明する画面図である。なお、同図は、連絡票一覧タブ36を選択することにより為された登録モードの選択や登録権限の有無等の確認(S101乃至S105)が終了した後に事業者端末に表示される登録モード画面を示している(S106)。登録情報の詳細表示欄37には、利用者選択ボタン38、宛先、優先度、連絡区分、内容が、各記入欄と共に表示されている。利用者選択ボタン38はその押下により、利用者(被介護者等)の設定を行うことができる。また、画面右上には、一時保存ボタン39が表示されている。介護事業所のスタッフ等の登録者は、利用者、宛先、連絡票の優先度、連絡内容の区分を設定し、前記内容記入欄に適切な情報を記入した後、登録(又は送信)ボタン(図示せず)を選択する(S107)。この登録ボタンの選択により、既に述べた登録処理が行われ(S108およびS109)、介護支援情報等管理サーバの記憶部のスタッフ情報テーブルに連絡票情報が登録される。なお、一時保存39を選択することにより、作成途中の連絡票を一時保存することもできる。
図54は、連絡票の開示設定を説明する画面図である。連絡票は、被介護者とスタッフとの間のみではなく、被介護者の家族とスタッフとの間で使われる場合もある。このような場合には、利用者家族が連絡事項を利用者本人に見せたくないようなケースも考えられるため、連絡票については利用者家族も参照権限の設定を行うことができる。閲覧開示先130から閲覧を許諾する相手を選択し、チェックボックス123にチェックマークを入れて保存ボタン124を押すことで参照権限を任意に設定することができる。また、図15に示される連絡票作成画面に同様のチェックボックスを設け、個々の連絡事項毎に参照権限を付与する相手を適宜選択できるように設定してもよい。
図16は、生い立ち情報等の登録を行う際の表示について説明する画面図である。なお、同図は、基本情報タブ40を選択することにより表示された画面であり、登録情報の詳細表示欄41には、利用者選択ボタン43、出生地、学歴、職歴、生い立ち、性格、趣味等が、各記入欄と共に表示されている。利用者選択ボタン43はその押下により、利用者(被介護者等)の設定を行うことができる。また、画面右上には、編集ボタン42が表示されている。事業所のスタッフ等の登録者は、前記編集ボタン43を選択することにより、生い立ち情報等を登録する登録モードを起動する(S101乃至S106)。当該図示しない登録モードにて必要な情報を入力し、図示しない登録(設定)ボタンを選択することにより(S107)、既に述べた登録処理が行われ(S108およびS109)、介護支援情報等管理サーバの記憶部のスタッフ情報テーブルに生い立ち情報等が登録される。
図17は、緊急連絡先の登録を行う際の表示について説明する画面図である。登録情報の詳細表示欄45には、利用者選択ボタン46、新規登録ボタン47及び既存の緊急連絡先情報が表示されている。利用者選択ボタン46はその選択により、利用者(被介護者等)の設定を行うことができる。また、新規登録ボタン47はその選択により、緊急連絡先の新規登録用の記入項目と記入欄を表示させる。事業所等の登録者は、新規登録ボタン47を押下することで新規登録モードを起動させることができる(S101乃至S106)。当該図示しない登録モードにて必要な情報を入力し、図示しない登録(設定)ボタンを選択することにより(S107)、既に述べた登録処理が行われ(S108およびS109)、介護支援情報等管理サーバの記憶部のスタッフ情報テーブルに緊急連絡先等が登録される。
図18は、処方情報の登録を行う際の表示について説明する画面図である。医療情報タブ50を選択することにより表示された詳細表示欄51には、利用者選択ボタン52、処方追加ボタン53及び既存の処方情報が表示されている。利用者選択ボタン52はその選択により、利用者(被介護者等)の設定を行うことができる。また、処方追加ボタン53はその選択により、処方情報の新規登録モードを起動させる(S101ないしS106)。当該図示しない登録モードにて必要な情報を入力し、図示しない登録(設定)ボタンを選択することにより(S107)、既に述べた登録処理が行われ(S108およびS109)、介護支援情報等管理サーバの記憶部のスタッフ情報テーブルに処方情報が登録される。
なお、QR読取ボタン54を選択することにより、処方情報として画像情報を登録することも可能である。このような画像による登録によれば、病院で処方された処方情報以外にも、実際の薬局等で処方された薬の情報等を記録でき、例えば、処方された薬がジェネリックであるか否か等を把握することも可能となる。
図19は、アレルギー・禁忌の登録を行う際の表示について説明する画面図である。なお、同図は、医療情報タブ55を選択することにより表示された画面である。登録情報の詳細表示欄56には、利用者選択ボタン57、新規登録ボタン58及び既存のアレルギー・禁忌情報が表示されている。利用者選択ボタン57はその選択により、利用者(被介護者等)の設定を行うことができる。また、新規登録ボタン58はその選択により、アレルギー・禁忌情報の新規登録モードを起動させる(S101乃至S106)。当該図示しない登録モードにて必要な情報を入力し、図示しない登録(設定)ボタンを選択することにより(S107)、既に述べた登録処理が行われ(S108およびS109)、介護支援情報等管理サーバの記憶部のスタッフ情報テーブルにアレルギー・禁忌情報が登録される。
図20は、病名情報の登録を行う際の表示について説明する画面図である。なお、同図は、医療情報タブ59を選択することにより表示された画面である。登録情報の詳細表示欄60には、利用者選択ボタン61、新規登録ボタン62及び既存の病名情報が表示されている。利用者選択ボタン61はその選択により、利用者(被介護者等)の設定を行うことができる。また、新規登録ボタン62はその選択により、病名情報の新規登録モードを起動させる(S101乃至S106)。当該図示しない登録モードにて必要な情報を入力し、図示しない登録(設定)ボタンを選択することにより(S107)、既に述べた登録処理が行われ(S108およびS109)、介護支援情報等管理サーバの記憶部のスタッフ情報テーブルに病名情報が登録される。
図21は、かかりつけ医情報の登録を行う際の表示について説明する画面図である。なお、同図は、医療情報タブ63を選択することにより表示された画面である。詳細情報表示欄64には、利用者選択ボタン65、新規登録ボタン66及び既存のかかりつけ医情報が表示されている。利用者選択ボタン65はその選択により、利用者(被介護者等)の設定を行うことができる。また、新規登録ボタン66はその選択により、かかりつけ医情報の新規登録モードを起動させる(S101乃至S106)。当該図示しない登録モードにて必要な情報を入力し、図示しない登録(設定)ボタンを選択することにより(S107)、既に述べた登録処理が行われ(S108およびS109)、介護支援情報等管理サーバの記憶部のスタッフ情報テーブルにかかりつけ医情報が登録される。
図22は、ADL(Activities of Daily Living)情報の登録を行う際の表示について説明する画面図である。なお、同図は、介護情報タブ67を選択することにより表示された画面である。詳細表示欄68には、利用者選択ボタン69、A3新規追加ボタン70及び既存のA3情報が表示されている。なお、ここで、A3とは「公益社団法人全国老人保健施設協会」によって提供される「全老健版ケアマネジメント方式〜R4システム〜」に規定されるADLの評価様式を指す。利用者選択ボタン69はその選択により、利用者(被介護者等)の設定を行うことができる。また、A3新規追加ボタン70はその選択により、A3情報の新規登録モードを起動させる(S101乃至S106)。当該図示しない登録モードにて必要な情報を入力し、図示しない登録(設定)ボタンを選択することにより(S107)、既に述べた登録処理が行われ(S108およびS109)、介護支援情報等管理サーバの記憶部のスタッフ情報テーブルにADL情報が登録される。
図23を参照しつつ、被介護者等の利用者端末7等からネットワーク6を介して、各種の情報を介護支援情報等管理サーバ3に登録する際の動作フローについて説明する。なお、同フローにおいては介護支援システム1へのログイン処理等については省略されている。
介護支援システムへログインした被介護者等の利用者は、利用者端末を通じて、登録モードを選択する(S201)。当該モード選択の入力により、介護支援情報等管理サーバへはモード表示リクエストと、現在ログインしている利用者の介護IDとが送信される(S202)。続いて、介護支援情報等管理サーバ1は、S202にて受信した介護IDと、利用者情報テーブルとに基づき、情報の登録権限の有無を照合する(S203)。同照合により、当該スタッフに当該情報の登録権限が無いと判定された場合(S203NO)、登録モードが非表示となる場合の処理がなされ、処理は終了する(S204)。一方、同照合により、当該スタッフに当該情報の登録権限が有ると判定された場合(S203YES)、介護支援情報等管理サーバ1は、登録モードを端末に表示すべく、登録モード表示画面情報等の提供を行う(S205)。前記登録モード表示画面情報を受けた利用者端末は、登録モード表示を行う(S206)。次いで、利用者は、利用者端末に表示された当該モード表示をガイドに情報の記入と登録決定処理を行う(S207)。登録決定処理がなされた場合、情報登録リクエストと登録内容とが、介護支援情報等管理サーバ1へと送信される(S208)。介護支援情報等管理サーバ1は、前記登録内容を記憶部3の利用者情報テーブルへと記憶し(S209)、情報の記憶をした旨を利用者端末に送信し、利用者端末には記入した情報が登録された旨が表示される(S210)。
利用者情報テーブルへの登録処理フローの具体例について、画面図24乃至図33を参照しつつ説明する。
図24は、被介護者等の介護支援システム1の利用者が、今日(その日)の体調の登録処理を行う際の表示例を示す画面図である。なお、同画面は、各種登録モードの選択処理と登録権限の確認処理がなされた後に端末に表示される画面である(S201乃至S206)。同画面の中央部にはキャラクタと、当該キャラクタが話しているかのように吹出しが表示され、同吹き出し中には利用者のその日の体調について尋ねる文面が表示されている。同画面の下部には利用者の体調の程度を表す選択肢ボタン80が表示され、選択肢は「よい」、「ふつう」、「悪い」の3つである。利用者が、同画面に表示される選択肢のうちの1つを選択することで(S207)、前述の登録処理を行うことができる(S208乃至S210)。
図25は、被介護者等の介護支援システム1の利用者が、連絡票の登録処理を行う際の表示画面を示す画面図である。なお、同画面は、各種登録モードの選択処理と登録権限の確認処理がなされた後に端末に表示される画面である(S201乃至S206)。同画面には画面上部から順に、宛先選択欄81、内容記入欄82、送信ボタン83及び画像選択ボタン84とが配置されている。宛先選択欄81においては、連絡票の宛先を決定することができる。内容記入欄82においては、連絡する内容を記入することができる。送信ボタン83の選択によれば送信処理、すなわち介護支援情報等サーバへの登録処理を開始することができる。画像選択ボタン84においては、例えば端末で撮影した画像等を添付することもできる。利用者は、必要事項を記入の上、同画面に表示される送信ボタン83を選択することで(S207)、前述の登録処理を行うことができる(S208乃至S210)。
図26は、被介護者等の介護支援システム1の利用者が、生い立ち情報等の登録処理を行う際の表示画面を示す画面図である。なお、同画面は、各種登録モードの選択処理と登録権限の確認処理がなされた後に端末に表示される画面である(S201乃至S206)。同表示画面85中には画面上部から順に、出身地、学歴、職歴、生い立ち等の記入欄が配置されている。利用者は、必要事項を記入の上、登録ボタン(図示せず)を選択することで(S207)、前述の登録処理を行うことができる(S208乃至S210)。
図45は、被介護者等の介護支援システム1の利用者が、登録した生い立ち情報等について開示を行う相手を設定する際の表示例を示す画面図である。図26で説明された生い立ち等の登録情報については、利用者本人が参照権限を与えることによって介護担当者や利用者家族等も当該情報を閲覧可能となる。具体的には、生い立ち情報等を介護担当者や家族等に開示したい場合には、開示先表示欄122に表示された「担当者に見せる」「家族に見せる」といった選択肢の中から開示対象となる項目のチェックボックス123を選択して、チェックマーク121を表示させた状態で保存ボタン124を押すことで任意の開示対象に生い立ち情報等を開示することができる。
図27は、被介護者等の介護支援システム1の利用者が、将来望むこと情報の登録処理を行う際の表示画面を示す画面図である。なお、同画面は、各種登録モードの選択処理と登録権限の確認処理がなされた後に端末に表示される画面である(S201乃至S206)。同画面中には画面上部から順に、介護をしてもらいたい人の選択欄86、介護をしてもらいたい人・場所等の記入欄87が配置されている。利用者は、必要事項を記入の上、登録ボタン(図示せず)を選択することで(S207)、前述の登録処理を行うことができる(S208乃至S210)。
図28は、被介護者等の介護支援システム1の利用者が、緊急連絡先情報の登録処理を行う際の表示画面を示す画面図である。なお、同画面は、各種登録モードの選択処理と登録権限の確認処理がなされた後に端末に表示される画面である(S201乃至S206)。同表示画面88中には画面上部から順に、氏名、カナ、電話番号、携帯電話、郵便番号、住所、備考の記入欄が配置され、続柄については選択ボタン89によって選択可能に構成されている。利用者は、必要事項を記入の上、登録ボタン(図示せず)を選択することで(S207)、前述の登録処理を行うことができる(S208乃至S210)。
図29は、被介護者等の介護支援システム1の利用者が、血圧・脈拍等の情報の登録処理を行う際の表示画面を示す画面図である。同画面中には画面上部から順に(血圧脈拍一覧、SPO2一覧、体温一覧、体重一覧を含む)一覧表示ボタン群90、血圧表示ボタン91、脈拍表示ボタン92およびSPO2表示ボタン93等が表示されている。利用者は、図示しない血圧・脈拍等登録処理ボタンを選択することで登録モードを起動し(S201乃至S206)、必要事項を記入の上、登録ボタン(図示せず)を選択することで(S207)、前述の登録処理を行うことができる(S208乃至S210)。
図30は、被介護者等の介護支援システム1の利用者が、アレルギー・禁忌情報の登録処理を行う際の表示画面を示す画面図である。同画面において、新規ボタン94を選択することにより、登録処理画面が表示され(S201乃至S206)、利用者は、表示された登録処理画面に必要事項を記入の上、登録ボタン(図示せず)を選択することで、アレルギー・禁忌情報の登録処理を行うことができる(S207乃至S210)。
図31は、被介護者等の介護支援システム1の利用者が、かかりつけ医情報の登録処理を行う際の表示画面を示す画面図である。なお、同画面は、各種登録モードの選択処理と登録権限の確認処理がなされた後に端末に表示される画面である(S201乃至S206)。同表示画面95中には画面上部から順に、医療機関名、診療科、医師名を記入する記入欄が表示されている。利用者は、必要事項を記入の上、保存ボタン96を選択することで(S207)、前述の登録処理を行うことができる(S208乃至S210)。
図46は、被介護者等の介護支援システム1の利用者が、かかりつけ医に対して介護支援システム側で作成された情報の共有を許諾する際の表示例を示す画面図である。同画面の操作によって利用者本人が参照権限を付与することにより、図31で登録されたかかりつけ医は介護支援システム側で作成された情報の閲覧が可能となる。具体的には、介護側支援システム側で作成された情報の閲覧を許諾するかかりつけ医について、かかりつけ医表示欄128に表示された「○○総合病院」「××耳鼻科」「○×眼科医院」といった選択肢の中から開示対象となる項目のチェックボックス123を選択して、チェックマーク121を表示させた状態で保存ボタン124を押すことで、任意のかかりつけ医に介護支援システム側で作成された情報を開示することができる。なお、ここでかかりつけ医に参照権限を付与する情報としては、介護支援システム側で作成された使用薬のデータ、アレルギーに関するデータ、活動能力等に関するADLデータ等があげられる。
図32は、被介護者等の介護支援システム1の利用者が、活動能力(A3)情報の登録処理を行う際の表示画面を示す画面図である。なお、同画面は、各種登録モードの選択処理と登録権限の確認処理がなされた後に端末に表示される画面である(S201乃至S206)。同表示画面97中には画面上部から順に、基本動作、移動方法、認知機能オリエンテーション、認知機能コミュニケーション及び精神活動とそれらの記入欄が表示されている。利用者は、各記入欄へ必要事項を記入の上、保存ボタン98を選択することで(S207)、前述の登録処理を行うことができる(S208乃至S210)。
図33は、被介護者等の介護支援システム1の利用者が、病名情報の登録処理を行う際の表示画面を示す画面図である。なお、同画面は、各種登録モードの選択処理と登録権限の確認処理がなされた後に端末に表示される画面である(S201乃至S206)。同画面中には画面上部から順に、病名記入欄99、治療状況選択欄100、発病時期選択欄101及び備考記入欄102が表示されている。利用者は、各記入欄へ必要事項を記入の上、保存ボタン(図示せず)を選択することで(S207)、前述の登録処理を行うことができる(S208乃至S210)。
以上述べたように、本実施形態に係るシステムの利用者(スタッフ等)は、管理者によって与えられた権限に応じて、種々の情報を介護支援情報等管理サーバに登録をすることができる。
<2.2 各種情報の参照処理>
次に、図34を参照しつつ、介護事業所等のスタッフが事業所等の端末を用いて、介護支援情報等管理サーバ内の情報を参照するフローについて、説明する。
次に、図34を参照しつつ、介護事業所等のスタッフが事業所等の端末を用いて、介護支援情報等管理サーバ内の情報を参照するフローについて、説明する。
まず、スタッフは事業所等の端末に表示される情報参照ボタンを選択する(S301)。当該選択行為により、介護支援情報等管理サーバは、参照モードの表示リクエストとスタッフの介護IDとを受信し、当該スタッフが参照を希望する利用者の情報に関して、利用者本人によりスタッフに対する参照権限が与えられているか否かを判定する(S303)。スタッフに対して参照権限が与えられていない場合(S303NO)、各種モードの非表示処理が行われる(S306)。スタッフに対して参照権限が与えられている場合(S303YES)、続けて、当該スタッフに管理者による参照権限が与えられているか否かを判定する(S304)。当該スタッフに対して参照権限が与えられていない場合(S304NO)、各種モードの非表示処理が行われる(S306)。当該スタッフに対して参照権限が与えられている場合(S304YES)、当該スタッフは介護支援情報等管理サーバから提供された参照情報を受け取り、当該参照情報を表示することができる(S305,S307)。
なお、ここでは利用者本人による参照権限と管理者による参照権限との2段階の確認を行う場合の例を示したが、当該項目に対して利用者家族等の更なる参照権限付与者が存在する場合には3段階以上の確認が行われその全ての参照権限を有する場合のみ参照できる。また、その逆に当該項目に関する参照権限付与者がいずれか1人のみである場合には1段階の確認で参照情報が提供される。
図35を参照しつつ、利用者の基本情報を参照する場合を例に、具体的に説明する。同図において、介護支援ネットワーク1にログインしたスタッフ又は利用者は、先ず基本情報タブ110を選択する。この選択により、利用者基本情報画面111が表示される。その後、スタッフ又は利用者は利用者選択ボタン112により、参照しようとする利用者の選択を行う(S301)。その後、前述の参照権限の判定処理、参照情報を提供処理等を経て(S302乃至S305)、参照情報がスタッフ又は利用者の端末に表示される(S306)。
なお、ここでは、基本情報の参照を例としたが、同様の手順にて、介護支援情報等管理サーバに保存された種々の情報を、権限に応じて、参照することができる。
<3.地域医療サーバの動作>
図36を参照しつつ、地域医療システムの動作、すなわち医療情報の閲覧フローについて説明する。既に述べたように、地域医療システムにおいては、地域の診療所等に設定された閲覧端末から、地域医療サーバを介して、同地域の電子カルテ情報サーバに格納された電子カルテ情報を閲覧することができる。
図36を参照しつつ、地域医療システムの動作、すなわち医療情報の閲覧フローについて説明する。既に述べたように、地域医療システムにおいては、地域の診療所等に設定された閲覧端末から、地域医療サーバを介して、同地域の電子カルテ情報サーバに格納された電子カルテ情報を閲覧することができる。
閲覧者はまず、閲覧端末を介して、ログインIDとパスワードを入力し、地域医療サーバに送信する(S401)。当該送信されたログインIDとパスワードは地域医療サーバにて受信され、ログインID管理テーブルを基に、認証処理が行われる(S402及びS403)。認証に失敗した場合、認証エラー処理が行われる(S404)。
一方、認証に成功した場合、認証後画面が提供・表示される(S405及びS406)。次に、閲覧者は、閲覧端末を介して閲覧対象利用者を特定し、当該閲覧リクエストと共に、当該利用者のローカル医療IDを地域医療サーバに対して送信する(S407)。地域医療サーバでは、各病院間のローカル医療IDを一つに紐付けた統合医療IDを基に、受信したローカル医療IDから、当該閲覧対象利用者に相当する電子カルテ情報を各電子カルテ情報サーバにリクエストする(S408)。
当該リクエストを受信した各電子カルテ情報サーバは、当該閲覧対象利用者の電子カルテ情報を地域医療サーバへ送信し(S409及びS410)、次いで、地域医療サーバは閲覧対象情報を閲覧端末に提供し(S411)、閲覧端末は閲覧対象者の情報を表示する(S412)。
以上述べたように、本実施形態に係る地域医療サーバは、各電子カルテサーバで管理されるローカル医療IDと、当該ローカル医療IDと対応し、各地域毎に設定された統合医療IDとに基づいて、情報の仲介を行うに過ぎないので、地域医療サーバ自体は情報を保持せず、従って、情報の安全性の高い地域医療システムが実現される。
<4.介護支援情報等管理サーバと地域医療サーバとの連携動作>
次に、介護支援システムと地域医療システムとの間の連携動作について説明する。
次に、介護支援システムと地域医療システムとの間の連携動作について説明する。
<4.1 マッチング処理>
介護支援システムと地域医療システムとを連携させるためには、両システムの間で同一の利用者については同一の利用者と認識するよう介護IDと統合医療IDとの間のマッチング処理を行う必要がある。以下では、このマッチング処理について図37を参照しつつ、詳細に説明する。
介護支援システムと地域医療システムとを連携させるためには、両システムの間で同一の利用者については同一の利用者と認識するよう介護IDと統合医療IDとの間のマッチング処理を行う必要がある。以下では、このマッチング処理について図37を参照しつつ、詳細に説明する。
まず、マッチング処理を行う事業所の管理者等は、事業者端末等を介して、連携先システムの候補リクエストを送信する(S501)。当該連携先システムの候補リクエストを受信した介護支援情報等管理サーバは連携先候補(例えば、地域医療ネットワークA、地域医療ネットワークBなど)を提供し、事業者端末に表示させる(S502乃至S504)。次いで、管理者は、事業者端末に表示された1又は複数の連携先候補から、マッチング処理を行いたい連携システムを選択する。当該選択が行われると、事業者端末から連携先システムの接続リクエストが行われ、当該リクエストは介護支援情報等管理サーバで受信される(S505及びS506)。次に、介護支援情報等管理サーバは、選択された地域医療サーバに接続リクエストを行い、地域医療サーバは介護支援情報等管理サーバの認証処理を行った後、接続を確立し、接続確立信号を介護支援情報等管理サーバへと送信する(S507乃至S509)。
介護支援情報等管理サーバは、接続確立信号の受信(S510)後、未だ、当該地域医療サーバとマッチング処理を行っていない利用者のうちマッチング処理の対象とするため選択された利用者情報について、名前・性別・生年月日による照会リクエストを送信する(S511)。
地域医療サーバは、当該リクエストに基づき、地域医療サーバ内に格納された地域医療システムの利用者情報の中から、名前・性別・生年月日が合致する候補者を検索し、当該候補者情報と候補者のローカル医療IDを介護支援情報等管理サーバに向けて送信する(S512及びS513)。介護支援情報等管理サーバは、当該候補者情報と、ローカル医療IDを受信した後、候補者情報と統合医療IDとを事業者端末に向けて送信する(S514)。事業者端末は、介護支援情報等管理サーバから送信された未マッチング者リストと、当該候補者リストと、当該候補者の統合医療IDとに基づいて、未マッチング者と、候補者と、当該候補者の医療IDとを、リストにして表示する(S515)。
その後、事業所の管理者等は、事業者端末に表示されたリストを目視し、確認の上、確定処理を行う(S516)。この確定処理が介護支援情報等管理サーバへと送信されることで、介護支援情報等管理サーバは連携先の統合医療IDを保存する(S517)。これにより、介護支援情報等管理サーバに介護・医療IDの対応関係テーブルが生成される。当該保存の後、介護支援情報等管理サーバは保存した旨を事業者端末に送信し、事業者端末側では保存完了の旨を表示する(S518及びS519)。
以上述べたマッチング処理によれば、事業者端末には、最終確定前に未マッチング者リストと、マッチング候補者情報との対応関係リストが表示され、管理者等の目視確認を待って、マッチングを確定させることとしているので、マッチングミスを極力回避することができる。また、マッチングを行う事業所等の管理者においては、連携先システムを選択し、対象者を一括選択するのみで、マッチング候補リストが表示され、後はその確定を行うのみでよいので、非常に簡便な処理で、システム間のマッチング処理を行うことができる。
なお、本実施形態においては、マッチング処理を行う際に名前・性別・生年月日等に基づくPDQを採用したが、マイナンバー等、各システムが保有する共通の識別情報が予め存在する場合には、当該情報を用いてマッチング処理を行ってもよい。
<4.2 介護側における医療情報の参照処理>
次に、上述したマッチング処理にて生成した介護・医療IDの対応関係テーブルを用いて、介護支援ネットワーク側の端末から、地域医療システム側の電子カルテサーバに蓄積された医療情報(例えば、処方情報や病名情報など)を参照する方法について、図38乃至図41を参照しつつ、説明する。
次に、上述したマッチング処理にて生成した介護・医療IDの対応関係テーブルを用いて、介護支援ネットワーク側の端末から、地域医療システム側の電子カルテサーバに蓄積された医療情報(例えば、処方情報や病名情報など)を参照する方法について、図38乃至図41を参照しつつ、説明する。
先ず、事業所のスタッフ等は、取得したい利用者と、医療情報とを、事業者端末に入力する(S601)。
当該入力処理の手順詳細について、図39のフローと図40の画面図を参照しつつ、説明する。事業所のスタッフ等はまず、介護支援システムへのログイン処理を行う(S6011)。認証処理が失敗の場合(S6012NO)、再度ログインを行うこととなる。認証処理が成功した場合(S6012YES)、事業者端末には初期画面が表示される(S6013)。次に所定の操作待機処理(S6014)の後、医療情報タブ113が選択されると(S6015)、医療情報表示画面114が表示される(S6016)。なお、他のタブが選択された場合には当該タブに対応する他の表示処理がなされる。医療情報表示画面には利用者選択ボタン115、処方追加ボタン116、QR読取ボタン117等を含んでいる。所定の操作待機の後(S6017、S6018NO)、利用者選択ボタン115の選択により利用者選択が行われると(S6018YES)、利用者選択処理が行われる(S6019)。
図38に戻り、上記入力処理によって取得したい医療情報の種別と、利用者の選択処理が行われると、事業者端末からは医療情報のリクエストが送信される(S602)。当該リクエストを受信した介護支援情報等管理サーバは、スタッフ情報テーブルに格納された参照権限に基づいて、当該スタッフが医療情報(処方、病名情報など)を参照することができるか否か判定する(S604)。ここで、参照権限が無いと判定された場合(S605)、終了処理が行われる。
一方、参照権限が有ると判定された場合次に、医療情報を取得したい利用者が過去に当該地域医療システムとの間でマッチングを行っていたかを確認する(S606)。ここで、当該医療情報を取得したい利用者が過去に当該地域医療システムとの間でマッチング処理を行っていなかった場合、事業者端末には、介護支援情報等管理サーバ内の情報のみを提供・表示する処理を行う(S607)。一方、当該医療情報を取得したい利用者が当該地域医療システムと過去にマッチングを行っていた場合、既に当該利用者について介護・医療IDの対応関係テーブルを有しているので、当該ID情報を用いて、その後の医療情報の取得フローへと進む。
当該医療情報を取得したい利用者が過去に当該地域医療システムとの間でマッチング処理を行っていた場合、介護支援情報等管理サーバは取得したい医療情報のリクエストと統合医療IDとを地域医療サーバに対して送信する(S608)。当該送信内容を受信した地域医療サーバは、統合医療IDに基づいて、1又は複数の各電子カルテ情報サーバに対して、電子カルテ情報の送信リクエストを送信する(S609)。各電子カルテ情報サーバは、地域医療サーバから送信されたリクエスト内容に基づき、医療情報をそれぞれ送信する(S611)。前記各電子カルテ情報サーバから送信された医療情報は、地域医療サーバを介して、介護支援情報等管理サーバへと送信される(S612)。医療情報を受信した介護支援情報等管理サーバは、当該医療情報を一時保存し、介護支援情報等管理サーバ内の情報と共に表示するための統合処理を行う(S613とS614)。
図41は、一時保存を行う際の介護支援情報等管理サーバの処理フローである。地域医療サーバから送られてくる情報のデータ形式は、医療データの標準化を図るSS−MIXにて推奨されるデータ形式とされている。そのため、そのまま保存すれば、他の介護支援情報等との間でデータ形式が異なってしまうおそれがある。そこで、本実施形態においては、SS−MIXにて推奨されるデータ形式で受信したデータは(S6141)、一端、介護支援システムで採用されるデータ形式に変換処理された後(S6142)、変換後のデータ形式で一時保存される(S6143)。
このような構成によれば、後述するように、共通の又は類似する項目について地域医療システム側からの情報と介護支援システム側からの情報とを同時表示させる場合等に情報の取り扱いが簡便になる。
また、介護支援情報等管理サーバに保存される医療情報は、他の介護支援情報管理サーバにて管理される情報とは異なり、一時保存されるに過ぎない。従って、閲覧等が終わった段階で、若しくは閲覧等がなされた後所定の条件(所定の期間の経過など)が満たされるまでしか情報は記憶されない。このため、医療情報が介護支援情報管理サーバ上に記憶され続けることはなく、情報の安全性がより一層確保される。また、一時保存の際に、暗号化処理や一部メニューの制限などを併用すれば、より情報の安全性が担保される。
なお、閲覧を一時的なものに制限する構成は、介護支援情報等管理サーバ又は端末に情報をダウンロード・保存等させないような構成であれば、当業者にはよく知られるように、上記に限定されない。
図38に戻り、上記統合処理の後、介護支援情報等管理サーバは、地域医療システム側で管理している医療情報(例えば、電子カルテシステムから取得した処方情報など)と介護支援システム側で管理している医療情報(例えば、介護支援システムの利用者等が入力した処方情報)とを、事業者端末に対して提供する(S615)。この提供を受け、事業者端末は地域医療システム側で管理している医療情報と介護支援システム側で管理している医療情報とを同時に表示する(S616)。
すなわち、本実施形態のシステムを利用する介護事業所のスタッフ等は、医療情報タブを選択することで、地域医療システムから提供された医療情報であるか、又は介護支援システムで管理している医療情報であるかを意識することなく、当該利用者に関する医療情報をシームレスに参照することができる。これにより、介護事業所のスタッフ等は利用者の状況をより的確に把握することができる。
<4.3 医療側における介護側情報の参照処理>
次に、地域医療システム側の端末から、介護支援ネットワーク側で生成された共有対象となる医療情報(以下、介護支援システム側医療情報と記載することがある)を参照する場合の介護側における処理について図55乃至図60を参照しつつ、説明する。介護支援ネットワーク側で生成された情報のうち、地域医療システムへ提供されうる情報としては、例えばADL評価や使用薬の情報等があげられる。
次に、地域医療システム側の端末から、介護支援ネットワーク側で生成された共有対象となる医療情報(以下、介護支援システム側医療情報と記載することがある)を参照する場合の介護側における処理について図55乃至図60を参照しつつ、説明する。介護支援ネットワーク側で生成された情報のうち、地域医療システムへ提供されうる情報としては、例えばADL評価や使用薬の情報等があげられる。
図60は、外部連携設定登録画面図である。介護事業側情報欄140には連携の対象となる介護側事業所情報が、連携情報詳細欄141には連携先となる医療システムの名称や連携開始日等の情報が示されている。また、連携対象項目欄142には連携先医療システムから受け取る情報項目の選択欄が設けられており、連携を行いたい項目を選択してチェックボックス144にチェックマーク145を付けることで医療側から特定の情報のみを受け取るように設定することもできる。一般的に医療側では介護側よりも厳しい情報取り扱い基準が設けられている場合が多いために、医療側情報の取り扱いを好まない介護事業所もあるが、このように受け取り情報を任意で選択できるように構成することで介護事業所は不要な情報を受け取らずに済むという利点がある。また共有情報設定欄143では、医療側と共有される介護支援システム側医療情報について、送信するファイルの拡張子や書込頻度などの設定を行うことができる。
これらADL評価や使用薬等の介護支援システム側医療情報は、利用者等の端末7や各介護事業者等の端末7の操作により入力されて、介護支援情報等管理サーバに登録される。これらの介護支援システム側医療情報は、登録された後に即座に地域医療サーバに送られるように構成してもよいが、一定の周期毎にまとめて送るように構成してもよい。図55乃至図57では、n=1から順番に番号を割り振られた複数の介護事業所について一定時間毎に介護支援システム側医療情報がまとめて送られる場合の例を説明する。なお、図55乃至図59においては、スペースの都合により「介護支援システム側医療情報」を「共有データ」と表している。
介護支援システム側医療情報の送信時間が到来すると(S901)、介護支援情報等管理サーバにおいてはn=1の事業所について医療システムとの連携があるか否かの判定が行われ(S902〜S904)、連携が行われている場合には後述の介護支援システム側医療情報送信処理を行う(S904YES,S905)。介護支援システム側医療情報が終了(S905)、若しくは医療システムとの連携が行われていない場合には(S904NO)、当該事業所が処理を行う最後の事業所であるか否かの判定が行われ(S906)、最後の事業所でない場合にはnに1加算して次の事業所についての処理を行い、すべての事業所に関しての処理が終了するまでS903〜S906の処理を繰り返す。
次に、S905に示された介護支援システム側医療情報送信処理について図56を用いて説明する。介護支援情報等管理サーバは介護支援システム側医療情報の送信に先駆けて、送信先となる地域医療サーバに当該事業所についての介護支援システム側医療情報が保存済みであるか否かの確認を要求する(S1001〜S1003)。保存済みデータが存在しない場合には(S1003NO,S1004)、当該処理が最初の処理であると判断されて初回送信データ決定処理(S1005、詳細は後述する)が行われ、決定されたデータが地域医療サーバに送信される(S1006,S1010)。一方、保存済みデータが存在した場合には(S1003YES)地域医療サーバから当該事業所に関する介護支援システム側医療情報の最終更新時刻情報が通知され(S1007,S1008)、介護支援情報等管理サーバは受け取った最終更新時刻情報を用いて当該事業所の差分データを作成して地域医療サーバに送信する(S1009,S1010)。なお、図55,56で示された介護支援システム側医療情報の更新頻度については、図60の共有情報設定欄143の「書込頻度」にて設定することができる。
次に、S1005に示された初回送信データ決定処理の詳細について図57を用いて説明する。同図にはm=1から順番に番号を振られた複数の新規送信データについて地域医療サーバへ送信処理を行う場合の例が示されている。先ずはじめにm=1のデータ項目について初回同期範囲の設定があるか否かの判定が行われ(S1101〜S1103、図60−143)、初回同期範囲の設定がなされている場合にはその設定に従いデータ送信処理を行う(S1103YES,S1105)。一方、当該データ項目について初回同期範囲の設定がされていない場合にはシステムで任意に設定された範囲についてデータの送信処理が行われる(S1103NO,S1104)。S1104又はS1105によるデータ送信処理を行った後に当該データ項目が最後の処理項目でなかった場合にはmに1加算して次のデータ項目について同様の処理を行い、すべてのデータ項目に関しての処理が終了するまでS1102〜S1106の処理を繰り返す。なお、上述の初回同期範囲の設定については、図60の共有情報設定欄143の「初回同期範囲」にて設定することができる。
また、介護支援情報等管理サーバに登録された各事業所について複数の医療システムと連携しているような場合であれば、連携対象となる医療システム毎に連携対象事業所テーブルを参照し、データを送信するように構成してもよい。
次いで、前述の処理により地域医療サーバに登録された介護支援システム側医療情報を医療側の端末で参照する場合の構成の一例が図58に示されている。医療側における介護支援システム側医療情報の使用方法としては、例えば電子カルテ情報サーバに登録された処方・病名データを参照する際に、介護支援システム側医療情報を並べて表示するという例が考えられる。電子カルテ端末から電子カルテ情報サーバに処方・病名データの閲覧リクエストが送信されると(S1201,S1202)、電子カルテ情報サーバは閲覧対象となる利用者について介護支援システム側医療情報が保存されているか否かを地域医療サーバに問い合わせる(S1203〜S1205)。地域医療サーバに当該利用者の介護支援システム側医療情報が存在しない場合には地域医療サーバはその旨を電子カルテ情報サーバに通知し(S1205NO,S1206)、電子カルテ情報サーバはこの通知を受けて処方・病名データのみを電子カルテ端末に表示させる(S1207,S1208)。一方、地域医療サーバに当該利用者についての介護支援システム側医療情報が保存されていた場合には(S1205YES)、地域医療サーバは当該利用者の介護支援システム側医療情報を電子カルテ情報サーバに送信し(S1209,S1210)、電子カルテ情報サーバは自己に保存されていた処方・病名データとともに介護支援システム側医療情報を電子カルテ端末に表示させる(S1211,S1212)。この際、画面を上下又は左右に分割して表示することで、医療側で作成された処方・病名データと、介護側で作成されたADLデータや使用薬データを並べて閲覧することができる。
また、図59には介護支援システム側医療情報が地域医療サーバに保存されていなかった場合の一例が示されている。
電子カルテ端末から電子カルテ情報サーバに処方・病名データの閲覧リクエストが送信されると(S1301,S3202)、電子カルテ情報サーバは閲覧対象となる利用者について介護支援システム側医療情報が保存されているか否かを地域医療サーバ経由で介護支援情報等管理サーバに問い合わせる(S1303〜S1307)。介護支援情報等管理サーバに当該利用者の介護支援システム側医療情報が存在しない場合には地域医療サーバはその旨を電子カルテ情報サーバに通知し(S1307NO,S1308〜S1311)、電子カルテ情報サーバはこの通知を受けて処方・病名データのみを電子カルテ端末に表示させる(S1312,S1313)。一方、介護支援情報等管理サーバに当該利用者についての介護支援システム側医療情報が保存されていた場合には(S1307YES)、介護支援情報等管理サーバは当該利用者の介護支援システム側医療情報を電子カルテ情報サーバに送信し(S1314〜1317)、電子カルテ情報サーバは自己に保存されていた処方・病名データとともに介護支援システム側医療情報を電子カルテ端末に表示させる(S1318,S1319)。この際、画面を上下又は左右に分割して表示することで、医療側で作成された処方・病名データと、介護側で作成されたADLデータや使用薬データを並べて閲覧することができる。
電子カルテ端末から電子カルテ情報サーバに処方・病名データの閲覧リクエストが送信されると(S1301,S3202)、電子カルテ情報サーバは閲覧対象となる利用者について介護支援システム側医療情報が保存されているか否かを地域医療サーバ経由で介護支援情報等管理サーバに問い合わせる(S1303〜S1307)。介護支援情報等管理サーバに当該利用者の介護支援システム側医療情報が存在しない場合には地域医療サーバはその旨を電子カルテ情報サーバに通知し(S1307NO,S1308〜S1311)、電子カルテ情報サーバはこの通知を受けて処方・病名データのみを電子カルテ端末に表示させる(S1312,S1313)。一方、介護支援情報等管理サーバに当該利用者についての介護支援システム側医療情報が保存されていた場合には(S1307YES)、介護支援情報等管理サーバは当該利用者の介護支援システム側医療情報を電子カルテ情報サーバに送信し(S1314〜1317)、電子カルテ情報サーバは自己に保存されていた処方・病名データとともに介護支援システム側医療情報を電子カルテ端末に表示させる(S1318,S1319)。この際、画面を上下又は左右に分割して表示することで、医療側で作成された処方・病名データと、介護側で作成されたADLデータや使用薬データを並べて閲覧することができる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。
<5.システムの構成>
本実施形態においては、介護支援情報等管理サーバは、各電子カルテ情報サーバから直接医療情報を取得する。以下に、本実施形態に係るシステムの全体構成ついて、図42を参照しつつ、詳細に説明する。
本実施形態においては、介護支援情報等管理サーバは、各電子カルテ情報サーバから直接医療情報を取得する。以下に、本実施形態に係るシステムの全体構成ついて、図42を参照しつつ、詳細に説明する。
<5.1 システムの全体構成>
図42に、本実施形態に係るシステムの全体構成について記載されている。同図において、既に述べた実施形態と同様の構成については、同様の符号が付されている。既に述べた実施形態との相違点は、地域医療サーバが無く、介護支援情報等管理サーバがネットワークを介して直接各病院の電子カルテ情報サーバと接続されている点である。
図42に、本実施形態に係るシステムの全体構成について記載されている。同図において、既に述べた実施形態と同様の構成については、同様の符号が付されている。既に述べた実施形態との相違点は、地域医療サーバが無く、介護支援情報等管理サーバがネットワークを介して直接各病院の電子カルテ情報サーバと接続されている点である。
なお、各サーバに保存される内容等は既に述べた実施形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。
<6.介護支援情報等管理サーバと各電子カルテ情報サーバとの連携動作>
<6.1 マッチング処理>
介護支援システムと電子カルテ情報サーバとを連携させるためには、両システムの間で同一の利用者については同一の利用者と認識するよう介護IDとローカル医療IDとの間のマッチング処理を行う必要がある。以下では、このマッチング処理について図43を参照しつつ、詳細に説明する。
<6.1 マッチング処理>
介護支援システムと電子カルテ情報サーバとを連携させるためには、両システムの間で同一の利用者については同一の利用者と認識するよう介護IDとローカル医療IDとの間のマッチング処理を行う必要がある。以下では、このマッチング処理について図43を参照しつつ、詳細に説明する。
まず、マッチング処理を行う事業所の管理者等は、事業者端末等を介して、連携先電子カルテ情報サーバの候補リクエストを送信する(S701)。当該連携先電子カルテ情報サーバの候補リクエストを受信した介護支援情報等管理サーバは連携先候補(例えば、電子カルテ情報サーバA、電子カルテ情報サーバBなど)を提供し、事業者端末に表示させる(S702乃至S704)。次いで、管理者は、事業者端末に表示された1又は複数の連携先候補から、マッチング処理を行いたい電子カルテ情報サーバを選択する。当該選択が行われると、事業者端末から連携先電子カルテ情報サーバへの接続リクエストが行われ、当該リクエストは介護支援情報等管理サーバで受信される(S705及びS706)。次に、介護支援情報等管理サーバは、選択された電子カルテ情報サーバに接続リクエストを行い、電子カルテ情報サーバは介護支援情報等管理サーバの認証処理を行った後、接続を確立し、接続確立信号を介護支援情報等管理サーバへと送信する(S707乃至S709)。
介護支援情報等管理サーバは、接続確立信号の受信(S710)後、未だ、当該電子カルテ情報サーバとマッチング処理を行っていない利用者情報について、PDQリクエストを送信する(S711)。
電子カルテ情報サーバは、当該PDQリクエストに基づき、電子カルテ情報サーバ内に格納された利用者情報の中から、名前・性別・生年月日が合致する候補者を検索し、当該候補者情報と候補者のローカル医療IDを介護支援情報等管理サーバに向けて送信する(S712及びS713)。介護支援情報等管理サーバは、当該候補者情報と、ローカル医療IDを受信した後、当該候補情報とローカル医療IDとを事業者端末に向けて送信する(S714)。事業者端末は、介護支援情報等管理サーバから送信された未マッチング者リストと、当該候補者リストと、当該候補者のローカル医療IDとに基づいて、未マッチング者と、候補者と、当該候補者の医療IDとを、リストにして表示する(S715)。
その後、事業所の管理者等は、事業者端末に表示されたリストを目視し、確認の上、確定処理を行う(S716)。この確定処理が介護支援情報等管理サーバへと送信されることで、介護支援情報等管理サーバは連携先の電子カルテ情報サーバのローカル医療IDを保存する(S717)。これにより、介護支援情報等管理サーバに介護・医療IDの対応関係テーブルが生成される。当該保存の後、介護支援情報等管理サーバは保存した旨を事業者端末に送信し、事業者端末側では保存完了の旨を表示する(S718及びS719)。
以上述べたマッチング処理によれば、事業者端末には、最終確定前に未マッチング者リストと、マッチング候補者情報との対応関係リストが表示され、管理者等の目視確認を待って、マッチングを確定させることとしているので、マッチングミスを極力回避することができる。また、マッチングを行う事業所等の管理者においては、連携先システムを選択し、対象者を一括選択するのみで、マッチング候補リストが表示され、後はその確定を行うのみでよいので、非常に簡便な処理で、異なるシステム間のIDマッチング処理を行うことができる。
なお、本実施形態においては、マッチング処理を行う際に名前・性別・生年月日等に基づくPDQを採用したが、マイナンバー等、各システムが保有する共通の識別情報が予め存在する場合には、当該情報を用いてマッチング処理を行ってもよい。
<6.2 医療情報の参照処理>
次に、上述したマッチング処理にて生成した介護・医療IDの対応関係テーブルを用いて、介護支援システム側の端末7から、電子カルテサーバ10に蓄積された医療情報(例えば、処方情報や病名情報など)を参照する方法について、図44を参照しつつ、説明する。
次に、上述したマッチング処理にて生成した介護・医療IDの対応関係テーブルを用いて、介護支援システム側の端末7から、電子カルテサーバ10に蓄積された医療情報(例えば、処方情報や病名情報など)を参照する方法について、図44を参照しつつ、説明する。
先ず、事業所のスタッフ等は、医療情報取得ページを開き、取得したい利用者と、取得したい医療情報とを、事業者端末に入力する(S801)。
上記入力処理によって取得したい医療情報と、利用者選択処理が行われると、事業者端末からは医療情報のリクエストが送信される(S802)。当該リクエストを受信した介護支援情報等管理サーバは、スタッフ情報テーブルに格納された参照権限に基づいて、当該スタッフが医療情報(処方、病名情報など)を参照可能することができるか否か判定する(S804)。ここで、参照権限が無いと判定された場合(S805)、終了処理が行われる。
一方、参照権限が有ると判定された場合次に、医療情報を取得したい利用者が過去に当該電子カルテ情報サーバとの間でマッチングを行っていたかを確認する(S806)。ここで、当該医療情報を取得したい利用者が過去に当該電子カルテ情報サーバとの間でマッチング処理を行っていなかった場合、事業者端末には、介護支援情報等管理サーバ内の情報のみを表示する処理を行う(S807)。一方、当該医療情報を取得したい利用者が当該電子カルテ情報サーバと過去にマッチングを行っていた場合、既に当該利用者について介護・医療IDの対応関係テーブルを有しているので、当該ID情報を用いて、その後の医療情報の取得フローへと進む。
当該医療情報を取得したい利用者が過去に当該電子カルテ情報サーバとの間でマッチング処理を行っていた場合、介護支援情報等管理サーバは取得したい医療情報のリクエストとローカル医療IDとを電子カルテ情報サーバに対して送信する(S808)。各電子カルテ情報サーバは、介護支援情報等管理サーバから送信されたリクエスト内容に基づき、医療情報をそれぞれ送信する(S809及び810)。前記各電子カルテ情報サーバから送信された医療情報は、介護支援情報等管理サーバへと送信され、一時保存される(S811)。
なお、医療情報を取得したい利用者について、既に複数の電子カルテ情報サーバとマッチングを行っている場合等は、マッチングを完了している全電子カルテ情報サーバから電子カルテ情報を取得するまで、上記処理(S808乃至S811)を繰り返してもよい。
医療情報を受信した介護支援情報等管理サーバは、一時保存された医療情報を統合処理し、介護支援情報等管理サーバ内の医療情報等と共に表示するための統合処理を行う(S812)。上記統合処理の後、介護支援情報等管理サーバは、電子カルテ情報サーバ側で管理している医療情報(例えば、電子カルテシステムから取得した処方情報など)と介護支援システム側で管理している医療情報(例えば、介護支援システムの利用者等が入力した処方情報)とを、事業者端末に対して提供する(S813)。この提供を受け、事業者端末は電子カルテ情報サーバ側で管理している医療情報と介護支援システム側で管理している医療情報とを同時に表示する(S814)。
すなわち、本実施形態のシステムを利用する介護事業所のスタッフ等は、医療情報タブを選択することで、電子カルテ情報システムから提供された医療情報であるか、又は介護支援システムで管理している医療情報であるかを意識することなく、当該利用者に関する医療情報をシームレスに参照することができる。これにより、介護事業所のスタッフ等は利用者の状況をより的確に把握することができる。
図61は、介護施設のスタッフ等が被介護者に関する病名情報を設定登録する際の画面図である。記入者欄157には現在ログインしている操作者の名前が自動で表示され、スタッフ等の操作者は利用者選択欄151を押し、表示された利用者一覧から編集対象となる利用者を選択することで当該利用者の病名情報を編集可能となる。病名情報等登録欄152には、病名、治療状況、発病時期等の情報を入力することができ、情報を入力した上で登録ボタン156を押すことで利用者の病名情報を登録することができる。またこの際、開示選択欄153のチェックボックス154にチェックマーク155を入れることにより、登録した病名情報を利用者本人や家族に対して非開示とすることができる。
図62は、介護施設のスタッフ等が被介護者についての緊急連絡先を設定登録する際の画面図である。記入者欄157には現在ログインしている操作者の名前が自動で表示され、スタッフ等の操作者は利用者選択欄151を押し、表示された利用者一覧から編集対象となる利用者を選択することで当該利用者の緊急連絡先情報を編集可能となる。緊急連絡先情報登録欄158には、連絡先となる者の氏名、利用者本人との続柄、電話番号、住所、その連絡先の優先度等の情報を入力することができ、情報を入力した上で登録ボタン156を押すことで緊急連絡先情報を登録することができる。またこの際、開示選択欄159のチェックボックス154にチェックマーク155を入れることにより、登録した緊急連絡先情報を利用者本人や家族に対して非開示とすることができる。
図63は、介護施設のスタッフ等が被介護者についての治療上の注意事項等を設定登録する際の画面図である。記入者欄157には現在ログインしている操作者の名前が自動で表示され、スタッフ等の操作者は利用者選択欄151を押し、表示された利用者一覧から編集対象となる利用者を選択することで当該利用者の治療上の注意事項を編集可能となる。治療上の注意事項欄160には、治療の開始日や治療上の注意等の情報を入力することができ、情報を入力した上で登録ボタン156を押すことで治療上の注意事項を登録することができる。またこの際、開示選択欄159のチェックボックス154にチェックマーク155を入れることにより、登録した緊急連絡先情報を利用者本人や家族に対して非開示とすることができる。
本発明によれば、医療システムと連携した介護支援システムを提供することができる。
1 介護支援システム
2 地域医療システム
3 介護支援情報等管理サーバ
4 サーバ装置
5 大容量記憶部
6 ネットワーク
7 端末
8 地域医療サーバ
9 ネットワーク
10 電子カルテ情報サーバ
20 詳細表示欄
21 登録ボタン
22 詳細表示欄
23 外部連携設定欄
30 詳細表示欄
31 登録ボタン
32 詳細表示欄
33 登録ボタン
34 詳細表示欄
35 新規追加ボタン
36 連絡票一覧タブ
37 詳細表示欄
38 利用者選択ボタン
39 一時保存ボタン
40 基本情報タブ
41 詳細表示欄
42 編集ボタン
43 利用者選択ボタン
44 基本情報タブ
45 詳細表示欄
46 利用者選択ボタン
47 新規登録ボタン
50 医療情報タブ
51 詳細表示欄
52 利用者選択ボタン
53 処方追加ボタン
54 QR読取ボタン
55 医療情報タブ
56 詳細表示欄
57 利用者選択ボタン
58 新規登録ボタン
59 医療情報タブ
60 詳細表示欄
61 利用者選択ボタン
62 新規登録ボタン
63 医療情報タブ
64 詳細表示欄
65 利用者選択ボタン
66 新規登録ボタン
67 介護情報タブ
68 詳細表示欄
69 利用者選択ボタン
70 A3新規追加ボタン
80 選択肢ボタン
81 宛先選択欄
82 内容記入欄
83 送信ボタン
84 画像選択ボタン
85 表示画面
86 介護をしてもらいたい人の選択欄
87 介護をしてもらいたい人・場所等の記入欄
88 表示画面
89 選択ボタン
90 一覧表示ボタン
91 血圧表示ボタン
92 脈拍表示ボタン
93 SPO2表示ボタン
94 新規登録ボタン
95 表示画面
96 保存ボタン
97 表示画面
98 保存ボタン
99 病名記入欄
100 治療状況選択欄
101 発病時期選択欄
102 備考記入欄
105 サーバ
106 ストレージ
107 電子カルテ端末
110 基本情報タブ
111 利用者基本情報画面
112 利用者選択ボタン
113 医療情報タブ
114 医療情報表示画面
115 利用者選択ボタン
116 処方追加ボタン
117 QR読取ボタン
121 チェックマーク
122 開示先表示欄
123 チェックボックス
124 保存ボタン
128 医表示欄
130 閲覧開示先
131 利用者欄
132 利用者本人開示情報欄
133 利用者家族開示情報欄
134 介護スタッフ開示情報欄
135 チェックボックス
136 チェックマーク
137 登録ボタン
138 開示対象スタッフ欄
140 介護事業側情報欄
141 連携情報詳細欄
142 連携対象項目欄
143 共有情報設定欄
144 チェックボックス
145 チェックマーク
151 利用者選択欄
152 病名情報等登録欄
153 開示選択欄
154 チェックボックス
155 チェックマーク
156 登録ボタン
157 記入者欄
158 緊急連絡先情報登録欄
159 開示選択欄
160 注意事項欄
301 装置
302 ゲートウェイサーバ
801 装置
802 ゲートウェイサーバ
803 ストレージ
2 地域医療システム
3 介護支援情報等管理サーバ
4 サーバ装置
5 大容量記憶部
6 ネットワーク
7 端末
8 地域医療サーバ
9 ネットワーク
10 電子カルテ情報サーバ
20 詳細表示欄
21 登録ボタン
22 詳細表示欄
23 外部連携設定欄
30 詳細表示欄
31 登録ボタン
32 詳細表示欄
33 登録ボタン
34 詳細表示欄
35 新規追加ボタン
36 連絡票一覧タブ
37 詳細表示欄
38 利用者選択ボタン
39 一時保存ボタン
40 基本情報タブ
41 詳細表示欄
42 編集ボタン
43 利用者選択ボタン
44 基本情報タブ
45 詳細表示欄
46 利用者選択ボタン
47 新規登録ボタン
50 医療情報タブ
51 詳細表示欄
52 利用者選択ボタン
53 処方追加ボタン
54 QR読取ボタン
55 医療情報タブ
56 詳細表示欄
57 利用者選択ボタン
58 新規登録ボタン
59 医療情報タブ
60 詳細表示欄
61 利用者選択ボタン
62 新規登録ボタン
63 医療情報タブ
64 詳細表示欄
65 利用者選択ボタン
66 新規登録ボタン
67 介護情報タブ
68 詳細表示欄
69 利用者選択ボタン
70 A3新規追加ボタン
80 選択肢ボタン
81 宛先選択欄
82 内容記入欄
83 送信ボタン
84 画像選択ボタン
85 表示画面
86 介護をしてもらいたい人の選択欄
87 介護をしてもらいたい人・場所等の記入欄
88 表示画面
89 選択ボタン
90 一覧表示ボタン
91 血圧表示ボタン
92 脈拍表示ボタン
93 SPO2表示ボタン
94 新規登録ボタン
95 表示画面
96 保存ボタン
97 表示画面
98 保存ボタン
99 病名記入欄
100 治療状況選択欄
101 発病時期選択欄
102 備考記入欄
105 サーバ
106 ストレージ
107 電子カルテ端末
110 基本情報タブ
111 利用者基本情報画面
112 利用者選択ボタン
113 医療情報タブ
114 医療情報表示画面
115 利用者選択ボタン
116 処方追加ボタン
117 QR読取ボタン
121 チェックマーク
122 開示先表示欄
123 チェックボックス
124 保存ボタン
128 医表示欄
130 閲覧開示先
131 利用者欄
132 利用者本人開示情報欄
133 利用者家族開示情報欄
134 介護スタッフ開示情報欄
135 チェックボックス
136 チェックマーク
137 登録ボタン
138 開示対象スタッフ欄
140 介護事業側情報欄
141 連携情報詳細欄
142 連携対象項目欄
143 共有情報設定欄
144 チェックボックス
145 チェックマーク
151 利用者選択欄
152 病名情報等登録欄
153 開示選択欄
154 チェックボックス
155 チェックマーク
156 登録ボタン
157 記入者欄
158 緊急連絡先情報登録欄
159 開示選択欄
160 注意事項欄
301 装置
302 ゲートウェイサーバ
801 装置
802 ゲートウェイサーバ
803 ストレージ
Claims (8)
- 端末装置と、前記端末装置に対してネットワークを介して医療情報と介護支援情報を提供する介護支援情報管理サーバとから成る介護支援システムであって、
前記介護支援情報管理サーバは、
所定の電子カルテ情報システムを連携させた医療システムを構成する医療情報提供サーバとの間で、情報の授受を行うインタフェース部と、
前記介護支援システムの利用者の識別IDである介護IDと、前記介護IDに対応付けられた介護支援情報と、前記医療システムで管理される医療情報への前記介護支援システムの利用者のアクセス権限を規定した医療情報アクセス権限テーブルと、同一の利用者に関して、前記医療システムの利用者の識別IDである医療IDと前記介護IDとを紐付けたID対応関係テーブルと、を記憶する記憶部と、
前記端末装置からの所定の閲覧対象者に関する医療情報提供リクエストを受信した場合に、前記端末装置の利用者の介護IDと、前記医療情報アクセス権限テーブルとに基づいて、医療情報へのアクセス可否判定を行う判定部と、
前記判定部にて、医療情報へのアクセスが可能であると判定された場合に、前記閲覧対象者の介護IDと、前記ID対応関係テーブルとに基づいて、医療IDを含む医療情報リクエストを生成し、前記インタフェース部を介して、前記医療情報提供サーバに対して医療情報リクエストを送信するリクエスト送信部と、
前記医療情報リクエストに基づいて、前記インタフェース部を介して、前記医療情報提供サーバから提供された医療システム側医療情報を受信した後、前記医療システム側医療情報を前記端末装置に対して提供する医療情報提供部と、
を備える介護支援システム。 - 前記記憶部はさらに、前記介護IDに対応付けられた介護支援システム側医療情報を有し、
前記医療情報アクセス権限テーブルのアクセス権限は、前記介護支援システムの利用者の前記介護支援システム側医療情報へのアクセス権限と一致する、請求項1に記載の介護支援システム。 - 前記記憶部はさらに、前記介護IDに対応付けられた介護支援システム側医療情報を有し、
前記医療情報提供部はさらに、前記医療システム側医療情報と共に、前記介護支援システム側医療情報を提供する、請求項1に記載の介護支援システム。 - 前記記憶部はさらに、介護事業所毎に医療システムとの連携可否を指定する連携可否指定情報を有し、
当該介護事業所が医療システムと連携可能と指定されている場合には、連携先である医療システムに対して前記介護支援システム側医療情報を送信する介護側医療情報提供部が設けられている、請求項1に記載の介護支援システム。 - 前記端末装置に対して提供された医療情報は、前記端末装置には保存できない態様にて提供される、請求項1に記載の介護支援システム。
- 端末装置と、前記端末装置に対してネットワークを介して医療情報と介護支援情報を提供する介護支援情報管理サーバとから成る介護支援システムにおける前記介護支援情報管理サーバであって、
前記介護支援情報管理サーバは、
所定の電子カルテ情報システムを連携させた医療システムを構成する医療情報提供サーバとの間で、情報の授受を行うインタフェース部と、
前記介護支援システムの利用者の識別IDである介護IDと、前記介護IDに対応付けられた介護支援情報と、前記医療システムで管理される医療情報への前記介護支援システムの利用者のアクセス権限を規定した医療情報アクセス権限テーブルと、同一の利用者に関して、前記医療システムの利用者の識別IDである医療IDと前記介護IDとを紐付けたID対応関係テーブルと、を記憶する記憶部と、
前記端末装置からの所定の閲覧対象者に関する医療情報提供リクエストを受信した場合に、前記端末装置の利用者の介護IDと、前記医療情報アクセス権限テーブルとに基づいて、医療情報へのアクセス可否判定を行う判定部と、
前記判定部にて、医療情報へのアクセスが可能であると判定された場合に、前記閲覧対象者の介護IDと、前記ID対応関係テーブルとに基づいて、医療IDを含む医療情報リクエストを生成し、前記インタフェース部を介して、前記医療情報提供サーバに対して医療情報リクエストを送信するリクエスト送信部と、
前記医療情報リクエストに基づいて、前記インタフェース部を介して、前記医療情報提供サーバから提供された医療システム側医療情報を受信した後、前記医療システム側医療情報を前記端末装置に対して提供する医療情報提供部と、
を備える介護支援情報管理サーバ。 - 端末装置と、前記端末装置に対してネットワークを介して医療情報と介護支援情報を提供する介護支援情報管理サーバとから成る介護支援システムにおいて、前記端末装置に医療情報を提供する医療情報提供方法であって、
前記介護支援情報管理サーバは、
所定の電子カルテ情報システムを連携させた医療システムを構成する医療情報提供サーバとの間で、情報の授受を行うインタフェース部と、
前記介護支援システムの利用者の識別IDである介護IDと、前記介護IDに対応付けられた介護支援情報と、前記医療システムで管理される医療情報への前記介護支援システムの利用者のアクセス権限を規定した医療情報アクセス権限テーブルと、同一の利用者に関して、前記医療システムの利用者の識別IDである医療IDと前記介護IDとを紐付けたID対応関係テーブルと、を記憶する記憶部と、を有しており、
前記端末装置からの所定の閲覧対象者に関する医療情報提供リクエストを受信した場合に、前記端末装置の利用者の介護IDと、前記医療情報アクセス権限テーブルとに基づいて、医療情報へのアクセス可否判定を行う判定ステップと、
前記判定部にて、医療情報へのアクセスが可能であると判定された場合に、前記閲覧対象者の介護IDと、前記ID対応関係テーブルとに基づいて、医療IDを含む医療情報リクエストを生成し、前記インタフェース部を介して、前記医療情報提供サーバに対して医療情報リクエストを送信するリクエスト送信ステップと、
前記医療情報リクエストに基づいて、前記インタフェース部を介して、前記医療情報提供サーバから提供された医療システム側医療情報を受信した後、前記医療システム側医療情報を前記端末装置に対して提供する医療情報提供ステップと、
を備える医療情報提供方法。 - 端末装置と、前記端末装置に対してネットワークを介して医療情報と介護支援情報を提供する介護支援情報管理サーバとから成る介護支援システムにおいて、前記端末装置に医療情報を提供するサーバプログラムであって、
前記介護支援情報管理サーバは、
所定の電子カルテ情報システムを連携させた医療システムを構成する医療情報提供サーバとの間で、情報の授受を行うインタフェース部と、
前記介護支援システムの利用者の識別IDである介護IDと、前記介護IDに対応付けられた介護支援情報と、前記医療システムで管理される医療情報への前記介護支援システムの利用者のアクセス権限を規定した医療情報アクセス権限テーブルと、同一の利用者に関して、前記医療システムの利用者の識別IDである医療IDと前記介護IDとを紐付けたID対応関係テーブルと、を記憶する記憶部と、を有しており、
前記介護支援情報管理サーバに、
前記端末装置からの所定の閲覧対象者に関する医療情報提供リクエストを受信した場合に、前記端末装置の利用者の介護IDと、前記医療情報アクセス権限テーブルとに基づいて、医療情報へのアクセス可否判定を行う判定ステップと、
前記判定部にて、医療情報へのアクセスが可能であると判定された場合に、前記閲覧対象者の介護IDと、前記ID対応関係テーブルとに基づいて、医療IDを含む医療情報リクエストを生成し、前記インタフェース部を介して、前記医療情報提供サーバに対して医療情報リクエストを送信するリクエスト送信ステップと、
前記医療情報リクエストに基づいて、前記インタフェース部を介して、前記医療情報提供サーバから提供された医療システム側医療情報を受信した後、前記医療システム側医療情報を前記端末装置に対して提供する医療情報提供ステップと、
を実行させるサーバプログラム。
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JP2013132790 | 2013-06-25 | ||
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JP2014130829A Pending JP2015028772A (ja) | 2013-06-25 | 2014-06-25 | 介護支援システム |
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---|---|---|---|
JP2014130829A Pending JP2015028772A (ja) | 2013-06-25 | 2014-06-25 | 介護支援システム |
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- 2014-06-25 JP JP2014130829A patent/JP2015028772A/ja active Pending
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