JP2006085545A - 医用連携診断システム - Google Patents
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Abstract
【課題】依頼元病院の依頼医と一次診断を行う診断医と精密検査を行う紹介医が効率良く確実に連携して診断を行うことのできる医用連携診断システムを提供する。
【解決手段】S2において、依頼医はこの診断依頼票画面において依頼データを記入し、診断医に診断を依頼する。S7において診断医は診断報告書画面において画像データ、患者データ等を閲覧し、これらのデータを基に診断を行い、診断結果を診断結果記入欄に記入する。S16において依頼医は診断医が行った診断により、精密検査が必要とされた患者に対しては、紹介医に精密診断を依頼する。S24において紹介医は精密検査を行った後に、S25において、精密検査結果記入欄に精密検査の結果を記入する。
【選択図】図2
【解決手段】S2において、依頼医はこの診断依頼票画面において依頼データを記入し、診断医に診断を依頼する。S7において診断医は診断報告書画面において画像データ、患者データ等を閲覧し、これらのデータを基に診断を行い、診断結果を診断結果記入欄に記入する。S16において依頼医は診断医が行った診断により、精密検査が必要とされた患者に対しては、紹介医に精密診断を依頼する。S24において紹介医は精密検査を行った後に、S25において、精密検査結果記入欄に精密検査の結果を記入する。
【選択図】図2
Description
本発明は、診療情報を格納したデータベースを有するデータベースサーバと、ネットワーク等を介して接続された依頼医用端末、診断医用端末、精密検査結果入力端末等とから成り、複数の医師が連携して診断を行い得る医用連携診断システムに関するものである。
一般的に、病院等の医療施設において検診を行う場合には、尿検査、血液検査、問診等と共に、眼底カメラを用いて眼底写真を撮影することが行われている。また、撮影された眼底画像は同じ施設内に眼科医がいない場合には、契約した眼科医に診断を依頼することとなる。その場合に、依頼元の医療施設においては検査依頼票等の作成、眼底写真や診断報告書の送付や回収、更にはその診断報酬料の計算、支払い等の多くの事務手続きが必要であり、多大な時間と労力が必要とされる。
これらの問題を解決するために、特許文献1、2に記載されているようにネットワークに接続されたコンピュータ端末を用いて、他の医師に診断を依頼する方法も考えられている。
また、一次診断の結果、精密検査が必要とされた患者には、紹介状を作成し、専門医に紹介することが行われている。
しかしながら上述したように、診断に必要な検査データや眼底写真等を、何らかの方法で診断医に送付する必要があり多大な手間が掛かる。また、郵送等では途中でフィルムや報告書が紛失してしまう虞れもある。更には、フィルム等の画像と患者データや検査データ、更には眼科医で作成した報告書と併せて管理する必要があり、事務的に多大な労力が必要となってしまうという問題がある。
また、この一次診断の結果は、医療施設から患者に対して報告され、精密検査が必要であると診断された患者に対しては、その結果と共に適当な精密検査を受けることができる施設を紹介する。その際に、紹介先の病院との連絡や紹介状作成等の事務手続きが必要になるという問題が生ずる。
更には、紹介された患者が実際に紹介先施設において検査を受けたか否か、精密検査の結果がどうであったかが、依頼元両院の依頼医には知らされないという問題もある。また、一次検査の結果、擬陽性との診断が精密検査でどの程度の確度で診断されたか等は知ることができない。
本発明の目的は、上述の問題点を解消し、一次診断において精密検査を必要とする患者に対して適切な病院を紹介し、紹介先の医療施設において精密検査を行った後に、診断結果を依頼元の医療施設に報告し、更には必要に応じて、その精密検査の報告に対して簡単かつ確実に対価を計算し、課金、配金を行うことができる医用連携診断システムを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の要旨は、診療情報を格納するデータベースを有するデータベースサーバと、該データベースサーバに接続し依頼元施設が利用する依頼医用端末と、前記データベースサーバに接続し一次診断施設が利用する診断医用端末と、前記データベースサーバに接続し精密検査施設又は依頼元施設が利用する精密検査結果入力端末とから構成した医用連携診断システムにおいて、前記依頼医用端末は検査データを依頼医の固有情報と共に前記データベースに登録する検査データ登録手段とを有し、前記診断医用端末は前記データベースに登録した検査データを閲覧する閲覧手段と、該閲覧した検査データに対する一次診断結果を診断医の固有情報と共に前記データベースに登録する一次診断結果登録手段とを有し、前記精密検査結果入力端末は、前記一次診断結果により精密検査が必要とした患者の精密検査結果を精密検査医の固有情報と共に前記検査データ及び前記一次診断結果と関連付けて前記データベースに登録する精密検査結果登録手段を有することを特徴とする医用連携診断システムである。
本発明に係る医用連携診断システムによれば、複数の依頼医、一次診断を行う診断医、精密検査を行う紹介医が、それぞれの端末を用いてそれぞれの固有情報と検査結果や診断結果をデータベースサーバに登録することにより、効率良く確実に複数の医師が連携して診断を行うことができる。
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は本実施例の構成図を示し、検査センタ等の依頼元病院1は、眼底画像を撮影するための眼底カメラ2と、撮影した眼底画像と共に検査情報と患者情報等を関連付け、診断医に診断依頼を行うための依頼医用端末3を有している。更に、依頼元病院1には患者情報データベース4が設けられており、患者の受付時に登録した患者情報が格納され、この患者情報データベース4はLANやインタネット等のネットワークを介して眼底カメラ2と依頼医用端末3に接続されており、眼底画像撮影時又は撮影後の診断依頼をする際に、患者情報を検索、参照することが可能とされている。
図1は本実施例の構成図を示し、検査センタ等の依頼元病院1は、眼底画像を撮影するための眼底カメラ2と、撮影した眼底画像と共に検査情報と患者情報等を関連付け、診断医に診断依頼を行うための依頼医用端末3を有している。更に、依頼元病院1には患者情報データベース4が設けられており、患者の受付時に登録した患者情報が格納され、この患者情報データベース4はLANやインタネット等のネットワークを介して眼底カメラ2と依頼医用端末3に接続されており、眼底画像撮影時又は撮影後の診断依頼をする際に、患者情報を検索、参照することが可能とされている。
更に、依頼元病院1の依頼医用端末3は、LANやインタネット等のネットワークを介してデータベースサーバ5に接続されている。このデータベースサーバ5は、診断データを管理する診療情報データベース、診断依頼のオーダを管理するオーダ管理データベース、登録している依頼医のデータを管理する依頼医データベース、登録している診断医のデータを管理する診断医データベース、課金・配金の管理を行う課金データベース、精密検査の紹介先を管理する紹介先病院データベースを有している。なお、このデータベースサーバ5は依頼元病院1の施設内にあってもよいし、依頼元病院1とは別の場所にあってインタネット等の公共のネットワークでアクセス可能な施設であっても支障はない。
このデータベースサーバ5には、LANやインタネット等のネットワークを介して、診断医A、B、Cの診断用端末6A、6B、6C、紹介先病院Dの紹介医用の精密検査結果入力端末7等が接続されている。診断医A、B、Cはそれぞれ診断医用端末6A、6B、6Cを使用して、データベースサーバ5にアクセスすることにより、自己に課された診断依頼を閲覧し診断結果を入力し、データベースサーバ5に送信することにより診断結果のデータを登録することができる。
診断医は予めデータベースサーバ5に登録されているIDとパスワードを診断医用端末6から入力することにより、データベースサーバ5内の診断医データベースに問い合わせ、本人の認証を行うことにより、依頼された医療情報の閲覧が可能となる。これにより診断医以外によるデータの閲覧を防止し、また複数の診断医が1台の診断医用端末6を共有して使用することも可能となる。
なお認証の手段としては、指紋や虹彩等を用いた生体認証を用いることにより、なりすましによる閲覧や操作ができないように、より厳密な認証も可能である。また、診断に使用するアプリケーションをウェブベースとして標準のブラウザを用いて依頼、閲覧、診断報告等の必要な操作をすることにより、診断医用端末6の種類やOSに関係なく、何れの診断医用端末6からでも依頼された診断を処理することができる。
紹介先病院Dは精密検査結果入力端末7を有しており、紹介先病院Dの紹介医は、診断医A、B、Cと同様にLANやインタネット等のネットワークを介してデータベースサーバ5にアクセスすることができる。
紹介医も診断医と同様に、予めデータベースサーバ5に登録されているIDとパスワードを精密検査結果入力端末7から入力することにより、データベースサーバ5内の紹介先病院データベースに問い合わせを行い、本人の認証を行うことにより、紹介された患者の医療情報の閲覧が可能となる。これにより、紹介医以外のデータの閲覧を防止し、また複数の紹介医が1台の精密検査結果入力端末7を共有して使用することも可能である。
紹介医はデータベースサーバ5内の診療情報データベースを検索することにより、依頼元病院1の依頼医から自己に紹介された患者のデータを閲覧することができる。また精密検査を行った際には、その精密検査の結果を入力し、データベースサーバ5に送信することにより、診療情報データベースに精密検査の結果のデータを登録することができる。
図2はこの医用連携診断システムを用いて複数の医師が連携して診断を行う場合のフローチャート図を示している。先ず、ステップS1において依頼元病院1では、眼底カメラ2に接続された図示しない磁気カードリーダやバーコードリーダ等のデータ入力装置を介して、患者のカードから患者ID等の患者データを読み込む。続いて、眼底カメラ2の撮影条件を整えた後に、患者の眼底画像を撮影すると共に、撮影された眼底画像は患者IDと関連付けられて依頼医用端末3上に表示される。
依頼元病院1の依頼医は、予めデータベースサーバ5に登録されているIDとパスワードを依頼医用端末3から入力することにより、データベースサーバ5の依頼医データベースに問い合わせを行い、本人の認証を行うことにより、依頼医用端末3の操作が可能となる。これにより、依頼医以外がデータの閲覧をすることを防止し、また複数の依頼医が1台の依頼医用端末3を共有して使用することも可能である。
依頼医が依頼医用端末3を操作すると、図3に示すような診断依頼票画面11が表示され、眼底カメラ2により撮影された画像を基に、画像番号、撮影装置、撮影日時、左右眼の区別等の画像データ12、眼底画像と関連付けられた患者IDを基に、ネットワーク接続された患者情報データベース4を検索して、得られた氏名、性別、生年月日、体重、血圧等の患者に対する患者データ13を読み込み、検査日時、担当医師名、検査目的、診断報告の期限等の依頼データ14が併せて表示される。更に、この診断依頼票画面11には診断医選択設定釦15、診断依頼釦16が表示され検査番号も表示される。
ステップS2において、依頼元病院1の依頼医は、この診断依頼票画面11において依頼データ14を記入する。この際に、患者データ13は必要に応じて追加・訂正することも可能である。また、この患者データ13は患者情報データベース4を検索せずに、この診断依頼票画面11で入力することもできる。
続いてステップS3において、依頼医がこの診断依頼票画面11の診断依頼釦16をクリックすると、データベースサーバ5に診断依頼票及び眼底画像が送信される。データベースサーバ5は受診したデータの各項目について不備がないことを確認した後に、診療情報データベースに登録する。
ステップS4において、データベースサーバ5は診断依頼票と画像データ12をオーダ管理データベースに関連付けて登録し、診断依頼の発生日時、現在の診断待ち等のデータと共に記録する。
次に、ステップS5において、この診断依頼について予め設定された一次診断を行う診断医が、診断医データベースより検索され、診断医に対して診断依頼が発生したことを電子メール送信等の手段により連絡すると同時に、その診断医に対する診療情報データベースのアクセスレベルの設定を「閲覧・報告可能」に変更する。
ステップS6において、例えば診断医Aは診断依頼が発生したことを連絡を受信すると、診断医用端末6Aを介してデータベースサーバ5にアクセスを行うと、診断医用端末6A上に図4に示すような診断依頼リスト画面21が表示される。この診断依頼リスト画面21には、診断リスト22、表示釦23が表示されている。
診断医Aはこの診断依頼リスト画面21の診断リスト22から選択し、表示釦23をクリックすると、図5に示すような診断報告書画面31が表示される。この診断報告書画面31には画像データ12、患者データ13、依頼データ14等の診断に必要なデータが表示されていると共に、診断医Aが表示されたデータを基に、読影・診断した結果を入力することができる一次診断結果記入欄32が設けられ、病名や所見コメントなどを記入できるようになっている。更に、この診断報告書画面31には再検査依頼釦33、報告書登録釦34が設けられ、診断依頼番号も表示されている。
診断医Aに対して表示されるデータは、依頼元病院1の依頼医が患者のプライバシを守るために診断に必要な項目のみに限られており、患者の住所、電話番号等の個人情報は診断医Aが閲覧することはできないようになっている。また、検査番号はデータベースサーバ5において発番した診断依頼番号のみが表示され、診断医Aには依頼元病院1での検査番号を表示しないため、患者を特定できる個人情報等プライバシが漏洩することはない。これにより、診断医Aには診断に必要な情報のみを公開しながらも、依頼元病院1の依頼医は患者の個人情報等プライバシの機密を保持することができる。
診断医Aはこの診断報告書画面31に表示された情報を基に、再検査依頼釦33、報告書登録釦34のうちの何れかを選択する。診断医Aは表示された眼底画像の画質が読影・診断するために不十分であったり、又は血圧や血糖値等の患者データ13に疑問がある等の判断をした場合には、再検査依頼釦33をクリックすることにより、この診断依頼をキャンセルし、依頼元病院1において再撮影又は再検査するように依頼をすることができる。
次に、ステップS7において診断医Aは診断報告書画面31で、画像データ12、患者データ13等を閲覧し、これらのデータを基に読影・診断を行い、病名や所見コメント等の診断結果を一次診断結果記入欄32に入力する。
ステップS8において、報告書登録釦34をクリックすると、一次診断結果記入欄32のデータがデータベースサーバ5に送信される。
ステップS9において、データベースサーバ5は診断医Aから送信された一次診断結果記入欄32のデータに不備がないことを確認した後に、診療情報データベースに診断結果を登録し、オーダ管理データベース上のステータスを診断済/確認待ちに変更する。
続いてステップS10において、診断医Aから診断報告がなされたことを、依頼元病院1の依頼医に診断報告完了通知をメール等を介して送信する。ステップS11において、診断報告完了通知のメールを受けた依頼元病院1の依頼医は、データベースサーバ5にアクセスすると、図6に示すような診断報告確認書画面41が表示される。この診断報告確認書画面41には、画像データ12、患者データ13、依頼データ14、一次診断結果記入欄32と共に、再診断依頼釦42、依頼元確認釦43が表示される。
依頼元病院1の依頼医は、一次診断結果記入欄32の内容を確認し、ステップS12において依頼元確認釦43をクリックすると、確認情報がデータベースサーバ5に送信される。この診断報告確認書画面41においては機密保持のために情報非公開にする必要はなく、診断依頼票画面11と同様に、依頼元病院1の検査番号や患者の個人情報も表示されている。
続いて、ステップS13において、データベースサーバ5はオーダ管理データベースでステータスを検査終了として一次診断を完了し、ステップS14において診断医データベースに診断報告を行った実績を登録し、課金データベースに診断料の課金・配金のデータを登録する。ステップS15において、この一次診断に対する処理が終了したことを連絡するメールを、依頼元病院1の依頼医と、一次診断を行った診断医Aに対して送信し、診断報告のステップが完了する。
次に、ステップS16において、診断医Aが行った診断により精密検査が必要とされた患者に対しては、データベースサーバ5の紹介先病院データベースから精密検査を受けるために最適な紹介先病院を選択し、紹介医と依頼元病院1の依頼医にその旨の連絡を行いステップS17に進み、精密検査が不要な場合にはステップS18に進み終了する。
データベースサーバ5上の紹介病院データベースには、その病院に勤務する医師名、それぞれの専門分野、勤務日等が登録されている。そして、ステップS17において、患者の来院の利便を考慮して患者の住所に近い病院を選択したり、症状等の一次診断の結果を考慮して紹介先病院を選択したり、様々な紹介の条件の組み合わせにより選択することも可能である。
精密検査の必要な患者に対して紹介先病院の選択が行われると、データベースサーバ5は紹介状を自動的に作成する。ステップS19において依頼元病院1の依頼医は依頼医用端末3を用いてデータベースサーバ5にアクセスし、この紹介状を印刷して患者に送付する。この紹介状には患者名、紹介先病院名と共に、検査番号が記載されている。
ステップS20において、患者が精密検査のために、例えば紹介先病院Dに来院した際には紹介状を基に患者登録する。そして、ステップS21において、紹介先病院Dから精密検査結果入力端末7を介して検査番号をデータベースサーバ5に送信する。ステップS22において、データベースサーバ5は紹介先病院Dの精密検査結果入力端末7から送信された検査番号を確認した後に、一次診断の診断報告書を公開する。
図7は精密検査結果入力端末7に表示される紹介患者精密検査リスト画面51を示している。この紹介患者精密検査リスト画面51には、データベースサーバ5により紹介された患者のリスト52、表示釦53が表示されており、患者が来院した際に紹介状に記載されている検査番号を選択し、表示釦53をクリックすると、図8に示す一次診断結果表示画面61が表示される。この一次診断結果表示画面61には、画像データ12、患者データ13、依頼データ14、一次診断結果記入欄32と共に、精密検査報告書表示釦62が表示される。
データベースサーバ5では検査番号が送信され、紹介先病院Dであることを確認した後に、一次診断結果を紹介先病院Dに公開する。ステップS23において、この検査番号の受け付けにより、紹介状を持って患者が来院したと判断し、依頼元病院1の依頼医への紹介料を課金データベースに課金・配金のデータを登録する。
図8に示す一次診断結果表示画面61においては、画像データ12、患者データ13、依頼データ14、一次診断結果記入欄32が表示される。ここでは、患者が来院しており機密にすべき情報はないので全ての情報が表示されている。この一次診断結果表示画面61から精密検査報告書表示釦62をクリックすると、図9に示す精密検査報告書画面71が表示される。この精密検査報告書画面71には、画像データ12、患者データ13、依頼データ14、一次診断結果記入欄32と共に、精密検査結果記入欄72、精密検査報告書登録釦73が表示される。
ステップS24において、紹介先病院Dの紹介医は精密検査を行った後に、ステップS25で精密検査結果記入欄72に精密検査の結果を記入した後に、ステップS26において精密検査報告書登録釦73をクリックすることにより、データベースサーバ5に精密検査結果記入欄72のデータの送信を行う。
ステップS27において、データベースサーバ5はこのデータに不備がないことを確認した後に、診療情報データベースに精密検査の結果を登録し、オーダ管理データベース上のステータスを精密検査報告済み/確認待ちに変更する。
続いてステップS28において、精密検査が完了したことを依頼元病院1の依頼医に電子メールを介して精密検査報告完了通知を送信する。精密検査終了通知を受信した依頼元病院1の依頼医は、データベースサーバ5にアクセスすると、図10に示すような精密検査報告確認書画面81が表示される。この精密検査報告確認書画面81には、画像データ12、患者データ13、依頼データ14、一次診断結果記入欄32、精密検査結果記入欄72と共に、依頼元確認釦82、再検査依頼釦83が表示される。
ステップS29において、依頼元病院1の依頼医は精密検査報告書記入欄72の結果を確認した後に、ステップS30において依頼元確認釦82をクリックすると、その確認情報がデータベースサーバ5に送信される。また、再検査依頼釦83をクリックすると、紹介先病院Dに再検査を依頼することができる。
ステップS31において、データベースサーバ5はオーダ管理データベースのステータスを精密検査終了に更新し、紹介先病院データベースに精密検査報告を行った実績を登録し、課金データベースに精密検査報告料の課金・配金のデータを登録する。
最後にステップS33において、この精密検査に対する処理が終了したことを依頼元病院1の依頼医と、一次診断を行った診断医A、紹介先病院Dの紹介医に対して送信して、ステップS18に進み検査が終了する。
精密検査の結果は診療データベースとして検索、閲覧等できるため、今後の診断時に参照する等有効利用が可能である。更には、一次診断の擬陽性中の有所見率が低すぎると無駄な精密検査をしている割合が高いことになり、有所見率が高すぎると一次診断での見落としの割合が多いことに繋がり、診断医の実績の判定に用いることができる。
更に、本発明では次に列挙するような利点が得られる。
(1)検診時の眼底画像のCAD(コンピュータ自動診断)のアルゴリズム開発のためのデータベースとして用いることができ、とても有用である。
(2)一次診断結果と精密検査結果から統計的に処理されたデータは、今後の診断時に有効利用が可能である。
(3)検診時の眼底画像のCAD(コンピュータ自動診断)のアルゴリズム開発のためのデータベースとして用いることができる。
(4)一次診断結果の擬陽性中の有所見率を一次診断医毎に集計することにより、診断医の成績を判定することが可能となる。
(5)精密検査の結果や症例毎の有所見率等は、診療データベースとして検索、閲覧を可能にすることにより今後の診断時に有効利用が可能である。
(6)依頼票、報告書、請求書、フィルムのやりとり、料金の支払い等の面倒な事務手続きをすることなく、診断依頼、一次診断結果、一次診断結果にて精密検査が必要と判断された患者に対して精密検査施設を紹介し、診断依頼、一次診断結果、精密検査結果に対して簡単、確実に対価を計算し課金・配金を行うことができる。
(7)紹介先の医療施設でその患者の精密検査の結果を依頼元の医療施設に医用連携診断システムを介して報告することにより、精密検査の結果と一次診断の結果を関連付けてデータベースに登録することにより、精密検査の結果は診療データベースとして検索、閲覧等できるため今後の診断に有用である。
(8)一次診断の擬陽性率等の統計処理することにより、診断医の実績の判定に用いたり、或いは検診時の眼底画像のCAD(コンピュータ自動診断)のアルゴリズム開発のためのデータベースとして用いることができる。
なお、本実施例においては、一次診断を行う診断医Aと、精密検査を行う紹介先病院Dは異なるものとしたが、同一の施設であってもよい。また、その場合には同一の端末を介して診断、検査結果を入力することができる。
また、依頼医は精密検査結果入力端末7を持たない紹介先病院Dの検査の結果を直接入力することも可能である。
1 依頼元病院
2 眼底カメラ
3 依頼医用端末
4 患者情報データベース
5 データベースサーバ
6 診断医用端末
7 精密検査結果入力端末
11 診断依頼票画面
12 画像データ
13 依頼データ
14 患者データ
21 診断依頼リスト画面
31 診断報告書画面
32 診断結果記入欄
41 診断報告確認書画面
51 患者紹介精密検査リスト画面
61 一次診断結果表示画面
71 精密検査報告書画面
72 精密検査結果記入欄
81 精密検査報告書確認画面
2 眼底カメラ
3 依頼医用端末
4 患者情報データベース
5 データベースサーバ
6 診断医用端末
7 精密検査結果入力端末
11 診断依頼票画面
12 画像データ
13 依頼データ
14 患者データ
21 診断依頼リスト画面
31 診断報告書画面
32 診断結果記入欄
41 診断報告確認書画面
51 患者紹介精密検査リスト画面
61 一次診断結果表示画面
71 精密検査報告書画面
72 精密検査結果記入欄
81 精密検査報告書確認画面
Claims (7)
- 診療情報を格納するデータベースを有するデータベースサーバと、該データベースサーバに接続し依頼元施設が利用する依頼医用端末と、前記データベースサーバに接続し一次診断施設が利用する診断医用端末と、前記データベースサーバに接続し精密検査施設又は依頼元施設が利用する精密検査結果入力端末とから構成した医用連携診断システムにおいて、前記依頼医用端末は検査データを依頼医の固有情報と共に前記データベースに登録する検査データ登録手段とを有し、前記診断医用端末は前記データベースに登録した検査データを閲覧する閲覧手段と、該閲覧した検査データに対する一次診断結果を診断医の固有情報と共に前記データベースに登録する一次診断結果登録手段とを有し、前記精密検査結果入力端末は、前記一次診断結果により精密検査が必要とした患者の精密検査結果を精密検査医の固有情報と共に前記検査データ及び前記一次診断結果と関連付けて前記データベースに登録する精密検査結果登録手段を有することを特徴とする医用連携診断システム。
- 前記精密検査結果入力端末は前記依頼医用端末と兼用することを特徴とする請求項1に記載の医用連携診断システム。
- 前記精密検査結果入力端末は前記診断医用端末と兼用することを特徴とする請求項1に記載の医用連携診断システム。
- 前記データベースサーバは、前記データベースに登録した複数の一次診断結果とそれに関連付けて登録した複数の前記精密検査結果を、前記精密検査結果毎又は一次診断医毎に集計し統計処理を行う統計処理手段を有することを特徴とする請求項1に記載の医用連携診断システム。
- 前記統計処理手段の結果を基に、診断医の診断成績を評価する診断成績評価手段を有することを特徴とする請求項4に記載の医用連携診断システム。
- 前記統計処理手段の結果を公開する統計処理結果公開手段を有することを特徴とする請求項4に記載の医用連携診断システム。
- 前記データベースサーバは、前記診断医用端末から送信された診断依頼、前記診断医用端末から送信された一次診断結果、前記精密検査結果入力端末から送信された精密検査結果に対し、診断料や登録料を一元的に管理し、課金・配金を行う課金サーバを有し、診断依頼元への課金、一次診断結果登録元への配金、精密検査結果登録元への配金を行うことを特徴とする請求項1に記載の医用連携診断システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
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