JP2010039900A - 診断依頼支援装置、医師検索装置、診断依頼方法および画像診断管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像診断を依頼しようとする依頼元医療機関が他の医療機関の医師に対し、診断依頼を容易かつ迅速に行うことができる技術の提供を目的とする。
【解決手段】診断情報管理装置は、依頼先医療機関において画像診断の依頼にかかる医用画像の表示に必要な画像表示能力を有する機器および依頼に適合する画像診断を行うことができる対象医師の抽出を行うための条件を設定することにより、設定した条件と、医師検索装置が記憶している領域情報、医師情報および対象医師の位置情報とを対比して、依頼に即時に対応可能な対象医師を抽出することができる。
【選択図】図1
【解決手段】診断情報管理装置は、依頼先医療機関において画像診断の依頼にかかる医用画像の表示に必要な画像表示能力を有する機器および依頼に適合する画像診断を行うことができる対象医師の抽出を行うための条件を設定することにより、設定した条件と、医師検索装置が記憶している領域情報、医師情報および対象医師の位置情報とを対比して、依頼に即時に対応可能な対象医師を抽出することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、医療機関の間で診断を依頼する際、当該依頼の対象となる医師の選定および診断の依頼を行うための装置についての技術に関する。
医療機関において患者の診断をするにあたり、専門医の判断を必要とする場合がある。しかしながら、医療機関によっては、受け付けた患者の症状の専門性によって、その診断が困難である場合がある。これに対し従来、それぞれ距離が隔たれた複数の医療機関の間で、ネットワーク上で患者の診断や検査にかかるデータを送受信し合うことにより、遠隔地における患者の診断を可能とする提案がなされてきた。
例えば、次のような方法が提案されている。すなわち、ネットワークに接続された機器を、遠隔操作によって医師が操作し、当該機器により患者データ(検査のデータ等)を取得する。この取得された患者データは当該医師側に伝送される。当該医師は、伝送されたデータに基づいて診断を行い、その結果を患者に通知する。これに並行して他の医師が蓄積された同じデータに基づいて診断し、その結果を患者に通知する(例えば特許文献1)。このような構成によって、遠隔地にいる患者のデータを複数の医師に提示することができ、あわせて複数の医師による診断結果を得ることができる。
また近年、医療分野においては、超音波診断装置、X線CT(Computer Tomography)装置やMRI(Magnetic Resonance Imaging)装置などの医用画像診断装置の技術革新により、多くの医療機関でこのような医用画像診断装置が導入され、画像診断が盛んに行われるようになってきた。ところが従来、医療機関によっては画像データを読影して診断を行う画像診断医を十分確保することができないことがある。これに対して従来、次のような医用画像診断管理装置が提案されている。
例えば、医用画像診断管理装置は、診断を依頼された複数の画像データを受信し、それぞれを画像データベースを用いて保存する。さらに医用画像診断管理装置は、この画像データベースに基づいて、診断依頼にかかる画像データのリストを作成する。このリストには、依頼に基づいて診断が行われたか否かを表示する欄が設けられている(例えば特許文献2参照)。このような構成によって、医療機関が画像診断医を十分に確保できなくても、遠隔地における画像診断医がこのようなリストを参照することにより、未だ診断がなされていない画像データをデータベースから取得し、診断を行うことができる。
特開2006−277559号公報
特開2006−172131号公報
このように遠隔地にある医療機関の間において、ネットワーク上で患者の診断・検査にかかるデータを送受信することができ、患者の診断を行うためのネットワークが複数提案されているが、診断結果を受けるまでに時間がかかってしまう場合がある。
例えば特許文献1においては、遠隔地の医師に診断を依頼するにあたり、当該遠隔地の医師のスケジュールを確認し、さらにその医師が空いている時間を確認しなければならない。また、特許文献1によっては複数の医師による診断結果を受けることができるが、最初の診断結果について他の医師が自発的に当該診断結果を参照するという行為がなければ、診断結果が蓄積されない上に、診断結果を受けるまでに時間がかかってしまうおそれがある。
また、特許文献2においては、他の病院の医師(特許文献2における、図1「読影医師223」)が能動的にリストを参照するという行為がなければ、他の病院で画像診断が受け付けられない。したがって、画像診断の受付までに時間を要し、診断結果を受けるまでに時間がかかってしまうおそれがある。
このように、特許文献1および特許文献2においては、遠隔地における複数の医療機関の医師に診断を依頼することができ、医療機関における専門医等、医師の不足による患者の診断の困難性を解消することができる反面、診断依頼時において迅速に診断結果を取得したい場合であっても、これら複数の医師が能動的に当該依頼を認識するまでは、いつまでも診断結果を取得することができない。
また特許文献1および特許文献2においては、これら複数の医師から、診断が可能な医師を探索するという作業が必要となり、医療機関にとって煩雑であり、負担となってしまうおそれがある。
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、他の医療機関の医師に対し、診断依頼を容易かつ迅速に行うことができる技術の提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の本発明は、依頼元医療機関から依頼先医療機関に対し画像診断の依頼を行う診断依頼支援装置であって、前記依頼先医療機関内で前記画像診断を行うことができる診断領域を示す領域情報をあらかじめ記憶する記憶手段と、依頼対象となる複数の対象医師それぞれの位置を示す位置情報を受信するとともに、該対象医師の位置情報および前記領域情報を参照することにより、該対象医師の位置が、前記記憶手段に記憶されたいずれかの前記診断領域内にあるかを判断する診断可能者抽出手段と、前記診断可能者抽出手段により、前記対象医師の位置が前記診断領域内にあると判断されたことを受けて、当該位置にいる当該対象医師に対し、前記画像診断の依頼を実行する診断依頼手段を備えたこと、を特徴とする診断依頼支援装置である。
また、請求項5に記載の本発明は、依頼元医療機関から依頼先医療機関へ診断の依頼をするにあたり、依頼対象となる対象医師の検索を行う医師検索装置であって、前記依頼先医療機関内で診断を行うことができる診断領域を示す領域情報をあらかじめ記憶する記憶手段と、前記対象医師それぞれの位置を示す位置情報を受信して、該対象医師の位置情報および前記領域情報を対比することにより、前記記憶手段に記憶されたそれぞれの前記診断領域内に存在する該対象医師を抽出し、さらに抽出結果を前記依頼元医療機関に送信する、診断可能者抽出手段と、を備えたこと、を特徴とする医師検索装置である。
また、請求項8に記載の本発明は、依頼対象となる複数の対象医師それぞれの位置を示す位置情報を受信する位置情報受信手段と、依頼先医療機関内の診断領域および該診断領域内における画像表示手段の画像表示能力を示す領域情報をあらかじめ記憶する記憶手段とを有し、依頼元医療機関から依頼先医療機関に対し、画像診断の依頼を行うための診断依頼支援装置による診断依頼方法であって、前記依頼にかかる医用画像の表示をするために、機器に対し要求される要求能力を示す情報を含んだ抽出条件を、前記依頼元医療機関から受信する第1の工程と、前記抽出条件を受信したこと応じて、該抽出条件と前記領域情報とを対比し、前記要求能力を満たす前記画像表示能力を有する前記画像表示手段を抽出することによって、前記診断領域を特定する第2の工程と、前記位置情報と前記領域情報とを対比して、前記対象医師のうち、前記特定された診断領域内にいる医師を抽出する第3の工程と、前記抽出した医師に対し、前記依頼にかかる画像診断の内容の情報とともに、該画像診断を依頼する旨を通知する第4の工程と、を備えたこと、を特徴とする診断依頼方法である。
また、請求項9に記載の本発明は、依頼元医療機関の依頼元端末がサーバーに、依頼にかかる医用画像を記憶させるステップと、前記依頼元端末が、前記医用画像の表示に要求される画像表示能力を含む抽出条件を医師検索装置に送信するステップと、前記医師検索装置が、前記抽出条件を受信したことに応じて、該医師検索装置の記憶手段から、依頼先医療機関内の各診断領域の情報と、該各診断領域における画像表示手段の画像表示能力とが、それぞれ互いに対応付けられている領域情報を読み出すステップと、前記領域情報と前記抽出条件とを参照することにより、該抽出条件における画像表示能力を満たす画像表示能力を有する該画像表示手段を抽出するステップと、前記画像表示手段の前記抽出の結果、前記診断領域のうち、該抽出された該画像表示手段に対応する領域を抽出するステップと、前記依頼の対象となる複数の対象医師それぞれの位置を示す位置情報を受信することにより、前記対応する領域と該位置情報それぞれを対比し、いずれかの該対応する領域に存在する医師を抽出するステップと、前記依頼元端末が前記診断可能医師の情報を受信し、該診断可能医師に前記医用画像の画像診断の依頼を通知するステップと、前記依頼先医療機関の依頼元端末が前記依頼の通知を受信したことに応じて前記サーバーから該当する前記医用画像を読み出すステップと、前記医用画像の画像診断の結果を前記依頼元端末に送信するステップと、を備えたこと、を特徴とする画像診断管理方法である。
また、請求項5に記載の本発明は、依頼元医療機関から依頼先医療機関へ診断の依頼をするにあたり、依頼対象となる対象医師の検索を行う医師検索装置であって、前記依頼先医療機関内で診断を行うことができる診断領域を示す領域情報をあらかじめ記憶する記憶手段と、前記対象医師それぞれの位置を示す位置情報を受信して、該対象医師の位置情報および前記領域情報を対比することにより、前記記憶手段に記憶されたそれぞれの前記診断領域内に存在する該対象医師を抽出し、さらに抽出結果を前記依頼元医療機関に送信する、診断可能者抽出手段と、を備えたこと、を特徴とする医師検索装置である。
また、請求項8に記載の本発明は、依頼対象となる複数の対象医師それぞれの位置を示す位置情報を受信する位置情報受信手段と、依頼先医療機関内の診断領域および該診断領域内における画像表示手段の画像表示能力を示す領域情報をあらかじめ記憶する記憶手段とを有し、依頼元医療機関から依頼先医療機関に対し、画像診断の依頼を行うための診断依頼支援装置による診断依頼方法であって、前記依頼にかかる医用画像の表示をするために、機器に対し要求される要求能力を示す情報を含んだ抽出条件を、前記依頼元医療機関から受信する第1の工程と、前記抽出条件を受信したこと応じて、該抽出条件と前記領域情報とを対比し、前記要求能力を満たす前記画像表示能力を有する前記画像表示手段を抽出することによって、前記診断領域を特定する第2の工程と、前記位置情報と前記領域情報とを対比して、前記対象医師のうち、前記特定された診断領域内にいる医師を抽出する第3の工程と、前記抽出した医師に対し、前記依頼にかかる画像診断の内容の情報とともに、該画像診断を依頼する旨を通知する第4の工程と、を備えたこと、を特徴とする診断依頼方法である。
また、請求項9に記載の本発明は、依頼元医療機関の依頼元端末がサーバーに、依頼にかかる医用画像を記憶させるステップと、前記依頼元端末が、前記医用画像の表示に要求される画像表示能力を含む抽出条件を医師検索装置に送信するステップと、前記医師検索装置が、前記抽出条件を受信したことに応じて、該医師検索装置の記憶手段から、依頼先医療機関内の各診断領域の情報と、該各診断領域における画像表示手段の画像表示能力とが、それぞれ互いに対応付けられている領域情報を読み出すステップと、前記領域情報と前記抽出条件とを参照することにより、該抽出条件における画像表示能力を満たす画像表示能力を有する該画像表示手段を抽出するステップと、前記画像表示手段の前記抽出の結果、前記診断領域のうち、該抽出された該画像表示手段に対応する領域を抽出するステップと、前記依頼の対象となる複数の対象医師それぞれの位置を示す位置情報を受信することにより、前記対応する領域と該位置情報それぞれを対比し、いずれかの該対応する領域に存在する医師を抽出するステップと、前記依頼元端末が前記診断可能医師の情報を受信し、該診断可能医師に前記医用画像の画像診断の依頼を通知するステップと、前記依頼先医療機関の依頼元端末が前記依頼の通知を受信したことに応じて前記サーバーから該当する前記医用画像を読み出すステップと、前記医用画像の画像診断の結果を前記依頼元端末に送信するステップと、を備えたこと、を特徴とする画像診断管理方法である。
上記の本発明による診断依頼支援装置または医師検索装置、診断依頼方法および画像診断管理方法は、依頼先医療機関における診断可能な領域や、診断に必要とされる機器を使用可能な領域を示す領域情報を有しており、依頼先医療機関の医師の位置を示す位置情報を受信するとともに、領域情報と位置情報を対比し、領域情報内にいる医師を抽出することができる。したがって、依頼元医療機関が依頼しようとする診断の内容を実行可能な医師を迅速に把握することができるため、その医師に対し診断依頼を迅速に行うことができる。結果として、依頼元医療機関は必要な診断結果を迅速に取得することが可能となる。さらに依頼しようとする診断を実行しうる医師の選定作業が容易となる。
以下、本発明の実施形態について図1〜図4を参照して説明する。
[第1実施形態]
(全体構成)
この発明の第1実施形態にかかる診断情報管理装置の構成について、図1〜4を参照して説明する。図1は、この発明の実施形態にかかる診断情報管理装置1の概略構成を示すブロック図である。なお、この診断情報管理装置1は、本発明における「診断依頼支援装置」の一例に該当する。図2は、この発明の実施形態にかかる診断情報管理装置1の医師検索装置300が保有する、領域情報のリストを示す概略図である。図3は、この発明の実施形態にかかる診断情報管理装置1の医師検索装置300が保有する、医師情報および位置情報のリストを示す概略図である。図4は、この発明の実施形態にかかる診断情報管理装置1の依頼元端末200における画像診断可能者表示画面を示す概略図である。図5は、この発明の実施形態にかかる診断依頼表示画面を示す概略図である。
(全体構成)
この発明の第1実施形態にかかる診断情報管理装置の構成について、図1〜4を参照して説明する。図1は、この発明の実施形態にかかる診断情報管理装置1の概略構成を示すブロック図である。なお、この診断情報管理装置1は、本発明における「診断依頼支援装置」の一例に該当する。図2は、この発明の実施形態にかかる診断情報管理装置1の医師検索装置300が保有する、領域情報のリストを示す概略図である。図3は、この発明の実施形態にかかる診断情報管理装置1の医師検索装置300が保有する、医師情報および位置情報のリストを示す概略図である。図4は、この発明の実施形態にかかる診断情報管理装置1の依頼元端末200における画像診断可能者表示画面を示す概略図である。図5は、この発明の実施形態にかかる診断依頼表示画面を示す概略図である。
この実施形態にかかる診断情報管理装置1は、依頼元医療機関(地域の小規模病院、診療所等を含む)および少なくとも1以上の依頼先医療機関(大規模病院等を含む)の間にわたって構成され、また外部サーバー等も含まれる(医師検索装置300、画像サーバー600等)。すなわち図1に示すように、診断情報管理装置1は、依頼元医療機関の依頼元端末200と、医師検索装置300と、第1依頼先医療機関の第1依頼先端末400と、第2依頼先医療機関の第2依頼先端末500と、画像サーバー600とが、それぞれWAN(World Area Network)などのネットワークを介して相互に通信可能に接続されて構成されている。
この実施形態にかかる診断情報管理装置1の各部の構成、当該各部が相互に送受信する情報、および動作の概要は次の通りである。
依頼元医療機関において医用画像診断装置により患者を撮影し、当該撮影により医用画像が取得される。取得された当該医用画像は、依頼元端末200から画像サーバー600に送信されて記憶される(図1におけるA)。次に、依頼元医療機関から依頼先医療機関に当該記憶された医用画像の画像診断の依頼を行うにあたり、診断情報管理装置1は、医師検索装置300に記憶(登録)されている画像診断を行うことができる医師(以下、「対象医師」という)の中から、当該依頼の時点において当該画像診断を行いうる医師を抽出する。
すなわち依頼元端末200は、対象医師の抽出を行うための抽出条件を含んだ依頼情報を医師検索装置300に送信する(図1におけるB)。医師検索装置300は、図2に示すように依頼先医療機関において画像診断を行うことが可能な領域(例えば、検査室、画像診断室、診療所等)の位置、当該領域で使用可能な機器、および当該機器の画像表示能力を示し、かつこれらの情報が相互に対応付けられている情報(以下、「領域情報」という)をあらかじめ記憶している。医師検索装置300は、依頼情報を受信したことに応じて、この領域情報を読み出す。さらに医師検索装置300は、依頼情報の内容と、領域情報との内容を対比し、依頼情報に適合する依頼先医療機関の診断の領域(以下、「抽出領域」という)を抽出する(図1におけるC)。この抽出方法については、後述する。
本実施形態における診断情報管理装置1は、医師検索装置300により、依頼先医療機関における対象医師と対応付けられた位置情報発信手段40、50から、対象医師の現在位置を示す位置情報(以下、「位置情報」という)を取得することができる(図1におけるD)。医師検索装置300は、当該取得した位置情報それぞれと抽出領域それぞれを対比して、抽出領域内に存在する対象医師を抽出する(図1におけるE・F)。このとき、依頼情報に含まれており依頼しようとする診断内容を示す情報(以下、「診断内容情報」という)と、あらかじめ医師検索装置300に記憶された対象医師の専門分野などの情報(図3参照)とを対比し、抽出された医師からさらに、当該依頼に対応する医師を抽出する場合もある。なお、本実施形態にかかる医師検索装置300は、本発明における「医師検索装置」の一例に該当する。
医師検索装置300は対象医師を抽出すると、依頼元端末200に抽出した対象医師のリストを送信する(図4参照)。依頼元端末200は、抽出した対象医師が存在する領域の端末それぞれ、つまり第1依頼先端末400や第2依頼先端末500などに診断依頼を送信する(図1におけるG)。
第1依頼先端末400や第2依頼先端末500等は、受信した診断依頼に基づき、当該診断依頼の内容をユーザインターフェイス420、520に表示させる。抽出された対象医師それぞれは、医師検索装置300に送信した位置情報に示される領域(画像診断室等)において、表示された診断依頼を視認することができる。
第1依頼先端末400や第2依頼先端末500などは、対象医師が選択した診断依頼の承認または拒否の通知を依頼元端末200に送信する。依頼元端末200は、最も早く診断依頼の承認を通知した依頼先端末(400・500等)に対し、診断依頼にかかる詳細な情報(例えば、上述の診断内容情報)を送信する。
第1依頼先端末400や第2依頼先端末500等は、依頼元端末200から受信した診断内容情報等をユーザインターフェイス420、520に表示させる。あわせて、記憶手段430、530に記憶された、当該診断依頼にかかる医用画像をユーザインターフェイス420、520に表示させる。
第1依頼先端末400や第2依頼先端末500等は、診断依頼を最も早く承認した対象医師が、当該診断依頼にかかる診断結果の作成を完了すると、当該診断結果を示す情報(以下、「診断結果情報」という)を依頼元端末200に送信する。
なお、依頼元端末200、医師検索装置300、第1依頼先端末400、第2依頼先端末500および、画像サーバー600は、それぞれCPU(Central Processing Unit)等のマイクロプロセッサ、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段を含んで構成される。これらの、CPUなどが、ROMやHDDにあらかじめ記憶されたプログラムをRAM上に展開することにより、各部の各処理を行う。
以下、診断情報管理装置1を構成する、依頼元端末200、医師検索装置300、第1依頼先端末400、第2依頼先端末500および、画像サーバー600について、それぞれの内部構成、保有している情報、処理内容について、上述した工程の順にしたがって説明する。
(医用画像記憶工程)
依頼元医療機関において検査者等が撮影した患者の医用画像につき、他の医療機関の読影医等に画像診断の依頼を行う場合、依頼元医療機関の医師等(以下、「依頼元医師」という)は、依頼元医療機関の外部の画像サーバー600に当該医用画像のデータを記憶させる。
依頼元医療機関において検査者等が撮影した患者の医用画像につき、他の医療機関の読影医等に画像診断の依頼を行う場合、依頼元医療機関の医師等(以下、「依頼元医師」という)は、依頼元医療機関の外部の画像サーバー600に当該医用画像のデータを記憶させる。
すなわち、依頼元医師が、依頼元端末200におけるユーザインターフェイス210を介して、患者の医用画像について画像サーバー600に記憶させる操作を行うと、診断データ処理手段220は、記憶手段(不図示)に記憶された当該医用画像を画像サーバー600へ送信する。また、診断データ処理手段220は、当該医用画像における当該患者の識別情報(当該患者のID等)を生成し、当該医用画像にはこの識別情報が付加され、送信される(図1におけるA)。画像サーバー600は、この医用画像を受信し、付加された識別情報とともに記憶する。
なお、ユーザインターフェイス210は表示部および操作部を含んで構成される。表示部はディスプレイを含んで構成され、操作部はキーボード、マウスや電子ペンを含んで構成される。なお、電子ペンが設けられる場合には、ディスプレイとしてタッチパネル式のLCD(Liquid Crystal Display/例えばタブレット)が用いられてもよい。
(依頼情報生成工程)
依頼元医療機関において依頼元医師が画像診断を他の医療機関に依頼する場合、依頼元医師は、診断情報管理装置1によって対象医師の抽出を行うことができる。この抽出にあたり、依頼元医師は対象医師の抽出に用いる抽出条件や診断内容情報を含む依頼情報を設定する。
依頼元医療機関において依頼元医師が画像診断を他の医療機関に依頼する場合、依頼元医師は、診断情報管理装置1によって対象医師の抽出を行うことができる。この抽出にあたり、依頼元医師は対象医師の抽出に用いる抽出条件や診断内容情報を含む依頼情報を設定する。
すなわち、依頼元医師がユーザインターフェイス210の操作部により、依頼情報の設定画面を起動させる操作を行うと、依頼元端末200は、当該操作に基づいて依頼情報の設定画面(不図示)にかかる画面データを記憶手段から読み出し、ユーザインターフェイス210の表示部に表示させる。依頼情報の設定画面においては、抽出条件および診断内容情報等の設定項目が表示されており、依頼元医師が操作部を介して各種設定項目を設定することにより、依頼情報が生成される。
つまり、依頼元医師が表示部に表示された依頼情報設定画面を参照し、さらに操作部を介して表示に対応した各種設定項目の内容の設定をしていく。依頼情報生成手段230は各項目ごとに設定された内容に応じて、抽出条件や診断内容情報における各設定項目を設定し、依頼情報を生成する。
ここで抽出条件とは、当該診断依頼にかかる医用画像を表示するにあたり、必要とされる画像表示装置の画像表示能力を示す各条件である。例えば、画像の種類に関する条件(医用画像を撮影したモダリティの種類、動画・静止画を表示するための表示能力、2次元画像・3次元画像を表示するための表示能力、画像データの形式・画像データの規格等)や、その他の医用画像の表示能力の条件(分解能、解像度、輝度、照度、色度、コントラスト、グレースケール等)が該当される。この抽出条件は、本発明にかかる「依頼にかかる医用画像の情報」、「機器に必要な能力を示す情報」および「要求能力」それぞれの一例に該当する。なお、本発明にいう「能力」とは、機能および性能の双方を含んだ概念である。
また、診断内容情報には、当該診断依頼をしようとする医用画像の検査部位、当該医用画像のモダリティの種類、対象医師の専門分野、対象医師に依頼する診断内容等が該当する。なお、専門分野とは、例えば当該医用画像の診断をする医師が、通常属する専攻科等を示す情報である。
依頼元端末200における依頼情報生成手段230が依頼情報の生成を完了すると、依頼情報は、依頼情報生成手段230により医師検索装置300に送信される(図1におけるB)。医師検索装置300は、依頼情報を受信すると、当該依頼情報を依頼情報記憶手段310に記憶させる。
(領域情報抽出工程)
医師検索装置300は、依頼元端末200から依頼情報を受けたことに応じて、依頼情報に適合する依頼先医療機関の診断の領域(以下、「抽出領域」という)を抽出し、さらに対象医師の現在位置を示す位置情報を受けて(図1におけるC)、抽出領域内にいる対象医師を抽出することができる。
医師検索装置300は、依頼元端末200から依頼情報を受けたことに応じて、依頼情報に適合する依頼先医療機関の診断の領域(以下、「抽出領域」という)を抽出し、さらに対象医師の現在位置を示す位置情報を受けて(図1におけるC)、抽出領域内にいる対象医師を抽出することができる。
すなわち、医師検索装置300は依頼情報を受信すると、診断可能者抽出手段320により、当該依頼情報を依頼情報記憶手段310から読み出し、かつ機器情報記憶手段330にあらかじめ記憶されている上述の領域情報を読み出すとともに、これらの対比を行う。つまり、診断可能者抽出手段320は、依頼情報の抽出条件における医用画像の表示に最低限必要な画像表示手段の能力(または推奨される画像表示能力)と、領域情報における依頼先医療機関のそれぞれの領域で使用可能な機器(画像表示装置等)の画像表示能力(図2参照)とを対比する。なお、本実施形態の医師検索装置300が保有する領域情報における機器の画像表示能力は、本発明における「閲覧可能な医用画像の情報」「使用可能な機器の能力」および「使用することができる機器の画像表示能力」および「画像表示手段の画像表示能力」それぞれの一例に該当する。
この対比の結果、診断可能者抽出手段320は、抽出条件を充足する機器を抽出する。
例えば抽出条件において「超音波診断装置」、「動画」、「3次元」と設定されている場合、領域情報を参照して、これらの画像表示能力を充足する機器を抽出する。さらに診断可能者抽出手段320は、当該機器の中から、さらに解像度、輝度など、その他の必要な画像表示能力の条件を充足する機器を抽出する。
例えば抽出条件において「超音波診断装置」、「動画」、「3次元」と設定されている場合、領域情報を参照して、これらの画像表示能力を充足する機器を抽出する。さらに診断可能者抽出手段320は、当該機器の中から、さらに解像度、輝度など、その他の必要な画像表示能力の条件を充足する機器を抽出する。
さらに診断可能者抽出手段320は、領域情報に基づき、当該抽出された機器に対応づけられ、当該機器を使用可能な抽出領域(本発明の「抽出結果」の一例に該当する)を抽出する。
(対象医師抽出工程)
医師検索装置300は、抽出領域と、医師情報記憶手段350に登録されている対象医師それぞれに関する情報(以下、「医師情報」という/図3参照)および当該対象医師それぞれの位置情報とに基づき、現時点で診断依頼を承認しうる対象医師を抽出する。この医師情報とは、対象医師それぞれの専門分野、診断可能である検査部位、診断可能な医用画像のモダリティの種類等を示す情報である。なお、専門分野とは、例えば対象医師の専攻科等を示す情報である。
医師検索装置300は、抽出領域と、医師情報記憶手段350に登録されている対象医師それぞれに関する情報(以下、「医師情報」という/図3参照)および当該対象医師それぞれの位置情報とに基づき、現時点で診断依頼を承認しうる対象医師を抽出する。この医師情報とは、対象医師それぞれの専門分野、診断可能である検査部位、診断可能な医用画像のモダリティの種類等を示す情報である。なお、専門分野とは、例えば対象医師の専攻科等を示す情報である。
まず、医師検索装置300は、他の医療機関、例えば図1における第1依頼先端末400が属する第1依頼先医療機関および、第2依頼先端末500が属する第2依頼先医療機関の対象医師の位置を示す位置情報を位置情報受信手段340が受信する。この位置情報は、位置情報発信手段40、50から発信されたものである(図1におけるD)。
この位置情報発信手段40、50として、様々な手段を用いることが可能である。例えば、第1依頼先医療機関および第2依頼先医療機関における対象医師それぞれが保有する携帯端末機器に設けられたGPS(Global Positioning System/全地球測位システム、汎地球測位システム)により、当該携帯端末機器を介して位置情報を発信してもよい。この携帯端末機器としては、例えば携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant,Personal Data Assistance)、ハンドヘルドGPS、GPSレシーバー等が挙げられる。また、対象医師が携帯する、GPSを有するノートPCでもよい。これらの場合は、GPSによって取得された位置情報を、対象医師が保有する位置情報発信手段40、50等から発信する。なお、この位置情報には、携帯端末機器等の保有者としての対象医師を示す識別情報(氏名、ID(identification)等)が含まれる。
また他の例としては、依頼先医療機関において、当該依頼先医療機関の各領域においてセキュリティーカードによる入退室を管理している場合は、その領域の位置を示す情報を位置情報として位置情報発信手段40、50が発信する。この位置情報には、セキュリティーカードの保有者としての対象医師を特定する識別情報が含まれる。つまり、対象医師がセキュリティーカードにより依頼先医療機関における各領域に入室したときに、当該依頼先医療機関における当該入退室の管理システムが、その対象医師の情報を含んだ当該領域の位置情報を発信する。
また図1においては位置情報発信手段40、50が第1依頼先端末400および第2依頼先端末500と別個の構成となっているが、位置情報発信手段40、50は、第1依頼先端末400、第2依頼先端末500に組み込まれていてもよい。つまり、この構成において、第1依頼先端末400や第2依頼先端末は、対象医師がログオンする際に、対象医師それぞれが有するアカウントを入力するように構成されている。対象医師の各アカウントには、対象医師の情報が対応付けられており、各端末は、ログオンされたことによって、当該アカウントに対応付けられた対象医師の情報を取得する。
このようにして、第1依頼先端末400や第2依頼先端末500は、第1依頼先端末400に組み込まれた位置情報発信手段40や、第2依頼先端末500に組み込まれた位置情報発信手段50から、ログオンしたときのアカウントから取得される対象医師の情報、および第1依頼先端末400、第2依頼先端末500の位置情報を、位置情報受信手段340へ発信する。
このようにして医師検索装置300は、位置情報受信手段340により医師情報記憶手段350に登録された対象医師それぞれの位置情報を受信し、医師情報記憶手段350に記憶させる。
さらに診断可能者抽出手段320は、医師情報記憶手段350から、対象医師の医師情報および位置情報を読み出す(図1におけるE)。また診断可能者抽出手段320は、この医師情報と、依頼情報記憶手段から読み出した依頼情報における診断内容情報とを対比する。この対比の結果、診断可能者抽出手段320は当該依頼情報にかかる診断依頼に適合した対象医師を抽出する。例えば依頼情報の診断内容情報において、検査部位が「胸部」、モダリティが「X線CT装置」、画像の種類が「3次元静止画像」という条件が設定されている場合、対象医師それぞれの医師情報と対比し、当該条件を充足する対象医師を抽出する。
なお、上述のように本実施形態にかかる医師検索装置300は、診断可能者抽出手段320により、医師情報と診断内容情報を用いて、専門分野等から対象医師を抽出している。ただし、この専門分野等による医師の抽出は、本発明の実施形態にかかる診断情報管理装置の処理として必ずしも必要ではない。当該抽出を行わない場合は、依頼情報に診断内容情報を含めなくてもよい。さらにこの場合、医師情報としては氏名やID等、対象医師の識別情報が含まれているだけでよい。
さらに診断可能者抽出手段320は、抽出した対象医師に対応する位置情報を読み出して、抽出領域と対比する。その結果、診断可能者抽出手段320は、抽出領域の位置を示す情報と対象医師の位置情報とに基づき、抽出領域の範囲内に現時点で存在する対象医師を抽出する。なお、診断可能者抽出手段320が、抽出領域内に存在する対象医師を抽出してから、診断内容情報に適合する対象医師を抽出する構成であってもよい。
対象医師が抽出されると、診断可能者抽出手段320は、抽出した対象医師のリストを依頼元端末200に送信する(図1におけるF)。依頼元端末200は、記憶手段に受信した当該リストを記憶させる。
(診断依頼工程)
依頼元端末200は、医師検索装置300が抽出した対象医師のリストを記憶すると、診断依頼手段240により、当該リストにおける対象医師の一覧を示す画像診断可能者表示画面(図4参照)をユーザインターフェイス210の表示部に表示させる。この画像診断可能者表示画面を表示するための画面データのフォーマットデータは、あらかじめ記憶手段に記憶されており、対象医師のリストにかかる対象医師の情報を割り当てることによって、表示されるものである。
依頼元端末200は、医師検索装置300が抽出した対象医師のリストを記憶すると、診断依頼手段240により、当該リストにおける対象医師の一覧を示す画像診断可能者表示画面(図4参照)をユーザインターフェイス210の表示部に表示させる。この画像診断可能者表示画面を表示するための画面データのフォーマットデータは、あらかじめ記憶手段に記憶されており、対象医師のリストにかかる対象医師の情報を割り当てることによって、表示されるものである。
また診断依頼手段240は、依頼元の医師等がユーザインターフェイス210の操作部等により選択した、リストのうちの複数もしくは1人の対象医師、またはリストのうちのすべての対象医師にかかる依頼先端末に当該診断依頼を送信する。例えばリストにある対象医師のうち、第1依頼先端末400にかかる対象医師と、第2依頼先端末500にかかる対象医師が選択されると、その対象医師の情報から診断依頼の送信先として、第1依頼先端末400および第2依頼先端末500が設定される。このときは、患者の詳細な情報を送信せず、診断内容の概要(検査部位、モダリティの種類、画像の量等)が診断依頼とともに送信される(図1におけるG)。
なお診断依頼手段240は、医師検索装置300から対象医師のリストを受信した後、画像診断可能者表示画面を表示させず、かつ依頼元医師による対象医師の選択を経ずに、当該リストに記載された対象医師のすべてに対し診断依頼を送信してもよい。
診断依頼が第1依頼先端末400、第2依頼先端末500に送信されると、第1依頼先端末400、第2依頼先端末500は、診断結果処理手段410、510により、当該診断依頼を承認または拒否するための診断依頼表示画面(図5参照)をユーザインターフェイス420、520の表示部に表示させる。この診断依頼表示画面を表示するためのデータは、あらかじめ記憶手段に記憶されており、依頼元医療機関を示すデータおよび診断依頼に含まれる診断依頼の概要を示すデータを当該画面データのフォーマットに割り当てることによって、診断依頼表示画面が表示されるものである。
依頼先医療機関それぞれにおける第1依頼先端末400、第2依頼先端末500において、依頼を受けた対象医師により、ユーザインターフェイス420、520に表示された診断依頼表示画面において承認または拒否が選択されると(図5参照)、診断結果処理手段410、510は当該選択に応じた通知を依頼元端末200に送信する。
依頼元端末200は、承認の通知または拒否の通知を第1依頼先端末400、第2依頼先端末500それぞれから受信する。診断依頼手段240は、診断依頼を依頼先端末に送信した後、受信した当該通知が、承認の通知か拒否の通知かを判断する。この判断は診断依頼の送信後、依頼元端末200に通知が到達する度に繰り返し行われる。ただし当該判断は、少なくとも診断依頼手段240により最初の承認の通知が到達するまで実行されればよく、最初の承認の通知の到達後は、当該判断を実行しない構成であってもよい。
そして診断依頼手段240は、最も早い承認の通知が到達したときに、当該依頼が承認されたと判断する。この判断の結果、診断依頼手段240は、当該承認の通知を送信した依頼先医療機関の端末を、診断依頼先として特定する。あわせて、診断依頼手段240は、当該承認の通知を送信した端末にかかる対象医師を、当該診断依頼を実行する医師として特定する。
また、診断依頼手段240は診断依頼先の対象医師を特定すると、最も早く到達した承認の通知以外の承認の通知を送信した依頼先の端末(以下、「特定依頼先端末」という)に対し、既に診断依頼先が特定された旨の通知を送信する。
さらに依頼元端末200は、記憶手段から依頼にかかる患者の、個人情報、診察・検査結果情報、経過情報および付随情報等を読み出す。そして依頼元端末200は、診断依頼先として特定された端末に対し、診断依頼書(診断を依頼する旨が記載された通知等)のデータおよび、当該読み出した各情報を送信する。この個人情報としては患者ID、患者氏名、年齢、生年月日、性別、保険証番号、職業等が挙げられる。診察・検査結果情報とは、依頼元医療機関における当該患者の診断結果、医用画像以外の検査結果を示す情報である。経過情報とは、依頼元医療機関における患者の症状経過、診療経過、現在の処方などが含まれる。付随情報とは、既往歴、家族歴などが含まれる。
なお、この個人情報、診察・検査結果情報、経過情報および付随情報等は、画像サーバー600に医用画像を送信する際、当該医用画像データに付加しておき、医用画像とともに記憶させる構成であってもよい。この場合、依頼元端末200は診断依頼先の端末(第1依頼先端末400、第2依頼先端末500等)にこれらの付加情報を送信せず、患者の識別情報(患者ID等)のみを送信する。
また、未だ承認の通知または拒否の通知のいずれも送信していない対象医師にかかる端末に対して、依頼元端末200は、既に診断依頼先が特定された旨の通知を送信する。この通知の内容を示すデータは記憶手段に記憶されており、依頼元端末200における診断依頼手段240が記憶手段から読み出して送信を実行するものである。
(診断結果生成工程)
依頼元端末200から診断依頼書、各種情報を受信した特定依頼先端末(第1依頼先端末400、第2依頼先端末500等)は、画像サーバー600から診断依頼にかかる患者の画像データを取得し、当該画像データと各種情報を表示する。依頼を受けた対象医師は、表示された情報に基づき診断を行う。この診断結果は、診断結果を作成するための診断結果生成画面(不図示)上で、ユーザインターフェイス420、520等を用いて作成される。なお、この診断結果生成工程については、便宜上、特定依頼先端末として図1に示す第2依頼先端末500が指定された場合の例について説明する。
依頼元端末200から診断依頼書、各種情報を受信した特定依頼先端末(第1依頼先端末400、第2依頼先端末500等)は、画像サーバー600から診断依頼にかかる患者の画像データを取得し、当該画像データと各種情報を表示する。依頼を受けた対象医師は、表示された情報に基づき診断を行う。この診断結果は、診断結果を作成するための診断結果生成画面(不図示)上で、ユーザインターフェイス420、520等を用いて作成される。なお、この診断結果生成工程については、便宜上、特定依頼先端末として図1に示す第2依頼先端末500が指定された場合の例について説明する。
依頼元端末200から診断依頼書、個人情報、診察・検査結果情報、経過情報および付随情報等を受信した第2依頼先端末500は、診断結果処理手段510は記憶手段530にこれらの情報を記憶させる。また、第2依頼先端末500は、画像サーバー600に対し、診断依頼にかかる医用画像のデータの取得要求を行う。この取得要求は、記憶手段530における当該診断依頼にかかる患者の個人情報(患者ID等)に基づき行われる。
画像サーバー600は、第2依頼先端末500から取得要求を受け、患者ID等の患者の個人情報に基づいて、当該個人情報に対応する医用画像データを検索する。画像サーバー600は対応する医用画像データを抽出すると、当該抽出したデータを第2依頼先端末500に送信する。
第2依頼先端末500は、画像サーバー600から取得要求にかかる医用画像のデータを受信すると、記憶手段530に記憶させる。さらに第2依頼先端末500は、診断結果処理手段510により、記憶手段530から、当該診断依頼にかかる診断結果を生成するための診断結果生成画面のフォーマットデータを読み出し、ユーザインターフェイス520の表示部に表示させる。さらに診断結果処理手段510は、記憶手段530から診断依頼にかかる個人情報、診察・検査結果情報、経過情報および付随情報等を読み出し、これらの各種情報を診断結果生成画面のフォーマットデータに割り当てる。さらに診断結果処理手段510は、記憶手段530から医用画像のデータを読み出し、ユーザインターフェイス520の表示部に表示させる。
なお、第2依頼先端末500は、医師検索装置300においてこの医用画像のデータを表示可能であるとされているものであるため、画像表示能力の点で医用画像を表示することができるものである。
第2依頼先医療機関の対象医師は、第2依頼先端末500のユーザインターフェイス520の表示部に表示された医用画像を読影し、診断結果を作成する。例えば対象医師は、ユーザインターフェイス520の操作部等により、診断結果生成画面における各項目に診断結果等を入力していく。その結果、診断結果処理手段510は対象医師の操作(所見や数値の入力)に応じた診断結果を、診断結果生成画面のフォーマットデータに割り当て、診断結果を表すデータを生成していく。
当該対象医師が診断結果生成画面の画面上で、操作部等により診断結果の作成が完了した旨の操作を実行すると、診断結果処理手段510は、診断結果のデータの生成を完了する。
(診断結果送信工程)
第2依頼先端末500は、診断結果処理手段510により、生成を完了した診断結果のデータを依頼元端末200に送信する(図1のH)。依頼元端末200は、診断データ処理手段220により、受信した診断結果のデータを記憶手段に記憶させる。あわせて、ユーザインターフェイス210の表示部に表示させてもよい。
第2依頼先端末500は、診断結果処理手段510により、生成を完了した診断結果のデータを依頼元端末200に送信する(図1のH)。依頼元端末200は、診断データ処理手段220により、受信した診断結果のデータを記憶手段に記憶させる。あわせて、ユーザインターフェイス210の表示部に表示させてもよい。
このように診断情報管理装置1は、依頼元医療機関において画像診断の依頼を行うにあたり、依頼元医師は、依頼にかかる医用画像を表示するために必要な画像表示能力を設定し、かつ診断内容情報を設定することにより、現時点で診断が可能な対象医師を検索、抽出することができる。したがって、画像診断の依頼に対し、即時に対応可能な対象医師を把握することができ、当該対象医師に診断を依頼することができる。結果として、依頼元医療機関が診断依頼から診断結果を取得するまでの時間を短縮することができる。
さらに、即時に対応可能な対象医師を検索する作業が容易であり、依頼先医療機関それぞれに個別に電話等による連絡を行って対象医師の検索を行うといったような煩雑な作業を省略することができ、依頼元医療機関の作業の負担を軽減して、依頼元医療機関の事務処理の省力化を図ることが可能である。
(動作)
以上のような本実施形態の診断情報管理装置1の動作の流れについて図6および図7を参照し、概要を説明する。図6および図7は、この発明の第1実施形態にかかる診断情報管理装置1における一連の動作の概要を説明するためのフローチャートである。
以上のような本実施形態の診断情報管理装置1の動作の流れについて図6および図7を参照し、概要を説明する。図6および図7は、この発明の第1実施形態にかかる診断情報管理装置1における一連の動作の概要を説明するためのフローチャートである。
(ステップ01)
依頼元医療機関において撮影した患者の医用画像につき、依頼先医療機関に画像診断の依頼を行うため、まず依頼元医師はユーザインターフェイス210の操作部を介して画像サーバー600へ当該医用画像のデータを送信する操作を行う。当該操作に基づき、依頼元端末200は、診断データ処理手段220により、画像サーバー600へ当該医用画像を送信させる。
依頼元医療機関において撮影した患者の医用画像につき、依頼先医療機関に画像診断の依頼を行うため、まず依頼元医師はユーザインターフェイス210の操作部を介して画像サーバー600へ当該医用画像のデータを送信する操作を行う。当該操作に基づき、依頼元端末200は、診断データ処理手段220により、画像サーバー600へ当該医用画像を送信させる。
(ステップ02)
依頼元医療機関において、医用画像の診断依頼に対応可能な対象医師を検索するため、次に依頼元医師は依頼情報を設定する。すなわち依頼元医師は操作部を介して依頼情報の設定画面を起動させ、当該設定画面上で抽出条件および診断内容情報等の設定項目を設定する。当該設定操作に基づき各項目が設定されると、依頼元端末200は依頼情報生成手段230により、各種項目を設定し、依頼情報を生成する。依頼情報生成手段230は、依頼情報を生成すると、医師検索装置300へ送信する。
依頼元医療機関において、医用画像の診断依頼に対応可能な対象医師を検索するため、次に依頼元医師は依頼情報を設定する。すなわち依頼元医師は操作部を介して依頼情報の設定画面を起動させ、当該設定画面上で抽出条件および診断内容情報等の設定項目を設定する。当該設定操作に基づき各項目が設定されると、依頼元端末200は依頼情報生成手段230により、各種項目を設定し、依頼情報を生成する。依頼情報生成手段230は、依頼情報を生成すると、医師検索装置300へ送信する。
(ステップ03)
医師検索装置300は、依頼元端末200から依頼情報を受信すると、診断可能者抽出手段320により、領域情報を読み出し、当該依頼情報の抽出条件と対比する。診断可能者抽出手段320は、当該対比の結果、抽出条件における画像表示能力を充足する機器を抽出し、依頼先医療機関における当該機器を使用可能な抽出領域を抽出する。
医師検索装置300は、依頼元端末200から依頼情報を受信すると、診断可能者抽出手段320により、領域情報を読み出し、当該依頼情報の抽出条件と対比する。診断可能者抽出手段320は、当該対比の結果、抽出条件における画像表示能力を充足する機器を抽出し、依頼先医療機関における当該機器を使用可能な抽出領域を抽出する。
(ステップ04)
医師検索装置300は、位置情報発信手段40、50等から対象医師それぞれの位置情報を受信する。さらに診断可能者抽出手段320は、医師情報と、依頼情報の診断内容情報とを対比し、当該診断内容情報と適合する医師情報にかかる対象医師を抽出する。さらに診断可能者抽出手段320は、当該抽出した対象医師にかかる位置情報と、抽出領域とを対比し、依頼情報に適合し、現時点で画像診断が可能な対象医師を抽出する。抽出した対象医師のリストを依頼元端末200に送信する。
医師検索装置300は、位置情報発信手段40、50等から対象医師それぞれの位置情報を受信する。さらに診断可能者抽出手段320は、医師情報と、依頼情報の診断内容情報とを対比し、当該診断内容情報と適合する医師情報にかかる対象医師を抽出する。さらに診断可能者抽出手段320は、当該抽出した対象医師にかかる位置情報と、抽出領域とを対比し、依頼情報に適合し、現時点で画像診断が可能な対象医師を抽出する。抽出した対象医師のリストを依頼元端末200に送信する。
(ステップ05)
依頼元端末200は、抽出した対象医師のリストを受信すると、画像診断可能者表示画面のデータを読み出し、当該リストにかかる対象医師の情報を割り当て、図4に示すような画像診断可能者表示画面を表示する。依頼元医師が当該リストの中から診断依頼を行う対象医師を選択すると、診断依頼が依頼先端末(第1依頼先端末400、第2依頼先端末500等)それぞれに送信される。
依頼元端末200は、抽出した対象医師のリストを受信すると、画像診断可能者表示画面のデータを読み出し、当該リストにかかる対象医師の情報を割り当て、図4に示すような画像診断可能者表示画面を表示する。依頼元医師が当該リストの中から診断依頼を行う対象医師を選択すると、診断依頼が依頼先端末(第1依頼先端末400、第2依頼先端末500等)それぞれに送信される。
(ステップ06)
依頼先端末は、診断依頼を受信すると、診断結果処理手段410、510により、図5に示すような診断依頼表示画面を表示する。依頼先医師が診断依頼表示画面において承認または拒否の選択を行うと、診断結果処理手段410、510は当該選択に応じた通知を依頼元端末200に送信する。
依頼先端末は、診断依頼を受信すると、診断結果処理手段410、510により、図5に示すような診断依頼表示画面を表示する。依頼先医師が診断依頼表示画面において承認または拒否の選択を行うと、診断結果処理手段410、510は当該選択に応じた通知を依頼元端末200に送信する。
(ステップ07)
依頼元端末200は、依頼先端末に診断依頼を送信した後、承認の通知または拒否の通知を第1依頼先端末400、第2依頼先端末500それぞれから受信する。また診断依頼手段240は、当該通知を受信する度に承認の通知か拒否の通知かを判断する。また診断依頼手段240は、承認の通知を最初に受信したとき、依頼した画像診断が承認されたと判断する。
依頼元端末200は、依頼先端末に診断依頼を送信した後、承認の通知または拒否の通知を第1依頼先端末400、第2依頼先端末500それぞれから受信する。また診断依頼手段240は、当該通知を受信する度に承認の通知か拒否の通知かを判断する。また診断依頼手段240は、承認の通知を最初に受信したとき、依頼した画像診断が承認されたと判断する。
(ステップ08)
依頼元端末200は、承認の通知が到達したと判断した場合(ステップ7;Yes)、記憶手段から依頼にかかる患者の、個人情報、診察・検査結果情報等を読み出し、かつ特定依頼先端末に対し、診断依頼書(診断を依頼する旨が記載された通知等)、読み出した各情報を送信する。
依頼元端末200は、承認の通知が到達したと判断した場合(ステップ7;Yes)、記憶手段から依頼にかかる患者の、個人情報、診察・検査結果情報等を読み出し、かつ特定依頼先端末に対し、診断依頼書(診断を依頼する旨が記載された通知等)、読み出した各情報を送信する。
(ステップ09)
依頼元端末200から診断依頼書、各種情報を受信した特定依頼先端末(第1依頼先端末400、第2依頼先端末500等)は、画像サーバー600から診断依頼にかかる患者の画像データを取得し、当該画像データと各種情報を表示する。依頼を受けた対象医師は、表示された情報に基づき診断を行う。
依頼元端末200から診断依頼書、各種情報を受信した特定依頼先端末(第1依頼先端末400、第2依頼先端末500等)は、画像サーバー600から診断依頼にかかる患者の画像データを取得し、当該画像データと各種情報を表示する。依頼を受けた対象医師は、表示された情報に基づき診断を行う。
(ステップ10)
特定依頼先端末は、対象医師が診断結果生成画面により作成した診断結果を表すデータを、依頼元端末に送信する。
特定依頼先端末は、対象医師が診断結果生成画面により作成した診断結果を表すデータを、依頼元端末に送信する。
(作用・効果)
以上説明した本実施形態にかかる診断情報管理装置1の作用および効果について説明する。
以上説明した本実施形態にかかる診断情報管理装置1の作用および効果について説明する。
上記説明したように、依頼元医療機関において画像診断の依頼を行うにあたり、依頼先医療機関が有する機器の中から診断依頼にかかる医用画像の表示に必要な機器の抽出を行うため、依頼元医師は、本実施形態にかかる依頼元端末200により、依頼にかかる医用画像の表示に必要な画像表示能力を設定することができる。さらに依頼元医師は、依頼に適合する画像診断を行うことができ、即時に対応可能な対象医師の抽出を行うため、診断情報管理装置1により、依頼にかかる画像診断について診断内容情報を設定することができる。
また診断情報管理装置1は、医師検索装置300が記憶している領域情報と、依頼元端末200から受信した依頼情報の抽出条件とを対比して、依頼先医療機関の画像診断室等の中から、依頼にかかる画像診断に対応可能な場所を抽出することができる。また医師検索装置300は、記憶している医師情報と、受信した依頼情報の診断内容情報とを対比して、画像診断の依頼に対応可能な対象医師を抽出することができる。さらに医師検索装置300は、対象医師それぞれから位置情報を受信して、位置情報と抽出領域とを対比し、現在、抽出した対象医師のうち、抽出領域内にいる者を抽出することができる。
したがって、画像診断の依頼に対し、即時に対応可能な対象医師を把握することができ、当該対象医師に診断を依頼することができる。結果として、依頼元医療機関が診断依頼から診断結果を取得するまでの時間を短縮することができる。さらに、即時に対応可能な対象医師を検索する作業が容易であり、依頼先医療機関それぞれに個別に電話等による連絡を行って対象医師の検索を行うといったような煩雑な作業を省略することができ、依頼元医療機関の作業の負担を軽減して、依頼元医療機関の事務処理の省力化を図ることが可能である。
また、本実施形態の診断情報管理装置1は、即時に対応可能な対象医師に診断依頼を送信する。さらに当該診断依頼を最初に承認した対象医師に、依頼にかかる患者の情報を送信する。診断情報管理装置1の特定依頼先端末は、この患者の情報と依頼にかかる医用画像を受信し、これらの情報を表示部に表示する。診断を最初に承認した対象医師により、画像診断が行われ、診断結果が作成されると、診断情報管理装置1の特定依頼先端末は、診断結果を表すデータを依頼元端末200に送信する。
したがって、本実施形態の診断情報管理装置1は、画像診断の依頼についての承認の通知に即時に対応して、承認した対象医師に、当該診断に必要な医用画像等の情報を提示することができる。結果として、対象医師の診断の承認に対して、依頼元医師等が診断に必要な情報を用意して対象医師に送信するという作業を省略でき、依頼元医療機関の事務処理の省力化を図ることが可能である。また、承認の通知を受けたにも関わらず、対象医師への対応が遅れてしまうといった事態を回避することが可能である。
[第2実施形態]
次にこの発明の第2実施形態にかかる診断情報管理装置1について、図8〜図10を参照して説明する。
次にこの発明の第2実施形態にかかる診断情報管理装置1について、図8〜図10を参照して説明する。
(構成)
第2実施形態にかかる診断情報管理装置1においては、前述の第1の実施形態と比較して、医師検索装置300の処理内容および、位置情報発信手段40、50が発信する位置情報の内容が異なり、その他の部分は第1実施形態にかかる診断情報管理装置1と同様である。以下、これらの異なる動作について図8を参照しかつ、図9および図10のフローチャートに基づき説明する。図8は、この発明の第2実施形態にかかる診断情報管理装置の医師検索装置が保有する、医師情報、位置情報およびスケジュール情報の概略を示すリストである。また図9および図10は、この発明の第2実施形態にかかる診断情報管理装置における一連の動作の概要を説明するためのフローチャートである。
第2実施形態にかかる診断情報管理装置1においては、前述の第1の実施形態と比較して、医師検索装置300の処理内容および、位置情報発信手段40、50が発信する位置情報の内容が異なり、その他の部分は第1実施形態にかかる診断情報管理装置1と同様である。以下、これらの異なる動作について図8を参照しかつ、図9および図10のフローチャートに基づき説明する。図8は、この発明の第2実施形態にかかる診断情報管理装置の医師検索装置が保有する、医師情報、位置情報およびスケジュール情報の概略を示すリストである。また図9および図10は、この発明の第2実施形態にかかる診断情報管理装置における一連の動作の概要を説明するためのフローチャートである。
なお、依頼元端末200が医用画像を画像サーバー600に送信し、医師検索装置300が抽出領域を抽出するまでの工程(ステップ11〜13)および、依頼元端末200における診断依頼の送信から診断結果の受信までの工程(ステップ18〜23)は、第1実施形態と同様であるため、説明を割愛する。
(ステップ14)
第2実施形態にかかる位置情報発信手段40、50は、第1実施形態における位置情報に加えて、対象医師のスケジュール情報を当該位置情報に付加して発信する。このスケジュール情報は、第1依頼先端末400や第2依頼先端末500において管理されており、対象医師が現在行っている診断スケジュールおよび予定された診断のスケジュールを示す情報である(図8参照)。
第2実施形態にかかる位置情報発信手段40、50は、第1実施形態における位置情報に加えて、対象医師のスケジュール情報を当該位置情報に付加して発信する。このスケジュール情報は、第1依頼先端末400や第2依頼先端末500において管理されており、対象医師が現在行っている診断スケジュールおよび予定された診断のスケジュールを示す情報である(図8参照)。
この位置情報発信手段40、50が発信した位置情報は、医師検索装置300の位置情報受信手段340において受信される。また、第1実施形態と同じく医師検索装置300は、診断可能者抽出手段320により、依頼元端末200から受信した依頼情報に適合する対象医師を抽出する。さらに診断可能者抽出手段320は抽出領域の位置と、位置情報受信手段340が受信した位置情報とを対比することによって、現在、抽出領域内に対象医師がいるかを判断する。
(ステップ15)
さらに第2実施形態にかかる診断可能者抽出手段320は、抽出領域内に抽出した対象医師がいる場合(ステップ14;Yes)、当該対象医師それぞれのスケジュール情報(図8参照)に基づき、現在診断を受けている依頼数および受けている依頼の予定時間を参照する。このスケジュール情報は受信した位置情報に付加されたものである。さらに診断可能者抽出手段320は、参照したスケジュール情報に基づいて、当該対象医師のうち、現在画像診断の依頼に対し、即時に対応可能な者がいるかを判断する。
さらに第2実施形態にかかる診断可能者抽出手段320は、抽出領域内に抽出した対象医師がいる場合(ステップ14;Yes)、当該対象医師それぞれのスケジュール情報(図8参照)に基づき、現在診断を受けている依頼数および受けている依頼の予定時間を参照する。このスケジュール情報は受信した位置情報に付加されたものである。さらに診断可能者抽出手段320は、参照したスケジュール情報に基づいて、当該対象医師のうち、現在画像診断の依頼に対し、即時に対応可能な者がいるかを判断する。
(ステップ16)
第2実施形態にかかる診断可能者抽出手段320は、ステップ15の判断の結果、画像診断の依頼に対し即時に対応可能な対象医師がいると判断した場合、(ステップ15;Yes)、即時に対応可能な対象医師の抽出結果を依頼元端末200に送信する。
第2実施形態にかかる診断可能者抽出手段320は、ステップ15の判断の結果、画像診断の依頼に対し即時に対応可能な対象医師がいると判断した場合、(ステップ15;Yes)、即時に対応可能な対象医師の抽出結果を依頼元端末200に送信する。
(ステップ17)
また第2実施形態にかかる診断可能者抽出手段320は、ステップ15の判断の結果、依頼に対し即時に対応可能な対象医師がいないと判断した場合(ステップ15;No)、抽出した対象医師のスケジュール情報を依頼元端末200に送信する。
また第2実施形態にかかる診断可能者抽出手段320は、ステップ15の判断の結果、依頼に対し即時に対応可能な対象医師がいないと判断した場合(ステップ15;No)、抽出した対象医師のスケジュール情報を依頼元端末200に送信する。
依頼元端末200は、即時に対応可能な対象医師の抽出結果または抽出した対象医師のスケジュール情報を受信し、いずれか一方の情報をユーザインターフェイス210の表示部にリスト表示する。第2実施形態にかかる診断情報管理装置1において、その後の工程は第1実施形態と同様である。
(作用・効果)
第2実施形態にかかる診断情報管理装置1においても、第1実施形態と同様の効果を得ることができ、さらに第2実施形態にかかる医師検索装置300は、対象医師のスケジュール情報を取得して、抽出領域内にいる抽出した対象医師のうち、依頼に対し即時に対応可能なものを検索することができる。
第2実施形態にかかる診断情報管理装置1においても、第1実施形態と同様の効果を得ることができ、さらに第2実施形態にかかる医師検索装置300は、対象医師のスケジュール情報を取得して、抽出領域内にいる抽出した対象医師のうち、依頼に対し即時に対応可能なものを検索することができる。
したがって、第2実施形態にかかる診断情報管理装置1においては、依頼元医療機関が即時に診断を承認する可能性がある対象医師を把握することができ、診断依頼の対象となる対象医師の把握が容易となる。さらに、即時に対応することができる対象医師がいないことを把握することができるとともに、スケジュール情報に基づいて最も早く診断依頼に対応可能な対象医師を把握することができるため、依頼する画像診断の診断結果を取得するまでの時間を想定することが可能となる。
(変形例)
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
〈第1変形例〉
上記説明した第1実施形態および第2実施形態にかかる診断情報管理装置1は、医師検索装置300によって、診断依頼にかかる医用画像を表示可能な機器が抽出され、かつ依頼先医療機関において当該機器を使用可能な領域が抽出され、さらにこの抽出領域内にいる対象医師の位置情報から、画像診断に即時に対応することができる対象医師が抽出されるように構成されている。
上記説明した第1実施形態および第2実施形態にかかる診断情報管理装置1は、医師検索装置300によって、診断依頼にかかる医用画像を表示可能な機器が抽出され、かつ依頼先医療機関において当該機器を使用可能な領域が抽出され、さらにこの抽出領域内にいる対象医師の位置情報から、画像診断に即時に対応することができる対象医師が抽出されるように構成されている。
しかし、本発明にかかる医師検索装置はこのような構成に限られず、例えば、医用画像の画像診断以外の診断、すなわち依頼元医師の所見や、依頼元医療機関における患者の症状経過、診療経過、現在の処方、既往歴、依頼元医療機関における検査によって取得された数値による検査結果等に基づく診断を依頼するために、対象医師の検索を行う構成であってもよい。
この第1変形例において、依頼元医師は、依頼元端末200のユーザインターフェイスを介し、依頼情報として、対象医師の専門分野、診断依頼にかかる患者の患部、想定される患者の疾患名等を設定することができる。依頼情報が設定されると、医師検索装置300に送信される。
医師検索装置300は、当該医師検索装置300の記憶手段(不図示)において、依頼先医療機関において診断が可能な領域(診断室)を示す領域情報を記憶している。また、医師情報記憶手段350において、依頼先医療機関の対象医師の専門分野、診断可能な患部および診断可能な疾患名を示す情報を含んだ医師情報を記憶している。
医師検索装置300は、診断可能者抽出手段320により、依頼元端末200から受信した依頼情報と記憶手段から読み出した医師情報を対比することにより、依頼情報に適合する対象医師を抽出する。また位置情報受信手段340は、上記実施形態と同様に対象医師の位置情報を受信する。さらに診断可能者抽出手段320は、記憶手段から領域情報を読み出し、かつ受信した位置情報それぞれのうち、抽出した対象医師の位置情報を抽出し、これらを対比する。
診断可能者抽出手段320は、この対比によって、領域情報における診断が可能な領域内にいる対象医師の抽出を行う。このようにして、この変形例にかかる医師検索装置300は、依頼にかかる診断内容について即時に診断可能な対象医師を検索することが可能である。
この第1変形例においても、第1実施形態と同様に、依頼元医療機関が診断依頼から診断結果を取得するまでの時間を短縮することができる。また対象医師の検索が容易であり、依頼元医療機関の事務処理の省力化を図ることが可能である。
〈第2変形例〉
上記説明した第2実施形態にかかる診断情報管理装置1は、対象医師のスケジュール情報を取得して、抽出領域内にいる抽出した対象医師のうち、依頼に対し即時に対応可能なものを検索するように構成されている。
上記説明した第2実施形態にかかる診断情報管理装置1は、対象医師のスケジュール情報を取得して、抽出領域内にいる抽出した対象医師のうち、依頼に対し即時に対応可能なものを検索するように構成されている。
しかし、本発明にかかる医師検索装置はこのような構成に限られず、依頼元医療機関が要求する診断結果の納期に基づいて、抽出された対象医師からさらに当該の浮きに対応可能な対象医師を抽出する構成であってもよい。例えば、依頼元医療機関において、依頼情報における診断内容情報の設定時において、依頼元医師が依頼しようとする診断結果の納期の情報を設定し、この納期の情報を依頼情報として医師検索装置300に送信する。医師検索装置300は、診断可能者抽出手段320によって、受信した納期の情報と対象医師のスケジュール情報を対比し、納期までに依頼しようとする診断に対応することができる者を抽出する。医用画像の画像診断以外の診断、すなわち依頼元医師の所見や、依頼元医療機関における患者の症状経過、診療経過、現在の処方、既往歴、依頼元医療機関における検査によって取得された数値による検査結果等に基づく診断を依頼するために、対象医師の検索を行う構成であってもよい。
この第2変形例において、依頼医療機関は、依頼しようとする診断の診断結果の納期に対応する対象医師を把握することが可能であり、依頼する画像診断の診断結果を取得するまでの時間をより詳細に想定することが可能となる。
1 診断情報管理装置
40、50 位置情報発信手段
200 依頼元端末
210、420、520 ユーザインターフェイス
220 診断データ処理手段
230 依頼情報生成手段
240 診断依頼手段
300 医師検索装置
310 依頼情報記憶手段
320 診断可能者抽出手段
330 機器情報記憶手段
340 位置情報受信手段
350 医師情報記憶手段
400 第1依頼先端末
500 第2依頼先端末
410、510 診断結果処理手段
600 画像サーバー
40、50 位置情報発信手段
200 依頼元端末
210、420、520 ユーザインターフェイス
220 診断データ処理手段
230 依頼情報生成手段
240 診断依頼手段
300 医師検索装置
310 依頼情報記憶手段
320 診断可能者抽出手段
330 機器情報記憶手段
340 位置情報受信手段
350 医師情報記憶手段
400 第1依頼先端末
500 第2依頼先端末
410、510 診断結果処理手段
600 画像サーバー
Claims (10)
- 依頼元医療機関から依頼先医療機関に対し画像診断の依頼を行う診断依頼支援装置であって、
前記依頼先医療機関内で前記画像診断を行うことができる診断領域を示す領域情報をあらかじめ記憶する記憶手段と、
依頼対象となる複数の対象医師それぞれの位置を示す位置情報を受信するとともに、該対象医師の位置情報および前記領域情報を参照することにより、該対象医師の位置が、前記記憶手段に記憶されたいずれかの前記診断領域内にあるかを判断する診断可能者抽出手段と、
前記診断可能者抽出手段により、前記対象医師の位置が前記診断領域内にあると判断されたことを受けて、当該位置にいる当該対象医師に対し、前記画像診断の依頼を実行する診断依頼手段を備えたこと、
を特徴とする診断依頼支援装置。 - 前記診断可能者抽出手段は、前記依頼元医療機関から、前記診断領域を抽出するための抽出条件を受け、さらに該抽出条件に基づいて複数の前記診断領域から該抽出条件に対応する該診断領域を抽出し、さらに該抽出された該診断領域と前記位置情報を参照することにより前記判断を実行すること、
を特徴とする請求項1に記載の診断依頼支援装置。 - 前記記憶手段に記憶された前記領域情報には、前記診断領域それぞれにおいて閲覧可能な医用画像の情報が含まれており、
前記抽出条件には、前記依頼にかかる医用画像の情報が含まれており、
前記診断可能者抽出手段による前記抽出は、前記診断領域それぞれにおいて前記閲覧可能な医用画像の情報と、前記依頼にかかる医用画像の情報とを対比した結果、前記依頼かかる医用画像を閲覧することができる前記診断領域を抽出することにより実行されること、
を特徴とする請求項2に記載の診断依頼支援装置。 - 前記記憶手段に記憶された前記領域情報には、前記診断領域それぞれにおいて使用することができる機器の画像表示能力の情報が含まれており、
前記抽出条件には、前記依頼にかかる医用画像の表示をするために、機器に対し要求される要求能力を示す情報が含まれており、
前記診断可能者抽出手段は、前記要求能力を示す情報と前記画像表示能力を示す情報とを対比した結果、前記要求能力を充足する前記画像表示能力を備えた前記機器を抽出することにより、前記抽出を行うこと、
を特徴とする請求項2に記載の診断依頼支援装置。 - 依頼元医療機関から依頼先医療機関へ診断の依頼をするにあたり、依頼対象となる対象医師の検索を行う医師検索装置であって、
前記依頼先医療機関内で診断を行うことができる診断領域を示す領域情報をあらかじめ記憶する記憶手段と、
前記対象医師それぞれの位置を示す位置情報を受信して、該対象医師の位置情報および前記領域情報を対比することにより、前記記憶手段に記憶されたそれぞれの前記診断領域内に存在する該対象医師を抽出し、さらに抽出結果を前記依頼元医療機関に送信する、診断可能者抽出手段と、を備えたこと、
を特徴とする医師検索装置。 - 前記領域情報には、前記診断領域それぞれにおいて使用可能な機器の能力を示す情報が含まれており、
前記診断可能者抽出手段は、前記依頼元医療機関から、前記依頼にかかる診断をするために少なくとも必要な機器の能力を示す情報を含んだ抽出条件を受信するとともに、前記使用可能な機器の能力と、該必要な機器の能力とを対比した結果、該使用可能な機器のうち、該必要な機器の能力を満たす機器を抽出することにより、該抽出された機器を使用可能な診断領域を抽出すること、
を特徴とする請求項5に記載の医師検索装置。 - 前記記憶手段には、前記依頼先医療機関の前記対象医師が実行可能な診断内容を示す医師情報が記憶されており、
前記診断可能者抽出手段は、前記依頼元医療機関から、前記依頼にかかる診断の診断部位および前記依頼の内容を示す情報を含んだ診断内容情報を受信するとともに、前記医師情報と、該診断内容情報とを対比した結果、該診断内容情報に適合した前記対象医師を抽出すること、
を特徴とする請求項5に記載の医師検索装置。 - 依頼対象となる複数の対象医師それぞれの位置を示す位置情報を受信する位置情報受信手段と、依頼先医療機関内の診断領域および該診断領域内における画像表示手段の画像表示能力を示す領域情報をあらかじめ記憶する記憶手段とを有し、依頼元医療機関から依頼先医療機関に対し、画像診断の依頼を行うための診断依頼支援装置による診断依頼方法であって、
前記依頼にかかる医用画像の表示をするために、機器に対し要求される要求能力を示す情報を含んだ抽出条件を、前記依頼元医療機関から受信する第1の工程と、
前記抽出条件を受信したこと応じて、該抽出条件と前記領域情報とを対比し、前記要求能力を満たす前記画像表示能力を有する前記画像表示手段を抽出することによって、前記診断領域を特定する第2の工程と、
前記位置情報と前記領域情報とを対比して、前記対象医師のうち、前記特定された診断領域内にいる医師を抽出する第3の工程と、
前記抽出した医師に対し、前記依頼にかかる画像診断の内容の情報とともに、該画像診断を依頼する旨を通知する第4の工程と、を備えたこと、
を特徴とする診断依頼方法。 - 依頼元医療機関の依頼元端末がサーバーに、依頼にかかる医用画像を記憶させるステップと、
前記依頼元端末が、前記医用画像の表示に要求される画像表示能力を含む抽出条件を医師検索装置に送信するステップと、
前記医師検索装置が、前記抽出条件を受信したことに応じて、該医師検索装置の記憶手段から、依頼先医療機関内の各診断領域の情報と、該各診断領域における画像表示手段の画像表示能力とが、それぞれ互いに対応付けられている領域情報を読み出すステップと、
前記領域情報と前記抽出条件とを参照することにより、該抽出条件における画像表示能力を満たす画像表示能力を有する該画像表示手段を抽出するステップと、
前記画像表示手段の前記抽出の結果、前記診断領域のうち、該抽出された該画像表示手段に対応する領域を抽出するステップと、
前記依頼の対象となる複数の対象医師それぞれの位置を示す位置情報を受信することにより、前記対応する領域と該位置情報それぞれを対比し、いずれかの該対応する領域に存在する医師を抽出するステップと、
前記依頼元端末が前記診断可能医師の情報を受信し、該診断可能医師に前記医用画像の画像診断の依頼を通知するステップと、
前記依頼先医療機関の依頼元端末が前記依頼の通知を受信したことに応じて前記サーバーから該当する前記医用画像を読み出すステップと、
前記医用画像の画像診断の結果を前記依頼元端末に送信するステップと、を備えたこと、
を特徴とする画像診断管理方法。 - 前記依頼元端末が、前記医用画像にかかる検査部位および該医用画像の画像診断に適合する医師の専門分野を示す情報を含む診断内容情報を前記医師検索装置に送信するステップと、
前記医師検索装置が、前記診断内容情報を受信して、前記記憶手段からあらかじめ記憶された前記抽出医師が診断可能な部位および専門分野を示す情報を含んだ医師情報読み出すとともに、該医師情報と前記診断内容情報を対比することにより、前記依頼にかかる医用画像の画像診断を実行可能な医師を抽出するステップと、を備えたこと、
を特徴とする請求項9に記載の画像診断管理方法。
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JP2008204107A JP2010039900A (ja) | 2008-08-07 | 2008-08-07 | 診断依頼支援装置、医師検索装置、診断依頼方法および画像診断管理方法 |
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JP2008204107A JP2010039900A (ja) | 2008-08-07 | 2008-08-07 | 診断依頼支援装置、医師検索装置、診断依頼方法および画像診断管理方法 |
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-
2008
- 2008-08-07 JP JP2008204107A patent/JP2010039900A/ja not_active Withdrawn
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