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JP2005223119A - 塗布膜形成装置および塗布膜形成方法 - Google Patents

塗布膜形成装置および塗布膜形成方法 Download PDF

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JP2005223119A JP2004029031A JP2004029031A JP2005223119A JP 2005223119 A JP2005223119 A JP 2005223119A JP 2004029031 A JP2004029031 A JP 2004029031A JP 2004029031 A JP2004029031 A JP 2004029031A JP 2005223119 A JP2005223119 A JP 2005223119A
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Abstract


【課題】 基板表面での転写跡の発生を抑制するとともに基板裏面へのパーティクルの付着を防止した塗布膜形成装置および塗布膜形成方法を提供する。
【解決手段】 レジスト塗布処理装置(CT)23aは、ガスを噴射するための複数のガス噴射口16aが設けられたステージ12と、ステージ12上でLCD基板GをX方向に搬送する基板搬送機構13と、ステージ12上を移動するLCD基板Gの表面にレジスト液を供給するレジスト供給ノズル14を備える。LCD基板Gは、ガス噴射口16aから噴射されるガスによって略水平姿勢でステージ12の表面から浮いた状態で、ステージ12上を基板搬送機構13により搬送される。
【選択図】 図5

Description

本発明は、液晶表示装置(LCD)等のFPD(フラットパネルディスプレイ)に用いられるガラス基板等の基板に、塗布液を供給して塗布膜を形成する塗布膜形成装置および塗布膜形成方法に関する。
例えば、液晶表示装置(LCD)の製造工程においては、フォトリソグラフィー技術を用いて、ガラス基板に所定の回路パターンを形成している。すなわち、ガラス基板にレジスト液を供給して塗布膜を形成し、これを乾燥、熱処理した後に、露光処理、現像処理を逐次行っている。
ここで、ガラス基板にレジスト液を供給して塗布膜を形成する装置としては、ガラス基板を水平に真空吸着する載置台と、この載置台に保持された基板にレジスト液を供給するレジスト供給ノズルと、載置台とレジスト供給ノズルとを水平方向で相対的に移動させる移動機構と、を有する塗布膜形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、LCD用のガラス基板は厚さが薄いために、載置台に設けられた吸気孔がガラス基板の表面に転写されやすいという問題がある。また、基板の裏面に多くのパーティクルが付着するという問題がある。さらに、載置台に対する基板の脱着に所定の時間を必要とするために、必ずしもスループットはよいものとは言えない。さらにまた、近年におけるガラス基板の大型化に伴う載置台およびレジスト供給ノズルの大型化によって、これらを相対的に移動させる移動機構の構成が大掛かりなものとなるために、基板をできるだけ単純な構造で移動させたいという要求もある。
特開平10−156255号公報
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、基板表面での転写跡の発生を抑制するとともに、基板裏面へのパーティクルの付着を防止した塗布膜形成装置および塗布膜形成方法を提供することを目的とする。また、本発明は、基板を搬送する機構の構造が簡単であり、しかも高いスループットで塗布膜を形成することができる塗布膜形成装置および塗布膜形成方法を提供することを目的とする。
すなわち、本発明によれば、基板を一方向に搬送しながら前記基板に所定の塗布液を供給して塗布膜を形成する塗布膜形成装置であって、
表面の所定位置に所定のガスを噴射するための複数のガス噴射口が設けられたステージと、
前記ステージ上で基板を一方向に搬送する基板搬送機構と、
前記ステージ上を移動する基板の表面に所定の塗布液を供給する塗布液供給ノズルと、
を備え、
前記基板は、前記ガス噴射口から噴射されるガスによって略水平姿勢で前記ステージの表面から浮いた状態で、前記基板搬送機構によって搬送されることを特徴とする塗布膜形成装置、が提供される。
また、本発明によれば、基板を一方向に搬送しながら前記基板に塗布液を供給して塗布膜を形成する塗布膜形成方法であって、
基板の周縁の一部を保持し、表面から所定のガスが噴射されているステージの上に前記基板を略水平姿勢で浮かせる工程と、
前記基板を浮上状態に維持して前記ステージ上を一方向に搬送しながら、前記基板に所定の塗布液を供給して塗布膜を形成する工程と、
を有することを特徴とする塗布膜形成方法、が提供される。
本発明によれば、基板はステージから浮上した状態で搬送されるために、ステージ表面の転写が起こらず、基板裏面へのパーティクル付着が抑制され、小さな力で基板を搬送することができる。また、基板全体が下側から噴射されるガスによって支持された形態となるために、基板の姿勢を水平に保持することが容易であり、これによって塗布膜に厚みむらが発生することを抑制することができる。さらに、基板を逐次搬送して塗布処理を行うことができるために、高いスループットを得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。ここでは、本発明を、LCD用のガラス基板(以下「LCD基板」という)の表面にレジスト膜を形成する装置および方法に適用した場合について説明することとする。
図1に、LCD基板へのレジスト膜の形成と、露光処理後のレジスト膜の現像処理を行うレジスト塗布・現像処理システムの概略平面図を示す。このレジスト塗布・現像処理システム100は、複数のLCD基板Gを収容するカセットCを載置するカセットステーション(搬入出部)1と、LCD基板Gにレジスト塗布および現像を含む一連の処理を施すための複数の処理ユニットを備えた処理ステーション(処理部)2と、露光装置4との間でLCD基板Gの受け渡しを行うためのインターフェイスステーション(インターフェイス部)3とを備えており、カセットステーション1とインターフェイスステーション3はそれぞれ処理ステーション2の両端に配置されている。なお、図1において、レジスト塗布・現像処理システム100の長手方向をX方向、平面上においてX方向と直交する方向をY方向とする。
カセットステーション1は、カセットCをY方向に並べて載置できる載置台9と、処理ステーション2との間でLCD基板Gの搬入出を行うための搬送装置11を備えており、この載置台9と外部との間でカセットCの搬送が行われる。搬送装置11は搬送アーム11aを有し、カセットCの配列方向であるY方向に沿って設けられた搬送路10上を移動可能であり、搬送アーム11aによりカセットCと処理ステーション2との間でLCD基板Gの搬入出が行われる。
処理ステーション2は、基本的にX方向に伸びるLCD基板G搬送用の平行な2列の搬送ラインA・Bを有しており、搬送ラインAに沿ってカセットステーション1側からインターフェイスステーション3に向けて、スクラブ洗浄処理ユニット(SCR)21と、第1の熱的処理ユニットセクション26と、レジスト処理ユニット23と、第2の熱的処理ユニットセクション27と、が配列されている。
また、搬送ラインBに沿ってインターフェイスステーション3側からカセットステーション1に向けて、第2の熱的処理ユニットセクション27と、現像処理ユニット(DEV)24と、i線UV照射ユニット(i−UV)25と、第3の熱的処理ユニットセクション28と、が配列されている。スクラブ洗浄処理ユニット(SCR)21の上の一部にはエキシマUV照射ユニット(e−UV)22が設けられている。なお、エキシマUV照射ユニット(e−UV)22はスクラバ洗浄に先立ってLCD基板Gの有機物を除去するために設けられ、i線UV照射ユニット(i−UV)25は現像の脱色処理を行うために設けられる。
スクラブ洗浄処理ユニット(SCR)21では、その中でLCD基板Gが略水平姿勢で搬送されながら洗浄処理および乾燥処理が行われるようになっている。現像処理ユニット(DEV)24では、LCD基板Gが略水平姿勢で搬送されながら、現像液塗布、リンス、乾燥処理が逐次行われるようになっている。これらスクラブ洗浄処理ユニット(SCR)21および現像処理ユニット(DEV)24では、LCD基板Gの搬送は例えばコロ搬送またはベルト搬送により行われ、LCD基板Gの搬入口および搬出口は相対向する短辺に設けられている。また、i線UV照射ユニット(i−UV)25へのLCD基板Gの搬送は、現像処理ユニット(DEV)24の搬送機構と同様の機構により連続して行われる。
レジスト処理ユニット23は、後に詳細に説明するように、LCD基板Gを略水平姿勢で搬送しながら、レジスト液を供給し、塗布膜を形成するレジスト塗布装置(CT)23aと、減圧雰囲気にLCD基板GをさらすことによりLCD基板G上に形成された塗布膜に含まれる揮発成分を蒸発させて塗布膜を乾燥させる減圧乾燥装置(VD)23bと、を備えている。
第1の熱的処理ユニットセクション26は、LCD基板Gに熱的処理を施す熱的処理ユニットが積層して構成された2つの熱的処理ユニットブロック(TB)31・32を有しており、熱的処理ユニットブロック(TB)31はスクラブ洗浄処理ユニット(SCR)21側に設けられ、熱的処理ユニットブロック(TB)32はレジスト処理ユニット23側に設けられている。これら2つの熱的処理ユニットブロック(TB)31・32の間に第1の搬送装置33が設けられている。
図2の第1の熱的処理ユニットセクション26の側面図に示すように、熱的処理ユニットブロック(TB)31は、下から順にLCD基板Gの受け渡しを行うパスユニット(PASS)61と、LCD基板Gに対して脱水ベーク処理を行う2つの脱水ベークユニット(DHP)62・63と、LCD基板Gに対して疎水化処理を施すアドーヒージョン処理ユニット(AD)64が4段に積層された構成を有している。また、熱的処理ユニットブロック(TB)32は、下から順にLCD基板Gの受け渡しを行うパスユニット(PASS)65と、LCD基板Gを冷却する2つのクーリングユニット(COL)66・67と、LCD基板Gに対して疎水化処理を施すアドーヒージョン処理ユニット(AD)68が4段に積層された構成を有している。
第1の搬送装置33は、パスユニット(PASS)61を介してのスクラブ洗浄処理ユニット(SCR)21からのLCD基板Gの受け取り、上記熱的処理ユニット間のLCD基板Gの搬入出、およびパスユニット(PASS)65を介してのレジスト処理ユニット23へのLCD基板Gの受け渡しを行う。
第1の搬送装置33は、上下に延びるガイドレール91と、ガイドレール91に沿って昇降する昇降部材92と、昇降部材92上を旋回可能に設けられたベース部材93と、ベース部材93上を前進後退可能に設けられ、LCD基板Gを保持する基板保持アーム94とを有している。昇降部材92の昇降はモータ95によって行われ、ベース部材93の旋回はモータ96によって行われ、基板保持アーム94の前後動はモータ97によって行われる。このように第1の搬送装置33は、上下動、前後動、旋回動可能であり、熱的処理ユニットブロック(TB)31・32のいずれのユニットにもアクセスすることができる。
第2の熱的処理ユニットセクション27は、LCD基板Gに熱的処理を施す熱的処理ユニットが積層して構成された2つの熱的処理ユニットブロック(TB)34・35を有しており、熱的処理ユニットブロック(TB)34はレジスト処理ユニット23側に設けられ、熱的処理ユニットブロック(TB)35は現像処理ユニット(DEV)24側に設けられている。そして、これら2つの熱的処理ユニットブロック(TB)34・35の間に、第2の搬送装置36が設けられている。
図3の第2の熱的処理ユニットセクション27の側面図に示すように、熱的処理ユニットブロック(TB)34は、下から順にLCD基板Gの受け渡しを行うパスユニット(PASS)69とLCD基板Gに対してプリベーク処理を行う3つのプリベークユニット(PREBAKE)70・71・72が4段に積層された構成となっている。また、熱的処理ユニットブロック(TB)35は、下から順にLCD基板Gの受け渡しを行うパスユニット(PASS)73と、LCD基板Gを冷却するクーリングユニット(COL)74と、LCD基板Gに対してプリベーク処理を行う2つのプリベークユニット(PREBAKE)75・76が4段に積層された構成となっている。
第2の搬送装置36は、パスユニット(PASS)69を介してのレジスト処理ユニット23からのLCD基板Gの受け取り、上記熱的処理ユニット間のLCD基板Gの搬入出、パスユニット(PASS)73を介しての現像処理ユニット(DEV)24へのLCD基板Gの受け渡し、および後述するインターフェイスステーション3の基板受け渡し部であるエクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)44に対するLCD基板Gの受け渡しおよび受け取り、を行う。なお、第2の搬送装置36は、第1の搬送装置33と同じ構造を有しており、熱的処理ユニットブロック(TB)34・35のいずれのユニットにもアクセス可能である。
第3の熱的処理ユニットセクション28は、LCD基板Gに熱的処理を施す熱的処理ユニットが積層して構成された2つの熱的処理ユニットブロック(TB)37・38を有しており、熱的処理ユニットブロック(TB)37は現像処理ユニット(DEV)24側に設けられ、熱的処理ユニットブロック(TB)38はカセットステーション1側に設けられている。そして、これら2つの熱的処理ユニットブロック(TB)37・38の間に、第3の搬送装置39が設けられている。
図4の第3の熱的処理ユニットセクション28の側面図に示すように、熱的処理ユニットブロック(TB)37は、下から順に、LCD基板Gの受け渡しを行うパスユニット(PASS)77と、LCD基板Gに対してポストベーク処理を行う3つのポストベークユニット(POBAKE)78・79・80が4段に積層された構成を有している。また、熱的処理ユニットブロック(TB)38は、下から順に、ポストベークユニット(POBAKE)81と、LCD基板Gの受け渡しおよび冷却を行うパス・クーリングユニット(PASS・COL)82と、LCD基板Gに対してポストベーク処理を行う2つのポストベークユニット(POBAKE)83・84が4段に積層された構成を有している。
第3の搬送装置39は、パスユニット(PASS)77を介してのi線UV照射ユニット(i−UV)25からのLCD基板Gの受け取り、上記熱的処理ユニット間のLCD基板Gの搬入出、パス・クーリングユニット(PASS・COL)82を介してのカセットステーション1へのLCD基板Gの受け渡しを行う。なお、第3の搬送装置39も第1の搬送装置33と同じ構造を有しており、熱的処理ユニットブロック(TB)37・38のいずれのユニットにもアクセス可能である。
処理ステーション2では、以上のように2列の搬送ラインA・Bを構成するように、かつ基本的に処理の順になるように各処理ユニットおよび搬送装置が配置されており、これら搬送ラインA・B間には空間40が設けられている。そして、この空間40を往復動可能にシャトル(基板載置部材)41が設けられている。このシャトル41はLCD基板Gを保持可能に構成されており、シャトル41を介して搬送ラインA・B間でLCD基板Gの受け渡しが行われる。シャトル41に対するLCD基板Gの受け渡しは、上記第1から第3の搬送装置33・36・39によって行われる。
インターフェイスステーション3は、処理ステーション2と露光装置4との間でLCD基板Gの搬入出を行う搬送装置42と、バッファカセットを配置するバッファステージ(BUF)43と、冷却機能を備えた基板受け渡し部であるエクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)44とを有しており、タイトラー(TITLER)と周辺露光装置(EE)とが上下に積層された外部装置ブロック45が搬送装置42に隣接して設けられている。搬送装置42は搬送アーム42aを備え、この搬送アーム42aにより処理ステーション2と露光装置4との間でLCD基板Gの搬入出が行われる。
このように構成されたレジスト塗布・現像処理システム100においては、まず、カセットステーション1の載置台9に配置されたカセットC内のLCD基板Gが、搬送装置11により処理ステーション2のエキシマUV照射ユニット(e−UV)22に直接搬入され、スクラブ前処理が行われる。次いで搬送装置11によりLCD基板Gがスクラブ洗浄処理ユニット(SCR)21に搬入され、スクラブ洗浄される。スクラブ洗浄処理後、LCD基板Gは例えばコロ搬送により第1の熱的処理ユニットセクション26に属する熱的処理ユニットブロック(TB)31のパスユニット(PASS)61に搬出される。
パスユニット(PASS)61に配置されたLCD基板Gは、最初に、熱的処理ユニットブロック(TB)31の脱水ベークユニット(DHP)62・63のいずれかに搬送されて加熱処理され、次いで熱的処理ユニットブロック(TB)32のクーリングユニット(COL)66・67のいずれかに搬送されて冷却された後、レジストの定着性を高めるために熱的処理ユニットブロック(TB)31のアドヒージョン処理ユニット(AD)64および熱的処理ユニットブロック(TB)32のアドヒージョン処理ユニット(AD)68のいずれかに搬送され、そこでHMDSによりアドヒージョン処理(疎水化処理)される。その後、LCD基板Gは、クーリングユニット(COL)66・67のいずれかに搬送されて冷却され、さらに熱的処理ユニットブロック(TB)32のパスユニット(PASS)65に搬送される。このような一連の処理を行う際のLCD基板Gの搬送処理は、全て第1の搬送装置33によって行われる。
パスユニット(PASS)65に配置されたLCD基板Gは、パスユニット(PASS)65内に設けられた、例えば、コロ搬送機構等の基板搬送機構によって、レジスト処理ユニット23内へ搬入される。後に詳細に説明するように、レジスト塗布装置(CT)23aにおいては、LCD基板Gを水平姿勢で搬送しながらレジスト液を供給して塗布膜を形成し、その後、減圧乾燥装置(VD)23bにて塗布膜に減圧乾燥処理が施される。その後、LCD基板Gは減圧乾燥装置(VD)23bに設けられた基板搬送アームにより、レジスト処理ユニット23から第2の熱的処理ユニットセクション27に属する熱的処理ユニットブロック(TB)34のパスユニット(PASS)69に受け渡される。
パスユニット(PASS)69に配置されたLCD基板Gは、第2の搬送装置36により、熱的処理ユニットブロック(TB)34のプリベークユニット(PREBAKE)70・71・72および熱的処理ユニットブロック(TB)35のプリベークユニット(PREBAKE)75・76のいずれかに搬送されてプリベーク処理され、その後熱的処理ユニットブロック(TB)35のクーリングユニット(COL)74に搬送されて所定温度に冷却される。そして、第2の搬送装置36により、さらに熱的処理ユニットブロック(TB)35のパスユニット(PASS)73に搬送される。
その後、LCD基板Gは第2の搬送装置36によりインターフェイスステーション3のエクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)44へ搬送され、必要に応じて、インターフェイスステーション3の搬送装置42により外部装置ブロック45の周辺露光装置(EE)に搬送されて、そこで、レジスト膜の外周部(不要部分)を除去するための露光が行われる。次いで、LCD基板Gは、搬送装置42により露光装置4に搬送されてそこでLCD基板G上のレジスト膜に所定パターンで露光処理が施される。なお、LCD基板Gは、一旦、バッファステージ(BUF)43上のバッファカセットに収容され、その後に露光装置4に搬送される場合がある。
露光終了後、LCD基板Gはインターフェイスステーション3の搬送装置42により外部装置ブロック45の上段のタイトラー(TITLER)に搬入されてLCD基板Gに所定の情報が記された後、エクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)44に載置される。LCD基板Gは、第2の搬送装置36により、エクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)44から第2の熱的処理ユニットセクション27に属する熱的処理ユニットブロック(TB)35のパスユニット(PASS)73へ搬送される。
パスユニット(PASS)73から現像処理ユニット(DEV)24まで延長されている例えばコロ搬送機構を作用させることにより、LCD基板Gはパスユニット(PASS)73から現像処理ユニット(DEV)24へ搬入される。現像処理ユニット(DEV)24では、例えば、基板を水平姿勢で搬送しながら現像液がLCD基板G上に液盛りされ、その後、一旦、LCD基板Gの搬送を停止してLCD基板を所定角度傾けることにより、LCD基板上の現像液を流し落とし、さらにこの状態でLCD基板Gにリンス液を供給して、現像液を洗い流す。その後、LCD基板Gを水平姿勢に戻して、再び搬送を開始し、乾燥用窒素ガスまたは空気をLCD基板Gに吹き付けることにより、LCD基板を乾燥させる。
現像処理終了後、LCD基板Gは現像処理ユニット(DEV)24から連続する搬送機構、例えばコロ搬送によりi線UV照射ユニット(i−UV)25に搬送され、LCD基板Gに対して脱色処理が施される。その後、LCD基板Gはi線UV照射ユニット(i−UV)25内のコロ搬送機構により第3の熱的処理ユニットセクション28に属する熱的処理ユニットブロック(TB)37のパスユニット(PASS)77に搬出される。
パスユニット(PASS)77に配置されたLCD基板Gは、第3の搬送装置39により熱的処理ユニットブロック(TB)37のポストベークユニット(POBAKE)78・79・80および熱的処理ユニットブロック(TB)38のポストベークユニット(POBAKE)81・83・84のいずれかに搬送されてポストベーク処理され、その後熱的処理ユニットブロック(TB)38のパス・クーリングユニット(PASS・COL)82に搬送されて所定温度に冷却された後、カセットステーション1の搬送装置11によって、カセットステーション1に配置されている所定のカセットCに収容される。
次に、レジスト処理ユニット23について詳細に説明する。図5はレジスト処理ユニット23の概略平面図である。
レジスト塗布装置(CT)23aは、表面の所定位置に所定のガスを噴射するための複数のガス噴射口16aが設けられたステージ12と、ステージ12上をX方向に搬送する基板搬送機構13と、ステージ12上を移動するLCD基板Gの表面にレジスト液を供給するレジスト供給ノズル14と、を備えている。また、減圧乾燥装置(VD)23bは、LCD基板Gを載置するための載置台17と、載置台17および載置台17に載置されたLCD基板Gを収容するチャンバ18と、を備えている。さらに、レジスト処理ユニット23には、レジスト塗布装置(CT)23aから減圧乾燥装置(VD)23bへ、さらに減圧乾燥装置(VD)23bから熱的処理ユニットブロック(TB)34に設けられたパスユニット(PASS)69へLCD基板Gを搬送する基板搬送アーム19が設けられている。
図6は基板搬送機構13の概略構成を示す断面図である。基板搬送機構13は、LCD基板GのY方向端の一部を保持する保持部材15a・15bと、ステージ12のY方向側面にX方向に延在するように配置された直線ガイド51a・51bと、保持部材15a・15bを保持し、直線ガイド51a・51bと嵌合した連結部材50と、連結部材50をX方向で往復移動させるX軸駆動機構53と、を備えている。
保持部材15b・15bはそれぞれ、台座部49にLCD基板Gを吸着保持するための吸着パッド48が1個以上設けられた構造を有しており、吸着パッド48は真空ポンプ等の減圧機構52を動作させることにより、LCD基板Gを吸着保持することができるようになっている。吸着パッド48は、LCD基板Gにおいてレジスト液が塗布されない部分の裏面側、つまりLCD基板Gの裏面周縁部で、LCD基板Gを保持する。X軸駆動機構53としては、例えば、ベルト駆動機構や、ボールねじ、エアースライダ、電動スライダ等が挙げられる。
ステージ12は、LCD基板Gの搬送方向の上流から下流に向けて、導入ステージ部12a、塗布ステージ部12b、搬出ステージ部12cとに分けられている。導入ステージ部12aは、熱的処理ユニットブロック(TB)32のパスユニット(PASS)65から塗布ステージ部12bへLCD基板Gを搬送するためのエリアである。塗布ステージ部12bには、レジスト供給ノズル14が配置されており、ここでLCD基板Gに塗布液が供給されて塗布膜が形成される。搬出ステージ部12cは、塗布膜が形成されたLCD基板Gを減圧乾燥装置(VD)23bへ搬出するためのエリアである。
図7(a)〜(c)はそれぞれ導入ステージ部12a、塗布ステージ部12b、搬出ステージ部12cにおけるLCD基板Gの搬送形態を模式的に示す説明図である。
図5および図7(a)に示すように、導入ステージ部12aには、その表面から上方へ窒素ガスや空気等のガスを噴射するガス噴射口16aが、このガス噴射口16aから噴射されるガスによってLCD基板Gが導入ステージ部12aから略水平姿勢で浮上した状態に保持されるように、所定位置に設けられている。LCD基板Gの平面度を高くするためには、ガス噴射口16aの直径を短くして、ガス噴射口16aの配置数を多くすることが好ましい。
図5および図7(b)に示されるように、塗布ステージ部12bには、ガス噴射口16aに加えて、その表面の所定位置に吸気口16bが設けられている。この塗布ステージ部12bでは、ガス噴射口16aからのガス噴射量と吸気口16bからのガス吸気量を調整することによって、LCD基板Gの浮上高さを導入ステージ部12aおよび搬出ステージ部12cよりも高い精度で調節することができるようになっている。
図5および図7(c)に示されるように、搬出ステージ部12cには、LCD基板Gを浮上させるためのガス噴射口16aに加えて、搬出ステージ部12cへ搬送されてきたLCD基板Gを基板搬送アーム19に受け渡すために、LCD基板Gを持ち上げるリフトピン47が設けられている。
このように、レジスト塗布装置(CT)23aでは、LCD基板Gをステージ12から所定距離浮いた状態で保持することができる。このため、保持部材15a・15bにLCD基板Gを保持させて連結部材50を移動させるために、大きな力を必要としない。すなわち、X軸駆動機構53には大きなトルクは必要なく、これにより基板搬送機構13の小型化を図ることができる。
図8にレジスト供給ノズル14の概略斜視図を示す。レジスト供給ノズル14は、一方向に長い長尺状の箱体14aに、レジスト液を略帯状に吐出するスリット状のレジスト吐出口14bが設けられた構造を有している。このレジスト供給ノズル14は、箱体14aの長手方向をY方向に一致させた状態で、塗布ステージ部12bのほぼ中央部に配置されたノズル保持部材20に、ノズル昇降機構30により昇降自在に、取り付けられている。
レジスト供給ノズル14にはレジスト吐出口14bとLCD基板Gとの間隔を測定するセンサ29が取り付けられており、ノズル昇降機構30は、このセンサ29の測定値に基づいてレジスト供給ノズル14の位置を制御する。レジスト供給ノズル14の長さはLCD基板Gの幅(Y方向長さ)よりも短くなっており、LCD基板Gの周縁の一定領域には塗布膜が形成されないようになっている。
減圧乾燥装置(VD)23bに設けられた載置台17の表面には、LCD基板Gを支持するプロキシミティピン(図示せず)が所定位置に設けられている。チャンバ18は固定された下部容器と昇降自在な上部蓋体からなる上下2分割構造を有している。基板搬送アーム19は、X方向、Y方向、Z方向(鉛直方向)に移動可能である。
次に、上述のように構成されたレジスト処理ユニット23におけるLCD基板Gの処理工程について説明する。なお、熱的処理ユニットブロック(TB)32のパスユニット(PASS)65から、レジスト処理ユニット23へのLCD基板Gの搬送は、パスユニット(PASS)65に設けられたコロ46の回転を用いたコロ搬送機構によって行われるとする。
最初に、保持部材15a・15bを熱的処理ユニットブロック(TB)32側に待機させ、ステージ12では各部において所定の高さにLCD基板Gを浮上させることができる状態とする。次いで、熱的処理ユニットブロック(TB)32のパスユニット(PASS)65からコロ搬送機構によりLCD基板Gを導入ステージ部12aに進入させ、LCD基板Gの一部がまだコロ46によって支持されている状態で、保持部材15a・15bにLCD基板GのY方向端を保持させる。続いて、コロ46による搬送速度と保持部材15a・15bの移動速度を合わせて、LCD基板Gをステージ12の導入ステージ部12aへ搬入する。導入ステージ部12aでは、LCD基板Gは、例えば、その表面から150μm浮いた状態で搬送される。
LCD基板Gは、基板搬送機構13の駆動による保持部材15a・15bのX方向への移動にしたがって、塗布ステージ部12bへと搬入される。塗布ステージ部12bでは、ガス噴射口16aからのガス噴射とともに吸気口16bからの吸気を行うことにより、例えば、LCD基板Gの浮上高さをその表面から40μm程度とすることができる。
LCD基板Gがレジスト供給ノズル14の下を通過する際に、レジスト供給ノズル14からLCD基板Gにレジスト液が吐出され、塗布膜が形成される。例えば、塗布ステージ部12bにおける基板搬送速度は、150mm/秒とすることができる。このようにLCD基板Gの浮上高さを低くすることによってLCD基板Gの平面度をさらに高めることができるため、厚みの均一な塗布膜を形成することができる。
なお、レジスト供給ノズル14の高さは、センサ29の測定信号に基づいて、LCD基板Gごとに調整してもよいが、通常は複数のLCD基板Gの搬送状態は同じとなるから、最初に処理するLCD基板Gまたはダミー基板でレジスト供給ノズル14の高さを調節すれば、その後はレジスト供給ノズル14の高さを調整する必要はほとんどない。また、レジスト供給ノズル14からのレジスト液の吐出開始/吐出終了のタイミングは、センサ29の測定信号を利用して定めてもよいし、LCD基板Gの位置を検出するセンサを別途設けて、このセンサからの信号に基づいて定めてもよい。
塗布ステージ部12bを通過することによって塗布膜が形成されたLCD基板Gは、保持部材15a・15bの移動にしたがって搬出ステージ部12cに搬送される。搬出ステージ部12cでは、LCD基板Gは、例えば、その表面から150μm浮いた状態とされる。LCD基板G全体が搬出ステージ部12c上に達したら、保持部材15a・15bによる吸着保持を解除するとともに、リフトピン47を上昇させて、LCD基板Gを所定の高さへ持ち上げる。
引き続き、基板搬送アーム19がリフトピン47によって持ち上げられたLCD基板Gにアクセスする。基板搬送アーム19がLCD基板GのY方向端でLCD基板Gを把持したらリフトピン47を降下させる。また、基板搬送アーム19は把持したLCD基板Gを減圧乾燥装置(VD)23bの載置台17上に載置する。その後、チャンバ18を密閉してその内部を減圧することにより、塗布膜を減圧乾燥する。
LCD基板Gの減圧乾燥装置(VD)23bにおける処理が終了したら、チャンバ18を開き、基板搬送アーム19を載置台18に載置されたLCD基板GにアクセスさせてLCD基板Gを把持し、LCD基板Gを熱的処理ユニットブロック(TB)34のパスユニット(PASS)69へ搬送する。他方、LCD基板Gをリフトピン47に受け渡した後の保持部材15a・15bは、次に処理するLCD基板Gを搬送するために、熱的処理ユニットブロック(TB)32側へ戻され、その後、上記処理工程が繰り返される。
このような塗布膜形成方法では、LCD基板Gはステージ12から常に浮上した状態で搬送されるために、ステージ12表面の転写が起こらず、LCD基板Gの裏面へのパーティクル付着が抑制される。また、LCD基板Gへレジスト液を塗布するタクトを短くすることができるために、高いスループットが得られる。
さて、このようなレジスト塗布装置(CT)23aにおけるLCD基板Gの搬送方法では、保持部材15a・15bがLCD基板Gを搬出ステージ部12cにおいてリフトピン47へ受け渡し、熱的処理ユニットブロック(TB)32側に戻るまでは、次に処理すべきLCD基板Gを導入ステージ部12aに搬入させることができない。そこで、レジスト塗布装置(CT)23aに、より好ましく装備される基板搬送機構について、以下に説明する。
図9にレジスト塗布装置(CT)23aに設けられる別の基板搬送機構の概略構造を示す平面図(図9(a))および断面図(図9(b))を示す。この基板搬送機構55は、LCD基板GのY方向端を保持する保持部材85a・85bと、直線ガイド51a・51b(先に説明した基板搬送機構13のものと同じ)にそれぞれ嵌合するとともに保持部材85a・85bをそれぞれY方向にスライド自在に保持する移動体86a・86bと、移動体86a・86bをそれぞれ別個にX方向に移動させるX軸駆動機構53a・53bと、を有している。
保持部材85a・85bはそれぞれX方向に長い形状を有し、LCD基板GのY方向端をX方向に広い範囲で保持することができるように、吸着パッド48を複数備えている。これにより、保持部材85a・85bにそれぞれ単独でLCD基板Gを保持させて保持部材85a・85bをX方向に移動させても、LCD基板GのY方向でのぶれの発生を防止して、LCD基板Gを搬送姿勢を安定させることができる。また、保持部材85a・85bはそれぞれ、図示しないY方向スライド機構によってY方向にスライド自在となっている。
図10はこの基板搬送機構55によるLCD基板Gの搬送形態を模式的に示す説明図である。最初に、保持部材85bを導入ステージ部12aに搬入されるLCD基板Gに接しないようにY方向に遠ざけた位置に配置し、一方、導入ステージ部12aにおいてLCD基板GのY方向端を保持することができる位置に保持部材85aを配置して、導入ステージ部12aに搬入されるLCD基板Gを保持部材85aに保持させる(図10(a))。
次に、保持部材85aをX方向に移動させて、LCD基板Gを塗布ステージ部12bへ搬入し、そこで、塗布膜の形成を行う。また、LCD基板G全体が塗布ステージ部12bへ搬入されたら、導入ステージ部12aは、次に処理するLCD基板Gを搬入できる状態となるので、保持部材85bを導入ステージ部12aにおいてLCD基板GのY方向端を保持することができる位置に移動させる(図10(b))。
続いて、保持部材85bは導入ステージ部12aへ新たに搬入されたLCD基板G´を保持し、塗布ステージ部12bへの搬送を開始する。一方、保持部材85aは、塗布膜が形成されたLCD基板を搬出ステージ部12cへ搬送し、そこでリフトピン47に受け渡す(図10(c))。その後、保持部材85aは、保持部材85bが搬送するLCD基板Gと衝突しないように、ステージ12から遠ざけた状態で、導入ステージ部12a側に戻される(図10(d))。次いで、保持部材85bに保持されているLCD基板G全体が塗布ステージ部12bに搬入されたら、新たなLCD基板Gの導入ステージ部12aへの搬入に備えて、保持部材85aをLCD基板GのY方向端を保持することができる位置に移動させる。以降、保持部材85a・85bは、上述した保持部材85aと同じ動きを繰り返す。
続いて、さらに別の基板搬送機構について説明する。図11はレジスト塗布装置(CT)23aに設けられるさらに別の基板搬送機構の概略構造を示す断面図である。この基板搬送機構56は、ステージ12のY方向側面に2本ずつ配置された直線ガイド51a〜51dと、直線ガイド51a〜51dにそれぞれ嵌合された移動体88a〜88dと、移動体88a・88bにそれぞれ設けられた昇降機構89a・89bと、昇降機構89a・89bにそれぞれ保持された保持部材15a・15bと、移動体88c・88dにそれぞれ設けられた保持部材15c・15dと、保持部材15c・15dをそれぞれY軸方向にスライドさせるY軸駆動機構89c・89dと、移動体88a〜88dをそれぞれされX方向にスライドさせるX軸駆動機構53a〜53dと、を有している。
図11(a)は、保持部材15a・15bが1組となってLCD基板Gを保持している状態を示しており、図11(b)は、保持部材15c・15dが1組となってLCD基板Gを保持している状態を示している。保持部材15a・15bがLCD基板Gを搬送する際には、保持部材15a・15bのそれぞれの動きが鉛直面S(図11(a)参照)について対象となるように、同様に、X軸駆動機構53a・53bおよび昇降機構89a・89bの駆動が制御される。保持部材15c・15dがLCD基板Gを搬送する場合も、X軸駆動機構53c・53dおよびY軸駆動機構89c・89dが同様に制御される。
図12は保持部材15a〜15dの動きを示す説明図である。まず、熱的処理ユニットブロック(TB)32のパスユニット(PASS)65から導入ステージ部12aに搬送されてくるLCD基板Gを保持部材15a・15bで把持する場合には、保持部材15c・15cをステージ12からY方向に遠ざけられた状態とする(図12(a))。
保持部材15a・15bがLCD基板Gを保持したら、保持部材15a・15bを塗布ステージ部12b側へ移動させて、LCD基板Gにレジスト液を塗布する。一方、保持部材15c・15dが次にパスユニット(PASS)65から搬送されてくるLCD基板Gを受け取ることができるように、保持部材15c・15dをステージ12に近づける(図12(b))。
塗布膜が形成されたLCD基板Gを保持した保持部材15a・15bは、搬出ステージ部12cへ移動した後に、そこで保持したLCD基板Gをリフトピン47(図12に図示せず)に受け渡す。一方、保持部材15c・15dは、熱的処理ユニットブロック(TB)32のパスユニット(PASS)65から導入ステージ部12aに搬送されてくるLCD基板G´を把持して、塗布ステージ部12b側への移動を開始する(図12(c))。
次に、保持部材15a・15bを保持部材15c・15dよりも低い位置へ降下させた後に、その状態で導入ステージ部12a側へと戻し(図11(b)参照)、その後に保持部材15a・15bの高さ位置を新たなLCD基板を保持することができるように調整する。一方、保持部材15c・15dはLCD基板G´を塗布ステージ部12b側へ搬送し、LCD基板G´に塗布膜が形成される(図12(d))。
搬出ステージ部12cに達した保持部材15c・15dは、保持したLCD基板G´を搬出ステージ部12cでリフトピン47(図12に図示せず)に受け渡す。また、保持部材15a・15bは、熱的処理ユニットブロック(TB)32のパスユニット(PASS)65から導入ステージ部12aに搬送されてくるLCD基板G″を把持して、塗布ステージ部12b側への移動を開始する(図12(e))。
次いで、保持部材15c・15dをステージ12から遠ざけて、その状態で導入ステージ部12a側へ戻す(図12(f))。これ以降、保持部材15a〜15dはそれぞれ上述した手順を繰り返すことによりLCD基板Gを逐次搬送する。このような基板搬送機構55・56を用いた場合には、LCD基板を連続搬送して塗布膜の形成処理を行うことができるために、高いスループットを得ることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明はこのような形態に限定されるものではない。例えば、熱的処理ユニットブロック(TB)32のパスユニット(PASS)65からレジスト塗布装置(CT)23aへのLCD基板の搬入は、パスユニット(PASS)65に基板搬送アームを設け、かつ、導入ステージ部12aにリフトピンを設けて、この基板搬送アームが保持したLCD基板をリフトピンに受け渡し、リフトピンを降下させることによって導入ステージ部12aの表面近傍で、保持部材15a・15b等にLCD基板Gを把持させるようにしてもよい。
また、保持部材15a・15bはLCD基板Gをその搬送方向先頭部で保持してLCD基板Gを引っ張るようにして搬送する形態を示したが、保持部材15a・15bはLCD基板Gをその搬送方向後方部で保持してLCD基板Gを押すようにして搬送させてもよい。さらに、基板搬送機構56では、保持部材15c・15dをY方向でスライド自在としたが、保持部材15c・15dをLCD基板Gを搬送する高さと、LCD基板Gを搬送する高さよりも高い位置との間で昇降自在な構成としてもよい。これによって、保持部材15a・15bと保持部材15c・15dとを衝突させることなく、これらに交互にLCD基板Gを搬送させることができる。上記説明においては、塗布膜としてレジスト膜を取り上げたが、塗布膜はこれに限定されるものではなく、反射防止膜や感光性を有さない絶縁膜等であってもよい。
本発明はLCD基板等の大型基板にレジスト膜を形成するレジスト膜形成装置およびレジスト膜形成方法に好適である。
本発明の塗布膜形成装置の一実施形態であるレジスト塗布装置を具備するレジスト塗布・現像処理システムの概略平面図。 図1に示したレジスト塗布・現像処理システムの第1の熱的処理ユニットセクションを示す側面図。 図1に示したレジスト塗布・現像処理システムの第2の熱的処理ユニットセクションを示す側面図。 図1に示したレジスト塗布・現像処理システムの第3の熱的処理ユニットセクションを示す側面図。 レジスト処理ユニットの概略平面図。 基板搬送機構の概略構成を示す断面図。 導入ステージ部、塗布ステージ部、搬出ステージ部それぞれにおけるLCD基板の搬送形態を模式的に示す説明図。 レジスト供給ノズルの概略斜視図。 レジスト塗布装置に設けられる別の基板搬送機構の概略構造を示す平面図および断面図。 図9に示す基板搬送機構によるLCD基板の搬送形態を模式的に示す説明図。 レジスト塗布装置に設けられるさらに別の基板搬送機構の概略構造を示す断面図。 図11に示す基板搬送機構によるLCD基板の搬送形態を模式的に示す説明図。
符号の説明
1;カセットステーション
2;処理ステーション
3;インターフェイスステーション
12;ステージ
12a;導入ステージ部
12b;塗布ステージ部
12c;搬出ステージ部
13;基板搬送機構
14;レジスト供給ノズル
15a〜15d;保持部材
16a:ガス噴射口
16b;吸気口
23;レジスト処理ユニット
23a;レジスト塗布装置
23b;減圧乾燥装置
100;レジスト塗布・現像処理システム
G;LCD基板

Claims (13)

  1. 基板を一方向に搬送しながら前記基板に所定の塗布液を供給して塗布膜を形成する塗布膜形成装置であって、
    表面の所定位置に所定のガスを噴射するための複数のガス噴射口が設けられたステージと、
    前記ステージ上で基板を一方向に搬送する基板搬送機構と、
    前記ステージ上を移動する基板の表面に所定の塗布液を供給する塗布液供給ノズルと、
    を備え、
    前記基板は、前記ガス噴射口から噴射されるガスによって略水平姿勢で前記ステージの表面から浮いた状態で、前記基板搬送機構によって搬送されることを特徴とする塗布膜形成装置。
  2. 前記ステージは、
    前記塗布液供給ノズルから塗布液が供給される塗布ステージ部と、
    前記塗布ステージ部へ基板を搬入するための導入ステージ部と、
    前記塗布ステージ部から基板を搬出するための搬出ステージ部と、
    を備え、
    前記塗布ステージ部は、さらにその表面の所定位置に吸気口を備え、
    前記塗布ステージ部では、前記ガス噴射口からのガス噴射量と前記吸気口からのガス吸気量を調整することによって、搬送される基板の浮上高さが調節されることを特徴とする請求項1に記載の塗布膜形成装置。
  3. 前記基板搬送機構は、
    基板を保持する保持部材と、
    前記保持部材を所定方向に移動させるスライド機構と、
    を有し、
    前記保持部材は、基板を基板搬送方向と直交する方向の両端近傍で吸着保持することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の塗布膜形成装置。
  4. 前記保持部材を2組具備し、
    前記スライド機構は、前記2組の保持部材に交互に基板を搬送させることを特徴とする請求項3に記載の塗布膜形成装置。
  5. 前記基板搬送機構は、
    基板を保持する保持部材と、
    前記保持部材を所定方向に移動させるスライド機構と、
    を有し、
    前記保持部材は、基板を基板搬送方向と直交する方向の片端で吸着保持することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の塗布膜形成装置。
  6. 前記保持部材は、基板搬送方向と直交する方向の両側にそれぞれ独立して駆動できるように配置され、
    前記スライド機構は、各保持部材に交互に基板を搬送させることを特徴とする請求項5に記載の塗布膜形成装置。
  7. 前記ステージの基板搬送方向下流側に設けられ、前記基板に形成された塗布膜を減圧して乾燥する減圧乾燥装置と、
    前記搬出ステージ部に搬送された基板を、前記保持部材から受け取って前記減圧乾燥装置へ搬送する別の基板搬送機構と、
    をさらに具備することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の塗布膜形成装置。
  8. 前記塗布液供給ノズルは、基板搬送方向に直交する方向に伸び、帯状に塗布液を吐出するスリット状の塗布液吐出口を有することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の塗布膜形成装置。
  9. 前記塗布液供給ノズルの直下を移動する基板の表面と前記塗布液供給ノズルの塗布液吐出口との距離を測定するセンサと、
    前記センサの計測値に基づいて、前記塗布液供給ノズルが所定の高さ位置に配置されるように、前記塗布液供給ノズルを昇降させるノズル昇降機構と、
    をさらに具備することを特徴とする請求項8に記載の塗布膜形成装置。
  10. 基板を一方向に搬送しながら前記基板に塗布液を供給して塗布膜を形成する塗布膜形成方法であって、
    基板の周縁の一部を保持し、表面から所定のガスが噴射されているステージの上に前記基板を略水平姿勢で浮かせる工程と、
    前記基板を浮上状態に維持して前記ステージ上を一方向に搬送しながら、前記基板に所定の塗布液を供給して塗布膜を形成する工程と、
    を有することを特徴とする塗布膜形成方法。
  11. 基板に塗布液が供給されている間は、前記ステージの表面から前記ガスを噴射すると同時に前記ステージの表面からの吸気を行うことによって、前記基板を前記ステージから浮上させる高さを調整することを特徴とする請求項10に記載の塗布膜形成方法。
  12. 前記基板の搬送は、複数の独立して駆動可能な基板搬送機構によって、連続的に行われることを特徴とする請求項10または請求項11に記載の塗布膜形成方法。
  13. 前記塗布液は、前記基板の搬送方向に垂直な方向に延びた略帯状で前記基板へ供給されることを特徴とする請求項10から請求項12のいずれか1項に記載の塗布膜形成方法。
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