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JP2003076248A - 分離操作部付き画像形成装置 - Google Patents

分離操作部付き画像形成装置

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Publication number
JP2003076248A
JP2003076248A JP2002012056A JP2002012056A JP2003076248A JP 2003076248 A JP2003076248 A JP 2003076248A JP 2002012056 A JP2002012056 A JP 2002012056A JP 2002012056 A JP2002012056 A JP 2002012056A JP 2003076248 A JP2003076248 A JP 2003076248A
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JP
Japan
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main body
image forming
copying machine
section
forming apparatus
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002012056A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Kudo
俊彦 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Priority to US10/165,303 priority patent/US6795662B2/en
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    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
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  • Manual Feeding Of Sheets (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示機能を有する操作部を有する複写機にお
いて、複写機を大型にすることなく、装置本体とその作
業空間を含めた装置の設置面積を最小限に抑える。 【解決手段】 複写機11は、表示機能を有する操作部
16と装置本体1の側面から突出した原稿シート排出ト
レイ2bを装置本体1の外部に備えており、操作部16
を、装置本体1と原稿シート排出トレイ2bとの内、少
なくとも原稿シート排出トレイ2bに設けられた支持部
材16bに支持させて装置本体1から分離し、原稿シー
ト排出トレイ2bの手前側に配置してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置本体から分離
した操作部を有する分離操作部付き画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置の一例である複写機
を図7、図8に示す。なお、画像形成装置には、複写機
の他に、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複合機
器等がある。
【0003】図7、図8に示す、複写機100の装置本
体101の上部には、シート状の原稿を図8に示すリー
ダ部103に自動的に供給する自動原稿フィード装置1
02を設けてある。自動原稿フィード装置102は、シ
ート状の原稿をセットする載置部102aを有してい
る。図8に示すように、自動原稿フィード装置102の
下面に対向する装置本体101の最上部には、シート状
の原稿や本を光学的に読み取るリーダ部103を設けて
ある。
【0004】自動原稿フィード装置102は、リーダ部
103に載置したシート状の原稿や本をリーダ部103
が読み取ることができるように、奥側をヒンジにして、
装置本体101に対し、任意の角度に開いた状態に保持
することができるようになっている。
【0005】装置本体101の上部の右側には、自動原
稿フィード装置102によって、読み取られて排出され
たシート状の原稿が積載されるシート原稿排出トレイ1
02bを設けてある。さらに、自動原稿フィード装置1
02の手前側の本体101上部には、表示部106aを
設けてある。
【0006】装置本体101の左側には、オペレータが
画像を複写されるシートを手差しによって装置本体10
1に供給するとき、シートが積載される給紙トレイ10
5を突き出して設けてある。
【0007】複写機100は、オペレータが操作部10
6を操作すると、リーダ部103でシート状の原稿や本
のデータを読み込み、その読み込んだデータを、装置本
体101内の不図示の画像形成部によってシートカセッ
ト107もしくは給紙トレイ5から供給されたシートに
複写した後、そのシートをシート排出トレイ110に排
出するようになっている。
【0008】ところで、従来の複写機100における操
作部106は、装置本体101の上部手前側(自動原稿
フィード装置102とオペレータとの間)に配設してあ
るので、あまり奥側に設けると、自動原稿フィード装置
102の開閉や、リーダ部103にシート状の原稿や本
をセットするときの操作性を損なうことになる。
【0009】このため、操作部106は、あまり奥側に
設けることができず、できる限り手前側に配設するのが
好ましかった。しかし、操作部106の配設スペースは
ごく限られた狭い範囲に限定されていた。そこで、操作
部106を小型にしなければならなかった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の複写機
100の操作部106に対して、近年、装置の多機能化
と操作性の向上からタッチパネルを用いた大型の液晶モ
ニタを使用する必要性が生じてきた。そのため、操作部
106自体を大型にしなければならなかった。この結
果、自動原稿フィード装置102やリーダ部103を、
装置本体の奥側に押しやることになり、シート状の原稿
や本をリーダ部103にセットしにくくなるとともに、
複写機自体が大型になる一因となっていた。
【0011】特に、車椅子を使用するオペレータは、通
常のオペレータよりも低い位置で複写機100を操作す
るため、シート状の原稿や本をリーダ部103にセット
し難くなるとともに、自動原稿フィード装置102を取
り扱い難くなる。
【0012】さらに、操作部106は、装置本体101
にほぼ水平に配設されているため、車椅子を使用するオ
ペレータにとっては、見づらかった(視認性が悪かっ
た)。
【0013】そこで、操作部106の操作面をほぼ垂直
に起こすとともに、操作部106を複写機本体101の
前面寄りに配設することで視認性を良くすることができ
る。
【0014】しかし、操作部106を複写機本体101
の前面寄りに配置すると、操作部106を支持する部材
や操作部自体が、自動原稿フィード装置102の開閉
や、複写機本体内部へアクセスするとき開閉するカバー
104の開閉の邪魔になることがある。したがって、操
作部106は、オペレータから離れて、複写機本体の奥
側に配置されることになり、複写機100の操作性が悪
かった。
【0015】このような問題に対処する複写機として、
特開平9−6185号公報、及び特開平11−1194
98号公報に記載されたものがある。この前者複写機
は、図9に示すように、操作部121の表示部121a
を、操作上、最適な位置に移動できるようにしてある。
また、後者の複写機は、図10に示すように、操作部1
31の設置角度を変えることができるようになってい
る。
【0016】なお、この複写機120,130も装置本
体101から引き出し自在なシートカセット107を有
し、複写機120は装置本体101に対して開閉可能な
カバー104を有している。また、自動原稿フィード装
置102には、シート状の原稿をセットする載置部10
2aを形成してある。
【0017】しかし、上記複写機120,130におい
ても、操作部121,131や表示部121a,131
aが自動原稿フィード装置102の手前側に位置してい
るため、自動原稿フィード装置102の開閉時に操作部
121,131が邪魔になり、その度に、表示部121
aを移動させたり、操作部131の角度を変更したりす
る必要があった。
【0018】また、自動原稿フィード装置102をさら
に手前側に設置することが困難であった。しかも、上記
複写機120,130は、表示部121aや操作部13
1を移動させる空間が装置本体122,132の周囲に
必要である。すなわち、複写機120,130を操作す
るのに、装置本体が占める面積に加えて、より多くの作
業空間を周囲に必要とし、複写機の周囲のスペースの利
用効率の悪化が避けられないという問題があった。
【0019】本発明は、表示機能を有する操作部を有す
る画像形成装置において、画像形成装置を大型にするこ
となく、装置本体とその作業空間を含めた装置の設置面
積を最小限に抑えることのできる分離操作部付き画像形
成装置を提供することを目的としている。
【0020】本発明は、表示機能を有する操作部を有す
る画像形成装置において、画像形成装置本体の手前側で
オペレータが操作部を操作するとき、手を必要以上に伸
ばすことなく容易に操作できるように、特に、車椅子を
使用するオペレータであっても容易に操作できるように
した分離操作部付き画像形成装置を提供することを目的
としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の分離操作部付き画像形成装置は、表示機能
を有する操作部と装置本体の側面から突出した突出部を
装置本体の外部に備えており、前記操作部を、前記装置
本体と前記突出部との内、少なくとも前記突出部に設け
られた支持部材に支持させて前記装置本体から分離し、
前記突出部の手前側に配置してある。
【0022】本発明の分離操作部付き画像形成装置の前
記支持部材は、前記突出部の奥側から前記突出部の上方
を通過して手前側に延長されて、該延長端に前記操作部
を有している。
【0023】本発明の分離操作部付き画像形成装置の前
記操作部は、向きを上下左右方向の任意の角度に変更可
能に前記支持部材に設けられている。
【0024】本発明の分離操作部付き画像形成装置の前
記突出部は、前記操作部が有する操作部材と同様な機能
を有している。
【0025】本発明の分離操作部付き画像形成装置の前
記操作部材は、前記突出部の手前側に設けられている。
【0026】本発明の分離操作部付き画像形成装置の前
記突出部は、前記装置本体に対し供給もしくは排紙され
るシート状の原稿や画像を形成するシートを積載するト
レイである。
【0027】本発明の分離操作部付き画像形成装置の前
記突出部は、取り扱い説明書等を載せたり収納したりす
るための載置台である。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の分離操
作部付き画像形成装置である複写機を図に基づいて説明
する。なお、本発明は、複写機に限定されるものではな
く、ファクシミリ、プリンタ、これらの複合機等にも適
用することができる。
【0029】(第1実施形態の複写機)図1、図2に示
すように、第1実施形態の複写機11の装置本体1の上
部には、シート状の原稿をリーダ部3に自動的に供給す
る自動原稿フィード装置2を設けてある。自動原稿フィ
ード装置2は、シート状の原稿をセットする載置部2a
を有している。自動原稿フィード装置2の下面に対向す
る装置本体1の最上部には、シート状の原稿や本を光学
的に読み取るリーダ部3を設けてある。
【0030】そして、自動原稿フィード装置2は、リー
ダ部3に載置したシート状の原稿や、本をリーダ部3が
読み取ることができるように、奥側をヒンジにして、装
置本体1に対して、任意の角度に開いた状態に保持する
ことができるようになっている。
【0031】装置本体1の上部の右側には、自動原稿フ
ィード装置2によって読み取られて排出されたシート状
の原稿が積載されるシート原稿排出トレイ(突出部)2
bを突き出して設けてある。
【0032】装置本体1の左側には、オペレータが画像
を複写されるシートを手差しによって装置本体1に供給
するとき、シートが積載される給紙トレイ5を突き出し
て設けてある。
【0033】複写機11は、オペレータが後述する操作
部16のタッチパネルを使用した表示部16aと操作ボ
タン16cを操作すると、リーダ部3でシート状の原稿
や本のデータを読み込み、その読み込んだデータを、本
体1内の不図示の画像形成部によってシートカセット7
もしくは給紙トレイ5から供給されたシートに複写した
後、そのシートをシート排出トレイ(突出部)10に排
出するようになっている。
【0034】一方、本発明の特徴である表示部16aと
操作ボタン16cを有する操作部16は、シート原稿排
出トレイ2bと一体化されてシート原稿排出トレイ2b
を介して複写機本体1に固定された支持部材16bに設
けてあり、シート原稿排出トレイ2bの手前側に位置し
ている。また、操作部16は、操作面を上下左右任意の
方向(図2の矢印方向)に向きを変えることができるよ
うに自在継手8によって支持部材16bの先端に支持さ
れている。
【0035】操作部16と装置本体1の電気的結合は、
装置本体1内部の不図示のコントローラーから延びたケ
ーブルが、支持部材16bの内部を通り、操作部16に
接続されることにより行われている。
【0036】以上の構成により、第1実施形態の複写機
11は、操作部16を、データを読み取られた原稿等が
排出されて積載されるシート原稿排出トレイ2bと一体
化して、複写機本体1から分離してシート原稿排出トレ
イ2bの手前側に配置してあるので、自動原稿フィード
装置2やリーダ部3を複写機本体1の手前側に配置する
ことができる。また、操作部16は、シート原稿排出ト
レイ2bの手前側の空間に配置することができるため、
複写機本体1の前面から大きく突出することがない。
【0037】したがって、第1実施形態の複写機11
は、車椅子を使用するオペレータであっても、操作部1
6を見やすく、かつ従来の複写機と異なって必要以上に
手を伸ばす必要がなく操作しやすくなっている。
【0038】複写機11は、操作部16のレイアウトの
自由度を増すことができるようになっている。複写機1
1は、複写機自体の操作性が向上して、使用しやすくな
っている。複写機11は、複写機自体を小型にすること
ができて、操作に必要な空間を最小限に抑えて、複写機
周囲のスペースの利用効率を高めることができる。
【0039】さらに、複写機11は、操作部16を支持
する支持部材16bや操作部16自体が、自動原稿フィ
ード装置2の開閉や、複写機本体1内部へアクセスする
カバー4の開閉に邪魔になることがなく、複写機の操作
性が向上して、オペレータが使用しやすくなっている。
さらに、複写機11は、支持部材16bをシート原稿排
出トレイ2bに設けてあるため、シート原稿排出トレイ
2bの強度を高めて、長期間使用することができるよう
になっている。
【0040】(第2実施形態の複写機)図3に示すよう
に、第2実施形態の複写機12は,第1実施形態の複写
機11とは、支持部材の形状が異なっている。したがっ
て、支持部材26b以外の部分は、第1実施形態の複写
機11と同一であるので同一部分に同一符号を付して、
その部分の説明は省略する。
【0041】図3に示す複写機12における、表示部1
6aと操作ボタン16cを有する操作部16も、支持部
材26bに設けてある。支持部材26bは、シート原稿
排出トレイ(突出部)2bの奥側でシート原稿排出トレ
イ2bを介して装置本体1に固定されて、一部がシート
原稿排出トレイ2bの上部を跨いで、手前側に延長して
いる。支持部材26bの手前側端部には、操作部16
を、操作部16の操作面を上下左右任意の方向に向けら
れるように、図2に示す自在継手8と同様な継手によっ
て設けてある。操作部16は、シート原稿排出トレイ2
より手前側に位置している。
【0042】シート原稿排出トレイ2bに排出されたシ
ート状の原稿は、操作部16及び支持部材26bの下部
とシート原稿排出トレイ2bとの間から手前に引き出す
ことによって、シート原稿排出トレイ2bから取り出す
ことができるようになっている。
【0043】したがって、複写機12は、支持部材26
bを、シート原稿排出トレイ2bの奥側でシート原稿排
出トレイ2bを介して複写機12の本体1に固定して、
シート原稿排出トレイ2bの上部を跨がせたことと、支
持部材26bの先端部に操作部16を支持させたことと
によって、操作部16が原稿の取り出しに邪魔になるこ
とがなく、原稿を容易に取り出すことができるようにな
っている。
【0044】また、複写機12は、操作部16をシート
原稿排出トレイ2bより上方に配置してあるので、操作
部16の配置場所を自由に設定することができる。
【0045】なお、第2実施形態の複写機12も、第1
実施形態の複写機11と同様な特徴を備えていることは
勿論である。
【0046】(第3実施形態の複写機)図4において、
第3実施形態の複写機13は、第2実施形態の複写機1
2におけるシート原稿排出トレイ(突出部)32bの前
面に、操作部36の操作ボタンのうち、使用頻度の高
い、例えば、コピースタートボタンやコピー枚数セット
ボタン等の操作ボタン(操作部材)36eを設けた構成
になっている。
【0047】第3実施形態の複写機13において、シー
ト原稿排出トレイ32bと、操作部36以外の部分は、
第2実施形態の複写機12と同一であるので同一部分に
同一符号を付して、その部分の説明は省略する。
【0048】複写機13は、シート原稿排出トレイ32
bの前面にも、使用頻度の高い操作ボタン36eを別途
配置したことにより、車椅子を使用するオペレータが複
写機13を使用する場合、より低い位置にある操作ボタ
ン36eを使用することで、第2実施形態の複写機12
よりもより一層、操作性を高められている。なお、この
操作部36も、支持部材26bの手前側端部に、操作面
を上下左右任意の方向に向けられるように、図2に示す
自在継手8と同様な継手(不図示)によって設けてあ
る。そして、操作部36は、表示部36a、操作ボタン
36c等を有している。
【0049】なお、第3実施形態の複写機13も、第
1、第2実施形態の複写機11,12と同様な特徴を備
えていることは勿論である。
【0050】(第4実施形態の複写機)図5に示すよう
に、第4実施形態の複写機14は,第2実施形態の複写
機12とは、操作部46を支持する場所を、装置本体1
の左側の給紙トレイ5(突出部)にした点において異な
っている。したがって、操作部46と支持部材46b以
外の部分は、第2実施形態の複写機12と同一であるの
で同一部分に同一符号を付して、その部分の説明は省略
する。
【0051】図5に示す複写機14において、表示部4
6aと操作ボタン46cを有する操作部46も、支持部
材46bに設けてある。支持部材46bは、給紙トレイ
5の奥側で給紙トレイ5を介して装置本体1に固定され
て、一部が給紙トレイ5の上部を跨いで、手前側に延長
してある。支持部材46bの手前側端部には、操作部4
6が、操作面を上下左右任意の方向に向けられるよう
に、図2に示す自在継手8と同様な継手(不図示)によ
って設けてある。そして、操作部46は、表示部46
a、操作ボタン46c等を有している。操作部46は、
給紙トレイ5より手前側に位置している。
【0052】給紙トレイ5に供給されるシートは、操作
部46及び支持部材46bの下部と給紙トレイ5との間
から差し込むことによって、給紙トレイ5に供給される
ようになっている。
【0053】したがって、複写機14は、支持部材46
bを、給紙トレイ5の奥側で給紙トレイ5を介して複写
機14の本体1に固定して、給紙トレイ5の上部を跨が
せたことと、支持部材46bの先端部に操作部46を支
持させたこととによって、操作部46がシートの供給に
邪魔にならないようになっている。
【0054】また、複写機14は、操作部46を給紙ト
レイ5より上方に配置してあるので、操作部46の配置
場所を自由に設定することができる。
【0055】なお、第4実施形態の複写機14も、第1
実施形態の複写機11と同様な特徴を備えている。
【0056】(第5実施形態の複写機)図6に示す、第
5実施形態の複写機15は,第1実施形態の複写機11
とは、操作部56を支持する場所を、装置本体1の左側
の原稿載置台9(突出部)にした点において異なってい
る。したがって、操作部56と支持部材56b以外の部
分は、第1実施形態の複写機11と同一であるので同一
部分に同一符号を付して、その部分の説明は省略する。
【0057】図6に示す複写機15において、原稿載置
台9はオペレータが原稿を仮置きしたり、クリップ等の
事務用品を載せたりする載置部9aと、取り扱い説明書
やサービス履歴簿等を収納する収納部9bとを有してい
る。操作部56は、支持部材56bに設けてあり、表示
部56aと操作ボタン56cとを有している。
【0058】支持部材56bは、原稿載置台9の下側で
原稿載置台9を介して装置本体1に固定されて、装置本
体の手前側に延長してある。支持部材56bの手前側端
部には、操作部56が操作部56の操作面を上下左右任
意の方向に向けられるように、図2に示す自在継手8の
ような継手(不図示)によって設けてある。操作部56
は、原稿載置台9より手前側に位置している。
【0059】載置部9aに原稿を仮置きしたり、クリッ
プ等の事務用品を載せたりする場合、操作部56の上側
が開放してあるので、操作部56の上側の空間を使用で
きる。収納部9bに、取り扱い説明書やサービス履歴簿
等を収納する場合、図6の左側から操作部56に取り扱
い説明書やサービス履歴簿等を干渉することなく収納す
ることができる。
【0060】したがって、複写機15は、支持部材56
bを、原稿載置台9の下側で原稿載置台9を介して複写
機15の本体1に固定したことと、支持部材56bの先
端部に操作部56を支持させたこととによって、操作部
56が原稿の仮置きやクリップ等の事務用品を載せると
きも、取り扱い説明書やサービス履歴簿等を収納すると
きも、操作部56が邪魔にならないよう配置することが
できる。
【0061】以上の各実施形態の複写機において、第1
乃至第4実施形態の複写機11、12、13、14にお
ける、支持部材16b,26b,26b,46bは、シ
ート原稿排出トレイ2b,2b,32bもしくは給紙ト
レイ5と一体化しているが、シート原稿排出トレイ2
b,2b,32bもしくは46bと装置本体1との両方
に跨って設けてもよい。この場合においても、シート原
稿排出トレイ2bや給紙トレイ5の強度を高めることが
できる。
【0062】さらに、支持部材16b,26b,26
b,46bは、シート原稿排出トレイ2bや給紙トレイ
5と同様に装置本体1から突出しているシート排出トレ
イ10と一体化してもよいし、また、シート排出トレイ
10と装置本体1の両方に跨って設けてもよい。これら
の場合、シート排出トレイ10を補強することができ
る。
【0063】また、第3、4の実施形態の操作部36,
46を、第1、5の実施形態の操作部16,56と同様
に給紙トレイ5やシート排出トレイ10に設けること
で、操作部36,46の位置をより低くくすることがで
きる。この場合、特に、車椅子に乗ったオペレータによ
る装置本体1へのアクセス性が向上する共に、操作部3
6,46の操作性と視認性を向上させることができる。
【0064】以上の第1乃至第5実施形態の複写機1
1,12,13,14,15の支持部材16b,26
b,26b,46b,56bは、原稿やシートの積載ト
レイ2b,5,32b及び原稿載置台9等の突出部に支
持させてあるが、突出部は、原稿やシートの積載トレイ
2b,5,32b及び原稿載置台9に限定されるもので
はない。突出部は、装置本体1の動作に直接的あるいは
間接的に関連する機能を有する部材で、装置本体1の側
面から突出しているものであればよい。また、個人別の
コピー枚数を管理する磁気カードの入出力を行うカード
リーダー等の電子装置を備えた複写機において、カード
を挿入するトレイ、排出されたカードを受け止めるトレ
イなども突出部の概念に含まれる。
【0065】
【発明の効果】本発明の分離操作部付き画像形成装置
は、操作部を、装置本体と突出部との内、少なくとも突
出部に設けた支持部材に支持させて装置本体から分離
し、積載トレイ等の突出部の手前側に配置したので、操
作部の操作性と視認性を向上させることができる。
【0066】また、本発明の分離操作部付き画像形成装
置は、操作部を画像形成装置に必要不可欠な突出部を利
用して支持、配置するので、専用の取り付けスペースを
確保する必要がなく、小型にすることができる。
【0067】また、操作部が装置本体の前面から大きく
突出することがないため、装置自体を小型にすることが
でき、さらに操作に必要な空間も最小限に抑えられるた
め、画像形成装置をより狭い場所に設置することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の画像形成装置である複
写機の外観斜視図である。
【図2】図1の複写機をシート原稿排出トレイ側から見
た図である。
【図3】本発明の第2実施形態の画像形成装置である複
写機の外観斜視図である。
【図4】本発明の第3実施形態の画像形成装置である複
写機の外観斜視図である。
【図5】本発明の第4実施形態の画像形成装置である複
写機の外観斜視図である。
【図6】本発明の第5実施形態の画像形成装置である複
写機の外観斜視図である。
【図7】従来の複写機の外観斜視図である。
【図8】図7の複写機において、自動原稿フィード装置
を半開きにしたときの外観斜視図である。
【図9】他の従来の複写機の外観斜視図である。
【図10】さらに、他の従来の複写機の外観斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 複写機(画像形成装置)の装置本体 2 自動原稿フィード装置 2a 載置部 2b,32b シート原稿排出トレイ(突出部) 3 リーダ部 4 カバー 5 給紙トレイ(突出部) 7 シートカセット 8 自在継手 9 原稿載置台(突出部) 9a 載置部 9b 収納部 10 シート排出トレイ(突出部) 11,12,13,14,15 複写機(画像形成装
置) 16,36,46,56 操作部 16a,36a,46a,56a 表示部 16b,26b,46b,56b 支持部材 16c,36c、46c,56c 操作ボタン 36e 操作ボタン(操作部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/00 530 B41J 29/00 T Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 AP07 AS02 BB02 BB10 CQ04 CQ07 2H071 AA32 AA34 AA35 AA37 AA48 2H072 BA13 FB01 3F054 AA01 AA02 AC02 AC03 AC05 BA04 BC14 3F063 AA01 BA09 BA10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示機能を有する操作部と装置本体の側
    面から突出した突出部を装置本体の外部に備えた画像形
    成装置において、 前記操作部を、前記装置本体と前記突出部との内、少な
    くとも前記突出部に設けられた支持部材に支持させて前
    記装置本体から分離し、前記突出部の手前側に配置した
    ことを特徴とする分離操作部付き画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記支持部材は、前記突出部の奥側から
    前記突出部の上方を通過して手前側に延長されて、該延
    長端に前記操作部を有していることを特徴とする請求項
    1に記載の分離操作部付き画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記操作部は、向きを上下左右方向の任
    意の角度に変更可能に前記支持部材に設けられているこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の分離操作部付き
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記突出部は、前記操作部が有する操作
    部材と同様な機能を有する操作部材を有していることを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の分離
    操作部付き画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記操作部材は、前記突出部の手前側に
    設けられていることを特徴とする請求項4に記載の分離
    操作部付き画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記突出部は、前記装置本体に対し供給
    もしくは排紙されるシート状の原稿や画像を形成するシ
    ートを積載するトレイであることを特徴とする請求項1
    乃至5の内、いずれか1項に記載の分離操作部付き画像
    形成装置。
  7. 【請求項7】 前記突出部は、取り扱い説明書等を載せ
    たり収納したりするための載置台であることを特徴とす
    る請求項1乃至5の内、いずれか1項に記載の分離操作
    部付き画像形成装置。
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