Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JPWO2018189790A1 - 空調換気装置、空気調和システム、および、制御方法 - Google Patents

空調換気装置、空気調和システム、および、制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2018189790A1
JPWO2018189790A1 JP2019512067A JP2019512067A JPWO2018189790A1 JP WO2018189790 A1 JPWO2018189790 A1 JP WO2018189790A1 JP 2019512067 A JP2019512067 A JP 2019512067A JP 2019512067 A JP2019512067 A JP 2019512067A JP WO2018189790 A1 JPWO2018189790 A1 JP WO2018189790A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
passage
outdoor
air passage
bypass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019512067A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6790243B2 (ja
Inventor
守 濱田
勇人 堀江
真海 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2018189790A1 publication Critical patent/JPWO2018189790A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6790243B2 publication Critical patent/JP6790243B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/0001Control or safety arrangements for ventilation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F12/00Use of energy recovery systems in air conditioning, ventilation or screening
    • F24F12/001Use of energy recovery systems in air conditioning, ventilation or screening with heat-exchange between supplied and exhausted air
    • F24F12/006Use of energy recovery systems in air conditioning, ventilation or screening with heat-exchange between supplied and exhausted air using an air-to-air heat exchanger
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/70Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof
    • F24F11/80Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the temperature of the supplied air
    • F24F11/81Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the temperature of the supplied air by controlling the air supply to heat-exchangers or bypass channels
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F7/00Ventilation
    • F24F7/04Ventilation with ducting systems, e.g. by double walls; with natural circulation
    • F24F7/06Ventilation with ducting systems, e.g. by double walls; with natural circulation with forced air circulation, e.g. by fan positioning of a ventilator in or against a conduit
    • F24F7/10Ventilation with ducting systems, e.g. by double walls; with natural circulation with forced air circulation, e.g. by fan positioning of a ventilator in or against a conduit with air supply, or exhaust, through perforated wall, floor or ceiling
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/30Control or safety arrangements for purposes related to the operation of the system, e.g. for safety or monitoring
    • F24F11/46Improving electric energy efficiency or saving
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F12/00Use of energy recovery systems in air conditioning, ventilation or screening
    • F24F12/001Use of energy recovery systems in air conditioning, ventilation or screening with heat-exchange between supplied and exhausted air
    • F24F2012/007Use of energy recovery systems in air conditioning, ventilation or screening with heat-exchange between supplied and exhausted air using a by-pass for bypassing the heat-exchanger
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/56Heat recovery units

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Ventilation (AREA)

Abstract

制御部(40)は、センサ(48a,48b)が検出した温湿度に基づいて、室外の空気を室内に取り入れる外気冷房が有効であるか否かを判別する。制御部(40)は、外気冷房が有効であると判別すると、ダンパ(47)を開放すると共に、給気風路41に配置された給気ファン42を停止させる。これにより、排気風路(43)を通過する室内空気(RA)は、バイパス風路(46)を通ることで、全熱交換器(45)を迂回し、排出空気(EA)として室外に排出される。一方、給気ファン(42)を停止しているため、給気風路(41)には、室外空気(OA)が流れないものの、建物の開口部から室外空気(OA)が流れ込む。

Description

本発明は、外気冷房時における省エネルギー性を適切に向上させることのできる空調換気装置、空気調和システム、および、制御方法に関する。
従来より、ビルに代表される建物内には、空気調和システムが導入されている。この空気調和システムには、一例として、熱交換器(全熱交換器、または、顕熱交換器)を備えた換気装置が含まれており、室内空気を室外空気(新鮮空気)と入れ替える際に生じる空調負荷を低減することができる。例えば、夏期であれば、高温の室外空気をそのまま取り入れると、室内温度が大きく上昇してしまうが、換気装置の熱交換器により室内空気と熱交換することで、冷却された室外空気が室内に供給される。このため、室内温度の上昇が抑制され、空調負荷が低減される。
このような換気装置を備えた空調システムの発明が、例えば、特許文献1に開示されている。この発明では、中間期(春、秋)のように、室外温度が室内温度よりも低い場合に、熱交換器をバイパスさせて、低温の室外空気を室内にそのまま取り入れることで、外気冷房効果が得られる。これにより、空調システムの空調負荷を減らして、省エネルギー性を向上させようというものである。
特開平11−230600号公報
しかしながら、上述した特許文献1の発明において、外気冷房効果を高めるためには、換気風量をある程度まで増大させる必要がある。つまり、実際の外気冷房時には、換気装置において、ファンの送風量を増大させることで、その分の消費電力量が増大してしまう。このため、空調負荷を減らした分を考慮しても、省エネルギー性の向上にあまり有効ではなかった。
そこで、外気冷房時において、省エネルギー性を適切に向上させることのできる技術が求められていた。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、外気冷房時における省エネルギー性を適切に向上させることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る空調換気装置は、
第1の送風手段が配置され、室外の空気を室内に供給するための第1の風路と、
第2の送風手段が配置され、室内の空気を室外に排出するための第2の風路と、
前記第1の風路を通過する空気と前記第2の風路を通過する空気との間で熱交換を行う熱交換手段と、
前記第1及び第2の風路の何れか一方と接合して形成され、前記熱交換手段を迂回するためのバイパス風路と、
前記バイパス風路を開閉して、通過する空気の風路を切り替える風路切替手段と、
前記第1及び第2の送風手段、並びに、前記風路切替手段を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、室外の空気を室内に取り入れる外気冷房時において、前記風路切替手段を制御して前記バイパス風路を開放すると共に、前記バイパス風路が形成されていない方の風路に配置された前記送風手段を停止させる。
本発明によれば、外気冷房時において、制御手段が風路切替手段を制御してバイパス風路を開放すると共に、バイパス風路が形成されていない方の風路に配置された送風手段を停止させる。この結果、外気冷房時における省エネルギー性を適切に向上させることができる。
本発明の実施形態1に係る空気調和システムの全体構成の一例を示す模式図 空調換気装置の外観構成を説明するための模式図 空調換気装置の接続構成を説明するための模式図 外気冷房時における室内空気の流れを説明するための模式図 外気冷房時における室外空気の流れを説明するための模式図 外気冷房制御処理の一例を示すフローチャート 本発明の実施形態2に係る空気調和システムの全体構成の一例を示す模式図 空調換気装置の接続構成を説明するための模式図 外気冷房制御処理の一例を示すフローチャート 本発明の実施形態3に係る空気調和システムの全体構成の一例を示す模式図 管理装置の構成を説明するための模式図 換気送付機動力と換気風量との関係を示すグラフ 外気冷房能力と換気風量との関係を示すグラフ 外気冷房効率と換気風量との関係を示すグラフ 電力,能力と換気風量との関係を説明するためのグラフ 外気冷房制御処理の一例を示すフローチャート
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付す。以下では、具体例として、本発明が換気を主機能とした空調換気装置(空気調和システム)に適用される場合について説明するが、空気調和を主機能とした空気調和装置においても同様に本発明を適用することができる。すなわち、以下に説明する実施形態は説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。従って、当業者であればこれらの各要素又は全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る空気調和システム1の全体構成の一例を示す模式図である。この空気調和システム1は、例えば、ビルに代表される建物に設置されており、図示するように、空調換気装置4と、室外機5と、複数の室内機6とを含んで構成される。室外機5と複数の室内機6とは、配管Pを通じて接続されている。なお、室外機5及び室内機6の数は一例であり、例えば、建物(フロア)の床面積に応じて、適宜変更可能である。
空調換気装置4は、例えば、建物の天井裏に設置されており、室内の空気と室外の空気とを入れ換える。つまり、空調換気装置4は、室外空気OAを供給空気SAとして室内に供給すると共に、室内空気RAを排出空気EAとして室外に排出する。以下、図2を参照して、空調換気装置4の外観構成を説明する。
図2は、空調換気装置4の外観構成を説明するための模式図である。図示するように、空調換気装置4は、制御手段としての制御部40と、第1の風路としての給気風路41と、第1の送風手段としての給気ファン42と、第2の風路としての排気風路43と、第2の送風手段としての排気ファン44と、熱交換手段としての全熱交換器45と、バイパス風路46と、風路切替手段としてのダンパ47と、センサ48(48a,48b)と、を含んで構成される。
制御部40は、空調換気装置4全体を制御する。なお、制御部40の詳細については、後述する図3と共に説明する。
給気風路41は、室外空気OAを供給空気SAとして室内に供給するための風路であり、給気ファン42が配置されている。この給気ファン42は、制御部40に制御されて駆動(回転)し、室外空気OAを給気風路41内に取り込む。
排気風路43は、室内空気RAを排出空気EAとして室外に排出するための風路であり、排気ファン44が配置されている。この排気ファン44は、制御部40に制御されて駆動し、室内空気RAを排気風路43内に取り込む。
全熱交換器45は、給気風路41を通過する室外空気OAと、排気風路43を通過する室内空気RAとの間で全熱交換を行う。全熱交換後の室外空気OAは、供給空気SAとして室内に供給され、一方、全熱交換後の室内空気RAは、排出空気EAとして室外に排出される。なお、全熱交換器45の代わりに、顕熱交換器を用いてもよい。
バイパス風路46は、排気風路43と接合して形成されており、排気風路43を通過する室内空気RAが、全熱交換器45を通らずに迂回するための風路として用いることができる。なお、バイパス風路46は、バイパス風路46を通過する際の風路抵抗が、全熱交換器45を通過する際の風路抵抗と比べて低くなる(一例として、1/2の抵抗)となるように形成されている。
このバイパス風路46と排気風路43との一方の接合部(一例として、室内側の接合部)には、ダンパ47が配置されている。このダンパ47は、制御部40に制御されて開閉し、排気風路43を通過する室内空気RAの風路を切り替える。つまり、ダンパ47を閉じると、室内空気RAは全熱交換器45通過する。一方、ダンパ47を開くと、室内空気RAはバイパス風路46を通過する(つまり、全熱交換器45を通らずに迂回する)。
なお、本発明の実施形態(実施形態1〜3)では、バイパス風路46が、排気風路43と接合して形成されている場合について説明するが、一例であり、これとは逆に、バイパス風路46が、給気風路41と接合して形成されていてもよい。その場合、バイパス風路46は、給気風路41を通過する室外空気OAが、全熱交換器45を通らずに迂回するための風路として用いられることとなる。
センサ48(48a,48b)は、例えば、温湿度センサであり、給気風路41(一例として、室外側近傍)と、排気風路43(一例として、室内側近傍)とに配置されている。センサ48aは、給気風路41を通過する室外空気OAの温湿度を検出し、そのデータ(検出結果)を制御部40に供給する。一方、センサ48bは、排気風路43を通過する室内空気RAの温湿度を検出し、そのデータを制御部40に供給する。なお、センサ48は、温度だけを検出する温度センサであってもよい。
次に、図3を参照して、主に空調換気装置4の制御部40について説明する。図3は、空調換気装置4の接続構成を説明するためのブロック図である。図示するように、制御部40は、判定手段としての判定部401と、指令部402と、記憶部403とを含んで構成される。なお、制御部40は、一例として、CPU(Central Processing Unit),ROM(Read Only Memory),RAM(Random Access Memory)等から構成される。そして、判定部401及び指令部402は、例えば、CPUが、RAMをワークメモリとして用い、ROMに記憶されている各種プログラムを適宜実行することにより実現される。
判定部401は、センサ48による検出結果に基づいて、室外空気OAを室内に取り入れる外気冷房の有効無効を判定する。例えば、判定部401は、センサ48aが検出した室外空気OAの温湿度から求まる室外空気エンタルピと、センサ48bが検出した室内空気RAの温湿度から求まる室内空気エンタルピとを比較する。そして、室外空気エンタルピの方が室内空気エンタルピよりも低い場合に、判定部401は、外気冷房が有効と判定する。一方、その逆の場合に、判定部401は、外気冷房が無効と判定する。なお、空調換気装置4(制御部40)が、室内機6の運転状況を得られる場合に、判定部401は、室内機6が冷房運転しているか(冷房負荷が発生しているか)どうかも含めて、外気冷房の有効無効を判定する。つまり、判定部401は、室外空気エンタルピの方が室内空気エンタルピよりも低く、かつ、冷房負荷が発生している場合に限り、外気冷房が有効と判定する。
指令部402は、例えば、ダンパ47を駆動させるアクチュエータ、給気ファン42を回転させるモータドライバ、及び、排気ファン44を回転させるモータドライバに、必要な指令を送る。具体的には、判定部401によって外気冷房が有効と判定された場合に、指令部402は、外気冷房を行うための指令を送る。つまり、指令部402は、ダンパ47のアクチュエータに開指令を送ってダンパ47を開放すると共に、給気ファン42のモータドライバに停止指令を送って給気ファン42を停止させる。更に、指令部402は、排気ファン44のモータドライバに強回転指令を送って排気ファン44の風量を増大させてもよい。
このようにして、外気冷房が開始されると、空調換気装置4では、図4に示すように、ダンパ47が開放され、排気風路43を通過する室内空気RAは、バイパス風路46を通り(全熱交換器45を迂回し)、排出空気EAとして室外に排出される。一方、給気ファン42を停止しているため、給気風路41には、室外空気OAが流れない。
室外空気OAは、図5に示すように、窓や扉に代表される開口部OPを通り、室内に流れ込む。つまり、空調換気装置4が室内空気RAを排出空気EAとして室外に排出することで、室外空気OAが開口部OPを通り、室内に流れ込むことになる。
図3に戻って、記憶部403は、空調換気装置4の制御に必要な種々の情報を記憶する。例えば、記憶部403は、後述する外気冷房制御処理を実行するためのプログラムを記憶する。
図1に戻って、室外機5は、例えば、圧縮機および熱源側熱交換器を有しており、配管Pによって室内機6と接続されている。そして、室外機5は、この配管Pを通じて室内機6との間で冷媒を循環させる。なお、室外機5は、室外(一例として、建物の屋上)に設置されている。
室内機6は、例えば、膨張弁および負荷側熱交換器を有しており、配管Pによって室外機5と接続されている。そして、室内機6は、この配管Pを通じて室外機5から送られた冷媒を、負荷側熱交換器において蒸発または凝縮させることにより、室内(対象空間)の空気調和を行う。この室内機6は、例えば、建物(フロア)の天井版に埋め込まれて設置されている。
以下、空気調和システム1における空調換気装置4の動作について、図6を参照して説明する。図6は、空調換気装置4(制御部40)が実行する外気冷房制御処理の一例を示すフローチャートである。この外気冷房制御処理は、例えば、一定時間が経過する毎に、繰り返し実行される。
まず、制御部40は、室外及び室内の温湿度を取得する(ステップS101)。すなわち、制御部40は、センサ48aから室外空気OAの温湿度を取得し、また、センサ48bから室内空気RAの温湿度を取得する。
制御部40は、外気冷房が有効であるか否かを判別する(ステップS102)。すなわち、判定部401は、ステップS101にて取得した温湿度に基づいて、外気冷房の有効無効を判定する。例えば、判定部401は、室外空気OAの温湿度から求まる室外空気エンタルピと、室内空気RAの温湿度から求まる室内空気エンタルピとを比較する。そして、室外空気エンタルピの方が室内空気エンタルピよりも低い場合に、判定部401は、外気冷房が有効と判定する。一方、その逆の場合に、判定部401は、外気冷房が無効と判定する。なお、上述したように、室内機6の運転状況が得られる場合では、判定部401は、室内機6が冷房運転しているか(冷房負荷が発生しているか)どうかも含めて、外気冷房の有効無効を判定する。つまり、判定部401は、室外空気エンタルピの方が室内空気エンタルピよりも低く、かつ、冷房負荷が発生している場合に限り、外気冷房が有効と判定する。
制御部40は、外気冷房が有効であると判別すると(ステップS102;Yes)、ダンパ47を開放すると共に、給気ファン42を停止させる(ステップS103)。すなわち、指令部402は、ダンパ47を駆動させるアクチュエータに開指令を送ってダンパ47を開放すると共に、給気ファン42を回転させるモータドライバに停止指令を送って給気ファン42を停止させる。更に、指令部402は、排気ファン44を回転させるモータドライバに強回転指令を送って排気ファン44の風量を増大させてもよい。
なお、既に外気冷房中であれば(ダンパ47を開放済みであり、また、給気ファン42を停止済みであれば)、制御部40は、ステップS103の処理をスキップし、外気冷房制御処理を終える。
このようにして、外気冷房が開始されると、上述した図4のように、空調換気装置4では、ダンパ47が開放され、排気風路43を通過する室内空気RAは、バイパス風路46を通り(全熱交換器45を迂回し)、排出空気EAとして室外に排出される。一方、給気ファン42を停止しているため、給気風路41には、室外空気OAが流れない。
室外空気OAは、上述した図5のように、開口部OPを通り、室内に流れ込む。つまり、空調換気装置4が室内空気RAを排出空気EAとして室外に排出することで、室外空気OAが開口部OPを通り、室内に流れ込むことになる。
一方、上述したステップS102にて、外気冷房が有効でない(無効である)と判別した場合(ステップS102;No)に、制御部40は、ダンパ47を閉鎖すると共に、給気ファン42を駆動(回転)させる(ステップS104)。すなわち、指令部402は、ダンパ47を駆動させるアクチュエータに閉指令を送ってダンパ47を閉鎖すると共に、給気ファン42を回転させるモータドライバに回転指令を送って、停止させていた給気ファン42を駆動させる。更に、排気ファン44の風量を増大させている場合には、指令部402は、排気ファン44を回転させるモータドライバに回転復帰指令を送って排気ファン44の風量を戻す。
なお、外気冷房中でなければ(ダンパ47を閉鎖済みであり、また、給気ファン42を駆動済みであれば)、制御部40は、ステップS104の処理をスキップし、外気冷房制御処理を終える。
このように、外気冷房時において、給気ファン42(つまり、バイパス風路46が形成されていない方の風路に配置された送風手段)を停止させるため、送風機動力を低減することができる。また、外気冷房時において、外気冷房効果を高めるために、排気ファン44(つまり、バイパス風路46が形成されている方の風路に配置された送風手段)の換気風量を増加させたとしても、給気ファン42を停止させているため、空調換気装置4全体の送風機動力は、外気冷房前に比べて増加しない。この結果、外気冷房時における省エネルギー性を適切に向上させることができる。
(実施形態2)
上記の実施形態1では、図5に示すような開口部OPを利用できる場合について説明したが、窓、ドア等が全て閉じられている場合には、このような開口部OPを利用できない。そのため、システム側で窓、ドア等の開閉制御が行えるようにしてもよい。以下、本発明の実施形態2について説明する。
図7は、本発明の実施形態2に係る空気調和システム2の全体構成の一例を示す模式図である。図示するように、この空気調和システム2は、空調換気装置7と、室外機5と、複数の室内機6と、複数の開閉機構8と、複数の開閉センサ9とを含んで構成される。なお、室外機5、及び、室内機6は、図1の空気調和システム1と同様である。また、空調換気装置7、開閉機構8、及び、開閉センサ9は、通信線Cを介して通信可能に接続されている。更に、開閉機構8及び開閉センサ9の数は一例であり、適宜変更可能である。
開閉手段としての開閉機構8は、通信線Cを通じて空調換気装置7に制御され、建物に設けられた扉部W(一例として、窓,ドア等)を開閉する。なお、開閉機構8は、ユーザによる手動操作に応じても、扉部Wを開閉可能となっている。
開閉センサ9は、扉部Wの開閉状態を検出し、通信線Cを介して空調換気装置7に通知する。
図8は、空調換気装置7の接続構成を説明するためのブロック図である。なお、空調換気装置7の外観構成は、上述した図3の空調換気装置4と同様である。図8に示すように、制御部70は、判定部401と、指令部702と、記憶部403とを含んで構成される。なお、判定部401、及び、記憶部403は、図3の空調換気装置4と同様である。
また、空調換気装置7は、通信部71を更に備えている。この通信部71は、制御部70に制御され、開閉機構8、及び、開閉センサ9と通信を行う。
指令部702は、給気ファン42、排気ファン44、及び、ダンパ47に指令を送るだけでなく、通信部71を通じて、開閉機構8に対しても指令を送る。例えば、判定部401によって外気冷房が有効と判定された場合に、指令部702は、通信部71を通じて、開閉機構8に開指令を送って、扉部Wを開放させる。また、通信部71が、開閉センサ9と通信して、扉部Wの開閉状態を取得するため、指令部702は、扉部Wの開閉状態も参照することができる。
以下、空気調和システム2における空調換気装置7の動作について、図9を参照して説明する。図9は、空調換気装置7(制御部70)が実行する外気冷房制御処理の一例を示すフローチャートである。この外気冷房制御処理は、例えば、一定時間が経過する毎に、繰り返し実行される。
まず、制御部70は、室外及び室内の温湿度を取得する(ステップS201)。すなわち、制御部70は、センサ48aから室外空気OAの温湿度を取得し、また、センサ48bから室内空気RAの温湿度を取得する。
制御部70は、外気冷房が有効であるか否かを判別する(ステップS202)。例えば、判定部401は、室外空気OAの温湿度から求まる室外空気エンタルピと、室内空気RAの温湿度から求まる室内空気エンタルピとを比較し、室外空気エンタルピの方が室内空気エンタルピよりも低い場合に、判定部401は、外気冷房が有効と判定する。なお、上記と同様に室内機6の運転状況が得られる場合では、判定部401は、室外空気エンタルピの方が室内空気エンタルピよりも低く、かつ、冷房負荷が発生している場合に限り、外気冷房が有効と判定する。
制御部70は、外気冷房が有効であると判別すると(ステップS202;Yes)、扉部Wを開放する(ステップS203)。すなわち、指令部702は、通信部71を通じて、開閉機構8に開指令を送って、扉部Wを開放させる。なお、開閉センサ9により既に扉部Wが開放済みであると検出されていれば、制御部70は、ステップS203の処理をスキップする。
制御部70は、ダンパ47を開放すると共に、給気ファン42を停止させる(ステップS204)。すなわち、指令部702は、ダンパ47を駆動させるアクチュエータに開指令を送ってダンパ47を開放すると共に、給気ファン42を回転させるモータドライバに停止指令を送って給気ファン42を停止させる。更に、指令部702は、排気ファン44を回転させるモータドライバに強回転指令を送って排気ファン44の風量を増大させてもよい。
なお、既に外気冷房中であれば(ダンパ47を開放済みであり、また、給気ファン42を停止済みであれば)、制御部70は、ステップS204の処理をスキップし、外気冷房制御処理を終える。
一方、上述したステップS202にて、外気冷房が有効でない(無効である)と判別した場合(ステップS202;No)に、制御部70は、扉部Wを閉鎖する(ステップS205)。すなわち、指令部702は、通信部71を通じて、開閉機構8に閉指令を送って扉部Wを閉鎖する。なお、開閉センサ9により既に扉部Wが閉鎖済みであると検出されていれば、制御部70は、ステップS205の処理をスキップする。
制御部70は、ダンパ47を閉鎖すると共に、給気ファン42を駆動させる(ステップS206)。すなわち、指令部702は、ダンパ47を駆動させるアクチュエータに閉指令を送ってダンパ47を閉鎖すると共に、給気ファン42を回転させるモータドライバに回転指令を送って給気ファン42を駆動させる。更に、排気ファン44の風量を増大させている場合には、指令部702は、排気ファン44を回転させるモータドライバに回転復帰指令を送って排気ファン44の風量を戻す。
なお、外気冷房中でなければ(ダンパ47を閉鎖済みであり、また、給気ファン42を駆動済みであれば)、制御部70は、ステップS206の処理をスキップし、外気冷房制御処理を終える。
このように、外気冷房時において、給気ファン42を停止させるため、送風機動力を低減することができる。また、外気冷房時において、外気冷房効果を高めるために、排気ファン44の換気風量を増加させたとしても、給気ファン42を停止させているため、空調換気装置7全体の送風機動力は、外気冷房前に比べて増加しない。この結果、外気冷房時における省エネルギー性を適切に向上させることができる。また、扉部Wが閉鎖されていても、外気冷房の開始と共に、扉部Wを確実に開放することができる。
(実施形態3)
上記の実施形態1,2では、空調換気装置4,7が外気冷房の制御を行う場合について説明したが、システム全体を管理する管理装置(コントローラ)が、外気冷房の制御を行うようにしてもよい。以下、本発明の実施形態3について説明する。
図10は、本発明の実施形態3に係る空気調和システム3の全体構成の一例を示す模式図である。図示するように、この空気調和システム3は、空調換気装置7と、室外機5と、複数の室内機6と、複数の開閉機構8と、複数の開閉センサ9と、管理装置10を含んで構成される。なお、空調換気装置7、室外機5、室内機6、開閉機構8、及び、開閉センサ9は、図7の空気調和システム2と同様である。それでも、空調換気装置7からは、上述した図8に示す判定部401が除かれているものとする。また、空調換気装置7、室内機6、開閉機構8、開閉センサ9、及び、管理装置10は、通信線Cを介して通信可能に接続されている。
図11は、管理装置10の構成を説明するためのブロック図である。図示するように、管理装置10は、通信部11と、制御部12とを含んで構成される。
通信部11は、通信線Cを介して、空調換気装置7、室内機6、開閉機構8、及び、開閉センサ9と通信を行う。例えば、通信部11は、空調換気装置7と通信して、センサ48(センサ48a,48b)が検出した温湿度を取得する。また、通信部11は、室内機6と通信して、室内機6の運転状況(一例として、冷房負荷が発生しているか)を取得する。更に、通信部11は、空調換気装置7、及び、開閉機構8に必要な指令を送信する。
制御部12は、判定手段としての判定部121と、推定手段としての推定部122と、指令部123と、記憶部124とを含んで構成される。なお、制御部12は、一例として、CPU,ROM,RAM等から構成される。そして、判定部121、推定部122、及び、指令部123は、例えば、CPUが、RAMをワークメモリとして用い、ROMに記憶されている各種プログラムを適宜実行することにより実現される。
判定部121は、通信部11が空調換気装置7から取得したセンサ48による温湿度に基づいて、外気冷房の有効無効を判定する。例えば、判定部121は、センサ48aが検出した室外空気OAの温湿度から求まる室外空気エンタルピと、センサ48bが検出した室内空気RAの温湿度から求まる室内空気エンタルピとを比較する。そして、室外空気エンタルピの方が室内空気エンタルピよりも低く、かつ、室内機6にて冷房負荷が発生している場合に限り、外気冷房が有効と判定する。
推定部122は、空調換気装置7の電力増加量(換気送風機動力増加量)ΔWf、及び、室内機6及び室外機5の電力削減量(空調側電力削減量)ΔW_iを推定し、省エネルギー効果が最も高くなる換気風量Va1を決定する。以下、推定部122が、換気風量Va1を決定するまでの手順について、図12〜図15を参照して説明する。
外気冷房において、空調換気装置7の給気ファン42を停止し、排気ファン44だけを駆動させるが、この際、空調換気装置7に排気ファン44の回転数(すなわち、換気風量Va)を任意に指示することが可能となっている。
この際、排気ファン44の消費電力(すなわち換気送風機動力Wf)と、換気風量Vaとの関係は、図12に示すように、非線形で下に凸の曲線となる。なお、図12〜図14において、Io1[kJ/kg]、Io2[kJ/kg]、Io3[kJ/kg]、Io4[kJ/kg]は、室外空気エンタルピを示しており、Io1>Io2>Io3>Io4の関係となっている。それでも、図12に示すように、換気送風機動力Wfは、室外空気エンタルピの大小によっては、変化しない。
室内空気エンタルピをIi[kJ/kg]、室外空気エンタルピをIo[kJ/kg]、空気の密度をρa[kg/m3]とすると、外気冷房能力Q_g[kW]は、以下の数式([数1])により表される。
[数1]
Q_g = Va/3600×ρa×(Ii−Io)
そして、換気風量Vaと外気冷房能力Qgとの関係は、図13に示すように、比例関係となり、室外空気エンタルピが低いほど、傾きが大きくなる。図13の例では、室外空気エンタルピが最も低いIo4の傾きが一番大きくなる。
また、外気冷房効率COP_gは、以下の数式([数2])により表される。
[数2]
COP_g = Q_g/Wf
そして、換気風量Vaと外気冷房効率COP_gとの関係は、図14に示すように、非線形で下に凸の曲線となる。つまり、換気風量Vaが低いほど外気冷房効率COP_gは高くなり、また、室外空気エンタルピが低いほど外気冷房効率COP_gは高くなる。
また、CO2濃度を維持する(一例として、1000ppm以下に維持する)ための換気風量Vaとして、風量Va0が定められている。そのため、換気風量Vaを、風量Va0に調整する必要がある。
外気冷房時の能力と消費電力は、図15の左側に示す通りとなる。ここで、Q_i0は、換気風量Va0時の空調側能力である。また、Q_g0は、換気風量Va0時の外気冷房能力である。また、Q_i1は、換気風量Va0から増加させたときの空調側能力である。そして、Q_g1は、換気風量Va0から増加させたときの外気冷房能力である。
換気風量Vaを増加させたとき、図13の特性からも分かる通り、外気冷房能力Q_gは増加する。図15の左側にて説明すると、外気冷房能力Q_gは、(Q_g1−Q_g0)分だけ増加する。一方、空調側能力は、外気冷房能力Q_gが増加した(Q_g1−Q_g0)分だけ減少する。
一方、図15の右側に示すW_i0は、換気風量Va0時の空調側消費電力である。また、Wf0は、換気風量Va0時の換気送風機動力である。また、W_i1は、換気風量Va0から増加させたときの空調側消費電力である。そして、Wf1は、換気風量Va0から増加させたときの換気送風機動力である。
換気風量Vaを増加させたとき、図12の特性からも分かる通り、換気送風機動力Wfは増加する。図15の右側にて説明すると、換気送風機動力Wfは、(Wf1−Wf0)分だけ増加する。一方、空調側消費電力は、(W_i0−W_i1)分だけ減少する。なお、本願において、換気送風機動力増加量ΔWf=(Wf1−Wf0)と表し、また、空調側電力削減量ΔW_i=(W_i0−W_i1)と表すものとする。
ここで、(Wf1−Wf0)、つまり、換気送風機動力増加量ΔWfについては、図12の特性を予め把握しておけば、予測可能である。一方、(W_i0−W_i1)、つまり、空調側電力削減量ΔW_iについては、能力Q_i0のときの効率COP_i0と、能力Q_i1のときの効率COP_i1を推定し、以下の数式([数3])により、W_i0、W_i1をそれぞれ算出することが可能である。
[数3]
W_i0 = Q_i0/COP_i0
W_i1 = Q_i1/COP_i1
なお、空調側効率は、予め決められた効率を用いても良いし、また、運転状態、室内外温度条件等から推定(推算)しても良い。
ここで、ΔW_i−ΔWfが最大となる換気風量Va1は、最も外気冷房効果が高い(省エネルギー効果が高い)ポイントとなる。つまり、換気風量Va1まで増加させたときに、空調側電力削減量ΔW_iと換気送風機動力増加量ΔWfとの差が最大となる。そのため、推定部122は、ΔW_i−ΔWfが最大となる換気風量Va1を決定する。このようにして決定された換気風量Va1は、以下に説明する指令部123によって、空調換気装置7が調整すべき排気ファン44の送風量として指令される。
指令部123は、通信部11を制御して、空調換気装置7、及び、開閉機構8に対して、必要な指令を送る。例えば、判定部121によって外気冷房が有効と判定された場合に、指令部123は、空調換気装置7に対して、外気冷房を開始させる指令を送ると共に、開閉機構8に開指令を送って、扉部Wを開放させる。更に、指令部123は、空調換気装置7に対して、推定部122が決定した換気風量Va1となるように、排気ファン44の送風量を調整させる。
記憶部124は、システム全体の制御に必要な種々の情報を記憶する。例えば、記憶部124は、後述する外気冷房制御処理(図16)を実行するためのプログラムを記憶する。
以下、空気調和システム3における管理装置10の動作について、図16を参照して説明する。図16は、管理装置10(制御部12)が実行する外気冷房制御処理の一例を示すフローチャートである。この外気冷房制御処理は、例えば、一定時間が経過する毎に、繰り返し実行される。
まず、制御部12は、室外及び室内の温湿度を取得する(ステップS301)。すなわち、制御部12は、通信部11を制御して、空調換気装置7から、センサ48aによる室外空気OAの温湿度を取得し、また、センサ48bによる室内空気RAの温湿度を取得する。
制御部12は、外気冷房が有効であるか否かを判別する(ステップS302)。例えば、判定部121は、室外空気OAの温湿度から求まる室外空気エンタルピと、室内空気RAの温湿度から求まる室内空気エンタルピとを比較し、室外空気エンタルピの方が室内空気エンタルピよりも低く、かつ、室内機6にて冷房負荷が発生している場合に限り、外気冷房が有効と判定する。
制御部12は、外気冷房が有効であると判別すると(ステップS302;Yes)、扉部Wを開放する(ステップS303)。すなわち、指令部123は、通信部11を通じて、開閉機構8に開指令を送って扉部Wを開放する。なお、開閉センサ9により既に扉部Wが開放済みであると検出されていれば、制御部12は、ステップS303の処理をスキップする。
制御部12は、外気冷房の開始を指示する(ステップS304)。すなわち、指令部123は、通信部11を通じて、空調換気装置7に外気冷房を開始させる指令を送る。この指令を受けて、空調換気装置7は、ダンパ47を開放すると共に、給気ファン42を停止させる。
なお、既に外気冷房の開始を指示済みであれば、制御部12は、ステップS304の処理をスキップする。
制御部12は、換気送風機動力増加量ΔWf、及び、空調側電力削減量ΔW_iを推定し、省エネルギー効果が最も高くなる換気風量Va1を決定する(ステップS305)。すなわち、推定部122は、上述した数式([数1]〜[数3])を用いて、ΔWf、及び、ΔW_iを推定し、ΔW_i−ΔWfが最大となる換気風量Va1を決定する。
制御部12は、換気風量Va1が換気風量Va0よりも大きいか否かを判別する(ステップS306)。つまり、制御部12は、ステップS305にて決定した換気風量Va1が、CO2濃度を維持するための換気風量Va0よりも大きいがどうかを判別する。制御部12は、換気風量Va1が換気風量Va0よりも大きくない(以下である)と判別すると(ステップS306;No)、外気冷房制御処理を終える。
一方、換気風量Va1が換気風量Va0よりも大きいと判別した場合(ステップS306;Yes)に、制御部12は、換気風量Va1への調整指令を空調換気装置7に送信する(ステップS307)。つまり、指令部123は、空調換気装置7に対して、換気風量Va1となるように、排気ファン44の送風量を調整させる。
また、上述したステップS302にて、外気冷房が有効でない(無効である)と判別した場合(ステップS302;No)に、制御部12は、扉部Wを閉鎖する(ステップS308)。すなわち、指令部123は、通信部11を通じて、開閉機構8に閉指令を送って扉部Wを閉鎖する。なお、開閉センサ9により既に扉部Wが閉鎖済みであると検出されていれば、制御部12は、ステップS308の処理をスキップする。
制御部12は、外気冷房の終了を指示する(ステップS309)。すなわち、指令部123は、通信部11を通じて、空調換気装置7に外気冷房を終了させる指令を送る。この指令を受けて、空調換気装置7は、ダンパ47を閉鎖すると共に、給気ファン42を駆動させる。更に、排気ファン44の風量を変更(調整)している場合に、空調換気装置7は、排気ファン44の風量を戻す。
なお、既に外気冷房の終了を指示済みであれば(若しくは、外気冷房の開始を指示していなければ)、制御部12は、ステップS309の処理をスキップし、外気冷房制御処理を終える。
このように、外気冷房時において、給気ファン42を停止させるため、送風機動力を低減することができる。また、外気冷房時において、省エネルギー効果が最も高くなる換気風量Va1を決定し、この換気風量Va1となるように、排気ファン44の風量を調整させるため、外気冷房時における省エネルギー性を適切に向上させることができる。
(他の実施形態)
上記の実施形態1〜3では、外気冷房効果を高めるために、排気ファン44の風量を増加させる場合について説明したが、他の手法で、換気風量を増加させてもよい。例えば、バイパス風路46を拡大したり、排気ファン44のファン径拡大を行うことで、換気風量を増加させてもよい。本願の場合、片側(実施形態1〜3では、排気風路43側)だけ行えばよいため、空調換気装置4,7の筐体サイズの拡大を抑制することが可能となる。
また、上記の実施形態1,2では、専用の空調換気装置4,7を用い、上記の実施形態3では、専用の管理装置10を用いる場合について説明したが、これら空調換気装置4,7及び管理装置10の動作を規定する動作プログラムを既存のパーソナルコンピュータや情報端末機器等に適用することで、当該パーソナルコンピュータを空調換気装置4,7及び管理装置10として機能させることも可能である。
また、このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical Disk)、メモリカード等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布してもよいし、インターネットといった通信ネットワークを介して配布してもよい。
本発明は、広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
本発明は、外気冷房時における省エネルギー性を適切に向上させることのできる空調換気装置、空気調和システム、および、制御方法に採用され得る。
1,2,3 空気調和システム、4,7 空調換気装置、5 室外機、6 室内機、8 開閉機構、9 開閉センサ、10 管理装置、11,71 通信部、12,40,70 制御部、41 給気風路、42 給気ファン、43 排気風路、44 排気ファン、45 全熱交換器、46 バイパス風路、47 ダンパ、48a,48b センサ、121,401 判定部、122 推定部、123,402,702 指令部、124,403 記憶部
上記目的を達成するため、本発明に係る空調換気装置は、
第1の送風手段が配置され、室外の空気を室内に供給するための第1の風路と、
第2の送風手段が配置され、室内の空気を室外に排出するための第2の風路と、
前記第1の風路を通過する空気と前記第2の風路を通過する空気との間で熱交換を行う熱交換手段と、
記第2の風路と接合して形成され、前記熱交換手段を迂回するためのバイパス風路と、
前記バイパス風路を開閉して、通過する空気の風路を切り替える風路切替手段と、
前記第1及び第2の送風手段、並びに、前記風路切替手段を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、室外の空気を室内に取り入れる外気冷房時において、前記風路切替手段を制御して前記バイパス風路を開放すると共に、前第1の送風手段を停止させる。

Claims (6)

  1. 第1の送風手段が配置され、室外の空気を室内に供給するための第1の風路と、
    第2の送風手段が配置され、室内の空気を室外に排出するための第2の風路と、
    前記第1の風路を通過する空気と前記第2の風路を通過する空気との間で熱交換を行う熱交換手段と、
    前記第1及び第2の風路の何れか一方と接合して形成され、前記熱交換手段を迂回するためのバイパス風路と、
    前記バイパス風路を開閉して、通過する空気の風路を切り替える風路切替手段と、
    前記第1及び第2の送風手段、並びに、前記風路切替手段を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、室外の空気を室内に取り入れる外気冷房時において、前記風路切替手段を制御して前記バイパス風路を開放すると共に、前記バイパス風路が形成されていない方の風路に配置された前記送風手段を停止させる、
    空調換気装置。
  2. 室内及び室外における温度又は温湿度を検出するセンサと、
    前記センサによる検出結果に基づいて、前記外気冷房の有効無効を判定する判定手段とを更に備える、
    請求項1に記載の空調換気装置。
  3. 前記制御手段は、前記外気冷房時において、更に、前記バイパス風路が形成されている方の風路に配置された前記送風手段の送風量を増加させる、
    請求項1に記載の空調換気装置。
  4. 室内と室外とをつなぐ開口部に設けられた扉体を開閉させる開閉手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記外気冷房時において、更に、前記開閉手段を制御して前記扉体を開放させ、前記開口部から空気を通過させる、
    請求項1に記載の空調換気装置。
  5. 空調換気装置と、室内の空気を調和する空調装置と、前記空調換気装置及び前記空調装置を管理する管理装置とが通信線を介して接続されて構成される空気調和システムであって、
    前記空調換気装置は、
    第1の送風手段が配置され、室外の空気を室内に供給するための第1の風路と、
    第2の送風手段が配置され、室内の空気を室外に排出するための第2の風路と、
    前記第1の風路を通過する空気と前記第2の風路を通過する空気との間で熱交換を行う熱交換手段と、
    前記第1及び第2の風路の何れか一方と接合して形成され、前記熱交換手段を迂回するためのバイパス風路と、
    前記バイパス風路を開閉して、通過する空気の風路を切り替える風路切替手段と、を備え、
    前記管理装置は、
    室外の空気を室内に取り入れる外気冷房時において、前記空調換気装置における前記風路切替手段を制御して前記バイパス風路を開放すると共に、前記バイパス風路が形成されていない方の風路に配置された前記送風手段を停止させる制御手段と、
    前記空調換気装置及び前記空調装置の電力量を推定する推定手段とを備え、
    前記推定手段は、前記空調換気装置において、前記バイパス風路が形成されている方の風路に配置された前記送風手段の送風量を増加させたときに増加する電力増加量と、前記空調装置において、前記外気冷房を行うことで削減される電力削減量と、を推定し、
    前記制御手段は、前記バイパス風路が形成されている方の風路に配置された前記送風手段の送風量を、前記電力削減量から前記電力増加量を差し引いた値が最大の送風量となるように調整する、
    空気調和システム。
  6. 給気ファンが配置され、室外の空気を室内に供給するための給気風路と、排気ファンが配置され、室内の空気を室外に排出するための排気風路と、前記給気風路を通過する空気と前記排気風路を通過する空気との間で熱交換を行う熱交換器と、前記給気風路及び前記排気風路の何れか一方と接合して形成され、前記熱交換器を迂回するためのバイパス風路と、前記バイパス風路を開閉して、通過する空気の風路を切り替えるダンパと、を備えた空調換気装置の制御方法であって、
    室内及び室外における温度又は温湿度に基づいて、室外の空気を室内に取り入れる外気冷房の有効無効を判別する判別ステップと、
    前記判定ステップにて外気冷房が有効と判別された場合に、前記ダンパを開放して、前記バイパス風路を通過する風路に切り替えると共に、前記バイパス風路が形成されていない方の風路に配置された前記給気ファン又は前記排気ファンを停止させる制御ステップと、
    を備える制御方法。
JP2019512067A 2017-04-10 2017-04-10 空調換気装置、空気調和システム、および、制御方法 Active JP6790243B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2017/014708 WO2018189790A1 (ja) 2017-04-10 2017-04-10 空調換気装置、空気調和システム、および、制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2018189790A1 true JPWO2018189790A1 (ja) 2019-11-07
JP6790243B2 JP6790243B2 (ja) 2020-11-25

Family

ID=63792386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019512067A Active JP6790243B2 (ja) 2017-04-10 2017-04-10 空調換気装置、空気調和システム、および、制御方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11181285B2 (ja)
EP (1) EP3611438B1 (ja)
JP (1) JP6790243B2 (ja)
CN (1) CN110462295B (ja)
WO (1) WO2018189790A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA3052156C (en) 2018-08-14 2023-09-26 Marvin Lumber And Cedar Company, D/B/A Marvin Windows And Doors Fenestration assembly and building service control with the same
JP7394560B2 (ja) * 2019-08-30 2023-12-08 三菱電機株式会社 空気調和制御装置、空気調和制御方法及び空気調和制御プログラム
WO2021240814A1 (ja) * 2020-05-29 2021-12-02 三菱電機株式会社 熱交換型換気装置
CN112325535A (zh) * 2020-11-27 2021-02-05 浙江冰盛制冷科技有限公司 一种带风道冰柜门
JP7368751B2 (ja) * 2021-06-23 2023-10-25 ダイキン工業株式会社 空気調和装置
WO2022270513A1 (ja) * 2021-06-23 2022-12-29 ダイキン工業株式会社 空気調和装置
CN117501052A (zh) * 2021-06-23 2024-02-02 大金工业株式会社 空气调节装置
JP7335521B2 (ja) * 2021-06-23 2023-08-30 ダイキン工業株式会社 空気調和装置
CN113483403B (zh) * 2021-07-16 2024-10-25 珠海格力电器股份有限公司 一种新风空调及控制方法
CN115200131B (zh) * 2022-07-25 2023-05-16 贵州汇通华城股份有限公司 一种地铁站通风空调风系统控制方法及装置
WO2024176468A1 (ja) * 2023-02-24 2024-08-29 三菱電機株式会社 換気制御システム、制御装置及び換気制御方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10141720A (ja) * 1996-11-07 1998-05-29 Mitsubishi Electric Corp 換気制御方法並びに換気制御装置
JP2001056146A (ja) * 1999-08-18 2001-02-27 Toyo Eng Works Ltd 空気調和装置
EP1132690A1 (de) * 2000-03-09 2001-09-12 KRANTZ-TKT GmbH Vorrichtung zur Temperierung und/oder Belüftung eines Raumes
US20070068509A1 (en) * 2002-08-09 2007-03-29 Halton Company Zone control of space conditioning system with varied uses
JP2009109090A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Daikin Ind Ltd 換気装置
WO2015173910A1 (ja) * 2014-05-14 2015-11-19 三菱電機株式会社 空気調和システム
US20160169544A1 (en) * 2014-12-15 2016-06-16 Semco Llc Unit with recovery wheel and economizer and method of control

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2714220B2 (ja) * 1990-03-31 1998-02-16 株式会社東芝 換気装置
JP3438280B2 (ja) * 1993-12-24 2003-08-18 三菱電機株式会社 空調換気装置
JPH11230600A (ja) 1998-02-16 1999-08-27 Mitsubishi Electric Corp 空調換気装置
US20080003940A1 (en) * 1998-11-09 2008-01-03 Building Performance Equipment, Inc. Ventilator system and method
JP2000220877A (ja) * 1999-01-29 2000-08-08 Daikin Ind Ltd 換気空調機
JP2002071184A (ja) * 2000-08-29 2002-03-08 Mitsubishi Electric Corp 換気空調方法及び換気空調システム
JP4617662B2 (ja) * 2003-11-21 2011-01-26 ダイキン工業株式会社 換気システム及び空気調和システム
US7802443B2 (en) 2007-04-13 2010-09-28 Air Innovations, Inc. Total room air purification system with air conditioning, filtration and ventilation
CA2596151A1 (en) * 2007-08-03 2009-02-03 Air Tech Equipment Ltd. Method and apparatus for controlling ventilation system
JP2009236387A (ja) 2008-03-26 2009-10-15 Asahi Kasei Homes Co 建物の換気システム
US8123142B2 (en) * 2009-08-20 2012-02-28 Cislo Daniel M Solar powered smart ventilation system
KR101034936B1 (ko) * 2009-11-02 2011-05-17 주식회사 경동나비엔 전열교환형 환기장치 및 그 제어방법
WO2011155069A1 (ja) * 2010-06-11 2011-12-15 三菱電機株式会社 換気空調装置及びその制御方法
US10184684B2 (en) * 2010-08-26 2019-01-22 Richard S Kurelowech Heat recovery and demand ventilation system
WO2015079673A1 (ja) * 2013-11-26 2015-06-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 給排型換気装置
JP6270997B2 (ja) * 2014-05-14 2018-01-31 三菱電機株式会社 外気処理機及び空気調和機
KR101606922B1 (ko) * 2014-10-21 2016-03-29 은성화학(주) 프리히터 박스를 구비한 바이패스형 열회수 환기장치
CN105716151B (zh) * 2016-03-31 2017-06-23 荣国华 室内新风和排油烟系统
US10928093B2 (en) * 2016-12-13 2021-02-23 Mitsubishi Electric Corporation Heat exchange ventilator

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10141720A (ja) * 1996-11-07 1998-05-29 Mitsubishi Electric Corp 換気制御方法並びに換気制御装置
JP2001056146A (ja) * 1999-08-18 2001-02-27 Toyo Eng Works Ltd 空気調和装置
EP1132690A1 (de) * 2000-03-09 2001-09-12 KRANTZ-TKT GmbH Vorrichtung zur Temperierung und/oder Belüftung eines Raumes
US20070068509A1 (en) * 2002-08-09 2007-03-29 Halton Company Zone control of space conditioning system with varied uses
JP2009109090A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Daikin Ind Ltd 換気装置
WO2015173910A1 (ja) * 2014-05-14 2015-11-19 三菱電機株式会社 空気調和システム
US20160169544A1 (en) * 2014-12-15 2016-06-16 Semco Llc Unit with recovery wheel and economizer and method of control

Also Published As

Publication number Publication date
EP3611438B1 (en) 2023-01-04
CN110462295A (zh) 2019-11-15
EP3611438A1 (en) 2020-02-19
EP3611438A4 (en) 2020-07-15
CN110462295B (zh) 2021-08-24
JP6790243B2 (ja) 2020-11-25
US11181285B2 (en) 2021-11-23
WO2018189790A1 (ja) 2018-10-18
US20200326086A1 (en) 2020-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2018189790A1 (ja) 空調換気装置、空気調和システム、および、制御方法
US11143431B2 (en) Supply and exhaust ventilation device
JP6541790B2 (ja) 換気装置
CN110715364B (zh) 空气处理设备及其控制方法、装置
JP5012777B2 (ja) 空気調和機
JP5741723B1 (ja) 換気装置
KR102374216B1 (ko) 열회수 기능을 구비한 제습 환기시스템
JP4723911B2 (ja) 空調機及び空調システム
KR101562744B1 (ko) 환기 유니트와 연동되는 공조 시스템
JP4353859B2 (ja) 空気調和装置
KR101423448B1 (ko) 외기도입 냉방용 환기 유니트
JP2002089998A (ja) 空気調和機の運転制御方法
JP2007064513A (ja) ヒートポンプ式空調方法及び装置
JP7193356B2 (ja) 外気処理装置
JP2001193991A (ja) 熱交換換気装置
KR101271588B1 (ko) 공기열 멀티 항온항습기
JP4567576B2 (ja) 室圧制御システム
JP2006112684A (ja) 空調換気システム
JPH08303840A (ja) 室温調節機能付除湿機を有する冷暖房システム
JP6490095B2 (ja) 空気調和システム
JPH1183125A (ja) 空気調和機
KR102126903B1 (ko) 배연기능을 구비한 일체형 항온항습기
KR20060089432A (ko) 쾌적한 냉방을 위한 제습운전이 가능한 에어컨과 그에사용되는 실내기 및 제습운전 방법
KR100362371B1 (ko) 냉난방 겸용 멀티 공기조화기의 운전제어방법
JPH06123518A (ja) 空調給湯装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190619

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190619

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200602

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200803

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201006

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6790243

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250