JPH08303840A - 室温調節機能付除湿機を有する冷暖房システム - Google Patents
室温調節機能付除湿機を有する冷暖房システムInfo
- Publication number
- JPH08303840A JPH08303840A JP7113436A JP11343695A JPH08303840A JP H08303840 A JPH08303840 A JP H08303840A JP 7113436 A JP7113436 A JP 7113436A JP 11343695 A JP11343695 A JP 11343695A JP H08303840 A JPH08303840 A JP H08303840A
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- JP
- Japan
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- dehumidifier
- medium
- cooling
- room temperature
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来の天井冷暖房システムよりも冷房効率が
良い冷房を行う室温調節機能付除湿機を有する冷暖房シ
ステム。 【構成】 除湿機により室内の温度と湿度を調節するに
当たり、圧縮機と凝縮器の間に蓄熱源からの媒体により
冷却する熱交換器を設け、室内の温度指示調節器により
熱交換器の媒体の量を調節し、湿度指示調節器により圧
縮機の運転状態を調節する室内に設置された室温調節機
能付除湿機において、蓄熱源からの媒体が循環する、室
内に設置された輻射冷暖房パネルを設け、輻射冷暖房パ
ネル面上に結露が生じるような室温と湿度を検出する
と、除湿機のみを運転し、輻射冷暖房パネル面上に結露
が生じなくなる室温と湿度を検出すると、切換指示調節
器により蓄熱源からの媒体を輻射冷暖房パネルに流すと
共にその媒体を熱交換器に流すように切換える切換弁を
備えた室温調節機能付除湿機を有する冷暖房システム。
良い冷房を行う室温調節機能付除湿機を有する冷暖房シ
ステム。 【構成】 除湿機により室内の温度と湿度を調節するに
当たり、圧縮機と凝縮器の間に蓄熱源からの媒体により
冷却する熱交換器を設け、室内の温度指示調節器により
熱交換器の媒体の量を調節し、湿度指示調節器により圧
縮機の運転状態を調節する室内に設置された室温調節機
能付除湿機において、蓄熱源からの媒体が循環する、室
内に設置された輻射冷暖房パネルを設け、輻射冷暖房パ
ネル面上に結露が生じるような室温と湿度を検出する
と、除湿機のみを運転し、輻射冷暖房パネル面上に結露
が生じなくなる室温と湿度を検出すると、切換指示調節
器により蓄熱源からの媒体を輻射冷暖房パネルに流すと
共にその媒体を熱交換器に流すように切換える切換弁を
備えた室温調節機能付除湿機を有する冷暖房システム。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、事務所、病院、多目的
ホール、クリーンルーム及び駅舎（例えば、コンコース
及び待合室）等に設置される室温調節機能付除湿機を有
する冷暖房システムに関する。
ホール、クリーンルーム及び駅舎（例えば、コンコース
及び待合室）等に設置される室温調節機能付除湿機を有
する冷暖房システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】現在一般に行われている空調方式は、エ
アハンドリングユニットやファンコイルユニットにより
冷温風を吹き出す方式であり、いずれも空気を循環させ
ている。この空調方式であると、室内の温度分布が暖房
時には上下で５度以上の温度差が生じ、冷房時において
も足元が寒く頭が暑い状態になってしまい、『頭寒足
熱』とは逆の状態になってしまう。また、かなり低い温
度の冷風の直撃を受け、冷房病等の原因となっていた。
アハンドリングユニットやファンコイルユニットにより
冷温風を吹き出す方式であり、いずれも空気を循環させ
ている。この空調方式であると、室内の温度分布が暖房
時には上下で５度以上の温度差が生じ、冷房時において
も足元が寒く頭が暑い状態になってしまい、『頭寒足
熱』とは逆の状態になってしまう。また、かなり低い温
度の冷風の直撃を受け、冷房病等の原因となっていた。
【０００３】上記の不都合さのない快適な室内環境を提
供する天井冷暖房システムが公知（特開平５−２８０７
６８号、特開平７−１９５３３号）である。気温・湿度
・気流・輻射熱の組み合わせが、人間が室内において快
適に感じるための要因であるが、この先願の天井冷暖房
システムを導入すれば、温度のコントロールはもちろん
のこと、温度の高い方から低い方へ伝わる熱の輻射を利
用しているので、暖房時は従来空調の設定温度（例え
ば、２６度）よりも低い室温（例えば、２１度）で、冷
房時は従来空調の設定温度（例えば、２５度）よりも高
い室温（例えば、２７度）でも快適に感じることができ
る。この天井冷暖房システムと従来の空調との併用によ
って電力の節約が可能である。
供する天井冷暖房システムが公知（特開平５−２８０７
６８号、特開平７−１９５３３号）である。気温・湿度
・気流・輻射熱の組み合わせが、人間が室内において快
適に感じるための要因であるが、この先願の天井冷暖房
システムを導入すれば、温度のコントロールはもちろん
のこと、温度の高い方から低い方へ伝わる熱の輻射を利
用しているので、暖房時は従来空調の設定温度（例え
ば、２６度）よりも低い室温（例えば、２１度）で、冷
房時は従来空調の設定温度（例えば、２５度）よりも高
い室温（例えば、２７度）でも快適に感じることができ
る。この天井冷暖房システムと従来の空調との併用によ
って電力の節約が可能である。
【０００４】しかし、先願における従来の空調では、除
湿のためにファンコイルユニットを使用しているが、除
湿のための制御機構は特に持ち合わせておらず、成り行
きに任せた除湿を行っていた。そのため、除湿能力は必
ずしも良いとは言えず、輻射冷暖房パネル面が結露しな
い輻射冷暖房パネル面の最低温度は、１９度前後が限界
であった。
湿のためにファンコイルユニットを使用しているが、除
湿のための制御機構は特に持ち合わせておらず、成り行
きに任せた除湿を行っていた。そのため、除湿能力は必
ずしも良いとは言えず、輻射冷暖房パネル面が結露しな
い輻射冷暖房パネル面の最低温度は、１９度前後が限界
であった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の天井
冷暖房システムよりも輻射冷暖房パネル面が結露しない
最低温度を低くすることによって、より冷房効率が良い
冷房と、輻射冷暖房パネルのみを利用する暖房を行う室
温調節機能付除湿機を有する冷暖房システムを供給する
ことを目的とする。
冷暖房システムよりも輻射冷暖房パネル面が結露しない
最低温度を低くすることによって、より冷房効率が良い
冷房と、輻射冷暖房パネルのみを利用する暖房を行う室
温調節機能付除湿機を有する冷暖房システムを供給する
ことを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、圧縮機
Ｐ、凝縮器Ｓ、膨張弁Ｅ及び蒸発器Ｖを有する除湿機３
により室内Ｒの温度と湿度を調節するに当たり、圧縮機
Ｐと凝縮器Ｓの間に蓄熱源Ｗからの媒体により冷却する
熱交換器Ｈを設け、室内Ｒの温度指示調節器７により熱
交換器Ｈの媒体の量を調節し、湿度指示調節器９により
圧縮機Ｐの運転状態を調節する室内Ｒに設置された室温
調節機能付除湿機において、この除湿機３の外に蓄熱源
Ｗからの媒体が循環する、室内Ｒに設置された輻射冷暖
房パネル８を設け、輻射冷暖房パネル８面上に結露が生
じるような室温と湿度を検出すると、除湿機３のみを運
転し、輻射冷暖房パネル８面上に結露が生じなくなる室
温と湿度を検出すると、切換指示調節器４により蓄熱源
Ｗからの媒体を輻射冷暖房パネル８に流すと共にその媒
体を熱交換器Ｈに流すように切換える切換弁を備えた室
温調節機能付除湿機３を有する冷暖房システムによって
達成できる。
Ｐ、凝縮器Ｓ、膨張弁Ｅ及び蒸発器Ｖを有する除湿機３
により室内Ｒの温度と湿度を調節するに当たり、圧縮機
Ｐと凝縮器Ｓの間に蓄熱源Ｗからの媒体により冷却する
熱交換器Ｈを設け、室内Ｒの温度指示調節器７により熱
交換器Ｈの媒体の量を調節し、湿度指示調節器９により
圧縮機Ｐの運転状態を調節する室内Ｒに設置された室温
調節機能付除湿機において、この除湿機３の外に蓄熱源
Ｗからの媒体が循環する、室内Ｒに設置された輻射冷暖
房パネル８を設け、輻射冷暖房パネル８面上に結露が生
じるような室温と湿度を検出すると、除湿機３のみを運
転し、輻射冷暖房パネル８面上に結露が生じなくなる室
温と湿度を検出すると、切換指示調節器４により蓄熱源
Ｗからの媒体を輻射冷暖房パネル８に流すと共にその媒
体を熱交換器Ｈに流すように切換える切換弁を備えた室
温調節機能付除湿機３を有する冷暖房システムによって
達成できる。
【０００７】この発明による他の有利な構成は、特許請
求の範囲の従属請求項に記載されている。
求の範囲の従属請求項に記載されている。
【０００８】
【実施例】図１に本システムで使用した室温調節機能付
除湿機のシステムの系統図を示す。
除湿機のシステムの系統図を示す。
【０００９】この除湿機３は、除湿機３内の凝縮器Ｓへ
行く導管の一部に熱交換器Ｈを設け、本システムを循環
する媒体（導入導管１４から流入して排出導管１５から
流出）により除湿機３側の冷媒の熱を奪うことにより、
圧縮機Ｐからの発熱により上昇した凝縮器Ｓの温度を下
げ、除湿機３内での再熱を抑え室内Ｒへ吹き出す空気
（図中の矢印）の温度を下げることができる。この吹き
出す空気の温度制御は、温度指示調節器７により電動三
路弁Ｖ３を調節して導入導管１４に流入する媒体の流量
を増減することにより行っている。また、吹き出す空気
の湿度制御は湿度指示調節器９が除湿機３内の圧縮機Ｐ
を断続的に稼働させることにより膨張弁Ｅから噴出する
冷媒ガスの量を増減して行っている。このように、本シ
ステムで使用する室温調節機能付除湿機３は、水冷式の
熱交換器Ｈ並びにこの除湿機３から吹き出る空気の温度
と湿度をそれぞれ設定する制御装置を備えているので、
従来のシステムで使用した除湿機から吹き出る空気の温
度と湿度をそれぞれ設定する制御装置を備えていないフ
ァンコイルユニットよりも除湿性能が良い。したがっ
て、輻射冷暖房パネル面の温度を１７度前後にすること
ができるので、冷房効率が向上する。
行く導管の一部に熱交換器Ｈを設け、本システムを循環
する媒体（導入導管１４から流入して排出導管１５から
流出）により除湿機３側の冷媒の熱を奪うことにより、
圧縮機Ｐからの発熱により上昇した凝縮器Ｓの温度を下
げ、除湿機３内での再熱を抑え室内Ｒへ吹き出す空気
（図中の矢印）の温度を下げることができる。この吹き
出す空気の温度制御は、温度指示調節器７により電動三
路弁Ｖ３を調節して導入導管１４に流入する媒体の流量
を増減することにより行っている。また、吹き出す空気
の湿度制御は湿度指示調節器９が除湿機３内の圧縮機Ｐ
を断続的に稼働させることにより膨張弁Ｅから噴出する
冷媒ガスの量を増減して行っている。このように、本シ
ステムで使用する室温調節機能付除湿機３は、水冷式の
熱交換器Ｈ並びにこの除湿機３から吹き出る空気の温度
と湿度をそれぞれ設定する制御装置を備えているので、
従来のシステムで使用した除湿機から吹き出る空気の温
度と湿度をそれぞれ設定する制御装置を備えていないフ
ァンコイルユニットよりも除湿性能が良い。したがっ
て、輻射冷暖房パネル面の温度を１７度前後にすること
ができるので、冷房効率が向上する。
【００１０】図２から本発明に係る上記室温調節機能付
除湿機を有する冷暖房システムの実施例を説明する。循
環ポンプＰ１と水冷式の熱交換器Ｈを備えた室温調節機
能付除湿機３を運転させると、切換指示調節器４が室内
Ｒの温度・湿度から本システム起動時における輻射冷暖
房パネル８が結露する露点温度を算出する（例えば、室
温が２７度、湿度が５５パーセント）。そして、実際の
室温が２７度以上で室内湿度が５５パーセント以上のと
きは、電動バルブＶ１は閉じ、電動バルブＶ２は開く。
この場合、蓄熱源Ｗの媒体は、循環ポンプＰ１及び導入
導管１０を経由した後、輻射冷暖房パネル８及び他の輻
射冷暖房パネル（存在する場合）には供給されず、室温
調節機能付除湿機３に直接流入する。このとき、輻射冷
暖房パネル８面及び他の輻射冷暖房パネル面には、結露
が発生しないので滴が床面にたれると言う問題が起きな
い。室温調節機能付除湿機３に流入導管１４から流入し
た媒体は、排出導管１５、電動三路弁Ｖ３、排出導管１
７を経由して蓄熱源Ｗに再び戻る。しかし、温度が下が
り過ぎるようだと排出導管１６から一部を短絡させる。
輻射冷暖房パネル８面が結露しない室内条件になるまで
室温調節機能付除湿機３のみの運転が持続する。
除湿機を有する冷暖房システムの実施例を説明する。循
環ポンプＰ１と水冷式の熱交換器Ｈを備えた室温調節機
能付除湿機３を運転させると、切換指示調節器４が室内
Ｒの温度・湿度から本システム起動時における輻射冷暖
房パネル８が結露する露点温度を算出する（例えば、室
温が２７度、湿度が５５パーセント）。そして、実際の
室温が２７度以上で室内湿度が５５パーセント以上のと
きは、電動バルブＶ１は閉じ、電動バルブＶ２は開く。
この場合、蓄熱源Ｗの媒体は、循環ポンプＰ１及び導入
導管１０を経由した後、輻射冷暖房パネル８及び他の輻
射冷暖房パネル（存在する場合）には供給されず、室温
調節機能付除湿機３に直接流入する。このとき、輻射冷
暖房パネル８面及び他の輻射冷暖房パネル面には、結露
が発生しないので滴が床面にたれると言う問題が起きな
い。室温調節機能付除湿機３に流入導管１４から流入し
た媒体は、排出導管１５、電動三路弁Ｖ３、排出導管１
７を経由して蓄熱源Ｗに再び戻る。しかし、温度が下が
り過ぎるようだと排出導管１６から一部を短絡させる。
輻射冷暖房パネル８面が結露しない室内条件になるまで
室温調節機能付除湿機３のみの運転が持続する。
【００１１】室温調節機能付除湿機３の運転により室内
温度が２７度より低く、かつ、室内湿度が５５パーセン
トより低くなると切換え指示調節器４により電動バルブ
Ｖ１が開き、電動バルブＶ２が閉じるようにバルブを切
換える。この場合、輻射冷暖房パネル８面及び他の輻射
冷暖房パネル面（存在する場合）で結露が起こらないの
で、輻射冷暖房パネル８及び他の輻射冷暖房パネルに媒
体が供給され、室温調節機能付除湿機３には輻射冷暖房
パネル８及び他の輻射冷暖房パネル８通過後の媒体が流
入する。そして、室温調節機能付除湿機３に流入した媒
体は、排出導管１５、電動三路弁Ｖ３、排出導管１７を
経由して再び蓄熱源Ｗに戻る。こうして室温調節機能付
除湿機３と輻射冷暖房パネル８による冷房を同時に行な
うので、省エネルギー効果が高まる。
温度が２７度より低く、かつ、室内湿度が５５パーセン
トより低くなると切換え指示調節器４により電動バルブ
Ｖ１が開き、電動バルブＶ２が閉じるようにバルブを切
換える。この場合、輻射冷暖房パネル８面及び他の輻射
冷暖房パネル面（存在する場合）で結露が起こらないの
で、輻射冷暖房パネル８及び他の輻射冷暖房パネルに媒
体が供給され、室温調節機能付除湿機３には輻射冷暖房
パネル８及び他の輻射冷暖房パネル８通過後の媒体が流
入する。そして、室温調節機能付除湿機３に流入した媒
体は、排出導管１５、電動三路弁Ｖ３、排出導管１７を
経由して再び蓄熱源Ｗに戻る。こうして室温調節機能付
除湿機３と輻射冷暖房パネル８による冷房を同時に行な
うので、省エネルギー効果が高まる。
【００１２】前記輻射冷暖房パネル８は、アルミの押し
出し成形でつくったものも可能である。パネルの裏側に
溝を設け、そこにポリエチレン管を埋め込んで密着さ
せ、特殊キャップで押さえつけるようにカバーする方法
をとっている。同時にパネル表面にセラミックス塗装を
施すことで、一般の有機塗料を用いた場合よりも表面積
を１．５倍程広くできるので放熱効果が向上し、更なる
省エネルギー効果が期待できる。
出し成形でつくったものも可能である。パネルの裏側に
溝を設け、そこにポリエチレン管を埋め込んで密着さ
せ、特殊キャップで押さえつけるようにカバーする方法
をとっている。同時にパネル表面にセラミックス塗装を
施すことで、一般の有機塗料を用いた場合よりも表面積
を１．５倍程広くできるので放熱効果が向上し、更なる
省エネルギー効果が期待できる。
【００１３】この冷暖房システムにおける媒体として地
下水を使用すれば一層省エネルギーとなる。一方、暖房
時は、輻射冷暖房パネル８面に結露を生じることがない
ので、室温調節機能付除湿機３を休止する。そして、本
システムの各構成要素を循環する媒体を空冷チラー１で
加温して輻射冷暖房パネル８のみで暖房を行うよう導管
の切換えを行っている。
下水を使用すれば一層省エネルギーとなる。一方、暖房
時は、輻射冷暖房パネル８面に結露を生じることがない
ので、室温調節機能付除湿機３を休止する。そして、本
システムの各構成要素を循環する媒体を空冷チラー１で
加温して輻射冷暖房パネル８のみで暖房を行うよう導管
の切換えを行っている。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る室温調
節機能付除湿機を有する冷暖房システムは、室温調節機
能付除湿機が水冷式の熱交換器並びにこの除湿機から吹
き出る空気の温度と湿度をそれぞれ設定する制御装置を
備えているので、温度と除湿の制御が正確となることか
ら従来の冷暖房システムよりも冷房効率が良い冷房と、
輻射冷暖房パネルのみを利用する暖房を行うことができ
る。
節機能付除湿機を有する冷暖房システムは、室温調節機
能付除湿機が水冷式の熱交換器並びにこの除湿機から吹
き出る空気の温度と湿度をそれぞれ設定する制御装置を
備えているので、温度と除湿の制御が正確となることか
ら従来の冷暖房システムよりも冷房効率が良い冷房と、
輻射冷暖房パネルのみを利用する暖房を行うことができ
る。
【図１】室温調節機能付除湿機のシステムの系統図。
【図２】本発明による室温調節機能付除湿機を有する冷
暖房システムの系統図。
暖房システムの系統図。
１ 空冷チラー ２ 冷温水タンク ３ 室温調節機能付除湿機 ４ 切換指示調節器 ５ 温度センサ ６ 湿度センサ ７ 温度指示調節器 ８ 輻射冷暖房パネル ９ 湿度指示調節器 １０，１１，１２，１３，１４，１８，１９ 導入導管 １５，１６，１７ 排出導管 Ｖ１，Ｖ２ 電動バルブ Ｖ３ 電動三路弁 Ｐ１ 循環ポンプ Ｍ１，Ｍ２，Ｍ３ モータ Ｒ 室内 Ｐ 圧縮機 Ｓ 凝縮器 Ｅ 膨張弁 Ｖ 蒸発器 Ｗ 蓄熱源 Ｈ 熱交換器 Ａ アキュムレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 楠間 誠 横浜市鶴見区江ケ崎町４番１号 東京電力 株式会社電力技術研究所内 (72)発明者 大竹 将申 横浜市鶴見区江ケ崎町４番１号 東京電力 株式会社電力技術研究所内
Claims (5)
- 【請求項１】 圧縮機（Ｐ）、凝縮器（Ｓ）、膨張弁
（Ｅ）及び蒸発器（Ｖ）を有する除湿機（３）により室
内（Ｒ）の温度と湿度を調節するに当たり、圧縮機
（Ｐ）と凝縮器（Ｓ）の間に蓄熱源（Ｗ）からの媒体に
より冷却する熱交換器（Ｈ）を設け、室内（Ｒ）の温度
指示調節器（７）により熱交換器（Ｈ）の媒体の量を調
節し、湿度指示調節器（９）により圧縮機（Ｐ）の運転
状態を調節する室内（Ｒ）に設置された室温調節機能付
除湿機において、 この除湿機（３）の外に蓄熱源（Ｗ）からの媒体が循環
する、室内（Ｒ）に設置された輻射冷暖房パネル（８）
を設け、輻射冷暖房パネル（８）面上に結露が生じるよ
うな室温と湿度を検出すると、除湿機（３）のみを運転
し、輻射冷暖房パネル（８）面上に結露が生じなくなる
室温と湿度を検出すると、切換指示調節器（４）により
蓄熱源（Ｗ）からの媒体を輻射冷暖房パネル（８）に流
すと共にその媒体を熱交換器（Ｈ）に流すように切換え
る切換弁を備えた室温調節機能付除湿機（３）を有する
冷暖房システム。 - 【請求項２】 前記蓄熱源（Ｗ）は、本システムの各構
成要素を循環する媒体を冷却又は加温する空冷チラー
（１）とこの媒体を貯蔵する冷温水タンク（２）から成
ることを特徴とする請求項１に記載の室温調節機能付除
湿機（３）を有する冷暖房システム。 - 【請求項３】 輻射冷暖房パネル（８）が複数に分割さ
れ、それぞれの分割された輻射冷暖房パネル（８）が媒
体を循環させる共通の導入導管（１８，１９）に弁を介
して並列に連結されていることを特徴とする請求項１又
は２項に記載の室温調節機能付除湿機（３）を有する冷
房システム。 - 【請求項４】 前記切換え弁は、輻射冷暖房パネル
（８）へ媒体を循環させる導入導管（１８）を開閉する
電動バルブ（Ｖ１）と除湿機（３）へ媒体を循環させる
導入導管（１９）を開閉する電動バルブ（Ｖ２）から成
り、切換え指示調節器（４）によりこれらの電動バルブ
（Ｖ１，Ｖ２）が切換えられるようにされていることを
特徴とする請求項１〜３のいずれか１項に記載の室温調
節機能付除湿機（３）を有する冷房システム。 - 【請求項５】 前記蓄熱源（Ｗ）は、本システムの各構
成要素を循環する媒体を加温する空冷チラー（１）と媒
体を貯蔵する冷温水タンク（２）から成り、暖房は、室
温調節機能付除湿機（３）を休止して輻射冷暖房パネル
（８）のみで行うよう導管の切換えを行っていることを
特徴とする室温調節機能付除湿機（３）を有する暖房シ
ステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7113436A JPH08303840A (ja) | 1995-05-11 | 1995-05-11 | 室温調節機能付除湿機を有する冷暖房システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7113436A JPH08303840A (ja) | 1995-05-11 | 1995-05-11 | 室温調節機能付除湿機を有する冷暖房システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08303840A true JPH08303840A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=14612181
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7113436A Pending JPH08303840A (ja) | 1995-05-11 | 1995-05-11 | 室温調節機能付除湿機を有する冷暖房システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08303840A (ja) |
Cited By (6)
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