JPS63259934A - 真空バルブ - Google Patents
真空バルブInfo
- Publication number
- JPS63259934A JPS63259934A JP62093146A JP9314687A JPS63259934A JP S63259934 A JPS63259934 A JP S63259934A JP 62093146 A JP62093146 A JP 62093146A JP 9314687 A JP9314687 A JP 9314687A JP S63259934 A JPS63259934 A JP S63259934A
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- Japan
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- electrode
- coil
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Links
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- 229910017813 Cu—Cr Inorganic materials 0.000 claims description 12
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Landscapes
- High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、真空バルブに係り、特に、低サージ性能およ
び大電流遮断性能に優れた電極の構造に関するものであ
る。
び大電流遮断性能に優れた電極の構造に関するものであ
る。
(従来の技術)
従来、低サージ性能を考慮した真空バルブとしては、た
とえば、特開昭58−38425号公報が知られている
。この真空バルブの構造は、、第4図、第5図および第
6図に示すように、絶縁円筒1の両端開口部を端板2,
3で閉止して真空容器4を形成し、この内部に接離自在
とした一対の電極5゜6を配設して構成したもので、電
極5の固定通電軸7は端板2に固定して取付けられ、電
極6の可動通電軸8は端板3にベローズ9を介して移動
自在に取付けられ、電極5,6の周りを囲むアークシー
ルド10は絶縁円筒1に取付けられ、ベローズカバー1
1は通電軸8に取付けられている。
とえば、特開昭58−38425号公報が知られている
。この真空バルブの構造は、、第4図、第5図および第
6図に示すように、絶縁円筒1の両端開口部を端板2,
3で閉止して真空容器4を形成し、この内部に接離自在
とした一対の電極5゜6を配設して構成したもので、電
極5の固定通電軸7は端板2に固定して取付けられ、電
極6の可動通電軸8は端板3にベローズ9を介して移動
自在に取付けられ、電極5,6の周りを囲むアークシー
ルド10は絶縁円筒1に取付けられ、ベローズカバー1
1は通電軸8に取付けられている。
また、電極5,6の構造は、対向する接触面がAg−W
C系焼結材から形成され接点を兼ねた電極体14.15
の裏面に通電部16a、 17aにより電気的に接続さ
れたコイル電極16.17が設けられている。
C系焼結材から形成され接点を兼ねた電極体14.15
の裏面に通電部16a、 17aにより電気的に接続さ
れたコイル電極16.17が設けられている。
このコイル電極16.17には、固定および可動通電軸
7,8からの電流がコイル分流腕部16b、 17bに
より分流され、コイル円弧部16c、 17cに流れる
。
7,8からの電流がコイル分流腕部16b、 17bに
より分流され、コイル円弧部16c、 17cに流れる
。
このコイル円弧部16c、 17cに流れる電流により
、電極空間に軸方向磁界が発生する。この軸方向磁界は
、接点間に点弧したアークを一様に拡散させ、接点の損
傷を軽微にするため、平板電極やスパイラル電極よりも
大電流を遮断することが可能であった。しかも、電極体
14.15の対向する接触面が低サージ接点材Ag−W
C系焼結材から形成され接点を兼ねているから、さい断
電流をIA以下に抑えることのできる低サージ性能を併
せ有していた。
、電極空間に軸方向磁界が発生する。この軸方向磁界は
、接点間に点弧したアークを一様に拡散させ、接点の損
傷を軽微にするため、平板電極やスパイラル電極よりも
大電流を遮断することが可能であった。しかも、電極体
14.15の対向する接触面が低サージ接点材Ag−W
C系焼結材から形成され接点を兼ねているから、さい断
電流をIA以下に抑えることのできる低サージ性能を併
せ有していた。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、 Ag−WCのような低サージ接点材料
は、一般に熱伝導率が低く、かっWCの微粉末の焼結材
であるため、脆(CuやCu−Crに比べて熱Wj撃に
弱く、遮断限界電流が比較的小さい、したがって、低サ
ージ性能と大電流遮断性能を併せ有する構造とはなり得
ながった。
は、一般に熱伝導率が低く、かっWCの微粉末の焼結材
であるため、脆(CuやCu−Crに比べて熱Wj撃に
弱く、遮断限界電流が比較的小さい、したがって、低サ
ージ性能と大電流遮断性能を併せ有する構造とはなり得
ながった。
そこで1本発明の目的は、低さい断電流特性を有して低
サージ性能に優れ、しかも大電流遮断性能にも優れた真
空バルブを提供することにある。
サージ性能に優れ、しかも大電流遮断性能にも優れた真
空バルブを提供することにある。
(問題点を解決するための手段および作用)本発明は、
絶縁円筒の両端開口部をそれぞれ端板で閉止して形成し
た真空容器の内部に、電極体および軸方向磁界を発生す
るコイル電極を有する一対の電極を接離自在に配設した
真空バルブにおいて、電極体の表面に円形凹部を設けて
Cu−Cr材から形成した電極面板を固着し、この電極
面板に固着する低サージ接点材から形成した接点を、1
〜3m突出させるとともに、電極体の裏面に配設される
コイル電極のコイル円弧部の一方側に接続され半径方向
に伸びるコイル腕部と、コイル円弧部の他方側に接続さ
れ半径方向に伸びるコイル折返し部の間でかつ電極面板
からは外れないように配置する構成とし、コイル電極の
発生する軸方向磁界がCu−Cr材上の強度よりも低サ
ージ接点材上の強度の方が弱くなるようにし、低さい断
電流特性を有して低サージ性能に優れ、かつ大電流遮断
性能にも優れるようにしたものである。
絶縁円筒の両端開口部をそれぞれ端板で閉止して形成し
た真空容器の内部に、電極体および軸方向磁界を発生す
るコイル電極を有する一対の電極を接離自在に配設した
真空バルブにおいて、電極体の表面に円形凹部を設けて
Cu−Cr材から形成した電極面板を固着し、この電極
面板に固着する低サージ接点材から形成した接点を、1
〜3m突出させるとともに、電極体の裏面に配設される
コイル電極のコイル円弧部の一方側に接続され半径方向
に伸びるコイル腕部と、コイル円弧部の他方側に接続さ
れ半径方向に伸びるコイル折返し部の間でかつ電極面板
からは外れないように配置する構成とし、コイル電極の
発生する軸方向磁界がCu−Cr材上の強度よりも低サ
ージ接点材上の強度の方が弱くなるようにし、低さい断
電流特性を有して低サージ性能に優れ、かつ大電流遮断
性能にも優れるようにしたものである。
(実施例)
以下1本発明の一実施例を図面を参照して説明する。な
お1本発明の真空バルブの概略構造は従来と同じであり
、また、固定側電極と可動側電極とは構造が同じである
から、その一方である可動側電極について説明し、固定
側電極の説明は省略する。第1図は本発明の一実施例の
可動側電極の平面唄、第2図は第1図のA−0−A線に
沿って切断し矢印方向に見た断面図である6両図におい
て、可動側電極20は、可動通電軸21の端部に一端を
固着され、軸方向磁界(縦磁界)を発生するコイル電極
22と、このコイル電極22の他端に固着され、Cu材
から形成された表面(固定側電極と対向する面)に円形
凹部を設けた電極体23と、この電極体23の円形凹部
にロー付は等により固着され、電極体23の表面と等し
い高さかもしくはそれよりも僅かに突出し、Cu−Cr
材から形成された電極面板24と、この電極面板24に
固着され、 Ag−WCを主成分とし添加物として総重
量の10vt%以下のCo、Ti、Bi、To、B な
どを含有させたAg−WC系接点材で半径5〜10m+
の円形に形成し、電極面板24より1〜3m突出するよ
うにした接点25から構成されている。
お1本発明の真空バルブの概略構造は従来と同じであり
、また、固定側電極と可動側電極とは構造が同じである
から、その一方である可動側電極について説明し、固定
側電極の説明は省略する。第1図は本発明の一実施例の
可動側電極の平面唄、第2図は第1図のA−0−A線に
沿って切断し矢印方向に見た断面図である6両図におい
て、可動側電極20は、可動通電軸21の端部に一端を
固着され、軸方向磁界(縦磁界)を発生するコイル電極
22と、このコイル電極22の他端に固着され、Cu材
から形成された表面(固定側電極と対向する面)に円形
凹部を設けた電極体23と、この電極体23の円形凹部
にロー付は等により固着され、電極体23の表面と等し
い高さかもしくはそれよりも僅かに突出し、Cu−Cr
材から形成された電極面板24と、この電極面板24に
固着され、 Ag−WCを主成分とし添加物として総重
量の10vt%以下のCo、Ti、Bi、To、B な
どを含有させたAg−WC系接点材で半径5〜10m+
の円形に形成し、電極面板24より1〜3m突出するよ
うにした接点25から構成されている。
しかして、コイル電極22は、可動通電11[121に
ロー付けなどにより一体的に固着されるコイル取り付は
部22aと、これに連結されて半径方向に伸び、通電軸
に流れる電流を半径方向に変換するための複数個のコイ
ル腕部22bと、このコイル腕部22bの先端に一端が
連結されて円周方向に伸び、それに電流が流れたとき電
極空間に軸方向磁界が発生されるようなコイル円弧部2
2cと、 このコイル円弧部22cの他端には円周方向
に流れる電流を半径方向に変えるためのコイル折返し部
22dと、さらにこの折返し部22dの端部には電極体
23に連結するためのコイル連結部22eを有している
。
ロー付けなどにより一体的に固着されるコイル取り付は
部22aと、これに連結されて半径方向に伸び、通電軸
に流れる電流を半径方向に変換するための複数個のコイ
ル腕部22bと、このコイル腕部22bの先端に一端が
連結されて円周方向に伸び、それに電流が流れたとき電
極空間に軸方向磁界が発生されるようなコイル円弧部2
2cと、 このコイル円弧部22cの他端には円周方向
に流れる電流を半径方向に変えるためのコイル折返し部
22dと、さらにこの折返し部22dの端部には電極体
23に連結するためのコイル連結部22eを有している
。
また、上記した接点25は、電極体23の平面で見た位
置を、 第1図に示すようにコイル腕部22bのコイル
円弧部22cが連結されない側面22fと、この側面2
2fに対向するコイル折返し部22dの側面22gの間
とし、両方の側面に接するかまたは僅かに離れ、II!
極体23の半径の1/2以上外側で電極板24からはは
み出さないようにし、しかも複数のものが電極体23と
同心円上に配置されるようにする。なお、可動側電極2
0が移動して固定側電極に接触したとき、互いの接点同
志で接触点を有するように両電極を配置する。
置を、 第1図に示すようにコイル腕部22bのコイル
円弧部22cが連結されない側面22fと、この側面2
2fに対向するコイル折返し部22dの側面22gの間
とし、両方の側面に接するかまたは僅かに離れ、II!
極体23の半径の1/2以上外側で電極板24からはは
み出さないようにし、しかも複数のものが電極体23と
同心円上に配置されるようにする。なお、可動側電極2
0が移動して固定側電極に接触したとき、互いの接点同
志で接触点を有するように両電極を配置する。
次に5以上のように構成された真空バルブの電極の作用
について説明する。短絡事故や地絡事故が発生して真空
バルブに定格遮断電流が流れ、図示しない操作機構部に
より可動側電極20が固定側電極より離反されると、陰
極となった電極の接点25上にカソードスポットが点弧
され、これらにより生成される金属蒸気プラズマにより
電極間空間にアークが維持される。このとき、両電極の
コイル電極22のコイル円弧部22cに流れる電流によ
り、電極間空間に軸方向磁界が発生する。ただし、両電
極の接点25の裏面付近にはコイル電極22のコイル円
弧部22cが存在せず、コイル折返し部22dを通って
コイル連結部22eに達し、電極体23を通って接点2
5に到達するため、両電極の接点25近辺に流れる電流
は、円周方向成分を持たず、すなわち、接点25および
その近辺での軸方向磁界の強度は、その周囲に比べ弱く
なる。軸方向磁界の強度の弱い電極上で点弧したアーク
は、アーク電流瞬時値が大きくなると、第3図に示すよ
うに弱磁界ではアーク電圧が大きいため不安定で、接点
25上だけでアークが安定に点弧することができなくな
り、その周囲のCu−Cr材で形成した電極面板24上
にもカソードスポットが部分的に移動する。電極面板2
4上にアークが点弧すると、そこでの軸方向磁界強度は
充分に強く第3図の最小値付近のアーク電圧となり、ア
ーク電圧が充分低くアークが安定化される。このとき、
電極間電圧の平衡を保つため、アーク電圧の低い部分で
の電流分担が増え。
について説明する。短絡事故や地絡事故が発生して真空
バルブに定格遮断電流が流れ、図示しない操作機構部に
より可動側電極20が固定側電極より離反されると、陰
極となった電極の接点25上にカソードスポットが点弧
され、これらにより生成される金属蒸気プラズマにより
電極間空間にアークが維持される。このとき、両電極の
コイル電極22のコイル円弧部22cに流れる電流によ
り、電極間空間に軸方向磁界が発生する。ただし、両電
極の接点25の裏面付近にはコイル電極22のコイル円
弧部22cが存在せず、コイル折返し部22dを通って
コイル連結部22eに達し、電極体23を通って接点2
5に到達するため、両電極の接点25近辺に流れる電流
は、円周方向成分を持たず、すなわち、接点25および
その近辺での軸方向磁界の強度は、その周囲に比べ弱く
なる。軸方向磁界の強度の弱い電極上で点弧したアーク
は、アーク電流瞬時値が大きくなると、第3図に示すよ
うに弱磁界ではアーク電圧が大きいため不安定で、接点
25上だけでアークが安定に点弧することができなくな
り、その周囲のCu−Cr材で形成した電極面板24上
にもカソードスポットが部分的に移動する。電極面板2
4上にアークが点弧すると、そこでの軸方向磁界強度は
充分に強く第3図の最小値付近のアーク電圧となり、ア
ーク電圧が充分低くアークが安定化される。このとき、
電極間電圧の平衡を保つため、アーク電圧の低い部分で
の電流分担が増え。
アークの殆どが電極面板24上に移動し、接点25上で
の大電流アークを維持するための接点消耗が減少し、接
点損傷が軽減される。Cu−Cr材は、大電流遮断性能
を有しかつ高耐電圧接点材であるため、縦磁界電極と組
合わせることにより、さらに遮断性能が向上する。した
がって、上記した実施例の電極構造は、低サージ接点材
の損傷軽減効果と併せて、大容量遮断性能を有するもの
となる。
の大電流アークを維持するための接点消耗が減少し、接
点損傷が軽減される。Cu−Cr材は、大電流遮断性能
を有しかつ高耐電圧接点材であるため、縦磁界電極と組
合わせることにより、さらに遮断性能が向上する。した
がって、上記した実施例の電極構造は、低サージ接点材
の損傷軽減効果と併せて、大容量遮断性能を有するもの
となる。
定常負荷電流のような小電流の遮断の場合には、電極間
空間全体での軸方向磁界強度が弱く、接点25上と電極
面板24上でのアーク電圧差も小さく、また接点25間
で接触点を有しているため、電流零点で負荷電流を遮断
するまでアークは主に接点上で点弧する。 ここで、接
点25にはAg−WCもしくは少量のSs、Bit B
、Toなどの低融点材を含有したAg−WCを主成分と
した金属材料を用いているため、平均さい断電流が約0
.8アンペア以下と低さい断時性を示し、低サージ真空
バルブを実現することが可能な電極構造となる。
空間全体での軸方向磁界強度が弱く、接点25上と電極
面板24上でのアーク電圧差も小さく、また接点25間
で接触点を有しているため、電流零点で負荷電流を遮断
するまでアークは主に接点上で点弧する。 ここで、接
点25にはAg−WCもしくは少量のSs、Bit B
、Toなどの低融点材を含有したAg−WCを主成分と
した金属材料を用いているため、平均さい断電流が約0
.8アンペア以下と低さい断時性を示し、低サージ真空
バルブを実現することが可能な電極構造となる。
上記接点25に10vt%以下のCoもしくはT1を含
有することにより、接点25の金属組織内のWC化合物
の微粒子間結合力を強化することになり、接点のアーク
による損傷を抑制し、大電流遮断に有利である。
有することにより、接点25の金属組織内のWC化合物
の微粒子間結合力を強化することになり、接点のアーク
による損傷を抑制し、大電流遮断に有利である。
以上の構成によれば、Cu−Cr材、軸方向磁界とその
強弱分布およびAg−WCを主成分とする接点の間に接
触点を有する効果により、大電流遮断時にはCu−Cr
材の電極面板上での電流分担を多くし、 A g −W
C接点の大電流遮断による損傷を非常に軽微のものと
することができ、かつ小電流時にはA g −W C材
にアークを点弧させることができるため、遮断性能を向
上させ、平均さい断電流0.8A以下の低サージ性能を
有する真空バルブを提供することができる。
強弱分布およびAg−WCを主成分とする接点の間に接
触点を有する効果により、大電流遮断時にはCu−Cr
材の電極面板上での電流分担を多くし、 A g −W
C接点の大電流遮断による損傷を非常に軽微のものと
することができ、かつ小電流時にはA g −W C材
にアークを点弧させることができるため、遮断性能を向
上させ、平均さい断電流0.8A以下の低サージ性能を
有する真空バルブを提供することができる。
なお1本発明は、上述した実施例に限定されるものでは
なく、接点25の材料をAgまたはCuをベースとした
高蒸気圧、低融点材料を含む合金からなる低サージ材料
を用い、かつ周囲の電極面板24をCu−Cr材で形成
した縦磁界電極においても同様な効果を発揮し、遮断性
能が向上した低サージ性能を有する真空バルブを提供す
ることができる。
なく、接点25の材料をAgまたはCuをベースとした
高蒸気圧、低融点材料を含む合金からなる低サージ材料
を用い、かつ周囲の電極面板24をCu−Cr材で形成
した縦磁界電極においても同様な効果を発揮し、遮断性
能が向上した低サージ性能を有する真空バルブを提供す
ることができる。
本発明は、以上のように構成されているから。
低サージ接点材と遮断性能の良好なCu−Crを併せ持
ち、低サージ接点とCu−Cr材の間で接触点を有しか
つ縦磁界電極を備えているので、低サージ性能と大電流
遮断時のCu−Cr上へのアーク拡散効果により、低サ
ージ、大遮断容量の真空バルブを提供することができる
。
ち、低サージ接点とCu−Cr材の間で接触点を有しか
つ縦磁界電極を備えているので、低サージ性能と大電流
遮断時のCu−Cr上へのアーク拡散効果により、低サ
ージ、大遮断容量の真空バルブを提供することができる
。
第1図は本発明の一実施例の可動側電極を示す平面図、
第2図は第1図のA−0−A線に沿って切断し矢印方向
に見た断面図、第3図は本発明に関連するCu−Cr材
とAg−WC材のアーク電圧と軸方向磁束密度の関係を
示す線図、第4図は従来の真空バルブの構成を示す断面
図、第5図は従来の真空バルブの電極を示す平面図、第
6図は第5図のA−0−A線に沿って切断し矢印方向に
見た断面図である。 1・・・真空容器 20・・・可動側電極22・
・・コイル電極 22b・・・コイル腕部22c・
・・コイル円弧部 22d・・・コイル折込部23・・
・電極体 24・・・電極面板25・・・接点 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 第子丸 健 第1図 第2図 第3図 第4図 A 第 5 図 第6図
第2図は第1図のA−0−A線に沿って切断し矢印方向
に見た断面図、第3図は本発明に関連するCu−Cr材
とAg−WC材のアーク電圧と軸方向磁束密度の関係を
示す線図、第4図は従来の真空バルブの構成を示す断面
図、第5図は従来の真空バルブの電極を示す平面図、第
6図は第5図のA−0−A線に沿って切断し矢印方向に
見た断面図である。 1・・・真空容器 20・・・可動側電極22・
・・コイル電極 22b・・・コイル腕部22c・
・・コイル円弧部 22d・・・コイル折込部23・・
・電極体 24・・・電極面板25・・・接点 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 第子丸 健 第1図 第2図 第3図 第4図 A 第 5 図 第6図
Claims (3)
- (1)絶縁円筒の両端開口部をそれぞれ端板で閉止して
形成した真空容器の内部に、電極体および軸方向磁界を
発生するコイル電極を有する一対の電極を接離自在に配
設した真空バルブにおいて、前記電極体の表面に円形凹
部を設けてCu−Cr材から形成した電極面板を固着し
、この電極面板に固着する低サージ接点材から円板状に
形成した接点を、1〜3mm突出させるとともに、前記
電極体の裏面に配設される前記コイル電極のコイル円弧
部の一方側に接続され半径方向に伸びるコイル腕部と、
コイル円弧部の他方側に接続され半径方向に伸びるコイ
ル折返し部の間でかつ前記電極面板から外れないように
配置したことを特徴とする真空バルブ。 - (2)低サージ接点材に、焼結材Ag−WCを主成分と
し、かつその低さい断電流特性を損なわない程度の重量
比で10wt%以下のCo、Ti,Se、Bi、Te、
Bなどを含有させた特許請求の範囲第1項記載の真空バ
ルブ。 - (3)接点、電極面板およびコイル電極を有する電極を
備えた真空バルブに、電流エージングを施こした特許請
求の範囲第1項および第2項記載の真空バルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62093146A JPS63259934A (ja) | 1987-04-17 | 1987-04-17 | 真空バルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62093146A JPS63259934A (ja) | 1987-04-17 | 1987-04-17 | 真空バルブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63259934A true JPS63259934A (ja) | 1988-10-27 |
Family
ID=14074393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62093146A Pending JPS63259934A (ja) | 1987-04-17 | 1987-04-17 | 真空バルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63259934A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5959686U (ja) * | 1982-10-12 | 1984-04-18 | 株式会社クボタ | 潜熱蓄熱材封入用袋 |
JPS59113675U (ja) * | 1983-01-20 | 1984-08-01 | 株式会社トクヤマ | 蓄熱体 |
JPS62288494A (ja) * | 1986-06-09 | 1987-12-15 | Hitachi Ltd | 蓄熱カプセル |
-
1987
- 1987-04-17 JP JP62093146A patent/JPS63259934A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5959686U (ja) * | 1982-10-12 | 1984-04-18 | 株式会社クボタ | 潜熱蓄熱材封入用袋 |
JPS59113675U (ja) * | 1983-01-20 | 1984-08-01 | 株式会社トクヤマ | 蓄熱体 |
JPS62288494A (ja) * | 1986-06-09 | 1987-12-15 | Hitachi Ltd | 蓄熱カプセル |
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