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JPS63223138A - 医療用ガイドワイヤ及び医療用カテーテル - Google Patents

医療用ガイドワイヤ及び医療用カテーテル

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Publication number
JPS63223138A
JPS63223138A JP62055130A JP5513087A JPS63223138A JP S63223138 A JPS63223138 A JP S63223138A JP 62055130 A JP62055130 A JP 62055130A JP 5513087 A JP5513087 A JP 5513087A JP S63223138 A JPS63223138 A JP S63223138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shape memory
memory alloy
wire
alloy wire
spring
Prior art date
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Granted
Application number
JP62055130A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2640461B2 (ja
Inventor
Kiyoshi Yamauchi
清 山内
Hideo Takaara
高荒 秀男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokin Corp filed Critical Tokin Corp
Priority to JP62055130A priority Critical patent/JP2640461B2/ja
Publication of JPS63223138A publication Critical patent/JPS63223138A/ja
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Publication of JP2640461B2 publication Critical patent/JP2640461B2/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 〈従来の技術〉 状記憶効果を示し、−!た同時に超弾性特性も示してい
る。
Ni濃度が50.3原子A?−セント(以下at%と略
す)を越えるT1Ni合金が温度変化に対し自発的な形
状変化を可逆的に示すことは特開昭58−151445
号公報によって明らかにされている。また、前記Ni濃
度範囲のT iNi合金が熱処理条件によって変態温度
を任意に変えることができることも知られている。形状
記憶合金をばねとして使用する場合、コイルばね、線い
づれについても均一な熱処理によってただ1種の変態点
を有する単機能を示すものが使われていた。
〈発明が解決しようとする問題点〉 たとえば感温駆動素子として形状記憶ばねを用いる場合
、従来は単機能のだめ、スナップアクション、あるいは
段階的な仕事をさせる目的には使用されていなかった。
また、近年医療用のカテーテル、ガイドワイヤ、衣料品
などに形状記憶合金線の疑弾性効果によるしなやかさの
ため製品化されているが一本の連続した線でも1部分的
に異なるしなやかさ強さが要求されている。
たとえばガイドワイヤに応用する場合第6図に示すよう
に先端部りの領域は直接血管内に挿入されるため1体温
近くで疑弾性効果を示すものの中でもきわめてやわらか
でしなやかである方が望ましい。
また中間部Mは、先端部りに比べてあまりやわらかすぎ
ると曲がってしまうのである程度の固さを必要とする。
さらに一番人体外に近い端末部Nは挿入する部分にあた
る几め中間部Mより、さらに固さが要求される。しかし
、従来の形状記憶合金線では均一な熱処理による1つの
変態温度を有しているため1部分的にしなやかさを変え
ることは困難であり異なる変態温度を有する線を接合な
どが行なわれるが、ガイドワイヤの場合、直径が約0.
3鳩と非常に細いため極めて接合がむずかしく、接合部
分において径か太くなったシ、また血管内に挿入中途中
で切れ1人命にかかわる欠点があった。
また、衣料品などに応用する場合でも2例えばブラジャ
ーなどにおいて線で人体への密着感を増す目的に使用す
る場合1部分的にしなやかさを変えることによシさらに
密着させることが望ましいが、従来の単機能線では実現
できない欠点があつ之・       ユ下憩日 〈問題点を解決するだめの手段〉 本発明は従来のかかる欠点を除き、Niの濃度が50.
3at%以上のT1Niを主成分とする同一組成の形状
記憶合金の線またはばねなどにおいて複数個所を部分的
に温度まだは処理時間が異なる複数種の処理条件の炉内
にて熱処理する複数の変態点を備えた形状記憶合金の線
またはばねおよびそれらの製造方法である。
く作用〉 同じ線材が部分的に熱処理の温度と時間を変えることに
その部分毎に異る変態点を持つ記憶合金が得られるので
変態点を異にする形状の変化を応用して換気口の開閉の
ようにその開閉の量を温度の変化に応じて自動的に変え
ることが可能となる。
〈実施例〉 本発明の形状記憶合金線およびそれを用いた形状記憶合
金ばねおよびそれらの製造方法の実施例は第1図に示す
ように記憶合金材つぎ目のない線材1を炉壁2の一部に
開けられた孔3より部分的に炉4内に挿入し、一定条件
で熱処理し、また線材1の他の部分を炉4内に挿入し先
の条件と異なる別条性で熱処理を行なって異なる変態温
度を有する形状記憶合金線が得られる。
また他の第2の実施例は第2図に示すように記憶合金材
よりなる一本のつぎ目のない線材1またはコイルばね材
5を変態温度が互に異なる部分が得られようそれぞれ寸
法の異るアスベスト、レンガなどの断熱材6で部分的に
覆い同一温度の炉に入れて一定条件で熱処理する。その
結果断熱材6の厚さなどの寸法の差によって部分的に異
る複数の変態温度を有する形状記憶合金の線材1または
ばね材5が得られる。
さらに他の第3の実施例は第3図に示すように一定温度
の条件で加熱された炉4内の一方よシ他方に記憶合金材
よシなる線材1を移行させ、この移行速度を部分的に変
えることによって1部分的に異る複数の変態温度を有す
る形状記憶合金線が得られる。
これら実施例によって得られた2種以上の変態温度を有
する形状記憶合金線またはばねの具体例について述べる
第1の具体例としてTi 51.Oat %を含むNi
とのT1Ni合金よりなる直径1.0閣の伸線加工した
標本を中心径6+mのコイルばねに加工後、400℃で
30分間熱処理を行ない、さらにコイルばねの半分5m
lを水冷しながら500℃で30分間の熱処理を°再度
行なった。このようにして得られたばねの定たわみの下
で温度に対して荷重との関係を測定が行なわれた。この
結果を第4図に示す。また。
Ti −51at%Ni合金線は30〜40%の冷間加
工后、400℃で30分間の熱処理温度ではその変態温
度(ここでは逆変態開始温度)は10℃。
500℃で30分間の熱処理では25℃を示す。本具体
例のコイルばねの温度−荷重曲線の結果についても第4
図に示すように、同様の結果が得られている。
また1本図から10℃と25℃で明確な荷重変化のジャ
ンプが認められている。
この種のばねの用途としてたとえば20℃と30℃で作
動を必要とする換気口、すなわち20℃では換気口は半
分開き比較的ゆるやかな換気を行い、30℃では全開す
るような2段機能をもつアクチュエータの設計ができる
まだ他の第2の具体例を述べると、伸線加工されたTi
−51at%の直径1.0園のNi合金線をランニング
炉を用いて、400℃で5分間の熱処理ができるスピー
ドで処理した。その後約2mの定尺材とし、1m部分を
バッチ炉を用いて400℃で20分間の熱処理を行ない
、更に先端部50■を400℃で5時間の熱処理を行っ
た。
得られた試料の各ステージ中心部の25℃に於ける応力
−ひすみ曲線を第5図に示す。図において、 (A) 
(B) (C)はそれぞれ400℃で5分間、400℃
で20分間、400℃で5時間の熱処理を行った試料の
応力−ひすみ曲線図である。これらはいづれも超弾性特
性を示す。しかしくA) (B) (C)とひずみが進
むにつれ応力の低下が認められる。すなわち剛性、しな
やかさが異なる。このようにしなやかさが異なる超弾性
線は先端の柔軟性、基部の剛性が必要とされるガイドワ
イヤなどへの応用が期待される。
〈発明の効果〉 以上に述べたように本発明によればつぎ目のない一本の
形状記憶合金線またはばねを部分的に熱処理の温度を変
化させることによりて複数個の変態点を持たせることが
でき複数個の異なった温度においてそれぞれ異った動作
をさせることができる。
なお2本発明による合金は、 T1Ni合金、特にNl
が50.5〜51.Oat %のT1Ni合金が最も好
ましいが。
TtNi合金に第3元素を添加したTiN1X合金、お
よび熱処理によって変態温度が調整可能な他の形状記憶
合金についても同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の形状記憶合金ばね、および線の製造方
法の実施例の断面図、第2図は本発明の他の第2の実施
例の製造方法の原理を示す断面図。 第3図は本発明の他の第3の実施例の製造方法の原理を
示す正面図、第4図は本発明の第1の具体例におけるせ
ん断ひずみ1俤以下における温度と荷重との関係を示す
曲線図、第5図は本発明の第2の具体例におけるひずみ
の大きさに対する応力との関係を示す曲線図で、(A)
は熱処理時間5分。 (B)は熱処理時間20分(C)は熱処理時間5時間に
対する曲線図、第6図は従来医療の分野で使用されてい
るガイドワイヤーの例の示す略図である。 なお 1:線材、2:炉壁、3:孔、4:炉、5:ばね材、6
:断熱材。 第1図 第2図 第3図 第4図 一1o   0  10  20  30 40  5
01度(0C) 応力(kg/mrn”) 第6図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.同一組成よりなるつぎ目のない一本の形状記憶合金
    線上に部分的に互に異なる2種以上の変態温度を有する
    ことを特徴とする複数の変態点を備えた形状記憶合金線
  2. 2.Niの濃度が50.3原子パーセント以上のTiN
    iを主成分とする合金からなる特許請求の範囲第1項記
    載の複数の変態点を備えた形状記憶合金線。
  3. 3.同一組成よりなるつぎ目のない一本の形状記憶合金
    線上に部分的に互に異なる2種以上の変態温度を有する
    形状記憶合金線を用いて形成したことを特徴とする形状
    記憶合金ばね。
  4. 4.Niの濃度が50.3原子パーセント以上のTi,
    Niを主成分とする合金からなる特許請求の範囲第3項
    記載の形状記憶合金ばね。
  5. 5.同一組成よりなる形状記憶合金の線またはばねの複
    数個所を温度または処理時間が互に異なる複数種の処理
    条件にて熱処理をする複数の変態点を備えた形状記憶合
    金線またはばねの製造方法。
JP62055130A 1987-03-12 1987-03-12 医療用ガイドワイヤ及び医療用カテーテル Expired - Lifetime JP2640461B2 (ja)

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JP8068009A Division JP2724815B2 (ja) 1996-03-25 1996-03-25 形状記憶合金コイルばね及びその製造方法
JP8333515A Division JP2799992B2 (ja) 1996-12-13 1996-12-13 衣料品用形状記憶合金線

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JPS63223138A true JPS63223138A (ja) 1988-09-16
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003050320A1 (fr) * 2001-11-20 2003-06-19 Beijing Tc Weiye Ltd. Alliage a memoire de forme a differentes temperatures de transformation au niveau de differentes parties et sa fabrication

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63127225A (ja) * 1986-11-17 1988-05-31 Furukawa Electric Co Ltd:The 眼鏡部品

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63127225A (ja) * 1986-11-17 1988-05-31 Furukawa Electric Co Ltd:The 眼鏡部品

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