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JPS5924168B2 - 溶媒抽出法によるコバルトとニツケルの分離方法 - Google Patents

溶媒抽出法によるコバルトとニツケルの分離方法

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Publication number
JPS5924168B2
JPS5924168B2 JP52055872A JP5587277A JPS5924168B2 JP S5924168 B2 JPS5924168 B2 JP S5924168B2 JP 52055872 A JP52055872 A JP 52055872A JP 5587277 A JP5587277 A JP 5587277A JP S5924168 B2 JPS5924168 B2 JP S5924168B2
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JP
Japan
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cobalt
nickel
extraction
extractant
solvent
Prior art date
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Application number
JP52055872A
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明弘 藤本
勇 三浦
和夫 野口
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Daihachi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Daihachi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE2820841A priority patent/DE2820841C2/de
Priority to US05/906,279 priority patent/US4196076A/en
Priority to FR7814401A priority patent/FR2390383A1/fr
Publication of JPS53141176A publication Critical patent/JPS53141176A/ja
Priority to US06/363,407 priority patent/USRE32694E/en
Publication of JPS5924168B2 publication Critical patent/JPS5924168B2/ja
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    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01GCOMPOUNDS CONTAINING METALS NOT COVERED BY SUBCLASSES C01D OR C01F
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    • C01G53/003Preparation involving a liquid-liquid extraction, an adsorption or an ion-exchange
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22BPRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
    • C22B3/00Extraction of metal compounds from ores or concentrates by wet processes
    • C22B3/20Treatment or purification of solutions, e.g. obtained by leaching
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    • C22B3/38Treatment or purification of solutions, e.g. obtained by leaching by liquid-liquid extraction using organic compounds containing phosphorus
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコバルト塩とニッケル塩とを含有する水溶液か
ら抽出剤として2−エチルへキシルホスホ7酸モ/−2
−エチルヘキシルエステル(EHPNA と略称)及び
/又は3,5.5−トリメチルへキシルホスホン酸モノ
−3,5,5−トリメチルヘキシルエステル(TMHP
NA と略称9及び/又はインデシルホスホン酸モノ
イソデシルエステル(IDPN、’Q略称)を使用して
溶媒抽出法によってコバルトとニッケルを抽出分離する
方法に関するものである。
コバルトとニッケルとを含有する水溶液は鉱石の湿式製
錬成は廃触媒から有用金属の回収処理又はスクラップか
ら有用金属の回収処理等の際に生成し、多くの場合、コ
バルトとニッケルとは同時に存在している。
従ってかかる水溶液から純粋なコバルトとニッケルを分
離回収するための有効な手段が要求される。
従来酸性水溶液からニッケルとコバルトを分離する方法
には該酸性水溶液にアルカリを加え、ニッケルとコバル
トとの水酸化物の沈澱が生じるpHの差を利用する方法
がある。
又さらに有効な手段として、有機溶媒を使用してこの酸
性水溶液を溶媒抽出法によって液−液抽出し、コバルト
とニッケルとの抽出される量の差を利用してコバルトと
ニッケルを分離する方法がある。
溶媒抽出法の一つに抽出剤としてジ−2エチルへキシル
リン酸塩を不活性有機溶媒に溶解したものを使用して酸
性水溶媒中のコバルトを選択的に抽出し、分離する方法
がある。
この方法によるとコバルトとニッケルとを含む水溶液は
抽出剤を含む有機溶媒と混合接触する。
水溶液、つまり水相と抽出溶媒つまり有機相とが溶は合
わないので、互に接触しあい、水相のコバルトイオンは
界面をよぎって有機相へ抽出される。
有機相と水相とは一定時間攪拌等による混合接触を受け
た後に静置すると上層と下層とに分離され、水溶液中の
コバルトは有機相え抽出され、ニッケルはラフィネート
の水相に残留する。
しかしながらコバルトとニッケルを含む水溶液にジー2
−エチルへキシルリン酸塩を含む有機溶媒を接触させて
、コバルトを有機相え抽出する場合、コバルトを有効に
回収する抽出条件においてはニッケルも多量に有機相え
抽出されるため、抽出操作を1回行っただけではコバル
トとニッケルの分離は極めて不十分である。
従ってコバルトとニッケルの分離を完全に行うためには
実際の抽出操作は多段の向流接触を行わしめる必要があ
る。
上記の様にジー2−エチルへキシルリン酸を抽出剤とし
て使用する従来の溶媒抽出法では極めて多くの段数をも
った大型抽出装置が必要となり、必然的に装置内に保留
される有機溶媒の量が増大し、引火性溶剤を多量に保有
することによる火災等の危険性が増加する欠点がある。
これらの欠点は抽出剤のジー2−エチルへキシルリン酸
のコバルトとニッケルの分離抽出能力が不充分であるこ
とに起因しているのである。
従ってコバルトとニッケルを効果的に分離するためには
コバルトとニッケルの分離抽出能力の優れた抽出剤を選
択して行うことが必要である。
本発明は上記の観点に基いて、コバルトトニッケルとの
塩を含有する水溶液から本発明者等の見付けたコバルト
とニッケルの分離抽出能力の特に優れた抽出剤としてE
HPNA及び/又はTMHPNA及び/又はIDPNA
を使用して溶媒抽出法によって、コバルトを抽出し、コ
バルトとニッケルを分離する方法を提供するにある。
本発明に使用される抽出剤の化学式を下記の(1)式に
示す。
Rは2−エチルヘキシル基又は3,5.5−トリメチル
ヘキノル基又はイソデンル基である。
本発明の操作方法は極めて単純であり、しかもコバルト
とニッケルとを含な水溶液からコバルトとニッケルがそ
れぞれ高純度、高回収率で分離回収される。
更に抽出剤のコバルトとニッケルを分離する性能が優れ
ていることから使用し得る溶媒抽出装置の必要段数がジ
−2エチルへキシルリン酸を抽出剤として使用する場合
よりも大幅に減少する。
即ち装置を小型化せしめると共に必要とする抽出用有機
溶媒の量も減少させることができる。
このことは莫大な投資額の低減、及び操業時の装置の運
転費の低減更には運転制御を簡易化することができる大
きな利点がある。
本発明に使用し得る有機溶媒は上記抽出剤を一般に5〜
40容量%含むものである。
コバルトの溶媒による抽出はpHの緩衝作用によって行
なわれ、抽出時のpHは通常5〜6.5である。
pHの制御は有機溶媒中の抽出剤の酸性基を予め適当な
比率においてアルカリ塩として使用することによって行
なわれる。
更に又pH制御は要求に応じて装置に導入される有機相
にアルカリを添加混合して行うことも可能である。
有効なアルカリはアンモニウムイオン、アルカリ金属イ
オン又はカルンムウイオンを持つbのであり、例えばア
ンモニア、カセイソーダ、炭酸ソーダ、水酸化カルシウ
ム等である。
抽出剤を希釈溶解させるために有機溶媒が本発明に使用
される。
この溶媒は少くとも被抽出金属の水相と溶媒相との液−
液接触操作後、静止状態において有機相と水相との二相
が形成されるために抽出剤を溶解し、且つ水に不溶性で
あること、及びコバルトとニッケルとを含む溶液からコ
バルトを抽出するに際し、抽出剤の機能を妨害しないこ
とである。
有効な溶媒は高引火点の脂肪族炭水化物であるが、芳香
族炭水化物、ハロゲン化炭水化物、高級アルコール、エ
ーテル類等であってもよく又それらの混合物であっても
よい。
例えば灯油又はナフサ等の石油留分、トルエン、四塩化
炭素又は2エチルヘキサノールが好適である。
同様に前記静止状態において水相と有機相の二相を分離
しようとするとき、もしもエマルジョンが生ずると二相
の分離が不完全になる。
かかる場合には本発明者等の実験結果によると2〜5容
量%のトリブチルリン酸又はイソデカノールを有機溶媒
に添加することによってエマルジョンの生成を抑制し、
抽出剤の機能を妨害しないことが認められた。
溶媒抽出法による液−液接触及び相分離の行なわれる温
度は決定的なものではない。
しかし希釈有機溶媒の引火点、相分離速度に関連して2
0〜70℃に保つのがよい。
本発明に使用される有機溶媒とコバルト及びニッケルを
含む水溶液とを接触させ抽出する方法は溶媒抽出法にお
いて用いられる聞知のどの手順によってもよい。
即ち連続の回流法が通常好まれるとはいえ、バッチ、連
続バッチ及びバッチ回流法もまた有効である。
又向流の多段式抽出を行う場合に充填塔、パルスカラム
、円盤塔等の塔式装置が好んで用いられるが本発明には
一般に使用される聞知のどの溶媒抽出法の接触装置も使
用可能である。
又本発明ではコバルトとニッケルの分離効果が優れてい
るのでミキサ、セ[うを1〜数段に使用することも有利
である。
溶媒抽出法において接触の行なわれる有機相の水相に対
する容積比はかなり変化できる。
その最も有効な比率は抽出剤、希釈剤、及びコバルトを
含む原料水溶液ならびにその濃度及びそれらを混合する
方法例えば装置の様式に関係する。
一般にこの比率はラフィネート中にコバルトを残留させ
るのを最小にして有機相中へコバルトを事実上全部取入
れることができるように調整される。
コバルトが有機相に抽出され、水相と有機相とが分離さ
れた後、この有機相はコバルトを除去回収するために除
去回路に移され、無機酸と接触する。
この除去回路は任意の液−液接触装置を用いて行い得る
、例えばミキサ、セトラを1〜2段に用いることによっ
て有機相からコバルトを実質的に全量除去回収すること
ができる。
有機相と無機酸の容積比は有機相中のコバルト濃度及び
無機酸の濃度に関係し、除去回収された水相中のコバル
ト塩の所望する濃度に対してかなり広範囲に設定するこ
とができる。
無機酸は例えば硫酸、硝酸又は塩酸の0.5〜5Nのも
のを選択すると有利であるが、その選択は所望するコバ
ルト塩の種類による。
コバルトを除去された有機相は抽出回路に巡回される。
有機相中に含まれる微量のニッケルを除去し、コバルト
の純度を向上させるために抽出回路と除去回路との間に
洗浄回路を設けることも有効である。
有機相は既知設計の溶媒抽出接触器を用いて希釈無機酸
又はコバルト塩を含む水溶液もしくは除去回路で得られ
た水相の一部によって有利に洗浄される。
洗浄後水相に残存するコバルト及びニッケルは抽出回路
に巡回することによって回収される。
コバルト塩とニッケル塩とを含む水溶液は抽出前に鉄、
亜鉛、銅、砒素等の不純物を最小にすることが望ましく
、これらはpHの調整による沈澱法等の既知の技術によ
って水溶液から除去される。
これらの金属イオンはコバルトに優先して抽出され、有
機相のコバルトの純度を悪くする。
又この水溶液は抽出前に適宜に抽出に適したpHに調整
されるがそのpHは抽出時のpHより2低い値より大き
いことが望ましい。
又不発明はコバルト及びニッケル塩以外の金属塩例えば
希土類金属Fe 、 Cr 、 Zn 、 Mn 、
Cu等をを含有する水溶液から夫々の金属を抽出し、そ
れらの金属を抽出するためのpH条件と抽出時の段数を
適当に設定することによってそれらの金属相互の抽出分
離が可能である。
次に本発明を実施例によって詳細説明するが本発明は勿
論実施例のみに限定されるものではない。
実施例 1 本発明の抽出剤E、HPNA、TMHPNA、IDPN
Aと従来のジー2−エチルへキシルリン酸とのコバルト
及びニッケルの抽出分離能力を比較するため比較抽出実
験を同一条件で行った。
夫々の抽出剤を20容量%の濃度となるように灯油に溶
解し、それぞれの溶媒は既定濃度のアンモニア水によっ
てアンモニウム塩となし、これをコバルト硫酸塩とニッ
ケル硫酸塩とを含む水溶液と接触させることによって抽
出を行った。
接触は50℃の恒温振盪水槽を使用してエルシンマイエ
ルフラスコ中で10分間振盪して行った。
水相対有機相の容積比は1:1、コバルトとニッケルを
含む水溶液の初濃度はそれぞれの金属がlo 9/lと
なるようにした。
それぞれの抽出剤のアンモニウム塩の比率の変化によっ
て緩衝された抽出時のpHとコバルトとニッケルとを含
有する水溶液から有機相に抽出されたコバルトとニッケ
ルの抽出率(至)の関係を第1図A、B、C,Dに示し
た。
第1図Aは抽出剤として従来のジ−2エチルへキシルリ
ン酸、同Bは抽出剤としてEHPNA、同Cは抽出剤と
してTMHPNA、同りは抽出剤としてIDPNAを使
用した場合で夫々1 、3 、5゜γはCo、2,4,
6.8はNiの各pHによる抽出曲線である。
第1図Aに示す如〈従来のジ−2エチルへキシルリン酸
を抽出剤として使用した場合はCoと同時にNiが多量
に有機相に抽出されるのに反して、本発明の抽出剤を使
用した場合は第1図B、C。
Dに示す如<Coの抽出に随伴するNiの量は著しく少
なく、本発明の抽出剤EHPNA TMHPNA、及び
IDPNAが共に従来のジ−2エチルへキシルリン酸に
比較して著しく優秀であることは明かである。
実施例 2 (抽出剤のコバルト又はニッケルの最大抽出量の決定) 実験操作は実施例1と全く同様にして行った。
即ちEHPNAの20容量%を含有する灯油溶液を適当
な比率のアンモニウム塩となした後、こイtとコバルト
又はニッケルを含む水溶液と水相対有機相の比率がl:
1になるように接触させた。
抽出温度、50℃、コバルトの硫酸塩又はニッケルの硫
酸塩を含む水溶液の夫々の金属初濃度309/lであっ
た。
有機相に抽出されたコバルト又はニッケルの濃度と抽出
時のpHとの関係を第2図A、Bに示した。
第2図Aの9はコバルト単独、同Bの10はニッケル単
独の場合のそれぞれラフィネートのpHと有機相金属濃
度(9/l )との関係を示す曲線である。
それぞれの場合pH7附近では相分離性が悪くなった。
実施例 3 (コバルトとニッケルを含む水溶液におけるコバルトと
ニッケルの塩の種類の抽出結果に与える効果) 実験はEHPNAを20容量%含有する灯油溶液を用い
て硫酸塩、硝酸塩及び塩化物の3種類の水溶液について
行った。
実験操作は実施例1と全く同様の方法で行ない、金属の
初濃度をコバルト、ニッケル共にそれぞれ15 E//
lにした点のみ実施例1と異なる。
塩の種類に対応する抽出結果を第3図A、B、Cに示し
た。
第3図Aは硫酸塩の抽出、同、Bは硝酸塩の抽出、同C
は塩化物の抽出における有機相金属濃度(9/l )と
ラフィネートのpHとの関係を示したもので11.13
.15の曲線はCo、12゜13.16の曲線はNiの
抽出曲線を示す。
第3図A、B、Cの結果より明かな如くコバルトとニッ
ケルを分離抽出する場合、塩の種類の抽出効果に及す影
響は大きな差は認ゆられない。
実施例 4 (コバルトとニッケルの抽出に及す抽出時の温度の影響
) 抽出実験を20℃と50’Cで行つfこ。
実験方法は実施例3のAと全く同様に行い、抽出時の温
度のみを変化せしめた。
第4図はEHPNAを20容量%含む灯油溶液によるコ
バルトとニッケルとを夫々15 g/l含む硫酸塩水溶
液からの20℃における等容抽出実、験結果を示す。
17はコバルト、18はニッケルの抽出曲線である。
第4図と第3図Aの結果を比較するとコバルトとニッケ
ルの分離抽出効果の温度の差は実質上認められない。
実施例 5 (コバルトとニッケルとを含む水溶液から実際的操作に
よって分離回収するための連続抽出操作の実験) 連続抽出装置は、最も一般的であり、且つ本発明の処理
法が小段数の向流液−液媒抽法にて、実施できることを
明かに示すために2段の 1セトラを用いて行った。
即ち、向流液−液接触は次のようにして行った。
抽出溶媒が1段目Fのミキサに導入され、2段目Sの七
トラから送られる水相と共に攪拌による接触を受ける。
その後有機相Vと水相Wの懸濁液は1段目の七トラに送
られて静止の状態となり、有機相は上層AV−1に、水
相は下層AW−1に分離する。
コバルトを含む有機相Fはセトラから溢流して2段目ミ
キサに移され、次いで同様にコバルトとニッケルを含む
原料水溶液と攪拌による接触を受けた後に2段目セトラ
においてAV−2、AW−2に相分離される。
コバルトとニッケルを含む原料水溶液は2段目ミキサに
導入され、1段目セトラから送られた有機相と接触を受
けた後に2段目セトラで相分離されて、さらに水相は有
機相と逆流において1段目ミキサに送られた。
即ち有機相は1段目ミキサに導入されて2段目セトラか
ら排出され、水相は2段目ミキサに導入されて1段目セ
トラから排出された。
この際EHPNAを20容量%含む灯油溶液は100容
に対して3.6容の濃アンモニア水を添加されて1.0
41部時間の割合で容量100rIllのミキサに流さ
れた。
又コバルトとニッケルの硫酸塩を含む水溶液は11/時
間の割合で流された。
抽出は50±3℃で行われ、その結果は第5図の模式図
に示す。
ここでAはコバルトとニッケルをそれぞれ15g/l、
pH4,6、Bはそれぞれ14’l/LCはそれぞれ
13g/l、を含む硫酸塩水溶液である。
第5図においてAの第1段Fの有機相をAV−i、同ラ
フィネートの水相をAWl、第2段Sの有機相をAV−
2、同ラフィネート水相をAW−2、同様にしてBの第
1段重機相をBY−1、同ラフィネートの水相をBW−
1、Bの第2段Sの有機相をBV−2、同ラフィネート
の水相をBW−2、Cの第1段Fの有機相をCV−1、
同ラフィネートの水相をCW−1、Cの第2段Sの有機
相をCV−2、同ラフィネートの水相をCW−2と名づ
ける。
夫々の相のCoとNiの濃度及びpHは第1表に示す通
りである。
第5図に模式的に示すミキサ、セトラによる2段向流抽
出実験の結果、コバルトとニッケルを等量に含んでいる
硫酸塩水溶液から、コバルトを純度99%以上、回収率
99%以上で分離抽出され、また同時にラフィネートに
純度99%以上、回収率99.9%のニッケルが回収さ
れた。
実施例 6 (抽出溶媒にエマルジョン防止剤としてリン酸トリブチ
ル(TBP)とインデカノールを添加した場合の抽出効
果に与える影響) 実験は抽出溶媒100部(容積単位)に濃アンモニア水
3.6部を添加して抽出剤をアンモニウム塩とした後、
コバルトとニッケルを含む水溶液100部と接触させた
抽出の温度は50℃、接触時間は10分間であった。
結果を第2表に示す。
ここで抽出溶媒AはEHPNAを20容量%含む灯油溶
液である。
抽出溶媒BはEHPNAを20容量%、TBP、イソデ
カノールをそれぞれ2.5容量%含む灯油溶液である。
又原料水溶iaは11当りコバルトを14g、ニッケル
を14g含む硫酸塩溶液、bは同様にコバルトを12g
、ニッケルを16.9含むものであった。
第2表の結果より明かな如く、抽出溶媒にエマルジョン
防止剤TBP、又はイソデカノールを添加するもEHP
NAの抽出効果には影響がない。
TMHPNA又はIDPNAを使用する場合も同様であ
る。
実施例 7 〔コバルトを抽出した有機相からコバルトの除去(逆抽
出)実験〕 噂実験は実施例
6において得られたコバルトを含む有機相について、I
Nおよび0.5Nの硫酸、および0.5Nの硝酸を除去
溶液として用いて行なわれた。
有機相対水相の比はいずれも1:0.5であり、接触時
間は5分間であった。
実験結果を第3表に示す。
第3表は除去溶液としてH2SO4又はHNO3を使用
したが、除去溶液として塩酸を用いて行っても有機相か
らコバルトを同様に容易に除去される。
実施例 8 コバルトと同時に抽出された小量のニッケルを含む有機
相からニッケルを除去するために洗浄試験が行われた。
実験は実施例6、実紅3の抽出後有機相を用い、洗浄液
として実施例7、実、#A4の除去試験後の水相および
コバルトを139/l含む硫酸塩水溶液を用いて行なわ
れた。
洗浄のための接触は、いずれも有機相対水相の比が1:
(15において10分間行なわれた。
第4表の結果から、有機相に含まれるニッケルは10分
の1以下の濃度に除去され、かつ有機相はこの接触によ
って若干のコバルトを抽出してその濃度を増加させた。
洗浄によってラフィネートへ損失したコバルト及びニッ
ケルは、これを抽出回路に巡回することによって回収さ
れる。
実施例6から実施例8のように抽出回路−洗浄回路−除
去回路を適当に組合わすことによって、簡便に、しかも
比較的小段数の液−液抽出装置を用いてコバルトとニッ
ケルを含む水液からコバルトとニッケルをそれぞれ十分
に高純度、高回収率において分離精製できることが認め
られた。
実施例2〜8においては抽出剤としてすべてEHPNA
を使用したが抽出剤として本発明の他の抽出剤TMHP
NA又はIDPNAを使用した場合もほぼ同様に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図A、B、C,Dはコバルト塩とニッケル塩とを含
む水溶液から有機相に抽出されたコバルトとニッケルと
の各pHによる抽出率を示す。 Aは抽出剤として従来のジー2−エチルへキシルリン酸
を、BはEHPNA、をCはTMHPNAをDはIDP
NAを使用した場合を示す。 第2図A、Bは本発明の抽出剤を使用した場合、各pH
における最大抽出量を示す、Aはコバルト、Bはニッケ
ルの場合である。 第3図A、B、Cは本発明の抽出剤を使用してコバルト
とニッケルとの塩の種類による抽出結果を示す。 Aは硫酸塩、Bは硝酸塩、Cは塩化物を使用した場合を
示す。 第4図はコバルトとニッケルの抽出時の温度の影響を示
すもので抽出温度を20°Cで行った場合である。 第5図はコバルトとニッケルの連続抽出操作を示す模式
図でAはコバルトとニッケルとの濃度が夫々159/L
Bは14g/l、Cは13971を含む硫酸塩水溶液
の場合を示す。 1.3,5.7・・・・・・コバルトの抽出曲線、2゜
4.6.8・・・・・・ニッケルの抽出曲線、9・・・
・・・コバルト単独の場合の有機相最大濃度曲線、10
・・・・・・ニッケル単独の場合の有機相最大濃度曲線
、11゜12・・・・・・硫酸塩を使用するコバルト1
1、ニッケル12の有機相濃度曲線、13.14・・・
・・・硝酸塩を使用するコバルト13、ニッケル14の
有機相濃度曲線、15.16・・・・・・塩化物を使用
するコバルト15、ニッケル16の有機相濃度曲線、1
7.18・・・・・・硫酸塩を使用して20℃で抽出し
た場合のコノ9レト17とニッケル18の有機相濃度曲
線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コバルト塩とニッケル塩とを含有する水溶液から、
    抽出剤として2−エチルへキシルホスホン酸モノ−2−
    エチルへキシルエステル(以下EHPNAと略称)及び
    /又は3,5.5− トリメチルへキシルホスホン酸
    モノ−3,5,5〜トリメチルヘキシル工ステルC以下
    TMHPNAと略称)及び/又はインデシルホスホン酸
    モノイソデシルエステル(IDPNAと略称)を含有す
    る有機溶媒を使用し、溶媒抽出法によってコバルトを抽
    出し、コバルトとニッケルを分離する方法。 2 抽出剤のEHPNA及び/又はTMHPNA及び/
    又はIDPNAを高引火点の脂肪族炭化水素、芳香族炭
    化水素、ハロゲン化炭化水素、高級アルコール、エーテ
    ル類又はそれらの混合物の有機溶媒で希釈して使用する
    特許請求の範囲第1項記載の溶媒抽出法によるコバルト
    とニッケルの分離方法。 3 EHPNA及ヒ/又ハT MHP N A及び/
    又はIDPNAよりなる抽出剤にエマルジョンの生成抑
    制剤としてトリブチル燐酸及び又はインデカノールを添
    加する特許請求の範囲第1項又は第2項記載の溶媒抽出
    剤によるコバルトとニッケルの分離方法。 4 抽出回路と除去回路との間に洗浄回路を設けて有機
    溶媒相中の微量のNiを除去し、抽出されるコバルトの
    純度を向−卜せしめる特許請求の範囲第1項又は第2項
    又は第3項記載の溶媒抽出法にヨルコバルトとニッケル
    の分離方法。 5 洗浄回路として希釈無機酸又はコバルト塩を含有す
    る水溶液もしくは除去回路で得られた水相の一部を使用
    する特許請求の範囲第1項又は第2項又は第3項又は第
    4項記載の溶媒抽出法によるコバルトニッケルの分離方
    法。
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