JPS5915820Y2 - 管端部接続用圧嵌型スリ−ブワツシヤ− - Google Patents
管端部接続用圧嵌型スリ−ブワツシヤ−Info
- Publication number
- JPS5915820Y2 JPS5915820Y2 JP1980103047U JP10304780U JPS5915820Y2 JP S5915820 Y2 JPS5915820 Y2 JP S5915820Y2 JP 1980103047 U JP1980103047 U JP 1980103047U JP 10304780 U JP10304780 U JP 10304780U JP S5915820 Y2 JPS5915820 Y2 JP S5915820Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- press
- inclined pressing
- pressing surface
- wall
- outer circumferential
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Joints With Pressure Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は高圧燃料噴射管或はその他各種機械装置等に給
油又は給気用として配管し、多用せられる管径３Ｑ ｍ
／ｍ程度以下の比較的細径からなる金属管において、そ
の管端部に形成せしめた接続用の頭部背面に当接圧嵌さ
れ、締付ナツトによる押圧により相手部材と接続せしめ
るためのスリーブワッシャーに関するものである。
油又は給気用として配管し、多用せられる管径３Ｑ ｍ
／ｍ程度以下の比較的細径からなる金属管において、そ
の管端部に形成せしめた接続用の頭部背面に当接圧嵌さ
れ、締付ナツトによる押圧により相手部材と接続せしめ
るためのスリーブワッシャーに関するものである。
従来、この種スリーブワッシャーとしては、第４図、第
５図に示すように直角方向に起立した鍔部１１の前面を
押圧面１２とし、組付は孔１３の孔周壁を単に軸芯に平
行な円筒面とした等内円筒壁１４により構成せしめてい
るに過ぎず、従って細径金属管１５の端部に形成した接
続頭部１６の直角方向に対する頚部背面に、このスリー
ブワッシャーを当接係合せしめた状態で相手部材と接続
する場合、金属管１５側の曲げ形状のバラツキや不具合
により接続頭部１６のシート面が片当りし、従って無理
な締付けが行なわれると頭部首下附近に曲げ応力が発生
し、そのため材料に疲労が生じるほが、同時に締付けに
つれて自動芯出し機能を殆んど持たない軸芯に対し、直
角に起立した鍔部１１の背面と締着ナツト （図示せず
）との保合構造のため、機関の振動による接続頭部１６
の着下附近或はスリーブワッシャーの鍔部１１の根元よ
りしばしば亀裂や折損が生じる等の欠点があった。
５図に示すように直角方向に起立した鍔部１１の前面を
押圧面１２とし、組付は孔１３の孔周壁を単に軸芯に平
行な円筒面とした等内円筒壁１４により構成せしめてい
るに過ぎず、従って細径金属管１５の端部に形成した接
続頭部１６の直角方向に対する頚部背面に、このスリー
ブワッシャーを当接係合せしめた状態で相手部材と接続
する場合、金属管１５側の曲げ形状のバラツキや不具合
により接続頭部１６のシート面が片当りし、従って無理
な締付けが行なわれると頭部首下附近に曲げ応力が発生
し、そのため材料に疲労が生じるほが、同時に締付けに
つれて自動芯出し機能を殆んど持たない軸芯に対し、直
角に起立した鍔部１１の背面と締着ナツト （図示せず
）との保合構造のため、機関の振動による接続頭部１６
の着下附近或はスリーブワッシャーの鍔部１１の根元よ
りしばしば亀裂や折損が生じる等の欠点があった。
本考案の目的は、上記した従来の欠点を省除した管端部
接続用圧嵌型スリーブワッシャーを提供することで、本
考案に係るスリーブワッシャーは、その組付は孔の孔周
壁を、細径金属管端部に設けた接続頭部の受圧傾斜面に
当接係合するよう前面を開口した傾斜押圧面と頭部首下
附近の管外周面に圧嵌する円筒面とにより構成し、更に
締着ナツトとの外周側での保合受圧面を円錐状傾斜面と
して組付は孔側での傾斜押圧面と円筒面との交る壁部附
近を最も厚肉として構成せしめたことを特徴とするもの
であり、よって、製品としての管側の曲げ形状のバラツ
キや不具合による接続頭部のシート面が片当りして無理
な締付けを行っても、締着ナツトとの保合受圧面を円錐
状傾斜面とし且つ接続頭部の受圧傾斜面と当接係合する
面を傾斜押圧面としたために、これら傾斜面により自動
芯出し機能を行わせしめる結果となり、同時に頭部首下
附近に位置して組付けられる壁部附近を最も匣内とする
ことによりこの附近からの亀裂や折損を防止するように
したものである。
接続用圧嵌型スリーブワッシャーを提供することで、本
考案に係るスリーブワッシャーは、その組付は孔の孔周
壁を、細径金属管端部に設けた接続頭部の受圧傾斜面に
当接係合するよう前面を開口した傾斜押圧面と頭部首下
附近の管外周面に圧嵌する円筒面とにより構成し、更に
締着ナツトとの外周側での保合受圧面を円錐状傾斜面と
して組付は孔側での傾斜押圧面と円筒面との交る壁部附
近を最も厚肉として構成せしめたことを特徴とするもの
であり、よって、製品としての管側の曲げ形状のバラツ
キや不具合による接続頭部のシート面が片当りして無理
な締付けを行っても、締着ナツトとの保合受圧面を円錐
状傾斜面とし且つ接続頭部の受圧傾斜面と当接係合する
面を傾斜押圧面としたために、これら傾斜面により自動
芯出し機能を行わせしめる結果となり、同時に頭部首下
附近に位置して組付けられる壁部附近を最も匣内とする
ことによりこの附近からの亀裂や折損を防止するように
したものである。
以下本考案の一実施例を図面により詳細に説明する。
第１図は本考案管端部接続用圧嵌型スリーブワッシャー
の一実施例を示す正面図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面
図、第３図は同じく使用接続状態を示す一部切欠側面図
である。
の一実施例を示す正面図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面
図、第３図は同じく使用接続状態を示す一部切欠側面図
である。
図において、１は軸芯部に貫設した組付は孔で、その孔
周壁を細径金属管７ （第３図参照）の端部に設けた接
続頭部８の背面後方における受圧傾斜面に当接係合する
よう前面に開口した傾斜押圧面２と、その後方に頭部首
下附近の管外周面に圧嵌する円筒面３により構成する。
周壁を細径金属管７ （第３図参照）の端部に設けた接
続頭部８の背面後方における受圧傾斜面に当接係合する
よう前面に開口した傾斜押圧面２と、その後方に頭部首
下附近の管外周面に圧嵌する円筒面３により構成する。
４は外周側における締着ナツト６（第３図参照）の内側
底部と係合する受圧面で、前記開口した傾斜押圧面２の
先端周縁部より円筒面３の後端周縁部に至る全面を後方
へ円錐状傾斜面とし、組付は孔１における傾斜押圧面２
と円筒面３との交る壁部附近を最も厚肉Ｔとなるように
したものである。
底部と係合する受圧面で、前記開口した傾斜押圧面２の
先端周縁部より円筒面３の後端周縁部に至る全面を後方
へ円錐状傾斜面とし、組付は孔１における傾斜押圧面２
と円筒面３との交る壁部附近を最も厚肉Ｔとなるように
したものである。
なお９は相手接続基体である。このように構成すると、
組付は孔１における傾斜押圧面２と円筒面３との構造及
び外周側の受圧面４である円錐状傾斜面とによって構成
される頭部首下壁部附近で最も厚肉Ｔとした構造から、
製品として管側の曲げ形状のバラツキや不具合によって
接続頭部８のシート面が片当りして無理な締付けを行っ
ても自動芯出し機能によって無理なく調整され、その上
前記厚肉Ｔによって配設使用中における機関振動によっ
ても接続頭部８首下附近からの亀裂や折損を一層効果的
に軽減或は防止することができる極めて効果あるもので
ある。
組付は孔１における傾斜押圧面２と円筒面３との構造及
び外周側の受圧面４である円錐状傾斜面とによって構成
される頭部首下壁部附近で最も厚肉Ｔとした構造から、
製品として管側の曲げ形状のバラツキや不具合によって
接続頭部８のシート面が片当りして無理な締付けを行っ
ても自動芯出し機能によって無理なく調整され、その上
前記厚肉Ｔによって配設使用中における機関振動によっ
ても接続頭部８首下附近からの亀裂や折損を一層効果的
に軽減或は防止することができる極めて効果あるもので
ある。
第１図は本考案管端部接続用圧嵌型スリーブワッシャー
の一実施例を示す正面図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面
図、第３図は同じくその使用接続状態を示す一部切欠側
面図、第４図は従来のスリーブワッシャーを示す正面図
、第５図は第４図のＢ−Ｂ断面図である。 １・・・組付は孔、２・・・傾斜押圧面、３・・・円筒
面、４・・・傾合受圧面、６・・・締着ナツト、７・・
・細径金属管、８・・・接続頭部。
の一実施例を示す正面図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面
図、第３図は同じくその使用接続状態を示す一部切欠側
面図、第４図は従来のスリーブワッシャーを示す正面図
、第５図は第４図のＢ−Ｂ断面図である。 １・・・組付は孔、２・・・傾斜押圧面、３・・・円筒
面、４・・・傾合受圧面、６・・・締着ナツト、７・・
・細径金属管、８・・・接続頭部。
Claims (1)
- 軸芯部に貫設した組付は孔の孔周壁を、細径金属端部に
設けた接続頭部背面後方の受圧傾斜面に当接係合するよ
う前面を開口した傾斜押圧面とその後方に頭部首下附近
の管外周面に圧嵌する円筒面とにより構成し、更に締着
ナツトとの外周側での保合受圧面を前記開口した傾斜押
圧面の先端周縁部より円筒面の後端周縁部に至る後方へ
円錐状傾斜面とすることにより組付は孔側での傾斜押圧
面と円筒面との交る壁部附近を最も厚肉として構成せし
めたことを特徴とする管端部接続用圧嵌型スリーブワッ
シャー
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980103047U JPS5915820Y2 (ja) | 1980-07-21 | 1980-07-21 | 管端部接続用圧嵌型スリ−ブワツシヤ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980103047U JPS5915820Y2 (ja) | 1980-07-21 | 1980-07-21 | 管端部接続用圧嵌型スリ−ブワツシヤ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5725284U JPS5725284U (ja) | 1982-02-09 |
| JPS5915820Y2 true JPS5915820Y2 (ja) | 1984-05-10 |
Family
ID=29464448
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980103047U Expired JPS5915820Y2 (ja) | 1980-07-21 | 1980-07-21 | 管端部接続用圧嵌型スリ−ブワツシヤ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5915820Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6127963U (ja) * | 1984-07-23 | 1986-02-19 | ヤンマーディーゼル株式会社 | 燃料噴射管の取付構造 |
| JP2580467Y2 (ja) * | 1989-09-27 | 1998-09-10 | ダイハツ工業株式会社 | 横置き式変速機の変速操作装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49133208U (ja) * | 1973-03-10 | 1974-11-15 |
-
1980
- 1980-07-21 JP JP1980103047U patent/JPS5915820Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5725284U (ja) | 1982-02-09 |
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