JPH11349218A - 紙折り方法 - Google Patents
紙折り方法Info
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- JPH11349218A JPH11349218A JP17403098A JP17403098A JPH11349218A JP H11349218 A JPH11349218 A JP H11349218A JP 17403098 A JP17403098 A JP 17403098A JP 17403098 A JP17403098 A JP 17403098A JP H11349218 A JPH11349218 A JP H11349218A
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- sheet
- folding
- folded
- feeding
- roller
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- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Abstract
目的とする位置に折り畳み縁が確実に形成され、図面の
表題欄が所望の位置で折り畳まれるように熟練を要する
ことなく容易に給紙板上にシートを載置することがで
き、所望の態様でシートを折り畳むことができる紙折り
方法を提供する。 【解決手段】 往復移動可能なエンドレスベルト63上
にシートを1枚毎に供給し、押さえローラ80,81
と、折りローラ64,65とにより、シートのエンドレ
スベルト63に対する供給方向を交互に変更する。そし
て、エンドレスベルト上を移動するシートをセンサ12
0,123により検出し、先ず、センサの検出結果に基
づきシートの先端が最大折り寸法に相当する長さだけエ
ンドレスベルト上で移動した後、前記エンドレスベル
ト、押さえローラ及び折りローラの回転を逆転して前記
最大折り寸法で前記シートに第1の折り線を形成する。
その後、エンドレスベルト、押さえローラ及び折りロー
ラの回転の方向を交互に変更しつつ、複数の折り線でシ
ートを折り畳む.
Description
えばジアゾ複写機等によりコピーされた各種サイズ(A
0、A1等)の設計用図面等からなる各種シート(紙)
を所定の形状に折り畳む紙折り方法に関し、特にシート
を多層に折り畳む多重折りに好適の紙折り方法に関す
る。
ーされ、所謂青図又はコピー図として使用されている。
この図面は、A0の大型サイズからA4のファイルサイ
ズまで種々のサイズのものが使用されているので、A
0,A1,A2,A3等の大型サイズの図面は、その取
り扱いが簡便となるように、シートを適宜折り畳んだ状
態(通常A4のファイルサイズに折り畳まれる。)で保
存し、ファイリングすることが一般的に行われている。
このような大きなシートを折り畳むための従来のシート
折り畳み装置の一例が、実公昭52−25216号公報
に提案されている。
動作を順に示す模式図である。これらの図に示すよう
に、従来のシート折り畳み装置においては、水平方向に
対向して配置された1対の搬送ローラ164,164a
が設けられており、この搬送ローラ164,164aに
よりシートSを挟持しつつ、その回転によりシートSを
ベルトコンベア161上に搬送する。ベルトコンベア1
61は正逆回転するものであり、この正逆回転式ベルト
コンベア161の中央部に所要間隔をおいて2個の折り
ローラ162,162aをベルト面に接触させて配置
し、この2個の折りローラ162,162aの直下位置
にベルト面を挟む状態においてベルト裏側より加圧バネ
166,166aを介して夫々押圧ローラ165,16
5aが配置されている。
トSの搬送方向を折りローラ162と正逆回転式ベルト
コンベア161との間、及び折りローラ162aと正逆
回転式ベルトコンベア161との間で切り替え可能に案
内する。
折りローラ162,162aから所要間隔をおいて、シ
ートの長さを検知するための1対のマイクロスイッチ1
67,167aが配置されている。
作について説明する。なお、初期状態では、図36に示
すように、ローラ162,162aは正転(図示の矢印
の方向)しているものとする。正逆回転式ベルトコンベ
ア161を先ず矢印の方向に回転させると、その回転に
伴い、そのベルト面に接している折りローラ162,1
62aが共に摩擦回転をすると共に、それらの直下部に
ベルトを挟んで配置された押圧ローラ165,165a
も回転する。そして、搬送ローラ164,164aの回
転によって、シートの給送が開始され、シートSの先端
がベルト面に接し、ベルト面上に乗って給紙が続行され
る。
ア161の動きに従い、一方の折りローラ162に向か
ってシートはコンベア送りされ、回転中の折りローラ1
62に挟まれて所定の長さに送り出され、折りローラ1
62からそのシート端がマイクロスイッチ167に向か
って送られて、シートSがスイッチ167に衝突した瞬
間、コンベア161が逆転する。
ア逆転の結果、折りローラ162,162aと押圧ロー
ラ165,165aは逆転することになるから、一方の
折りローラ162がベルト面と狭送していたシート面を
他方の折りローラl62aに向かってバックさせるが、
給紙が依然として搬送ローラ164,164aにより続
行されているため、バック作用とあいまって折りローラ
162,162a間においてたわみ部Rが生じ、そのた
わみ部Rが他方の折りローラ162aとベルトとの間に
挟み込まれ、折りローラ162aと押圧ローラ165a
との狭圧によって確実に安定した強い紙折りが生じる。
に、折りローラ162aを通過し、他方のマイクロスイ
ッチ167aに送られて、折り目先端がスイッチ167
aに衝突する。
ンベア161に逆転運動が起こり、コンベアは逆転し
て、その折り紙面を逆転のコンベア161と折りローラ
162aとの狭送作用で前記折りローラ162に向かっ
て移送すると、その移送中に同じく給紙継続による紙の
たわみが生じ、そのたわみ部分が折りローラ162と押
圧ローラ165により折られ、マイクロスイッチ167
側に紙面が送られて前述の始動状態と同様の給紙が行わ
れる。そして、紙端のスイッチ当接による回路切換によ
るコンベア161の正逆回転の交互反転運行に伴って、
折りローラ162,162aと押圧ローラ165,16
5aの交互の紙折りを伴う紙送り作用と、給紙継続に伴
う折りローラ162,162a間でのたわみ部Rの発生
と、そのたわみ部Rが紙折りされるという交互反復作用
とをもって、マイクロスイッチ167,167a間にお
けるコンベア上で所定の長さのジグザグ折りが行われ
る。
を示す模式図である(特開平6−271192号)。シ
ート挿入口169から送り込まれる折り畳むべきシート
Sを縦方向に給送するシート給送機構170と、このシ
ート給送機構170により給送されたシートを、縦方向
に移送しながら横方向に折り畳む第1のシート折り畳み
機構174とが設けられている。
挿入口169の下流側前方に第1の送りローラ171が
設けられ、その下流側には第1のシート折り畳み機構1
74における送りローラ175までシートSを搬送する
第2の送りローラ172が設けられている。この第2の
送りローラ172と第1のシート折り畳み機構における
送りローラ175との間には、シート検知センサー17
3が設けれれている。
は、図42に示すように、互いに圧接されるように並設
した1対のローラにより構成された送りローラ175
と、この送りローラの下流側に設けられ、中央ローラ素
子178並びに中央ローラ素子178の1側に圧接され
る一方のローラ素子177及び中央ローラ素子178の
他側に圧接される他方のローラ素子179の三者により
構成された作動ローラ群176と、送りローラ175と
作動ローラ群176との間に、入口端が送りローラ17
5の排出側に位置されると共に、出口端が中央ローラ素
子178と一方のローラ素子177とのローラ間隙A内
に位置される第1位置と、入口端が送りローラ175の
排出側に位置されると共に、出口端が中央ローラ素子1
78と他方のローラ素子179とのローラ間隙B内に位
置される第2位置との間で切り替え可能な可動案内機構
180とが設けられている。図42は可動案内機構18
0が第1位置にある状態を示している。
子178及び一方のローラ素子177(以下、このロー
ラの組を「一方のペアローラ」という。)の下流側には
第1の案内部材181が設けられ、この第1の案内部材
181に沿って送り基準センサー182が設けられてい
る。また、中央ローラ素子178及び他方のローラ素子
179(以下、このローラの組を「他方のペアローラ」
という。)の下流側には第2の案内部材183が設けら
れ、この第2の案内部材183に沿って送り基準センサ
ー184が設けられている。
のシート折り畳み機構174の作動を制御するために、
制御機構(図示せず)が設けられている。この制御機構
は、予め指定された折り畳むべき原シートのサイズ及び
所望の折り畳みの種類によって定まる横方向における折
り線の数、即ち折り畳みの回数、これらの折り線の位
置、例えば前縁から各折り線までの距離並びに各折り線
における折り畳みが表折りであるか裏折りであるかの折
り面情報よりなる制御の組が、各原シートのサイズと折
り畳みの種類との組合せに従って用意されている。そし
て、この制御機構により、操作パネル(図示せず)で指
定された原シートのサイズ及び折り畳みの種類に対応す
る制御条件の組の制御条件に従って、第1のシート折り
畳み機構174が制御される。
作について説明する。シート幅検知センサー(図示せ
す)が、操作パネル(図示せず)により指定されたサイ
ズのシートを検知すると、シート給送機構170の第1
の送りローラ171及び第2の送りローラ172が回転
する。これにより、シートSは、シート挿入口169か
ら第1のシート折り畳み機構174にまで給送される。
そして、シート検知センサー173がシートを検知する
と、シートの前緑が第1のシート折り畳み機構174の
送りローラ175に到達した状態で、第1の送りローラ
171及び第2の送りローラ172が停止し、第1のシ
ート折り畳み機構174の送りローラ175及び作動ロ
ーラ群176が回転する。
方向と可動案内機構180の位置については、指定され
た組の制御条件に従って制御される。即ち、最初の折り
畳みが表折りの場合には、他方のペアローラ178,1
79によりシートが送り出される方向に各ローラ素子が
回転すると共に、可動案内機構180が第2位置に位置
され、最初の折り畳みが裏折りの場合には、一方のペア
ローラ177,178によりシートが送り出される方向
に各ローラ素子が回転すると共に、可動案内機構180
が第1位置に位置される。
トSは、図43(a)に示すように、可動案内機構18
0が第2位置にある状態において、送りローラ175に
より送り込まれ、可動案内機構180によって導かれ
て、更にその先頭部分SHが他方のペアローラ178,
179の間を通過した状態とされる。
Sを検知すると、指定された組の制御条件に従って、更
に送りローラ175及び他方のペアローラ178,17
9がシートSを所定の距離だけ送り出した後、可動案内
機構180が切り替わると共に、作動ローラ群176の
各ローラ素子が逆転する。これにより、シートSは、一
方のペアローラ177,178に導かれ、更に一方のペ
アローラ177,178により挟圧される。
トSは、他方のペアローラ178,179によって送り
返されてくる先行シート部分の表面と送りローラ175
によって送られてくる後続シート部分の表面とが接する
よう重ね合わされた状態で、一方のペアローラ177,
178の間を通過し、これにより、シートSには横方向
に伸びる折り線F1が形成される。この結果、シートS
は、折り線F1において、表折りで折り畳まれることと
なる。
Sを検知すると、指定された組の制御条件に従って、更
に送りローラ175及び一方のペアローラ177,17
8がシートSを所定の距離だけ送り出した後、可動案内
機構180が切り替わると共に、作動ローラ群176の
各ローラ素子が逆転する。これにより、シートSは、他
方のペアローラ178,179に導かれ、更に他方のペ
アローラ178,179により挟圧される。
トSは、一方のペアローラ177,178によって送り
返されてくる先行シート部分の裏面と送りローラ175
によって送られてくる後続シート部分の裏面とが接する
よう重ね合わされた状態で、他方のペアローラ178,
179の間を通過し、これにより、シートSには横方向
に伸びる折り線F2が形成される。この結果、シートS
は、折り線F2において、裏折りで折り畳まれることと
なる。この表折りと裏折りの動作は、指定された組の制
御条件に従って繰り返される。
た従来の紙折装置においては、シートを多層に重ねて折
り畳もうとする場合(折り工程において)、左右双方の
検知手段により夫々シートの先端を検知し、そこからシ
ートを折っていたため、シートの搬送系のローラ及びベ
ルト類等の動きに対してシートのスリップ等が発生する
と、目的とする位置以外の位置に折り畳み縁が形成され
たり、またシートの搬送系に対するシートのスリップ量
が各折り工程で夫々違うため、折り畳み縁が形成される
位置が定まらず、シートの全折り畳み縁にわたって、又
は局部的に無秩序な折り畳み縁が形成されたりして、折
り幅のばらつきが発生し、折り畳み縁が揃わないという
問題があった。
じするためにファイル折り等の折り形態でA4サイズの
ファイルサイズ(以下、規格寸法という)に折り畳もう
とする場合、上述した従来の紙折装置においては、左右
双方の検知手段により夫々シートの先端を検知し、そこ
からシートを折っていたため、通紙方向に対して直角方
向に順次形成される折り線間の距離、即ち折り幅が短い
面から折っていく必要があった。このように折り幅が短
い面から順次折っていくと、最後に一番折り幅が広い
面、即ち規格寸法面を折ることになる。このように、最
後にこの規格寸法面を折ると、シートの搬送系のローラ
及びベルト類等の動きに対してシートのスリップ等が発
生した場合に、目的とする位置以外の位置に折り畳み縁
が形成されたりして、折り幅のばらつきが発生し、最終
面が規格寸法で折り上がらないという問題があった。ま
た、シートの搬送系に対するシートのスリップ量が各折
り工程で夫々違うため、折り畳み縁が形成される位置が
定まらず、シートの全折り畳み縁にわたって、又は局部
的に無秩序な折り畳み縁が形成されることにより、折り
幅のばらつきが発生し、規格寸法面以外の他の折り畳み
縁が規格寸法面よりはみ出したりして折り畳み縁が揃わ
ず、しかも折り上がり状態が規格寸法で折り上がらない
という問題があった。
と、従来の紙折装置では、通紙方向に対して直角方向に
順次形成される折り線の位置をシートの前縁から各折り
線までの距離よりなる数値により折り畳んでいかなけれ
ばならなかった。このようにシートを前縁から各折り線
までの距離よりなる数値により折り畳んでいくと、シー
トの搬送系のローラ及びベルト類等の動きに対してシー
トのスリップ等が発生すると、折り畳みの回数が増えれ
ば増えるほどスリップ量が加算されていき目的とする位
置に折り畳み縁か形成されずさらなる折り幅のばらつき
が発生し、規格寸法面以外の他の折り畳み縁が規格寸法
面よりはみ出したりして折り畳み縁が揃わずしかも折り
上がり状態が規格寸法で折り上がらないという問題があ
った。
じするためにファイル折り等の折り形態で折り畳んだ場
合、通常図面の表題欄の位置はファイル綴じしろに対し
て最上面の右側下端位置にあることが望まれる。この位
置に図面の表題欄が位置するようにシートをファイル折
りで折り畳もうとする場合、従来の紙折装置では、図面
の表題欄の位置を給紙板上にどのような位置に配置して
載置するのかわからず折り畳んでから所望の位置に図面
の表題欄かないことがわかり再度手作業で折り直さなけ
ればならないという問題があった。
のであって、無秩序な多重の折り目が生ずることがな
く、目的とする位置に折り畳み縁が確実に形成され、図
面の表題欄が所望の位置で折り畳まれるように熟練を要
することなく容易に給紙板上にシートを載置することが
でき、所望の態様でシートを折り畳むことができる紙折
り方法を提供することを目的とする。
り方法は、シートを折り曲げる第1及び第2の2対の折
り曲げローラ対と、前記第1の折り曲げローラ対と第2
の折り曲げローラ対との間にシートを送給する送給ロー
ラ対と、前記第1及び第2の2対の折り曲げローラ対の
対向域の外側に配置されシート端を検出する夫々第1及
び第2のセンサと、を有する紙折り装置によりシートを
ジグザグ折りする紙折り方法において、前記送給ローラ
対により送給されたシートの先端を前記第1の折り曲げ
ローラ対により前記対向域の外側に送給し、前記第1の
センサによりシート端を検出することによりシートの第
1折り面の長さ(L1)に基づく距離だけ送給して前記
第1の折り曲げローラ対を停止する第1工程と、前記送
給ローラによるシート送給を継続しつつ前記第1の折り
曲げローラ対を逆転してシートの途中部分を前記第2の
折り曲げローラ対に向けて送給し前記第2の折り曲げロ
ーラ対に噛み込ませることにより前記シートを折り曲げ
た後この第1の折り端を前記対向域の外側に送給し、前
記第2のセンサにより第1の折り端を検出することによ
りシートの第2折り面の長さ(L2)に基づく距離だけ
送給して前記第1及び第2の折り曲げローラ対を停止す
る第2工程と、前記送給ローラによるシート送給を継続
しつつ前記第1及び第2の折り曲げローラ対を正転して
前記シートの途中部分を前記第1の折り曲げローラ対に
噛み込ませることにより前記シートを折り曲げ、この第
2の折り端を前記第2のセンサによる前記第1の折り端
の検出結果を基準としてシートの第3折り面の長さ(L
3)に基づく距離だけ前記対向域の外側に送給し停止す
る第3工程と、を有し、前記第2工程及び第3工程を所
定回数繰り返して第n(nは3以上の自然数)の折り端
を形成すると共に、前記L1はL2、L3・・・Lnよ
りも大きいことを特徴とする。
を折り曲げる第1及び第2の2対の折り曲げローラ対
と、前記第1の折り曲げローラ対と第2の折り曲げロー
ラ対との間にシートを送給する送給ローラ対と、前記第
1及び第2の2対の折り曲げローラ対の対向域の外側に
配置されシート端を検出する夫々第1及び第2のセンサ
と、前記シートの先端を前記第1の折り曲げローラ対側
又は第2の折り曲げローラ対側のいずれに送給するかを
制御するガイド部材とを有する紙折り装置によりシート
をジグザグ折りする紙折り方法において、前記送給ロー
ラ対により送給されたシートの先端を前記ガイド部材に
より前記第1の折り曲げローラ対又は第2の折り曲げロ
ーラ対のいずれかに振り分けて送給し、前記第1の折り
曲げローラ対にシート先端を送給した場合は、前記第1
の折り曲げローラ対の正転によりシート先端を前記対向
域の外側に送給し、前記第1のセンサによりシート端を
検出することによりシートの第1折り面の長さ(L1)
に基づく距離だけ送給して前記第1の折り曲げローラ対
を停止する第1工程と、前記送給ローラによるシート送
給を継続しつつ前記第1の折り曲げローラ対を逆転して
シートの途中部分を前記第2の折り曲げローラ対に向け
て送給し前記第2の折り曲げローラ対に噛み込ませるこ
とにより前記シートを折り曲げた後この第1の折り端を
前記対向域の外側に送給し、前記第2のセンサにより第
1の折り端を検出することによりシートの第2折り面の
長さ(L2)に基づく距離だけ送給して前記第1及び第
2の折り曲げローラ対を停止する第2工程と、前記送給
ローラによるシート送給を継続しつつ前記第1及び第2
の折り曲げローラ対を正転して前記シートの途中部分を
前記第1の折り曲げローラ対に噛み込ませることにより
前記シートを折り曲げ、この第2の折り端を前記第2の
センサによる前記第1の折り端の検出結果を基準として
シートの第3折り面の長さ(L3)に基づく距離だけ前
記対向域の外側に送給し停止する第3工程と、を有し、
前記第2の折り曲げローラ対にシート先端を供給した場
合は、前記第2の折り曲げローラ対の逆転によりシート
先端を前記対向域の外側に送給し、前記第2のセンサに
よりシート端を検出することによりシートの第1折り面
の長さ(L1)に基づく距離だけ送給して前記第2の折
り曲げローラ対を停止する第1工程と、前記送給ローラ
によるシート送給を継続しつつ前記第2の折り曲げロー
ラ対を正転してシートの途中部分を前記第1の折り曲げ
ローラ対に向けて送給し前記第1の折り曲げローラ対に
噛み込ませることにより前記シートを折り曲げた後この
第1の折り端を前記対向域の外側に送給し、前記第1の
センサにより第1の折り端を検出することによりシート
の第2折り面の長さ(L2)に基づく距離だけ送給して
前記第1及び第2の折り曲げローラ対を停止する第2工
程と、前記送給ローラによるシート送給を継続しつつ前
記第1及び第2の折り曲げローラ対を逆転して前記シー
トの途中部分を前記第2の折り曲げローラ対に噛み込ま
せることにより前記シートを折り曲げ、この第2の折り
端を前記第1のセンサによる前記第1の折り端の検出結
果を基準としてシートの第3折り面の長さ(L3)に基
づく距離だけ前記対向域の外側に送給し停止する第3工
程と、を有し、前記第2工程及び第3工程を所定回数繰
り返して第n(nは3以上の自然数)の折り端を形成す
ると共に、前記L1は、L2,L3・・・Lnよりも大
きいことを特徴とする。
幅L1が最大幅であるので、常に、第2のセンサにより
検出された第1の折り端を基準として次の第2の折り端
及び第3の折り端の折り位置を制御する。即ち、第1の
折り面の幅は第1の折り端により決まり、この第1の折
り端と第2の折り端との間の長さである第2の折り面の
幅と、第2の折り端と第3の折り端との間の長さである
第3の折り面の幅は第1の折り端の検出結果に基づき決
まるローラ回転により制御され、同様に、第4及び第5
の折り面の幅も第1の折り端の検出結果に基づき決まる
ローラ回転により制御される。以後、同様にして折り端
の位置及び折り面の幅は第2のセンサによる第1の折り
端の検出結果に基づいてなされる。このため、本発明に
おいては、折り幅の誤差が累積することがなく、高精度
でジグザグ折りすることができる。
の効果に加えて、多種多様な折り方に対応することがで
きるという効果がある。
り方法及び紙折り装置について添付の図面を参照して具
体的に説明する。
全体構成を示す斜視図、図2はカバー等の外装部材を除
いたその正面図、図3はその平面図、図4は図2の一部
拡大図、図5はジグザグ折り装置の装置側板内部の正面
図、図6は、折り機構部の平面図である。
は、シートSの移送方向に対してシートの横方向に伸び
る折り線が形成されるよう折り畳むジグザグ折り装置2
と、このジグザグ折り装置2によって得られるジグザグ
折りされたシートを今度はシートSの移送方向に対して
シートの縦方向に伸びる折り線が形成されるよう折り畳
むクロス折り装置3と、ジグザグ折り装置2及びクロス
折り装置3により所望の折り形態で折り畳まれたシート
を受ける紙受け装置4とで構成されている。
に折り畳むべきシート束Sが載置される給紙板10が配
置されている。そして、給紙板10上面には、1対の給
紙ガイド板16,16が立設されており、給紙板10上
に載置されるシート束Sの幅方向の位置を規定するよう
になっている。この一対の給紙ガイド板16,16はセ
ットネジ17により給紙板上の所定位置に固定される。
指定するための操作パネル5が配置されている。図31
は操作パネル5の一例を示す説明図である。この操作パ
ネル5は液晶表示のタッチ形式のパネルで、電源(図示
せず)を投入することにより初期画面6が表示される。
そして、この初期画面6のサイズ指定キー6aを押すこ
とにより折り畳むべきシートのサイズ及び給紙板へのシ
ートの置き方(縦置きか横置きか)を指定するためのサ
イズ選択画面7aが表示される。次に、折り方指定キー
6bを押すことにより先に指定したサイズ選択画面のシ
ートの条件で折り畳むべきシートの折り形態を指定する
ための折り方選択画面7bが表示される。
その先端部が下方に位置するように傾斜して配置されて
いる。給紙板の先端側端部(用紙流れ方向の下流側)に
は支軸11が固定されていて、この支軸11にコロ12
が回転自在に取り付けられている。そして、1対の装置
側板9,9にはガイドレール13が夫々固定されてお
り、このガイドレール13に前記コロ12が移動可能に
支持されている。また、装置側板には柱14が固設され
ていて、この柱14にコ口15が回転自在に取り付けら
れている。このコロ15に給紙板10の中央側部が支持
されている。
設けられており、シートの給送方向に対してベース20
の下流側には、上下方向に対向して配置された駆動ロー
ラ22及び従動ローラ23で構成される1対の横搬送ロ
ーラ21が設けられている。駆動ローラ22は、装置側
板9,9に取り付けられたベアリング25に回転自在に
支持された駆動ローラ軸24に固設されている。また、
従動ローラ23は、装置側板9,9に取り付けられた支
軸26に揺動自在に支持されたブラケット27にベアリ
ング28を介して回転自在に支持された従動ローラ軸2
9に固設されている。
が、給紙板10の延長上に位置するように配設され、こ
の搬送ガイド30は1対の横搬送ローラ21まで延出し
ている。
固定されており、このベースの上方には、給紙ローラ軸
31が配置され、給紙ローラ軸31に給紙ローラ32が
図5の矢印の方向に回転可能であるワンウェイクラッチ
(図示せす)を介して支持されている。この給紙ローラ
軸31が駆動装置(図示せず)により駆動されることに
より、給紙ローラが給紙ローラ軸を中心として間欠回転
するようになっている。
側には、給紙ローラ軸31に平行に補助給紙ローラ軸3
3が配設されている。この補助給紙ローラ軸33は給紙
ブラケット34に回転可能に支持されており、この給紙
ブラケット34は給紙ローラ軸31に回動可能に支持さ
れている。そして、補助給紙ローラ軸33には給紙ロー
ラ32と同形状の補助給紙ローラ35が図の矢印の方向
に回転可能であワンウェイクラッチ(図示せず)を介し
て支持されている。この補助給紙ローラは、給紙板上の
シート束に接触しつつ回転し、このシート束の最上位の
シートを給送する。
は、タイミングベルト(図示せず)で連結されている。
そして、補助給紙ローラ35は、所定の給紙圧で押圧す
るようになっている。
30には、切り欠き(図示せず)が形成されており、こ
の切り欠き内に捌き板36が設けられている。この給紙
ローラにより給紙板上から送り出されたシートは、給紙
ローラと捌き板との間を通過する。この給紙ローラ及び
捌き板は、複数枚のシートが同時に給紙ローラと捌き板
との間に進入した場合に、シート同士間の摩擦力が給紙
ローラとシートとの間の摩擦力及び捌き板とシートとの
間の摩擦力に比して小さいことを利用して、最上位のシ
ートのみを確実に1枚に分離して次段に給送するもので
ある。
下流側には、左右方向に対向して配置された駆動ローラ
38及び従動ローラ39で構成される1対の縦搬送ロー
ラ37が配設されている。駆動ローラ38は適切な幅で
形成されていて、装置側板9,9に取り付けられたベア
リング41に回転自在に支持された駆動ローラ軸40に
適切な間隔で複数固設されている。
固設されていて、このブラケット支持板42に複数のコ
の字形のローラブラケット43が適当な間隔で取り付け
られている。そして、このコの字形のローラブラケット
43の両側部には角穴が形成されていて、この角穴内に
摺動自在に軸受け44が夫々取り付けられている。そし
て、この軸受け44には従動ローラ軸45が回転自在に
取り付いており、この従動ローラ軸45に前記駆動ロー
ラ38と接するように適切な間隔で複数の従動ローラ3
9が取り付けられている。バネ46は従動ローラ39を
適切な圧力で前記駆動ローラ38側に加圧している。
間には、搬送されるシートを縦搬送ローラ37へ案内す
る案内板47が設けられている。
下流側には、左右方向に対向して適切な間隔を設けて1
対のガイドローラ50,51が配設されている。1対の
ガイドローラ50,51は装置側板9,9に夫々ベアリ
ング52、53を介して回転自在に取り付けられてい
る。また、1対のガイドローラ50,51には、夫々ギ
ア54,55が噛み合って固設されている。
シートは、これらのガイドローラ50,51間を通過
し、次段の折り機構部へと搬送される。このガイドロー
ラはシートを次段の折り機構部へ搬送するとき、シート
が曲がらないように搬送するためのものである。
37及びガイドローラ50,51により搬送機構駆動部
を構成している。
0,51間を通過したシートの流れ方向の下流側には、
駆動ローラ60,61及びテンションローラ62間に掛
け渡された複数のエンドレスベルト63が配置されてお
り、このエンドレスベルトの上側にはこのエンドレスベ
ルト63に転接する折りローラ64,65が相互に適長
間隔をおいて配置されている。
に夫々ベアリング66,67を介して回転自在に取り付
けられており、折りローラ64,65は、装置側板9,
9に夫々ベアリング68,69を介して回転自在に取り
付けられている。
ており、この支軸70にはローラ支持板71に圧入され
て取り付けられているベアリング72が回動自在に取り
付けられている。ローラ支持板71の一端側にはベアリ
ング73を介して装置側板9,9に形成された切り欠き
9aを通ってテンシヨンローラ62が回転自在に取り付
けられている。一方、ローラ支持板71の他端側には支
柱74が固設されており、この支柱74にバネ75が装
置側板9に取り付けられたバネ掛け76との間に掛けら
れている。このバネの力によりエンドレスベルトには常
にテンションが作用している。
は前記エンドレスベルト63に転接する押さえローラ8
0,81が折りローラ64,65に対応して夫々配置さ
れている。
装置側板9,9に夫々配置されている。このL字形のロ
ーラブラケット82,83には夫々ベアリング84,8
5が圧入されており、このベアリング84,85が装置
側板9,9に夫々固設されている支軸86,87に回動
自在に取り付けられている。即ち、L字形のローラブラ
ケット82,83は支軸86,87を中心に回動自在で
ある。
ローラブラケット82,83の一方にはベアリング8
8,89が取り付けられており、装置側板9,9に形成
された欠き(図示せず)を通って押さえローラ80,8
1が回転自在に取り付いている。また、この一方の先端
部には向かい合う方向に夫々段差が形成されていて、こ
の段差部で適当な隙間を持って交差している。L字形の
ローラブラケット82の段差部には、U字形の欠き82
aが形成されていて、また、L字形のローラブラケット
83の段差部には、軸83aが取り付けられている。そ
して、前記U字形の欠き82aの中にこの軸83aが嵌
合している。このような構成を用いることにより、一方
のローラブラケットが回動することにより、他方のロー
ラブラケットも同時に回動する。即ち、一方の押さえロ
ーラが上下動することにより他方の押さえローラも同時
に上下動する。
り他方の押さえローラも同時に上下動することにより、
折り機構部で幾重にも積み重ねられて折り畳まれたシー
トがー方の折りローラと押さえローラとの間にくわえ込
まれている時、即ち、この折り畳まれたシートの厚み
分、この押さえローラは折りローラに対して下降した状
態になっている。他方の押さえローラも折りローラとの
間にシートの厚み分と同じ間隔の隙間を持った状態で下
降しているので折り束が抜けても隙間が確保され、束紙
の進入が容易である。
3の他方には夫々支柱90,91が固設されており、こ
れらの支柱90,91間にバネ92が掛け渡されてい
る。このバネの力により押さえローラ80,81は常に
折りローラ64,65側に付勢されている。
字形のローラブラケット83の他方の下端近傍に配設さ
れたレバー96が設けられており、このレバー96が揺
動することによりL字形のローラブラケット83も揺動
し、押さえローラ80,81が上下動する(図2参
照)。カウントアップ等の装置停止時には、この押さえ
ローラ揺動機構95が作動し、押さえローラ80,81
が折りローラ64,65から離れた状態の位置に移動す
る。押さえローラ80,81が折りローラ64,65か
ら離れた位置に移動することにより、未使用時、押さえ
ローラからの加圧力による折りローラ64,65及びエ
ンドレスベルト63の劣化及び変形等を防止する効果が
ある。
ガイド100,101がその先端部が下方に位置するよ
うに傾斜して夫々配設されている。
前記縦搬送ローラ37の駆動ローラ38と従動ローラ3
9との接触点を通るシートの流れ方向と同じ線(以下、
垂直線と呼ぶ)を中心に左右対称の位置に配置されてい
る。そして、これらの機構部の構成も垂直線に対して左
右対称の構成で配置されているので、ここでは、左側の
ナイフガイド機構部について説明する。
100の後端部は支持軸102に支持されている。この
支持軸102はナイフブラケット103の一端側にベア
リング104を介して回転自在に取り付けられている。
一方、ナイフブラケット103の他端側には、支点軸1
05が取り付けられていて、この支点軸105は装置側
板9,9に回動自在に取り付いている。また、この支点
軸105の一端側は装置側板9の外まで延出しており、
この軸端には作動板106が取り付いている。この作動
板106には支軸107が取り付いていて、この支軸1
07にリンク108の一端が取り付けられている。この
リンク108の他端側にはソレノイド109が配設され
ている。また、ナイフブラケット103の中央部付近に
は、支柱110が固設されており、この支柱110と装
置側板9に取り付けられた支柱111との間にバネ11
2が掛け渡されている。このバネの力によりナイフガイ
ド100は折りローラ65とエンドレスベルト63との
接触位置から遠ざかる方向に常に付勢されている。
側板9,9に取り付けられた支軸114、114に夫々
回転自在に取り付けられており、このガイドコロ11
3,113の間をナイフガイド100が移動する。ソレ
ノイド109が励磁されると、ナイフガイド100は、
1対のガイドコロ113,113に規制されながら折り
ローラ65とエンドレスベルト63との接触位置の近傍
の位置(第2の位置)まで移動する。また、他方のソレ
ノイド109a(図4参照)が励磁されると、他方のナ
イフガイド101は、1対のガイドコロ113a,11
3aに規制されながら折りローラ64とエンドレスベル
ト63との接触位置の近傍の位置(第2の位置)まで移
動する。
64,65及び押さえローラ80,81により折り機構
駆動部が構成されている。
り駆動されて正転(縦搬送駆動ローラ38と同一方向の
回転)及び逆転が可能となっている。
りローラ64,65の外側には、エンドレスベルト63
を上下に挟むように1対の検知部材(本実施例では光学
センサ)120,123が配置されている。これらの検
知部材は、夫々上側が発光側センサ121,124で下
側が受光側センサ122,125で構成されている。こ
れらのセンサは夫々装置側板9,9間にわたって取り付
けられたセンサブラケット126に夫々取り付けられて
いる。また、これらのブラケット126にはセンサの光
の通過用の穴が形成されている。
中間付近には、前記ェンドレスベルト63を上下に挟ん
で、しかもこのエンドレスベルト63と転接して補助ロ
ーラ130が配置されている。また、前記エンドレスベ
ルト63を挟んだ前記駆動ローラ60の上側には、この
エンドレスベルト63と転接して補助ローラ131が配
置されている。
エンドレスベルト63上を搬送されるシートをガイドす
るものである。
ートの流れ方向の下流側には、排紙ローラ対134が配
設されている。この排紙ローラはジグザグ折りの完了し
たシートを次段のクロス折り装置3に搬送する。上ガイ
ド板135及び下ガイド板136は、エンドレスベルト
により搬送されてきたシートを排紙ローラ134に搬送
するためのガイド部材である。
について説明する。先ず、シートサイズと折り形態によ
って、給紙板への置き方を決定する。本実施例において
は、図1に示すように、シートSを縦置きにしたものと
する。そして、図31に示すように、初期画面6が表示
された操作パネル5のサイズ選択キー6aを押す。そう
すると、サイズ選択画面7aが表示され、折り畳むべき
シートのサイズと給紙板へのシートの置き方が表示され
ているキーを押す。そうすると、初期画面のサイズ表示
に折り畳むべきシートのサイズが表示された画面に戻
る。
して折り方選択画面7bを表示させる。この折り方選択
画面7bは折り畳むべきシートのサイズごとに種々の折
り方が表示される。そして、先に決定した折り畳むべき
シートの折り形態が表示されているキーを押す。そうす
ると、初期画面の折り方表示に折り畳むべきシートの折
り方が表示された画面に戻る。折り畳むべきシートのサ
イズ、給紙板へのシートの置き方及び折り方が決定され
ると、図32に示すように、操作パネルの画面には給紙
板へ載せる折り畳むべきシートの表題欄の位置及び表裏
を表示した画面7cが表示される。この表示に従って折
り畳むべきシートを給紙板へ載せる。
のサイズ及び折り方を選択すると、図示せぬ制御機構か
らこれらの条件に適合した制御条件が呼び出される。こ
の制御条件とは、折り機構駆動部でのシートの先端縁の
搬送方向、折り回数及び各折り回数における折り位置デ
ータ等で構成されている。ファイル折り及び基本折りに
おける第1回目の折り位置データは、全てシート先端縁
から第1の折り線F1までの距離L1(以下、第1面目
の折り幅という)は必ず規格寸法(A4サイズ仕上の縦
通しの場合は210mm、同じく横通しの場合は297
mm、B5サイズ仕上の縦通しの場合は182mm、同
じく横通しの場合は257mm)になるような値であ
る。なお、本実施例では各折り位置のデータ値は、シー
トの移動量を折りローラでの回転によるパルス量で換算
してある。
示す模式図であり、折り畳むべきシートSをファイル折
りで折り畳む場合のジグザグ折り装置によるジグザク折
りの状態を示したものである。ここでは、折り畳むべき
シートの給紙板へのシートの置き方は縦置きで、表題欄
の位置及び表裏は裏置きとする。また、折り部でのシー
トの先端緑の搬送方向は左方向で、折り回数はN回とす
る。
8に示す順序で押さえローラ揺動機構95(図2参照)
が作動し、押さえローラ80,81が折りローラ64,
65から離れた位置から接触した位置に移動する。そし
て、他方のナイフガイド101が一方の折りローラ64
とエンドレスベルト63との接触位置の近傍の位置(第
2の位置)まで移動する。そして、給紙ローラ32及び
横搬送ローラ21、縦搬送ローラ37、ガイドローラ5
0,51からなるシート搬送機構駆動部及びエンドレス
ベルト63、折りローラ64,65及び押さえローラ8
0,81からなる折り機構駆動部が図示せぬ駆動機構に
より駆動され、図8に示す矢印の方向に夫々回転する。
べきシートSは横搬送ローラ21、縦搬送ローラ37に
より搬送され、1対のガイドローラ50,51にガイド
されながらこれらのローラ間を通過し、そしてナイフガ
イド101にガイドされながら、一方の折りローラ64
とエンドレスベルト63の接触位置に搬送される。
ローラ64、一方の押さえローラ80及びエンドレスベ
ルト63により図の矢印の方向(左側)に搬送され、シ
ートSの先端縁が一方の検知部材120により検知され
る。シートSの先端縁を検知すると、装置の制御機構か
ら呼び出された制御条件のうち、第1の折り位置のデー
タが呼び出される。この第1の折り位置のデータは第1
面目の折り幅L1(図11参照)が規格寸法(210m
m)になるような値である。
づき、更に、シート搬送機構駆動部及び折り機構駆動部
が、シートSを第1面目の折り幅が必ず規格寸法(21
0mm)になるような距離だけ送り出した後、図10に
示すように、折り機構駆動部が停止する。なお、ナイフ
ガイド101は、折り機構駆動部が停止する以前に図に
示す定位置に戻っている。また、このとき、給紙ローラ
32の駆動は遮断される。
に示すように、折り機構駆動部が先の回転方向とは逆回
転の方向で再駆動する。これにより、シートSは一方の
折りローラ64、一方の押さえローラ80及びエンドレ
スベルト63によって送り返されてくる先行シート部分
と縦搬送ローラ37によって送られてくる後続シート部
分とが接するよう重ね合わされる。
シート部分とが接するよう重ね合わされた状態で、他方
の折りローラ65及び他方の押さえローラ81間を通過
し、これによりシートSには横方向に伸びる折り線F1
が形成される。その後、図12に示すように、この折り
線F1が他方の検知部材123により検知される。この
検知部材123がシートSの折り線F1を検知すると、
装置の制御機構から呼び出された制御条件のうち、第2
回目及び第3回目の折りを形成するための第2の折り位
置のデータ及び第3の折り位置のデータが逐次呼び出さ
れる。この第2の折り位置のデータ値及び第3の折り位
置のデータ値は、シートの移動量を第1の折り線F1を
基準として、他方の検知部材123から計測したデータ
値である。
づき、更に、シート搬送機構駆動部及び折り機構駆動部
がシートSを第1の折り線F1から第2の折り線F2ま
での距離(以下、第2面目の折り幅という)がL2(図
14参照)になるような距離だけ送り出した後、図13
に示すように、折り機構駆動部が停止する。
に示すように、折り機構駆動部が逆回転(初期の回転方
向)で再駆動する。これにより、シートSは他方の折り
ローラ65、他方の押さえローラ81及びエンドレスベ
ルト63によって送り返されてくる2面目のシート部分
と縦搬送ローラ37によって送られてくる後続シート部
分とが接するよう重ね合わされる。この第2面目の折り
幅L2は、第1面目の折り幅L1に比べてファイル綴じ
するための綴じしろ分だけ短い。
後続シート部分とが接するよう重ね合わされた状態で、
一方の折りローラ64及び一方の押さえローラ80間を
通過し、これによりシートSには横方向に伸びる第2の
折り線F2が形成される。
第3の折り位置のデータに従って、シート搬送機構駆動
部及び折り機構駆動部がシートSを第2の折り線F2か
ら第3の折り線F3までの距離(以下、第3面目の折り
幅という)がL3(図16参照)になるような距離だけ
送り出した後、折り機構駆動部が停止する。このとき、
一方の検知部材120は作動していない。
折り線F3を形成するために、図11と同様に、折り機
構駆動部が逆回転(初期の回転方向と逆回転)で再駆動
する。他方の折りローラ65及び他方の押さえローラ8
1間を通過し、これによりシートSには横方向に伸びる
折り線F3が折り線F1の上部に形成される。折り線F
1の上部に形成される折り線F3は、折り線F1より折
り線F3がはみ出さないように、第3の折り面の幅(L
3)は第2の折り面の幅(L2)より小さい。
が再び他方の検知部材123により検知される。この検
知部材123が、再び、シートSの折り線F1を検知す
ると、装置の制御機構から呼び出された制御条件のう
ち、今度は第4回目及び第5回目の折りを形成するため
の第4の折り位置のデータ及び第5の折り位置のデータ
が逐次呼び出される。この第4の折り位置のデータ値及
び第5の折り位置のデータ値も、シートの移動量を検知
部材123により検知された第1の折り線F1を基準と
して、他方の検知部材123から計測したデータ値であ
る。
た第4の折り位置のデータに基づき、シート搬送機構駆
動部及び折り機構駆動部がシートSを第1の折り線F1
から第4の折り線F4までの距離(以下、第4面目の折
り幅という)がL4(図18参照)になるような距離だ
け送り出した後、折り機構駆動部が停止する。
折りを形成するために、図14及び図15と同様に、折
り機構駆動部が駆動制御され、これによりシートSには
横方向に伸びる第4の折り線F4が形成される。
た第5の折り位置のデータに従って、シート搬送機構駆
動部及び折り機構駆動部がシートSを第4の折り線F4
から第5の折り線F5までの距離(以下、第5面目の折
り幅という)がL5(図20参照)になるような距離だ
け送り出した後、折り機構駆動部が停止する。
折りを形成するために、図16と同様に、折り機構駆動
部が駆動制御され、これによりシートSには横方向に伸
びる折り線F5が折り線F1の上部に形成される。折り
線F1の上部に形成される折り線F5も、折り線F1よ
り折り線F5がはみ出さないように第4の折り位置のデ
ータ及び第5の折り位置のデータが設定されている。そ
の後、図20に示すように、折り線F1が再び他方の検
知部材123により検知される。そして、この折り線F
1と折り線F3,F5が所定距離進行して、図21に示
すように、シートが停止する。
めに各折り位置のデータを折り線F1を基準として、他
方の検知部材123から計測したデータ値として装置の
制御機構から呼び出される。折り線F1の上部に形成さ
れる各折り線も、折り線F1より上部に形成される各折
り線がはみ出さないように各折り位置のデータが設定さ
れている。
されて各折り線が形成されて最終折りが終了し、折り上
がり寸法L0(=L1)が規格寸法(210mm)であ
るN回折りのジグザグ折りが完成する。
は、エンドレスベルト63及び排紙ローラ134により
次段のクロス折り装置3に搬送され、クロス折り装置3
によりジグザグ折りで形成された折り線に対して直角な
方向の折り線が形成されて所望のファイル折りが完成す
る。
に対してシートがスリップし、折り位置データに対して
実際に形成される折り線(折り幅)が合わず、第1面目
の折り幅が規格寸法(210mm)でない場合、また、
N回の折りのジグザグ折りが完成したシートSの基準折
り線F1より上部に形成される各折り線がはみ出して折
り上がり寸法L0が規格寸法(210mm)でない場
合、操作パネル5の初期画面6の補正キー6cにより折
り位置データを補正することにより、第1面目の折り幅
が規格寸法に折られ、基準折り線F1より上部に形成さ
れる各折り線がはみ出していない整然とした折り上がり
寸法L0が規格寸法のN回の折りのジグザグ折りが完成
する。
り等のように、折り幅が折り回数により違う場合は、折
る幅により、センサーをオン−オフすることができな
い。しかし、ファイル折り等は一定の折る法則があり、
上述の如く、本実施例においては、1対のセンサのう
ち、一方のセンサにより検出した用紙の端部を基準とし
て折り幅が異なる場合のジグザグ折りを行う。この場合
に、折り始めの一面目は、必ず規格寸法(最大折り幅)
面より折るようにする。
から折るために、図面の表題欄の位置を変化させて給紙
板に用紙を置く必要がある。用紙の置き方を全折りモー
ド別に当てはめると、5種類の置き方となる。このシー
トSを給紙板10上に載置する方法を図34(a)乃至
(e)に示す。なお、上記実施例のシートの置き方は図
34(c)に示すものである。この図34(a)乃至
(e)のような置き方を図31,32に示す操作パネル
の液晶に表示することにより、オペレータの誤動作が減
少し、一回目の折りを必ず規格寸法から折ることがで
き、オペレータのミスを解消することができる。上記実
施例における折り畳まれたシートの状態の一例を図35
(a)に示す。
る。本実施例は、紙折り装置でA1サイズのシートを、
折り回数が3回で折り上がる形態のファイル正W折りで
折り畳む場合のジグザグ折り装置でのジグザグ折りの動
作について説明する。本実施例においては、シートSを
図34(d)に示すように横置きし、ジグザグ折りした
後、クロス折りすると、図35(b)に示すように折り
畳まれる。
A1サイズのシートを上記形態のファイル正W折りで折
り畳む場合において、ジグザグ折り装置でのジグザグ折
りの動作を順に示した図である。
き方を調べる。図35(a)、(b)に示すような折り
モードが種々記載された一覧表により給紙板へのシート
の置き方は横置きであることがわかる。
で折り畳むべきシートのサイズ(A1横)を選択し、折
り方選択画面7bで折り方(ファイル正W)を選択す
る。そうすると、操作パネルの画面には折り畳むべきシ
ートの表題欄の位置がシートの流れ方向下流側でしかも
その表裏が表側であることを表した画面7cが表示され
る。この表示に従って折り畳むべきシートを図34
(d)に示すように給紙板へ載せる。
サイズ(A1横)及び折り方(ファイル正W)を選択す
ると図示せぬ制御機構からこれらの条件に適合した制御
条件が呼び出される。この制御条件とは、折り機構駆動
部でのシートの先端縁の搬送方向、折り回数及び各折り
回数における折り位置データ等で構成されている。折り
部でのシートの先端縁の搬送方向は右方向で、各折り回
数における各折り位置データDのパルス数は、シート先
端縁から第1回目の折り線F1までデータ(D1)=2
97,第1回目の折り線F1から第2の折り線F2まで
のデータ(D2)=149,第1回目の折り線F1から
第3の折り線F3までのデータ(D3)=D2+148
である。
すように、一方のナイフガイド100が他方の折りロー
ラ65とエンドレスベルト63との接触位置の近傍の位
置(第2の位置)まで移動する。そして、給紙ローラ3
2及び横搬送ローラ21、縦搬送ローラ37、ガイドロ
ーラ50,51からなるシート搬送機構駆動部及びエン
ドレスベルト63、折りローラ64,65及び押さえロ
ーラ80,81からなる折り機構駆動部が図示せぬ駆動
機構により駆動され図に示す矢印の方向に夫々回転す
る。
ズのシートSは横搬送ローラ21、縦搬送ローラ37に
より搬送され、1対のガイドローラ50,51にガイド
されながらこれらのローラ間を通過し、そしてナイフガ
イド100にガイドされながら他方の折りローラ64と
エンドレスベルト63の接触位置に搬送される。
りローラ65、他方の押さえローラ81及びエンドレス
ベルト63により図の矢印の示す方向(右側)に搬送さ
れ、シートSの先端緑が他方の検知部材123により検
知される。シートSの先端縁を検知すると、装置の制御
機構から呼び出された制御条件のうち、第1の折り位置
のデータ(D1)が呼び出される。当然、この第1の折
り位置のデータD1は第1面目の折り幅L1が規格寸法
(297mm)になるような値である。
づき、更に、シート搬送機構駆動部及び折り機構駆動部
がシートSを第1面目の折り幅が規格寸法(297m
m)になるような距離だけ送り出した後、図24に示す
ように、折り機構駆動部が停止する。なお、一方のナイ
フガイド100は、折り機構駆動部が停止する以前に図
に示す定位置に戻っている。また、この時給紙ローラ3
2の駆動は遮断される。
に示すように、折り機構駆動部が先の回転方向とは逆回
転の方向で再駆動する。これにより、シートSは他方の
折りローラ65、他方の押さえローラ81及びエンドレ
スベルト63によって送り返されてくる先行シート部分
と縦搬送ローラ37によって送られてくる後続シート部
分とが接するよう重ね合わされた状態で、一方の折りロ
ーラ64及び一方の押さえローラ80間を通過し、これ
によりシートSには横方向に伸びる折り線F1が形成さ
れる。そして、図に示すようにこの折り線F1が一方の
検知部材120により検知される。この検知部材120
がシートSの折り線F1を検知すると、装置の制御機構
から呼び出された制御条件のうち、第2回目の折り及び
第3回目の折り(最終折り)を形成するための第2の折
り位置のデータ(D2)及び第3の折り位置のデータ
(D3)が逐次呼び出される。
づき、更に、シート搬送機構駆動部及び折り機構駆動部
がシートSを第1の折り線F1から第2の折り線F2ま
での距離(以下、第2面目の折り幅という)がL2(図
27参照)になるような距離だけ送り出した後、図26
に示すように、折り機構駆動部が停止する。
に示すように、折り機構駆動部が逆回転(初期の回転方
向)で再駆動する。これにより、シートSは一方の折り
ローラ64、一方の押さえローラ80及びエンドレスベ
ルト63によって、送り返されてくる2面目のシート部
分と縦搬送ローラ37によって送られてくる後続シート
部分とが接するよう重ね合わされる。そして、シートS
は2面目のシート部分と後続シート部分とが接するよう
重ね合わされた状態で、他方の折りローラ65及び他方
の押さえローラ81間を通過し、これによりシートSに
は横方向に伸びる第2の折り線F2が形成される。更
に、呼び出された第3の折り位置のデータに従って、シ
ート搬送機構駆動部及び折り機構駆動部がシートSを第
2の折り線F2から第3の折り線F3までの距離(以
下、第3面目の折り幅という)がL3(図29参照)に
なるような距離だけ送り出した後、図28に示すよう
に、折り機構駆動部が停止する。その後、第3回目の折
り(最終折り)を形成するために、図29に示したよう
に、折り機構駆動部が逆回転(初期の回転方向と逆回
転)で再駆動する。一方の折りローラ64及び一方の押
さえローラ80間を通過し、これにより、シートSには
横方向に伸びる折り線F3が前記折り線F1の上部に形
成される。前記折り線F1の上部に形成される折り線F
3は、折り線F1よりはみ出さない位置に形成される。
そして、折り上がり寸法が規格寸法(297mm)であ
るジグザグ折りが完成する。
は、一方の折りローラ64及び一方の押さえローラ80
間を通過し、これによりシートSはエンドレスベルト6
3及び排紙ローラ134により次段のクロス折り装置3
に搬送され、クロス折り装置3によりジグザグ折りで形
成された折り線に対して直角な方向の折り線が形成され
て所望のファイル折りが完成する。
発明は下記のような特徴がある。
ートSの先端縁が第1の検知部材により検知される。そ
して、シートSの先端縁を検知すると、装置の制御機構
から呼び出された制御条件のうち、第1の折り位置のデ
ータだけが呼び出される。
目の折り位置データは、すべてシート先端縁から第1の
折り線F1までの距離L1、即ち第1面の折り幅が必ず
規格寸法になるような値である。
り検知される。シートSの折り線F1を検知すると、装
置の制御機構から呼び出された制御条件のうち、第2回
目及び第3回目の折りを形成するための第2の折り位置
のデータ及び第3の折り位置のデータが逐次呼び出され
る。この第2の折り位置のデータ値及び第3の折り位置
のデータ値は、シートの移動量を、第1の折り線F1を
基準として、他の検知部材から計測したデータ値であ
る。
は、折り線F1より折り線F3がはみ出さないように各
折り位置データが設定される。
り検知される。シートSの折り線F1を検知すると、装
置の制御機構から呼び出された制御条件のうち、第4回
目及び第5回目の折りを形成するための第4の折り位置
のデータ及び第5の折り位置のデータが逐次呼び出され
る。この第4の折り位置のデータ値及び第5の折り位置
のデータ値も、シートの移動量を、第1の折り線F1を
基準として、他方の検知部材から計測したデータ値であ
る。
れる折り線F5も、折り線F1より折り線F5がはみ出
さないように第4の折り位置のデータ及び第5の折り位
置のデータをブログラムしている。
めに、各折り位置のデータを折り線F1を基準として、
他の検知部材から計測したデータ値として装置の制御機
構から呼び出される。前記折り線F1の上部に形成され
る各折り線も、折り線F1より上部に形成される各折り
線がはみ出さないように、各折り位置のデータを装置の
制御機構の制御条件でプログラムしている。
シートの置き方及び折り方が決定されると、操作パネル
の画面には給紙板へ載せる折り畳むべきシートの表題欄
の位置及び表裏を表示した画面が表示される。
センサでシートの先端又は折り線を検出し、このセンサ
の検出結果に基づいて、折りローラ、押さえローラ及び
エンドレスベルトの往復動作を制御するから、無秩序な
多重の折り目が生ずることがなく、目的とする位置に折
り畳み縁を確実に形成することができる。また、図面の
表題欄が所望の位置で折り畳まれるように熟練を要する
ことなく容易に給紙板上にシートを載置することがで
き、所望の態様でシートを折り畳むことができる。
示す斜視図である。
る。
る。
示す模式図である。
を示す図である。
る。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 シートを折り曲げる第1及び第2の2対
の折り曲げローラ対と、前記第1の折り曲げローラ対と
第2の折り曲げローラ対との間にシートを送給する送給
ローラ対と、前記第1及び第2の2対の折り曲げローラ
対の対向域の外側に配置されシート端を検出する夫々第
1及び第2のセンサと、を有する紙折り装置によりシー
トをジグザグ折りする紙折り方法において、前記送給ロ
ーラ対により送給されたシートの先端を前記第1の折り
曲げローラ対により前記対向域の外側に送給し、前記第
1のセンサによりシート端を検出することによりシート
の第1折り面の長さ(L1)に基づく距離だけ送給して
前記第1の折り曲げローラ対を停止する第1工程と、前
記送給ローラによるシート送給を継続しつつ前記第1の
折り曲げローラ対を逆転してシートの途中部分を前記第
2の折り曲げローラ対に向けて送給し前記第2の折り曲
げローラ対に噛み込ませることにより前記シートを折り
曲げた後この第1の折り端を前記対向域の外側に送給
し、前記第2のセンサにより第1の折り端を検出するこ
とによりシートの第2折り面の長さ(L2)に基づく距
離だけ送給して前記第1及び第2の折り曲げローラ対を
停止する第2工程と、前記送給ローラによるシート送給
を継続しつつ前記第1及び第2の折り曲げローラ対を正
転して前記シートの途中部分を前記第1の折り曲げロー
ラ対に噛み込ませることにより前記シートを折り曲げ、
この第2の折り端を前記第2のセンサによる前記第1の
折り端の検出結果を基準としてシートの第3折り面の長
さ(L3)に基づく距離だけ前記対向域の外側に送給し
停止する第3工程と、を有し、前記第2工程及び第3工
程を所定回数繰り返して第n(nは3以上の自然数)の
折り端を形成すると共に、前記L1はL2、L3・・・
Lnよりも大きいことを特徴とする紙折り方法。 - 【請求項2】 シートを折り曲げる第1及び第2の2対
の折り曲げローラ対と、前記第1の折り曲げローラ対と
第2の折り曲げローラ対との間にシートを送給する送給
ローラ対と、前記第1及び第2の2対の折り曲げローラ
対の対向域の外側に配置されシート端を検出する夫々第
1及び第2のセンサと、前記シートの先端を前記第1の
折り曲げローラ対側又は第2の折り曲げローラ対側のい
ずれに送給するかを制御するガイド部材とを有する紙折
り装置によりシートをジグザグ折りする紙折り方法にお
いて、 前記送給ローラ対により送給されたシートの先端を前記
ガイド部材により前記第1の折り曲げローラ対又は第2
の折り曲げローラ対のいずれかに振り分けて送給し、 前記第1の折り曲げローラ対にシート先端を送給した場
合は、前記第1の折り曲げローラ対の正転によりシート
先端を前記対向域の外側に送給し、前記第1のセンサに
よりシート端を検出することによりシートの第1折り面
の長さ(L1)に基づく距離だけ送給して前記第1の折
り曲げローラ対を停止する第1工程と、前記送給ローラ
によるシート送給を継続しつつ前記第1の折り曲げロー
ラ対を逆転してシートの途中部分を前記第2の折り曲げ
ローラ対に向けて送給し前記第2の折り曲げローラ対に
噛み込ませることにより前記シートを折り曲げた後この
第1の折り端を前記対向域の外側に送給し、前記第2の
センサにより第1の折り端を検出することによりシート
の第2折り面の長さ(L2)に基づく距離だけ送給して
前記第1及び第2の折り曲げローラ対を停止する第2工
程と、前記送給ローラによるシート送給を継続しつつ前
記第1及び第2の折り曲げローラ対を正転して前記シー
トの途中部分を前記第1の折り曲げローラ対に噛み込ま
せることにより前記シートを折り曲げ、この第2の折り
端を前記第2のセンサによる前記第1の折り端の検出結
果を基準としてシートの第3折り面の長さ(L3)に基
づく距離だけ前記対向域の外側に送給し停止する第3工
程と、を有し、 前記第2の折り曲げローラ対にシート先端を供給した場
合は、前記第2の折り曲げローラ対の逆転によりシート
先端を前記対向域の外側に送給し、前記第2のセンサに
よりシート端を検出することによりシートの第1折り面
の長さ(L1)に基づく距離だけ送給して前記第2の折
り曲げローラ対を停止する第1工程と、前記送給ローラ
によるシート送給を継続しつつ前記第2の折り曲げロー
ラ対を正転してシートの途中部分を前記第1の折り曲げ
ローラ対に向けて送給し前記第1の折り曲げローラ対に
噛み込ませることにより前記シートを折り曲げた後この
第1の折り端を前記対向域の外側に送給し、前記第1の
センサにより第1の折り端を検出することによりシート
の第2折り面の長さ(L2)に基づく距離だけ送給して
前記第1及び第2の折り曲げローラ対を停止する第2工
程と、前記送給ローラによるシート送給を継続しつつ前
記第1及び第2の折り曲げローラ対を逆転して前記シー
トの途中部分を前記第2の折り曲げローラ対に噛み込ま
せることにより前記シートを折り曲げ、この第2の折り
端を前記第1のセンサによる前記第1の折り端の検出結
果を基準としてシートの第3折り面の長さ(L3)に基
づく距離だけ前記対向域の外側に送給し停止する第3工
程と、を有し、 前記第2工程及び第3工程を所定回数繰り返して第n
(nは3以上の自然数)の折り端を形成すると共に、前
記L1は、L2,L3・・・Lnよりも大きいことを特
徴とする紙折り方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17403098A JP3911091B2 (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | 紙折り方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP17403098A JP3911091B2 (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | 紙折り方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11349218A true JPH11349218A (ja) | 1999-12-21 |
JP3911091B2 JP3911091B2 (ja) | 2007-05-09 |
Family
ID=15971414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP17403098A Expired - Fee Related JP3911091B2 (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | 紙折り方法 |
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Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007015785A (ja) * | 2005-07-05 | 2007-01-25 | Ricoh Co Ltd | 紙折り装置、用紙処理装置及び画像形成装置 |
JP2009154542A (ja) * | 2009-03-30 | 2009-07-16 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
US7802778B2 (en) | 2007-01-09 | 2010-09-28 | Ricoh Company, Limited | Paper folding apparatus |
CN103318696A (zh) * | 2012-03-19 | 2013-09-25 | 株式会社理光 | 纸张折叠装置和图像形成装置 |
US9193556B2 (en) | 2013-05-08 | 2015-11-24 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet folding apparatus and image forming system |
JP2020100456A (ja) * | 2018-12-20 | 2020-07-02 | 株式会社リコー | シート折り装置、及び、画像形成システム |
JP2020111454A (ja) * | 2019-01-15 | 2020-07-27 | 株式会社リコー | シート折り装置、シート処理装置、画像形成システム、シート折り方法 |
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-
1998
- 1998-06-05 JP JP17403098A patent/JP3911091B2/ja not_active Expired - Fee Related
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