JPH10269897A - 切替スイッチ - Google Patents
切替スイッチInfo
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- JPH10269897A JPH10269897A JP6826397A JP6826397A JPH10269897A JP H10269897 A JPH10269897 A JP H10269897A JP 6826397 A JP6826397 A JP 6826397A JP 6826397 A JP6826397 A JP 6826397A JP H10269897 A JPH10269897 A JP H10269897A
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- switch
- switches
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- Switches With Compound Operations (AREA)
- Tumbler Switches (AREA)
- Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 カバーの一部に形成した開口部の内側に、複
数の押圧スイッチが取り付けられて構成される切替スイ
ッチにおいて、機能を切り替えるための押圧スイッチが
複数設けられる場合であっても、カバーの開口構造が簡
単なものとなり、製造コストを低くおさえることができ
る切替スイッチを提供する。 【解決手段】 切替スイッチ1においては、スイッチ操
作部材16が設けられ、スイッチ操作部材16には、対
向する2つの側面から突出して押圧スイッチ12、13
の間に位置しカバー2に軸受けされている軸部材17が
設けられ、このスイッチ操作部材16の開口部3の内側
に向いている面は押圧スイッチ12及び13と接してい
て、押圧スイッチ12、13に対応するスイッチ操作部
材16の隆起部16aまたは16bを押すと、スイッチ
操作部材16は軸部材17を軸にして押された方向に回
動し、押圧スイッチ12または13が押圧されるように
構成する。
数の押圧スイッチが取り付けられて構成される切替スイ
ッチにおいて、機能を切り替えるための押圧スイッチが
複数設けられる場合であっても、カバーの開口構造が簡
単なものとなり、製造コストを低くおさえることができ
る切替スイッチを提供する。 【解決手段】 切替スイッチ1においては、スイッチ操
作部材16が設けられ、スイッチ操作部材16には、対
向する2つの側面から突出して押圧スイッチ12、13
の間に位置しカバー2に軸受けされている軸部材17が
設けられ、このスイッチ操作部材16の開口部3の内側
に向いている面は押圧スイッチ12及び13と接してい
て、押圧スイッチ12、13に対応するスイッチ操作部
材16の隆起部16aまたは16bを押すと、スイッチ
操作部材16は軸部材17を軸にして押された方向に回
動し、押圧スイッチ12または13が押圧されるように
構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カバーの一部に形
成した開口部の内側に、複数の押圧スイッチが取り付け
られて構成される切替スイッチに関する。
成した開口部の内側に、複数の押圧スイッチが取り付け
られて構成される切替スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、様々な電子機器等の機能が増える
に従い、各種機能が使用者によって手動で設定変更でき
るようになっている。このような、電子機器では、各種
機能を切り替えるべく切替スイッチが設けられている。
図5は従来の切替スイッチ30を示した断面図であっ
て、31はカバー、32、33は押圧スイッチ、34は
回路基板、35、36はスイッチ回路である。押圧スイ
ッチ32、33はゴム等の弾性体から成り、少なくとも
回路基板34側に向いている面32a、33aが導電性
である。使用者は、例えば、押圧スイッチ32を押す
と、それによって押圧スイッチ32の回路基板34側の
面32aが、対向する位置に形成されているスイッチ回
路35に接触し、スイッチ回路35に形成されている電
極同士が導通し特定の機能に切り替わる。同様に、使用
者が押圧スイッチ33を押すと、回路基板34側の面3
3aが、対向する位置に形成されているスイッチ回路3
6に接触し、スイッチ回路36に形成されている電極同
士が導通し別の特定の機能に切り替わる。
に従い、各種機能が使用者によって手動で設定変更でき
るようになっている。このような、電子機器では、各種
機能を切り替えるべく切替スイッチが設けられている。
図5は従来の切替スイッチ30を示した断面図であっ
て、31はカバー、32、33は押圧スイッチ、34は
回路基板、35、36はスイッチ回路である。押圧スイ
ッチ32、33はゴム等の弾性体から成り、少なくとも
回路基板34側に向いている面32a、33aが導電性
である。使用者は、例えば、押圧スイッチ32を押す
と、それによって押圧スイッチ32の回路基板34側の
面32aが、対向する位置に形成されているスイッチ回
路35に接触し、スイッチ回路35に形成されている電
極同士が導通し特定の機能に切り替わる。同様に、使用
者が押圧スイッチ33を押すと、回路基板34側の面3
3aが、対向する位置に形成されているスイッチ回路3
6に接触し、スイッチ回路36に形成されている電極同
士が導通し別の特定の機能に切り替わる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような切替スイッ
チ30において、カバー31には押圧スイッチ32、3
3それぞれを設けることができるように、押圧スイッチ
の位置に対応して開口部37、38が設けられている。
手動で設定可能とする機能を多くしようとすると、押圧
スイッチの数も増え、押圧スイッチを設ける開口もその
分多くなる。したがって、それらの開口を形成するため
カバー31をより複雑に成形加工しなければならず、そ
のための金型も複雑になり、結果として製造コストが高
くなる。
チ30において、カバー31には押圧スイッチ32、3
3それぞれを設けることができるように、押圧スイッチ
の位置に対応して開口部37、38が設けられている。
手動で設定可能とする機能を多くしようとすると、押圧
スイッチの数も増え、押圧スイッチを設ける開口もその
分多くなる。したがって、それらの開口を形成するため
カバー31をより複雑に成形加工しなければならず、そ
のための金型も複雑になり、結果として製造コストが高
くなる。
【0004】本発明の目的は、カバーの一部に形成した
開口部の内側に、複数の押圧スイッチが取り付けられて
構成される切替スイッチにおいて、機能を切り替えるた
めの押圧スイッチが複数設けられる場合であっても、カ
バーの開口構造が簡単なものとなり、製造コストを低く
おさえることができる切替スイッチを提供することにあ
る。
開口部の内側に、複数の押圧スイッチが取り付けられて
構成される切替スイッチにおいて、機能を切り替えるた
めの押圧スイッチが複数設けられる場合であっても、カ
バーの開口構造が簡単なものとなり、製造コストを低く
おさえることができる切替スイッチを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべ
く、本発明の請求項1に記載の発明は、カバーの一部に
形成した開口部の内側に、複数の押圧スイッチが取り付
けられて構成される切替スイッチにおいて、前記開口部
にはスイッチ操作部材が、前記複数の押圧スイッチの全
てを被うように設けられ、前記複数の押圧スイッチは、
それぞれ、前記スイッチ操作部材における前記開口部の
外側に向いている面の所定の箇所を押すことによって、
押圧されるように構成されていることを特徴とする。こ
こで、押圧スイッチとは、押圧されることによって、あ
る特定の機能を動作可能な状態にするものをいう。
く、本発明の請求項1に記載の発明は、カバーの一部に
形成した開口部の内側に、複数の押圧スイッチが取り付
けられて構成される切替スイッチにおいて、前記開口部
にはスイッチ操作部材が、前記複数の押圧スイッチの全
てを被うように設けられ、前記複数の押圧スイッチは、
それぞれ、前記スイッチ操作部材における前記開口部の
外側に向いている面の所定の箇所を押すことによって、
押圧されるように構成されていることを特徴とする。こ
こで、押圧スイッチとは、押圧されることによって、あ
る特定の機能を動作可能な状態にするものをいう。
【0006】請求項1に記載の切替スイッチによれば、
カバーの一部に形成した開口部の内側に、複数の押圧ス
イッチが取り付けられて構成される切替スイッチにおい
て、前記開口部にはスイッチ操作部材が、前記複数の押
圧スイッチの全てを被うように設けられ、前記複数の押
圧スイッチは、それぞれ、前記スイッチ操作部材におけ
る前記開口部の外側に向いている面の所定の箇所を押す
ことによって、押圧されるように構成されていることか
ら、1つのスイッチ操作部材で、複数の押圧スイッチを
操作することができる。従って、切替スイッチが設けら
れている開口部の構造は、複数の押圧スイッチのそれぞ
れに対応する複数の開口をカバーに形成する必要はな
く、スイッチ操作部材を設けることができる開口を1つ
形成すればよい。
カバーの一部に形成した開口部の内側に、複数の押圧ス
イッチが取り付けられて構成される切替スイッチにおい
て、前記開口部にはスイッチ操作部材が、前記複数の押
圧スイッチの全てを被うように設けられ、前記複数の押
圧スイッチは、それぞれ、前記スイッチ操作部材におけ
る前記開口部の外側に向いている面の所定の箇所を押す
ことによって、押圧されるように構成されていることか
ら、1つのスイッチ操作部材で、複数の押圧スイッチを
操作することができる。従って、切替スイッチが設けら
れている開口部の構造は、複数の押圧スイッチのそれぞ
れに対応する複数の開口をカバーに形成する必要はな
く、スイッチ操作部材を設けることができる開口を1つ
形成すればよい。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の切替スイッチにおいて、前記押圧スイッチを2個有
し、前記スイッチ操作部材には、対向する2つの側面か
ら突出して、前記2個の押圧スイッチの間に位置する軸
部材が設けられ、前記カバーには、前記軸部材に対する
軸受け部が設けられ、前記スイッチ操作部材の前記2個
の押圧スイッチに各々対応する端部側をそれぞれ押す
と、前記スイッチ操作部材は前記軸部材を軸にして回動
し、前記2個の押圧スイッチがそれぞれ押圧されて切替
動作することを特徴とする。
の切替スイッチにおいて、前記押圧スイッチを2個有
し、前記スイッチ操作部材には、対向する2つの側面か
ら突出して、前記2個の押圧スイッチの間に位置する軸
部材が設けられ、前記カバーには、前記軸部材に対する
軸受け部が設けられ、前記スイッチ操作部材の前記2個
の押圧スイッチに各々対応する端部側をそれぞれ押す
と、前記スイッチ操作部材は前記軸部材を軸にして回動
し、前記2個の押圧スイッチがそれぞれ押圧されて切替
動作することを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の切替スイッチによれば、
請求項1に記載の切替スイッチにおいて、前記押圧スイ
ッチを2個有し、前記スイッチ操作部材には、対向する
2つの側面から突出して、前記2個の押圧スイッチの間
に位置する軸部材が設けられ、前記カバーには前記軸部
材に対する軸受け部が設けられ、前記スイッチ操作部材
の前記2個の押圧スイッチに各々対応する端部側をそれ
ぞれ押すと、前記スイッチ操作部材は前記軸受け部に軸
受けされた軸部材を軸にして回動し、前記2個の押圧ス
イッチがそれぞれ押圧されて切替動作することから、2
個の押圧スイッチを1つのスイッチ操作部材によって操
作することができる。従って、切替スイッチが設けられ
ている開口部の構造は、2つの押圧スイッチそれぞれに
対応する2つの開口をカバーに形成する必要はなく、ス
イッチ操作部材を設けることができる開口を1つ形成す
ればよい。
請求項1に記載の切替スイッチにおいて、前記押圧スイ
ッチを2個有し、前記スイッチ操作部材には、対向する
2つの側面から突出して、前記2個の押圧スイッチの間
に位置する軸部材が設けられ、前記カバーには前記軸部
材に対する軸受け部が設けられ、前記スイッチ操作部材
の前記2個の押圧スイッチに各々対応する端部側をそれ
ぞれ押すと、前記スイッチ操作部材は前記軸受け部に軸
受けされた軸部材を軸にして回動し、前記2個の押圧ス
イッチがそれぞれ押圧されて切替動作することから、2
個の押圧スイッチを1つのスイッチ操作部材によって操
作することができる。従って、切替スイッチが設けられ
ている開口部の構造は、2つの押圧スイッチそれぞれに
対応する2つの開口をカバーに形成する必要はなく、ス
イッチ操作部材を設けることができる開口を1つ形成す
ればよい。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の切替スイッチにおいて、前記押圧スイッチを3個有
し、前記スイッチ操作部材には、対向する2つの側面か
ら突出して、前記3個の押圧スイッチのうち両側部の押
圧スイッチの間の中央部の押圧スイッチにほぼ対応して
位置する軸部材が設けられ、前記カバーには、前記軸部
材に対する軸受け部が設けられ、前記スイッチ操作部材
の、前記両側部の押圧スイッチに各々対応する端部側を
それぞれ押すと、前記スイッチ操作部材は前記軸部材を
軸にして回動し、前記両側部の押圧スイッチがそれぞれ
押圧され、前記スイッチ操作部材のほぼ中央部を押す
と、前記中央部の押圧スイッチが押圧されて、各々切替
動作することを特徴とする。
の切替スイッチにおいて、前記押圧スイッチを3個有
し、前記スイッチ操作部材には、対向する2つの側面か
ら突出して、前記3個の押圧スイッチのうち両側部の押
圧スイッチの間の中央部の押圧スイッチにほぼ対応して
位置する軸部材が設けられ、前記カバーには、前記軸部
材に対する軸受け部が設けられ、前記スイッチ操作部材
の、前記両側部の押圧スイッチに各々対応する端部側を
それぞれ押すと、前記スイッチ操作部材は前記軸部材を
軸にして回動し、前記両側部の押圧スイッチがそれぞれ
押圧され、前記スイッチ操作部材のほぼ中央部を押す
と、前記中央部の押圧スイッチが押圧されて、各々切替
動作することを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の切替スイッチによれば、
請求項1に記載の切替スイッチにおいて、前記の押圧ス
イッチを3個有し、前記スイッチ操作部材には、対向す
る2つの側面から突出して、前記3個の押圧スイッチの
うち両側部の押圧スイッチの間の中央部の押圧スイッチ
にほぼ対応して位置する軸部材が設けられ、前記カバー
には、前記軸部材に対する軸受け部が設けられ、前記ス
イッチ操作部材の、前記両側部の押圧スイッチに各々対
応する端部側をそれぞれ押すと、前記スイッチ操作部材
は前記軸受け部に軸受けされた軸部材を軸にして回動
し、前記両側部の押圧スイッチがそれぞれ押圧され、前
記スイッチ操作部材のほぼ中央部を押すと、前記中央部
の押圧スイッチが押圧されて、各々切替動作することか
ら、3個の押圧スイッチを1つのスイッチ操作部材によ
って操作することができる。したがって、切替スイッチ
が設けられている開口部の構造は、3つの押圧スイッチ
のそれぞれに対応する3つの開口をカバーに形成する必
要はなく、スイッチ操作部材を設けることができる開口
を1つ形成すればよい。
請求項1に記載の切替スイッチにおいて、前記の押圧ス
イッチを3個有し、前記スイッチ操作部材には、対向す
る2つの側面から突出して、前記3個の押圧スイッチの
うち両側部の押圧スイッチの間の中央部の押圧スイッチ
にほぼ対応して位置する軸部材が設けられ、前記カバー
には、前記軸部材に対する軸受け部が設けられ、前記ス
イッチ操作部材の、前記両側部の押圧スイッチに各々対
応する端部側をそれぞれ押すと、前記スイッチ操作部材
は前記軸受け部に軸受けされた軸部材を軸にして回動
し、前記両側部の押圧スイッチがそれぞれ押圧され、前
記スイッチ操作部材のほぼ中央部を押すと、前記中央部
の押圧スイッチが押圧されて、各々切替動作することか
ら、3個の押圧スイッチを1つのスイッチ操作部材によ
って操作することができる。したがって、切替スイッチ
が設けられている開口部の構造は、3つの押圧スイッチ
のそれぞれに対応する3つの開口をカバーに形成する必
要はなく、スイッチ操作部材を設けることができる開口
を1つ形成すればよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る切替スイッ
チの実施の形態例を図1から図4に基づいて説明する。
チの実施の形態例を図1から図4に基づいて説明する。
【0012】(第1実施形態例)図1は、本発明の切替
スイッチの一例を示すもので、電子機器としてカメラの
カバーの一部が開口して形成されている切替スイッチの
断面図を示したものである。図2は、図1の切替スイッ
チの分解斜視図である。図1および図2において、1は
切替スイッチ、2はカバー、3は開口部、4、5はボ
ス、6は回路基板、7、8はスイッチ回路、9、10は
取付部、11は弾性部材、12、13は押圧スイッチ、
14は中間部、16はスイッチ操作部材、17は軸部材
である。
スイッチの一例を示すもので、電子機器としてカメラの
カバーの一部が開口して形成されている切替スイッチの
断面図を示したものである。図2は、図1の切替スイッ
チの分解斜視図である。図1および図2において、1は
切替スイッチ、2はカバー、3は開口部、4、5はボ
ス、6は回路基板、7、8はスイッチ回路、9、10は
取付部、11は弾性部材、12、13は押圧スイッチ、
14は中間部、16はスイッチ操作部材、17は軸部材
である。
【0013】本発明の切替スイッチ1は、カメラ本体を
被っているカバー2の一部を開口して形成される開口部
3に設けられているものである。図2に示すように、カ
バー2の内面には、開口部3の上下の縁に沿ってリブ2
a及び2bが設けられ、このリブ2a及び2bにはそれ
ぞれ後述する軸部材17を受けるための軸受け部2c及
び2dが半円状に切り欠いて形成されている。カバー2
の内面の開口部3の左右の両端近傍にはボス4、5が突
出して形成されている。
被っているカバー2の一部を開口して形成される開口部
3に設けられているものである。図2に示すように、カ
バー2の内面には、開口部3の上下の縁に沿ってリブ2
a及び2bが設けられ、このリブ2a及び2bにはそれ
ぞれ後述する軸部材17を受けるための軸受け部2c及
び2dが半円状に切り欠いて形成されている。カバー2
の内面の開口部3の左右の両端近傍にはボス4、5が突
出して形成されている。
【0014】図1に示すように、カバー2の開口部3の
内側には、回路基板6が備えられていて、回路基板6に
は、スイッチ回路7、8が設けられている。このスイッ
チ回路7、8は、櫛状に電極パターンが形成されてい
て、導電性の物質がこれらの電極パターン全体に接触す
ると導通するような構造になっている。本発明の切替ス
イッチにおいては、スイッチ回路7及び8が導通状態に
なるとそれぞれ特定の機能を動作させることになる。
内側には、回路基板6が備えられていて、回路基板6に
は、スイッチ回路7、8が設けられている。このスイッ
チ回路7、8は、櫛状に電極パターンが形成されてい
て、導電性の物質がこれらの電極パターン全体に接触す
ると導通するような構造になっている。本発明の切替ス
イッチにおいては、スイッチ回路7及び8が導通状態に
なるとそれぞれ特定の機能を動作させることになる。
【0015】この回路基板6には取付部9、10が形成
され、カバー2の内面から突出するボス4、5がはめ込
まれて、カバー2と回路基板6は互いに固定されてい
る。
され、カバー2の内面から突出するボス4、5がはめ込
まれて、カバー2と回路基板6は互いに固定されてい
る。
【0016】また、回路基板6には、押圧スイッチ1
2、13を含む弾性部材11が取り付けられている。弾
性部材11は、導電性シリコーンゴムからなり、押圧ス
イッチ12、13と中間部14共々一体に所定の形状に
成形され、回路基板6、ボス4及び取付部9の側部、ボ
ス5及び取付部10の側部に対して、接着剤によって取
り付けられる。この場合、図1に示すように、弾性部材
11は、押圧スイッチ12がスイッチ回路7の上部に、
押圧スイッチ13がスイッチ回路8の上部に位置してい
て、また、通常の状態では、押圧スイッチ12とスイッ
チ回路7、及び押圧スイッチ13とスイッチ回路8が互
いに接触しないように薄肉状の支持部15a、15b、
15c、15dによって空間をもって支持されるような
構造となっている。これら支持部15a、15b、15
c、15dは、押圧スイッチ12または13が押圧され
と撓み、それによって、押圧スイッチ12の接触面12
aはスイッチ回路7に、押圧スイッチ13の接触面13
aはスイッチ回路8に接触する。押圧スイッチ12、1
3が圧から開放されると支持部15a、15b、15
c、15dの撓みは解消し、接触面12a及び13aは
それぞれスイッチ回路7及び8から離れる。弾性部材1
1の中間部14には、軸部材17を受けるため、押圧ス
イッチ12、13からほぼ等距離となる直線に平行して
凹部14aが形成されている。
2、13を含む弾性部材11が取り付けられている。弾
性部材11は、導電性シリコーンゴムからなり、押圧ス
イッチ12、13と中間部14共々一体に所定の形状に
成形され、回路基板6、ボス4及び取付部9の側部、ボ
ス5及び取付部10の側部に対して、接着剤によって取
り付けられる。この場合、図1に示すように、弾性部材
11は、押圧スイッチ12がスイッチ回路7の上部に、
押圧スイッチ13がスイッチ回路8の上部に位置してい
て、また、通常の状態では、押圧スイッチ12とスイッ
チ回路7、及び押圧スイッチ13とスイッチ回路8が互
いに接触しないように薄肉状の支持部15a、15b、
15c、15dによって空間をもって支持されるような
構造となっている。これら支持部15a、15b、15
c、15dは、押圧スイッチ12または13が押圧され
と撓み、それによって、押圧スイッチ12の接触面12
aはスイッチ回路7に、押圧スイッチ13の接触面13
aはスイッチ回路8に接触する。押圧スイッチ12、1
3が圧から開放されると支持部15a、15b、15
c、15dの撓みは解消し、接触面12a及び13aは
それぞれスイッチ回路7及び8から離れる。弾性部材1
1の中間部14には、軸部材17を受けるため、押圧ス
イッチ12、13からほぼ等距離となる直線に平行して
凹部14aが形成されている。
【0017】図1および図2に示すように、切替スイッ
チ1には、開口部3を塞ぐようにスイッチ操作部材16
が設けられている。スイッチ操作部材16の対向する2
つの側面からは棒状の軸部材17が、押圧スイッチ12
及び13のほぼ中間に位置するように、突出して設けら
れている。スイッチ操作部材16と軸部材17は、押圧
されても弾性変形しない程度の弾性を有する硬質樹脂に
よって一体に成形されて形成される。この軸部材17
は、その上部が両先端近くにおいて先の軸受け部2c及
び2dによって軸受けされ、その下部は凹部14aには
め込まれている。これによってスイッチ操作部材16全
体は、軸部材17を介して、横方向にずれないように、
かつ軸部材17を軸にして回動可能な状態で支持されて
いる。スイッチ操作部材16の内側に向いている面は、
両端部において押圧スイッチ12及び13と接し、スイ
ッチ操作部材16の外側に向いている面は、両端部にお
いて若干隆起して隆起部16a及び16bが形成されて
いる。よって、使用者が、隆起部16aを押すと、スイ
ッチ操作部材16がその押された方向に回動し、その下
部に設けられている押圧スイッチ12が押圧され、隆起
部16bを押すと、スイッチ操作部材16は回動しその
下部に設けられている押圧スイッチ13が押圧される。
チ1には、開口部3を塞ぐようにスイッチ操作部材16
が設けられている。スイッチ操作部材16の対向する2
つの側面からは棒状の軸部材17が、押圧スイッチ12
及び13のほぼ中間に位置するように、突出して設けら
れている。スイッチ操作部材16と軸部材17は、押圧
されても弾性変形しない程度の弾性を有する硬質樹脂に
よって一体に成形されて形成される。この軸部材17
は、その上部が両先端近くにおいて先の軸受け部2c及
び2dによって軸受けされ、その下部は凹部14aには
め込まれている。これによってスイッチ操作部材16全
体は、軸部材17を介して、横方向にずれないように、
かつ軸部材17を軸にして回動可能な状態で支持されて
いる。スイッチ操作部材16の内側に向いている面は、
両端部において押圧スイッチ12及び13と接し、スイ
ッチ操作部材16の外側に向いている面は、両端部にお
いて若干隆起して隆起部16a及び16bが形成されて
いる。よって、使用者が、隆起部16aを押すと、スイ
ッチ操作部材16がその押された方向に回動し、その下
部に設けられている押圧スイッチ12が押圧され、隆起
部16bを押すと、スイッチ操作部材16は回動しその
下部に設けられている押圧スイッチ13が押圧される。
【0018】この切替スイッチ1においては、使用者
が、隆起部16aを押すと、押圧スイッチ12が押圧さ
れ、それにより支持部15a及び15bが撓んでスイッ
チ回路7に対向する接触面12aが、スイッチ回路7の
電極パターン面全体に接触する。スイッチ回路7は、導
電性シリコーンゴムからなる接触面12aが電極パター
ン面全体に接触すると、導通状態になる。そして、本発
明の切替スイッチにおいては、スイッチ回路7が導通状
態になることによって、ある特定の機能に切り替わるこ
とになる。スイッチ回路8についても、同様に隆起部1
6bを押すことで導通状態になり、別の特定の機能に切
り替わることになる。
が、隆起部16aを押すと、押圧スイッチ12が押圧さ
れ、それにより支持部15a及び15bが撓んでスイッ
チ回路7に対向する接触面12aが、スイッチ回路7の
電極パターン面全体に接触する。スイッチ回路7は、導
電性シリコーンゴムからなる接触面12aが電極パター
ン面全体に接触すると、導通状態になる。そして、本発
明の切替スイッチにおいては、スイッチ回路7が導通状
態になることによって、ある特定の機能に切り替わるこ
とになる。スイッチ回路8についても、同様に隆起部1
6bを押すことで導通状態になり、別の特定の機能に切
り替わることになる。
【0019】以上のような本発明の切替スイッチ1にお
いては、スイッチ操作部材16が設けられ、スイッチ操
作部材16には、対向する2つの側面から突出して押圧
スイッチ12、13の間に位置しカバー2に軸受けされ
ている軸部材17が設けられ、このスイッチ操作部材1
6の開口部3の内側に向いている面は押圧スイッチ12
及び13と接していて、押圧スイッチ12、13に対応
するスイッチ操作部材16の隆起部16aまたは16b
を押すと、スイッチ操作部材16は軸部材17を軸にし
て押された方向に回動し、押圧スイッチ12または13
が押圧される。つまり、2個の押圧スイッチ12及び1
3を1つのスイッチ操作部材16によって操作すること
ができ、切替スイッチ1が設けられている開口部3の構
造は、2つの押圧スイッチ12及び13それぞれに対応
するように2つの開口をカバー2に形成する必要はな
く、図1及び図2に示すようにスイッチ操作部材16を
設けることができる開口を1つ形成すればよい。したが
って、切替スイッチ1においては、カバー2の開口構造
が簡単なものとなり、製造コストを低く抑えることがで
きる。
いては、スイッチ操作部材16が設けられ、スイッチ操
作部材16には、対向する2つの側面から突出して押圧
スイッチ12、13の間に位置しカバー2に軸受けされ
ている軸部材17が設けられ、このスイッチ操作部材1
6の開口部3の内側に向いている面は押圧スイッチ12
及び13と接していて、押圧スイッチ12、13に対応
するスイッチ操作部材16の隆起部16aまたは16b
を押すと、スイッチ操作部材16は軸部材17を軸にし
て押された方向に回動し、押圧スイッチ12または13
が押圧される。つまり、2個の押圧スイッチ12及び1
3を1つのスイッチ操作部材16によって操作すること
ができ、切替スイッチ1が設けられている開口部3の構
造は、2つの押圧スイッチ12及び13それぞれに対応
するように2つの開口をカバー2に形成する必要はな
く、図1及び図2に示すようにスイッチ操作部材16を
設けることができる開口を1つ形成すればよい。したが
って、切替スイッチ1においては、カバー2の開口構造
が簡単なものとなり、製造コストを低く抑えることがで
きる。
【0020】(第2実施形態例)次に本発明の第2の実
施の形態例について説明する。図3及び図4は、本発明
の切替スイッチの他の例を示すもので、図3は、電子機
器としてカメラのカバーの一部が開口して形成されてい
る切替スイッチの断面図を示している。図4は、図3の
切替スイッチの分解斜視図である。
施の形態例について説明する。図3及び図4は、本発明
の切替スイッチの他の例を示すもので、図3は、電子機
器としてカメラのカバーの一部が開口して形成されてい
る切替スイッチの断面図を示している。図4は、図3の
切替スイッチの分解斜視図である。
【0021】本実施例の切替スイッチは、第1実施形態
例で説明した切替スイッチとほぼ同様であり、図1に示
した切替スイッチと異なる点は、弾性部材11の代わり
に押圧スイッチ19が形成されている弾性部材20を、
また回路基板6にはさらにスイッチ回路18を設けた点
にあるのでこの点について詳述し、その他の共通部分に
ついては同一符号を付してその説明を簡略化する。
例で説明した切替スイッチとほぼ同様であり、図1に示
した切替スイッチと異なる点は、弾性部材11の代わり
に押圧スイッチ19が形成されている弾性部材20を、
また回路基板6にはさらにスイッチ回路18を設けた点
にあるのでこの点について詳述し、その他の共通部分に
ついては同一符号を付してその説明を簡略化する。
【0022】回路基板6には、スイッチ回路7、8と、
これらのほぼ中間にスイッチ回路18が設けられてい
る。このスイッチ回路18は、スイッチ回路7及び8同
様に、櫛状に電極パターンが形成されていて、導電性の
物質が電極パターン全体に接触すると導通する構造にな
っている。本発明の切替スイッチ1においては、スイッ
チ回路18が導通状態になると、スイッチ回路7及び8
が導通した場合とは異なる特定の機能を動作させること
になる。
これらのほぼ中間にスイッチ回路18が設けられてい
る。このスイッチ回路18は、スイッチ回路7及び8同
様に、櫛状に電極パターンが形成されていて、導電性の
物質が電極パターン全体に接触すると導通する構造にな
っている。本発明の切替スイッチ1においては、スイッ
チ回路18が導通状態になると、スイッチ回路7及び8
が導通した場合とは異なる特定の機能を動作させること
になる。
【0023】また、回路基板6には、導電性シリコーン
ゴムからなる弾性部材20が取り付けられている。ここ
では、弾性部材20は3個の押圧スイッチ12、19、
13がほぼ一直線に配列されて所定の形状で一体に形成
されている。図3に示すように、押圧スイッチ19はス
イッチ回路18の上部に、通常の状態では互いに接触し
ないように薄肉状の支持部15e、15fによって空間
をもって支持されるような構造となっている。支持部1
5e、15fは、押圧スイッチ19が押圧されと撓み、
それによって、押圧スイッチ19の接触面19aはスイ
ッチ回路18に接触する。押圧スイッチ19が圧から開
放されると支持部15e、15fの撓みは解消し、接触
面19aはスイッチ回路18から離れる。接触面19a
とスイッチ回路18が接触するときに、支持部15a、
15b、15c、15dが共に若干撓むことになるが、
接触面12aとスイッチ回路7、及び接触面13aとス
イッチ回路8がそれぞれ接触することがないように、接
触面19aとスイッチ回路18間の距離は、接触面12
aとスイッチ回路7間の距離及び接触面13aとスイッ
チ回路8間の距離より、短くなっている。この押圧スイ
ッチ19の上部には、図3及び図4に示すように、軸部
材17を受けるため、押圧スイッチ12、13からほぼ
等距離となる直線に平行して凹部19bが形成されてい
る。
ゴムからなる弾性部材20が取り付けられている。ここ
では、弾性部材20は3個の押圧スイッチ12、19、
13がほぼ一直線に配列されて所定の形状で一体に形成
されている。図3に示すように、押圧スイッチ19はス
イッチ回路18の上部に、通常の状態では互いに接触し
ないように薄肉状の支持部15e、15fによって空間
をもって支持されるような構造となっている。支持部1
5e、15fは、押圧スイッチ19が押圧されと撓み、
それによって、押圧スイッチ19の接触面19aはスイ
ッチ回路18に接触する。押圧スイッチ19が圧から開
放されると支持部15e、15fの撓みは解消し、接触
面19aはスイッチ回路18から離れる。接触面19a
とスイッチ回路18が接触するときに、支持部15a、
15b、15c、15dが共に若干撓むことになるが、
接触面12aとスイッチ回路7、及び接触面13aとス
イッチ回路8がそれぞれ接触することがないように、接
触面19aとスイッチ回路18間の距離は、接触面12
aとスイッチ回路7間の距離及び接触面13aとスイッ
チ回路8間の距離より、短くなっている。この押圧スイ
ッチ19の上部には、図3及び図4に示すように、軸部
材17を受けるため、押圧スイッチ12、13からほぼ
等距離となる直線に平行して凹部19bが形成されてい
る。
【0024】また、第1実施形態例同様に、開口部3を
塞ぐようにスイッチ操作部材16が設けられている。ス
イッチ操作部材16の対向する2つの側面からは、スイ
ッチ操作部材16と一体である棒状の軸部材17が、押
圧スイッチ19にほぼ対応して位置するように、突出し
て設けられている。この、軸部材17は、その上部が両
先端近くにおいて先の軸受け部2c及び2dによって軸
受けされ、その下部は凹部19bにはめ込まれている。
これによってスイッチ操作部材16全体は、軸部材17
を介して、横方向にずれないように、かつ軸部材17を
中心に回動可能な状態で支持されている。スイッチ操作
部材16の内側に向いている面は、両端部において押圧
スイッチ12及び13と接し、中央部分においては、前
述のように、軸部材17が押圧スイッチ19の凹部19
bと接している。また、スイッチ操作部材16の外側に
向いている面は、両端部において隆起部16a及び16
bが形成され、中央部は平坦部16cとなっている。よ
って、使用者が、隆起部16aを押すと、スイッチ操作
部材16がその押された方向に回動し、その下部に設け
られている押圧スイッチ12が押圧され、隆起部16b
を押すと、スイッチ操作部材16は回動しその下部に設
けられている押圧スイッチ13が押圧される。また、中
央部16cを押すと、スイッチ操作部材16全体が下方
に移動し押圧スイッチ19が押圧される。
塞ぐようにスイッチ操作部材16が設けられている。ス
イッチ操作部材16の対向する2つの側面からは、スイ
ッチ操作部材16と一体である棒状の軸部材17が、押
圧スイッチ19にほぼ対応して位置するように、突出し
て設けられている。この、軸部材17は、その上部が両
先端近くにおいて先の軸受け部2c及び2dによって軸
受けされ、その下部は凹部19bにはめ込まれている。
これによってスイッチ操作部材16全体は、軸部材17
を介して、横方向にずれないように、かつ軸部材17を
中心に回動可能な状態で支持されている。スイッチ操作
部材16の内側に向いている面は、両端部において押圧
スイッチ12及び13と接し、中央部分においては、前
述のように、軸部材17が押圧スイッチ19の凹部19
bと接している。また、スイッチ操作部材16の外側に
向いている面は、両端部において隆起部16a及び16
bが形成され、中央部は平坦部16cとなっている。よ
って、使用者が、隆起部16aを押すと、スイッチ操作
部材16がその押された方向に回動し、その下部に設け
られている押圧スイッチ12が押圧され、隆起部16b
を押すと、スイッチ操作部材16は回動しその下部に設
けられている押圧スイッチ13が押圧される。また、中
央部16cを押すと、スイッチ操作部材16全体が下方
に移動し押圧スイッチ19が押圧される。
【0025】この切替スイッチ1においては、前述のよ
うに、使用者が、隆起部16aまたは16bを押すと、
押圧スイッチ12または13が押圧され、それによりス
イッチ回路7または8が導通状態になる。そして、本発
明の切替スイッチ1においては、スイッチ回路7及び8
が導通状態になることによって、それぞれ特定の機能に
切り替わることになる。また、使用者が、中央部16c
を押すと、押圧スイッチ19が押圧され、それにより支
持部15e及び15fが撓んで、スイッチ回路18に対
向する接触面19aが、スイッチ回路18に接触する。
スイッチ回路18は、導電性シリコーンゴムからなる接
触面19aが電極パターン面全体に接触すると、導通状
態になる。そして、本発明の切替スイッチ1において
は、スイッチ回路18が導通状態になることによって、
スイッチ回路7及び8が導通した場合とは異なる特定の
機能に切り替わることになる。
うに、使用者が、隆起部16aまたは16bを押すと、
押圧スイッチ12または13が押圧され、それによりス
イッチ回路7または8が導通状態になる。そして、本発
明の切替スイッチ1においては、スイッチ回路7及び8
が導通状態になることによって、それぞれ特定の機能に
切り替わることになる。また、使用者が、中央部16c
を押すと、押圧スイッチ19が押圧され、それにより支
持部15e及び15fが撓んで、スイッチ回路18に対
向する接触面19aが、スイッチ回路18に接触する。
スイッチ回路18は、導電性シリコーンゴムからなる接
触面19aが電極パターン面全体に接触すると、導通状
態になる。そして、本発明の切替スイッチ1において
は、スイッチ回路18が導通状態になることによって、
スイッチ回路7及び8が導通した場合とは異なる特定の
機能に切り替わることになる。
【0026】以上のような本発明の切替スイッチ1にお
いては、スイッチ操作部材16が設けられ、スイッチ操
作部材16には対向する2つの側面から突出して、押圧
スイッチ19にほぼ対応して位置しカバー2に軸受けさ
れている軸部材17が設けられ、スイッチ操作部材の隆
起部16a及び16bまたは中央部16cを押すと、押
圧スイッチ12、13または19のいずれかが押圧され
る。つまり、3個の押圧スイッチ12、13及び19を
1つのスイッチ操作部材16によって操作することがで
き、切替スイッチ1が設けられている開口部3の構造
は、3つの押圧スイッチ12、13及び19それぞれに
対応するように3つの開口をカバー2に形成する必要は
なく、図3及び図4に示すようにスイッチ操作部材16
を設けることができる開口を1つ形成すればよい。した
がって、切替スイッチ1においては、カバー2の開口構
造が簡単なものとなり、製造コストを低く抑えることが
できる。
いては、スイッチ操作部材16が設けられ、スイッチ操
作部材16には対向する2つの側面から突出して、押圧
スイッチ19にほぼ対応して位置しカバー2に軸受けさ
れている軸部材17が設けられ、スイッチ操作部材の隆
起部16a及び16bまたは中央部16cを押すと、押
圧スイッチ12、13または19のいずれかが押圧され
る。つまり、3個の押圧スイッチ12、13及び19を
1つのスイッチ操作部材16によって操作することがで
き、切替スイッチ1が設けられている開口部3の構造
は、3つの押圧スイッチ12、13及び19それぞれに
対応するように3つの開口をカバー2に形成する必要は
なく、図3及び図4に示すようにスイッチ操作部材16
を設けることができる開口を1つ形成すればよい。した
がって、切替スイッチ1においては、カバー2の開口構
造が簡単なものとなり、製造コストを低く抑えることが
できる。
【0027】なお、上記の第1及び第2の実施の形態例
では、軸部材17はスイッチ操作部材16と同じ材質で
あって一体に成形されているとしたが、軸部材を樹脂や
金属などによって別に作製し、スイッチ操作部材に貫通
させるようにしてもよい。また、弾性部材は、全体が導
電性シリコーンゴムによって、一体に成形されていると
したが、押圧スイッチの接触面のみに導電性を有する、
例えば導電性の樹脂や金属等を形成してもよい。
では、軸部材17はスイッチ操作部材16と同じ材質で
あって一体に成形されているとしたが、軸部材を樹脂や
金属などによって別に作製し、スイッチ操作部材に貫通
させるようにしてもよい。また、弾性部材は、全体が導
電性シリコーンゴムによって、一体に成形されていると
したが、押圧スイッチの接触面のみに導電性を有する、
例えば導電性の樹脂や金属等を形成してもよい。
【0028】さらに、上記の第1及び第2の実施の形態
例では、電子機器としてカメラに設けられた切替スイッ
チについて述べたが、本発明はこれに限られるものでは
なく、他の電子機器に適用可能であり、その場合に各部
の大きさ、形状等は適宜変更可能であり、具体的な細部
構造等についても任意であることは勿論である。
例では、電子機器としてカメラに設けられた切替スイッ
チについて述べたが、本発明はこれに限られるものでは
なく、他の電子機器に適用可能であり、その場合に各部
の大きさ、形状等は適宜変更可能であり、具体的な細部
構造等についても任意であることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、切替ス
イッチが設けられている開口部の構造は、複数の押圧ス
イッチのそれぞれに対応する複数の開口をカバーに形成
する必要はなく、スイッチ操作部材を設けることができ
る開口を1つ形成すればよいことから、製造コストを低
く抑えることができる。
イッチが設けられている開口部の構造は、複数の押圧ス
イッチのそれぞれに対応する複数の開口をカバーに形成
する必要はなく、スイッチ操作部材を設けることができ
る開口を1つ形成すればよいことから、製造コストを低
く抑えることができる。
【0030】請求項2に記載の発明によれば、切替スイ
ッチが設けられている開口部の構造は、2つの押圧スイ
ッチのそれぞれに対応する2つの開口をカバーに形成す
る必要はなく、スイッチ操作部材を設けることができる
開口を1つ形成すればよく、製造コストを低く抑えるこ
とができる。
ッチが設けられている開口部の構造は、2つの押圧スイ
ッチのそれぞれに対応する2つの開口をカバーに形成す
る必要はなく、スイッチ操作部材を設けることができる
開口を1つ形成すればよく、製造コストを低く抑えるこ
とができる。
【0031】請求項3に記載の発明によれば、切替スイ
ッチが設けられている開口部の構造は、3つの押圧スイ
ッチのそれぞれに対応する3つの開口をカバーに形成す
る必要はなく、スイッチ操作部材を設けることができる
開口を1つ形成すればよく、製造コストを低く抑えるこ
とができる。
ッチが設けられている開口部の構造は、3つの押圧スイ
ッチのそれぞれに対応する3つの開口をカバーに形成す
る必要はなく、スイッチ操作部材を設けることができる
開口を1つ形成すればよく、製造コストを低く抑えるこ
とができる。
【図1】本発明の切替スイッチの断面図を示したもので
ある。
ある。
【図2】図1の切替スイッチの分解斜視図である。
【図3】本発明の他の例としての切替スイッチの断面図
を示したものである。
を示したものである。
【図4】図3の切替スイッチの分解斜視図である。
【図5】従来の切替スイッチの断面図を示したものであ
る。
る。
1 切替スイッチ 2 カバー 2c、2d 軸受け部 3 開口部 6 回路基板 7、8、18 スイッチ回路 12、13、19 押圧スイッチ 16 スイッチ操作部材 17 軸部材
Claims (3)
- 【請求項1】 カバーの一部に形成した開口部の内側
に、複数の押圧スイッチが取り付けられて構成される切
替スイッチにおいて、 前記開口部にはスイッチ操作部材が、前記複数の押圧ス
イッチの全てを被うように設けられ、 前記複数の押圧スイッチは、それぞれ、前記スイッチ操
作部材における前記開口部の外側に向いている面の所定
の箇所を押すことによって、押圧されるように構成され
ていることを特徴とする切替スイッチ。 - 【請求項2】 前記押圧スイッチを2個有し、 前記スイッチ操作部材には、対向する2つの側面から突
出して、前記2個の押圧スイッチの間に位置する軸部材
が設けられ、 前記カバーには、前記軸部材に対する軸受け部が設けら
れ、 前記スイッチ操作部材の前記2個の押圧スイッチに各々
対応する端部側をそれぞれ押すと、前記スイッチ操作部
材は前記軸部材を軸にして回動し、前記2個の押圧スイ
ッチがそれぞれ押圧されて切替動作することを特徴とす
る請求項1に記載の切替スイッチ。 - 【請求項3】 前記押圧スイッチを3個有し、 前記スイッチ操作部材には、対向する2つの側面から突
出して、前記3個の押圧スイッチのうち両側部の押圧ス
イッチの間の中央部の押圧スイッチにほぼ対応して位置
する軸部材が設けられ、 前記カバーには、前記軸部材に対する軸受け部が設けら
れ、 前記スイッチ操作部材の、前記両側部の押圧スイッチに
各々対応する端部側をそれぞれ押すと、前記スイッチ操
作部材は前記軸部材を軸にして回動し、前記両側部の押
圧スイッチがそれぞれ押圧され、 前記スイッチ操作部材のほぼ中央部を押すと、前記中央
部の押圧スイッチが押圧されて、各々切替動作すること
を特徴とする請求項1に記載の切替スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6826397A JPH10269897A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 切替スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6826397A JPH10269897A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 切替スイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10269897A true JPH10269897A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=13368703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6826397A Pending JPH10269897A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 切替スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10269897A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005284092A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Kyocera Corp | シーソースイッチ |
JP2007335349A (ja) * | 2006-06-19 | 2007-12-27 | Sanyo Electric Co Ltd | アース部材を具えた電気機器 |
JP2011096377A (ja) * | 2009-10-27 | 2011-05-12 | Casio Computer Co Ltd | スイッチ装置 |
JP2011146148A (ja) * | 2010-01-12 | 2011-07-28 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 多方向スイッチ部材およびそれを有する電子機器 |
JP2016100228A (ja) * | 2014-11-21 | 2016-05-30 | シチズン電子株式会社 | 多方向スイッチ |
-
1997
- 1997-03-21 JP JP6826397A patent/JPH10269897A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005284092A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Kyocera Corp | シーソースイッチ |
JP2007335349A (ja) * | 2006-06-19 | 2007-12-27 | Sanyo Electric Co Ltd | アース部材を具えた電気機器 |
JP4633007B2 (ja) * | 2006-06-19 | 2011-02-16 | 三洋電機株式会社 | アース部材を具えた電気機器 |
JP2011096377A (ja) * | 2009-10-27 | 2011-05-12 | Casio Computer Co Ltd | スイッチ装置 |
JP2011146148A (ja) * | 2010-01-12 | 2011-07-28 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 多方向スイッチ部材およびそれを有する電子機器 |
JP2016100228A (ja) * | 2014-11-21 | 2016-05-30 | シチズン電子株式会社 | 多方向スイッチ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040113 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20061222 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070109 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20070508 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |