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JPH0316741Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0316741Y2
JPH0316741Y2 JP13214683U JP13214683U JPH0316741Y2 JP H0316741 Y2 JPH0316741 Y2 JP H0316741Y2 JP 13214683 U JP13214683 U JP 13214683U JP 13214683 U JP13214683 U JP 13214683U JP H0316741 Y2 JPH0316741 Y2 JP H0316741Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiator
side member
engaging
support
engine room
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13214683U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6038827U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13214683U priority Critical patent/JPS6038827U/ja
Publication of JPS6038827U publication Critical patent/JPS6038827U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0316741Y2 publication Critical patent/JPH0316741Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ラジエータの取付け構造に関し、詳
しくは、ラジエータのロアタンクの支持対象およ
び支持方法に改良を加え、その組付け作業性を改
善するとともにエンジンルーム内の空間を有効利
用しうるようにし、さらには取付け用の部品点数
の削減によるコストダウンを図つたものに関す
る。
従来のラジエータの取付け構造としては、たと
えば、実開昭57−111671号公報、実開昭57−
200425号公報、あるいは実開昭53−104836号公報
に示されているように、ラジエータのロアフレー
ムまたはロアタンクをこれの下部または前部至近
を車幅方向にのびるフロントクロスメンバに対し
てねじ止めする一方、アツパフレームまたはアル
パタンクをサポートメンバに対してねじ止めする
ように構成されるのが一般的である。しかしなが
ら、上記のような従従来のラジエータの取付け構
造では、フロントクロスメンバを通す位置が自ず
とラジエータのロアタンク近傍に決つてしまい、
フロントグリル部の車体構造を構成するときの自
由度が制限されるとともに、ラジエータ取付ける
際に何本ものねじをねじ付けねばならないとい
う、取付け作業性の問題もある。また、とくに実
開昭53−104836号公報に示されているもののよう
に、フロントクロスメンバあるいはサポートメン
バの後ろ側にラジエータを取付けるようにした構
造を採用すると、ラジエータがエンジンルームの
前部を大きく占領することとなり、エンジンその
ものを収納する空間を確保するためにエンジンル
ームの前後長が長くならざるをえない、という問
題も生じる。
本考案は、以上のような事情のもとで考え出さ
れたもので、その目的は、フロントクロスメンバ
の配設位置に自由度を与えるとともに、ラジエー
タの取付け作業性の向上およびエンジンルームの
有効利用を図りうるようにしたラジエータの取付
け構造をあらたに提供することである。
このような目的を達成するため、本考案のラジ
エータの取付け構造では、次の技術的手段を講じ
ている。
すなわち、フロントサイドメンバの内側および
フードロツクサポートの前記フロントサイドメン
バ側の面に、同軸上に位置する掛止ピンをそれぞ
れ設けるとともに、ラジエータのロアタンクまた
はロアフレームの左右における下部に、前記掛止
ピンに乗るようにして係合する係合部を設けてお
き、前記係合部と掛止ピンとを係合させることに
よつてラジエータの下部を支持させるとともに、
ラジエータの上部をエンジンルーム内のサポート
メンバに固定したこと、である。
この構造では、ラジエータの下部は、その係合
部がフロントサイドメンバおよびフードロツクサ
ポートに設けた掛止ピンに乗るようにして係合す
ることにより支持されているがけであるから、ラ
ジエータの下部を車体に取付けるためにねじをね
じ付けるといつた作業は省略され、したがつて、
ラジエータの取付け作業性は大きく向上する。ま
た、従来の取付け構造のように、ラジエータの下
部をフロントクロスメンバに対して取付けている
のではないので、このフロントクロスメンバを設
けるべき位置を自由に設定することができ、たと
えば、フロントクロスメンバをバンパの裏側に位
置するように配設すると、ラジエータの位置を従
来より前方に寄せることができ、この結果、エン
ジンルーム内の空間を有効利用できる。
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ具体
的に説明する。
第1図は、自動車車体の前部左側およびこの部
に取付けられたラジエータを車体前方から見た図
である。
自動車の前部車体構造は、エンジンルーム1の
左側壁を規定して前後方向に延びるフードレツジ
パネル2が同じくエンジンルームの下部側方寄り
を前後方向に延びるフロントサイドメンバ3に対
して一体的に溶接されるとともに、これらフード
レンジパネル2ないしサイドメンバ3の前端部
に、ヘツドライト収容孔4を有する前面パネル5
が溶接され、さらに、左右の前面パネル5(図に
おいて右側の前面パネルは省略してある。)間を
掛け渡すようにしてその上部にサポートメンバ6
を、下部にクロスメンバ7を溶接することにより
大略構成される。また、サポートメンバ6とクロ
スメンバ7の車幅方向中間部には、これらを掛け
渡すようにして縦方向のフードロツクサポート8
が溶接されている。
第1図に表れているように、前面パネル5、サ
ポートメンバ6、クロスメンバ7およびフードロ
ツクサポート8が形成するほぼ四辺形状の枠構造
が従来のいわゆるラジエータコアサポートを構成
している。従来においては、図に表れているクロ
スメンバ7をラジエータのロアタンク付近、すな
わち、図に示されている位置よりさらに下方に設
け、ラジエータのロアタンクをこのクロスメンバ
に固定するのが通常であつたが、本考案では、こ
のラジエータの下部の取付け方法を次のように改
良している。
すなわち、前記サイドメンバ3の内側壁3aお
よび前記フードロツクサポート8のサイドメンバ
3側の面8aに、互いに向き合うようにして同軸
状に延びる掛止ピン9…をそれぞれ溶接などによ
つて固着し、ラジエータ10のロアタンク11の
下部を凹ませるなどして形成した係合部12…
を、上記の掛止ピン9…に乗せるようにして係合
させるように構成するのである。ラジエータ10
に設けるべき前記係合部12…は、樹脂性のロア
タンクを成形する際に容易に形成することができ
るが、金属性のロアフレーム(図示略)をプレス
成形することによつても形成することができるの
は勿論である。また、前記掛止ピン9としては、
サイドメンバ3およびフードロツクサポート8の
所定の面に設けた孔の裏面から頭付きのピンを通
挿し、その頭部を溶接するなどすることにより容
易に構成することができる。また、図に表れてい
るように、この掛止ピン9には、ゴム等による被
覆を施こし、車体からラジエータ10への振動の
緩衝を行なうことが好ましい。
上記のように、本考案のラジエータの取付け構
造において、ラジエータ10の下部の取付け方向
は、同軸方向に向かい合つて延びる掛止ピン9…
にラジエータの下部に設けた係合部12…を係合
させるだけであるので、たとえば、第2図に仮想
線で示すように、前記係合部12…を前記掛止ピ
ン9…に斜め上から乗せるようにして係合させ、
この掛止ピン9…を中心としてラジエータ全体を
第2図矢印方向に回動させ、かつ、アツパタンク
13をサポートメンバ6に対してねじ止めすると
いう取付け作業方法を採用することができる。こ
れによつてラジエータの下部の取付けるためにね
じ穴を合わせ、かつ、ねじをねじ込むという従来
での手間が省略されるので、ラジエータの取付け
作業性は、大きく向上する。
また、第2図に示されているように、本考案に
おいては、ラジエータ10の下部は、サイドメン
バ3に対して取付けるのではないので、このサイ
ドメンバ3の配設位置を自由に設定することがで
きる。図示例においては、このサイドメンバ3を
バンパ14の裏側に隠れるような位置に配設して
おり、これは、通常のサイドメンバの位置より、
相当前方であるので、その結果、その後方に位置
するラジエータも通常より前方に寄せることがで
きるようになる。これは、エンジンルームの内部
空間を有効に利用しうることを意味し、とくに車
体の前後長が限られた軽自動車において都合がよ
い。
なお、ラジエータ上部の固定方法は、本考案で
はとくに限定しておらず、どのような公知の手段
によつて固定してもよい。
以上説明したように、本考案のラジエータの取
付け構造は、ラジエータの取付け作業性が向上す
るとともに、エンジンルーム内の空間を有効利用
しうるという特有の効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の正面図、第2図
は、第1図の−線断面図である。 3……フロントサイドメンバ、8……フードロ
ツクサポート、9……掛止ピン、10……ラジエ
ータ、11……(ラジエータの)ロアタンク、1
2……係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロントサイドメンバの内側およびフードロツ
    クサポートの前記フロントサイドメンバ側の面
    に、同軸上に位置する掛止ピンをそれぞれ設ける
    とともに、ラジエータのロアタンクまたはロアフ
    レームの左右における下部に、前記掛止ピンに乗
    るようにして係合する係合部を設け、前記係合部
    を前記掛止ピンに係合させることによつてラジエ
    ータの下部を支持させるとともに、ラジエータの
    上部をエンジンルーム内のサポートメンバに固定
    したことを特徴とする、ラジエータの取付け構
    造。
JP13214683U 1983-08-25 1983-08-25 ラジエ−タの取付け構造 Granted JPS6038827U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13214683U JPS6038827U (ja) 1983-08-25 1983-08-25 ラジエ−タの取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13214683U JPS6038827U (ja) 1983-08-25 1983-08-25 ラジエ−タの取付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6038827U JPS6038827U (ja) 1985-03-18
JPH0316741Y2 true JPH0316741Y2 (ja) 1991-04-10

Family

ID=30298521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13214683U Granted JPS6038827U (ja) 1983-08-25 1983-08-25 ラジエ−タの取付け構造

Country Status (1)

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JP (1) JPS6038827U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0428811Y2 (ja) * 1986-05-01 1992-07-14
FR2801026B1 (fr) * 1999-11-15 2002-02-15 Plastic Omnium Cie Face avant technique automobile, sans radiateur

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6038827U (ja) 1985-03-18

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