JPH08330220A - 走査露光装置 - Google Patents
走査露光装置Info
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- JPH08330220A JPH08330220A JP7160064A JP16006495A JPH08330220A JP H08330220 A JPH08330220 A JP H08330220A JP 7160064 A JP7160064 A JP 7160064A JP 16006495 A JP16006495 A JP 16006495A JP H08330220 A JPH08330220 A JP H08330220A
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Abstract
を部分的に接続させることによって感光基板上に所定の
パターンをつなぎ合わせて形成する際に、パターン像の
接続部と他の露光領域における露光量をほぼ同一にす
る。 【構成】 レチクル5上の照明領域21を光ビームで照
射する照明光学系を有し、前記照明領域に対して前記マ
スクと感光基板とを同期して走査することにより、マス
ク上のパターン像で感光基板を露光する装置である。マ
スク上での照明領域の走査方向の幅を設定するための固
定視野絞り5と、照明領域の走査方向の幅を制限する第
1及び第2の遮光板7C、7Dと、前記照明領域の前記
走査方向と直交する方向の幅を設定するとともに少なく
とも一方が前記照明光学系の光軸とほぼ垂直な面内で回
転移動する第3及び第4の遮光板7A,7Bとからなる
可変視野絞りとを備える。遮光板7A,7Bはそれぞれ
画面継ぎ部200の接続領域Δ上で同じ回転角を維持し
て走査露光されることで、接続部Δと他の領域では同一
の露光量が得られる。
Description
対してマスクと感光基板とを同期して走査することによ
りマスク上のパターン像を感光基板上に走査露光する装
置に関し、さらに詳細には、走査方向と直交する方向に
沿って複数のパターン像を部分的に重畳させながら複数
回、走査露光を行うことによって感光基板上にパターン
をつなぎ合わせて形成するスキャンアンドステッチ型の
走査露光装置に関する。
は薄膜磁気ヘッド等をフォトリソグラフィー技術を用い
て製造する際に、フォトマスク又はレチクル(以下、
「レチクル」と総称する)のパターンを投影光学系を介
して、フォトレジスト等が塗布されたウエハ又はガラス
プレート等の感光基板上に露光する投影露光装置が使用
されている。最近は、半導体素子の1個のチップパター
ン等が大型化する傾向にあり、投影露光装置において
は、レチクル上でより大きな面積のパターンを感光基板
上に露光する、転写対象パターンの大面積化が求められ
ている。
るのに応じて投影光学系の解像度を向上することが要求
されている。投影光学系の解像度を向上するためには、
投影光学系の露光フィールドを大きくすることが設計上
あるいは製造上難しい。特に、投影光学系として、反射
屈折系を使用するような場合には、無収差の露光フィー
ルドの形状が円弧状の領域となることもある。
影光学系の露光フィールドの制限に対処するために、例
えば矩形、円弧状又は6角形等の照明領域(以下、これ
らを「スリット状の照明領域」と総称する)に対してレ
チクル及び感光基板を同期して走査することにより、レ
チクル上のスリット状照明領域より広い面積のパターン
を感光基板上に露光する所謂スリットスキャン露光方式
の投影露光装置が開発されている。更に、この露光方式
を採用しつつ、走査方向と直交する方向(本明細書にお
いて非走査方向ともいう)に沿って複数のパターン像を
部分的に重畳させながら一連のパターンを感光基板上に
つなぎ合わせて形成するスキャンアンドステッチ型の投
影露光装置が提案されている。このタイプの投影露光装
置では、一回の走査露光後に、レチクルを交換するかあ
るいはレチクルをレチクルステージ上で走査方向と直交
する方向に移動するとともに、感光基板を走査露光方向
と直交する方向に移動させながら、走査露光が複数回行
われる。一般に、投影露光装置においては、感光基板上
の感光材に対する適正露光量及び照度均一性の条件が定
められているため、スリットスキャン露光方式の投影露
光装置においても、感光基板に対する露光量を適正露光
量に対して所定の許容範囲内で合致させると共に、ウエ
ハに対する露光光の照度均一性を所定の水準に維持する
ための露光量制御が行われている。また、上記スキャン
アンドステッチ型露光装置においても同様にウエハに対
する露光光の照度均一性を所定の水準に維持するための
露光量制御が必要である。
露光装置では、一連のパターンを感光基板上につなぎ合
わせて形成するために、感光基板上の継ぎ部において局
所的に積算露光量が大きい領域や小さい領域が発生する
可能性がある。これは、スリット状の照明領域の非走査
方向(走査方向と直交する方向)の両端部において、光
強度が照明領域の外側から内側にかけてステップ関数的
に0から100%に上昇すると仮定した場合に、感光基
板の位置決め精度が低いと感光基板上の継ぎ部での積算
露光量が他の領域に比べて2倍になったり0になったり
する可能性があるからである。
057号公報は、水銀ランプのような連続発光の光源を
用いて非走査方向に画面(チップパターン)を継ぐ場
合、感光基板上に露光領域の非走査方向の光強度をその
両端部で低下させて、非走査方向に対する光強度分布の
形状を等脚台形状にする技法を開示している。この公報
のように露光領域の照度分布を変形させる技術は、特公
昭53−25790号やD.A.MarkleによるS
PIE,Vol.774,108頁(1987年)にも
開示されている。
としては、静止露光方式、走査露光方式等の露光方式に
かかわらず、J.P.RomingerがSPIE,V
ol.922,188頁(1988年)で報告している
ように視野絞りを光軸方向に沿って移動することにより
照明領域をデフォーカスして形成する方法や、特開平6
−132195号に開示されているように、透過率分布
が直線的に変化しているNDフィルターを用いることに
よって、照明領域の走査方向と直交する方向における照
度分布の形状を等脚台形状としている。
間を短縮してスループットを向上させるために、レチク
ル上に複数の回路パターン領域が同時に設けられてい
る。これらのレチクル上の複数の回路パターン領域中か
ら所望の転写パターン領域を選択するために、可動の視
野絞りが使用される。可動の視野絞りは、露光したいパ
ターン領域周辺の遮光領域の幅を充分に小さくするため
に、通常、レチクルパターンの近傍もしくは、照明系中
のレチクルパターンと共役な位置に配置される。この可
動視野絞りによって形成される開口の面積は、露光した
いパターンの領域の大きさに従って変更可能である。例
えば、本出願人による特開平7−94387号公報に
は、スキャン露光装置の走査方向に配列した2枚の可動
羽根(遮光板)を有する可動の視野絞りが開示されてお
り、走査露光が行われている間、視野絞りの開口部を画
定する各羽根のエッジ部は、レチクル上の遮光帯として
区画された部分以外の遮光されるべきレチクルパターン
部分を覆うようにレチクルの走査移動に同期して移動す
る。
査方向の照度分布を変形させる技術においては、感光基
板上で走査方向と直交する方向にパターンをつなぐ場合
に、露光領域の走査方向と直交する方向の光強度分布は
左右対称であり、継ぎ部とその反対側において露光量は
同一であった。例えば、照度を走査方向に渡って積分し
た非走査方向に対する照度分布が等脚台形状の照度分布
になる前記従来技術の場合、継ぎ部と反対側の領域にお
いても露光光の照度は非走査方向の両端部に向かって徐
々に低下する。従って、パターン像が重畳されない側の
露光部分では低光強度で一回しか露光は行われないため
に中央部に比べてアンダー露光が生じることになる。こ
のため、感光基板全体として均一な露光が得られないと
いう問題があった。かかる局部的なアンダー露光を防止
するためには、継ぎ部を構成しない側に従来より幅広の
遮光板を設置する必要があった。
に複数のパターン像を部分的に重畳させることによって
感光基板上に所定のパターンを継ぎ合わせて形成する際
に、複数のパターン像の重畳部と他の露光領域における
露光量をほぼ同一にすることができる走査露光装置を提
供することにある。
ッチタイプの投影露光を行う際に、照明領域の非走査方
向のいずれか一方の端部において独立に光強度を低下さ
せることができる投影露光装置を提供することにある。
えば、マスク上の照明領域を光ビームで照射する照明光
学系を有し、前記照明領域に対して前記マスクと感光基
板とを同期して走査することにより、前記マスク上のパ
ターン像で前記感光基板を露光する装置において、前記
マスク上での前記照明領域の走査方向の幅を設定するた
めの固定視野絞りと、前記照明領域の走査方向の幅を制
限する第1及び第2の遮光板と、前記照明領域の前記走
査方向と直交する方向の幅を設定するとともに、少なく
とも一方が前記照明光学系の光軸とほぼ垂直な面内で回
転移動する第3及び第4の遮光板とからなる可変視野絞
りとを備えたことを特徴とする走査露光装置が提供され
る。
第2の遮光板は、前記照明光学系内の前記マスクのパタ
ーン面と実質的に共役な面内に配置され、前記第3及び
第4の遮光板は、前記第1及び第2の遮光板に近接した
位置及び前記第1及び第2の遮光板と実質的に共役な位
置の一方の位置に配置されることが好ましい。
する方向に沿って複数のパターン像を部分的に重畳させ
つつ前記感光基板上につなぎ合わせて形成するスキャン
アンドステッチタイプの走査露光装置であり、前記照明
領域の前記走査方向と直交する方向の光強度分布が少な
くとも一端で次第に弱められるように、前記照明光学系
の光軸とほぼ垂直な面内で前記第3及び第4の遮光板を
それぞれ独立に回転させる駆動部材を有することが好ま
しい。
照明領域を光ビームで照射する照明光学系を有し、前記
照明領域に対して前記マスクと感光基板とを同期して走
査することにより、前記マスク上のパターン像で前記感
光基板を露光する装置において、前記マスク上での前記
照明領域の走査方向の幅を設定するための固定視野絞り
と、前記照明領域の走査方向の幅を制限する第1及び第
2の遮光板と、前記照明領域の前記走査方向と直交する
方向の幅を設定するとともに、少なくとも一方が前記マ
スクのパターン面または該パターン面と実質的に共役な
面に対して、前記照明光学系の光軸にほぼ平行に相対的
に移動する第3及び第4の遮光板とからなる可変視野絞
りとを備えたことを特徴とする走査露光装置が提供され
る。
第2の遮光板は、前記照明光学系内の前記マスクのパタ
ーン面と実質的に共役な面内に配置され、前記第3及び
第4の遮光板は、前記第1及び第2の遮光板に対して前
記光軸にほぼ沿って相対移動することが好ましい。
する方向に沿って複数のパターン像を部分的に重畳させ
つつ前記感光基板上につなぎ合わせて形成するスキャン
アンドステッチタイプの走査露光装置であり、前記照明
領域の前記走査方向と直交する方向の光強度分布が少な
くとも一端で次第に弱められるように、前記第3及び第
4の遮光板をそれぞれ独立に前記光軸にほぼ沿って移動
させる駆動部材を有することが好ましい。
固定視野絞りは、前記照明領域の前記走査方向の光強度
分布がその両端で次第に弱められるように、前記マスク
のパターン面または該パターン面と実質的に共役な面か
ら前記光軸方向に離れて配置されることが好ましい。
走査方向と直交する方向に沿って複数のパターン像を部
分的に重畳させつつ前記感光基板上につなぎ合わせて形
成するために、一回の走査露光後にマスクを交換するか
または前記マスクを前記走査方向と直交する方向に移動
するとともに、前記感光基板を前記走査方向と直交する
方向に移動させながら、前記走査露光を複数回行うこと
ができる。
走査露光によって前記感光基板上の前記複数のパターン
像の重畳部に与えられる露光量がそれ以外の部分に与え
られる露光量とほぼ同一になるように、前記第3及び第
4の遮光板が移動され得る。
直交する方向の照明領域の幅を設定する可動視野絞りの
第3及び第4の遮光板を照明光学系の光軸とほぼ垂直な
面内で独立に回転移動できるようにしている。かかる走
査露光装置を、走査方向と直交する方向に沿って複数の
レチクルパターン像を部分的に重畳させつつ感光基板上
につなぎ合わせて形成させる、いわゆる、スキャンアン
ドステッチ方式の露光操作に用いる場合、照明領域の走
査方向と直交する方向においてパターン像が重畳される
側で光強度分布が次第に低下するように第3及び第4の
少なくとも一方の遮光板を独立に前記光軸と垂直な面内
で回転させることができる。より具体的には、パターン
像が重畳される側の遮光板のエッジ部を走査方向に対し
て傾斜させて照明領域の非走査方向端部を照射する光の
一部を遮光するとともに、パターン像が重畳されない側
の遮光板のエッジ部を走査方向と平行に配置させる。こ
のように操作することによって、感光基板の露光領域に
おいて、パターン像が重畳されない側でのアンダー露光
を容易に防止するとともに、感光基板上の複数のパター
ンの重畳部とそれ以外の領域での露光量をほぼ同一にす
ることができる。
向と直交する方向の照明領域の幅を設定する可動視野絞
りの第3及び第4の遮光板をレチクルパターン面または
それと実質的に共役な面に対して照明光学系の光軸にほ
ぼ平行に相対移動できるようにしている。かかる走査露
光装置を、走査方向と直交する方向に沿って複数のレチ
クルパターン像を部分的に重畳させつつ感光基板上につ
なぎ合わせて形成させる、いわゆる、スキャンアンドス
テッチ方式の露光操作に用いる場合、照明領域の走査方
向と直交する方向においてパターン像が重畳される側で
光強度分布が次第に低下するように第3及び第4の遮光
板を独立に前記光軸に沿って移動させることができる。
具体的には、パターン像が重畳される側の遮光板のみを
上記光軸に沿ってレチクルパターンあるいはその共役面
から離れるように移動させて該遮光板の像をレチクルパ
ターン上でデフォーカスさせる。このように操作するこ
とによって、感光基板の露光領域において、パターン像
が重畳されない側でのアンダー露光を容易に防止すると
ともに、感光基板上の複数のパターンの重畳部とそれ以
外の領域での露光量をほぼ同一にすることができる。
型の投影露光装置の一実施例を、図1〜図6を参照しな
がら説明する。図1に、本実施例の投影露光装置の概略
図を示す。この投影露光装置は、主に、照明光を発生す
るパルス光源1と、照明光を均一な照度とし且つレチク
ルR上での照明領域を画定する照明光学系と、レチクル
Rを走査するレチクルステージ9と、レチクルパターン
をウエハWに投影する投影光学系13と、ウエハWを2
次元方向に移動するウエハステージ14から構成されて
いる。
ーザ若しくはKrFエキシマレーザ等のエキシマレーザ
光源、金属蒸気レーザ光源、又はYAGレーザの高調波
発生装置等が使用される。または、パルス光源の他に、
水銀ランプからの輝線(i線等)を始めとする連続光を
用いてもよい。
ームエクスパンダ等よりなるビーム整形光学系2、フラ
イアイレンズ3、コンデンサーレンズ4、固定視野絞り
5、可動ブラインド7及びリレーレンズ8から構成され
ている。パルス光源1から射出された光はビーム整形光
学系2によりビーム径が拡大されてフライアイレンズ3
に達する。フライアイレンズ3の射出面には多数の2次
光源が形成され、これら2次光源からのパルス照明光は
コンデンサーレンズ4によって集光され、固定の視野絞
り5を経て可動ブラインド7に達する。
野絞り5及び可動ブラインド7の構成及び配置を示す。
図2は、可動ブラインド7の構造を明瞭に示すために斜
め下方からみた斜視図として表してあり、照明光は図面
下方から上方に進行する。固定視野絞り5は、走査方向
と直交する方向を長手方向とする矩形の平板であり、そ
の内部に矩形のスリット状の開口部70が形成されてい
る。リレーレンズ4からの光束は、視野絞り5の開口部
70を通過することによって、矩形のスリット状の断面
を有する光束となる。固定視野絞り70の下方(図面
中、上方)には、レチクル上の照明領域を制限する4枚
の矩形の遮光板から構成される可動のブラインド7が配
置されている。ここで、可動ブラインド7は可動視野絞
りとして機能する。レチクルR上の照明領域の走査方向
の幅を制限する遮光板7C及び7Dは、レチクルRのパ
ターン面と共役な面内に位置し、固定視野絞りの開口部
70を挟んで走査方向に対向して配置している。遮光板
7C及び7Dは、図示しない駆動部によりそれぞれ独立
して走査方向に移動して、固定視野絞り7の開口部70
の走査方向の幅を自在に制限することができる。
R上の照明領域の幅を制限する一対の遮光板7A,7B
は、遮光板7C及び7Dの下方(図面中、上方)で且つ
それらの近傍に位置している。遮光板7A及び7Bは、
駆動部6A及び6B(図1参照)により非走査方向(図
中Yまたは−Y方向)に移動可能である。また、遮光板
7A及び7Bは、並進駆動部及びモータとギヤによる回
転駆動部との組み合わせ機構により遮光板の可動ブライ
ンドの開口部を画定する長手方向エッジALの中点AX
及びエッジBLの中点BXを中心として光軸に垂直な平
面内で回転可能である。また、この遮光板7A及び7B
は、後述するようにそれぞれ駆動部6A及び6Bにより
独立に光軸とほぼ平行に移動できるように構成すること
もできる。上記のような可動ブラインド7の構成によ
り、固定の視野絞り5により最初に設定されることにな
るレチクルR上のスリット状の照明領域21は、さらに
可動ブラインド7により制限されて感光基板上で所望の
露光領域を形成する。可動ブラインド7の駆動部の動作
は可動ブラインド制御部11により制御される。可動ブ
ラインドの動作については後に詳述する。
束はリレーレンズ系8に入射する。リレーレンズ系8
は、可動ブラインド7のうちレチクル上の照明領域の走
査方向の幅を制限する遮光板7C及び7DとレチクルR
のパターン形成面とを共役に維持するレンズ系である。
リレーレンズ系8は両側テレセントリックな光学系であ
る。
9は、レチクルステージ駆動部10に駆動されてレチク
ルRを走査方向に移動させる。ここで、投影光学系13
の光軸に垂直な2次元平面内で、スリット状の照明領域
21に対するレチクルRの走査方向をY方向(または−
Y方向)(図1の紙面に垂直な方向)、走査方向に垂直
な方向をX方向(または−X方向)、投影光学系13の
光軸に平行な方向をZ方向とする。レチクルステージ9
は、走査方向に移動するだけではなく、また、レチクル
パターンの画面継ぎを実行するために、走査方向に直交
する方向(画面継ぎ方向)にも移動可能である。この移
動は、図6に示したような2次元エアステージを用いて
行うことができる。このエアステージは、レチクルRを
載置し且つX方向に移動可能なXステージ35と、Xス
テージ35上に配置されるY方向に移動可能なYステー
ジ34から構成されている。Xステージ34は、Xステ
ージの走査方向の両側に取り付けられたX方向エアガイ
ド40がステージ基板33に連結されたX方向リニアモ
ータ31上を非接触で移動することによってレチクルR
をX方向に移動させる。また、Yステージ34は、Yス
テージの非走査方向の両側に取り付けられたY方向エア
ガイド41がステージ基板33に連結されたY方向リニ
アモータ32上を非接触で移動することによってレチク
ルRをY方向に移動させる。画面継ぎの操作は、可動ブ
ラインド7の動作とともに後述する。
内で且つ可動ブラインド7により規定された回路パター
ンの像が、投影光学系13を介してウエハW上に投影露
光される。ウエハWはウエハステージ14上に載置され
ており、ウエハW上にはスリット状の照明領域21と共
役なスリット状露光領域22が形成される。ウエハステ
ージ14は、投影光学系13の光軸に垂直な面内でウエ
ハWの位置決めを行うと共にウエハWを±Y方向に走査
すると共に、画面継ぎのためにXまたは−X方向にステ
ッピングするXYステージ及びZ方向にウエハWの位置
決めを行うZステージ等より構成されている。
5を介してウエハステージ14の位置決め動作及び走査
動作を制御する。また、上記レチクルステージ駆動部1
0及び可動ブラインド制御部11の動作は、装置全体の
動作を制御する主制御系12で管理される。
R上のパターン像をスキャン方式で投影光学系13を介
してウエハW上の各ショット領域に露光する際には、レ
チクルRを、視野絞り5により設定されるスリット状の
照明領域21に対してY方向(又は−Y方向)にレチク
ルステージ9を介して走査する。また、この走査と同期
して、スリット状の照明領域21と共役なスリット状の
露光領域22に対して−Y方向(又はY方向)に、ウエ
ハステージ14を介してウエハWを走査する。即ち、こ
の−Y方向(又はY方向)がウエハWの走査方向であ
る。このようにレチクルR及びウエハWを同期して走査
することにより、ウエハW上の各ショット領域にはレチ
クルRの回路パターン像が逐次転写される。
ーン領域が同時に設けられる場合には、これらのレチク
ル上の複数の回路パターン領域中から所望の転写パター
ン領域を選択するために、可動ブラインドが使用され
る。本実施例の投影露光装置においても上記可動ブライ
ンド7は、かかる目的で使用される。このため、本実施
例の投影露光装置には、レチクルR上の回路パターン領
域に関する情報を入力する入力部16と、この入力部1
6からの回路パターン情報を記憶するメモリー部17と
が設けられ、主制御系12は、そのメモリー部17の回
路パターン情報に基づいて可動ブラインド制御部11及
び可動ブラインド7の遮光板7C,7Dの駆動部を介し
て遮光板7C,7Dを駆動する。
際の可動ブラインド7C,7Dの動作の一例につき図1
及び図3を参照して説明する。なお、この動作の詳細に
ついては本出願人により特開平4−196513号公報
や特開平7−94387号公報に開示されており、それ
を参照することができる。図3(a)〜(f)に、複数
のパターンが設けられたレチクルRを可動ブラインド7
を用いて特定のパターンだけを照明する場合において、
照明領域と可動ブラインド7の遮光板7C,Dとレチク
ルRのパターン領域との関係を示す。同図中、説明を簡
略するために、図2中に示した走査方向と直交する照明
領域の幅を制限する遮光板7A,7Bを省略してある。
図3(a)に示す如く、レチクルR上には2つの回路パ
ターン領域20A及び20Bが形成され、これら回路パ
ターン領域20A,20Bの境界部には走査方向の幅が
L1の遮光部(遮光帯)20Cが形成され、回路パター
ン領域20A,20Bの走査方向の外側にも同じく幅L
1の遮光部20D,20Eがそれぞれ形成されていると
する。また、レチクルR上に形成されるスリット状の照
明領域21は、図3(a)に示すように、走査方向の幅
がL2の細長い長方形であり、遮光部20C,20D,
20Eの幅L1は照明領域21の幅L2より狭く設定さ
れている。
に、先ず、オペレータは図1の入力部16を介してメモ
リー部17に、レチクルR上の回路パターン領域20
A,20Bに関する情報を入力する。第1の回路パター
ン領域20A内のパターン像を投影光学系13を介して
ウエハW上に転写する場合には、主制御系12はメモリ
ー部17に記憶された回路パターン情報中の第1の回路
パターン領域20Aに関する情報を読み出し、この情報
に基づいて可動ブラインド制御部11を介して可動ブラ
インド7の遮光板7C,7Dの走査方向の位置を制御す
る。これにより、レチクルRを照明領域21に対して−
Y方向に走査する場合、図3(b)〜(f)に示すよう
に、レチクルR上の第2の回路パターン領域20Bを常
に他方の遮光板7Dで覆い、第1の回路パターン領域2
0Aのみにスリット状の照明領域21の照明光が照射さ
れるようにする。なお、図3において、レチクルR上に
は実際には可動ブラインド7の遮光板7C及び7Dの像
が投影されるが、それらの像をそれぞれ遮光板7C及び
7Dとみなしている。
て、レチクルR及び可動ブラインド7の動作に同期し
て、主制御系12は、ウエハステージ駆動部15を介し
てウエハステージ14を駆動してウエハWを走査方向
(Y方向)に走査する。投影光学系13のレチクルRか
らウエハWへの投影倍率をMRWとすると、露光中にはレ
チクルRが−Y方向(又はY方向)に速度VR0で走査さ
れるのと同期して、ウエハWはY方向(又は−Y方向)
に速度VW0(=MRW・VR0)で走査される。この場合、
レチクルR上の第1の回路パターン領域20Aのみにパ
ルス照明光が照射されるので、ウエハW上には第1の回
路パターン領域20Aのパターン像のみが転写される。
なお、前述の場合と異なり、レチクルRを照明領域21
に対してY方向に走査する場合には、可動ブラインド7
の遮光板7C,7Dは図3(f)〜図2(b)の順序で
制御される。
R上の第2の回路パターン領域20Bのパターンを転写
する場合には、主制御系12はメモリー部17に記憶さ
れた入力情報の内の第2の回路パターン領域20Bに関
する情報を読み出し、この情報に基づいて可動ブライン
ド制御部11を介して遮光板7C,7Dの走査方向の位
置を制御する。即ち、図3と同様の考え方で、露光開始
時に遮光板7Cを遮光部20Cに、露光終了時に遮光板
7Dを遮光部20Eにそれぞれ追従させ、レチクルR上
の第1の回路パターン領域20Aを遮光板7Cで覆うよ
うにして、第2の回路パターン領域20Bのみにスリッ
ト状の照明領域21の照明光を照射する。これにより、
回路パターン領域20Bのパターン像のみがウエハW上
に転写される。
走査方向)の開口幅を規定する遮光板7A,7Bを図示
しなかったが、遮光板7A,7Bによって形成される開
口部は走査露光中は固定することができ、後述するよう
に複数のパターンを走査方向と直交する方向に重畳して
パターンを継いで露光する場合には、画面継ぎの際に遮
光板7A,7Bを回転移動することもできる。
ド7により画定される照明領域の照度について考察す
る。固定視野絞り5がレチクルRとの共役位置からずれ
ているため、固定視野絞りのみで区画されるスリット状
の照明領域は非走査方向及び走査方向のいずれにおいて
も端部で光の強度は中央に比べて低下している。非走査
方向の照度分布でみると照度曲線の両端が下降する傾斜
部をもち、照明領域の非走査方向の照度分布は台形状と
なっている。しかしながら、照明領域の非走査方向の長
さをレチクルRとほぼ共役な位置にある遮光板7A,7
Bにて規定しているために、スリット状の照明領域内の
非走査方向の照度分布は投影レンズの露光フィールド内
で一定に保たれている。
のパターン面と共役な面からの遮光板7A,7Bのずれ
量と、照明光学系の光軸と垂直な面内での遮光板7A,
7Bの移動量との少なくとも一方を調整可能に構成し、
これによりレチクルR(またはウエハW)上での照明領
域の非走査方向の照度分布、特に、端部での照度の変化
率(照度曲線の傾き)や照度分布が下降する傾斜部の非
走査方向の幅を変更としている。これに対して照明領域
の走査方向の照度分布は固定視野絞り5によって一義的
に決められる。即ち、固定視野絞り5とレチクルRのパ
ターン面と共役な面との光軸方向の間隔に応じて端部で
の照度分布(傾きやその幅)が設定されている。これに
より、照明領域の走査方向の照度分布が台形形状または
ガウス分布となり、例えば、特開平7−66103号公
報に開示されているように、特にパルス光を用いた走査
露光でウエハ上のショット領域全面にほぼ均一な露光量
を与えることができるという利点がある。なお、走査露
光の開始前後及び終了前後では、固定視野絞り5の開口
70によって規定されるレチクルR上での照明領域の走
査方向の幅が遮光板7C,7Dにより制限されるが、こ
れは1回の走査露光によってウエハWに転写すべきレチ
クルR上のパターン以外の部分を照明光が通過して、ウ
エハW上のショット領域(そのパターン像の形成領域)
以外を不要に感光させるのを防止するためである。
質的なスリット状の照明領域21の形状は、走査方向は
固定視野絞り5により、非走査方向は可動ブラインド7
の遮光板7A及び7Bによりそれぞれ規定されることに
よって、以下に説明するように画面継ぎの場合にも露光
量が調節される。
領域に分割してその一部を重畳して走査露光する場合に
おける非走査方向の可動ブラインドの遮光板7A,7B
の動作を例示する。この例では、レチクルRは、図3に
説明した例におけるレチクルパターンと異なり、図4
(a)に示したように、走査方向及び非走査方向におい
てもスリット状の照明領域21よりも十分広い連続パタ
ーン領域を有している。この場合、レチクルRのパター
ン領域を非走査方向に20F及び20Gに2分割し、領
域20Fと領域20Gを継ぎ部200にて継いで照明し
なければならず、継ぎ部200近傍の所定幅Δの領域は
重畳されて照明され、それに対応する感光基板の領域も
重畳されて走査露光されることになる。
クルRの領域20F上に照明領域21が形成されるよう
にレチクルRをレチクルステージ9により非走査方向に
移動して走査開始位置にセットする。この際、レチクル
のパターンの走査方向と直交する方向の長さより、可動
ブラインド7の非走査方向の幅を規定する遮光板7A,
7Bの間隔が決定され、駆動装置6A,Bにより調整さ
れる。そして、遮光板7A,7Bのうち画面継ぎ部20
0と反対側(図面左側)を遮光する遮光板7Aは、長手
方向のエッジ部ALが走査方向と平行になるように配置
される。一方、継ぎ部200側の遮光板7Bは、駆動装
置6Bにより可動ブラインド7開口部側のエッジ部BL
が継ぎ部200上に配置された後に、エッジ部BLの中
点BXを軸として光軸に直交する面内で反時計方向に角
度α回転して、遮光板7Bの長手方向エッジ部は走査方
向に対して角度αだけ傾斜される。遮光板7A,7Bが
上記のようにセットされた後、この回転角を維持したま
ま、図3において説明したように、照明領域21に対し
てレチクルステージ9を−Y方向に移動するとともに、
感光基板WをXYステージ14によりY方向に移動する
ことによって領域20Fの相対走査を実行する。
を走査方向に積分して領域20Fにおける照度分布を求
め、非走査方向を横軸として図2(a)下方に表した。
遮光板7Bの回転によりエッジ部BLが照明領域21の
走査方向の両端部と交差する2点の走査方向と直交する
方向の間隔Δにおいては、遮光板7Bにより照明光が部
分的に遮光されるために、領域20Gに向かうに従って
照度の積分値も徐々に低下し、照度分布において下降す
るスロープ部を形成している。この間隔Δの領域は、レ
チクルのパターン領域20Gが走査露光される際に、重
畳して照明されることになる。
れに対応する感光基板領域の走査露光が終了した後、レ
チクルステージ9が非走査方向(−X方向)に移動し
て、照明領域21に対してパターン領域20Gを位置決
めする。同時に、ウエハWもステージ14により非走査
方向(+X方向)に移動する。次いで、レチクルパター
ン右端部を遮光する遮光板7Bは、長手方向エッジ部B
Lが走査方向と平行になるようにエッジ部BLの中点B
Xを軸として角度−αだけ回転させられる。一方、レチ
クルパターン内の継ぎ部200側に位置する遮光板7A
は、レチクルステージ9の非走査方向の移動によりエッ
ジALが継ぎ部200上に位置している。そして、エッ
ジALの中点AXを中心として光軸に直交する面内で回
転移動してエッジ部ALが走査方向に対して傾斜する。
この回転移動における回転角は、前記領域20Fの走査
の際に回転された遮光板7Bのエッジ部BLの回転角+
αと同じでなければならない。この遮光板7A,7Bの
回転位置の調整が行われた後、領域20Fの場合と同様
にレチクルRの領域20Gと感光基板の相対走査が行わ
れる。但し、レチクル及び感光基板の走査方向は領域2
0Fにおける場合と逆方向である。領域20Gの走査が
終了後、領域20Gに渡って積分して求めた照度分布を
図4(b)下側に示す。この照度分布に見られるよう
に、領域20Fの走査の場合と対称的な照度分布が得ら
れ、間隔Δの領域における面積は領域20Fの走査露光
と領域20Gの走査露光で同一である。上記のように領
域20Fの走査における遮光板7Bの回転角と領域20
Gの走査における遮光板7Aの回転角が同一になるよう
に調節することにより、領域20Fと20Gの走査にお
いて重複して照明される領域Δにおける照明光量の走査
方向の積分値は、領域20Fの走査露光と領域20Gの
走査露光の両者を積算するとΔ以外のレチクルパターン
領域での一回の走査露光の照度の積分値と等しくなる。
従って、画面継ぎ露光によってもウエハ上の露光継ぎ部
と他のウエハ上の領域とでは露光量とで同一となり、露
光むらが起こらず、ウエハ全体として均一が露光が行わ
れることになる。
回転方向は図4(b)に示すように時計周り(7A”)
または反時計周り(7A’)のいずれでもよい。また、
非走査方向の位置決め誤差εで生じる露光量不均一性の
許容度をAとした場合、Δ≧ε/Aを満足するように遮
光板の回転角を設定すればよい。
たレチクルよりもさらに大きいレチクルRを2回の画面
継ぎにより走査露光する例を示す。このレチクルRのパ
ターン内に2ヵ所の画面継ぎ部201及び202を想定
し、この継ぎ部201及び202により分割される3つ
のパターン領域20H,20I及び20Jを継ぎ部の近
傍を重畳しながら3回に分けて走査露光する。最初に領
域20HをY方向に走査するために、図4(a)の場合
と同様に最初に、レチクルRの領域20H上に照明領域
21が形成されるようにレチクルRをレチクルステージ
9により非走査方向に移動して走査開始位置にセットす
る。走査露光前に、可動ブラインド7の非走査方向の幅
を規定する遮光板7A,7Bのうち、画面継ぎ部201
と反対側を遮光する遮光板7Aは、長手方向のエッジ部
ALが走査方向と平行になるように位置され、継ぎ部2
01側の遮光板7Bは、駆動装置6Bにより可動ブライ
ンド7の開口部側のエッジ部BLが上記継ぎ部201上
に配置された後に、エッジ部BLの中点BXを回転軸と
して光軸に直交する面内で反時計方向に角度αだけ回転
される。遮光板7A,7Bが上記のようにセットされた
後、照明領域21に対してレチクルステージ9を−Y方
向に移動するとともに、感光基板WをXYステージ14
によりY方向に移動することによって領域20Hの相対
走査を実行する。
れに対応する感光基板領域の走査露光が終了した後、レ
チクルステージ9を非走査方向(−X方向)に移動し、
照明領域21に対してパターン領域20Iを位置決めす
る。この際、遮光板7AのエッジALの中点AX及び遮
光板7BのエッジBLの中点BXは、それぞれ、継ぎ部
201及び202上に位置する。同時に、ウエハWもス
テージ14により非走査方向(+X方向)に移動する。
次いで、遮光板7Bは、そのまま角度αを維持しつつ、
遮光板7AをエッジALの中点AXを回転軸として光軸
に直交する面内で回転移動してエッジ部ALが走査方向
に対して角度αだけ傾斜する。その後、領域20Hの場
合と同様にレチクルRの領域20Iと感光基板の相対走
査が行われる。
査のためにレチクルRはレチクルステージ9により−X
方向に、ウエハWはXYステージによりX方向に移動さ
れて、遮光板7AのエッジALの中点AX及び遮光板7
BのエッジBLの中点BXを、それぞれ、継ぎ部202
及びレチクルパターンの右側端部に位置する。そして、
遮光板7BはエッジBLが走査方向と平行に戻され、遮
光板7Aについてはエッジ部7Aが走査方向に対して角
度αを維持したまま領域20Jの走査が行われる。こう
して継ぎ部201及び202により画面継ぎを行った場
合にも、各継ぎ部上で遮光板の回転角αが同一であるた
めに、照明光が重畳される間隔Δが継ぎ部201及び2
02において同一となる。このため間隔Δにおける照度
の和は照明が重畳されない領域と同一となり、対応する
感光基板上の露光継ぎ部は他の露光領域と同じ露光量が
得られ、感光基板全体として均一な露光が行われること
になる。
遮光板7C,7Dの移動動作とともに可動ブラインド制
御部11により制御され、主制御系を通じてレチクルス
テージ9及びウエハステージ14の動作と同期するよう
に管理されている。
方向と直交する方向に移動させて、同一レチクル上の連
続パターンの画面継ぎにして走査露光したが、、別のレ
チクルパターンの画面継ぎに用いてもよい。但し、その
場合には、画面継ぎに用いる両方のレチクルの継ぎ部で
あって照度分布の傾斜部の幅Δに対応した領域に同一の
パターンを形成しておく必要がある。
走査方向と直交する方向の幅を制限する遮光板の一方を
回転させることによって、画面継ぎ部の側の照度を低下
させたが、かかる遮光板の一方を光軸にほぼ沿って投影
光学系側に移動させ、かかる遮光板の像をデフォーカス
させることによって、画面継ぎ部の側の照度を低下させ
ることもできる。
領域の走査方向と直交する方向の幅を制限する遮光板の
一方を回転させることによって、非走査方向を横軸とす
る照度分布が台形になるように画面継ぎ部の側の照度を
低下させたが、これに限定されず、遮光板の形状を適宜
変更等することによりガウス分布曲線のような曲線状に
低下させることもできる。
光源1を使用したが、水銀ランプのような連続光源を露
光光源として使用した場合にも本発明はそのまま適用で
きる。更に、上述実施例における投影光学系13は、屈
折系でも、反射系でも、反射屈折系でも良いことも言う
までもない。更に、本発明は投影露光装置のみに限定さ
れず、コンタクト方式やプロキシミティ方式の露光装置
にも適用できる。また、本実施例はスリット状の照明領
域を長方形状としたが、円弧状の照明領域に対しても本
発明を適用できることはいうまでもない。このように本
発明は上述実施例に限定されず、本発明を逸脱しない範
囲で種々の構成を取り得る。
視野絞りを構成する非走査方向の2枚の遮光板を独立に
回転制御または移動制御することにより、一回の走査露
光において感光基板上の走査方向の照度積分値により表
された照度分布を非走査方向の両端部において独立に変
更することができる。よって、連続したレチクルパター
ンを複数の領域に分けて画面継ぎにより複数回の走査を
行って感光基板を走査露光するスキャンアンドステッチ
露光の場合に、露光継ぎ部を2回の走査露光で重複して
露光させることによって露光継ぎ部と他の露光された領
域とで均一な露光量を得ることができ、これによって感
光基板全体に渡って均一な露光が可能となる。
ある。
定視野絞りと、走査方向及び非走査方向の照明領域の幅
を制限する遮光板の配置と構成を示す図である。
パターン領域の一例及び走査露光における照明領域と走
査方向の照明領域の幅を制限する遮光板の動作(a)〜
(f)を示す図である。
に分割して走査露光する場合の走査方向と直交する方向
の照明領域の幅を制限する遮光板の回転動作と2つのパ
ターン領域を走査した場合の照度分布を示す概念図であ
り、図4(a)は領域20Fを走査露光する場合を示
し、図4(b)は領域20Gを走査露光する場合を示
す。
に分割して走査露光する場合の走査方向と直交する方向
の照明領域の幅を制限する遮光板の回転動作と継ぎ部の
位置関係を示す図である。
めに用いた2次元エアステージの概略斜視図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 マスク上の照明領域を光ビームで照射す
る照明光学系を有し、前記照明領域に対して前記マスク
と感光基板とを同期して走査することにより、前記マス
ク上のパターン像で前記感光基板を露光する装置におい
て、 前記マスク上での前記照明領域の走査方向の幅を設定す
るための固定視野絞りと、 前記照明領域の走査方向の幅を制限する第1及び第2の
遮光板と、前記照明領域の前記走査方向と直交する方向
の幅を設定するとともに、少なくとも一方が前記照明光
学系の光軸とほぼ垂直な面内で回転移動する第3及び第
4の遮光板とからなる可変視野絞りとを備えたことを特
徴とする走査露光装置。 - 【請求項2】 前記第1及び第2の遮光板は、前記照明
光学系内の前記マスクのパターン面と実質的に共役な面
内に配置され、前記第3及び第4の遮光板は、前記第1
及び第2の遮光板に近接した位置及び前記第1及び第2
の遮光板と実質的に共役な位置の一方の位置に配置され
ることを特徴とする請求項1に記載の走査露光装置。 - 【請求項3】 前記走査露光装置は、前記走査方向と直
交する方向に沿って複数のパターン像を部分的に重畳さ
せつつ前記感光基板上につなぎ合わせて形成するスキャ
ンアンドステッチタイプの走査露光装置であり、 前記照明領域の前記走査方向と直交する方向の光強度分
布が少なくとも一端で次第に弱められるように、前記照
明光学系の光軸とほぼ垂直な面内で前記第3及び第4の
遮光板をそれぞれ独立に回転させる駆動部材を有するこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の走査露光装
置。 - 【請求項4】 マスク上の照明領域を光ビームで照射す
る照明光学系を有し、前記照明領域に対して前記マスク
と感光基板とを同期して走査することにより、前記マス
ク上のパターン像で前記感光基板を露光する装置におい
て、 前記マスク上での前記照明領域の走査方向の幅を設定す
るための固定視野絞りと、 前記照明領域の走査方向の幅を制限する第1及び第2の
遮光板と、前記照明領域の前記走査方向と直交する方向
の幅を設定するとともに、少なくとも一方が前記マスク
のパターン面または該パターン面と実質的に共役な面に
対して、前記照明光学系の光軸にほぼ沿って相対的に移
動する第3及び第4の遮光板とからなる可変視野絞りと
を備えたことを特徴とする走査露光装置。 - 【請求項5】 前記第1及び第2の遮光板は、前記照明
光学系内の前記マスクのパターン面と実質的に共役な面
内に配置され、前記第3及び第4の遮光板は、前記第1
及び第2の遮光板に対して前記光軸にほぼ平行に相対移
動することを特徴とする請求項4に記載の走査露光装
置。 - 【請求項6】 前記走査露光装置は、前記走査方向と直
交する方向に沿って複数のパターン像を部分的に重畳さ
せつつ前記感光基板上につなぎ合わせて形成するスキャ
ンアンドステッチタイプの走査露光装置であり、 前記照明領域の前記走査方向と直交する方向の光強度分
布が少なくとも一端で次第に弱められるように、前記第
3及び第4の遮光板をそれぞれ独立に前記光軸にほぼ沿
って移動させる駆動部材を有することを特徴とする請求
項4または5に記載の走査露光装置。 - 【請求項7】 前記固定視野絞りは、前記照明領域の前
記走査方向の光強度分布がその両端で次第に弱められる
ように、前記マスクのパターン面または該パターン面と
実質的に共役な面から前記光軸方向に離れて配置される
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の走査
露光装置。 - 【請求項8】 前記走査方向と直交する方向に沿って複
数のパターン像を部分的に重畳させつつ前記感光基板上
につなぎ合わせて形成するために、一回の走査露光後に
マスクを交換するかまたは前記マスクを前記走査方向と
直交する方向に移動するとともに、前記感光基板を前記
走査方向と直交する方向に移動させながら、前記走査露
光を複数回行うことを特徴とする請求項1〜7のいずれ
かに記載の走査露光装置。 - 【請求項9】 前記走査露光によって前記感光基板上の
前記複数のパターン像の重畳部に与えられる露光量がそ
れ以外の部分に与えられる露光量とほぼ同一になるよう
に、前記第3及び第4の遮光板が移動されることを特徴
とする請求項8に記載の走査露光装置。
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