JPH081582Y2 - コネクタ用固定クランプ - Google Patents
コネクタ用固定クランプInfo
- Publication number
- JPH081582Y2 JPH081582Y2 JP1988085642U JP8564288U JPH081582Y2 JP H081582 Y2 JPH081582 Y2 JP H081582Y2 JP 1988085642 U JP1988085642 U JP 1988085642U JP 8564288 U JP8564288 U JP 8564288U JP H081582 Y2 JPH081582 Y2 JP H081582Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector housing
- harness
- locking
- wire harness
- female connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はコネクタをパネル、フランジ、側壁等の被取
付体に固定するクランプに関するものである。
付体に固定するクランプに関するものである。
[従来の技術] 従来、コネクタとして、一対の断面L字状の突条が内
面に突設された支持板の外面にスナップが突設され、こ
のスナップの両側かつ突条の内側の部位にスリットが開
裂され、一対の断面逆L字状の突条がコネクタの外周壁
面に突設され、支持板がコネクタに両者の突条を介して
着脱自在に嵌合するように構成された支持板付コネクタ
が開示されている(実開昭55−108685)。
面に突設された支持板の外面にスナップが突設され、こ
のスナップの両側かつ突条の内側の部位にスリットが開
裂され、一対の断面逆L字状の突条がコネクタの外周壁
面に突設され、支持板がコネクタに両者の突条を介して
着脱自在に嵌合するように構成された支持板付コネクタ
が開示されている(実開昭55−108685)。
この支持板付コネクタでは、支持板とコネクタとの必
要な固着力を低下することなく、その組付作業及び交換
作業を簡易迅速かつ適正に行えるようになっている。
要な固着力を低下することなく、その組付作業及び交換
作業を簡易迅速かつ適正に行えるようになっている。
しかし、上記従来の支持板付コネクタでは、コネクタ
に接続されたワイヤハーネスの突出方向をコネクタの近
傍で変更するときに、スナップが係止した被取付体のス
ナップ近傍に孔を設け、この孔に別部材のハーネス保持
具を取付け、この保持具にワイヤハーネスを挿着するこ
とにより行わなければならず、部品点数及び被取付体の
加工工数が増大し、かつワイヤハーネスの配索に多くの
時間を要する問題点がある。
に接続されたワイヤハーネスの突出方向をコネクタの近
傍で変更するときに、スナップが係止した被取付体のス
ナップ近傍に孔を設け、この孔に別部材のハーネス保持
具を取付け、この保持具にワイヤハーネスを挿着するこ
とにより行わなければならず、部品点数及び被取付体の
加工工数が増大し、かつワイヤハーネスの配索に多くの
時間を要する問題点がある。
この点を解消するために、防水コネクタ用ハウジング
の後端部に取付けられた半弧状の第1及び第2弯曲部を
有し、第1弯曲部の内面がハウジングから直線状に突出
したワイヤハーネスの方向に面し、第2弯曲部の内面が
第1湾曲部を介して曲げられたワイヤハーネスの方向に
面するように構成された防水コネクタの電線引出部が開
示されている(実開昭63−4081)。
の後端部に取付けられた半弧状の第1及び第2弯曲部を
有し、第1弯曲部の内面がハウジングから直線状に突出
したワイヤハーネスの方向に面し、第2弯曲部の内面が
第1湾曲部を介して曲げられたワイヤハーネスの方向に
面するように構成された防水コネクタの電線引出部が開
示されている(実開昭63−4081)。
この防水コネクタの電線引出部では、ハウジングから
突出したワイヤハーネスを第1弯曲部を介して第2弯曲
部に沿わせて上方へ折曲げてその突出方向を変更するこ
とにより、ワイヤハーネスに上方へ引張る力が加わった
場合には第1弯曲部によりその力が緩和され規制され、
ワイヤハーネスの引出し方向に力が加わった場合には第
2弯曲部によりその力が緩和されるので、シール部材の
変形が少なくなり、防水効果を正常に維持できる。
突出したワイヤハーネスを第1弯曲部を介して第2弯曲
部に沿わせて上方へ折曲げてその突出方向を変更するこ
とにより、ワイヤハーネスに上方へ引張る力が加わった
場合には第1弯曲部によりその力が緩和され規制され、
ワイヤハーネスの引出し方向に力が加わった場合には第
2弯曲部によりその力が緩和されるので、シール部材の
変形が少なくなり、防水効果を正常に維持できる。
[考案が解決しようとする課題] しかし、上記従来の防水コネクタの電線引出部では、
ハウジングの後端から突出したワイヤハーネスの突出方
向の変更はできるが、ハウジングの前端から突出したワ
イヤハーネスの突出方向の変更はできない不具合があっ
た。また上記従来の防水コネクタの電線引出部では、ワ
イヤハーネスの引張力緩和及び防水のために第1及び第
2弯曲部を有する電線引出部がコネクタ用ハウジングに
取付けられるけれども、この電線引出部を含むコネクタ
用ハウジング全体を取付パネルのような被取付体に取付
けるには別の取付具を必要とした。
ハウジングの後端から突出したワイヤハーネスの突出方
向の変更はできるが、ハウジングの前端から突出したワ
イヤハーネスの突出方向の変更はできない不具合があっ
た。また上記従来の防水コネクタの電線引出部では、ワ
イヤハーネスの引張力緩和及び防水のために第1及び第
2弯曲部を有する電線引出部がコネクタ用ハウジングに
取付けられるけれども、この電線引出部を含むコネクタ
用ハウジング全体を取付パネルのような被取付体に取付
けるには別の取付具を必要とした。
本考案の目的は、部品点数及び被取付体の加工工数を
増大させずに雌型コネクタハウジングから突出するワイ
ヤハーネスでも或いは雄型コネクタハウジングから突出
するワイヤハーネスでもその突出方向を変更でき、かつ
ワイヤハーネスの配索を短時間に容易に行えるコネクタ
用固定クランプを提供することにある。
増大させずに雌型コネクタハウジングから突出するワイ
ヤハーネスでも或いは雄型コネクタハウジングから突出
するワイヤハーネスでもその突出方向を変更でき、かつ
ワイヤハーネスの配索を短時間に容易に行えるコネクタ
用固定クランプを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案は、雌形コネクタ
ハウジング21の上面23に雄形コネクタハウジング22の挿
入方向に配設された一対のレール溝24,24に結合して雌
形コネクタハウジング21を被取付体Pに固定するコネク
タ20用固定クランプ10の改良である。
ハウジング21の上面23に雄形コネクタハウジング22の挿
入方向に配設された一対のレール溝24,24に結合して雌
形コネクタハウジング21を被取付体Pに固定するコネク
タ20用固定クランプ10の改良である。
その特徴ある構成は、被取付体Pの突出端近傍に係止
孔Hが開設され、固定クランプ10がレール溝24,24に一
対のフランジ部4,4を挿着することにより雌形コネクタ
ハウジング21の上面23に結合する結合部1と、結合部1
の上面に立設され一対の弾性挟持片8,8により係止孔H
を覆うように被取付体Pの突出端を挟持しかつ弾性挟持
片8の内面に設けられた係止凸部9が係止孔Hに挿入係
止する係止部2と、結合部1から雄形コネクタハウジン
グ22の挿入方向に垂直に延びて設けられたアーム14とこ
のアーム14に続いて設けられ雌形コネクタハウジング21
又は雄形コネクタハウジング22に端子を介して接続され
たワイヤハーネス33又は34を収容するハーネス収容部12
とを有するハーネス保持部3とを備え、ハーネス保持部
3がワイヤハーネス33又は34をUターンさせた状態で保
持し、かつ結合部1と係止部2とハーネス保持部3とが
一体的に形成されたところにある。
孔Hが開設され、固定クランプ10がレール溝24,24に一
対のフランジ部4,4を挿着することにより雌形コネクタ
ハウジング21の上面23に結合する結合部1と、結合部1
の上面に立設され一対の弾性挟持片8,8により係止孔H
を覆うように被取付体Pの突出端を挟持しかつ弾性挟持
片8の内面に設けられた係止凸部9が係止孔Hに挿入係
止する係止部2と、結合部1から雄形コネクタハウジン
グ22の挿入方向に垂直に延びて設けられたアーム14とこ
のアーム14に続いて設けられ雌形コネクタハウジング21
又は雄形コネクタハウジング22に端子を介して接続され
たワイヤハーネス33又は34を収容するハーネス収容部12
とを有するハーネス保持部3とを備え、ハーネス保持部
3がワイヤハーネス33又は34をUターンさせた状態で保
持し、かつ結合部1と係止部2とハーネス保持部3とが
一体的に形成されたところにある。
[作用] コネクタ20の雌形コネクタハウジング21の上面23に結
合部1を結合させた後、雌形コネクタハウジング21又は
この雌形コネクタハウジング21に挿着可能な雄形コネク
タハウジング22に端子を介して接続されたワイヤハーネ
ス33又は34をハーネス保持部3に保持させた状態で、係
止部2を被取付体Pの突出端に係止する。これによりワ
イヤハーネス33又は34の雌形コネクタハウジング21又は
雄形コネクタハウジング22から突出する方向をコネクタ
20の近くで変更することができる。
合部1を結合させた後、雌形コネクタハウジング21又は
この雌形コネクタハウジング21に挿着可能な雄形コネク
タハウジング22に端子を介して接続されたワイヤハーネ
ス33又は34をハーネス保持部3に保持させた状態で、係
止部2を被取付体Pの突出端に係止する。これによりワ
イヤハーネス33又は34の雌形コネクタハウジング21又は
雄形コネクタハウジング22から突出する方向をコネクタ
20の近くで変更することができる。
[実施例] 次に本考案の一実施例を図面に基づいて詳しく説明す
る。
る。
第1図〜第5図に示すように、本実施例のコネクタ用
固定クランプ10は車体のパネルPの突出端に自動車用多
極コネクタ20の雌形コネクタハウジング21の上面23に結
合して雌形コネクタハウジング21を固定するクランプで
ある。コネクタ用固定クランプ10及びコネクタ20は合成
樹脂成形体であって、コネクタ20は雌形コネクタハウジ
ング21及びこの雌形コネクタハウジング21に挿着可能な
雄形コネクタハウジング22からなる。
固定クランプ10は車体のパネルPの突出端に自動車用多
極コネクタ20の雌形コネクタハウジング21の上面23に結
合して雌形コネクタハウジング21を固定するクランプで
ある。コネクタ用固定クランプ10及びコネクタ20は合成
樹脂成形体であって、コネクタ20は雌形コネクタハウジ
ング21及びこの雌形コネクタハウジング21に挿着可能な
雄形コネクタハウジング22からなる。
コネクタ20の雌形コネクタハウジング21の上面23の両
側には一対のレール溝24が雄形コネクタハウジング22の
挿入方向に配設され、上面23の中央には係止段部26が形
成される。係止段部26の端縁には係止突起27が突設され
る。25は後述するクランプ10の係止爪5の係止を解くた
めの角孔である。また雌形コネクタハウジング21の後部
上面28の中央には、雄形コネクタハウジング22の上面30
に設けられた舌状弾性片31が係止する係止溝29が開設さ
れる。これらの雌形コネクタハウジング21及び雄形コネ
クタハウジング22にはワイヤハーネス33及び34が端子を
介してそれぞれ接続される。
側には一対のレール溝24が雄形コネクタハウジング22の
挿入方向に配設され、上面23の中央には係止段部26が形
成される。係止段部26の端縁には係止突起27が突設され
る。25は後述するクランプ10の係止爪5の係止を解くた
めの角孔である。また雌形コネクタハウジング21の後部
上面28の中央には、雄形コネクタハウジング22の上面30
に設けられた舌状弾性片31が係止する係止溝29が開設さ
れる。これらの雌形コネクタハウジング21及び雄形コネ
クタハウジング22にはワイヤハーネス33及び34が端子を
介してそれぞれ接続される。
第1図、第2図及び第6図〜第10図に示すように、コ
ネクタ用固定クランプ10は雌形コネクタハウジング21の
上面23に結合する結合部1と、パネルPに係止する係止
部2と、雌形コネクタハウジング21に接続されたワイヤ
ハーネス33を保持するハーネス保持部3とを備え、結合
部1と係止部2とハーネス保持部3とが一体的に形成さ
れる。
ネクタ用固定クランプ10は雌形コネクタハウジング21の
上面23に結合する結合部1と、パネルPに係止する係止
部2と、雌形コネクタハウジング21に接続されたワイヤ
ハーネス33を保持するハーネス保持部3とを備え、結合
部1と係止部2とハーネス保持部3とが一体的に形成さ
れる。
クランプ10の結合部1は前記一対のレール溝24に挿着
可能な一対のフランジ部4と前記係止突起27に係止する
係止爪5からなる。フランジ部4はクランプ10の基板6
に垂設された脚部7の下端に設けられ、係止爪5は基板
6の裏面に設けられる。
可能な一対のフランジ部4と前記係止突起27に係止する
係止爪5からなる。フランジ部4はクランプ10の基板6
に垂設された脚部7の下端に設けられ、係止爪5は基板
6の裏面に設けられる。
クランプ10の係止部2は一対の弾性挟持片8とパネル
Pに開設された係止孔Hに挿入係止する係止凸部9から
なる。一対の挟持片8は基板6に立設された柱部11の上
端に設けられ、係止凸部9は上側の挟持片8の内面に設
けられる。
Pに開設された係止孔Hに挿入係止する係止凸部9から
なる。一対の挟持片8は基板6に立設された柱部11の上
端に設けられ、係止凸部9は上側の挟持片8の内面に設
けられる。
クランプ10のハーネス保持部3はワイヤハーネス33を
収容するハーネス収容部12とハーネス押え部13とアーム
14からなる。アーム14は基板6から前記フランジ部4及
び柱部11に垂直に延びて設けられる。ハーネス収容部12
はアーム14に続いて設けられ、アーム14の延びる方向の
断面がU字状に形成され、ハーネス押え部13がその先端
に薄肉ヒンジ15を介して揺動可能に接続される。16はア
ーム補強リブ、17はハーネス収容部12の補強リブであ
る。
収容するハーネス収容部12とハーネス押え部13とアーム
14からなる。アーム14は基板6から前記フランジ部4及
び柱部11に垂直に延びて設けられる。ハーネス収容部12
はアーム14に続いて設けられ、アーム14の延びる方向の
断面がU字状に形成され、ハーネス押え部13がその先端
に薄肉ヒンジ15を介して揺動可能に接続される。16はア
ーム補強リブ、17はハーネス収容部12の補強リブであ
る。
このような構成のコネクタ用固定クランプ10の使用方
法について説明する。この例では第1図に示すように、
パネルPの立壁P1に垂直に向うワイヤハーネス34に接続
するワイヤハーネス33をパネルPの側壁P2の手前に配索
する場合について述べる。
法について説明する。この例では第1図に示すように、
パネルPの立壁P1に垂直に向うワイヤハーネス34に接続
するワイヤハーネス33をパネルPの側壁P2の手前に配索
する場合について述べる。
まず、ワイヤハーネス33が接続された雌形コネクタハ
ウジング21の係止溝29に、ワイヤハーネス34が接続され
た雄形コネクタハウジング22の舌状弾性片31を係止する
ことにより、雌形コネクタハウジング21に雄形コネクタ
ハウジング22を挿着する。雌形コネクタハウジング21の
一対のレール溝24に結合部1の一対のフランジ部4を挿
入し、更に係止爪5を係止突起27に係止させて、クラン
プ10を雌形コネクタハウジング21の上面23に結合させ
る。これによりハーネス保持部3が多極コネクタ20の側
方に突出する。
ウジング21の係止溝29に、ワイヤハーネス34が接続され
た雄形コネクタハウジング22の舌状弾性片31を係止する
ことにより、雌形コネクタハウジング21に雄形コネクタ
ハウジング22を挿着する。雌形コネクタハウジング21の
一対のレール溝24に結合部1の一対のフランジ部4を挿
入し、更に係止爪5を係止突起27に係止させて、クラン
プ10を雌形コネクタハウジング21の上面23に結合させ
る。これによりハーネス保持部3が多極コネクタ20の側
方に突出する。
雌形コネクタハウジング21に接続されたワイヤハーネ
ス33をUターンさせてハーネス保持部3のハーネス押え
部13に押込む。ワイヤハーネス33はハーネス収容部12に
収容されハーネス押え部13で固定される。この状態で一
対の弾性挟持片8をパネルPに押込むと、弾性挟持片8
がパネルPを挟持し、係止孔Hに係止凸部9が係止す
る。ここでハーネス保持部3により保持されたワイヤハ
ーネス33を90度曲げれば、所定の方向に配索することが
できる。
ス33をUターンさせてハーネス保持部3のハーネス押え
部13に押込む。ワイヤハーネス33はハーネス収容部12に
収容されハーネス押え部13で固定される。この状態で一
対の弾性挟持片8をパネルPに押込むと、弾性挟持片8
がパネルPを挟持し、係止孔Hに係止凸部9が係止す
る。ここでハーネス保持部3により保持されたワイヤハ
ーネス33を90度曲げれば、所定の方向に配索することが
できる。
なお、上記例ではハーネス保持部3に雌形コネクタハ
ウジング21のワイヤハーネス33を保持したが、雄形コネ
クタハウジング22のワイヤハーネス34を保持することも
できる。
ウジング21のワイヤハーネス33を保持したが、雄形コネ
クタハウジング22のワイヤハーネス34を保持することも
できる。
また、パネルを被取付体とした例を示したが、本考案
はこれに限らず、フランジ、側壁等を被取付体としても
よい。
はこれに限らず、フランジ、側壁等を被取付体としても
よい。
[考案の効果] 以上述べたように、従来、コネクタのワイヤハーネス
の配索方向を優先し、コネクタの向きを限定する場合に
ワイヤハーネスの配索に多くの工数を費やしていたもの
が、本考案によれば、部品点数及び被取付体の加工工数
を増大させずにコネクタのワイヤハーネスの突出方向を
このコネクタの近くで変更できるので、ワイヤハーネス
の所定の配索方向に対して、ワイヤハーネスの突出方向
に大きく左右されずに、クランプの取付位置を選択でき
る。この結果、ワイヤハーネスの配索を短時間に容易に
行うことができる。
の配索方向を優先し、コネクタの向きを限定する場合に
ワイヤハーネスの配索に多くの工数を費やしていたもの
が、本考案によれば、部品点数及び被取付体の加工工数
を増大させずにコネクタのワイヤハーネスの突出方向を
このコネクタの近くで変更できるので、ワイヤハーネス
の所定の配索方向に対して、ワイヤハーネスの突出方向
に大きく左右されずに、クランプの取付位置を選択でき
る。この結果、ワイヤハーネスの配索を短時間に容易に
行うことができる。
また、ハウジングの後端ではなく前端から突出したワ
イヤハーネスの突出方向の変更ができない従来の防水コ
ネクタの電線引出部と比較して、本考案では雌型コネク
タハウジングから突出するワイヤハーネスの突出方向の
みならず雄型コネクタハウジングから突出するワイヤハ
ーネスの突出方向をも変更できる。
イヤハーネスの突出方向の変更ができない従来の防水コ
ネクタの電線引出部と比較して、本考案では雌型コネク
タハウジングから突出するワイヤハーネスの突出方向の
みならず雄型コネクタハウジングから突出するワイヤハ
ーネスの突出方向をも変更できる。
第1図は本考案実施例クランプのコネクタ固定状況を示
す斜視図。 第2図はそのクランプをコネクタに結合する前の斜視
図。 第3図はそのコネクタの雌型コネクタハウジングの平面
図。 第4図は第3図のA−A断面図。 第5図はそのコネクタの雌型コネクタハウジングの右側
面図。 第6図はそのクランプの平面図。 第7図はそのクランプの正面図。 第8図はそのクランプの右側面図。 第9図は第7図のB−B断面図。 第10図は第9図のC−C断面図。 1:結合部、2:係止部、3:ハーネス保持部、4:フランジ
部、8:弾性挟持片、9:係止凸部、10:コネクタ用固定ク
ランプ、12:ハーネス収容部、14:アーム、20:多極コネ
クタ、21:雌形コネクタハウジング、22:雄形コネクタハ
ウジング、23:雌形コネクタハウジングの上面、24:レー
ル溝、33,34:ワイヤハーネス、H:係止孔、P:パネル(被
取付体)。
す斜視図。 第2図はそのクランプをコネクタに結合する前の斜視
図。 第3図はそのコネクタの雌型コネクタハウジングの平面
図。 第4図は第3図のA−A断面図。 第5図はそのコネクタの雌型コネクタハウジングの右側
面図。 第6図はそのクランプの平面図。 第7図はそのクランプの正面図。 第8図はそのクランプの右側面図。 第9図は第7図のB−B断面図。 第10図は第9図のC−C断面図。 1:結合部、2:係止部、3:ハーネス保持部、4:フランジ
部、8:弾性挟持片、9:係止凸部、10:コネクタ用固定ク
ランプ、12:ハーネス収容部、14:アーム、20:多極コネ
クタ、21:雌形コネクタハウジング、22:雄形コネクタハ
ウジング、23:雌形コネクタハウジングの上面、24:レー
ル溝、33,34:ワイヤハーネス、H:係止孔、P:パネル(被
取付体)。
Claims (1)
- 【請求項1】雌形コネクタハウジング(21)の上面(2
3)に雄形コネクタハウジング(22)の挿入方向に配設
された一対のレール溝(24,24)に結合して前記雌形コ
ネクタハウジング(21)を被取付体(P)に固定するコ
ネクタ(20)用固定クランプ(10)において、 前記被取付体(P)の突出端近傍に係止孔(H)が開設
され、 前記固定クランプ(10)が 前記レール溝(24,24)に一対のフランジ部(4,4)を挿
着することにより前記雌形コネクタハウジング(21)の
上面(23)に結合する結合部(1)と、 前記結合部(1)の上面に立設され一対の弾性挟持片
(8,8)により前記係止孔(H)を覆うように前記被取
付体(P)の突出端を挟持しかつ前記弾性挟持片(8)
の内面に設けられた係止凸部(9)が前記係止孔(H)
に挿入係止する係止部(2)と、 前記結合部(1)から前記雄形コネクタハウジング(2
2)の挿入方向に垂直に延びて設けられたアーム(14)
とこのアーム(14)に続いて設けられ前記雌形コネクタ
ハウジング(21)又は前記雄形コネクタハウジング(2
2)に端子を介して接続されたワイヤハーネス(33,34)
を収容するハーネス収容部(12)とを有するハーネス保
持部(3)と を備え、 前記ハーネス保持部(3)が前記ワイヤハーネス(33,3
4)をUターンさせた状態で保持し、かつ前記結合部
(1)と前記係止部(2)と前記ハーネス保持部(3)
とが一体的に形成されたことを特徴とするコネクタ用固
定クランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988085642U JPH081582Y2 (ja) | 1988-06-28 | 1988-06-28 | コネクタ用固定クランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988085642U JPH081582Y2 (ja) | 1988-06-28 | 1988-06-28 | コネクタ用固定クランプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH027883U JPH027883U (ja) | 1990-01-18 |
JPH081582Y2 true JPH081582Y2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=31310294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988085642U Expired - Lifetime JPH081582Y2 (ja) | 1988-06-28 | 1988-06-28 | コネクタ用固定クランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH081582Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019085943A (ja) * | 2017-11-08 | 2019-06-06 | 株式会社デンソー | 内燃機関用の点火コイル |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0747821Y2 (ja) * | 1989-05-25 | 1995-11-01 | 矢崎総業株式会社 | パネルロック付コネクタ |
JP3988222B2 (ja) * | 1997-10-08 | 2007-10-10 | 株式会社豊田自動織機 | スライドシートのワイヤハーネス |
Family Cites Families (3)
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-
1988
- 1988-06-28 JP JP1988085642U patent/JPH081582Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2019085943A (ja) * | 2017-11-08 | 2019-06-06 | 株式会社デンソー | 内燃機関用の点火コイル |
Also Published As
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JPH027883U (ja) | 1990-01-18 |
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