JPH07310466A - コンストラクション装置付レバータンブラー錠 - Google Patents
コンストラクション装置付レバータンブラー錠Info
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- JPH07310466A JPH07310466A JP12696694A JP12696694A JPH07310466A JP H07310466 A JPH07310466 A JP H07310466A JP 12696694 A JP12696694 A JP 12696694A JP 12696694 A JP12696694 A JP 12696694A JP H07310466 A JPH07310466 A JP H07310466A
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Abstract
り、工事完了後は合鍵のみにより、夫々切換えて使用で
きるコンストラクション装置付レバータンブラー錠にお
いて、コンストラクション装置の解除を合鍵によって行
えるようにする。 【構成】 選択された少なくとも1個のタンブラーを休
止タンブラーとして指定し、これら休止タンブラーに係
止突起を形成して、この係止突起をバックアップピン1
4に係合させて不作動状態に置く。内筒の半径方向に移
動可能な作動板70によりバックアップピンを係止し、
作動板70に重合するように配設されたリセットタンブ
ラー18が合鍵LKにより押動された時、その解錠切り
欠き9bがロッキングバー15から外れるようにし、内
筒の回動に伴うロッキングバー15の移動により、リセ
ット突起70fを介して作動板70を動かし、バックア
ップピン14を解放する。
Description
置付レバータンブラー錠(以下単にコンス・タンブラー
錠という)に係り、特に、コンストラクション装置を合
鍵で解除できるようにしたコンス・タンブラー錠に関す
る。
そってカム溝を形成した外筒と、この外筒に回転自在に
嵌合し、間隙を介して中心軸線方向に積層された複数の
仕切板を設けると共に、中心軸線に沿って鍵孔を貫通さ
せた内筒と、この内筒の母線に沿って延在し、内筒の外
周部において半径方向に移動可能に案内されると共に、
上記カム溝と係合する外側縁が外方に突出する方向に付
勢されたロッキングバーとを有し、上記仕切板の間の各
スロットに、夫々全体の形状が略C字形で一端部を揺動
自在に軸支され、鍵孔に挿通された鍵の側端縁と干渉す
る方向に付勢されると共に、常態では内筒を軸線方向に
貫通するバックアップピンに係止され、且つ自由端部外
側縁にロッキングバーの内側縁を受入れる解錠切り欠き
を形成したタンブラーを挿設し、これらのタンブラー群
の夫々が鍵孔に挿通された合鍵の対応する鍵溝と係合し
たとき、各タンブラーの解錠切り欠きがロッキングバー
の内側縁と整合するようにしたもので、所謂シリンダー
錠の一種である。
はコンストラクションキー(工事専用鍵)という特殊な
鍵で各住戸の錠前の施解錠を行い、工事完了後に、コン
ストラクション装置を解除すれば、コンストラクション
キーは使用不能となり、以後施主又は入居者が使う合鍵
(住戸鍵)だけが使えるようになる装置のことで、工事
中における施工者の錠前施解錠作業及び鍵管理業務の合
理化を図り、更に施主又は入居者のより一層の安全を確
保するために案出されたものである。
備の鍵)のことではなく、一の錠前を解錠するための正
規の鍵形状を有する鍵をいうものとする。
ば、レバータンブラー錠内部の複数のタンブラーの内選
択された少なくとも1個のタンブラーを係止部材で解錠
可能位置に係止し、すなわちこれら選択されたタンブラ
ーを工事中一時的に不作動状態にし、残余の作動状態に
あるタンブラーだけを操作する合鍵とは異なる工事専用
鍵をコンストラクションキーとして工事中用い、工事完
了後は業者が特殊な工具を用いて上記選択されたタンブ
ラーの係止を解いて作動状態に戻すようにしていた。
は、特殊工具と共にコンストラクション装置を解除した
ことを確認するために施主等に引き渡すべき合鍵も持参
しなければならず、紛失や悪意あるものによる合鍵の複
製の可能性が全く無いとは言い切れない。
9238号(特公平3−9988号)をもって、施主や
入居者に手交された合鍵の最初の使用により、施主又は
入居者が自ら、且つ直接に、コンストラクション装置を
解除できるコンス・タンブラー錠を提案した。
るコンス・タンブラー錠を改良し、その作動の確実性、
及び円滑性を向上させることを目的としている。
め、請求項1に記載の発明は、レバータンブラー錠の少
なくとも1個のタンブラーを休止タンブラーとして指定
し、休止タンブラーの自由端部内側端縁に係止突起を形
成して、コンストラクション装置作動時、この係止突起
をバックアップピンに係合させることにより休止タンブ
ラーを不作動状態に置き、もって休止タンブラーに臨む
部分の側端縁部を切り欠いた工事専用のコンストラクシ
ョンキーの使用を可能にし、一方、コンストラクション
装置作動時上記休止タンブラーと係合する部分の近傍を
切り欠いたバックアップピンを、軸線方向に一定距離移
動可能に案内すると共に、上記切り欠き部分が休止タン
ブラーと整合する方向に付勢し、他方、コンストラクシ
ョン装置作動時上記バックアップピンと係合してこれを
コンストラクション装置作動位置に係止する作動板を内
筒半径方向に移動可能に設け、この作動板に重合するよ
うに配設され、内筒半径方向に移動可能に案内されたリ
セットタンブラーの自由端部外側縁に、コンストラクシ
ョンキーが鍵孔に挿入された時ロッキングバーと整合す
る解錠切り欠きを形成し、もってコンストラクションキ
ー使用時ロッキングバーのリセットタンブラーの切り欠
きへの係入を許して作動板をバックアップピン係止位置
に保持し、リセットタンブラーに臨む部分の側端縁にコ
ンストラクションキーとは異なる鍵溝を形成した合鍵の
操作時、リセットタンブラー及びリセットタンブラーと
作動板との係合部を介してロッキングバーにより作動板
を動かし、作動板によるバックアップピンの係止を解い
てバックアップピンを解放し、もってバックアップピン
の切り欠き部分と休止タンブラーとを整合させて、コン
ストラクション装置を解除するようにしたことを特徴と
する。
によるコンス・タンブラー錠は、コンストラクション装
置が作動しているときには、バックアップピンが、作動
板により、その付勢力に抗して、コンストラクション装
置作動位置に係止されている。
置作動位置にあるときには、休止タンブラーの係止突起
がバックアップピンによって不作動位置に係止される。
する合鍵の鍵溝の深さに応じて、係止突起がバックアッ
プピンに係止された状態において、休止タンブラーの自
由端部外側縁に形成された解錠切り欠きがロッキングバ
ーと整合するように、解錠切り欠きの形成位置が設定さ
れている。
置に係止されているから、通常この休止タンブラーに臨
む部分を切り欠いて細くしたコンストラクションキーを
鍵孔に挿入すると、休止タンブラー以外のタンブラーに
臨む部分に合鍵と同じ鍵溝を形成してあれば、このコン
ストラクションキーは全タンブラーを解錠位置に揃える
ことができ、したがって工事専用鍵として使用できる。
いは、休止タンブラー以外のタンブラーの組合せにより
得るわけである。
入した時、リセットタンブラーの自由端部外側縁に形成
された解錠切り欠きもロッキングバーと整合しているか
ら、コンストラクション装置作動時リセットタンブラー
もその解錠切り欠きへのロッキングバーの係入を許容
し、リセットタンブラーとロッキングバーとの干渉は生
じない。
鍵孔へ挿入すると、合鍵のリセットタンブラー以外のタ
ンブラーに臨む部分の鍵溝は、正規の鍵溝形状(深さ)
となっているから、リセットタンブラー以外のタンブラ
ーは全部解錠位置にあり、各々の自由端部外足縁の解錠
切り欠きはロッキングバーに整合している。
合鍵の側端縁の鍵溝深さはコンストラクションキーのそ
れとは異なっているから、リセットタンブラーの解錠切
り欠きはロッキングバーとは整合しなくなる。
ロッキングバーとの間に生じる楔作用により、ロッキン
グバーは内筒半径方向に移動する。
ンブラーの自由端部を移動方向に押動し、リセットタン
ブラー及びリセットタンブラーと作動板との係合部を介
して作動板を内筒半径方向に移動させる。
合が解け、バックアップピンが解放される結果、バック
アップピンは、その付勢力により、休止タンブラーとバ
ックアップピンの切り欠き部分とが整合する方向に移動
する。
欠き部分が整合すると、休止タンブラーの係止突起はこ
の切り欠き部分を潜り抜けるから、休止タンブラーは作
動状態に戻る。このようにしてコンストラクション装置
は解除される。
部はバックアップピンに乗り上がり、作動板及び係合部
を介してこれと一体的に連結されたリセットタンブラー
は移動終了状態を安定に保つ。
ョンキーを挿入しても変ることは無く、要するにこのコ
ンストラクション装置の解除は不可逆的に行われる。
明する。尚、以下の説明において、ロータリーディスク
シリンダー錠とも称されるレバータンブラー錠の構造は
周知であるから、以下に極簡単に説明する。
凸条2、2を一体的に結合した外筒であって、この外筒
1の内周面の例えば2ヵ所には、カム溝3が形成されて
いる。
示す内筒が回転自在に嵌合している。この内筒4は、図
1に示すように、扉等の外面側に露出するフランジ付盤
状のキーガイド5と、尾栓6との間に、複数の仕切板
7、7が間隙を介して内筒軸線方向に積層されて配設さ
れている。図示の実施例では、第1及至第7仕切板7−
1〜7−7が設けられている。
全体の形状が略円形の板状体であり、図3で左右両側に
は円弧状の挿入片7a,7aが一体に形成され、中央部
には例えば略W字形の鍵挿通孔7bと、台形と矩形とを
組合せた六角形のバックアップピン挿通孔7cとが開口
している。
孔7dが開口している。更に又、鍵挿通孔7bに関して
支軸孔7dと反対側の外周部は図示のように凸字形に切
り欠かれ、後述のロッキングバーを内筒の半径方向に移
動可能に案内するための案内溝7eが形成されている。
板7−1〜7−7、後述の作動板、前記キーガイド5及
び尾栓6は、図1及び図8に示すリテーナ8、8を介し
て相互に一体的に結合され、内筒4を構成している。
に沿って一定の幅で切り欠いた形状の、湾曲した板状体
で(図示せず)、その長さ方向に沿って、仕切板7の挿
入片7aと嵌合する矩形の開口が列設されており、これ
ら一対のリテーナ8、8は、仕切板7、7を介して相互
に結合されるのだが、その構造は既に周知であるから、
更に詳細な説明は省略する。
板7と、隣接する他の仕切板7との間に形成されたスロ
ットには、図4に示すように、全体の形状が略C字形の
タンブラー9が挿設されている。
行に貫通する支軸12(図1参照)により、スロット内
で揺動可能に軸支され、一端をばね受け溝9aに係合さ
せたタンブラーばね13(図7参照)の弾力により、そ
の中央部が鍵孔11(図1、図2及び図7参照)に近接
する方向に付勢されているが、鍵孔11に鍵が挿入され
ていない常態においては、内筒4を鍵孔11と平行に貫
通するバックアップピン14に係止されるのは通常のレ
バータンブラー錠と同様である。
には、図4に示すように、解錠切り欠き9bが形成され
ており、この解錠切り欠きの形成位置は対応する合鍵の
鍵溝の深さに応じて変えられている。
のレバータンブラー9に対応する鍵溝がレバータンブラ
ーの中央部と係合した時、その解錠切り欠き9bが、常
態において前記カム溝中に定座するロッキングバー15
(図1参照)と整合する。
仕切板7(図3参照)の前記案内溝7eに係合している
ロッキングバー15も内筒4と一体に回動し、その外側
縁が外筒のカム溝3の斜面に押圧される結果、ロッキン
グバー15とカム溝3の斜面との間に生じる楔作用によ
り、ロッキングバー15は内筒4の半径方向で鍵孔11
に近接する方向に移動する。
切り欠き9b、9bがロッキングバー15に整合してい
れば、ロッキングバー15の内側縁はレバータンブラー
の解錠切り欠き9bに係入し、ロッキングバーとレバー
タンブラーとの干渉が生じないので、内筒4の更なる回
動が可能になる。すなわち、このレバータンブラー錠は
解錠状態となる。
も、その解錠切り欠き9bがロッキングバー15と整合
していない時には、ロッキングバー15はそのレバータ
ンブラー9の自由端部外側端縁と干渉し、以後更なる内
筒4の回動は不可能となる。すなわち、この場合レバー
タンブラー錠は解錠されない。
代表的な構成であるが、本発明によるコンス・タンブラ
ー錠は、上記したレバータンブラー錠の一部を変更して
コンストラクション装置を組込んでいる。
錠においては、複数のレバータンブラー9、9の内少な
くとも1個のタンブラーを休止タンブラー90として指
定する。図1に示す実施例においては、鍵穴11の外側
の開口から見て奥の5個のレバータンブラーが休止タン
ブラー90−1〜90−5として指定されている。
うに、通常のレバータンブラー9と同様の形状であり、
その自由端部外側縁には解錠切り欠き9bも形成されて
いる。異なるところは、その自由端部内側縁に係止突起
90aが形成されている点のみである。
起90aが長くなっており、あたかも突起ではなく段部
のような形状であるが、それは設計上の問題であって、
実際には段部である必要はなく、突起で良い。
欠き9bとの位置関係は、鍵孔11に鍵が挿入されてい
ない常態において、係止突起90aがバックアップピン
14に当接してその角度位置に係止されているとき、解
錠切り欠き9bがロッキングバー15に整合するように
設定するものとする。
るバックアップピン14の部分は、休止タンブラー9
0、90に対応して断続的に切り欠かれ、少なくとも休
止タンブラーと同数の切り欠き部分14a、14aが形
成されている。
分14aの形成箇所は、そのロッキングバー15に対向
する側面部分で、且つ、対応する休止タンブラー90よ
り鍵孔11の開口に近い部分である。
分14aのロッキングバー15から見た切込み深さは、
この切り欠き部分14aと休止タンブラー90とが内筒
軸線方向において整合したとき、後者の係止突起90a
がこの切り欠き部分を潜り抜けることができる程度に設
定されている。
示すように、圧縮コイルばねとしてのリセットばね16
の弾力により、切り欠き部分が対応する休止タンブラー
90と整合する方向に付勢されている。
動している状態を示し、この状態では、バックアップピ
ンの切り欠き部分14aが対応する休止タンブラー90
と整合しない位置にバックアップピン14が係止されて
いる。
止し、コンストラクション装置を作動させるため、内筒
最奥の仕切板がバックアップピン14を作動位置に係止
する作動板70として指定されている。
ように、概ね、他の仕切板7(図3参照)と同様であ
る。異なるところの第一点は、支軸12が挿通される支
軸孔70dが長孔となっていて、作動板70が内筒の半
径方向に移動できることである。
溝70eとが矩形になっているのは技術的には別に意味
は無いが、バックアップピン挿通孔70cの両側、及び
案内溝70eの両側の計4ヵ所のハッチングを施した部
分は、図面手前側に突出してリセット突起70fを構成
している。
70f、70fは図7に示すように後述のリセットタン
ブラー18を挟むように配設されているが、実際にはリ
セットタンブラー18の自由端部内側端縁に臨むもの
(図7で上側のもの)だけあれば作動に支障はない。
うに、作動板ばね17、17(図7参照)の弾力によ
り、バックアップピンの内端部の切り欠き部分14aと
は反対側の側面に形成された係止切り欠き(付番せず)
と係合する方向に付勢されている。
て、作動板70と尾栓6との間に形成されたスロットに
リセットタンブラー18が挿設されている。
すように、その支軸挿通孔18dが長孔になっていて、
作動板70と同様に、全体として内筒半径方向に移動で
きる点が他のレバータンブラー9とは異なっている。
の弾力によりその中央部が鍵孔11に近接する方向に付
勢されている点、或いは自由端部外側縁に解錠切り欠き
9bが形成されている点等は、他のレバータンブラー9
と同様である。
端部が前記作動板70のリセット突起70f、70fの
間に挟まれた状態でスロット内に組込まれる。
によるコンス・タンブラー錠は、コンストラクション装
置作動時には、図1及び図7に示すように、バックアッ
プピン14が作動板70によって、コンストラクション
装置作動位置に係止されている。
ブラー18に対応する部分を細くしたコンストラクショ
ンキーCKを鍵孔に挿入すると、コンストラクションキ
ーCKはリセットタンブラー18に接触せず、したがっ
てリセットタンブラー18の解錠切り欠き9bはロッキ
ングバー15と整合している。
5はリセットタンブラーとは干渉せずに内筒半径方向に
移動するから、他のレバータンブラー9、9も解錠角度
位置に置かれることを条件として、このレバータンブラ
ー錠は工事期間中コンストラクションキーによって施解
錠できる。
ンキーCKのリセットタンブラー18に臨む部分が細く
なっており、リセットタンブラーに接触しないが故に、
予め解錠切り欠き9bをロッキングバー15と整合させ
てあるリセットタンブラーをロッキングバー15と干渉
させないような構造であるが、これは、コンストラクシ
ョンキーCKによりリセットタンブラーを強制的に押動
し、その押動の結果解錠切り欠き9bがロッキングバー
15と整合するようにしてもよい。
孔11に挿入すると、図8に示すように、合鍵LKがリ
セットタンブラー18を外側に押動し、その結果、リセ
ットタンブラーの解錠切り欠き9bがロッキングバー1
5と整合しなくなる。
示すように、楔作用により外筒のカム溝3から外筒1の
内周面に乗り上がるロッキングバー15が、その過程に
おいて、内筒半径方向に移動してリセットタンブラー1
8の自由端部と干渉し、これをロッキングバー15の移
動方向と同方向に押動する。
板70とは、後者に形成された突起を介して一体的に結
合されているから、両者は内筒の半径方向、すなわち図
8で上方に移動し、その結果作動板70とバックアップ
ピン14との係合が解かれ、後者は前者から解放され
る。
ばね16(図1参照)の弾力によりその切り欠き部分1
4aが対応する休止タンブラー90と整合する方向に移
動し、このようにしてコンストラクション装置が解除さ
れる。
ー18の動きを作動板70に伝達するため、作動板70
に突起を形成し、これをリセットタンブラー18に係合
させるようにしたが、これは、例えばリセットタンブラ
ー18の作動板側の面に係合ピンを突設し、これを作動
板70に形成した長穴に係合させるようにしてもよい
(図示せず)。この場合、長穴の形状は、合鍵LKによ
るリセットタンブラーの移動と同様の円弧状となる。
を示し、この実施例は、作動板70として、仕切板の図
における下半分のみを用いるようにしたものである。そ
の他の点については、上記した実施例と変るところはな
いから、更に詳細な説明は省略する。
図9と等符号を付した部分は、図7及至図9と均等な部
分を示す。
は、選択された少なくとも1個のタンブラーを休止タン
ブラーとして指定し、これら休止タンブラーに係止突起
を形成して、コンストラクション装置作動時、この係止
突起をバックアップピンに係合させて休止タンブラーを
不作動状態に置き、もってこの休止タンブラーに臨む部
分を細くしたコンストラクションキーを使用可能とし、
一方、工事完了後最初の合鍵の使用により、バックアッ
プピンを内筒軸線方向に移動させ、休止タンブラーをバ
ックアップピンの切り欠き部分を潜らせて自由にし、も
ってコンストラクション装置を専門の工具や技術無しに
解除できるようにしたので、コンストラクション装置の
解錠作業を格段に合理化することができる。
数を最小にすることができ、錠前の安全性をより一層高
めることができる。
の形状を合鍵のそれとは全く異なったものにすることが
できるので、コンストラクションキーから合鍵を複製さ
れる恐れが全く無い、等種々の効果を奏する。
錠の縦断面図で、コンストラクション装置が作動してい
る状態を示す。
で、コンストラクション装置が作動している状態を示
す。
れた状態を示す。
装置が解除された状態を示す。
ー錠の図7と同様の横断面図で、合鍵が鍵孔に挿入され
た状態を示す。
ョン装置が解除された状態を示す。
Claims (3)
- 【請求項1】 レバータンブラー錠の少なくとも1個の
タンブラーを休止タンブラーとして指定し、休止タンブ
ラーの自由端部内側端縁に係止突起を形成して、コンス
トラクション装置作動時、この係止突起をバックアップ
ピンに係合させることにより休止タンブラーを不作動状
態に置き、もって休止タンブラーに臨む部分の側端縁部
を切り欠いた工事専用のコンストラクションキーの使用
を可能にし、一方、コンストラクション装置作動時上記
休止タンブラーと係合する部分の近傍を切り欠いたバッ
クアップピンを、軸線方向に一定距離移動可能に案内す
ると共に、上記切り欠き部分が休止タンブラーと整合す
る方向に付勢し、他方、コンストラクション装置作動時
上記バックアップピンと係合してこれをコンストラクシ
ョン装置作動位置に係止する作動板を内筒半径方向に移
動可能に設け、この作動板に重合するように配設され、
内筒半径方向に移動可能に案内されたリセットタンブラ
ーの自由端部外側縁に、コンストラクションキーが鍵孔
に挿入された時ロッキングバーと整合する解錠切り欠き
を形成し、もってコンストラクションキー使用時ロッキ
ングバーのリセットタンブラーの切り欠きへの係入を許
して作動板をバックアップピン係止位置に保持し、リセ
ットタンブラーに臨む部分の側端縁にコンストラクショ
ンキーとは異なる鍵溝を形成した住戸鍵の操作時、リセ
ットタンブラー及びリセットタンブラーと作動板との係
合部を介してロッキングバーにより作動板を動かし、作
動板によるバックアップピンの係止を解いてバックアッ
プピンを解放し、もってバックアップピンの切り欠き部
分と休止タンブラーとを整合させて、コンストラクショ
ン装置を解除するようにしたことを特徴とするコンスト
ラクション装置付レバータンブラー錠。 - 【請求項2】 上記リセットタンブラーと作動板との係
合部が、作動板のリセットタンブラーに対向する面に突
設され、リセットタンブラーの自由端部の内側端縁に臨
むリセット突起である請求項1記載のコンストラクショ
ン装置付レバータンブラー錠。 - 【請求項3】 上記リセットタンブラーと作動板との係
合部が、リセットタンブラーの作動板に対向する面に突
設され、作動板に開口したピン孔と嵌合したリセットピ
ンである請求項1記載のコンストラクション装置付レバ
ータンブラー錠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12696694A JP3583807B2 (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | コンストラクション装置付レバータンブラー錠 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP12696694A JP3583807B2 (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | コンストラクション装置付レバータンブラー錠 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH07310466A true JPH07310466A (ja) | 1995-11-28 |
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ID=14948309
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Country Status (1)
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JP (1) | JP3583807B2 (ja) |
Cited By (3)
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JP2003193715A (ja) * | 2001-10-15 | 2003-07-09 | Miwa Lock Co Ltd | ロータリーディスクタンブラー錠及び鍵 |
JP2007285033A (ja) * | 2006-04-18 | 2007-11-01 | Miwa Lock Co Ltd | シリンダ錠 |
KR100985343B1 (ko) * | 2003-03-04 | 2010-10-04 | 미와 로끄 가부시끼가이샤 | 로터리 디스크 텀블러 자물쇠 및 열쇠 |
-
1994
- 1994-05-17 JP JP12696694A patent/JP3583807B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3583807B2 (ja) | 2004-11-04 |
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