JP4084031B2 - シリンダ錠のシャッター機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、シリンダ錠、最適の適用例としては本出願人が先に提案したロータリーディスクタンブラー錠、の内筒に設けるシャッター機構に係り、特に、ピッキングを著しく困難にするシャッター機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、先に、特願2001−316885を以て、従来の所謂レバータンブラー錠(ロータリーディスクシリンダ錠)を改良した新規なロータリーディスクタンブラー錠を提案した。
【0003】
このロータリーディスクタンブラー錠は、内周面の母線に沿ってカム溝を形成した外筒と、この外筒に回転自在に嵌合し、間隙を介して中心軸線方向に積層された複数の仕切板を設けると共に、中心軸線に沿って鍵孔を貫通させた内筒と、この内筒の母線に沿って延在し、内筒の外周部において半径方向に移動可能に案内されると共に、上記カム溝と係合する外側縁が外方に突出する方向に付勢されたロッキングバーとを有し、上記仕切板の間の各スロットに、中央部に鍵孔を包囲し得る大きさの鍵挿通孔を形成した環状のロータリーディスクタンブラーを挿設し、その実体部の1ヵ所を、内筒を軸線方向に貫通する支軸に揺動可能に軸支すると共に、自由端部外側端縁に解錠切欠を形成し、一方、鍵挿通孔の開口端縁に、先端の移動軌跡が鍵孔に挿入された合鍵のブレードの平面部又は端縁部と干渉する係合突起を一体に突設し、各ロータリーディスクタンブラーをこの係合突起が合鍵に近接する方向に付勢すると共に、常態では内筒を軸線方向に貫通するバックアップピンに係止し、他方、これらのタンブラー群の係合突起の夫々が鍵孔に挿通された合鍵のブレードに形成された対応する窪みと係合したとき、各ロータリーディスクタンブラーの解錠切欠がロッキングバーの内側縁と整合するようにしたことを特徴とするものである。
【0004】
上記したロータリーディスクタンブラー錠の構成を更に要約すると、図1に示すように、中央部に鍵孔を包囲し得る大きさの鍵挿通孔1を形成した環状のロータリーディスクタンブラー2を支軸3に揺動可能に軸支すると共に、自由端部外側端縁に解錠切欠4を形成し、一方、鍵挿通孔1の開口端縁に、先端の移動軌跡が鍵孔5に挿入された合鍵6のブレードの平面部又は端縁部と干渉する係合突起7を一体に突設し、各ロータリーディスクタンブラー2をこの係合突起7が合鍵6に近接する方向に付勢すると共に、常態ではバックアップピン8に係止し、他方、これらのタンブラー群の係合突起の夫々が鍵孔5に挿通された合鍵6のブレードに形成された対応する窪み9と係合したとき、各ロータリーディスクタンブラーの解錠切欠4をロッキングバー11の内側縁と整合させるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、上記した構成の新規なロータリーディスクタンブラー錠を改良しようとするものではなく、これに新規なシャッター機構を付加することでピッキングをより困難にし、錠前としてのロータリーディスクタンブラー錠の安全性を更に向上させることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この発明は、内周面の母線に沿ってカム溝を形成した外筒と、この外筒に回転自在に嵌合し、間隙を介して中心軸線方向に積層された複数の仕切板を設けると共に、中心軸線に沿って鍵孔を貫通させた内筒と、この内筒の母線に沿って延在し、内筒の外周部において半径方向に移動可能に案内されると共に、上記カム溝と係合する外側縁が外方に突出する方向に付勢されたロッキングバーと、内筒を軸線方向に貫通する支軸に揺動可能に軸支されるタンブラー群とを有し、上記仕切板の間の各スロットにタンブラーを収納すると共に、タンブラーの自由端部外側端縁に解錠切欠を形成し、一方、各タンブラーに、鍵孔に挿入された合鍵のブレードと干渉する係合突起を一体に突設し、各タンブラーをこの係合突起が合鍵に近接する方向に付勢すると共に、常態では内筒を軸線方向に貫通するバックアップピンに係止し、他方、合鍵を内筒の鍵孔に挿入したとき、各タンブラーの解錠切欠がロッキングバーの内側縁と整合するようにしたシリンダ錠において、ロッキングバーを内筒外方に付勢するロッキングバーばねを収納する仕切板の上端縁に、合鍵のブレードより大きい幅で鍵孔に致る案内スリットを形成し、この案内スリット中に、タンブラーの支軸との干渉を避けるための逃げ溝を形成すると共に、この逃げ溝の下端部をらっぱ形に拡開して一対の円弧状の摺接端縁を形成した板状のシャッターを上下方向に移動可能に収納し、鍵孔に合鍵が挿入されない常態において、上記摺接端縁の上下方向の位置を、施解錠操作時鍵孔に挿入された合鍵の先端が進入できるように設定したことを特徴とする。
【0007】
【実施例】
以下、この発明の実施例を図2乃至図8を参照して説明する。
図2に示すように、ロータリーディスクタンブラー錠やレバータンブラー錠では、ロッキングバー11の前後2ヵ所をロッキングバーばね12により下方、すなわち外方に付勢している。
【0008】
奥の方(図2で左方)のロッキングバーばね12は、テールプラグ13を半径方向に貫通してバックアップピン8に致る付番しないばね孔に収納される。
【0009】
一方、外方のロッキングバーばね12は、他のものより少し厚く通常仕切板Bと称せられる仕切板14を下方から半径方向に貫通してバックアップピン8に致るばね収納孔15(図3参照)に収納される。
【0010】
この発明は、耐ピッキング性能を向上させるため、この仕切板14にシャッターを組込み、鍵孔に合鍵を挿入しない常態においてはこのシャッターを重力により下方に降下させて鍵孔を閉塞するように構成されている。
【0011】
そのため、図2及び図3に示すように、仕切板14の上端縁に、鍵孔より大きい幅で鍵孔5に致る案内スリット16を形成し、この案内スリット16中に、図5に示すような形状の板状のシャッター17を上下方向に移動可能に案内、収納する。
【0012】
このシャッター17は、図5の左右方向における中央部に、タンブラーの支軸3との干渉を避けるための逃げ溝18を形成すると共に、この逃げ溝18の下端部をらっぱ形に拡開して一対の円弧状の摺接端縁19、19を形成している。
【0013】
なお、このシャッター17はプレスによる抜き放しではなく、プレス加工後摺接端縁19のハッチングを施した部分を、プレスにより断面円弧状に成形することが望ましい。
【0014】
また、鍵孔に合鍵が挿入されない常態における上記摺接端縁19の上下方向の位置は、図8に示すように、合鍵6(図6及び図7参照)のブレードの先端(右端)が摺接端縁の下方に進入できるように設定されている。
【0015】
上記摺接端縁19の位置は、シャッター17の下端が案内スリット16の下端に当接することによって設定されるようにしてもよいし、或いは、逃げ溝18(図5参照)の上端が支軸3と係合したときその位置が設定されるようにしてもよい。
【0016】
上記のように構成されたこの発明の一実施例によるシャッター機構は、常態では、図8に示すように、シャッター17の一部は鍵孔5から覗くが、大部分はシャッターより手前のロータリーディスクタンブラー2、2の後に隠れる。
【0017】
なお、ロータリーディスクタンブラー2が鍵孔5の左右に見える理由は、内筒の軸線方向において相互に隣接するロータリーディスクタンブラー2、2は、図1に示す係合突起7が右左に位置を違えるように形成されると共に、ロータリーディスクタンブラーの付勢方向も交互に反対方向になるように設計されるからである。
【0018】
通常の施解錠操作では合鍵6が鍵孔に挿入されるから、その先端がシャッター17より手前のロータリーディスクタンブラーの係合突起7、7を押上げつつ鍵孔内に挿入され、シャッター17に致ると、合鍵の先端が摺接端縁19、19の下側に潜り込み、これらと合鍵先端の面取り部との間に生じる楔作用によりシャッター17全体を上方に押上げる。
【0019】
そして、施解錠操作後合鍵を鍵孔から抜くとき、シャッター17は重力により下方に落ち、図8に示す元の位置に戻る。
【0020】
したがって、シャッター17の存在は通常の施解錠操作では何等障害にならないが、ピッキングの場合にはシャッター17がその操作の邪魔になる。
【0021】
すなわち、ピッキングは、鍵孔5内に細い工具を差し入れ、目的のロータリーディスクタンブラーの係合突起7をこの工具で押上げると共に内筒にトルクを掛け、ロッキングバー11と解錠切欠4の整合を微妙な手ごたえをもとに検知し、そのロータリーディスクタンブラーの角度位置を摩擦係合を介してロッキングバー11に係止する。
【0022】
そして、この操作を全タンブラーについて奥の方から行うのであるが、一番奥のタンブラーを操作するとき、勿論工具によってシャッター17を押上げて、工具をそれより奥に挿入する。
【0023】
このとき、シャッター17を押上げる操作が以外に面倒で、支軸3に軸支され、円滑に回動するように支承されたタンブラーを動かすような訳には行かない。
【0024】
苦労してやって一番奥のタンブラーを解錠角度位置に係止したとしても、次のタンブラーは一番奥のものとは鍵孔内で左右反対に位置している上、鍵孔の横断面形状は中央部が複雑、かつ細くなっているので(図8参照)、工具を端に右から左に動かす、という訳には行かない。
【0025】
次のタンブラーをピッキングするときには、折角苦労してシャッター17を押上げて挿入した工具を、例えば鍵孔の左側の開口から一旦抜いて右側の開口に差し替えなければならず、このときシャッターをもう一度押上げなくてはならない。
【0026】
以下同様にして、ピッキングの際タンブラーの操作毎にシャッターを押上げなければならず、気が急いている不正解錠者はついには諦めて仕舞い、このようにしてこの発明によるシャッター機構はピッキングを著しく困難にする。
【0027】
なお、上記のシャッター機構は、図示のロータリーディスクタンブラー錠に限らず、従来のレバータンブラー錠にも適用可能である。
【0028】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、この発明は、内筒の比較的外端に近い仕切板14にシャッターを組込み、ピッキング時、タンブラーのピッキング毎に面倒なシャッターの押上げ操作を強いるから、ピッキングを著しく困難にする、という所期の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロータリーディスクタンブラー錠の構成を説明するための横断面図。
【図2】ロータリーディスクタンブラー錠の構成を説明するための縦断面図。
【図3】この発明によるシャッター機構の正面図。
【図4】その平面図。
【図5】シャッターの正面図。
【図6】合鍵の平面図。
【図7】合鍵の側面図。
【図8】この発明によるシャッター機構を備えたロータリーディスクタンブラー錠の正面図。
【符号の説明】
1 鍵挿通孔
2 ロータリーディスクタンブラー
3 支軸
4 解錠切欠
5 鍵孔
6 合鍵
7 係合突起
8 バックアップピン
9 窪み
11 ロッキングバー
12 ロッキングバーばね
14 仕切板
16 案内スリット
17 シャッター
18 逃げ溝
19 摺接端縁
Claims (1)
- 内周面の母線に沿ってカム溝を形成した外筒と、この外筒に回転自在に嵌合し、間隙を介して中心軸線方向に積層された複数の仕切板を設けると共に、中心軸線に沿って鍵孔を貫通させた内筒と、この内筒の母線に沿って延在し、内筒の外周部において半径方向に移動可能に案内されると共に、上記カム溝と係合する外側縁が外方に突出する方向に付勢されたロッキングバーと、内筒を軸線方向に貫通する支軸に揺動可能に軸支されるタンブラー群とを有し、上記仕切板の間の各スロットにタンブラーを収納すると共に、タンブラーの自由端部外側端縁に解錠切欠を形成し、一方、各タンブラーに、鍵孔に挿入された合鍵のブレードと干渉する係合突起を一体に突設し、各タンブラーをこの係合突起が合鍵に近接する方向に付勢すると共に、常態では内筒を軸線方向に貫通するバックアップピンに係止し、他方、合鍵を内筒の鍵孔に挿入したとき、各タンブラーの解錠切欠がロッキングバーの内側縁と整合するようにしたシリンダ錠において、ロッキングバーを内筒外方に付勢するロッキングバーばねを収納する仕切板の上端縁に、合鍵のブレードより大きい幅で鍵孔に致る案内スリットを形成し、この案内スリット中に、タンブラーの支軸との干渉を避けるための逃げ溝を形成すると共に、この逃げ溝の下端部をらっぱ形に拡開して一対の円弧状の摺接端縁を形成した板状のシャッターを上下方向に移動可能に収納し、鍵孔に合鍵が挿入されない常態において、上記摺接端縁の上下方向の位置を、施解錠操作時鍵孔に挿入された合鍵の先端が進入できるように設定したことを特徴とするシリンダ錠のシャッター機構。
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JP2001350685A JP4084031B2 (ja) | 2001-11-15 | 2001-11-15 | シリンダ錠のシャッター機構 |
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2001
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