JPH0662268B2 - 移動式クレーンの変位抑制装置 - Google Patents
移動式クレーンの変位抑制装置Info
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- JPH0662268B2 JPH0662268B2 JP1103250A JP10325089A JPH0662268B2 JP H0662268 B2 JPH0662268 B2 JP H0662268B2 JP 1103250 A JP1103250 A JP 1103250A JP 10325089 A JP10325089 A JP 10325089A JP H0662268 B2 JPH0662268 B2 JP H0662268B2
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- B66C13/066—Auxiliary devices for controlling movements of suspended loads, or preventing cable slack for minimising or preventing longitudinal or transverse swinging of loads for minimising vibration of a boom
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- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
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- B60G17/017—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements characterised by their use when the vehicle is stationary, e.g. during loading, engine start-up or switch-off
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- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
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- Control And Safety Of Cranes (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はラフテレンクレーン等の移動式クレーンにおい
て、走行時の振動を抑制するための変位抑制装置に関す
るものである。
て、走行時の振動を抑制するための変位抑制装置に関す
るものである。
移動式クレーンは、一般に第5図に示すように車輪1に
支持された車両本体2に、ブーム3をブーム俯仰用油圧
シリンダ4を介して水平軸5のまわりに回動自在に支持
させて構成されている。この移動式クレーンにおいて、
走行時に路面の起伏、急な走行加速および減速等に起因
して車両本体2が振動すると、ブーム3等が上下方向に
揺動し、車両本体2の振動がさらに増大され、乗心地が
悪くなる。
支持された車両本体2に、ブーム3をブーム俯仰用油圧
シリンダ4を介して水平軸5のまわりに回動自在に支持
させて構成されている。この移動式クレーンにおいて、
走行時に路面の起伏、急な走行加速および減速等に起因
して車両本体2が振動すると、ブーム3等が上下方向に
揺動し、車両本体2の振動がさらに増大され、乗心地が
悪くなる。
この走行時の振動を抑制するための装置として、たとえ
ば特開昭59−182195号公報に示される装置が知
られている。この装置は、第6図に示すようにブーム俯
仰用油圧シリンダ18の内部にダンプ機構19を設けて
構成され、このシリンダ18の負荷を保持する油室18
1に接続された油路13にカウンタバランス弁12が設
けられ、この油路13と、他方の油室182に接続され
た油路17および方向制御弁11に接続された油路14
との間に電磁式切換弁16とシャトル弁15とが設けら
れている。
ば特開昭59−182195号公報に示される装置が知
られている。この装置は、第6図に示すようにブーム俯
仰用油圧シリンダ18の内部にダンプ機構19を設けて
構成され、このシリンダ18の負荷を保持する油室18
1に接続された油路13にカウンタバランス弁12が設
けられ、この油路13と、他方の油室182に接続され
た油路17および方向制御弁11に接続された油路14
との間に電磁式切換弁16とシャトル弁15とが設けら
れている。
この装置によれば、切換弁16がイ位置で、方向制御弁
11をブーム上げ位置または下げ位置に切換えると、シ
リンダ18の油室181または油室182に圧油が流入
されてシリンダ18が伸縮され、ブーム上げ、下げが行
われる。そして、ブーム角度が10゜を越えると、切換
弁16がロ位置に切換わらないようにインターロックさ
れ、ブーム角度が10゜以下で上記インターロックが解
除される。その後、ロッカースイッチを係合位置にする
と、切換弁16がロ位置に切換えられ、油路13が切換
弁16とシャトル弁15を介して油路17に連通され、
油室181と油室182ならびにダンプ機構19の油室
191とが互いに連通されて閉回路が形成され、この状
態で走行することにより車両本体1に対する変位抑制作
用が発揮される。
11をブーム上げ位置または下げ位置に切換えると、シ
リンダ18の油室181または油室182に圧油が流入
されてシリンダ18が伸縮され、ブーム上げ、下げが行
われる。そして、ブーム角度が10゜を越えると、切換
弁16がロ位置に切換わらないようにインターロックさ
れ、ブーム角度が10゜以下で上記インターロックが解
除される。その後、ロッカースイッチを係合位置にする
と、切換弁16がロ位置に切換えられ、油路13が切換
弁16とシャトル弁15を介して油路17に連通され、
油室181と油室182ならびにダンプ機構19の油室
191とが互いに連通されて閉回路が形成され、この状
態で走行することにより車両本体1に対する変位抑制作
用が発揮される。
上記従来装置では、ブーム角度のみをインターロックの
判断基準としているため、クレーン作業中、荷を吊った
状態であっても、あるいはブーム3を伸した状態であっ
ても、ブーム角度が10゜以下になると、自動的にイン
ターロックが解除される。このときオペレータの誤操作
その他何らかの原因で切換弁16がロ位置に切換えられ
る場合がある。また走行後、ブーム角度が10゜以下で
あれば、切換弁16がロ位置に切換えられたままであ
り、この状態でオペレータの誤動作によりブームの伸
縮、吊荷の巻上げ等のクレーン作業が行われる場合があ
る。
判断基準としているため、クレーン作業中、荷を吊った
状態であっても、あるいはブーム3を伸した状態であっ
ても、ブーム角度が10゜以下になると、自動的にイン
ターロックが解除される。このときオペレータの誤操作
その他何らかの原因で切換弁16がロ位置に切換えられ
る場合がある。また走行後、ブーム角度が10゜以下で
あれば、切換弁16がロ位置に切換えられたままであ
り、この状態でオペレータの誤動作によりブームの伸
縮、吊荷の巻上げ等のクレーン作業が行われる場合があ
る。
このようにクレーン作業中に切換弁16がロ位置に切換
えられ、あるいは走行後に切換弁16がロ位置のままで
クレーン作業が行われると、シリンダ18の負荷を保持
する油室181と他方の油室182とが連通されて閉回
路となり、油室181に作用している吊荷等の負荷保持
圧力が油室182にも作用することになる。このためラ
ムシリンダのように油室181におけるメインピストン
183の有効受圧面積がピストンロッド184の断面積
に相当する面積だけとなり、油室181の負荷保持圧力
が異常に上昇する。そして、吊荷重の大きさ、ブーム3
の長さによっては上記油室181の負液保持圧力がカウ
ンタバランス弁12のリリーフ設定圧以上になり、カウ
ンタバランス弁12のオーバーロード弁が開かれてシリ
ンダ18が縮み、ブーム3および吊荷が急降下して走行
車体2に大きなショックが発生し、最悪の場合にはシリ
ンダ18および中空ピストンロッド(内側シリンダ)1
84が過負荷により破損するおそれがある。
えられ、あるいは走行後に切換弁16がロ位置のままで
クレーン作業が行われると、シリンダ18の負荷を保持
する油室181と他方の油室182とが連通されて閉回
路となり、油室181に作用している吊荷等の負荷保持
圧力が油室182にも作用することになる。このためラ
ムシリンダのように油室181におけるメインピストン
183の有効受圧面積がピストンロッド184の断面積
に相当する面積だけとなり、油室181の負荷保持圧力
が異常に上昇する。そして、吊荷重の大きさ、ブーム3
の長さによっては上記油室181の負液保持圧力がカウ
ンタバランス弁12のリリーフ設定圧以上になり、カウ
ンタバランス弁12のオーバーロード弁が開かれてシリ
ンダ18が縮み、ブーム3および吊荷が急降下して走行
車体2に大きなショックが発生し、最悪の場合にはシリ
ンダ18および中空ピストンロッド(内側シリンダ)1
84が過負荷により破損するおそれがある。
しかも、従来装置では、シリンダ18の内部にダンプ機
構19を設けているため、構造が非常に複雑であり、製
作が面倒でコストアップになる。また、ダンプ機構19
の油室191が油室182に常時連通しているので、ク
レーン作業時においてもダンプ機構19が油室182の
圧力変動の影響を受け、故障が生じ易く、かつ、ダンプ
機構19の補修等のメンテナンスが面倒である。
構19を設けているため、構造が非常に複雑であり、製
作が面倒でコストアップになる。また、ダンプ機構19
の油室191が油室182に常時連通しているので、ク
レーン作業時においてもダンプ機構19が油室182の
圧力変動の影響を受け、故障が生じ易く、かつ、ダンプ
機構19の補修等のメンテナンスが面倒である。
本発明は、このような問題を解消するためになされたも
のであり、その目的は、クレーン作業時にオペレータの
操作ミスが生じたとしても、油圧シリンダの負荷を保持
する油室と他方の油室とが連通する(走行モードに切換
わる)おそれがないようにインターロックし、また、走
行時には車両本体の変位抑制作用を効率よく発揮して乗
心地を大幅に改善するとともに、走行モードのままでは
クレーン作業ができないようにし、ブームの急降下や上
記シリンダの破損等が生じるのを防止でき、ダンプ機構
の故障も少なく、メンテナンスを容易にすることにあ
る。
のであり、その目的は、クレーン作業時にオペレータの
操作ミスが生じたとしても、油圧シリンダの負荷を保持
する油室と他方の油室とが連通する(走行モードに切換
わる)おそれがないようにインターロックし、また、走
行時には車両本体の変位抑制作用を効率よく発揮して乗
心地を大幅に改善するとともに、走行モードのままでは
クレーン作業ができないようにし、ブームの急降下や上
記シリンダの破損等が生じるのを防止でき、ダンプ機構
の故障も少なく、メンテナンスを容易にすることにあ
る。
また他の目的は、走行モードへの切換え初期、および長
時間の走行中、上記シリンダを含む閉回路内の油のリー
クによりシリンダが縮み、ブームが走行適正高さよりも
下がった場合、ブーム高さを走行適正高さに容易にリセ
ットできるようにすることにある。
時間の走行中、上記シリンダを含む閉回路内の油のリー
クによりシリンダが縮み、ブームが走行適正高さよりも
下がった場合、ブーム高さを走行適正高さに容易にリセ
ットできるようにすることにある。
上記目的達成のために、本発明の変位抑制装置は、車輪
に支持された車両本体にブームが油圧シリンダを介して
水平軸まわりに回動自在に支持され、車両本体に搭載さ
れたエンジンに伝動機構を介して主油圧ポンプが駆動状
態と停止状態とに切換自在に連結され、主油圧ポンプの
吐出油を上記油圧シリンダの負荷を保持する第1油室と
その反対側の第2油室とに切換自在に給排する方向制御
弁を備え、油圧シリンダと方向制御弁との間にカウンタ
バランス弁が設けられ、油圧シリンダとカウンタバラン
ス弁との間に、車両本体の変位抑制用アキュムレータが
設けられるとともに、上記第1油室と第2油室とを互い
に連通させて閉回路を形成しその閉回路をアキュムレー
タに連通させる走行モードと、上記連通を解除して第1
油室と第2油室とに独立して圧油を給排する作業モード
とに切換自在のモード切換手段が設けられ、上記主油圧
ポンプが停止状態にあるときにのみモード切換手段によ
る走行モードへの切換えを許容するコントローラを備え
ている。
に支持された車両本体にブームが油圧シリンダを介して
水平軸まわりに回動自在に支持され、車両本体に搭載さ
れたエンジンに伝動機構を介して主油圧ポンプが駆動状
態と停止状態とに切換自在に連結され、主油圧ポンプの
吐出油を上記油圧シリンダの負荷を保持する第1油室と
その反対側の第2油室とに切換自在に給排する方向制御
弁を備え、油圧シリンダと方向制御弁との間にカウンタ
バランス弁が設けられ、油圧シリンダとカウンタバラン
ス弁との間に、車両本体の変位抑制用アキュムレータが
設けられるとともに、上記第1油室と第2油室とを互い
に連通させて閉回路を形成しその閉回路をアキュムレー
タに連通させる走行モードと、上記連通を解除して第1
油室と第2油室とに独立して圧油を給排する作業モード
とに切換自在のモード切換手段が設けられ、上記主油圧
ポンプが停止状態にあるときにのみモード切換手段によ
る走行モードへの切換えを許容するコントローラを備え
ている。
上記モード切換手段は、たとえば第2油室を方向制御弁
に連通させる作業モードと第2油室から方向制御弁への
流出を遮断する走行モードとに切換自在の第1切換弁
と、油圧シリンダの第1油室から第2油室への流入を遮
断する作業モードと上記両油室を互いに連通させる走行
モードとに切換自在の第2切換弁と、第2油室からアキ
ュムレータへの流入を遮断する作業モードと第2油室を
アキュムレータに連通させる走行モードとに切換自在の
第3切換弁とによって構成され、上記各切換弁が電磁式
切換弁で構成される。
に連通させる作業モードと第2油室から方向制御弁への
流出を遮断する走行モードとに切換自在の第1切換弁
と、油圧シリンダの第1油室から第2油室への流入を遮
断する作業モードと上記両油室を互いに連通させる走行
モードとに切換自在の第2切換弁と、第2油室からアキ
ュムレータへの流入を遮断する作業モードと第2油室を
アキュムレータに連通させる走行モードとに切換自在の
第3切換弁とによって構成され、上記各切換弁が電磁式
切換弁で構成される。
なお、モード切換手段の第1切換弁と第3切換弁は電磁
式切換弁で構成され、第2切換弁は、第3切換弁とアキ
ュムレータとの間のアキュムレータ油路から入力された
パイロット圧が設定圧力以下で作業モードに保持され、
設定圧力を越えたときに走行モードに切換えられるパイ
ロット式切換弁で構成される場合もある。
式切換弁で構成され、第2切換弁は、第3切換弁とアキ
ュムレータとの間のアキュムレータ油路から入力された
パイロット圧が設定圧力以下で作業モードに保持され、
設定圧力を越えたときに走行モードに切換えられるパイ
ロット式切換弁で構成される場合もある。
上記構成において、好ましくは伝動機構をオン、オフす
る伝動スイッチと、走行モードと作業モードを選択する
モード選択スイッチとを備え、コントローラには、上記
伝動機構がオフでモード選択スイッチにより走行モード
が選択されたときに上記各電磁式切換弁を走行モードに
切換え、それ以外の時に各電磁式切換弁を作業モードに
保持する制御手段が設けられる。
る伝動スイッチと、走行モードと作業モードを選択する
モード選択スイッチとを備え、コントローラには、上記
伝動機構がオフでモード選択スイッチにより走行モード
が選択されたときに上記各電磁式切換弁を走行モードに
切換え、それ以外の時に各電磁式切換弁を作業モードに
保持する制御手段が設けられる。
さらに好ましくはブームの作動状態検出手段を有し、コ
ントローラには、上記伝動機構のオフ信号と、モード選
択スイッチによる走行モード選択信号と、ブーム作動状
態検出手段によるブームの走行適正状態検出信号とを入
力したときに上記各電磁式切換弁を走行モードに切換
え、それ以外のときに各電磁式切換弁を作業モードに保
持する制御手段が設けられる。
ントローラには、上記伝動機構のオフ信号と、モード選
択スイッチによる走行モード選択信号と、ブーム作動状
態検出手段によるブームの走行適正状態検出信号とを入
力したときに上記各電磁式切換弁を走行モードに切換
え、それ以外のときに各電磁式切換弁を作業モードに保
持する制御手段が設けられる。
また、エンジンにより常時駆動されている補助油圧ポン
プを有し、アキュムレータからドレン油路への流出を許
容する作業モードとその流出を遮断する走行モードとに
切換えられる電磁式の第4切換弁と、上記アキュムレー
タに補助油圧ポンプからの圧油を流入させる補給位置と
流入させない遮断位置とに切換えられる電磁式の第5切
換弁が設けられる。
プを有し、アキュムレータからドレン油路への流出を許
容する作業モードとその流出を遮断する走行モードとに
切換えられる電磁式の第4切換弁と、上記アキュムレー
タに補助油圧ポンプからの圧油を流入させる補給位置と
流入させない遮断位置とに切換えられる電磁式の第5切
換弁が設けられる。
上記の構成により、クレーン作業時にオペレータの操作
ミスが生じたとしても、主油圧ポンプが駆動されている
限り、走行モードに切換えられることがなく、ブーム俯
仰用油圧シリンダの第1油室と第2油室とが連通して閉
回路となるおそれがなくなる。そして、上記シリンダの
負荷保持圧力が異常に高圧になることが防止され、ブー
ムの急降下、シリンダの破損等が確実に防止される。ま
た、変位抑制用のダンプ機構として、油圧シリンダの外
部すなわち油圧シリンダと方向制御弁との間にアキュム
レータを設けているので、油圧シリンダの内部にダンプ
機構を設ける場合に比べて構造が簡素化され、故障も少
なく、メンテナンスも容易となる。
ミスが生じたとしても、主油圧ポンプが駆動されている
限り、走行モードに切換えられることがなく、ブーム俯
仰用油圧シリンダの第1油室と第2油室とが連通して閉
回路となるおそれがなくなる。そして、上記シリンダの
負荷保持圧力が異常に高圧になることが防止され、ブー
ムの急降下、シリンダの破損等が確実に防止される。ま
た、変位抑制用のダンプ機構として、油圧シリンダの外
部すなわち油圧シリンダと方向制御弁との間にアキュム
レータを設けているので、油圧シリンダの内部にダンプ
機構を設ける場合に比べて構造が簡素化され、故障も少
なく、メンテナンスも容易となる。
さらに上記各切換弁の組合わせにより操作性ならびに制
御性が向上される。また、走行モードへの切換え初期お
よび長時間の走行時等に、上記シリンダを含む閉回路内
の油のリークにより油圧シリンダが縮み、ブームが走行
適正高さよりも下がった場合、補助油圧ポンプと第5切
換弁とを介してブーム高さを走行適正高さに容易にリセ
ットできる。
御性が向上される。また、走行モードへの切換え初期お
よび長時間の走行時等に、上記シリンダを含む閉回路内
の油のリークにより油圧シリンダが縮み、ブームが走行
適正高さよりも下がった場合、補助油圧ポンプと第5切
換弁とを介してブーム高さを走行適正高さに容易にリセ
ットできる。
第1図は本発明の実施例を示している。第1図におい
て、エンジン20は第5図の移動式クレーンに搭載され
ている。このエンジン20は伝動機構(PTO)21を
介して複数個の主油圧ポンプ22,23が連結される。
上記ポンプ22の吐出側油路221にはチェック弁22
2およびメインリリーフ弁223が接続されるととも
に、方向制御弁30、油路31および32、カウンタバ
ランス弁33、モード切換手段40、第1油路34およ
び第2油路35を介してブーム俯仰用油圧シリンダ50
(第5図のシリンダ4に相当)が接続される。上記方向
制御弁30から取出された油路224と、ポンプ23の
吐出側油路231にはそれぞれ他の方向制御弁を介して
ブーム伸縮用油圧シリンダやウインチ用油圧モータ等の
作業機用アクチュエータが接続される。
て、エンジン20は第5図の移動式クレーンに搭載され
ている。このエンジン20は伝動機構(PTO)21を
介して複数個の主油圧ポンプ22,23が連結される。
上記ポンプ22の吐出側油路221にはチェック弁22
2およびメインリリーフ弁223が接続されるととも
に、方向制御弁30、油路31および32、カウンタバ
ランス弁33、モード切換手段40、第1油路34およ
び第2油路35を介してブーム俯仰用油圧シリンダ50
(第5図のシリンダ4に相当)が接続される。上記方向
制御弁30から取出された油路224と、ポンプ23の
吐出側油路231にはそれぞれ他の方向制御弁を介して
ブーム伸縮用油圧シリンダやウインチ用油圧モータ等の
作業機用アクチュエータが接続される。
モード切換手段40は第1切換弁41と第2切換弁42
と第3切換弁43とによって構成される。第1切換弁4
1は、油路32と第2油路35とを互いに連通させるc
位置と、第2油路35から油路32への流出を遮断して
その逆の流入を許容するd位置とに切換自在に設けられ
る。第2切換弁42は、第1油路34から第2油路35
への流入を遮断してその逆流を許容するe位置と、両油
路34,35を互いに連通させるf位置とに切換自在に
設けられる。第3切換弁43は、変位抑制用アキュムレ
ータ53に接続された油路54から第2油路35への流
入を許容してその逆流を遮断するg位置と、両油路3
5,54を互いに連通させるh位置とに切換自在に設け
られる。この実施例では各切換弁41,42,43が電
磁式切換弁により構成されている。
と第3切換弁43とによって構成される。第1切換弁4
1は、油路32と第2油路35とを互いに連通させるc
位置と、第2油路35から油路32への流出を遮断して
その逆の流入を許容するd位置とに切換自在に設けられ
る。第2切換弁42は、第1油路34から第2油路35
への流入を遮断してその逆流を許容するe位置と、両油
路34,35を互いに連通させるf位置とに切換自在に
設けられる。第3切換弁43は、変位抑制用アキュムレ
ータ53に接続された油路54から第2油路35への流
入を許容してその逆流を遮断するg位置と、両油路3
5,54を互いに連通させるh位置とに切換自在に設け
られる。この実施例では各切換弁41,42,43が電
磁式切換弁により構成されている。
ここで、クレーン作業を行う場合、まず伝動スイッチ
(PTOスイッチ)61をオンすると、コントローラ6
0を介して伝動機構21がオンされ、各ポンプ22,2
3が駆動される。一方、モード選択スイッチ62はこれ
を操作しない限り作業モードにあり、各切換弁41,4
2,43が図示のc,e,g位置(作業モード)に保持
(インターロック)されている。
(PTOスイッチ)61をオンすると、コントローラ6
0を介して伝動機構21がオンされ、各ポンプ22,2
3が駆動される。一方、モード選択スイッチ62はこれ
を操作しない限り作業モードにあり、各切換弁41,4
2,43が図示のc,e,g位置(作業モード)に保持
(インターロック)されている。
次に、方向制御弁30をブーム上げ位置aに切換える
と、ポンプ22の吐出油がカウンタバランス弁33を経
て第1油室51に流入され、シリンダ50が伸され、第
2油室52内の油が第1切換弁41および方向制御弁3
0を経てタンク24に戻される。また、方向制御弁30
をブーム下げ位置bに切換えると、ポンプ22の吐出油
が上記と逆に第1切換弁41を経て第2油室52に流入
され、このときの流入圧力によってカウンタバランス弁
33が開かれ、第1油室51内の油がタンク24に戻さ
れながらシリンダ50が縮められる。
と、ポンプ22の吐出油がカウンタバランス弁33を経
て第1油室51に流入され、シリンダ50が伸され、第
2油室52内の油が第1切換弁41および方向制御弁3
0を経てタンク24に戻される。また、方向制御弁30
をブーム下げ位置bに切換えると、ポンプ22の吐出油
が上記と逆に第1切換弁41を経て第2油室52に流入
され、このときの流入圧力によってカウンタバランス弁
33が開かれ、第1油室51内の油がタンク24に戻さ
れながらシリンダ50が縮められる。
上記シリンダ50の伸縮により第5図のブーム3が枢軸
5を中心に上下に回動され、ブーム角度が制御される。
このときブーム3および吊荷重等により第1油室51お
よび第1油路34に高圧が発生するが、第2切換弁42
がe位置にあるので、その高圧油が第2油路35側すな
わちシリンダ50のロッド側もしくはタンク24側に流
出するおそれはない。また、第3切換弁43もg位置に
あるので第2油路35に流入された油がアキュムレータ
53側に流出するおそれもない。したがってアキュムレ
ータ53に干渉されることなく、方向制御弁30の切換
量(スプール開口面積)に応じた流量がシリンダ50の
第1油室51または第2油室52に適正に流入され、シ
リンダ50の伸縮ならびにブーム上げ、下げが適正に行
われる。
5を中心に上下に回動され、ブーム角度が制御される。
このときブーム3および吊荷重等により第1油室51お
よび第1油路34に高圧が発生するが、第2切換弁42
がe位置にあるので、その高圧油が第2油路35側すな
わちシリンダ50のロッド側もしくはタンク24側に流
出するおそれはない。また、第3切換弁43もg位置に
あるので第2油路35に流入された油がアキュムレータ
53側に流出するおそれもない。したがってアキュムレ
ータ53に干渉されることなく、方向制御弁30の切換
量(スプール開口面積)に応じた流量がシリンダ50の
第1油室51または第2油室52に適正に流入され、シ
リンダ50の伸縮ならびにブーム上げ、下げが適正に行
われる。
その後、方向制御弁30を中立に戻すと、ポンプ22か
らシリンダ50の各油室51,52に対する圧油の流入
が停止されるとともに、第1油室51からの油の流出が
カウンタバランス弁33および第2切換弁42のe位置
により阻止され、シリンダ50が停止され、ブーム3が
所望位置(角度)に保持される。このとき第2油路35
が第1切換弁41のc位置および方向制御弁30の絞り
301によりタンク24に連通されるため、第2油室5
2はタンク圧となる。また、第3切換弁43がg位置で
油路54から油路35への流出が許容されるので、アキ
ュムレータ53内の蓄圧力もタンク圧となる。
らシリンダ50の各油室51,52に対する圧油の流入
が停止されるとともに、第1油室51からの油の流出が
カウンタバランス弁33および第2切換弁42のe位置
により阻止され、シリンダ50が停止され、ブーム3が
所望位置(角度)に保持される。このとき第2油路35
が第1切換弁41のc位置および方向制御弁30の絞り
301によりタンク24に連通されるため、第2油室5
2はタンク圧となる。また、第3切換弁43がg位置で
油路54から油路35への流出が許容されるので、アキ
ュムレータ53内の蓄圧力もタンク圧となる。
なお、図示しない他の方向制御弁を切換えると、ポンプ
22,23の吐出油がブーム伸縮用油圧シリンダやウイ
ンチ用油圧モータに供給され、ブーム3の伸縮や吊荷の
巻上げ、巻下げ等が行われる。
22,23の吐出油がブーム伸縮用油圧シリンダやウイ
ンチ用油圧モータに供給され、ブーム3の伸縮や吊荷の
巻上げ、巻下げ等が行われる。
上記クレーン作業時には、伝動機構21がオンで、ポン
プ22,23が駆動されているので、コントローラ60
からの信号により各切換弁41,42,43がいずれも
図示のc,e,g位置すなわち作業モードにインターロ
ックされ、たとえオペレータが誤ってモード選択スイッ
チ62を走行モードに切換えたとしても、各切換弁4
1,42,43が走行モードに切換えられることはな
い。したがってシリンダ50の両油室51,52が不用
意に連通されて閉回路となるおそれがなく、第1油室5
1内の圧力が異常高圧になることが防止され、シリンダ
50の破損が防止される。
プ22,23が駆動されているので、コントローラ60
からの信号により各切換弁41,42,43がいずれも
図示のc,e,g位置すなわち作業モードにインターロ
ックされ、たとえオペレータが誤ってモード選択スイッ
チ62を走行モードに切換えたとしても、各切換弁4
1,42,43が走行モードに切換えられることはな
い。したがってシリンダ50の両油室51,52が不用
意に連通されて閉回路となるおそれがなく、第1油室5
1内の圧力が異常高圧になることが防止され、シリンダ
50の破損が防止される。
一方、車両を走行させる場合、変位抑制作用を効果的に
発揮させるために、第5図に示すようにブーム3を実質
的に最縮状態とし、吊荷を外し、シリンダ4(第1図で
は50)を最縮状態よりも少し伸し、地面からブーム先
端までのブーム高さを下限高さHoより少し上げた高さ
H1に保持し、クレーンフック(図示省略)を適度の融
通性をもって車両本体2に係止する。この場合、道路等
の走行時には法令により制限車高H2が決められている
ので、ブーム高さをあまり高くすることはできない。し
たがってブーム3の走行適正高さH1は、H0<H1<
H2とする。
発揮させるために、第5図に示すようにブーム3を実質
的に最縮状態とし、吊荷を外し、シリンダ4(第1図で
は50)を最縮状態よりも少し伸し、地面からブーム先
端までのブーム高さを下限高さHoより少し上げた高さ
H1に保持し、クレーンフック(図示省略)を適度の融
通性をもって車両本体2に係止する。この場合、道路等
の走行時には法令により制限車高H2が決められている
ので、ブーム高さをあまり高くすることはできない。し
たがってブーム3の走行適正高さH1は、H0<H1<
H2とする。
こうしてブーム3を走行適正状態に保持した後、伝動ス
イッチ61をオフし、ポンプ22,23を停止させる
と、伝動スイッチ61のオフ信号がコントローラ60に
入力され、前述したインターロックが解除され、走行モ
ードへの切換えが可能となる。
イッチ61をオフし、ポンプ22,23を停止させる
と、伝動スイッチ61のオフ信号がコントローラ60に
入力され、前述したインターロックが解除され、走行モ
ードへの切換えが可能となる。
その後、モード選択スイッチ62を走行モードに切換え
ると、コントローラ60を介して各切換弁41,42,
43がd,f,h位置(走行モード)に切換えられ、第
1油路34の一端がカウンタバランス弁33によりブロ
ックされ、第2油路35の一端が第1切換弁41のd位
置でブロックされ、両油路34,35が第2切換弁42
のf位置で互いに連通されて閉回路が形成されるととも
に、第3切換弁43のh位置でアキュムレータ53が上
記閉回路に連通される。これによりシリンダ50の第1
油室51内に作用している負荷圧がアキュムレータ53
に導かれ、アキュムレータ53に上記負荷圧と同等の圧
力が蓄圧される。
ると、コントローラ60を介して各切換弁41,42,
43がd,f,h位置(走行モード)に切換えられ、第
1油路34の一端がカウンタバランス弁33によりブロ
ックされ、第2油路35の一端が第1切換弁41のd位
置でブロックされ、両油路34,35が第2切換弁42
のf位置で互いに連通されて閉回路が形成されるととも
に、第3切換弁43のh位置でアキュムレータ53が上
記閉回路に連通される。これによりシリンダ50の第1
油室51内に作用している負荷圧がアキュムレータ53
に導かれ、アキュムレータ53に上記負荷圧と同等の圧
力が蓄圧される。
次に、走行駆動装置により車輪1を駆動し、走行する。
この走行時に、路面の起伏、走行の加速、減速等に起因
して車両本体2が振動した場合、ブーム3が上下に揺動
され、シリンダ50が伸縮されようとする。このとき上
記シリンダ50の両油室51,52とアキュムレータ5
3とが閉回路で互いに連通されているので、シリンダ5
0の伸縮に伴う圧力変動がアキュムレータ53と上記閉
回路の油路の圧損とにより抑制され、制振作用が発揮さ
れて車両本体2の振動、変位が抑制され、乗心地が改善
される。
この走行時に、路面の起伏、走行の加速、減速等に起因
して車両本体2が振動した場合、ブーム3が上下に揺動
され、シリンダ50が伸縮されようとする。このとき上
記シリンダ50の両油室51,52とアキュムレータ5
3とが閉回路で互いに連通されているので、シリンダ5
0の伸縮に伴う圧力変動がアキュムレータ53と上記閉
回路の油路の圧損とにより抑制され、制振作用が発揮さ
れて車両本体2の振動、変位が抑制され、乗心地が改善
される。
上記走行時には、伝動機構21がオフで、ポンプ22,
23が停止されているので、走行中にオペレータが誤っ
てブーム俯仰用操作レバーに触れる等により方向制御弁
30が切換えられたとしても、上記シリンダ50が作動
されるおそれはなく、ブーム3が不用意に俯仰されるお
それはない。また、図示しないブーム伸縮用方向制御弁
や巻上げウインチ用方向制御弁を切換えたとしても、ブ
ームの伸縮や吊荷の巻上げ、巻下げを行うことはできな
い。これによりシリンダ50の第1油室51が異常高圧
になることが防止され、安全性が高められる。しかも、
上記ポンプ22,23の停止により省エネルギー効果が
高められ、エンジン20の動力が走行の駆動に有効に利
用される。
23が停止されているので、走行中にオペレータが誤っ
てブーム俯仰用操作レバーに触れる等により方向制御弁
30が切換えられたとしても、上記シリンダ50が作動
されるおそれはなく、ブーム3が不用意に俯仰されるお
それはない。また、図示しないブーム伸縮用方向制御弁
や巻上げウインチ用方向制御弁を切換えたとしても、ブ
ームの伸縮や吊荷の巻上げ、巻下げを行うことはできな
い。これによりシリンダ50の第1油室51が異常高圧
になることが防止され、安全性が高められる。しかも、
上記ポンプ22,23の停止により省エネルギー効果が
高められ、エンジン20の動力が走行の駆動に有効に利
用される。
なお、上記実施例において、作業モードではアキュムレ
ータ53の蓄圧力がタンク圧となる。このため作業モー
ドから走行モードに切換えると、その切換え初期に、シ
リンダ50の第1油室51からアキュムレータ53に蓄
圧される圧縮ボリューム分だけシリンダ50が僅かに縮
み、ブーム3が初期に調節した高さより僅かに下がるお
それがある。この場合、走行モードでは伝動機構21が
オフで、ポンプ22,23が停止されているので、たと
え方向制御弁30を切換えたとしてもシリンダ50を伸
縮させることはできない。そこで、上記のようなおそれ
があるときは、予め作業モードで、ブーム高さを走行適
正高さH1よりも上記降下量に相当する分だけ高くセッ
トした後、走行モードに切換えるようにする。この手数
を省くために第2図に示すように構成することができ
る。
ータ53の蓄圧力がタンク圧となる。このため作業モー
ドから走行モードに切換えると、その切換え初期に、シ
リンダ50の第1油室51からアキュムレータ53に蓄
圧される圧縮ボリューム分だけシリンダ50が僅かに縮
み、ブーム3が初期に調節した高さより僅かに下がるお
それがある。この場合、走行モードでは伝動機構21が
オフで、ポンプ22,23が停止されているので、たと
え方向制御弁30を切換えたとしてもシリンダ50を伸
縮させることはできない。そこで、上記のようなおそれ
があるときは、予め作業モードで、ブーム高さを走行適
正高さH1よりも上記降下量に相当する分だけ高くセッ
トした後、走行モードに切換えるようにする。この手数
を省くために第2図に示すように構成することができ
る。
第2図は別の実施例を示す。この実施例では、第1図に
示した電磁式の第2切換弁42の代りにパイロット式切
換弁(第2切換弁)420が用いられる。この切換弁4
20はパイロット油路36に導かれるアキュムレータ5
3の蓄圧力が設定圧力未満でe位置に保持され、設定圧
力以上になるとf位置に切換えられる。第3切換弁43
0はh位置でアキュムレータ油路54と油路35とを互
いに連通させるが、g位置で両油路54,35同志の連
通を遮断する点で第1図の第3切換弁43と異なる。第
4切換弁44は、アキュムレータ油路54からドレン油
路55への流出を許容するj位置と、その流出を遮断す
るk位置とに切換自在に設けられる。第5切換弁45
は、上記油路54に接続された補給油路56と、補助油
圧ポンプ25の吐出油路251との間にあって、ポンプ
25からアキュムレータ53に油を補給する補給位置n
と、その補給を遮断する遮断位置mとに切換自在に設け
られる。補助油圧ポンプ25はエンジン20に直結さ
れ、伝動機構21のオン、オフに関係なく、常時駆動さ
れる。57はチェック弁、252は補助リリーフ弁を示
す。
示した電磁式の第2切換弁42の代りにパイロット式切
換弁(第2切換弁)420が用いられる。この切換弁4
20はパイロット油路36に導かれるアキュムレータ5
3の蓄圧力が設定圧力未満でe位置に保持され、設定圧
力以上になるとf位置に切換えられる。第3切換弁43
0はh位置でアキュムレータ油路54と油路35とを互
いに連通させるが、g位置で両油路54,35同志の連
通を遮断する点で第1図の第3切換弁43と異なる。第
4切換弁44は、アキュムレータ油路54からドレン油
路55への流出を許容するj位置と、その流出を遮断す
るk位置とに切換自在に設けられる。第5切換弁45
は、上記油路54に接続された補給油路56と、補助油
圧ポンプ25の吐出油路251との間にあって、ポンプ
25からアキュムレータ53に油を補給する補給位置n
と、その補給を遮断する遮断位置mとに切換自在に設け
られる。補助油圧ポンプ25はエンジン20に直結さ
れ、伝動機構21のオン、オフに関係なく、常時駆動さ
れる。57はチェック弁、252は補助リリーフ弁を示
す。
コントローラ60には伝動スイッチ61によるオン、オ
フ信号、ブーム長さ検出手段63、ブーム角度検出手段
64、吊荷重検出手段65による検出信号、モード選択
スイッチ62による選択信号、上げスイッチ66、下げ
スイッチ67によるオン、オフ信号がそれぞれ入力さ
れ、これらの入力信号に基づいて上記各切換弁41,4
30,44,45のソレノイド411,431,44
1,451が励磁もしくは消磁される。
フ信号、ブーム長さ検出手段63、ブーム角度検出手段
64、吊荷重検出手段65による検出信号、モード選択
スイッチ62による選択信号、上げスイッチ66、下げ
スイッチ67によるオン、オフ信号がそれぞれ入力さ
れ、これらの入力信号に基づいて上記各切換弁41,4
30,44,45のソレノイド411,431,44
1,451が励磁もしくは消磁される。
この制御のために、たとえばコントローラ60に第3図
の示す電気回路が設けられる。
の示す電気回路が設けられる。
第3図において、モード選択スイッチ62は作業モード
でオフ、走行モードでオンとなる。上げスイッチ66は
常開スイッチ、下げスイッチ67は常閉スイッチであ
る。これら各スイッチと、演算器(制御手段)68、各
リレーR1〜R4およびその接点を介して上記各切換弁
のソレノイド411,431,441,451がバッテ
リ等の電源69に接続される。
でオフ、走行モードでオンとなる。上げスイッチ66は
常開スイッチ、下げスイッチ67は常閉スイッチであ
る。これら各スイッチと、演算器(制御手段)68、各
リレーR1〜R4およびその接点を介して上記各切換弁
のソレノイド411,431,441,451がバッテ
リ等の電源69に接続される。
演算器(制御手段)68は、上記各検出手段63,6
4,65による検出信号を入力し、それらの検出値がい
ずれも走行適正値のとき、すなわち l≦l0+α、θ≦θ0+β、W≦W0+γ l :ブーム長さ検出値 l0:ブーム最縮長さ θ :ブーム角度検出値 θ0:ブーム走行適正角度 W :吊荷重検出値 W0:吊荷なしのときの基本荷重 α,β,γ:許容誤差 のときに回路を閉成し、いずれか1つでも走行適正値に
ないときは回路を開成する。
4,65による検出信号を入力し、それらの検出値がい
ずれも走行適正値のとき、すなわち l≦l0+α、θ≦θ0+β、W≦W0+γ l :ブーム長さ検出値 l0:ブーム最縮長さ θ :ブーム角度検出値 θ0:ブーム走行適正角度 W :吊荷重検出値 W0:吊荷なしのときの基本荷重 α,β,γ:許容誤差 のときに回路を閉成し、いずれか1つでも走行適正値に
ないときは回路を開成する。
そして、第3図の回路により、第4図に示すフローチャ
ートに沿った制御が行われる。
ートに沿った制御が行われる。
すなわち第2図乃至第4図において、伝動スイッチ61
をオンすると、伝動機構(PTO)21がオンされ、主
油圧ポンプ22,23が駆動される。なお、補助油圧ポ
ンプ25は上記伝動機構21のオン、オフに関係なく、
常時駆動されている。
をオンすると、伝動機構(PTO)21がオンされ、主
油圧ポンプ22,23が駆動される。なお、補助油圧ポ
ンプ25は上記伝動機構21のオン、オフに関係なく、
常時駆動されている。
一方、伝動スイッチ61のオンにより、第3図のリレー
R1が作動し、その常閉接点R11,R12が開かれる。こ
のためたとえモード選択スイッチ62を走行モード(オ
ン)にしても、リレーR2,R3,R4は作動せず、そ
れらの接点21,R31,R41,R42,R43は開かれたまま
で、ソレノイド411,431,441,451がすべ
て消磁される。すなわち第4図のステップS1からS6
に進む。これにより各切換弁41,430,44,45
がc,g,j,m位置に保持される。また、油路54が
第4切換弁44を介してドレン油路55に連通され、ア
キュムレータ53がタンク圧となり、第2切換弁420
がe位置に保持される。こうして各切換弁が作業モード
にインターロックされる。
R1が作動し、その常閉接点R11,R12が開かれる。こ
のためたとえモード選択スイッチ62を走行モード(オ
ン)にしても、リレーR2,R3,R4は作動せず、そ
れらの接点21,R31,R41,R42,R43は開かれたまま
で、ソレノイド411,431,441,451がすべ
て消磁される。すなわち第4図のステップS1からS6
に進む。これにより各切換弁41,430,44,45
がc,g,j,m位置に保持される。また、油路54が
第4切換弁44を介してドレン油路55に連通され、ア
キュムレータ53がタンク圧となり、第2切換弁420
がe位置に保持される。こうして各切換弁が作業モード
にインターロックされる。
その後、方向制御弁30を切換えると、第1図の実施例
と同様の作用でシリンダ50が伸縮され、ブーム3の俯
仰が行われ、他の方向制御弁の切換えによりブーム3の
伸縮や吊荷の巻上げ、巻下げ等のクレーン作業が行われ
る。なお、補助油圧ポンプ25の吐出油はアキュムレー
タ53には流入されず、ウインチのブレーキ装置やクラ
ッチ装置等に流入される。
と同様の作用でシリンダ50が伸縮され、ブーム3の俯
仰が行われ、他の方向制御弁の切換えによりブーム3の
伸縮や吊荷の巻上げ、巻下げ等のクレーン作業が行われ
る。なお、補助油圧ポンプ25の吐出油はアキュムレー
タ53には流入されず、ウインチのブレーキ装置やクラ
ッチ装置等に流入される。
このクレーン作業時には、伝動スイッチ61がオンされ
ることにより各切換弁が作業モードにインターロックさ
れるので、クレーン作業中に誤ってモード選択スイッチ
62を走行モードに切換える等の操作ミスがあつても、
上記各切換弁41,430,44が走行モードに切換え
られることはなく、また、切換弁420および切換弁4
5がf位置およびn位置に切換えられることもない。し
たがってシリンダ50が閉回路になるおそれはなく、安
全にクレーン作業を行うことができる。
ることにより各切換弁が作業モードにインターロックさ
れるので、クレーン作業中に誤ってモード選択スイッチ
62を走行モードに切換える等の操作ミスがあつても、
上記各切換弁41,430,44が走行モードに切換え
られることはなく、また、切換弁420および切換弁4
5がf位置およびn位置に切換えられることもない。し
たがってシリンダ50が閉回路になるおそれはなく、安
全にクレーン作業を行うことができる。
次に、走行する場合、ブームを前述した走行適正状態に
保持した後、伝動スイッチ61をオフする。これにより
伝動機構21がオフされ、主油圧ポンプ22,23が停
止されるとともに、第3図のリレーR1が消磁され、常
閉接点R11,R12が閉じられる。このとき各検出手段6
3,64,65の検出値が演算器68に入力されてお
り、この演算器68によりブーム長さl、ブーム角度
θ、吊荷重Wが走行適正値か否かが判別され、これらが
すべて走行適正値であれば回路が閉成され(第4図のス
テップS2→S3→S4→S5と進む)、いずれか1つ
でも走行適正値にないときは回路が開成される(同S6
に進む)。
保持した後、伝動スイッチ61をオフする。これにより
伝動機構21がオフされ、主油圧ポンプ22,23が停
止されるとともに、第3図のリレーR1が消磁され、常
閉接点R11,R12が閉じられる。このとき各検出手段6
3,64,65の検出値が演算器68に入力されてお
り、この演算器68によりブーム長さl、ブーム角度
θ、吊荷重Wが走行適正値か否かが判別され、これらが
すべて走行適正値であれば回路が閉成され(第4図のス
テップS2→S3→S4→S5と進む)、いずれか1つ
でも走行適正値にないときは回路が開成される(同S6
に進む)。
そして、モード選択スイッチ62を走行モード(オン)
に切換えると、上記各検出手段63,64,65の検出
値がすべて走行適正値である場合に限り、リレーR2が
作動されて接点R21が閉じられ、リレーR3が作動され
た後、設定時間経過後に接点R31が閉じられ、さらにリ
レーR4が作動され、その自己保持接点R41が閉じられ
てリレーR4の作動状態が保持され、接点R42,R43が
閉じられ、ソレノイド431,441が励磁され、第3
切換弁430がh位置、第4切換弁44がk位置に切換
えられる。このとき上げスイッチ66および下げスイッ
チ67を操作していないので、ソレノイド451は消磁
され、ソレノイド411が励磁され、第5切換弁45は
m位置に保持され、第1切換弁41がd位置に切換えら
れる(同S5→S7→S9→S11と進む)。
に切換えると、上記各検出手段63,64,65の検出
値がすべて走行適正値である場合に限り、リレーR2が
作動されて接点R21が閉じられ、リレーR3が作動され
た後、設定時間経過後に接点R31が閉じられ、さらにリ
レーR4が作動され、その自己保持接点R41が閉じられ
てリレーR4の作動状態が保持され、接点R42,R43が
閉じられ、ソレノイド431,441が励磁され、第3
切換弁430がh位置、第4切換弁44がk位置に切換
えられる。このとき上げスイッチ66および下げスイッ
チ67を操作していないので、ソレノイド451は消磁
され、ソレノイド411が励磁され、第5切換弁45は
m位置に保持され、第1切換弁41がd位置に切換えら
れる(同S5→S7→S9→S11と進む)。
上記各切換弁41,430,44がそれぞれd,h,k
位置(走行モード)に切換えられると、油路35と油路
54が連通され、油路35から油路32への流出が遮断
され、油路54から油路55への流出が遮断される。ま
た、この走行モードへの切換え初期はアキュムレータ5
3の蓄圧力がタンク圧であるため、第2切換弁420は
まだe位置に保持され、油路34から油路35への流出
は阻止されており、かつ、油路34から油路31への流
出もカウンタバランス弁33により阻止されているの
で、シリンダ50が縮むおそれはなく、ブーム3は初期
の適正高さH1に保持されている。
位置(走行モード)に切換えられると、油路35と油路
54が連通され、油路35から油路32への流出が遮断
され、油路54から油路55への流出が遮断される。ま
た、この走行モードへの切換え初期はアキュムレータ5
3の蓄圧力がタンク圧であるため、第2切換弁420は
まだe位置に保持され、油路34から油路35への流出
は阻止されており、かつ、油路34から油路31への流
出もカウンタバランス弁33により阻止されているの
で、シリンダ50が縮むおそれはなく、ブーム3は初期
の適正高さH1に保持されている。
次に、アキュムレータ53に蓄圧するために、上げスイ
ッチ66をオンすると、ソレノイド451が励磁され、
第5切換弁45がn位置に切換えられる(同S7→
S8)。このとき伝動機構21がオフで、主油圧ポンプ
22,23は停止されているが、補助油圧ポンプ25は
エンジン20に直結で常時駆動されているので、このポ
ンプ25からの圧油が切換弁45を経てアキュムレータ
53に補給され、蓄圧される。そして、アキュムレータ
53に設定圧力まで蓄圧されると、その圧力で第2切換
弁420がf位置に切換えられ、油路34と、油路35
とが連通される。その後、上げスイッチ66をオフする
と、ソレノイド451が消磁され、第5切換弁45が図
示のm位置に戻される(同S7→S9→S11)。
ッチ66をオンすると、ソレノイド451が励磁され、
第5切換弁45がn位置に切換えられる(同S7→
S8)。このとき伝動機構21がオフで、主油圧ポンプ
22,23は停止されているが、補助油圧ポンプ25は
エンジン20に直結で常時駆動されているので、このポ
ンプ25からの圧油が切換弁45を経てアキュムレータ
53に補給され、蓄圧される。そして、アキュムレータ
53に設定圧力まで蓄圧されると、その圧力で第2切換
弁420がf位置に切換えられ、油路34と、油路35
とが連通される。その後、上げスイッチ66をオフする
と、ソレノイド451が消磁され、第5切換弁45が図
示のm位置に戻される(同S7→S9→S11)。
こうして各切換弁41,420,430,44,45が
d,f,n,k,m位置となり、シリンダ50の両油室
51,52およびアキュムレータ53が互いに連通され
て閉回路が形成され、以下、第1図と同様の作用により
変位抑制が作用が発揮される。
d,f,n,k,m位置となり、シリンダ50の両油室
51,52およびアキュムレータ53が互いに連通され
て閉回路が形成され、以下、第1図と同様の作用により
変位抑制が作用が発揮される。
この実施例によれば、クレーン作業時に、ポンプ22,
23を駆動するために伝動機構21がオンされることに
より、上記各切換弁が作業モードにインターロックさ
れ、また、走行時に、伝動機構21をオフしても、ブー
ム長さ検出手段63、ブーム角度検出手段64、吊荷重
検出手段65による検出値がいずれも走行適正値になら
ない限り、たとえモード選択スイッチ62を走行モード
に切換えても各切換弁は走行モードに切換わらないよう
に制御される。したがべてオペレータに操作ミスがあっ
ても、シリンダ50が閉回路になるというおそれはな
く、安全性がさらに高められる。
23を駆動するために伝動機構21がオンされることに
より、上記各切換弁が作業モードにインターロックさ
れ、また、走行時に、伝動機構21をオフしても、ブー
ム長さ検出手段63、ブーム角度検出手段64、吊荷重
検出手段65による検出値がいずれも走行適正値になら
ない限り、たとえモード選択スイッチ62を走行モード
に切換えても各切換弁は走行モードに切換わらないよう
に制御される。したがべてオペレータに操作ミスがあっ
ても、シリンダ50が閉回路になるというおそれはな
く、安全性がさらに高められる。
しかも、アキュムレータ53に設定圧力が蓄圧された後
に、第2切換弁420がf位置に切換えられ、油路34
と油路35とが連通されるので、走行モードへの切換え
初期に第1図の実施例のようにアキュムレータ53の圧
縮ボリーム分だけシリンダ50が縮むというおそれもな
くなり、ブーム3が初期にセットされた走行適正高さH
1に保持されたままで走行され、変位抑制作用が適正に
発揮される。
に、第2切換弁420がf位置に切換えられ、油路34
と油路35とが連通されるので、走行モードへの切換え
初期に第1図の実施例のようにアキュムレータ53の圧
縮ボリーム分だけシリンダ50が縮むというおそれもな
くなり、ブーム3が初期にセットされた走行適正高さH
1に保持されたままで走行され、変位抑制作用が適正に
発揮される。
なお、上記アキュムレータ53の蓄圧力は補助リリーフ
弁252の設定圧によって決まるが、このリリーフ弁2
52の精度誤差や設定誤差に起因して、上記ブーム3の
走行適正状態における第1油室51の負荷保持圧力と、
アキュムレータ53の蓄圧力とに差が生じ、上記第2切
換弁420がf位置に切換えられたときに、上記の圧力
差によってシリンダ50が僅かに縮み、あるいは僅かに
伸び、ブーム3の高さが僅かであるが初期の適正高さよ
り変化するおそれがある。
弁252の設定圧によって決まるが、このリリーフ弁2
52の精度誤差や設定誤差に起因して、上記ブーム3の
走行適正状態における第1油室51の負荷保持圧力と、
アキュムレータ53の蓄圧力とに差が生じ、上記第2切
換弁420がf位置に切換えられたときに、上記の圧力
差によってシリンダ50が僅かに縮み、あるいは僅かに
伸び、ブーム3の高さが僅かであるが初期の適正高さよ
り変化するおそれがある。
そこで、走行モードで、上記シリンダ50が走行適正長
さより縮んだときは、上げスイッチ66をオンすること
により、アキュムレータ53への蓄圧時と同様の作用で
第5切換弁45がn位置に切換えられ、ポンプ25の吐
出油が油路56に流入され、その油が第3切換弁430
のh位置および第2切換弁420のf位置を経てシリン
ダ50の第1油室51に補給され、シリンダ50が伸ば
されてブーム上げが行われ、ブーム3が初期の適正高さ
H1に補正される。このとき第2油路35が第1切換弁
41によりブロックされ、油路35,34が互いに連通
されて閉回路が形成されているので、シリンダ50はラ
ムシリンダの要領で伸ばされるが、この走行モードでは
ブーム3が最短状態にあり、吊荷もないので各油室5
1,52内の圧力が異常高圧になるおそれはなく、シリ
ンダ50が破損するおそれもない。
さより縮んだときは、上げスイッチ66をオンすること
により、アキュムレータ53への蓄圧時と同様の作用で
第5切換弁45がn位置に切換えられ、ポンプ25の吐
出油が油路56に流入され、その油が第3切換弁430
のh位置および第2切換弁420のf位置を経てシリン
ダ50の第1油室51に補給され、シリンダ50が伸ば
されてブーム上げが行われ、ブーム3が初期の適正高さ
H1に補正される。このとき第2油路35が第1切換弁
41によりブロックされ、油路35,34が互いに連通
されて閉回路が形成されているので、シリンダ50はラ
ムシリンダの要領で伸ばされるが、この走行モードでは
ブーム3が最短状態にあり、吊荷もないので各油室5
1,52内の圧力が異常高圧になるおそれはなく、シリ
ンダ50が破損するおそれもない。
また、第2切換弁420がアキュムレータ53の蓄圧力
でf位置に切換えられた後、その蓄圧力で上記シリンダ
50が走行適正値より伸びたときは、下げスイッチ67
を入れる(オフする)。これによりソレノイド411が
消磁され(同S9→S10)、第1切換弁41がc位置に
戻され、油路35が油路32に連通される。このとき、
第2切換弁420がf位置にあるので、シリンダ50の
第1油室51の油が第2切換弁420のf位置、第1切
換弁41のc位置、方向制御弁30の絞り301を経て
タンク24に流出され、シリンダ50が縮められ、ブー
ム下げが行われる。そして、ブーム3が適正高さH1に
なった時点で、下げスイッチ67の操作を解除すれば、
ソレノイド411が励磁され(同S9→S11)、第1切
換弁41が上記d位置に切換えられる。
でf位置に切換えられた後、その蓄圧力で上記シリンダ
50が走行適正値より伸びたときは、下げスイッチ67
を入れる(オフする)。これによりソレノイド411が
消磁され(同S9→S10)、第1切換弁41がc位置に
戻され、油路35が油路32に連通される。このとき、
第2切換弁420がf位置にあるので、シリンダ50の
第1油室51の油が第2切換弁420のf位置、第1切
換弁41のc位置、方向制御弁30の絞り301を経て
タンク24に流出され、シリンダ50が縮められ、ブー
ム下げが行われる。そして、ブーム3が適正高さH1に
なった時点で、下げスイッチ67の操作を解除すれば、
ソレノイド411が励磁され(同S9→S11)、第1切
換弁41が上記d位置に切換えられる。
このように走行モードに切換えた後であっても、シリン
ダ50によりブーム3の不用意な降下を防止しながら、
スイッチ66,67の操作で、切換弁45,41を切換
え、補助油圧ポンプ25からの圧油を利用してブーム上
げ、下げのいずれの作業も随意に行うことができる。そ
して、ブーム3を適正高さH1に容易にかつ正確に調節
(補正)することができ、変位抑制作用を適正に発揮さ
せることができる。
ダ50によりブーム3の不用意な降下を防止しながら、
スイッチ66,67の操作で、切換弁45,41を切換
え、補助油圧ポンプ25からの圧油を利用してブーム上
げ、下げのいずれの作業も随意に行うことができる。そ
して、ブーム3を適正高さH1に容易にかつ正確に調節
(補正)することができ、変位抑制作用を適正に発揮さ
せることができる。
上記実施例において、伝動スイッチ61もしくは伝動機
構21のオン、オフに基づいて制御する代りに、主油圧
ポンプ22,23の回転または吐出流量もしくは吐出圧
力により主油圧ポンプ22,23の駆動の有無を検出
し、これに基づいて上記の制御を行うようにしてもよ
い。
構21のオン、オフに基づいて制御する代りに、主油圧
ポンプ22,23の回転または吐出流量もしくは吐出圧
力により主油圧ポンプ22,23の駆動の有無を検出
し、これに基づいて上記の制御を行うようにしてもよ
い。
なお、この種の移動式クレーンでは、走行時に上部旋回
体が旋回しないようにするために、上部旋回体を下部走
行体に対して旋回ロックピンにより固定する場合があ
る。この場合、第3図の演算器68に旋回ロックピンの
係合検出手段の信号を入力させる。そして、たとえば第
4図のフローチャートにおいて、ステップS4とS5と
の間に、旋回ロックピンが係合(旋回ロック)か否かの
判別手段を追加し、“YES”でステップS5に、“N
O”でステップS6に進むようにしてもよい。
体が旋回しないようにするために、上部旋回体を下部走
行体に対して旋回ロックピンにより固定する場合があ
る。この場合、第3図の演算器68に旋回ロックピンの
係合検出手段の信号を入力させる。そして、たとえば第
4図のフローチャートにおいて、ステップS4とS5と
の間に、旋回ロックピンが係合(旋回ロック)か否かの
判別手段を追加し、“YES”でステップS5に、“N
O”でステップS6に進むようにしてもよい。
また、上記ブーム長さ検出手段63、ブーム角度検出手
段64、吊荷重検出手段65、旋回ロックピン係合検出
手段による検出値に基づく走行適正状態の判別制御のい
ずれか1乃至全部を省略してもよい。
段64、吊荷重検出手段65、旋回ロックピン係合検出
手段による検出値に基づく走行適正状態の判別制御のい
ずれか1乃至全部を省略してもよい。
以上のように本発明によれば、走行時に、ブームを俯仰
させる油圧シリンダとアキュムレータにより変位抑制作
用を発揮し、乗心地を改善でき、とくに、走行時および
クレーン作業時にオペレータに操作ミスがあったとして
も、上記シリンダの負荷を保持するた第1油室に異常高
圧が発生することを確実に防止でき、ブームが不用意に
急降下したり、シリンダが過負荷により破損したりする
ことを確実に防止できる。また、故障も少なく、メンテ
ナンスを容易にできる。
させる油圧シリンダとアキュムレータにより変位抑制作
用を発揮し、乗心地を改善でき、とくに、走行時および
クレーン作業時にオペレータに操作ミスがあったとして
も、上記シリンダの負荷を保持するた第1油室に異常高
圧が発生することを確実に防止でき、ブームが不用意に
急降下したり、シリンダが過負荷により破損したりする
ことを確実に防止できる。また、故障も少なく、メンテ
ナンスを容易にできる。
また、請求項2のようにモード切換手段として、第1、
第2、第3切換弁を用い、各切換弁を電磁式切換弁とす
ることにより、各部の油の流れを適正に制御でき、走行
モードと作業モードとの切換えならびに走行とクレーン
作業等をいずれも円滑に行うことができる。
第2、第3切換弁を用い、各切換弁を電磁式切換弁とす
ることにより、各部の油の流れを適正に制御でき、走行
モードと作業モードとの切換えならびに走行とクレーン
作業等をいずれも円滑に行うことができる。
請求項3のように第2切換弁をパイロット式切換弁とす
ることにより、大容量、高圧化に対応でき、装置の実用
価値を高めることができる。
ることにより、大容量、高圧化に対応でき、装置の実用
価値を高めることができる。
請求項4のように伝動スイッチと、モード選択スイッチ
による信号に基づいてコントローラにより各電磁式切換
弁を切換えることにより、常に適正に自動制御され、操
作性ならびに制御性が向上され、安全性が高められる。
による信号に基づいてコントローラにより各電磁式切換
弁を切換えることにより、常に適正に自動制御され、操
作性ならびに制御性が向上され、安全性が高められる。
さらに請求項5のようにブーム長さ等、ブームの作動状
態検出信号に基づく制御を付加することにより、さらに
高精度の制御が行われ、安全性をさらに高めることがで
きる。
態検出信号に基づく制御を付加することにより、さらに
高精度の制御が行われ、安全性をさらに高めることがで
きる。
請求項6のようにエンジンにより常時駆動される補助油
圧ポンプと、第4切換弁および第5切換弁の使用によ
り、アキュムレータに所定の圧力を正確に蓄圧して、走
行モードへの切換え初期にブームが僅かに下がることを
防止でき、ブームを容易に走行適正状態に保持でき、変
位抑制作用を効率よく発揮させ、乗心地を大幅に改善で
きる。
圧ポンプと、第4切換弁および第5切換弁の使用によ
り、アキュムレータに所定の圧力を正確に蓄圧して、走
行モードへの切換え初期にブームが僅かに下がることを
防止でき、ブームを容易に走行適正状態に保持でき、変
位抑制作用を効率よく発揮させ、乗心地を大幅に改善で
きる。
第1図は本発明の実施例を示す油圧回路図、第2図は別
の実施例を示す油圧回路図、第3図はその制御のための
電気回路の一例を示す図、第4図はその制御のフローチ
ャート、第5図は移動式クレーンの一例を示す概略側面
図、第6図は従来装置の油圧回路図である。 1……車輪、2……車両本体、3……ブーム、4……油
圧シリンダ、20……エンジン、21……伝動機構(P
TO)、22,23……主油圧ポンプ、25……補助油
圧ポンプ、30……方向制御弁、33……カウンタバラ
ンス弁、34……第1油路、35……第2油路、40…
…モード切換手段、41……第1切換弁(電磁式)、4
2……第2切換弁(電磁式)、43……第3切換弁(電
磁式)、44……第4切換弁(電磁式)、45……第5
切換弁(電磁式)、50……油圧シリンダ、51……第
1油室、52……第2油室、53……アキュムレータ、
60……コントローラ、61……伝動スイッチ(PTO
スイッチ)、62……モード選択スイッチ、62……ブ
ーム長さ検出手段、63……ブーム角度検出手段、64
……吊荷重検出手段、420……第2切換弁(パイロッ
ト式)、430……第3切換弁(電磁式)。
の実施例を示す油圧回路図、第3図はその制御のための
電気回路の一例を示す図、第4図はその制御のフローチ
ャート、第5図は移動式クレーンの一例を示す概略側面
図、第6図は従来装置の油圧回路図である。 1……車輪、2……車両本体、3……ブーム、4……油
圧シリンダ、20……エンジン、21……伝動機構(P
TO)、22,23……主油圧ポンプ、25……補助油
圧ポンプ、30……方向制御弁、33……カウンタバラ
ンス弁、34……第1油路、35……第2油路、40…
…モード切換手段、41……第1切換弁(電磁式)、4
2……第2切換弁(電磁式)、43……第3切換弁(電
磁式)、44……第4切換弁(電磁式)、45……第5
切換弁(電磁式)、50……油圧シリンダ、51……第
1油室、52……第2油室、53……アキュムレータ、
60……コントローラ、61……伝動スイッチ(PTO
スイッチ)、62……モード選択スイッチ、62……ブ
ーム長さ検出手段、63……ブーム角度検出手段、64
……吊荷重検出手段、420……第2切換弁(パイロッ
ト式)、430……第3切換弁(電磁式)。
Claims (6)
- 【請求項1】車輪に支持された車両本体にブームが油圧
シリンダを介して水平軸まわりに回動自在に支持され、
車両本体に搭載されたエンジンに伝動機構を介して主油
圧ポンプが駆動状態と停止状態とに切換自在に連結さ
れ、主油圧ポンプの吐出油を上記油圧シリンダの負荷を
保持する第1油室とその反対側の第2油室とに切換自在
に給排する方向制御弁を備え、油圧シリンダと方向制御
弁との間にカウンタバランス弁が設けられ、油圧シリン
ダとカウンタバランス弁との間に、車両本体の変位抑制
用アキュムレータが設けられるとともに、上記第1油室
と第2油室とを互いに連通させて閉回路を形成しその閉
回路をアキュムレータに連通させる走行モードと、上記
連通を解除して第1油室と第2油室とに独立して圧油を
給排する作業モードとに切換自在のモード切換手段が設
けられ、上記主油圧ポンプが停止状態にあるときにのみ
モード切換手段による走行モードへの切換えを許容する
コントローラを備えていることを特徴とする移動式クレ
ーンの変位抑制装置。 - 【請求項2】モード切換手段は、第2油室を方向制御弁
に連通させる作業モードと第2油室から方向制御弁への
流出を遮断する走行モードとに切換自在の第1切換弁
と、油圧シリンダの第1油室から第2油室への流入を遮
断する作業モードと上記両油室を互いに連通させる走行
モードとに切換自在の第2切換弁と、第2油室からアキ
ュムレータへの流入を遮断する作業モードと第2油室を
アキュムレータに連通させる走行モードとに切換自在の
第3切換弁とによって構成され、各切換弁が電磁式切換
弁であることを特徴とする請求項1記載の移動式クレー
ンの変位抑制装置。 - 【請求項3】上記第1切換弁と第3切換弁は電磁式切換
弁であり、第2切換弁は、第3切換弁とアキュムレータ
との間のアキュムレータ油路から入力されたパイロット
圧が設定圧力以下で作業モードに保持され、設定圧力を
越えたときに走行モードに切換えられるパイロット式切
換弁であることを特徴とする請求項2記載の移動式クレ
ーンの変位抑制装置。 - 【請求項4】伝動機構をオン、オフする伝動スイッチ
と、走行モードと作業モードを選択するモード選択スイ
ッチとを備え、コントローラには、上記伝動機構がオフ
でモード選択スイッチにより走行モードが選択されたと
きに上記各電磁式切換弁を走行モードに切換え、それ以
外のときに各電磁式切換弁を作業モードに保持する制御
手段が設けられていることを特徴とする請求項2または
3記載の移動式クレーンの変位抑制装置。 - 【請求項5】ブームの作動状態検出手段を有し、コント
ローラには、上記伝動機構のオフ信号と、モード選択ス
イッチによる走行モード選択信号と、ブーム作動状態検
出手段によるブームの走行適正状態検出信号とを入力し
たときに上記各電磁式切換弁を走行モードに切換え、そ
れ以外のときに各電磁式切換弁を作業モードに保持する
制御手段が設けられていることを特徴とする請求項4記
載の移動式クレーンの変位抑制装置。 - 【請求項6】エンジンにより常時駆動されている補助油
圧ポンプを有し、アキュムレータからドレン油路への流
出を許容する作業モードとその流出を遮断する走行モー
ドとに切換えられる電磁式の第4切換弁と、上記アキュ
ムレータに補助油圧ポンプからの圧油を流入させる補給
位置と流入させない遮断位置とに切換えられる電磁式の
第5切換弁を備えていることを特徴とする請求項5記載
の移動式クレーンの変位抑制装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1103250A JPH0662268B2 (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | 移動式クレーンの変位抑制装置 |
US07/391,048 US4953723A (en) | 1989-04-21 | 1989-08-09 | Apparatus for suppressing quaky movements of mobile cranes |
KR1019890011825A KR930003321B1 (ko) | 1989-04-21 | 1989-08-19 | 가동 크레인의 흔들림 운동 억제장치 |
EP90120088A EP0481120A1 (en) | 1989-04-21 | 1990-10-19 | Apparatus for suppressing quaky movements of mobile cranes |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1103250A JPH0662268B2 (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | 移動式クレーンの変位抑制装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02282191A JPH02282191A (ja) | 1990-11-19 |
JPH0662268B2 true JPH0662268B2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=14349199
Family Applications (1)
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