JPH0639317B2 - 移動式クレーンの変位抑制機構 - Google Patents
移動式クレーンの変位抑制機構Info
- Publication number
- JPH0639317B2 JPH0639317B2 JP1234055A JP23405589A JPH0639317B2 JP H0639317 B2 JPH0639317 B2 JP H0639317B2 JP 1234055 A JP1234055 A JP 1234055A JP 23405589 A JP23405589 A JP 23405589A JP H0639317 B2 JPH0639317 B2 JP H0639317B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- oil
- boom
- switching valve
- oil chamber
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60P—VEHICLES ADAPTED FOR LOAD TRANSPORTATION OR TO TRANSPORT, TO CARRY, OR TO COMPRISE SPECIAL LOADS OR OBJECTS
- B60P3/00—Vehicles adapted to transport, to carry or to comprise special loads or objects
- B60P3/28—Vehicles adapted to transport, to carry or to comprise special loads or objects for transporting cranes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66C—CRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
- B66C13/00—Other constructional features or details
- B66C13/18—Control systems or devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66C—CRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
- B66C23/00—Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes
- B66C23/62—Constructional features or details
- B66C23/82—Luffing gear
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Transportation (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
- Control And Safety Of Cranes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はラフテレンクレーン等の移動式クレーンにおい
て、走行時の振動を抑制するための変位抑制機構に関す
るものである。
て、走行時の振動を抑制するための変位抑制機構に関す
るものである。
移動式クレーンは、一般に第7図に示すように車輪1に
支持された車両本体2に、ブーム3をブーム俯仰用油圧
シリンダ4を介して水平軸5のまわりに回動自在に支持
させて構成されている。この移動式クレーンにおいて、
走行時に路面の起伏、急な走行加速および減速等に起因
して車両本体2が振動すると、ブーム3等が上下方向に
揺動し、車両本体2の振動がさらに増大され、乗心地が
悪くなる。
支持された車両本体2に、ブーム3をブーム俯仰用油圧
シリンダ4を介して水平軸5のまわりに回動自在に支持
させて構成されている。この移動式クレーンにおいて、
走行時に路面の起伏、急な走行加速および減速等に起因
して車両本体2が振動すると、ブーム3等が上下方向に
揺動し、車両本体2の振動がさらに増大され、乗心地が
悪くなる。
この走行時の振動を抑制するための装置として、たとえ
ば特開昭59−18295号公報に示される装置が知ら
れている。この装置は、第8図に示すようにブーム俯仰
用油圧シリンダ18の内部にダンプ機構19を設けて構
成され、このシリンダ18の負荷を保持する油室181
に接続された油路13にカウンタバランス弁12が設け
られ、この油路13と、他方の油室182に接続された
油路17および方向制御弁11に接続された油路14と
の間に電磁式切換弁6とシャトル弁15とが設けられて
いる。
ば特開昭59−18295号公報に示される装置が知ら
れている。この装置は、第8図に示すようにブーム俯仰
用油圧シリンダ18の内部にダンプ機構19を設けて構
成され、このシリンダ18の負荷を保持する油室181
に接続された油路13にカウンタバランス弁12が設け
られ、この油路13と、他方の油室182に接続された
油路17および方向制御弁11に接続された油路14と
の間に電磁式切換弁6とシャトル弁15とが設けられて
いる。
この装置によれば、クレーン作業時は、切換弁16がイ
位置で、方向制御弁11をブーム上げ位置または下げ位
置に切換えると、ポンプ10の吐出油がシリンダ18の
油室181または油室182に流入されてシリンダ18
が伸縮され、ブーム上げ、下げが行われる。そして、走
行時は、上記切換弁16をイ位置にした状態で、上記シ
リンダ18を伸縮させ、地面からブーム先端までの高さ
を走行適正高さにセットした後、切換弁16をロ位置に
切換える。これにより油路13が切換弁16とシャトル
弁15を介して油路17に連通され、油室181と油室
182ならびにダンプ機構191とが互いに連通されて
閉回路が形成され、シリンダ18の油室181に作用し
ている負荷圧力がダンプ機構19の油室191に導かれ
て蓄圧され、走行時に変位抑制作用が発揮される。
位置で、方向制御弁11をブーム上げ位置または下げ位
置に切換えると、ポンプ10の吐出油がシリンダ18の
油室181または油室182に流入されてシリンダ18
が伸縮され、ブーム上げ、下げが行われる。そして、走
行時は、上記切換弁16をイ位置にした状態で、上記シ
リンダ18を伸縮させ、地面からブーム先端までの高さ
を走行適正高さにセットした後、切換弁16をロ位置に
切換える。これにより油路13が切換弁16とシャトル
弁15を介して油路17に連通され、油室181と油室
182ならびにダンプ機構191とが互いに連通されて
閉回路が形成され、シリンダ18の油室181に作用し
ている負荷圧力がダンプ機構19の油室191に導かれ
て蓄圧され、走行時に変位抑制作用が発揮される。
この種の移動式クレーンにおいて、変位抑制作用を効果
的に発揮させるためには、第7図に示すようにブーム3
の高さを下死点H0よりも少し高く、かつ、一般道路走
行時の法令による制限高さH3よりも少し低くする必要
がある。すなわちブーム3の高さはH1〜H2(ただ
し、H1>H0,H2<H3)が走行適正範囲となり、
その範囲に保持する必要がある。
的に発揮させるためには、第7図に示すようにブーム3
の高さを下死点H0よりも少し高く、かつ、一般道路走
行時の法令による制限高さH3よりも少し低くする必要
がある。すなわちブーム3の高さはH1〜H2(ただ
し、H1>H0,H2<H3)が走行適正範囲となり、
その範囲に保持する必要がある。
しかし、上記従来装置において、走行初期に仮にブーム
3の高さを上記走行適正範囲H1〜H2内にセットして
も、その後、走行時間の経過とともに、上記シリンダ1
8を含む閉回路内の油の温度低下による収縮および不可
避的な油洩れによってシリンダ18が縮み、ブーム高さ
が上記走行適正範囲の下限値H1よりも低くなり、遂に
は下死点H0まで硬化し、変位抑制作用が発揮できなく
なる。このため、オペレータが常にブーム高さが走行適
正範囲H1〜H2にあるか否かを監視しながら走行する
必要があり、走行操作のみに専念することができず、オ
ペレータの疲労度が大きくなる。また、上記のようにブ
ーム3が走行適正範囲よりも低くなった時は、その都度
方向制御弁11を切換え操作し、シリンダ18を伸縮さ
せてブーム3を俯仰させ、その高さ調節を行う必要があ
り、その作業が非常に面倒である。しかも、その高さ調
節に正確性を欠き、ブーム3が制限高さH3を越えるお
それがある。
3の高さを上記走行適正範囲H1〜H2内にセットして
も、その後、走行時間の経過とともに、上記シリンダ1
8を含む閉回路内の油の温度低下による収縮および不可
避的な油洩れによってシリンダ18が縮み、ブーム高さ
が上記走行適正範囲の下限値H1よりも低くなり、遂に
は下死点H0まで硬化し、変位抑制作用が発揮できなく
なる。このため、オペレータが常にブーム高さが走行適
正範囲H1〜H2にあるか否かを監視しながら走行する
必要があり、走行操作のみに専念することができず、オ
ペレータの疲労度が大きくなる。また、上記のようにブ
ーム3が走行適正範囲よりも低くなった時は、その都度
方向制御弁11を切換え操作し、シリンダ18を伸縮さ
せてブーム3を俯仰させ、その高さ調節を行う必要があ
り、その作業が非常に面倒である。しかも、その高さ調
節に正確性を欠き、ブーム3が制限高さH3を越えるお
それがある。
本発明は、このような問題を解消し、走行時にブーム高
さを一旦走行適正範囲にセットすれば、その後、仮に油
温低下による油の収縮や不可避的な油洩れ等でシリンダ
が縮み、ブームが降下してもシリンダに自動的に油を補
給してブーム高さを走行適正範囲に復帰できるように
し、長時間走行時であっても変位抑制作用を適正に発揮
させ、オペレータが常時ブーム高さを監視する必要がな
く、オペレータの疲労を軽減できる移動式クレーンの変
位抑制機構を提供することを目的とする。
さを一旦走行適正範囲にセットすれば、その後、仮に油
温低下による油の収縮や不可避的な油洩れ等でシリンダ
が縮み、ブームが降下してもシリンダに自動的に油を補
給してブーム高さを走行適正範囲に復帰できるように
し、長時間走行時であっても変位抑制作用を適正に発揮
させ、オペレータが常時ブーム高さを監視する必要がな
く、オペレータの疲労を軽減できる移動式クレーンの変
位抑制機構を提供することを目的とする。
上記目的達成のために本発明は、移動式クレーンの車両
本体とブームとの間に接続されたブーム俯仰用油圧シリ
ンダと、主油圧ポンプと、主油圧ポンプの吐出油を上記
シリンダの負荷を保持する第1油室とその反対側の第2
油室とに切換自在に給排する方向制御弁と、上記シリン
ダと方向制御弁との間に接続された変位抑制用アキュム
レータと、上記第1油室と第2油室とアキュムレータと
が互いに連通した閉回路を形成する走行モードと、上記
連通を解除して第1油室と第2油室とに独立して圧油を
給排する作業モードとに切換自在のモード切換弁機構
と、モード切換弁機構を切換えるモード選択スイッチ
と、ブームの位置検出手段と、補助油圧源と、補助油圧
源を上記シリンダの第1油室に連通させる位置とその連
通を遮断する位置とに切換自在の補給用切換弁と、上記
選択スイッチが走行モードでブーム位置検出手段による
検出値が走行適正範囲の下限値より小さいなると補給用
切換弁を連通位置にして補助油圧源から上記シリンダの
第1油室に所定量の圧油を供給する制御手段とを備えて
いる。
本体とブームとの間に接続されたブーム俯仰用油圧シリ
ンダと、主油圧ポンプと、主油圧ポンプの吐出油を上記
シリンダの負荷を保持する第1油室とその反対側の第2
油室とに切換自在に給排する方向制御弁と、上記シリン
ダと方向制御弁との間に接続された変位抑制用アキュム
レータと、上記第1油室と第2油室とアキュムレータと
が互いに連通した閉回路を形成する走行モードと、上記
連通を解除して第1油室と第2油室とに独立して圧油を
給排する作業モードとに切換自在のモード切換弁機構
と、モード切換弁機構を切換えるモード選択スイッチ
と、ブームの位置検出手段と、補助油圧源と、補助油圧
源を上記シリンダの第1油室に連通させる位置とその連
通を遮断する位置とに切換自在の補給用切換弁と、上記
選択スイッチが走行モードでブーム位置検出手段による
検出値が走行適正範囲の下限値より小さいなると補給用
切換弁を連通位置にして補助油圧源から上記シリンダの
第1油室に所定量の圧油を供給する制御手段とを備えて
いる。
この構成において、上記選択スイッチが走行モードでブ
ーム位置検出手段による検出値が走行適正範囲の下限値
より小さくなると補給用切換弁を連通位置にし、走行適
正範囲の上限値を越えると補給用切換弁を遮断位置にす
る制御手段を備えた構成としてもよい。
ーム位置検出手段による検出値が走行適正範囲の下限値
より小さくなると補給用切換弁を連通位置にし、走行適
正範囲の上限値を越えると補給用切換弁を遮断位置にす
る制御手段を備えた構成としてもよい。
また、上記シリンダを走行適正範囲の下限値から走行適
正範囲内に復帰させるための必要油量を蓄圧する補給用
アキュムレータを備え、上記選択スイッチが走行モード
で上記検出手段による検出値が走行適正範囲の下限値よ
り小さくなると補給用切換弁を補給用アキュムレータに
連通させる連通位置とする制御手段を備えた構成として
もよい。
正範囲内に復帰させるための必要油量を蓄圧する補給用
アキュムレータを備え、上記選択スイッチが走行モード
で上記検出手段による検出値が走行適正範囲の下限値よ
り小さくなると補給用切換弁を補給用アキュムレータに
連通させる連通位置とする制御手段を備えた構成として
もよい。
上記ブーム位置検出手段として、ブーム俯仰用油圧シリ
ンダの長さを検出する検出器を用いることができる。
ンダの長さを検出する検出器を用いることができる。
上記の構成により、走行時に、ブームをたとえば下死点
まで下げた後、モード選択スイッチを走行モードに切換
えれば、モード切換弁機構が走行モードに切換えられる
とともに、ブームの位置検出手段からの信号に基づいて
補給用切換弁が連通位置に切換えられ、補助油圧源から
所定量の圧油が閉回路に供給され、アキュムレータに蓄
圧されるとともに、シリンダの第1油室に供給されてシ
リンダが伸ばされ、ブームが上げられ、ブーム高さが走
行適正範囲に自動的にセットされる。その後、走行中
に、上記閉回路の油温の低下による油の収縮や不可避的
な油洩れ等によりシリンダが縮んだ場合、上記検出手段
からの信号に基づいて補給用切換弁が切換えられ、シリ
ンダの第1油室に油が補給され、シリンダが自動的に走
行適正高さ範囲まで伸ばされ、ブーム高さが走行適正範
囲に自動的に復帰され、長時間走行時であっても変位抑
制作用が常に適正に発揮される。
まで下げた後、モード選択スイッチを走行モードに切換
えれば、モード切換弁機構が走行モードに切換えられる
とともに、ブームの位置検出手段からの信号に基づいて
補給用切換弁が連通位置に切換えられ、補助油圧源から
所定量の圧油が閉回路に供給され、アキュムレータに蓄
圧されるとともに、シリンダの第1油室に供給されてシ
リンダが伸ばされ、ブームが上げられ、ブーム高さが走
行適正範囲に自動的にセットされる。その後、走行中
に、上記閉回路の油温の低下による油の収縮や不可避的
な油洩れ等によりシリンダが縮んだ場合、上記検出手段
からの信号に基づいて補給用切換弁が切換えられ、シリ
ンダの第1油室に油が補給され、シリンダが自動的に走
行適正高さ範囲まで伸ばされ、ブーム高さが走行適正範
囲に自動的に復帰され、長時間走行時であっても変位抑
制作用が常に適正に発揮される。
また、上記検出手段による検出値が上限値を越えると、
補給用切換弁が遮断位置に戻される制御手段の採用によ
り、上記供給が自動的に停止され、ブーム高さが走行適
正範囲の上限値まで自動的に復帰される。
補給用切換弁が遮断位置に戻される制御手段の採用によ
り、上記供給が自動的に停止され、ブーム高さが走行適
正範囲の上限値まで自動的に復帰される。
また、上記補給用アキュムレータの使用により、上記シ
リンダが縮んだ際に、走行適正範囲の下限値の検出だけ
で、シリンダが必要長さ伸ばされ、ブームが走行適正範
囲の上限値まで自動的に復帰され、変位抑制作用が適正
に発揮される。
リンダが縮んだ際に、走行適正範囲の下限値の検出だけ
で、シリンダが必要長さ伸ばされ、ブームが走行適正範
囲の上限値まで自動的に復帰され、変位抑制作用が適正
に発揮される。
第1図は本発明の実施例を示している。第1図におい
て、主油圧ポンプ20の吐出側油路21にチェック弁2
2および主リリーフ弁23が接続され、さらに、方向制
御弁30、油路31,32、カウンタバランス弁33、
モード切換弁機構40を介してブーム俯仰用油圧シリン
ダ50(第7図のシリンダ4に相当する)が接続されて
いる。
て、主油圧ポンプ20の吐出側油路21にチェック弁2
2および主リリーフ弁23が接続され、さらに、方向制
御弁30、油路31,32、カウンタバランス弁33、
モード切換弁機構40を介してブーム俯仰用油圧シリン
ダ50(第7図のシリンダ4に相当する)が接続されて
いる。
モード切換弁機構40は次の各弁41,42,43,4
4,45から成る。第1切換弁41はシリンダ50の第
1油室51に連通する油路34と、第2油室52に連通
する油路35との間に接続され、油路34から油路35
への流入を遮断してその逆流を許容するc位置と、両油
路34,35を互いに連通するd位置とに切換自在に設
けられている。第1切換弁41はパイロット式であり、
アキュムレータ53の蓄圧力がアキュムレータ油路5
4、絞り55、パイロット油路56を経てこの切換弁4
1の受信部に入力され、その蓄圧力が設定圧力未満でc
位置に保持され、設定圧力以上になるとd位置に切換え
られる。
4,45から成る。第1切換弁41はシリンダ50の第
1油室51に連通する油路34と、第2油室52に連通
する油路35との間に接続され、油路34から油路35
への流入を遮断してその逆流を許容するc位置と、両油
路34,35を互いに連通するd位置とに切換自在に設
けられている。第1切換弁41はパイロット式であり、
アキュムレータ53の蓄圧力がアキュムレータ油路5
4、絞り55、パイロット油路56を経てこの切換弁4
1の受信部に入力され、その蓄圧力が設定圧力未満でc
位置に保持され、設定圧力以上になるとd位置に切換え
られる。
第2切換弁42はアキュムレータ53に連通する油路5
4から油路35への流入を許容してその逆流を遮断する
e位置と、両油路35,54を互いに連通させるd位置
とに切換自在に設けられている。主パイロットチェック
弁43は油路32から油路35への流入を許容してその
逆流を遮断する向きに設けられ、補助パイロットチェッ
ク弁44は油路54からドレン油路57への流出を遮断
しその逆の流入を許容する向きに設けられている。各パ
イロットチェック弁43,44を開くためのパイロット
油路58,59は絞り65および油路64を介して補助
油圧ポンプ(補助油圧源)61の吐出側油路62に連通
されている。第3切換弁45は、上記油路58,59に
連通したパイロット油路66からドレン油路57への流
出を遮断するg位置と、両油路66,57を互いに連通
するh位置とに切換自在に設けられている。
4から油路35への流入を許容してその逆流を遮断する
e位置と、両油路35,54を互いに連通させるd位置
とに切換自在に設けられている。主パイロットチェック
弁43は油路32から油路35への流入を許容してその
逆流を遮断する向きに設けられ、補助パイロットチェッ
ク弁44は油路54からドレン油路57への流出を遮断
しその逆の流入を許容する向きに設けられている。各パ
イロットチェック弁43,44を開くためのパイロット
油路58,59は絞り65および油路64を介して補助
油圧ポンプ(補助油圧源)61の吐出側油路62に連通
されている。第3切換弁45は、上記油路58,59に
連通したパイロット油路66からドレン油路57への流
出を遮断するg位置と、両油路66,57を互いに連通
するh位置とに切換自在に設けられている。
補給用切換弁46はアキュムレータ53およびシリンダ
50の第1油室51への油補給用で、油路62と油路6
7との間に設けられ、両油路62,67の連通を遮断す
るj位置と、互いに連通するk位置とに切換自在に設け
られている。油路67はチェック弁68を介して油路5
4に連通されている。チェック弁68は切換弁46内の
j位置に設けてもよい。
50の第1油室51への油補給用で、油路62と油路6
7との間に設けられ、両油路62,67の連通を遮断す
るj位置と、互いに連通するk位置とに切換自在に設け
られている。油路67はチェック弁68を介して油路5
4に連通されている。チェック弁68は切換弁46内の
j位置に設けてもよい。
上記切換弁42,45,46は電磁式切換弁であり、第
2図、第3図に示す制御手段よって切換え制御される。
2図、第3図に示す制御手段よって切換え制御される。
第2図、第3図において、70はダンパスイッチ(モー
ド選択スイッチ)であり、オンで走行モード、オフで作
業モードを選択する。ブーム位置検出手段として、ブー
ム3の角度を検出してもよいが、この実施例では第1図
のシリンダ50の長さを検出するストローク計71が用
いられ、そのシリンダ50に付設されている。72は平
均化フィルタを示す。73は上限値設定器、74は下限
値制定器であり、第7図のブーム高さH2およびH1に
対応するシリンダ50の長さの走行適正範囲の上限値お
よび下限値が設定されている。75は判別器、76はリ
レー、77はリレー76の接点を示している。421,
451,461は各切換弁42,45,46のソレノイ
ドを示す。
ド選択スイッチ)であり、オンで走行モード、オフで作
業モードを選択する。ブーム位置検出手段として、ブー
ム3の角度を検出してもよいが、この実施例では第1図
のシリンダ50の長さを検出するストローク計71が用
いられ、そのシリンダ50に付設されている。72は平
均化フィルタを示す。73は上限値設定器、74は下限
値制定器であり、第7図のブーム高さH2およびH1に
対応するシリンダ50の長さの走行適正範囲の上限値お
よび下限値が設定されている。75は判別器、76はリ
レー、77はリレー76の接点を示している。421,
451,461は各切換弁42,45,46のソレノイ
ドを示す。
上記の構成において、クレーン作業を行う場合、ダンパ
スイッチ70をオフ(作業モード)にしておけば、各ソ
レノイド421,451,461は消磁され、各切換弁
42,45,46が図示のe,g,j位置に保持され
る。このため補助油圧ポンプ61から吐出されて補助リ
リーフ弁63により調圧された圧油が油路62,64お
よび絞り65を経てパイロット油路58,59に流入さ
れ、各パイロットチェック弁43,44が開かれる。ま
た、アキュムレータ53の蓄圧力は絞り55、パイロッ
トチェック弁44を経てタンク24にドレンされるの
で、切換弁41はc位置に保持されている。
スイッチ70をオフ(作業モード)にしておけば、各ソ
レノイド421,451,461は消磁され、各切換弁
42,45,46が図示のe,g,j位置に保持され
る。このため補助油圧ポンプ61から吐出されて補助リ
リーフ弁63により調圧された圧油が油路62,64お
よび絞り65を経てパイロット油路58,59に流入さ
れ、各パイロットチェック弁43,44が開かれる。ま
た、アキュムレータ53の蓄圧力は絞り55、パイロッ
トチェック弁44を経てタンク24にドレンされるの
で、切換弁41はc位置に保持されている。
この状態で方向制御弁30をブーム上げ位置aに切換え
ると、主油圧ポンプ20の吐出油がカウンタバランス弁
33を経てシリンダ50の第1油室51に流入され、シ
リンダ50が伸ばされ、ブーム上げが行われる。このと
き主パイロットチェック弁43が開かれているので、シ
リンダ50の伸長に伴って第2油室52から排出される
油がこのパイロットチェック弁43を通過し、方向制御
弁30を経てタンク24に戻される。また、方向制御弁
30をブーム下げ位置bに切換えられると、ポンプ20
の吐出油が上記と逆に主パイロットチェック弁43を経
て第2油室52に流入され、このときの流入圧力でカウ
ンタバランス弁33が開かれ、第1油室51内の油がタ
ンク24に戻されながらシリンダ50が縮められ、ブー
ム下げが行われる。
ると、主油圧ポンプ20の吐出油がカウンタバランス弁
33を経てシリンダ50の第1油室51に流入され、シ
リンダ50が伸ばされ、ブーム上げが行われる。このと
き主パイロットチェック弁43が開かれているので、シ
リンダ50の伸長に伴って第2油室52から排出される
油がこのパイロットチェック弁43を通過し、方向制御
弁30を経てタンク24に戻される。また、方向制御弁
30をブーム下げ位置bに切換えられると、ポンプ20
の吐出油が上記と逆に主パイロットチェック弁43を経
て第2油室52に流入され、このときの流入圧力でカウ
ンタバランス弁33が開かれ、第1油室51内の油がタ
ンク24に戻されながらシリンダ50が縮められ、ブー
ム下げが行われる。
一方、車両を走行させる場合、まず、作業モードで図外
のブーム伸縮用油圧シリンダを縮めてブーム3を実質的
に最終状態にし、ブーム俯仰用油圧シリンダ50を縮め
てブーム3を下死点H0もしくはその近くまで下げる。
また、吊荷を外し、クレーンフック(図示省略)を適度
の融通性をもって車両本体2に係止させる。
のブーム伸縮用油圧シリンダを縮めてブーム3を実質的
に最終状態にし、ブーム俯仰用油圧シリンダ50を縮め
てブーム3を下死点H0もしくはその近くまで下げる。
また、吊荷を外し、クレーンフック(図示省略)を適度
の融通性をもって車両本体2に係止させる。
次に、ダンパスイッチ70をオン(走行モード)にする
と、ソレノイド421,451が励磁され、切換弁42
がf位置に、切換弁45がh位置にそれぞれ切換えられ
る。これにより油路54が油路35に連通され、パイロ
ット油路58,59,66がドレン油路57に連通さ
れ、両パイロットチェック弁43,44が閉じられる。
この走行モードへの切換え初期はアキュムレータ53の
蓄圧力がタンク圧で、設定圧力以下であり、切換弁41
はc位置のままである。また、シリンダ50が最縮状態
であり、ストローク計71による検出値が下限値設定器
74の設定値以下であるので、判別器75からオン信号
が出力され、リレー76が励磁され、接点77が閉じら
れる。このためソレノイド461が励磁され、切換弁4
6がk位置に切換えられる。この結果、補助油圧ポンプ
61からの吐出油がチェック弁68を経てアキュムレー
タ53に流入され、次第に蓄圧される。一方、アキュム
レータ53の蓄圧力が絞り55を経てパイロット油路5
6に導かれ、その蓄圧力が設定圧力以上になると、その
圧力で切換弁41がd位置に切換えられ、油路34,3
5が互いに連通されて閉回路が形成される。また、切換
弁42がf位置に切換えられているので、アキュムレー
タ53が上記閉回路に連通される。
と、ソレノイド421,451が励磁され、切換弁42
がf位置に、切換弁45がh位置にそれぞれ切換えられ
る。これにより油路54が油路35に連通され、パイロ
ット油路58,59,66がドレン油路57に連通さ
れ、両パイロットチェック弁43,44が閉じられる。
この走行モードへの切換え初期はアキュムレータ53の
蓄圧力がタンク圧で、設定圧力以下であり、切換弁41
はc位置のままである。また、シリンダ50が最縮状態
であり、ストローク計71による検出値が下限値設定器
74の設定値以下であるので、判別器75からオン信号
が出力され、リレー76が励磁され、接点77が閉じら
れる。このためソレノイド461が励磁され、切換弁4
6がk位置に切換えられる。この結果、補助油圧ポンプ
61からの吐出油がチェック弁68を経てアキュムレー
タ53に流入され、次第に蓄圧される。一方、アキュム
レータ53の蓄圧力が絞り55を経てパイロット油路5
6に導かれ、その蓄圧力が設定圧力以上になると、その
圧力で切換弁41がd位置に切換えられ、油路34,3
5が互いに連通されて閉回路が形成される。また、切換
弁42がf位置に切換えられているので、アキュムレー
タ53が上記閉回路に連通される。
上記切換弁41がd位置に切換えられるのと相前後し
て、補助油圧ポンプ61からの吐出油が切換弁42のf
位置を経て油路35に流入され、さらに、切換弁41の
c位置またはd位置を経てシリンダ50の第1油室51
に流入される。上記切換弁41がd位置に切換えられた
後は、補助油圧ポンプ61からの吐出油がアキュムレー
タ53および上記閉回路に流入されることにより、シリ
ンダ50がラムシリンダの要領で伸ばされ、ブーム3が
下死点H0から次第に高くなる。
て、補助油圧ポンプ61からの吐出油が切換弁42のf
位置を経て油路35に流入され、さらに、切換弁41の
c位置またはd位置を経てシリンダ50の第1油室51
に流入される。上記切換弁41がd位置に切換えられた
後は、補助油圧ポンプ61からの吐出油がアキュムレー
タ53および上記閉回路に流入されることにより、シリ
ンダ50がラムシリンダの要領で伸ばされ、ブーム3が
下死点H0から次第に高くなる。
上記シリンダ50の長さが走行適正範囲の上限値を越え
ると、判別器75からの信号でリレー76が消磁され、
接点77が開かれ、ソレノイド461が消磁され、切換
弁46がj位置に戻される。この結果、補助油圧ポンプ
61からアキュムレータ53およびシリンダ50に対す
る圧油の供給が停止され、シリンダ50が走行適正長さ
範囲にセットされ、ブーム3の高さが走行適正範囲H1
〜H2にセットされる。このようにモード選択スイッチ
70を走行モードに切換えることにより、アキュムレー
タ53への蓄圧ならびにブーム3の高さ調節が自動的に
行われる。
ると、判別器75からの信号でリレー76が消磁され、
接点77が開かれ、ソレノイド461が消磁され、切換
弁46がj位置に戻される。この結果、補助油圧ポンプ
61からアキュムレータ53およびシリンダ50に対す
る圧油の供給が停止され、シリンダ50が走行適正長さ
範囲にセットされ、ブーム3の高さが走行適正範囲H1
〜H2にセットされる。このようにモード選択スイッチ
70を走行モードに切換えることにより、アキュムレー
タ53への蓄圧ならびにブーム3の高さ調節が自動的に
行われる。
次に、図外の走行駆動装置により車両1を駆動し、走行
させる。この走行時に、路面の起伏、走行の急な加速、
減速等により車両本体2が振動すると、ブーム3が上下
に揺動し、シリンダ50が伸縮されないようにする。こ
のとき上記シリンダ50の両油室51,52とアキュム
レータ53とが互いに連通されているので、シリンダ5
0の伸縮に伴う圧力変動およびブーム3と車両本体2の
変位がアキュムレータ53の蓄圧力による制振作用と、
上記油路の圧損等による減衰作用によって抑制され、乗
心地が改善される。
させる。この走行時に、路面の起伏、走行の急な加速、
減速等により車両本体2が振動すると、ブーム3が上下
に揺動し、シリンダ50が伸縮されないようにする。こ
のとき上記シリンダ50の両油室51,52とアキュム
レータ53とが互いに連通されているので、シリンダ5
0の伸縮に伴う圧力変動およびブーム3と車両本体2の
変位がアキュムレータ53の蓄圧力による制振作用と、
上記油路の圧損等による減衰作用によって抑制され、乗
心地が改善される。
また、走行中、ストローク計71によりシリンダ50の
長さが検出され、その検出値が各設定器73,74の設
定値と比較される。このときシリンダ50が振動により
微量ストローク収縮変動しても、そのストローク検出値
が平均化フィルタ72により平均化され、その平均値が
判別器75に入力されて上記各設定値と比較される。そ
して、上記閉回路内の油温の低下による油の収縮や不可
避的な油洩れ等によりシリンダ50が次第に縮み、スト
ローク計71による検出値が下限値設定器74の設定値
より小さくなると、判別器75からの信号によりリレー
76が作動され、接点77が閉じられ、切換弁46がk
位置に切換えられ、補助油圧ポンプ61からの吐出油が
上記閉回路に流入される。このとき、ブーム3が低い位
置で、シリンダ50のストロークが短い領域にあるの
で、シリンダ50の保持圧力はほとんど変化しない。従
って、上記閉回路に流入された油はアキュムレータ53
には流入されず、すべてシリンダ50の第1油室51に
流入され、シリンダ50が伸ばされる。そして、シリン
ダ50が走行適正長さ範囲内に自動的に復帰され、ブー
ム3の高さが走行適正範囲H1〜H2内に自動的に復帰
される。
長さが検出され、その検出値が各設定器73,74の設
定値と比較される。このときシリンダ50が振動により
微量ストローク収縮変動しても、そのストローク検出値
が平均化フィルタ72により平均化され、その平均値が
判別器75に入力されて上記各設定値と比較される。そ
して、上記閉回路内の油温の低下による油の収縮や不可
避的な油洩れ等によりシリンダ50が次第に縮み、スト
ローク計71による検出値が下限値設定器74の設定値
より小さくなると、判別器75からの信号によりリレー
76が作動され、接点77が閉じられ、切換弁46がk
位置に切換えられ、補助油圧ポンプ61からの吐出油が
上記閉回路に流入される。このとき、ブーム3が低い位
置で、シリンダ50のストロークが短い領域にあるの
で、シリンダ50の保持圧力はほとんど変化しない。従
って、上記閉回路に流入された油はアキュムレータ53
には流入されず、すべてシリンダ50の第1油室51に
流入され、シリンダ50が伸ばされる。そして、シリン
ダ50が走行適正長さ範囲内に自動的に復帰され、ブー
ム3の高さが走行適正範囲H1〜H2内に自動的に復帰
される。
こうしてブーム3の高さが常に走行適正範囲に自動的に
調節されることにより、オペレータはブーム3の高さを
常時監視する必要はなく、走行操作のみに専念できる。
また、長時間走行時であっても、上記変位抑制作用を適
正に発揮させることができる。
調節されることにより、オペレータはブーム3の高さを
常時監視する必要はなく、走行操作のみに専念できる。
また、長時間走行時であっても、上記変位抑制作用を適
正に発揮させることができる。
次に、別の実施例について説明する。
第4図は、振動抑制用のアキュムレータ53とは別個
に、補給用アキュムレータ81を用いた場合の実施例を
示している。このアキュムレータ81には、シリンダ5
0を走行適正範囲の下限値から上限値までのストローク
分を伸ばすのに必要な第1油室51への供給油量に対応
する油量(必要油量)が蓄圧される。82はアンロード
リリーフ弁、83はチェック弁を示す。上記シリンダ5
0には走行適正範囲の下限値を検出する位置検出器84
が付設されている。この検出器84にはリミットスイッ
チまたは近接スイッチが用いられる。他の構成は第1図
の場合と実質的に同一である。
に、補給用アキュムレータ81を用いた場合の実施例を
示している。このアキュムレータ81には、シリンダ5
0を走行適正範囲の下限値から上限値までのストローク
分を伸ばすのに必要な第1油室51への供給油量に対応
する油量(必要油量)が蓄圧される。82はアンロード
リリーフ弁、83はチェック弁を示す。上記シリンダ5
0には走行適正範囲の下限値を検出する位置検出器84
が付設されている。この検出器84にはリミットスイッ
チまたは近接スイッチが用いられる。他の構成は第1図
の場合と実質的に同一である。
第4図において、走行モードで走行すれば、第1図の場
合と同様に変位抑制用アキュムレータ53の蓄圧力等に
より変位抑制作用が発揮される。そして、走行中、上記
油洩れ等によりシリンダ50が縮み、検出器84により
下限値が検出されると、ソレノイド461が励磁されて
切換弁46がk位置に切換えられ、補給用アキュムレー
タ81に蓄圧されていた油量がシリンダ50を含む閉回
路に流入され、同シリンダ50の第1油室51に流入さ
れ、同シリンダ50が走行適正範囲の下限値から上限値
まで自動的に伸ばされ、以下、所定の変位抑制作用が発
揮される。
合と同様に変位抑制用アキュムレータ53の蓄圧力等に
より変位抑制作用が発揮される。そして、走行中、上記
油洩れ等によりシリンダ50が縮み、検出器84により
下限値が検出されると、ソレノイド461が励磁されて
切換弁46がk位置に切換えられ、補給用アキュムレー
タ81に蓄圧されていた油量がシリンダ50を含む閉回
路に流入され、同シリンダ50の第1油室51に流入さ
れ、同シリンダ50が走行適正範囲の下限値から上限値
まで自動的に伸ばされ、以下、所定の変位抑制作用が発
揮される。
この実施例によれば、シリンダ50に対し、走行適正範
囲の下限値から上限値まで伸ばすのに必要な油量だけが
補給用アキュムレータ81から補給されるので、検出器
84の誤差や故障等が生じても、シリンダ50の長さが
走行適正範囲の上限値を越えるというおそれがない。
囲の下限値から上限値まで伸ばすのに必要な油量だけが
補給用アキュムレータ81から補給されるので、検出器
84の誤差や故障等が生じても、シリンダ50の長さが
走行適正範囲の上限値を越えるというおそれがない。
また、位置検出器84は上記下限値のみを検出するだけ
でよい。従って、検出器84にはたとえばリミットスイ
ッチまたは近接スイッチを用いることができる。ただ
し、その検出に際し、走行時の振動により位置検出器8
4が下限値の前後でオン、オフ動作を繰り換す場合があ
る。そこで、第5図に示すように位置検出器84のオン
時間を時間検出器85により検出して判別器86に入力
する。一方、走行時のシリンダ50の固有振動数が判明
しており、その振動波形の周期の1/2以上の時間で下
限値を検出していれば、シリンダ長さが下限値にあると
判別できるので、シリンダ50の固有振動数から算出し
た時間Tの1/2を設定器87に設定し、上記時間検出
器85による検出時間がこの設定器87に設定された時
間(1/2T)内にあるか否かによってリレー76を作
動させ、ソレノイド461を作動させて切換弁46を切
換えるようにする。このように走行時の振動で位置検出
器84が上記下限値付近でオン、オフ作動しても、その
平均値に基づいて切換弁46を切換え制御することによ
り、制御性を高めることができる。
でよい。従って、検出器84にはたとえばリミットスイ
ッチまたは近接スイッチを用いることができる。ただ
し、その検出に際し、走行時の振動により位置検出器8
4が下限値の前後でオン、オフ動作を繰り換す場合があ
る。そこで、第5図に示すように位置検出器84のオン
時間を時間検出器85により検出して判別器86に入力
する。一方、走行時のシリンダ50の固有振動数が判明
しており、その振動波形の周期の1/2以上の時間で下
限値を検出していれば、シリンダ長さが下限値にあると
判別できるので、シリンダ50の固有振動数から算出し
た時間Tの1/2を設定器87に設定し、上記時間検出
器85による検出時間がこの設定器87に設定された時
間(1/2T)内にあるか否かによってリレー76を作
動させ、ソレノイド461を作動させて切換弁46を切
換えるようにする。このように走行時の振動で位置検出
器84が上記下限値付近でオン、オフ作動しても、その
平均値に基づいて切換弁46を切換え制御することによ
り、制御性を高めることができる。
また、別の制御手段として、第6図に示すように位置検
出器84のオン時間を検出器85で、オフ時間を検出器
88でそれぞれ検出して判別器89に入力させ、両検出
値のうち長い方の検出値を平均値として、リレー76を
作動させ、ソレノイド461を作動させて切換弁46を
切換えるようにしてもよい。
出器84のオン時間を検出器85で、オフ時間を検出器
88でそれぞれ検出して判別器89に入力させ、両検出
値のうち長い方の検出値を平均値として、リレー76を
作動させ、ソレノイド461を作動させて切換弁46を
切換えるようにしてもよい。
なお、第1図の実施例において、ストローク計の代り
に、シリンダ50の走行適正範囲の上限値と下限値と個
々に検出し、各検出値ごとに、第5図に示す固有振動数
から算出した時間Tの1/2を判断基準とする平均化制
御、もしくは第6図に示すオン時間とオフ時間を基準と
する平均化制御を行うようにすることも可能である。
に、シリンダ50の走行適正範囲の上限値と下限値と個
々に検出し、各検出値ごとに、第5図に示す固有振動数
から算出した時間Tの1/2を判断基準とする平均化制
御、もしくは第6図に示すオン時間とオフ時間を基準と
する平均化制御を行うようにすることも可能である。
以上のように本発明は、走行時に、ブーム高さを一旦走
行適正範囲にセットすれば、その後、走行中にたとえ油
の収縮や不可避的な油洩れ等によりブーム俯仰用シリン
ダが縮んだとしても、直ちに補助油圧源からの圧油をシ
リンダの第1油室に供給してシリンダを伸ばし、ブーム
を走行適正高さに自動的に復帰させ、所定の変位抑制作
用を発揮させることができる。したがって長時間走行時
であっても変位抑制作用を常に適正に発揮させることが
でき、オペレータがブーム高さを常時監視する必要はな
く、かつ、走行中にブームの高さ調節の操作も必要な
く、走行の操作のみに専念でき、オペレータの疲労を大
幅に軽減できる。
行適正範囲にセットすれば、その後、走行中にたとえ油
の収縮や不可避的な油洩れ等によりブーム俯仰用シリン
ダが縮んだとしても、直ちに補助油圧源からの圧油をシ
リンダの第1油室に供給してシリンダを伸ばし、ブーム
を走行適正高さに自動的に復帰させ、所定の変位抑制作
用を発揮させることができる。したがって長時間走行時
であっても変位抑制作用を常に適正に発揮させることが
でき、オペレータがブーム高さを常時監視する必要はな
く、かつ、走行中にブームの高さ調節の操作も必要な
く、走行の操作のみに専念でき、オペレータの疲労を大
幅に軽減できる。
また、請求項2のように、走行適正範囲の下限値未満で
補給用切換弁を連通位置に切換え、上限値を越えると遮
断位置に切換えることにより、ブーム高さを確実に走行
適正範囲内に復帰させることができる。
補給用切換弁を連通位置に切換え、上限値を越えると遮
断位置に切換えることにより、ブーム高さを確実に走行
適正範囲内に復帰させることができる。
請求項3のように、補給用アキュムレータを用いること
により、走行中にシリンダが縮んだ場合にシリンダに対
して必要油量だけを補給でき、検出器の誤差や故障等が
生じても、シリンダの長さが走行適正範囲の上限値を越
えることがなく、ブームが制限高さを越えるおそれもな
くなり、安全性を向上できる。
により、走行中にシリンダが縮んだ場合にシリンダに対
して必要油量だけを補給でき、検出器の誤差や故障等が
生じても、シリンダの長さが走行適正範囲の上限値を越
えることがなく、ブームが制限高さを越えるおそれもな
くなり、安全性を向上できる。
第1図は本発明の実施例を示す油圧回路図、第2図およ
び第3図は同電気回路図、第4図は別の実施例を示す油
圧回路図、第5図は同電気回路図、第6図はその電気回
路の別の実施例を示す図、第7図は移動式クレーンの側
面図、第8図は従来の油圧回路図である。 20……主油圧ポンプ、30……方向制御弁、40……
モード切換弁機構、41……第1切換弁、42……第2
切換弁、43……主パイロットチェック弁、44……補
助パイロットチェック弁、45……第3切換弁、46…
…補給用切換弁、50……ブーム俯仰用油圧シリンダ、
51……第1油室、52……第2油室、53……変位抑
制用アキュムレータ、61……補助油圧ポンプ(補助油
圧源)、70……ダンパスイッチ(モード選択スイッ
チ)、71……シリンダストローク計(位置検出手
段)、72……平均化フィルタ、73……下限値設定
器、74……上限値設定器、75……判別器、76……
リレー、77……リレーの接点、81……補給用アキュ
ムレータ、84……位置検出器、85……オン時間検出
器、86……判別器、87……設定器、88……オフ時
間検出器、89……判別器。
び第3図は同電気回路図、第4図は別の実施例を示す油
圧回路図、第5図は同電気回路図、第6図はその電気回
路の別の実施例を示す図、第7図は移動式クレーンの側
面図、第8図は従来の油圧回路図である。 20……主油圧ポンプ、30……方向制御弁、40……
モード切換弁機構、41……第1切換弁、42……第2
切換弁、43……主パイロットチェック弁、44……補
助パイロットチェック弁、45……第3切換弁、46…
…補給用切換弁、50……ブーム俯仰用油圧シリンダ、
51……第1油室、52……第2油室、53……変位抑
制用アキュムレータ、61……補助油圧ポンプ(補助油
圧源)、70……ダンパスイッチ(モード選択スイッ
チ)、71……シリンダストローク計(位置検出手
段)、72……平均化フィルタ、73……下限値設定
器、74……上限値設定器、75……判別器、76……
リレー、77……リレーの接点、81……補給用アキュ
ムレータ、84……位置検出器、85……オン時間検出
器、86……判別器、87……設定器、88……オフ時
間検出器、89……判別器。
Claims (4)
- 【請求項1】移動式クレーンの車両本体とブームとの間
に接続されたブーム俯仰用油圧シリンダと、主油圧ポン
プと、主油圧ポンプの吐出油を上記シリンダの負荷を保
持する第1油室とその反対側の第2油室とに切換自在に
給排する方向制御弁と、上記シリンダと方向制御弁との
間に接続された変位抑制用アキュムレータと、上記第1
油室と第2油室とアキュムレータとが互いに連通した閉
回路を形成する走行モードと、上記連通を解除して第1
油室と第2油室とに独立して圧油を給排する作業モード
とに切換自在のモード切換弁機構と、モード切換弁機構
を切換えるモード選択スイッチと、ブームの位置検出手
段と、補助油圧源と、補助油圧源を上記シリンダの第1
油室に連通させる位置とその連通を遮断する位置とに切
換自在の補給用切換弁と、上記選択スイッチが走行モー
ドでブーム位置検出手段による検出値が走行適正範囲の
下限値より小さくなると補給用切換弁を連通位置にして
補助油圧源から上記シリンダの第1油室に所定量の圧油
を供給する制御手段とを有することを特徴とする移動式
クレーンの変位抑制機構。 - 【請求項2】上記選択スイッチが走行モードでブーム位
置検出手段による検出値が走行適正範囲の下限値より小
さくなると補給用切換弁を連通位置にし、走行適正範囲
の上限値を越えると補給用切換弁を遮断位置にする制御
手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の移動
式クレーンの変位抑制機構。 - 【請求項3】上記シリンダを走行適正範囲の下限値から
走行適正範囲内に復帰させるための必要油量を蓄圧する
補給用アキュムレータを備え、上記選択スイッチが走行
モードで上記検出手段による検出値が走行適正範囲の下
限値より小さくなると補給用切換弁を補給用アキュムレ
ータに連通させる連通位置とする制御手段を備えている
ことを特徴とする請求項1記載の移動式クレーンの変位
抑制機構。 - 【請求項4】ブーム位置検出手段がブーム俯仰用油圧シ
リンダの長さを検出する検出器であることを特徴とする
請求項1乃至3記載の移動式クレーンの変位抑制機構。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1234055A JPH0639317B2 (ja) | 1989-09-09 | 1989-09-09 | 移動式クレーンの変位抑制機構 |
US07/505,401 US5007544A (en) | 1989-09-09 | 1990-04-06 | Mechanism for suppressing displacement of travelling crane |
KR1019900006086A KR930001766B1 (ko) | 1989-09-09 | 1990-04-30 | 이동기중기 변위억제를 위한 장치. |
EP90120393A EP0482238A1 (en) | 1989-09-09 | 1990-10-24 | Mechanism for suppressing oscillations of mobile cranes |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1234055A JPH0639317B2 (ja) | 1989-09-09 | 1989-09-09 | 移動式クレーンの変位抑制機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0398994A JPH0398994A (ja) | 1991-04-24 |
JPH0639317B2 true JPH0639317B2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=16964872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1234055A Expired - Lifetime JPH0639317B2 (ja) | 1989-09-09 | 1989-09-09 | 移動式クレーンの変位抑制機構 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5007544A (ja) |
EP (1) | EP0482238A1 (ja) |
JP (1) | JPH0639317B2 (ja) |
KR (1) | KR930001766B1 (ja) |
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