JPH0471416A

JPH0471416A - コンバインの穀物排出装置

Info

Publication number: JPH0471416A
Application number: JP18349190A
Authority: JP
Inventors: Mikiya Shirakata; 幹也白方
Original assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 1990-07-11
Filing date: 1990-07-11
Publication date: 1992-03-06
Anticipated expiration: 2016-08-13
Also published as: JP3198415B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、コンバインの穀物排出装置に係るものである
。

（従来技術）従来公知の、実開平１−１２１３４０号公報には、グレ
ンタンクと、該グレンタンク内の穀物を揚穀するに揚穀
装置と、該揚穀装置の上端に基部を取付けた排出オーガ
とからなるコンバインの穀物排出装置について記載され
ている。

（発明が解決しようとする課題）前記公知例のものの、排出オーガの旋回移動速度は、常
時一定であった。そのため、排出オーガを、軽トラツク
のタンクの上方に臨ませるまでの位置合せ作業に、時間
が掛り過ぎた。

反面、排出オーガを動かして、軽トラツクの荷台に平均
して積むときの動きは早過ぎ、排出オーガの穀物排出口
が軽トラツクの荷台より外れることもあるという課題が
あった。

本発明は、排出オーガの移動速度を、位置合せまでは早
く、積込時は遅く切替えることにより、作業性および操
作性を向上させたものである。

（発明の目的）本発明の目的は、排出オーガの移動速度を作業に応じて
切替え、作業性および操作性を向上させるようにしたも
のである。

（課題を解決するための手段）よって本発明は、グレンタンク１１と、該グレンタンク
１１内の穀物を揚穀する揚穀装置四と、該揚穀装置ゾの
上端に基部を取付けた排出オーガ１３とからなるものに
おいて、該排出オーガ１３には穀物搬送作用を入切させ
る搬送クラッチ機構１５と、前記排出オーガ１３を任意
旋回させうる旋回機構ｎとを設け、該旋回機構ｎと前記
クラッチ機構１５とは、前記クラッチ機構！５切のとき
は排出オーガ１３は早く移動し、前記クラッチ機構１５
人のときは排出オーガ１３は遅く移動するように互いを
関連的に結合したコンバインの穀物排出装置としたもの
である。

（実施例）本発明の実施例を図面により説明すると、１はコンバイ
ンの機体フレームであり、該機体フレーム１の下方位置
には走行装Ｍ２を設け、前記機体フ１／−ムｌの上方位
置には脱穀装置３を設け、前記機体フレーム１の前方位
置には刈取部４を設ける。

５は前記刈取部４の分草体、６は殻稈引起装置、７は刈
刃、８は株元側殻稈搬送装置、９は穂先側殻稈搬送装置
、１０は前記脱穀装置３の一側部に設けた殻稈供給装置
である。

前記脱穀装置３の他側には、グレンタンク１１を並設し
、グレンタンク１１には該グレンタンク１１内の穀物を
揚穀排出する揚穀装Ｎ１２を設け、該揚穀装置りの上部
には排出オーガ１３を設ける。

前記排出オーガ１３は、公知構造のものであり、内部に
穀物搬送用の螺旋！を設け、その先端には穀物排出口１
４を形成する。前記排出オーガ１３の基部は、前記穀物
排出口１４が上下動自在および旋回自在となるように、
前記揚穀装置しに取付ける。

第２図は、前記排出オーガ１３の作動を入切りするクラ
ッチ機構１５を示したものであり、機体の所望位置に設
けたエンジンからの出力で回転する駆動プーリ１６と受
動プーリ１７の間にベルト１８を掛は回し、該ベルト１
８に接離自在にテンションクラッチローラ１９を設けて
構成する。

該テンションクラッチローラ１９は排出クラッチ操作し
八−Ｊの操作によりベルト１８に対して接離するように
構成されている。２１は前記テンションクラッチローラ
１９を取付けたアーム、ηは前記テンションクラッチロ
ーラ１９がベルト迅から離間するように付勢するバネ、
乙は前記アーム２１と前記排出クラ−７千操作レバー冗
の間に設けた操作ロッドである。

また、第６図において、２４は軽トラツク、６は軽トラ
ツク２４に設けたタンク、３は前記グレンタンク１１の
前側に設けた運転席である。

しかして、第２図に示したように、排出クラッチ操作し
八−加の基部には、該レバー加の大切操作を検出する大
切検知スイッチＩを設け、該大切検知スイッチ（９）と
前記排出オーガＢを旋回移動させる旋回機構ｎとを、前
記クラッチ機構１５切のときは排出オーガＢは早く移動
し、前記クラ−７チ機構１５人のときは排出オーガ１３
は遅く移動するように互いを関連的に結合する。

即ち、排出オーガ１３の穀物排出口１４を軽トラツク２
４のタンクδに位置合せするときは、前記クラッチ機構
１５が切であり、このときの排出オーガ１３の移動速度
は高速に切替えて作業能率を向上させ、排出オーガ１３
が穀物排出中は、前記クラッチ機構１５が入となってお
り、排出オーガ１３の移動速度を低速に切替え、ゆっく
りと穀物排出口１４を軽トラツク２４のタンクｂ上方を
往復移動させて均一に穀物を積み込む。

第３図は、前記排出オーガ１３の旋回機構ｎを示す油圧
機構図であり、３１は油タンク、！は送油ポンプ、北は
高速切替バルブ、翼は低速切替バルブ、おは前記低速切
替バルブあの先に設けた固定絞り、あは排出オーガ旋回
シリンダ、ｇは前記排出オーガ旋回シリンダＩの切替バ
ルブ、あは排出オーガ上下シリンダ、羽は前記排出オー
ガ１下シリンダあの切替バルブ、栃は前記高速切替バル
ブあの高速移動切替ソレノイド、４１は前記低速切替バ
ルブあの低速移動切替ソレノイド、Ｃは前記切替バルブ
ｇの左右ソレノイド、招は前記切替バルブ（の上下ソレ
ノイドである。

前記旋回機構Ｉは前記排出オーガ旋回シリンダあおよび
前記排出オーガ上下シリンダあにより橋成し、排出オー
ガ旋回シリンダＩおよび排出オーガ上下シリンダ羽と、
低速切替バルブ別との間に送油を制限する固定絞りあを
設けて、前記低速切替バルブスを開けると前記シリンダ
あ、あの伸縮速度を遅くするように構成しているが、他
の構成の油圧回路でもよく、また、前記排出オーガ１３
の旋回および上下を、モータの回転を利用し、該モータ
の回転を電気的に制御してもよい。

第４図において、楓はオーガ自動排出スイッチであり、
該オーガ自動排出スイッチ祠をオンにすると前記排出オ
ーガ１３を予め設定されている位置まで自動的に移動さ
せる。４５はオーガ自動収納スイー２チであり、自動的
に収納する。４６は前記オーガ自動排出スイッチ柄また
オーガ自動収納スイッチ４５により排出オーガ１３を自
動的に移動させている際に、これを停止させるスイー７
千である。４７は手動上げスイッチ、槌は手動下げスイ
ッチ、豹は手動右旋回スイッチ、父は手動左旋回スイッ
チ、５１は制御部である。

（作用）次に作用を述べる。

機体を前進させ、分草体５により分草し、殻稈引起装置
６により穀祥を引起し、引起した殻稈の根元を刈刃７に
より刈取り、株元側殻稈搬送装置８および穂先側殻稈搬
送装置９により刈取った殻稈を殻稈供給装置ｌＯに引継
ぎ、殻稈供給装置１０により脱穀装置３の脱穀室に供給
して脱穀し、脱穀した穀物はグレンタンク１１に一時貯
留し、グレンタンク１１内が一杯になると、圃場の畦に
ある軽トラツク２４のタンクδに積み替える。

前記グレンタンク１１には揚穀装置しが設けられ、該揚
穀装Ｎ１２の上部には排出オーガ１３が設けられている
から、オーガ自動排出スイッチ伺または手動右旋回スイ
ー７チ的あるいは手動左旋回スイー７千（資）により旋
回機構ｎを作動させ、排出オーガ１３の穀物排出口１４
を任意位置にある軽トラツク２４のタンクｂ上方に位置
させる。

次に、排出クラッチ操作レバー冗を操作して、クラッチ
機構１５を入にすると、排出オーガ１３内の螺旋翼が回
転し、排出オーガ１３内の穀物は螺旋翼により搬送され
、排出オーガ１３の先端の穀物排出口１４から軽トラ−
２り２４のタンクδ内に落下する。

この場合、軽トラツク２４のタンクδ内に平均して穀物
を積載するように、穀物排出中に排出オーガ１３を旋回
機構ｎにより往復移動させることがあるが、このときの
排出オーガＢの移動速度が速いと、排出オーガ１３の先
端の穀物排出口１４は軽トラツク２４のタンクδ上方位
置より外れることがある６反対に、排出オーガ１３の穀
物排出口１４を軽トラツク２４のタンクδに位置合せす
るときは、移動速度が遅いと、作業能率が低下する。

本発明では、穀物排出中は、自動的に排出す一ガ１３の
移動速度を遅くするから、軽トラツク２４のタンクｂ内
に平均して穀物を積載する排出作業を容易に行なえる。

また、排出オーガ１３が穀物排出していないときは、移
動速度を自動的に高速に切替えるから５穀物排出口１４
を軽トラツク２４のタンクゐに位置合せを素早く行なえ
、また、排出オーガ１３を早く収納し１作業能率を向上
させる。

具体的に説明すると、本発明では、排出オーガ１３内の
螺旋翼への回転伝達を入切するクラッチ機構１５の排出
クラッチ操作レバー冗に大切検知スイッチＩを取付けて
いるから、該入切検知スイッチ園により排出オーガ１３
が穀物排出中であるか否かを検知する。

次に、大切検知スイッチＩは、穀物の排出していないと
きオフになり、自動的に高速切替バルブ３３の高速移動
切替ソレノイド槌をオンにし、自動的に旋回機構ｎの作
動を高速に切替える。

また、入切検知スイー、チ（９）がオンになると、自動
的に低速切替バルブ詞の低速移動切替ソレノイド４１を
オンにし、前記低速切替バルブ詞と旋回機構ｎである排
出オーガ旋回シリンダ藁オよび排出オーガ上下シリンダ
（の間には送油を制限する固定絞り５が設けられている
から、前記シリンダ藁、あの伸縮速度を遅くして、排出
オーガ１３の移動速度を低速に切替える。

（効果）前記公知例のものの、排出オーガの旋回移動速度は、常
時一定であった。そのため、排出オーガを、軽トラツク
のタンクの上方に臨ませるまでの位置合せ作業に１時間
が掛り過ぎた。

しかるに本発明は、グレンタンク１１と、該グレンタン
ク１１内の穀物を揚穀する揚穀装置しと、該揚穀装置し
の上端に基部を取付けた排出オーガ爲とからなるものに
おいて、該排出オーガＢには穀物搬送作用を入切させる
搬送クラッチ機構１５と、前記排出オーガ１３を任意旋
回させうる旋回機構Ｉとを設け、該旋回機構ｎと前記ク
ラッチ機構１５とは、前記クラッチ機構１５切のときは
排出オーガ１３は早く移動し、前記クラッチ機構１５人
のときは排出オーガ１３は遅く移動するように互いを関
連的に結合したコンバインの穀物排出装置としたもので
あるから、コンバインの近傍に配置された軽トラツクの
荷台上のタンクの上部位置に前記排出オーガ１３を旋回
させる位置合せのとき、および、排出作業終了後の収納
するときは、素早く移動させ、軽トラ−７りの荷台上の
タンクの上部位置で往復動させながら均一に積込むとき
はゆっくり移動させることができ、合理的な装置となる
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は全体の側面図、第２図はクラッチ機構の側面図
、第３図は油圧機構図、第４図は制御回路図、第５図は
フロー図、第６図は作用状態平面図である。符号の説明１・・・機体フレーム、２・・・走行装置、３・・・脱
穀装置、４・・・刈取部、５・・・分草体、６・・・殻
稈引起装置、７・・・刈刃、８・・・株元側殻稈搬送装
置、９・・・穂先側殻稈搬送装置、１０・・・殻稈供給
装置、１１・・・グレンタンク、ツ・・・揚穀装置、１
３・・・排出オーガ、１４・・・穀物排出口、　１５・
・・クラッチ機構、１６・・・駆動ブー１ハ１７・・・
受動プーリ、１８・・・ベルト、１９・・・テンション
クラッチローラ、冗・・・排出クラッチ操作レバー、２
１・・・アーム、η・・・バネ、乙・・・操作ｃ７−、
ド、２４・・・軽トラツク、ゐ・・・タンク、昂・・・
運転席、ｎ・・・旋回機構、３１・・・油タンク、３２
・・・送油ポンプ、羽・・・高速切替バルブ、詞・・・
低速切替バルブ、あ・・・固定絞り、藁・・・排出オー
ガ旋回シリンダ、ｇ・・・切替バルブ、羽・・・排出オ
ーガ上下シリンダ、羽・・・切替バルブ、４０・・・高
速移動切替ソレノイド、４１・・・低速移動切替ソレノ
イド、Ｃ・・・左右ソレノイド、招・・・上下ソレノイ
ド、祠・・・オーガ自動排出スイッチ、６・・・オーガ
自動収納スイッチ、佃・・・自動停止スイッチ、４７・
・・手動上げスイー、チ、槌・・・手動下げスイッチ、
栃・・・手動右旋回スイッチ、（資）・・・手動左旋回
スイー２千、５！・・・制御部。第図第図平成２年９月１４日平成２年特許願第１８３４９１号３゜補正をする者事件との関係

Claims

【特許請求の範囲】

グレンタンク１１と、該グレンタンク１１内の穀物を揚
穀する揚穀装置１２と、該揚穀装置１２の上端に基部を
取付けた排出オーガ１３とからなるものにおいて、該排
出オーガ１３には穀物搬送作用を入切させる搬送クラッ
チ機構１５と、前記排出オーガ１３を任意旋回させうる
旋回機構２７とを設け、該旋回機構２７と前記クラッチ
機構１５とは、前記クラッチ機構１５切のときは排出オ
ーガ１３は早く移動し、前記クラッチ機構１５入のとき
は排出オーガ１３は遅く移動するように互いを関連的に
結合したコンバインの穀物排出装置。