JP6992707B2 - 駐車支援装置 - Google Patents
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Description
本発明は、車両の駐車を支援する駐車支援装置に関する。
特許文献1には、リモート端末を用いて車外から車両の操作が可能な駐車支援装置が記載されている。特許文献1に記載の駐車支援装置では、タッチパネルを備える専用のリモート端末を用い、リモート端末の認証が成功したことを条件に、リモート端末のタッチパネルからの車両操作の指示を許可している。
特許文献1に記載の駐車支援装置のように専用のリモート端末を用いる代わりに、従来の電子キーとスマートフォン等の汎用の携帯端末とを組み合わせて用い、電子キーによるユーザ認証に成功したことを条件に、携帯端末からの駐車支援操作を許可する構成が考えられる。
しかしながら、車両の周囲に複数の電子キーが存在する場合、携帯端末から駐車支援操作を要求するユーザの電子キーを特定できないため、駐車支援操作を要求するユーザが電子キーを保持していても、要求通りに駐車支援操作が行われない可能性がある。
それ故に、本発明は、車両の周囲に複数の電子キーが存在する場合でも、携帯端末からの駐車支援操作を可能とする駐車支援装置を提供することを目的とする。
本発明に係る駐車支援装置は、車両の周囲の所定範囲内に正規の電子キーが存在することを条件に、携帯端末から要求される車両の駐車支援操作を許可する駐車支援装置であって、所定範囲内に存在する正規の電子キーを検出する検出部と、検出部により所定範囲内に複数の正規の電子キーが検出された場合、所定範囲内において、駐車支援操作を要求する携帯端末が存在するエリアを特定するエリア特定部と、エリア特定部によって特定されたエリア内に1つの正規の電子キーが存在することが、前記検出部によって検出された場合、携帯端末から要求される駐車支援操作を許可する制御部とを備える。
本発明によれば、車両の周囲に複数の電子キーが存在する場合でも、携帯端末からの駐車支援操作を可能とする駐車支援装置を提供できる。
実施形態に係る駐車支援装置は、車両の周囲の所定範囲内に正規の電子キーが存在することを条件に、車外の携帯端末からの駐車支援操作を許可する。車両の周囲の所定範囲内に複数の電子キーが存在することが検出されると、駐車支援操作を要求する携帯端末が存在するエリアを特定し、特定したエリアに存在する正規の電子キーが1つであれば、特定したエリアの電子キーを、駐車支援操作を指示しているユーザの電子キーと確定して、要求された駐車支援操作を許可する。
以下、具体的な実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る駐車支援装置の機能ブロック図である。
図1は、第1の実施形態に係る駐車支援装置の機能ブロック図である。
駐車支援装置11は、車両に搭載され、正規の電子キー30が車両の周囲の所定範囲内にある場合に、スマートフォン等の携帯端末20から送信される指示に基づいて、駐車支援操作を行う装置である。以下の説明では、携帯端末20から実行可能な駐車支援操作として、車外からのリモート駐車を例として説明する。駐車支援装置11は、第1の送受信部1と、第2の送受信部2と、エリア特定部3と、制御部4とを備える。
第1の送受信部1は、無線通信により携帯端末20との間で信号の送受信を行う。第1の送受信部1と携帯端末20との間の通信方式は、特に限定されないが、例えば、Wi-Fi(登録商標)やBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)等を利用できる。
第2の送受信部2は、無線通信により電子キー30との間で信号の送受信を行う。第2の送受信部2は、例えば、LF通信により電子キー30に対して信号を送信し、RF通信により電子キー30から送信される信号を受信可能である。電子キー30からは、例えば、電子キー30が受信したLF信号の電波強度を表す情報を含む信号が送信される。尚、電子キー30は、予め対応付けられた車両からのLF信号に対して応答信号を送信する。第2の送受信部2は、携帯端末20においてリモート駐車アプリケーションが起動された旨の通知を第1の送受信部1が受信したことを契機として、LF信号を送信し、電子キー30からの応答信号の受信の有無に基づいて、車両の周囲の所定範囲内(第2の送受信部2から出力されるLF信号の到達範囲内)にある電子キー30の存在及び数を検出する。
エリア特定部3は、第2の送受信部2によって、車両の周囲の所定範囲内に複数の正規の電子キー30が検出された場合、車両の周囲の所定範囲内における、リモート駐車の操作を行う携帯端末20が存在するエリアを特定する。本実施形態では、後述するように、エリア特定部3が第1の送受信部2を介して携帯端末20にエリア選択画面の表示を指示し、携帯端末20において選択されたエリアを第1の送受信部1を介して取得することにより、リモート駐車の要求を送信した携帯端末20が存在するエリアを特定する。
制御部4は、エリア特定部3によってリモート駐車の操作者(携帯端末20を保持するユーザ)が存在するエリアが特定されると、第2の送受信部2に指示して、特定されたエリア内の電子キー30を探索する。制御部4は、第2の送受信部2による探索の結果、特定されたエリア内に1つの正規の電子キー30が検出された場合、携帯端末20から要求されたリモート駐車を許可し、車両の運動を制御する図示しない制御部(ECU)に対して、リモート駐車の実行を指示する。
以下、図1~図3を併せて参照しながら、第1の実施形態に係る駐車支援装置の詳細を説明する。
図2は、図1に示した駐車支援装置が実行する制御処理の一例を示すフローチャートであり、図3は、ユーザの携帯端末に表示される操作エリア選択画面の一例を示す図である。図2に示す制御処理は、携帯端末20においてリモート駐車アプリケーションが起動されたことの通知を、第1の送受信部1が携帯端末20から受信したことを契機として開始される。
ステップS1:第2の送受信部2が車両周辺の電子キー30を探索する。上述した通り、電子キーの探索は、第2の送受信部2によるLF信号の送信と、送信したLF信号に対する応答信号の受信によって行うことができる。その後、処理はステップS2に進む。
ステップS2:第2の送受信部2は、探索の結果、複数の電子キー30が存在するか否かを判定する。ステップS2の判定がYESの場合、処理はステップS3に進み、それ以外の場合、処理はステップS10に進む。
ステップS3:第2の送受信部2によって車両の周囲の所定範囲内に複数の電子キー30が存在すると判定された場合、エリア特定部3は、第1の送受信部1を介して携帯端末20に対して、例えば図3に示すようなエリア選択画面の表示を指示する。図3の例では、携帯端末20の表示画面21に、エリア選択画面として、車両を表す画像22と、車両の周囲を6つのエリアに区画するエリア枠23とが表示されている。リモート駐車の実行を要求するユーザは、携帯端末20に表示されたエリア選択画面の区画をタップするなどして、自分がいるエリアを選択し、駐車支援装置11に携帯端末20の位置を通知することができる。
ステップS4:エリア特定部3は、第1の送受信部1が、選択されたエリアを携帯端末20から受信したか否かを判定する。ステップS4の判定がYESの場合、処理はステップS5に進み、それ以外の場合、再度ステップS4の判定を行う。
ステップS5:制御部4は、第2の送受信部2に指示して、ユーザの選択に基づいて特定されたエリア内の電子キー30を探索する。このステップにおいても、電子キーの探索は、第2の送受信部2によるLF信号の送信と、送信したLF信号に対する応答信号の受信によって行うことができる。また、特定のエリア内の電子キー30の探索する方法としては、車両の各部に設けられた複数のLF信号の送信アンテナの一部を用いる方法が挙げられる。例えば、車両の前後左右のそれぞれにLF送信アンテナが設けられている場合、第2の送受信部2は、使用するLF送信アンテナの組み合わせと、電子キー30から受信した応答信号に含まれる受信強度とに基づいて、特定されたエリアにおける電子キー30の有無及び数を判定することができる。
ステップS6:制御部4は、探索したエリア内に複数の電子キー30が存在するか否かを判定する。ステップS6の判定がYESの場合、処理はステップS7に進み、それ以外の場合、処理はステップS10に進む。尚、ステップS6において、特定したエリア内に複数の電子キーが存在すると判定された場合、制御部4は、第1の送受信部1を介して携帯端末20に対して、携帯端末20を保持するユーザがいるエリアに複数の電子キー30が存在することを通知しても良い。
ステップS7:制御部4は、ユーザの選択に基づいて特定されたエリア内の電子キー30の探索を継続して実行する。その後、処理はステップS8に進む。
ステップS8:制御部4は、探索したエリア内に存在する電子キー30の数が1つに減少したか否かを判定する。ステップS8の判定がYESの場合の場合、処理はステップS9に進み、それ以外の場合、処理はステップS7に進む。
ステップS9:制御部4は、ユーザによって選択されたエリア内の電子キー30の数が1つに減少したことを第1の送受信部1を介して携帯端末20に通知し、リモート駐車を継続することの確認処理を実施する。この確認処理は、例えば、携帯端末20の表示画面にリモート駐車を継続するか否かを入力するためのボタン等を表示することによって行うことができる。
ステップS10:制御部4は、探索したエリア内に残った1つの電子キー30を、リモート駐車を要求したユーザの電子キー30として確定し、携帯端末20から要求されたリモート駐車の実行を許可する。その後、制御部4は、ユーザからの指示に応じて、車両の運動を制御する図示しない制御部に対して、リモート駐車の実行を指示する。その後、処理を終了する。
(効果等)
ここで、エリア特定部3によって、駐車支援操作の要求を送信した携帯端末20が存在するエリアを特定することの利点を説明する。
ここで、エリア特定部3によって、駐車支援操作の要求を送信した携帯端末20が存在するエリアを特定することの利点を説明する。
図4は、車両と電子キーを保持したユーザの位置関係を示す図である。尚、図4において、駐車支援装置11からのLF信号の到達範囲を二点鎖線で示す。
図4に示すように、車両40の周囲における所定の操作可能範囲内(二点鎖線の範囲内)に、正規の電子キー30と携帯端末20の両方を保持し、リモート駐車の操作を行うユーザ51と、正規の電子キー30を保持するユーザ52とが存在する場合を考える。二点鎖線で示す操作可能範囲内では、駐車支援装置11は、電子キー30を探索するためのLF信号が定期的に出力されるため、2つの正規の電子キー30のそれぞれから応答信号を受信する。ユーザ51がリモート駐車アプリケーションを起動した際に、駐車支援装置11では、各電子キー30がどのユーザの電子キーであるかを判別できないため、リモート駐車の操作者でないユーザ52が保持する電子キー30を、リモート駐車の操作者であるユーザ51の電子キーであると認識する可能性がある。ユーザ52が保持する電子キー30を、携帯端末20を保持するユーザ51の電子キーであると認識すると、以下のような問題が生じ得る。
まず、ユーザ51が位置P1において携帯端末20を操作してリモート駐車アプリケーションを起動した後、ユーザ52が位置P3から位置P4に移動して二点鎖線で示す操作可能範囲外に出た場合を考える。駐車支援装置11が、ユーザ52の電子キー30を、リモート駐車の操作者の電子キーであると認識している場合、ユーザ51が操作可能範囲内で携帯端末20からリモート駐車の実行を要求しても、電子キー30が操作可能範囲外にあると判定して、リモート駐車の実行を許可しない。この場合、リモート駐車の操作者であるユーザ51は、操作可能範囲内にいるにもかかわらず、リモート駐車の操作をすることができないという問題が生じる。
次に、ユーザ51が位置P1において携帯端末20を操作してリモート駐車アプリケーションを起動した後、ユーザ51が位置P1から位置P2に移動して二点鎖線で示す操作可能範囲外に出た場合を考える。車両の自動操舵に関する国際基準UN-R79において、リモート駐車を行う場合の操作可能範囲が定められているため、リモート駐車の実行開始時及び実行中には、リモート駐車の操作者が操作可能範囲内に存在するかどうかを確認する必要がある。しかしながら、駐車支援装置11が、ユーザ52の電子キー30を、リモート駐車の操作者の電子キーであると認識している場合、操作者であるユーザ51が操作可能範囲外に出ても、リモート駐車の継続が可能となってしまい、国際基準の要件を満たせなくなる。
これに対して、本実施形態に係る駐車支援装置11は、操作可能範囲内に複数の正規の電子キー30が存在する場合、まず、図3に示したような操作エリア選択画面により、操作者であるユーザ51が存在するエリアを特定する。そして、特定したエリアに存在する電子キー30を再度探索し、特定したエリア内に1つの正規の電子キー30が検出されると、検出された電子キー30を操作者であるユーザ51の電子キーと確定する。これらの処理を行うことにより、駐車支援装置11は、操作者であるユーザ51が保持する電子キー30を特定するため、操作者51の電子キー30が操作可能範囲内にあれば、リモート駐車の操作を行わないユーザ52が保持する電子キー30の位置にかかわらず、リモート駐車を実行することができる。また、駐車支援装置11は、操作者であるユーザ51(携帯端末20)が保持する電子キー30が特定されているため、ユーザ51が操作可能範囲外にある場合には、リモート駐車を行わないように制御することができ、国際基準の要件に準拠したものとなる。
(第2の実施形態)
図5は、第2の実施形態に係る駐車支援装置の機能ブロック図である。以下、本実施形態と第1の実施形態との相異点を中心に説明する。
図5は、第2の実施形態に係る駐車支援装置の機能ブロック図である。以下、本実施形態と第1の実施形態との相異点を中心に説明する。
本実施形態に係る駐車支援装置12では、第1の実施形態のように、携帯端末20に表示されるエリア選択画面からの選択に基づいて携帯端末20を保持するユーザの存在エリアを特定する代わりに、エリア特定部3は、車載カメラ6が撮像した車両周辺の画像に基づいて、携帯端末20を保持するユーザの存在エリアを特定する。本実施形態に係る第1の送受信部1、第2の送受信部2及び制御部4は、第1の実施形態において説明したものと同じであるので、繰り返しの説明を省略する。
以下、図5及び図6を併せて参照しながら、第2の実施形態に係る駐車支援装置の詳細を説明する。
図6は、図1に示した駐車支援装置が実行する制御処理の一例を示すフローチャートであり、図7は、図6に示したステップS20で用いられる、車両の周囲の画像の一例を示す図である。
図6に示すフローチャートは、図2で説明したフローチャートのステップS3及びS4に代えて、ステップS20を設けたものである。
ステップS1~S2:第1の実施形態と同様に、第1の送受信部1が携帯端末20からリモート駐車アプリケーションの起動通知を受信すると、第2の送受信部2が車両周辺の電子キー30を探索し、車両の周囲の所定範囲内に複数の電子キー30が存在するか否かを判定する。
ステップS20:第2の送受信部2によって車両の周囲の所定範囲内に複数の電子キー30が存在すると判定された場合(ステップS2でYES)、エリア特定部3は、車載カメラ6が撮像した車両周辺の画像を取得し、取得した車両周辺の画像に基づいて、携帯端末20を操作しているユーザの存在するエリアを特定する。エリア特定部3が取得する画像は、特に限定されないが、例えば、図7に示すような、車両の上方から車両およびその周囲を見下ろした画像を利用することができる。図7に示す画像では、携帯端末20を操作しているユーザ51と、携帯端末を保持していないユーザ52とが、車両40の周囲の所定範囲に存在している。エリア特定部3は、図7に示す画像に写り込んだ、携帯端末20を操作しているユーザ51の位置を検出し、検出した位置に基づいて、携帯端末20を操作しているユーザ51(すなわち、リモート駐車の操作者)の存在するエリアを、車両の右側方であると特定する。尚、図7に示すような画像は、車両の前後左右にそれぞれ設けられたカメラの画像を処理することによって取得することができる。ただし、エリア特定部3は、図7に示す画像を生成する前の車両の前後左右の画像に基づいて、携帯端末20を操作しているユーザ51の存在するエリアを特定しても良い。ステップS20の後、処理はステップS5に進む。
ステップS5~S10:第1の実施形態と同様に、ステップS20で特定したエリア内にある電子キー30を探索し、当該エリア内に存在する電子キー30が1つである場合または1つとなった場合に、探索したエリア内にある1つの電子キー30を、リモート駐車を要求したユーザの電子キーとして確定し、携帯端末20から要求されたリモート駐車の実行を許可する。その後、制御部10は、ユーザからの指示に応じて、車両の運動を制御する図示しない制御部に対して、リモート駐車の実行を指示する。その後、処理を終了する。
(効果等)
本実施形態に係る駐車支援装置12は、操作可能範囲内に複数の正規の電子キー30が存在する場合、車載カメラ6が撮影した車両周辺の画像に基づいて携帯端末20の操作者(リモート駐車の操作者)が存在するエリアを特定する。そして、特定したエリアに存在する電子キー30を再度探索し、特定したエリア内に1つの正規の電子キー30が検出されると、検出された電子キー30を操作者の電子キーと確定する。これらの処理を行うことにより、駐車支援装置12は、リモート駐車の操作者(携帯端末20を保持するユーザ)が保持する電子キー30を特定するため、リモート駐車の操作者の電子キー30が操作可能範囲内にあるか否かに応じて、リモート駐車の実行の可否を制御することができる。また、本実施形態では、駐車支援装置12における画像処理によってリモート駐車の操作者が存在するエリアを特定できるので、ユーザによるエリアの選択操作等を行う必要がなく、ユーザにとっての利便性が向上する。
本実施形態に係る駐車支援装置12は、操作可能範囲内に複数の正規の電子キー30が存在する場合、車載カメラ6が撮影した車両周辺の画像に基づいて携帯端末20の操作者(リモート駐車の操作者)が存在するエリアを特定する。そして、特定したエリアに存在する電子キー30を再度探索し、特定したエリア内に1つの正規の電子キー30が検出されると、検出された電子キー30を操作者の電子キーと確定する。これらの処理を行うことにより、駐車支援装置12は、リモート駐車の操作者(携帯端末20を保持するユーザ)が保持する電子キー30を特定するため、リモート駐車の操作者の電子キー30が操作可能範囲内にあるか否かに応じて、リモート駐車の実行の可否を制御することができる。また、本実施形態では、駐車支援装置12における画像処理によってリモート駐車の操作者が存在するエリアを特定できるので、ユーザによるエリアの選択操作等を行う必要がなく、ユーザにとっての利便性が向上する。
(その他の変形例等)
尚、上記の各実施形態において、電子キーの認証処理は適宜行うことができる。車両周辺にある電子キーの探索時に電子キーの認証を行っても良いし、リモート駐車の操作者の電子キーの確定時に電子キーの認証を行っても良い。
尚、上記の各実施形態において、電子キーの認証処理は適宜行うことができる。車両周辺にある電子キーの探索時に電子キーの認証を行っても良いし、リモート駐車の操作者の電子キーの確定時に電子キーの認証を行っても良い。
また、上記の各実施形態において、リモート駐車アプリケーションが起動された後に、リモート駐車アプリケーションからの操作指示が行われた際や、リモート駐車の実行中に、操作者の電子キーとして確定した電子キーが操作可能範囲内に存在することを適宜確認することが好ましい。
また、上記の各実施形態のステップS2において、車両の周囲の操作可能範囲内に1つの電子キーが存在すると判定された場合でも、エリア特定部によってリモート駐車の操作者のエリアを特定し、特定したエリア内の電子キーを再探索することにより、リモート駐車の操作者がいるエリア内にある電子キーが1つであることを確認しても良い。
本発明は、車外からリモート駐車等の駐車支援操作の実行を可能とする駐車支援装置に利用できる。
1 第1の送受信部
2 第2の送受信部
3 エリア特定部
4 制御部
11、12 駐車支援装置
20 携帯端末
30 電子キー
2 第2の送受信部
3 エリア特定部
4 制御部
11、12 駐車支援装置
20 携帯端末
30 電子キー
Claims (1)
- 車両の周囲の所定範囲内に正規の電子キーが存在することを条件に、携帯端末から要求される車両の駐車支援操作を許可する駐車支援装置であって、
前記所定範囲内に存在する前記正規の電子キーを検出する検出部と、
前記検出部により前記所定範囲内に複数の前記正規の電子キーが検出された場合、前記所定範囲内において、前記駐車支援操作を要求する前記携帯端末が存在するエリアを特定するエリア特定部と、
前記エリア特定部によって特定されたエリア内に1つの前記正規の電子キーが存在することが、前記検出部によって検出された場合、前記携帯端末から要求される前記駐車支援操作を許可する制御部とを備える、駐車支援装置。
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