JP6493721B2 - 光源光学装置及びプロジェクタ - Google Patents
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Description
また、本発明の光源光学装置は、光源と、前記光源から出射された光を均一化するマイクロレンズアレイと、このマイクロレンズアレイを透過した光を屈折させる照明光学系と、前記照明光学系からの出射光が入射する入射プリズムと、前記入射プリズムからの出射光が入射するTIRプリズムと、を備え、前記照明光学系は、2枚の凸レンズの間に1枚の凹レンズが配置されている3枚のレンズを含み、前記入射プリズムは、前記照明光学系からの出射光の前記TIRプリズムの全反射面への入射角が大きくなるような向きに配置されていることを特徴とする。
l>h√(4n 2 −1) (式1)
を満たすようにしている。
tanθ=h/l (式2)
で表される。
n・sinθ=sinθ' (式3)
で表されることになる。
更に、θ'は最大角が30度あるため、
0.5>sinθ' (式3)
となる。
0.5>sinθ'=n・sinθ=n・h/√(h2+l2) (式4)
となり、lとhとの関係は(式1)で表され、レンズの厚さlが、入射面の口径2hとの関係において、h√(4n2−1)よりも大きいとき、各マイクロレンズ112からの出射光における光軸からの傾きを30度以内とすることができる。
また、上記実施形態では、複数枚のレンズの各レンズを単レンズの図で説明したが、各レンズが張り合わされた複合的なレンズであっても一つのレンズ(ユニット)として取り扱うことのできるものであれば、本発明における各レンズと同等であることは、は言うまでもない。
図13に、本実施形態の図7の構成による光線追跡の正確なシミュレーション結果を示す。これは、模式的な図である図7に対応するものである。
図14に、比較例として、図8の構成による光線追跡の正確なシミュレーション結果を示す。これは、模式的な図である図8に対応するものである。
なお、図13及び図14においては、図の奥行き方向(紙面に垂直な方向)の光線も紙面に重畳して示している。
また、図14においては、TIRプリズムの隣辺面125から射出しても投影光学系を内蔵するレンズ鏡筒140に入らなかったり、入っても内蔵する吸収部品に当たったりして投影画像形成に使用されなくなる光成分が増加していたが、図13では、そのような光成分が少なくなっている。
したがって、図7の構成が、光の利用効率が高く、明るい投影を可能にしていることがわかる。
[1]光源と、
前記光源から出射された光を均一化するマイクロレンズアレイと、
このマイクロレンズアレイを透過した光を屈折させる照明光学系と、
を備え、
前記照明光学系は、2枚の凸レンズの間に1枚の凹レンズが配置されている3枚のレンズを含むことを特徴とする光源光学装置。
[2]前記マイクロレンズアレイの各マイクロレンズは、入射面の焦点及び出射面の焦点が、それぞれ前記出射面付近及び前記入射面付近にある凸レンズであることを特徴とする前記[1]に記載の光源光学装置。
[3]前記各マイクロレンズは、入射面の有効部端部から出射面の光軸上点までの光軸に沿った距離をlとし、入射面の光軸上点から入射面の有効部端部までの最大距離をhとし、硝材の屈折率をnとするとき、
l>h√(4n 2 −1) (式1)
を満足することを特徴とする前記[2]に記載の光源光学装置。
[4]前記マイクロレンズアレイの前記各マイクロレンズは、表示素子の矩形と相似形状とされていることを特徴とする前記[1]乃至前記[3]の何れかに記載の光源光学装置。
[5]前記3枚のレンズの内の前記マイクロレンズアレイから最も離れたレンズは、光軸がシフトされていることを特徴とする前記[1]乃至前記[4]の何れかに記載の光源光学装置。
[6]前記光源は、赤色波長帯域光を出射する半導体発光素子と、緑色波長帯域光を出射する半導体発光素子と、青色波長帯域光を出射する半導体発光素子と、を含むことを特徴とする前記[1]乃至前記[5]の何れかに記載の光源光学装置。
[7]前記光源は、赤色波長帯域光を出射する半導体発光素子と、青色波長帯域光を出射する半導体発光素子と、励起光源及び緑色蛍光体による緑色波長帯域光を出射する発光手段と、を含むことを特徴とする前記[1]乃至前記[5]の何れかに記載の光源光学装置。
何れかに記載の光源光学装置。
[8]前記[1]乃至前記[7]の何れか記載の光源光学装置と、
前記光源光学装置からの出射光が照射されて投影光を生成する表示素子と、
前記表示素子で形成された画像光をスクリーンに投影する投影光学系と、
前記表示素子や前記光源光学装置の制御を行うプロジェクタ制御手段と、
を有することを特徴とするプロジェクタ。
12 正面板 13 背面板
14 左側板 15 右側板
16 下ケース 17 排気孔
21 入出力コネクタ部 22 入出力インターフェース
23 画像変換部 24 表示エンコーダ
25 ビデオRAM 26 表示駆動部
31 画像圧縮/伸長部 32 メモリカード
35 受信部 36 処理部
37 キー/インジケータ部
38 制御部 41 光源制御回路
43 冷却ファン駆動制御回路 45 レンズモータ
47 音声処理部 48 スピーカ
51 表示素子 52 カバーガラス
53 ヒートシンク 55 冷却ファン
60 光源ユニット
61 緑色光源装置
63 励起光照射装置 65 励起光源
66 青色レーザーダイオード 67 コリメータレンズ
73 蛍光発光装置
75 蛍光ホイール 77 ホイールモータ
79 集光レンズ群
81、83 ヒートシンク 85、87、89 冷却ファン
91 赤色光源装置
93 赤色レーザーダイオード 94 コリメータレンズ
95 青色光源装置
97 青色レーザーダイオード 98 コリメータレンズ
110 照明光学系
101 ダイクロイックミラー
111 マイクロレンズアレイ 112 マイクロレンズ
112a セル面
113 共役面
115 第1レンズ 117 第2レンズ
119 第3レンズ
120 TIRプリズム
121 主プリズム 123 傾斜面
125 隣辺面 127 隣辺面
129 吸収板
130 入射プリズム
135 照射ミラー 137 コンデンサレンズ
140 レンズ鏡筒 235 可動レンズ群
Claims (8)
- 光源と、
前記光源から出射された光を均一化するマイクロレンズアレイと、
このマイクロレンズアレイを透過した光を屈折させる照明光学系と、
前記照明光学系からの出射光が入射するTIRプリズムと、
を備え、
前記照明光学系は、2枚の凸レンズの間に1枚の凹レンズが配置されている3枚のレンズを含み、
前記3枚のレンズの内の前記マイクロレンズアレイから最も離れたレンズは、前記照明光学系からの出射光の前記TIRプリズムの全反射面への入射角が大きくなるように光軸がシフトされていることを特徴とする光源光学装置。 - 光源と、
前記光源から出射された光を均一化するマイクロレンズアレイと、
このマイクロレンズアレイを透過した光を屈折させる照明光学系と、
前記照明光学系からの出射光が入射する入射プリズムと、
前記入射プリズムからの出射光が入射するTIRプリズムと、
を備え、
前記照明光学系は、2枚の凸レンズの間に1枚の凹レンズが配置されている3枚のレンズを含み、
前記入射プリズムは、前記照明光学系からの出射光の前記TIRプリズムの全反射面への入射角が大きくなるような向きに配置されていることを特徴とする光源光学装置。 - 前記マイクロレンズアレイの各マイクロレンズは、入射面の焦点及び出射面の焦点が、それぞれ前記出射面付近及び前記入射面付近にある凸レンズであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光源光学装置。
- 前記各マイクロレンズは、入射面の有効部端部から出射面の光軸上点までの光軸に沿った距離をlとし、入射面の光軸上点から入射面の有効部端部までの最大距離をhとし、硝材の屈折率をnとするとき、
l>h√(4n2−1) (式1)
を満足することを特徴とする請求項3に記載の光源光学装置。 - 前記マイクロレンズアレイの前記各マイクロレンズは、表示素子の矩形と相似形状とされていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の光源光学装置。
- 前記光源は、赤色波長帯域光を出射する半導体発光素子と、緑色波長帯域光を出射する半導体発光素子と、青色波長帯域光を出射する半導体発光素子と、を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の光源光学装置。
- 前記光源は、赤色波長帯域光を出射する半導体発光素子と、青色波長帯域光を出射する半導体発光素子と、励起光源及び緑色蛍光体による緑色波長帯域光を出射する発光手段と、を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の光源光学装置。
- 請求項1乃至請求項7の何れか記載の光源光学装置と、
前記光源光学装置からの出射光が照射されて投影光を生成する表示素子と、
前記表示素子で形成された画像光をスクリーンに投影する投影光学系と、
前記表示素子や前記光源光学装置の制御を行うプロジェクタ制御手段と、
を有することを特徴とするプロジェクタ。
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