JP4337826B2 - 照明装置及びプロジェクタ - Google Patents
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Description
図10は、従来のプロジェクタ1000aにおける表示影を説明するために示す図である。
図11は、他の照明装置100bの要部を示す図である。他の照明装置100bは、図11に示すように、第1レンズアレイ130bに段差が存在しないために、表示領域の外周部分に表示影が発生するという問題を抑制することができる。
前記光源装置から射出される照明光束を複数の部分光束に分割するための複数の第1小レンズを有する第1レンズアレイと、
前記第1レンズアレイの前記複数の第1小レンズに対応する複数の第2小レンズを有する第2レンズアレイと、を少なくとも有する照明装置において、
前記第1レンズアレイ及び前記第2レンズアレイは、一つの透光性部材に一体化して形成されており、
前記複数の第1小レンズは、各列毎に横方向に揃って偏心しており、同一列を構成する前記複数の第1小レンズのそれぞれのレンズの光軸及び幾何学的中心位置は、横方向において同位置であり、
前記複数の第1小レンズは、縦方向には偏心しておらず、列の境界部における段差を軽減するように、各列毎に前記第1小レンズの厚さが調整されており、
前記複数の第2小レンズは、各行毎に縦方向に揃って偏心しており、同一行を構成する前記複数の第2小レンズのそれぞれのレンズの光軸及び幾何学的中心位置は、縦方向において同位置であり、
前記複数の第2小レンズは、横方向には偏心しておらず、行の境界部における段差を軽減するように、各行毎に前記第2小レンズの厚さが調整されていることを特徴とする。
(2)また、被照明領域側に照明光束を射出する光源装置と、
前記光源装置から射出される照明光束を複数の部分光束に分割するための複数の第1小レンズを有する第1レンズアレイと、
前記第1レンズアレイの前記複数の第1小レンズに対応する複数の第2小レンズを有する第2レンズアレイと、を少なくとも有する照明装置において、
前記第1レンズアレイ及び前記第2レンズアレイは、一つの透光性部材に一体化して形成されており、
前記複数の第1小レンズは、各行毎に縦方向に揃って偏心しており、同一行を構成する前記複数の第1小レンズのそれぞれのレンズの光軸及び幾何学的中心位置は、縦方向において同位置であり、
前記複数の第1小レンズは、横方向には偏心しておらず、行の境界部における段差を軽減するように、各行毎に前記第1小レンズの厚さが調整されており、
前記複数の第2小レンズは、各列毎に横方向に揃って偏心しており、同一列を構成する前記複数の第2小レンズのそれぞれのレンズの光軸及び幾何学的中心位置は、横方向において同位置であり、
前記複数の第2小レンズは、縦方向には偏心しておらず、列の境界部における段差を軽減するように、各列毎に前記第2小レンズの厚さが調整されていることを特徴とする。
さらに、以下の構成でも構わない。
被照明領域側に照明光束を射出する光源装置と、前記光源装置から射出される照明光束を複数の部分光束に分割するための複数の第1小レンズを有する第1レンズアレイと、前記第1レンズアレイの前記複数の第1小レンズに対応する複数の第2小レンズを有する第2レンズアレイと、前記第2レンズアレイの前記複数の第2小レンズから射出される各部分光束を被照明領域で重畳させるための重畳レンズとを有し、前記複数の第1小レンズは、一定の方向に沿って偏心しており、前記複数の第2小レンズは、前記一定の方向又は前記一定の方向に直交する方向に沿って偏心しており、前記第1レンズアレイ及び前記第2レンズアレイは、一つの透光性部材に一体化して形成されていることを特徴とする。
その結果、本発明の照明装置によれば、第1レンズアレイの偏心方向(例えば横方向)に沿って第1小レンズの像を良好に分離することが可能になり、偏光変換素子を有する照明装置の場合における光利用効率の低下を最小限のものとすることができる。
また、本発明の照明装置においては、各第1小レンズ間の境界部における段差を軽減するため、第1レンズアレイの一定の方向以外の方向(例えば縦方向)に沿っては複数の第1小レンズを偏心させていない。また、各第2小レンズ間の境界部における段差を軽減するため、第2レンズアレイの一定の方向以外の方向(例えば縦方向)に沿っては複数の第2小レンズを偏心させていない。
その結果、本発明の照明装置においては、複数の第1小レンズの偏心方向と複数の第2小レンズの偏心方向とが同一方向である場合、第2レンズアレイの偏心方向の寸法(例えば横方向寸法)は第1レンズアレイの偏心方向の寸法(例えば横方向寸法)よりも大きく、第2レンズアレイの偏心方向と直交する方向の寸法(例えば縦方向寸法)は第1レンズアレイの偏心方向と直交する方向の寸法(例えば縦方向寸法)と略同一となる。
その結果、第1レンズアレイの第1小レンズの長辺方向と直交する方向(例えば、第1小レンズの外形形状が横長の形状であれば縦方向)に沿って第1小レンズの像を良好に分離することが可能になり、本発明の照明装置は、各部分光束が第2レンズアレイの各第2小レンズに良好に入射し、被照明領域(例えば、電気光学変調装置の被照明領域)の形状により適合するものとなる。
第1レンズアレイからの各部分光束は、第1レンズアレイの偏心方向と直交する方向(例えば縦方向)に平行かつ照明光軸に平行な面内で外方に向かう光となるが、第2レンズアレイはこれを照明光軸に平行な光とする必要があるため、第2レンズアレイの偏心方向は第1レンズアレイの偏心方向と直交する方向(例えば縦方向)に沿って複数の第2小レンズを偏心させている。
このため、本発明の照明装置によれば、照明装置における直交する2つの方向に沿って第1小レンズの像を良好に分離することが可能になり、偏光変換素子を有する照明装置の場合における光利用効率の低下を最小限のものとすることができる。
図1は、実施形態1に係る照明装置100及びプロジェクタ1000を説明するために示す図である。図1(a)はプロジェクタ1000の光学系を示す図であり、図1(b)はプロジェクタ1000に用いられる透光性部材120を上面から見た図であり、図1(c)はプロジェクタ1000に用いられる透光性部材120を側面から見た図である。
図2は、偏光変換素子150を説明するために示す図である。図2(a)は偏光変換素子150の一部を上面から見た図であり、図2(b)は偏光変換素子150の斜視図である。
発光管112は、管球部と、管球部の両側に延びる一対の封止部とを有している。
放物面リフレクタ114は、発光管112の発光中心から放射された光を反射して、照明光軸100axに平行な照明光束として射出する。
なお、透光性部材120についての詳細は後述する。
偏光変換素子150は、図2(a)に示すように、照明光軸100axに対して傾斜配置される偏光分離層152及び反射層154を交互に配列した構成を有している。偏光分離層152は、各部分光束に含まれるP偏光光束及びS偏光光束のうち、一方の偏光光束を透過し、他方の偏光光束を反射する。偏光分離層152によって反射された他方の偏光光束は、反射層154によって曲折され、一方の偏光光束の射出方向、すなわち照明光軸100axに沿った方向に射出される。偏光変換素子150の光射出面には位相差板156が配設されており、射出された偏光光束のいずれかはこの位相差板156によって偏光変換され、略全ての偏光光束の偏光方向が揃えられる。
また、偏光変換素子150の光入射面側には、図2(b)に示すように、偏光分離層152に対応する有効入射部153の領域にのみ光が入射するように、矩形上の板状体に開口部158及び遮光部159が設けられた遮光板157が配設されている。
このような偏光変換素子150を用いることにより、光源装置110から射出される照明光束を、略一方向の直線偏光に揃えることができるため、液晶装置400R,400G,400Bで利用する光の光利用効率を向上することができる。
色分離導光光学系200は、ダイクロイックミラー210,220と、反射ミラー230,240,250と、入射側レンズ260と、リレーレンズ270とを有している。
液晶装置400R,400G,400Bは、一対の透明なガラス基板に電気光学物質である液晶を密閉封入したものであり、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として、与えられた画像信号に従って、入射側偏光板から射出された1種類の直線偏光の偏光方向を変調する。
液晶装置400R,400G,400Bとしては、「y軸方向に沿った縦方向寸法:x軸方向に沿った横方向寸法=3:4の長方形」の平面形状を有する画像形成領域を有する液晶装置を用いている。
クロスダイクロイックプリズム500から射出されたカラー画像は、投写光学系600によって拡大投写され、スクリーン上で大画面画像を形成する。
以下、実施形態1に係る照明装置100における透光性部材120について詳細に説明する。
ここで、発光管の発光部が理想的な点光源であり、かつ、照明装置が設計誤差や組立誤差などのない理想的な光学系であるとすれば、偏光変換素子の偏光分離層の位置近傍に形成される集光像は点となる。しかしながら、実際には発光管112の発光部は一定の大きさを有しているため、偏光分離層152の位置近傍に形成される集光像も一定の大きさを有することとなる。そこで、これらの集光像が有効に偏光分離層152へと入射できるように、偏光分離層152に有効に光を入射するための有効入射部153の大きさが設定されている。すなわち有効入射部153に入射した部分光束が、1種類の直線偏光となり、偏光変換素子150から射出されることとなる。
また、実施形態1に係る照明装置100においては、各第1小レンズ132間の境界部における段差を軽減するため、第1レンズアレイ130の縦方向(y軸方向)に沿っては複数の第1小レンズ132を偏心させていない。また、各第2小レンズ142間の境界部における段差を軽減するため、第2レンズアレイ140の縦方向(y軸方向)に沿っては複数の第2小レンズ142を偏心させていない。このように第1小レンズ132と第2小レンズ142との偏心方向(レンズ光軸とレンズの幾何学的中心位置とのずれ方向)は、一定方向の軸に沿って互いに対向する方向となっている。
その結果、実施形態1に係る照明装置100においては、図1(b)及び図1(c)に示すように、第2レンズアレイ140の横方向寸法A2は第1レンズアレイ140の横方向寸法A1よりも大きく、第2レンズアレイ140の縦方向寸法B2は第1レンズアレイ130の縦方向寸法B1と略同一となる。
図4は、実施形態2に係る照明装置100A及びプロジェクタ1000Aを説明するために示す図である。図4(a)はプロジェクタ1000Aの光学系を示す図であり、図4(b)はプロジェクタ1000Aに用いられる透光性部材120を上面から見た図であり、図4(c)はプロジェクタ1000Aに用いられる透光性部材120を側面から見た図である。
すなわち、実施形態2に係る照明装置100Aは、光源装置として、楕円面リフレクタ114Aと、楕円面リフレクタ114Aの第1焦点近傍に配置された発光管112Aと、発光管112Aの被照明領域側に配置され発光管112Aから被照明領域側に放射される光を楕円面リフレクタ114Aに向けて反射する補助ミラー116Aと、楕円面リフレクタ114Aで反射される集束光を照明光軸100Aaxと略平行な平行光にする凹レンズ118Aとを有する光源装置110Aを用いている。
楕円面リフレクタ114Aは、第1焦点位置近傍に配置された発光管112Aにおける発光部の発光中心から放射された光を、第2焦点位置に集束する集束光として射出する。楕円面リフレクタ114Aは、一方の封止部に挿通・固着されている。
このような補助ミラー116Aを用いることにより、発光管112Aの発光部から楕円面リフレクタ114Aとは反対側(被照明領域側)に向かって放射される光が、補助ミラー116Aによって発光管112Aの発光部に向けて反射される。補助ミラー116Aによって反射された光は、楕円面リフレクタ114Aに向けて発光管112Aの発光部から再び放射され、さらに楕円面リフレクタ114Aの反射凹面で反射されて第2焦点位置に集束される。従って、補助ミラー116Aを用いることによって、発光管112Aの発光部から楕円面リフレクタ114Aとは反対側(被照明領域側)に向かって放射される光も、発光管112Aから楕円面リフレクタ114Aに向かって直接放射される光と同様に、楕円面リフレクタ114Aの第2焦点位置に集束させることができる。
図5は、実施形態3に係る照明装置100B及びプロジェクタ1000Bを説明するために示す図である。図5(a)はプロジェクタ1000Bの光学系を示す図であり、図5(b)はプロジェクタ1000Bに用いられる透光性部材120Bを上面から見た図であり、図5(c)はプロジェクタ1000Bに用いられる透光性部材120Bを側面から見た図である。
すなわち、実施形態3に係る照明装置100Bは、光源装置として、被照明領域側に発散する照明光束を射出する光源装置110Bを用いており、偏光変換素子として、実施形態2に係る照明装置100Aにおける偏光変換素子150Aとは有効入射部の範囲が異なる偏光変換素子150Bを用いており、透光性部材として、第1レンズアレイ130Bの縦方向(y軸方向)に沿って複数の第1小レンズ132Bが偏心しており、第2レンズアレイ140Bの横方向(x軸方向)に沿って複数の第2小レンズ142Bが偏心している透光性部材120Bを用いている。
すなわち、実施形態2に係る照明装置100Aにおいては、図4(a)に示したように、楕円面リフレクタ114Aの被照明領域側には凹レンズ118Aが設けられ、楕円面リフレクタ114Aから射出された集束光は、凹レンズ118Aによって照明光軸100Aaxと略平行な平行光とされて光源装置110Aから射出されるように構成されている。
これに対し、実施形態3に係る照明装置100Bにおいては、図5(a)に示すように、楕円面リフレクタ114Aの被照明領域側には凹レンズ118Bが設けられ、楕円面リフレクタ114Aから射出された集束光は、凹レンズ118Bによって照明光軸100Baxを中心軸として外側に発散する発散光として光源装置110Bから射出されるように構成されている。
また、実施形態3に係る照明装置100Bにおいては、各第2小レンズ142B間の境界部における段差を軽減するため、図5(c)に示すように、第2レンズアレイ140Bの縦方向(y軸方向)に沿っては複数の第2小レンズ142Bを偏心させていない。また、これに伴って、光源装置110Bから被照明領域側に発散する照明光束を照明光軸100Baxと略平行な平行光にする必要があるため、第1レンズアレイ130Bの縦方向(y軸方向)に沿って複数の第1小レンズ132Bを偏心させている。このように第1小レンズ132Bと第2小レンズ142Bとの偏心方向(レンズ光軸とレンズの幾何学的中心位置とのずれ方向)は、互いに直交する軸に沿っている。
その結果、実施形態3に係る照明装置100Bにおいては、第2レンズアレイ140Bの横方向寸法A2は第1レンズアレイ130Bの横方向寸法A1よりも大きく、第2レンズアレイ140Bの縦方向寸法B2は第1レンズアレイ130Bの縦方向寸法B1と略同一となる。
図6は、実施形態4に係る照明装置100C及びプロジェクタ1000Cを説明するために示す図である。図6(a)はプロジェクタ1000Cの光学系を示す図であり、図6(b)はプロジェクタ1000Cに用いられる透光性部材120Cを上面から見た図であり、図6(c)はプロジェクタ1000Cに用いられる透光性部材120Cを側面から見た図である。
すなわち、実施形態4に係る照明装置100Cは、偏光変換素子として、実施形態2に係る照明装置100Aにおける偏光変換素子150Aとは有効入射部の範囲が異なる偏光変換素子150Cを用いており、透光性部材として、第1レンズアレイ130Cの縦方向(y軸方向)に沿って複数の第1小レンズ132Cが偏心しており、第2レンズアレイ140Cの縦方向(y軸方向)に沿って複数の第2小レンズ142Cが偏心している透光性部材120Cを用いている。
また、実施形態4に係る照明装置100Cにおいては、各第1小レンズ132C間の境界部における段差を軽減するため、図6(b)に示すように、第1レンズアレイ130Cの横方向(x軸方向)に沿っては複数の第1小レンズ132Cを偏心させていない。また、各第2小レンズ142C間の境界部における段差を軽減するため、第2レンズアレイ140Cの横方向(x軸方向)に沿っては複数の第2小レンズ142Cを偏心させていない。このように第1小レンズ132Cと第2小レンズ142Cとの偏心方向(レンズ光軸とレンズの幾何学的中心位置とのずれ方向)は、一定方向の軸に沿って互いに対向する方向となっている。
その結果、実施形態4に係る照明装置100Cにおいては、第2レンズアレイ140Cの縦方向寸法B2は第1レンズアレイ130Cの縦方向寸法B1よりも大きく、第2レンズアレイ140Cの横方向寸法A2は第1レンズアレイ130Cの横方向寸法A1と略同一となる。
このため、実施形態4に係る照明装置100Cによれば、図7(a)に示すように、第1レンズアレイ130Cの縦方向(y軸方向)に沿って第1小レンズ132Cの像を良好に分離することが可能になる。その結果、部分光束の集光像が一定の大きさを有する場合であっても、偏光変換素子150Cの有効入射部の領域に部分光束が確実に入射し、偏光分離層の位置近傍に集光像を形成させて照明装置100Cにおける光利用効率を向上させることができる。また、実施形態4に係る照明装置100Cは、液晶装置400R,400G,400Bなどの電気光学変調装置における被照明領域の面内照度分布を均一に、かつ、高輝度で照明する照明装置として適合するものとなる。
図8は、実施形態5に係る照明装置100D及びプロジェクタ1000Dを説明するために示す図である。図8(a)はプロジェクタ1000Dの光学系を示す図であり、図8(b)はプロジェクタ1000Dに用いられる透光性部材120Dを上面から見た図であり、図8(c)はプロジェクタ1000Dに用いられる透光性部材120Dを側面から見た図である。
すなわち、実施形態5に係る照明装置100Dは、偏光変換素子として、実施形態3に係る照明装置100Bにおける偏光変換素子150Bとは有効入射部の範囲が異なる偏光変換素子150Dを用いており、透光性部材として、第1レンズアレイ130Dの横方向(x軸方向)に沿って複数の第1小レンズ132Dが偏心しており、第2レンズアレイ140Dの縦方向(y軸方向)に沿って複数の第2小レンズ142Dが偏心している透光性部材120Dを用いている。なお、光源装置としては実施形態3に係る照明装置100Bの場合と同様に、被照明領域側に発散する照明光束を射出する光源装置110Bを用いている。
また、実施形態5に係る照明装置100Dにおいては、各第2小レンズ142D間の境界部における段差を軽減するため、図8(b)に示すように、第2レンズアレイ140Dの横方向(x軸方向)に沿っては複数の第2小レンズ142Dを偏心させていない。また、これに伴って、光源装置110Bから被照明領域側に発散する照明光束を照明光軸100Daxに略平行な平行光にする必要があるため、第1レンズアレイ130Dの横方向(x軸方向)に沿って複数の第1小レンズ132Dを偏心させている。このように第1小レンズ132Dと第2小レンズ142Dとの偏心方向(レンズ光軸とレンズの幾何学的中心位置とのずれ方向)は、互いに直交する軸に沿っている。
このため、実施形態5に係る照明装置100Dにおいては、第2レンズアレイ140Dの縦方向寸法B2は第1レンズアレイ130Dの縦方向寸法B1よりも大きく、第2レンズアレイ140Dの横方向寸法A2は第1レンズアレイ130Dの横方向寸法A1と略同一となる。
Claims (3)
- 被照明領域側に照明光束を射出する光源装置と、
前記光源装置から射出される照明光束を複数の部分光束に分割するための複数の第1小レンズを有する第1レンズアレイと、
前記第1レンズアレイの前記複数の第1小レンズに対応する複数の第2小レンズを有する第2レンズアレイと、を少なくとも有する照明装置において、
前記第1レンズアレイ及び前記第2レンズアレイは、一つの透光性部材に一体化して形成されており、
前記複数の第1小レンズは、各列毎に横方向に揃って偏心しており、同一列を構成する前記複数の第1小レンズのそれぞれのレンズの光軸及び幾何学的中心位置は、横方向において同位置であり、
前記複数の第1小レンズは、縦方向には偏心しておらず、列の境界部における段差を軽減するように、各列毎に前記第1小レンズの厚さが調整されており、
前記複数の第2小レンズは、各行毎に縦方向に揃って偏心しており、同一行を構成する前記複数の第2小レンズのそれぞれのレンズの光軸及び幾何学的中心位置は、縦方向において同位置であり、
前記複数の第2小レンズは、横方向には偏心しておらず、行の境界部における段差を軽減するように、各行毎に前記第2小レンズの厚さが調整されていることを特徴とする照明装置。 - 被照明領域側に照明光束を射出する光源装置と、
前記光源装置から射出される照明光束を複数の部分光束に分割するための複数の第1小レンズを有する第1レンズアレイと、
前記第1レンズアレイの前記複数の第1小レンズに対応する複数の第2小レンズを有する第2レンズアレイと、を少なくとも有する照明装置において、
前記第1レンズアレイ及び前記第2レンズアレイは、一つの透光性部材に一体化して形成されており、
前記複数の第1小レンズは、各行毎に縦方向に揃って偏心しており、同一行を構成する前記複数の第1小レンズのそれぞれのレンズの光軸及び幾何学的中心位置は、縦方向において同位置であり、
前記複数の第1小レンズは、横方向には偏心しておらず、行の境界部における段差を軽減するように、各行毎に前記第1小レンズの厚さが調整されており、
前記複数の第2小レンズは、各列毎に横方向に揃って偏心しており、同一列を構成する前記複数の第2小レンズのそれぞれのレンズの光軸及び幾何学的中心位置は、横方向において同位置であり、
前記複数の第2小レンズは、縦方向には偏心しておらず、列の境界部における段差を軽減するように、各列毎に前記第2小レンズの厚さが調整されていることを特徴とする照明装置。 - 照明装置と、
前記照明装置からの照明光束を画像情報に応じて変調する電気光学変調装置と、
前記電気光学変調装置により変調された照明光束を投写する投写光学系とを備えたプロジェクタであって、
前記照明装置は、請求項1または2記載の照明装置であることを特徴とするプロジェクタ。
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