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JP6460281B2 - インタークーラ - Google Patents

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Description

関連出願への相互参照
本出願は、2016年3月31日に出願された日本特許出願番号2016−70719号に基づくもので、ここにその記載内容が参照により組み入れられる。
本開示は、過給機にて加圧された過給吸気を冷却するインタークーラに関するものである。
従来、過給機によってエンジンに過給される過給空気を第1冷却水によって冷却する高温熱交換部と、第1冷却水よりも温度が低い第2冷却水によって過給空気を冷却する低温熱交換部とを備えるインタークーラがある。例えば、特許文献1にそのようなインタークーラが記載されている。
高温熱交換部は、第1冷却水が入る入口と、入口からの第1冷却水が流れる高温熱交換領域と、高温熱交換領域を通過した第1冷却水を排出する出口とを有している。高温熱交換領域には、第1冷却水を流す複数の冷却水流路を構成するインナーフィンが配置されている。インナーフィンは、高温熱交換部の外側を流れる過給吸気と高温熱交換領域を流れる第1冷却水との熱交換を促進する。複数の冷却水流路を流れる冷却水の流れ方向は、過給吸気の流れ方向に交差している。複数の冷却水流路は、過給吸気の流れ方向に並べられている。
特開2015−155692号公報
上記特許文献1に記載のインタークーラでは、インナーフィンによって複数の冷却水流路を構成している。このため、複数の冷却水流路のそれぞれの幅寸法が狭くなるため、高温熱交換領域を冷却水が流れる際に生じる冷却水の圧損が大きくなる。したがって、高温熱交換領域のうち出口側では、水圧が低下するため、冷却水の沸点が低下する。
これに加えて、複数の冷却水流路のうち過給吸気の流れ方向上流側に位置する冷却水流路(以下、上流側冷却水流路という)内の第1冷却水は、過給吸気の流れ方向下流側に位置する冷却水流路内の第1冷却水に比べて、高温の過給吸気との間で熱交換される。このため、上流側冷却水流路内の第1冷却水の温度は上昇し易い。
この結果、高温熱交換領域の上流側冷却水流路のうち出口側では、冷却水が沸騰する恐れがある。高温熱交換領域内で冷却水が沸騰した場合には、インタークーラのうち高温熱交換領域を構成する部品の温度上昇を招き、部品の強度低下の恐れがある。
本開示は、温度が異なる2種類の熱媒体で過給吸気を冷却するインタークーラにおいて、熱媒体の沸騰を抑制することを目的とする。
本開示の1つの観点によれば、過給機によってエンジンに過給される過給吸気を冷却するインタークーラは、第1熱媒体が流れる第1熱交換領域と、第1熱媒体よりも低い温度の第2熱媒体が流れる第2熱交換領域とを有する熱交換部を備える。
第1熱交換領域を流れる第1熱媒体が過給吸気と熱交換して過給吸気を冷却する。第2熱交換領域を流れる第2熱媒体が過給吸気と熱交換して過給吸気を冷却する。熱交換部は、第1熱媒体と過給吸気との間の熱交換を促進するインナーフィンを備えている。熱交換部は、第1熱交換領域のうち過給吸気の流れ方向の上流側を流れる第1熱媒体が沸騰することを抑制する沸騰抑制部材を備える。前記インナーフィンは、前記第1熱交換領域内にて、前記第1熱媒体が流れる複数の流路(70、71)を構成するものである。前記複数の流路のうち前記過給吸気の流れ方向の上流側に位置する流路を第1流路(70)とし、前記複数の流路のうち前記第1流路に対して前記過給吸気の流れ方向の下流側に位置する流路を第2流路(71)とした場合において、前記沸騰抑制部材は、前記第1流路内の第1熱媒体に比べて、前記第2流路内の第1熱媒体の流速を遅くする抵抗体(41)を備える。
本開示の他の観点によれば、前記熱交換部は、第1プレート(25a)と、第2プレート(25b)と、を備え、前記第1プレートおよび前記第2プレートのうちいずれか一方のプレートには、凹部(26d、26c)が設けられ、他方のプレートが前記一方のプレートの凹部を塞いで前記他方のプレートと前記凹部との間に前記第1熱交換領域を構成するように前記第1プレートおよび前記第2プレートが接合された状態になっており、前記インナーフィンは、前記第1プレートおよび前記第2プレートのうち一方のプレートに接合されている複数の頂部(80)と、他方のプレートに接合されている複数の谷部(81)とを備え、前記頂部および前記谷部が1つずつ交互に並ぶ波状に形成されており、前記インナーフィンのうち隣り合う頂部および谷部の間を中腹部(82)としたとき、前記インナーフィンのうち隣り合う2つの中腹部の間のそれぞれは、前記第1熱媒体が流れる複数の流路を構成しており、前記インナーフィンのうち隣り合う2つの中腹部の間のそれぞれの距離をフィンピッチとした場合において、前記沸騰抑制部材は、前記過給吸気の流れ方向の下流側のフィンピッチに比べて前記過給吸気の流れ方向の上流側のフィンピッチを大とするように設定されている前記インナーフィンを備える。
したがって、温度が異なる2種類の熱媒体で過給吸気を冷却するインタークーラにおいて、熱媒体の沸騰を抑制することができる。
第1実施形態における車両の過給吸気冷却システムの概要を示す構成図である。 第1実施形態の過給吸気冷却システムの概要を示す構成図である。 第1実施形態におけるインタークーラを示す斜視図である。 第1実施形態におけるインタークーラの上面図である。 図4中V-V断面図である。 第1実施形態における流路管およびアウタフィンの正面図である。 第1実施形態における流路管およびアウタフィンの断面図である。 図5中の流路管においてその縦寸法を拡大した拡大図である。 第1実施形態における流路管のうちプレートを透視して流路管の内部構造を示す透視図である。 図9中の流路管の内部において熱交換領域の出口側を示す部分拡大図である。 図9中XI-XI断面図である。 第1実施形態の第1変形例において、図11に相当し、リブを示す断面図である。 第1実施形態の第2変形例において、図11に相当し、リブを示す断面図である。 第2実施形態における流路管の部分断面図である。 図14中のインナーフィン単体を示す断面図である。 第3実施形態における流路管のうちプレートを透視して流路管の内部構造を示す透視図である。
以下、本開示の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本開示の本実施形態について図面に基づいて説明する。本実施形態は、本開示のインタークーラ20を、車両の過給吸気冷却システム1に適用した例について説明する。
車両のエンジン(すなわち、内燃機関)10の吸気系には、図1に示すように、エンジン10に吸気を過給するための過給機15が設けられている。この過給機15はエンジン10の最高出力を補うために設けられている。つまり、本実施形態における車両は、燃費向上を目的としてエンジン10が小排気量化されており、この小排気量化に伴う最高出力の低下を過給機15によって補っている。
吸気系において過給機15よりも吸気流れ下流側には、エンジン10への吸気を冷却するインタークーラ20が設けられている。このインタークーラ20は、過給機15によって圧縮された過給吸気を冷却してエンジン10に供給してエンジン10への吸気の充填効率を向上させる役割を果たす。
図2のインタークーラ20の内部には、冷却水回路60を循環する第1冷却水と冷却水回路50を循環する第2冷却水とが流通するようになっている。インタークーラ20は、過給機15によって圧縮された過給吸気を、第1冷却水および第2冷却水と熱交換させて過給吸気を冷却する。
冷却水回路50には第2冷却水を循環させるウォータポンプ51が設けられ、冷却水回路50においてウォータポンプ51とインタークーラ20との間には第2冷却水の熱を外気に放熱させて第2冷却水を冷却する第1ラジエータ52が設けられている。
冷却水回路60には、ウォータポンプ61と、第2ラジエータ62と、ヒータコア63とが設けられている。ウォータポンプ61は、冷却水回路60に第1冷却水を循環させる。第2ラジエータ62は、第1冷却水がエンジン10から吸熱した熱を外気に放熱する。
ヒータコア63は、車室内へ送風される送風空気と第1冷却水とを熱交換させて送風空気を加熱する。インタークーラ20、第2ラジエータ62およびヒータコア63は、冷却水回路60において並列に配置されている。
第1冷却水はエンジン10から吸熱している。このため、第1、第2冷却水がインタークーラ20の内部を流通する際に、第1冷却水の方が第2冷却水よりも温度が高くなっている。
つまり、第1冷却水は第1熱媒体(すなわち、高温冷却水)であり、第2冷却水は第2熱媒体(すなわち、低温冷却水)である。第1、第2冷却水としてはLLC(すなわち不凍液)や水等を用いることができる。
本実施形態のウォータポンプ51、61は、エンジン10から出力される駆動力によって駆動される。
次に、本実施形態のインタークーラ20の構造の詳細について図2〜図10を参照して説明する。
本実施形態のインタークーラ20は、図2、図3および図4に示すように、支持部21、および熱交換器22を備える。
支持部21は、上側支持部21aと下側支持部21bとを組み合わせて熱交換器22を挟んでいる。上側支持部21aと下側支持部21bとの間には、過給機15からの過給吸気を熱交換器22に導く空気入口と、熱交換器22を通過した過給吸気をエンジンに導く空気出口が設けられている。
熱交換器22は、いわゆるドロンカップ型の熱交換器として構成されている。図4、図5に示すように、複数の流路管23と、隣り合う流路管23の間に接合されるアウタフィン24とが交互に積層配置されている。
熱交換器22は、複数の流路管23の内部を流れる第1、第2冷却水と、複数の流路管23の外部を流れる過給吸気とを熱交換させるように構成されている。
複数の流路管23のうち隣り合う2つの流路管23の間でアウタフィン24が配置された空間が、過給吸気が流通する過給吸気流路を構成している。アウタフィン24は、第1、第2冷却水と過給吸気との間の熱交換を促進する。
図5、図6に示すように、本実施形態のアウタフィン24は、プレートを波形状に成形したコルゲートフィンである。
アウタフィン24は、頂部24aと谷部24bとが繰り返し交互に並ぶ波形状となっている。アウタフィン24は、頂部24aおよび谷部24bの間の中腹部24cにルーバ24dが形成されたルーバフィンとして構成されている。
アウタフィン24の頂部24a、谷部24bは、流路管23にろう付け接合されている。図5では、ルーバ24dの図示を省略しています。
複数の流路管23は、それぞれ、図7、図8に示すように、一対のプレート25a、25bを接合することで扁平に形成されている熱交換部である。プレート25aが第1プレートに対応し、プレート25bが第2プレートに対応する。
具体的には、プレート25aには、図8に示すように、凹部26a、26b、26c、26dが形成されている。プレート25aの凹部26a、26b、26c、26dがプレート25bによって塞がれている。
凹部26aとプレート25bとの間は、第2冷却水が流れる冷却水流路27aを構成している。凹部26bとプレート25bとの間は、第2冷却水が流れる冷却水流路27bを構成している。
冷却水流路27a、27bは、Uターン部27cとともに、第2熱交換領域としての熱交換領域27を構成する。図9も参照のこと。
冷却水流路27aは、入口27dから流れる第2冷却水をUターン部27cに導く。Uターン部27cは、U字状に屈曲された冷却水流路であって、冷却水流路27aからの第2冷却水をUターンさせる。
冷却水流路27bは、Uターン部27cからの第2冷却水を出口27eに導く。入口27dおよび出口27eは、それぞれ、プレート25a、25bに貫通孔を形成することにより構成されている。冷却水流路27a、27bは、仕切部27fによって区切られている。
冷却水流路27a内には、インナーフィン29aが配置されている。インナーフィン29aは、冷却水流路27aを複数の第1低温冷却水流路に分割するコルゲートフィンである。
冷却水流路27b内には、インナーフィン29bが配置されている。複数の第1低温冷却水流路は、過給吸気の流れ方向に並べられている。
インナーフィン29bは、冷却水流路27bを複数の第2低温冷却水流路に分割するコルゲートフィンである。複数の第2低温冷却水流路は、過給吸気の流れ方向に並べられている。
本実施形態の凹部26cとプレート25bとの間は、第1冷却水が流れる冷却水流路28aを構成している。凹部26dとプレート25bとの間は、第1冷却水が流れる冷却水流路28bを構成している。
冷却水流路28a、28bは、Uターン部28cとともに、第1熱交換領域としての熱交換領域28を構成する。図9も参照のこと。
冷却水流路28aは、入口28dから流れる第1冷却水をUターン部28cに導く。Uターン部28cは、U字状に屈曲された冷却水流路であって、冷却水流路28aからの第1冷却水をUターンさせる。
冷却水流路28bは、Uターン部28cからの第1冷却水を出口28eに導く。出口28eは、熱交換領域28を通過した第1冷却水を排出する。入口28dおよび出口28eは、それぞれ、プレート25a、25bに貫通孔を形成することにより構成されている。冷却水流路28a、28bは、仕切部28fによって区切られている。
冷却水流路28a内には、インナーフィン30aが配置されている。インナーフィン30aは、冷却水流路28aを複数の第1高温冷却水流路に分割するコルゲートフィンである。複数の第1高温冷却水流路は、過給吸気の流れ方向に並べられている。
冷却水流路28b内には、インナーフィン30bが配置されている。インナーフィン30bは、冷却水流路28bを複数の第2高温冷却水流路に分割するコルゲートフィンである。複数の第2高温冷却水流路は、過給吸気の流れ方向に並べられている。
ここで、複数の第1低温冷却水流路内の第2冷却水の流れ方向を冷却水流れ方向Aとし、複数の第2低温冷却水流路内の第2冷却水の流れ方向を冷却水流れ方向Bとする。
複数の第1高温冷却水流路内の第1冷却水の流れ方向を冷却水流れ方向Cとし、複数の第2高温冷却水流路内の第1冷却水の流れ方向を冷却水流れ方向Dとする。
本実施形態の冷却水流れ方向A、冷却水流れ方向B、冷却水流れ方向C、および冷却水流れ方向Dは、平行になっている。冷却水流れ方向A、冷却水流れ方向B、冷却水流れ方向C、および冷却水流れ方向Dは、過給吸気の流れ方向に交差する方向、具体的には過給吸気の流れ方向に直交する方向となっている。
冷却水流路28bは、冷却水流路28aに対して過給吸気の流れ方向の上流側に配置されている。冷却水流路28aは、冷却水流路27bに対して過給吸気の流れ方向の上流側に配置されている。
冷却水流路27bは、冷却水流路27aに対して過給吸気の流れ方向の上流側に配置されている。このため、冷却水流路28bは、冷却水流路28a、28b、27a、27bのうち過給吸気の流れ方向の最上流側に配置されている。
冷却水流路27a、27bの流路長は同じになっている。冷却水流路27a、27bの過給吸気の流れ方向の長さ(すなわち、冷却水流路27a、27bの幅方向の長さ)は、同じになっている。
冷却水流路28a、28bの流路長は同じになっている。冷却水流路28a、28bの過給吸気の流れ方向の長さ(すなわち、冷却水流路28a、28bの幅方向の長さ)は、同じになっている。冷却水流路28a、28bの過給吸気の流れ方向の長さは、冷却水流路27a、27bの過給吸気の流れ方向の長さよりも短くなっている。
複数の流路管23のうち隣り合う2つの流路管23の入口27dを前記隣り合う2つの流路管23毎に連結することにより第1分配タンク部を構成する。第1分配タンク部は、複数の流路管23の熱交換領域27に第2冷却水を分配する。第1分配タンク部は、上側支持部21aの貫通孔31aを貫通する不図示の冷却水配管に接続されている。
複数の流路管23のうち隣り合う2つの流路管23の出口27eを前記隣り合う2つの流路管23毎に連結することにより第1集合タンク部を構成する。第1集合タンク部は、複数の流路管23の熱交換領域27から第2冷却水を集合させる。第1集合タンク部は、上側支持部21aの貫通孔31bを貫通する不図示の冷却水配管に接続されている。
上側支持部21aの貫通孔31a、31bを貫通する冷却水配管は、冷却水回路50を構成する。
複数の流路管23のうち隣り合う2つの流路管23の入口28dを前記隣り合う2つの流路管23毎に連結することにより第2分配タンク部を構成する。第2分配タンク部は、複数の流路管23の熱交換領域28に第1冷却水を分配する。第2分配タンク部は、上側支持部21aの貫通孔31cを貫通する不図示の冷却水配管に接続されている。
複数の流路管23のうち隣り合う2つの流路管23の出口28eを前記隣り合う2つの流路管23毎に連結することにより第2集合タンク部を構成する。第2集合タンク部は、複数の流路管23の熱交換領域28から第1冷却水を集合させる。第2集合タンク部は、上側支持部21aの貫通孔31dを貫通する不図示の冷却水配管に接続されている。
上側支持部21aの貫通孔31c、31dを貫通する冷却水配管は、冷却水回路60を構成する。
次に、本実施形態の特徴である第1冷却水の沸騰を抑制する構造について図11〜図8を参照して説明する。
図8は、図5中の流路管23の内部構造の図示を明確にするために、図5中の流路管23においてその縦寸法を拡大した拡大図である。つまり、説明の便宜上、図5中の流路管23の縦寸法よりも図8の流路管23の縦寸法を大きくしている。図9は、流路管23の内部構造を示すために流路管23のうちプレート25aを透視した透視図である。図10は、流路管23のうちプレート25aを外した状態で流路管23の内部構造において熱交換領域28の出口28e付近を示す部分拡大図である。
図10のインナーフィン30bは、上述の如く、冷却水流路28bを複数の第2高温冷却水流路(すなわち、複数の熱媒体流路)に分割するコルゲートフィンである。
ここで、複数の第2高温冷却水流路のうち過給吸気の流れ方向の最上流側に位置する第2高温冷却水流路を第2高温冷却水流路70とする。図9も参照のこと。複数の第2高温冷却水流路のうち第2高温冷却水流路70に対して過給吸気の流れ方向の下流側に位置する第2高温冷却水流路を第2高温冷却水流路71とする。第2高温冷却水流路70が第1流路に対応し、第2高温冷却水流路71が第2流路に対応する。
本実施形態の複数の流路管23のそれぞれの熱交換領域28には、沸騰抑制部材としての複数のリブ41が設けられている。複数のリブ41は、それぞれ、図10に示すように、複数の第2高温冷却水流路71と出口28eとの間に配置されている抵抗体である。
すなわち、複数のリブ41は、それぞれ、複数の第2高温冷却水流路71に対して第1冷却水の流れ方向下流側に配置されている。より具体的には、複数のリブ41は、それぞれ、複数の第2高温冷却水流路71および出口28eの間において、複数の第2高温冷却水流路71側に配置されている。したがって、リブ41は、熱交換領域28のうちインナーフィン30bに対して第1冷却水の冷却水流路28bにおける流れの下流方向にオフセットして配置されている。一方、第2高温冷却水流路70に対してその出口側には、リブ41が配置されていない。
複数のリブ41は、それぞれ、複数の第2高温冷却水流路71を流れる第1冷却水の流れに対する抵抗を生じさせる抵抗体である。
すなわち、複数のリブ41は、それぞれ、複数の第2高温冷却水流路71を流れる第1冷却水の圧力損失を発生させる。
本実施形態の複数のリブ41は、それぞれ、プレート25aの凸部41aの先端側がプレート25bの凸部41bの先端側に接合することにより構成されている。凸部41aは、プレート25b側に凸となるように形成されている。凸部41bは、プレート25a側に凸となるように形成されている。
なお、インタークーラ20の構成部品のうち全部品または一部の部品は、例えばアルミニウムで形成された芯材の表面にろう材をクラッドしたクラッド材で形成されている。クラッド材の表面にフラックスを塗布した状態で加熱することによって、インタークーラ20の各構成部品がろう付け接合される。
次に、本実施形態の過給吸気冷却システム1の作動について説明する。
まず、ウォータポンプ51、61がエンジン10から出力される駆動力によって駆動される。
この際に、冷却水回路60において、ウォータポンプ61は、インタークーラ20からの第1冷却水とヒータコア63からの第1冷却水と第2ラジエータ62からの第1冷却水とを吸い込んでエンジン10の冷却水入口に導く。
エンジン10を通過した第1冷却水は、インタークーラ20、ヒータコア63、および第2ラジエータ62のそれぞれに分配される。
このとき、エンジン10を通過した第1冷却水は、第2分配タンク部によって複数の流路管23のそれぞれに分配される。複数の流路管23のそれぞれに分配された第1冷却水は、複数の第1高温冷却水流路のそれぞれに分配される。
複数の第1高温冷却水流路のそれぞれを通過した第1冷却水は、Uターン部28cで集められ、この集められた第1冷却水は、Uターンされて、複数の第2高温冷却水流路に分配される。
その後、複数の第2高温冷却水流路を通過した第1冷却水は、第1集合タンク部で集合されてウォータポンプ61の出口に流れる。
したがって、複数の第1高温冷却水流路、Uターン部28c、および複数の第2高温冷却水流路を第1冷却水が流れる際に、流路管23の外側を通過する過給吸気と第1冷却水とが熱交換されることにより、第1冷却水によって過給吸気が冷却される。
このように第1冷却水によって冷却された過給吸気は、熱交換領域28の外側を通過する。
また、冷却水回路50において、ウォータポンプ51からの第2冷却水が第1ラジエータ52、インタークーラ20、ウォータポンプ51の順に流れる。
このとき、第1ラジエータ52を通過した第2冷却水は、第1分配タンク部によって複数の流路管23に流れる。複数の流路管23のそれぞれに分配された第2冷却水は、複数の第1低温冷却水流路のそれぞれに分配される。
複数の第1低温冷却水流路のそれぞれを通過した第2冷却水は、Uターン部27cで集められ、この集められた第2冷却水は、Uターンされて、複数の第2低温冷却水流路に分配される。
その後、複数の第2低温冷却水流路を通過した第2冷却水は、第1集合タンク部で集合されてウォータポンプ51の出口に流れる。
このため、第2冷却水が複数の第1低温冷却水流路、Uターン部27c、および複数の第2低温冷却水流路を通過する際に、流路管23の外側を通過する過給吸気と第2冷却水とが熱交換されることにより、第2冷却水によって過給吸気が冷却される。
このように第2冷却水および第1冷却水によって冷却された過給吸気がエンジン10に吸入される。
ここで、複数のリブ41は、それぞれ、第2高温冷却水流路71に対して第1冷却水の流れ方向下流側に配置されている。一方、第2高温冷却水流路70に対して第1冷却水の流れ方向の下流側には、リブ41が配置されていない。
このため、複数のリブ41は、複数の第2高温冷却水流路71を流れる第1冷却水の圧力損失を生じさせる。よって、複数の第2高温冷却水流路71を流れる第1冷却水の流速を遅くして、第2高温冷却水流路70を流れる第1冷却水の流速を速くすることができる。
したがって、複数のリブ41を設けない従来のインタークーラ20に比べて、第2高温冷却水流路70内の第1冷却水の流速を速くすることができる。
以上説明した本実施形態によれば、インタークーラ20は、過給機15によってエンジン10に過給される過給吸気を冷却する複数の流路管23を備える。複数の流路管23は、それぞれ、第1冷却水が流れる熱交換領域28を形成し、熱交換領域28を流れる第1冷却水が過給吸気を冷却する。
複数の流路管23は、それぞれ、第1冷却水よりも低い温度の第2冷却水が流れる熱交換領域27を形成し、熱交換領域27を流れる第2冷却水が過給吸気を冷却する。
熱交換領域28内には、第1冷却水と過給吸気との間の熱交換を促進するインナーフィン30a、30bが配置されている。インナーフィン30aは、冷却水流路28aを複数の第1高温冷却水流路に分割する。インナーフィン30bは、冷却水流路28bを複数の第2高温冷却水流路71と第2高温冷却水流路70とに分割する。
ここで、熱交換領域28内には、インナーフィン30a、30bやUターン部28cが設けられているので、第1冷却水の圧力損失が大きくなっている。このため、熱交換領域28内のうち出口28e側で水圧が大きく低下するため、熱交換領域28内のうち出口28e側において沸点が低下する。
特に、熱交換領域28は、熱交換領域27に対して過給空気の空気流れ上流側に配置されている。これに加えて、冷却水流路28bは、冷却水流路28aに対して過給空気の空気流れ上流側に配置されている。第2高温冷却水流路70は、複数の第2高温冷却水流路71に対して過給空気の空気流れ上流側に配置されている。このため、第2高温冷却水流路70を流れる第1冷却水の温度は上昇し易い。
これに対して、本実施形態では、複数のリブ41が、それぞれ、複数の第2高温冷却水流路71および出口28eの間に配置されている。複数のリブ41は、それぞれ、複数の第2高温冷却水流路71を流れる第1冷却水の流れに対する抵抗を生じさせる。よって、複数の第2高温冷却水流路71を流れる第1冷却水の流速を遅くして、第2高温冷却水流路70を流れる第1冷却水の流速を速くしている。
これにより、複数のリブ41を設けない従来のインタークーラ20に比べて、第1冷却水の流速を速くさせることができる。よって、複数のリブ41を設けない従来のインタークーラ20に比べて、第2高温冷却水流路70を流れる第1冷却水の温度を下げることができる。これにより、第2高温冷却水流路70を流れる第1冷却水が沸騰することを抑制することができる。
(第1実施形態の第1変形例)
上記第1実施形態では、プレート25aの凸部41aとプレート25bの凸部41bとを組み合わせてリブ41を構成した例について説明したが、これに代えて、図12に示すように、リブ41を構成してもよい。
すなわち、第1変形例では、プレート25bに凸部が設けられていなく、プレート25bのうちプレート25a側の上部25cが平面状に形成されている。
プレート25bの上部25cに接合されているプレート25aの凸部を沸騰抑制部材としてのリブ41とする。プレート25aの凸部は、プレート25a側からプレート25bに凸となる凸部である。
(第1実施形態の第2変形例)
上記第1実施形態では、プレート25aの凸部41aとプレート25bの凸部41bとを組み合わせてリブ41を構成した例について説明したが、これに代えて、図13に示すように、リブ41を構成してもよい。
すなわち、第2変形例では、プレート25aに凸部が設けられていなく、プレート25aのうちプレート25b側の下部25dが平面状に形成されている。
プレート25aの下部25dに接合されているプレート25bの凸部を沸騰抑制部材としてのリブ41とする。プレート25bの凸部は、プレート25b側からプレート25aに凸となる凸部である。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、複数のリブ41を用いて過給吸気の流れ方向の上流側の第2高温冷却水流路を流れる第1冷却水の流量を増大化した例について説明したが、これ代えて、インナーフィン30bのフィンピッチの設定により過給吸気の流れ方向の上流側の第2高温冷却水流路を流れる第1冷却水の流量を増大化する第2実施形態について説明する。
図14に本実施形態の流路管23の内部構造を示す模式図を示す。図15にインナーフィン30b単体を示す。
インナーフィン30bは、複数の頂部80、複数の谷部81を有し、第1冷却水の流れ方向に直交する方向に頂部80および谷部81が1つずつ交互に並ぶ波状に形成されている。
ここで、第1冷却水の流れ方向に直交する方向は、過給吸気の流れ方向に一致している。複数の頂部80は、それぞれ、プレート25aに接合されている。複数の谷部81は、それぞれ、プレート25bに接合されている。
インナーフィン30bのうち隣り合う2つの中腹部82の間は、第2高温冷却水流路を構成する。このため、プレート25a、25bの間においてインナーフィン30bが過給吸気の流れ方向に並ぶ複数の第2高温冷却水流路を構成することになる。中腹部82は、インナーフィン30bのうち隣り合う頂部80および谷部81の間の部位である。
ここで、複数の第2高温冷却水流路のうち過給吸気の流れ方向最上流側に位置する第2高温冷却水流路を第2高温冷却水流路70aとする。複数の第2高温冷却水流路のうち第2高温冷却水流路70aに対して過給吸気の流れ方向下流側に位置する複数の第2高温冷却水流路を複数の第2高温冷却水流路71aとする。
本実施形態では、第2高温冷却水流路70aの流路断面積が第2高温冷却水流路71aの流路断面積よりも大きくなるようにインナーフィン30bのフィンピッチfpが設定されている。
第2高温冷却水流路71a、70aの流路断面積は、第2高温冷却水流路71a、70aにおいて第1冷却水の流れ方向に直交する断面の面積である。
換言すれば、過給吸気の流れ方向の下流側のフィンピッチfpが過給吸気の流れ方向の上流側のフィンピッチfpよりも大きくなるように沸騰抑制部材としてのインナーフィン30bが設定されている。
フィンピッチfpは、インナーフィン30bにおいて隣り合う2つの中腹部82の間の距離である。
具体的には、図15のインナーフィン30bを波とみなしたときに、「過給吸気の流れ方向の下流側のフィンピッチfp」は、インナーフィン30bの中腹部82のうち振幅が零となる基準位置で設定されている。また、図15のインナーフィン30bを波とみなしたときに、「過給吸気の流れ方向の上流側のフィンピッチfp」も、インナーフィン30bの中腹部82のうち振幅が零となる基準位置で設定されている。
紙面において過給吸気の流れ方向に直交する方向を振幅方向としたとき、基準位置は、中腹部82のうち振幅方向の中央位置である。ここで、図15のインナーフィン30bにおいて、複数の頂部80は、それぞれ、同一振幅値となる位置に設定されている。複数の谷部81は、それぞれ、同一振幅値となる位置に設定されている。
このようにインナーフィン30bにおいてフィンピッチfpが設定されているため、第2高温冷却水流路70aの流路断面積が第2高温冷却水流路71aの流路断面積よりも大きくなっている。
したがって、複数の第2高温冷却水流路71aを流れる第1冷却水の流水量を減らして、第2高温冷却水流路70aを流れる第1冷却水の流水量を増大させることができる。
したがって、「過給吸気の流れ方向の下流側のフィンピッチfp」と「過給吸気の流れ方向の上流側のフィンピッチfp」とを同一にした場合に比べて、第2高温冷却水流路70aを流れる第1冷却水の流水量を増大させることができる。
これにより、第2高温冷却水流路70aの流路断面積と第2高温冷却水流路71aの流路断面積とを同一にした場合に比べて、第2高温冷却水流路70a内の熱容量を増加させることができる。よって、第2高温冷却水流路70a内の第1冷却水の温度を下げることができる。これにより、第2高温冷却水流路70aを流れる第1冷却水が沸騰することを抑制することができる。
以上説明した本実施形態によれば、インタークーラ20において、第1冷却水の沸騰を抑制することができる。
(第3実施形態)
上記第1実施形態では、入口28dを出口28eに対して過給吸気の流れ方向の下流側に配置した例について説明したが、これに代えて、入口28dを出口28eに対して過給吸気の流れ方向の上流側に配置した本第3実施形態について図16を参照して説明する。
図16は、本実施形態における流路管23のうちプレート25aを透視して流路管23の内部構造を示す透視図である。
本実施形態の流路管23の熱交換領域28においてUターン部28cに対して入口28d側が、Uターン部28cに対して出口28e側に比べて、過給吸気の流れ方向の上流側に配置されている。このため、入口28dからの第1冷却水が流れる冷却水流路28aが、出口28eに第1冷却水を導く冷却水流路28bに対して、過給吸気の流れ方向の上流側に配置されている。
したがって、熱交換領域28においてUターン部28cに対して入口28d側を、Uターン部28cに対して出口28e側に比べて過給吸気の流れ方向の下流側に配置した場合に比べて、冷却水流路28bのうち出口28e側を流れる第1冷却水と熱交換される過給吸気の温度が低くなる。
これにより、インナーフィン30a、30bが起因して熱交換領域28のうち出口28e側を流れる第1冷却水の水圧が低下するものの、第1冷却水が沸騰することが抑制される。
これに加えて、熱交換領域28のうち入口28d側を流れる第1冷却水の水圧は、熱交換領域28のうち入口28d側を流れる第1冷却水の水圧に比べて高い。
このため、熱交換領域28のうち入口28d側を流れる第1冷却水は、「冷却水流路28bのうち出口28e側を流れる第1冷却水と熱交換される過給吸気」よりも高い温度の過給吸気と熱交換される。しかし、熱交換領域28のうち入口28d側を流れる第1冷却水が沸騰することが抑制される。
以上説明した本実施形態によれば、インタークーラ20において、第1冷却水の沸騰を抑制することができる。
(他の実施形態)
(1)上記第1実施形態、第1、第2変形例、および第2、第3実施形態では、ウォータポンプ51、61をエンジン10から出力される駆動力によって駆動した例について説明したが、これに代えて、ウォータポンプ51、61として羽根車を電動モータにより駆動する電動ウォータポンプを用いてもよい。
(2)上記第1実施形態、第1、第2変形例、および第2、第3実施形態では、インナーフィン29a、29b、30a、30bとしてコルゲートフィンを用いた例について説明した。しかし、これに代えて、コルゲートフィン以外の各種のタイプのフィン(例えば、オフセットフィン、ルーバフィン)をインナーフィン29a、29b、30a、30bとして用いてもよい。
(3)上記第1実施形態、第1、第2変形例、および第2、第3実施形態では、熱交換領域28において1つのUターン部28cを設けた例について説明したが、これに代えて、熱交換領域28において2つ以上のUターン部28cを設けてもよい。或いは、Uターン部28cが設けられていなく、直線状に流路が延びる熱交換領域28を構成してもよい。
同様に、熱交換領域27において1つのUターン部27cを設けた例について説明したが、これに代えて、熱交換領域27において2つ以上のUターン部27cを設けてもよい。或いは、Uターン部27cが設けられていなく、直線状に第1冷却水が流れる熱交換領域27を構成してもよい。
(4)上記第1実施形態、第1、第2変形例、および第2、第3実施形態では、流路管23において、熱交換領域28を熱交換領域27に対して過給吸気の流れ方向上流側に配置した例について説明した。しかし、これに代えて、熱交換領域28を熱交換領域27に対して過給吸気の流れ方向下流側に配置してもよい。
(5)上記第1実施形態、第1、第2変形例、および第2、第3実施形態では、第2冷却水の流れ方向A、B、第1冷却水の流れ方向C、Dを過給吸気の流れ方向に直交する方向とした例について説明した。しかし、これに限らず、第2冷却水の流れ方向A、B、第1冷却水の流れ方向C、Dは、過給吸気の流れ方向に交差する方向であればよい。
ここで、第2冷却水の流れ方向Aは、複数の第1低温冷却水流路内の第2冷却水の流れ方向であり、第2冷却水の流れ方向Bは、複数の第2低温冷却水流路内の第2冷却水の流れ方向である。第1冷却水の流れ方向Cは、複数の第1高温冷却水流路内の第1冷却水の流れ方向であり、第1冷却水の流れ方向Dは、複数の第2高温冷却水流路内の第1冷却水の流れ方向である。
(6)上記第1実施形態、第1、第2変形例、および第2、第3実施形態では、プレート25a或いは、25bの凸部をリブ41とした例について説明した。しかし、これに代えて、インナーフィン30a、30bに設けられた凸部をリブ41としてもよい。
(7)上記第1実施形態、第1、第2変形例、および第2、第3実施形態では、1つの流路管23によって熱交換領域27、28を構成した例について説明した。しかし、これに代えて、熱交換領域27、28をそれぞれ独立した流路管によって構成してもよい。
(8)上記第1実施形態、第1、第2変形例、および第2、第3実施形態では、インナーフィン30bにおいて、頂部80および谷部81が1つずつ交互に並ぶ方向を第1冷却水の流れ方向に直交する方向とした例について説明した。しかし、これに限らず、次のようにしてもよい。
すなわち、インナーフィン30bにおいて「頂部80および谷部81が1つずつ交互に並ぶ方向」と「第1冷却水の流れ方向」とが交差するのであれば、「頂部80および谷部81が1つずつ交互に並ぶ方向」と「第1冷却水の流れ方向」とが交差する角度は、直角である必要はない。
(9)上記第1実施形態、第1、第2変形例、および第2、第3実施形態では、複数の第2高温冷却水流路71に対して第1冷却水の流れ方向下流側に複数のリブ41を配置した例について説明した。しかし、これに代えて、複数の第2高温冷却水流路71に対して第1冷却水の流れ方向上流側に複数のリブ41を配置してもよい。
(10)上記第1実施形態、第1、第2変形例、および第2、第3実施形態では、熱交換領域28において、ターン部として、Uターン部28cを設けた例について説明した。しかし、これに代えて、V字状に流路を屈曲させるVターン部をターン部として設けてもよい。
(11)なお、本開示は上記した実施形態に限定されるものではなく、適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。
(まとめ)
上記第1実施形態、第1、第2変形例、第2、第3実施形態、および他の実施形態の一部または全部に記載された第1の観点によれば、過給機によってエンジンに過給される過給吸気を冷却するインタークーラは以下のような特徴を有する。インタークーラは、第1熱媒体が流れる第1熱交換領域と、第1熱媒体よりも低い温度の第2熱媒体が流れる第2熱交換領域とを有する熱交換部を備える。第1熱交換領域を流れる第1熱媒体が過給吸気と熱交換して過給吸気を冷却し、第2熱交換領域を流れる第2熱媒体が過給吸気と熱交換して過給吸気を冷却する。熱交換部は、第1熱媒体と過給吸気との間の熱交換を促進するインナーフィンを備えており、熱交換部は、第1熱交換領域のうち過給吸気の流れ方向の上流側を流れる第1熱媒体が沸騰することを抑制する沸騰抑制部材を備える。
第2の観点によれば、インナーフィンは、第1熱交換領域内にて、第1熱媒体が流れる複数の流路を構成する。複数の流路のうち過給吸気の流れ方向の上流側に位置する流路を第1流路とし、複数の流路のうち第1流路に対して過給吸気の流れ方向の下流側に位置する流路を第2流路とする。沸騰抑制部材は、第1流路内の第1熱媒体に比べて、第2流路内の第1熱媒体の流速を遅くする抵抗体を備える。
したがって、第2流路内の第1熱媒体の流速が、第1流路内の第1熱媒体の流速以上である場合に比べて、第1流路内を流れる第1熱媒体の温度を下げることができる。したがって、第1流路を流れる第1熱媒体が沸騰することを抑制することができる。これにより、第1熱交換領域のうち過給吸気の流れ方向の上流側を流れる第1熱媒体が沸騰することを抑制することができる。
第3の観点によれば、熱交換部は、第1プレートと、第2プレートと、を備える。第1プレートおよび第2プレートのうちいずれか一方のプレートには、凹部が設けられる。他方のプレートが一方のプレートの凹部を塞いで凹部と他方のプレートとの間に第1熱交換領域を構成するように第1プレートおよび第2プレートが接合された状態になっている。抵抗体は、第1熱交換領域に配置されて、かつ第1プレートおよび第2プレートのうち一方のプレートから他方のプレートに向けて凸となるように設けられて第2流路内の熱媒体流れに対する抵抗を生じさせるリブである。
第4の観点によれば、リブは、第1熱交換領域のうちインナーフィンに対して第1熱媒体の流れ方向にオフセットして配置されている。
第5の観点によれば、熱交換部は、第1プレートと、第2プレートと、を備える。第1プレートおよび第2プレートのうちいずれか一方のプレートには、凹部が設けられる。他方のプレートが一方のプレートの凹部を塞いで他方のプレートと凹部との間に第1熱交換領域を構成するように第1プレートおよび第2プレートが接合された状態になっている。インナーフィンは、第1プレートおよび第2プレートのうち一方のプレートに接合されている複数の頂部と、他方のプレートに接合されている複数の谷部とを備え、頂部および谷部が1つずつ交互に並ぶ波状に形成されている。インナーフィンのうち隣り合う頂部および谷部の間を中腹部としたとき、インナーフィンのうち隣り合う2つの中腹部の間のそれぞれは、第1熱媒体が流れる複数の流路を構成している。インナーフィンのうち隣り合う2つの中腹部の間のそれぞれの距離をフィンピッチとする。沸騰抑制部材は、過給吸気の流れ方向の下流側のフィンピッチに比べて過給吸気の流れ方向の上流側のフィンピッチを大とするように設定されているインナーフィンを備える。
したがって、第1流路の流路断面積を第2流路の流路断面積以下にする場合に比べて、第1流路内の第1熱媒体の流量を増加させることができる。これに伴い、第1流路の流路断面積を第2流路の流路断面積以下にする場合に比べて、第1流路内の熱容量を増加させることができる。
このため、第1流路内を流れる第1熱媒体の温度を下げることができる。これに伴い、第1流路を流れる第1熱媒体が沸騰することを抑制することができる。これにより、第1熱交換領域のうち過給吸気の流れ方向の上流側を流れる第1熱媒体が沸騰することを抑制することができる。
第6の観点によれば、第1熱交換領域が第2熱交換領域に比べて過給吸気の流れ方向の上流側に位置するように熱交換部が構成されている。
第7の観点によれば、熱交換部は、第1熱媒体が入る入口と、入口から第1熱交換領域を流通した熱媒体を排出する出口とを形成し、第1熱交換領域は、入口からの第1熱媒体をターンさせて出口に導くターン部を有して構成されている。
第8の観点によれば、過給機によってエンジンに過給される過給吸気を冷却するインタークーラは、以下のような特徴を有する。インタークーラは、第1熱媒体が入る入口と、入口からの第1熱媒体が流れる第1熱交換領域と、第1熱交換領域を通過した第1熱媒体を排出する出口と、第1熱媒体よりも低い温度の第2熱媒体が流れる第2熱交換領域を有する熱交換部を備える。第1熱交換領域を流れる第1熱媒体が過給吸気と熱交換して過給吸気を冷却し、第2熱交換領域を流れる第2熱媒体が過給吸気と熱交換して過給吸気を冷却する。熱交換部は、第1熱媒体と過給吸気との間の熱交換を促進するインナーフィンを備えている。第1熱交換領域は、入口からの熱媒体をターンさせて出口に導くターン部を有して構成されている。第1熱交換領域のうちターン部に対する出口側よりも、ターン部に対する入口側が過給吸気の流れ方向の上流側に設けられるように熱交換部が構成されている。

Claims (6)

  1. 過給機(15)によってエンジン(10)に過給される過給吸気を冷却するインタークーラであって、
    第1熱媒体が流れる第1熱交換領域(28)と、前記第1熱媒体よりも低い温度の第2熱媒体が流れる第2熱交換領域(27)とを有する熱交換部(23)を備え、
    前記第1熱交換領域を流れる第1熱媒体が前記過給吸気と熱交換して前記過給吸気を冷却し、
    前記第2熱交換領域を流れる第2熱媒体が前記過給吸気と熱交換して前記過給吸気を冷却し、
    前記熱交換部は、前記第1熱媒体と前記過給吸気との間の熱交換を促進するインナーフィン(30b)を備えており、
    前記熱交換部は、前記第1熱交換領域のうち前記過給吸気の流れ方向の上流側を流れる前記第1熱媒体が沸騰することを抑制する沸騰抑制部材(30b、41)を備え
    前記インナーフィンは、前記第1熱交換領域内にて、前記第1熱媒体が流れる複数の流路(70、71)を構成するものであり、
    前記複数の流路のうち前記過給吸気の流れ方向の上流側に位置する流路を第1流路(70)とし、前記複数の流路のうち前記第1流路に対して前記過給吸気の流れ方向の下流側に位置する流路を第2流路(71)とした場合において、
    前記沸騰抑制部材は、前記第1流路内の第1熱媒体に比べて、前記第2流路内の第1熱媒体の流速を遅くする抵抗体(41)を備えるインタークーラ。
  2. 前記熱交換部は、第1プレート(25a)と、第2プレート(25b)と、を備え、
    前記第1プレートおよび前記第2プレートのうちいずれか一方のプレートには、凹部(26d、26c)が設けられ、他方のプレートが前記一方のプレートの凹部を塞いで前記凹部と前記他方のプレートとの間に前記第1熱交換領域を構成するように前記第1プレートおよび前記第2プレートが接合された状態になっており、
    前記抵抗体は、前記第1熱交換領域に配置されて、かつ前記第1プレートおよび前記第2プレートのうち一方のプレートから他方のプレートに向けて凸となるように設けられて前記第2流路内の熱媒体流れに対する抵抗を生じさせるリブである請求項に記載のインタークーラ。
  3. 前記リブは、前記第1熱交換領域のうち前記インナーフィンに対して前記第1熱媒体の流れ方向にオフセットして配置されている請求項に記載のインタークーラ。
  4. 過給機(15)によってエンジン(10)に過給される過給吸気を冷却するインタークーラであって、
    第1熱媒体が流れる第1熱交換領域(28)と、前記第1熱媒体よりも低い温度の第2熱媒体が流れる第2熱交換領域(27)とを有する熱交換部(23)を備え、
    前記第1熱交換領域を流れる第1熱媒体が前記過給吸気と熱交換して前記過給吸気を冷却し、
    前記第2熱交換領域を流れる第2熱媒体が前記過給吸気と熱交換して前記過給吸気を冷却し、
    前記熱交換部は、前記第1熱媒体と前記過給吸気との間の熱交換を促進するインナーフィン(30b)を備えており、
    前記熱交換部は、前記第1熱交換領域のうち前記過給吸気の流れ方向の上流側を流れる前記第1熱媒体が沸騰することを抑制する沸騰抑制部材(30b、41)を備え
    前記熱交換部は、第1プレート(25a)と、第2プレート(25b)と、を備え、
    前記第1プレートおよび前記第2プレートのうちいずれか一方のプレートには、凹部(26d、26c)が設けられ、他方のプレートが前記一方のプレートの凹部を塞いで前記他方のプレートと前記凹部との間に前記第1熱交換領域を構成するように前記第1プレートおよび前記第2プレートが接合された状態になっており、
    前記インナーフィンは、前記第1プレートおよび前記第2プレートのうち一方のプレートに接合されている複数の頂部(80)と、他方のプレートに接合されている複数の谷部(81)とを備え、前記頂部および前記谷部が1つずつ交互に並ぶ波状に形成されており、
    前記インナーフィンのうち隣り合う頂部および谷部の間を中腹部(82)としたとき、前記インナーフィンのうち隣り合う2つの中腹部の間のそれぞれは、前記第1熱媒体が流れる複数の流路を構成しており、
    前記インナーフィンのうち隣り合う2つの中腹部の間のそれぞれの距離をフィンピッチとした場合において、
    前記沸騰抑制部材は、前記過給吸気の流れ方向の下流側のフィンピッチに比べて前記過給吸気の流れ方向の上流側のフィンピッチを大とするように設定されている前記インナーフィンを備えるインタークーラ。
  5. 前記第1熱交換領域が前記第2熱交換領域に比べて前記過給吸気の流れ方向の上流側に位置するように前記熱交換部が構成されている請求項1ないしのいずれか1つに記載のインタークーラ。
  6. 前記熱交換部は、前記第1熱媒体が入る入口(28d)と、前記入口から前記第1熱交換領域を流通した熱媒体を排出する出口(28e)とを形成し、
    前記第1熱交換領域は、前記入口からの前記第1熱媒体をターンさせて前記出口に導くターン部(28c)を有して構成されている請求項1ないしのいずれか1つに記載のインタークーラ。
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