JP6090746B2 - インペラとそれを具備するファンモータ - Google Patents
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Description
このようなインペラは、樹脂を該ロータヨークの一端側から周側面を被うようにしてモールドするようにしているため、ロータヨークがその軸方向に移動され易く、インペラから脱落してしまうという不都合を有する。
このような不都合を解消するものとして、たとえば下記特許文献1あるいは2に示されたものが知られている。
特許文献2は、ロータヨーク(磁性体金属)の一端側から周側面を被う樹脂と一体に該ロータヨークの他端面を被う樹脂を形成するようにしたものである。
(1)本発明のファンモータのインペラは、ロータヨークを一端側から囲んで一体成形されたモールド樹脂のインペラであって、前記ロータヨークの他端面が前記モールド樹脂によって被われ、前記ロータヨークの前記他端面を被う前記モールド樹脂に前記ロータヨークの前記他端面の一部を露出させた孔が形成されている、ことを特徴とする。
(2)本発明のファンモータのインペラは、(1)の構成において、前記ロータヨークの前記他端面に周方向に沿ってバランス溝が形成され、前記孔は前記バランス溝の部分に形成されていることを特徴とする。
(3)本発明のファンモータは、(1)または(2)の構成からなるインペラを具備することを特徴とする。
(実施形態1)
図1は本発明のファンモータ(送風機)の構成を示す図で、(a)は上面図、(b)は(a)のb−b線の断面図である。
図1(a)に示すファンモータ10は、中央部にモータ20が配置され、モータ20の周囲には該モータ20の駆動によって回転するファン30が配置され、ファン30の周囲にはモータ20を支持するケーシング40が配置されている。
筒状体21の外周面には、ステータ24が取り付けられ、このステータ24は、鉄心24Aと該鉄心24Aに巻回される巻線24Bとから構成されている。
前記シャフト23を軸上に配置し該シャフト23の一端を固定するカップ状部材25を有し、該カップ状部材25は、前記ステータ24を内包するようにして配置されている。
カップ状部材25は、その外周面に、該カップ状部材25と一体に成形されたファン30が形成されている。カップ状部材25とファン30はインペラ50を構成するようになっている。
このように構成されたファンモータ10は、巻線24Bに電流を流すことにより、鉄心24Aから磁束流が発生し、マグネット27からの磁束流との相互磁気作用によってシャフト23を中心にインペラ50を回転するようになっている。
円柱状の第1治具60は、その上端部の周側面の半径R1が下端部の周側面の半径R2(>R1)よりも小さく形成され、半径の小さい上端部の周側面には円筒状のロータヨーク26が嵌合されている。なお、第1治具60の半径R1の周側面と半径R2の周側面との境界には段差面60Qが形成されている。
そして、ロータヨーク26の他端面Tをも被ったモールド樹脂の厚み(図2(b)のαに相当する)を突出体70Pの長さによって容易に調整でき、これにより、インペラ50に対しロータヨーク26をその軸方向の所定の位置に容易に固定できる。
図3は、本発明のインペラ50の実施形態2を示す底面図である。図3に示すように、ロータヨーク26の他端面Tは、その周方向に沿って複数のバランス溝90が形成されている。このバランス溝90は、インペラ50等を回転させた場合、その全体の質量のアンバランスによっていわゆる振れ回り振動が生じるのを回避させるようになっている。すなわち、ロータヨーク26の他端面Tに上述のようなバランス溝90を設け、振れ回り振動が起きないようにこのバランス溝90に接着剤等を盛ることによって、全体の質量のバランスを図るようにしたものとなっている。
そして、ロータヨーク26の前記他端面Tを被うモールド樹脂に形成される孔80は、図3に示すように、前記バランス溝90の一部に形成されるようになっている。
これにより、実施形態1に示したように、インペラ50に対してロータヨーク26の軸方向への移動を規制でき、該ロータヨーク26の脱落を回避することができる。また、ロータヨーク26の他端面Tをも被った樹脂の厚み(図2(b)のαに相当する)を突出体70P(図2(b)参照)の長さによって容易に調整でき、これにより、インペラ50に対しロータヨーク26をその軸方向の所定の位置に容易に固定できるようになる。
20……モータ、
21……筒状体、
22A、22B……ベアリング、
23……シャフト、
23A……回転止め具、
24……ステータ、
24A……鉄心、
24B……巻線、
25……カップ状部材、
26……ロータヨーク、
27……マグネット、
30……ファン、
40……ケーシング、
50……インペラ、
60……第1治具、
60A……孔、
60Q……段差面、
70……第2治具、
70P……突起体、
80……孔、
90……バランス溝。
Claims (2)
- ロータヨークを一端側から囲んで一体成形されたモールド樹脂のインペラであって、
前記ロータヨークの他端面が前記モールド樹脂によって被われ、
前記ロータヨークの前記他端面を被う前記モールド樹脂に前記ロータヨークの前記他端面の一部を露出させた孔が形成されており、
前記ロータヨークの前記他端面に周方向に沿ってバランス溝が形成され、
前記孔は前記バランス溝の一部に形成されていることを特徴とするファンモータのインペラ。 - 請求項1のインペラを具備することを特徴とするファンモータ。
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