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JP6090746B2 - インペラとそれを具備するファンモータ - Google Patents

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Description

本発明はインペラとそれを具備するファンモータに関する。
ファンモータのインペラ(羽根車)は、円筒状からなるロータヨークを囲んで一体成形されたモールド樹脂からなるものが知られている。
このようなインペラは、樹脂を該ロータヨークの一端側から周側面を被うようにしてモールドするようにしているため、ロータヨークがその軸方向に移動され易く、インペラから脱落してしまうという不都合を有する。
このような不都合を解消するものとして、たとえば下記特許文献1あるいは2に示されたものが知られている。
特許文献1は、ロータヨークの一端側から周側面を被う樹脂と一体に該ロータヨークの他端面の一部を被う樹脂(複数の掛止め爪)を形成するようにしたものである。
特許文献2は、ロータヨーク(磁性体金属)の一端側から周側面を被う樹脂と一体に該ロータヨークの他端面を被う樹脂を形成するようにしたものである。
特開2002−39096号公報 実開昭63−33371号公報
しかし、特許文献1、2に開示されるインペラは、いずれも、インペラに対しロータヨークをその軸方向の所定の位置に固定することが困難であったという不都合を有するものであった。
本発明は、インペラに対してロータヨークの脱落を防止できるとともに、インペラに対しロータヨークをその軸方向の所定の位置に容易に固定できるインペラとそれを具備するファンモータを提供することにある。
本発明は、以下の構成によって把握される。
(1)本発明のファンモータのインペラは、ロータヨークを一端側から囲んで一体成形されたモールド樹脂のインペラであって、前記ロータヨークの他端面が前記モールド樹脂によって被われ、前記ロータヨークの前記他端面を被う前記モールド樹脂に前記ロータヨークの前記他端面の一部を露出させた孔が形成されている、ことを特徴とする。
(2)本発明のファンモータのインペラは、(1)の構成において、前記ロータヨークの前記他端面に周方向に沿ってバランス溝が形成され、前記孔は前記バランス溝の部分に形成されていることを特徴とする。
(3)本発明のファンモータは、(1)または(2)の構成からなるインペラを具備することを特徴とする。
このように構成したインペラとそれを具備するファンモータによれば、インペラに対してロータヨークの脱落を防止できるとともに、インペラに対しロータヨークをその軸方向の所定の位置に容易に固定できるようになる。
本発明のファンモータの実施形態1の構成を示す図で、(a)は上面図、(b)は(a)のb−b線の断面図である。 本発明のインペラの形成方法の一実施例を示す説明図である。 本発明のインペラの実施形態2の底面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
(実施形態1)
図1は本発明のファンモータ(送風機)の構成を示す図で、(a)は上面図、(b)は(a)のb−b線の断面図である。
図1(a)に示すファンモータ10は、中央部にモータ20が配置され、モータ20の周囲には該モータ20の駆動によって回転するファン30が配置され、ファン30の周囲にはモータ20を支持するケーシング40が配置されている。
モータ20は、まず、ケーシング40の中央部において突出する筒状体21の内部にベアリング22A、22Bを介して回転自在に支持されるシャフト23を有する。
筒状体21の外周面には、ステータ24が取り付けられ、このステータ24は、鉄心24Aと該鉄心24Aに巻回される巻線24Bとから構成されている。
前記シャフト23を軸上に配置し該シャフト23の一端を固定するカップ状部材25を有し、該カップ状部材25は、前記ステータ24を内包するようにして配置されている。
カップ状部材25は、樹脂材からなり、その内周面にモールドによってロータヨーク26が配置され、このロータヨーク26の内周面にはリング状のマグネット27が、ステータ24と間隙を有するようにして固定されている。
カップ状部材25は、その外周面に、該カップ状部材25と一体に成形されたファン30が形成されている。カップ状部材25とファン30はインペラ50を構成するようになっている。
このように構成されたファンモータ10は、巻線24Bに電流を流すことにより、鉄心24Aから磁束流が発生し、マグネット27からの磁束流との相互磁気作用によってシャフト23を中心にインペラ50を回転するようになっている。
図2は、ロータヨーク26(図1(b)参照)と一体化させてインペラ50を成形する方法を示した説明図である。(a)は側面図、(b)は(a)のb−b線の断面図である。なお、図2(a)、(b)に示すロータヨーク26およびインペラ50は、図1(b)に示したロータヨーク26およびインペラ50よりも簡略化して示している。
図2(b)に示すように、円柱状の第1治具60があり、この第1治具60の中心軸上に形成された孔60Aにシャフト23を挿入する。シャフト23は、第1治具60の下面に配置された第2治具70によって下端が当接され、上端は第1治具60から若干突出した状態となっている。シャフト23の第1治具60から突出した上端部には該シャフト23と交差して回転止め具23Aが備えられている。
円柱状の第1治具60は、その上端部の周側面の半径R1が下端部の周側面の半径R2(>R1)よりも小さく形成され、半径の小さい上端部の周側面には円筒状のロータヨーク26が嵌合されている。なお、第1治具60の半径R1の周側面と半径R2の周側面との境界には段差面60Qが形成されている。
この場合、第2治具70には突起体70Pが形成され、該突起体70Pは、第1治具60に形成された貫通孔60Hを通して前記段差面からαの長さで突出され、ロータヨーク26の他端面Tに当接されるようになっている。突起体70Pは、図示されていないが、ロータヨーク26の他端面Tの周方向に沿って等間隔にたとえば3個設けられている。このため、ロータヨーク26は、第1治具60の段差面60Qからαの間隙を有して浮き上がって配置されるようになっている。
そして、図示しない金型を用いて、樹脂材を充填することにより、インペラ50を形成する。インペラ50は、ロータヨーク26の一端側(図中A側)の開口を閉塞し該ロータヨーク26の周側面を被うカップ状部材25と、このカップ状部材25の周側面に形成された複数のファン30と、から構成される。
その後、前記金型、第1治具60、および第2治具70を外すことにより、ロータヨーク26がモールドされたインペラ50を得ることができる。該インペラ50は、そのカップ状部材25の内周面にロータヨーク26を埋設させ、樹脂によって該ロータヨーク26の他端をも被った状態とすることができる。これにより、インペラ50に対してロータヨーク26の軸方向への移動を規制でき、該ロータヨーク26のインペラ50からの脱落を回避することができる。
そして、ロータヨーク26の他端面Tをも被ったモールド樹脂の厚み(図2(b)のαに相当する)を突出体70Pの長さによって容易に調整でき、これにより、インペラ50に対しロータヨーク26をその軸方向の所定の位置に容易に固定できる。
そして、このように、ロータヨーク26を一端側(図中A側)から囲んで一体成形されたモールド樹脂のインペラは、ロータヨーク26の他端面Tを被うモールド樹脂にロータヨーク26の他端面Tの一部を露出させた孔(図1(b)に符号80で示す)が形成されて構成されるようになる。
(実施形態2)
図3は、本発明のインペラ50の実施形態2を示す底面図である。図3に示すように、ロータヨーク26の他端面Tは、その周方向に沿って複数のバランス溝90が形成されている。このバランス溝90は、インペラ50等を回転させた場合、その全体の質量のアンバランスによっていわゆる振れ回り振動が生じるのを回避させるようになっている。すなわち、ロータヨーク26の他端面Tに上述のようなバランス溝90を設け、振れ回り振動が起きないようにこのバランス溝90に接着剤等を盛ることによって、全体の質量のバランスを図るようにしたものとなっている。
この場合においても、図2に示したように、ロータヨーク26の前記他端面Tをモールド樹脂によって被うようになっている。
そして、ロータヨーク26の前記他端面Tを被うモールド樹脂に形成される孔80は、図3に示すように、前記バランス溝90の一部に形成されるようになっている。
これにより、実施形態1に示したように、インペラ50に対してロータヨーク26の軸方向への移動を規制でき、該ロータヨーク26の脱落を回避することができる。また、ロータヨーク26の他端面Tをも被った樹脂の厚み(図2(b)のαに相当する)を突出体70P(図2(b)参照)の長さによって容易に調整でき、これにより、インペラ50に対しロータヨーク26をその軸方向の所定の位置に容易に固定できるようになる。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10……ファンモータ、
20……モータ、
21……筒状体、
22A、22B……ベアリング、
23……シャフト、
23A……回転止め具、
24……ステータ、
24A……鉄心、
24B……巻線、
25……カップ状部材、
26……ロータヨーク、
27……マグネット、
30……ファン、
40……ケーシング、
50……インペラ、
60……第1治具、
60A……孔、
60Q……段差面、
70……第2治具、
70P……突起体、
80……孔、
90……バランス溝。

Claims (2)

  1. ロータヨークを一端側から囲んで一体成形されたモールド樹脂のインペラであって、
    前記ロータヨークの他端面が前記モールド樹脂によって被われ、
    前記ロータヨークの前記他端面を被う前記モールド樹脂に前記ロータヨークの前記他端面の一部を露出させた孔が形成されており
    前記ロータヨークの前記他端面に周方向に沿ってバランス溝が形成され、
    前記孔は前記バランス溝の一部に形成されていることを特徴とするファンモータのインペラ。
  2. 請求項1のインペラを具備することを特徴とするファンモータ。
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