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JP2020133550A - 軸流ファン - Google Patents

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JP2020133550A
JP2020133550A JP2019030529A JP2019030529A JP2020133550A JP 2020133550 A JP2020133550 A JP 2020133550A JP 2019030529 A JP2019030529 A JP 2019030529A JP 2019030529 A JP2019030529 A JP 2019030529A JP 2020133550 A JP2020133550 A JP 2020133550A
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Yuta Yamazaki
雄太 山▲崎▼
青井 英樹
Hideki Aoi
英樹 青井
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Abstract

【課題】ハウジングの放熱性を向上できる軸流ファンを提供することを目的とする。
【解決手段】軸流ファンは、ロータ、動翼、ステータ、及びハウジング400を備える。ハウジング400は、金属製のステータホルダと、ステータホルダの下端部から径方向外方に広がる金属製のベース部420と、ベース部420から径方向外方に延びるリブ部430と、リブ部430の径方向外端部に接続されるハウジング筒部440と、を有する。ハウジング筒部440は、軸方向に延び、動翼を収容する。径方向において、ベース部420とハウジング筒部440との間には、空気が流れる風洞空間WTsが設けられる。該風洞空間WTsには、ベース部420の径方向外側面が露出される。
【選択図】図3

Description

本発明は、軸流ファンに関する。
軸流ファンのモータ部分で発生する熱を放散する手段として、モータハウジングを金属製にすることが考えられる。但し、金属製のモータハウジングは、樹脂製である場合よりもコストが高く且つ重くなる。この点に関して、たとえば特開2016−125345号公報では、樹脂フレームと金属フレームとの2体構造を含むファンフレームの内側に、インペラを装着したモータが配置される軸流ファンを開示する。樹脂フレームの中央には、モータを配置するモータベースが設けられる。また、樹脂フレームは、四角形であり、4つのコーナー部には軸方向に延びる嵌合部を有する。金属フレームは、四角形であり、4つのコーナー部には貫通孔が形成される。金属フレームの貫通孔に樹脂フレームの嵌合部が嵌め込まれることにより、樹脂フレームと金属フレームとが結合される。
軸流ファンでは、ハウジングのモータを囲む部分とモータとの間に形成される風洞を空気が軸方向に流れる。そのため、風洞に露出する部分での放熱が効果的である。
特開2016−125345号公報
しかしながら、ハウジングのモータが配置される部分が樹脂製である場合、該部分が金属製である場合と比べて、風洞に露出する部分への熱伝導が低くなる。そのため、モータで発生した熱をハウジングで十分には放熱できない虞がある。
本発明は、ハウジングの放熱性を向上できる軸流ファンを提供することを目的とする。
本発明の例示的な軸流ファンは、上下方向に延びる中心軸を中心にして回転可能なロータと、前記ロータとともに回転可能である動翼と、前記ロータを駆動するステータと、前記ステータを支持するハウジングと、を備える。前記ハウジングは、軸方向に延び且つ前記ステータを支持する金属製のステータホルダと、前記ステータホルダの下端部から径方向外方に広がる金属製のベース部と、前記ベース部から径方向外方に延び、前記動翼と軸方向に対向するリブ部と、前記リブ部の径方向外端部と接続され、少なくとも一部が樹脂製のハウジング筒部と、を有する。前記ハウジング筒部は、軸方向に延び、前記動翼を収容する。径方向において、前記ベース部と前記ハウジング筒部との間には、前記動翼によって空気が軸方向に流れる風洞空間が設けられる。該風洞空間には、前記ベース部の径方向外側面が露出される。
本発明の例示的な軸流ファンによれば、ハウジングの放熱性を向上することができる。
図1は、実施形態に係る軸流ファンの斜視図である。 図2は、実施形態に係る軸流ファンの構成例を示す断面図である。 図3は、実施形態に係るハウジングの部分的な断面図である。 図4は、第1実施例に係るハウジングの部分的な断面図である。 図5は、第2実施例に係るハウジングの部分的な断面図である。 図6Aは、第3実施例に係る軸流ファンの斜視図である。 図6Bは、第3実施例に係るハウジングの部分的な断面図である。
以下に図面を参照して例示的な実施形態を説明する。
なお、本明細書では、軸流ファン100において、中心軸CAと平行な方向を「軸方向」と呼ぶ。軸方向のうち、後述するハウジング400のベース部420からシャフトホルダ211への向きを「上方」と呼び、シャフトホルダ211からベース部420への向きを「下方」と呼ぶ。各々の構成要素において、上方における端部を「上端部」と呼び、軸方向における上端部の位置を「上端」と呼ぶ。さらに、下方における端部を「下端部」と呼び、軸方向における下端部の位置を「下端」と呼ぶ。また、各々の構成要素の表面において、上方を向く面を「上面」と呼び、下方を向く面を「下面」と呼ぶ。
中心軸CAに直交する方向を「径方向」と呼ぶ。径方向のうち、中心軸CAへと近づく向きを「径方向内方」と呼び、中心軸CAから離れる向きを「径方向外方」と呼ぶ。各々の構成要素において、径方向内方における端部を「径方向内端部」と呼び、径方向における径方向内端部の位置を「径方向内端」と呼ぶ。さらに、径方向外方における端部を「径方向外端部」と呼び、径方向における径方向外端部の位置を「径方向外端」と呼ぶ。また、各々の構成要素の側面において、内方を向く側面を「径方向内側面」と呼び、外方を向く側面を「径方向外側面」と呼ぶ。
中心軸CAを中心とする円周に沿う方向を「周方向」と呼ぶ。
また、本明細書において、「環状」は、中心軸CAを中心とする周方向の全周に渡って切れ目の無く連続的に一繋がりとなる形状のほか、中心軸CAを中心とする全周の一部に切れ目を有する円弧状を含む。
なお、以上に説明した事項は、実際の機器に組み込まれた場合において厳密に適用されるものではない。
<1.実施形態>
図1は、実施形態に係る軸流ファン100の斜視図である。図2は、実施形態に係る軸流ファン100の構成例を示す断面図である。図2は、図1のA−A線に沿う断面図であり、中心軸CAを含む仮想の平面で軸流ファン100を切断した場合での軸流ファン100の断面構造を示している。
<1−1.軸流ファン>
軸流ファン100は、動翼110の回転によって、空気を軸方向に流す送風装置である。図1及び図2に示すように、軸流ファン100は、動翼110と、アウターロータ型のモータ200と、ハウジング400と、を備える。動翼110とモータ200の後述するロータ210とは、単一の部材の部分である。動翼110は、上下方向に延びる中心軸CAを中心としてロータ210とともに回転可能である。モータ200は、動翼110を駆動して回転させる。ハウジング400は、モータ200の後述するステータ220を支持する。なお、ハウジング400の構成は、後に説明する。
また、本実施形態の軸流ファン100はファンモータであり、動翼110とロータ210の後述する保持部材1とは、単一の部材の部分である。但し、本実施形態の例示に限定されず、動翼110は、保持部材1とは別の部材であってもよい。この場合、たとえば、軸流ファン100は、動翼110と、該動翼110が設けられ且つ保持部材1に取り付けられるインペラベースと、を有するインペラをさらに備えてもよい。
<1−2.モータ>
次に、図1から図2を参照して、モータ200の構成を説明する。モータ200は、シャフト201と、ロータ210と、ステータ220と、基板240と、カバー部材250と、樹脂充填部260と、を備える。
シャフト201は、動翼110及びロータ210の回転軸である。シャフト201は、動翼110及びロータ210とともに、上下方向に延びる中心軸CAを中心にして回転可能である。なお、この例示に限定されず、シャフト201は、ステータ220に取り付けられる固定軸であってもよい。なお、シャフト201が固定軸である場合、シャフト201とロータ210との間にロータ210用のベアリングが設けられる。
ロータ210は、上下方向に延びる中心軸CAを中心として回転可能である。軸流ファン100は、ロータ210を備える。ロータ210は、シャフトホルダ211と、有蓋筒状の保持部材1と、ロータヨーク3と、マグネット5と、を有する。
シャフトホルダ211は、モータ200の軸方向上部において、シャフト201に取り付けられる。本実施形態では、シャフトホルダ211は、シャフト201の軸方向上端部に取り付けられ、シャフト201の径方向外側面から径方向外方に広がる。
保持部材1は、マグネット5を保持する。より具体的には、保持部材1は、ロータヨーク3を介してマグネット5を保持する。保持部材1は、天板部11と、円筒部12と、を有する。
天板部11は、径方向に広がる板状である。より具体的には、天板部11は、中心軸CAを中心とし且つ中央に開口を有する円盤形状であり、シャフトホルダ211の径方向外端部から径方向に広がる。
円筒部12は、天板部11の径方向外端部から下方に延びる。円筒部12の径方向外側面には、複数の動翼110が設けられる。円筒部12の径方向内側面には、ロータヨーク3が設けられる。
ロータヨーク3は、磁性材料を用いて形成される。ロータヨーク3は、軸方向に延びる筒状であり、マグネット5を保持する。ロータヨーク3は、保持部材1の径方向内側面に設けられる。ロータヨーク3の径方向内側面には、マグネット5が設けられる。
マグネット5は、ステータ220よりも径方向外方に配置され、ステータ220と径方向に対向する。マグネット5は、互いに異なる磁極、つまりN極とS極とを有する。N極とS極とは、周方向において交互に並ぶ。マグネット5は、本実施形態では中心軸CAを中心とする環状である。但し、この例示に限定されず、マグネット5は、周方向に並ぶ複数のセグメントマグネットを有してもよい。
次に、ステータ220は、ロータ210を駆動する。軸流ファン100は、ステータ220を備える。より具体的には、ステータ220は、モータ200が駆動される際にロータ210を駆動して周方向に回転させる。ステータ220は、中心軸CAを中心とする環状である。
ステータ220は、ステータコア221と、インシュレータ222と、複数のコイル部223と、を有する。ステータコア221は、中心軸CAを中心とする環状の磁性体であり、本実施形態では板状の電磁鋼板が複数積層された積層体である。本実施形態では、ステータコア221の径方向内端部は、ハウジング400の後述するステータホルダ410の径方向外側面に固定される。ステータコア221の径方向外側面は、マグネット5と径方向に対向する。インシュレータ222は、ステータコア221の少なくとも一部を覆う。インシュレータ222は、樹脂材料などを用いた絶縁部材である。複数のコイル部223はそれぞれ、導線(符号省略)がインシュレータ222を介してステータコア221に巻き付けられた巻線部材である。導線の端部は、基板240と電気的に接続される。
基板240は、コイル部223の導線、及び、ハウジング400の外部に引き出される接続線(図示省略)と電気的に接続される。本実施形態では、基板240は、ベース部420の内部に収容される。
カバー部材250は、有蓋筒状であり、ステータ220を収容する。カバー部材250は、ベース部420の上端部の開口(符号省略)を覆う。カバー部材250の蓋部分(符号省略)は、中心軸CAを中心とし且つ中央に開口を有する円盤形状であり、径方向に広がる。蓋部分中央の開口には、シャフト201及びステータホルダ410が挿通される。カバー部材250の筒部分(符号省略)は、蓋部分の径方向外端部から下方に延びる。該筒部分の下端部は、本実施形態では外筒部422の上端部の内側に嵌め込まれる。但し、この例示に限定されず、該筒部分の下端部は、たとえばスナップフィットなどにより、外筒部422の上端部に連結されてもよい。
樹脂充填部260は、本実施形態では、樹脂材料を用いてベース部420及びカバー部材250の内部に充填される。樹脂充填部260は、ステータ220の少なくとも一部を覆う。さらに、樹脂充填部260は、基板240なども覆う。こうすれば、樹脂充填部260によってステータの防水性及び防塵性を向上できる。なお、ステータ220で発生する熱は、ハウジング400の後述する金属部分に伝達されて放熱される。従って、樹脂充填部260に起因するステータ220の過熱は抑制できる。
<1−3.ハウジング>
次に、図1及び図2を参照して、ハウジング400の構成を説明する。ハウジング400の一部は、樹脂製である。ハウジング400の残りの一部は、金属製である。ハウジング400の金属部分の材料は、好ましくは、非磁性材料である。たとえば、該材料には、ADC12などのアルミニウム合金、マグネシウム合金、亜鉛及びその合金、オーステナイト系のステンレス鋼などを用いることができる。
ハウジング400は、ステータホルダ410と、ベース部420と、リブ部430、ハウジング筒部440と、フランジ部450と、を有する。
ステータホルダ410は、金属製であり、軸方向に延びる筒状である。ステータホルダ410は、ステータ220を支持する。ステータホルダ410は、ベアリング411を備える。ベアリング411は、ステータホルダ410の内部の上部及び下部に配置される。さらに、ステータホルダ410及びベアリング411には、シャフト201が挿入される。ステータホルダ410は、ベアリング411を介してシャフト201を回転可能に支持する。なお、ベアリング411は、本実施形態ではボールベアリングであるが、この例示に限定されず、たとえばスリーブベアリングなどであってもよい。
ベース部420は、金属製であり、ステータホルダ410の下端部から径方向外方に広がる。ベース部420は、有底筒状である。ベース部420は、底蓋部421と、外筒部422と、を有する。底蓋部421は、中心軸CAを中心とし且つ中央に開口を有する円盤形状であり、ステータホルダ410の下端部から径方向外方に広がる。外筒部422は、底蓋部421の径方向外端部から上方に延びる筒状である。
リブ部430は、ベース部420とハウジング筒部440とを繋ぐ。リブ部430は、本実施形態では複数である。リブ部430は、ベース部420から径方向外方に延び、動翼110と軸方向に対向する。リブ部430の径方向における内縁部は、ベース部420の径方向外側面に接続される。さらに、リブ部430の径方向における外縁部は、ハウジング筒部440の径方向内側面に接続される。
リブ部430は、軸方向に延び、下方に向かうにつれて動翼110の回転方向に傾く。リブ部430は、静翼として機能し、動翼110の回転によって上方から下方に向かう空気の流れを整流する。また、リブ部430の正圧面には、広い面積に渡って空気の流れが当たる。そのため、リブ部430においても、伝達された熱を放熱できる。このような効果は、たとえばリブ部430の少なくとも一部が金属製である場合、特に有効である。
ハウジング筒部440の少なくとも一部は、樹脂製である。ハウジング筒部440は、リブ部430の径方向外端部と接続され、リブ部430を介してベース部420を保持する。ハウジング筒部440は、軸方向に延び、動翼110を収容する。本実施形態ではさらに、ハウジング筒部440は、モータ200、ステータホルダ410、ベース部420、及びリブ部430などを内部に収容する。モータ200の円筒部12とハウジング筒部440との間、及び、ハウジング400の後述する外筒部422とハウジング筒部440との間には、軸方向に延びる風洞WTが設けられる。軸流ファン100が駆動する際、該風洞WTには、動翼110の回転によって下方に空気が流れる。
径方向において、ベース部420とハウジング筒部440との間には、動翼110によって空気が軸方向に流れる風洞WTのうちの一部の空間が設けられる。以下では、該一部の空間を、風洞空間WTsと呼ぶ。風洞空間WTsには、ベース部420の径方向外側面が露出される。
前述の如く、ステータホルダ410及びベース部420が金属製であるため、ステータ220などで発生した熱が、ステータホルダ410を経由してベース部420に効率よく伝達される。ベース部420に伝達された熱は、ベース部420の該風洞空間WTsに面する径方向外側面で放熱される。従って、ハウジング400の放熱性を向上できる。
なお、ステータホルダ410の材料とベース部420の材料は、好ましくは、同じ金属材料である。こうすれば、温度変化又は経時変化による両者の結合力は、両者の材料が異なる場合と比べて、変化し難く、安定する。従って、ステータホルダ410及びベース部420での振動及び騒音の発生を抑制できる。但し、本実施形態の例示に限定されず、両者の材料は、異なってもよい。
本実施形態では、ステータホルダ410とベース部420とは、単一の部材の部分である。こうすれば、ステータ220からステータホルダ410を経由してベース部420に伝達される熱は、ステータホルダ410とベース部420とが別部材である場合と比べて、さらに良好に伝導される。従って、より多くの熱をベース部420の該風洞空間WTsに面する径方向外側面で放熱できる。また、ステータホルダ410及びベース部420が別体である構成と比べて、ハウジング400の剛性が高い。従って、ステータホルダ410及びベース部420での振動及び騒音の発生を効果的に抑制できる。さらに、ステータホルダ410とベース部420との組み立て工程を省略できる。
但し、本実施形態の例示に限定されず、ステータホルダ410とベース部420とは、別部材であってもよい。このようにしても、両者の材料が同じであれば、温度変化又は経時変化による両者の結合力は、両者の材料が異なる場合と比べて、変化し難く、安定する。従って、振動及び騒音を発生し難くできる。但し、両者は、異なる材料の別部材であってもよい。
フランジ部450は、ハウジング筒部440の下端部から径方向外方に延びる(図1参照)。
<1−4.ハウジングの金属部分>
次に、第1実施例から第4実施例を挙げて、ハウジング400の金属部分の構成を説明する。
<1−4−1.第1実施例>
図3は、第1実施例に係るハウジング400の部分的な断面図である。図3は、図2の破線で囲まれた部分Bに対応し、図1のA−A線に沿うハウジング400の部分的な断面を周方向から見ている。
第1実施例では図3に示すように、ハウジング400は、第1連結部401をさらに有する。第1連結部401は、ベース部420の径方向における外縁部とリブ部430の径方向における内縁部との間に設けられる。第1連結部401は、ベース部420とリブ部430とを繋ぐ。第1連結部401には、第1凸部4011と、第1凹部4012と、が設けられる。
図3では、ベース部420が、第1凸部4011を有する。第1凸部4011は、ベース部420の径方向における外縁部に設けられ、より具体的には外筒部422の径方向外側面に設けられる。第1凸部4011は、ベース部420の径方向における外縁部からリブ部430の径方向における内縁部に向かって突出する。また、図3では、リブ部430が、第1凹部4012を有する。第1凹部4012は、リブ部430の径方向における内縁部に設けられ、第1凸部4011が突出する方向と同じ方向に凹む。但し、図3の例示に限定されず、ベース部420が第1凹部4012を有し、リブ部430が第1凸部4011を有してもよい。
つまり、第1連結部401において、第1凸部4011が、ベース部420の径方向における外縁部、及びリブ部430の径方向における内縁部のうちの一方に設けられればよい。この場合、第1凸部4011は、該一方から他方に向かって突出する。さらに、第1凹部4012が、該他方に設けられればよい。この場合、第1凹部4012は、第1凸部4011が突出する方向と同じ方向に凹む。
第1連結部401において、第1凸部4011は、第1凹部4012内に収容され、軸方向において該第1凹部4012によって狭持される。こうすれば、たとえばベース部420とリブ部430とが異なる材料で形成されていても、軸方向において第1凹部4012が第1凸部4011を狭持することによって、両者を強固に固定できる。このような構造は、たとえばアウトサート成型などにより実現できる。ここで、図3では、径方向において第1凸部4011を第1凹部4012に嵌めることで、両者が連結される。但し、図3の例示に限定されず、軸方向又は周方向において、第1凸部4011を第1凹部4012に嵌めて、両者を連結してもよい。
なお、図3において、リブ部430は、樹脂製である。さらに、ハウジング筒部440も樹脂製であり、両者は単一の部材の部分である。つまり、リブ部430の径方向における外縁部は、ハウジング筒部440の径方向内側面と連続的に繋がる。
ただし、この例示に限定されず、リブ部430の少なくとも一部は、金属製であってもよい。より具体的には、複数のリブ部430うちの少なくとも一部のリブ部430が、金属製であってもよい。こうすれば、金属製のリブ部430には、ステータ220などで発生した熱が、ステータホルダ410及びベース部420を経由して良好に伝達される。金属製のリブ部430では、ベース部420とハウジング筒部440との間の風洞空間WTsを軸方向に流れる空気が当たるので、十分な放熱ができる。従って、ハウジング400の放熱性をより高めることができる。
金属製のリブ部430には、好ましくは、ベース部420と同じ金属材料が用いられる。こうすれば、製造コストを下げることができる。但し、この例示に限定されず、金属製のリブ部430には、ベース部420とは異なる金属材料が用いられてもよい。
<1−4−2.第2実施例>
図4は、第2実施例に係るハウジング400の部分的な断面図である。図4は、図2の破線で囲まれた部分Bに対応し、図1のA−A線に沿うハウジング400の部分的な断面を周方向から見ている。
第2実施例において、リブ部430の少なくとも一部は、金属製である。より具体的には図4に示すように、1個のリブ部430のうちの一部分が金属製である。こうすれば、リブ部430の金属部分には、ステータ220などで発生した熱が、ステータホルダ410及びベース部420を経由して良好に伝達される。この金属部分には、ベース部420とハウジング筒部440との間の風洞空間WTsを軸方向に流れる空気が当たるので、十分な放熱ができる。従って、このようにしても、ハウジング400の放熱性をより高めることができる。
第2実施例では図4に示すように、リブ部430は、金属製の第1リブ片431と、樹脂製の第2リブ片432と、を有する。
第1リブ片431とベース部420とは、単一の部材の部分である。そのため、第1リブ片431の径方向における内縁部は、ベース部420の径方向における外縁部と連続的に繋がる。但し、図4の例示に限定されず、第1リブ片431の径方向における内縁部は、第1実施例と同様に第1連結部401によって、ベース部420の径方向における外縁部に連結されてもよい。
第2リブ片432とハウジング筒部440とは単一の部材の部分である。ここで、図4において、ハウジング筒部440は樹脂製である。そのため、第2リブ片432の径方向における外縁部は、ハウジング筒部440の径方向における内縁部と連続的に繋がる。但し、図4の例示に限定されず、或いは、第2リブ片432の径方向における外縁部は、後述する第3実施例と同様に第3連結部403によって、ハウジング筒部440の径方向における内縁部に連結されてもよい。
ハウジング400は、第2連結部402をさらに有する。第2連結部402は、第1リブ片431の径方向における外縁部と第2リブ片432の径方向における内縁部との間に設けられ、第1リブ片431と第2リブ片432とを繋ぐ。第2連結部402には、第2凸部4021と、第2凹部4022と、が設けられる。
図4では、第1リブ片431が、第2凸部4021を有する。第2凸部4021は、第1リブ片431の径方向における外縁部に設けられ、第1リブ片431の径方向における外縁部から第2リブ片432の径方向における内縁部に向かって突出する。また、図4では、第2リブ片432が、第2凹部4022を有する。第2凹部4022は、第2リブ片432の径方向における内縁部に設けられ、第2凸部4021が突出する方向と同じ方向に凹む。但し、図4の例示に限定されず、第1リブ片431が第2凹部4022を有し、第2リブ片432が第2凸部4021を有してもよい。
つまり、第2連結部402において、第1リブ片431の径方向における外縁部、及び第2リブ片432の径方向における内縁部のうちの一方に、第2凸部4021が設けられればよい。この場合、第2凸部4021は、該一方から他方に向かって突出する。さらに、第2凹部4022が、該他方に設けられればよい。この場合、第2凹部4022は、第2凸部4021が突出する方向と同じ方向に凹む。
第2連結部402において、第2凸部4021は、第2凹部4022内に収容され、軸方向において該第2凹部4022によって狭持される。こうすれば、たとえば第1リブ片431と第2リブ片432とが異なる材料で形成されていても、軸方向において第2凹部4022が第2凸部4021を狭持することによって、両者を強固に固定できる。このような構造は、アウトサート成型などにより実現できる。ここで、図4では、径方向において第2凸部4021を第2凹部4022に嵌めることで、両者が連結される。但し、図4の例示に限定されず、軸方向又は周方向において、第2凸部4021を第2凹部4022に嵌めて、両者を連結してもよい。
<1−4−3.第3実施例>
図5は、第3実施例に係るハウジング400の部分的な断面図である。図5は、図2の破線で囲まれた部分Cに対応し、図1のA−A線に沿うハウジング400の部分的な断面を周方向から見ている。
第3実施例において、リブ部430の少なくとも一部は金属製であり、ハウジング筒部440は樹脂製である。図5に示すように、ハウジング400は、第3連結部403をさらに有する。第3連結部403は、リブ部430の径方向における外縁部とハウジング筒部440の径方向における内縁部との間に設けられる。第3連結部403は、リブ部430とハウジング筒部440とを繋ぐ。第3連結部403には、第3凸部4031と、第3凹部4032と、が設けられる。
図5では、リブ部430が、第3凸部4031を有する。第3凸部4031は、リブ部430の径方向における外縁部に設けられる。第3凸部4031は、リブ部430の径方向における外縁部からハウジング筒部440の径方向における内縁部に向かって突出する。また、図5では、ハウジング筒部440が、第3凹部4032を有する。第3凹部4032は、ハウジング筒部440の径方向における内縁部に設けられ、第3凸部4031が突出する方向と同じ方向に凹む。但し、図5の例示に限定されず、リブ部430が第3凹部4032を有し、ハウジング筒部440が第3凸部4031を有してもよい。
つまり、第3連結部403において、第3凸部4031が、リブ部430の径方向における外縁部、及びハウジング筒部440の径方向における内縁部のうちの一方に設けられればよい。この場合、第3凸部4031は、該一方から他方に向かって突出する。さらに、第3凹部4032が、該他方に設けられればよい。この場合、第3凹部4032は、第3凸部4031が突出する方向と同じ方向に凹む。
第3連結部403において、第3凸部4031は、第3凹部4032内に収容され、軸方向において該第3凹部4032によって狭持される。こうすれば、たとえばリブ部430とハウジング筒部440とが異なる材料で形成されていても、軸方向において第3凹部4032が第3凸部4031を狭持することによって、両者を強固に固定できる。このような構造は、たとえばアウトサート成型などにより実現できる。ここで、図5では、径方向において第3凸部4031を第3凹部4032に嵌めることで、両者が連結される。但し、図5の例示に限定されず、軸方向又は周方向において、第3凸部4031を第3凹部4032に嵌めて、両者を連結してもよい。
なお、第3実施例において、リブ部430とベース部420とは、単一の部材の部分であってもよい。さらに、リブ部430の材料は、ベース部420の材料と同じ金属材料であってもよい。つまり、リブ部430の径方向における内縁部は、ベース部420の径方向における外縁部と連続的に繋がっていてもよい。
或いは、第3実施例において、ベース部420の径方向における外縁部とリブ部430の径方向における内縁部との間に、第1実施例と同様の第1連結部401が設けられてもよい。つまり、リブ部430の径方向における内縁部は、第2凹部4022による第1凸部4011の狭持により、ベース部420の径方向における外縁部に固定されてもよい。
若しくは、第3実施例において、リブ部430は、第1リブ片431と、第2リブ片432と、を有してもよい。この際、第1リブ片431とベース部420とは単一の部材の部分であり、第2リブ片432は第3連結部403によってハウジング筒部440に連結される。さらに、第1リブ片431の径方向における外縁部と第2リブ片432の径方向における内縁部との間に、第2実施例と同様の第2連結部402が設けられてもよい。つまり、第1リブ片431の径方向における外縁部は、第2凹部4022による第2凸部4021の狭持により、第2リブ片432の径方向における内縁部に固定されてもよい。この場合、第2リブ片432の径方向における外縁部が、第3連結部403によって、ハウジング筒部440の径方向における内縁部に連結される。
<1−4−4.第4実施例>
図6Aは、第4実施例に係る軸流ファン100の斜視図である。図6Bは、第4実施例に係るハウジング400の部分的な断面図である。図6Bは、図2の破線で囲まれた部分Cに対応し、図6AのD−D線に沿うハウジング400の部分的な断面を周方向から見ている。
第4実施例において、リブ部430の少なくとも一部は、金属製である。ハウジング筒部440は、金属製の第1ハウジング筒部441と、第2ハウジング筒部442と、を有する。第2ハウジング筒部442は、第1ハウジング筒部441の上端部に取り付けられる。第1ハウジング筒部441とリブ部430又はその金属部分とは、単一の部材の部分である。第2ハウジング筒部442の少なくとも一部は、樹脂製である。
ハウジング筒部440の一部を金属製にすることで、ハウジング筒部440の剛性を向上できる。そのため、ハウジング筒部440の厚さをより薄くできるので、ベース部420とハウジング筒部440との間の風洞空間WTsの径方向サイズをより大きくして、空気の流通面積をより広くできる。
また、ステータ220などで発生してステータホルダ410、ベース部420、金属製のリブ部430を経由して伝達される熱をさらに第1ハウジング筒部441からも良好に放熱できる。従って、ハウジング400の放熱性をさらに高めることができる。
第1ハウジング筒部441は、軸方向に延びる第1円筒部4411と、環状の内壁部4412と、を有する。内壁部4412は、第1円筒部4411の上面から上方に突出し、周方向に延びる。図6Bでは、内壁部4412は、第1円筒部4411の上面の径方向内端部から突出する。
第2ハウジング筒部442は、軸方向に延びる第2円筒部4421と、環状の外壁部4422と、を有する。外壁部4422は、第2円筒部4421の下面から下方に突出し、周方向に延びる。図6Bでは、外壁部4422は、第2円筒部4421の下面の径方向外端部から突出し、内壁部4412の径方向外方に配置される。
内壁部4412の径方向外側面は、外壁部4422の径方向内側面に接する。こうすれば、第1ハウジング筒部441及び第2ハウジング筒部442をより強固に連結できる。たとえば、金属製の第1ハウジング筒部441と樹脂製の第2ハウジング筒部442とをアウトサート成型する際、樹脂の熱収縮によって第2ハウジング筒部442の外壁部4422が第1ハウジング筒部441の内壁部4412を径方向内方に押圧することにより、両者を強固に連結できる。或いは、内壁部4412は、外壁部4422の内側に嵌め込まれてもよい。若しくは、内壁部4412は、外壁部4422の内側に挿通され、接着剤などを用いて外壁部4422に接着されてもよい。
また、前述の如く、ハウジング400は、フランジ部450を有する。第4実施例では、フランジ部450は、第1ハウジング筒部441の下端部から径方向外方に延びる。該フランジ部450は、好ましくは金属製であり、さらに好ましくは第1ハウジング筒部441と同じ金属製である。さらに、より好ましくは、フランジ部450と第1ハウジング筒部441とは、単一の部材の部分である。軸流ファン100の取り付けに使用するフランジ部450を金属製とすることで、ハウジング400の放熱性をより高めることができる。さらに、該フランジ部450と第1ハウジング筒部441とを単一の部材の部分とすることで、ハウジング400の放熱性をさらに高めることができる。また、軸流ファン100を強固且つ確実に取り付けることができるので、振動及び騒音の発生をさらに効果的に抑制できる。
<2.その他>
以上、本発明の実施形態を説明した。なお、本発明の範囲は上述の実施形態に限定されない。本発明は、発明の主旨を逸脱しない範囲で上述の実施形態に種々の変更を加えて実施することができる。また、上述の実施形態で説明した事項は、矛盾を生じない範囲で適宜任意に組み合わせることができる。
本発明は、空気が流れる空間にハウジングの一部が露出する送風装置に有用である。
100・・・軸流ファン、110・・・動翼、200・・・モータ、201・・・シャフト、210・・・ロータ、211・・・シャフトホルダ、220・・・ステータ、221・・・ステータコア、222・・・インシュレータ、223・・・コイル部、240・・・基板、250・・・カバー部材、260・・・樹脂充填部、1・・・保持部材、11・・・天板部、12・・・円筒部、3・・・ロータヨーク、5・・・マグネット、400・・・ハウジング、401・・・第1連結部、4011・・・第1凸部、4012・・・第1凹部、402・・・第2連結部、4021・・・第2凸部、4022・・・第2凹部、403・・・第3連結部、4031・・・第3凸部、4032・・・第3凹部、410・・・ステータホルダ、411・・・ベアリング、420・・・ベース部、421・・・底蓋部、422・・・外筒部、430・・・リブ部、431・・・第1リブ部、432・・・第2リブ部、440・・・ハウジング筒部、441・・・第1ハウジング筒部、4411・・・第1円筒部、4412・・・内壁部、442・・・第2ハウジング筒部、4421・・・第2円筒部、4422・・・外壁部、450・・・フランジ部、WT・・・風洞、WTs・・・風洞空間、CA・・・中心軸

Claims (11)

  1. 上下方向に延びる中心軸を中心にして回転可能なロータと、
    前記ロータとともに回転可能である動翼と、
    前記ロータを駆動するステータと、
    前記ステータを支持するハウジングと、
    を備え、
    前記ハウジングは、
    軸方向に延び且つ前記ステータを支持する金属製のステータホルダと、
    前記ステータホルダの下端部から径方向外方に広がる金属製のベース部と、
    前記ベース部から径方向外方に延び、前記動翼と軸方向に対向するリブ部と、
    前記リブ部の径方向外端部と接続され、少なくとも一部が樹脂製のハウジング筒部と、
    を有し、
    前記ハウジング筒部は、軸方向に延び、前記動翼を収容し、
    径方向において、前記ベース部と前記ハウジング筒部との間には、前記動翼によって空気が軸方向に流れる風洞空間が設けられ、
    該風洞空間には、前記ベース部の径方向外側面が露出される、軸流ファン。
  2. 前記ステータホルダ及び前記ベース部は、単一の部材の部分である、請求項1に記載の軸流ファン。
  3. 前記ベース部の径方向における外縁部と前記リブ部の径方向における内縁部との間には、前記ベース部と前記リブ部とを繋ぐ第1連結部が設けられ、
    前記第1連結部において、
    前記ベース部の径方向における外縁部、及び前記リブ部の径方向における内縁部のうちの一方から他方に向かって突出する第1凸部が、前記一方に設けられ、前記第1凸部が突出する方向と同じ方向に凹む第1凹部が、前記他方に設けられ、
    前記第1凸部は、前記第1凹部内に収容され、軸方向において該第1凹部によって狭持される、請求項1又は請求項2に記載の軸流ファン。
  4. 前記リブ部の少なくとも一部と前記ベース部とは、単一の部材の部分である、請求項1又は請求項2に記載の軸流ファン。
  5. 前記リブは、金属製の第1リブ片と、樹脂製の第2リブ片と、を有し、
    前記第1リブ片と前記ベース部とは、単一の部材の部分であり、
    前記第2リブ片と前記ハウジング筒部とは、単一の部材の部分であり、
    前記第1リブ片の径方向における外縁部と前記第2リブ片の径方向における内縁部との間には、前記第1リブ片と前記第2リブ片とを繋ぐ第2連結部が設けられ、
    前記第2連結部において、
    前記第1リブ片の径方向における外縁部、及び前記第2リブ片の径方向における内縁部のうちの一方から他方に向かって突出する第2凸部が、前記一方に設けられ、
    前記第2凸部が突出する方向と同じ方向に凹む第2凹部が、前記他方に設けられ、
    前記第2凸部は、前記第2凹部内に収容され、軸方向において該第2凹部によって狭持される、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の軸流ファン。
  6. 前記リブ部の径方向における外縁部と前記ハウジング筒部の径方向における内縁部との間には、前記リブ部と前記ハウジング筒部とを繋ぐ第3連結部が設けられ、
    前記第3連結部において、
    前記リブ部の径方向における外縁部、及び前記ハウジング筒部の径方向における内縁部のうちの一方から他方に向かって突出する第3凸部が、前記一方に設けられ、
    前記第3凸部が突出する方向と同じ方向に凹む第3凹部が、前記他方に設けられ、
    前記第3凸部は、前記第3凹部内に収容され、軸方向において該第3凹部によって狭持される、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の軸流ファン。
  7. 前記リブ部の少なくとも一部は、金属製であり
    前記ハウジング筒部は、
    金属製の第1ハウジング筒部と、
    前記第1ハウジング筒部の上端部に取り付けられる第2ハウジング筒部と、
    を有し、
    前記第1ハウジング筒部と前記リブ部とは、単一の部材の部分である、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の軸流ファン。
  8. 前記第1ハウジング筒部は、
    軸方向に延びる第1円筒部と、
    前記第1円筒部の上面から上方に突出し且つ周方向に延びる環状の内壁部と、
    を有し、
    前記第2ハウジング筒部は、
    軸方向に延びる第2円筒部と、
    前記第2円筒部の下面から下方に突出し且つ周方向に延びる環状の外壁部と、
    を有し、
    前記内壁部の径方向外側面は、前記外壁部の径方向内側面に接する、請求項7に記載の軸流ファン。
  9. 前記ハウジングは、前記第1ハウジング筒部の下端部から径方向外方に延びる金属製のフランジ部をさらに有する、請求項7又は請求項8に記載の軸流ファン。
  10. 前記リブ部は、軸方向に延び、下方に向かうにつれて前記動翼の回転方向に傾く、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の軸流ファン。
  11. 前記ステータの少なくとも一部を覆う樹脂充填部をさらに備える、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の軸流ファン。
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