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JP6059747B2 - ストレッチ包装機 - Google Patents

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JP6059747B2 JP2015023459A JP2015023459A JP6059747B2 JP 6059747 B2 JP6059747 B2 JP 6059747B2 JP 2015023459 A JP2015023459 A JP 2015023459A JP 2015023459 A JP2015023459 A JP 2015023459A JP 6059747 B2 JP6059747 B2 JP 6059747B2
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Description

本発明は、ストレッチ包装機に関する。
生鮮食料品などの被包装物を包装する装置として、ストレッチ包装機が知られている。ストレッチ包装機は、例えば、特許文献1(特開2006−327670号公報)に示されるように、ストレッチされた状態のフィルムに対して被包装物を押し上げ、その状態で、フィルムを被包装物の下側に折り込んで包装する。この文献に開示されているストレッチ包装機では、フィルムロールから繰り出されたフィルムが、上下一対の搬送ベルトによって搬送されている。
上述のストレッチ包装機では、搬送時にフィルムを挟む上下一対の搬送ベルトとは別にクランプ装置を設け、搬送ベルトによる搬送後のフィルムの両側端部を、クランプ装置(保持部)によって挟持している。そして、クランプ装置に保持されたフィルムに対して被包装物が押し上げられ、包装動作が開始される。
そして、クランプ装置は、両側それぞれに配置された搬送ベルトの内側においてフィルムを保持するように配置されており、搬送ベルトによるフィルムの搬送時にはフィルムに力を加えていない。
しかし、このようにクランプ装置が搬送ベルトから離れた構造を採るストレッチ包装機では、搬送ベルトに保持されながら搬送されるフィルムの一部、例えば搬送方向の先頭部分が搬送ベルトから外れて垂れ下がる場合がある。この場合には、包装動作前にフィルムが弛んだ状態となって包装の見栄えが悪くなったり、フィルムの搬送に支障が出たりする。
本発明の課題は、包装動作のためにフィルムを保持する保持部が搬送用のベルトとは別に設けられている場合にも、フィルムの搬送を安定して行うことができるストレッチ包装機を提供することにある。
本発明の第1観点に係るストレッチ包装機は、搬送部と、保持部と、包装部と、制御部とを備えている。搬送部は、フィルムロールから引き出されたフィルムを搬送する。保持部は、搬送部によって搬送されたフィルムを保持する。包装部は、保持部によって保持されたフィルムに対して被包装物を押し当て、フィルムによって被包装物を包装する。制御部は、搬送部、保持部および包装部の動作を制御する。また、搬送部は、第1搬送ユニットと、力付与部とを有している。第1搬送ユニットは、フィルムの端部を挟む第1ベルトおよび第2ベルトを含む。力付与部は、第1ベルトと第2ベルトとがフィルムを挟む力が増すように、第1ベルトに力を加える。そして、制御部は、搬送部によるフィルムの搬送時に、力付与部による力が第1ベルトに加わり、搬送部によるフィルムの搬送の後に、第1ベルトに加わっていた力付与部による力が解除されるように、力付与部を制御する。
このストレッチ包装機では、フィルムの搬送時に、そのフィルムの端部を挟む第1ベルトおよび第2ベルトの一方(第1ベルト)に力付与部からの力が加わるため、両ベルトがフィルムを挟む力が強くなる。これにより、フィルムの搬送が安定的に行われることになる。一方、フィルムの搬送の後には、力付与部から第1ベルトに加わっていた力が解除されるので、搬送されたフィルムが過剰に両ベルトに拘束される状態がなくなり、保持部によって保持されたフィルムに対する包装部による被包装物の包装動作も、良好に行われる。
本発明の第2観点に係るストレッチ包装機は、第1観点に係るストレッチ包装機であって、制御部は、搬送部によるフィルムの搬送の後に、保持部によってフィルムを保持し、第1ベルトに加わっていた力付与部による力が解除された状態において包装部による包装動作を行わせる。
このストレッチ包装機では、包装動作の前に、力付与部から第1ベルトに加わっていた力が解除されるため、フィルムが両ベルトに過剰に拘束されていない状態で包装動作を開始することができる。これにより、包装動作が安定する。
本発明の第3観点に係るストレッチ包装機は、第1観点又は第2観点に係るストレッチ包装機であって、保持部は、第1保持面が形成された第1保持部材と、その第1保持面に対向する第2保持面が形成された第2保持部材と、を有している。そして、第1保持部材および第2保持部材は、第1ベルトと第2ベルトとの間に位置するフィルムの一部分とは別の部分を挟むことで、フィルムを保持する。
このストレッチ包装機では、保持部の両保持部材が挟むフィルムの部分が、第1ベルトと第2ベルトとの間のフィルムの部分ではなく、その部分から離れた位置にある。このため、保持部によるフィルムの保持部分の位置を、包装動作に適した位置にセットすることができる。
本発明の第4観点に係るストレッチ包装機は、第3観点に係るストレッチ包装機であって、力付与部は、第1ベルトを押す押圧面が形成された押圧部材と、その押圧部材を動かす駆動部と、を有している。そして、押圧部材の押圧面の面積は、第1保持部材の第1保持面よりも小さい。
このストレッチ包装機では、力付与部の押圧部材の押圧面の面積が小さく、それよりも保持部の第1保持部材の第1保持面の面積が大きい。これにより、フィルムに対して被包装物を押し当てる際に、保持部によって強くフィルムを保持させることができる。また、フィルムの搬送時には、押圧部材の押圧面と第1ベルトとの間の摩擦抵抗を抑制することができる。
本発明の第5観点に係るストレッチ包装機は、第1観点から第4観点のいずれかに係るストレッチ包装機であって、第1搬送ユニットは、第1ベルトおよび第2ベルトによってフィルムの一方の端部を挟んで、フィルムを搬送する。搬送部は、第2搬送ユニットをさらに有している。その第2搬送ユニットは、第3ベルトおよび第4ベルトによってフィルムの他方の端部を挟んで、フィルムを搬送する。また、第5観点に係るストレッチ包装機は、第1ユニット移動部と、第2ユニット移動部とをさらに備えている。第1ユニット移動部は、第1搬送ユニットを、フィルムの搬送方向と交差するフィルム幅方向に移動させる。第2ユニット搬送部は、第2搬送ユニットを、フィルム幅方向に移動させる。そして、制御部は、フィルムの幅寸法に応じて、第1ユニット移動部を制御することで第1距離を変え、第2ユニット移動部を制御することで第2距離を変える。第1距離は、第1搬送ユニットの第1ベルトおよび第2ベルトが挟むフィルムの一方の端部の、フィルムの一方の端縁からの距離である。第2距離は、第2搬送ユニットの第3ベルトおよび第4ベルトが挟むフィルムの他方の端部の、フィルムの他方の端縁からの距離である。
このストレッチ包装機では、第1ベルトおよび第2ベルトによってフィルムの一方の端部を挟む第1搬送ユニットと、第3ベルトおよび第4ベルトによってフィルムの他方の端部を挟む第2搬送ユニットとが、ともにフィルム幅方向に移動する構成を採っている。そして、各搬送ユニットをフィルムの幅寸法に応じて移動させることで、第1距離および第2距離をフィルムの幅寸法に応じて変えている。これにより、各搬送ユニットの両ベルトによるフィルム挟持部分のフィルム端縁からの距離を、フィルム幅に応じて適切な距離にセットすることが可能になり、フィルム搬送時のフィルムの弛みが抑制される、あるいは、フィルムが各搬送ユニットの両ベルトの間から抜け落ちることが抑制される。
本発明の第6観点に係るストレッチ包装機は、第5観点に係るストレッチ包装機であって、制御部は、フィルムの幅寸法が大きくなると、第1距離を大きくし、第2距離も大きくする。
このストレッチ包装機では、フィルムの幅寸法が大きくなると第1距離および第2距離が大きくなるため、フィルムの幅寸法が小さいときよりも大きいときのほうが、各搬送ユニットはフィルムをフィルム幅方向の内側部分において両ベルトで挟持しながらフィルム搬送を行うことになる。これにより、フィルムのフィルム幅方向の中央部分の垂れ下がりが小さくなり、フィルム搬送が安定する。
本発明に係るストレッチ包装機によれば、フィルム搬送時の両ベルトによるフィルム挟持力が強まってフィルム搬送が安定するとともに、フィルムの搬送の後には両ベルトによる過剰のフィルム拘束がなくなって包装動作が良好に行われる。
本発明の一実施形態に係るストレッチ包装機の外観斜視図。 ストレッチ包装機の内部の正面概略図。 図2のIII−IIIの矢視斜視図。 ストレッチ包装機の内部の正面概略図。 フィルム差し込み板ユニットの概略平面図。 ストレッチ包装装置の内部の平面概略図。 第1ユニット、第2ユニットおよび2つのユニット移動装置の相関図。 ベルトを除く第2ユニットの斜視図。 第2ユニットの側面概略図。 押圧部材から上ベルトに力が加わった状態の第2ユニットの側面概略図。 各クランプ部材および押圧部材の平面配置図。 制御装置の制御対象の一部を示す図。 ストレッチ包装装置の動作説明図。 ストレッチ包装装置の動作説明図。 ストレッチ包装装置の動作説明図。 ストレッチ包装装置の動作説明図。 ストレッチ包装装置の動作説明図。 フィルム搬送時のソレノイド制御を示す図。 フィルム搬送・保持機構の各ユニットのフィルム幅に応じた前後移動制御を示す図。 フィルムの幅寸法に応じた適正な第1距離および第2距離を示す図。 変形例Cに係るストレッチ包装機の内部の正面概略図。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係るストレッチ包装機1について説明する。
(1)ストレッチ包装機1の構成
図1は、ストレッチ包装機1の外観斜視図である。以下の説明において、前後左右、上下、正面、背面といった方向を示す言葉を用いるが、当該方向は、特にことわりのない限り、図1の右下に示す方向を意味するものとする。
まず、ストレッチ包装機1の概略を説明する。ストレッチ包装機1は、緊張保持させたフィルムF(図14等を参照)に対して、生鮮食品等の商品Gを収容したトレーT(被包装物に相当)を下から押し当て、フィルムFの周辺部をトレーTの下側に折り込むことによってトレーTのフィルム包装を行う機械である。なお、トレーTに収容されない状態で商品Gが包装される使い方も可能である。
以下、ストレッチ包装機1の構成について、図1〜図7を用いて説明する。
ストレッチ包装機1は、投入機構2と、包装ステーション3と、ロール支持機構4と、フィルム送り出し機構5と、フィルム搬送・保持機構6と、シール機構8と、排出台11とを備えている。包装ステーション3には、包装部としてリフター機構30や折り込み機構7が配備されている。
(1−1)投入機構2
投入機構2は、ストレッチ包装機1の本体1aの正面側に設けられており、商品Gを収容したトレーTが本体1a内へ投入される投入部として機能する。投入機構2は、トレーTに収容された商品Gの重量を計量する計量器と、その計量器の上に載置される計量皿と、一対のローラ間に設けられた複数の搬入ベルトとを有している。搬入ベルトには、搬送用の突起が設けられている。商品Gを収容したトレーTを、図3に示すように計量皿の上に載置すれば、商品Gの重量が計量器により計量された後、トレーTが正面側から搬入ベルトに固定された突起に押されて、包装ステーション3のリフター機構30の支持部材33上に送られる。
(1−2)包装ステーション3
包装ステーション3は、本体1a内に形成される包装空間である。包装ステーション3は、計量が終わった商品Gを含むトレーTに、一連の包装動作を施す包装部としての役割を有する。この包装ステーション3には、包装部としてのリフター機構30や折り込み機構7が配備されている。フィルム搬送・保持機構6によってフィルムF(ストレッチフィルム)が張られると、リフター機構30が、張られたフィルムFに対して、商品Gが収容されたトレーTを押し付ける(図15を参照)。そして、折り込み機構7がフィルムFを押し付けた状態のトレーTの下側へとフィルムFの周囲の部分を折り込むことによって、トレーTおよび商品GがフィルムFで覆われた状態となる。
リフター機構30は、包装ステーション3の下部に設けられている。リフター機構30は、トレーTの底面を保持してトレーTおよび商品Gを上下に昇降する昇降機構として機能する。リフター機構30は、図3に示すように、支持ベース31と、支持ベース31上に固定された複数の支持バー32と、各支持バー32の上端部にそれぞれ回動自在に支持されトレーTの底面を受ける支持部材33とを有している。また、リフター機構30の下部には、支持ベース31を上下移動させる電動ボールネジ機構34が配置される。
なお、各支持バー32は、その中央部分に前後左右に折れ曲がるヒンジを備えており、当該ヒンジは、折り込み機構7の左右折り込み板76,77(図2や図3を参照)や後折り込み板78がトレーTの下部に入ってくるときに一時的に転倒するように構成されている。
折り込み機構7は、図2や図3に示すように、左右折り込み板76,77と、後折り込み板78と、前折り込み棒79とを有する。左右折り込み板76,77は、フィルムFのフィルムの搬送方向の両端部をトレーTの底面側に折り込む。後折り込み板78は、フィルムFの第2ユニット62側の側部をトレーTの底面側に折り込む。左右折り込み板76,77および後折り込み板78は、図示しないモータおよびタイミングベルトによって水平移動が可能となっている。前折り込み棒79は、トレーTの排出時に、フィルムFの第1ユニット61側の側部がトレーTの底面側に折り込まれるように配置されている。トレーTの排出は、排出プッシャー75がトレーTをシール機構8(前面側)に向けて押し出すことによって行われる。
また、包装ステーション3の上部には、押え機構81が配置されている。押え機構81は、リフター機構30に載っている商品GおよびトレーTが押し上げられて止まったときにトレーTや商品Gが姿勢を崩して転倒することを抑制する(図15参照)。
(1−3)ロール支持機構4
ロール支持機構4は、フィルムロールRを支持する機構であり、図2に示すように、本体1aの左側部に配置されている。ロール支持機構4は、主として、2つのロールバーから構成されている。ロールバーは、フィルムロールRを挿通させ、ホルダー等でフィルムロールRを保持する。ロールバーは、本体1aに回転自在となるように支持されている。ロールバーの一端には、プーリ4bが固定されており、プーリ4bには、ベルト4cが掛けられている。2つのロールバーは、互いに上下左右方向にずれるように配置されている。
ベルト4cは、1つのフィルムロール駆動モータ4dによって駆動される。フィルムロール駆動モータ4dは、正逆回転が可能であり、正回転時に一方のロールバーに挿通されるフィルムロールRが回転されるように、他方、逆回転時に、他方のロールバーに挿通されるフィルムロールRが回転されるように駆動する。ベルト4cとフィルムロール駆動モータ4dとの間には、ワンウェイクラッチ4eが設けられている。
(1−4)フィルム送り出し機構5
フィルム送り出し機構5は、フィルムロールRから引き出されたフィルムFを、フィルム搬送・保持機構6に送り出すための機構である。フィルム送り出し機構5は、図2や図5に示すように、主として、フィルムFを保持するためのフィルム差し込み板ユニット51と、フィルム差し込み板ユニット51を、所定軸を支点として回動させるフィルム差し込み板駆動モータ(図示せず)とから構成されている。
フィルム差し込み板ユニット51は、主として2枚の板部材57a,58aから構成される第1フィルム差し込み板51aと、主として2枚の板部材57b,58bから構成される第2フィルム差し込み板51bとを有する。
フィルム差し込み板ユニット51は、フィルムロールRの上方に配置されており、フィルムロールRの長手方向に沿って延びている。なお、フィルム差し込み板ユニット51の長手方向の長さは、フィルムロールRの長手方向の長さよりも長い。
2枚の板部材57a,58aには、それぞれ、切り欠き53a〜53hが形成されている。図5では、板部材57a,58aのみを図示しているが、2枚の板部材57b,58bについても同様の構成である。以下、板部材57a,58aを例にとって説明する。切り欠き53aと、切り欠き53b〜53hとの距離は、それぞれ、異なるフィルム幅の数種類のフィルムFに対応した距離となっている。例えば、切り欠き53aの外側と切り欠き53hの外側との距離は、最もフィルム幅が大きいフィルムFのフィルム幅に概ね一致している。
なお、切り欠き53aの幅寸法が、他の切り欠き53b〜53hの幅寸法よりも大きくなっているが、それについては後に詳述する。
2枚の板部材57a,58aは、それぞれ、一端が図示しないヒンジで連結されており、開閉が可能である。これにより、作業者は、フィルムFを、板部材57aと板部材58aとの間に簡易に差し込むことができる。板部材57aと板部材58aとは、図5に示すように、略同形状である。
フィルム差し込み板駆動モータは、フィルム差し込み板ユニット51を、ヒンジ部分を軸として所定の範囲内で回動させる。フィルム差し込み板駆動モータによって、フィルム差し込み板ユニット51は、例えば、第1位置(図2の一点鎖線で示す位置)と、第1位置よりも下方に位置する第2位置(図4の二点鎖線で示す位置)とを採ることができる。具体的には、第1位置は、第2フィルム差し込み板51bがその長手方向が略水平方向に延びるような位置(後述するベルト搬送ユニット220と略平行になる位置)である。第2位置は、第1フィルム差し込み板51aが、その長手方向が略水平方向に延びるような位置(ベルト搬送ユニット220と略平行となる位置)である。
なお、フィルム差し込み板ユニット51は、ストレッチ包装機1が稼動している間は、第1位置および第2位置のいずれかに位置する。フィルム差し込み板ユニット51の位置の選択は、2つ配置されるフィルムロールRのいずれを使用するかによって決定し、作業者が行う。
また、フィルム差し込み板駆動モータは、フィルム差し込み板ユニット51を、フィルム搬送・保持機構6側に水平に移動させる。これにより、フィルム送り出し機構5は、フィルム搬送・保持機構6にフィルムFを受け渡すことができる。
(1−5)フィルム搬送・保持機構6
フィルム搬送・保持機構6は、フィルム送り出し機構5から送られてくるフィルムFを受け取り、そのフィルムFを包装ステーション3の中央部分へと搬送する。また、フィルム搬送・保持機構6は、フィルムFを包装ステーション3へと搬送した後、引き伸ばし動作を行うことでフィルムFを緊張保持して包装動作に備える。
フィルム搬送・保持機構6は、主として、第1ユニット61と、第2ユニット62と、第1ユニット移動装置63と、第2ユニット移動装置64と、搬送駆動ユニット65とを有する。
図6に示すように、第1ユニット61は、本体1aの正面側部分に配置されている。第2ユニット62は、本体1aの背面側部分に配置される。
第1ユニット61および第2ユニット62は、フィルム差し込み板ユニット51によって保持されるフィルムFの幅方向の両側部(すなわち、フィルムFの正面側部分および背面側部分)を、上下一対のベルト(上ベルト221および下ベルト222)で挟み、搬送駆動ユニット65によってフィルムFを矢印A1(図2を参照)の方向へと搬送する。
また、第1ユニット61は、第1ユニット移動装置63の作動により、第2ユニット62は、第2ユニット移動装置64の作動により、それぞれフィルムFの幅方向に移動する。第1ユニット61も第2ユニット62も、フィルムFの幅方向に沿って延びるスライドシャフト66,67に沿ってフィルムFの幅方向に移動自在に、支持されている。
図7に示すように、各ユニット移動装置63,64は、駆動モータ63a,64aと、それらの駆動モータ63a,64aの作動によりフィルムFの幅方向に移動するベルト63b,64bと、を有している。そして、各ベルト63b,64bの作動によって、ユニット61,62がそれぞれ別個にフィルムFの幅方向に移動する。
以下、第1ユニット61および第2ユニット62の詳細構成について説明する。なお、第1ユニット61と第2ユニット62とは、概ね同様の構成を有するので、以下では、主として第2ユニット62を例にとって説明する。
図8は、第2ユニット62の斜視図である。図9は、第2ユニットの正面図であり、図8では図示を省略している上ベルト221および下ベルト222を示している。図10は、第2ユニットの正面図であり、後述するベルト押し機構(力付与装置)90の押圧部材221eによって上ベルト221の下面部分が下ベルト222に押し下げられた状態を示している。図11は、第1ユニット61および第2ユニット62の概略平面図であって、搬送後のフィルムFを保持するための保持部として機能するクランプ装置23の各クランプ部材250〜252や、ベルト押し機構90の押圧部材221e、上ベルト221および下ベルト222の平面配置を示している。
図8に示すように、第2ユニット62は、主として、フレーム21と、搬送装置22と、クランプ装置23とから成る。
フレーム21は、上ベルト221および下ベルト222を支持する各プーリ、受け取りユニット230、各クランプ部材250〜252を駆動するソレノイド62b〜62d(図12を参照)、押圧部材221eを駆動するソレノイド62eや図示しないバネ部材、各クランプ部材250〜252や押圧部材221eの支持軸62f、などを支持するもので、第1ユニット61の骨格を構成している。
(1−5−1)搬送装置22
搬送装置22は、主として、ベルト搬送ユニット220と、受け取りユニット230と、ベルト押し機構90とを有する。
(1−5−1−1)ベルト搬送ユニット220
ベルト搬送ユニット220は、フィルムFの上下両面に接触してフィルムFを包装ステーション3へと搬送するものであり、上ベルト221と、下ベルト222とから構成される(図9参照)。上ベルト221は、フィルムFの一方の面である上面に接触するものであり、下ベルト222の上に位置している。上ベルト221は、図9に示すように、4つのプーリ221a,221b,221c,221dに掛けられる。
下ベルト222は、フィルムFの他方の面である下面に接触する。下ベルト222は、図9に示すように、4つのプーリ222a,222b,222c,222dに掛けられる。そして、当該4つのプーリ222a,222b,222c,222dのうち1つには、駆動モータ65a(図12参照)が制御装置9により駆動されると、ベルト等を介して駆動モータ65aによる駆動力が伝達される。より詳細には、搬送駆動ユニット65の駆動モータ65aによる駆動力によって、両ユニット61,62の下ベルト222が同期して動く仕組みになっている。なお、下ベルト222の上にある上ベルト221は、ギア(図示せず)を介して下ベルト222の動きに従動して動く。
(1−5−1−2)受け取りユニット230
受け取りユニット230は、第2ユニット62の左側部分、すなわち、フィルム送り出し機構5の近傍に配置され、フィルム送り出し機構5から送られてくるフィルムFを受け取る。受け取りユニット230は、図8に示すように、フレーム、そのフレームに取り付けられるプーリ221a、受け取りユニット230が回動する支軸となる軸部材231a、などから構成される。プーリ221aは、軸部材231bに支持されることによって、フレームに固定されている。プーリ221aには、上述したように、上ベルト221が掛けられる。すなわち、上ベルト221は、プーリ221aを介して受け取りユニット230と一体化される。よって、上ベルト221は、フィルムFを掴む掴み部、そして、掴んだフィルムFをフィルム搬送・保持機構6へと導入する導入部、および、フィルムFを包装ステーション3に搬送するための搬送部としての機能を併せ持っている。
第2ユニット62の受け取りユニット230は、第21ソレノイド62a(第1ユニット61の受け取りユニット230では、第11ソレノイド61a)の作動/非作動によって、軸部材231aを支軸として回動し、第1姿勢(図8を参照)と第2姿勢(図9を参照)とを採る。第1姿勢は、その長手方向(すなわち、左右方向)が略水平方向となる姿勢である。第2姿勢は、その長手方向が水平面に対して上方に傾斜する姿勢である。
受け取りユニット230は、第21ソレノイド62aが作動すると、軸部材231aを支軸としてその先端部が押し下げられて所定の位置まで動く(すなわち、第1姿勢を採る)。これにより、プーリ221aに掛けられる上ベルト221の掴み部がフィルム接触状態になる。他方、受け取りユニット230は、第21ソレノイド62aの作動が解除されると、軸部材231aを支軸としてその先端部が押し上げられて所定の位置(第2姿勢)に戻る。これにより、上ベルト221の掴み部がフィルム非接触状態になる。
従って、第11および第21ソレノイド61a,62aを作動すれば、各ユニット61,62の上ベルト221の掴み部がフィルムFに接触するので、フィルム送り出し機構5から送られるフィルムFを受け取ることができる。
(1−5−1−3)ベルト押し機構90
第2ユニット62のベルト押し機構90は、図8、図9および図12に示すように、主として、第25ソレノイド62e(第1ユニット61では第15ソレノイド61e)と、押圧部材221eとから構成されている。押圧部材221eは、支持軸62fを中心に回動することができる部材であり、その先端部分が上ベルト221の上側ベルトと下側ベルトとの間に位置している。そして、押圧部材221eの先端部分は、第25ソレノイド62eが駆動していないときには、図示しないバネ部材の力によって上ベルト221の下側ベルトを、下向きに押している。すなわち、第25ソレノイド62eが通電されていないときには、上ベルト221の下側ベルトが、押圧部材221eの先端部分によって下ベルト222に向かって押された状態となっている(図10の実線を参照)。一方、制御装置9によって第25ソレノイド62eが駆動状態になると、押圧部材221eの先端部分が上に移動し、上ベルト221の下側ベルトへの押圧が解除される(図9参照)。この押圧解除の状態においては、ベルト押し機構90による上ベルト221への力の付与がなくなる。
なお、ベルト押し機構90によって上ベルト221の下側ベルトが下向きに力を受けているときには、図10に示すように、受け取りユニット230の近傍において、上ベルト221の下側ベルトと下ベルト222の上側ベルトとの隙間寸法G2が比較的小さくなる。一方、ベルト押し機構90による力が上ベルト221に作用していないときには、図9に示すように、受け取りユニット230の近傍において、上ベルト221の下側ベルトと下ベルト222の上側ベルトとの隙間寸法G1が比較的大きくなる。図10の隙間寸法G2は、図9の隙間寸法G1よりも小さい。したがって、ベルト押し機構90による力が上ベルト221に作用していない図9の状態のときには、上ベルト221と下ベルト222との間に挟まれるフィルムFが、あまり両ベルト221,222による拘束を受けない。しかし、ベルト押し機構90による力が上ベルト221に作用すると、図10に示すように両ベルト221,222の上下の隙間寸法G2が小さくなり、両ベルト221,222に挟まれるフィルムFの両ベルト221,222への密着度合いが高くなる。
(1−5−2)クランプ装置23
クランプ装置23は、図11に示すように、フィルムFの幅方向(前後方向)においてユニット61,62の内側に配置される。クランプ装置23は、第1ユニット61の近傍に配置される正面側クランプ機構23bと、第2ユニット62の近傍に配置される背面側クランプ機構23cとを有する。
正面側クランプ機構23bおよび背面側クランプ機構23cは、それぞれ、第1サイドクランプ部材250と、中央クランプ部材251と、第2サイドクランプ部材252とを有している。第1サイドクランプ部材250と中央クランプ部材251と第2サイドクランプ部材252とは、平面視において一直線上に並んで配置される。
正面側クランプ機構23bおよび背面側クランプ機構23cは、左右方向に延び、フィルムFの幅方向の両側端部を把持する。クランプ部材250,251,252の下方には、クランプ部材250,251,252とともにフィルムFを挟むための樹脂製の帯板23aが配置されている。また、帯板23aも、左右方向に延び、クランプ部材250,251,252全体の長手方向の長さとほぼ同じ長さである。よって、クランプ部材250,251,252は、帯板23aとともに、フィルムFを把持する保持部としての役割を有する。帯板23aは、その上面の高さ位置が、下ベルト222の上側のベルトの上面の高さ位置よりも少し低い位置にある。
図12に示すように、クランプ装置23は、各クランプ部材250,251,252に対応して設けられるソレノイドによって作動する。具体的には、正面側クランプ機構23bにおいて、第1サイドクランプ部材250は、第12ソレノイド61bによって、中央クランプ部材251は、第13ソレノイド61cによって、第2サイドクランプ部材252は、第14ソレノイド61dによって作動する。一方、背面側クランプ機構23cにおいては、第1サイドクランプ部材250は、第22ソレノイド62bによって、中央クランプ部材251は、第23ソレノイド62cによって、第2サイドクランプ部材252は、第24ソレノイド62dによって作動する。
クランプ装置23は、ソレノイド61b,61c,61d,62b,62c,62dが作動すると、帯板23aに対して6つのクランプ部材250,251,252が押し下げられて下向きの荷重をかける。よって、各クランプ部材250,251,252と帯板23aとの間にフィルムFがあるときは、ソレノイド61b,61c,61d,62b,62c,62dを作動させれば、フィルムFが各クランプ部材250,251,252と帯板23aとの間で密着して保持される。他方、ソレノイド61b,61c,61d,62b,62c,62dの作動を解除すれば、フィルムFの保持が解除される。
なお、図11に示すように、第1サイドクランプ部材250、中央クランプ部材251および第2サイドクランプ部材252は、それぞれフィルムFへの接触面積が大きい。これに対し、上述のベルト押し機構90の押圧部材221eは、上ベルト221への接触面積が小さい。
また、フィルム搬送・保持機構6のフィルム搬送方向の上流側には、図2や図4に示すように、カッター機構69が設けられている。カッター機構69は、フィルム送り出し機構5からフィルム搬送・保持機構6へと受け渡されたフィルムFがフィルム搬送・保持機構6で所定量搬送された後に、両機構5、6間においてフィルムFを切断する。カッター機構69は、フィルムの幅よりも長い切断刃を有しており、その切断刃をアクチュエータで移動させることによりフィルムFを切断する。
(1−6)シール機構8
シール機構8は、排出プッシャー75によって押し出されたトレーTの底面を熱してシールする。なお、このとき、上述の押え機構81は、商品Gが収容されたトレーTをシール機構8の上面に押し付ける役割も果たす。
(1−7)排出台11
シール機構8の正面側には、商品Gが収容されたトレーTが完全に包装された状態で排出するための排出台11が設けられている。包装が完了されたトレーTには、ラベル発行機16が、ラベルプリンター15で印字処理されたラベルを貼り付ける。
(1−8)制御装置9
制御装置9は、CPU、RAM、ROM等から構成され、図12に示す各モータやソレノイドなどを制御して、フィルムFの搬送動作や包装動作を行わせる。
以下、制御装置9が行うストレッチ包装機1の動作について説明する。
(2)ストレッチ包装機1の動作
図13〜図17は、制御装置9によって行われるストレッチ包装機1の動作を説明するための説明図である。
(2−1)ストレッチ包装機1の概略動作
まず、図13に示すように作業者が商品Gを収容したトレーTを投入機構2の計量器の上に載せると、計量値が安定して計量が完了するのを待って、搬入ベルトが動き出す。この搬入ベルトの動きにしたがって搬入ベルトに固定されている突起が前面側から背面側へと移動する。これにより、計量器の上に載せられた商品Gは、リフター機構30の支持部材33上に押し出される(図14を参照)。
一方、フィルムロールRからフィルム送り出し機構5によりフィルム搬送・保持機構6へと受け渡されたフィルムFは、第1ユニット61および第2ユニット62の搬送装置22によってリフター機構30の上方まで運ばれる。そして、リフター機構30の上方において、各クランプ部材250〜252の作動によりフィルムFの幅方向の両端部が保持された状態となる。
そして、各クランプ部材250〜252により保持されたフィルムFに対して、ボールネジ機構34が、リフター機構30に載っている商品GおよびトレーTを押し付ける(図15を参照)。これにより、各クランプ部材250〜252により保持されたフィルムFは、商品GおよびトレーTの上部を覆うように伸張する。
この状態において、後折り込み板78および左右折り込み板76,77がトレーTの下側に水平移動すると、適当なタイミングで正面側クランプ機構23bの中央クランプ部材251以外の5つのクランプ部材がフィルムFの保持を解除して、フィルムFの周囲3辺がトレーTの下側に折り込まれる(図15を参照)。そして、排出プッシャー75がトレーTをシール機構8側に押し出すと、折り込まれていなかった正面側のフィルムFの1辺が前折り込み棒79に当たり、シール機構8側へのトレーTの移動に従ってトレーTの下側に折り込まれていく。なお、正面側クランプ機構23bの中央クランプ部材251は、このときにフィルムFの保持を解除する。また、この移動中に、トレーTの下側に折り込まれたフィルムFがシール機構8の加熱ローラによって熱シールされ(図16参照)、図17に示す位置に排出されたとき(排出台11に排出されたとき)には、商品GおよびトレーTの全体をフィルムFが覆った包装完了の状態となる。
さらに、制御装置9において計量値に基づいて算出される商品の値段や重量等がラベルプリンター15によりラベルに印字される。そして、当該ラベルが、ラベル発行機16によって包装が完了されたトレーTに貼り付けされる。
(2−2)フィルムFの搬送動作
次に、フィルム搬送・保持機構6による、フィルムFの搬送動作および搬送動作の後のフィルム保持動作について、図18を参照しながら説明する。
フィルムFの先端を保持するフィルム差し込み板ユニット51が水平移動によって入ってくる前の段階では、フィルム搬送・保持機構6の受け取りユニット230は、第11ソレノイド61aおよび第21ソレノイド62aの作動が解除された第2姿勢を採っている。すなわち、受け取りユニット230は、軸部材231aを支軸としてその先端部が押し上げられ、上ベルト221の掴み部がフィルム非接触状態になっている。
この状態において、フィルム差し込み板ユニット51が水平移動によって入ってくると、第11ソレノイド61aおよび第21ソレノイド62aが駆動され、上ベルト221の掴み部がフィルム接触状態になる(ステップS1)。続いて、ベルト押し機構90の第15ソレノイド61eおよび第25ソレノイド62eの駆動が解除され、ベルト押し機構90の押圧部材221eがバネ部材の力によって上ベルト221の下側ベルトを下向きに押した状態となる(ステップS2)。この状態は、図10に示す、受け取りユニット230の近傍において上ベルト221の下側ベルトと下ベルト222の上側ベルトとの隙間寸法G2が比較的小さくなる状態である。
次に、搬送駆動ユニット65の駆動モータ65aを作動させ、各ユニット61,62の無端の上ベルト221および下ベルト222を回し、フィルムFを包装ステーション3の上部へと水平搬送させる(ステップS3)。このとき、上ベルト221の下側ベルトと下ベルト222の上側ベルトとの隙間寸法G2が比較的小さくなっているため、フィルムFが好適に両ベルト221,222に密着した状態で搬送が行われることになる。
フィルムFが所定量だけ搬送されると、搬送駆動ユニット65の駆動モータ65aが停止し、フィルムFの搬送が完了する(ステップS4)。続いて、包装動作が行われることになるが、その包装動作時にフィルムFが搬送用の上ベルト221および下ベルト222によって過剰な拘束を受けていると良好な包装ができないことに鑑み、搬送が完了するとベルト押し機構90の第15ソレノイド61eおよび第25ソレノイド62eが駆動される(ステップS5)。これによって、ベルト押し機構90の押圧部材221eの先端部分が上に移動し、上ベルト221の下側ベルトへの押圧が解除されて(図9参照)、ベルト押し機構90による上ベルト221への力の付与がなくなる。すなわち、ステップS5により、上ベルト221および下ベルト222によるフィルムFの拘束の度合いが非常に小さくなる。
このステップS5と同じタイミングで、包装動作に備え、クランプ装置23の各クランプ部材250,251,252に対応して設けられる第12ソレノイド61b、第13ソレノイド61c、第14ソレノイド61d、第22ソレノイド62b、第23ソレノイド62cおよび第24ソレノイド62dの6つのソレノイドが駆動される(ステップS6)。ステップS6のタイミングは、ステップS5のタイミングより早くてもよい。
この後、上述のように、各クランプ部材250〜252により保持されたフィルムFに対してリフター機構30に載っている商品GおよびトレーTが押し上げられ、包装動作が始まる。
(2−3)フィルム幅に応じたユニット61,62の前後移動制御
次に、フィルム搬送・保持機構6の第1ユニット61および第2ユニット62の前後位置の決定について、図19を参照しながら説明する。
制御装置9は、内部記憶装置から、あるいは外部から商品Gに関する情報を取得する。この情報は、包装に用いるフィルムFの種類や寸法に関する情報を含んでいる。この制御においては、制御装置9は使用するフィルムFの幅寸法を取得する(ステップS11)。
制御装置9は、フィルムFの幅寸法に応じた適正包装条件のデータを内蔵している。この適正包装条件は、フィルムFの搬送時の上ベルト221および下ベルト222によるフィルムFの保持位置に関する条件を含んでいる。具体的には、幾つかの規定のフィルムFの幅寸法に対し、それぞれ、第1距離および第2距離が設定されている。第1距離は、図20に示す距離WS1aや距離WS1bであり、第1ユニット61のベルト221,222がフィルムFを保持すべき適正位置と、フィルムFの正面側端縁との前後距離である。第2距離は、図20に示す距離WS2aや距離WS2bであり、第2ユニット62のベルト221,222がフィルムFを保持すべき適正位置と、フィルムFの背面側端縁との前後距離である。図20に示す例では、フィルムFの幅寸法がFW1のときに、第1距離がWS1aで、第2距離がWS2aである。また、フィルムFの幅寸法がFW2(FW2>FW1)のときに、第1距離がWS1b(WS1b>WS1a)で、第2距離がWS2b(WS2b>WS2a)である。すなわち、制御装置9は、フィルムFの幅寸法が大きくなると、第1距離および第2距離をそれぞれ大きくする。
制御装置9は、このフィルムFの幅寸法に応じた適正包装条件のデータに基づいて、第1距離および第2距離を決定する(ステップS12)。
そして、制御装置9は、第1距離に応じた第1ユニット61の前後位置を決め(ステップS13)、第2距離に応じた第2ユニット62の前後位置を決める(ステップS14)。続いて、それらの前後位置に各ユニット61,62をセットするために、各ユニット移動装置63,64の駆動モータ63a,64aを作動させる(ステップS15)。
なお、第1ユニット61の前後位置は、上述の2枚の板部材57a,58a(あるいは、2枚の板部材57b,58b)の切り欠き53aの幅の範囲で決められる。従来のストレッチ包装機では、この切り欠き53aの幅が狭く、第1ユニット61を前後に動かすことが事実上できなかった。しかし、本実施形態に係るストレッチ包装機1では、切り欠き53aの幅寸法を、他の切り欠き53b〜53hの幅寸法よりも大きくしており、第1ユニット61を前後方向(フィルムFの幅方向)に多少ずらすことができるようになっている。これにより、第1距離を、例えばWS1aあるいはWS2aに設定することが可能になっている(図20参照)。
(3)ストレッチ包装機1の特徴
(3−1)
本実施形態に係るストレッチ包装機1は、フィルム搬送・保持機構6の搬送装置22と、クランプ装置23と、包装部としてのリフター機構30や折り込み機構7と、制御装置9とを備えている。また、搬送装置22は、上ベルト221および下ベルト222を含むベルト搬送ユニット220と、ベルト押し機構90とを有している。そして、ベルト押し機構90の押圧部材221eは、上ベルト221と下ベルト222とがフィルムFを挟む力が増すように、上ベルト221に力を加える。そして、制御装置9は、フィルムFの搬送時に、ベルト押し機構90による力が上ベルト221に加わり、フィルムFの搬送の後に、上ベルト221に加わっていたベルト押し機構90による力が解除されるように、ベルト押し機構90を制御している(図18のステップS2,S5を参照)。
このような構成を採っているため、ストレッチ包装機1では、フィルムFの搬送時に、そのフィルムFの端部を挟む上ベルト221および下ベルト222の一方(上ベルト221)にベルト押し機構90からの力が加わる。このため、両ベルト221,222がフィルムFを挟む力が強くなる。これにより、フィルムFの搬送が安定的に行われる。一方、フィルムFの搬送の後には、ベルト押し機構90から上ベルト221に加わっていた力が解除されるので、搬送されたフィルムFが過剰に両ベルト221,222に拘束される状態がなくなり、クランプ装置23によって保持されたフィルムFに対する包装動作も良好に行われる。
(3−2)
本実施形態に係るストレッチ包装機1では、包装動作の前に、ベルト押し機構90から上ベルト221に加わっていた力が解除されるため、フィルムFが両ベルト221,222に過剰に拘束されていない状態で包装動作を開始することができている。これにより、包装動作が安定するようになっている。
(3−3)
本実施形態に係るストレッチ包装機1のフィルム搬送・保持機構6のクランプ装置23は、6つのクランプ部材250,251,252と、帯板23aを有している。クランプ部材250,251,252は、それぞれ、その下面がフィルムFを保持する保持面(第1保持面)となっている。帯板23aは、その上面が、クランプ部材250,251,252の下面に対向するフィルムFの保持面(第2保持面)となっている。そして、クランプ部材250,251,252と帯板23aとは、上ベルト221と下ベルト222との間に位置するフィルムFの一部分とは別の部分を挟むことで、フィルムFを保持する。具体的には、正面側クランプ機構23bのクランプ部材250,251,252と帯板23aとは、第1ユニット61の上ベルト221および下ベルト222よりも背面側においてフィルムFを保持し、背面側クランプ機構23cのクランプ部材250,251,252と帯板23aとは、第2ユニット62の上ベルト221および下ベルト222よりも正面側においてフィルムFを保持する(図11参照)。
このような構成を採るストレッチ包装機1では、クランプ装置23が保持するフィルムFの部分が、上ベルト221および下ベルト222の間のフィルムFの部分ではなく、その部分から離れた位置にある。このため、クランプ装置23によるフィルムFの保持部分の位置を、包装動作に適した位置にセットすることができている。
(3−4)
本実施形態に係るストレッチ包装機1では、ベルト押し機構90の押圧部材221eの上ベルト221への接触面積、すなわち、押圧部材221eの押圧面の面積が小さい。一方、その押圧部材221eの押圧面の面積よりも、クランプ装置23のクランプ部材250,251,252それぞれのフィルムFへの接触面積を大きくしている。
このような構成を採っているため、包装動作においてフィルムFに対してトレーTおよび商品Gを押し当てる際に、クランプ装置23は強くフィルムFを保持することができている。
また、フィルムFの搬送時には、ベルト押し機構90の押圧部材221eの押圧面の面積を小さくしているため、押圧部材221eの押圧面と上ベルト221との間の摩擦抵抗を抑制することができている。これにより、上ベルト221の動きがスムーズとなっており、ストレッチ包装機1ではフィルムFの搬送が安定している。
(3−5)
本実施形態に係るストレッチ包装機1のフィルム搬送・保持機構6は、上ベルト221および下ベルト222によってフィルムFの正面側の端部を保持しながら搬送する第1ユニット61と、上ベルト221および下ベルト222によってフィルムFの背面側の端部を保持しながら搬送する第2ユニット62とを備えている。さらに、フィルム搬送・保持機構6では、第1ユニット61は、第1ユニット移動装置63の作動により、第2ユニット62は、第2ユニット移動装置64の作動により、それぞれフィルムFの幅方向に移動するように構成されている。そして、制御装置9は、このフィルムFの幅寸法に応じた適正包装条件のデータに基づいて、第1距離および第2距離を決定し(図18のステップS12を参照)、第1距離および第2距離に応じた位置に第1ユニット61および第2ユニット62を移動させている。
このような構成を採るストレッチ包装機1では、各ユニット61,62の両ベルト221,222によるフィルムFの挟持部分のフィルムFの端縁からの距離(第1距離および第2距離)を、フィルムの幅寸法に応じて適切な距離にセットすることが可能になっている。これにより、フィルムFの搬送時のフィルムFの弛みが抑制され、引いてはフィルムFの搬送が安定するようになっている。
具体的には、制御装置9は、フィルムFの幅寸法が大きくなると、第1距離を大きくし、第2距離も大きくしている(図20を参照)。すなわち、ストレッチ包装機1では、フィルムFの幅寸法が大きくなると第1距離および第2距離が大きくなるため、フィルムFの幅寸法が小さいときよりも大きいときのほうが、各ユニット61,62はフィルムFをフィルム幅方向の内側部分において両ベルト221,222で挟持しながらフィルムFの搬送を行うことになる。これにより、フィルムFのフィルム幅方向の中央部分の垂れ下がりが小さくなり、フィルムFの搬送が安定するようになっている。
(4)変形例
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、上記の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
(4−1)変形例A
上記実施形態では、ベルト押し機構90による力が上ベルト221に加わっているが、下ベルト222を上ベルト221に向けて上に押すようなベルト押し機構を採用することも可能である。
(4−2)変形例B
上記実施形態では、各ユニット61,62のベルト押し機構90が1つの押圧部材221eによって上ベルト221を押しているが、複数の押圧部材を有するベルト押し機構を採用することも可能である。フィルムFの搬送方向に沿って数カ所に押圧部材を設けた場合には、上下一対のベルトによる搬送時のフィルム保持力を増すことができる。
(4−3)変形例C
上記実施形態のストレッチ包装機1に、フィルムFの搬送安定性をさらに向上させる送風装置300を追加してもよい。図21に示すように、送風装置300は、フィルム搬送・保持機構6の搬送開始部分、すなわち受け取りユニット230の上方の空間に配備し、搬送開始時のフィルムFの先端に向けて緩やかに風を送ることが好ましい。図21の矢印A2で示すような下向きの風が搬送開始時のフィルムFの先端に当たると、搬送時にフィルムFの先端は少し下を向いた状態となり、フィルムFの先端が搬送中に上にめくれ上がることが抑制される。
このように、搬送中のフィルムFの先端の上方への浮き上がり現象が抑制されることにより、フィルムFの先端が折り込み機構7の左右折り込み板76,77等に引っ掛かるといった不具合が生じなくなる。
なお、金属製のガイド部材によって搬送中のフィルムFの先端の上方への浮き上がりを防止することも考えられるが、その場合には、フィルムFとガイド部材との接触によってフィルムFの搬送の安定性が損なわれたり抵抗になったりしてしまう。変形例Cに係るストレッチ包装機であれば、フィルムの搬送安定性は殆ど損なわれない。
1 ストレッチ包装機
3 包装ステーション(包装部)
7 折り込み機構(包装部)
9 制御装置(制御部)
22 フィルム搬送・保持機構の搬送装置(搬送部)
23 フィルム搬送・保持機構のクランプ装置(保持部)
23a 帯板(保持部の第2保持部材)
30 リフター機構(包装部)
61e 第15ソレノイド(力付与部の駆動部)
62e 第25ソレノイド(力付与部の駆動部)
90 ベルト押し機構90(力付与部)
61 フィルム搬送・保持機構の第1ユニット(第1搬送ユニット)
62 フィルム搬送・保持機構の第2ユニット(第2搬送ユニット)
63 第1ユニット移動装置(第1ユニット移動部)
64 第2ユニット移動装置(第2ユニット移動部)
220 ベルト搬送ユニット(第1搬送ユニット;第2搬送ユニット)
221 上ベルト(第1ベルト;第3ベルト)
221e 押圧部材(力付与部の押圧部材)
222 下ベルト(第2ベルト;第4ベルト)
250 第1サイドクランプ部材(保持部の第1保持部材)
251 中央クランプ部材(保持部の第1保持部材)
252 第2サイドクランプ部材(保持部の第1保持部材)
F フィルム
FW1 フィルムの幅寸法
FW2 フィルムの幅寸法
G 商品(被包装物)
T トレー(被包装物)
WS1a,WS1b 第1距離
WS2a,WS2b 第2距離
特開2006−327670号公報

Claims (6)

  1. フィルムロールから引き出されたフィルムを搬送する、搬送部と、
    前記搬送部によって搬送された前記フィルムを保持する、保持部と、
    前記保持部によって保持された前記フィルムに対して被包装物を押し当て、前記フィルムによって被包装物を包装する、包装部と、
    前記搬送部、前記保持部および前記包装部の動作を制御する、制御部と、
    を備え、
    前記搬送部は、
    前記フィルムの端部を挟む第1ベルトおよび第2ベルトを含む、第1搬送ユニットと、
    前記第1ベルトと前記第2ベルトとが前記フィルムを挟む力が増すように、前記第1ベルトに力を加える、力付与部と、
    を有し、
    前記制御部は、
    前記搬送部による前記フィルムの搬送時に、前記力付与部による力が前記第1ベルトに加わり、
    前記搬送部による前記フィルムの搬送の後に、前記第1ベルトに加わっていた前記力付与部による力が解除されるように、
    前記力付与部を制御する、
    ストレッチ包装機。
  2. 前記制御部は、前記搬送部による前記フィルムの搬送の後に、前記保持部によって前記フィルムを保持し、前記第1ベルトに加わっていた前記力付与部による力が解除された状態において前記包装部による包装動作を行わせる、
    請求項1に記載のストレッチ包装機。
  3. 前記保持部は、第1保持面が形成された第1保持部材と、前記第1保持面に対向する第2保持面が形成された第2保持部材と、を有し、
    前記第1保持部材および前記第2保持部材は、前記第1ベルトと前記第2ベルトとの間に位置する前記フィルムの一部分とは別の部分を挟むことで、前記フィルムを保持する、
    請求項1又は2に記載のストレッチ包装機。
  4. 前記力付与部は、前記第1ベルトを押す押圧面が形成された押圧部材と、前記押圧部材を動かす駆動部と、を有し、
    前記押圧部材の押圧面の面積は、前記第1保持部材の前記第1保持面よりも小さい、
    請求項3に記載のストレッチ包装機。
  5. 前記第1搬送ユニットは、前記第1ベルトおよび前記第2ベルトによって前記フィルムの一方の前記端部を挟んで前記フィルムを搬送し、
    前記搬送部は、さらに、第3ベルトおよび第4ベルトによって前記フィルムの他方の端部を挟んで前記フィルムを搬送する第2搬送ユニット、を有し、
    前記第1搬送ユニットを前記フィルムの搬送方向と交差するフィルム幅方向に移動させる第1ユニット移動部と、
    前記第2搬送ユニットを前記フィルム幅方向に移動させる第2ユニット移動部と、
    をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記フィルムの幅寸法に応じて、
    前記第1ユニット移動部を制御し、前記第1搬送ユニットの前記第1ベルトおよび前記第2ベルトが挟む前記フィルムの一方の前記端部の前記フィルムの一方の端縁からの距離である第1距離、を変え、
    前記第2ユニット移動部を制御し、前記第2搬送ユニットの前記第3ベルトおよび前記第4ベルトが挟む前記フィルムの他方の前記端部の前記フィルムの他方の端縁からの距離である第2距離、を変える、
    請求項1から4のいずれかに記載のストレッチ包装機。
  6. 前記制御部は、前記フィルムの幅寸法が大きくなると、前記第1距離を大きくし、前記第2距離を大きくする、
    請求項5に記載のストレッチ包装機。
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