JP4988108B2 - 包装装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、包装装置、特に、緊張保持させたフィルムに下方から被包装物を押し上げフィルムの周縁部を被包装物の下側に折り込んで熱シールする包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、発泡スチロールなどを使ったトレーに収納された生鮮食料品等の被包装物をストレッチフィルムによって包装する装置が、ストレッチ包装装置として知られている。このストレッチ包装装置では、所定の幅を有するストレッチフィルムをトレーの大小に応じて所定長さ寸法に切断するとともに、フィルムの幅方向の両側縁部を上下のベルト等から成る一対のフィーダにより保持しながらフィルムを包装ステーションに搬送し、包装ステーションでフィルム包装を施す。包装ステーションでは、搬送されてきて緊張保持されているフィルムに対してトレーに収納された商品(以下、被包装物という。)を押し上げ、被包装物をフィルムに密着させた状態でフィルムの周縁部をトレーの下側に折り込む。これにより、被包装物がストレッチフィルムに包まれるので、その後トレーの下に折り込まれたフィルムをヒートシールして包装を完了させる。
【0003】
このようなストレッチ包装装置において、最近では、包装ステーションにおける包装動作中に商品を上から押さえつける押さえ部材を設けることがある。本願出願人が以前に行った特許出願(特願2000−102847号)では、この押さえ部材が、緊張保持したフィルムへの被包装物の押し上げ時などにおいて被包装物が転倒することを抑える役割を果たすとともに、フィルムのヒートシールを安定させる役割も果たしている(上記特許出願の段落番号[0018]〜[0020]を参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような押さえ部材を備えた包装装置では、押さえ部材により被包装物が下方に押さえつけられることで、トレーの下に折り込まれたフィルムがヒートローラに強く押し当たるようになり、フィルムのヒートシールが安定するようになっている。
【0005】
しかし、上記の包装装置では一律に同程度の押しつけ力が押さえ部材から被包装物に作用しているにすぎず、一定の効果は出るが、押さえ部材が個々の被包装物に適した作用を発生させているとは言えない。したがって、多種の被包装物を扱い、被包装物の種類毎にヒートシールの最適な条件が異なるような状態のときには、一定の押しつけ力が作用する上記の包装装置では、被包装物によって十分なヒートシールが為されないことも起こり得る。
【0006】
本発明の課題は、性状の異なる多種の被包装物が包装対象となる場合であっても、それぞれの被包装物に適したヒートシール(熱シール)が為される包装装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る包装装置は、緊張保持させたフィルムに下方から被包装物を押し上げ、フィルムの周縁部を被包装物の下側に折り込んで熱シールする包装装置であって、熱供給部材と、押圧力供給部材と、制御部とを備えている。熱供給部材は、被包装物の下側に折り込まれたフィルムに対して、熱を加える。押圧力供給部材は、被包装物が押し上げられて熱供給部材に押し出される間、継続して自重を加えて被包装物の姿勢を安定させるとともに、被包装物が熱供給部材に接触し始めてから被包装物が熱供給部材から外れるまでの間、被包装物を熱供給部材に継続して押しつけて熱供給部材と被包装物との間にフィルムを強く挟み込み、間接的にフィルムを熱供給部材に押圧してヒートシールさせる。制御部は、押圧力供給部材によって被包装物が熱供給部材に押しつけられる時間の長さのパラメータを、被包装物の重量データもしくは被包装物に含まれるトレーの平面サイズの大きさを基に決定し、さらに、時間の長さのパラメータおよび熱供給部材の温度のパラメータを、被包装物の性状である温度に応じて変える。
【0008】
ここでは、被包装物の下側に折り込まれたフィルムに対し、熱供給部材から熱を加え、被包装物を熱供給部材に押しつける押圧力供給部材から被包装物に押しつけ力を加えることによって、熱シールを行っている。このため、熱供給部材の温度、および押圧力供給部材が被包装物を押す時間の長さが、熱シール後のシール状態を左右するパラメータとなる。そして、ここでは、これらのパラメータを、被包装物の性状に応じて変える制御を行っている。被包装物の性状の具体例としては、被包装物の温度等の性質、被包装物の全体形状などが挙げられる。また、商品をトレーに入れた状態のものが被包装物として包装の対象となる場合には、トレーの形状や大きさ、トレーの重量、トレーの材質なども被包装物の性状に含まれる。
【0009】
このように、本請求項の包装装置では被包装物の性状に応じて2つのパラメータを変えるように制御しているので、性状の異なる多種の被包装物が包装対象となる場合であっても、それぞれの被包装物に適した熱シールが為されるようになる。
【0010】
被包装物の重量が大きいときには、自重により被包装物と熱供給部材との熱シール時の圧着度合いが大きくなることに配慮して、熱供給部材の温度を下げたり、押圧力供給部材が被包装物を押す時間を短くしたりして、熱シールの過剰を抑えることができる。
【0011】
なお、被包装物の重量については、外部入力されたデータを用いてもよいし、計量機構を備えた包装装置(いわゆる自動計量包装装置)であれば自己計測した計量データを用いることもできる。
【0012】
また、例えば被包装物が冷凍品であるときには、押圧力供給部材が被包装物を押す時間を長くしたりして、不十分な熱シールとなることを抑えることができる。
なお、被包装物の温度については、外部入力されたデータを用いてもよいし、温度計測器を備えた包装装置であれば計測データを用いることもできる。
【0013】
請求項2に係る包装装置は、請求項1に記載の包装装置であって、記憶部をさらに備えている。記憶部は、入力された被包装物の性状に関するデータを記憶する。そして、制御部は、記憶部にあるデータを基にパラメータを変える。
【0014】
ここでは、入力された被包装物の性状に関するデータを記憶部に記憶しておき、そのデータを用いて制御部がパラメータを変えている。したがって、包装装置が有する計測機能では計測が難しい被包装物の性状、例えば、被包装物がトレーに盛られた刺身であるか否かといった被包装物の性状をも考慮して、被包装物に適した熱シールを行うことが可能となる。被包装物が刺身の場合には、押圧力供給部材が被包装物を押す力を大きくすると商品価値が損なわれる恐れがあるため、押圧力供給部材が被包装物を押す時間を長くしたり熱供給部材の温度を高くしたりすることで熱シールの強化を行うようにすることが望ましい。
【0015】
請求項3に係る包装装置は、請求項1または2に記載の包装装置であって、記憶部をさらに備えている。記憶部は、入力された被包装物の性状に関するデータおよび入力されたフィルムの性状に関するデータを記憶する。また、制御部は、記憶部にあるデータを基に、被包装物の性状およびフィルムの性状に応じてパラメータを変える。
【0016】
ここでは、入力された被包装物の性状に関するデータを記憶部に記憶しておき、そのデータを用いて制御部がパラメータを変えている。したがって、包装装置が有する計測機能では計測が難しい被包装物の性状、例えば、被包装物がトレーに盛られた刺身であるか否かといった被包装物の性状をも考慮して、被包装物に適した熱シールを行うことが可能となる。
【0017】
また、ここでは、被包装物の性状に加え、熱シールの仕上がり具合に影響を与えるフィルムの性状の影響も考慮して、制御部がパラメータを変えている。したがって、熱シールがより適切に行われるようになる。
【0018】
請求項4に係る包装装置は、請求項1から3のいずれかに記載の包装装置であって、熱供給部材は、複数の発熱体を有している。そして、制御部は、被包装物の性状に応じて、複数の発熱体のうち作動させるものを選択する。
【0019】
ここでは、被包装物が小さい場合であって複数の発熱体全てを作動させる必要がない場合に、選択的に幾つかの発熱体を作動させるだけで適切な熱シールを行うことが可能となる。また、被包装物の形状によって被包装物の下側に折り込まれるフィルムの周縁部の配置がある程度決まってくるが、それに合わせて必要な発熱体だけを作動させるようにすることで、省エネルギーを達成することもできるようになる。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態に係るフィルム横送り型のストレッチ包装装置を図1に示す。この包装装置1は、緊張保持させたストレッチフィルムFに対してトレーTに載せた生鮮食料品等の商品Gを押し上げ、フィルムFの周辺部をトレーTの下側に折り込むことによってフィルム包装を行う装置である。また、この包装装置1は、フィルム包装機能に加えて、計量機能やラベル貼付による値付け機能を兼ね備えている。なお、商品GがトレーTに収容されない状態で包装される場合もある。
【0021】
<装置の全体概略>
図1および図2に示すように、包装装置1は、計量搬入機構2と、包装ステーション3と、ロール支持機構4と、フィルム送り出し機構5と、フィルム搬送機構6と、折り込み機構7と、押さえ機構81と、加熱機構82とを備えている。
【0022】
計量搬入機構2は、本体1aの正面中央部に設けられている。包装ステーション3は、本体1a内に形成される空間である。ロール支持機構4は、本体1aの両側部に配設されており、それぞれフィルムロールRを保持する。フィルム送り出し機構5は、フィルムロールRから引き出されたフィルムFを上方に送り出す。フィルム搬送機構6は、フィルム送り出し機構5からフィルムFを受け取り、包装ステーション3へとフィルムFを搬送する。折り込み機構7は、包装ステーション3に搬送されたフィルムFによって、被包装物を包装する。加熱機構82は、折り込み機構7により被包装物の下側に折り込まれたフィルムFに対して、熱を加えてヒートシールを施す。
【0023】
また、本体1aの上部には、表示パネル94、操作キー95などを備えたコンピュータから成る制御部9が配置されている。この制御部9は、上記の各機構の作動を制御するとともに、計量搬入機構2により計量された商品Gの重量を示す信号に基づいて商品Gの価格の算出等を行い、商品Gの重量や価格等をラベルに印字するラベルプリンター10やラベル発行機11の作動を制御している。表示パネル94は、タッチパネル式のディスプレイであり、パネル上に操作ボタンも配される。また、コンピュータ内には記憶部96も収められており、記憶部96には、表示パネル94や操作キー95などから入力された、あるいは外部の装置から転送されたフィルムFに関するデータおよび被包装物に関するデータが記憶されている。
【0024】
なお、この包装装置1で使用するフィルムロールRは、所定の幅寸法とされたストレッチフィルムFが多重に巻き付けられているものである。
<計量搬入機構>
計量搬入機構2は、トレーTに収納された食品等の商品Gの重量を計量する計量器と、一対のローラ間に張設された複数の搬入ベルトとを有している。搬入ベルトには搬送用の突起が設けられており、計量器上(搬入ベルト上方)に商品Gを収容したトレーTを図3に示すように載置すれば、商品Gの重量が計量器により計量された後、トレーTが搬入ベルトの突起に押されて、包装ステーション3のリフター機構30(後述)の支持部材33上に送られる(図8および図9参照)。
【0025】
<包装ステーション>
包装ステーション3は、本体1a内にあって、計量が終わったトレーT内の商品Gに一連のフィルム包装処理を施す空間である。この包装ステーション3では、フィルム搬送機構6によってストレッチフィルムFが張られ、張られたフィルムFに対してリフター機構30がトレーTおよび商品Gを突き上げる(図10参照)。そして、折り込み機構7がフィルムFを突き上げた状態のトレーTの下側へとフィルムFの周囲の部分を折り込むことによって、トレーTおよび商品GがフィルムFで覆われた状態となる。
【0026】
この包装ステーション3の下部には、トレーTの底面を保持してトレーTおよび商品Gを上方に移動させるためのリフター機構30が設けられている。
リフター機構30は、図3に示すように、支持ベース31と、支持ベース31上に固定された複数の支持バー32と、各支持バー32の上端部にそれぞれ回動自在に支持されトレーTの底面を受ける支持部材33とを有している。また、リフター機構30は、支持ベース31を上下移動させる電動ボールネジ機構34を下部に備えている。
【0027】
なお、各支持バー32は、その中央部分に前後左右に折れ曲がるヒンジを備えており、後述する左右折り込み板76,77や後折り込み板78がトレーTの下部に入ってくるときに一時的に転倒するようにされている。
【0028】
また、包装ステーション3の上部には、リフター機構30によってトレーTおよび商品Gが突き上げられて止まったときにトレーTや商品Gが姿勢を崩して転倒することを抑える役割を果たす押さえ機構81が配置されている。この押さえ機構81は、排出プッシャー79aによってトレーTを排出台83に押し出しながらトレーTの下に折り込まれたフィルムFを加熱ローラ112によってヒートシールする際に商品GおよびトレーTを加熱ローラ112に押しつける役割も果たすため、詳しい構成は後述する。
【0029】
<ロール支持機構>
フィルムロールRを支持するロール支持機構4は、図2に示すように、本体1aの両側部に概ね対称に設けられている。ロール支持機構4は、主としてロールバー4aから構成されている。
【0030】
ロールバー4aは、フィルムロールRを挿通させ、ホルダー等でフィルムロールRを保持することができる。また、ロールバー4aは、それぞれ本体1aに回転自在に支持されており、1つのフィルムロール駆動モータ4bによって駆動されるようになっている。フィルムロール駆動モータ4bは正逆回転が可能であり、正回転時に一方のロール支持機構4を、逆回転時に他方のロール支持機構4を駆動する。
【0031】
<フィルム送り出し機構>
フィルム送り出し機構5は、フィルムロールRから引き出されたフィルムFを後述するフィルム搬送機構6の一対のフィーダユニット61,62に受け渡すための機構である。このフィルム送り出し機構5は、図2に示すように、主として、繰り出しローラ51と、繰り出しローラ51を回す繰り出しモータ52と、フィルム差し込み板ユニット53と、フィルム差し込み板ユニット53を上下移動させるフィルム差し込み板駆動モータ54とから構成されている。
【0032】
繰り出しローラ51は、ロール支持機構4に保持されたフィルムロールRの斜め上方、フィルムロールRよりも外側に配置されるローラであって、フィルムロールRの長手方向に沿って延びている。この繰り出しローラ51は、ベルトを介して繰り出しモータ52と連結されており、繰り出しモータ52の作動によって回転する。
【0033】
フィルム差し込み板ユニット53は、主として2枚の板部材57,58から構成されており、図2に示すように、ロール支持機構4に支持されたフィルムロールRの上方に配置されている。
【0034】
フィルム差し込み板駆動モータ54は、上記のフィルム差し込み板ユニット53を上下に移動させるために配備されており、リンク機構を介してフィルム差し込み板ユニット53を上下移動させる。
【0035】
<フィルム搬送機構>
フィルム搬送機構6は、フィルムロールRから上記フィルム送り出し機構5によって繰り出されたフィルムFを受け取って、包装ステーション3の中央部分に搬送し、さらにフィルムFを緊張保持する。このフィルム搬送機構6は、主として、第1フィーダユニット61と、第2フィーダユニット62と、第1フィーダ移動ユニット63と、第2フィーダ移動ユニット64と、フィーダ駆動ユニット65とから構成されている。
【0036】
第1フィーダユニット61は装置1の正面から見て手前側に、第2フィーダユニット62は装置1の正面から見て向こう側に配置されている(図3および図4参照)。これらの第1および第2フィーダユニット61,62は、横送りされるフィルムFの両側部(手前側および向こう側の側部)を上下のベルトで挟み、フィーダ駆動ユニット65の作動によってフィルムFを搬送する。
【0037】
また、第1フィーダユニット61は第1フィーダ移動ユニット63の作動により、第2フィーダユニット62は第2フィーダ移動ユニット64の作動によって、それぞれフィルム幅方向(図3および図4の左右方向)に移動するように構成されている。それぞれのフィーダユニット61,62は、フィルム幅方向に沿って延びるスライドシャフト66,67によって、2カ所でフィルム幅方向に移動自在に支持されている。
【0038】
なお、図示していないが、第1および第2フィーダユニット61,62は、複数のクランプを有している。これらのクランプは、ソレノイドによって作動し、フィルムFの保持および保持の解除を行う。
【0039】
<カッター機構>
また、フィルム搬送機構6のフィルム搬送方向前側には、カッター機構69が配備されている。カッター機構69は、フィルム送り出し機構5からフィルム搬送機構6へと受け渡されたフィルムFがフィルム搬送機構6で所定量だけ搬送された後に、両機構5,6間においてフィルムFを切断するために設けられている。カッター機構69は、フィルム幅よりも長い切断刃69aを有し、この切断刃69aをアクチュエータで移動させることによりフィルムFを切断する。
【0040】
なお、カッター機構69も、正面右側のフィルムロールRからフィルムFが繰り出されるときのためのものと、正面左側のフィルムロールRからフィルムFが繰り出されるときのためのものとの2セットが配備されている(図2参照)。
【0041】
<折り込み機構>
折り込み機構7は、図2および図3に示すように、主として、左右折り込み板76,77と、後折り込み板78と、前折り込み棒79とから構成されている。
【0042】
左右折り込み板76,77は、フィルムFのフィルム搬送方向両端部をトレーTの下側に折り込むもので、図示しないモータおよびタイミングベルトによって水平移動が可能である。
【0043】
後折り込み板78は、フィルムFの第2フィーダユニット62側の側部をトレーTの下側に折り込むもので、図示しないモータおよびタイミングベルトによって水平移動が可能である。
【0044】
前折り込み棒79は、トレーTを排出台83に向けて押し出す排出プッシャー79aによるトレーTの排出時に、フィルムFの第1フィーダユニット61側の側部がトレーTの下側に折り込まれるように配置されている。
【0045】
排出プッシャー79aは、図2に示すように、後述する押さえ機構81の押さえローラ106や押さえプレート104と干渉しないよう、左右に2分割されている。
【0046】
<押さえ機構>
押さえ機構81は、図5に示すように、サーボモータ(若しくはトルクモータ)101、ギア部材102、2つのアーム103、押さえプレート104、連結部材105、複数の押さえローラ106、第1固定部材107、第2固定部材108、第3固定部材109などから構成されている。
【0047】
サーボモータ101の回転軸に、ギア部材102が装着される。ギア部材102のギアは、一方のアーム103の端部に形成されている円弧状ギア103aに噛み合う。アーム103は、それぞれ2本の板部材により構成されており、一端が第3固定部材109に、他端が押さえプレート104の中央付近にピン連結されている。第2および第3固定部材108,109は、アーム103の一端を第1固定部材107に固定するとともに、ギア部材102の先端を回転自在に支持する。第1固定部材107およびサーボモータ101は、包装装置1の骨組みフレームに固定される。押さえプレート104は、アーム103により、常に概ね水平面に平行となるように保持されている。そして、サーボモータ101の駆動によってアーム103が回動すると、それに従って押さえプレート104の高さ位置が変わる。押さえローラ106は、シリコンを原材料とするスポンジ状のローラであり、連結部材105を介して押さえプレート104の先端に回転自在に支持されている。また、押さえローラ106は、図3や図11に示すように、平面的に後述する加熱ローラ112の概ね直上に位置している。
【0048】
この押さえ機構81は、前述のように、排出プッシャー79aによってトレーTを排出台83に押し出しながらトレーTの下に折り込まれたフィルムFを加熱機構82によってヒートシールする際に、商品GおよびトレーTを加熱ローラ112に押しつける役割を果たす。このときには、後述する制御部9からの指令により、商品GやトレーT、フィルムFの性状に合った押しつけ力および押しつけ時間となるようにサーボモータ101が駆動され、アーム103から押さえプレート104に下向きの力が働いて押さえローラ106から商品GおよびトレーTに押しつけ力が作用する。
【0049】
なお、前述のように押さえ機構81はリフター機構30によってトレーTおよび商品Gが突き上げられて止まったときにトレーTや商品Gが姿勢を崩して転倒することを抑える役割を果たすが、このときにはサーボモータ101は駆動せず、押さえプレート104等の自重によって商品GおよびトレーTが下方に押さえつけられる。
【0050】
<加熱機構>
加熱機構82は、図6に示すように、搬送ローラ111、加熱ローラ112、ヒータ113、ローラ支持部材114、ヒータ支持部材115、温度センサ116などから構成されている。搬送ローラ111は、2本の加熱ローラ112の前後に複数本が配置されている。左右一対のローラ支持部材114は、各ローラ111,112の両端を回転自在に支持している。また、加熱ローラ112は、筒状に形成されており、その内部に円柱状の電気式ヒータ113が挿入されている。ヒータ113は、いわゆるカートリッジヒータであり、加熱ローラ112と接触しておらず、両端がヒータ支持部材115に固定されている。これらのヒータ113の一端には電極119が設けられており、この電極119から通電を行うことによってヒータ113内の発熱コイルが発熱する。
【0051】
また、加熱ローラ112には、その外表面の温度を検出する温度センサ36が接触している。この温度センサ36は、加熱ローラ112の温度を制御部9へと送る。
【0052】
<制御部>
本体1aの上部に配される制御部9は、図7に示すように構成されており、各機構2,5,6,30,7,81,82,10,11の各動作を制御する。制御部9は、CPU91、ROM92、RAM93、タッチパネル式の表示パネル94、操作キー95などを有しており、また各種データが保存される記憶部96とつながっている。主電源スイッチ16、ヒータ電源スイッチ17、非常停止スイッチ19などからの入力も、制御部9に伝達される。
【0053】
記憶部96には、フィルムデータファイル96aと、商品データファイル96bと、トレーデータファイル96cとが収納されている。フィルムデータファイル96aには、複数種類のフィルムFの性状に関するデータが、フィルムFの種類ごとに記憶されている。商品データファイル96bには、商品Gの単価データや商品Gの性状に関するデータが、商品Gの種類ごとに記憶されている。トレーデータファイル96cには、トレーTの性状に関するデータが、トレーTの種類ごとに記憶されている。
【0054】
具体的には、フィルムデータファイル96aには、フィルムNo.ごとに、フィルムFの厚みや材質、フィルム幅などのデータが記憶されている。商品データファイル96bには、商品の呼び出しNo.ごとに、商品Gが冷凍食品であるか否かなどのデータ、商品Gの単価データ、使用される1つの又は複数のトレーTのトレーNo.などのデータが記憶されている。トレーデータファイル96cには、トレーNo.ごとに、トレーTの大きさ、形状、材質、風袋重量(トレー重量あるいはトレー重量にフィルム重量を加えたもの)などのデータが記憶されている。
【0055】
<包装装置の動作概略>
次に、上記のような構成を持つ包装装置1の動作を簡単に説明する。
本装置1では、オペレータが商品Gを収容したトレーTを計量搬入機構2の計量器上に載せると、計量値が安定して計量が完了するのを待って、搬入ベルトが動き出す。この搬入ベルトの動きに従って搬入ベルトに固定されている突起が移動し、商品Gを載せたトレーTをリフター機構30の支持部材33上に押し出す(図9参照)。
【0056】
一方、フィルムロールRからフィルム送り出し機構5によりフィルム搬送機構6へと受け渡されたフィルムFは、カッター機構69の切断刃69aにより切断され1枚の長方形状のフィルムFになって、リフター機構30の上方まで両フィーダユニット61,62によって運ばれている。そして、リフター機構30の上方において、各クランプの作動によりフィルムFの周囲を強く保持された状態となっている。
【0057】
そして、このように周囲、特に両側部を強く保持されたフィルムFに対して、リフター機構30が商品GおよびトレーTを押し上げる(図10参照)。すると、周囲を強く保持されているフィルムFは商品GおよびトレーTの上部を覆うように伸張する。
【0058】
この状態において、後折り込み板78および左右折り込み板76,77がトレーTの下側に水平移動すると、適当なタイミングで正面側(図10の左側)にあるクランプ以外のクランプがフィルムFの保持を解除して、フィルムFの周囲3辺がトレーTの下側に折り込まれる。そして、排出プッシャー79aがトレーTを排出台83側に押し出すと、折り込まれていなかった正面側のフィルムFの1辺が前折り込み棒79に当たり、排出台83側へのトレーTの移動にしたがってトレーTの下側に折り込まれていく(図11参照)。なお、正面側にあるクランプは、このときにフィルムFの保持が解除される。また、この移動中に、トレーTの下側に折り込まれたフィルムFがヒートシールされ、図12に示す位置に排出されたときには、商品GおよびトレーT全体をフィルムFが覆った包装完了の状態となる。
【0059】
さらに、ラベル貼付を含む処理を選択している場合には、計量値に基づいて算出される商品の値段や重量などがラベルプリンター10によりラベルに印字され、そのラベルがラベル発行機11により包装済みの商品GおよびトレーTに貼付される。
【0060】
<包装排出動作における押さえ機構の動き>
上記のように、排出プッシャー79aがトレーTを排出台83側に押し出すときに、トレーTの下側に折り込まれたフィルムFがヒートシールされる。このヒートシール時の動作を、押さえ機構81の動きを含め、以下に詳述する。
【0061】
図10に示すようにリフター機構30が商品GおよびトレーTを押し上げるときには、押さえ機構81のサーボモータ101は駆動されておらず、押さえプレート104は、商品Gの上面に対して押さえプレート104等の自重だけを負荷する。
【0062】
そして、図11に示すように、トレーTが排出プッシャー79aによって排出台83側に押し出されていく途中で、トレーTは加熱機構82の加熱ローラ112の上を通る。このとき、トレーTの下側に折り込まれたフィルムFが加熱ローラ112から熱を受けてヒートシールされる。また、トレーTが加熱ローラ112の上を通っているときには、サーボモータ101に対し、所定の出力で、所定の時間帯だけ駆動するように制御部9から指令が出される。これにより、トレーTに入った商品Gが下に押しつけられ、間接的にトレーTの下側に折り込まれたフィルムFが加熱ローラ112とトレーTとの間で強く挟まれる状態となり、フィルムFが強く加熱ローラ112に押圧されるようになる。
【0063】
<押さえ機構のサーボモータの出力制御>
このように、ヒートシール時におけるフィルムFへの押圧力は、商品GおよびトレーTと押さえプレート104等の自重に加えて、所定時間の間はサーボモータ101が発する力が補助的に加わるようになっている。ここで、ヒートシールの具合を調整することができるパラメータとして、サーボモータ101を駆動する時間(以下、モータ駆動時間という。)と、サーボモータ101の出力(以下、モータ出力という。)とを挙げることができる。
【0064】
これらのモータ駆動時間およびモータ出力は、制御部9が、記憶部96にある商品GやトレーT、フィルムFの性状データおよび計量搬入機構2により計測された商品Gの重量データを基にして決定する。
【0065】
具体的には、商品Gが冷凍食品の場合、トレーTも冷えているため、ヒートシール不足になる恐れがある。このような場合には、サーボモータ101のモータ出力を大きくするとともに、トレーTの先端が加熱ローラ112に載り始めてからトレーTの後端が加熱ローラ112から外れるまでの間、サーボモータ101を駆動し続ける制御が採られる。
【0066】
また、重量が同じであってもトレーTの平面サイズが大きい場合には押さえ機構81のモータ出力を大きくしたほうが望ましく、フィルムFの材質によってもモータ出力やモータ駆動時間を調整制御することが望ましい。
【0067】
さらに、トレーTの下面においてフィルムFがどのように折り重なっているのかをフィルムFのサイズやトレーTの形状から判断し、例えばフィルムFの折り重なり部分が前後に離れている場合には、トレーTの先端が加熱ローラ112に載り始めたときとトレーTの後端が加熱ローラ112から外れる直前とに分けてモータ出力を大きくする制御を行うことも考えられる。
【0068】
<本実施形態の包装装置の特徴>
包装装置1では、商品GおよびトレーTを加熱ローラ112に押しつける押さえ機構81のモータ出力やモータ駆動時間を調整することによってヒートシールの最適化を図っている。具体的には、モータ出力やモータ駆動時間といったヒートシールの具合を左右するパラメータを、商品G、トレーT、およびフィルムFの性状に応じて決定している。したがって、ここでは、商品G、トレーT、およびフィルムFの性状に応じた最適なヒートシールが為される。
【0069】
<本実施形態の包装装置の変形例>
(A)
上記の包装装置1では、商品Gが冷凍食品であるか否かのデータが被包装物データファイル96bに記憶されているので、そのデータを基にして押さえ機構81のサーボモータ101のモータ出力やモータ駆動時間を制御しているが、商品Gの温度を計測する温度計を設置し、商品Gの実際の温度を基にしてモータ出力やモータ駆動時間を制御させることも可能である。
【0070】
また、反対に、上記の包装装置1では計量搬入機構2が計測した商品Gの重量を基に押さえ機構81のサーボモータ101のモータ出力やモータ駆動時間を制御しているが、計量機構を備えていない包装装置の場合には、外部入力された重量データを基にモータ出力やモータ駆動時間を制御させればよい。
【0071】
(B)
上記の包装装置1では、加熱機構82が冷却機能を有していないため、ヒートシールの具合を左右するパラメータの1つである加熱ローラ112の温度を制御対象として含めておらず、制御部9は、単に加熱ローラ112が一定の温度になるよう、温度センサ116からのデータを監視して電極119に必要な電力を供給させている。
【0072】
しかし、加熱機構82に冷却機能を付加し、レスポンスよく加熱ローラ112の温度を下げることを可能とすれば、モータ出力やモータ駆動時間を調整しても所望のシール状態が得られないような場合に、温度の調整制御をすることができるようになる。
【0073】
このようにして、制御部9が押さえ機構81のモータ出力およびモータ駆動時間と加熱ローラ112の温度との3つのパラメータを調整することができれば、さらに被包装物(商品GおよびトレーT)やフィルムFの性状に合ったヒートシールを実現することが可能となる。
【0074】
例えば、冷凍の商品Gの場合に、商品Gを保護するために加熱ローラ112の温度を下げつつ、ヒートシール不良を起こさないようにモータ出力を上げてモータ駆動時間を長くする制御を採ることができる。
【0075】
また、商品Gが刺身である場合には、モータ出力を上げて押さえローラ106から商品Gに作用する押しつけ力を大きくすると、商品価値が損なわれる恐れがある。このような場合には、モータ出力を下げて(あるいは0にして)商品Gを保護しつつ、モータ駆動時間を長くするとともに加熱ローラ112の温度を上げることでヒートシールの強化を行うようにすることが考えられる。
【0076】
(C)
上記の加熱機構82において、ヒータ113を長手方向に複数個に分割(例えば5分割)し、それぞれの分割ヒータの温度を別々に制御できるようにすると、以下のような省エネルギー効果を得ることができる。
【0077】
図13に、ヒータを5分割し、分割ヒータ113a〜113eによりヒータを構成しているものを示す。ここでは、ヒータの長手方向(排出プッシャー79aによる排出方向に直交する方向)に5つの分割ヒータ113a〜113eが並べられており、それぞれが制御部9からの指令によって発熱する。
【0078】
このようにヒータを構成すると、加熱ローラ112は、必要な部分だけが加熱され、不必要な部分が直接加熱されることがなくなる。例えば、図13に示す大きなトレーT1に載った商品を包装する場合には全ての分割ヒータ113a〜113eを加熱するように制御し、図13に示す小さなトレーT2に載った商品を包装する場合には両端の分割ヒータ113a,113eを発熱させずに分割ヒータ113b,113c,113dだけを発熱させる制御を行うことが考えられる。小さなトレーT2の場合には、加熱ローラ112のうち分割ヒータ113a,113eを覆う部分はトレーT2の下面に接することがないからである。
【0079】
また、トレーTの形状によってトレーTの下側に折り込まれるフィルムFの周縁部の配置がある程度決まってくるが、それに合わせて必要な分割ヒータ(例えば、フィルムFがトレーT2の下面の両端付近で折り重なる場合には、分割ヒータ113b,113d)だけを発熱させるようにすることで、エネルギーを節約することができる。
【0080】
上記のように、ヒータを分割して各分割ヒータ113a〜113eを別々に制御すると、ヒータ全体の加熱面積をトレー形状等に合わせて適切に調整していることになり、加熱ローラ112の不必要な部分の加熱による無駄なエネルギーの消費が抑えられるようになる。
【0081】
(D)
商品GやトレーTの選択は、表示パネル94や操作キー95から商品Gの呼び出しNo.やトレーNo.を手入力することによって行ってもよいが、商品GやトレーTの種類を自動的に判別するようにしてもよい。
【0082】
具体的には、計量搬入機構2やその近傍にセンサやCCDカメラを設けて、商品GやトレーTの大きさ、形状、色などを計測し、その計測結果を基にして商品GやトレーTの種類を判別させるようにすることが考えられる(例えば、特開平11−125556号公報参照)。
【0083】
【発明の効果】
本発明では、被包装物の下側に折り込まれたフィルムに対し、熱供給部材からの熱と押圧力供給部材からの押しつけ力とを加えることで熱シールを行うため、熱供給部材の温度、および押圧力供給部材が被包装物を押す時間の長さが、熱シール後のシール状態を左右するパラメータとなる。そして、ここでは、これらのパラメータを、被包装物の性状に応じて変える制御を行っている。これにより、性状の異なる多種の被包装物が包装対象となる場合であっても、それぞれの被包装物に適した熱シールが為されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である包装装置の外観斜視図。
【図2】 包装装置内部の正面概略図。
【図3】 図2のIII-III矢視概略図。
【図4】 図3のIV-IV矢視概略図。
【図5】 押さえ機構の部品構成図。
【図6】 加熱機構の平面図。
【図7】 制御部のブロック構成図。
【図8】 包装装置の動作説明図。
【図9】 包装装置の動作説明図。
【図10】 包装装置の動作説明図。
【図11】 包装装置の動作説明図。
【図12】 包装装置の動作説明図。
【図13】 ヒータを分割する場合の概略図。
【符号の説明】
1 包装装置
9 制御部
81 押さえ機構
82 加熱機構
96 記憶部
96a フィルムデータファイル
96b 被包装物データファイル
106 押さえローラ(押圧力供給部材)
112 加熱ローラ(熱供給部材)
113 ヒータ
113a〜113e 分割ヒータ
F フィルム
G 商品
T トレー
Claims (4)
- 緊張保持させたフィルムに下方から被包装物を押し上げ、前記フィルムの周縁部を前記被包装物の下側に折り込んで熱シールする包装装置であって、
前記被包装物の下側に折り込まれた前記フィルムに対して熱を加える熱供給部材と、
前記被包装物が押し上げられて前記熱供給部材に押し出される間、継続して自重を加えて前記被包装物の姿勢を安定させるとともに、前記被包装物が前記熱供給部材に接触し始めてから前記被包装物が前記熱供給部材から外れるまでの間、前記被包装物を前記熱供給部材に継続して押しつけて前記熱供給部材と前記被包装物との間に前記フィルムを強く挟み込み、間接的に前記フィルムを前記熱供給部材に押圧してヒートシールさせる押圧力供給部材と、
前記押圧力供給部材によって前記被包装物が前記熱供給部材に押しつけられる時間の長さのパラメータを、前記被包装物の重量データもしくは前記被包装物に含まれるトレーの平面サイズの大きさを基に決定し、さらに、前記時間の長さのパラメータおよび前記熱供給部材の温度のパラメータを、前記被包装物の性状である温度に応じて変える制御部と、
を備える包装装置。 - 入力された前記被包装物の性状に関するデータを記憶する記憶部をさらに備え、
前記制御部は、前記記憶部にある前記データを基に、前記パラメータを変える、
請求項1に記載の包装装置。 - 入力された前記被包装物の性状に関するデータおよび入力された前記フィルムの性状に関するデータを記憶する記憶部をさらに備え、
前記制御部は、前記記憶部にある前記データを基に、前記被包装物の性状および前記フィルムの性状に応じて前記パラメータを変える、
請求項1または2に記載の包装装置。 - 前記熱供給部材は、複数の発熱体を有しており、
前記制御部は、前記被包装物の性状に応じて、前記複数の発熱体のうち作動させるものを選択する、
請求項1から3のいずれかに記載の包装装置。
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