JP5733936B2 - 車両用シート - Google Patents
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また、例えばシートベルトを備えた車両用シートのように、一方の側に大きな荷重が加わる場合であっても、左右方向に延設された第1連結部材により、一方のライザーから他方のライザーに荷重が伝達される。したがって、様々な方向の荷重が加わった場合であっても、剛性が高く、荷重を分散可能である。
したがって、本発明の車両用シートは、着座側サイドフレーム側から伝達される荷重に対し、ライザーの剛性が向上するため、スライドレールによる前後方向の動きをスムーズに行うことができる。
そして、第1連結部材において、ライザー補強部を備えた構成とすると、ライザーの剛性が向上する。このとき、ライザー補強部としては、左方向又は右方向に膨出した凸状のビードが形成されていると好ましい。そして、ライザー補強部を、第2連結部材が配設されていない位置に設けることにより、第2連結部材の配設された部分の強度を損なうことなく、且つ第1連結部材の強度を向上させることができるため、ライザーの剛性をより向上させることができる。
このように、第1連結部材が2枚の板材によって構成されることにより、ライザーの上方に備えられるスライドレールと、前方脚部と、後方脚部と、2枚の板材からなる第1連結部材と、によって、略閉断面構造とすることができる。そして、2枚の板材からなる第1連結部材に第2連結部材を貫通させることにより、第2連結部材の取付強度が向上する。この構造とすることにより、前後方向だけでなく、左右方向の荷重に対する剛性も向上するので、ライザーの剛性をさらに高めることができる。
また、前記ライザー補強部は、前記第2連結部材が配設された位置を挟んで車体前後方向に略直線状に延設されていると好ましい。
そして、前記ライザー補強部は、前記ライザーとして互いに対向する2枚の側板の対向する位置に同形状で設けられていてもよい。
更には、前記ライザー補強部は、シート幅方向内側の側板に内側に膨出するように設けられると好ましい。
更には、側板を2枚設け、さらにその2枚の側板に第2連結部材が貫通して配設されることにより、より剛性の高いライザーを備えた車両用シートを提供することができる。
つまり、シートバックフレーム1の一部を構成する背凭れ側サイドフレーム11,12は、上下方向に所定の長さで構成されており、左右方向に所定間隔を有して対向して配設されている。そして、シートバックフレーム1内(両側の背凭れ側サイドフレーム11,12の間)でシートバックフレーム1の内側領域には、クッションパッド1aを後方から支える姿勢保持部材としての架設部材61が配設されている。
このように、車体外側に配設される背凭れ側サイドフレーム11は閉断面構造を有しており、車体内側に設けられた背凭れ側サイドフレーム12よりも強度が大きく形成されている。シートベルト一体の車両用シートSでは、車両の衝突などによりシートベルトBに乗員からの大きな荷重が加わり、ショルダーベルト部B1が取付けられる車体外側の背凭れ側サイドフレーム11に大きな荷重が加わるため、このように車体外側の背凭れ側サイドフレーム11の剛性が高くなるような構造としている。
ショルダーアンカー部14は、車体外側(車体ドア側)に位置する背凭れ側サイドフレーム11と略同じ位置又は背凭れ側サイドフレーム11より外側に寄せて配設されている。
また、図6において、ライザー70,80は、側板73,74、側板83,84をそれぞれ備えた構成を示したが、例えば、ライザー80は側板を1枚のみ備えた構成であっても良い。ただし、ショルダーアンカー部14が備えられた側に配設されるライザー70は、より大きな荷重が加わり易いため、上述のように、側板73,74を組み合わせた構成とすると良い。
この構成により、さらに下部着座側サイドフレーム22の剛性を向上させることができる。
そして、着座フレーム2側から荷重が加わった場合であっても、ライザー70,80の剛性が高いため、本発明の車両用シートSは、スライドレールを安定して前後方向に動作させることができる。
S1 シートバック
S2 着座部
S3 ヘッドレスト
B シートベルト
B1 ショルダーベルト部
F シートフレーム
1 シートバックフレーム
2 着座フレーム
3 芯材
1a,2a,3a クッションパッド(パッド材)
1b,2b,3b 表皮材
11,12 背凭れ側サイドフレーム
11a 閉断面構造部
11b 延長部
11c 孔
13 上部フレーム
13a 側面部
14 ショルダーアンカー部
15 リクライニング装置
21,23 上部着座側サイドフレーム
22,24 下部着座側サイドフレーム
21a 上部外面材
21b 縁端
21c 上部フレーム膨出部(上部フレーム補強部)
21k 上部内面材
21x 連結部
22a 下部外面材
22b,22l 上辺
22c 下部フレーム外面膨出部(下部フレーム補強部)
22d,22e 外面ビード
22f 外面凸部(下部フレーム補強部)
22k 下部内面材
22m 下部フレーム内面膨出部(下部フレーム補強部)
22n,22o 内面ビード
22p 内面凸部(下部フレーム補強部)
25 アッパーレール(スライドレール)
26 ロアーレール(スライドレール)
27 クッション支持部材
28 着座側後方フレーム
29a,29b 着座側前方フレーム
30 サイドフレーム補強部材
40 メンバーパイプ(連結部材)
42,43 パイプ補強部材
50 リトラクタ取付ブラケット
51 下方連結部材
54 リトラクタ(シートデバイス部)
61 架設部材
70,80 ライザー
71,81 前方脚部
72,82 後方脚部
71a,72a,82a 天面
71b,72b,81b 側面
71c,72c,81c 底面
73,74,83,84 側板(第1連結部材)
73a ライザー補強部
90 ライザー連結部材(第2連結部材)
121,123 着座側サイドフレーム
Claims (5)
- 一対の着座側サイドフレームと、該着座側サイドフレームの下方において前後方向に延設されたスライドレールと、該スライドレールの下方に配設されたライザーと、を備えた車両用シートであって、
前記ライザーは、前記スライドレールの前端側に接合される前方脚部と、後端側に接合される後方脚部と、前記前方脚部と前記後方脚部とを連結する第1連結部材と、を有し、
前記ライザー間を連結する第2連結部材が架設され、前記第1連結部材は、車体前後方向において、前記第2連結部材が連結された位置とは異なる位置において、ライザー補強部を備えており、
該ライザー補強部は、前後方向に伸びるビード形状からなり、前記第2連結部材が配設された位置と略同じ高さ位置で形成されることを特徴とする車両用シート。 - 前記第1連結部材は、対向して配設される2枚の側板からなり、前記第2連結部材は、前記2枚の側板を貫通して配設されてなることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
- 前記ライザー補強部は、前記第2連結部材が配設された位置を挟んで車体前後方向に略直線状に延設されることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用シート。
- 前記ライザー補強部は、前記ライザーとして互いに対向する2枚の側板の対向する位置に同形状で設けられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の車両用シート。
- 前記ライザー補強部は、シート幅方向内側の側板に内側に膨出するように設けられることを特徴とする請求項4に記載の車両用シート。
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