JP5482177B2 - 符号化装置、プログラム、記録媒体 - Google Patents
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Description
前記絵柄部画像および前記非絵柄部色画像を周波数変換する周波数変換部と、
前記周波数変換部により得られた前記絵柄部画像の周波数係数および前記非絵柄部色画像の周波数係数を量子化する量子化部と、
前記量子化された前記絵柄部画像の周波数係数および前記非絵柄部色画像の周波数係数を符号化する符号化部とを、有し、
前記量子化は、周波数ゲインのための正規化のための量子化を除き、
前記非絵柄部色画像の高周波帯域の周波数係数の量子化ステップ数を、前記絵柄部画像の高周波帯域の周波数係数の量子化ステップ数よりも小さくすることを特徴とする符号化装置を提供する。
2000を選択可能にしたJPM(JPEG2000 Multi Layer)を用いる。もちろん、JPMでは、JPEG2000以外の符号化方式としてJPEG、MMR、JBIG等も選択可能であり、そのJPM符号のフォーマットも、図5に示すような符号の構成をとる。
で、実線部分を中心に簡単に説明する。図6において、「JPEG2000 Signature box」は
、当該符号がJPEG2000ファミリーに属することを示す全体のヘッダである。「Fi
le Type box」は、当該符号がJPMフォーマットであることを示す全体のヘッダである
。「Compound Image Header box」は、当該符号の全般的な情報を含む全体のヘッダであ
る。「Page Collection box」は、当該符号がマルチページからなる場合に各ページの順
番を示す目次的なものである。「Page box」は、ページの解像度等を示す全体のヘッダで
ある。ここで、ページとは、画像を順次重ねて(合成して)いくためのキャンバスであり
、合成が終った後の画像と同じ大きさを持つ。JPMの場合、ページには、前景とマスク
のペアで構成される「layout object(レイアウト・オブジェクト)」が順次描画される
。「Layout Object box」は、前景とマスクのサイズや位置等を示す、前景及びマスク用
のヘッダである。「Media Data box」や「Contiguous Codestream box」は、前景やマス
クの符号を含む部分である。なお、JPMでは、背景(BasePage)は、レイアウト・オブ
ジェクトが描画される前の初期的なページとして扱われる。
れるレイアウト・オブジェクトを順次重ねて画像を合成する処理において、前景と背景と
を合成する方法として、
(i)前景か背景のいずれかを選択する方法
(ii)前景の値と背景の値の加重平均をとる方法
が選択可能である。(i)の場合には、マスクを2値とし、その値が1のときに前景を選
択し、0のときに背景を選択するものである。また、(ii)の場合には、マスクに8ビ
ットの正の値を持たせ、以下に示す式(1)により前景と背景の加重平均により合成するものである。
これらのいずれの合成方法をとるかは、前景とマスクのペアごとに指定可能であり、各ペア用のヘッダに記載する。
ここで、MRC符号の作成法としては、前景画像を減色し、前景を数色で(極端な場合には一色で)表現する方法が典型的である。こうした減色を用いれば、前景画像は人工画像的になり、人工画像用の符号化方式を用いて高い圧縮率を得ることができる。
[全体的な流れ]
まず、全体的な流れについて説明する。図7は、本実施の形態にかかるPCのハードウェア構成を示すブロック図である。本実施の形態にかかるPC100は、CPU(Central Processing Unit)101、RAM(Random Access Memory)102、HDD(Hard Disk Drive)103等をシステムバス104により相互接続した一般的なパーソナルコンピュータである。
[実施形態1]
次に、実施形態1のCPU101内の機能構成例を図8に示す。また、CPU101の処理の流れを図9に示す。
<DCレベルシフト部4の処理>
次にDCレベルシフト部4の処理については説明する。本実施例では、「DCレベルシフト部4により、画像信号に対して、色変換をしない実施形態1」と「DCレベルシフト部4により、画像信号に対して、色変換をする実施形態2」を説明する。段落<DCレベルシフト部4の処理>では、色変換の処理についても説明する。また、色変換した後の輝度信号をYとし、色差信号をCb、Crとする。
分を減算するレベルシフトを、逆変換では各信号値に信号のダイナミックレンジの半分を
加算するレベルシフトを行う。但し、レベルシフトは画像信号がYCbCr信号における
CbやCrのような符号付き整数の場合には適用しない。
通りである。
(1)
I(x,y)←I(x,y)+2Ssiz(i) ・・・逆変換
ここで、Ssiz(i)とは画像の各コンポーネントi(RGB画像ならi=0,1,2)のビット深さから1を減じたものである。I(x,y)は座標(x,y)における信号値(画素値)である。
を輝度画像Y、色差画像Cr、Cbに変換後に圧縮を行うと圧縮率が向上し、結果的には再生画質が良くなることと目的は同じである。色変換には、可逆と非可逆の2つの方法が定義されている。
換式の係数が整数値であることが特徴である。この変換式を式(2)に示す。
Y1(x,y)=I2(x,y)−I1(x,y) 順変換
Y2(x,y)=I0(x,y)−I1(x,y)
(2)
I1(x,y)=Y0(x,y)−floor((Y2(x,y)+Y1(x,y))/4)
I0(x,y)=Y2(x,y)+I1{x,y) 逆変換
I2(x,y)=Y1(x,y)+I1[x,y)
なお、Iは原信号を示し、Yは変換後の信号を示している。また、IやYに続く0〜2はサフィクスである。具体的には、RGB信号を可逆変換する場合、I信号においてはI0=R,I1=G,I2=Bと表され、Y信号においてはY0=Y,Y1=Cb,Y2=Crと表される。さらに、floor(x)は、xのフロア関数(実数xを、xを越えず、かつxに最も近い整数に置換する関数)を示している。
示す。
Y1(x,y)=−0.16875×I0(x,y)−0.33126×1(x,y)+0.5*I2(x,y) 順変換
Y2(x,y)=0.5×I0(x,y)−0.41869×I1(x,y)−0.08131×I2(x,y)
(3)
I0(x,y)=Y0(x,y)+1.402×Y2(x,y)
I1(x,y)=Y0(x,y)−0.34413×Y1(x,y)−0.71414×Y2(x,y) 逆変換
I2(x,y)=Y0(x,y)+1.772×Y1(x,y)
なお、Iは原信号を示し、Yは変換後の信号を示している。また、IやYに続く0〜2はサフィクスである。具体的には、RGB信号を非可逆変換する場合、I信号においては、I0=Y,I1=G,I2=Bと表され、Y信号においてはI0=Y,I1=Cb,I2=Crと表される。
<周波数変換部8について>
次に周波数変換部8の処理について説明する。周波数変換部8は、絵柄部画像R、非絵柄部色画像P、特定画像Cを周波数変換する。周波数変換後は、絵柄部画像Rの周波数成分fR、および非絵柄部色画像Pの周波数成分fPが出力される。周波数変換部8の処理の詳細について説明する。
C(2i+1)=P(2i+1)−floor((P(2i)+P(2i+2))/2) [step1]
C(2i)=P(2i)+floor((C(2i−1)+C(2i+1)+2)/4) [step2]
逆変換 (4)
P(2i)=C(2i)−floor((C(2i−1)+C(2i+1)+2)/4) [step3]
P(2i+1)=C(2i+1)+floor((P(2i)+P(2i+2))/2) [step4]
9*7ウェーブレット変換の変換式を式(5)に示す。
C(2n+1)=P(2n+1)+α×(P(2n)+P(2n+2)) [step1]
C(2n)=P(2n)+β×(C(2n−1)+C(2n+1)) [step2]
C(2n+1)=C(2n+1)+γ×(C(2n)+C(2n+2)) [step3]
C(2n)=C(2n)+δ×(C(2n−1)+C(2n+1)) [step4]
C(2n+1)=K×C(2n+1) [step5]
C(2n)=(1/K)×C(2n) [step6]
逆変換 (5)
P(2n)=K×C(2n) [step1]
P(2n+1)=(1/K)×C(2n+1) [step2]
P(2n)=X(2n)−δ×(P(2n−1)+P(2n+1)) [step3]
P(2n+1)=P(2n+1)−γ×(P(2n)+P(2n+2)) [step4]
P(2n)=P(2n)−β×(P(2n−1)+P(2n+2)) [step5]
P(2n)=P(2n+1)-α×(P(2n)+P(2n+2)) [step6]
但し、α=-1.586134342059924
β=-0.052980118572961
γ=0.882911075530934
δ=0.443506852043971
K=1.230174104914001
次に、ウェーブレット変換の手順、並びにデコンポジションレベル、解像度レベル、サ
ブバンドの定義について説明する。
られる係数をLと表記すれば、垂直方向の変換によって図13に示した画像は図14に示されるようなL係数、H係数(周波数係数)の配列へと変換される。
ション(分解))が終了し、上述したLL係数だけを集めて図15に示されるようにサブバンド毎に集め、LLサブバンドだけ取り出すと、丁度原画像の1/2の解像度の"画像"
が得られる。因みに、このようにサブバンド毎に分類することはデインターリーブと呼ば
れ、図1を参照して説明したような処理状態に配置することはインターリーブと呼ばれる
2回目のウェーブレット変換は、LLサブバンドを原画像とみなして、上述した場合と
同様の変換を行えば良い。この場合、並べ替えを行うと、図17に示されるような形態となる。ここでの係数の接頭の1や2は、水平・垂直に関し各何回のウェーブレット変換で係数が得られたかを示しており、デコンポジションレベルと呼ばれる。
だけの処理を行えば良く、その何れかの方向に関してウェーブレット変換を行った回数が
デコンポジションレベルとなる。
、サブバンド毎に係数の線形量子化が成されるが、5*3フィルタを選択した場合には、
サブバンド毎の線形量子化はしない仕様となっている。
ンクトとは、サブバンドを矩形に分割したものをHL、LH、HHの3つのサブバンドに
ついて集めたもので、大まかな意味では画像中の場所(Position)を表わすもの
である。プリシンクトは3つで1纏まりであるが、LLサブバンドを分割した場合には1
つで1纏まりとなる。また、プリシンクトはサブバンドと同じサイズにでき、プリシンク
トをさらに矩形に分割したものがコードブロックである。
[量子化部10について]
量子化部10の量子化について、本実施例では、周波数ゲインのための正規化のための量子化を除く。量子化部10の説明の前に、「周波数ゲインのための正規化のための量子化を除く」理由を説明する。
(I)周波数変換部8による周波数変換が直交変換である場合
周波数変換が直交変換である場合は、その定義より、各帯域の周波数係数に生じた誤差は、周波数逆変換で算出される画素値に等しい割合で寄与する。このため、前記寄与度を考慮することなく(周波数変換ゲインの正規化のための量子化が必要なく)、人の視覚特性等を考慮して量子化(係数の量子化またはトランケーションまたは両者)を行う。
(II)周波数変換が非直交変換(ex.双直交変換)である場合
(II−i)各帯域の周波数係数に生じた誤差が、周波数逆変換で算出される画素値に寄与する度合い(いわゆる周波数変換ゲイン)が帯域ごとに異なるため、まずは帯域ごとに前記寄与度を考慮した正規化がなされる。前記正規化は、帯域ごとの係数の線形量子化でなされるのが典型(ex.寄与度の小さい帯域の係数を予め量子化して、誤差を与えておく)であり、これは形態としては量子化であるが、その意図するところは正規化である。
量子化ステップ数=(正規化のために除算に用いるサブバンドごとの値/ 当該サブバンドのVisual Weight)×n(nは、圧縮率等に応じてユーザが選択する定数) (6)
とするのが一般的である。よってVisual Weightが小さい程、すなわち視覚的な重要度が小さいサブバンドほど、大きく量子化されることになる。
となる。以下、式(7)で算出される値を「実質的な量子化ステップ数」と呼ぶ。前景P'と背景Qとでnを共通にする場合には、「実質的な量子化ステップ数」はVisual Weightの逆数となる。
[実施形態2]
実施形態2では、DCレベルシフト部4内の輝度色差変換部が、絵柄部画像R、非絵柄部色画像P'を輝度・色差変換して、前記絵柄部画像の輝度YRおよび色差CR、および非絵柄部色画像Pの輝度YPおよび色差CPを生成する。
輝度の量子化の程度 << 色差の量子化の程度
とするのが一般的である。
あるいは 輝度の量子化の程度 ≒ 色差の量子化の程度
のように、自然画像ではあっても、MRCの前景P'の輝度と色差の量子化の割合(色差の量子化の程度/輝度の量子化の程度)を、背景Rのそれとは変えることが望ましい。
[実施形態3]
本実施形態3の符号化装置では、非絵柄部色画像P'(前景P')の輝度Yの高周波成分を最も量子化し、絵柄部画像の色差の高周波成分を最も量子化する。これにより、更に、符号量を少なく符号化できる。また、この実施形態3の符号化装置では、上記第1の手法、第2の手法のうちどちらを用いても良い。
[具体例1]
実施形態1、2を実現するための具体例を説明する。具体例1として、図8に示す符号化装置に、重み付け部16を更に設ける。具体例1では、重み付け係数を用いる。この具体例1ではVisual Distanceを用いる。Visual Distanceについては後述する。
[具体例2]
この具体例2では、実施形態1、2を実現するために、VisualWeightを用いた具体例2を説明する。VisualWeight、および具体例1で説明したVisual Distanceについて説明する。
<1>Contrast Sensitivity Function(CSF)とその式
Visual Weightの算出に先立ち、まずContrast Sensitivity Function(CSF)とその式について説明する。後述するが、Visual Weightは、所定帯域におけるCSFの積分値として求められるからである。CSFとは、所定Visual distanceにおいて所定空間周波数のラインペア(縞)を観察した場合に、観察者が判別できる濃淡の差/和(=コントラスト)の逆数を示したものであり、実験で求められるものである。そして、一般的に、人間は高周波ほどコントラストを判別しにくい。
<2>VisualWeightの算出方法について、
CSFは「各周波数におけるウェーブレット係数の許容量子化誤差量」であるため、例えば垂直方向に1回デコンポジションして得られる1Hサブバンドの許容量子化量を考えるとする。1Hサブバンドは、ハイパスのウェーブレットフィルタが通過させた、ある周波数以上の周波数を広く含むが、どの周波数でのCSFの値を採用すればいいかに関しては、簡易に以下のように考える。
f = v・d・tan(π/360) (8)
であり、これが原画像が含みうる最大の周波数である。
f max= v・d・tan(π/360) (9)
であり、通常のウェーブレット変換では1回のデコンポジション毎に1/2にサブサンプリングされるため、デコンポジションレベル毎に空間周波数の最大値は半分になる。
[変形例1]
変形例1について説明する。図9中のステップS16、ステップS22において、背景R、前景P'のウェーブレット変換を9*7フィルタを用いて、行う場合を説明する。この場合には、図24と図26に示す値を用いて、上記式(7)によって、正規化を含めた量子化ステップ数を算出し、周波数係数の量子化を行う。ただし本変形例2の場合は、量子化後の係数の全ビットプレーンを符号化するのではなく、図33に示した数の下位サブビットプレーンの符号化を行わないようにする。ここで図33中のtは任意の整数であり、tの大小によって、符号量自体を選択することができる。
[変形例2]
次に変形例2について説明する。変形例2では、背景Rのウェーブレット変換を5*3フィルタを用いて、行う場合を説明する。下位ビットプレーンの符号化の省略によって量子化を行う例である。
図34は、5*3フィルタを用いて、ウェーブレット変換の周波数ゲインの平方根である。また、図35は、変形例2における、可逆色変換(RCT)のゲインの平方根である。上述したとおり、周波数ごとの係数を「周波数変換ゲイン×色変換ゲイン」の平方根の逆数(図36に示す)で除算しておけば、各係数に生じた量子化誤差の影響を、周波数間かつコンポ−ネント間で均等にすることができるが、本例では線形量子化を用いずに、下位ビットプレーンの符号化の省略によって量子化を行う。つまり、式(7)を用いて、図36の定数倍の値に、さらにVisual Weightを反映し、これを2のべき乗に変換した場合の指数(ただし整数に近似した値)として、符号化を省略するビットプレーン数を算出する。
[プログラム]
図41に、本発明による状態通知装置の主要構成を示すハードウェア構成図である。状態通知装置は、主要な構成として、CPU101、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)102、補助記憶部204、外部記憶装置I/F部205、入力部206、表示部207、及び通信装置208を含む構成である。
4・・・DCレベルシフト部
8・・・周波数変換部
10・・・量子化部
12・・・符号化部
14・・・パケット生成部
Claims (8)
- 原画像から、該原画像の絵柄が表示される絵柄部画像と、該原画像の非絵柄の色画像および該非絵柄の色画像以外の位置に占める特定画像が表示される非絵柄部色画像と、前記非絵柄の形状が表示されるマスク画像と、を生成する生成部と、
前記絵柄部画像および前記非絵柄部色画像を周波数変換する周波数変換部と、
前記周波数変換部により得られた前記絵柄部画像の周波数係数および前記非絵柄部色画像の周波数係数を量子化する量子化部と、
前記量子化された前記絵柄部画像の周波数係数および前記非絵柄部色画像の周波数係数を符号化する符号化部とを、有し、
前記量子化は、周波数ゲインのための正規化のための量子化を除き、
前記非絵柄部色画像の高周波帯域の周波数係数の量子化ステップ数を、前記絵柄部画像の高周波帯域の周波数係数の量子化ステップ数よりも小さくすることを特徴とする符号化装置。 - 原画像から、該原画像の絵柄が表示される絵柄部画像と、該原画像の非絵柄の色画像および該非絵柄の色画像以外の位置に占める特定画像が表示される非絵柄部色画像と、前記非絵柄の形状が表示されるマスク画像と、を生成する生成部と、
前記絵柄部画像、前記非絵柄部色画像を輝度・色差変換して、前記絵柄部画像の輝度および色差、並びに、前記非絵柄部色画像の輝度および色差を生成する輝度・色差変換部と、
前記絵柄部画像の輝度および色差、並びに、前記非絵柄部色画像の輝度および色差を周波数変換する周波数変換部と、
前記周波数変換部により得られた前記絵柄部画像の輝度および色差の周波数係数、並びに、前記非絵柄部色画像の輝度および色差の周波数係数を量子化する量子化部と、
前記量子化された絵柄部画像の輝度および色差の周波数係数、並びに、前記量子化された非絵柄部色画像の輝度および色差の周波数係数を符号化する符号化部と、を有し、
前記量子化は、周波数ゲインのための正規化のための量子化および輝度・色差変換ゲインの正規化のための量子化を除き、
前記非絵柄部色画像の、色差の量子化ステップ数/輝度の量子化ステップ数を、前記絵柄部画像の、色差の量子化ステップ数/輝度の量子化ステップ数よりも小さくすることを特徴とする符号化装置。 - 原画像から、該原画像の絵柄が表示される絵柄部画像と、該原画像の非絵柄の色画像が表示される非絵柄部色画像と、前記非絵柄の形状が表示されるマスク画像と、を生成する生成部と、
前記絵柄部画像、前記非絵柄部色画像を輝度・色差変換して、前記絵柄部画像の輝度および色差、並びに、前記非絵柄部色画像の輝度および色差を生成する輝度・色差変換部と、
前記絵柄部画像の輝度および色差、並びに、前記非絵柄部色画像の輝度および色差を周波数変換する周波数変換部と、
前記周波数変換部により得られた周波数変換後の前記絵柄部画像の輝度および色差の周波数係数、並びに、前記非絵柄部色画像の輝度および色差の周波数係数を量子化する量子化部と、
前記量子化された絵柄部画像の輝度および色差の周波数係数、並びに、前記非絵柄部色画像の輝度および色差の周波数係数を符号化する符号化部と、を有し、
前記量子化は、周波数ゲインのための正規化のための量子化および輝度・色差変換ゲインの正規化のための量子化を除き、
前記非絵柄部色画像の輝度の高周波帯域の周波数係数を最も量子化し、前記絵柄部画像の色差の高周波帯域の周波数係数を最も量子化することを特徴とする符号化装置。 - 前記量子化部は、周波数係数の下位ビットの破棄を行うことを特徴とする請求項1〜3何れかに記載の符号化装置。
- 前記周波数変換部は、周波数変換によりサブバンドごとに分割し、
前記サブバンドごとの前記量子化に対する重み付け係数を算出し、該重み付け係数で重み付けを行う重み付け部を有し、
前記重み付け部は、重み付け係数の算出に際して、前記非絵柄部色画像のVisual Distance<前記絵柄部画像のVisual Distanceとすることを特徴とする請求項1〜4何れかに記載の符号化装置。 - 前記符号化部は、JPEG2000方式を採用しており、
前記非絵柄部色画像に対しては、VisualWeightを適用せず、前記絵柄部画像に対しては、VisualWeightを適用することを特徴とする請求項1〜5何れかに記載の符号化装置。 - コンピュータを請求項1〜6何れかに記載の符号化装置として機能させるためのプログラム。
- 請求項7記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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