JP5245771B2 - 符号化装置、符号化方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Description
特許文献1には、画像データを第1の画像データと、第2の画像データと、第1、第2の画像データのいずれかを選択する選択データの3つのデータに分離し、それぞれ符号化した圧縮データを入力して、画像を合成復元する技術が開示されている。この特許文献1記載の発明は、後述するMRC(ミクストラスターコンテント)の基本的な構成の発明である。
特許文献2には、MRCにおいてマスクを分割し、部分画像へのアクセス性を向上させる技術が開示されている。なお、この特許文献2記載の発明は、マスクを分割するという点においてのみ、本発明と共通である。
特許文献3には、隣接するタイルのローパス係数とハイパス係数を利用して、タイル境界に隣接するハイパス係数を補正することによって、タイル境界歪みを除去する技術が開示されている。なお、この特許文献3記載の発明は、本発明と課題のみが共通である。
特許文献4には、タイル境界付近の係数の量子化の程度を抑え、タイル境界歪みを抑制する技術が開示されている。なお、この特許文献4記載の発明は、本発明と課題のみが共通である。
(i)前景か背景のいずれかを選択する
(ii)前景の値と背景の値の加重平均をとる
の2つの場合が可能であり、(i)の場合はマスクを二値にし、マスク値が1の場合に前景、0の場合に背景を対応させて選択を行うことが可能である。また、(ii)の場合には、マスクに8ビットの正の値を持たせ、以下の式で加重平均をとることが可能である。
合成画像=(マスク値/255)×前景+{(255−マスク値)/255}×背景
これらのいずれのタイプの合成をとるかは、前景とマスクのペアごとに指定可能であり、各ペア用のヘッダに記載する。
〈2〉CPU1は、RAM2上の画像を読み込み、後述する本実施形態の手法を用いてMRCモデルを用いた符号化を行う。
〈3〉CPU1は、符号化後のデータを、RAM2上の別の領域に書き込む。
〈4〉CPU1からの命令によって、符号化後のデータがHDD3上に記録される。
I(x、y)←I(x、y)-2^Ssiz(i) 順変換
I(x、y)←I(x、y)+2^Ssiz(i) 逆変換
ただし、Ssiz(i)は原画像の各コンポーネントi(RGB画像ならi=0、1、2)のビット深さから1を減じたものである。また、2^Ssiz(i)は2のSsiz(i)乗を意味し、I(x、y)は座標(x、y)における原信号値(画素値)である。
〔順変換〕
Y0(x、y)=floor((I0(x、y)+2*(I1(x、y)+I2(x、y))/4)
Y1(x、y)=I2(x、y)-I1(x、y)
Y2(x、y)=I0(x、y)-I1(x、y)
〔逆変換〕
I1(x、y)=Y0(x、y)-floor((Y2(x、y)+Y1(x、y))/4)
I0(x、y)=Y2(x、y)+I1(x、y)
I2(x、y)=Y1(x、y)+I1(x、y)
〔順変換〕
Y0(x、y)=0.299*I0(x、y)+0.587*I1(x、y)+0.144*I2(x、y)
Y1(x、y)=-0.16875*I0(x、y)-0.33126*I1(x、y)+0.5*I2(x、y)
Y2(x、y)=0.5*I0(x、y)-0.41869*I1(x、y)-0.08131*I2(x、y)
〔逆変換〕
I0(x、y)=Y0(x、y)+1.402*Y2(x、y)
I1(x、y)=Y0(x、y)-0.34413*Y1(x、y)-0.71414*Y2(x、y)
I2(x、y)=Y0(x、y)+1.772*Y1(x、y)
〔順変換〕
[step1] C(2i+1)=P(2i+1)-floor((P(2i)+P(2i+2))/2)
[step2] C(2i)=P(2i)+floor(((C(2i-1)+C(2i+1)+2)/4)
〔逆変換〕
[step1] P(2i)=C(2i)-floor((C(2i-1)+C(2i+1)+2)/4)
[step2] P(2i+1)=C(2i+1)+floor((P(2i)+P(2i+2))/2)
〔順変換〕
[step1] C(2n+1)=P(2n+1)+α*(P(2n)+P(2n+2))
[step2] C(2n)=P(2n)+β*(C(2n-1)+C(2n+1))
[step3] C(2n+1)=C(2n+1)+γ*(C(2n)+C(2n+2))
[step4] C(2n)=C(2n)+δ*(C(2n-1)+C(2n+1))
[step5] C(2n+1)=K*C(2n+1)
[step6] C(2n)=(1/K)*C(2n)
〔逆変換〕
[step1] P(2n)=K*C(2n)
[step2] P(2n+1)=(1/K)*C(2n+1)
[step3] P(2n)=X(2n)-δ*(P(2n-1)+P(2n+1))
[step4] P(2n+1)=P(2n+1)-γ*(P(2n)+P(2n+2))
[step5] P(2n)=P(2n)-β*(P(2n-1)+P(2n+2))
[step6] P(2n)=P(2n+1)-α*(P(2n)+P(2n+2))
ただし、α=-1.586134342059924
β=-0.052980118572961
γ=0.882911075530934
δ=0.443506852043971
K=1.230174104914001
理論的には、 左64、右63画素 で左>右
であるが、誤差を考慮するなら、誤差の大小関係にあわせて、
左 << 右
と完全に逆転させていいのである。
2 RAM
3 HDD
Claims (14)
- 背景画像及び前景画像の少なくとも1つを画素毎に選択する画像を符号化する符号化装置であって、
前記前景画像を、オーバーラップした複数の分割画像に分割する手段と、
前記複数の分割画像を、周波数変換を用いて各々符号化する手段と、
前記分割画像に重ね合わせるマスク画像を生成する手段と、を有し、
前記分割画像に重ね合わせるマスク画像によって選択される領域同士がオーバーラップする部分の面積は、前記分割画像同士のオーバーラップした部分の面積の和よりも小さいことを特徴とする符号化装置。 - 前記分割画像に重ね合わせるマスク画像によって選択される領域同士がオーバーラップしないことを特徴とする請求項1記載の符号化装置。
- 前記分割画像に重ね合わせるマスク画像の境界が直線ではない部分を有することを特徴とする請求項1又は2記載の符号化装置。
- 前記分割画像に重ね合わせるマスク画像によって選択される部分の、水平方向のオーバーラップ側の端部あるいは垂直方向の端部に位置する画素Aに生じる量子化誤差が、前記分割画像とは異なる別の分割画像に重ね合わせるマスク画像によって選択される部分の、水平方向のオーバーラップ側の端部あるいは垂直方向の端部に位置する画素Bに生じる量子化誤差よりも大きい場合に、前記画素Aから前記分割画像の端部であって前記画素Aに近い方に至る画素数を、前記画素Bから前記別の分割画像の端部であって前記画素Bに近い方に至る画素数よりも、大きくしたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の符号化装置。
- 前記分割画像に重ね合わせるマスク画像によって選択される部分の、水平方向の端部あるいは垂直方向の端部に位置する1つの画素に生じる量子化誤差が大きくなるほど、前記画素に隣接する前記オーバーラップ量を大きくすることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の符号化装置。
- 前記マスク画像の符号を、前記複数の分割画像の間で共有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の符号化装置。
- 背景画像及び前景画像の少なくとも1つを画素毎に選択する画像を符号化する装置が行う符号化方法であって、
前記前景画像をオーバーラップした複数の分割画像に分割するステップと、
前記複数の分割画像を、周波数変換を用いて各々符号化するステップと、
前記分割画像に重ね合わせるマスク画像を生成するステップと、を有し、
前記分割画像に重ね合わせるマスク画像によって選択される領域同士がオーバーラップする部分の面積は、前記分割画像同士のオーバーラップした部分の面積の和よりも小さいことを特徴とする符号化方法。 - 前記分割画像に重ね合わせるマスク画像によって選択される領域同士がオーバーラップしないことを特徴とする請求項7記載の符号化方法。
- 前記分割画像に重ね合わせるマスク画像の境界が直線ではない部分を有することを特徴とする請求項7又は8記載の符号化方法。
- 前記分割画像に重ね合わせるマスク画像によって選択される部分の、水平方向のオーバーラップ側の端部あるいは垂直方向の端部に位置する画素Aに生じる量子化誤差が、前記分割画像とは異なる別の分割画像に重ね合わせるマスク画像によって選択される部分の、水平方向のオーバーラップ側の端部あるいは垂直方向の端部に位置する画素Bに生じる量子化誤差よりも大きい場合に、前記画素Aから前記分割画像の端部であって前記画素Aに近い方に至る画素数を、前記画素Bから前記別の分割画像の端部であって前記画素Bに近い方に至る画素数よりも、大きくしたことを特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載の符号化方法。
- 前記分割画像に重ね合わせるマスク画像によって選択される部分の、水平方向の端部あるいは垂直方向の端部に位置する1つの画素に生じる量子化誤差が大きくなるほど、前記画素に隣接する前記オーバーラップ量を大きくすることを特徴とする請求項7から10のいずれか1項に記載の符号化方法。
- 前記マスク画像の符号を、前記複数の分割画像の間で共有することを特徴とする請求項7から11のいずれか1項に記載の符号化方法。
- コンピュータが読み取り可能なプログラムであって、
請求項7から12のいずれか1項に記載の符号化方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 - 請求項13記載のプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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JP2008306265A JP5245771B2 (ja) | 2008-12-01 | 2008-12-01 | 符号化装置、符号化方法、プログラム及び記録媒体 |
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